議事録 - 碧南市

平成27年度第1回碧南市都市計画審議会議事録
1
開催日時
平成27年10月26日(月)午前10時30分から
2
場
所
碧南市役所
3
出席委員
平岩統一郎
7階
議員大会議室
大岡一彦
鳥居勝行
小野博之
辻
祢宜田拓治
正三
加藤千一
安面光敏
石井
小澤
拓
山口春美
新美交陽
本多孝敏(代理
伊藤
磯貝
林田
要
幸雄
宏)
以上15名
(敬称略)
4
欠席委員
石附満江
5
出席職員
碧南市長
以上1名
(敬称略)
○事務局
建設部長
都市計画課
中村正典
課長
亀島弘樹
主幹
課長補佐兼管理係長
主査
鈴木直人
小笠原康夫
岡本淳志
○議案提出課
都市計画課(兼事務局)
6
傍聴者
1名
7
会議次第および資料
議事録末尾に添付
8
審議内容
-
(1)
○典
開会時間
午前10時28分
-
あいさつ
礼
定刻少し前ですけれども、皆様お揃いでございますので、ただ今から平成27年度
第1回碧南市都市計画審議会を開催いたします。私は本日の進行を務めさせていた
1
だきます、建設部長の中村です。よろしくお願いいたします。
本日の審議会は、配布いたしました次第に沿って進めさせていただきたいと存じま
す。始めに、市長よりご挨拶を申し上げます。
○市
長
みなさん、おはようございます。本日は平成27年度の第1回碧南市都市計画審議
会ということで開催させていただきましたところ、委員の皆様方にはお忙しい中ご出
席賜りありがとうございます。
また、平素は市政推進に格別のご高配を賜っておりますことに、厚くお礼申し上げ
ます。
ご承知のように、この審議会は、本市の都市計画に関しまして、土地利用ですとか、
道路、公園、下水道の整備計画などをご審議いただくために、市の条例で設置されま
した機関であります。
なお、本日は今年度第1回目の審議会でございますので、「会長・副会長の選出」
をしていただき、その後、1件の都市計画決定の変更案ということで生産緑地地区の
変更案につきましてご審議をいただくこということになっております。ぜひよろしく
お願いします。
この審議会を通しまして、碧南市がより調和のいい活気に満ちたまちになる事をお
願いを申し上げまして、簡単ではありますけれども招集挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○典
礼
市長ありがとうございました。
市長は公務のためここで退席させていただきます。
(
市
○典
礼
長
退
席
)
2
続きまして、本年度最初の審議会でございますので、簡単な自己紹介をお願いしたい
と存じます。
それでは、正面向かって右奥の大岡委員から事務局席側へお願いします。
○大岡一彦委員
あいち中央農協の碧南地区の担当の大岡一彦と申します。よろしくお願いします。
○安面光敏委員
碧南市の連絡委員会の幹事会、新川地区の副幹事で安面と申します。よろしくお願い
します。
○小澤
隆委員
農業委員会会長をやらせていただいております小澤
隆です。よろしくお願いします。
○鳥居勝行委員
碧南市土地改良区の副理事長の鳥居勝行です。よろしくお願いします。
○小野博之委員
建築士会碧南支部の支部長です。よろしくお願いします。小野と申します。
○加藤千一委員
こんにちは。愛知県知立建設事務所長の加藤です。よろしくお願いいたします。
○伊藤
宏委員(村瀨秀司委員の代理)
こんにちは。碧南警察署長の本多の代理で参りました交通課で規制を担当しています
伊藤と申します。よろしくお願いします。
○典
礼
引き続き正面向かって左奥の平岩委員から事務局席側へよろしくお願いします。
3
○平岩統一郎委員
碧南商工会議所の会頭を仰せつかっております平岩でございます。よろしくお願いい
たします。
〇石井
拓県議
愛知県議会議員
石井
拓でございます。どうぞよろしくお願いします。都市計画審
議会、大切な会議でありまた選任いただきましてありがとうございます。努めさせてい
ただきます。よろしくお願いいたします。
○山口春美委員
日本共産党の市会議員山口春美です。よろしくお願いします。
○林田
委員
碧南市議会の議員を仰せつかっております。林田
要でございます。よろしくお願い
いたします。
○辻正三委員
市会議員の辻です。よろしくお願いします。
○祢宜田拓治委員
市議会議員の祢宜田拓治でございます。よろしくお願いします。
○新美交陽委員
市会議員の新美交陽といいます。よろしくお願いたします。
○三島博委員
市会議員の磯貝幸雄です。よろしくお願いします。
○典礼
ありがとうございました。なお、本日欠席をされました委員のお名前についてもご
紹介させていただきます。
4
碧南市女性団体連絡協議会の石附満江委員でございます。欠席をされております。
よろしくお願いします。
委員の皆様におかれまして、任期は平成27年6月1日から平成28年5月31日
までとなっております。ご足労をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
(2)
○典
開会成立宣言
礼
それでは次第2「開会成立宣言」について事務局よりご報告をお願いします。
○事務局(都市計画課課長補佐)
事務局の小笠原です。よろしくお願いします。それではご報告申し上げます。本日
の会議の出席委員は現時点で15名であり、定数委員16名の過半数に達しておりま
すので、碧南市都市計画審議会条例第6条第2項の規定により、本日の審議会が成立
していることをご報告申し上げます。
(3)
会長及び副会長の選出
○典礼
はい、ありがとうございました。
次に、次第3「会長及び副会長の選出」に移りたいと思います。事務局より説明を
お願いします。
○事務局(都市計画課課長補佐)
碧南市都市計画審議会条例第5条第2項の規定により、「会長は第4条第2項第1
号
により任命された委員のうちから審議会の委員の選挙により選任する」こととな
っております。当審議会運営規程第2条第3項により、「委員に異議がないときは指
名推選の方法を用いることができる」となっておりますので、慣例によりこの指名推
選の方法を用いたいと存じます。よろしくお願いします。
5
○典
礼
説明のとおりであります。指名推選の方法にご異議はございますか。
○鳥居勝行委員
異議なし。
○典
礼
ご異議ないようですので、会長は指名推選とさせていただきます。ご指名者はご z
ざいますか。
○小澤
委員
はい、会長には商工会議所会頭の平岩統一郎委員が最も適任だと思います。
○典
礼
ただいま、ご指名を頂きました商工会議所会頭の平岩統一郎委員を会長として選任
してもよろしいでしょうか。
○鳥居勝行委員
異議なし
○典
礼
ありがとうございます。それでは、会長は平岩委員に決まりました。会長の席にお
移りをお願いします。
(
平岩会長、会長席へ移動
○典
)
礼
続きまして、「副会長の選出」に移らせていただきます。事務局より説明をしてく
ださい。
6
○事務局(都市計画課課長補佐)
ご説明申し上げます。副会長は、審議会条例第5条第2項の規定により会長が指名
すると定められております。以上です。
○典
礼
説明のとおりであります。会長から指名をお願いいたします。
○会
長
お聞きのとおりでございまして副会長は会長が指名する規定になっているようでご
ざいますので、私の方から副会長の職を指名したいと思います。副会長は中央農協の
大岡一彦委員にお願いしたいと思います。
○典
礼
ありがとうございました。副会長の大岡一彦委員には、会長を補佐していただき、
会長が不在等の場合は会長の職務を代理していただくことになります。よろしくお願
いします。
(4)
○典
会長あいさつ
礼
それでは次第に従いまして会長にあいさつをお願いしたいと存じます。
○会
長
みなさんおはようございます。ただいま選出されました、碧南商工会議所の会頭を
務めております平岩でございます。一言ご挨拶を申し上げます。
先程、
市長さんや事務局から説明がありましたように、この審議会は、碧南
市の土地利用や道路、公園などを計画的に作っていく、都市計画に関して審議する機
関でございます。
都市計画と申し上げましても、近い将来に実現できそうなものや、20年、30年、
もっと先を見据えてのものなど、いろいろあるわけでございますが、委員の皆様方の、
豊富な知識、経験をもとに広い見地で碧南市の将来像を検討していただければと思っ
7
ております。
この碧南がこれまで以上に、活気に満ちた、安全で暮らしやすいまちとなるように、
ぜひ皆様と共に努めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。微力ながら
最善を今日から尽くしていきたいと思います。
さて、お手元の資料、本日は議案が1件掲げられておるようでございます。委員の
皆様方には、議事が円滑に進行いたしますようご協力をお願いを申し上げまして就任
の挨拶とかえさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○典
礼
ありがとうございました。
当審議会の取りまとめの議長は、審議会条例第5条第3項の規定により会長と定め
られております。この先の議事の進行につきまして会長にてよろしくお願いします。
○会
長
はい、ただいまお聞きのとおりでございますのでよろしくお願い致します。それで
は議事が円滑に進みますようよろしくご協力をお願いします。本日の議事録署名者に
つきましては、安面光敏委員と小野博之委員にお願いしたいと思います。
(5)
○会
都市計画審議会の概要説明
長
それでは次第に従いまして進めていきたいと思います。次第5の都市計画審議会の
概要説明につきまして事務局より説明を求めます。よろしくお願いします。
○事務局(都市計画課長)
皆さんおはようございます。都市計画課長の亀島です。よろしくお願いします。
それでは、本日の都市計画審議会は、平成 27 年度
第1回の審議会でありますの
で、都市計画審議会の概要及び都市計画審議会の公開の2点について、ご説明いたし
ます。
はじめに、都市計画審議会の概要について、でございますが、お手元の資料「碧南
市都市計画審議会条例」をご参照ください。
8
当都市計画審議会は、都市計画法第 77 条の2、第1項及び第3項の規定に基づき
設置された審議会でございます。
当審議会の所掌事務として、第3条、第1号で「法によりその権限に属された事項
を調査審議すること。」とされております。
都市計画法では、市町村が都市計画決定をする場合には、市町村の都市計画審議会
の議を経て、その都市計画を決定するものとされております。従いまして、碧南市が
決定する都市計画については全てこの条項により、審議していただくことになります。
また、同条第2号で、「市長の諮問に応じ、都市計画に関する事項を調査審議する
こと。」とされております。これは、県が決定する都市計画について、都市計画法に
基づき県から市に意見を求められます。この場合、市長は当審議会の意見を聞いて県
に回答することとしています。
そして、同条第3号では、「都市計画に関する事項について、関係行政機関に建議
すること」なっており、当審議会は、碧南市に関わる土地利用や道路、公園など都市
計画全般に関してご審議頂く機関となっております。
これらにつきまして、ご理解頂きたいと思います。
それでは、都市計画にどのようなものがあるか、ということでありますが、お手元
にお配りしました資料1「都市計画の種類及び決定権者」をご覧ください。この一覧
表は都市計画の種類と決定権者を示したものです。
県が決定権者となる都市計画は、都市計画区域の整備、開発及び保全の方針や、市
街化区域と市街化調整区域の区域区分などの広域的かつ重要な土地利用方針に関する
都市計画や、一般国道、県道、大規模な公園・緑地、流域下水道などの広域的・根幹
的な都市施設が該当します。資料では、県の欄に丸印が付してある都市計画が対象と
なります。
その他の一市町村を範囲とする比較的小規模な土地利用計画及び都市施設の都市計
画は、市町村が定めることとされています。
お手元の「碧南市都市計画総括図」をお開きください。
碧南市の都市計画について、でございますが、市域の面積は、3,586haで全域が都
市計画区域となっています。
そのうち着色された部分は市街化区域で、面積は 2,117haであります。その他部
9
分は市街化調整区域で、面積は 1,469haであり、市域の約 60%が市街化区域となっ
ています。
市街化区域で定めた用途地域は、右下の凡例に示しているように、碧南市では、第
1種低層住居専用地域から工業専用地域までの 11 種類を指定しており、衣浦港に面
した工業専用地域約 662ha を始め、工業系用途地域が約 1,077ha で市街化区域の
50.9%を占め、名鉄駅周辺などの商業系用途地域が約 129ha で約 6.1%、住居系用途
地域が約 911ha で約 43.0%となっています。
都市計画道路は、全延長約 58.3kmで、図中、濃いオレンジ色で塗りつぶした路
線が完了路線で、薄いオレンジで塗りつぶした路線が暫定供用路線となっており、合
わせて約 48.8km、83.7%が供用しています。現在は、市北部の吉浜棚尾線、南部
の名古屋碧南線の事業を愛知県で行っています。
都市公園は、広域公園の油ヶ淵水辺公園を始め、総合公園が1箇所、地区公園が1
箇所、近隣公園が2箇所、街区公園が 38 箇所、合計 43 箇所が都市計画決定され、こ
のうち、40 箇所を供用しています。現在は、油ヶ淵水辺公園(広域公園)、伊勢町
公園(近隣公園)、権現公園(街区公園)の事業を行っています。
また、都市緑地は、須磨海岸緑地を始め5箇所が都市計画決定され、全て供用して
います。
土地区画整理事業は、松本土地区画整理事業を始め5地区を都市計画決定しており、
現在は、伊勢土地区画整理事業を行っています。
以上、都市計画審議会の概要説明とさせて頂きます。
つづきまして、都市計画審議会の公開について、ご説明いたします。
配布資料のタイトルで【碧南市都市計画審議会の公開について】(A4両面刷りのも
の)と記載のものをご覧ください。
碧南市では市の附属機関の会議公開のルールが整備され、平成 23 年7月以降、順
次運用されています。
都市計画審議会は、市の附属機関として位置づけられておりますので、このルール
にのっとり公開いたします。
主な内容は、資料の下段に太字で「公開とは」とある部分で、会議を傍聴すること、
会議の資料、議事録などをホームページでオープンにしていく、というものです。
傍聴にあたっての注意事項などはこの資料の裏面に掲載しておりますので、ご確認く
10
ださい。
以上で、都市計画審議会の概要及び都市計画審議会の公開についての説明とさせて
いただきます。
よろしくお願いいたします。
○会
長
はい、ただいま説明が終わりました。今の説明につきまして何かご質問があります
でしょうか。
(山口春美委員)
任期が始まった6月から約4か月たって初めての会議が開かれたんですが、私もそ
の度にこの審議会に参加している訳じゃないんですが、参加した時には大体生産緑地
の解除ぐらいしかテーマが無くて、ここで聞くと都市施設なんかもその他の小規模な
ものなんかも全部市の所管で、それについても審議会にかけていく可能性はあるとい
うことなんですが、実際に前例としてそんな過去まで遡らなくてもいいんですが、都
市施設だとか結構市民の皆さんに大きく関わる事なんですが、この議題として挙げた
前例はあるんでしょうか。
(都市計画課)
過去の前例ですけれども、大きい話で行きますと都市計画区域が衣浦東部から西三
河区域に再編された際には
全ての都市施設に関しまして審議をいただいております。
(山口春美委員)
なかなかお忙しい方がみえるので、年に1回か2回しかやらないんですけども、対
象は無限にあるんだけれども、執行部が考えてざっくり最小限度のことしか議題に上
げないということですよね。もっと積極的に6月に委員になっている訳ですから、初
顔見せも早めにやっていただいて、生産緑地の解除にとどまらず、もう少し積極的に
議題を上げていただきたいなと。執行部が決めるわけですから、そういう風に思いま
すのでぜひ今後検討していただきたいと思います。
11
(都市計画課)
審議会の開催ですけれども、基本的に行っておるのが都市変更、都市計画決定
を変更する際は都市計画審議会の議を経てということがございますので、その時は確
実にやっております。それ以外でいきますと、例えば都市計画マスタープランだとか
重要な計画を変更する際にはこのようなところで説明をさせていただきますのでよろ
しくお願いします。
(辻
正三委員)
今審議会の公開についてということを説明していただきましたけど、この審議会の
存在自体の市民の周知はどのような方法でされているんでしょうか。
(都市計画課)
市民の周知については、会そのものは都市計画法に位置付けられてそれにもたれて
条例に定められておりますので具体的にはそれ以上の事はございませんが、この会議
を開催するにあたりましては開催日だとか議案だとかをその辺を公開することで傍聴
とか参加できる形はとらせていただいております。
(辻
正三委員)
どのような手段で公開してみえるのかということを聞いているのだが。
(都市計画課)
市のホームページで公開しております。よろしくお願いします。
(6)
審議
議案第1号
○会
西三河都市計画生産緑地地区の変更(案)(碧南市決定)について
長
はい、意見も出尽くしたようですので次に移りたいと思います。
それでは6の協議事項に移りたいと思います。
12
今回の議案は次第にございますとおり1件でございます。
まず、議案第1号「西三河都市計画生産緑地地区の変更(案)(碧南市決定)につい
て」を議題とさせていただきます。これにつきまして議案提出課から説明をお願いし
ます。
○議案提出課(都市計画課長)
それでは、「議案第1号
西三河都市計画生産緑地地区の変更(案)(碧南市決
定)について」、ご説明させて頂きます。
1ページをお開きください。
生産緑地地区は、市街化区域内にある農地等で、良好な生活環境の確保に相当の効
用があり、かつ、公共施設等の敷地の用に供する土地として適した一団の土地を都市
計画に定めるものであります。
都市計画を定める者は、都市計画法第 15 条の規定により、市町村が定めるものと
されており、碧南市が都市計画決定の変更を行うものであります。
1
変更の趣旨
でありますが、
平成4年 12 月4日付け碧南市告示第 35 号で、当初、生産緑地地区を指定して以降、
これまで、公共施設の設置や買い取り申出等により、位置・形状の変更を行ってきて
おります。
今回の変更は、平成 26 年1月から平成 26 年 12 月までに買い取り申出が行われた
箇所および地積更正が行われた箇所、について指定区域の変更を行うものでございま
す。
2
変更内容
でありますが、
現在の生産緑地地区の面積は 49.1haで、変更後の面積は 47.5haとなり、1.6h
a減少するものでございます。
3
変更箇所についてご説明します。
変更箇所は、表の番号欄(1)から(11)までで、変更の理由は、農業の主たる従事者
の死亡もしくは故障により生産緑地での営農の継続が困難であるとして買い取り申出
されたもの、これに伴い面積要件不足となり生産緑地地区の除外が必要となったもの、
13
地積更正が行われたことにより面積の変更が必要となったものでございます。
3ページ以降に位置図を添付しておりますので、併せてご覧ください。
位置図は、図面で着色された区域が生産緑地地区の指定箇所で、今回除外する箇所
を斜線で表記しています。
表の番号(1)は、丸山町ちびっこ広場西の丸山町6丁目 47 番、56 番の2筆、596 ㎡
を除外するものでございます。
番号(2)は、新川中学校西の山神町4丁目 94 番、799 ㎡を除外するものでございま
す。
番号(3)は、丸山町ちびっこ広場の南東の西山町1丁目8番1を始め 16 筆、4,024
㎡を除外するものでございます。このうち、西山町1丁目 12 番、112 ㎡は、買い取
り申し出に伴い、一団の土地としての面積が 500 ㎡を下回り、面積要件不足となって
除外するものであります。
面積要件不足となって除外する箇所は、3ページの(3)の箇所図で示しております。
番号(4)は、ヤマシン株式会社の東の西山町2丁目 58 番1、584 ㎡を除外するもの
でございます。
番号(5)は、ヤマシン株式会社の南東の西山町2丁目 105 番1始め3筆、2,240 ㎡
を除外するものでございます。このうち、西山町7丁目 12 番8、307 ㎡は、他の買
い取り申し出に伴い面積要件不足となり除外するものであります。
面積要件不足となって除外する箇所は、4ページの(5)の箇所図で示しております。
番号(6)は、県営金山住宅西の東山町2丁目 18 番、202 ㎡を除外するものでござい
ます。
4ページをお開きください。
14
番号(7)は、西山区民館の北東の東山町4丁目9番始め6筆、2,509 ㎡を除外する
ものでございます。
番号(8)は、ガスト碧南店北の緑町3丁目 87 番2始め3筆は、地積更正によるもの
で、面積の減少が4㎡でございます。これは、当該地の土地の境界確認を行ったとこ
ろ、
公図と現況で道路構造物等の位置関係が異なっていたため、土地の交換等によ
り地積更生が行われたもの、であります。
番号(9)は、市営新道住宅西の新道町2丁目 51 番1、1,854 ㎡を除外するものでご
ざいます。
番号(10)は、尾城公園南西の尾城町3丁目8番1、3丁目9番の2筆、1,649 ㎡を
除外するものでございます。
番号(11)は、東中学校東の天神町4丁目 45 番、903 ㎡を除外するものでございま
す。
4
今後の予定ですが、
本日の碧南市都市計画審議会での審議を踏まえて、知事協議を 10 月下旬に行う予
定でございます。
なお、変更案の縦覧は、市広報8月15日号及び市のホームページでお知らせし、
8月20日(木)~9月3日(木)までの土日を除く2週間の期間で行った結果、閲
覧は1件で、意見書の提出はありませんでした。
また、変更案について、9月 11 日に開催されました、市議会経済建設部会で報告
しております。
5
効力発生の日ですが、変更告示を行う 12 月中旬を予定しております。
以上で、「議案第1号
西三河都市計画生産緑地地区の変更(案)(碧南市決定)
について」の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
15
○会
長
ただ今議案の説明が終わりました。それではただ今より審議をしたいと思います。
議案第1号「西三河都市計画生産緑地地区の変更(案)(碧南市決定)について」
ご質問等ございましたら挙手をもってお願いしたいと思います。
(山口春美委員)
全部の件数ですが、買取申出価格を坪単価で教えてください。
(都市計画課)
買取希望価格ですけれども、今、㎡単価で数字を持っておりますので、それを3.
3倍するということでご理解いただきたいと思います。
(1)~(5)が10万円。(6)が8万円。(7)が8万円から9万2千円。(9)が4万3千円。
(10)が9万円。(11)が10万円です。
(山口春美委員)
この制度が始まってから23年ということで、大体この関係者の皆さんにもこの制
度の趣旨が分かってみえたと思うんですが、坪30万という今ではなかなか考えられ
ないような高い値段を示されて市に買取を求められるんですが、実際あとで聴きます
が、買取はされなかったということで除外をされるということになるんですけれども、
こういうことを繰り返してきたわけです。
で、通算23年間でその生産緑地を除外して、除外されるとじきに宅地開発された
りして売却されてしまうと。市価の値段で。市にはほとんど買取がされないので、市
価の値段で買取がされて宅地開発されてくるんですが、まあ言うまでもなく市街化区
域内の緑地というのはこの狭い碧南市の中で、震災だとか緑化の提供だとかいろんな
意味で複合的な優れた効果があるものです。
でも、まったく対策もなしでこの制度に、この申請をされた人たちは制度に乗っか
って出されているものばかりなんですが、無くなっていくだけで傍観している市の姿
勢というのはやっぱりこれはダメじゃないかというふうに思いますので、過去の間、
除外された総面積というのはどれだけになるんでしょうか。改めて伺います。
16
(都市計画課)
生産緑地地区ですけども、当初生産緑地として指定した面積が69,4haござい
ます。今回の変更案を考慮しますと47.5haということになりますので、21.
9haの減少ということになります。
(山口春美委員)
で、今回も含めて買取件数はどれだけあったんでしょうか。今回、ずっとすると普
通私たちが買える50坪くらいの宅地にすると、100軒分くらいがもうだめになっ
てしまうこと、市街化の中で宅地開発されるじゃないかという危惧を持っているんで
すが、買取実績なんかも含めてどの程度あるんですか。
(都市計画課)
今回の案件につきましては、買取はございません。過去の実績につきましては6件
の買取を行っております。面積にしまして約1.1haになります。
(山口春美委員)
全国的にも江戸川区だとか例があって、制度の発足時は農家の皆さん、土地を持っ
てみえる方に制度の趣旨が十分に分からなくて、生産緑地申請をしておくと市街化農
地でも税金がうんと安くなって引き続き農業ができるというメリットがあるというこ
とが分からなくって、とりあえず売り買いしたりする、相続なんかの関係もあるし、
市街化農地にしておくかということで選択された方も多いと思うんです。
でも、ぜひ削っていくだけではなくて、市街化の中の生産緑地に改めて認定したい
という方についても、一度もアンケートなんかやったことないですよね。一旦議会の
方でも調査してみますという言葉を言われることもあるんだけれども、愛知県内でも
西三河の中でもこの実際再申請ということがないもんですから、まあ、そこで腰を折
ってしまって止めてみえるということで、碧南市はとりわけ危険な地震や津波の危険
性もあるし、市域も狭いわけですから、もし市街化農地の中で再び生産緑地にしてほ
しいという方が見えるならば、門戸を開くべきだと思うんですが。アンケートなんか
もやられていないんですよね。ただ、高くて買えません、だめです、却下です、除外
します
だけではまちづくりにならないと思いますけれども。
17
(都市計画課)
まず、生産緑地に関するアンケートですけれども、過去に一度行っておりまして、
実施期間が平成21年の12月25日から22年の1月31日までということでやっ
ております。
この時のアンケートの意見として追加指定を受けたいといったものが19.1%で、
受けたくないもしくは分からないと答えた方が80.9%ということです。
追加指定を受けたい方の理由としては、固定資産税の減額を希望するような内容が
多い状況の中では、数字的には皆さん追加指定については積極的でないのかなと感じ
ております。受けたくない分からないという方が8割いるという状況の中ではですね。
あと一つ立ち返って、生産緑地の趣旨に戻りますけれども、生産緑地については、
市街化区域内にある農地で、良好な生活環境の確保に相当の効用があってかつ公共施
設等の土地に供する土地に適したものということの中では。買取申出が出た際には知
立建設事務所と碧南市の中では公共施設に必要かどうかという議論をいたしまして判
断してきておるところでございますので、今のところなかなか買えてないという状況
でございます。
(山口春美委員)
その生産緑地の除外がされてしまったのが3分の1ですよね。21.9、21ha
ということで。で、アンケートをやったら2割の方がやってもいいと言われたのに消
極的ということはないと思うんですよね。もうすでに何人かはやられている訳ですか
ら、それに時代が追ってくると税金がえらいかかるなと、あの時申請すればよかった
なというふうに思っている皆さんに向けて、多くの皆さんは引き続き農地としてある
いは緑地として活用していきたいと思った方は、一旦は生産緑地を選択してみえる訳
だから、その人達全部にアンケートしたうえで2割の方が再申請したいということを
言ったんですよね。結構高いニーズだったと思うので、なんでその時に却下してしま
ったのか知らないですけれども、やっぱり3分の1削除してしまうこういう手続きを
私達承認する訳ですから、もうこれに補てんする措置、対案もきちっとやっていただ
きたいと。で、とにかく2割の方が見えるんだったら、再受付をして全国に名だたる
碧南市の立場でね、防災対策、町のゆとり、緑を確保するという意味で対案として明
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確に打ち出すべきじゃないですかね。それはぜひ強く要望したいと思います。ただ削
減するのにただ手をこまねいて賛成するだけということでは私たちも歯がゆい思いが
しますので。いかがですか。
〇(会
長)
今のは意見ですか。質問ですか。
(山口春美委員)
質問です。質問もします。
(都市計画課)
生産緑地の解除に当たっては、碧南市としても公共施設として必要な土地というこ
とであれば買っていくという考えに変わりはございません。で、今後追加指定という
話になりますと、その土地が公共施設の用地として要るかどうかという判断をしてい
くときに現状それに見合う計画を持っておりませんので、今現時点で追加指定をその
まま受けていくということではならないということで考えております。
(山口春美委員)
でも、市民の中には本当にちびっこ広場が欲しいだとか公園が欲しいだとかいろん
なニーズがあるのに、何もその市が勝手に、部課長が決めて、市長が決めて、必要な
いと言われるとなっておるのはいささか違うじゃないかと思うんです。確かに高い値
段で言ってみえるのでね、坪30万だとか。だけど、この(9)のところの新道町は、
4万だから12万そこそこ、で、これなら買える値段じゃないか。スーパーで買いも
んする訳じゃないけども、買える値段じゃないんですかね。これは場所柄があんまり
良くないんですかね。これなら買えるし、市民はやっぱりまだまだ公園緑地が欲しい
ということを要望されてみえると思うんですけれどね。なんの理由で駄目駄目にしち
ゃったんですか、これ、全部。
十把一絡げで公共用地は要らないという判断で却下なんですか。一件一件理由を言
ってください。
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(都市計画課)
理由ですけれども、市の中で全ての部署で要るか要らないかという判断をしてお
りますので、この場で私から理由を簡単に答えることはちょっとできないところなん
ですけれども、例えば(1)で言いますと久沓公園という街区公園が近隣にあります。
(2)につきましても相生公園がございます。(3)は街区公園ということではありません
けども丸山町ちびっこ広場だとかあじさい緑地といったこういった広場があります。
(4)はちょっと近隣にございませんけれども、(5)が西山町児童遊園、(6)が東山のち
びっこ広場、(7)が西山町児童遊園、(8)については近くに油ヶ渕水辺公園の計画がご
ざいます。(9)は少し離れますけれども踏分公園がございます。(10)については尾城
公園がございます。といったところでですね、近隣にある程度のものがあるという中
で公園緑地としての必要性は低いと判断されたのではないかなというように思ってお
ります。
(山口春美委員)
今日の議題は、皆さんそれぞれが買取を申し出をされて、この網を外していただか
ないとそれぞれのいろいろな事情があって、相続だとか宅地開発したいだとかいろん
な事情があって申請してみえるので、手続きが揃えば私たちも賛成せざるを得ないん
ですが、今後については年にいっぺんぐらいこういった事をやるんですよね。だから
きちっとそういう対案を示していただいて、減らす一方じゃなくってやっぱり再度再
申請の門戸も開けて、いつでもどうぞという形で一件でも二件でも生産緑地を増やし
ていくということでお願いしたいし、今言った個別の買い取り単価だとか過去の変更
状況だとかは資料としても明記していただいて分かりやすくしていただきたいなと思
いますので要望しておきます。
〇会
長
その他にございますか。はい、小澤さん。
(小澤
隆委員)
農業委員会としてですけれど、農家の地主さんからはその市街化区域の中の農地、
それを持ってみえる方で宅地利用とか資産運用できない人もあります。だけど生産緑
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地にしていないと、そういう方も大勢ある訳で。そういう方は、最近都市農業推進法
ですか、それができてきて、新たな宅地供給も必要ですが、都市の中の緑地が大切だ
とそういった動きもありますし、今言われるようにまた再申請といいますか、新たに
新しく生産緑地として認定を希望する農家も相当います。
今、そういった宅地内で農業をやっておられる人も条件が合えば、税金対策もして
いかないと、野菜作っても全部税金で持っていかれちゃうと、そういったことででき
る人はいいですが、そうでない人は緑地として維持していきたいということでそうい
う希望もありますので、そこら辺の配慮もお願いしたいと思っています。希望はある
ことは確かに相当あります。
〇会
長
その他ございますか。
(新美交陽委員)
生産緑地が指定されて、平成4年に指定されたということですね。その時に当初
30年間は百姓をやらにゃあかんという決まりがあったと思います。その途中でいろ
いろ事情があってお止めになって。その後の利用はいろいろ形態があるでしょうけれ
ども、その場合には過去の猶予されておった、まあ減額されておった税金を払わなけ
ればいけないという決まりが私はあったと思いますが、そういったことについてはど
ういうふうになっておるのでしょうか。
(都市計画課)
そういうことはございません。
(新美交陽委員)
ないですか。そうですか。そうすると、余計ですね制度自体がですね、まあぶっ
ちゃけた話、指定した人が得して、指定しなかった人がまあ何十年かたって何億円で
売れるよということを良く知っている人がそういうことをやったと、知らない人はや
れなかったというようなことにもなりかねないということで、私は罰則と言いますか
過去の税金を払わなければいけないということがあったように思っていたんですけど
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も、それすらないというような制度というのはちょっといかがなものかなというふう
に私は思います。
都市の中ではね、公園に利用したりいろんな利用したりということはそれはそれ
として有効なことだとは思いますが、こういう非常に不公平なこういったことがこの
ままいっていてですね、みんな市に何億円で買い取れなんていう話は、馬鹿な話はな
いわけで、こういうことはちょっとやっぱり見直しをしていただきたいなと私は思い
ます。
今、23年ですか。23年経って私はそう思っていたんですよ。20年分の税金を
払えば、市街化区域並みの宅地で坪30万で売れるよというふうな制度があったよう
に思っていたんですけれども、それはないんですね。最初からなかったんですか。
だから、30年やらない人がそういう罰則があるよということだったんですけれど
も、それもなかった。
先ほども小澤さんも言われたんですけれども、同じ農地をやっておってその中に
はまっておる人とはまっていない人とでは農地で税金が違ってくるよという話にもな
りかねない話で、この辺をやっぱりただこう出てきたからといって故障、買取と言わ
れてね。故障といっている人も農業委員会で問題になったと思いますけれども、故障
になっている人が、表でおじいさんが畑やっているよという馬鹿な話がある訳で、そ
の辺をやはり厳格にやっぱりやらないと、非常に市民の皆さんにとって不公平なこと
が起きておるんじゃないかということを思います。これはこれで皆さんそれは理由が
あって申請されておる、まあ故障についても医師の診断書があるから市は知らないと
いう返事だと思いますけれども、やはりその後でも地区の皆さんからすると、診断書
が出ているにしてはおかしいじゃないかという意見も農業委員会でも出ていたかと思
いますけれども、そういったことも税の公平性から考えますと、やはりきちんと事実
に合わないことは問いただすということが必要なのではないかと私は思います。
〇会
長
その他ございますか。
(辻
正三委員)
新美委員の話とかぶりますけれども、先ほど課長の説明で、買取申出や除外の申
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請の理由としては生産緑地での農業が出来なくなった場合ということ言われたんです
けれど、生産緑地以外ではやっておっていいということですか、その人は。
故障した場合は、たとえば治療を受けて治るという場合もあるし、死亡された方は
どうしようもないと思うんですけれど、そういったこともあると思うんです。
だけど、でのということを言われましたので、他所でやっておっていいということ
ですか。
(都市計画課)
そういう意味での、でのということではございません。あくまで営農、農業に従事
できないということだと考えております。
(辻
正三委員)
農業は廃業されちゃったってことだね。そう理解していいんだね。分かりました。
(山口春美委員)
この人たちは、要するに高い値段をつけて市に買取がされないようにということで
申請を出してみえるので、市が買い取っちゃうとこの民間宅地転用ができないので、
その網を外したいだけの申請なので、本気で30万で買うつもり全然ないんだけれど、
もともとこの制度はその他にも市民農園だとか、緑地利用だとかいろいろあったじゃ
ないですか。メニューが。この活用、網を解きたい場合の活用ですよ。だけど市民農
園も何にもしてこなくって、ただ買取は出来ませんという、こんな高い値段ではでき
ません、周り公園があるからできませんということでやってみえたんだけれども、も
っと初めはメニューがいっぱい行政側にもあって、まさしく市街化の緑地を守るとい
う法律ということでいったんだけれど、実態はのところは農家に市街化農地の中では
排除していって、どんどん宅地化を進めていってしまうというまさにペテンとごまか
しの法律だったので、そういうことがだんだん分かってきたもんだから、高い値段を
つけて市に買取がされないように、そうしたら民間の方に売って宅地開発、現金にな
れば相続税が払えるしということなのでね。その他のメニューというのがあっても全
然碧南市の中には視野に無いんですか。そうなると市民農園を作ったりするときは、
買取じゃなくても他の方法があるんじゃないの。そういうふうに初めは法律できめら
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れたんじゃないんですか。緑地を文字通り残していくために。違うのかね。
こんな単純な高い値段をつけてご破算にするなんてことじゃなかったと思うけどね。
(都市計画課)
いろんなメニューという観点で一応碧南市の中のいろんな全ての部署に投げかけを
して判断しておるということですので、ご理解いただきたいと思います。
○会
長
はい、ありがとうございます。意見が大分出ました。それでは出尽くしたように思
いますので、ここで議案第1号につきましてお諮りをしていきたいと思います。議案
第1号「西三河都市計画生産緑地地区の変更(案)(碧南市決定)について」、原案
のとおり承認することとしてよろしい方は挙手を以ってお願いしたいと思います。
(
委
員
○会
)
(
挙手全員
)
長
ありがとうございました。はい、挙手全員でございます。ありがとうございました。
よって原案どおり承認とさせていただきます。
本日の予定しました議案は1件でございます。(7)にその他とございますが、本
日(7)その他で事務局からの方で用意されたものはございますか。
○事務局(都市計画課課長補佐)
特にございません。
○会
長
はい、ありがとうございます。
それでは、平成27年度第1回碧南市都市計画審議会を閉会とさせていただきます。
皆さん長時間ご審議ありがとうございました。
(
閉会時間
午前11時23分)
24
議事録署名
氏
名
氏
名
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