銭湯の入り方 - 大田浴場連合会

銭湯の入り方
◆銭湯に行きましょう
•バスタオル、タオル、石鹸、シャンプー、リンスなど普段家でお風呂に入るとき使
う道具を、手軽なバッグに入れて銭湯へ向かいましょう。
•もちろん、何も手ぶらで行っても大丈夫!ほとんどの銭湯には、ミニ石鹸、ミニシ
ャンプー、ミニリンス、タオルとかを販売しております。
•お勤め帰りにちょっとお風呂へ、ということも可能です。また、入浴セットを販売
している銭湯もあります。
◆お風呂屋さんに入り
•まず入口で履物を脱ぎ、下足箱に入れましょう。
ましょう
•ブーツなどは収納できない下足箱もあるので気をつけましょう。
•履物を入れたら必ず下足札(ロッカーの鍵)を抜いて失くさないようにしましょう。
•銭湯には番台式とフロント式があります。
•男湯と女湯に分かれていて、暖簾や扉に男または女と書かれています。入り口を間
違えないようにしましょう。
●入浴料金を払いまし •まず番台かフロントで入浴料金を払います。
ょう
•入浴券の自動販売機を設置している銭湯もあります。
•1 回の入浴料金は、大人(中学生以上)は 460 円、小学生は 180 円、小学生未満
は 80 円です。(平成 27 年 4 月現在 東京都)
•10 回分の回数券も 4,200 円で販売しています。(平成 27 年 4 月現在 東京都)
•(大田区の場合)親と一緒ならば、未就学児二名迄無料です。
•サウナ等を利用する場合は、別料金を支払う銭湯もありますので、受付で確認して
ください。
◆料金を払ったら脱衣
•番台式の銭湯は、たいてい番台の先に脱衣室があります。
室に向いましょう
•フロント式の銭湯は、フロントの脇に男女の脱衣室の入口があり、たいてい女湯と
男湯の暖簾がかかっています。
•脱衣室で衣服を脱ぎましょう。脱いだ服はきちんとロッカーや棚に入れましょう。
•ほとんどの浴場はロッカーを設置しています。必ず施錠して鍵を手首などに巻いて
浴室へ向かってください。
•ごくまれに、ロッカーではなく昔ながらの脱衣カゴを設置している銭湯もありま
す。こういう銭湯では、財布など貴重品は番台に預けてください。
•下着や水着などを着て入ると、湯船によごれを持ち込む原因になります。銭湯では、
これは NG なので衣服は全て脱ぎましょう。
◆浴室に向いましょう
•銭湯入浴のスタートは「かけ湯」から始まります。
•みんなが入る浴槽には、体をまず流して清潔にして入ることが大切です。蛇口の湯
を桶に取り、体に湯をかけて汚れを落としましょう。
•いきなり熱い湯船に入るのは体にもよくありません。かけ湯をして体を馴染じま
せ、体のよごれもよく落としてから湯船に入りましょう。
•浴槽につかってから体を洗うのが一般的ですが、浴槽につかる前に、全身を洗う人
もいます。
◆浴槽につかりましょ •浴槽に長い髪の毛やタオルをつけたりすることは、衛生的にも良くなく、他のお客
う
さんも不愉快に思うことです。髪の長い人は結ぶようにしましょう。
•銭湯のお湯は家庭のお風呂より熱めのところが多いようですが、湯船のお湯は消毒
をしていたり、適温に保っていたりします。
•利用者が勝手にたし湯をしたり、お湯をぬいたりすると、お湯の温度の調整がくる
ってしまうのでやめましょう。
•お湯の温度が体に合わない場合は施設に相談しましょう。
•みんなで使う場所なので、勝手に水を出すとトラブルの元になります。たし湯をす
る場合は一緒に入浴している他の人にきちんと断ってから行いましょう。
◆体を洗いましょう
•髪や体を洗うときは浴槽のお湯ではなく、蛇口でお湯を出して使います。
•お湯と水とが別々の蛇口になっているところが多いです。桶のお湯を適温に調整し
ましょう。
•シャワーを使用する場合は、慣れないと隣の人にお湯がかかったりしますから気を
つけましょう。
•シャワーや蛇口のお湯(水)を出しっぱなしにするのはやめましょう。
•水は貴重な資源です。大切に使いましょう。
•洗い終わったら床に散ったシャンプーや石けんの泡は流しましょう。
•使った桶やイスは、洗ってもとの場所に戻しましょう。
◆お風呂から上がりま •浴室から脱衣場に戻る際は、濡れた体をタオルでよく拭いてからにしましょう。
しょう
•脱衣室床が濡れないように足の裏の水気も、足拭きなどで取りましょう。
•脱衣室床が濡れていたら、滑って危険なので気をつけましょう。
•バスタオル、タオル等で体の仕上げ拭きをし、服に着替えましょう。
•有料でドライヤーやマッサージ器などを設置している銭湯もあります。
•入浴で汗を流した後は、水分を補給しましょう。
•ロビーなどで飲み物などを飲みながらゆっくりくつろげます。
•帰るときは、忘れ物がないように確認しましょう。
◆こんな時は入浴しな •体調が悪いときや飲酒後は入浴しないようにしましょう。
いようにしましょう
•入浴は思いのほか体力を消耗し、病状が悪化することがあります。体調が悪いとき
は必ずお医者さんに相談しましょう。
•感染症など他の人に病気をうつしてしまう場合もあるので、お医者さんに入浴を止
められたときは指示を守りましょう。
•お酒を飲んで入浴するのは事故の危険があるのでやめましょう。
◆その他
•他のお客様の迷惑になりますので撮影はご遠慮ください。
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