今さら人に聞けない!! インドネシアって、どんな国

今さら人に聞けない!!
株式市場には、市場拡大が見込まれる何らかのテーマが常に存在します。ここ
平成 25 年6月 20 日
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大木登志枝
では、‘何となく知っているものの、ぼんやりとしたイメージしか描けない’インド
ネシアについて、要点を分かりやすく解説します。
インドネシアって、どんな国 ?
過去 15 年間に、通貨危機、爆弾テロ、地震・津波、政情不安などにみまわれたインドネシアに対して暗
いイメージをお持ちの方も多いかもしれません。今、インドネシアは、こうした混乱を乗り越え、安定と成
長を手にし、現在はチャイナ・プラス・ワン(中国のみに投資するリスクを回避するために中国以外の国に
投資を行うという戦略)の候補として期待されています。
インドネシアは、東南アジア最大の国土を持ち、豊富な天然資源に恵まれ、世界第4位の人口と世界最大のイスラ
ム教人口を擁する国です。スハルト政権による長い権威主義体制を経て、通貨危機後、自由化・民主化が進み、2004
年の大統領直接選挙が建国史上初めて平和裏に実施されました。政治の安定を得たインドネシアは、現在、経済成
長の軌道に乗っています。20 年には中間層が人口の3分の2を占めると予想され(「通商白書 2010」より)、その巨大
な消費市場は世界から注目を集めています。また、第二次世界大戦後の独立以来、政治・経済から文化に至るまで
日本と密接な関係を築いており、日本にとっても重要な国であります。
インドネシアの国土と民族・属性
インドネシア共和国(以下インドネシア)は、赤道付近に位置し、主要5
島(ジャワ島、 カリマンタン島、スマトラ島、スラウェシ島、ニューギニア
島)と約1万 8000 の島々からなる群島国家で、面積は約 189 万平方キロ
メートルと日本の約5倍の広さになります。人口は約2億 3800 万人(10
年)、世界第4位の大国です。
民族は、大半がマレー系(ジャワ、スンダなど約 300 種族)で、経済面
で重要な地位を占めている中国系は人口の約3%に過ぎません。宗教
的には、イスラム教徒が人口の 88.1%(約2億人)を占め、インドネシア
は世界最大のイスラム教徒を擁する国家です。とはいえ、イスラム教は
国教ではなく、憲法で信
教の自由が保障されてお
(出所:外務省)
り、キリスト教(9.3%)、ヒ
ンズー教(1.8%)なども信仰されています。言語をみれば、国語はインド
ネシア語ですが、英語、オランダ語、他にジャワ語など多数の民族の言
語が話されています。このように、多様な言語、宗教が混在する多様性
がインドネシアの特徴のひとつとなっています。
スンギギビーチ(ロンボク島) (写真提供:インド
ネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省、以
下同様)
気候は高温多湿の熱帯性気候で乾期(4~9月)と雨期(10~3月)に
分かれます。日本と同じ世界有数の火山国でもあり、地熱資源量では世
本資料は投資の参考となる情報提供を目的としております。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。株式は、
株価の変動や発行者の信用状況の変化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。外国株式(外国株預託証券等を含む)についてはほか
に、為替変動リスク、カントリーリスク等があります。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成されています
が、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。最終ページに重要なお知らせ<注意事項>がありますので必ずお読みください。
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界第1位です(日本は第3位)。
インドネシアは、熱帯のビーチ、山、森といった自然のほか、ボロブドゥー
ル遺跡(世界最大級の仏教遺跡、1991 年に世界遺産に指定)、プランバナン
寺院(世界で最も美しいと言われるヒンズー遺跡)など深い歴史と伝統をもっ
た文化遺産に恵まれています。両者を併せ持つバリ島がインドネシアで最も
人気のある観光地です。
トラジャ族の伝統家屋(スラウェシ島)
インドネシアの政治体制
インドネシアは 17 世紀から太平洋戦争中の日本軍の占領まで約 300 年間
という長い間オランダに支配されていました。終戦の 1945 年に独立を宣言、
オランダとの独立戦争を経て、49 年にオランダから独立承認の獲得に成功し、
50 年に国連へ加盟しました。
独立以来、政体は元首を大統領(任期5年)とする共和制です。民主主義
国家を掲げていましたが、スハルト政権による権威主義体制が 30 年以上続
ムルデカ広場(ジャカルタ)
き、本来の民主主義体制へ転換したのは独立から 50 年以上を経た 04 年で
した。97 年の通貨危機後より始まった民主化の動きは、徐々に自由と人権の保障、三権分立、地方自治の制度確立と
いう形で実り、04 年に建国史上初めて直接選挙による大統領選が平和裏に行われたのです。その際、選出されたスシ
ロ・バンバン・ユドヨノ大統領は、テロ・治安対策や汚職・賄賂撲滅、新投資法の制定に注力するなど、国民の支持を得、
09 年に2期目も当選を果たしました。次期大統領選は 14 年ですが、3選は憲法上禁止されているためユドヨノ大統領の
再選はなく、誰が大統領に選出されるかが注目されています。
インドネシアの最高立法府は国民協議会(MPR)であり、国民議会(DPR:任期5年、定数 560 名)と地方代表議会
(DPD:任期5年、定数 132 名)によって構成されています。
外交面では、「全方位外交」を展開し、ASEANのリーダーとしての役割を積極的に果して、今日、インドネシアは国際
社会の中で存在感を増しています。
インドネシアの国旗と国章
インドネシアの国旗は「高貴な2色旗」と呼ばれ、13~15 世紀のマジャパヒト
王朝以来の歴史を持つ色とされています。赤は自由と勇気を、白は正義と純潔
を意味するといわれています。
インドネシアでは、国章である「神鳥ガルーダ」がしばしば使用されます。ガル
(出所:外務省)
(出所:ideologipancasila)
ーダは胸に盾を抱え、足で巻物を持っています。盾にある5つのエンブレムは、インドネシアの建国5原則であるパンチ
ャシラを表し、巻物には国是「Bhinneka Tunggal lka(多様性の中の統一)」が書かれています。
インドネシアの経済状況
① 国内総生産(GDP)
国際通貨基金(IMF)によるとインドネシアの経済規模は 12 年の名目GDPが 8782 億ドルで、日本の5兆 9640 億ドル
の約 15%にすぎませんが、ASEANのなかでは最大で、2位のタイの約 2.4 倍です。12 年の1人当り名目GDP(推計値)
本資料は投資の参考となる情報提供を目的としております。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。株式は、
株価の変動や発行者の信用状況の変化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。外国株式(外国株預託証券等を含む)についてはほか
に、為替変動リスク、カントリーリスク等があります。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成されています
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は 3592 ドルとなり、日本でいうと 70 年代初頭の水準
に達しました。
04 年の民主主義体制確立後、インドネシア経済は
安定してきています。リーマン・ショック後の世界金融・
経済危機の翌年の 09 年の実質GDP成長率(前年
比)は 4.5%と、影響は限定的でした。その後も、個人
消費と投資といった内需がけん引し、成長率は 10 年
6.1%、11 年 6.5%、12 年 6.2%と好調です。しかし、中
央銀行は、欧州債務危機や中国経済の落ち込みが
回復を見せていないことから、13 年の成長率は 6.1%
程度になるとの見通しを発表しています。
② 産業構造
インドネシアの産業構造は、もともと農林水産業中心で
したが、工業化とともに製造業中心に移行しました。12 年
の対実質GDP産業構成比をみると、製造業が 25.6%と最
も大きく、農林水産業は 12.5%、鉱業・採石業 7.4%です。
最大の構成比を占める製造業は、スハルト政権時代、
軽工業から資源加工業、重工業に至る「フルセット主義」
工業政策の推進に伴い大きく成長し、構成比は 04 年に
28.4%まで上昇しました。製造業(石油製品を除く)のうち
構成比が最大の産業は 2000 年には「食品・飲料、タバコ」
でしたが、04 年以降は自動車や二輪車が含まれる「輸送
機械」となっています。近年では、製造業が縮小する一方、
運輸・通信、商業・ホテル・レストラン、金融業などのサービ
ス産業が成長しています。
スハルト政権時代は開発独裁、すなわち「上からのフルセット主義」による製造業が成長のエンジンでした。現在の民
主主義体制のもとでは、大企業、中小企業、外資などの各投資主体が得意分野で活動を行うことができるようになり、
成長のエンジンは複数の産業に分散し、結果として「フルセット志向」となっています。
2期目のユドヨノ政権は、国民福祉の向上、民主主義の確立、正義の実践を今後の5ヵ年計画の核とし、特に、競争
力のある経済発展と天然資源の活用および人的資源の向上を政府の最優先課題と位置付け、運営を進めています。5
ヵ年計画とは別に、11 年5月、長期計画「インドネシア経済開発加速・拡大マスタープラン 2011~2025 年」を発表しまし
た。目標は、25 年までに名目 GDP を 10 年の6倍超にし、世界の GDP トップ 10 入り(10 年は世界第 18 位)を果たし、1
人当り GDP を約1万 5000 ドル程度まで引き上げることとなっています。重点分野は、開発が遅れていたインフラ整備
(電力・エネルギー開発、道路整備、鉄道整備など)で、投資総額の約5割が充当される予定です。また、インフラ整備は
外資を積極的に活用して遂行される方針で、ジャカルタ周辺地域の開発では日本からも政府開発援助や企業の事業参
画が計画されています。
本資料は投資の参考となる情報提供を目的としております。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。株式は、
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③ 貿易
主要輸出品目は、石炭、天然ガス、石油などのエネルギー、パーム油や天然ゴムなどの農産物といった天然資源が
中心となっています。工業製品では、電気機器が 3.3%と構成比で8位となっています。かつてインドネシアはアジアを代
表する産油国でしたが、原油生産量が減少し、04 年には純輸入国に転じ、08 年には石油輸出国機構(OPEC)を脱退
しました。インドネシアは天然ガスを輸出する一方で、石油製品を多く輸入しています。このため主要輸入品目でも鉱物
関係の石油製品・原油が上位に位置しています。
インドネシアの主要貿易品目(上位10位)(2012年)
<輸出>
<輸入>
順位
品目
金額(100万ドル)
1
石炭・コークス・れん炭
2
天然ガス・製造ガス
3
植物性油脂
4
石油・同製品
5
生ゴム
6
衣類
7
金属鉱・金属くず
8
電気機器
9
非鉄金属
10
道路車両
構成比
26,175
20,520
20,068
16,675
7,936
7,579
6,965
6,259
4,821
4,803
68,231
190,032
その他
合計
順位
13.8%
10.8%
10.6%
8.8%
4.2%
4.0%
3.7%
3.3%
2.5%
2.5%
35.9%
100.0%
品目
金額(100万ドル)
1
石油・同製品
2
鉄鋼
3
道路車両
4
電気機器
5
一般機器
6
産業用機械
7
通信機器
8
有機化学品
9
その他輸送機器
10
繊維用糸・繊維製品
39,585
11,967
11,785
10,168
9,936
9,849
6,746
6,672
6,415
5,605
72,963
191,691
その他
合計
構成比
20.7%
6.2%
6.1%
5.3%
5.2%
5.1%
3.5%
3.5%
3.3%
2.9%
38.1%
100.0%
(注) 構成比は小数点以下を四捨五入したため合計が100%にならない。�
(出所: CEIC<原資料は統計局>データより投資情報部作成)
国別にみると、最大の輸出国は日本(約 301 億ドル)、輸入国は中国(約 294 億ドル)です。時系列にみると、輸出で
は、日本や米国が比率を低下させる一方、中国、インド、タイの比率が上昇しています。輸入でも、日本は比率を下げ、
中国やシンガポールに抜かれました。
また、ASEAN諸国を合計すれば輸出が約 418 億ドル、輸入が約 537 億ドルでそれぞれ1位の日本、中国を大きく上
回り、域内貿易の緊密化が進んでいることがうかがえます。
インドネシアの主要貿易相手国(2012年)
日本
15.9%
その他
26.1%
オーストラリア
2.6%
台湾
3.3%
タイ
3.5%
マレーシア
5.9%
輸出
中国
15.3%
その他
26.6%
中国
11.4%
台湾
2.4%
シンガポール
9.0%
韓国
インド 米国 7.9%
6.6% 7.8%
サウジアラビア
2.7%
オーストラリア
2.8%
輸入
タイ
6.0%
米国
6.1%
マレーシア
6.4%
韓国
6.2%
シンガポール
13.6%
日本
11.9%
(出所: CEIC<原資料は統計局>データより投資情報部作成)
本資料は投資の参考となる情報提供を目的としております。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。株式は、
株価の変動や発行者の信用状況の変化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。外国株式(外国株預託証券等を含む)についてはほか
に、為替変動リスク、カントリーリスク等があります。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成されています
が、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。最終ページに重要なお知らせ<注意事項>がありますので必ずお読みください。
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インドネシアはIMFの統計によると 69 年以降、貿易黒字国でしたが、12 年に通年で初の貿易赤字に転落しました。
中国などの主要輸出相手国の景気の低迷、資源価格の低下で輸出が鈍化する一方で輸入が拡大したことが主要因と
考えられます。
④ 増加する中間層
1人当り名目GDPは 11 年に 3500 ドルに達し、耐久消費財が本格的に普及すると言われる 3000 ドルを超えました。
11 年に二輪車の販売は 801 万台、携帯電話の普及率は約 98%と好調で、自動車や家電も普及期に入りつつあります。
今後、インドネシアでは、中間層が成長すると予測されており、個人消費の一層の拡大が期待されます。「通商白書
2010」によりますと、インドネシアの中間層は 09 年の 8000 万人(人口比 34%)から 20 年には1億 9000 万人(同 74%)
に増加する一方、低所得層は同時期1億 5000 万人(同 66%)から 6000 万人(同 23%)に減少すると予想されています。
中間層拡大による内需がインドネシア経済をけん引すると同時に、中国、インドに次ぐ世界の新たな消費市場として、世
界から注目されています。
⑤ 良好な対日関係
日本との関係では、06 年にユドヨノ大統領が訪日時に「両国間の戦略的パートナーシップをうたった共同声明」を出し
ています。
インドネシアと日本は経済分野(貿易・投資など)において、非常に緊密な関係にあり、インドネシアにとって日本は最
大の輸出国であり、輸入や投資に関しても主要な相手国です。
08 年には、日本と経済連携協定(EPA)を発効しました。日本
は過去 50 年にわたり、インドネシアの社会や経済の発展を実
現するため、政府開発援助(ODA)などを通じた経済協力を
行ってきたことも両国の友好関係に大きく寄与しています。イ
ンドネシアの若い世代もアニメやJ-POPなど日本のポップカ
ルチャーへの関心が非常に高く、日本へ留学するインドネシ
ア人学生数やインドネシアにおける日本語学習者は近年大き
く増加しています。
ボロブドゥール遺跡の仏陀像
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まとめ
一般事情
1.面積
約 189 万平方キロメートル(日本の約5倍)
2.人口
約 2.38 億人(10 年、政府推計)
3.首都
ジャカルタ
4.民族
大半がマレー系(ジャワ、スンダ等約 300 種族)
5.言語
インドネシア語
6.宗教
イスラム教 88.1%、キリスト教 9.3%(プロテスタント 6.1%、カトリック 3.2%)、ヒンズー教 1.8%、仏教 0.6%、儒教 0.1%、その他
0.1%(10 年、宗教省統計)
政治体制・内政
1.政体
大統領制、共和制
2.元首
スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領(09 年 10 月 20 日二期目就任、任期5年)
3.議会
(1)国民議会(DPR): 定数 560 名(任期5年)
(2)地方代表議会(DPD): 定数 132 名(任期5年)
(注)その他、憲法の改正、大統領・副大統領の任期中の解任等を決定できる国民協議会(MPR)がある: 692 名(国会議員 560 名及び地方
代表議員 132 名で構成)
経済 (2012 年)
1.主要産業
製造業(25.6%):輸送機器(二輪車など),飲食品など
商業・ホテル・レストラン(18.1%)
農林水産業(12.5%):パーム油、ゴム、米、ココア、キャッサバ、コーヒー豆など
運輸・通信(10.1%)、 金融業など(9.7%)
鉱業・採石業(7.4%):LNG、石炭、ニッケル、スズ、石油など (カッコ内は対実質 GDP 構成比)
2.名目 GDP
8782 億ドル
3.1人当り名目 GDP
3592 ドル(推計値)
4.経済成長率 (実質)
6.2%
5.物価上昇率
4.3%
6.総貿易額
(1)輸出 1900.32 億ドル
(2)輸入 1916.91 億ドル
7.通貨
インドネシア・ルピア
(出所:各種資料より投資情報部作成)
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