報告書 - 富山大学 国際交流センター

富山大学
ニュージーランド短期英語研修プログラム
実施報告書
第 9 回:平成 26(2014)年度
渡航期間:平成 27(2015)年 2 月 28 日~3 月 28 日
富山大学国際交流センター
富山大学杉谷キャンパス海外語学研修派遣実施委員会
もくじ
1. はじめに ................................................................................................................................................ 2
2. 第9回ニュージーランド短期英語研修 ................................................................................................. 3
2.1 プログラム実施経過 ........................................................................................................................ 3
2.2. 渡航前準備プログラム .................................................................................................................... 4
2.3.プログラム概要................................................................................................................................. 5
2.4. 参加者の感想 .................................................................................................................................. 8
2.5. 英文エッセイ ................................................................................................................................ 36
2.6. 参加者の事後アンケート集計結果................................................................................................ 66
2.7. 引率教員の感想 ............................................................................................................................. 87
3. 今後の課題 ........................................................................................................................................... 91
4. あとがき .............................................................................................................................................. 91
1
1. はじめに
富山大学ニュージーランド短期英語研修が第9回目を迎え,無事16名の参加者が全ての日程を
終了して帰国した。今年度は昨年度以上に富山大学全学の企画という色合いが濃くなった。今年度
の本企画の遂行に関し,3点記しておきたい。
まず,参加者16名のうち,人間発達科学部,理学部,工学部から8名の参加者があり,芸術文
化学部からも1名の参加者が初めてあった。一方で医学科,看護学科,薬学部の学生が主流であっ
たこのグループに,今年度は医学科からの参加者がなく,看護学科と薬学科のみの参加となった。
本企画に富山大学全学からの参加者が増えるにつれ,今年度から一層力を入れた点が富山プログラ
ムの拡大・充実化である。第4週目に実施したこの体験型施設訪問に,今年度から全学の学生に対
応できるように施設訪問の種類を増やす試みを派遣先機関に依頼し,準備を進めた。派遣先機関も
今年からこの企画拡充のための専属スタッフを配置し,主としてメールでのやり取りを介しながら
結果的には当初考えていた以上の富山プログラムが完成した。詳細な点については今後の検証と修
正が必要であるが,今後の展望としては,富山大学全学からの参加者が今後一定程度見込まれても
十分に対応できる内容となったと思われる。
2点目に,富山大学との大学間交流を見据えて,全学部から引率に同行する教員を募集した。そ
の結果,理学部と経済学部から教員が引率に合流し,派遣先機関の教員との交流が実現した。大学
間交流にまで発展するかどうかはまた別として,有益な交流となったと期待したい。
最後に,富山大学から8月に学生を派遣する可能性を派遣先機関に打診し模索した点が挙げられ
る。結果的には受け入れ可能との連絡を受けているので,今後は富山大学側の準備次第ということ
になる。
全体的に本企画は順調に推移している。今後も,国際交流センターと,派遣先機関との直接の窓
口となっている富山大学杉谷キャンパス海外語学研修派遣実施委員会との連携を深め,より円滑に
本企画を継続・展開していくことが期待される。
2
2. 第9回ニュージーランド短期英語研修
2.1 プログラム実施経過
平成 26(2014)年
10 月 07,08, 10 日 12:10 - 12:50
参加募集説明会 杉谷(看護棟 11 番教室)
09 日
平成 26(2014)年
〃
10 月 7 日(火) 16:30 - 18:00
五福(学生会館多目的室)
第 8 回参加者による帰国報告会(双方向遠隔
授業システムによる3キャンパス同時開催)
平成 26(2014)年
11 月 20 日(木) 12:10 - 12:50
21 日(金)
平成 26(2014)年
〃
〃
12 月 16 日(火) 12:10 - 13:00
18 日(木)
第1回参加申込者ガイダンス 杉谷
五福・高岡
第2回参加申込者ガイダンス 五福
〃
〃
杉谷
19 日(金) 19:00 -
〃
高岡
ホームステイ申請用紙回収
On-line Placement Test の案内
平成 27(2015)年
1 月 21 日(水) 12:10 - 12:50
第3回参加申込者ガイダンス 五福
〃
〃
杉谷
23 日(金) 19:00 -
〃
高岡
22 日(木)
前年度渡航者との情報交換会
海外旅行保険と受託・機内持込み荷物の案内
個人情報の開示同意書、海外旅行届回収
平成 27(2015)年
2 月 12 日(木)
10:30 - 12:00
NZについての講義 ① ムラー准教授
平成 27(2015)年
2 月 12 日(木)
12:10 - 12:50
第4回参加申込者ガイダンス
(杉谷看護棟3階 CALL 教室にて)
授業料、滞在費案内と支払い方法について、
ホームステイ先案内、海外旅行保険集金
平成 27(2015)年
2 月 13 日(金)
10:30 - 12:00
NZについての講義 ② ムラー准教授
平成 27(2015)年
2 月 16 日(月)
13:00 - 14:30
NZについての講義 ③ ムラー准教授
平成 27(2015)年
2 月 20 日(金)
14:00 - 15:30
OSSMA 危機管理オリエンテーション
平成 27(2015)年
2 月 28 日(土)
富山空港発 NH886 11:30  12:35 羽田空港 (リムジンバ
ス)
 成田空港第 1 ターミナル  成田空港発 18:30 NZ-90
(機中泊)
平成 27(2015)年
3 月 01 日(日)
 09:20 オークランド着 ホームステイ会社手配の車により、
それぞれのホームステイ家庭へ
平成 27(2015)年
3 月 02 日(月)
~ 20 日(金)
平成 27(2015)年
3 月 23 日(月)
~ 26 日(木)
平成 27(2015)年
3 月 27 日(金)
ユニテック英語研修プログラム参加
富山大学プログラム参加
終了式のあと、市内レストランで昼食会、出発まで自由行動
オークランド空港発 23:55 NZ-95 (機内泊) 
平成 27(2015)年
3 月 28 日(土)
成田空港 07:30 (リムジンバス) 羽田空港発 13:40
 富山空港着 14:40
3
2.2. 渡航前準備プログラム
平成 27(2015)年 1 月 21 日~2 月 20 日
日
時
内容
担当/場所
1 月 21 日 12:30 – 13:00
前年度渡航者との情報交換会
木村・他/ 五福学生会館2階
1 月 21 日 12:30 – 13:00
前年度渡航者との情報交換会
木村・他/ 杉谷看護棟 CALL
2 月 12 日 10:30-12:00
ニュージーランドについての講義①
ムラー / 杉谷看護棟 CALL
2 月 13 日 10:30-12:00
ニュージーランドについての講義②
ムラー / 杉谷看護棟 CALL
2 月 16 日 14:00-15:30
ニュージーランドについての講義③
ムラー / 杉谷看護棟 CALL
2 月 20 日 14:00-15:30
OSSMA 危機管理オリエンテーション
杉谷看護棟 1 階 10 番教室
ニュージーランドの文化・背景知識についての講義
本学杉谷キャンパス外国語教育専任教員ムラー セロン准教授によるニュージーランドの文化と背
景知識に関する講義を実施した。その他オークランドのホームステイ先の地図上における検索や、
そこを拠点に目的地への交通手段を探ったり、
自己紹介の方法など、渡航前準備を行った。
2013 年度渡航者との情報交換会
第8回目 2013 年度のプログラムに参加した学生による情報交換会を実施した。現地ホームステイ
先へのお土産、ユニテックでの英語研修プログラムの内容や休日の過ごし方など、実際にプログラ
ムに参加した学生ならではの、適格なアドバイスが渡航予定者へ伝えられた。
4
2.3.プログラム概要
派遣先教育機関
ユニテック・インスティテュート・オブ・テクノロジー言語学部
Unitec Institute of Technology: Carrington Rd., Mt. Albert, Private
Bag, 92025, Auckland, New Zealand
旅行日程表:
平成 27(2015)年 2 月 28 日(土)出発 ~ 3 月 28 日(土)帰国
2 月 28 日(土) 11:20
12:25
18:30
富山空港発 全日空 NH886
羽田空港着 → リムジンバス
成田空港発 NZ90 (機内泊)
3 月 1 日(日) 09:20
オークランド着
3 月 2 日(月)~ 3 月 20 日(金)ユニテック英語研修プログラムに参加
3 月 23 日(月)~ 3 月 26 日(木)富山大学 プログラムに参加
3 月 27 日 ( 金)11:00 終了式
3 月 27 日 ( 金)12:30 昼食会
3 月 27 日 ( 金)23:55 オークランド発 NZ-95 便(機内泊)
3 月 28 日(土)07:30 成田空港着 → リムジンバス
13:40 羽田空港発
全日空 NH885
14:40 富山空港着
プログラム内容:3 月 2 日(月)~3 月 20 日(金):Unitec 外国人学生とともに英語授業に参加
Level 3 – pm
(富大生4名)
Level 4 - am
(富大生3名)
Level 4 - pm
(富大生3名)
Level 4 - am
(富大生3名)
Level 4 - am
(富大生1名)
Level 4 - am
(富大生2名)
月
火
水
木
金
休み
13:00
~ 17:00
13:00
~ 17:00
13:00
~ 17:00
13:00
~ 17:00
休み
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
休み
13:00
~ 17:00
13:00
~ 17:00
13:00
~ 17:00
13:00
~ 17:00
8:30
~ 12:30
休み
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
休み
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
8:30
~ 12:30
休み
土日
ホ-ムステイ
自由
出発に先立ち、オンライン・プレースメントテストで診断された英語運用能力をもとに、それぞれ
が適切なクラスに分かれ、他の外国人学生に交じって授業を受講した。Level 1 ~ Level 5 までの
クラスがある中、富山大学からの参加学生は Level3 と Level4 のクラスに配置。上記時間割で各自
課題に取り組んだ。
5
富山大学プログラム
3 月 23 日(月)
3 月 24 日(火)
3 月 25 日(水)
09:30 – 11:00
Douglas
Pharmaceuticals
11:15 – 13:15
South Pacific
College of Natural
Medicine (自然医学
(製薬会社)見学
医
・
薬
系大学)の訪問
11:30 – 12:30
Waitakere Hospital
Simulation Centre
(医療/看護の実践シミュ
09:30 – 12:30
Unitec Early Learning
Centre
14:00 – 15:30
The NZ College of
Chinese Medicine
経
(中国医薬系大学)の
訪問
09:30 – 12:30
Gladstone Primary
School (小学校)訪問
(幼児教育センター) の
訪問
10:00 – 11:00
Sumitomo Corporation
(住友商事オークランド
出張所)訪問
08:30 – 10:30
Unitec, Department
of Accounting and
Finance (ユニテック
09:00 – 15:00
Rutherford College
訪問
それぞれ各自の専
攻と関係する授業
を見学
/会計と財務コース)
の授業を見学
14:00 – 14:45
Whitecliff College of Art
& Design
(デザイン系専門学校)の
芸
見学
10:00 – 12:00
Unitec Art & Design
School (ユニテッ
ク/デザインコース)
の施設と授業を見学
15:15 Auckland Art Gallery
見学
12:30 –
Kelly Tarlton’s Sea Life
Aquarium 見学
理
・
工
3 月 27 日(金)
11:00 – 12:00
Graduation
ceremony
終了式と成績評価
表の配布
Free Day
レーションセンター)での
実習体験
人
発
3 月 26 日(木)
09:30 – 10:30
Unitec Land Survey
(測量)コースの説明
と施設の見学
11:00- 12:00
Waterview Project
Construction Sight
(高速道路開発現場)
の見学
ユニテック日本語コース受講者との交流会
3 月 25 日(水) 17:45~
ユニテックの日本語教員 トモコ ダロー先生が、日本語
コースで学ぶ学生との交流の場を設けてくださいました。
ペアを組んで日本語で1分間会話した後、英語で2分会話。
3分ごとにペアを変えながらひたすら話し続けた1時間は、
お互いにとても刺激的で、とても充実した体験となりました。
6
10:30 – 15:00
Maritime Museum
(海洋博物館)見学
12:30 – 14:00
Lunch at Sky City
“Fortuna
Restaurant”
参加者
学部
学年
氏
学年
氏
1
人発
1年
桂木
大輝
9 医(看)
1年
和田 蓮華
2
人発
2年
本田
千尋
10 医(看)
2年
安保 裕子
3
経
2年
石田
幹人
11 医(看)
2年
講神 里佳子
4
経
2年
山崎
夏奈美
12 医(看)
2年
富永 真礼
5
理
2年
舛本
亮
13 医(看)
2年
山崎 千晶
6
工
1年
江頭
雅瑳稀
14 医(看)
3年
多賀 愛理菜
7
工
1年
伊藤
美紀
15
薬
2年
山口 実佐子
8
工
2年
多和田 健人
16
芸
2年
川原 尚子
引率教員
(往路)Theron Muller
張
勁
並木 孝洋
(復路) 馬
駿
津田 陽子
名
学部
名
(外国語教育専任教員・杉谷)准教授
(大学院理工学研究部・理学) 教授
(大学院理工学研究部・工学) 准教授
(経済学部) 教授
(国際交流センター)コーディネーター
参加経費(一人当たりの金額)
¥532,200(富山空港発着の場合の 4 週間の滞在費・授業料,往復の交通費/学割含む)
渡航時日本旅行レート:1NZ$=95 円(前年度 90 円, 前々年度 80 円)
富山大学杉谷キャンパス国際交流基金学生海外派遣助成事業からの支援金:¥50,000
富山大学五福キャンパス国際交流事業基金学生海外渡航補助事業奨学金からの支援金:¥50,000
7
2.4. 参加者の感想
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
人間発達科学部
人間環境システム学科
1 年 桂木大輝
① 英語授業の感想
とても楽しくてよかったです。日本の授業とは違い積極的に意見を述べることができる機会
を与えていただけたのが本当にいい経験になりました。自分の語彙力のなさを痛感しました。
② 富山プログラムの感想
日によっていい日もあれば、あんまりな日もありました。UNITEC 側とプログラム先の人と
の意見が一致していないことも何度かありました。もうすこし事前説明があればよかったかな
と思います。
③ ホームステイの感想
本当に申し分ない親切なホストファミリーでした。ご飯もとても美味しく、就寝にも一切困
ることはありませんでした。ただ一つ上げるとすれば、日によって Wi-fi がつながる日もあれば
つながらない日もあったのでそこを改善してほしかったです。
④ 小旅行(ロトルア)の感想
とても楽しかったです。3日間思いっきり楽しめました。
⑤ この留学で学んだこと。
語学の力はもちろんのこと、やはり一番は「日本のすばらしさ」を改めて実感しました。と
くに衛生面については、日本は世界一なのではないかと思うくらいです。
あとは、たくさんの国籍をもつ人たちと友達になり、その国々のことを知ることができたこ
とですね。みんなそれぞれのバックグラウンドを持っておりそれを聞いたり、はたまたこっち
から話したりしたことが本当にいい経験になりました。
本当に最高の1か月間でした。
8
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
人間発達科学部 発達教育学科
2年
本田千尋
1)英語授業の感想
私はレベル3の午後の授業をうけていました。午後からなので午前中は課題をしたりのんびりし
たりしていました。授業はリーディングやライティングもあったのですが、読んでその内容につい
てペアやグループでディスカッションをしたり、スピーキングをしたりすることが多かったです。
リーディングはただ読んでそれで終わりではなく、次の学習への準備として繋がっており、リ ー デ ィ
ングの必要性を感じながら学習することが出来ました。私のクラスは課題の量も多すぎず無理なく
取り組むことが出来ました。課題の内容は活動のために読んでくることと、それについての意見を
書いてくることが少しありました。テキスト使用の授業だけでなく、パソコンを利用して自己紹介
のページをつくったり、パートナーとのスピーキングの録音を提出したりすることもできたのは良
かったです。
2)富山プログラムの参加感想
私は人間発達科学部で初等教育に興味があるため、最初の予定を更に変更していただきました。
チャイルドケアセンターと小学校2校(元々は小学校・中学校でした)に行かせていただきました。
教育制度や少しの方法ならばインターネットや本で調べることが出来ますが、現地の学校の雰囲
気・様子は実際に伺ってみてみなければわからないため、現場に行くことが出来てとても良かった
です。日本と違って一斉授業ではなく、少人数クラスが更にその中で3つほどのグループに分かれ、
各グループが別々の学習を行っていたのにはとても驚きました。現役小学校教員のホストマザーに
伺ったところ、日本と同じような一斉授業から今の方法になり教えるのが大変になったけれど、子
ども達にとっては良いこととの意見をいただきました。日本人のサポーターや児童にも少しですが、
会うことが出来ました。
3)ホームステイの感想
私がホームステイさせていただいたのは、もう30年程ホストファミリーをしていらっしゃると
いうご家庭で、日本・日本人についてもとても友好的なご夫婦でした。家族のようにあたたかく接
してくださり、そのおかげで安心してニュージーランドでの生活をおくることが出来ました。毎日
あたたかい笑顔で迎えてくださり、ご飯も美味しく家に帰るのが楽しかったです。ホームステイ先
から大学までは歩いて片道30分だったので、運動不足だった私にはとても良い運動になりました。
バスも一応ありましたが、使ってもあまり時間が変わらないことに加え、運賃のことを考えて最初
から最後まで徒歩で通学しました。ホームステイに関してはとても良いところでした。生活の中で
実際に使った分だけ、最初よりはしゃべったり聞いたりすることが出来るようになったと思います。
上手く伝わらないこともありましたが、優しく聞いてくださったり「間違って良いからどんどん話
しなさい」と言ってくださったりということがあったからだと思います。
9
4)小旅行などの感想
私は午後授業組だったので、観光は主に土日に友人と計画を立てて行きました。行きたいところ
を留学前に1つ2つだけ決めて、あとは一緒に行く友人と調べたり相談したりしました。おすすめ
の2泊3日のツアーにも参加しました。最初はあまり沢山オプションを付けるつもりはなかったの
ですが、どれも楽しそうで急遽最初の予定より増やしてしまいました。参加したどの活動もとても
楽しかったのですが、その中でも特にラフティングが刺激的でした。川を下って最大7メートルの
滝をおりるというものです。仲間と協力して水をかき分けて無事下りきることが出来ました。ガイ
ドさんは日本語がお上手なだけでなく、日本の新しいギャグを知っていて使うこともあり、お茶目
で活動がより楽しくなりました。写真をたくさん撮ったのですが、小さめのデジタルカメラを持っ
て行っていたので綺麗に残すことが出来ました。下の二枚の写真は左がスカイタワーの上からの風
景の一部で、右がタウポでジェットボートに乗った時に撮った写真です。
5)このプログラムで学んだこと
このプログラムに参加して、参加前よりも行動力が増し、自分の意思をよく伝えるようになった
ように感じています。それは外に向かう際に日本にいるときよりもわからないことだらけで、人に
うかがったり沢山調べたりしながら行ってみたいところに行けたからかもしれないです。そして、
「出来るのは今しかない」という意識が強くなりました。私はあまり自分の意思をハッキリ表すの
が得意ではなかったのですが、表すのが“普通”という環境に触れてみて、意思をハッキリ表すこと
が悪いことではないこと・必要でもあることを感じました。たくさんの国・人・文化が混じってそ
れぞれのやり方・らしさを大切にして生活が成り立っていることが新鮮で、正直少し不思議でした。
今までずっと富山県で生活をしていたため、普段その中で普通のことだと思っていたことでも当た
り前ではないのだと、いい刺激を受けました。すぐには生かせないかもしれませんが、この経験を
きっかけにもっと様々なことを考え、取り組んでいきたいと思います。
10
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
経済学部 経済学科
2年
石田幹人
私はこのニュージーランド留学において、多くのことを経験し、多くのことを学ぶことができま
した。しかし、これらの学んだことというのは英語学習だけに留まるようなことではありませんで
した。ニュージーランドと日本の文化的違いの発見、ニュージーランドにおける時事問題、ニュー
ジーランドから見た日本という国などといった、日本ではなく外国にいるからこそ感じられること
も多くありました。ここでは、私がニュージーランドにおいて過ごし、見て、聞いて、感じ、思っ
たことを紹介していこうと思います。
一つ目は UNITEC での英語学習についてです。UNITEC は、多種多様な人々が通う学校でしたの
で、私の英語学習クラスにも様々な国からやって来た人がいました。中国、台湾、東南アジア、ア
フリカ諸国、また、危険な地域から逃げて来た生徒もいました。その為、彼らと話す中で日本人と
しての自分という立ち位置を強く感じました。“私の国ではこうだけど、あなたの国ではどうなの?”
と言ったような会話を、よく授業のディスカッションを通して語り合ったりもしました。各国の習
慣、文化などの身近なところから、法律、企業、学校教育に至るまで様々でした。話し合う過程で
の英語力の向上だけではなく、様々な国々の多種多様な考えや現状を知ることとなるものでした。
また、授業ではパソコンを用いた Reading, Listening, Writing の課題がいくつか週に出され、それ
を他の生徒と同じくやらなければなりませんでした。英文記事のサマライジング、TED を用いたリ
スニング課題、自分の国のある文化についてのエッセイなどでした。これらの課題は自分の英語に
おける表現力を上達させるのに良い課題でした。そして、授業全体として、英語能力では日本人は
英語を読む力はあるけれども、話したり、表現したり、聞いたりと言ったのが他の外国の人々と比
べて苦手なのだなと痛感しました。ディスカッションにおいては上手く話せないけれども、教科書
のリーディングや文法の問題をやると、以外と日本人である私達の方が合っていることが多々あり、
自分の弱点を再認識できました。これらのようなことを感じ、学ぶことができたので、とても良い
英語学習の場であったと私は思います。
二つ目はホームステイについてです。ホストファミリーとはこのニュージーランド留学において、
一番時間を共にしていたと思います。日常会話の英語表現はここでかなり学習することができまし
た。食事をしているときの何気ない会話、テレビや映画を見ながら感想を言うこと、ホストファミ
リーと出かけた先でのこと、困ったときの相談など、向こうでの生活の拠点でありながら、英語学
習の肝であったと思います。また、ホストマザーが「ここでは本当の家族のように過ごしてくれた
ら嬉しい」と言ってくれて、私はファミリーとすごく親しい間柄でした。このようにファミリーと
生活を送っていくことが、私は何よりも楽しく心地よかったです。それゆえ別れも辛かったものが
ありました。
11
三つ目はロトルアへの小旅行です。ロトルアの小旅行はニュージーランドの大自然を利用したラ
フティング、ジェットボート、急斜面を駆け下りるゴーカートのようなモーグといったものや、美
しい風景、マオリ族文化などといったものを体験したり、見たりすることができました。また、こ
の旅行で私は一人のノルウェー人ととても仲良くなり、あらたな友人をこのような場所で作れたこ
とを嬉しく思います。
四つ目は富山大学プログラムについてです。富山大学プログラムでは、私は UNITEC での経済学
の授業、Rutherford 大学での経済学授業を受け、そして、住友商事の企業訪問を行いました。UNITEC
での授業はミクロ経済学の基礎の授業であったので、先生が言っていることのほとんどを理解する
ことができました。一方で Rutherford 大学での授業は、先生の話を聞きとることが大変でした。こ
の大学は地元の大学であったので授業中の先生と生徒の会話がとても速く、聞き取ることが難しか
ったためです。また、ここでの授業は先生と生徒が密接に話し合って進めていくものであり、日本
ではあまり見たことのない授業風景に驚きました。そして最も印象的だったのが住友商事への企業
訪問でした。私が訪れた会社はニュージーランドにおいて材木の伐採とその輸出を担当する会社で
した。私はここで働く日本人の方々と、海外で働くこと、商社のこと、現状のビジネスについて会
話をしました。実際に海外で働いている人の生の声を聞けたことはとても貴重なことであったと思
います。
このように、英語学習、ホームステイ、小旅行、富大プログラムでの私の感想を述べました。一
度ニュージーランドに足を踏み込んでしまうと、そこは日本とはまったく違っていて不安にもなり
ました。ですが、自分はニュージーランドで多くの人と出会い、話し、様々なことを体験したいと
思っていたので、その不安に負けずに積極的にチャレンジしていきました。道を尋ねるとき、飲食
店で注文するとき、世間話、予定の確認、意見の主張など、向こうの生活での全てがチャレンジで
あったと思います。自分の英語力の向上だけでなく、より強い積極性をこのプログラムで手に入れ
られたと思います。
12
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
経済学部 経済学科
2 年 山崎夏奈美
1. 英語授業の感想
思っていたよりレベルが高かったというのが印象です。クラスの日本人以外全員がスラスラ英語を話
せる人たちばかりで、置いてきぼりだった場面が何度もありました。聞き直すともう一度言ってくれる
親切な人もいて助けてもらいました。勉強になったと思うことは英語でのプレゼンテーションです。数
人でスライドを作成し、一人一度は必ずスライドの説明をするというもので、難しかったけどやりがい
がありました。スライドには単語やフレーズしか書いてないので、ボディランゲージなども使って発表
しました。グループの人に良かったよと言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。
2. 富山プログラムの感想
住友の林業を担当している会社で日本人の方とお話したのはとても貴重な体験でした。会社の方が用
意されたお話を聞くのではなく、最初から話し合う形式で仕事の話から NZ での生活の話まで聞くこと
ができて、すごくよい経験になりました。特に印象に残ったことは、雇用の面で日本の終身雇用とは違
い 2、3 年で退職する人が多いということでした。そのためいい人がいても繋ぎ止めておくのが大変だそ
うです。逆に仕事ができない人がいても被雇用者が有利な法律のためやめさせにくく、経営者側は苦労
しているそうです。
ほかにも Unitec や地元の学校の経済の授業を見学させてもらいましたが、専門用語が難しく私には理
解できませんでした。日本と違って先生の問いかけにみんなが積極的に発言しているなというのが印象
でした。
3. ホームステイの感想
ホームステイは本当に恵まれていたと思います。基本的に自由にやらせてもらって、外出の時間や家
の物の使用などについて聞いたらなんでもいいよと言われ快適に過ごせました。0 歳、3 歳、5 歳の子
供がいたのですが、最初は接し方が分からずに戸惑っていたけれどすぐに仲良くなって、名前を呼んで
来て、と呼んでくれた時はうれしかったです。最後も帰らないでと言われて本当に帰りたくなくなりま
した。マザーやファザーもいろいろなところに連れて行ってくれました。ファザーはドライブに連れて
行ってくれてアイスを買ってくれたり、週末旅行に行く話をしたらどんな所なのかパソコンで見せてく
れたり、買い物に行くときもおすすめの場所をパ
ソコンで見せてくれました。仕事が忙しそうだっ
たけれど、夜時間があれば話をしようと言ってく
れていろんな話をしました。帰国してからも何度
かメールで連絡を取って、いつか日本に行くよと
言ってもらえたのがうれしかったです。あと、わ
たしの一週間あとに中国からの留学生が来たので
すが、その子とも仲良くなれておたがいの国の話
をたくさんしました。中国は日本との共通点がた
くさんあることが分かりました。
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4. 小旅行の感想
とにかく楽しかったです。すべてが初めての体験だったし、行く場所すべての景色がとてもきれいで
した。特に楽しかったのがラフティングです。ガイドの方がすごくお茶目で、日本語も上手で楽しませ
てもらいました。2、3m落ちるのでも怖かったのですが途中に 7mの滝があり、そこから落ちた時は本
当に何が起こったのか分からない状況でした。船ごと全員が一度水に沈みびしょ濡れになりながらも、
ボートから落ちないように必死でした。あの団結力は本当にすごかったです。ほかにもファームショー、
マオリビレッジ、ワイトモ洞窟などすべてが楽しかったです。
5. このプログラムで学んだこと
このプログラムに参加して大きく価値観が変わりました。はっきり意思を伝えること、わからないこ
とがあったらすぐに聞くことなど、もっと積極性が必要だと思いました。ショッピングセンターなどで
は店員さんが気軽に話しかけてくれて、私は Thank you くらいしか言えなかったけれど、地元の人は初
対面であってもいろいろな会話をしていて友好的な姿勢が素敵でした。他にはホームステイといった人
の家庭に入ることが日本ではないので感じることが多くありました。個人的なことですが、ファザーと
マザーがいつも笑って楽しそうに会話していたのが本当にうらやましく、素敵だと思いました。子供の
話をして笑っている姿をみて幸せな家庭だと思ったし、将来わたしもこんな家庭を持ちたいと思いまし
た。子供にはよくほめるし、キスやハグをたくさんしていて大切に育てられているのがすごく伝わって
きました。このプログラムに参加して本当に多くの経験をすることができました。
参加して本当によかったです。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
理学部 生物学科
2年
舛本亮
(1)英語授業の感想
UNITEC で受けた授業はとても楽しかった。日本の授業のように大勢で行うのではなく、20 人
ほどの少人数で行うため、クラス全員が参加して自主性を持てる授業であったことに驚いた。また、
ただの座学ではなく、グループを組んだりゲームをしたりと生徒が飽きないように工夫しながら授
業を行っており、とても楽しく英語に取り組めた。
(2)富山プログラムの参加感想
理学部工学部向けの富山プログラムには少し物足りなさを感じた。UNITEC で工学部の教授に話
を聞いたり、実際の高速道路の建設現場の近くに行けたりしたのは大きかったが、水族館のエサや
り、ヨットの博物館見学などは授業というよりは観光に近いものになってしまってあまり学ぶ意欲
を持つことができなかった。
(3)ホームステイの感想
ホームステイは素晴らしかった。家族の人たちはとてもフレンドリーに迎えてくれた。子供たち
も積極的に話しかけてくれてとてもうれしかった。帰るころには自分の家と同じように感じてとて
も悲しかった。食事は少し自分の口には合わなかったが、特に大きな問題はなかった。ホームステ
イ先の家族の人たちには本当に感謝している。
(4)小旅行の感想
今回の留学では 2 週間目にロトルアのオプションツアーにみんなで参加したが、とても楽しかっ
た。特に日本語ではなく英語のガイドたちと仲良く元気に過ごせてよかった。自分たち以外のツアー
参加者とも仲良くなれたし、何よりもニュージーランドの大自然を味わえたことが素晴らしかった。
来年留学に参加する生徒たちにもぜひすすめたいと思った。
(5)このプログラムで学んだこと
今回の留学で自分は自主性と積極性を持つことができたと感じている。留学先では英語を話さな
くてはならない状況になるので、自分の意見をはっきりと簡潔に言うことが求められた。留学の最
後のほうでは自分からすすんで他の人に話しかけられるように成長していて驚いた。また、ニュー
ジーランドに住んでいる人たちをみてボランティアや犠牲の精神も学ぶことができた。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
工学部 材料機能工学科
1年
江頭雅瑳稀
1)英語授業の感想
授業ではスピーキング、リスニングもやったけれど、文法を中心的にやったと思う。意外にも先
生の質問が品詞を聞くものだったり、形容詞の名詞形を尋ねられたりしていた。正直授業には全く
ついていけていなかったけれど、同じクラスの人も先生も優しかったので安心して授業を受けられ
たと思う。
2)富山プログラムの参加感想
自分にはあまり関係のなさそうなところが多かったけれど楽しかった。土木系も少し面白そうに
感じたし、博物館もいろいろ置いてあって、もっと英語が分かれば長くいて楽しいところだったと
思う。
3)ホームステイの感想
少しキャンパスから遠く感じたけれどいい家庭だった。ホストマザーの仕事がケーキ教室で、家
で夜遅くまで作っていた日もあった。甘そうだったけど見栄えのいいケーキばかりだった。昼によ
く簡単なケーキを持たせてくれた。子供たちも気の利く子たちだった。家の庭でよくサッカーやバ
スケを一緒にして楽しかった。
4)小旅行などの感想
ロトルアは移動時間が長くてきつかったけどどこも楽しいことばかりだった。英語を聞き取れな
くて実力不足を痛感させられたこともあった。宿泊先もいいところで充実した三日間だったと思う。
5)このプログラムで学んだこと
日常の本当に簡単な会話が少しできるようになったんじゃないかなと思う。とは言っても中学で
習ったようなことを日常に活かせるようになったという程度なので、これからも英語学習を続けて
いきたい。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
工学部 生命工学科
1年
伊藤美紀
1)自分にあったクラスで満足です。しかし、他のクラスの富大生に別のレベルの授業の様子を聞
くと、簡単なことばかりで内容がすくない、わざわざ NZ まで来なくとも日本で留学生と関わる
生活をしていたほうがよっぽど身になると思ってしまうほどでした。レベルによって授業にかな
りの差があります。
私が受けた授業内容は、教育、経済などの時事的な事柄についてお題が出され、ディスカッ
ション。自分の国の最新ニュースを紹介し、ディスカッション。長いリスニング、リーディング
もしていましたが、全て要約しディスカッションをしていました。私の先生は宿題をたくさん出
す方で、平日は夜中まで宿題をしていました。宿題については同じレベルの間でも先生によって
出されるクラスと出されないクラスがあり、そこを平等にしてほしいなと少しおもいました。
2)UNITEC の方が私たちのことをよく考えてくださって計画していただいたということがこのプ
ログラムから感じられました。しかし、分野によって集合時間や解散時間が異なるため、そのス
ケジュールを早く教えてもらいたかったです。担当の方に聞きに行きましが、その週になるまで
確定しないといわれました。
(最終週にあるので行きそびれたところを時間があればまわりたい)
それによって休日の過ごし方も変わっていただろうし…
自分の分野外が主な内容ではあったけれど、楽しみながら見たり聞いたりした経験はこれか
ら自分の為になると思っています。富大プログラム大満足です!
3)私のホストマザーは良くも悪くも厳しい人でしたので私にとっては良い経験になったと思って
います。知らずに失礼な言い方をしている時はちゃんと教えてくれました。私がニュージーラン
ドで得た 1 番大きなことは、マザーから教えてもらった日常会話やニュージーランド人の習慣で
す。ネイティブの方から教えてもらう機会はなかなかないものなので本当によかった。マザーに
教えてもらったことは次回海外へ渡航するときに自信をもって使うことができます。
不安なことも、自分の考えを理解してもらえないこともたくさんありましたが、いまとなって
は一緒に話しながらご飯を食べた時間が懐かしいです。
4)週末旅行は、富大生の参加者は同じ日に行くようにと言われたということもありますが、日本
人ばかりでした。しかし、UNITEC ではない別の語学研修プログラムに参加している日本人大学
生と知り合い同じ部屋になり、それはとても楽しかったです。
困ったことは、ご飯についての予定を何も言われず、自分で買うのか、用意されているのか分
からなかったことです。また、パンフレットだけをみると、オプションのアクティビティはいく
つまで取ることが可能なのか書いておらず、オプションをしなかった場合の過ごし方についても
説明されず、旅行バスに乗って急いでオプションを選択したので、予定になかったものまでオプ
ションをつけてしまいました。
この小旅行で怪我をしてしまいましたが、言うと面倒だとおもってしまい手当てせず帰国してし
まいました。私に思いっきり体重がのしかかってきた人にもそのことは言えず、そのあとのアク
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ティビティを痛みと不安を抱えながらすることになり、1つやらなきゃよかったなと後悔したア
クティビティがあります(;´Д`)
5)このプログラムで学んだことは、
・ニュージーランドの慣習
・礼儀正しい英語表現
・トラブルが起きたとき自分たちで解決する力
・情報交換を頻繁にして助け合う
(バスの乗り方など 1 度誰かが経験して分かったことを教えるか一緒に乗ってみたり)
…
やはり、1か月その土地で生活するにあたって旅行とは違い、必要なことがたくさん出てきます。そ
のために考え行動したことすべてが勉強になりました。学んだことを具体的にあげるとなると難しいで
す。このプログラムで学んだことは今自分が気付いている以上にまだまだたくさんあると感じていて、
これからことあるごとにニュージーランドでの生活が生かされたなと思うことが度々あると思います。
実際のところ、帰国後にニュージーランドではこんなこともできていたなと気付いたことがありました。
何も知らない場所でいきなり生活を始める、しかも日本より不便な状況。
(Wi-fi の使用できる場所も限
られている)そのような状況下であったからこそ考えられた、工夫できたということが数多くありまし
た。そのくらい生活面で得られたことは大きく、日本では絶対に経験することのできない時間を過ごせ
ました。関わったすべての人に感謝でいっぱいです。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
工学部 生命工学科
2 年 多和田健人
1) 英語授業の報告と感想
クラスは毎回約 20 人だった。2 週間ごとに新しい学生がクラスに加わるみたいだった。人種
の割合は、日本人 4 割、中国人 5 割、インド人やサウジアラビア人など含めて 1 割でした。授
業中は英語のみと約束されていたが、授業の内容が理解できるように母国語を使って同じ国籍
どうしで理解しあったことが多々あった。授業を英語のみで進行していたので、なんとかその
時流れている、話されている英語を理解しようとする状況によって自然と英語のリスニング力
は身についていると日々実感した。また自分と異なる国籍の人たちとコミュニケーションをと
るときは必ず英語なので、これもまた自然と英語のスピーキング力は身についていると実感し
た。ライティングとリーディングについてはコツみたいなことを借りたテキストを使って少し
だけ紹介された。したがって、主にクラスメイトとコミュニケーションする機会が授業の中で
たくさんあった。
2) 富山プログラムの報告と感想
1 日目は、水族館にて水族館の裏側の見学ツアーであった。一般観光客もそのツアーに参加
していたのでお金を払えば参加できるみたいだった。内容は展示していない生物の飼育現場や
魚にエサをあげる体験であった。ツアーの所要時間は約 30 分間であった。そのあと水族館の表
側を見学した。1 日目の感想は、この留学ですでにプライベートで水族館に行っていたので、
このプログラムの詳細をもっと早く手にいれたかった。ツアーは普段できないことだったので
満足した。
2 日目は、Unitec 内の建設に関する道具・機器の紹介と Unitec の近くで行われていた建設現
場の見学であった。日本でも日頃見かける測量に必要な道具の紹介があり、そのことに関する
疑問が解決したかのようだった。研究室では、日本で使われている機器と少し異なる部分も見
つかり、小さなカルチャーショックもあり有意義だった。建設現場では、現地の先生の話に耳
を懸命に傾け、ある程度のその現場での情報が入り、日本の建設技術に少し誇りを持つように
なった。
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3 日目は、ボートツアー(オークランド周辺)と航海博物館の見学であった。ボートツアー
は生物とは関係ないが、景色はきれいであった。特に専門的なことはなかった。航海博物館で
は絵や物体がたくさんあり、視覚的に主にヨットに関して少し理解できた。
3) ホームステイの感想
この留学の他の参加者のホームステイ先と比べて、比較的自由な感じであった。門限はなし、
シャワーは自由、食べ物も頼めば買ってきてくれるなど。ただ自分がきれい好きなのか、ホー
ムステイ先の家の中は汚く見えた。中国人留学生がいたが、その人もマザーに合わせるかのよ
うにくちゃくちゃだった。ご飯は肉、野菜、ポテトであった。毎日異なる料理であり、自分の
好き嫌いが判明できるくらいいろんなものを食べた。この家ではシーツをめったに替えないみ
たいだったので、ダニにけっこう噛まれた。マザーと中国人留学生は自分の英語力を考慮して
たくさん話してくれてうれしくて何度も話をした。時折、マザーと中国人留学生との会話を聞
き、リスニングできるように努力したことを鮮明に覚えている。ほとんどの休日など時間が空
いているときは、それぞれがそれぞれの友達などと遊んだりしていたので、3 人でどこか出か
けることはめったになかった。
4) オプション遠足の感想
金曜、土曜、日曜と 3 日間あった。しかし、金曜の午後に集合のはずが、自分は午前中に他
の大学生と遊び、集合場所に行くために公共のバスに乗ったが乗り間違えて遅れた。やむを得
ず、学校のスタッフの人たちに助けてもらい、土曜の朝に出発する KIT のバスに乗せてもらっ
た。おかげで KIT の学生と仲良くなったし、一番おもしろいラフティングに間に合った。ドラ
イバーも自分に気を遣ってくれたみたいでありがたかった。その後のラフティングはもう一度
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行きたいと思うくらい楽しかった。その日のディナーは肉、野菜、ポテトであり、量が少し物
足りなかった。それからバーで富大生とお酒を少し飲みながらしゃべっていた。ここでほとん
どの富山大学生と仲良くなったと思う。日曜は、朝食は自由に食堂にあるパンやドリンクを飲
食してよいビュッフェスタイルだった。その後、温泉地に行き、見学後、マオリの踊りを観賞
した。今回の留学でマオリの格好をした人をここでしか見ることがなかった。途中から参加と
いう形になったが、有意義に楽しめたし、いろんな人と仲良くなったので満足であった。ちな
みに $ 350 かかった。$ 500 かかると思っていたので安いほうだ。
5) この留学で学んだこと
大きく 2 つある。1 つ目は語学力である。いろんな状況で英語しか伝わらないので必然的に
英語がいる。こういった環境が力をつける要因だと思った。そして感じた。留学前の語学学習
では、毎日継続したが、一日一日の量というものが足りなかったと認識した。特に発音に関し
ては一番力不足と痛感した。頭では理解しているけど、発音が悪いので伝わりづらい場面が多々
あった。今後、発音を改善し、
「使える英語」を手に入れたい。2 つ目は堂々とした勇気・心の
持ちようである。外国の人はオープンに、顔の表情で表したり、あいまいなことを嫌う。優柔
不断な自分がこの留学を通して物事をはっきり示すようになった。すると生活しやすいことに
気がつき、これからも外国人のようにオープンな性格をまねていきたい。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
医学部 看護学科
1 年 和田蓮華
働き始めたらなかなか長期で海外に行く機会もなくなるという思いから、大学生のうちに一度は海外
留学に参加しようと思っており、このプログラムは医療系の体験ができるという理由で参加しました。
今 NZ で過ごした一か月を振り返って、本当に参加してよかったと思っています。ホストファミリーや
先輩方のおかげで充実した一か月を送ることができて本当に感謝しています。
*英語授業の感想
私のクラスは賑やかでフレンドリーな人が多く、とても楽しかったです。日本人のほかには中国人が
多かったですが、その他にもサウジアラビアなどいろいろな国のいろいろな年代のクラスメイトと交流
することができました。他のクラスよりはレベルが低かったので授業内容や宿題の内容は難しくありま
せんでした。授業内容は日本の英語の授業に比べて討論等のスピーキングの時間が多いのが印象的でし
た。宿題はパソコンを使うものが多く新しく様々なネットの利用法を知ることができました。最初のこ
ろは先生の言葉が全然聞き取れなかったのですが、三週間たったころにはスムーズに理解できるように
なり、うれしかったです。
*富山プログラムの感想
四か所の施設に見学に行きました。製薬会社の工場は日本にいてもなかなか見学できないので、貴重
な体験だったと思います。でも説明の英語が早くてあまり聞き取れなかったのが残念でした。看護学校
では富山大学にはない患者のマネキンを使って心肺蘇生をしました。中国医学の学校では初めて針治療
をみました。本当に効くのかやってみたいと思いました。
*ホームステイの感想
私のマザーは日本人でした。日本で最初にそれを聞いたときは、どれほど NZ の家庭の様子を体験で
きるかと正直少し不安に思いました。実際にマザーにお会いしてみるととても気さくでアクティブなや
さしい方でした。二歳の子供は主に英語を喋り、しまじろうやアンパンマンで日本語も勉強していまし
た。英語のみの環境で過ごしてみたかったという気持ちもありましたが、マザーは自分も昔ホームステ
イをしていたため、留学生の気持ちを大変理解して助けてくれました。また、日本人との文化の違いや、
日本人が珍しがるものもわかっていて、たくさんの場所や食べ物を教えてくれました。
ファザーは静かで優しい方でした。私がオークランドに到着した日に(その日はとても天気が良く!)
ドライブに連れていってくれて、私はその美しい海を見てすぐにオークランドが好きになりました。
ファザーは車が好きで家には古い車があるのも見せてくれました。(町にも古い車が多く、見ているだ
けで楽しかったです)
二歳の娘さんはとってもかわいかったです。いっぱい私とたくさん遊んでくれました。日本に帰ると
きは本当にさみしかったです。
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*小旅行などの感想
二週目のロトルアツアーに参加しました。その他の週末にシティーや島に行って遊ぶ時間は十分あっ
たので、このツアーに参加してよかったです。このツアーでは自分のやりたいオプションを選んで参加
できました。ラフティングなどのアクティブなアトラクションや、ワイトモの神秘的な洞窟で、NZ の
自然に触れることができました。ホテルはとても簡易的で(シャワーの出が悪いとか…)大変なことも
ありましたが、他大学の人とも友達になれて楽しく過ごせました。
*このプログラムで学んだこと
Unitec での最初の授業の日に私が一番びっくりしたことは、英語のレベルが同じはずのクラスメイト
がすごく流暢に英語を話していたことでした。自分の意見を伝えられないことにすごくもどかしさを感
じました。実際、相手に何かを伝えようと思ったら、簡単なことであれば、単語と身振りで伝わってし
まうのです。最初は自分の英語の文法への不安や恥ずかしさなどから、このような伝え方しかできませ
んでした。しかし、このようなコミュニケーションでは、英語はいつまでたっても上達しないし、より
深い会話を楽しむことができないと思い、クラスメイトにも家族にも、自分の思っていることを妥協す
ることなく伝える努力をしました。
四週間たって日本に帰るころには、会話を楽しむことができるようになったと思います。四週目に参
加した Unitec の日本語の授業で、生徒と英語で話した時に「あなたの英語いいね」と言ってもらえたの
は、帰国直前の私たちにとって強い自信になりました。
オークランドのようなとても良い街で、たくさん英語に触れ、多くの新しい発見をし、充実した活動
ができて最高の思い出になりました。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
医学部 看護学科
2 年 安保裕子
1)
授業では、日本人の発音の悪さを感じました。他の国の生徒達はすらすらと言葉が出てき
て、ネイティブほどの発音ではないが聞き取るのに難しく感じることがありました。しかし、
文法や語彙力は日本人の方ができることが分かりました。私は次何を話すか一字一句考えて話
そうとしていましたが、簡潔な言い方で話した方がスムーズでより楽しく会話できました。ま
た、外の国の生徒達は間違いを恐れないでコミュニケーションをはかっていたので見習うべき
だと感じました。
2)
富山プログラムでは自分の学科にかかわることについて施設訪問でき、めったにできない
経験から将来の夢が膨らみました。大学のプログラムでしかできないことだったので、とても
ありがたかったです。
3)
私のホームステイ先は、ホームステイをよく受け入れている家庭だったので、ゆとりのあ
る生活ができました。もう1人別に中国人の生徒がホームステイしていて、ホストマザーと三
人で食事をとりながら会話できたときはとてもうれしかったです。子どもがいる家庭なら、に
ぎやかなホームステイができると思っていましたが、私のホームステイ先は自由な感じで私に
合っていると感じました。
4)
見知らぬ土地で遠くへ行ったり遊ぶには、やはり日本人の友達の存在は大きかったです。
最初は皆人見知りしていましたが、徐々に話していく中で協力して楽しい旅をすることができ
ました。週末に出かけることが多く、特に小旅行では結構お金を遣ったのでクレジットカード
は持って行った方がよかったと思いました。
5)
ほとんど日本人といることが多かったのですが、毎日新しい出会いがあり、話してみると
皆社交的でコミュニケーションをとるのを楽しく思いました。授業は長く感じることがよくあ
りましたが、充実した日々を送ることができました。危険なことをするのはいけないですが、
何事も挑戦することはとても大切であることが分かりました。なかなかスピーキングとリスニ
ングは一か月では大きく上達できませんでしたが、恥ずかしがらず英語を話してみようと思う
勇気を出せるようになったことを実感しています。また、他の国の生徒達が英語を学ぶ姿を見
て、私ももっと英語を学ぼうと思いました。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
医学部 看護学科
2 年 講神里佳子
1)英語授業
クラスは on-line placement test をもとに分けられました。クラスは中国人が半数を占めており、
日本人は富大生の 3 人でした。教科書も使いながら、話題を出されグループワークになり英語で話
す授業体制でした。クラスのみんなは Speaking が上手く、ペラペラに英語を話しておりとても焦
りました。クラスの生徒は私のゆっくりな英語でも耳を傾け、理解してくれとても助かりました。
パソコンを使う授業もあり、Reading の宿題や、Listening の宿題がでて大変でしたが、ためになり
ました。日本について詳しい学生もいて盛り上がったりできてとても楽しかったです。
日本語授業を行っているクラスに参加する経験もできよかったです。
2)富山プログラム
一番印象に残った施設は、Waitakere Hospital Simulation です。シミュレーターを使って脈、心
拍の計測、呼吸音をみたり、注射をうったりしました。また手術現場でのシミュレーションを行い
ました。富山大学ではシミュレーターを使った実習はないのでとても貴重な体験ができました。
3)ホームステイ
家族構成はファザー、マザー、猫でした。基本的に自分のことは自分でするというスタイルで、
週末にどこかに連れてってもらうことはなかったですが、友達と楽しく観光できたので良かったで
す。ファザーはいつもニコニコ笑顔でとても癒されました。今日の出来事など笑って聞いてくれて
うれしかったです。
4)オプション遠足
参加して本当に良かったと思います。一日目はホビット撮影現場にいきましたが時間が遅かった
ため中には入れなかったのですが、外観など雰囲気が楽しめました。二日目はファームショーで羊
とたわむれた後に、ジェットボードに乗りました。一番前という特等席に乗られて楽しかったです。
そのあとにラフティングをして、イケメンの指導者にレクチャーをしてもらいながら七メートルの
滝を無事に乗り越えることができて最高に楽しかったです。最終日はマオリ―ショーとワイトモ洞
窟で 2 日目と比べゆったりすごしました。ワイトモ洞窟はとてもきれいで感動しました。ホテルの
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隣がバーだったので、乾杯できて楽しかったです。あっという間の 3 日間で心に残る大切な思い出
になりました。
5)このプログラムで学んだこと
参加する前は英語や他国の文化に興味を持っていましたが、なかなかそういった経験ができませ
んでした。このプログラムを通して、自分の意見を英語で伝えることは難しいが、伝わった時の喜
び、他国の文化を知り、互いの気持ちを共有できる楽しさを知ることができました。あっというま
の 1 か月でしたが、このプログラムに参加できて本当に良かったです。先生や友達たちのサポート
があり楽しい短期留学ができました。ありがとうございました。
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
医学部 看護学科
2 年 富永真礼
1) 英語授業の報告と感想
私のクラスは曜日ごとに先生が違っていて二人いた。どちらの先生もわかりやすく、聞き取りや
すい英語を使ってくれてよかった。授業は一人で考えることもあったり、ディスカッションをした
り、とても楽しく受けることができた。リスニング、スピーキング、ライティングなどさまざまな
勉強をした。授業中に、ゲームをしながら勉強したりすることもあった。クラスメイト全員の名前
を覚えて、みんなと会話することができた。また、それぞれ出身国が違うため、お互いの国の話で
盛り上がった。結構、日本に来たことがある生徒もいて、日本の話をしたりとても楽しかった。私
のクラスはとても仲が良くて、休憩時間も会話したりいっしょに過ごすことが多かった。先生も生
徒もフレンドリーで本当に楽しいクラスで最高だった。
2)富山プログラム報告と感想
病院見学では、NZ の医療環境の説明を聞いたり、実際にマネキンを使って蘇生やバイタルチェッ
ク、注射などを体験することができた。マネキンは、今まで見たことがない機能をもっていてすご
いなと思った。 例えば、脈をとることができたり、会話することができたり、とてもリアルで驚
いた。
製薬会社では、薬の製造過程を見ることができた。どのように製造されるのかをじっくり見るこ
とができたので良い経験になった。けれど、聞き取ることが難しく、何を説明してくれているのか
がわからなかった。時々、解説などがあればいいなと思った。
さよならパーティでは、ひとりずつ卒業証書をもらうことができた。 また、スカイタワーでの
ビュッフェも最高でユニテックのスタッフと関わることができて楽しかった。
3) ホームステイの感想
ホームステイ先はとても良くて、不満は全くなかった。
毎日その日にあった出来事について尋ねてくれて、私の英語を理解しようとしてくれた。
私の英語の使い方がまちがっていると、
「Repeat after me!」と言いながらどうやって使うのかな
ど言い方を教えてくれた。また、明日どこに行くなどの予定を伝えると、そこには何があるとか有
名なお店とかたくさん情報をくれたりと親身になってくれてとてもうれしかった。食事は、量も味
もちょうどよくて毎日たのしみだった。ホストマザーもファザーもとても楽しくおもしろい人で毎
日が最高だった。ファザーは、ジョークが多くて常に笑いでいっぱいだった。子どもたちも、結構
気に入ってくれたのか、毎日私の帰りを待ってくれていて、学校が終わって帰ってからずっと遊ん
でいた。最後の週末には、最後だからと観光名所につれていってもらったり、ホストファミリーの
友達にあったりと楽しませてもらった。
ステイ先は、バスで20分ぐらいだったけれど、毎日40分ぐらいかけて歩いて登校していた。
歩いたほうが、まわりに何があるのか知ることができたし、気になるお店があるとすぐに立ち寄る
ことができた。毎日歩くことで運動にもなり、たくさんの発見があっておもしろかった。
子どもが大きくなったら、もう一回会う約束をして帰国した!!!
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本当に素敵なホストファミリーで大好き!!!
4) オプション遠足の感想
ファームショーでは、ステージにあげてもらって、子羊にミルクをあげることができた。たくさ
んの種類の羊の説明を受けて、実際に羊の毛をさわったり、カットするのを見たり、とてもおもし
ろかった。また、至近距離で羊と写真を撮ったりすることもできて楽しかった。
ジェットボードでは、速度80キロのボードに乗って回転したりスリル満点で盛り上がった。回
転するときに、水をかぶったり、ぬれたりして、暑かったのでちょうどよかった。
ラフティングでは、ドライスーツ、ヘルメット、ライフジャケットを着用して5.6人のグルー
プに分かれてやった。私のグループは6人プラススタッフで、スタッフもメンバーもとてもやん
ちゃでとても楽しかった。みんなで息を合わせてこいだり、スタッフの指示通りに動いた。2.3
メートル、7メートルとだんだんと高いところから落ちたりする迫力がすごかった。叫んだり騒い
だり、最後にはのどがかれるほど楽しかった。ラフティングは一番おすすめ。
5) このプログラムで学んだこと
英語の能力はもちもん、自分で物事をやり遂げる自立心やコミュニケーション力を身に着けるこ
とができた。語学力以上に学んだこともとても多かった。この留学を通して、同じ大学の友達だけ
ではなく、Unitec の友達もたくさん持つことができた。
留学に参加して本当によかった!!!!!!!
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ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
医学部 看護学科
2 年 山崎千晶
1)英語授業の感想
英語授業にはディスカッション形式のものと、パソコンを使ってリーディングやリスニングをし
てクラスメイトと共有するものがありました。パソコンを使う授業はわりと個人で行うものだった
ので不都合は感じませんでしたが、ディスカッション形式の授業はまわりのみんなとの差を感じま
した。リーディングやライティングに関しては大丈夫でしたが、リスニングとスピーキング力は圧
倒的にほかのクラスメイトの方が高くてディスカッションに入りきれないこともありました。しか
し先生もクラスメイトもみんな優しく、日本人が戸惑っていると今なにをすべきかなど丁寧に教え
てくれたので、出来ないながらも楽しむことが出来ました。もっとスピーキングやリスニング力が
あればもっと楽しむことができたと思いました。
2)富山プログラムの参加感想
富山プログラムの中で私が最も印象的だったのは、ユニテックの看護学科に行き、施設見学をさ
せていただいたことです。富山大学の施設とは異なる点が多くあり、手術室で人体模型の脈を変化
させたり点滴の液をいれたり AED を使用したり心臓マッサージをしたりと多くの体験をさせてい
ただきました。設備がとても整っており、より実践的な演習を行うことができると思いました。富
山大学にもあのような設備があったら良いなとうらやましく感じました。
針治療は実際にやってみたいと思っていましたが、患者さんがやっているところを見学させても
らうだけで実際に体験することはできず残念でした。
ユニテックの看護学科の隣に病院があったので見学してみたかったなと思いました。日本の病院
との雰囲気の違いや構造など、少し時間があったら覗いてみたかったです。
3)ホームステイの感想
私のホームステイ先はマザーと 2 歳の男の子の二人でした。マザーはとても優しく、2 歳の男の
子もすぐに懐いてくれました。2 歳の男の子がいたおかげでマザーとのコミュニケーションもとり
やすかったです。よく海や公園に連れて行ってくれました。 2 歳の子がいたので夕食の時間は早
かったですが、遅くなる時は伝えておけば置いておいてくれました。料理もおいしく部屋もきれい
だったのでとても住みやすかったです。私の家は、お風呂の時間や長さも決められていませんでし
た。金曜の夜などはマザーの友達の家に一緒に行かせてもらい、ワインやチーズをいただきながら
喋り子供たちの面倒をみたりしていました。いろいろな人と交流させてもらえてとても良い経験に
なりました。最後の週末にお好み焼きと焼きそばを作ってあげるとマザーはとても喜んでくれレシ
ピまで聞いてくれました。マザーは私が伝えようとしていることを一生懸命理解しようとし、私が
理解するまで説明してくれたので一ヶ月とても楽しくホームステイができました。2 歳の男の子は
毎日側から離れず遊んでいて子供が好きな私にとってとても楽しい時間でした。一ヶ月日本語が通
じない初対面の家族と一緒に暮らすことにとても不安でしたが、本当にあっという間の一ヶ月でし
た。
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4)小旅行の感想
週末旅行はとっても楽しかったです。NZ 滞在一ヶ月の中で最も楽しかったイベントでした。
オプションはできる限り全部申し込みましたが、ラフティングが一番楽しくておすすめです。みん
なでボートとこぎながら、インストラクターの人もおもしろくて、7mの落下にはびびってました
が何度もやりたくなるくらいやみつきになるオプションでした。
ホテルは簡易的で日本のように綺麗とはいえませんが合宿のようでそれもいい思い出です。
ドライバーもノリが良く車内も盛り上がり、終始笑顔が絶えない旅行でした。
できるだけ多くのオプションに参加して本当に良かったと思っています。すべて楽しくて日本では
体験できないことがたくさんあったのでとてもいい経験になりました。
5)このプログラムで学んだこと
私は今まで海外に行ったことがありませんでした。昔から留学するのが夢でしたが、一歩踏み出
せずにいました。しかし一緒に行く友達がいたことや、大学でのプログラムで安心感もあり初海外
でしたが留学することに決めました。初めてで一ヶ月ホームステイをしながら学校に通うことに不
安もありましたが、行ってみるとそんな不安を感じないくらいに充実した日々でした。一ヶ月とい
う期間だったのでアクティブに毎日楽しんで本当に良かったと思っています。
何事も積極的に自分から行おうとし、失敗することを怖がらないことが大切だと学びました。
英語が話せないとあきらめるのではなく、なんとか自分の持っている力で伝えようとすることが大
事で、そうすることで相手も理解してくれようとし、伝わるということを実感しました。
また、リーディングやライティング力は多少あるがスピーキングやリスニング力が乏しいことを痛
感しました。日本で英語の授業をうけ課題を行う分には問題なかったが、実際海外に行きコミュニ
ケーションを必要とされたときやはりスピーキングやリスニング力はとても大切だと思いました。
一ヶ月という短い間でしたが最後の週には最初よりも少し聞き取りやすくなっていたり、言葉がで
てきたりといったことを実感したのでこの機会を無駄にしないようにこれからも英語に関わって
いきたいなと思いました。
30
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
医学部 看護学科
3 年 多賀愛理菜
1)英語授業の感想
他の留学生は英語が堪能で発言することが多かった。ディスカッションする際はほとんど自分の意見
を言うことが出来ず、授業にあまり積極的に参加することが出来なかった。PC を使った授業では特に
何を指示されているのか分からず戸惑うことが多かった。でもクラスメイトがやさしくて私をいろいろ
助けてくれた。富大以外の日本人留学生とも仲良くなれた。
2)富山プログラムの参加感想
専門用語を理解するのが難しかったが、丁寧に説明してもらったので大部分は理解することができた。
実際に見学したり、体験したりしながら企業・学校をまわれたので楽しかった。
3)ホームステイの感想
とても良いホストファミリーに出会えた。小さい子供やペットがいない家庭だったので初めは少し残
念に思っていたが、夫婦二人だけだったからこそ私を中心に考えてくれて、ゆったりと過ごす事が出来
たと思っている。最初の方はうまくコミュニケーションを取れなかったが段々と成り立つようになって、
ホストファミリーからも褒められて少し自信がついた。夫婦仲が良くて、2人を見ているだけで幸せ
だったし、家でのルールも特になく、日本の自宅のようにリラックスできた。私は誕生日を NZ で迎え
た。ホストファミリーがケーキとプレゼントと手紙を用意してくれてとても嬉しかった。一生の思い出
になる誕生日だった。一ヶ月間楽しく過ごす事が出来てホストファミリーには本当に感謝している。
4)小旅行などの感想
中心街や週末旅行のロトルア、水族館、動物園、大型ショッピングモール、ワイへキ島など様々なと
ころに出かけた。ロトルアではたくさんのアクティビティができて大満足だった。ショッピングモール
は自宅からもユニテックからも近いのでよく行った。人生初の南国リゾートになったワイへキ島は海や
緑がとても綺麗で見飽きなかった。
5)このプログラムで学んだこと
日本ではリーディングやライティングを授業でするが、リスニングやスピーキングはあまり学ばない。
NZ に行ってスピーキングが特に重要だと感じた。難しい単語や文法が分からなくても、単語ひとつで
も話して伝える努力をすれば絶対伝わる。うまく理解できなかったり伝えられなかったりして悔しい思
いをしたので、少しでも流暢に会話が出来るようにもっと英語を学びたいと思った。
31
~クラスメート~
~日常~
32
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
薬学部 薬学科
2 年 山口実佐子
(1)
英語授業の報告と感想
自分のレベルよりも高いクラスに入ってしまい、
ついていくのに必死だった。授業でやっている文法
は高校レベルで簡単だったが、クラスメイトとの
ディベートの時がうまく話したいことが伝えられず
もどかしかった。自分のスピーキング能力の低さを
実感した。しかしクラスメイトは親切な人が多く、
すぐに友達になることができたため、わからないこ
とは遠慮なく聞けた。また宿題で提出の仕方やプリ
ントアウトの仕方がわからなかったときはクラスメ
イトが教えてくれたので、困ることはなかった。授業の最終週には自分からためらいなく話し
かけられるようになっていたし、ディベートも何とか自分の意見を伝えられるようにはなった。
(2)
富山プログラムの報告と感想
製薬会社、看護学校、中国医療の大学など日本では行くことができないたくさんの施設に行
くことができたのが良かった。それぞれの施設の方の説明は難しくて理解できないところも
あったが、ほとんどの話は理解できた。一番印象的だったのは、ハーブなどを使った自然治療
を行う大学の見学だった。日本でいう漢方みたいな薬を扱う治療で、その学校で3年間勉強す
れば、患者さんに自然治療を施す資格が取れるという大学だった。日本にはこのような制度は
ないため、とても興味深かった。
(3)
ホームステイの感想
ホストファミリーはとても親切で、本当の家族のように私を受け入れてくれた。会話で私が
わからなかったことはわかるまで説明してくれたため、誤解でトラブルが起こることはなかっ
た。分からなかったら正直に聞くことが大切だと思った。私のホストシスターは薬剤師だった
ため、NZ の薬剤師の話をたくさん聞くことができた。また、家族の集まりをとても大切にして
いる家庭で、親戚が大勢集まって夕食を食べる機会が数回あったため、多くの人と話す機会が
もてた。夕食の後はホストファミリーと TV を見ながら雑談することが多かった。なるべく自
分の部屋にはこもらず、家にいるときはリビングにいて、ホストファミリーとその日のことな
どを話した。たくさん話すことで、私はホストファミリーと仲良くなれて嬉しかったし、ホス
トファミリーは安心してくれているようだった。別れ際には手紙とお花をあげて、感謝の気持
ちを伝えることができた。
33
(4)
オプション遠足の感想
ロトルアでラフティングをしたり、マオリのショーを観たりした。NZ の文化に触れることが
でき、現地でしかできない体験をすることができて楽しかった。
(5)
このプログラムで学んだこと
一つ目は、自分の英語に対する考え方を変え
られたこと。今まで、英語は好きだったが英語
を使う文化の人が実際に英語を使う光景をあ
まり見てこなかったせいか、自分から遠い存在
のような気がしていた。英語を「言葉」ではな
く「教科」として見てしまっていた。しかし今
回の研修で英語を使わなければ生活していけ
ない環境で一か月生活して、英語をすごく身近
に感じられた。もちろん勉強しなければ英語は
上達しないけれど、今までは勉強しなくてはい
けないという、壁みたいなものがあったが、今
は英語を習得してコミュニケーションを取り
たいという前向きな気持ちに変われた。
二つ目は、当たり前だけれど、自分の気持ちをはっきりと伝えることができるようになれた
こと。NZ での生活は誰かに助けてもらうことがとても多かった。自分のわからないことははっ
きりと分からないと伝えて、教えてもらわなければならないし、教えてもらったら感謝の気持
ちを伝える。すごく当たり前だけれど、日本では相手に気を遣いすぎてしまったり、恥ずかし
かったりして伝えられないことが多々あった。しかし、NZ で自分の気持ちをはっきりと伝える
ことで、日本でのコミュニケーションより気持ちが良かったし、はっきり言ってもらえること
で円滑なコミュニケーションができた。日本でも自分の意見や気持ちをはっきり伝えられるよ
うに心掛けていきたい。
最後に、この研修のためにたくさんの時間と労力をかけて準備してくださった木村先生をは
じめとする先生方、国際交流センターの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしい経験
をすることができました。本当にありがとうございました。
34
ニュージーランド短期英語研修プログラムに参加して
芸術文化学部 芸術文化学科
2 年 川原尚子
1)英語授業の感想
教科書の問題を各自で解いてそれについてクラスメイトとディスカッションをする形式で授業が進
められました。なので、英語を話す機会が多かったように思います。クラスメイトはみんな英語がペラ
ペラで授業についていくのに必死でした。クラスには色々な国籍の人がいて色々な話が聞けて良かった
です。なかなかスムーズな会話はできませんでしたが、言葉を変えるなどして私が理解するまで話して
くれたり、速度を遅くして話してくれたりと、みんなとても親切にしてくれました。おかげで充実した
3 週間を過ごせたと思います。
2)富山プログラムの参加感想
1 日目と 2 日目は学校の校舎案内がほとんどでした。同じ学校内を見せてもらえるのであれば実際に
作業しているところを見学できれば良かったなと思います。3 日目の高校の美術の授業の見学は実際に
スケッチをしているところを見ることができたり、生徒と直接会話できたり、充実していました。
3)ホームステイの感想
ホームステイ先に着いてすぐに A4 にびっしりとルールが書いてある紙を渡され、ちゃんとやってい
けるのか少し心配でした。ですが、毎日洗濯をしてくれて、食事も美味しくて、とても過ごしやすい環
境でした。また、一緒にカードゲームをしたり、毎週単語テストをしてくれたりと、お互いにコミュニ
ケーションをとりながら英語に触れあう機会をつくってくれてとても感謝しています。最後の日には手
紙をくれてとても嬉しかったです。ホームステイ先にもう 1 人中国人の留学生の子がいて、2 人で買い
物に行ったり散歩したりできたのも、とても楽しかったです。
4)小旅行の感想
自分達だけでは行けないところに連れて行ってもらえたので参加して良かったと思います。オプ
ションも充実していてとても楽しめました。私はエッセイの課題でマオリ文化について書くことに決め
ていたので、実際に見学できて良かったです。
5)このプログラムで学んだこと
今回、クラスやホームステイ先で中国人と関わる機会がとても多かったです。授業以外で話して
くれたり、ホストファミリーの英語をなかなか理解できずにいる私を助けてくれたり、みんなとて
も親切でした。お互いに自分の母国について話すことが多く、新しく知ることがたくさんあってと
ても勉強になりました。少し自分の視野が広くなったように感じます。またニュージーランドにも
行きたいし、他の国にも行ってたくさんの人と関われたらいいなと思います。
35
2.5. 英文エッセイ
Buses in Auckland
Faculty of Human Development 1
Daiki Katsuragi
Auckland public transport system consists of bus, train and ferry. However buses are used
predominantly by Aucklanders. These buses run throughout Auckland. I will discuss differences
between Auckland and Japanese bus.
There are convenient cards in Auckland`s public transport system which are called “AT HOP card”,
if you had this card, you could ride in bus, train and ferry. The right amount of money is taken off this
card and no cash is needed. If you had this card when you ride in the bus, you could ride for a lower
price than normal price. Besides, the fare was changed in 6/6/2014, which made using the bus even
more advantageous. This is exactly the same system as Toyama`s “ecomica”.
By the way, you can buy this card, in places such as Britomart station, AT customer center, and
campus of University.
One of the bus services is called City Link. City Link runs in Auckland`s city centre. Characteristic of
City Link buses is its red color. If you have an AT HOP card, you can ride for free. If you want
shopping in downtown, City Link is very useful!!
Another service is the Inner Link. Inner Link`s buses run from the city centre to Newmarket, Parnel,
Ponsonby, etc. These areas are very far from the city, if you walk. The maximum fee for Inner Link is
$1.90.
The last is Outer Link. Outer Link buses run in Mt Eden, Mt Albert, etc. If we go to the city from
UNITEC, it is very convenient to use Outer Link buses. Outer Link fees are from $1.90 to $3.40. I
think it is very good to go to the city by Outer Link bus, and then use the City Link bus when you do
your shopping.
One of the most interesting difference between Japan and Auckland buses is, that there are no
announcements regarding stops on the Auckland buses.
This makes it very difficult for foreigners, because they do not know where they are, or which bus
stop will be next.
36
Another fascinating difference is “kind of buses color”. Auckland`s buses have many colors. For
example, red, green, orange, blue, etc..
Last Auckland`s people get on bus through a front door. People ride on the buses from a back door
in Japanese buses.
If country is different, everyday life is different. I think that this is very amazing!!
37
How to be an Elementary (Primary) school teacher in JP & NZ
Faculty of Human Development 2
Chihiro Honda
I want to be an Elementary school teacher in Japan. So I research and write essay about “How to
be a teacher in JP and NZ” I thought maybe there are little differences. But it was mistake. There
were many differences. My host mother was Primary school teacher. So, I interviewed her and
wrote this report.
First, time of study. In Japan, we study four years at university. In New Zealand they study three
years. People can choose from 2 to 4 years to study and type of school and kind of license in JP.
For example, distance learning university, junior college or university. If you choose short study,
from 2 to 3 years, you can get only class 2 license. Class 2 license teacher’s salary is lower than
class 1 license teacher. If you study in NZ there is only full time school to be a teacher.
What I was surprised the most about is teaching practice. We have to get five credits for it. The
term is about three or four weeks in summer vacation. There are many chances to practice in NZ.
They practice three months every year. And do teaching practice and study at university during the
term. If student study four years in NZ, they has to practice once a week for a year in addition it.
Mostly study 3 years. If you want to be a teacher after chose another major, you can get license add
one year to study.
So, NZ students practice more than JP students. Teaching practice is very hard.
I felt uneasy about it. But it’s very good for improving teaching abilities and thinking about teacher’s
job.
Third difference is about how to get a job at a school. In JP, we have to take a teacher employment
examination. It’s has two stages. After we pass it, we can get a job at a school. But some people
who passed it sometimes can’t get one. To get teacher's certificate is not difficult in JP. But to be a
teacher is more difficult than the exam. NZ’s way to get a job resembles that for Japanese private
school teachers. After graduate college, people apply for a position to school and have an interview
for a job. So they have to do job hunting. The first two weeks from the first day of work are a trial
period.
The way of new teacher’s training is different. In NZ, during the first and second year of teaching,
they have to study in university once a week or once every two months. Other teachers help them to
study. Neighboring teachers coach new teachers and hand in reports about them to the principal. In
JP, teacher trainers for coaching new teachers come to schools 10 hours a week and advise to
them about class, managing classes and other things for a year. They coach four new teachers per
person. In addition to that new teachers have to travel to study about such things as nature activities,
38
but they don’t return to college to study.
Comparing JP’s and NZ’s education, there were
many differences. I went to a primary school and
watched classes in NZ. It was very interesting.
There are some points in common between JP and
NZ. One is children are very cute. The other is
teacher’s job is very hard but very important and
worthwhile. I’ll study harder to be an elementary
school teacher. Thanks to my host mother who told
me about school and teacher training in NZ, the
University of Toyama Program and for reading.
39
New Zealand Food and Japanese Food
Faculty of Economics 2
Mikito Ishida
When I went to New Zealand, I experienced a lot of things outside of the ordinary, such as houses,
buildings, languages, multi-cultural background, and especially foods. I think the food that is eaten
by the people in a country shows us a lot of information about that country such as culture, lifestyle,
preference, and economic status. Therefore, I would like to introduce New Zealand’s food by
contrasting it with Japanese food.

Meat
When it comes to New Zealand, I have an image that people eat a lot of meat every day. As I went
to the supermarket, I was surprised what a big building it was! And when I entered it, I saw a lot of
products piled up here and there in the shelves. There were many kinds of food products.
Compared to Japanese supermarkets, the most interesting and different thing was the meat.
People often say that Japanese don’t eat too much meat, compared with people who have a habit
of eating meat. And that was true. There were so many kinds of meat there; beef, pork, chicken,
lamb. And it’s not only the variety of meat, but also it’s the variety of parts of meat. Also the price
was not expensive even if we consider the high tax in NZ, and the large amount of meat.
Considering this fact, we can understand how Japanese meat is expensive. Now the Japanese
government taxes meat. Therefore, if the Japanese government abolishes the tax on meat,
someday we can eat meat for a more reasonable price.

Japanese food
As we go outside and hang around, we can see a lot of Japanese restaurants in NZ. One of the
most popular Japanese foods in NZ is sushi so there are many kinds of sushi shops, both
independent and chain stores. And the contents of the sushi are very different from Japan. When it
comes to sushi, Japanese think of raw fish, however, the shops in NZ don’t have so many raw fish
sushi. I could see only salmon and others were chicken that is baked and fried or broiled eel (unagi)
or canned tuna or vegetables. And most of the sushi are norimaki, and surprisingly, some shops
sometimes deep-fry them. In this way, NZ sushi and Japanese sushi are very different. Off course,
we can see some other Japanese restaurants like donburi shops, however, it’s difficult to eat real
Japanese food in NZ. When I was in NZ, I ate some Japanese food, off course it was good, however,
I always felt is it Japanese food? This is my opinion, so, maybe there are some authentic Japanese
restaurants in NZ. However, I am sure that even if it is true, it is difficult to find them.
40

Conclusion
As I said, there is a difference between New Zealand’s food and Japanese food. And I think this is
natural. New Zealand is a multi-cultural country inhabited by many people who have a lot of different
backgrounds. Therefore, we can see and eat a variety of foods from all over the world, not only
Japanese food, and sometimes those foods are arranged for New Zealand people because so
many people have their particular preferences for food. And at that time, new kinds of food are
invented. Sometimes it may be an integration of Chinese and Japanese, sometimes American and
Korean. Because of these movements, I think the change of ethnic food into new kinds is inevitable.
If you find such foods, may be you will feel it’s odd, however, I am sure that you will find pleasure in
new discoveries.
41
How to bring up children
Faculty of Economics 2
Kanami Yamazaki
My homestay family was very big. There was my father, mother, a 5 year old daughter, 3 year old
son, 7 month old son and some chickens. My homestay family had cheerful laughter everyday but
the children were crying at the same time. I felt parents work very hard to bring up their children. In
my family, homework is usually done by my mother because she has a baby and doesn’t go to work.
However, the father cooperates with the mother with child care. I think my homestay family made it
their priority to spend a lot of time with their family. I will write about how I feel about children
growing up in my homestay family.
Family life usually starts at 6:00am. They eat breakfast and brush their teeth. At 7:30am, mother
and children leave home to go to kindergarten. Father leaves home at 8:00am to go work. Children
learn and play in kindergarten. Daughter reads alphabet books in the home every day. Mother said
it is homework. Mother does housework and stays with their young son while the daughter and older
son stay in kindergarten. At 2:30pm, mother leave home to pick up children. After that, they play
with toys. Children eat dinner at 5:00pm and go to bath and bed already 6:30pm.
The schedule is almost the same in Japan. Mothers do housework and childcare when children are
babies. After that mothers work outside like fathers. Actually, my host mother said “I want to work
because I like work.” However, I felt different things in my homestay. For example, father comes
back about 5:00pm to talk with his children and play. If he has work, he comes back before his
children sleep and sometimes he goes back to the office to work until midnight.
In my homestay family, grandparents come home to help parents when children are naughty. They
come many times a week. Many families usually go to their grandparents’ houses in Japan during
long vacations like New Year’s. However, children love their families the same in Japan. I heard
children said “play with me” to their grandparents when they come into their homes. Children have
smiles when they stay home.
I felt another difference in that my homestay family always praised and kissed their children.
Parents said things like “good boy or girl”, “thank you”, and “good job”. If children behave badly,
parents tell them off but finally give them a hug or kiss. Children don’t get as many kisses in Japan.
There are not only differences but also some similarities between New Zealand and Japan. It is
health care for children. According to “New insights into growing up in New Zealand” written by
Auckland university on 18 July, 2014, 86% of two year old children in New Zealand were described
as in very good or excellent health. In my homestay house, we ate vegetables every day. Children
42
didn’t like it but they were told to eat them by their mother. She always used unprocessed foods and
natural materials. She loved healthy foods, so there were many natural foods and seasonings in the
house. My host mother cooked many countries’ foods. In Japan, many people also think to cook
healthier.
Another thing is that 66% of two year old children in New Zealand have had books read to them
every day. In fact, there was reading time before going to sleep in my house. I found the same book
as in Japan. It is “The Very Hungry Caterpillar”. I love this book, too. In Japan this book is called
“Harapeko Aomushi”. I found so many books in my house. Children listened to 2 or 3 books every
night.
I felt NZ and Japan have many differences but there are also many similarities. I think a lot of praise
is the most wonderful things to raise a child. So, every day becomes full of smiles and children are
brought up to be obedient, too. I hope my family is like my homestay family if I have family.
43
Why are people living in New Zealand taller than people living in Japan?
Faculty of Science 2
Ryo Masumoto
This spring, I went to New Zealand. I saw a lot of people who were taller than me. I want to know
why many New Zealanders are taller than Japanese. I researched and found out some reasons why
there is a gap.
The first reason is Bergmann’s Rule. Bergmann’s Rule is the biological rule within two regions. The
detail of the rule is that species living in colder regions have larger bodies than the same species
living in warmer regions. It is because larger bodies can store more heat than smaller bodies. Now,
let`s take a look at New Zealand’s ethnic composition. The research from the Ministry of Foreign
Affairs of Japan shows that 67.6% of the people living in New Zealand’s ancestors are from cold
regions of Europe. From Bergmann’s Rule, their ancestors were perhaps taller than Japanese,
because Japan is warmer than Europe. Thus, the difference is due to genetic differences in the
populations. This is my opinion about why they are tall.
Next, I want to talk about what New Zealanders eat. While at my homestay, my host mother cooked
a lot of dinner with beef, chicken, pork, and lamb for me. She told me that most families in New
Zealand don’t eat fish often like Japanese. There is more protein and fat in meat, which builds up
one’s physique to be strong. Therefore, they have big and tall bodies.
These are the reasons that I think most people living in New Zealand are taller than people living in
Japan. However, there is no reason for you to feel miserable even if you are smaller than New
Zealanders. Take a look at Kei Nishikori’s tennis. He proved that small Asians could make big
history. What you should learn from him is not to feel humble. You can be a strong person even if
you are small.
44
The Law of New Zealand
Faculty of Engineering 1
Masaki Egashira
Before I went to New Zealand, I accidentally watched a TV program about Hawaii and was
surprised various things regarding law, so I supposed that New Zealand also has some unexpected
laws. This is why I decided to investigate the law of New Zealand and compare New Zealand with
Japan.
1. History of law
Wikipedia explains that, “Before 1840, there was no formal legal system in New Zealand”. Before
then a person had power to punish people for misdeeds, but it wasn’t legally enforceable but was
rather voluntary. In the 1830s, the British tried to establish British law in New Zealand, but were
unsuccessful. The treaty of Waitangi, signed in 1840, was believed to have established a general
base of British law in New Zealand. New Zealand law was established based on British law, “not
through the Treaty of Waitangi but through conquest and settlement” (Wikipedia).
2. Various legal age restrictions
There are many differences between New Zealand and Japan. A very unexpected thing is the law
for the age of caretakers. In Japan, there are no specific legal restrictions, but in New Zealand,
surprisingly, only children of 15 years and over up can stay at home alone. Besides this, people can
obtain an ordinary driver’s license from 15 years old in New Zealand, but in Japan it is 18 years old.
Moreover, drinking alcohol and smoking is allowed from 18 years old, as 18 years old is considered
the age of adulthood. New Zealanders can marry from 16 regardless of sex, which is also more or
less different from Japan.
3. Anti-smacking law
Anti-smacking law means forbidding corporal punishment for children. It started ti be enforced from
2007, and so is a recent law. Due to this, the section 59 crimes act repealed the bill in 2009.
Nevertheless, according to a survey, 56% of parents said they have smacked their child or children
since the law changed, and 66% of parents said they would smack their child in the future.
Regarding this law, the Family First Director considers this a problem. Parents are willing to risk
prosecution because they want to raise good law abiding citizens. He is just talking about basic
discipline. And he is afraid the majority of parents completely disagree with that notion. Half of
parents think that the law change caused a decline in discipline.
References
Law of New Zealand - Wikipedia, the free encyclopedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Law_of_New_Zealand
45
Media 4 New Zealand ニュージーランド概要 法律と交通ルール
http://www.m4.co.nz/about_nz_horitsu.htm
Parents ignore 'anti-smacking law', poll shows - National News | TVNZ
https://www.tvnz.co.nz/one-news/new-zealand.html
46
Differences in electric power between Japan and New Zealand
Faculty of engineering 1
Miki Ito
On 11th March 2011, we had a great earthquake in Japan. Because of the earthquake, the nuclear
power accident in Fukushima caused huge concerns about a shortage of electrical power. It’s a
terrible problem in Japan. I think New Zealand is similar to Japan. In fact, there was a big
earthquake on 22nd February 2011, so I investigated electrical power and compared the situation in
New Zealand with that in Japan.
Power consumption in Japan is the third largest in the world. In the past, oil crises occurred in Japan
twice. After this experience, people in Japan worked on developing alternative energy sources to
replace the country’s dependence on oil. As a result of those efforts, the rate of oil dependence has
gradually decreased, but demand for electricity has increased and that is supported by importing
fossil fuels. After the nuclear power accident in Fukushima, all of the nuclear plants in Japan
stopped operating. Now, there is no nuclear plant operating in the country. At present, the main form
of energy in Japan is fossil fuels. All burning fossil fuels plants are operating and compensate for the
nuclear power supply of electricity. This is a problem because the fossil fuel power plants require
maintenance. Japan is using aging plants intermittently and still can’t generate sufficient electricity.
We’re in danger now.
New Zealand is a country that does not operate nuclear power stations. Why? Because nuclear
power generates a lot of electricity, but New Zealand has only a small population, and so they don’t
need so much energy. But New Zealand is a net importer of energy. The main forms of energy in
New Zealand are oil, gas, and renewable energy. About 37% of primary energy is from renewable
energy sources in New Zealand. About 72% of electricity comes from renewable energy such as
hydropower and geothermal power.
47
Renewable electricity in New Zealand is mainly from hydropower. In 2011, 77% of the electricity
generated in New Zealand came from renewable sources. From 1995 to 2005, the rate of using
non-renewable and renewable energy sources has been consistent. Specifically, hydrocarbon fuels
were used about 70% and renewable sources were used about 30%. So, it was a rapid energy
development. In September 2007, Helen Clark, a former Prime Minister, announced a national goal
of “90 percent renewable electricity by 2025, with wind energy to make up much of that increase”
(Wikipedia.org).
Japan announced an energy policy of “three Es” (Energy Security, Economy and Environmental
Conservation). It seeks the alternatives to make the country free from shortages of electricity, to
have reasonable prices for energy and to take measures to decrease carbon dioxide emissions. It’s
important to use not only fossil fuel power generation but also other types of power generation
including nuclear power and renewable energy. Each means of electrical generation has good
points and week points. So, we need to combine fossil fuel-based power generation with other kinds
of power generation. Because Japan has relatively poor indigenous energy resources, working on
the issue of future energy generation is very important. I think Japan can find model forms of energy
generation from New Zealand.
References:
http://www.kepco.co.jp/corporate/energy/nowenergy/japan_energy.html,
http://en.wikipedia.org/wiki/Renewable_energy_in_New_Zealand
48
Unexpected sports in NZ
Faculty of Engineering 2
Kento Tawada
In New Zealand, rugby is a national sport. The national rugby team is called the All Blacks. When
national rugby games are held, many people wear something black because that is the color of the
uniform of the national team. People also like cricket. The national cricket team is loved and they
are called the Black Caps. In New Zealand baseball is not as popular as rugby or cricket, even
though baseball is similar to cricket, although it is said that in the past two years the number of
baseball players in the country has increased three times, so here I am going to explain why their
numbers have been increasing.
In New Zealand, the main baseball season is from fall to spring because
there are many rainy days in the winter. Also even when the rain stops, it
takes a long time to dry the baseball stadium field, so in New Zealand
baseball is a fall or spring sport.
The national tournament is held every year in Oakland. The team from
Christchurch and the team from Wellington participated in 2014. The
national team was invited to the WBC*1 in 2013. Also, the son of John*2
plays baseball. After the WBC*1 in 2013, he commented that he was
disappointed because the national team lost, so he wanted to help the
team to become stronger.
The uniform of the Black
Caps and a cricket ball
In New Zealand, the national baseball team is called the Diamond blacks. Before games, members
of the team dance the haka*3. This traditional dance is performed before rugby games as well. The
New Zealand national rugby team, the All Blacks, dance before international games and it is famous
as an announcement and also as a dance to welcome state guests and visitors from abroad.
In New Zealand, there is not a professional baseball match like the Major Leagues yet, but there are
minor leagues played by amateurs. This is because the New Zealand baseball team wants to defeat
the Australian baseball team as New Zealand is often mistaken as Australia and there are only a
few Oceania international competitions. Besides, many people have two jobs, “baseball and
softball”. Softball is popular in New Zealand and the national team is called the Black Socks.
In 2013, there were approximately 140,000 people playing rugby in New Zealand, approximately
135,000 people playing cricket and approximately 6,000 people playing baseball. While there are
fewer baseball players than players for the other sports, one-third of baseball players have played
at school and the hope is the country can continue producing star players in the future. In the past
49
several years, two people have entered into professional contracts with American baseball teams.
One is Te Wera Bishop. He joined the Red Sox. Originally, he played softball as a representative of
the Black Socks, but he jumped into the world of baseball by giving up his position on the team that
is the strongest in the world of softball.
The other is Daniel Devonshire who signed a contract with the Blue Jays. He entered Colby
Community College in the United States to build a career as a baseball player. He was accepted
and received a nomination for the MLB*4 draft.
In New Zealand, baseball is still a developing sport and seemed to be just beginning to work. The
national team hired a coach, Naoyuki Shimizu, a former professional baseball player in Japan, who
used to be a leading pitcher for a Japanese baseball team. He wants to contribute to the
development of baseball and softball in New Zealand leading up to the Tokyo Olympics in the
summer of 2020 because he wants to give back to baseball.
As the number of baseball players in New Zealand increase and players join the MLB and play
baseball in United States, the sport will become more popular within the country. Furthermore, MLB
held a baseball academy in New Zealand. Thanks to this, the popularity of baseball increased even
more. This will help to attract attention to baseball in New Zealand in the future because it is a
country where sports are popular.
WBC*1 (World Baseball Classic)
It is an international baseball tournament help from 2006 to 2013, and is repeated every four
years following the 2009 event.
John*2
He is the 38th Prime Minister of New Zealand, in office since 2008.
haka*3
It is a traditional ancestral war cry, dance, or challenge from the Māori people of New Zealand.
MLB*4 (Major League Baseball)
It is a professional baseball organization that is the oldest of the four major professional sports
leagues (baseball, basketball, American football, hockey) in the United States and Canada.
50
Maori
Faculty of Medicine, Department of Nursing 1
Wada Renge
In NZ, people from many different backgrounds live together. There are many Europeans (68% of
the population of NZ), Polynesians (7%), Asians (9%) and Maori people (14%)!
Now it is said that there are about 250 million indigenous people in over 70 countries. The number is
only 4% of the total population of the world. And the number of indigenous people in the USA is
only 0.5%. So the number of Maori in NZ is considerable.
I knew about the Maori and that they are the indigenous people of NZ because I learned it from a
Japanese textbook, like Native Americans are indigenous to the American continent and the Ainu to
Hokkaido.
While I stayed in NZ, I could touch Maori cultures at Unitec and Rotorua. A lot of Maori culture is still
lived by the descendants of the Maori today. What kind of culture do they have?
・Food
They eat a variety of foods. From the sea comes fish, shellfish and seals. In the forest they find
roots, berries, snails, insects and birds. The woa, the world’s largest bird, was hunted to extinction
for its meat, and traditionally sometimes food was very scarce, especially in winter.
・Fashion and tools
They had tools for digging and carving, and weapons such as spears, clubs and axes. These were
fashioned from bone, shell, wood and stone. Using only stone tools, the Maori made beautiful
wooden carving for their meeting houses and canoes. Greenstone ornaments and jewelry such as
the tiki were highly valued. People also decorated their bodies with tattoos.
・Houses
The Maori lived in a hut or whare, and built their store houses high on poles to protect their food
from dampness, rats and dogs. A pa (fortress) was usually situated on a hill or cliff. People often
lived outside the pa near the gardens. If they heard war chants or a shell bugle warning of attack,
they ran inside the pa for protection.
・War
Fighting between tribes was often over land or even food. Revenge for insults was common too. If
the losing tribe were lucky enough to escape death or slavery, they had to flee and settle
somewhere else. But different tribes could also be friends, trading with one another and exchanging
gifts.
51
・Beliefs
The Maori people believe in gods of the sea and forest, earth and sky. These gods protect
everything. If a person wants to cut down a tree or catch a fish, a karakia (prayer) has to be said first,
so the gods would not be angry
Tapu is another important belief. Where a place or thing was tapu, it has a kind of sacred protection.
Even people like chiefs could be tapu. Breaking a tapu is like breaking the law and invited death or
disaster.
・Family
Family groups lived in iwi (tribes) which were ruled by chiefs. Great chiefs had a lot of mana, which
means respect and power. Ancestors were also highly regarded. People chosen to learn their tribe’s
history could name many generations of ancestors by counting knobs on a memory stick.
Tribal elders and sometimes the tohunga (priest) taught children the names of their ancestors, and
passed on other important traditions.
Children had to work hard, gathering food plants and shellfish, or trapping birds. But they also had
games similar to knucklebones, and played with puppets, stilts, kites and darts. Stick games which
required quick hand and eye movements, as well as wrestling, helped prepare boys for war.
IN 1769, James Cook, who is from the UK, found NZ. After that, many people came to NZ from
Europe because Europeans colonized the NZ people. Maori people resisted, but they were
overwhelmed.
Today many Maori people still live in NZ, and their culture is protected for their descendants, so we
can go sightseeing to experience their old way of life and touch beautiful and precious nature!!
52
How clean green really is in New Zealand
Faculty of Medicine, Department of Nursing 2
Hiroko Abo
Preface
When I came to New Zealand, the wonderful scenery came into my view. There is a lot of green,
and we can look over the sea easily. I feel there is more grass in New Zealand than in Japan.
Thanks to a lot of green, more and more photosynthesis can be done, so the air is clean. From
these things, I think that it is clean, green and beautiful in New Zealand. It is my opinion after staying
for a few days. But is it really true? The results are as follows.
About the most important issue
It is true that, by some indicators, New Zealand is blessed with better environmental health than
many other developed countries. Lincoln University researchers asked New Zealanders how they
feel about the state of their country’s environment in 2010. Almost all people feel that air quality,
coastal waters, and beaches are the best managed environmental assets. But they regard rivers
and lakes, marine fisheries and wetlands as the worst managed. Actually, farm effluent and runoff
continued to be perceived as the least well managed. The most important environmental issue
which New Zealand faces is water pollution.
About waste in New Zealand
Let me explain about waste in New Zealand. From my life in New Zealand, I felt there are
differences in collection of garbage by type between New Zealand and Japan.
In New Zealand, waste comprises a mixture of a lot of different materials. It includes organics, paper,
plastic, metal, timber and potentially hazardous substances. Waste can be generated at different
times during a product’s life cycle. For example, when raw natural resources are extracted or
harvested for manufacturing, when goods are packed, transported, consumed, and eventually
disposed of.
Actually, there were two boxes for garbage in my host house. One is for garbage, paper and so on.
The other is for cans, plastic, and bottles. We can’t live without making rubbish every day. Rubbish
comes from many kinds of substances, however they are divided into only two types when people
throw them away.
The amount of waste disposed of in municipal landfills has risen year after year. This fact is natural
because people divide rubbish into only two types. But lately local governments are working on
collection of garbage by type, so the amount of waste disposed of in municipal landfills has
decreased gradually. Actually, in my campus area, I found that trash boxes were separated into four
types. The boxes were illustrated in order to make it easy for people to separate rubbish.
53
Conclusion
I understood the importance of collection of garbage by type. At first, I felt that it is easy and lucky to
throw away rubbish in New Zealand. But after I knew the problems about rubbish, I thought that
rubbish should be separated by type. Of course, it is very easy to separate rubbish into only two
types. But if we work on separating rubbish by type every time, the problem of waste in New
Zealand would be improved. It seems that there is a close connection between our lives and the
environment. So from now on, I would like to live keeping in mind that my actions are very influential
on the environment.
54
Health issues of obesity in NZ
Faculty of Medicine, Department of Nursing 2
Rikako Kojin
Obesity is defined as an excessively high amount of body fat. About 30% of adults, 1,069,000
people and about 10% of children, 79,000 are obese and about 20% of children are overweight in
the NZ population. BMI is applied as a criterion for measuring obesity. Over 30% means obese and
from 25.0% to 29.9% means overweight in NZ. But over 25.0% represents obesity and from 18.5%
to 24.9% stands for normal weight in Japan. This is a big difference. In other words, 30% of children
in the NZ population are thought of as obese when the Japanese BMI is applied. The childhood
obesity rate has increased from 8% in 2006/2007 to 11% in 2012/2013. This means obese children
are increasing year by year. This is a serious problem.
Obese children and adults have a big of risk not only long-term health consequences but also
short-term health consequences. There is a risk that obese children will have high blood pressure at
a younger age. In addition to that, obese children are likely to suffer musculoskeletal problems,
asthma and psychological problems. Obesity is also related to a long list of adult health conditions
including Type 2 diabetes, ischemic heart disease, and several cancers.
Overweight and obesity are the result of a positive energy balance. It’s thought that it is attributable
to a long term excess of energy intake over energy expenditure that is there are many factors that
contribute to obesity including a person’s behavior, environmental factors and genetics.
Regarding behavior, choosing to eat high fat foods, high sugar foods, or oversized portions will lead
to adding body fat. Similarly avoiding physical activity and sedentary lifestyles reduce the
consumption of calories, increasing the calories of fat stored.
Regarding genetics, obese people are likely to associate with a genetic tendency to gain weight and
store fat. Not all people with this trend become obese, but several genes have been identified as
being associated with obesity.
Regarding a person’s environment, to neglect regular exercise and diet in relation to work and
home leads to weight gain.
55
As a result, it is important for the obese to control their behavioral and environmental factors. Also,
they need to compensate by undertaking regular physical activity and exercise.
References
http://www.health.govt.nz/our-work/diseases-and-conditions/obesity/obesity-questions-and-answers
56
Differences between Japan and New Zealand
Faculty of Medicine, Department of Nursing 2
Maya Tominaga
I arrived in New Zealand about one month ago and I was staying with a family in Auckland. There
are a lot of differences between Japan and New Zealand. In the following essay, I'll discuss
differences in school life including classrooms, professors and students.
One of the biggest differences can be seen in terms of classrooms. In New Zealand, students often
do group discussions, but in Japan students usually work alone and only sometimes discuss in
groups.
My experience in New Zealand was that when professors ask questions in class, usually students
discussed them in groups. After summarizing their opinions in each group, a group leader
announced their answer to the entire class.
In Japan, it is quite common for professors to provide a one-way flow of knowledge during their
lectures in university.
In contrast, during lectures in New Zealand, students were very active or rather aggressive. Their
attitude toward participating in activities was very assertive. In some cases they were asked to
discuss in small groups, too.
Students occasionally had opportunities to make presentations, too. In other words, student
centered classes were preferred in New Zealand.
57
I also felt another difference while taking classes in New Zealand, that there was a lot of
conversation between professors and students.
I thought that there are many ways to have lessons proceed interactively, such as professors posing
simple questions and students answering or questionnaires where the answers are discussed.
In addition, the difference between Japanese and New Zealand students is in hesitation to answer
questions, even when the question is very simple. Students in New Zealand do not hesitate to ask.
However, in Japan, when the professor asks a question, the Japanese students worry about what
others think or what will happen if their answer to the question is wrong.
There are so many differences between New Zealand and Japan. It was very interesting to be able
to find a variety of differences. I chose to discuss this topic from the perspective of differences in
school, but there are many more differences that I could point out. I think it would be very interesting
to look into other differences as well.
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The difference between Unitec and the University of Toyama
Faculty of Medicine, Department of Nursing 2
Chiaki Yamazaki
I arrived at New Zealand one week ago, and I attend Unitec in Auckland. There are a lot of
differences between Unitec and the University of Toyama. In the following essay, I will discuss three
topics which classes, lunch and facilities.
First, I’ll talk about classes. In Unitec, the school hours are very long for me.
The class in the morning is from 8:30 to 12:30. I felt the class in the morning is very lengthy because
it's from 8:40 to 11:50 at the University of Toyama.
In addition, there are a lot of group discussions by a small number of people in English classes, and
almost all students are very aggressive. I realized the passivity of the Japanese. I thought that
Japanese students should be able to speak more aggressively and improve their listening and
speaking ability. Although my English class is difficult, it served as a stimulus for my study.
Second, in Unitec, the price of the lunch which is being sold is so expensive. In the University of
Toyama, the lunch bought at school is inexpensive, so they are kind to student's wallets. I was very
surprised because I had thought that it is normal that school cafeterias are inexpensive. Many
students make lunch themselves and bring it. I thought I want Unitec to make the price of the school
cafeteria cheaper.
Third, the facilities of Unitec are better than the University of Toyama. In Unitec, there are many
PCs to everywhere. Not only in the personal computer room, there are a number of PCs in other
places, such as the library square and where students gather. I thought it is a good thing because
there are times when I can't use a PC in the University of Toyama even when I want to. Many
students have used PCs because they have homework that requires using PCs. I did not bring a PC,
but there were many PCs in Unitec and so I was saved.
When I compare Unitec and the University of Toyama, there are various differences. Although there
are a good points and bad points to both, I think that it is the difference that I matched with the area
and student.
I could interact with people from various countries at Unitec and had a really good experience.
59
Faculty of Medicine, Department of Nursing 3
Marina Taga
I got a jade pendant from my host family. My host mother said that the pendant had various meanings
and wishes. So I researched about Maori pendants. The Maori people didn't have written characters in
their past. Therefore, instead of writing, they handed down history and myth from generation to
generation and included stories in the design of their accessories. Each design Maori design includes a
different meaning. There are many Maori designs. I’ll introduce five designs.
01:Koru | Loop
Koru is designed in the motif of sprout of the fern which grows in New Zealand. It
means “newborn” “growth” “the power” “peace”. This Koru is often also used for a
logo of an enterprise. For example, Koru is used for a logo of Air New Zealand.
02:Hei Matau | Fish Hook
Hei Matau is designed in the motif of a fishhook. It means “the power” “luck”
“prosperity”. It is a design similar to Hawaii and Okinawa as well as New Zealand, and
this design is used as “the charm which wishes luck and safety of travel” at many
places.
03:Pikorua | Twist
Pikorua is the circle in a hoop that never ends. It means “love” “bond”
“friendship”. The type to have one twist is called the Single Twist. It means
affection and bond of two people, in other words, “Fulfillment in love”
“harmonious marriage” “Strong friendship”. The type to have many twists
means wider connections. “Cultural fusion” is also included by the big
meaning.
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04:Tiki
This character is called Tiki. New Zealand Tiki is assumed to be "the first human"
whom God produced, and it is considered to be the symbol of “the wisdom”
“descendant prosperity” “fertility”.
05:Toki | Adze
Toki is designed in the motif of the adze. The adze is a tool which is very important to the
Maori. So only the elders can wear the Toki. Therefore it is considered to be a symbol of
“power” “wisdom” “authority”.
In Japan, there is also something similar to these Maori pendants. It is called Magatama. It is said that
mysterious power dwells in Magatama from ancient times. As for the mysterious form of the Magatama,
the part of the head expresses the sun, and the part of the tail expresses the moon. It is thought the form
that the sun overlapped with the moon admired great space. And the hole means connection with the
ancestor. The ancients received the benefit from ancestors, and they protected themselves from evil.
Magatama has only one kind of form. But as with the Maori, they are important accessories that are
believed to protect their owners from evil.
61
History of the Maori
Faculty of Pharmacy and Pharmaceutical Science 2
Misako Yamaguchi
New Zealand is a young country in both geological and human terms. It has lots of different people from
various cultures, including the Maori. Maori culture is strongly connected with present day New
Zealanders. My host sister’s partner was Maori and he often told me about Maori culture and showed me
a Maori dance called Haka, so I became interested in Maori history. In this essay, I would like to write
about Maori history in New Zealand.
History of Maori
The first settlers from the East Polynesian islands arrived in New Zealand between 1200 and 1300. They
lived in tribal groups and hunted large flightless birds called moa and seals. In 1642, the Dutch explorer
Abel Tasman discovered New Zealand and the British explorer James Cook landed on the island for the
first time in 1769. In the late 1830s, the number of settlers from Britain was increasing. In 1840, Maori
signed the Treaty of Waitangi with the British Queen and New Zealand came to be controlled by the
British government. But there were continuous conflicts over Maori ownership of their land, and the
Maori war broke out in 1860. The war lasted until 1872. As a result of the war, the land of Maori was
confiscated by the British government. After World WarⅡ, a lot of Maori people resettled from rural areas
to cities for work. At present, the Maori population is more than 5 million, 15% of the New Zealand
population.
Language
New Zealand has two official languages, English and Maori, so there are both English and Maori TV
programs. I saw a lot of Maori language at tourist spots and in the city. Moreover Unitec has special
lessons to teach English to Maori people, and the names of facilities at Unitec are written in both English
and Maori. Although Maori is an official language and we see it on many occasions, we can’t live in New
Zealand without English. My host sister’s partner is Maori and his first language is Maori, so he studied
English at school. He speaks fluent English now, but he said to me that his English is slower than people
who speak English as their first language. There are many Maori people who can speak both English
and Maori like him, but the number of Maori people who can speak English only is increasing recently.
Therefore the number of people who can speak Maori is gradually decreasing. The New Zealand
government made a law which guarantees equal employment opportunities and outlaws discrimination,
and made English learning environments for Maori. It is very important, but I think it’s also important to
hand down the Maori language. I hope the government will create opportunities to teach the Maori
language. I hope the Maori language continues to be used in the future.
62
Culture
There are lots of opportunities to see Maori culture
because Maori people struggle to keep their traditional
culture. The gathering hall at Unitec was made with Marae
motifs. Marae is the name of the Maori gathering hall which
is often located in the center of a Maori village. On the gate
is a sculpture carved in the shape of person who is sticking
out his tongue. My host sister said that a lot of schools have
this type of gathering hall. It’s important to incorporate
Maori culture into education like this because Maori culture
can be handed down to the next generations. The Haka
dance that the New Zealand rugby team, All Blacks,
performs before games is well known. It includes “violent
foot stamping, tongue protrusions and rhythmic body
slapping to accompany a loud chant” (www.newzealand.com), so it is a very powerful dance. I went to
Whakarewarewa Maori village. Some Maori people live in this village and show Haka to visitors. I saw
the Haka. The performers sang in beautiful harmony, so it was not only powerful but also beautiful. I think
the Maori village is a good way to share Maori culture outside of New Zealand because tourists come to
see the show. I understood that Maori people struggle to keep their traditional culture, and this culture is
an important tourism resource in New Zealand nowadays.
Conclusion
New Zealand is an immigrant country so it has a sad history like the Maori war, but Maori and British
culture are mixed up in New Zealand society now. During my stay in New Zealand, I learned how Maori
people cooperate with New Zealand and struggle to keep their traditional culture alive. I hope that Maori
culture will be handed down forever.
References
The Haka - NewZealand.com http://www.newzealand.com/sg/feature/haka/
New Zealand in History http://history-nz.org/
TE ARA The Encyclopedia of New Zealand http://www.teara.govt.nz/en/history
63
MAORI Culture
Faculty of Art & Design 2
Naoko Kawahara
About MAORI
Maori are indigenous people (Maoris, Aborigines, Indians, Inuits) of New Zealand. More than one
thousand years ago, Maori came to New Zealand from Hawaii. Today, fourteen percent of the New
Zealand population is Maori. They have their own culture. I am going to introduce it.
Maori have some interesting greetings for instance the Hongi.
HONGI
Shake hands and touch noses with each other twice. The origin of Hongi is Hineahuone the first
woman who was formed from clay at Kurawaka by the creator god Tane, who then breathed life into
her nostrils. So, the Hongi is symbolic of the exchange of breath. It is an important etiquette
because it is regarded as being the essence of life.
Maori looks are fearful, why?
MOKO
Moko is a name for Maori tattoos and the culture that surrounds them. It is the skin art form of Maori.
Women tattoos only around the mouth and the chin. Men tattoo the whole of their face. All symbols
have meaning, usually a tribal link that tells the background and stories of the wearer. Moko is a
visual language that connects people to their whakapapa which is their genealogical table; to recite
the names of their ancestors in the proper order.
The tattooing process; first, draw design on the face by using charcoal. After that, the outline was
tapped out using a light, sharp needle to a depth of from one to two centimeters. Third, a part of
carved color greenish blue or black ink which made by mixing soot with oil or fat.
New Zealand is famous for rugby. The reason may have a relationship to Maori.
HAKA
Originally, the Haka is a dance for threating rivals that involves hand clapping and feet stomping
before Maori warriors make war. In recent years, it has enjoyed a high international profile. It us
described as a warrior’s challenge. Many New Zealand national sports teams perform the Haka as
part of their pre-match rituals. Teams such as the All Blacks, New Zealand’s national rugby team,
have made the Haka an essential opening ceremony to any match against international rivals. It is
very important.
64
The Haka has also been seen in marriage ceremonies and graduation ceremonies recently
because it also has a meaning of thanks and respect.
Maori food is healthy because of how it is cooked.
HANGI
A hangi is a traditional Maori style of cooking. It is still commonly
practiced throughout New Zealand today.
It is a process where
steam is used as a mean of cooking food while it is
underground.
Last, I am going to introduce Maori buildings.
WHARENUI
A Wharenui means "big house". It is a communal house of the Maori people of New Zealand.
Wharenui are usually called meeting houses in New Zealand English. Because the chief’s house in
the pa, which can refer to some Maori village or defensive settlement, normally the largest house
which might be used for gatherings, a purpose-built communal meeting house. So, Wharenui were
sometimes constructed for this purpose.
Reference:
History-nz.org Retrieved March 23, 2015
http://www.teara.govt.nz/en Retrieved March 23, 2015
Wikipedia Retrieved April 22, 2015
65
2.6. 参加者の事後アンケート集計結果
2014 年度ニュージーランド短期英語研修事後アンケート集計結果
プログラム参加者 16名
アンケート回答者 16名
: H:人間発達科学部 2名
E:経済学部
2名
S:理学部
1名
EN:工学部
3名
N:医学部看護学科 6名
P:薬学部
1名
A:芸術文化学部
1名
1. 出発前事前準備について
以下の準備をしました。
a) 各種オリエンテーション(参加者連絡網配布,渡航期間の決定,参加費用残金支払い方法伝達,ホームステイ
ユニテックの紹介,用紙配布,プレゼンテーション指示,旅行保険、残金振込み など)
b) 渡航前プログラム(講義、前年度参加者との懇談、プレゼンリハ)
こうした事前指導は役立ちましたか?あまり役立たなかったものについては理由もお願いします。
また、実際に渡航してみて、事前指導にあったら良かったと思う項目はありましたか?
N:役立った。
N:初めての海外でなにもわからなかったのでオリエンテーションはとても役に立ちました。
もう少し費用の振り込みなどの説明が早かったほうが良かったと思いました。
N:出発前にオリエンテーションが何回かありとても役に立った。
N:・事前に参加者名簿等は配られていたが、学年・学科が違うとたった数回のオリエンテーショ
ンの集まりでは、参加者を把握しきれなかった。渡航前からもっといろんな人と話す機会が
あってもよかった。
・E メールが届かないとか、旅券に不備があるとか、困ったことがあった時には、津田さんに
連絡するとすぐに対応してもらえたので安心だった。
・前年度参加者の体験談はよかった。特にお土産やファミリーについての情報は役立った。
・ムラー先生の授業で、家からユニテックまでの行き方を調べられてよかった。
N:安全面で不安でしたので、保険会社など学校で用意していただきとてもよかったです。
前年度参加者との懇談はいい機会でしたが、もう少し聞きやすい環境であれば細かいことも聞
けたなと思いました。
N:前年度参加者との懇談がもっと多くあれば良いと思った。前に立って全体に話してくれるのは
いいが、ちょっとした質問をしにくいので、もっと身近に話せたらよかった。
P:事前指導はとても役に立ちました。
A:役に立ったと思います。特に前年度に参加した方から直接お話を聞く機会があったのは、とて
もありがたかったです。
S:事前指導でもっと先輩たちの経験談を聞きたかった。
66
EN:役に立ちました
EN:すべての資料を参考にさせていただきました。NZ の様子や過ごし方の前例を写真やスケ
ジュールでより細かく教えてもらえていたら、服装やお金の見積もりがしやすかったと思い
ます。
EN:a)に関してはとても役に立った。特にホームステイ先の情報によって日本のお土産が決まっ
たり、久しぶりの海外渡航だったので、それらに関する知識習得に役立った。
b)に関しては講義の回数が多かったと思う。このプログラムへの参加者同士の交流は NZ で
自然とせざるを得なかった。
H:とてもやくにたちました。これがあったおかげで見通しが立てました。
H:役立ちました。こういったものは初めてだったのでこまめにご連絡・サポートしていただき、
とても安心でした。カードの記入の仕方を事前に出来たのはとても良かったです。
細かい申請内容が多く、事前に取り組んでいなかったら間違っていたと思います。
私は自分で調べたのですが、あちらでのスマートフォン利用について全体でももう少し情報が
あると良かったのかなと思います。
E:各種オリエンテーションで参加者同士の交流を通して、お互いの意識を出発前に高めていけた
ことは非常に良いと思いました。ただ、キャンパス同士の場所の違いにより、そこまでの回数
を集まれなかったのが残念に思いました。各キャンパスのサテライト通信をもっと今後利用し
ていくのは如何でしょうか。渡航前の講義もそういう風にして増やしていければいいと思いま
す。
E:以前に参加した方のお話を聞けたのが一番よかった。事前学習の際にホームステイ先と連絡が
取れればよりよかったのではないかと思う。
2 ユニテックでの英語研修プログラムについて
2-1 あなたの全体的評価
N
EN
H
E
・
と
て
も
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足
N
P
|
S
EN
|
A
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EN
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満
足
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ど
ち
ら
と
も
67
|
|
|
・
や
や
不
満
|
|
|
・
と
て
も
不
満
2-2 以下の項目について、あなたの評価と改善点があればその内容を書いてください。
① クラス分けの方法、クラスのレベル、クラスの学生について
N:クラスのレベルもクラスの学生もよかった。
N:クラス分けのテストがリーディングやライティングであったためわりとレベルの高いクラスに
なったが、クラスメイトはスピーキングやリスニング力が圧倒的に違って少し差を感じました
N:・事前にクラス分けテストを行っていたため、スムーズに授業を行えた。
・speaking が得意ではないという点から、初めはレベルが高く、不安がいっぱいだったが周り
の支えもあり楽しく授業を行えた。クラスの学生はみんな気さくに話しかけてくれ楽しかっ
た。
N:私のクラスの宿題はそんなに大変ではなかったし、授業内容も難しくはなかった。
事前に家でテストを受けられたので、ユニテック初日にクラスの説明などもきけてよかった。
N:パソコンで渡航前にできたところはよかったです。クラスのレベルは自分より高く感じました
が、その分頑張ろうと思えました。クラスの学生は国ごとに固まりがちでしたが、皆優しく、
コミュニケ‐ションをとると楽しかったです。発音が国によって分かりにくいこともありまし
た。
N:クラス分けのテストはパソコン上で個人で出来て便利だが、たまにトラブルがあったので改善
してほしい。クラスメイトの英語力がとても高いので日本人はもっと低いレベルのクラスでも
よかったと思う。クラスメイトはとても親切で仲良くなれた。
P:クラスのレベルは予想していたよりすごく高かった。日本人は文法ができるため実際のレベル
より高いクラスに入ってしまうが、スピーキングが苦手なため授業についていくのは結構大変
だった。しかし、高いレベルの中で英語を鍛えられるのは良いことだった。
A:クラスのレベルが高く、特にリスニングやスピーキングの授業はついていくのが大変でした。
クラスメイトと英語で話す機会が多くて充実していました。
S:クラスは自分にあっていた。
EN:私のクラスはどれも自分にあっていた。しかし、他のクラスの富大生に授業の様子を聞くと、
簡単なことばかりで内容がすくない、わざわざ NZ まで来なくとも日本で留学生と関わる生
活をしていたほうがよっぽど身になると思ってしまった。
EN:ちょうどいいレベルだった。学生もフレンドリーでプライベートでも遊んだりした。しかし
クラスの半数が中国人で多かったのでもっと違う国籍の人と仲良くなりたかった。
H:どれも申し分なかったです。
H:出発前にテストを済ませておけたのは楽でした。私はクラスのレベルはちょうどいい程度でし
た。クラスの学生は最初の週は日本人が多くて、安心な分どうしてもかたまりがちでこれでい
いのかと感じたこともありました。次週からは比率が少し動き、なるべく違う国同士で組まれ
たので大丈夫でした。
68
E:クラスのレベルは、最初高いように感じましたが、逆にそれは勉強になったので良かったです。
E:クラスのレベルが高く、ディスカッションやペアワークを満足にできなかった。
長期滞在の人たちばかりで既にグループが出来ていて、わたしのクラスはあまりなじめなかっ
た。だけど仲が良いクラスもあったのでクラスによって違いがあったと思う。
② 授業内容、担当教師の授業の進め方について
N:クラスメイトとディスカッションする機会が多く、楽しかった。
担任の先生は2人いて、どちらの授業もわかりやすい英語を用いていてわかりやすかった。
N:積極性が必要な授業であった。3週間のみであったため、やらなくていいよと言われる課題な
どがあった。
N:授業体制として、グループに分かれ英語で discussion しあう形式が多かった。
毎日宿題があり、大変だったがいい経験になった。
N:文法、リーディングなどはまわりと差を感じなかったが、スピーキングや討論の時間では差を
感じた。日本人以外は最初からよく喋れていた。
N:国が違うグループを作るようにされ、不安でしたがとても集中できる環境でした。
担当教師と生徒がまとまりのある授業でした。
N:日本人は約3週間しかいないため、長期留学者とは違うことをすることがあった。私のクラス
はリーディングをしたりディスカッションをしたりすることが多く静かな雰囲気だった。
A:ポートフォリオ作成の説明等、短期留学者には関係のない授業内容の時は何をすればいいのか
分からないときがありました。
S:教師はとても優しく教えてくれたので問題はなかった。
EN:教育、経済などの時事的な事柄についてお題が出されディスカッション。 自分の国の最新
ニュースを紹介し、ディスカッション。長いリスニング、リーディングもしていたが、全て
要約しディスカッションをしていた。私の先生は宿題をたくさん出す先生で、平日は夜中ま
で宿題をしていた。宿題は 1000 文字程度の文を読んで要約・長文に出てきた連語と文法を
使って英文をつくった。
EN:第1回目の授業でクラス全員の名前を覚える機会があって、すぐに仲良くなれた。先生もク
ラス全員に声をかけていた。授業の内容は「勉強を始めるにあたってこうしたほうがいいよ」
みたいなことだった。例えば辞書を使った単語の覚え方など。
H:週になんどか私たち日本人には関係のない作業をする時間がなんどかありました。この時間、
私はなにをすればいいかわからないときが多々あったので日本人の学生にもやるべき課題、指
示などをわかりやすく与えてほしかったです。
H:ペアやグループで話し合うことが多かったです。宿題はそんなに多くなく睡眠時間もしっかり
確保できた。自分の考えを聞かれることが日本よりも多かったような気がします。
69
E:私の担当となった先生の授業は、留学生によるクラスということもあり、様々な時事、文化背
景、国際交流の話が随所で話されていて良かったです。
E:英語でのプレゼンがありすごく勉強になった。
先生もグループ活動の時に話せないでいると名前を呼んで発言の機会を与えてもらった。
③
期間(4週間)
、授業時間の量(午前中 110 分、午後 110 分)、自主学習・昼休み、放課後の自
由時間の量
N:全てちょうどよかった。
N:午前のみの授業であったため、放課後が有意義に使えて良かった。
N:適当な時間であった。
N:自習時間はよくとれた。私は授業が午後だったので放課後に遊びに行ける機会は少なかった。
N:遊びにいっているわけではないので、ちょうどよいと思いました。図書館は広くパソコンも自
由に使えるので自主学習に適切な環境でした。ただ、私は授業の午前と午後は選択制だと思っ
ていたので、思い通りにならないときがありました。
N:4週間はとても短く、あっという間だった。授業時間は長いと感じたが、妥当だと思う。放課
後の自由時間がたくさんあったため、宿題をしたり、遊びに行ったりして有意義に過ごせた。
P:クラスメイトと話し合いながら協力して問題を解くことが多かった。ディベートをする機会を
重要視していた。先生はわからなかったらゆっくり話してくれ、丁寧に教えてくれてとても親
切だった。宿題が多かったので、放課後は図書館のパソコンで宿題をすることが多かった。
A:丁度良いと思います。
S:自由時間と授業時間の量はちょうどよかった。
EN:午後クラスでしたので、放課後は少し友達と話して直帰でした。午前に出かける時間はなく、
ショッピングセンターに行くのが精いっぱい。
時々スーパーで富大生にあった時はうれしかった(^^)
授業は 3 週間でしたので、慣れてきた頃でちょうど終わってしまった。あと2か月したら確
実に進歩したって言えそうだな~とつぶやいていました(笑)
EN:エッセイの添削時間が2時間だったが、1時間で十分だった。授業時間はちょうどいい。
H:私は午前の組だったので放課後の自由時間にたくさんのことができたのでよかったように思い
ます。やはり午後組の人の話によると午後からだと平日は何もできないから不便と言っていま
した。期間はあと 1 週間あってもよかったかな?と感じました。
H:私は午後の授業でした。勉強は 1 時間半ほど、放課後の自由時間は 4 時間ほどでした。
E:丁度良いと思います。
70
E:私は午前のクラスだったので午後の時間を有意義に使えた。英語の学習には 4 週間は短いが、
NZ の生活、文化の違いなどを経験するにはちょうどよかったと思う。
④
図書館の教材、UNITEC の英語学習のための施設(活用しましたか?役立ちましたか?)
N:活用できませんでした。
N: 図書館のパソコンのみ活用した。
N:Homework や Essay を書くときに図書館を利用した。
N:大学提出用のエッセイを調べるときに利用した。図書館の本も色々見て回ったが、NZ らしい
羊の本なども多くて面白かった。
N:数回ですが活用しました。レベルごとにたくさんの教材があるので、役立ちました。
N:少しだけ利用したが、自分のレベルにあった教材が見つからず、あまり意味がなかった。
P:図書館のパソコンを使って宿題をやることが多かった。英語の映画も無料で観られるので、暇
な時間に観ていた。
A:図書館は何回か行きましたが、教材はほとんど使いませんでした。
S:あまり役には立たなかった。
EN:活用しました。自分の発音に問題があると思い、初歩的なテキストをしていたので実用性は
ありません・・・
EN:少し活用した。席もたくさんあって勉強しやすかった。
H:ほとんど利用しませんでした。
H:残念ながら、あまり利用しませんでした。午前授業だったらそのまま利用しに行きやすかった
と思います
E:少し利用しました。
E:図書館のパソコンは利用した。だけど課題以外に利用することはなかった。
71
⑤ 自身の英語の進歩は感じましたか?
・
よ
く
感
じ
た
|
P
EN
H
N x2
N x2
E
N
N
A
S
EN
|
|
・
ま
あ
感
じ
た
|
|
EN
|
・
ど
ち
ら
と
も
|
|
|
|
|
|
・
全
く
感
じ
な
か
っ
っ
・
あ
ま
り
感
じ
な
か
た
た
3
富山プログラムについて
この研修では,学生のみなさんの学修分野に関連した企画も研修プログラムに加えられています。
富山大学専用に実施された,各種の施設訪問(学校,工場,病院等)やゲストスピーカーのお話,
さよならパーティなどです。これらについては,毎年,UNITEC 側と何度も検討を重ね,実施して
おります。これら『富山プログラム』に実際に参加してみて,あなたの印象はどうでしたか?それ
ぞれについて、できるだけ具体的に感想を書いてください。
N:病院見学では、NZ の医療環境の説明を聞いたり、実際にマネキンを使って蘇生やバイタルチェッ
ク、注射などを体験することができた。マネキンは、今まで見たことがない機能をもっていて
すごいなと思った。例えば、脈をとることができたり、会話することができたりとてもリアル
で驚いた。製薬会社では、薬の製造過程を見ることができた。どのように製造されているのか
をじっくり見ることができたので良い経験になった。けれど、聞き取ることが難しく、何を説
明してくれているのかがわからなかった。時々、解説などがあればいいなと思った。
さよならパーティでは、ひとりずつ卒業証書をもらうことができた。また、スカイタワーでの
ビュッフェも最高でユニテックのスタッフと関わることができて楽しかった。
N:富山プログラムは自分の興味のある分野の授業であったためとても楽しかった。
ユニテックの看護学校の施設見学はとてもためになり刺激をうけた。
看護学校の隣にある病院を少し見学したかった。
日本の病院との違いを見てみたかった。
もっと病院や看護系の見学を増やしてくれたらより良かったかなと思う。
N:・Unitec でのプレゼンテーションはなくてもよいと感じた。
・Waitakere Hospital Simulation では人形に注射を打ったり、脈を測定したり、呼吸音を測定
したりする経験ができた。NZの看護教育と日本の違う経験ができ、楽しかった。
・Chinese Medicine は患者に針治療を行っているところを観察した。学校の説明が多く、あま
りためにならなかった。
・Natural Medicine は植物の説明や実際に食べてみたりした。富大の和漢の授業と似ていたた
め理解しやすかった。
・製薬会社見学では英語の説明が早すぎて理解が難しかった。もう少しわかりやすく説明がほ
しかった。
N:・全体的によかった。特別に私達のために計画されていたので、興味深い施設ばかりを見学す
ることができた。しかしずっと以前から医薬看のためのプログラムとして続き、改善されて
きたものなので、私達の学部のプログラムは他学部のプログラムより学ぶのに適した場所に
72
行けたという印象があった。
(他の学部の人は一般の客としてでも行ける水族館等にも行っ
ていたから。
)
・一番印象に残っているのは、看護学校。富山大にはないマネキンのシミュレーションを体験
できたのが楽しかった。
・ハーブのところはたくさんのハーブを食べさせてもらえて楽しかったが、授業の様子や処方
の様子を見られたらいいと思った。
・中国医療のところでは治療の様子を見せてもらえてよかった。
N:私が一番満足したのは、Waitakere hospital の見学です。様々な医療器具の説明を受けたり、
海外での医療システムを見学したり、とても刺激的でした。私は看護学科なので、海外での医
療を知る機会となり、自分は将来何をしたいか改めて考えることができました。
製薬会社などにも行きましたが、あまり興味のないこともありました。しかし、語学留学だけ
でなく、自分の学科にかかわる施設訪問はとてもいい経験になりました。
さよならパーティは、徐々に富山大学の生徒同士仲良くなり、楽しく感じました。
N:薬品会社は説明者の英語が難しかったが、普段見ることのない製造過程を見ることができて貴
重な機会だったし、面白かった。看護学校はハイテクなシミュレーション人形を使ってたくさ
ん体験させてもらって勉強になった。
中国針治療学校ではクリーム作りや、針治療を体験できなかったことが残念だったが、患者さ
んに治療しているところを見学させてもらえたのでよかった。
ハーブ治療の学校では、薬草園をまわってハーブの匂いを嗅いだり食べたりして楽しかった。
日本語が話せるユニテック関係者が同行してくれたので、不安もなかった。
グラジュエーションパーティでは、ひとりひとり証書が渡されて、一ヶ月間みんなとここで楽
しく学べたと実感できた。ランチも最後に全員でわいわい美味しい食事ができて楽しかった。
P:Douglas Pharmaceuticals
工場見学が主で、薬をつくっている様子を見学させていただいた。英語で案内していただいた
が専門の単語が多く理解するのが難しかった。
Waitakere hospital Simulation Centre
マネキンを使って心肺蘇生をしたり、点滴をしたりした。日本ではできない体験ができて楽し
かった。NZ の医療現場の話などが聞けた。
South Pacific College of Natural Medicine
ハーブなど自然の植物を使って患者さんにハーブティーを処方する特別な医師を養成する
学校だった。日本にはない制度だったので興味深かった。実際にハーブティーをつくって飲ま
せてくれた。
The NZ College of Chinese Medicine
針治療をしているところを見学できた。しかし、忙しそうであまり詳しい話は聞けなかった。
ランチ
ビュッフェ形式で料理もとてもおいしくて満足だった。
A:1 日目は美術を専門的に教えている学校と美術館を見学に行きました。学校見学は、作品や実
際に何かしているところを見るのではなく、校舎の見回りだけであまり面白くなかったです。
美術館は楽しめました。2 日目は UNITEC 内にある美術科を見学に行きました。学校内部の案
内が主だったので少し改善されるといいと思います。3 日目は高校の美術の授業を見学しまし
た。実際にスケッチしているところを見たり、直接生徒と会話することができたりと、充実し
ていました。
S:理学部工学部用の富山プログラムをもっと充実させてほしい。理系といっても物理方面と生物
方面はまったく逆なので、物理と生物で分けたらおもしろかったと思う。また、もう少し専門
73
的な話や将来のアドバイスなどをニュージーランドの人たちから聞きたかった。水族館のえさ
やり、ヨットの博物館見学は楽しかったがあまり充実はしていなかった。水族館や博物館の見
学にしても、もっと裏方や博物館で働いている人たちの話を聞きたかった。
EN:土木系の研究室をみせてもらって少し興味が湧きました。水族館や博物館は自分には関係の
ない分野でしたが楽しかったです。
EN:UNITEC の方が私たちのことをよく考えてくださって計画していただいたということがこの
プログラムから感じられました。しかし、分野によって集合時間や解散時間が異なるためそ
のスケジュールを早く教えてもらいたかった。担当の方に聞きに行きましが、その週になる
まで確定しないといわれました。
(最終週にあるので行きそびれたところを時間があればまわ
りたい)それによって休日の過ごし方も変わっていただろうし…
EN:各種の施設訪問(学校,工場,病院等)
理工のプログラムは、3日間のうち2日間はお金さえ払えば行けるとこだったので、もしか
すると2回以上行くところでした。1か月前にプログラムの詳細があれば、こういうことを
防げるので、早めにほしかったです。
ゲストスピーカーのお話
自分の学科にまったく関係なかったが、新鮮で日本と NZ との比較よりも、その専門分野の
学習でした。しかし NZ の建設に携わる職の需要が多く、重要な専門であるものを見学でき
たことに参加したかいがありました。
さよならパーティ
バッフェは食べることに必死で楽しく会食できなかった。
H:日により内容の差が大きかったです。楽しいと思える日もあれば、これをするくらいなら授業
にでたほうがよかった、と思う日もありました。
H:最初に聞いていたものを変更してさらに私に合ったものにしていただけたので、とても良かっ
たです。貴重な経験をさせていただき、自分の専門について別の面から考えるきっかけをいた
だけました。最終日前日何をするのかしたいことを決められるのが良いような、やりにくかっ
たような・・・見学に行かせていただいたところでどのように振る舞えばいいのか特に指示が
無かったので不安でした。普段の学校環境をかえないように端のほうでそっといているほうが
良いのか、それとも少し近づいて話しかけても大丈夫なのか、指示していただければ更に嬉し
かったです。初日のチャイルドケアセンターは流れでユニテックからお知らせされていた時間
より滞在できました。子ども達と一緒に中や外で遊んで様子をみていました。2・3日目は少
し離れたところから授業の様子をみていました。日本人の児童や補助の先生もいらっしゃった
ことに少しおどろきました。
E:私が受けた富山プログラムは、ユニテックの経済学の授業、他のカレッジでの経済学の授業、
そして住友商事さんの企業訪問でした。ユニテックでの授業はミクロ経済学の授業でしたので
ミクロ経済、経済学入門の知識があるとすんなり理解できると思います。
一方で、地元のカレッジでの授業は先生の話すスピードがかなり早かったのでかなり苦しみま
したが、良い経験となりました。最後の企業訪問においては、ニュージーランドにおいての就
業状態、国際貿易の話、今後の業界の展望や外国で働くことの経験談を聞かせてもらえてとて
も有意義でした。もっと他の企業訪問もできたらいいなと思います。
E:NZ で働く日本人の方のお話を聞けたのが貴重な体験ですごくよかった。先生も含め 5 人とい
う少人数だったため、質問する機会も多くあり、個人的な話もできて充実したプログラムだっ
た。Unitec と高校くらいの子供たちの経済の授業見学させてもらったが、2日ともほとんど理
74
解できなかった。学校へ行くならもっと子供と触れ合えたり、医療系のプログラムのように実
際に体験できるプログラムのほうがよかったのではないかと思う。
4 レポート課題について
4-1レポート課題にどのように取り組んだか,経緯,良かった点,悪かった点などに触れながら,
簡単なまとめでもいいですので,教えて下さい。
(例:出発前にネットでしらべたが,NZ では課題のことはすっかり忘れてしまった。出発前にホスト
ファミリーや友人の協力を得て,何とか仕上げた。英語でテーマなどホストファミリーと話す機会
になったし,NZ について良く知る機会にもなったので,よかった。など)
N:NZ で実際に生活してみて、気づいたことや疑問に思った点について書こうと思った。
Unitec の先生に添削してもらったり、アドバイスをもらったりすることが出来て良かった。
N:エッセイの授業の時にどのようなものにするか決め、調べるというよりも自分が体験したこと
でかけるものにした
N:授業中のEssay課題について考える機会があり、その時にテーマを考えた。
N:出発前ははっきりと内容はきめておらず、NZ に行ってからいくつか考えていたものの中で一
番調べやすいものに決めようと思っていた。現地では、ホームステイ先の様子や、街の様子、
学校の図書館などを見て考え、最終的に図書館に多くの資料があることを理由にマオリについ
て調べることにした。私のホストマザーが日本人だったので、最初は日本と NZ の家庭の違い
等を書こうと思っていたが、純粋な NZ の家庭の生活を比べることはできないと思いやめた。
N:テーマは図書館の先生のアドバイスのもとに決めました。日本に帰国してから仕上がりました。
資料の読み取りでは英語の記事を読むきっかけになり、よい英語学習になりました。
N:テーマを何にしようかすごく迷った。ホストファミリーに話を聞く機会にもなったので良かっ
た。完成まで時間がかかりすぎて反省しなければいけない。
P:はじめはNZの生活スタイルについて書こうとしていたが、同じテーマの人が多かったため
テーマを変えた。図書館のパソコンで課題を進めていたが、学校で出る宿題が多くてあまりや
る時間が取れなかったため、エッセイを見てもらう特別クラスでは文章を直してもらうという
よりも、書きながらアドバイスをもらうという感じだった。結局、エッセイは途中までしか完
成できなかったため、日本に帰ってきてからやった。
A:ホストファミリーが協力してくれたので英語を話す機会にもなり良かったです。主に図書館に
ある本を参考にまとめたのですが、英文を読んで英文を作成するのは難しかったです。
UNITEC の先生に添削していただけたのは良かったと思います。
S:提出期間が長かったので途中で少し間延びしてしまった。
EN:渡航前は図書館で本を借りて調べようと思っていたのに、結局やらずに帰ってきてしまいま
した。
EN:UNITEC での私のクラスの授業ではプレゼンテーションのための準備を始めた頃で、短期の
私たちも授業や宿題は長期の人たちと同じことをしていたため、そこでプレゼンテーション
と富大から課されたエッセイのどちらにも使えそうなテーマを探し、取り掛かり始められま
した。エッセイを見てもらう時間が設けられていて、1 回目は考えたテーマの案を聞いても
75
らい、参考になりそうなサイトを PC で探しながら横でアドバイスをもらいました。2 回目
は待ち合わせ時間に行ったつもりが先生と会えず(明確な集合場所を決めていなかったか
ら)、見てもらえませんでした。その時間でエッセイを書き終え、次の時間のグループに先
生来られたかな~と様子を見に行くといらっしゃって悲しかったです。笑
EN:テーマを出発前に決めていたが、現地のエッセイを添削する先生にテーマごと変更された。
テーマは「NZ と日本との水道水比較」であった。変更された理由はたくさん述べることが
ないからだと。それから違うテーマに変更して調べることだけ現地ですることにした。なぜ
ならホームステイファミリーとは、エッセイのことよりもクリケットのほうが楽しく会話で
きるから。
H:ニュージーランドについてから書き始め、エッセイの先生にしっかり見ていただいたので、わ
りかし楽しかったです。
H:渡航前に大体の内容を決めておいたほうが良いとお聞きしていましたが、決まりきらず少し困
りました。去年までのものはみていきましたが、初回のエッセイの時間で題材を決める際に自
分の体験や実感ではなく、客観的事実と根拠にもとづいたものにしなければならないと言われ、
考えた題材を決め直さなくてはならず、かなり時間がかかりました。事前に読んだものと違っ
ていたので、少し戸惑いました。
E:私のレポートは‘ニュージーランドの食’についてのものだったので、実際の自分の体験を元に
作ろうと考えていました。ですから、外での食べ歩きをしたり、見て回ったりして、レポート
を作りました。時には、現地の友達、ホストファミリーなどと会話をしながら意見を聞いたり
もしました。
E:エッセイの授業の時間と夜の自由時間に仕上げた。ホストマザーにエッセイの話をしたら見て
くれると言ってもらえた。NZ について深く知るきっかけになったのでよかった。
4-2 レポート課題について、改善する点があれば意見を書いてください。
(例:NZ に来てからは,レポート課題はさぼってしまった。中間報告(メールで)みたい
なものがあれば,サボらなかったかも。それと,せっかくレポートを出すのだから,何ら
かの形で評価してもらえると嬉しい。など)
N:エッセイの授業以外でレポートをする気にあまりなれず、終わらせずに帰国してしまった。
N:レポート添削の時間があったため怠らずできた。
N:レポートは滞在中にやるつもりでしたが、さぼり気味で帰国後まで引きずってしまいました。
補助してくださる先生の存在はとても助かりました。
N:自主的に取り組んで、自主的に先生に見せに行って、という感じだったのでもう少し先生に監
視されていればさぼらなかったかもしれない。
A:日本に来てからも1回添削していただけると良かったと思います。
S:提出期間を短めにする。
EN:見てもらう時間を設けてもらえるのはよかったですが、授業のある日で授業とかぶらない時
76
間に設けてもらえるとなおさら良いとおもいます。(交通費のかかる人もいるし、学校より
も外に積極的に出歩くことで得たもののほうが大きかったのでその時間がもっとほしかっ
た)
EN:第1回目のエッセイ添削会で、どれだけやるのか分からなかったので、つい後回しにしてし
まった。しかしA4で1.5枚分書いてきたが、テーマとおおまかなことだけを説明しただけ
で変更したほうがいいと勧められた。向こうもどんなエッセイを完成させるよう指示するの
か把握していないように見えた。したがってどんな感じでエッセイを完成させるのかを明記
した情報がほしかった。
H:発表会みたいなのがあればもっとモチベーションがあがるような気もしました。
H:調査は行いましたが、そのあと文章にまとめるのに中々時間がかかりました。もう少し最初に
書き方についてお話があってもよかったかもしれないです。あとは書式の設定について教えて
いただきたかったです。
E:特にありません。
5 ホームステイについて
5-1 あなたの全体的評価
N x2
A
S
EN
H
E
・
と
て
も
満
足
N x3
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不
満
5-2 ホームステイについてあなたの評価を書いてください。問題があると感じた人はその問題が何
に起因したのか、またその問題を解決するために何が必要であったか(どういう支援があれば
いいと思ったか)など、具体的に書いてください。
N:ホームステイ先はとても良くて、不満は全くなかった。
毎日、その日にあった出来事について尋ねてくれて私の英語を理解しようとしてくれた。
私の英語の使い方がまちがっていると、「Repeat after me!」と言いながらどうやって使うの
かなど言い方を教えてくれた。また、明日どこに行くなど予定を伝えると、そこには何がある
とか有名なお店とかたくさん情報をくれたりと親身になってくれてとてもうれしかった。食事
は、量も味もちょうどよくて毎日たのしみだった。ホストマザーもファザーもとても楽しくお
もしろい人で毎日が最高だった。ファザーは、ジョークが多くて常に笑いでいっぱいだった。
子どもたちも、結構気に入ってくれたのか、毎日私の帰りを待ってくれていて、学校が終わっ
て帰ってからずっと遊んでいた。 最後の週末には、最後だからと観光名所につれていっても
らったり、ホストファミリーの友達にあったりと楽しませてもらった。
ステイ先は、バスで20分ぐらいだったけれど、毎日40分ぐらいかけて歩いて登校していた。
77
歩いたほうが、まわりに何があるのか知ることができたし、気になるお店があるとすぐに立ち
寄ることができた。毎日歩くことで運動にもなり、たくさんの発見があっておもしろかった。
子どもが大きくなったら、もう一回会う約束をして帰国した!!!
本当に素敵なホストファミリーで大好き!!!
N: ホームステイはとても良かった。
マザーもとても親切で子供もすごく懐いてくれたので毎日楽しかった。
いろんなところに連れて行ってもらいいろんな人と交流できていい経験をさせてもらえた。
お風呂の時間などに決まりもなく清潔な家だったのでとても住みやすかった。
N:夫婦 2 人の家族構成であったが、謎の男性がいたので初めは驚いた。
洗濯は週一といわれ交渉して週 2 にさしてもらえた。シャワーの時間も 5 分で上がるよう言わ
れた。ホームステイでは挨拶と食事時間に会話をする程度であり、自分の英語能力の低さもあ
り、なかなか英語を理解してもらえなかった。自分なりに今日の出来事を伝えて話しかけてみ
たときは反応をしてくれたので良かった。週末も一緒に出掛けることなく、別れ際もあっさり
家の中でさようならという感じで終わってしまい悲しかった。
N:事前にファミリーの子どもやペットついての希望を出したが、だいたいそのとおりの家庭にい
けた。私のマザーは日本人だったので日本語と英語両方で会話していました。二歳の子供も日
本語を勉強していました。英語しか通じない家庭で過ごしたかったという気持ちもありました。
しかしマザーも若いころ長年ホームステイしていたらしく学生の気持ちをよくわかってくれ
ていました。日本人の珍しがることもわかっていて、日本にあまりないお店などにもたくさん
連れて行ってくれました。
N:自由な感じで、ホームステイ慣れした家庭だったのですぐ馴染めました。
N:とても良いホストファミリーにめぐり合えて本当に感謝している。会話をするときは私のペー
スに合わせてくれて、理解できている?と気を遣ってもらった。帰りが遅くなったときに迎え
に来てくれたり、スーパーに連れてってもらったり、日本米を買ってきてくれたり、本当にや
さしい家族だった。ファミリーの親戚や友達がよく家に来ていて、私とたくさんお話をしてく
れたので疎外感を感じることもなかった。もうひとり留学生がホームステイしていて、それを
聞いていなかったので事前に知りたかった。
P:家族みんな優しくて親切だったので、特に困ったことはなかった。ただ、食生活は日本と違う
ところが多かったので、体調管理が大変だった。
A:洗濯を毎日してくれて、食事もとても美味しかったです。とても献身的で、初日に一緒に学校
に行ってくれたり、どこか遊びに出掛けると話した時は行き方を教えてくれたりと、とても親
切でした。
S:素晴らしかった。ただ、食事が少し口に合わなかった。体重が 5kg 近く減ってしまった。
EN:まだ小さい子もいたけど家族みんなが気の利く方たちでとてもよかったです。
EN:ホームステイ先にほかの留学生がいることを現地についてから知らされ、家に到着すると、
今まで英語が流暢に話せる人ばかり受け入れていたといわれてショックを受けました。
始めの 1 週間はお互いに戸惑いなかなか世間話ができませんでした。ホストマザーは仕事を
していて、ほかの家は 6 時にホストファミリーが帰ってくるということを聞きましたが、私
78
のホストマザーは不定期で、19 時から 23 時過ぎの間に帰宅をします。1 人でご飯を食べる
こともよくありました。買ってきたものである時もありますが、ご飯の用意はしてもらえた
ので良かったです。しかし、毎日のように今日は夜友達と食べてこないの?と聞かれ、どう
してそんなこと聞くのだろうと不安でした。夜になると治安が悪くなるということで夜は出
歩かないことにしていたのですが、ホストマザーは夜になぜシティーへ出かけないのかと聞
かれ、勧められて困りました。今まで受け入れた人は長期だったらしく、短期の私はニュー
ジーランドの電話番号をもっていないので、なんで持ってないの?と何回も聞かれ、それも
非常に困りました。マザーが 3 日仕事で家に帰らない日には、富大の友達のホストファミ
リ ー宅へ泊まらせてもらいました。そこで気付いたのが、ホストファミリーそれぞれの日本
人への理解度にかなりの差があることです。これが 1 番辛かったです。犬が苦手なので犬な
しの家でと書きましたが、近所に犬のいる家がたくさんあって、避けて通っていても毎日吠
えられて帰っていました。しまいには犬が家から急に飛び出してきて、追いかけ吠えまわさ
れ尻餅をついて・・・これはどうしようもなく溜息しかでませんでした。(笑)日曜日、普段
が午後授業で平日出かけることがなかなかできないので朝早くに出て暗くなる前に帰って
きたいと思っている私に、日曜日は遅く起きる日で、掃除と洗濯物をだしてから出かけてと
いわれ、結局お昼前に出かけることになりがっかりしました。
また、シャンプーなどは透明な液体のものを使うように言われ、日本から持ってきたものを
見せるとちょうどその通りだったので良かったですが、知らなかったらお金の無駄遣いにな
るところでヒヤヒヤしたこともありました。家のルールは 1 番に説明するか、入国前に知ら
せてほしいです。しかし、私のホストマザーは良くも悪くも厳しい人でしたので私にとって
は良い経験になったと思っています。知らずに失礼な言い方をしている時はちゃんと教えて
くれて、私がニュージーランドで得た 1 番大きなことは、マザーから教えてもらった日常会
話やニュージーランド人の習慣です。ネイティブの方から教えてもらう機会はなかなかない
ものなので本当によかった。マザーに教えてもらったことは次回海外へ渡航するときに自信
をもって使うことができそうです。
EN:毎日あいさつはもちろん、その日の出来事を報告する機会があり、自然と英語が鍛えられた。
いつも笑っていて、よくクリケットの話をしていたが、こっちの英語力に合わせて話してく
れた。その中で「こういう時にこういう英語を使う」や発音も教えてくれた。蚊とダニに悩
まされた。
H:本当に申し分ないいいホームステイ先でした。ただたまに Wi-Fi が使えなくなるところを何と
かしてほしかったです。
H:ホームステイを長年なさっているお家で、日本のことにも理解があったためとてもすごしやす
かったです。週末は自分たちで行くところを決めて行動していたのでどこかに連れて行っても
らうことはありませんでしたが、ご飯もおいしいしとても満足しています。
E:私はこのホームステイに非常に満足しています。とても良いホストファミリーであったの一言
に尽きます。最初の向こうでの不安であった生活も、ホストファミリーのおかげで、すぐ慣れ
ていくことができました。気軽に毎日会話を行うことで、突発的な会話への対応力やコミュニ
ケーション能力が養えていけたと感じました。
E:とてもよくしてもらった。0歳の子供もいて大変だろうけどいろいろな場所に連れて行っても
らってとても充実していたし、いい思い出ができた。子供たちも懐いてくれて最後のお別れの
ときに帰らないでと言ってくれうれしかった。
79
6 ユニテックからの週末旅行について(参加した人のみ)
6-1 あなたの全体的評価
N x4
P
S
EN
E
・
と
て
も
満
足
N
EN x2
H
N
A
|
|
|
・
ほ
ぼ
満
足
|
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・
ど
ち
ら
と
も
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|
・
や
や
不
満
|
|
|
・
と
て
も
不
満
6-2 週末旅行についてあなたの評価を書いてください。課題があれば具体的に書いてください。
N:この留学プログラムで、一番楽しかった!!!
ジェットボードとラフティングは絶対にやるべき!!!
言葉では言い表せないほど最高!!!!!!!!!!!
スタッフは、かっこよくておもしろい!!!ノリがいい!
・移動のバスは、運転手の近くに座ると会話もできてとっても盛り上がる!
・ホテルは汚いけど、我慢すれば大丈夫。
・みんなで行く、夜の BAR はおしゃれで雰囲気最高!
N:オプションがとても楽しかった
一日目の移動時間などを考えてもっと朝早く出発してホビットの地などをゆっくり観光でき
たらもっと良かった。
ドライバーもとてもいい人で充実した旅行だった。
NZ での一番の思い出になった。
N:とても充実していた。ジェットボードやラフティングが最高にエンジョイできた!!
マオリショーは建物の説明が多く少し退屈だった。謎の虫に刺され、かゆくて大変だったので
かゆみ止めを持っていくことが大切だと思った。モーテルはあまりきれいではなかったが、み
んなとワイワイできたので楽しかった!モーテル前にバーがありゆっくり飲めて楽しかった。
N:最初は申し込み方など戸惑うことも多かったが、ティナさんが丁寧に対応してくださった。
旅行は大変楽しかった。ツアーガイドの人が三日間つきっきりで案内してくれたので安心だっ
た。ホテルはシャワーが全然出なかったり、虫が多かったり、大変だった。しかし目の前にバ ー
が有りそこで夜過ごすのは楽しかった。日本では体験できないアトラクションも多くて、全員
で合わせるのではなく自分の好きなモノを選んで体験できてよかった。
N:1人では体験できないことがたくさんあり、充実させてもらいました。ただ、金銭的に余裕が
ないといけないかもしれないと感じました。
N:NZ でやりたかったことがこの2日間でほぼ出来たのでとても満足している。ただ、ホビトン
に行くことを一番楽しみにしていたのに、直前になって行かないと聞かされてとても残念だっ
た。ホビトンに行けなかったことが一番悔いに思っている。あと、ホテルの質がとても悪かっ
たのでどうにかしてほしい。
80
A:自分達ではなかなか行けないところに行くことができたので良かったです。ただ、集合場所、
時間、オプションについての情報をもっと早く教えてもらえると助かりました。
S:シンプルにとても素晴らしかった。来年参加する学生たちにもすすめたいと思った。
EN:楽しかったです。ただすごく金がかかりました。
EN:週末旅行は、富大生が同じ日に行くように言われたということもありますが、日本人ばかり
でした。UNITEC ではない別の語学研修プログラムに参加している日本人大学生と知り合い、
同じ部屋になり、それはとても楽しかったです。ご飯についての予定が何も言われず、自分
で買うのか、用意されているのか、分からなくてとても迷いました。パンフレットだけをみ
ると、オプションのアクティビティはいくつまで取ることが可能なのか書いておらず、オプ
ションをしなかった場合のことも説明されず、旅行バスに乗って急いで決めたので、予定に
なかったものまでオプションをつけてしまいました。
H:日本人の集団で行くのではなく、外国のかたと行けたらもっとよいものになったように感じま
す。
H:しおりの裏に書いてあるのと少し違っていて少しだけ残念でした。
ぎりぎりにならないと詳細がわからなくて少し焦りました。でも、ツアーの内容自体は綺麗な
ところにもたくさん行けたし、体験も出来たのでとても良かったです。最初の予定よりもたく
さんのお金を使ってしまいました。でも、結構詰まっているのでお土産を買えるタイミングは
あまりありません。
E:ニュージーランドでしか体験できない広大な自然を利用したレジャーはとても良かったと思い
ます。
E:すごく楽しく、いい思い出になった。日本ではできないような経験がたくさんできたしきれい
な景色をたくさん見ることができた。課題としては細かい集合時間や場所がギリギリまで分か
らないことや、詳細の日程がわからないままの出発だったのでもう少し情報がほしかった。だ
けどその不便さを忘れるくらい楽しい旅行だった。
7
ニュージーランド滞在中全般について
ニュージーランド滞在中に何か困ったことやあればいいと思った支援はありますか?また、事前に
持参しておけばよかった物、知っておけばよかったことなどがあれば書いてください。
N:かゆみ止めは持って行ったほうがいいかもです。わたしを含め友達は、よくわからない虫にさ
されて足がぶつぶつになった。毎晩かゆすぎて寝られないこともあった。
キャッシュはあんまり換金しなくていい。どこに行ってもクレジットカードで支払うことが可
能だった。
N:最後の2週間ほど、原因不明の痒みが発症してつらかった。
N:・かゆみ止め
・シャンプー、リンス
・柔軟剤(NZ使用しない)
81
N:市内には日本の生活雑貨や食料品を売っているお店もあって、家族に日本食を作ってあげる時
とかに便利だと思った。わたしがこのお店を知ったのは最後の一週間だったので、もっと早く
知りたかった。
N:気温がはっきりしないので、とても驚きました。毎日歩くことが多いので、スニーカーにして
本当によかったと思いました。交通機関についてもっと詳しく知っておけばよかったと思いま
した。
N:あまり暑くなく、ユニテックは冷房が強いので常にパーカー等を持っていたほうが良い。 割
と暇な時間が多いので、持ち込める範囲で趣味の何かを持って行ったら良いと思う。
P:とても楽しかった。NZ でしか体験できないことがたくさんできた。
ただ、申し込みの仕方やオプションのつけ方などが直前にならないとわからなかったので、事
前にわかるといいと思った。
A:Wi-fi だとネットは繋がりましたが、メールが届かなくて安否確認メールをなかなか送ることが
出来なかったので、渡航前に自分の携帯の設定等を把握しておけば良かったなと思いました。
S:観光地や休日の過ごし方についてアドバイスを頂きたかった。
EN:携帯を紛失した時、UNITEC で担当してくださる方に連絡をしようと思いましたがちょうど
連絡のつかない曜日にあたっていて助けを求められなかった。
EN:・蚊とダニが普通にいるので、そういった対策用の薬を持っていく。
・日用雑貨が必要だと考えて、洗剤からハンガーまでたくさん持ってきたが、現地のショップで
何でもそろっていることをあらかじめしっておけばよかった。
H:・ニュージーランドの公共交通のシステムが複雑でわかりにくかったのでそこを最初のオリエ
ンテーションのときに説明してほしかった。
・爪切り、絶対にもっていくべきです。
H:スマホを一度山で落としてしまったのですが、その時どうすれば良いのかを万が一に備え事前
に調べておけばよかったと思いました。せめて自分のキャリアの相談センターの番号位は。
E:公共交通機関のバスカード HOP CARD について
*現金でしかチャージできないこと。
E:NZ のガイドブックは持って行ってよかった。逆にスーツケースの重さをはかるはかりを持っ
ていけばよかったと思った。ほかにもスーツケースに関して大きいものを買ったが重さ制限が
あるためスーツケースいっぱいに荷物を入れることができず、あまり大きなものは必要なかっ
た。
8
今回の催し物全般について
我々は NZ,オーストラリアの様々な研修先を視察し,比較検討したうえで Unitec を選定しました。
今回参加したみなさんの素直な印象を伺います。今回の富山大学プログラムの内容で、医学科、
薬学科を持たない Unitec の限界を感じたことはありましたか?もしあると感じた場合は具体的に
82
その内容を書いてください。
N:特にない
N:特にありません
N:ありません
N:最初ユニテックがこれほど大きい大学だと知らなかった。しかし在学中は英語以外を勉強する
人と交流はなかった。ユニテックには看護師のコースもあったようだが、そのコースの人と交
流する機会もなかった。
N:多文化的で様々な専攻の生徒がいる Unitec はとても刺激的でした。自分にはない考え方や感
じ方をもっている人が周りにたくさんいて、ひとつのことに縛られないゆとりの大切さを感じ
ました。普段の日本の大学生活とは違い、自分らしさを持って堂々とすることができた。
N:専門分野を学びに行くというよりは、単に英語を学びに行く感覚だったので、特に感じなかっ
た。
P:英語を学びに行っているので、特に満足できないと思うことはなかった。逆に、さまざまな将
来の夢を持つ学生たちと一緒に英語を学べたのはいい機会だったし、とても刺激になった。
S:自分は満足でした。
EN:自分の分野でなくとも必ず関係性はあると考えているので、UNITEC で見学したものは、私
の分野でありませんでしたがそれもよい経験だとおもっています。
EN:キャンパス内に専門的な情報がないことはもちろん、ほとんど触れられていない、見かけな
いので普段の生活から専門的なことを学ぶことは主体的な行動をとらない限りできない。
プログラムでも訪問だけということ自体が限界である。同じ専攻分野の学生の言動から学ぶ
ことが訪問で学ぶことよりもたくさんあると思う。
H:図書館にある本がどうしても語学色が強かった。別のジャンルの本をよみ、そこで語学を学び
たかった私にとっては少々つらかった。
E:経済学部なので感じることはありませんでした。
9
おすすめ英語
よく使った英語,覚えておいたら便利な,おすすめの英語表現があったら,教えて下さい。
*英語,日本語訳,コメント(もしなにかあれば)を書き,箇条書きでお願いします。
N:Can I ~?
Good boy !!! (子供をほめる時)
I know !!!
N:Could you~?
May I~?
83
N:I would like to~
N:yummy おいしい 学校では習わないような単語だったが、delicious だと大げさになってし
まう時にいっぱい使った。うちは子供もいたので食事中 yummy!とたくさん言いながら食べてい
た。
N:No problem(Thank you の返しに言う。You’re welcome よりも使う)
Sorry(聞き取れなかったときに言う)
N:How are you? と頻繁に聞かれるので返しのレパートリーがあったら良いかも。
よく Lovely を使います。 良いね!素敵!といった表現です。
S:元気に話すこと。
EN:Pardon?
Thank you.
Please
こればかりです。笑
しかし、何かをとってもらった、ご飯を用意してもらったなど、外国へ行くと些細なことで
もことあるごとにお礼を言うことが本当に大事だなということを改めて実感しました。
EN:I’m having a shower! シャワーするときの一声
H:I see. なるほど
H:とにかく Thank you. を沢山沢山言いました。
あとは、自分の言っている表現に自信が無かったので maybe をよく使いました。
E:・Take
・Have
・Bring
・Maybe
・I’m not sure
・Sounds~
・It can be~
・Different from Japan
・I’d like to~
・Keep
・Hold
・What should I ~
E:You too!
出かけるとき、出かけた先で Have a nice day. と言われるので返事としてよく使った。
How are you? も毎日家に帰ったら聞かれるのでさまざま返事のパターンを考えておくとよい
と思った。
10 その他
その他今回のプログラム全般で改善すべき点、意見、感想があれば自由に書いてください。
84
N:ホームステイ先に Wi-Fi があるのか、ないのかという情報は事前にほしいと思った。
実際、私の家には Wi-Fi はあったけれど、なければ大変だなと思った。Wi-Fi を借りるとお金
もかかるし、ホームステイ先にもし Wi-Fi があれば借りていかなくていいので無駄なお金がか
からない。また、それぞれクラスが違うため学校で会わないことがあり午前と午後で授業が違
うと学校ですら連絡がとれない。だから、週末の予定を決めることも困難だと思う。
Japanese class に参加してよかった!!!
日本に興味がある人ばかりで話も盛り上がるし、すごく楽しかった。
いっぱい遊びに行くべき!!!!!!
暇な時間をつくらずに、大学の友達や Unitec の友達といろいろなところに出かけるべき!
他国のクラスメイトと全員友達になった!クラスメイトみんな仲良くて学校に行くのがすき
だった。ランチを食べに行ったりとても楽しくて最高だった!!!
N:とても有意義な一ヶ月でした!
先生の引率はとても心強かったです。ありがとうございました!
N:NZはとても楽しく滞在することができた。学校では国際交流が普通に行われていて、ベンチ
で座っていてもはなしかけたりしてとてもみんな気さくで楽しかった!週末の休みは町へ
行って遊んだりして、とても充実していた。クレジットカードを使えるところが多いのでカー
ドを持っていると楽であった。家に Wi-Fi があったので良かった。
N:とっても楽しかったです!たくさんの思い出と友人を作ることができました。
行ってよかった!
N:一ヶ月という短い時間だったが、他の研修参加者にもホストファミリーにも恵まれ、不自由な
くとても楽しく過ごすことができた。英語でのコミュニケーションの重要さを改めて感じ、帰
国後、英語を学びたいと前より思うようになった。研修に参加してよかった。
P:とてもいい経験ができて、参加して本当に良かったと思える研修だった。
A:1人だけキャンパスが違い不便に感じる点もありましたが、個別に事前指導をしていただいた
り、こまめにメールをいただいたので、とても助かりました。ありがとうございました。
S:理学部工学部向けの富山プログラムを充実させてほしい。
EN:ツアーにしても、富大プログラムにしても、予定の連絡がなかなか来なくて困りました。
貴重な経験のサポートをしていただき、関わったひとすべてに感謝をしています。本当にあ
りがとうございました。楽しかったニュージーランドの生活を忘れず、これからの英語学習
により励みたいと思います!
EN:日本での国際空港を成田空港から中部国際空港になることはありますか。
Because 実家が愛知の参加者が多数いたから。
H:開催時期を夏にすればまた一味違うものになるんじゃないかと感じた。
H:先生方の手厚いサポートのおかげで安心して留学に行くことが出来ました。ありがとうござい
ます。前半のガイダンスも五福での開催も行っていただき大変助かりました。他の留学プログ
ラムでは出来ない富山大学プログラムが出来て良かったです。1 か月の間でしたが、とても良
85
い経験が出来たと思っています。本当にありがとうございました。
E:時々Tina からの連絡がギリギリの前日とかになったこと。でも、それほど気にしてません。
E:行く前は不安ばかりだったけど行って本当によかったです。ホストファミリーともたまに連絡
を取っているし、いつか日本に行くよと言ってもらえてとても素敵な出会いができました。
たくさんサポートしていただきありがとうございました。
86
2.7. 引率教員の感想
University of Toyama New Zealand Program to Unitec: Japan to New Zealand Chaperon report
Author: Theron Muller
Chaperones: Theron Muller, Jing Zhang, Takahiro Namiki
Summary:
We left Toyama Airport as a group in the morning of February 28, arriving in New Zealand the
morning of March 1. Everyone arrived safely without any complications or difficulties. Four students
placed at level 3 and twelve at level 4 in the English program according to their placement test
scores, which is consistent with past performances of University of Toyama students, who tend to
do quite well in the Unitec placement tests. The Program Leader at Unitec said that having the
placement test scores via the online test before students left Japan was very useful for quickly
placing students into their classes. Almost everything was quite smooth, and there were no major
problems for our students.
Future expansion opportunities:
The chaperones met with Nick Shackleford, the Head of Department for Language Studies, about
possibilities for expanding the New Zealand program. He said it would be possible for students to
have custom finish times. As the Unitec semester is 16 weeks, and it starts at the beginning of
March, if one or more University of Toyama students were available to stay longer, he said this
would be OK. For example, if the nursing students didn't have classes starting until April 10, they
could possibly stay as late as April 7 or 8 and then return to Japan, while the Medical students could
come back at the usual time at the end of March.
Nick also said that a summer start for a second group of students would be OK. The Unitec
semester starts from July 27 in 2015, so students would need to leave Japan as soon as possible in
August so that they would not be too far behind once they got to New Zealand.
Unitec also arranges work experience for overseas students. This could be, for example, three or
four days working at an assisted living facility, helping the staff with residents. Nick said they did
something like this for Korean students, and there were two student posters at Unitec about work
experience at assisted living facilities for the elderly in Auckland. Pictures of the two example
posters I saw are included below. I know one student who went to New Zealand on this trip has a
dream to work as a nurse abroad in the future. This could be one way to help such students get
closer to realizing their dreams.
87
Example of work experience poster on display at Unitec in New Zealand
88
Second example of work experience poster on display at Unitec in New Zealand
Class observation:
The University of Toyama chaperons observed one level 3 English class, 5053/5054 taught by
Carolyn Doescate. It was quite a well-coordinated lesson and pedagogically sound. She took the
time to talk to us chaperons about her teaching objectives, and was quite well informed regarding
effective classroom methods. We had asked to observe a level 4 class, but the level 4 teachers said
it was too short of notice. It would have been difficult to give more advanced notice, as we were
observing the first classes of the semester in many cases, and so it would be difficult for Unitec to
plan such observations in advance. The only way this could have been accommodated is if the
chaperons stayed in New Zealand longer.
Unitec curriculum change:
The Program Leader for the Level 2 and 3 programs, Sally Conway, met with the University of
Toyama and KIT chaperons for about 20 minutes on Tuesday March 3. She explained the
curriculum and textbooks used at Unitec, and the national certificate system that has been put into
place. I received some details about the change to the New Zealand national English level
curriculum from Nick and from Sally. I also have some brochures about the change. If anyone would
like additional detail about this, I'm happy to provide both explanation and documentation.
89
NZプログラム復路引率報告
国際交流センター コーディネーター 津田 陽子
私自身は学生が3週間の語学研修を終え、最終週の富山プログラムに入るにあたり、説明を受けてい
るところへ合流したわけであるが、教室にそろった学生の顔を見るにつけ、みながとても良い経験をし
ているのがすぐ伺われた。出発までの説明会等では見られなかったほどの笑顔である。それぞれ仲が良
いグループがあるのは見受けられるが、16名が6つのクラスに分かれて授業を受けてきたためか、み
なが良い関係をつくりあげていて、だれひとり孤立しているということもなかった。 ホームステイ家
庭のことを質問しても、ほとんどの学生がいかに恵まれているかといった話が多く、数名の学生のみが
「ベジタリアンではないのに、食事に肉が出ない」「シャワーの時間を早い時間帯で、短い時間に制限
される」といった問題をあげていた。ただ、これについては後から学生の報告書やアンケートへの回答
をみるにつけ、みんなの状況をひろいあげきれていなかったなぁと反省しているところである。
4週目の富山大学プログラムについて、今回はじめて7学部(人発・経済・理・工・医・薬・芸)か
らの参加学生に合わせたプログラムの手配に、ユニテック側が奔走してくださったおかげで、毎日5グ
ループに分かれてのスケジュールが組まれた。私は1日目は医・薬のグループに、2日目は理・工のグ
ループに、3日目は馬先生と経済系の先生にご挨拶させていただいた後、理・工のグループに参加した。
医・薬のプログラムについてはこれまでに培われてきた経歴もあるため、非常に内容の濃いものであっ
た。Waitakere のシュミレーションセンターについては、医学科からの参加者が多かった昨年はあまり
好評ではなかったが、看護科の学生が多い今年は大変好評であったのは興味深かった。理・工のプログ
ラムについては、2日目の測量技術の授業内容や器材について、そして工事現場を訪れそのプロジェク
ト等の説明をユニテックの教員から受けることができたのは、教員との質疑応答の機会もありよかった
が、1日目の水族館と3日目の海洋博物館の訪問については観光的な要素が強く、来年度見直しの必要
があると思われる。その他経済のプログラムの住友商事への訪問や、ユニテック経済系の授業の見学に
ついては良かったという意見を聞いている。人発プログラムのチャイルドケアセンター、小・中学校、
高校への訪問については概ね好評であったが、「ただ授業を見学するだけになる時は、他のことがした
い」という意見もあった。
また、今回はユニテックで日本語を教えていいらっしゃるトモコ・ダロウ先生のお計らいで、
先生の日本語授業を受講している現地の方々と交流の機会を与えてくださったのも幸運であった。相手
を変えながら1対1でひたすら喋り続ける機会を、参加した学生はみなとても楽しんでいた。これは来
年度以降も考慮していただけるそうである。
プログラム全体を通しての学生の評価は非常に高い様子である。オークランドという町が安全で、コ
ンパクトであり、学生たちは私が到着する前の3週間の間に、自由時間を使っていろいろな場所に出か
け、それぞれの時間を充実させていた。過ごしやすい気候も行動しやすさを後ろ盾していると思われる。
来年度以降、より内容を充実させることができ、参加希望者数が増えることが予想されるプログラムだ
と思う。
90
3. 今後の課題
「富山プログラム」の検証
プログラムが拡充され,大きく人文系,理工系,医療系,芸術系の4つの内容の体験型プログラ
ムを組んでもらった。派遣先機関には多大な時間と労力を払っていただき,立派なプログラムに整
えてもらえ,感謝の一言に尽きる。その一方で,いくつかの指摘も挙がってきている。例えば,理
工系の初日の Kelly Tarlton’s Sea Life Aquarium と三日目の Maritime Museum (海洋博物館)の見学は,
体験型訪問というよりも見学だけに留る内容だった。三日目の Rutherford College 訪問で,それぞ
れ各自の専攻と関係する授業を見学したが,授業参観に留まったようである。参加学生からの報告
にもあるように,連絡がぎりぎりになって入ったり,またその連絡が初回とは大きく異なることも
日常茶飯事であることなど,多少日本の通念とは違ったレベルで事が推移する点などは,どこまで
文化の違いとして認識しながら,上に述べた要望を今後派遣先機関との良好な関係を保ちつつ,い
かに実現していくかが課題となる。
4. あとがき
今年度は五福と杉谷の間を何度も行き来し,また高岡からの参加学生には夕方に直接研究室に来
てもらうなどしながら準備を進めた関係で,本企画が新しい局面を迎えた様子をこれまでとは格段
に肌で感じた1年でした。プログラムの質を保ちながら,企画の運営については省力化できるとこ
ろはそうしながら,企画が円滑に進むようにこれまでどおりの連携がますます重要になって来ると
思われます。
今年度の報告書が順調に発行できたことは,国際交流センターの津田さん,高橋さんの尽力のお
蔭です。紙面をお借りしてお礼申し上げます。
富山大学国際交流センター
近藤 隆
(センター長)
津田 陽子 (コーディネーター)
富山大学杉谷キャンパス海外語学研修派遣実施委員会
木村 裕三 (英 語)
名執 基樹 (独 語)
水野 真理子(英 語)
Theron Muller(外国語教育専任教員)
91
富山大学
第9回 ニュージーランド短期英語研修プログラム実施報告書
平成 27 年 7 月発行
編集・発行 富山大学国際交流センター
〒930 - 8555 富山市五福 3190 番地
富山大学杉谷キャンパス海外語学研修派遣実施委員会
〒930 – 0914 富山市杉谷 2360 番地
92