2016年度看護学部シラバス (PDF 1.1MB)

講義科目名称: 化学
授業コード: 11010
英文科目名称: Chemistry
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
加藤尚之
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
講義ではまず化学の基礎となる原子や分子の構造および化学結合などを学びます。次に、こうして組み立て
られた化合物が持つ物理的性質、例えば、沸騰すること、融解すること、水に溶けること、などが化合物のど
のような性質によって生じるかについて講義を行います。また、浸透圧、酸性、塩基性、緩衝作用など生体に
関連する項目については特に詳しく講義を行います。
合成有機化合物は医薬品、化粧品、洗剤など私たちが日常的に用いる様々な製品の原料となっています。同
時に自然界には本来存在しないPCBやダイオキシンなどのような環境を汚染する物質もあります。これらの物質
がなぜ有害なのかを理解することも本講義の重要な目的の一つです。
1
原子と分子
原子構造と化学結合、構造式
2
物質の性質
気体、液体、固体
3
溶液
溶液の濃度、浸透圧
4
酸と塩基
酸と塩基、pH、緩衝作用
5
有機化合物(1)
有機化合物の分類と性質
6
有機化合物(2)
生体の有機化合物
7
環境と化学
大気および水質汚染物質、温室効果ガス、地球温暖化
環境や生命などに関連した分野を理解するための基礎学力を身につける。
1.原子、分子について理解する。
2.物質の基本的性質を把握する。
3.濃度、溶解度、pHなどを定量的に理解する。
4.代表的な有機化合物についての性質を把握する。
5.環境汚染や地球温暖化に関わる物質についての知識を身につける。
毎回講義内容の理解度を確認するために、講義内容に則した演習問題を行う。
試験結果(100%)で評価します。
教科書
なし
参考書
・「生活の基礎化学」飯田 真、他(東京教学社)
科目責任者連絡先
加藤尚之 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
加藤尚之(医学部・准教授)
-1-
講義科目名称: 物理学
授業コード: 11020
英文科目名称: Physics
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
川口高明
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
看護に関する作業等を効率的かつ安全に行うには,物理学的考察が有益です。そして,看護の現場において
日常的に扱う器具の原理及び使用法の意味などは,比較的簡単な物理の知識で理解できることがたくさんあり
ます。この講義では医療及び看護の場で役に立つ基本的な物理学の知識と考え方を習得することを目的としま
す。
1
力、仕事、安定性
―
2
人体等の力学
―
3
熱の基礎、熱の移動
―
4
電気、電撃
―
5
流体の性質
―
6
圧力効果
―
7
検査等に関する物理
―
1.力に関する概念・定義について理解し,物体の安定性及び仕事について説明及び計算ができる。
2.人体の力学について簡単な例で説明及び計算ができる。
3.熱に関する概念・定義について理解し,温度及び熱の移動等について説明及び計算ができる。
4.流体と圧力に関する概念と定義を理解し,人体等における圧力効果等について説明及び計算ができる。
5.電気を理解し,簡単な回路での計算ができる。そして,人体における電撃現象等について説明ができる。
6.検査等に関する基本的な物理現象・効果について説明及び計算ができる。
配布した資料及び教科書をもとに、前回の授業の内容を復習してください。
筆記試験(100%)で評価します。ただし、出席が規定回数を満たすことが必要です。
参考書
・「完全版 ベッドサイドを科学する -看護に生かす物理学-」 平田雅子(学研メディカル秀潤社,2009
年)
・「看護学生のための物理学(第5版)」佐藤和艮(医学書院,2014年)
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
各講義終了後に相談してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
川口高明(医学部・教授)
-2-
講義科目名称: 宇宙科学
授業コード: 11030
英文科目名称: Cosmology
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
亀谷和久
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本講義では、最新の動向を織り交ぜ、主として下記にあげる宇宙科学分野への理解を深めます。
1.観測と理論で探る現在の宇宙の姿
2.太陽系の探査と惑星科学
3.人類の宇宙への進出手段と、宇宙開発の歴史、および最近の宇宙開発の動向
1
宇宙へ目を向けよう
宇宙科学の一般的な説明
2
太陽系のひろがり
太陽系惑星科学
3
恒星とその一生
星座をつくる恒星たちの素顔
4
銀河の世界
我々の銀河系やその他の銀河たちの構造
5
生命の起源
地球上の生命の進化と地球外生命探査
6
ロケットと人工衛星
宇宙開発技術の紹介
7
宇宙開発
宇宙の無人探査/有人探査
太陽系の中で生命を育む地球の環境は極めて稀な存在であり、宇宙の大きさに比べれば生命の許された世界は
非常に小さな領域に思われるが、その結び付きは実は非常に深い。近年、生命の材料となり得る有機物等の複
雑な分子が宇宙に豊富にあることが分かってきた。さらに、ここ十数年で太陽以外の恒星の周囲に惑星が次々
と発見され、地球外生命の存在を考えることが自然になってきた。歴史をふりかえれば、農業の発達のために
天体の位置を観測して暦を作ることは重要な国家的事業であった。現代においては、人類は大気の外に活動の
拠点を築こうとしており、宇宙環境での生命維持は新しい生命科学のテーマと言える。そして、宇宙に思いを
馳せて文明や生命を探っていくことは、宇宙の成り立ちとその起源を探ることにもつながっていく。また、逆
に宇宙から地球を見つめ直すことによって、私たちはこの環境が生命にとっていかに得難いものであるかを知
り、地球の未来を真剣に考えていかなければならないことに気付かされる。宇宙科学の講義では、最新の天体
物理学研究の成果や宇宙開発を平易に紹介し、人や生命と宇宙の関わりを議論しながら宇宙と生命の「起源」
への洞察を深める。
前回の授業の復習を十分に行うこと。
出欠席(40%)、授業中の課題(20%)、試験・学外授業(40%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
・講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
亀谷和久(看護学部・非常勤講師)
-3-
講義科目名称: 自然科学の基礎
授業コード: 11040
英文科目名称: Basics of Natural Science
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
大原弘
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本科目では、生命活動の原理、現代医学の研究技術、病気の本態、医療技術などについて計7回の授業を行い、
医学と自然科学の相互関係について理解を深めるのが目的です。授業は内容を要約したプリントを毎回配布、
またDVD映像などを併用して進めます。
1
科学とは
現代科学(ロボット)と自然科学、ミジンコの科学
2
環境と生物
生態学、生物多様性、食物連鎖、環境破壊
3
顕微鏡とは
光学顕微鏡、電子顕微鏡、走査型電子顕微鏡
4
人工環境と生命
培養細胞法、ES細胞、iPS細胞、再生医学
5
マラリア感染症
マラリア研究の歴史、病原虫の生活史、撲滅作戦
6
がんにどう対処
がんの統計、がんの診断と治療の最新技術
7
21世紀の科学
放射線と放射能、原子力の平和利用、宇宙進出
1-2.ミジンコの生態や生物と環境の関係から生命活動の基本原理を学びましょう。
3-4.顕微鏡や培養細胞など現代医学の基礎研究技術の発展を理解し、新しい知識の広がりが科学の進展に重要
なことを学びましょう。
5-6.古代から根強く人間社会にはびこる「マラリア感染症」と現代の難病「がん」について病気と闘う医学者
の執念と科学的治療への努力を学びましょう。
7.原子力の平和利用や宇宙開発は21世紀の科学です。その成功の鍵は放射線による人体障害の克服にあるとい
えるでしょう。
前回講義の内容を確認するために前回講義の課題を考える。
出欠席(20%)、試験結果(80%)から評価します。
教科書
なし。その代り授業内容を記したプリントを毎度配布します。
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
試験は持ち込み可で記述方式となります。
試験問題は出題7問の中2題を自由に選択し規定された枠内に解答を筆記する形となります。
大原弘(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
-4-
講義科目名称: 生物学
授業コード: 11050
英文科目名称: Biology
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
小林芳郎
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
入学された皆さんの中には高校で生物を学ばなかった人もいるでしょうが、その人たちもふくめ全員が看護に
必要な多くの生物系の講義を大学で学びます。この講義ではそのために必要な高校生物の一部を大学生になっ
た皆さん向けに解説します。
1
細胞 (図説2章1~7)
原核細胞と真核細胞、細胞の構造と働き、細胞膜の構造と働き
2
代謝(図説3章1~3、9~11)
ATP、酵素、同化、呼吸、発酵
3
遺伝子(図説4章1~5)
形質転換、ウイルス、DNAの構造、複製、染色体、体細胞分裂
4
遺伝子(図説4章6~11)
タンパク質と構造、遺伝情報、タンパク合成
5
遺伝子(図説4章13~19)
遺伝子発現の調節、突然変異、ゲノム、遺伝子組み換え
6
体内環境(図説5章1~4、7~11)
血液、循環、肝臓、腎臓、免疫
7
体内環境調節、発生(図説5章15;6章2、6、9、10、21)
血糖調節、減数分裂、ヒトの遺伝、配偶子形成、受精、器官形成と細胞死
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
高校で学ぶ生物のうち、動物について、細胞の構造と働き、代謝のしくみ、遺伝子の働き、タンパク質合成、
酵素の構造と働き、体内環境の調節のしくみ、発生のしくみ、を理解し説明できることを目標とします。
予習:図説の該当部分を読み、疑問点を整理しておいて下さい。
復習:ノートと図説で理解を深め、次の授業開始時のミニテストに備えて下さい。
期末試験(70%)、出席(15%)、ミニテスト(15%)を考慮して総合的に評価します。
教科書
・「スクエア最新図説生物 neo 2訂」 第一学習社
参考書
・「生命科学(第3版)」(羊土社)
科目責任者連絡先
小林芳郎 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
小林芳郎(看護学部・非常勤講師)
-5-
講義科目名称: Medical
English Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Medical English I
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
Brent Fialka
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
15人以内の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用い、臨床場面での会話に慣れ
る練習をしていきます。また、医療に関連した語彙を増やしていき、専門的な内容の文章を読む基礎的な力を
つけていきます。
1
Introduction to text and class
2
Chapter 1
Hospital Admission
3
Chapter 2
The Nurse's role
4
Chapter 3
Life in the Hospital
5
Chapter 4
Taking Vital Signs 1
6
Chapter 5
Taking Vital Signs 2
7
Chapter 6
Providing Meal Assistance
8
Chapter 7
Rehabilitation 1
9
Chapter 8
Rehabilitation 2
10
Chapter 9
Shampooing in Bed
11
Chapter 10
Foot-bath
12
Chapter 11
Taking a Blood Sample
13
Chapter 12
Outpatient Clinic
14
Chapter 1~12
Review
15
Review
-
到達目標
臨床現場で使える英会話、並びに医療に関連した英文の書物を読む基礎的なスキル力の習得。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
Preview and review. There will
be two exams.(midterms and final)
教科書
Students will be graded on participation(40%)、a short presentation(30%)、and a short written
test (30%). Moreover, this course will be graded on homework assignments and on a final exam.
・「Health Talk」Y. Watanabe, P. Uchida, and J. Yamamoto(Pearson Education)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students must turn off their cell phones before coming to class.
Students should not be late for class.
Students that are late more than three times or they will be marked as once late.
Brent Fialka(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
-6-
講義科目名称: Medical
English Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Medical English I
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
15人以内の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用い、臨床場面での会話に慣れ
る練習をしていきます。また、医療に関連した語彙を増やしていき、専門的な内容の文章を読む基礎的な力を
つけていきます。
1
Introduction to text and class
2
Chapter 1
Hospital Admission
3
Chapter 2
The Nurse's role
4
Chapter 3
Life in the Hospital
5
Chapter 4
Taking Vital Signs 1
6
Chapter 5
Taking Vital Signs 2
7
Chapter 6
Providing Meal Assistance
8
Chapter 7
Rehabilitation 1
9
Chapter 8
Rehabilitation 2
10
Chapter 9
Shampooing in Bed
11
Chapter 10
Foot-bath
12
Chapter 11
Taking a Blood Sample
13
Chapter 12
Outpatient Clinic
14
Chapter 1~12
Review
15
Review
-
到達目標
臨床現場で使える英会話、並びに医療に関連した英文の書物を読む基礎的なスキル力の習得。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
テキストを事前に読んでくること。
教科書
Students will be graded on participation(40%)、a short presentation(30%)、and a short written
test (30%). Moreover, this course will be graded on homework assignments and on a final exam.
・「Health Talk」Y. Watanabe, P. Uchida, and J. Yamamoto(Pearson Education)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students
Students
Students
Alastair
担当教員(所属)
must turn off their cell phones before coming to class.
should not be late for class.
that are late more than three times or they will be marked as once late.
Holland(看護学部・非常勤講師)
-7-
講義科目名称: Medical
English Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Medical English I
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
Janet Johnson
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
15人以内の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用い、臨床場面での会話に慣れ
る練習をしていきます。また、医療に関連した語彙を増やしていき、専門的な内容の文章を読む基礎的な力を
つけていきます。
1
Introduction to text and class
2
Chapter 1
Hospital Admission
3
Chapter 2
The Nurse's role
4
Chapter 3
Life in the Hospital
5
Chapter 4
Taking Vital Signs 1
6
Chapter 5
Taking Vital Signs 2
7
Short test on Chapters 1-5
Short test on vocabulary and speaking skills
8
Chapter 7
Rehabilitation 1
9
Chapter 8
Rehabilitation 2
10
Chapter 9
Shampooing in Bed
11
Chapter 10
Foot-Bath
12
Chapter 11
Taking a Blood Sample
13
Chapter 12
Outpatient Clinic
14
Chapter 6~12
Review
15
Review
-
到達目標
臨床現場で使える英会話、並びに医療に関連した英文の書物を読む基礎的なスキル力の習得。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
Students should review all lesssons and practice more.
教科書
Students will be graded on participation (40%), a short presentation (30%), and a short written
test (30%). Moreover, this course will be graded on homework assignments and on a final exam.
・「Health Talk」Y. Watanabe, P. Uchida, and J. Yamamoto(Pearson Education)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students must turn off their cell phones before coming to class.
Students should not be late for class.
Students that are late more than three times or they will be marked as once late.
Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
-8-
講義科目名称: Medical
English Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Medical English I
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
松本圭子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
15人以内の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用い、臨床場面での会話に慣れ
る練習をしていきます。また、医療に関連した語彙を増やしていき、専門的な内容の文章を読む基礎的な力を
つけていきます。
1
How to Maintain Safety
安全な生活環境
2
Bathing and Hygiene
身体の清潔
3
Respiratory Distress
呼吸困難の看護
4
How to Maintain Fluid Balance
体液バランス管理
5
まとめ
まとめテスト1、その他
6
Insomnia
睡眠と心の健康
7
Impaired Physical Mobility
リハビリテーション
8
How to Gain Adequate Weight
摂食障害と食事指導
9
How to Manage Burn Care
小児のやけど
10
まとめ
まとめテスト2、その他
11
Normal Bowel Function
排泄と援助
12
Visual Alterations
加齢に伴う健康問題
13
Memory Impairment
認知症高齢者と家族
14
Lifestyle-related Disease
生活習慣病
15
まとめ
まとめテスト3、その他
到達目標
臨床現場で使える英会話、並びに医療に関連した英文の書物を読む基礎的なスキル力の習得。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
復習重視。学習した項目を理解し、看護系科目と関連づけすること。
教科書
・「Nursing Case Studies」Yoshihito Sugita, Richard R. Caraker (成美堂)
参考書
資料は適宜プリントで配布します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
-
担当教員(所属)
松本圭子(看護学部・非常勤講師)
出欠席(40%)、授業参加度(10%)、テスト&プレゼンテーション(50%)から総合的に評価します。
-9-
講義科目名称: Medical
English Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Medical English II
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
10人前後の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用いてMedical English Ⅰで学
んだ臨床場面における会話力をさらに向上させていきます。また専門的な内容について書かれた文章をより速
く、またより正確に読解する力をつけていく。
1
Introduction to book/course
2
Initial questions
What's wrong?
3
Describing symptoms
Body parts and adjectives
4
Hospital departments
Giving directions and explaining functions
5
Taking Measurements
US/UK/EU measuring systems
6
Taking a medical history
Asking questions
7
Describing pain
Talking about location and intensity of pain
8
Giving instructions
Using phrasal verbs
9
Receiving instructions
What to do when asked
10
Help the patient
Taking care of the patients needs
11
Explaining the trouble
Talking about pains and problems
12
Giving answers
Using verbs
13
Presentation 1
How to do a presentation
14
Presentation 2
Talking about location and intensity of pain
15
Presentation 3
Review of course and presentation elements
到達目標
臨床現場において役立つ実践的な会話力、並びに専門的知識を深めるための英文読解能力の習得。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
テキストを事前に読んでくること。
教科書
Students will be graded on participation(40%)、a short presentation(30%)、and a short written
test(30%).
Students are not to use mobiles or be late for classes more than three times.
・「English for Nurses」Yamanaka, Parker(Asahi Press)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Alastair Holland(看護学部・非常勤講師)
- 10 -
講義科目名称: Medical
English Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Medical English II
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Brent Fialka
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
10人前後の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用いてMedical English Ⅰで学
んだ臨床場面における会話力をさらに向上させていきます。また専門的な内容について書かれた文章をより速
く、またより正確に読解する力をつけていく。
1
Chapter 1
Paid in Full
2
Chapter 1
Paid in Full
3
Chapter 2
A Parade for Lucy
4
Chapter 3
Tears for Stephanie
5
Chapter 4
The mirror
6
Chapter 5
We Are Diminished by One
7
Chapter 6
Therapeutic Touch in Hospice Care
8
Chapter 6
Therapeutic Touch in Hospice Care
9
Chapter 7
Dollie's Good-bye
10
Chapter 8
Summer Hours
11
Chapter 9
Katie's and Millie's Eyes
12
Chapter 10
Their Own Songs
13
Chapter 11
The Truth about Harry
14
Chapter 12
Graduation
15
Review
Chapter 1~12
到達目標
臨床現場において役立つ実践的な会話力、並びに専門的知識を深めるための英文読解能力の習得。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
Preview and review. There will be two exams.(midterm and final)
教科書
Students will be evaluated on a combination of class participation, quizzes and tests attendance,
and their presentation. Class participation (attendance, attitude, etc.)(50%), First
test(25%), Second test(25%)
・「英語で読む看護のエピソード」助川尚子 他著(南雲堂)
参考書
講義時間中に紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Brent Fialka(看護学部・非常勤講師)
- 11 -
講義科目名称: Medical
English Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Medical English II
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Janet Johnson
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
10人前後の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用いてMedical English Ⅰで学
んだ臨床場面における会話力をさらに向上させていきます。また専門的な内容について書かれた文章をより速
く、またより正確に読解する力をつけていく。
1
Self intros and warm up
Getting to know the students. Self intros. Various warm ups
2
Lesson 1
Patients first visit. Initial questions. Communication strategy.
3
Lesson 2
Medical Vocabulary. Parts of body
4
Lesson 2 cont.
Practice content. Do oral exercises.
5
Short quiz & Lesson 3
Quiz on 'Parts of Body'.
Start Med. Depts.
6
Lesson 3 cont.
Apply content to practical situations.
7
Lesson 4
Start Lesson 4: Giving Directions
8
Short Test
Short test on speaking skills and vocab. Units 3&4
9
Lesson 5
Checking height and weight. Measurements.
10
Lesson 6
Practice Illnesses and Diseases vocabulary and communication strategy
11
Lesson 7
Describing pain and injury.
12
Lesson 8
Giving instructions for medical procedures.
13
Review
Review Units 5-8
14
Test on Lessons 5-8
Test on Units 5-8
15
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
Re-cap
Re-cap and review of materials. Additional activity stimulating overall listening and
speaking skills.
臨床現場において役立つ実践的な会話力、並びに専門的知識を深めるための英文読解能力の習得。
Students should review all lesssons and practice more.
教科書
40% of the final grade will be based on attendance, class participation, preparation and attitude.
The remaining 60% will be based on test scores, and presentations.
・「English for Nurses」Margaret Yamanaka, Patricia Parker(Asahi Press)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)
- 12 -
講義科目名称: Medical
English Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Medical English II
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
松本圭子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
10人前後の小人数クラスで授業を行います。ペア・ワークやグループワークを用いてMedical English Ⅰで学
んだ臨床場面における会話力をさらに向上させていきます。また専門的な内容について書かれた文章をより速
く、またより正確に読解する力をつけていく。
1
Measuring Pulse Rate
脈拍を測る
2
Respiration
呼吸
3
Hospital Meals
病院食
4
Helping Patients
患者への援助
5
まとめ
まとめテスト1 その他
6
Safe Medication
安全な投薬、与薬
7
ICU
集中治療室
8
Circulating Nurse
周手術期看護
9
Safe Childbirth
安全なお産
10
まとめ
まとめテスト2 その他
11
Home Visits
訪問看護
12
Dementia
認知症
13
Occupational Stress
仕事に関するストレス
14
Disasters and Diseases
災害と病気
15
まとめ
まとめテスト3 その他
臨床現場において役立つ実践的な会話力やリスニング力、並びに専門的知識を深めるための英文読解能力の習
得。
復習重視。学習した項目を看護系科目や国家試験準備などと関連つけすると受講の意義が高まります。
出欠席(40%)、授業参加度(40%)、テスト&小テスト(20%)から総合的に評価します。
教科書
・「看護師たまごの英語40日間トレーニングキットワークブック実践編」平野美津子、菱田治子(アルク)
参考書
資料は適宜プリントで配布します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後質問を受け付けます。
特記事項
-
担当教員(所属)
松本圭子(看護学部・非常勤講師)
- 13 -
講義科目名称: 夏期英語集中講座(新)
授業コード: 12120
英文科目名称: Overseas Summer Intensive English
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
市山陽子
単位数
2単位
科目必選区分
選択
60時間
概要
授業計画
3週間、カナダでホームステイをしながら、ヴィクトリア大学附属のイングリッシュセンターで、集中的に実践
的な英語を学んでいきます。さらに、医療施設の訪問、現地の看護師との交流を通し、カナダの医療や看護事
情についても学習する機会を設けます。
1
受講前面談
科目責任者、引率教員等との面談を行います。
2
3
4
5-57
58
到達目標
事前説明会
面談の結果受講することが決まった学生は、旅行社(および現地コーディネータ)の方も交え
て、渡航時の注意点などの説明を受けます。
事前英語コミュニケーション能力試験
英語コミュニケーション能力試験(1時間程度:有料)を受験します。
英会話オリエンテーション
ホームステイ先のホストファミリーの方々や日常における様々な状況を想定した英会話表現を、
ペア・ワーク等のアクティビティを通して練習します。
現地授業及びホームステイ
習熟度別に編成されたクラスでヴィクトリア大学付属イングリッシュセンターのプログラムに
沿って学習します。(ヴィクトリア大学付属イングリッシュセンター講師)
現地のご家庭にホームステイし、言語に限らず生活や文化の面において積極的に学習する。
事後英語コミュニケーション能力試験
英語コミュニケーション能力試験(1時間程度:有料)を受験します。
59
報告会
カナダで学んだことや体験したことを英語でパワーポイントを使い発表してもらいます。
60
事後オリエンテーション
カナダのホームステイの方々にお礼の手紙・emailを作成して送ります。
教科書
実践的英語力の習得ができる。
カナダの文化・医療事情についての知識を深めることができる。
事前に配布資料等がある場合は、内容を精読し質問等がないか確認しておくこと。
報告会等の発表については、必ず事前に科目責任者に内容および英語についての確認をとること。
欠席(20%)、事前オリエンテーション(20%)、試験結果(30%)、報告会(20%)、事後オリエンテーション
(10%)から総合的に評価します。
ヴィクトリア大学付属イングリッシュセンターが指定したテキスト
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
市山陽子 [email protected]
オフィスアワー
月・火・水・金 14:00-17:00
*メールで事前に面談日・時間をお問い合わせください。
参加を希望する学生は事前に、科目責任者、引率教員等との面談を受けてください。また参加の決まった学生
は事前説明会、事前事後オリエンテーション、事前事後実力テスト(有料)、報告会等に必ず出席してくださ
い。
市山 陽子(看護学部・准教授)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
特記事項
担当教員(所属)
- 14 -
講義科目名称: 夏期英語集中講座
授業コード:
英文科目名称: Overseas Summer Intensive English
配当年
2,3年次
開講期間
春学期
科目責任者
市山陽子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
3週間、カナダでホームステイをしながら、ヴィクトリア大学附属のイングリッシュセンターで、集中的に実践
的な英語を学んでいきます。さらに、医療施設の訪問、現地の看護師との交流を通し、カナダの医療や看護事
情についても学習する機会を設けます。
1
受講前面談
科目責任者、引率教員等との面談を行います。
2
3
4
5-27
28
到達目標
事前説明会
面談の結果受講することが決まった学生は、旅行社(および現地コーディネータ)の方も交え
て、渡航時の注意点などの説明を受けます。
事前英語コミュニケーション能力試験
英語コミュニケーション能力試験(1時間程度:有料)を受験します。
英会話オリエンテーション
ホームステイ先のホストファミリーの方々や日常における様々な状況を想定した英会話表現を、
ペア・ワーク等のアクティビティを通して練習します。
現地授業及びホームステイ
習熟度別に編成されたクラスでヴィクトリア大学付属イングリッシュセンターのプログラムに
沿って学習します。(ヴィクトリア大学付属イングリッシュセンター講師)
事後英語コミュニケーション能力試験
英語コミュニケーション能力試験(1時間程度:有料)を受験します。
29
報告会
カナダで学んだことや体験したことを英語でパワーポイントを使い発表してもらいます。
30
事後オリエンテーション
カナダのホームステイの方々にお礼の手紙・emailを作成して送ります。
教科書
実践的英語力の習得ができる。
カナダの文化・医療事情についての知識を深めることができる。
事前に配布資料等がある場合は、内容を精読し質問等がないか確認しておくこと。
発表等については必ず事前に科目責任者に内容および英語についての確認をとること。
欠席(20%)、事前オリエンテーション(20%)、試験結果(30%)、報告会(20%)、事後オリエンテーション
(10%)から総合的に評価します。
ヴィクトリア大学付属イングリッシュセンターが指定したテキスト
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
市山陽子 [email protected]
オフィスアワー
月・火・水・金 14:00-17:00
*メールで事前に面談日・時間をお問い合わせください。
参加を希望する学生は事前に、科目責任者、引率教員等との面談を受けてください。また参加の決まった学生
は事前説明会、事前事後オリエンテーション、事前事後実力テスト(有料)、報告会等に必ず出席してくださ
い。
市山 陽子(看護学部・准教授)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
特記事項
担当教員(所属)
- 15 -
講義科目名称: Advanced
Reading Ⅰ
授業コード: 12130
英文科目名称: Advanced Reading I
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
This course will help the students learn about medical English via a reading focused textbook and
the wider media. Moreover they'll get a chance to learn new skills like skimming scanning and
writing for academic purpose.
1
Class introduction
Course outline for 1st semester
2
Reading
What's headache
3
Reading
The Migraine Mechanism
4
Reading
Rethinking Treatments for the Heart
5
Reading
Drugs for High Blood Pressure
6
Reading
The Battle between HIV and Antibodies
7
Reading
Drug to stop Progression of Type 1 Diabetes
8
Reading
Entering the Medical Research paper
9
Reading
Reading the Introduction
10
Reading
Methods Results
11
Reading
What main info is in the Methods section
12
Reading
Results section
13
Reading
Discussion
14
Reading
Reading Case Reports
15
Reading
Case Report
到達目標
To develop reading strategies and increase students' vocabulary to enhance reading comprehension.
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
テキストを事前に読んでくること。
教科書
・「Textbook of English for Medical Purposes II」Nell L. Kennedy I(Medical View)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Alastair Holland(看護学部・非常勤講師)
Students will be graded on participation (50%), and a written essay of 1500 words (50%).
- 16 -
講義科目名称: Advanced
Reading Ⅱ
授業コード: 12140
英文科目名称: Advanced Reading II
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
The task is to advance the reading and ability of text analysis. With the aid of the classroom
material presented by teacher the students will learn about medical English via a reading focused
media. Moreover they'll get a chance to learn new skills like skimming scanning for academic
purpose.
1
Class introduction
Course outline
2
Reading/class work
Learn reading skills
3
〃
Look at sample readings from text
4
〃
Learn writing skills
5
〃
Check written parts from text
6
〃
Learn reporting skills
7
〃
Analysis of reporting
8
〃
Learn drafting skills
9
〃
Selecting main article
10
〃
Using the Library for studying
11
〃
〃
12
〃
Review draft essay
13
〃
〃
14
〃
Check final essay
15
Review
Class review and submit final essay
The course objectives are as follows:To generarate a high level of discussion of current medical
issues
Advance reading skill
Advance analysis ability
Advance understanding of research papers and medical texts.
授業で行った内容を復習すること。
Students will be graded on participation (50%), and a written final essay (50%).
教科書
Material with via internet and newspaper articles
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Alastair Holland(看護学部・非常勤講師)
- 17 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード: 12200
英文科目名称: English for Communication I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
市山陽子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
到達目標
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
オリエンテーション
授業の進め方・評価についての説明・自己紹介
2
Unit 1-1
Introduction 1
3
Unit 1-2
Introduction 2
4
Unit 2-1
London 1
5
Unit 2-2
London 2
6
Unit 4-1
Wales 1
7
Unit 4-2
Wales 2
8
Unit 6-1
Accommodation 1
9
Unit 6-2
Accommodation 2
10
Unit 7-1
Making Cheese 1
11
Unit 7-2
Making Cheese 2
12
Unit 8-1
Ancient Stones 1
13
Unit 8-2
Ancient Stones 2
14
Unit 1-8-1
Review
15
Unit 1-8-2
Review & Presentation
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につけることができる。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につけることができる。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につけることができる。基礎的な語彙を増やすことがで
きる。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につけることができる。
事前に課題が示されている場合は、内容を精読し、わからない単語等がある場合は辞書で読み方や意味を調べ
ておくこと。
平常点(欠席、小テスト、発表、提出物、授業態度等)(50%)と期末テスト(50%)から総合的に評価します。
教科書
「Discover Great Britain and Ireland 」Scott Berlin & Chisako Nakayama 著 (KINSEIDO)
参考書
なし
科目責任者連絡先
市山陽子 [email protected]
オフィスアワー
月・火・水・金: 13:00~17:00
*事前にメールにて面談日・時間をお問い合わせください。
授業内容は実際の授業の進度に合わせて随時変更します。各自授業時の伝達およびポータル・掲示を確認して
ください。
市山陽子(看護学部・准教授)
特記事項
担当教員(所属)
- 18 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication I
開講期間
春学期
科目責任者
Alastair Holland
配当年
1年次
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Introduction
Course outline for 1st semester
2
Questions 1
Open questions using WH-
3
Questions 2
Closed questions using Do/Can
4
Blood
Blood types
5
Death
Hospice
6
Review
-
7
Hygiene
Bacteria
8
Mental health
Schizophrenia
9
Monitoring patient
A scan
10
Medication
Tamiflu
11
Alternative
Therapies
12
Review
-
13
Presentation 1
How to make a presentation
14
Presentation 2
Giving a presentation
15
Review
-
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
テキストを事前に読んでくること。
教科書
Students will be graded on the following: attendance(20%)、class participation(30%)、
tests(50%)
・「Nursing 1」Tony Grice(Oxford)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students must turn off their cell phones before coming to class.
Students should not be late for class.
Students that are late more than three times or they will be marked as once late.
Alastair Holland(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
- 19 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
Jeremy Fulton
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Introduction
Course outline for 1st semester
2
Questions 1
Open questions using WH-
3
Questions 2
Closed questions using Do/Can
4
How much...?
Asking about prices and shopping
5
Do you like...?
Expressing likes and dislikes
6
Review
-
7
Family
Talking about your family
8
How often...?
Using adverbs of frequency
9
Past tense
Talking about events in the past
10
Your neighbourhood
Talking about where you live
11
Describing people
Using adjectives
12
Review
-
13
Presentation 1
How to make a presentation
14
Presentation 2
Giving a presentation
15
Presentation 2
Giving a presentation
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
テキストを復習すること。
教科書
Students will be graded on the following: attendance(20%)、class participation(30%)、
tests(50%)
・「New Interchange 1」Richards, Hull, Proctor Cambridge
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students should turn off their cell phones before coming to class.
担当教員(所属)
Jeremy Fulton(看護学部・非常勤講師)
- 20 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
Janet Johnson
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Self introductions; warm ups
Self introductions; verbal warm ups
2
Text Unit 1- people, education, past
Past tense for narration and habits
3
Text Unit 1- people, education, past
Listening for info. Writing autobiography
4
Unit 2- Giving directions
Indirect questions, imperatives
5
Unit 2- Giving directions
Listening for locations. Writing directions
6
Unit 3-Describing, comparisons
Adverbs and adjectives
7
Unit 3-Describing, comparisons
Descriptions of sale/rent housing
8
Review of Units 1-3 & supplement
Review and supplementary exercise
9
Short test Units 1-3
Short test, other exercise
10
Unit 4-Experiences, Instructions
Past tense, present perfect
11
Unit 4-Experiences, Instructions
Listening to unusual experiences, writing
12
Unit 5-Travel, vacation plans
Giving advice. Future , present cont.
13
Unit 5-Travel, vacation plans
Sightseeing advice, travel facts
14
Pre summer break activity
Song, listening, phrase/word usage
15
Presentations
Students present work, speech, misc.
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
Students should review all lessons and practice more.
Students will be graded on the following: attendance (20%), class participation (30%), tests (50%)
参考書
・「New Interchange: English for International communication Student's Book
Jack C. Richards with J. Hull, S. Proctor(Cambridge University Press)
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)
- 21 -
Level2」
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
松本圭子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Introduction
授業説明、リーディングスキルについて
2
Colds, Flu and Folk Advice
風邪、インフルエンザ
3
Colds, Flu and Folk Advice
風邪、インフルエンザ
4
Flu Protection by Mask-wearing
マスク着用による伝染病予防
5
Flu Protection by Mask-wearing
マスク着用による伝染病予防
6
Beer Could Provide Health Benefits
ビールと健康
7
Beer Could Provide Health Benefits
ビールと健康
8
まとめテスト
テストの実施と解説
9
Alcohol and the Risk of Cancer
アルコールと発ガンのリスク
10
Alcohol and the Risk of Cancer
アルコールと発ガンのリスク
11
Cancer as World's Leading Killer
ガンが世界の主要な死因に
12
Cancer as World's Leading Killer
ガンが世界の主要な死因に
13
Insomnia
不眠症
14
Insomnia
不眠症
15
まとめテスト
テストの実施と解説
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
リーディングは授業で指定した箇所のテキスト予習を必ずしてきてください。
出欠席(30%)、授業参加度(20%)、テスト&プレゼンテーション(50%)から総合的に評価します。
教科書
・「Caregiver- Reading the Current Medical World」Susumu Kondo 他(Asahi Press)
参考書
資料は適宜プリントで配布します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
クラスによって進度や副教材が変わることがあります。
担当教員(所属)
松本圭子(看護学部・非常勤講師)
- 22 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
Peter Totten
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
1AB
Introductions
2
1CD
Classroom language
3
2AB
Verb language
4
2C
Jobs
5
2D
Family
6
Test
-
7
3A
Adjectives
8
3B
Time
9
3C
Health
10
3D
Death
11
Test
-
12
4A
Can/can't
13
4B
Free time activities
14
4C
Love story
15
Review
-
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
テキストを復習すること。
Students will be graded on the following: class participation (50%), tests (50%)
教科書
・「English File Elementary 3rd edition」Oxenden, Latham-Koenig (Oxford University Press)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Peter Totten(看護学部・非常勤講師)
- 23 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
新名 ますみ
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
到達目標
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
授業紹介、英語学習への心得など。Unit1 リスニング、ディクテーション
2
Unit1読解、Unit1語彙などの学習
-
3
Unit2リスニング、ディクテーション、Unit2読解
-
4
Unit2読解、語彙などの学習、Unit3リスニング
-
5
Unit3ディクテーション、Unit3読解
-
6
Unit3読解、語彙などの学習、Unit4リスニング
-
7
Unit4ディクテーション、Unit4読解
-
8
Unit4読解、語彙などの学習、Unit5リスニング
-
9
Unit5ディクテーション、Unit5読解
-
10
Unit5読解・語彙などの学習、Unit6リスニング
-
11
Unit6ディクテーション、Unit6読解
-
12
Unit6読解、語彙などの学習、Unit7リスニング
-
13
Unit7ディクテーション、Unit7読解
-
14
Unit7読解、語彙などの学習、試験のための振り返り
15
期末試験・解答説明・振り返り
-
教科書
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につけることができる。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につけることができる。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につけることができる。基礎的な語彙を増やすことがで
きる。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につけることができる。
・予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習して来てください。
・ノートは授業内でしっかりとってもらうので、知識習得、及び試験に向けて読み返してください。
平常点(予習、発言など)(60%)、試験結果(40%)から総合的に評価します。S取得のためには、試験結
果がクラスの平均点以上であることを条件とします。
「First Aid!:English for Nursing(「看護英語への総合的アプローチ」)」(金星堂)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
-
担当教員(所属)
新名ますみ(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 24 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード: 12210
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
市山陽子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
到達目標
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Unit 9-1
Still More to See 1
2
Unit 9-2
Still More to See 2
3
Unit 11-1
Kilts & Tartans 1
4
Unit 11-2
Kilts & Tartans 2
5
Unit 12-1
Bagpies & Whiskey 1
6
Unit 12-2
Bagpies & Whiskey 2
7
Unit 13-1
Ireland 1
8
Unit 13-2
Ireland 2
9
Unit 14-1
The Star of Ireland 1
10
Unit 14-2
The Star of Ireland
11
Unit 15-1
Northern Ireland 1
12
Unit 15-2
Northern Ireland 2
13
Unit 9-15-1
Review
14
Unit 9-15-2
Presentation 1
15
Unit 9-15-3
Presentation 2
教科書
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につけることができる。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につけることができる。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につけることができる。基礎的な語彙を増やすことがで
きる。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につけることができる。
事前に課題が示されている場合は、内容を精読し、わからない単語等がある場合は辞書で読み方や意味を調べ
ておくこと。
平常点(欠席、小テスト、発表、提出物、授業態度等)(50%)と期末テスト(50%)から総合的に評価しま
す。
「Discover Great Britain and Ireland 」Scott Berlin & Chisako Nakayama 著 (KINSEIDO)
参考書
なし
科目責任者連絡先
市山陽子 [email protected]
オフィスアワー
月・火・水・金:13:00~17:00
*事前にメールにて面談日・時間をお問い合わせください。
授業内容は実際の授業の進度に合わせて随時変更します。各自授業時の伝達およびポータル・掲示を確認して
ください。
市山陽子(看護学部・准教授)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
特記事項
担当教員(所属)
- 25 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Introduction
Course outline for second semester
2
The hospital team
Nursing in the UK
3
Health
Talking about your health
4
In and around the hospital
Directions
5
Hospital admissions
Records
6
Review
-
7
Review
-
8
A l E
Instructions
9
Pain
Pain relief
10
Symptons
A helpline call
11
Care of elderly
A care home
12
Presentation 1
Writing a presentation
13
Presentation 2
Giving a presentation
14
Review
-
15
Review
-
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
テキストを事前に読んでくること。
教科書
Students will be graded on the following: attendance(20%)、class participation(30%)、
tests(50%)
・「Nursing1」Tony Grice(Oxford)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students
Students
Students
Alastair
担当教員(所属)
must turn off their cell phones before coming to class.
should not be late for class.
that are late more than three times or they will be marked as once late.
Holland(看護学部・非常勤講師)
- 26 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Jeremy Fulton
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Introduction
Course outline for second semester
2
Experience
Using the present perfect tense
3
Health
Talking about your health
4
Comparisons
Comparing people and places
5
Future Tense
Talking about future plans
6
Now and then
Talking about how you have changed
7
Review
-
8
If I study hard...
Using the real conditional
9
If I were a bird
Using the unreal conditional
10
Giving instructions
Using phrasal verbs
11
Calling a friend
Talking on the telephone
12
Presentation 1
Writing a presentation
13
Presentation 2
Giving a presentation
14
Presentation 2
Giving a presentation
15
Review
-
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
テキストを復習すること。
教科書
Students will be graded on the following: attendance(20%)、class participation(30%)、
tests(50%)
・「New Interchange 1」Richards, Hull, Proctor Cambridge
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
Students should turn off their cell phones before coming to class.
担当教員(所属)
Jeremy Fulton(看護学部・非常勤講師)
- 27 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Janet Johnson
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
After summer warm up
Asking questions. Explaining activities
2
Unit 6-Requests, complaints
Imperatives; requests with modals
3
Unit 6-Requests, complaints
Listening to requests, choosing response
4
Review Units 4-6
Review and supplementary material
5
Short test Units 4-6
Short test and other exercise
6
Unit 7-Gadgets, appliances
Infinitives, gerunds, countable nouns
7
Unit 7 cont.
Listening to descriptions of gadgets, problems, with devices
8
Unit 8-holidays, festivals customs
Relative clauses. Listening to descriptions
9
Cross cultural exercises
Info, history of cross cultural event,
10
Unit 9-Life in past, present, future
Past, present tenses, future with will/may
11
Unit 9-Life in past, present, future
Listening for references to past. Practice complaints and solutions
12
Review Units 7-9
Review and other exercise
13
Short Test Units 7-90
Short test and supplementary exercise
14
Recap of course
Discussion of course content
15
Cross cultural activity/event
History, customs explained; exercises
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
Students should review all lesssons and practice more.
参考書
Students will be graded on the following: attendance(20%)、class participation(30%)、
tests(50%)
・「New Interchange: English for International communication Student's Book Level2」
Jack C. Richards with J. Hull, S. Proctor(Cambridge University Press)
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Janet Johnson(看護学部・非常勤講師)
教科書
- 28 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
松本圭子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
Mystery of Dreams and Dreaming
夢
2
Mystery of Dreams and Dreaming
夢
3
Headache
頭痛
4
Headache
頭痛
5
Saving Preterm Babies
未熟児看護法について
6
Saving Preterm Babies
未熟児看護法について
7
まとめ
テストの実施と解説
8
New Uses for Spices in the Lab
スパイスの医学的可能性
9
New Uses for Spices in the Lab
スパイスの医学的可能性
10
Feeling No Pain: Anesthesia
麻酔
11
Feeling No Pain: Anesthesia
麻酔
12
Autoimmune Diseases: Lupus
自己免疫疾患
13
Autoimmune Diseases: Lupus
自己免疫疾患
14
AED
AEDの使い方
15
まとめ
テストの実施と解説
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
リーディングは授業で指定した箇所のテキスト予習を必ずしてきてください。
出欠席(30%)、授業参加度(20%)、テスト&プレゼンテーション(50%)から総合的に評価します。
教科書
・「Caregiver- Reading the Current Medical World」Susumu Kondo 他(Asahi Press)
参考書
資料は適宜プリントで配布します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
クラスによって進度や副教材が変わることがあります。
担当教員(所属)
松本圭子(看護学部・非常勤講師)
- 29 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Peter Totten
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60 時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
5A
Was/were
2
5B
Regular past
3
5C
Go, get, have
4
5D
Irregular past
5
Test
-
6
6A
Houses & furniture
7
6B
Prepositions
8
6C
Verb phrases
9
6D
Places in the city
10
Test
-
11
7AB
Review
12
7CD
Review
13
8
Review
14
9
Review
15
Review/Final test
-
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につける。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につける。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につける。基礎的な語彙を増やす。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につける。
テキストを復習すること。
Students will be graded on the following: class participation(50%)、tests(50%)
教科書
・「English File Elementary」Oxenden, Latham-Koenig (Oxford University Press)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Peter Totten(看護学部・非常勤講師)
- 30 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication II
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
新名 ますみ
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
到達目標
リスニング・スピーキング・リーディング・ライティグの4技能をまんべんなく学びながら、英語でのコミュ
ニケーションの基礎力を身につけていきます。リスニングとスピーキングを中心としたクラスでは、授業は全
て英語を用いて行われ、日常的な会話がスムーズにできるようにしていきます。リーディングとライティング
を中心としたクラスでは、英文の構造を理解し大意を掴む力をつけるとともに、自分の考えを簡潔で分かりや
すい英文で表現できる力を培っていきます。
1
授業再開に当たっての導入。Unit8 リスニング、ディクテーション
2
Unit8読解、Unit8語彙などの学習
-
3
Unit9リスニング、ディクテーション、Unit9読解
-
4
Unit9読解、語彙などの学習、Unit10リスニング
-
5
Unit10ディクテーション、Unit10読解
-
6
Unit10読解、語彙などの学習、Unit11リスニング
-
7
Unit11ディクテーション、Unit11読解
-
8
Unit11読解、語彙などの学習、Unit12リスニング
-
9
Unit12ディクテーション、Unit12読解
-
10
Unit12読解・語彙などの学習、Unit13リスニング
-
11
Unit13ディクテーション、Unit13読解
-
12
Unit13読解、語彙などの学習、Unit14リスニング
-
13
Unit14ディクテーション、Unit14読解
-
14
Unit14読解、語彙などの学習、試験のための振り返り
15
期末試験・解答説明・振り返り
-
教科書
リスニング :日常生活で困ることのない聴解力を身につけることができる。
スピーキング:自分の考えを相手に伝える基礎力を身につけることができる。
リーディング:平易に書かれた文章を理解する力を身につけることができる。基礎的な語彙を増やすことがで
きる。
ライティング:自分の考えを簡潔な文章で相手に伝える基礎力を身につけることができる。
・予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習して来てください。
・ノートは授業内でしっかりとってもらうので、知識習得、及び試験に向けて読み返してください。
平常点(予習、発言など)(60%)、試験結果(40%)から総合的に評価します。S取得のためには、試験結
果がクラスの平均点以上であることを条件とします。
「First Aid!:English for Nursing(「看護英語への総合的アプローチ」)」(金星堂)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
-
担当教員(所属)
新名ますみ(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 31 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅲ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication III
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
市山陽子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年時、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
オリエンテーション
授業の進め方・評価についての説明・自己紹介
2
Unit 1-1
Mansion 1
3
Unit 1-1
Mansion 2
4
Unit 2-1
Repeater 1
5
Unit 2-2
Repeater 2
6
Unit 3-1
Talent 1
7
Day 3-2
Talent 2
8
Unit 4-1
Service 1
9
Unit 4-2
Service 2
10
Unit 5-1
OL & Businessman 1
11
Unit 5-2
OL & Businessman 2
12
Unit 6-1
Challenge 1
13
Unit 6-2
Challenge 2
14
Unit 1-6-1
Review
15
Unit 1-6-2
Review & Presentation
教科書
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につける
ことができる。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につけることができる。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につけることができる。医療に関す
る語彙を増やことができるす。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につけることができる。
事前に課題が示されている場合は、内容を精読したり、わからない単語等を辞書等で読み方や意味を調べたり
しておくこと。
平常点(欠席、小テスト、発表、提出物、授業態度等)(50%)と期末テスト(50%)から総合的に評価しま
す。
「Say It Right in English」 Mark Thompson & Toshihiro Tanioka 著 (EIHOSHA)
参考書
なし
科目責任者連絡先
市山陽子 [email protected]
オフィスアワー
月・火・水・金: 13:00~17:00
*事前にメールにて面談日・時間をお問い合わせください。
授業内容は実際の授業の進度に合わせて随時変更します。各自授業時の伝達およびポータル・掲示を確認して
ください。
市山陽子(看護学部・准教授)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
特記事項
担当教員(所属)
- 32 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅲ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication III
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年次、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
Say hello and good-bye
Expressions to say hello and good-bye
2
All about you
Ask How about you?
3
In class
Ask and say where people are
4
Make requests
This and these
5
Talk about favourite celebrities
Types of celebrities
6
Describe people's personalities
Adjectives to describe personality
7
Everyday life
Verbs for everyday activities
8
Discuss weekly routines
Time expressions
9
Free time
Do you ...?
10
Talk about TV
Types of TV shows
11
Neighbourhoods
There's and There are
12
Make suggestions
Respond with Right or I know
13
Who's absent
Classroom conversations
14
Review
-
15
Review
-
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につけ
る。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につける。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につける。医療に関する語彙を増や
す。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につける。
テキストを事前に読んでくること。
attendance (20%), class participation(10%)、homework(10%)、speech presentation(60%)
教科書
・「Touchstone 1」Michael McCarthy, Jeanne McCarten, Helen Sandiford(Cambridge)
参考書
講義中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Alastair
Holland(看護学部・非常勤講師)
- 33 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅲ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication III
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
新名ますみ
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年次、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
授業紹介・英語学習への心得など。 プリント1リスニング、ディクテーション
―
2
プリント1読解
-
3
プリント2リスニング、ディクテーション プリント2読解
-
4
プリント2読解 プリント3リスニング
-
5
プリント3ディクテーション プリント3読解
-
6
プリント3読解 プリント4リスニング
-
7
プリント4ディクテーション プリント4読解
-
8
プリント4読解 プリント5リスニング
-
9
プリント5ディクテーション プリント5読解
-
10
プリント5読解 プリント6リスニング
-
11
プリント6ディクテーション プリント6読解
-
12
プリント6読解 プリント7リスニング
-
13
プリント7ディクテーション プリント7読解
-
14
プリント7読解 試験のための振り返り
-
15
期末試験・解答説明・振り返り
-
教科書
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につけ
る。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につける。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につける。医療に関する語彙を増や
す。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につける。
・予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習して来てください。
・ノートは授業内でしっかりとってもらうので、知識習得、及び試験に向けて読み返してください。
平常点(予習、発言など)(60%)、試験結果(40%)から総合的に評価します。S取得のためには、試験結
果がクラスの平均点以上であることを条件とします。
プリント
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
新名ますみ(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 34 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅲ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication III
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
Peter Totten
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年次、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
Unit 1
Getting to Know each other
2
Unit 2
Comparisons
3
Unit 3
Work
4
Unit 4
Directions
5
Unit 5
Travel English
6
Unit 6
Experiences
7
Unit 7
Talking about the Past
8
Unit 8
Food
9
Unit 9
Health
10
Unit 10
Suggesting & Inviting
11
Unit 11
Restaurants
12
Unit 13
Shopping
13
Unit 14
Advice
14
Unit 16
Movies & Television
15
Unit 17
Review
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につけ
る。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につける。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につける。医療に関する語彙を増や
す。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につける。
テキストを復習すること。
class participation(30%)、homework(10%)、speech presentation(60%)
教科書
・「Talk a Lot book 2」Martin,David(EFL Press)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Peter Totten(看護学部・非常勤講師)
- 35 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅳ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication IV
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
市山陽子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年時、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
オリエンテーション
授業の進め方・評価についての説明・自己紹介
2
Unit 7-1
Mmm… It Sounds Too Risky
3
Unit 7-2
Mmm… It Sounds Too Risky
4
Unit 8-1
You Should Try Fish and Chips!
5
Day 8-2
You Should Try Fish and Chips!
6
Unit 9-1
It’s Fun Listening to Different Accents
7
Unit 9-2
It’s Fun Listening to Different Accents
8
Unit 10-1
Do You Fancy Something Sweet?
9
Unit 10-2
Do You Fancy Something Sweet?
10
Unit 11-1
I Guess I Should Have a Black-Cab Experience
11
Unit 11-2
I Guess I Should Have a Black-Cab Experience
12
Unit 12-1
I’m Looking forward to Seeing Wales!
13
Unit 12-2
I’m Looking forward to Seeing Wales!
14
Unit 7-12-1
Review
15
Unit 7-12-2
Review & Presentation
教科書
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につける
ことができる。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につけることができる。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につけることができる。医療に関す
る語彙を増やすことができる。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につけることができる。
事前に課題が示されている場合は、内容を精読し、わからない単語等がある場合は辞書で読み方や意味を調べ
ておくこと。
平常点(欠席、小テスト、発表、提出物、授業態度等)(50%)と期末テスト(50%)から総合的に評価しま
す。
「Say it Right in English」 Mark Thompson & Toshihiro Tanioka 著 (EIHOSHA)
参考書
なし
科目責任者連絡先
市山陽子 [email protected]
オフィスアワー
月・火・水・金: 13:00~17:00
*事前にメールにて面談日・時間をお問い合わせください。
授業内容は実際の授業の進度に合わせて随時変更します。各自授業時の伝達およびポータル・掲示を確認して
ください。
市山陽子(看護学部・准教授)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
特記事項
担当教員(所属)
- 36 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅳ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication IV
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Alastair Holland
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年次、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
Say hello and good-bye
Expressions to say hello and good-bye
2
All about you
Ask How about you?
3
In class
Ask and say where people are
4
Make requests
This and these
5
Talk about favourite celebrities
Types of celebrities
6
Describe people's personalities
Adjectives to describe personality
7
Everyday life
Verbs for everyday activities
8
Discuss weekly routines
Time expressions
9
Free time
Do you ...?
10
Talk about TV
Types of TV shows
11
Neighbourhoods
There's and There are
12
Make suggestions
Respond with Right or I know
13
Who's absent
Classroom conversations
14
Review
-
15
Review
-
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につけ
る。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につける。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につける。医療に関する語彙を増や
す。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につける。
テキストを事前に読んでくること。
attendance (20%), class participation(10%)、homework(10%)、speech presentation(60%)
教科書
・「Touchstone 1」Michael McCarthy, Jeanne McCarten, Helen Sandiford(Cambridge)
参考書
講義中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Alastair
Holland(看護学部・非常勤講師)
- 37 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅳ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication IV
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
新名ますみ
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年次、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
授業紹介・英語学習への心得など。 プリント1リスニング、ディクテーション
―
2
プリント1読解
-
3
プリント2リスニング、ディクテーション プリント2読解
-
4
プリント2読解 プリント3リスニング
-
5
プリント3ディクテーション プリント3読解
-
6
プリント3読解 プリント4リスニング
-
7
プリント4ディクテーション プリント4読解
-
8
プリント4読解 プリント5リスニング
-
9
プリント5ディクテーション プリント5読解
-
10
プリント5読解 プリント6リスニング
-
11
プリント6ディクテーション プリント6読解
-
12
プリント6読解 プリント7リスニング
-
13
プリント7ディクテーション プリント7読解
-
14
プリント7読解 試験のための振り返り
-
15
期末試験・解答説明・振り返り
-
教科書
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につけ
る。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につける。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につける。医療に関する語彙を増や
す。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につける。
・予習箇所は授業内で指示するので、全員がもれなく予習して来てください。
・ノートは授業内でしっかりとってもらうので、知識習得、及び試験に向けて読み返してください。
平常点(予習、発言など)(60%)、試験結果(40%)から総合的に評価します。S取得のためには、試験結
果がクラスの平均点以上であることを条件とします。
プリント
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
新名ますみ(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 38 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅳ
授業コード:
英文科目名称: English for Communication IV
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Peter Totten
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
English for Communication Ⅰ・Ⅱで身に付けたリスニング・スピーキング、リーディング、ライティングの4
技能の力をさらに高めていきます。また、臨床場面で使われる語彙も増やしていき、3年次、4年次で学ぶ
Medical English の準備もしていきます。English for CommunicationⅢとⅣでは担当教員が変わり、講義内容
も変わります。
1
Unit 1
Health habits
2
Unit 1
Healthy foogs
3
Unit 1
Medical decisions
4
Unit 2
Animals
5
Unit 3
Fashion
6
Unit 4
Family
7
Unit 5
Culture
8
Unit 6
Love & Marriage
9
Review of above topics
10
Unit 7
Jobs
11
Unit 8
Shopping & the Environment
12
Unit 9
School
13
Unit 10
TV & Movies
14
Unit 11
Nature
15
Unit 12
Review
リスニング :日常生活での聴解力を高めるとともに、臨床場面での簡単な会話も理解できる力を身につけ
る。
スピーキング:自分の考えを積極的に表現できる力を身につける。
リーディング:新聞、インターネットなどから得た英文を理解する力を身につける。医療に関する語彙を増や
す。
ライティング:自分の考えを正確に相手に伝える文章を書く力を身につける。
テキストを復習すること。
class participation(30%)、homework(10%)、speech presentation(60%)
教科書
・「Topic Talk Issues」(EFL Press)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Peter Totten(看護学部・非常勤講師)
- 39 -
講義科目名称: English
for Communication Ⅴ
授業コード: 12240
英文科目名称: English for Communication V
配当年
全学年
開講期間
秋学期
科目責任者
松本圭子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
TOEIC テスト受験対策を通じてリスニング&リーディングスキル練習を行います。TOEICテストは大変多くの社
会人や学生が受験しているコミュニケーション能力測定テストですが、2016年5月から問題が新しくなります。
TOEIC受験を腕試しにしてみることも、実用英語力アップの手段としてTOEIC学習を活用することもお勧めで
す。授業テキストとしてはTOEIC問題集を使用しますが、他にニュース記事や音声などの時事英語や、文法ドリ
ル、単語問題などのプリントも配布し、幅広い範囲で英語に触れていく予定です。英語好きで、やる気がある
学生の参加を歓迎します。
第1回
授業の進め方、TOEIC リスニング
授業方針、TOEIC Part1説明と練習等
第2回
TOEIC リスニング&英語ニュース
TOEIC Part 2 ニュースリーディング
第3回
TOEIC リスニング&英語ニュース
TOEIC Part 2 ニュースリーディング
第4回
TOEIC リスニング&英語ニュース
TOEIC Part 3 ニュースリーディング
第5回
TOEIC リスニング&英語ニュース
TOEIC Part 3 ニュースリーディング
第6回
TOEIC リスニング&英語ニュース
TOEIC Part 4 ニュースリーディング
第7回
TOEIC リスニング&英語ニュース
TOEIC Part 4 ニュースリーディング
第8回
まとめ
リスニング問題を続けてやる練習
第9回
TOEIC リーディング&英語ニュース
TOEIC Part 5 ニュースリスニング
第10回
TOEIC リーディング&英語ニュース
TOEIC Part 5 ニュースリスニング
第11回
TOEIC リーディング&英語ニュース
TOEIC Part 6 ニュースリスニング
第12回
TOEIC リーディング&英語ニュース
TOEIC Part 6 ニュースリスニング
第13回
TOEIC リーディング&英語ニュース
TOEIC Part 7 ニュースリスニング
第14回
TOEIC リーディング&英語ニュース
TOEIC Part 7 ニュースリスニング
第15回
まとめ
授業のまとめ、その他
評価方法
1.TOEICテストの出題内容を知り、コンテンツを使ってリスニング&リーディング能力を上げる。
2.期間中もしくは授業終了後にTOEICテストを受験する。
TOEICテスト受験準備には、授業時間だけでの学習では到底足りません。また、必要な学習内容は人によっても
違います。そこで、授業中にいろいろな教材や学習方法を紹介しますので、各自必要と思うことを自宅学習し
てください。また、学生が苦戦するのは経済、テクノロジーなどの語彙です。使用テキストに出てくる語彙
は、確実に全部覚えていただきたいと思っています。詳しくは最初の授業でお話しします。
出欠席(40%)、授業参加度(40%)、テスト&小テスト(20%)から総合的に評価します。
教科書
2016年5月以降の新TOEIC対策問題集が複数出版されてから決定します
参考書
資料は適宜プリントで配布します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後質問を受け付けます。
特記事項
TOEICテスト に関しては、TOEICテスト受験未経験者、歓迎します。スコアがすでに730以上の学生には授業内
容(特にリスニング)はやさしく感じるかもしれません。
松本圭子(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
担当教員(所属)
- 40 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(ドイツ語)
授業コード: 12300
英文科目名称: Second Foreign Language I (German)
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
Astrid Sato
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
日常生活の場面で使われる簡単なドイツ語表現を学び, 旅先や病院で役に立つドイツ語の習得を目指します。
授業の進め方は, CDの付いたやさしいテキストを用い, ドイツ語表現の基本を学習します。また, 映像を見
ながら,ドイツ人の生活文化も学びます。 秋学期には,各自がドイツ語圏に関連した興味あるテーマを選び,
調べて発表してもらいます。さらに, 医療の現場で使われるドイツ語表現も学び, 同僚の看護師や患者との
初歩的な会話表現もロール・プレイをして身に付けていきます。授業への積極的な参加が求められます。
1
アルファベット
看護師のための簡単な単語
2
あいさつ
体調・調子を尋ねる。体に関する単語を学ぶ。
3
自己紹介
簡単な質問を行う。
4
病院内での会話
テキストp7,10
5
家族・数字
テキストp8,11
6
時間
テキストp12
7
時間(2)
テキストp13-15
8
住所・電話番号の会話
-
9
代名詞
テキストp15
10
国名、出身
-
11
病院内の単語、業種
テキストp16
12
病院内の単語、場所の表し方
テキストp17
13
まとめ
授業のまとめ
14
まとめ(2)
授業のまとめ
1.正しい発音ができる。
2.看護に関連する用語を覚える。
3.簡単な日常会話を学ぶ。
4.病気の人とのコミュニケーションを学ぶ。
5.単語を正しく書くことができる。
6.ドイツ語をフレーズで覚える(完全文)
7.簡単な作文ができるようになる。
毎回の復習をすることが大切です。
授業態度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
教科書
「Deutsch im Krankenhaus」Langenscheidt Bei Klett(2015年)
参考書
科目責任者連絡先
・「アクセス独和辞典」在間 進 編集責任(三修社 2010年)
・「ドイツ語のしくみ(シングルCD付)」清野智昭(白水社 2005年)
・「DVDで入門ドイツ語」関口一郎(白水社 2008年)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
順序は変更になることがあります。
担当教員(所属)
Astrid Sato(看護学部・非常勤講師)
- 41 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(フランス語)
授業コード: 12310
英文科目名称: Second Foreign Language I (French)
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
Dagaud Julien
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
この科目の目標は、基礎現代フランス語文法やコミュニケーション能力を確実につけながら、これからの国際
社会で、よりいっそう活躍していけるように、フランス語学、フランスの歴史、文化等、分かりやすく、基本
知識を習得するように丁寧な指導が行われます。
1
会話練習、あいさつ
自己紹介
2
文法、会話練習
フランス語の文字、発音、読み方
3
文法、会話練習
名詞の性と数、冠詞
4
文法、会話練習
人称代名詞,規則動詞、疑問形
5
文法、会話練習
Etreとavoir動詞、指示形容詞
6
文法、会話練習
形容詞について
7
文法、会話練習
Allerとvenir動詞、近接未来、近接過去
8
文法、会話練習
冠詞の縮約、不規則動詞一部
9
文法、会話練習
所有形容詞、不規則動詞一部
10
文法、会話練習
比較級,最上級、不規則動詞一部
11
文法、会話練習
複合過去
12
文法、会話練習
関係代名詞、疑問代名詞
13
文法、会話練習
人称代名詞、複合過去
14
文法、会話練習
受動態、テストの準備
到達目標
フランス語、フランスの文化・習慣・歴史の基本知識を身につけること。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
習ったレッスンの復習をしてください。また、次のレッスンのテキストを読んできてください。
教科書
・「TETE A TETE」ヌーベルエコール出版部編(ヌーベルエコール)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Dagaud Julien(看護学部・非常勤講師)
出欠席(20%)、授業態度(20%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
- 42 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(スペイン語)
授業コード: 12320
英文科目名称: Second Foreign Language I (Spanish)
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
Emilio Martinez
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
スペイン語の基本的な文法・語彙を学んだ上で、日常生活に必要なコミュニケーションができるようになるた
めの練習を行っていきます。また、簡単な文章の内容理解・自分で文章を作るなどの活動も実践していきま
す。
1
発音、挨拶、授業で使える表現、数字(0~10)
2
発音、挨拶、授業で使える表現、数字(0~10)
-
3
発音、挨拶、授業で使える表現、数字(0~10)
-
4
自己紹介、国籍、出身地、職業、疑問文
-
5
自己紹介、国籍、出身地、職業、疑問文
-
6
物の描写、人物の描写、人を紹介する
-
7
物の描写、人物の描写、人を紹介する
-
8
場所を説明する、場所を表す前置詞と数字(0~29)
-
9
場所を説明する、場所を表す前置詞と数字(0~29)
-
10
時間の表現、曜日(月曜~日曜)
-
11
時間の表現、曜日(月曜~日曜)
-
12
衣類、色、買い物の表現
-
13
衣類、色、買い物の表現
-
14
スペイン文化について①
-
到達目標
文法事項の習得と、スペイン語会話に必要な表現方法を身につける。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
授業で行った事を復習すること。
教科書
・「スペイン語への道」エウへニオ・デル・プラド、齋藤華子、仲道慎治(第三書房)2016
参考書
なし
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Emilio Martinez(看護学部・非常勤講師)
出欠席(20%)、授業態度(20%)、小テストおよび期末テスト(60%)から総合的に評価します。
- 43 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(アラビア語)
授業コード: 12330
英文科目名称: Second Foreign Language I (Arabic)
開講期間
春学期
科目責任者
Milad Salem Rahaimi
配当年
1年次
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
アラビア語は皆さんが今まで学習してきたことばと全く違う言語です。これから皆さんは短期間でアラビア語
を学習するわけですが、授業内容としては、まず基本的なアラビア語から始まって日常会話へと進みます。さ
らに、アラブ人と彼らの宗教などについても学習します。アラビア語はそのようなアラブの世界のドアを開け
るのに欠かすことのできない大切な鍵です。さあ、新しい鍵で新しい世界の声を開けてみよう。
授業ではテキストに従って、アルファベットから、書き方、読み方、会話へと順に学習しますが、できるだけ
楽しく有意義な授業にするよう工夫しますので、皆さんの積極的な授業参加を期待しています。
1
L 1-1
アルファベットの発音
2
L 1-2
アルファベットの書き方
3
L 2
挨拶
4
L 3
自己紹介
5
L 4
面接
6
L 5
ミーティング
7
小テスト(1)
L 1 - L 5までの範囲
8
L 6
空港で(1)
9
L 7
図書館で(2)
10
L 8
1週間の曜日など
11
L 9
空港で(2)
12
L 10
学生2人の会話
13
L 11
空港に迎えに行くところ
14
まとめ&小テスト(2)
L 1 - L 11の復習
評価方法
基礎的な文法、発音、語彙、表現、アラビア語のアルファベットの読み方、書き方を学んでいき、日常会話
ができるようにしていく。同時にアラビア語圏の文化、歴史、現状についても学んでいきます。
・「到達目標」をよく理解して、アラビア語や文化、歴史等について興味・関心が深まるように情報収集に努
めましょう。
・授業後の復習(ふりかえり)に努めましょう。積み重ね(くりかえし)学習は大切です。
出欠席(20%)、授業態度(20%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
教科書
講義の都度プリント教材を使用します。
参考書
・「アラビア語小辞典」内記良一編(東京大学書林発行)
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Milad Salem Rahaimi (看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
- 44 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(ロシア語)
授業コード: 12340
英文科目名称: Second Foreign Language I (Russian)
開講期間
春学期
科目責任者
Ojerelieva Galina
配当年
1年次
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
21世紀には世界がより緊密に相互依存の関係を深める中で、日本とロシアその他の旧ソ連の国々との関係もま
すます重要になってきています。特に,激動期を経て開かれた新生ロシアとの交流は、経済・文化・観光など
の面で,個人のレベルにまで及ぼうとしています。ロシア語は,最も優美で力強い言語のひとつ、と言われま
す。またロシア語を学ぶことによって,豊かなロシアの歴史と文化を、もっと理解することができます。ロシ
アの風土と同じく広大な文学・音楽・演劇などの世界に,もっと親しむことができるでしょう。
1
ロシア語について あいさつ
ロシア語のアルファベット
2
文字と発音
母音、子音、音の変化
3
ロシア語のアクセントとイントネーション
単語の発音
アルファベット発音上の注意
文字と発音のまとめ
基本文型と文法、名詞の性
4
5
簡単なあいさつ
名詞と代名詞
6
人を紹介するときのいい方
出会いのエチケット
7
お元気ですか
体調を尋ねる
疑問詞をふくむ疑問文
自己紹介 名前の言い方
人称代名詞
ロシア語の人名と呼びかけ
他の人について知る方法
職業・身分・立場を表す名詞
8
9
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
10
数詞1?50
個数詞、順序数詞
11
時間の表し方
練習、個数詞の各変化
12
自分の家族について話す
動詞の現在人称変化(1)
13
数詞50?100
動詞の現在人称変化(2)
14
レストランにて ロシア式の昼食
名詞の前置格
この授業では,ロシア語の発音をしっかりと身につけたのち、基礎的な文法を学習し、簡単な日常表現をくり
かえしトレーニングし、簡単な日常会話ができるよう学習します。また、ロシアの文化についても学びます。
レッスンで教えたことを、次のレッスンで15分復習します。宿題、練習問題を毎回出します。
出欠席(20%)、授業の態度(20%)、小テスト・期末テスト(60%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・「ロシア語入門」佐藤純一(日本放送出版協会)
・「Russian for Everybody」Russky Yazyk(Publishers)
・「標準ロシア語入門」東 一夫(白水社)
・「ロシア語を話しましょう」「ロシア語」(出版社)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Ojerelieva Galina(看護学部・非常勤講師)
- 45 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(中国語)
授業コード: 12350
英文科目名称: Second Foreign Language I (Chinese)
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
田育誠
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
21 世紀はアジアの時代と言われている。日本の未来を考える上で中国語を学ぶ意義は大きい。テキストの単語
は、基本文型を最大限に使って「聞く、話す」の訓練を授業で行う。中国語での自己紹介や挨拶がごく自然に
口をついて出るように極力マンツーマン方式で指導する。基本的な単語と文法を学ぶことによって、その言葉
を支える中国の社会、医学、薬学、文化、風俗、習慣なども理解できるように教える。
1
中国語概説
多民族国家と言語、普通話、簡体字、ピンイン等についての解説
履修上の留意点など
2
発音
声調、軽声、変調、注意を要する子音、注意を要する母音、アル化音
3
ミニ文法
語順、動詞、修飾語、否定語、助動詞、疑問文、前置詞句
4
基本的会話表現
一般的挨拶、その他の重要口語表現
5
空港で
存在を表す動詞在、助動詞要、指示代名詞、数字の疑問詞
6
両替
可能を表す助動詞能、希望を表わす助動詞想、数詞の疑問詞多少、動詞の重ね型数一数
7
出迎え
「多分~でしょう」、「何も~ない」、「それなら~」
8
タクシーに乗る
「早い」、「遅い」、「速い」、「遅い」
9
バスに乗る
現在使われているお金の単位、「元」、「角」、「分」
手段、方法の疑問
ホテルで
「どんな、どのような」、「AかそれともBか」、「~するつもりだ」、「朝」、「午前」、
「昼」、「午後」、「夜」
天気
「どうしますか」、「~どうですか、いかがですか」、「は~より」、
「必ずしも~ではない」、「~にもかかわらず」
市内観光
「言い換えれば」、「昨日」、「今日」、「明日」、「明後日」
「先に~それなら(更に)」
大学訪問
「~だけでなく、また、」、「~したばかりだ」、「~に関する、~方面の」、
「~いいですか」
横浜中華街に行く
「~なのではありませんか」、「~だけではなく~も」、「これは~でしょう」
10
11
12
13
14
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話が出来る力を身につけていくとともに、簡単な文章を読ん
だり書いたりする力もつけていきます。同時に中国の文化、医学、現状についても学んでいきます。
毎回講義の前に必ず内容を予習します。前回授業を復習し、教科書記載の設問について考えます。
出欠席(20%)、授業の態度(20%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
教科書
・「私の中国語」大野浩・田育誠共著(鳳書房)1997年
参考書
科目責任者連絡先
・「中国語 10 課」鐙屋一著、田育誠吹き込み(白水社)2005年
・「中国語の発音マンツーマン」橋本南郁子・李素禎著、田育誠吹き込み(白水社)2007年
・「ともだち・朋友」董燕・遠藤光暁著(朝日社)2011年
田育成 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
田育誠(看護学部・非常勤講師)
- 46 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅰ(韓国語)
授業コード: 12360
英文科目名称: Second Foreign Language I (Korean)
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
李誠淑
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本講義では、韓国語の文字である「ハングル」を習い、授業で習ったことを毎回小テストを行い確認していき
ます。会話を多く練習するためにペアワークやグループ活動が重点的に行われます。また、異文化への理解を
深めるため、グループ活動を通して能動的に文化を調べて発表する機会も設けます。
1
韓国語と日本語、韓国語の文字①
韓国語と日本語について、挨拶の言葉、韓国語の文字①(基本文字)
2
韓国語の文字②
濃音(平音、激音)、合成母音、名前を書く
3
韓国語の文字③
バッチム、文字復習、辞書を引く
4
お会いできて嬉しいです
挨拶の言葉、職業・国などで自己紹介、字を読む
5
これは何ですか
指示代名詞、ものの名前
6
コーヒー下さい
存在詞、数詞①
7
ソウル駅がどこにありますか
場所
8
練習
1~7までの練習
9
電話番号が何番ですか ①
数字②
10
電話番号が何番ですか ②
数字②
11
復習、韓国の歌
復習、韓国の歌
12
レポート発表
韓国の文化
13
どこに行きますか ①
時間、現在形①
14
どこに行きますか ②
時間、現在形①
1.ハングルが読める
2.韓国語で挨拶ができる
3.韓国語で場所がたずねられる
4.数字が言える
前回授業の復習をしておくこと。
出欠席(20%)、授業の態度(20%)、小テスト・期末テスト(60%)から総合的に評価します。
教科書
自作プリントを使用します。
参考書
科目責任者連絡先
・「カナダ Korean for Japanese 初級1,2」カナダ韓国語学院(SISA Education)
・「初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法」イム・ジョンデ(株式会社DHC)
・「しっかり学ぶ韓国語」金裕鴻(ベレ出版)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
李誠淑(看護学部・非常勤講師)
- 47 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(ドイツ語)
授業コード: 12370
英文科目名称: Second Foreign Language II (German)
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Astrid Sato
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
日常生活の場面で使われる簡単なドイツ語表現を学び, 旅先や病院で役に立つドイツ語の習得を目指します。
授業の進め方は, CDの付いたやさしいテキストを用い, ドイツ語表現の基本を学習します。また, 映像を見
ながら,ドイツ人の生活文化も学びます。 秋学期には,各自がドイツ語圏に関連した興味あるテーマを選び,
調べて発表してもらいます。さらに, 医療の現場で使われるドイツ語表現も学び, 同僚の看護師や患者との
初歩的な会話表現もロール・プレイをして身に付けていきます。授業への積極的な参加が求められます。
1
前期の復習
自己紹介
2
病院内の業種と仕事について
-
3
看護師の仕事について
テキストp18,19
4
病室、ベッドメーキング
テキストp26
5
職業について
-
6
指導する、指示する
テキストp20,21
7
ナースステーション
テキストp22
8
文法の練習
動詞・代名詞、単語の復習、作文の練習
9
文法の練習(2)
動詞・代名詞、単語の復習、作文の練習
10
仕事・趣味
テキストp23-24
11
指導する、指示する(2)
テキストp24,25
12
病人のケア
テキストp27
13
病人のケア(2)
テキストp28,29,30
14
まとめ
講義のまとめを行う
1.正しい発音ができる。
2.看護に関連する用語を覚える。
3.簡単な日常会話を学ぶ。
4.病気の人とのコミュニケーションを学ぶ。
5.単語を正しく書くことができる。
6.ドイツ語をフレーズで覚える(完全文)
7.簡単な作文ができるようになる。
毎回復習を行うことが大切です。
授業態度(40%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
教科書
「Deutsch im Krankenhaus」Langenscheidt Bei Klett(2015年)
参考書
科目責任者連絡先
・「アクセス独和辞典」在間 進 編集責任(三修社 2010年)
・「ドイツ語のしくみ(シングルCD付)」清野智昭(白水社 2005年)
・「DVDで入門ドイツ語」関口一郎(白水社 2008年)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
講義順序は変更になる可能性があります。
担当教員(所属)
Astrid Sato(看護学部・非常勤講師)
- 48 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(フランス語)
授業コード: 12380
英文科目名称: Second Foreign Language II (French)
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Dagaud Julien
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
この科目の目標は、基礎現代フランス語文法やコミュニケーション能力を確実につけながら、これからの国際
社会で、よりいっそう活躍していけるように、フランス語学、フランスの歴史、文化等、分かりやすく、基本
知識を習得するように丁寧な指導が行われます。
1
文法、会話練習
単純未来、前未来,中性代名詞
2
文法、会話練習
半過去、大過去
3
文法、会話練習
条件法、現在分詞
4
文法、会話練習
単純過去、前過去
5
文法、会話練習
所有代名詞
6
数字練習
数字
7
文法、会話練習
曜日、月、季節、数字
8
フランス映画
フランス映画
9
フランス文化について
フランス文化について
10
フランス歴史について
フランス歴史について
11
文法、会話練習
復習
12
会話練習
会話練習
13
会話練習
会話練習
14
文法、会話練習
テストの準備
15
まとめ
講義のまとめを行う
到達目標
フランス語、フランスの文化・習慣・歴史の基本知識を身につけること。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
習ったレッスンの復習をしてください。また、次のレッスンのテキストを読んできてください。
教科書
「TETE A TETE」ヌーベルエコール出版部編(ヌーベルエコール)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Dagaud Julien(看護学部・非常勤講師)
出欠席(20%)、授業態度(20%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
- 49 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(スペイン語)
授業コード: 12390
英文科目名称: Second Foreign Language II (Spanish)
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
Emilio Martinez
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
スペイン語の基本的な文法・語彙を学んだ上で、日常生活に必要なコミュニケーションができるようになるた
めの練習を行っていきます。また、簡単な文章の内容理解・自分で文章を作るなどの活動も実践していきま
す。
1
許可を頼む、人に依頼する表現
2
日付と月、予定を言う
-
3
日付と月、予定を言う
-
4
意見を言う、数字(30~100)
-
5
意見を言う、数字(30~100)
-
6
自分の趣味について話す
-
7
自分の趣味について話す
-
8
一日の行為
-
9
一日の行為
-
10
比較について
-
11
過去について
-
12
過去について
-
13
過去について
-
14
スペイン文化について②
-
到達目標
文法事項の習得と、スペイン語会話に必要な表現方法を身につける。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
授業で行った事を復習する事。
教科書
・「スペイン語への道」エウへニオ・デル・プラド、齋藤華子、仲道慎治(第三書房)2016
参考書
なし
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Emilio Martinez(看護学部・非常勤講師)
出欠席(20%)、授業態度(20%)、小テストおよび期末テスト(60%)から総合的に評価します。
- 50 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(アラビア語)
授業コード: 12400
英文科目名称: Second Foreign Language II (Arabic)
開講期間
秋学期
科目責任者
Milad Salem Rahaimi
配当年
1年次
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
アラビア語は皆さんが今まで学習してきたことばと全く違う言語です。これから皆さんは短期間でアラビア語
を学習するわけですが、授業内容としては、まず基本的なアラビア語から始まって日常会話へと進みます。さ
らに、アラブ人と彼らの宗教などについても学習します。アラビア語はそのようなアラブの世界のドアを開け
るのに欠かすことのできない大切な鍵です。さあ、新しい鍵で新しい世界の声を開けてみよう。
授業ではテキストに従って、アルファベットから、書き方、読み方、会話へと順に学習しますが、できるだけ
楽しく有意義な授業にするよう工夫しますので、皆さんの積極的な授業参加を期待しています。
1
L 12
アルファベットの発音
2
L 13
アルファベットの書き方
3
L 14
挨拶
4
L 15
自己紹介
5
L 16
面接
6
まとめ
ミーティング
7
小テスト(3)
L 1 - L 5までの範囲
8
L 17
空港で(1)
9
L 18
図書館で(2)
10
L 19
1週間の曜日など
11
L 20
空港で(2)
12
L 21
学生2人の会話
13
L 22
空港に迎えに行くところ
14
まとめ&小テスト(4)
L 1 - L 11の復習
評価方法
基礎的な文法、発音、語彙、表現、アラビア語のアルファベットの読み方、書き方を学んでいき、日常会話が
できるようにしていく。同時にアラビア語圏の文化、歴史、現状についても学んでいきます。
・「到達目標」をよく理解して、アラビア語や文化、歴史等について興味・関心が深まるように情報収集に努
めましょう。
・授業後の復習(ふりかえり)に努めましょう。積み重ね(くりかえし)学習は大切です。
出欠席(20%)、授業態度(20%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
教科書
講義の都度プリント教材を使用します。
参考書
・「アラビア語小辞典」内記良一編(東京大学書林発行)
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Milad Salem Rahaimi(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
- 51 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(ロシア語)
授業コード: 12410
英文科目名称: Second Foreign Language II (Russian)
開講期間
秋学期
科目責任者
Ojerelieva Galina
配当年
1年次
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
21世紀には世界がより緊密に相互依存の関係を深める中で、日本とロシアその他の旧ソ連の国々との関係もま
すます重要になってきています。特に,激動期を経て開かれた新生ロシアとの交流は、経済・文化・観光など
の面で,個人のレベルにまで及ぼうとしています。ロシア語は,最も優美で力強い言語のひとつ、と言われま
す。またロシア語を学ぶことによって,豊かなロシアの歴史と文化を、もっと理解することができます。ロシ
アの風土と同じく広大な文学・音楽・演劇などの世界に,もっと親しむことができるでしょう。
1
飛行機、列車、船で
運動の動詞
2
飛行機、列車、船で
運動の動詞
3
あなたの一日について
命令形の用法
4
あなたの一日について
命令形の用法
5
病気
病気と身体に関する単語・表現
6
病院にて(1)
病気と身体に関する単語・表現
7
きょうは何日ですか
日付と曜日の表現
8
買い物
形容詞の性と数
9
病院にて(2)
病気と身体に関する単語・表現
10
電話
名詞の造格
11
医者との会話
動詞の完了体と不完了体
12
家庭のもてなし
ロシア料理の作り方
13
ロシアに行こう
ロシアの歴史、文化、自然とともに人々のくらしについて
14
ロシアに行こう
ロシアの歴史、文化、自然とともに人々のくらしについて
この授業では,ロシア語の発音をしっかりと身につけたのち、基礎的な文法を学習し、簡単な日常表現をくり
かえしトレーニングし、簡単な日常会話ができるよう学習します。また、ロシアの文化についても学びます。
レッスンで教えたことを、次のレッスンで15分復習します。宿題、練習問題を毎回出します。
出欠席(20%)、授業の態度(20%)、小テスト・期末テスト(60%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・「ロシア語入門」佐藤純一(日本放送出版協会)
・「Russian for Everybody」Russky Yazyk(Publishers)
・「標準ロシア語入門」東 一夫(白水社)
・「ロシア語を話しましょう」「ロシア語」(出版社)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
Ojerelieva Galina(看護学部・非常勤講師)
- 52 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(中国語)
授業コード: 12420
英文科目名称: Second Foreign Language II (Chinese)
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
田育誠
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
21 世紀はアジアの時代と言われている。日本の未来を考える上で中国語を学ぶ意義は大きい。テキストの単語
は、基本文型を最大限に使って「聞く、話す」の訓練を授業で行う。中国語での自己紹介や挨拶がごく自然に
口をついて出るように極力マンツーマン方式で指導する。基本的な単語と文法を学ぶことによって、その言葉
を支える中国の社会、医学、薬学、文化、風俗、習慣なども理解できるように教える。
1
図書館で
「調べておく」、「~すればよろしい」、「コピーする」、「売る」
2
3
4
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
京劇を見る
「~のほうがいい」、「見て分かった」、「~しながら~する」、
「~してみると~であることがわかる」
私の家族
「お父さんのお父さん:おじいさん」、「お父さんのお母さん:おばあさん」、
「~だけでなく~もまた」
手紙を書く
「長い間~しなかった」、「一日も早く~できるように」、「こうすれば、こうして」
5
郵便局で
「曲がり角」、「そのビル」、「切手」、「葉書」、「国際ビジネス便」
6
電話をかける
「もしもし」、「どなたですか」、「会議をする」、「電話番号」、「ちゃんと約束する」
7
買い物に行く
「買い物をする」、「ショッピングセンター」、「お金を両替する」、「~すればもう十分」
8
買い物に行く
「デザイン」、「モダンな」、「~のようだ」、「モデル」、「スーパーマーケット」
9
病院で
「医者の尊称」、「体の調子が良くない」、「痛い」、「熱が出る」、「漢方薬を飲む」
10
汽車の旅
「汽車、列車」、「往復切符」、「上海行きの」、「寝台車」、「食堂車」
11
汽車の旅
「食事の時間」、「遠慮なく私に聞く」、「体験した」、「上海駅」
12
新聞
「新聞」、「ブーム」、「引き起こす」、「放送」、「視聴率」、「人気番組」
13
映画
「映画」、「もし~ば」、「ボス、オーナー、経営者」、「続けて言う」
14
唐詩
「唐詩」、「旅館」、「ね、知っている」、「一層」
基礎的な文法、発音、語彙、表現を学び、日常会話が出来る力を身につけていくとともに、簡単な文章を読ん
だり書いたりする力もつけていきます。同時に中国の文化、医学、現状についても学んでいきます。
毎回講義の前に必ず内容を予習します。前回授業を復習し、教科書記載の設問について考えます。
出欠席(20%)、授業の態度(20%)、試験結果(60%)から総合的に評価します。
教科書
・「私の中国語」大野浩・田育誠共著(鳳書房)1997年
参考書
科目責任者連絡先
・「中国語 10 課」鐙屋一著、田育誠吹き込み(白水社)2005年
・「中国語の発音マンツーマン」橋本南郁子・李素禎著、田育誠吹き込み(白水社)2007年
・「ともだち・朋友」董燕・遠藤光暁著(朝日社)2011年
田育成 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
田育誠(看護学部・非常勤講師)
- 53 -
講義科目名称: 第2外国語Ⅱ(韓国語)
授業コード: 12430
英文科目名称: Second Foreign Language II (Korean)
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
李誠淑
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本講義では、韓国語の文字である「ハングル」を習い、授業で習ったことを毎回小テストを行い確認していき
ます。会話を多く練習するためにペアワークやグループ活動が重点的に行われます。また、異文化への理解を
深めるため、グループ活動を通して能動的に文化を調べて発表する機会も設けます。
1
どこに行きますか ③
聞き取り
2
練習
現在形①の練習
3
劇場で映画をみます ①
現在形②
4
劇場で映画をみます ②
現在形②
5
劇場で映画をみます ③
読解
6
劇場で映画をみます ④
聞き取り
7
練習
3~6までの練習
8
韓国の映画
韓国の映画
9
昨日学校に行きませんでした ①
過去形
10
昨日学校に行きませんでした ②
否定形
11
昨日学校に行きませんでした ③
読解
12
昨日学校に行きませんでした ④
聞き取り
13
練習
9~12までの練習
14
グループ発表
グループ発表
1.韓国語で自分の一日のことを説明できる
2.グループ発表を通じ、韓国文化を紹介できる
前回授業の復習をしておくこと。
出欠席(20%)、授業の態度(20%)、小テスト・期末テスト(60%)から総合的に評価します。
教科書
自作プリントを使用します。
参考書
科目責任者連絡先
・「カナダ Korean for Japanese 初級1,2」カナダ韓国語学院(SISA Education)
・「初級から上級まで学べる完全マスターハングル文法」イム・ジョンデ(株式会社DHC)
・「しっかり学ぶ韓国語」金裕鴻(ベレ出版)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
李誠淑(看護学部・非常勤講師)
- 54 -
講義科目名称: 日本文化研修
授業コード: 13010
英文科目名称: Japanese Culture
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
金山明子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
日本人の精神性に大きな影響を与えてきた「禅」を体験します。坐禅と作務(労働)、作法に則った食事など
生活全体をとおして、伝統的な美意識、ものの見方、考え方に触れ日本文化の一端を理解し、豊かな感性と品
性を養い医療人としての人間性を涵養すると共に、自分の日常生活を振り返ります。事前学習を行い、禅寺に
おいて研修を行います。
1
研修オリエンテーション
研修目標の理解、研修全般について
2
特別講義
現在を生きることと禅の体験
3
研修 円覚寺(1泊2日)
入山式
坐相説明、食作法説明
研修 円覚寺(1泊2日)
齋座(昼食)、薬石(夕食)、粥座(朝食)
4
5
研修 円覚寺(1泊2日)
坐禅
6
研修 円覚寺(1泊2日)
作務
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
研修 円覚寺(1泊2日)
管長法話
下山式
1.日本の伝統的文化の一つである禅について理解できる。
2.坐禅と作務(労働)、作法に則った食事など生活全体をとおして、禅のこころを理解できる。
3.自己を見つめ直すことができる。
―
研修オリエンテーション・特別講義・研修への出欠席(60%)、学習態度およびレポート(40%)によって評価
します。
なし
科目責任者連絡先
・「禅と日本文化」鈴木大拙(岩波書店)
・「禅学私記」西村恵信(春秋社)
・「大衆禅の時代」西村恵信(東方出版)
・「禅」佐橋法龍(角川書店)
金山明子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
研修内容に関して、随時、相談を受けます。
担当教員(所属)
金山明子(看護学部・講師)、田畑邦治(看護学部・非常勤講師)
- 55 -
講義科目名称: 自然体験学習
授業コード: 13090
英文科目名称: Outdoor Education
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
鈴木良美
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
大自然の中で共同生活し、自然の厳しさ、助け合う心などを体験的に学習し、本学の建学の精神である「自
然・生命・人間」に基づき、かけがえのない自然を守る心を広く身に付け医療人の基礎である人間性の向上を
目的とします。また、どのような状況下においても可能な限り医療活動を行わなければならない医療人として
の態度を育成します。
1
オリエンテーション(1)
演習への心構え
2
オリエンテーション(2)
しおり作成
3
オリエンテーション(3)
しおり作成
4
オリエンテーション(3)
特別講義(NPO法人国際自然大学校)
5
オリエンテーション(4)
事前の諸注意
6
演習
3泊4日の野外キャンプ演習(NPO法人国際自然大学校)
教科書
1.自然を愛する心を養う。
2.過酷な環境の中で生活を営む力を養う。
3.集団生活の中で規律を守る意味を学び、実行する。
講義参加後に、学んだ内容を復習し、自然体験の準備を十分に行うこと。
自然体験学習参加後に、レポートを書いて体験を振り返ること。
1.事前授業への出席状況(20%)、2.野外演習の参加状況(60%)、3.演習後のレポート(20%)によるが、2
が中心となります。※2は特殊な事情がないかぎり、全プログラムに参加することを単位取得の条件とします。
なし
参考書
なし
科目責任者連絡先
鈴木良美 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
事前授業も含めて班行動が原則となる。過酷な演習であるので、互いに協力し、また自己の体調管理に努める
こと。
鈴木良美(看護学部・准教授)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
担当教員(所属)
- 56 -
講義科目名称: 運動科学
授業コード: 13100
英文科目名称: Science of Exercise
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
藤田真平
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
運動科学の基礎を理解し、体力増進や健康保持・増進に関する知識の習得を目指します。また、習得した知識
を用いて、自分自身で行う身体運動を教材に自己の健康保持・増進をどのような手段を用いて行えるかを考
え、実施する事を目指します。
1
科学と運動とは(講義)
2
運動科学の基礎(講義)
-
3
健康とは(講義)
-
4
体力および体力運動能力テストについて(講義)
-
5
体力運動能力テスト①(実技)
-
6
体力運動能力テスト②(実技)
-
7
体力運動能力テスト③(実技)
-
8
体力運動能力テスト④(実技)
-
9
体力運動能力テストの意義
-
10
体力運動能力テストの結果のまとめ(講義)
-
11
高齢者に適した運動法(実技)
-
12
ストレッチングと徒手体操(実技)
-
13
講義のまとめ①
-
14
講義のまとめ②
―
1.運動・科学・体力・健康とは何かを理解する。
2.運動諸機能の測定に手際良いチームの協力体制がとれる。
3.体力運動能力テストの結果から、体力・健康について評価できる。
4.評価した結果より、体力保持・増進の方法を考えることができる。
毎回講義の最後にでる演習課題を実施し、提出する。
出席(30%)、授業態度(30%)、授業内レポート(40%)を考慮して総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
授業中に紹介します。
科目責任者連絡先
藤田真平 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
運動制限のある場合については個別に対応します。
担当教員(所属)
藤田真平(看護学部・非常勤講師)
- 57 -
講義科目名称: 人間論
授業コード: 13110
英文科目名称: Humanities
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
平田松吾
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
「人間とは何か」は、古来問われ続け、今も問われている重要な問いです。その完全な答えは今のところあり
ません。しかし、古代ギリシア人は西洋の人間観の基盤を作り、その人間観は現在でもその意義を保っていま
す。この授業では、①人間について自分で考える際に手がかりとなるギリシア人の人間観をギリシア悲劇の代
表作品を通じて知ること、②特に「ことば」と「運命」をテーマにした人間観を理解すること、③それらの人
間観を参考にしながら、自分たち自身の人間観をとらえなおし、深めていく機会を提供することです。
1
古代ギリシアはなぜ重要か
古代ギリシアのポリス――民主政治と合理主義
2
ギリシア悲劇の上演形態(1)
国家行事としてのギリシア悲劇のあり方を理解する
3
ギリシア悲劇
ギリシア神話と悲劇
エディプス・コンプレックスと『オイディプス王』
『オイディプス王』を読む(1)
嘆願とデルポイの神託
オイディプスが解く二つの謎
『オイディプス王』を読む(2)
予言者テイレシアスとクレオン――ことばの複雑さ
4
5
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
6
『オイディプス王』を読む(3)
イオカステの人間像
7
『オイディプス王』を読む(4)
真相開示――オイディプスの破滅が意味するものは何か
1.西洋および我が国の民主政治の淵源である古代ギリシアの民主政治を、本質から理解すること。
2.テキストを、その時代背景を踏まえて正確に読み取る力を養うこと。
3.正確に読み取ったテキストをもとに考える力を養うこと。
4.ことばの複雑さを理解し、人間に対する複眼的視点を養うこと。
5.過去の文化的遺産と現在の問題のつながりを見いだす力をつけること。
テキストをできるだけ早く最後まで読み通して授業に臨むこと。また、指示された参考書も読むこと。
論述を中心とした期末テスト(85%)に、平常授業への貢献度(15%)を加味する。後者は、講義に対する疑問・
批判を記述することによって評価する。
ソポクレス(藤沢令夫訳)『オイディプス王』(岩波文庫)
科目責任者連絡先
・川島重成『「オイディプス王」を読む』講談社学術文庫、1996.
・その他、授業中に随時指示する
平田松吾 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
ギリシア悲劇入門の授業ではなく、先行研究をすべて踏まえた上で『オイディプス王』を解釈し、それを題材
に、古代ギリシアを超えたより広い人間理解への基本的視座を提示する。題材は古代ギリシアの文学作品だ
が、「人間論の基礎」という意味で実は看護にもつながっている授業であることを受講者は念頭に置いて欲し
い。
平田松吾(看護学部・教授)
担当教員(所属)
- 58 -
講義科目名称: 文化講座(美術)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
佐原和人
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表
します。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出
す喜びを感じ、感性を磨きます。
1
ビデオ鑑賞
「美の朝」(NHK)「美の世界」(NTV)・・・水彩画について
「Phantom Train」など・・・水を使った表現の可能性
2
ビデオ鑑賞
「美の朝」(NHK)「美の世界」(NTV)・・・水彩画について
「Phantom Train」など・・・水を使った表現の可能性
3
作品鑑賞
東京都現代美術館(清澄白河) *現地集合、現地解散
4
作品鑑賞
東京都現代美術館(清澄白河) *現地集合、現地解散
5
水彩画
花を描く
6
水彩画
花を描く
7
水彩画
果物を描く
8
水彩画
果物を描く
9
水彩画
ナイチンゲール像を描く
10
水彩画
ナイチンゲール像を描く
11
水彩画
人物(コスチューム)を描く・・・プロのモデル使用
12
水彩画
人物(コスチューム)を描く・・・プロのモデル使用
13
ガラス絵
モチーフは自由。ハガキ大のガラス入り小額、油性サインペンと水彩絵具を使って描く。
14
ガラス絵
モチーフは自由。ハガキ大のガラス入り小額、油性サインペンと水彩絵具を使って描く。
15
文化講座発表会
-
評価方法
なじみの深い、水彩など水を使った表現を通し、また作品鑑賞を通じ、より想像力豊かな心を持った人間性を
高めて行くことを目標とします。
実技を中心に、四季やそれに伴う日常生活の中で変化する感情を、ゆらぐ水に託して透明感のある表現を目指
すと共に、人間的なふくらみを育んで行きます。
個人個人、それぞれの持ち味でいかに真心を伝えてゆくかを考え、また絵を通して全体を見る力を養うこと
で、将来看護に携わる上で大切な心の面での美しさを深めてもらえることを期待しています。
素直に目の前にあるものと対話してもらいたいと思います。
普段からなるべくたくさんのことに興味を持って、見たり、体験したりするようにするとなお良いです。
決めつけずにチャレンジすれば、どんなことも、遊びさえも勉強になります。
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
佐原和人 [email protected]
オフィスアワー
講義中および講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
制作だけでなく、仲間との交流を通して新たな発見をしたり、刺激を受けながら表現する喜びを肌で感じ取っ
てもらえたらと思います。
佐原和人(看護学部・非常勤講師)
準備学習(予習・
復習等)
担当教員(所属)
- 59 -
講義科目名称: 文化講座(文芸)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
吉田浩美
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
毎回テーマを決めて文章を書きます(エッセイ、創作、川柳など)。
授業計画
1
授業についての説明・エッセイ1
与えられたテーマに沿ってエッセイを書く
2
エッセイ1の続き
与えられたテーマに沿ってエッセイを書く
3
川柳とエッセイ
川柳を鑑賞し,実際に作ってみる。またその川柳にまつわるエッセイを書く。
4
川柳とエッセイの続き
川柳を鑑賞し,実際に作ってみる。またその川柳にまつわるエッセイを書く。
5
三題話
決められた三つの語を必ずどこかに入れて,お話を創作する。
6
三題話の続き
決められた三つの語を必ずどこかに入れて,お話を創作する。
7
都々逸
都々逸を鑑賞し、好きな作品を選び、その作品からインスピレーションを得てお話を創作する。
8
都々逸の続き
都々逸を鑑賞し、好きな作品を選び、その作品からインスピレーションを得てお話を創作する。
9
モノの気持ち
人間以外の何かを主人公とし、文章を書く。創作でもエッセイでも良い。
10
モノの気持ちの続き
人間以外の何かを主人公とし、文章を書く。創作でもエッセイでも良い。
11
リレー創作
全員が物語の同じ書き出しを与えられる。そのあとの展開を各自創作し物語を完成させる。
12
リレー創作の続き
全員が物語の同じ書き出しを与えられる。そのあとの展開を各自創作し物語を完成させる。
13
詩
日常生活の中でふと感じること・思うことを詩に表現する。
14
詩の続き
日常生活の中でふと感じること・思うことを詩に表現する。
15
文化講座発表会
-
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
文芸講座では、毎回与えられたテーマに沿って文章を書いていきます。おもに、エッセイ、川柳、短歌、詩、
創作物語などを扱います。顔文字や「(笑)」などの注釈なしで、純粋に「書きことば」だけで自分の思いを
できるだけ的確に伝えること、少しでも豊かな日本語(メールの日本語とは異なる書き言葉)が使えるように
なることを目指します。書きためた作品は、学期末に文集『アスクレピオン』にまとめます。また、文化講座
発表会では、詩を創り朗読します(パワーポイントでプレゼンテーション資料を作り、観客の皆さんに提示し
つつ、自作品を朗読します)。
講師は、学生さんが書いたものの内容に干渉することは基本的にしません(他者を傷つけるような内容である
と判断される場合はこの限りではありません)。日本語に関すること、文章に関すること、作品の構成に関す
ることに重点を置いて指導します。
普段から読書を心がける。身のまわりにあふれている「ことば」を観察する。
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
参考書
・「アイム・ファイン!」浅田次郎 小学館文庫(小学館文庫)
・「心とろかすような―マサの事件簿」宮部みゆき 創元社(創元社推理文庫)
上記どちらかを購入する。
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
作品は宿題にはしません。原則として授業時間内に仕上げていただきます。
良い文章を書くには優れた文章に触れることが大切です。今回は教科書を2冊指定しましたが、このうち好きな
ほう1冊を購入し、毎回持参してください。
- 60 -
担当教員(所属)
吉田浩美(看護学部・非常勤講師)
- 61 -
講義科目名称: 文化講座(演劇)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
野崎美子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表
します。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出
す喜びを感じ、感性を磨きます。
1
演劇概論 シアターゲーム
看護専攻の学生が演劇を通じて何を学ぶべきかを討論する。
互いに相手を知るためのシアターゲームを行い、受講生のキャラクターを知ると共に、演劇の楽
しさを知ってもらう。
2
配役決定
受講生のキャラクターに適した作品を選び、配役を決定する。
3
本読み 1
テーブルを囲んで台本を読み、作品についての理解を深める。
4
本読み 2
テーブルを囲んで台本を読み、作品についての理解を深める。
5
荒立ち稽古 1
台本を持って、セリフを読みながら、動きを決めて行く。
6
荒立ち稽古 2
動きをほぼ決める。
この段階で作品の原型を創り上げたことになる。
立ち稽古 1
しっかり声を出す。しっかり動く。
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
8
立ち稽古 2
細部にわたって人間のドラマになるように稽古をする。
9
立ち稽古 3
セリフを覚えて、台本を持たない稽古に入る。
10
立ち稽古 4
動きを固めつつ、各人物像を深めて行く。
11
通し稽古 1
相手役との関係を大切に。
12
通し稽古 2
同様の作業を続ける。衣装合わせ。
13
通し稽古 3
ドラマの流れを確かめながらの通し稽古。
14
通し稽古 4
同様の作業を続ける。
15
文化講座発表会
-
文化講座発表会当日の演劇発表を目指して、50 分程度の芝居を受講学生たちと創り上げる。戯曲は、当校の教
育に相応しいものを世界の秀作の中から選び、取り上げる。
しかし、芝居を創ることだけがこの講座の目的ではない。演劇は、芸術の中でも最も人間の現実に近く、人間
を学ぶための近道といえる。稽古を通して、看護に携わる人間にとって最も大切な人との交流(どうすれば相
手の気持ちをよりよく理解出来るか、どうやってこちらの心を相手に受け取って貰えるか)を学び、また一つ
の目的に向かって力を出し合い、協力することの大切さを学ぶ。
毎回の授業でやった動きと台詞を復習し、覚える。
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
発表会に向けて数回補講を行うことがあります。
担当教員(所属)
野崎美子(看護学部・非常勤講師)
- 62 -
講義科目名称: 文化講座(華道)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
熊谷貴美子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
日本の伝統文化の一つである華道を実習を通して、植物の持つ魅力や和の心を探求します。
授業計画
1
講義
華道の歴史・道具の使い方
2
実習
自由花
3
講義
器と花材の(色・形)バランス
4
実習
アレンジメント
5
講義
季節の花について
6
実習
投げ入れ
7
講義
生活の中の生け花
8
実習
一種生
9
講義
デザイン画を書いて生ける
10
実習
自分で選んだ花で生ける
11
講義
花療法・花の役割
12
実習
モダンと古典
13
講義
行事の花・TPO
14
実習
グループに分かれ、テーマを決めて生ける
15
文化講座発表会
-
到達目標
華道の歴史を知り、活ける為の基本を学びます。作品に自らを表現出来る様、毎回実習を取り入れます。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
授業で活けた作品のスケッチと帰宅して活け直した作品のスケッチを一生に次の授業の時に提出する。
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
熊谷貴美子 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
花材の都合で講義の内容が変わる事があります。
担当教員(所属)
熊谷貴美子(看護学部・非常勤講師)
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
- 63 -
講義科目名称: 文化講座(音楽)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
長島伸子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造し、成果を発表
します。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力し成果の完成度を高め、新たな自己を見出
す喜びを感じ、感性を磨きます。
講義内容の柱となるものは次の3つです。
1.世紀を越えて評価を与えられ続けている作品の"鑑賞"
2.「ふるさとの四季」の"合唱"。
3.文化講座発表会に向けての取り組み。
優れた作品や演奏に触れることで、"感動する心"を養い、その人間性、生き様を自らに取り込み、「ふるさと
の四季」の合唱を通して、日本語の美しさ、奥深さを再認識し、又、体と心を一つにして歌うことの清々しさ
を体験し、発表会への取り込みの中で、チームワークの大切さを実感するものです。
"音楽鑑賞"においては生の演奏に触れることに勝るものはなく、優れた演奏家をクラスに招いてミニ・コン
サートを行ない、更に、講義時間外に、コンサート・ホールでの音楽会を聴きに行きます(実費各自負担)。
1
講座概要ガイダンス,LD鑑賞
自己紹介,リーダーの選出,発声の基礎
LD「メロディー」(担当教員主演)鑑賞
2
合唱、オペラ「魔笛」概説〔1〕
合唱曲「ふるさとの四季」音取り
ビデオ「魔笛」(ハイライト)鑑賞
3
オペラ「魔笛」概説〔2〕
「魔笛」キャスティング、合唱音取り
4
合唱、オペラ
「ふるさとの四季」「魔笛」合唱音取り
5
オペラ、LD鑑賞
「魔笛」音取り、ヴィヴァルディ作曲「四季」鑑賞
6
合唱、オペラ
「ふるさとの四季」「魔笛」合唱、音取り
7
オペラ
「魔笛」ソロ曲音取り
8
合唱、オペラ
「ふるさとの四季」「魔笛」合唱、音取り
9
オペラ
「魔笛」ソロ曲、音取り
10
合唱、オペラ
「ふるさとの四季」練習、「魔笛」合唱
11
オペラ
「魔笛」演出、通し練習
12
レクチャーコンサート
リコーダー奏者 吉澤実氏によるレクチャーコンサート
13
合唱、オペラ
「ふるさとの四季」「魔笛」通し練習
14
合唱、オペラ
「ふるさとの四季」「魔笛」通し練習
15
文化講座発表会
-
私は、“人には皆、天職が与えられている”と信じています。医療に携わる“天職”を得た者は、その行為が
人の生死に直結するという、苛酷な責任を荷負うことになります。医療人としての人生を歩み始めた皆さんに
私が望むことは“人を大切にする心を持つ”ということです。
この講座は、音楽の実技能力を高めることや、教養として音楽に関する知識を教えることが主目的ではありま
せん。
“音楽”というテーマの中で、感性を磨き、互いの人間性(学生間のみならず、講師と学生、延いては、映像
や実演を通しての演奏家、作曲家と我々においても)に触れることにより、自他含めての“人間”を知り、
“人を大切にする心”を自らの内より引き出すことを主目的とします。
各自の課題、とりわけ「魔笛」での配役については、充分に予習、復習してください。
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
レポート課題及び期限:随時
・混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」 源田俊一郎 編曲(カワイ出版)
- 64 -
参考書
・「大作曲家の生涯上、中、下」ショーンバーグ著 亀井旭・玉木裕 共訳(共同通信社)
科目責任者連絡先
長島伸子 [email protected](但、パソコンからのメールは受け付けられません)
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
今年度の文化講座発表会では、合唱"ふるさとの四季"(抜粋)とモーツァルト作曲・オペラ「魔笛」ハイライ
トを演奏します。ハイライト版であってもオペラを上演するには、かなりの準備を必要とする為、自主練習は
必須です。進捗状況によっては文化講座発表会前の週までに2~3回の補講を行う場合があります。
長島伸子(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
- 65 -
講義科目名称: 文化講座(茶道)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
大沼洋子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造して成果を発表
します。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力して成果の完成度を高め、新たな自己を見
出す喜びを感じ、感性を磨きます。
1
稽古始め
自己紹介・教材配布・講義内容説明・点前拝見
(お菓子・茶を頂く)
2
茶道基本稽古
立ち居振る舞い(歩く・座る・立つ・お辞儀)
3
茶道基本稽古
道具の説明と扱い
4
茶道基本稽古
立ち居振る舞い
5
割り稽古
道具の扱い(茶碗・袱紗さばき・懐紙)
6
割り稽古
立ち居振る舞い・道具の扱いを一人ずつ行う
7
茶道文化について
講義
8
割り稽古
前回までの稽古まとめ
稽古で不明な事、質問・出来ない部分の練習
茶席での所作 主人・客の気配り
主人(もてなす側)と、客それぞれの立場の所作
客・・お菓子の取り方・お茶の頂き方
主人側・・お運び、お茶の出し方
役割発表
役割に沿って稽古
発表の流れの説明
発表の解説文章作成
役・・司会・解説
役・・割り稽古の発表
役・・客としてお菓子、茶を頂く
役・・席に茶を出す、お運び
役割の稽古
各役割の動作練習
役割で、理解できない所は、質問する。
発表会稽古
前回のまとめ
9
10
11
12
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
13
発表会稽古
各自、自分の役割りをきちんと把握するのはもちろんで、相手の立場も良く理解する。
14
発表会稽古
総まとめ
15
文化講座発表会
-
講座では、茶道に関する基本的な、所作を学びます。
立ち居振る舞い(立つ、座る、歩く、お辞儀、挨拶)とお茶、お菓子の頂き方(茶会などに招かれた時、席で
のマナーを身につける)や茶道の心構え(お茶を通して何を感じとらなくてはいけないか)です。
日本伝統文化の一つとして現代まで引き継がれてきた茶道。堅苦しいようですが、身近な所で、いつも向き
合っていたことと感じる一瞬もあります。短期間の授業ですが、楽しい発見があることを期待します。
前回授業の復習(教科書参考)、理解できないことを次回質問できる様考える。
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
※レポート提出3回
1回・茶道選択理由(2回目、講座日に提出)
2回・課外授業受けた時、その感想(次回講座日提出)
3回・茶道講座、発表会
・「表千家(風炉編)茶の湯入門」千 宗左(主婦の友)
- 66 -
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
大沼洋子(看護学部・非常勤講師)
- 67 -
講義科目名称: 文化講座(書道)
授業コード:
英文科目名称: Cultural Studies
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
横山マリ子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
複数の講座の中から1講座を選択し、専門家の指導の下に基本から体験し、さらに作品を創造して成果を発表
します。その過程を通して、文化のもつ意義を理解し、仲間と協力して成果の完成度を高め、新たな自己を見
出す喜びを感じ、感性を磨きます。
1
オリエンテーション
文化講座書道についての説明
2
基本練習
半紙で基本練習
3
作品制作
掛け軸製作
4
作品制作
掛け軸製作
5
作品制作
掛け軸製作
6
作品製作
掛け軸製作
7
作品製作
色紙の製作
8
文化講座発表会準備
寄せ書きの練習
9
文化講座発表会準備
寄せ書きの練習
10
文化講座発表会
―
書道は実に長い歴史があるために、勉強する内容は多岐に渡ります。しかし、本講座は限られた時間内ですか
ら、ざっと概要を説明し実技の時間を長く取り、皆さんの個性を大切にした作品作りをしたいと思っていま
す。墨の香り漂う中、心を集中させて白い和紙に向かうとき、そこは毎日の生活を離れた異空間となります。
そして美しいものを鑑賞する目を養い、より豊かな人間性を培っていただくことがこの講座の最大の目標で
す。
前回講義の復習をして臨むこと。
出席・態度(70%)、発表会出席点(10%)、レポート点(20%)から総合的に評価します。
教科書
授業時にプリントを配布します。
参考書
なし
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
横山マリ子(看護学部・非常勤講師)
- 68 -
講義科目名称: 心理学
授業コード: 14020
英文科目名称: Psychology
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
山口哲生
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
心理学は人間の精神活動や行動を研究する科学です。看護においては,その対象となる患者の心理を理解する
ことが必要です。疾病によるフラストレーションや不適応行動を正しく理解し,看護師として適切に対応する
ために必要な基礎的な心理学の知識を学びます。
1
心理学の歴史と研究法
心理学とは・観察・実験・調査・面接・検査
2
感覚・知覚
感覚の一般的性質・形の知覚・運動知覚・奥行知覚
3
記憶
記憶モデル・忘却のメカニズム
4
学習
行動理論とその応用
5
発達
発達段階・発達理論
6
パーソナリティ
パーソナリティ理論・性格テスト
7
看護・臨床心理学
患者の心理・カウンセリングの方法
本科目の学習目標は以下の通りです。
1 人間に関する様々な現象を心理学的観点から説明できる。
2.患者心理を把握するうえで必要となる心理学の基本知識を獲得する。
3.獲得した知識を実際の臨床場面や日常生活で応用できる。
授業内容を深く理解するために、事前に教科書に目を通しておくことが望ましい。
小テスト(20%)、期末試験(80%)から評価します。
教科書
・「現代心理学―行動から見る心の探求」伊藤 正人(昭和堂)
参考書
講義時間中に参考図書を紹介する。
科目責任者連絡先
山口哲生 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
山口哲生(医学部・助教)
- 69 -
講義科目名称: 社会学
授業コード: 14030
英文科目名称: Sociology
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
立松隆介
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
社会学とは、一言でいえば、社会的存在としての私たち自身の行動を研究対象とする学問です。この授業で
は、まず私たちにとって身近な日常的行為やそのような行為をとおして人びとが形づくる集団が、社会学にお
いてどのように分析されるかを紹介します。さらに、いくつかの社会問題や現象をとりあげ、社会学的に考察
します。
1
社会学の基本的な考え方(1)
行為
2
社会学の基本的な考え方(2)
集団
3
現代社会の諸相(1)
少子化(1)
4
現代社会の諸相(2)
少子化(2)
5
現代社会の諸相(3)
少子化(3)
6
現代社会の諸相(4)
男女の身体観の変遷
7
現代社会の諸相(5)
ヒトはなぜ服を着るのか
・社会学の基本的な考え方を理解する。
・統計データなどの資料にもとづき、社会問題や現象について常識にとらわれずに分析する力を身につける。
授業で紹介する文献で興味のあるものはぜひ読んでみてください。
試験結果(100%)で評価します。
教科書
なし
参考書
講義時間中に指示します。
科目責任者連絡先
立松隆介 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
立松隆介(看護学部・非常勤講師)
- 70 -
講義科目名称: 教育学
授業コード: 14040
英文科目名称: Pedagogy
開講期間
春学期
科目責任者
山田記一
配当年
1年次
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
講義の前半では教育の立場から人間の発達や成長について考察しつつ、現在の教育が抱える課題を教育学の原
点の一つである道徳教育を中心に検討します。またその際明治初期から現在に至る学校教育の歴史についても
概観します。そして、後半の講義では看護教育の視点に基づき看護領域での「人間」というものについての理
解を、前半の講義における考察や検討を 踏まえつつ深めていきます。
1
教育の本質及び看護との共通点
看護の現場と教育の現場との共通点を明確にした後、教育の基となる人間の倫理について検討
し、教育の本質を考察する。
2
わが国の学校教育の歴史①(江戸~明治~大正)
わが国の近代学校教育の歴史について概観し「教育を受けることの価値」と「学校教育の意義」
を再確認するとともに、歴史上の様々な問題点に検討を加える。
3
わが国の学校教育の歴史②(昭和~平成)
わが国の近代学校教育の歴史について概観し「教育を受けることの価値」と「学校教育の意義」
を再確認するとともに、歴史上の様々な問題点に検討を加える。
(①、②を通し江戸時代から現代までの学校教育を概観する。)
4
現在の教育における課題と「愛」の存在
「今」の学校教育が抱える問題について実例を基に検討し、教育と看護の双方に共通する「人間
愛」と「職業愛」の存在、位置づけを考察する。
5
患者の心の理解と援助①
看護教育の観点から、健康な人間が疾病に罹ることにより肉体、精神の両面にどのような変化を
起こすか検討する。
6
患者の心の理解と援助②
疾病により様々な欲求が阻止された患者が感じるストレスと、その際の看護者の対処について考
察するとともに、そのような患者をどう援助していくべきかについて解説する。
7
教育者の観点からプロとしての看護者が目指すもの
看護者は健康についての教育者であるとの立場から、患者をどのように教育・指導すべきかを再
検討して本講義の結びとする。
看護のプロフェッショナルとして、患者の健康に関する指導者であるという自覚を深めてもらうことは勿論、
一社会人として、また将来家庭を持ち、子の親となった際、ぜひ有用と思われる教育についての概念等を紹介
しつつ、学生諸君の「教育観」「子供観」形成に寄与することを学習の目標とする。
予習として事前に配布するプリント、資料等を次回の授業迄に一読しておくことを求めます。
出欠席(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価します。
教科書
特に使用せず、授業時間内に必要に応じて資料配布を行います。
参考書
・「道徳教育の理論と指導法」早田幸政著(エイデル研究所、2015年)
科目責任者連絡先
連絡事項がある場合は学事課を経由して連絡可能です。
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
講義を進めていくうえで以下の3点について特に重点を置いて説明を加えていきたい。
1.教育の基盤となる人間の良心・倫理の存在
2.「教育」の語が有する本来の意味
3.精神的存在としての人間が持つ強さ、弱さ
山田記一(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
- 71 -
講義科目名称: 教育相談論
授業コード: 14050
英文科目名称: Educational Counseling
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
犬木莉彩
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
看護・保健医療の場面での様々な相談に対応していけるように医療コミュニケーションスキルを学びます。医
療コミュニケーションスキルを身につけるためには、知識、技術、態度の学習が必要です。講義を通して知識
を習得し、技術・態度に関しては、具体的な事例を用いながらロールプレイやディスカッションを通して学び
ます。
1
オリエンテーション
医療コミュニケーションスキルとは
2
コミュニケーションの基本スキル
言語的技術・非言語的技術等
3
援助対象者を理解するためのスキル(1)
心理的防衛機制・コーピングスタイル等
4
援助対象者を理解するためのスキル(2)
リフレーミング・転移等
5
症状別コミュニケーションスキル
病棟でみられる事例から
6
緊急時のコミュニケーションスキル
東日本大震災支援体験等から
7
総括
-
受講生が医療コミュニケーションスキルを身近なものとして理解し、看護・保健医療の実践に生かせることを
目標とする。
前回の授業内容の復習
出欠席(10%)、授業態度(30%)、レポート(60%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
講義で使用する資料等はその都度配布します。
担当教員(所属)
犬木莉彩(看護学部・非常勤講師)
- 72 -
講義科目名称: 文化人類学
授業コード: 14060
英文科目名称: Cultural Anthropology
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
工藤由美
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本講義では、人間の一生を様々な視点から見つめ直し、そこで遭遇する出来事の一つとして、医療や看護とい
う専門職者の世界の一員になることがどのようなことかを概観します。そこから、人間の多様な生のあり様を
より広い視点から創造的に捉える力を養うのと同時に、その同じ力を、自分自身を見つめ直す力としても役立
ててほしいと思います。
1
イントロダクション
文化人類学の世界の見方
2
世界に住まう
世界内存在としての人間
3
暮らす
文化としての衣食住
4
性
セックス・ジェンダー・性役割
5
つがう
夫婦・親子・家族・親族
6
産む・育てる
人生と通過儀礼
7
文化としての病気・医療・健康
医療人類学の視点
8
老いる・死ぬ
老いと社会・死と文化
1.他者の理解:様々な文化・社会における人びとの暮らしぶりを知る
2.自己の理解:他者(異文化)を通じて、自分(自文化)について見つめ直す
3.人間の理解:他者と自分それぞれの理解を通じて、人間について考えるための基礎を身につける
毎回の講義後に、講義で学んだ概念や事例で取り上げた地域や民族について調べる。
出席参加度(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・「文化人類学(カレッジ版)」波平恵美子 編(医学書院 2011年)
・「異文化の学びかた・描きかた」住原則也・箭内匡・芹原知広(世界思想社 2001年)
・「文化人類学キーワード」山下晋司/船曳建夫 編(有斐閣 2008年)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
教科書は特に指定しません。参考図書は予習・復習に活用してください。必要な資料は授業内で配布します。
担当教員(所属)
工藤由美(亀田医療大学)
- 73 -
講義科目名称: 文化人間論
授業コード: 14070
英文科目名称: Cultural and Human Studies
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
平田松吾
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
文化的存在としての人間を理解し、考える力を養成することを目的とする。そのために、文化の重要な構成要
素である言語・宗教に焦点を絞り、それらをどのように理解し、考えるべきかを探る。網羅的・総合的な講義
ではなく、特に死生観をめぐるいくつかの具体的なテキストを題材にして、言語・宗教をさまざまな視点から
考える。
1
言語を通じて文化を理解する
同じ日本語でも複数の日本語があること、医療の言語はそのひとつにすぎないことを理解する。
2
『ソクラテスの弁明』を読む (1)
ソクラテスの裁判
3
「ソクラテスの弁明」を読む (2)
ソクラテスの死生観を取り上げて、死を理解する三つの立場を知る。
また、「嘘」と「真実」とは何かをあらためて考える。
ことばの複雑さ――隠喩と詩
ことばの複雑さを知るために「隠喩」とは何かを理解する。
題材としてSEKAI NO OWARI、バンプ・オブ・チキン他の音楽を取り上げる。
演習 (1) 古屋兎丸『幻覚ピカソ』を読む
担当したエピソードについて口頭発表を行う。
4
5
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
6
演習 (2) 古屋兎丸『幻覚ピカソ』を読む
担当したエピソードについて口頭発表を行う。
7
演習 (3) 古屋兎丸『幻覚ピカソ』を読む
担当したエピソードについて口頭発表を行う。
1.「死」をどのように考えることが可能かをさまざまな視点からとらえる力を養う。
2.ことばが複数の意味を持つ複雑なものであり、情報伝達の手段にとどまらないものであることを理解する。
テキストをできるだけ早く最後まで読み、自分なりの理解をした上で授業に臨んでください。
参考書
レポート(50%)、課題についての発表 (35%)に、平常授業での貢献度(15%)を加味します。後者は、出席の
ほかに授業内容への疑問・批判を記述することによって評価します。
・「ソクラテスの弁明・クリトン」プラトン(三嶋輝夫・田中享英訳)(講談社)
・その他、プリントの形で配布します。
・「わたしが死について語るなら」山折哲雄(ポプラ社)
科目責任者連絡先
平田松吾 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
言語・宗教という対象自体が複雑であるから、内容は易しくない。固定観念にとらわれず、自分の頭で考え抜く
ことを要求される。やる気のある学生の受講を希望する。
平田松吾(看護学部・教授)
教科書
担当教員(所属)
- 74 -
講義科目名称: コミュニケーション論(手話)
授業コード: 14080
英文科目名称: Sign Language
配当年
1,2,3年次
開講期間
春学期
科目責任者
奥田啓子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
本講義では、聴覚障がい者のコミュニケーションの固有性と文化的側面に着目しつつ、手話実技を学びます。
日常生活上の基本的な手話を習得し、自己紹介・自己PRの表現発表などを行います。また、医療現場で想定さ
れる会話例文の練習を行いながら、事例・資料を通して聴覚障がいの特性と社会生活上のバリアについても理
解を深めます。
1
聞こえないということ
コミュニケーションの方法・挨拶・指文字
2
自己紹介に向けて①
名前の表現・大学と所属・数の表現
3
自己紹介に向けて② 日常生活のバリア
住所・誕生日の表現 ビデオ教材
4
自己紹介に向けて③ 日常生活のバリア
家族の表現 趣味の表現 4つのバリア
5
自己紹介に向けて④ まとめ
仕事に関連する手話 都道府県名の表現
6
自己紹介の発表
手話で自己紹介をする
7
疑問文の表現
疑問詞の使い方 手話の読み取り試験
8
医療現場で 医療と聴覚障がい者
単語の習得と例文練習 ビデオ教材
9
医療現場で 医療と聴覚障がい者
単語の習得と例文練習 ビデオ教材
10
会話練習
表現力を高める練習
11
短文の表現練習・・・習得した手話を使って自分の生活について話してみる
例文の表現および読み取りを練習
12
自己PR文の作成指導 接遇手話
PR文の作成 接遇場面での手話練習
13
自己PR文の作成指導 社会・文化的視点から「ろう」を考える
PR文の作成 会話練習
ビデオ教材・解説
自己PR文の発表 全体の復習
手話で自己PRをする 試験に向けて
14
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1. 指文字・手話単語を習得し、日常会話の基礎を身に付ける。
2. 手話で自己紹介・簡単な自己PRができるようにする。
3. 医療場面において想定される例文を練習する。
4. 聴覚障がい者と社会的なバリア、さらにアイデンティティの問題についても理解し、医療専門職を目指す
上での問題意識を育む。
毎回、授業内容を必ず復習し、指文字・手話単語等を着実に習得していくこと。
教科書
手話表現発表(2回の平均)(40%)・読み取り試験(2回の平均)(40%)、レポート(10%)、出欠席(10%)
を基本として、総合的に評価します。
・「手にことばを」(初級用)東京都聴覚障害者連盟 2013年改定版
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
奥田啓子 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
奥田啓子(看護学部・非常勤講師)
- 75 -
講義科目名称: 文学
授業コード: 14090
英文科目名称: Literature
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
安藤公美
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
「読む」面白さ、「見る」大切さ、「書く」満足感を味わい享受しながら、現代を生きる人間に必要な幅広い
視野と表現力を養います。また、レポートや手紙などの文章表現法をマスターしましょう。「読むこと」「見
ること」「書くこと」の往還の中で、今を生きる人間として問題意識を高めます。
1
ガイダンス・文章を書く1・手紙
近現代の文学事情、文学研究の方法の概括、及び、文章表現の基本を学ぶ。
2
文学を読む1・童話・パロディ
芥川龍之介「桃太郎」を読む。作家研究・作品分析から時代背景、面白さ、批判能力に気付く。
3
文学を読む2・小説のコード
「藪の中」を読む。〈真実〉という虚実・ジェンダーイデオロギーなどに意識的になる。
4
文章を書く2・レポートの書き方
テーマの設定・引用の方法・参考文献などを学ぶ。
5
映画を観る
黒澤明監督映画〈羅生門〉を観る。画面・音声など映像性と言語芸術との比較。
6
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
文学を読む3・文学と科学
「歯車」を読む。銀座、浅草、湘南など実在の地が如何に虚構化されトポスをつくるのか、また
科学と文学の連絡を考える。
7
文章を書く3・手紙文・創作
手紙文を書く。正しい形式・敬語表現を学び、正式な手紙を実際に書く。また、小説やシナリオ
の書き方を知る。
1.文学を通し知性・感性の発現を可能にする。心理・身体性・ジェンダー・環境などに気付き、考える。
2.公的マナーを守って文章表現ができるようになる。特に、レポートと手紙文。
3.文学・絵画・映画体験を通して、リベラル・アーツ(教養)としての人間力が上がる。
前回授業を復習し、テキストの見直しや課題について自ら考える。
出席(20%)、レポート(50%)、課題提出(30%)から総合的に評価
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介する。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問等を受け付ける。
特記事項
なし
担当教員(所属)
安藤公美(看護学部・非常勤講師)
- 76 -
講義科目名称: 海外研修
授業コード: 14100
英文科目名称: Overseas Study
配当年
1,2,3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
平田松吾
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
異文化を直接体験し、諸外国の医療関連施設を訪問することを通じて、歴史、宗教、文化に対する認識を深
め、医療、看護を社会背景の中に捉え直し、国際舞台で活躍できる幅広い見識を養います。研修旅行では、各
国の史跡、美術館を見学するほか、フローレンス・ナイチンゲールの足跡を辿り、その業績から近代看護のあ
り方を学びます。
1
ヨーロッパ文化史の大きな流れ
ギリシアとヘレニズム、ローマ、中世ヨーロッパ、ルネサンスと宗教改革、近代という大きな文
化史の流れを理解する。
その源流としての古代ギリシア文化の意義を理解する。
2
古代ギリシア (1)
ギリシアの神話と宗教――デルポイの神託
古代ギリシアの科学と哲学――合理的思考のはじまり
3
古代ギリシア (2)
ヒポクラテス医師団とアスクレピオン
4
5
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
古代ローマとキリスト教
共和制ローマから帝政ローマへ
キリスト教の成立――『聖書』の世界に触れる
中世ヨーロッパ
ローマカトリック教会
6
ルネサンス(1)
「ルネサンス」とは何か
7
ルネサンス(2)
透視画法と「人間中心の文化」
8
バロック芸術
ルネサンスとバロックの見分け方
1.訪問国の歴史・文化を学び、その背景の中で芸術作品や歴史的遺物を理解する力を養う。
2.ナイチンゲールの人となり、業績についてより深い理解を得る。
3.異文化の中で人と接する経験を得る。
最初の時間に指示する参考書目を読み進めながら授業に参加すること。
この科目は、 ヨーロッパ研修旅行(60%)、 事前授業(20%)、 レポート(10%)、 帰国後の報告会(10%)か
らなる。それらの総合評価によって成績をつけます。
・プリントを適宜配布します。
科目責任者連絡先
・「ナイチンゲール神話と真実」ヒュー・スモール(田中京子訳)(みすず書房)
・その他、授業の中で指示します。
平田松吾 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
言うまでもなく、この授業は単なる観光旅行ではない。その点に留意して有意義な演習になるよう取り組むこ
と。
平田松吾(看護学部・教授)
担当教員(所属)
- 77 -
講義科目名称: 海外研修Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Intercultural Studies II
配当年
1,2,3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
平田松吾
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
異文化を直接体験して医療・看護を社会背景の中にとらえ直す「海外研修II」の事前学習に当たる授業です。異
文化の歴史・宗教・文化に対する認識を深めて国際舞台で活躍できる幅広い見識を養います。
1
ヨーロッパ古代 (1)
ギリシアとヘレニズム
2
ヨーロッパ古代 (2)
共和制ローマから帝政ローマへ
3
ヨーロッパ古代 (3)
キリスト教の成立と『聖書』の世界
4
中世ヨーロッパ
ローマカトリック教会、東ローマ帝国の滅亡
5
ルネサンス (1)
ルネサンスとは何か
6
ルネサンス (2)
透視画法と「人間中心の文化」の意味
7
バロック芸術
バロック芸術とは何か。ルネサンス美術とバロック美術の見分け方。
到達目標
対象となる異文化の歴史・宗教・文化を理解します。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
授業で指示されるテキストを読むこと。また、最終成果として行う発表と冊子の作成の準備をすること。
教科書
プリントの形式で配布します。
参考書
科目責任者連絡先
桜井万里子、本村凌二『ギリシアとローマ』中公文庫
若桑みどり『フィレンツェ』文春文庫
小林章夫『物語イギリス人』文春新書
平田松吾[email protected]
オフィスアワー
月曜日13:00-14:00
特記事項
「海外研修II」を履修することが条件になります。
担当教員(所属)
平田松吾(看護学部・教授)
出席50%, 発表と冊子の作成50%
- 78 -
講義科目名称: 海外研修Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Intercultural Studies II
開講期間
秋学期
科目責任者
平田松吾
配当年
1.2.3年次
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
「異文化研修 I」で異文化の歴史・文化・宗教を学んだ上で、異文化を直接体験します。歴史・文化背景の中でさ
まざまな文化産物を正しく理解する力を養うとともに、訪問地の医療関連施設を訪問することを通じて医療・看
護を社会背景の中でとらえ直し、国際的に活躍できる幅広い見識を養います。「異文化研修I」の履修が条件と
なります。
1
現地実習
訪問地を見聞します。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
(1) 歴史・文化背景の中でさまざまな文化産物を正しく理解する力を養います。
(2) 医療・看護を歴史・文化背景の中でとらえ直す国際的な視点を養います。
(3) 異文化の中で現地の人々と接する経験をします。
「異文化研修 I」で学んだことを復習すること。見聞したものをきちんと記録すること。記録したものを整理
すること。
研修 80%, 発表 20%
教科書
実際に見聞きするものが教科書です。
参考書
「異文化研修 I」の参考書と共通。
科目責任者連絡先
平田松吾[email protected]
オフィスアワー
月曜日 13:00-14:00
特記事項
「異文化研修 I」を履修していることが履修の条件となります。
担当教員(所属)
平田松吾(看護学部・教授)
- 79 -
講義科目名称: 手話
授業コード:
英文科目名称: Sign Language
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
奥田 啓子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
本講義では、聴覚障がい者のコミュニケーションの固有性と文化的側面に着目しつつ、手話実技を学びます。
日常生活上の基本的な手話を習得し、自己紹介・自己PRの表現発表などを行います。また、医療現場で想定さ
れる会話例文の練習を行いながら、事例・資料を通して聴覚障がいの特性と社会生活上のバリアについても理
解を深めます。
1
聞こえないということ
コミュニケーションの方法・挨拶・指文字
2
自己紹介に向けて①
名前の表現・大学と所属・数の表現
3
自己紹介に向けて② 日常生活のバリア
住所・誕生日の表現 ビデオ教材
4
自己紹介に向けて③ 日常生活のバリア
家族の表現 趣味の表現 4つのバリア
5
自己紹介に向けて④ まとめ
仕事に関連する手話 都道府県名の表現
6
自己紹介の発表
手話で自己紹介をする
7
疑問文の表現
疑問詞の使い方 手話の読み取り試験
8
医療現場で 医療と聴覚障がい者
単語の習得と例文練習 ビデオ教材
9
医療現場で 医療と聴覚障がい者
単語の習得と例文練習 ビデオ教材
10
会話練習
表現力を高める練習
11
短文の表現練習・・・習得した手話を使って自分の生活について話してみる
例文の表現および読み取りを練習
12
自己PR文の作成指導 接遇手話
PR文の作成 接遇場面での手話練習
13
自己PR文の作成指導 社会・文化的視点から「ろう」を考える
PR文の作成 会話練習
ビデオ教材・解説
自己PR文の発表 全体の復習
手話で自己PRをする 試験に向けて
14
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1. 指文字・手話単語を習得し、日常会話の基礎を身に付ける。
2. 手話で自己紹介・簡単な自己PRができるようにする。
3. 医療場面において想定される例文を練習する。
4. 聴覚障がい者と社会的なバリア、さらにアイデンティティの問題についても理解し、医療専門職を目指す
上での問題意識を育む。
毎回、授業内容を必ず復習し、指文字・手話単語等を着実に習得していくこと。
教科書
手話表現発表(2回の平均)(40%)・読み取り試験(2回の平均)(40%)、レポート(10%)、出欠席(10%)
を基本として、総合的に評価します。
・「手にことばを」(初級用)東京都聴覚障害者連盟 2013年改定版
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
奥田啓子 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
奥田啓子(看護学部・非常勤講師)
- 80 -
講義科目名称: 人体の構造と機能Ⅰ
授業コード: 21010
英文科目名称: Structure and Function of Human Body Ⅰ
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
荒井一歩
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
正常な人体の構造(形態)を学び、どのように機能が発現され、維持されているかを理解します。各器官の仕
組みと働きを総合的に理解するために解剖学(形態)と生理学(機能)を平行して講義し、身近な疾患の病態
を交え、将来、健康問題や看護を学ぶ基礎知識の習得を目指します。
講義は最初に、総論として人体の基本的構成と細胞機能について概説します。続いて、各論として器官の系
統別に、運動器系・消化器系・循環器系・呼吸器系について、それぞれ構造(解剖学)の講義に引き続いて、
機能(生理学)の講義を行い、総合的な理解力を修得することを目指します。
1
身体とその構成要素
身体のあらまし(荒井)
2
内部伝達
血液 循環器(荒井)
3
運動器系1・2
身体を支持する骨格、骨を動かす筋(星)
4
細胞生理1
細胞機能、膜電位発生機構(浜之上)
5
細胞生理2
興奮性細胞の構造(浜之上)
6
循環器系1
循環器系の解剖(星)
7
消化器系1
消化器系の構造、消化・吸収の通過経路としての臓器(口腔から大腸)(星)
8
循環器系2
心周期、心音、心臓の興奮(伊藤)
9
循環器系3
心電図、血行力学、循環調節(冨田)
10
消化器系2
消化・吸収を助ける臓器(肝臓・膵臓・胆嚢)(星)
11
消化器系3
咀嚼、嚥下、消火機構(浜之上)
12
消化器系4
吸収、排出、代謝機構(浜之上)
13
呼吸器系1
鼻腔、咽頭、気管、肺の構造(星)
14
呼吸器系2
呼吸力学、ガス交換(伊藤)
15
呼吸器系3
代謝、体温調整(三上)
準備学習(予習・
復習等)
人体の基本的構成を学び、基本的構成要素である細胞機能について理解するとともに、器官の系統別に、運動
器系・消化器系・循環器系・呼吸器系について、その構造と機能を総合的に理解する。
毎回の講義終了後、講義内容に関するレポート課題を出します。
講義ごとに、A4用紙・1枚・手書き、でレポートを作成し、提出期限までに学事課指定BOXへ提出すること。
評価方法
※提出期限(変更になる場合あり)
①4/13(水)14(木)→4/19(火)17:00
②4/19(火)20(水)→4/26(火)17:00
③4/27(水) →5/ 2(月)17:00
④5/11(水) →5/17(火)17:00
⑤5/18(水) →5/24(火)17:00
⑥5/25(水) →6/ 7(火)17:00
※荒井先生担当分については別途指示します。
レポート(20%)、試験結果(80%)で評価します。
教科書
・「系統看護学講座 専門基礎Ⅰ 解剖生理学」坂井建雄,岡田隆夫(医学書院)
参考書
・「ぜんぶわかる人体解剖図」坂井建雄、橋本尚詞(成美堂出版)
・「入門人体解剖学」藤田恒夫(南江堂)
・「解剖学アトラス」越智淳三(文光堂)
・「標準生理学」小澤瀞司他編(医学書院)
・「人体の構造と機能」佐藤昭夫他編(医歯薬出版)
・「OX 問題でマスター生理学」佐藤昭夫監修(医歯薬出版)
- 81 ・「人体の正常構造と機能」坂井建雄、河原克雅編(日本医事新報社)
科目責任者連絡先
・「OX 問題でマスター生理学」佐藤昭夫監修(医歯薬出版)
・「人体の正常構造と機能」坂井建雄、河原克雅編(日本医事新報社)
荒井一歩 [email protected]
オフィスアワー
・メールで事前に連絡してください。
特記事項
・授業の順序および担当講師は時間割にて確認してください。
・2年次4月末に解剖見学を予定しています。
荒井一歩(看護学部・教授)、浜之上誠(医学部・准教授)、伊藤雅方(医学部・講師)、星秀夫(医学部・
助教)、冨田太一郎(医学部・講師)、三上義礼(医学部・助教)
担当教員(所属)
- 82 -
講義科目名称: 人体の構造と機能Ⅱ
授業コード: 21020
英文科目名称: Structure and Function of Human Body Ⅱ
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
浜之上誠
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
正常な人体の構造(形態)を学び、どのように機能が発現され、維持されているかを理解します。各器官の仕
組みと働きを総合的に理解するために解剖学(形態)と生理学(機能)を平行して講義し、身近な疾患の病態を
交え、将来、健康問題や看護を学ぶ基礎知識の習得を目指します。
人体の構造と機能Ⅰに引き続き、各器官系統別の講義を行います。神経系、感覚器系、泌尿器系、内分泌系、
生殖器系についてそれぞれまず構造(解剖学)の講義を行い、続いて機能(生理学)の講義を行い、総合的な
理解力を修得することを目指します。
1
泌尿器系1
腎臓、尿管、膀胱、尿道の構造(高柳)
2
生殖器系
生殖器の構造(高柳)
3
泌尿器系2
尿の生成機構(浜之上)
4
泌尿器系3
体液、酸、電解質調整機構(浜之上)
5
内分泌系1
内分泌気管の構造(高柳)
6
内分泌系2
ホルモン合成・分泌調節機構(浜之上)
7
内分泌系3
水溶性ホルモンのはたらき(浜之上)
8
内分泌系4
脂溶性ホルモンのはたらき(浜之上)
9
神経系1
中枢神経系の発生と区分、末梢神経の構造(高柳)
10
神経系2
中枢神経系の構造(高柳)
11
神経系3
伝導路、髄膜、脳室、血管系(高柳)
12
神経系4
自律神経、視床下部、睡眠、脳波(村上)
13
神経系5
感覚器の構造と機能:視覚器、聴覚平衡器(高柳)
14
神経系6
感覚器系:感覚機能構造と機能、味覚器、嗅覚器
準備学習(予習・
復習等)
人体の構造と機能Ⅰで習得した人体の構成についての理解のもとに、器官の系統別に、神経系・感覚器系・泌
尿器系・内分泌系・生殖器系について、その構造と機能を総合的に理解する。
毎回の講義終了後、講義内容に関するレポート課題を出します。
講義ごとに、A4用紙・1枚・手書きでレポートを作成し、提出期限までに学事課指定BOXへ提出すること。
評価方法
※提出期限(変更になる場合あり)
①6/ 8(水) →6/14(火)17:00
②6/15(水)16(木)→6/21(火)17:00
③6/22(水)23(木)→6/28(火)17:00
④6/29(水)30(木)→7/ 5(火)17:00
⑤7/ 6(水) 7(木)→7/12(火)17:00
レポート(20%)、試験結果(80%)で評価します。
教科書
・「系統看護学講座 専門基礎Ⅰ 解剖生理学」坂井建雄、岡田隆夫(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「ぜんぶわかる人体解剖図」坂井建雄、橋本尚詞(成美堂出版)
・「入門人体解剖学」藤田恒夫(南江堂)
・「解剖学アトラス」越智淳三(文光堂)
・「標準生理学」小澤瀞司他編(医学書院)
・「人体の正常構造と機能」坂井建雄、河原克雅編(日本医事新報社)
・「OX 問題でマスター生理学」佐藤昭夫 監修(医歯薬出版)
―
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
- 83 -
特記事項
2年次4月末に解剖見学を予定しています。
担当教員(所属)
浜之上誠(医学部・准教授)、高柳雅朗(医学部・助教)、冨田太一郎(医学部・講師)、村上慎吾(医学
部・講師)
- 84 -
講義科目名称: 生体の化学
授業コード: 21030
英文科目名称: Biochemistry
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
石井良和
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
人体の多様性、普遍性を司るDNAとRNA、そしてタンパク質は生命の源であり、現在その解析が飛躍的に進んで
います。人体の構造と機能を理解するための生化学的知識の習得を目指します。
1
生体を構成する細胞
生体を構成する細胞の多様性について学ぶ
2
細胞の基本構造と機能
細胞膜、細胞骨格、細胞内小器官の構造と機能について学ぶ
3
タンパク質ができるまで
転写、翻訳、遺伝子発現の調節、などについて学ぶ
4
酵素と補酵素
酵素とその働きを補助するビタミンについて学ぶ
5
アミノ酸代謝
タンパク質およびアミノ酸の代謝について学ぶ
6
糖質代謝
エネルギー獲得における糖代謝の役割を学ぶ
7
脂質代謝
生体膜の構成成分あるいはエネルギー貯蔵庫としての脂質の役割を学ぶ
1.生命体としての人体を概観し、細胞複製および細胞を構成する各種成分の役割を説明できる。
2.人体を構成する臓器の機能がどのようにして発揮されているのかについて説明できる。
3.タンパク質、アミノ酸、糖質、脂質の代謝経路について説明できる。
4.代謝異常と遺伝病の発症メカニズムについて説明できる。
毎回プリントに記載された「まとめ」について復習する。
出欠席(5%)、試験結果(95%)から総合的に評価します。
ただし、3分の2以上出席しなければ受験資格を失います。
・「ナーシング・グラフィカ 人体の構造と機能②臨床生化学」(メディカ出版)
科目責任者連絡先
・「コア講義 生化学」田村隆明(裳華房)
・「図解よくわかる生化学」中島邦夫 他(南山堂)
・「イラストレイテッド生化学」石崎泰樹・丸山敬 監訳(丸善)
石井良和 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
石井良和(医学部・教授)
- 85 -
講義科目名称: 栄養と代謝
授業コード: 21040
英文科目名称: Nutrition and Metabolism
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
横塚昌子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
外界から取り入れた食物の摂取、代謝によるエネルギー獲得について、人体の構造と機能の知識を基盤に学び
ます。人の生活の基礎である食物摂取と栄養、代謝、および現代人の特徴である各種代謝異常、健康な身体を
維持し続けるのに必要な栄養学的知識を学びます。
1
栄養素の消化と吸収
栄養と栄養学の意義、消化と吸収の考え方
酵素の働き、膜消化、吸収機構、消化吸収率
2
糖質の代謝(1)、糖質の代謝(2)
解糖系、クエン酸回路、肝グリコーゲン
糖新生、血糖値
3
脂質の代謝(1)
乳化、キロミクロン、トリグリセリド
コレステロールの合成と分解、
4
脂質の代謝(2)
β酸化、ケトン体
5
6
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
たんぱく質の代謝(1)、たんぱく質の代謝(2)
たんぱく質の合成と分解、必須アミノ酸
アミノ酸プール、窒素出納
無機質の機能
食事摂取基準に定められている無機質13種の機能
ビタミンの機能
水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン
栄養(nutrition)は食物摂取と生命活動の営みの関係と定義される。健康維持・増進の土台となる「適度に食
べる」とは、どの様なことかを学ぶ。食べ物の中にはさまざまな栄養成分があり、この栄養成分が体のなかで
どのように利用され、影響を与え、健康な生活を送ることができるかを明らかにする学問が栄養学といえる。
生体成分の生合成と分解、同化と異化をあわせて代謝(metabolism)という。このメカニズムについて論考す
る。その基礎的知識として日本人の食事摂取基準(2010 年版)の科学的根拠と活用法、肥満・糖尿病・脂質異
常症等の生活習慣病における栄養教育(Nutrition Education)・ケア(Care)についての理解を目標とする。
前回の授業を復習し、ノートをまとめておく。
出欠席(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価します。
教科書
・林 淳三 編著「Nブックス 改訂基礎栄養学」建帛社(2015年)
参考書
・渡辺満利子「応用栄養学」第一出版
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
横塚昌子(昭和女子大学)
- 86 -
講義科目名称: 遺伝学
授業コード: 21050
英文科目名称: Genetics
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
村上好恵
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
人体の構造・機能を決定づける遺伝現象や遺伝情報発現の正常と異常、それによりもたらされる生体への影
響、人の健康との関連を教授するととともに、遺伝子診断、遺伝子治療、遺伝カウンセリングなど急速な進歩
を遂げる遺伝医療全般と看護について、ともに考えます。
1
臨床遺伝学総論
遺伝医療の変遷と進歩(村上)
2
3
到達目標
メンデル遺伝病と非メンデル遺伝病
・メンデル遺伝病、特性と代表的疾患
・量的形質、多因子遺伝の基礎と臨床特性、生活習慣病、ミトコンドリア遺伝の基礎と臨床、イ
ンプリンティングと疾患(竹下)
体細胞遺伝学
体細胞遺伝、癌遺伝子、癌抑制遺伝子、癌の進展(竹下)
4
出生遺伝学・出生前診断
生殖補助医療、出生前診断(竹下)
5
遺伝医療と看護
遺伝医療の発展の歴史(村上)
6
遺伝性腫瘍に関する医療
遺伝性腫瘍、遺伝子検査、看護師の役割(村上)
7
遺伝カウンセリング、遺伝医療と生命倫理
遺伝医療の生命倫理、遺伝検査の倫理ガイドライン、遺伝医療の将来展望(村上)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.遺伝学の学習を通してヒトの多様性と尊厳の重要性を学ぶ。
2.遺伝子、染色体の基礎を学習し、ヒトの遺伝的特性や遺伝病の発症機序を理解する。
3.遺伝と環境の相互作用について学ぶ。
4.メンデル遺伝、非メンデル遺伝について理解し、遺伝子と環境の相互作用の重要性を理解する。
5.それぞれのカテゴリーに属する遺伝病の概要を学ぶ。
6.癌を体細胞遺伝として捉え、癌の進展・転移のしくみや家族性腫瘍について学ぶ。
7.遺伝疫学についてその概要と意義を理解する。
8.今後の遺伝医療の展望を遺伝子診断、遺伝子治療、およびオーダーメイド医療を通して学ぶ。
9.遺伝医療をめぐる倫理的・法的・社会的諸問題について、理解を深める。
遺伝に関連する情報について興味関心をもち、既習の生物の知識、教科書、新聞やニュースなどの情報に積極
的に目を通してのぞむこと。
筆記試験で評価します。
教科書
・新川詔夫・阿部京子「遺伝医学への招待 改訂4版」南江堂
参考書
科目責任者連絡先
・新川詔夫・福嶋義光「遺伝カウンセリングマニュアル 改訂2版」南江堂
・福島義光 「遺伝医学やさしい系統講義」 メディカル・サイエンス・インターナショナル
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)、竹下直樹(佐倉病院・准教授)
- 87 -
講義科目名称: 病態と治療Ⅰ
授業コード: 22010
英文科目名称: Pathophysiology and Treatment Ⅰ
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
荒井一歩
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をも
たらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義します。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知
識の習得をめざし教授します。
1
概論Ⅰ
病態の科学Ⅰ(渋谷)
2
概論Ⅱ
病態の科学Ⅱ(若山)
3
概論Ⅲ
病態の科学Ⅲ(若山)
4
循環器疾患Ⅰ
急性期の生体反応(塩野)
5
循環器疾患Ⅱ
心臓の構造、機能と循環動態、先天性心疾患(久武)
6
循環器疾患Ⅲ
虚血性心疾患、心弁膜症(戸田)
7
循環器疾患Ⅳ
心不全、不整脈(小林)
8
呼吸器疾患Ⅰ
呼吸器の検査と治療(高井)
9
呼吸器疾患Ⅱ
肺の解剖、肺癌(佐藤)
10
呼吸器疾患Ⅲ
主な呼吸器疾患(坂本)
11
消化器疾患Ⅰ
食道癌、胃潰瘍、胃癌の診断・治(荒井)
12
消化器疾患Ⅱ
潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸癌の診断・治療(荒井)
13
消化器疾患Ⅲ
肝炎,肝臓の悪性腫瘍の診断・治療(荒井)
14
消化器疾患Ⅳ
その他の消化器疾患(荒井)
この科目では、病理学ならびに循環器、呼吸器、消化器領域の病態と治療を学習する。病理学では生体に起こ
る病的な状態、即ち病気の本態を追求し、臨床面では循環器、呼吸器、消化器系を代表する疾患について学習
する。
講義内容について教科書を用いて復習を行うこと。
筆記試験(100%)で評価します。
参考書
・坂本穆彦 編「疾病のなりたちと回復の促進(1)病理学」医学書院
・朝野浩一郎 他「成人看護学(2) 呼吸器」医学書院
・阿部光樹 他「成人看護学(3) 循環器」医学書院
・金田智 他「成人看護学(5) 消化器」医学書院
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
荒井一歩 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
荒井一歩(看護学部・教授)、渋谷和俊(大森病院・教授)、塩野則次(大森病院・准教授)、高井雄二郎
(大森病院・准教授)、若山恵(大森病院・講師)、坂本晋(大森病院・講師)、久武真二(大森病院・助
教)、戸田幹人(大森病院・助教)、小林建三郎(大森病院・助教)、佐藤大輔(大森病院・助教)
- 88 -
講義科目名称: 病態と治療Ⅱ
授業コード: 22020
英文科目名称: Pathophysiology and Treatment Ⅱ
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
荒井一歩
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をも
たらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義します。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知
識の習得をめざし教授します。
1
概論Ⅰ
病態の科学Ⅳ(渋谷)
2
概論Ⅱ
病態の科学Ⅴ(若山)
3
内分泌疾患Ⅰ
内分泌疾患の分類,診断法,治療法(上芝)
4
内分泌疾患Ⅱ
糖尿病の分類、合併症、糖尿病性昏睡(上芝)
5
内分泌疾患Ⅲ
下垂体、甲状腺の疾患(上芝)
6
内分泌疾患Ⅳ
副腎の疾患、痛風、高脂血症(上芝)
7
運動器疾患Ⅰ
整形外科総論(井形)
8
運動器疾患Ⅱ
外傷、骨折、捻挫(井形)
9
運動器疾患Ⅲ
脊椎疾患、その他(井形)
10
血液疾患Ⅰ
血球の成分と機能(荒井)
11
血液疾患Ⅱ
白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫(荒井)
12
血液疾患Ⅲ
出血性疾患(荒井)
13
麻酔Ⅰ
麻酔総論(落合)
14
麻酔Ⅱ
麻酔各論(落合)
この科目では、臨床病理ならびに臨床場面での整形外科、内分泌、血液学領域の病態、麻酔科について学習す
る。整形外科では、脊椎、関節、四肢の異常のうち、看護職に必要な疾患の基礎知識を理解し、内科では内分
泌、血液系を代表する疾患について学習する。また、麻酔一般知識も習得する。
講義内容について教科書を用いて復習を行うこと。
筆記試験(100%)で評価します。
参考書
・坂本穆彦 編「疾病のなりたちと回復の促進(1) 病理学」医学書院
・飯野京子 他「成人看護学(4)血液・造血器」医学書院
・黒江ゆり子 他「成人看護学(6)内分泌・代謝」医学書院
・織田弘美 他「成人看護学(10)運動器」医学書院
講義時間中に参考図書を紹介します
科目責任者連絡先
荒井一歩 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
荒井一歩(看護学部・教授)、渋谷和俊(大森病院・教授)、落合亮一(大森病院・教授)、上芝元(大森病
院・教授)、若山恵(大森病院・講師)、井形聡(大森病院・助教)
- 89 -
講義科目名称: 病態と治療Ⅲ
授業コード: 22030
英文科目名称: Pathophysiology and Treatment Ⅲ
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
荒井一歩
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をも
たらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義します。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知
識の習得をめざし教授します。
1
脳神経疾患Ⅰ
神経内科疾患の症状と病態生理(川邉)
2
脳神経疾患Ⅱ
脳血管障害、脳変性疾患(川邉)
3
脳神経疾患Ⅲ
末梢神経疾患、中枢神経疾患(川邉)
4
腎・泌尿器疾患Ⅰ
腎疾患の主な症状、病態生理、検査、治療法(酒井)
5
腎・泌尿器疾患Ⅱ
急性糸球体腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ、慢性腎不全、透析療法、腎移植(酒井)
6
泌尿器疾患
腎臓の悪性疾患、その他(中島)
7
感覚器疾患Ⅰ
眼の解剖と生理(松本)
8
感覚器疾患Ⅱ
眼を代表する疾患(松本)
9
感覚器疾患Ⅲ
耳鼻咽喉科疾患について(志村)
10
女性性器疾患Ⅰ
外陰・膣の疾患(症状・診断・治療)(間崎)
11
女性性器疾患Ⅱ
月経異常(病態生理・検査・治療)(間崎)
12
女性性器疾患Ⅲ
子宮の疾患(症状診断・治療)(森田)
13
女性性器疾患Ⅳ
卵巣・卵管の疾患(症状診断・治療)(土屋)
14
女性性器疾患Ⅴ
不妊症(診断・検査・治療)、更年期障害(症状・診断・治療)(片桐)
この科目では、神経、腎臓・泌尿器、産科、婦人科、耳鼻咽喉科、眼科領域の病態と治療について学習する。
特に代表的疾患については病態のみだけではなく、症状や治療法について学習する。
講義内容について教科書を用いて復習を行うこと。
筆記試験(100%)で評価します。
参考書
・竹村信彦 他「成人看護学(7)脳・神経」医学書院
・阿部信一 他「成人看護学(8)腎・泌尿器」医学書院
・池田正 他「成人看護学(9)女性生殖器」医学書院
・大鹿哲郎 他「成人看護学(13)眼」医学書院
・小松浩子 他「成人看護学(14)耳鼻咽喉」医学書院
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
荒井一歩 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
森田峰人(大森病院・教授)、中島耕一(大森病院・教授)、酒井謙(大森病院・教授)、片桐由起子(大森
病院・准教授)、松本直(大森病院・講師)、間崎和夫(大森病院・講師)、土屋雄彦(大森病院・講師)、
川邉清一(大森病院・講師)、志村英二(大森病院・助教)
- 90 -
講義科目名称: 病態と治療Ⅳ
授業コード: 22040
英文科目名称: Pathophysiology and Treatment Ⅳ
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
荒井一歩
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
生体に起こる病的な状態の本体を知り、これに対して適切な看護を行うために、疾病の原因、経過、転帰をも
たらす病理形態学と、組織病理学的基礎を講義します。また病態が起こる原因および疾患と治療に関しての知
識の習得をめざし教授します。
(精神疾患)
医療従事者の精神疾患や精神障がい(者)に対する無理解や誤解、偏見、不安などは、無知に基づくもので
あるといわれています。本講義では、専門用語の習得を行い、通常用いられる「精神病」、「鬱(うつ)」、
「ノイローゼ」、「自律神経失調症」などの一般用語と専門用語の区別を厳密に行いながら学習します。
(小児疾患)
健康障害をもつ小児の看護を実践する上で必要となる、小児に特有な疾患とその治療についての基礎的な知
識を学びます。「小児看護学Ⅱ」の講義や「小児看護学演習」で行う事例演習において、これらの知識を小
児・家族の理解と看護アセスメントに生かしていけるよう、学習内容を組み立てています。
1
精神医学総論
診断、検査、治療など(西井)
2
精神医学各論1
統合失調症(西井)
3
精神医学各論2
気分(勘定)障害(西井)
4
精神医学各論3
神経症性障害、ストレス関連障害など(西井)
5
精神医学各論4
症状性を含む器質性精神障害など(西井)
6
精神医学各論5
物質障害・摂食障害など(西井)
7
精神医学各論6
心理的発達の障害など(西井)
8
小児に特有な疾患と治療
神経・筋疾患(舘野)
9
小児に特有な疾患と治療
アレルギー・呼吸器疾患(渡邊)
10
小児に特有な疾患と治療
消化器・腎疾患(本山)
11
小児に特有な疾患と治療
血液・腫瘍疾患(高橋)
12
小児に特有な疾患と治療
循環器疾患(中山)
13
小児に特有な疾患と治療
新生児の生理と主な疾患(川瀬)
14
小児に特有な疾患と治療
小児外科の対象となる主な疾患(酒井)
(精神疾患〉
医療に携わる全ての者が最低限身につけておくべき基本的知識を習得することを目標とする。精神疾患や精神
障がいにする基礎的な概念と知識および治療の場で必要とされる検査や治療に関する知識を習得する。
(小児疾患)
小児に特有な疾患とその治療についての基礎的な知識を習得する。
講義内容について教科書を用いて復習を行うこと。
筆記試験(100%)で評価します。
科目責任者連絡先
精神分野:なし
小児分野:奈良間美保 他「小児看護学(2)小児臨床看護各論」医学書院
・太田保之、上野武治 編集「看護学生のための精神医学」医歯薬出版
・松下正明、白石洋子 監修「エクセルナース(精神科編)」メヂカルレビュー社
・監訳:融道男 他「ICD-10 精神および行動の障害」医学書院
・編集:森川昭廣、内山聖、原寿郎「標準小児科学 第6版」医学書院
荒井一歩 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
参考書
- 91 -
特記事項
なし
担当教員(所属)
舘野昭彦(佐倉病院・教授)、本山治(佐倉病院・准教授)、川瀬泰浩(大森病院・准教授)、 高橋浩之(大
森病院・准教授)、中山智孝(大森病院・講師)、渡邊美砂(大森病院・講師)、酒井正人(大森病院・助
教)、西井ヘルベルト(鶴見西井病院)
- 92 -
講義科目名称: 感染と防御(新)
授業コード: 22050
英文科目名称: Infection and Prevention
開講期間
春学期
科目責任者
小林寅喆
配当年
2年次
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
ヒトに感染症を引き起こす微生物の特性と感染予防にかかわる基礎知識を学習します。具体的には、各微生物
の特性と人体とのかかわりを学び、感染と発症および生体の防御機能 (免疫)の仕組みを理解します。看護職は
感染に対する防御力が脆弱な宿主、また、防御のため知識を理解することを困難とする乳幼児や認知機能に問
題を抱えた方々を対象にします。それぞれの対象者の置かれた場の特徴を踏まえ、個々の対象者に適した感染
予防策 (滅菌法・消毒法、免疫予防、標準予防策、感染経路別予防策)、および感染症の診断と治療の概略につ
いて学びます。
1
ヒトと感染症
感染の成立と発症、顕性感染と不顕性感染、感染経路
(小林)
教科書12-16ページ
2
感染症と流行
食中毒、人畜(獣)共通感染症、性行為感染症の原因となる微生物とその特徴
新興・再興感染症、流行の分類
(小林)
教科書17-26
3
感染症の予防と対策
感染症の予防
病院感染と各種予防策(標準予防策と感染経路別予防策)
(金山)
教科書34-37ページ
4
滅菌と消毒・感染症と法律
滅菌と消毒の定義と実際、バイオハザードとバイオセーフティー
感染症法など
(金山)
教科書38-50ページ
5
生体防御と免疫①
免疫系の分類と免疫反応
(石川)
教科書27-33ページ
6
生体防御と免疫②
感染免疫、免疫予防、アレルギー
特殊病態下での免疫
(石川)
教科書27-33ページ
7
微生物と病原体
微生物とは、微生物の分類と構造
常在細菌叢と役割
(金坂)
教科書51-55ページ
8
微生物と感染症①
好気性菌の特徴と感染症①
(金山)
教科書56-68ページ
9
微生物と感染症②
好気性菌の特徴と感染症②
(金山)
教科書56-68ページ
10
微生物と感染症③
嫌気性菌、スピロヘータ、乳酸菌の特徴と感染症
(金山)
教科書69-73ページ
11
微生物と感染症④
抗酸菌、非定型菌(マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア)の特徴と感染症
(金山)
教科書73-77ページ
12
微生物と感染症⑤
真菌の特徴と感染症、抗真菌薬
原虫と感染症
プリオン
(金山)
教科書78-81、108-109、91-94ページ
13
微生物と感染症⑥
ウイルスの特徴と感染症
抗ウイルス薬
(小林)
教科書82-90、109ページ
- 93 -
教科書82-90、109ページ
感染症の診断 概論①
診断検査の概要
起炎菌と常在菌
検体採取と取扱い
検査と報告(緊急報告)
(金山)
教科書95-103ページ
15
感染症の診断 概論② / まとめ
検査と報告(抗菌薬・抗菌薬感受性)/ 講義のまとめを行う
(金山)
教科書103-108ページ
1.感染の成立と発症について説明できる。
2.感染症の原因微生物の特性と宿主の抵抗力との関連を説明できる。
3.微生物の感染経路の特徴と遮断法を説明できる。
4.流行とその分類を説明できる。
5.各種医療関連感染とその予防策について説明できる。
6.医療関連施設における対象物(者)・対象微生物に応じた滅菌法、消毒法を説明できる。
7.感染性廃棄物の適切な取り扱いについて説明できる。
8.感染防御や過敏症に関係する免疫の反応機構を挙げ、概要を説明できる。
9.感染症法における届出制度の対象となる感染症の概要を説明できる。
10.医療現場で緊急的な処置が必要とされる感染症について述べることができる。
講義毎に、教科書と配布資料を用い、復習を行ってください。
14
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
試験結果(100%)から評価します。
教科書
「はじめよう 看護の感染と防御」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2014年)
参考書
科目責任者連絡先
「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」藤本秀士 編著(南山堂 2010年)
「読めばわかる!耐性菌のお話し」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2012年)
その他の参考書は授業中に紹介します
小林寅喆 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
講義の順序および時間は変更となることがあります。変更内容は事前に連絡します。
担当教員(所属)
小林寅喆(看護学部・教授)、金山明子(看護学部・講師)、金坂伊須萌(看護学部・助教)、石川文雄(医
学部・講師)
- 94 -
講義科目名称: 感染と防御
授業コード: 22050
英文科目名称: Infection and Prevention
開講期間
春学期
科目責任者
小林寅喆
配当年
2年次
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
ヒトに感染症を引き起こす微生物の特性と感染制御にかかわる基礎知識を学習します。具体的には、各微生物
の特性と人体とのかかわりを学び、感染と発症および生体の防御機能 (免疫)の仕組みを理解します。微生物の
特性に基づいた感染予防策 (滅菌法・消毒法、免疫予防、標準予防策、感染経路別予防策)、感染症診断および
感染症治療について学びます。
1
ヒトと感染症
感染の成立と発症、顕性感染と不顕性感染
(小林)
教科書12-13ページ
2
感染経路と感染予防
感染経路、病院感染の概要、感染予防の概要および各論(標準予防策と感染経路別予防策)、消毒
と滅菌
(小林、金山)
教科書14-16、34-46ページ
3
感染症と病原微生物
食中毒、人畜(獣)共通感染症、性行為感染症の特徴と原因となる微生物、常在細菌叢の役割
(小林)
教科書17-22、54-55ページ
4
感染症と流行・感染症と法律
新興・再興感染症、流行の分類、バイオハザードとバイオセーフティー、感染症法他の法律
(金山)
教科書24-26、46、47-50ページ
5
微生物と病原体
微生物とは、微生物の分類と構造
(金坂)
教科書51-54ページ
6
感染症の診断
診断の概要、細菌学的診断(検体採取、グラム染色と鏡検、培養と同定)、免疫学的診断、遺伝子
学的診断
(金山)
教科書95-103ページ
7
生体防御と免疫①
免疫系の分類と免疫反応
(石川)
教科書27-33ページ
8
生体防御と免疫②
感染免疫、免疫予防、アレルギー
(石川)
教科書27-33ページ
9
生体防御と免疫③
特殊病態下での免疫
(石川)
教科書27-33ページ
10
感染と防御 実習①
各自常在菌の検索(口腔、鼻腔からの菌の分離)、グラム染色、感染症検体のグラム染色と診断検
査
(小林、金山、金坂)
11
感染と防御 実習②
手指衛生と消毒薬、消毒効果の検証
(小林、金山、金坂)
12
感染と防御 実習③
Point-of-care testingによる感染症診断と感受性試験による抗菌薬耐性菌の検出
(小林、金山、金坂)
13
感染症の治療
抗菌化学療法の理論と実際、抗菌薬の特性と感受性検査、抗菌薬耐性菌
(金山)
教科書103-112ページ
14
微生物と感染症
細菌(好気性菌、嫌気性菌、非定型細菌、抗酸菌)、真菌、原虫、疥癬の特徴と感染症
(金坂、金山)
教科書56-81、91-93、23-24ページ
15
微生物およびその他病原体と感染症 / まとめ
ウイルス、プリオンの特徴と感染症 / 講義のまとめを行う
(小林)
教科書82-94ページ
- 95 -
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.感染の成立と発症を説明できる。
2.微生物の感染経路と遮断法を説明できる。
3.感染症の原因微生物とその特性を述べることができる。
4.医療関連感染の代表的な原因微生物を説明できる。
5.対象物・対象微生物に応じた滅菌法、消毒法を説明できる。
6.感染症診断検査の成績から、感染症の原因病原体を推定できる。
7.免疫について、感染防御や過敏症に関係する反応機構を挙げ、概要を説明できる。
8.感染症法における届出制度の対象となる感染症の概要を説明できる。
9.感染症治療について、治療薬の特性と、生体および原因微生物の生物学的特徴を踏まえて説明できる。
講義毎に、教科書と配布資料を用い、復習を行ってください。
実習に際しては、事前に実習に関わる講義内容の復習を実施し、臨んでください。
試験結果 (75%)、実習への出欠席・レポートおよび態度 (25%)から総合的に評価します。
教科書
「はじめよう 看護の感染と防御」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2014年)
参考書
科目責任者連絡先
「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」藤本秀士 編著(南山堂 2010年)
「読めばわかる!耐性菌のお話し」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2012年)
その他の参考書は授業中に紹介します
小林寅喆 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
実習の都合により、講義の順序および時間は変更となることがあります。変更内容は事前に連絡します。
担当教員(所属)
小林寅喆(看護学部・教授)、金山明子(看護学部・講師)、金坂伊須萌(看護学部・助教)、石川文雄(医
学部・講師)
- 96 -
講義科目名称: 人体と薬物
授業コード: 22060
英文科目名称: Human Body and Drugs
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
杉山篤
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
薬物は『両刃の剣』と呼ばれるように、治療や診断に極めて有用である反面、副作用や中毒の危険性も有しま
す。よって、臨床看護活動において薬物に対する理解は極めて重要です。基礎薬理学と臨床薬理学を通じ、薬
物と人体の相互作用およびそれらの臨床応用について学びます。
1
薬理学総論 1
薬物治療の目指すもの、薬はどのように作用するのか(杉山)
2
薬理学総論 2
薬はどのように体内をめぐっていくのか、薬効に影響する因子(安東)
3
薬理学総論3
薬物の有害作用はなぜおこるのか、薬の管理と新薬の誕生(中瀬古)
4
末梢での神経活動に作用する薬物
交感神経作用薬、副交感神経作用薬、筋弛緩薬・局所麻酔薬(中村)
5
中枢神経に作用する薬物1
全身麻酔薬、睡眠薬・抗不安薬、抗精神病薬(和田)
6
中枢神経に作用する薬物2
抗うつ薬、パーキンソン症候群治療薬、抗てんかん薬、麻薬性鎮痛薬(安東)
7
心臓・血管系に作用する薬物1
抗高血圧症、狭心症治療薬、うっ血性心不全治療薬(和田)
8
心臓・血管系に作用する薬物2
抗不整脈薬、利尿薬、脂質異常症治療薬(中村)
9
呼吸器・消化器・生殖器系に作用する薬物
呼吸器系に作用する薬物、消化器系に作用する薬物、生殖器系に作用する薬物(中瀬古)
10
抗アレルギー薬・抗炎症薬
抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬、炎症と抗炎症薬、痛風・高尿酸血症治療薬(安東)
11
物質代謝に作用する薬物・皮膚科用薬・眼科用薬
ホルモンおよびホルモン拮抗薬、皮膚に使用する薬物、眼科外用薬(中村)
12
抗感染症薬
感染症治療に関する基礎事項、抗菌薬各論、特殊な感染症の治療薬(安東)
13
抗がん薬・免疫治療薬
抗がん薬各論、免疫制御薬、免疫増強薬、予防接種薬(中瀬古)
14
救急の際に使用される薬物・漢方薬
救急蘇生時に用いられるおもな薬物、漢方薬、輸液剤・輸血剤(和田)
1.人体に対する薬物の作用、作用点、作用機序の概念を説明できる。
2.薬物の吸収・分布・代謝・排泄および薬効に影響する因子について説明できる。
3.生体内活性物質の生理作用と病態との連関を薬物治療の観点から説明できる。
4.基本的な疾患・病態における薬物治療の根拠を説明できる。
講義の内容を確認するために、毎回、演習課題を実施し提出する。
科目責任者連絡先
MCQと記述問題による試験を行います。評価は、試験結果(80%)、レポート・出欠・遅刻状況(20%)を考慮し
て総合的に行います。
・「系統看護学講座 専門基礎 疾病のなりたちと回復の促進[3]薬理学 第12版」吉岡充弘・泉剛・井関健
(医学書院 2014年)
・「医科薬理学(改訂4 版)」遠藤政夫等 編著(南山堂)
・「NEW 薬理学(改訂6 版)」田中千賀子・加藤隆一 編(南江堂)
・「カッツング薬理学」(著)Trevor, AJ; Katzung, BG ;Masters, SB (訳)柳澤輝行、丸山敬(丸善)
・「集中講義 薬理学(改訂2 版)」渡邊康裕 編集(メジカルビュー)
杉山篤 [email protected]
オフィスアワー
講義担当教員にメールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
杉山篤(医学部・教授)、安東賢太郎(医学部・講師)、中瀬古寛子(医学部・助教)、中村裕二(医学部・
助教)、和田剛(医学部・助教)
教科書
参考書
- 97 -
講義科目名称: 性科学概論
授業コード: 22070
英文科目名称: Introduction to Sexology
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
福島富士子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
人間の性(human sexuality)を、生殖という身体的・生理学的側面のみでなく、心理学、精神医学、社会学、
文学など学際的にとらえて講義を行います。更に、人間の性行動を大脳生理学・神経生理学の領域からもとら
えて広く知見・知識を教授します。
1
人間の生と性
性を科学的にみる、セクシュアリティにおける性差(福島)
2
人の発達と性
女性のライフサイクルと性、思春期から更年期までの女性の性意識(福島)
3
人間の発達と性
男性のライフサイクルと性、思春期から更年期の男性の性(永尾)
4
マイノリティの性
障害者・患者の性、加齢と性、職業と性など(福島)
5
性差医療
性差と医学・社会(松永)
6
性差医療
性差と性治療の臨床(松永)
7
セクシュアリティ
男性のセクシュアリティ、ED治療の臨床(永尾)
1.人間の基盤として性をとらえ、男女の性心理について理解できる。
2.わが国の性文化、マイノリティの性の問題、性に関連する生理学的側面などについて理解できる。
講義終了後、講義内容に関するレポート課題を出します。
授業への参加(20%)、課題レポート(80%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
その都度、授業内で提示します。
科目責任者連絡先
福島富士子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
福島富士子(看護学部・教授)、松永佳子(看護学部・准教授)、永尾光一(大森病院・教授)
- 98 -
講義科目名称: ウィメンズヘルス
授業コード: 22080
英文科目名称: Women’s Health
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
山﨑圭子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
女性の生物学的、心理・社会的側面を統合した視点で女性の健康問題を捉え、女性の健康の保持・増進、疾病
を予防することの意義について教授します。また、女性のライフステージごとに起こりやすい健康問題を理解
し、女性が健康かつ積極的に社会と関われるようにするための課題について考察する機会とします。
1
女性のライフサイクルと健康の概念
ウイメンズヘルスとは、リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは、日本・世界の女性の健康、
女性のライフサイクル、女性の健康に関する保健施策(山崎)
2
女性の不定愁訴に伴う問題と健康支援
女性のライフサイクルと不定愁訴、月経の生理、PMI、月経の悩み、出血、更年期(片桐)
3
女性の食生活の諸問題と健康支援
摂食障害、痩せと肥満、妊孕性と食事、アルコールと女性の健康(山崎)
4
不妊に伴う諸問題と支援
不妊の原因、検査、治療(片桐)
5
不妊に伴う諸問題と健康支援
不妊女性の健康問題、不妊女性の心理的ケア(山崎)
6
性感染症の問題と健康支援
各種性感染症の現状と症状、治療、予防(小林)
7
疾患を持つ女性の健康、女性の健康と看護
生殖器にかかわる疾患とケア、女性に対する暴力とその対策、性差医療(山崎)
1.女性の健康問題に影響する生物学的、心理・社会的問題を理解できる。
2.女性のライフステージごとに起こりやすい健康問題を理解できる。
3.女性に特有な健康問題に対する予防および治療について理解できる。
4.女性の健康問題に対する現状の課題について考察できる。
講義終了後、講義内容に関するレポート課題を出します。レポートは、A4 1枚で作成し、提出期限までに学
事課指定ボックスに提出すること。
授業への参加(10%)、課題レポート(50%)、筆記試験(40%)から総合的に評価します。
参考書
・「母性看護学概論」森恵美他 編(医学書院)
・「女性看護学」吉沢豊予子,鈴木幸子 編(メヂカルフレンド社)
・「女性生涯看護学」吉沢豊予子 編(真興交易(株)医書出版部)
科目責任者連絡先
山﨑圭子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
山﨑圭子(看護学部・准教授)、小林寅喆(看護学部・教授)、片桐由起子(大森病院・教授)
- 99 -
講義科目名称: 臨床心理学
授業コード: 22090
英文科目名称: Clinical Psychology
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
東田亜矢
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
臨床心理学とは、心理療法によって個人が抱える問題を解決していこうとする学問であり、人間が生きる上
で、情緒的適応、社会的適応、知的な適応など様々な問題や障害の理解と把握、それらに対する援助・予防な
どのための実践的研究と応用実践を目的とします。授業では、人間の心理的機能と病理に関する知識を基盤
に、問題解決が必要な対象の特異的な心理の理解を目指し教授します。
1
臨床心理学の歴史
2
心理アセスメント概論
(質問紙法法、投影法、作業検査法)
3
心理検査
演習)東大式エゴグラム、風景構成法を実施予定
4
心理療法
3大心理療法(精神分析、行動療法、来談者中心理療法)
5
心理療法の実際
ヘンゼルとグレーテルの物語を精神分析的に理解する
演習)グループディスカッション
心の病と援助①
乳児期・児童期
6
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
心の病と援助②
思春期(青年期)
講義では、臨床心理学についての基本的な知識や技術の習得を主眼とする。また、パラメディカルスタッフと
しての心理臨床活動の実際を学ぶことも目的としている。心理臨床活動の様子が少しでもイメージできるよう
に、DVDなどの視覚教材を用いたり、学生自身が患者と治療者の役割をとるロールプレィングなどの体験学習を
取り入れることで、患者と治療者の気持ちの理解を深める。また、自己理解を深めるために東大式エゴグラム
や風景構成法などの心理検査の実習を予定している。
毎回講義の内容を復習するために授業開始後すぐに小テストを実施する(第2回から実施)。
授業態度(10%)、出欠席(30%)、定期試験(60%)により総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・「精神医学ハンドブック」小此木啓吾/深津千賀子(創元社)
・「精神医学ハンドブック」山下 格(日本評論社)
・「プロカウンセラーの聞く技術」東山紘久(創元社)
東田亜矢 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
・授業中に学生同士でグループになって話し合ったり、毎回の授業でリアクションペーパーに授業の感想や質
問をかいてもらったりするなど、積極的な授業参加を求めます。
・教科書がない為、参考資料を多く配布します。
東田亜矢(看護学部・非常勤講師)
担当教員(所属)
- 100 -
講義科目名称: 音楽療法
授業コード: 22100
英文科目名称: Music Therapy
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
井上勢津
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
医療職が行なう援助の一方法として、音楽を用いて苦痛の緩和、リラクゼーション、精神的安寧をはかる方法
を教授し、基本的な技術を指導します。
1
理論1
音楽療法の定義、歴史、実践領域など
2
音楽実習1
音楽療法セッションの体験
3
理論2
音楽療法における人間観、音楽観、健康観
4
事例研究1
医療現場における音楽療法(1)
5
理論3
医療的領域における音楽療法の実践
6
事例研究2
医療現場における音楽療法(2)
7
理論4
音楽療法におけるコミュニケーション、相互作用
8
音楽実習2
即興
9
理論4
なぜ音楽なのか?
10
事例研究3
リハビリテーションと音楽療法
11
事例研究4
高齢者への音楽療法
12
音楽実習3
リラクゼーション
13
理論5
コミュニティ・ミュージックセラピー
14
グループワーク
ロールプレイ
1.音楽療法の概要を理論・事例研究・音楽実習の3方向から理解する。
2.医療の領域での音楽療法の可能性を考える。
3.音楽実習やグループワークを通して、医療現場での音楽の利用につながる技術を習得する。
前回講義の復習をしておくこと。
レポート(60%)及び平常点(出席含)(40%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・「音楽療法を定義する」ケネス・E・ブルシア 著/生野里花 訳(東海大学出版)
・「音楽療法ケーススタディ(上)・(下)」ケネス・E・ブルシア 著、酒井智華 ほか訳(音楽之友社)
・「文化中心音楽療法」ブリュンユルフ・スティーゲ 著、阪上正巳 ほか訳
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
-
担当教員(所属)
井上勢津(看護学部・非常勤講師)
- 101 -
講義科目名称: 東洋医学
授業コード:
英文科目名称: Oriental medicine
配当年
3,4年次
開講期間
春学期
科目責任者
田中耕一郎
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
東洋医学の身体観の診察手技を通し、患者を多様な観点から理解を深めることを学びます。また、漢方薬、鍼
灸治療の適応を知り、西洋医学でカバーできない領域に、東洋医学が貢献出来る点を理解します。また、医療
者の精神的、身体的な健康を守るための東洋医学のセルフケアについても学び、考えていきます。
1
東洋医学の身体診察と問診
西洋医学との違い
2
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
医食同源
生薬に実際を学ぶ。自然界の植物や動物は薬であり、食物であることを学ぶ。栄養学と医学の関
係を学ぶ。
鍼灸治療
皮膚からの刺激により身体全体が変化することを学ぶ。
4
芳香治療
健康に用いる芳香治療について学ぶ。
5
東洋医学の臨床現場での実際
東洋医学が役立つ分野について、内科、外科、産婦人科などの例から学ぶ。
6
患者との距離の置き方
東洋医学における精神療法について学ぶ。
7
医療者の精神と身体を守るセルフケア
精神と身体の健康を維持し、精神を成熟させていくための知恵を学ぶ。
1.東洋医学における身体観察の基本を理解することができる。
2.東洋医学の治療法を理解し、対象となる疾患や症状を理解することができる。
3.東洋医学の基礎知識が、どのように看護へ応用できるのかについて探求できる。
既習の医学や看護学の知識や技術について復習し臨んでください。
レポート(10%)、筆記試験(90%)で評価します。
教科書
特に指定しません。
参考書
適宜紹介します。
科目責任者連絡先
田中耕一郎 PHS 77284
オフィスアワー
事前に連絡してください。
特記事項
常に疑問をもちながら臨んでください。
担当教員(所属)
田中耕一郎(大森病院・講師)
- 102 -
講義科目名称: 保健・医療・福祉行政論Ⅱ
授業コード: 23020
英文科目名称: Health and Welfare Administration Ⅱ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
三橋徳
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
保健医療福祉行財政の仕組みや具体的施策を学び国及び都道府県、市町村などの役割を理解するとともに保健
医療福祉サービスを評価し、調整する基本的知識と能力を養います。
地方公共団体等が実施する行政施策を計画策定、実行、評価する基本的技術を学び、各分野における保健師の
役割と地域活動の基礎的知識と能力を養います。
1
社会保障制度改革の動向について
地域保健行政、学校保健、産業保健行政等・演習Ⅰ(三橋)
2
地域保健の体系
保健所と地域保健センターの役割と業務(三橋)
3
地域保健行政と保健師活動Ⅰ
地域単位の保健婦活動と地域・職域連携及び学校保健との連携・演習Ⅱ(三橋)
4
地域保健行政と保健師活動Ⅱ
健康危機管理、情報公開・個人情報保護(三橋)
5
医療対策の実際
医療供給体制と医療保障制度について・演習Ⅲ(三橋)
6
地方公共団体の保健医療福祉計画
地方公共団体の保健医療福祉計画の実際(三橋)
7
行政施策の策定・推進・評価
政策決定と評価のプロセス・審議会等(三橋)
8
社会保障・社会福祉
社会保障、社会福祉制度について(奥山)
9
高齢者保健・福祉
年金保険、高齢者福祉、老人保健福祉計画等(奥山)
10
高齢者保健・福祉
介護保険制度・介護保険事業計画について(奥山)
11
高齢者保健・福祉
地域福祉権利擁護、成年後見制度等(奥山)
12
障害者福祉
児童福祉・障害者福祉、障害者計画について(内藤)
13
公的扶助など
生活保護、雇用保険、労災保険について(内藤)
14
保健医療福祉行政論Ⅱのまとめ
演習(国試問題を中心に)によりまとめを行う(三橋)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.国及び都道府県、市町村などの具体的な行政施策とそれぞれの役割の理解をさらに深めることができる。
2.地方公共団体の保健医療福祉計画の策定や実施、評価など具体的事例を学ぶことにより基本的技術を身につ
ける。また、各分野における看護職(保健師を主に)の役割と地域活動の基本的知識と能力について理解する
ことができる。
国試・演習問題を実施し予習復習する。国の社会保障・税の一体改革に関する書籍・新聞・テレビ報道を見
る。
国家試験問題に準拠した筆記試験(40%)、レポート等(60%)から総合的に評価します。※欠席は減点有
教科書
・「保健医療福祉行政論」藤内修二 他(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「国民衛生の動向」厚生統計協会
・「衛生行政大要」柳沢健一郎(日本公衆衛生協会)
・「厚生労働白書」厚生労働省
・「国民の福祉の動向」厚生統計協会
・「保険と年金の動向」厚生統計協会
三橋徳 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
三橋徳(看護学部・非常勤講師)、奥山正司(東京経済大学)、内藤佳津雄(日本大学・教授)
- 103 -
講義科目名称: 法律と医療
授業コード: 23030
英文科目名称: Medicine and Law
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
岡田隆志
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
法律の基礎的知識を得、法律の考え方、仕組みについて概説します。また、すべての基になっている憲法を知
り、憲法の生存権に基づく保健・看護・医療・福祉に関連する法律の知識を教授します。
1
総論、医療従事者と法(1)
①「法律」というものはどのようなものかのイメージをまず持ってもらう。
②医療従事者を取り囲む法にはどのようなものがあるか、医療従事者の資格、権利、義務、法的
責任などについて
2
医療従事者と法(2)
②医療従事者を取り囲む法にはどのようなものがあるか、医療従事者の資格、権利、義務、法的
責任などについて
3
医療関係施設と法
医療法など医療関係施設の法的規制について
4
患者の権利と法
インフォームド・コンセントや医療における個人情報保護などについて概観する。
5
医療過誤と医療訴訟(1)
医療訴訟を理解する前提として、裁判とは何か、法とは何か、ということを説明する。
6
医療過誤と医療訴訟(2)
医療訴訟における法的問題とそれについての考え方について
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
まとめ
これまでの講義内容をふまえ、これから看護師となって社会に出て行くうえで必要な法的知識を
再確認する。
医療に従事する者も法律とは無縁でいることはできません。なぜなら、医療制度や医療従事者の資格自体法律
に定められているものですし、これらの意味を知らなければ、みずからの社会的役割を正確に理解し、それを
果たしていくこともできないからです。
法制度や法律家の思考方法は、長い歴史の中で培われてきたものであり、これらを知ることは法律家でない者
にとっても有益と考えます。また、これらを知ることは、医療従事者としての法的な責任の理解や医療紛争対
策にもつながるものと考えます。
この講義は、以上のような観点から、医療に関する行政法規、医療従事者の法的義務と責任について、医療紛
争を医療側で弁護する講師の立場から説明していきます。
医療をとりまく法律についての知識とともに、論理的思考とその表現方法の習得を目標とします。
配布資料を授業終了後毎回復習すること。
出欠席(10%)、試験結果(90%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岡田隆志(リョマホ法律事務所)
- 104 -
講義科目名称: 医療人間論
授業コード: 23060
英文科目名称: Medical Ethics
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
平田松吾
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
古今、内外の人類に尽くした人々から学ぶとともに、それらの人々に大きな影響を与えた文学、美術、宗教、
思想などあらゆる文化に触れて未来の医療を考えられるよう、人間の基本を養います。また、医療人として、
柔軟な思考によって新しい変化に対して行動できるための鍛錬の機会とします。
1
「人間」と教養
医療人を目指す第一歩は、「医療人」である前に「人間」としてのものの見方を学ぶことです。
人間としてのものの見方を培うものが「教養」です。教養とは何かを学びながら、自分と向き合
う姿勢、自分を離れて客観視する訓練、他者と向き合い、共感する感性を養うための知識、思考
力、想像力を磨きます。
2
医療の現場から見た「人間」
医療現場ではどんな「人間」であることが求められるのでしょう。現場にもとづいた講義によっ
てそれを学びます。
3
書きことばの世界に飛びこむ 近代医学・看護学と古代ギリシアの遺産
レポートとは何か、具体的にレポートをどのように書くのかについて学びます。
4
5
6
文化の原点を知る――古代ギリシアの人間教育とその後
人間としての教養という考えは、古代ギリシアで確立され、現在にいたるまで形を変えながら継
承されています。古代ギリシアの社会・文化の大きな意味を学び、その後の西洋の「教養の歴史」
を学びます。
医療と看護の原点を知るー古代ギリシアの医療とその影響ー
世ヒポクラテス医師団、アスクレピオン、古代ギリシアの産婆術の特質を学びます。また、ナイチ
ンゲールの環境思想、婦人科学と精神医学の確立の歴史背景を学びます。
歴史を知り、考える
異文化を鏡にしながら、日本の歴史の一コマをとりあげて考えます。
7
評価方法
まとめ
講義のまとめを行う。
国立ハンセン病資料館見学のオリエンテーション。
1.医療人としての資質を具えているか、適性があるかどうかを自分自身に問い直すことができる。
2.感性を養い、広い視野で物事をとらえられるように努力することができる。
3.感じたことや考えたことを、他者に伝わるように記述できる。
4.医療人を目指す者として、「人としてのあり方」について探求できる。
1.各講義ごとの課題レポートに取り組む。
2.紹介した書籍の中から3冊を選択して読書感想文をまとめる。
3.施設見学前に事前学習を行い、見学での学びをレポートする。
(レポート類の提出は学事課ボックスに期日厳守で提出する)
レポート(80%)ならびに受講態度(20%)から総合的に評価します。
教科書
プリントの形で配布します。
参考書
講義の中で紹介します。
科目責任者連絡先
平田松吾 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
<施設見学>
目的:医療人を目指すものとして、ハンセン病の疾患特性とハンセン病患者がおかれてきた状況、国の対応な
どの歴史的背景について学び、医療人として、また、人としてのあり方を考えます。
場所:国立療養所多磨全生園内 国立ハンセン病資料館
東京都東村山市青葉町 4-1-13 TEL 042-396-2981
時期:施設見学のオリエンテーション終了以降、随時各自で見学を行います。
レポートテーマ:国立ハンセン病資料館の見学を終えての学び
平田松吾(看護学部・教授)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
担当教員(所属)
- 105 -
講義科目名称: 疫学と保健統計
授業コード: 23080
英文科目名称: Epidemiology and Statistics
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
坂本なほ子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
人間集団の多様な健康事象について、時(time)、場所(place)、人(person)の3つの主要概念を用いて包
括的にとらえ、因果関係の解明を目指すため手法を学び、とくに健康事象のリスクを定量的に推定する方法を
学びます。健康事象を量的に把握するための保健統計学の方法や、日本や世界における人口統計データの活用
方法について理解します。
1
疫学とは何か
疫学の定義、疫学の考え方
2
疫学の歴史
古代から現代までの疫学の流れ
3
疫学調査 1
疫学調査の分類、対象集団による調査分類、時系列による調査分類、生態学的調査
4
疫学調査 2
症例対照調査、コホート調査、既往コホート調査、コホート内症例対照調査、前向きコホート調
査
疫学調査 3
無作為割付臨床試験とインテント・トリート解析
5
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
6
保健統計学の基礎1
統計調査法、無作為抽出法、代表値と散布度
7
保健統計学の基礎2
相関と回帰、クロス集計と関連の指標
8
保健統計学の基礎3
検定と推定、点推定と区間推定、t検定、カイ2乗検定、F検定
9
人口統計学1
人口静態統計
10
人口統計学2
人口動態統計
11
リスクの指標
割合、比、率、リスク比、レイト比、寄与危険、オッズ比
12
バイアスと交絡
バイアスとは何か、偏り(バイアス)の分類、交絡とは何か、交絡とその制御
13
疫学的因果推論 1
カウンター・ファクチュアル・モデルと研究デザイン
14
疫学的因果推論2
相関と因果、Hill の 9 条件
疫学と保健統計は、地域保健・看護活動において地域診断のための基礎概念であり、さらに地域における保健
医療情報を有効に活用するための基礎技術である。
疫学は、統計学の方法論を基にして、公衆衛生学分野で実際のデータを用いて疾病に関する因果推論を行うた
めの方法論を与えるものである。現在では、EBM(科学的証拠に基づく医療)や EBN(科学的証拠に基づく看
護)の基礎的方法論でもある。
保健統計は、集団の健康に関する各種情報をまとめたものであり、疫学的方法論を適用することで地域診断の
基本的資源となるものである。
疫学と保健統計では、疫学の概念を理解し、その基礎的な方法論である統計学を応用して、保健統計情報を活
用することで地域診断を実際に行い地域保健、地域看護に役立てることができるような知識、技術、態度の習
得を目指すものである。
教科書の該当箇所を事前に学習しておくこと。授業後は、授業内容を復習し、理解を深めるようにすること。
出欠席(10%)、提出レポート(20%)、試験結果(70%)から総合的に評価します。
教科書
・「最新保健学講座 7 疫学・保健統計」丸井英二 編(メヂカルフレンド社)
参考書
必要な参考書については、講義中に指示します。
科目責任者連絡先
坂本なほ子
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
坂本なほ子(看護学部・准教授)
- 106 -
講義科目名称: 法学(日本国憲法)
授業コード: 23110
英文科目名称: Law (The Constitution of Japan)
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
西田幸典
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
日本国憲法が示す理念や原理を理解し、第一に、教員としての素養を培うことを、第二に、社会人としての一
般教養を培うことを目的とします。
本科目は、養護教諭2種免許状を取得するための必須科目としての位置づけでもあります。
1
憲法とは
歴史的背景、大日本帝国憲法から日本国憲法へ
2
三権分立①
立法権、国会
3
三権分立②
行政権、内閣
4
三権分立③
司法権、最高裁判所
5・6
基本的人権
人権尊重の原理、自由権、社会権
7
国民主権
主権、選挙、象徴天皇制、地方自治、憲法改正
8
平和主義
日本国憲法9条、戦争放棄、自衛権、国際協調
到達目標
日本国憲法の基本原理を理解することができる。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
講義で学んだことを、次の講義までにノートにまとめる。その際、参考書を用いてさらに理解を深めること。
教科書
・「ポケット六法 平成28年度版」(有斐閣 2015年)
参考書
科目責任者連絡先
・「いちばんやさしい憲法入門 第4版補訂版」初宿正典 他(有斐閣 2014年)
・「憲法1 人権 第5版」渋谷秀樹、赤坂正浩(有斐閣 2013年)
・「憲法2 統治 第5版」渋谷秀樹、赤坂正浩(有斐閣 2013年)
・「憲法判例 第7版」戸松秀典、初宿正典 編(有斐閣 2014年)
・「憲法判例百選Ⅰ 第6版」長谷部恭男 他編(有斐閣 2013年)
・「憲法判例百選Ⅱ 第6版」長谷部恭男 他編(有斐閣 2013年)
・「判例六法Professional 平成28年版」山下友信、他 編集代表(有斐閣 2015年)
-
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
各講義の前に、事前学習を指示する場合があります。学習意欲が高い学生の履修を希望します。
担当教員(所属)
西田幸典(昭和大学)
終講試験(100%)で評価します。
- 107 -
講義科目名称: 保健・医療・福祉と行政
授業コード:
英文科目名称: 配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
鈴木美奈子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
人々が自ら健康の保持・促進、疾病予防を行えるよう、地域社会や家庭、学校、職場、保健医療施設といった
様々な生活の場で、生活者の考える健康生活を創造するための取り組みであるヘルスプロモーションについて
概説します。また、基本的な行政の成り立ちや仕組みについて講義するとともに、あらゆる人々が健康と幸福
を享受することのできる社会をめざした保健医療福祉行政の理念や基礎的理論、事例を踏まえて講義を行いま
す。
1
健康とは何か
生活者の健康概念(健康観)と健康の定義
2
健康行動
健康行動のメカニズムと健康の社会化
3
WHOの健康戦略
ヘルスプロモーション(オタワ憲章・バンコク憲章)
4
日本の健康戦略
保健福祉行政(公衆衛生施策の基盤と発展)
5
ヘルスプロモーションの実践Ⅰ
健康なまちづくり・家族づくり
6
ヘルスプロモーションの実践Ⅱ
健康な学校づくり・職場づくり
7
ヘルスプロモーションの実践Ⅲ
健康な保健医療施設づくり
ヘルスプロモーションの概念を理解し、健康の保持・促進、疾病予防に関する組織的な活動と人間の健康につ
いて学ぶことができる。
わが国の行政体系を学び、その役割と保健医療福祉活動の概要について学ぶことができる。
講義前には教科書をあらかじめ読んだり、健康づくり活動や社会保障、社会福祉に関する記事やテレビ報道等
を観るよう心掛ける。
また、講義ノートを復習し、記載の設問について考えておくこと。
レポート形式による試験(80%)、態度・行動(10%)、出欠席(10%)から総合的に評価します。
科目責任者連絡先
・「健康社会学講義ノート」島内憲夫・鈴木美奈子(垣内出版)2016年:発刊予定
・「ヘルスプロモーション~WHO:オタワ憲章~」島内憲夫・鈴木美奈子(垣内出版)2013年
・「ヘルスプロモーション~WHO:バンコク憲章~」島内憲夫・鈴木美奈子(垣内出版)2012年
・「ヘルシー・シティーズ-新しい公衆衛生をめざして-島内憲夫編訳(垣内出版)1995年
・「健康と社会・生活」平野かよこ編著(メディカ出版)2013年
・「保健医療福祉行政論」藤内修二 他(医学書院)
鈴木 美奈子 [email protected]
オフィスアワー
基本的には講義終了後に受け付けます。メールで事前にご連絡ください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
鈴木 美奈子 (順天堂大学)
参考書
- 108 -
講義科目名称: 公衆衛生学
授業コード:
英文科目名称: Public Health
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
健康の問題を正しく理解するために、「個」のレベルだけでなく、「集団」のレベルで、私たちを取り巻く
社会や自然環境について学ぶ必要があります。集団レベルでの健康事象の把握方法の基礎を知り、環境要因や
生活習慣が健康にもたらす影響と対策を知ることをめざします。また人々の疾病を予防し、健康を保持増進す
るための支援方法や方策を見出す力を養います。
1
健康と公衆衛生
公衆衛生の考え方、歴史
2
公衆衛生活動(1)
人口統計、健康指標
3
公衆衛生活動(2)
プライマリーヘルスケア、ヘルスプロモーション
4
環境保健
環境と健康への影響
5
環境汚染と健康
環境汚染による健康への影響
6
疫学と公衆衛生
7
疾病予防と健康管理(1)
8
疾病予防と健康管理(2)
生活習慣病等
9
疾病予防と健康管理(3)
感染症等
10
食生活と健康
11
地域保健と公衆衛生活動(1)
母子保健
12
地域保健と公衆衛生活動(2)
成人・高齢者保健
13
地域保健と公衆衛生活動(1)
学校保健
14
地域保健と公衆衛生活動(1)
産業保健
15
地域保健と衛生行政
1.集団レベルでの健康事象の把握方法を学ぶ。
2.環境や生活習慣と健康の関係性を学ぶ。
3.健康問題に対する対応について学ぶ。
4.疾病予防や健康増進のための支援方法や方策について学ぶ。
教科書の該当箇所を事前に学習しておくこと。授業後は、授業内容を復習し、理解を深めること。
出欠席(10%)、レポートの提出状況(20%)、試験結果(70%)から総合的に評価します。
参考書
「シンプル衛生・公衆衛生学」鈴木庄亮/久道茂 監修 (南江堂)
国民衛生の動向
講義時間中に紹介する。
科目責任者連絡先
岸恵美子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)
- 109 -
講義科目名称: 情報と統計学
授業コード:
英文科目名称: 配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
坂本なほ子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
看護学においても科学的な根拠(エビデンス)に基づく実践が重視されてきており、必要な情報を峻別し活用
することは極めて重要です。本科目では、コンピュータを用いたインターネットによる情報収集の方法、統計
学の基本を概説します。また、データ解析の結果を作表、作図し、他者に説明するためのプレゼンテーション
技術の習得をめざします。
1
オリエンテーション
個人情報の管理、コンピュータを安全に使うためのリスク管理について
2
情報リテラシー
情報モラルや情報セキュリティについて
3
コンピュータの基本操作とインターネット
コンピュータの基本的な操作、及びインターネットによる情報収集について
4
ワードプロソフトの活用①
WORD による文書作成の基本
5
ワードプロソフトの活用②
6
文書中への作表、文書の編集、画像の挿入
表計算ソフトの活用①
EXCEL によるデータ入力の基本
7
表計算ソフトの活用②
表の作成と数式の入力
8
表計算ソフトの活用③
関数の利用
9
表計算ソフトの活用④
グラフの作成
10
表計算ソフトの活用⑤
データベースの利用
11
プレゼンテーションソフトの活用①
PowerPointによる基本的なプレゼンテーションの作成
12
プレゼンテーションソフトの活用②
表、グラフ、図形の作成と画像の挿入
13
プレゼンテーションソフトの活用③
特殊効果の設定
14
文献検索
検索エンジンを利用した文献検索
この科目では講義と演習を繰り返すことで、必要な知識と技能を習得できるように構成されている。
講義では、コンピュータを用いたインターネットによる情報収集の方法を学ぶとともに、調査研究では必須と
される統計学の基本について学習する。学習した方法については、データの入力と保存のために、EXCEL の使
用方法を学びかつ活用し、その解析技法の理解と習得を目指す。
さらに、データ解析の結果を他者へ伝えるための技術として必要な作表、作図の技術、文書作成およびプレゼ
ン
テーション技法を熟知する必要がある。この目的のために、WORD とパワーポイントの有効な使い方を習得す
る。
授業後は、授業内容を復習し、理解を深めるようにすること。
出欠席(10%)、レポートの提出状況(20%)、最終試験の成績(70%)から総合的に評価します。
教科書
-
参考書
必要な参考書については、講義中に指示します。
科目責任者連絡先
坂本なほ子
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
坂本なほ子(看護学部・准教授)
- 110 -
講義科目名称: 研究方法論
授業コード: 24010
英文科目名称: Research Methods
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
坂本なほ子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
看護学における研究方法について基本的な知識を教授し、卒業研究に必要とされる基礎的な能力,態度,およ
び倫理観を養います。
1
科学的研究エビデンス
科学とは何か、科学的研究の考え方
2
研究方法の分類
量的研究と質的研究
3
研究デザイン
研究のデザインによる方法の違い
4
研究のプロセス
実際の研究のプロセスと倫理的配慮
5
論文作成のプロセス
データ収集方法、作表・作図、結果、考察、結論のまとめ方
6
文献検索1
研究に必要な文献の検索方法
7
文献検索2
研究に必要な文献の検索方法
1.研究とレポートとの違い、あるいは看護過程(問題解決思考)との違いを述べることができる
2.研究と理論のつながりを述べることができる
3.研究テーマや研究の目的に沿ったデザインを選択することができる
4.倫理的配慮について説明できる
5.質的研究と量的研究の特徴や選択基準について説明できる
6.必要な文献を検索し書誌事項を記述することができる
教科書の該当箇所を事前に学習しておくこと。授業後は、授業内容を復習し、理解を深めるようにすること。
出欠席(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
講義時間中に必要な参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
坂本なほ子 @med.toho-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
坂本なほ子(看護学部・准教授)
- 111 -
講義科目名称: 卒業研究
授業コード: 24020
英文科目名称: Senior Research Project
配当年
4年次
開講期間
通年
科目責任者
看護学部全教員
単位数
4単位
科目必選区分
必修
120時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
指導教員のもとで研究を行い、論文を作成します。一連の過程を通し、広い視野を持って問題を捉え、科学的
な態度で問題解決に向かう姿勢を養います。
1
教育内容
指導教員の指導のもとに主体的な研究活動を行う。
これまでの学習を基盤に学生ひとり一人が研究テーマを持ち、研究論文としてまとめる。
2
指導体制
各領域に配属され、当該分野において教授、准教授、講師および助教が指導教員(研究指導の
責任者)となり、教員全員が指導にあたる。
看護および関連領域に関する研究のプロセスについて学ぶことを通して、研究テーマの設定、研究計画の立
案、文献の読み方、研究のすすめ方、論文作成法、発表の仕方の基本を習得します。
―
教科書
卒業研究論文(90%)と卒業研究発表(10%)で評価する。
1)卒業研究論文
卒業研究論文を提出する。
形式および期限:詳細は別途指示する
期限までに提出がない場合には単位を認定しない。
2)卒業研究発表
ポスターセッションによる発表(詳細は別途指示する)
なし
参考書
なし
科目責任者連絡先
-
オフィスアワー
各指導教員に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
看護学部全教員
- 112 -
講義科目名称: 看護学概論
授業コード: 31010
英文科目名称: Introduction to Nursing
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
野崎真奈美
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
看護の概念、看護の目的、看護の対象、看護の役割・機能、看護職について学び、看護学の特徴を理解すると
ともに、自己の看護観を芽生えさせる機会とします。主体的な学習活動を通して、看護専門領域へと発展させ
るための思考の基盤を形成します。
1
オリエンテーション 看護の概念①
看護とは、看護職とは、看護学とは 看護の主要概念(野崎・山上)
2
看護の概念②
看護の歴史、看護学の発展過程(野崎・山上)
3
看護の対象①
看護の対象となる個人・家族・地域の理解(野崎・山上)
4
看護の対象②
看護の対象の社会心理的理解(野崎・山上)
5
看護の機能と役割①
看護実践の基盤(野崎・山上)
6
看護の機能と役割②
看護実践の展開(野崎・山上)
7
看護の今後の展望
保健医療福祉における看護、看護・看護学の展望(野崎・山上)
1.看護とは何かを考える。
2.看護の主要概念を理解する。
3.看護職とは何か、看護職を取り巻く現状を理解する。
4.看護実践の基盤にあるものを理解する。
5.看護学の発展過程と現状を理解する。
6.文献検索、発表、意見交換を通して、主体的な学習姿勢を身につける。
・クラス全員に対する一斉講義ですが、個別に発言を求めます。活発な意見交換を期待します。
・テーマに応じて、調べ学習の課題を出します。引用のルールに則って作成してください。
・毎回の講義終了後、学習内容に関するコメントを記載する課題を出します。
・授業中提示するスライドの写真撮影は禁じます。
・LINEなどのSNSを通じて、授業で扱った教材を流布することを禁じます。
筆記試験(70%)、課題の提出状況と内容(20%)、参加態度(10%)から総合的に評価します。
参考書
・「看護学原論」高橋照子(南江堂)2009年
・「看護職者の基本的責務」日本看護協会(日本看護協会出版会)2006年
・「系統看護学講座、基礎看護学[Ⅰ]看護学概論」茂野香おる(医学書院)
科目責任者連絡先
野崎真奈美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
特になし
担当教員(所属)
野崎真奈美(看護学部・教授)、山上妙子(看護学部・助教)
- 113 -
講義科目名称: 基礎看護学Ⅰ
授業コード: 31020
英文科目名称: Fundamental Nursing I
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
野崎真奈美
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
この授業では、主に近代看護の創始者であるナイチンゲールと対象のニーズの充足に注目したヘンダーソンの
著作を通して、看護の主要概念について理解を深めます。また、看護技術と理論の関連についても学び、理論
の意義について理解を深めます。
1
看護理論とは
看護理論とは何か、理論と実践の関係、看護の概念モデル、ケア理論(野崎)
2
ナイチンゲールの理論1
ナイチンゲールの紹介、「看護覚え書き」精読 はじめに・序章(野崎)
3
ナイチンゲールの理論2
「看護覚え書き」精読 18世紀の感染、ベッドと寝具(野崎)
4
ナイチンゲールの理論3
「看護覚え書き」精読 観察(野崎)
5
理論と実践との関連1
ナイチンゲールの理論と環境調整、環境測定(病棟演習)(菊地)
6
理論と実践との関連2
ナイチンゲールの理論と感染予防、手指衛生(学内演習)(安岡)
7
看護における諸理論1
哲学的看護論、人間関係的看護論(野崎)
8
理論と実践の関連3
看護技術論:看護援助と看護技術、看護援助と問題解決思考(野崎)
9
理論と実践の関連4
コミュニケーションと看護(野崎)
10
ヘンダーソン理論1
ヘンダーソンの紹介、理論の特徴(小山田)
11
ヘンダーソン理論2
基本的欲求と基本的看護1(小山田)
12
ヘンダーソン理論3
基本的欲求と基本的看護2(小山田)
13
ヘンダーソン理論4
基本的欲求と基本的看護3(小山田)
14
看護における諸理論2
適応理論(野崎)
15
まとめ
看護理論と実践の関係を考える(野崎)
1 「看護覚え書き」の精読を通して、近代看護の源泉であるナイチンゲールの思想を理解する。
2 「看護の基本となるもの」の精読と演習を通して、ヘンダーソンのいう人間の基本的な欲求とは何か、看護
独自の機能とは何かについて考え説明できる。
3 理論と実践がどのように連関するのかを学び、理論の意義に対する理解を深める。
4 看護の諸理論を概観し、自分の言葉で「看護」を説明できる
この授業では、指定された教科書を事前に精読することが求められます。また、毎回の授業に対するコメント
を求めます。
筆記試験(60%)、提出物の内容(30%)、授業への参加態度(10%)を総合的に評価します。
参考書
・『看護覚え書き 改訳第7版』フローレンス・ナイチンゲール、湯槇ます・薄井担子・小玉香津子他訳、現
代社、2011年
・「看護の基本となるもの」ヴァージニア・ヘンダーソン(訳:湯槇ます・小玉香津子)(日本看護協会)
看護理論 看護理論20の理解と実践への応用 改訂第2版、筒井真優美編、南江堂、2015
科目責任者連絡先
野崎真奈美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
・都合により、日程変更することがあります。
・クラス全員に対する一斉講義ですが、個別に発言を求めます。活発な意見交換を期待します。
・テーマに応じて、調べ学習の課題を出します。引用のルールに則って作成してください。
・毎回の講義終了後、学習内容に関するコメントを記載する課題を出します。
・授業中提示するスライドの写真撮影は禁じます。
・LINEなどのSNSを通じて、授業で扱った教材を流布することを禁じます。
- 114 -
担当教員(所属)
野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子(看護学部・准教授)、安岡砂織(看護学部・講師)、菊地由美
(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)
- 115 -
講義科目名称: 基礎看護学Ⅱ
授業コード: 31030
英文科目名称: Fundamental Nursing Ⅱ
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
菊地由美
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
看護実践に共通して必要となる技術を学びます。具体的には療養環境、ボディメカニクス、バイタルサイン
の観察、フィジカルイグザミネーションなどの看護活動の基盤となる知識と技術について、演習を通して習得
します。
また学外演習を含み、臨床への接近を図ります。
1.2
オリエンテーション、看護行為に共通する技術
科目の概要と進め方について (菊地)
講義 「ボディメカニクス、情報収集、観察、記録、報告」 (菊地)
3.4
療養環境の調整 1
講義「環境調整の意義と援助」 (菊地)
演習① ベット周辺環境の観察、ベッド作成体験 (菊地、安岡、新田、白田、山上)
5.6
療養環境の調整 2
演習② 技術の習得、ピア評価 (菊地、安岡、新田、白田、山上)
7.8
9.10
11.12
13.14
15.16
17.18
19.20
21.22、23
24.25
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
療養環境の調整 3、統合1
テクニカルチェックⅠ (菊地、安岡、新田、白田、山上、野崎、小山田)
中間統合Ⅰ「療養環境の調整」 (菊地)
ヘルスアセスメント 1
講義 「ヘルスアセスメントの概要」 (菊地)
ヘルスアセスメント 2
演習① フィジカルイグザミネーション①
「バイタルサイン測定技術」(菊地、他)
ヘルスアセスメント 3
演習② フィジカルイグザミネーション②
「バイタルサインの観察、血圧検証実験、血圧技術チェック」(菊地、安岡、新田、白田、山
上、他)
ヘルスアセスメント 4
演習③ フィジカルイグザミネーション③
「フィジカルイグザミネーション基本技術と演習」(菊地、他)
ヘルスアセスメント 5
演習④ フィジカルアセスメント(模擬患者)/ 学外演習 「記録」(菊地、安岡、新田、白田、山
上、他)
ヘルスアセスメント 6
演習④ フィジカルアセスメント(模擬患者)/ 学外演習 「記録」(菊地、安岡、新田、白田、山
上、他)
ヘルスアセスメント 7
テクニカルチェックⅡ (菊地、安岡、新田、白田、山上、野崎、小山田)
ヘルスアセスメント 8
演習⑤ フィジカルイグザミネーション④
「フィジカルイグザミネーション体験学習」(菊地、安岡、新田、白田、山上)
26.27
ヘルスアセスメント 9、安全確保の技術 1
中間統合Ⅱ「ヘルスアセスメント、学外演習」 (菊地)
講義 「安楽な体位と体位変換」 (菊地)
28.29
安全確保の技術 2 、統合 2
演習① 安楽な体位と体位変換 (菊地、安岡、新田、白田、山上)
演習② 応用・複合技術:臥床患者のシーツ交換 (菊地、安岡、新田、白田、山上)
30
統合 3
統合Ⅲ「看護行為に共通する技術、療養環境の調整、ヘルスアセスメント、安楽確保の技術 他」
(菊地)
1. 療養環境の調整の意義を理解し、基本的な援助を学ぶことができる。
2. 対象を援助する際の安全で効率的な動作の基礎を学ぶことができる。
3. ヘルスアセスメントの意義を理解し、基本的な知識と技術を学ぶことができる。
1)観察、記録、報告の意義が理解できる。
2)バイタルサインの測定ができる。
3)フィジカルアセスメントの意義と基本的手技が理解できる。
4. 安楽の意義を理解し、基本的援助を学ぶことができる。
5. 自己学習やグループ活動などを通して、主体性や計画性ある行動、協調性や責任感ある態度をとることがで
きる。
<学生に求められる姿勢>
・講義や演習に必要な自己学習やグループ活動などを通して、主体性や計画性ある行動、協調性や責任感ある
態度を養うことが求められる。また、講義室および実習室内では、時間の管理や周囲(人・環境)に配慮した
行動が望まれる。(態度)
・講義や演習の参加にあたって予習・復習は必須である。技術演習内で経験できることは限られているため、
技術を習得するための自己練習は必須である。(技術)
・今までの様々な既習学習を活用し、課題・疑問については、自ら調べて考えるといった問題解決思考を養う
ことが求められる。(知識)
- 116 <課題について>
・事前・事後課題は、その都度示すので、提出場所・期限を厳守すること。
・講義・演習時間内に課す課題(個人またはグループ)は、授業時間内提出を原則とする。
評価方法
教科書
参考書
科目責任者連絡先
オフィスアワー
特記事項
担当教員(所属)
・今までの様々な既習学習を活用し、課題・疑問については、自ら調べて考えるといった問題解決思考を養う
ことが求められる。(知識)
<課題について>
・事前・事後課題は、その都度示すので、提出場所・期限を厳守すること。
・講義・演習時間内に課す課題(個人またはグループ)は、授業時間内提出を原則とする。
*ポータルにて、課題内容・期日変更等を示す場合もあるので、ポータルは毎日確認すること。
*授業資料は、出席者のみに配布する。
欠席者は、速やかに授業資料(課題を含む)を受け取りに行くこと(担当教員まで)
【態度】講義・演習への参加態度(演習準備・片づけ等含む)、課題の提出状況(10%)
*遅刻は、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱います。また、30分以上の遅刻は欠席扱いになります。
【技術】テクニカルチェック(Ⅰ:15%、Ⅱ:15%)(30%)
【知識】定期試験(60%)
から総合的に評価します。
・「系統的看護学講座 専門Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ 基礎看護学②」茂野香おる(医学書院 2015年 第16版)
・「系統的看護学講座 専門Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③」任 和子 (医学書院 2015年 第16版)
・看護技術がみえる vol.1 基礎看護技術 野崎真奈美、菊地由美他監修(メディックメディア 2014年 第1版)
・はじめてのフィジカルアセスメント 横山美樹著(メヂカルフレンド社 2010年 第1版)
他、講義時間中に参考図書、視聴覚教材を紹介します。
菊地由美 [email protected] (内線:418)
・メールでアポイントをとってください。
・テクニカルチェックに向けての技術練習に関しては、主にFTや放課後の時間を利用して実習室使用可能日程
をお知らせします。教員は、適宜ラウンドをしますが、個別指導を希望する場合は、事前にアポイントをとっ
てください。
演習時の服装は、基本的にユニフォーム着用になります。当大学の既定通りに身だしなみを整えて臨んでくだ
さい。
菊地由美(看護学部・講師)、安岡砂織(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看
護学部・助教)、山上妙子(看護学部・助教)、野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子(看護学部・准
教授)
- 117 -
講義科目名称: 看護過程論
授業コード: 31040
英文科目名称: Nursing Process
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
小山田恭子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
看護実践の根拠をもたらす一連の過程として、対象の情報収集、アセスメント、全体像の把握、問題抽出、看
護計画立案、実施、評価について教授します。看護過程展開のための技術および記録の理解を含みます。
1
看護過程の概要
看護過程とは何か、看護過程の意義・目的(小山田)
2
3
情報収集
基本的欲求、常在条件と病理的状態(V.ヘンダーソンの14の視点)
情報の分類・整理(小山田)
アセスメントに基づいた看護診断
アセスメント、看護問題(小山田)
4
看護問題の整理と全体像の把握
介入すべき看護問題の抽出と優先順位、患者の全体像とは何か(小山田)
5
援助計画立案
長期目標、短期目標、O-P、T-P、E-P(小山田)
6
看護計画の実施と記録
SOAP形式による記録(小山田)
7
看護計画の評価
実施結果に基づき、計画を評価、修正する(小山田)
8
評価方法
看護過程の評価
情報収集~評価の一連の看護過程を振り返り評価する(小山田・野崎・安岡・菊地・新田・白
田・山上)
1 看護過程の概要を理解する
2 1事例について、看護過程を展開する
・指定教科書、第3章「看護過程展開の技術」を読んできてください。
・講義内でのグループワークを行います。積極的に参加できるように、毎回指定箇所の予習をしてきてくださ
い。
・毎回の講義終了後、個人課題を提出していただきます。
グループワークへ参加度(10%)、毎回の課題の到達度(40%)、レポート(50%)を総合的に評価します。
教科書
「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護技術Ⅰ」茂野 香おる 他 (医学書院 2015年)
参考書
「看護過程を使ったヘンダーソン看護論の実践」第4版 秋葉公子他 (ヌーベルヒロカワ 2013年)
科目責任者連絡先
小山田恭子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
看護過程論は、2年次の基礎看護学実習に不可欠の知識・技術です。わからない点は積極的に質問してくださ
い。
小山田恭子(看護学部・准教授)、野崎真奈美(看護学部・教授)、安岡砂織(看護学部・講師)、菊地由
美、(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看護学
部・助教)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
担当教員(所属)
- 118 -
講義科目名称: 基礎看護学Ⅲ
授業コード: 31050
英文科目名称: Fundamental Nursing Ⅲ
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
菊地由美
単位数
2単位
科目必選区分
必修
60時間
概要
授業計画
人間の基本的欲求に基づく日常生活過程である活動・食事・排泄・清潔・衣生活などの意義と、日常生活に及
ぼす要因を理解し、対象者のニーズに合わせてより良い生活への援助技術の原理と方法を習得する。看護過程
をふまえた日常生活援助の展開を考察する
1・2
オリエンテーション、日常生活援助総論、活動・休息援助技術①
科目概要と進め方について(菊地)
講義「活動・休息援助技術」(菊地)
3・4
活動・休息援助技術②
演習「活動・休息援助技術」(菊地、新田、白田、山上)
5・6
清潔・衣生活援助技術①
講義「清潔・衣生活援助技術」(菊地)
7・8
清潔・衣生活援助技術②
演習①「清潔援助に関する検証実験」(菊地、新田、白田、山上)
9・10
清潔・衣生活援助技術③
演習②③「洗う援助Ⅰ」/「拭く援助」(菊地、新田、白田、山上)
11・12
清潔・衣生活援助技術④
演習④「浴する援助」/学外演習「バイタルサイン測定とコミュニケーション」」(菊地、新田、
白田、山上)
清潔・衣生活援助技術⑤
演習④「浴する援助」/学外演習「バイタルサイン測定とコミュニケーション」(菊地、新田、白
田、山上)
清潔・衣生活援助技術⑥
演習②③「洗う援助Ⅰ」/「拭く援助」(菊地、新田、白田、山上)
13・14
15・16
17・18
19・20
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
清潔・衣生活援助技術⑦、中間統合Ⅰ
演習⑤「洗う援助Ⅱ」他 (菊地、新田、白田、山上)
講義 中間まとめ「日常生活援助」(菊地)
食事・排泄援助技術①
講義Ⅰ「食事援助技術」「排泄援助技術」(新田、白田、菊地)
21・22
食事・排泄援助技術②
演習「食事援助技術」/「排泄援助技術」(菊地、新田、白田、山上)
23・24
食事・排泄援助技術③
演習「食事援助技術」/「排泄援助技術」(菊地、新田、白田、山上)
25・26
食事・排泄援助技術④
講義Ⅱ「食事援助技術」「排泄援助技術」(新田、白田、菊地)
27・28・29
統合Ⅱ
テクニカルチェック(菊地、新田、白田、山上、野崎、小山田、安岡)
30
統合Ⅲ
講義「日常生活援助」(菊地)
1 日常生活行動の意義と日常生活援助に必要な基本的知識が理解できる。
2 日常生活援助の基本技術が理解・実施できる。
3 科学的根拠に基づいた援助の在り方について考察できる。
4 看護過程をふまえた日常生活援助の展開を体験できる。
<学生に求められる姿勢>
・講義や演習に必要な自己学習やグループ活動などを通して、主体性や計画性ある行動、協調性や責任感ある
態度を養うことが求められる。また、講義室および実習室内では、時間の管理や周囲(人・環境)に配慮した
行動が望まれる。(態度)
・講義や演習の参加にあたって予習・復習は必須である。技術演習内で経験できることは限られているため、
技術を習得するための自己練習は必須である。(技術)
・今までの様々な既習学習を活用し、課題・疑問については、自ら調べて考えるといった問題解決思考を養う
ことが求められる。(知識)
<課題について>
・事前・事後課題は、その都度示すので、提出場所・期限を厳守すること。
・講義・演習時間内に課す課題(個人またはグループ)は、授業時間内提出を原則とする。
*ポータルにて、課題内容・期日変更等を示す場合もあるので、ポータルは毎日確認すること。
*授業資料は、出席者のみに配布する。
欠席者は、速やかに授業資料(課題を含む)を受け取りに行くこと(担当教員まで)
【態度】講義・演習への参加態度(演習準備・片づけ等含む)、課題の提出状況(10%)
*遅刻は、30分未満の遅刻3回で欠席1回として扱います。また、30分以上の遅刻は欠席扱いになります。
【技術】テクニカルチェック、技術課題(チェックリスト、ワークシート等の記述内容の査定を含む)(30%)
【知識】定期試験(60%)
から総合的に評価します。
- 119 -
教科書
参考書
科目責任者連絡先
オフィスアワー
特記事項
担当教員(所属)
【知識】定期試験(60%)
から総合的に評価します。
・「系統看護学講座 専門分野Ⅰ、基礎看護技術Ⅰ」茂野香おる(医学書院 2015年 第16版)
・「系統看護学講座 専門分野Ⅰ、基礎看護技術Ⅱ」任 和子 (医学書院 2015年 第16版)
・看護技術がみえる vol.1 基礎看護技術 野崎真奈美、菊地由美他監修(メディックメディア 2014年 第1版)
・根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 任 和子、秋山智弥(医学書院 2014年 第1版)
他、講義時間中に参考図書、視聴覚教材を紹介します。
菊地由美 [email protected](内線418)
・メールでアポイントをとってください。
・テクニカルチェックに向けての技術練習に関しては、主にFTや放課後の時間を利用して実習室使用可能日程
をお知らせします。教員は、適宜ラウンドをしますが、個別指導を希望する場合は、事前にアポイントをとっ
てください。
・演習時の服装は、基本的にユニフォーム着用とし、大学の既定に準じて身だしなみを整えて臨んでくださ
い。
菊地由美(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看
護学部・助教)、野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子(看護学部・准教授)、安岡砂織(看護学部・
講師)
- 120 -
講義科目名称: 基礎看護学Ⅳ
授業コード: 31060
英文科目名称: Fundamental Nursing Ⅳ
開講期間
秋学期
科目責任者
安岡砂織
配当年
2年次
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
健康障害をもつ対象の健康回復を目指して、治療場面における援助技術の基本を習得します。その際、正確で
適切な援助技術の基本的な知識を身に着けることは当然のことながら、可能な限り診療場面における患者への
影響やリスク(事故や感染)に対する理解を深めます。同時に、対象の尊厳や人権を擁護する態度についても
思考します。
1
診療援助総論(安岡・白田)
検査および治療の目的と概要
安全・安楽の視点での診療援助
診療援助における看護の基本的責務(倫理感)
2
診療援助における感染予防の技術(安岡・白田)
診療援助における感染予防の意義
洗浄・消毒・滅菌の分類
感染予防技術(無菌操作・感染性廃棄物の取り扱い・針刺し防止策)
3
検査を受ける患者の看護(安岡・白田)
各生体検査の目的と概要、看護
各検体検査の目的と概要、看護
4
検査・治療を受ける患者の看護(安岡・白田)
呼吸・循環を中心とした治療・援助の目的と概要、看護
創傷管理技術の目的と概要、看護
(演習:包帯法)
5
検査および治療の援助における基本手技(安岡・白田・野崎・小山田・菊地・新田・山上)
演習①静脈採血の援助
演習②無菌操作・滅菌手袋着脱
6
治療を受ける患者の看護①(安岡・白田)
経口薬などによる薬物療法の目的と概要
与薬法(経口・吸入・点眼・点鼻・経皮・直腸)の概要と看護
7
治療を受ける患者の看護②(安岡・白田)
注射法による薬物療法の目的と概要
注射法(皮内・皮下・筋肉・静脈)の概要と看護
8
治療を受ける患者の看護③(安岡・白田)
輸血療法の目的と概要、看護
1.診療(検査および治療)の目的や概要を理解できる
2.安全・安楽の視点で検査および治療の補助援助を理解できる
3.検査および治療の補助援助に必要な基本的知識が習得できる
4.補助援助における看護の基本的責務(倫理感)を養うことができる
5.補助援助における基本手技(静脈採血法・滅菌操作・滅菌手袋着脱・包帯法)が実施できる
6.専門基礎領域の集大成として、事前・事後学習を活用し授業に取り組むことができる
ナーシングスキル、教科書付属の動画を視聴して講義へ臨むこと
定期試験(70%)、課題(20%)、授業の参加態度(10%)から総合的に評価します。
教科書
・「系統看護学講座、専門分野Ⅰ、基礎看護技術Ⅱ」任和子他 医学書院 2014年
参考書
・根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 任和子他(編)医学書院 2014年
科目責任者連絡先
安岡砂織 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
・無菌操作・静脈採血演習は、2クラス(11/14又は11/21)に分けて行います。
・無菌操作・静脈採血演習は、基礎看護学研究室の教員で指導します。
安岡砂織(看護学部・講師)、白田真奈美(看護学部・助教)、野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子
(看護学部・准教授)、菊地由美(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)
担当教員(所属)
- 121 -
講義科目名称: 医療安全論
授業コード: 31070
英文科目名称: Patient safety
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
小山田恭子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
これまでの学習をふまえ、安全で質の高い医療サービスを提供するために必要な基礎的知識を教授します。看
護学領域だけにとどまらず、医療全体を視野に入れた医療事故の予防と病院感染防止のあり方を考えます。
1
総論
医療安全の歴史、医療安全における看護師の役割(小山田・山上)
2
3
4・5
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
組織的事故
基本的な事故発生のメカニズム、エラーの原因と分類、インシデントレポートの意義(小山田・
山上)
エラーマネジメント
組織的取り組み、ヒヤリ・ハット報告(インシデントレポート)、KYTトレーニング(小山田・山
上)
チーム医療
安全文化の醸成、チームワークトレーニング(中澤・小山田)
6
医療事故被害
医療訴訟の現状、患者・家族のケア、(小山田)
7
安全と感染管理
感染管理の概要、医療関連感染とその予防(安岡)
8
演習
小テスト KYTトレーニング (小山田・山上)
1. 医療安全における看護の役割を理解できる。
2. 基本的な事故発生のメカニズムを理解できる。
3. 医療機関における安全対策の基本を理解できる。
4. 医療事故分析方法を体験的に理解できる。
5. 医療関連感染予防のための感染管理の概要が理解できる。
この授業は皆さんが実習で得た経験を活かしながら授業をすすめます。適宜事前課題を提示します。
レポート(70%)、演習などへの参加度(20%)、課題の提出状況(10%)により評価します。
教科書
『看護学テキストNiCE 医療安全』山内豊明他編著、南江堂、2015
参考書
『患者安全のためのノンテクニカルスキル超入門』 相馬孝博、メディカ出版、2014
科目責任者連絡先
小山田恭子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
小山田恭子(看護学部・准教授)、中澤恵子(大森病院)、安岡砂織(看護学部・講師)、山上妙子(看護学
部・助教)
- 122 -
講義科目名称: 看護学基礎実習
授業コード: 32010
英文科目名称: Nursing Basics Practice
配当年
1年次
開講期間
春学期
科目責任者
野崎真奈美
単位数
1単位
科目必選区分
必修
45時間
概要
授業計画
様々な対象が生活または療養する場において、参加観察実習により看護の対象や機能と役割について学びま
す。更に、学内実習により学生間での学びの共有を通して理解を深めます。早期に実習を経験することで看護
学を学ぶ動機づけとします。
1
臨地実習(各領域担当教員)
領域別実習
2
臨地実習(各領域担当教員)
領域別実習
3
臨地実習(各領域担当教員)
領域別実習
4
臨地実習(各領域担当教員)
領域別実習
5
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
学内学習(安岡・野崎)
各領域での学びの成果発表
全体まとめ
1.看護の対象が様々な発達段階と健康レベルにあることを理解できる。
2.対象をひとりの生活者として理解できる。
3.対象が身体的・精神的・社会的側面を持ち、それらが有機的に関連し合っている統合体であることを体験的
に学ぶことができる。
4.実習体験を通して看護の機能と役割について考え、今後の学習の動機づけにできる。
5.看護者としての自覚を持ち行動ができる。
実習開始前のオリエンテーション(全体・領域)を受けていないと実習には参加できません。
教科書
レポート(記録物を含む)50%、実習態度50%(臨地:40%、学内:10%)の総合評価とします。
レポートは、指定通りに提出された場合のみ評価します。
学習態度(学内:10%)は、最終日の成果発表時の態度により評価します。
実習中に紹介します。
参考書
実習中に紹介します。
科目責任者連絡先
オフィスアワー
野崎真奈美 [email protected]
安岡砂織 [email protected]
メールで事前に連絡してください。
特記事項
実習開始前に、実習オリエンテーション(5/12・19)、領域別オリエンテーション(後日指定)があります。
担当教員(所属)
野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子(看護学部・准教授)、安岡砂織(看護学部・講師)、菊地由美
(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)、山田緑(看護学部・准教授)、宮本毅治(看護学部・助教)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久
(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助教)、横井郁子(看護学部・教授)、藤野秀美(看護学部・
准教授)、寺島涼子(看護学部・助教)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙
山充(看護学部・助教)、福島富士子(看護学部・教授)、松永佳子(看護学部・准教授)、東園子(看護学
部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)、伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助
教)、後藤喜広(看護学部・助教)、岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋
子(看護学部・講師)、其田貴美枝(看護学部・講師)、森野正倫重(看護学部・助教)、近藤麻理(看護学
部・教授)、山本容子(看護学部・助教)、村上好恵(看護学部・教授)
- 123 -
講義科目名称: 基礎看護学実習(新)
授業コード: 32020
英文科目名称: Fundamental Nursing Practice
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
野崎真奈美
単位数
3単位
科目必選区分
必修
135時間
概要
授業計画
一人の入院患者を受け持ち、担当教員や臨地実習指導者の指導を受けながら、看護過程の展開を試みる。有資
格者とともに看護援助を体験します。患者受け持つ前に、オリエンテーション、看護師のシャドーイング、コ
ミュニケーション、基本的な観察技術、日常生活の援助について体験する実習を設け、段階的に臨床への適応
を図ります。また、実習外来―病棟における看護師の連携の実際を学びます。他部門(多職種)との協働・連
携の実際を知り、チーム医療について理解を深めます。看護学生の素養として必要な基本的な救命救急処置技
術を習得します。
1
実習施設
東邦大学医療センター(大森病院、大橋病院) ※どちらかの病院の1つの病棟で実習します
2
教科書
実習内容
実習要項参照
・オリエンテーションを通して、臨地での学習活動のイメージ化を図り、準備を整える。
・シャドーイングを通して、病棟での看護師の役割・機能を知る。
・原則として、入院患者一人を受け持って、看護過程の展開を試みる。
・病棟看護師、教員とともに看護実践にあたる。
・臨地実習、ケースカンファレンス、最終カンファレンス、学内まとめを行い、思考の整理、体
験の意味づけを行う。
・臨地実習に先立って、学内演習としてこれまで学習した内容を確認し、必要に応じて補講す
る。
・実習での学びを学生が自己評価し、教員との個別面接を通して学習到達度を確認する。
様々な健康問題をもつ入院患者について、これまで習得した知識、技術を活用し、一連の看護過程の展開を試
みることで、対象の看護問題を解決する能力を養います。大学病院における保健医療チームにおける看護師の
役割を知るとともに、多職種との協働、連携の実際を知ります。医療現場における看護チームの一員としてふ
さわしい態度を養います。1次救命技術を習得します。
行動目標
①看護職の役割の理解を深めるために大学病院の看護師の役割を知る
②他職種との連携を知るために外来を見る
③バイタルサインの観察を含むフィジカルイグザミネーションを用いて、科学的な対象理解を試みる
④ヘンダーソンの看護理論を用いて、患者の身体的・心理的・社会的側面を把握し、看護上の問題を明らかに
することができる
⑤患者の看護目標を定め、科学的根拠に基づいた看護介入を体験できる
⑥患者とのコミュニケーションや日常生活援助を通して、患者との信頼関係を築くための力を身につける
⑦看護専門職者としての責務を認識し、行動する力を身につける
⑧気道確保、人工呼吸、閉鎖式心臓マッサージおよびAEDの正しい方法を身につける
・夏休みを挟み3週間にわたって臨床で活動します。特に夏休み中の体調管理に気をつけ、心身共に臨床実習に
相応しい状態を保ってください。
・実際の入院患者の情報を扱います。個人情報の保護に関するルールに則って慎重に行動してください。
実習到達度(目標到達度、実習中の態度)(80%)、課題(記録一式・レポート)の提出状況・内容(20%)な
どにより総合的に評価します。
実習中に紹介します。
参考書
実習中に紹介します。
科目責任者連絡先
野崎真奈美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
病院および入院患者の状況によって、実習内容に変更が生じる場合があります。
担当教員(所属)
野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子(看護学部・准教授)、安岡砂織(看護学部・講師)、菊地由美
(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 124 -
講義科目名称: 基礎看護学実習
授業コード:
英文科目名称: Fundamental Nursing Practice
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
野崎真奈美
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
さまざまな健康問題をもつ入院患者について、これまで学習した知識と技術を活用して、一連の看護過程の展
開を試みることで、看護問題を解決する能力を育成します。
医療現場における看護チームの一員としてふさわしい態度を育成します。
1
実習施設
東邦大学医療センター(大森病院、大橋病院) ※どちらかの病院の1つの病棟で実習します
2
評価方法
実習内容
実習要項参照
・オリエンテーションを通して、臨地での学習活動のイメージ化を図り、準備を整える。
・シャドーイングを通して、病棟での看護師の役割・機能を知る。
・原則として、入院患者一人を受け持って、看護過程の展開を試みる。
・病棟看護師、教員とともに看護実践にあたる。
・臨地実習、ケースカンファレンス、最終カンファレンス、学内まとめを行い、思考の整理、体
験の意味づけを行う。
・臨地実習に先立って、学内演習としてこれまで学習した内容を確認し、必要に応じて補講す
る。
・実習での学びを学生が自己評価し、教員との個別面接を通して学習到達度を確認する。
健康問題をもつ受け持ち患者の対象理解を通して、人間の諸側面、健康の特徴を理解する。
実際の療養環境に触れて、生活環境の特徴、環境調整の意義を理解する。
対象への看護実践に参加することで、看護の役割・機能を理解する。
行動目標
① ヘンダーソンの看護理論を用いて、患者の身体的・心理的・社会的側面を把握し、看護上の問題を明らかに
することができる
② 患者の看護目標を定め、科学的根拠に基づいた看護介入を体験できる
③ 患者とのコミュニケーションや日常生活援助を通して、患者との信頼関係を築くための力を身につける
④ 看護専門職者としての責務を認識し、行動する力を身につける
・2週間にわたって臨床で活動します。夏休み中から体調管理に気をつけ、心身共に臨床実習に相応しい状態に
整えておいてください。
・実際の入院患者の情報を扱います。個人情報の保護に関するルールに則って慎重に行動してください。
実習到達度(80%)、課題の提出状況・内容(20%)などにより総合的に評価します。
教科書
実習中に紹介します。
参考書
実習中に紹介します。
科目責任者連絡先
野崎真奈美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
病院および入院患者の状況によって、実習内容に変更が生じる場合があります。
担当教員(所属)
野崎真奈美(看護学部・教授)、小山田恭子(看護学部・准教授)、安岡砂織(看護学部・講師)、菊地由美
(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
- 125 -
講義科目名称: 成人看護学概論
授業コード: 41010
英文科目名称: Introduction to Adult Health Nursing
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
村岡宏子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
疾病の複雑化や療養の長期化は、成人期にある対象者の健康問題と密接に関連しています。そのため成人各期
の身体的、心理社会的特徴、発達課題、特有の健康問題を理解することを目指します。健康レベルに応じた援
助、健康問題の解決を助ける教育的関わり、家族を視野に入れた援助、看護実践の倫理的配慮など、成人看護
の重要な概念と諸倫理を学習します。
1
成人看護の現代的課題
疾病構造と治療の特徴、ライフスタイルと健康問題、成人の発達課題、成人看護の課題
2
健康問題を抱える人とその家族
家族というシステム、家族理論、家族の健康、家族へのケア
3
危機的状況にある人と看護
ストレス危機の概念、危機的状態の特徴、危機的状態にある人への看護師の役割
4
障害を受けた人と看護
障害の概念、障害の受容過程、リハビリテーションにおける看護師の役割
5
慢性病と共存する人と看護
セルフケアの概念、病みの軌跡理論、セルフケアを促進する看護師の役割
6
人生の最期のときを迎える人と看護
緩和ケアと周辺の概念、スピリチュアルペイン、死を迎える人への看護師の役割
7
成人看護における倫理的配慮
治療過程における個人の権利、治療や療養の場における倫理的感性
1.成人看護の現代的課題について理解する。
2.成人期に特有の健康問題を有する人と家族への看護について理解する。
3.成人看護における倫理的配慮について理解する。
毎回講義の内容を確認するために、キーワードに関連した設問を提示する予定です。
出欠席(20%)、筆記試験(80%)から総合的に評価します。
教科書
特に指定しない。
参考書
特に指定しない。
科目責任者連絡先
村岡宏子 [email protected] (内線:322)
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
村岡宏子(看護学部・教授)
- 126 -
講義科目名称: 成人看護学Ⅰ
授業コード: 41020
英文科目名称: Adult Health Nursing Ⅰ
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
福田美和子
単位数
3単位
科目必選区分
必修
45時間
概要
授業計画
成人期にある患者を対象に、手術や外傷、慢性疾患の急性増悪など様々な要因により健康状態が急激に変化
し、生命の危機状況におかれた患者の急性期と回復期、及びリハビリ期に焦点をあて、各状況における病態生
理と看護について教授します。
1
生命の危機的状況と回復に向けた急性期看護の特徴
生命の危機的状況にある人の特徴と看護を学ぶ(福田)
2
周手術期看護の特徴①
術前看護の基本を学ぶ(福田)
3
周手術期看護の特徴②
術中術後看護の基本を学ぶ(福田)
4
手術を受ける人への看護①
気胸により手術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(福田)
5
事例演習①
事例を用いた看護過程の展開を行う(講義)(福田)
6
事例演習②
事例を用いた看護過程の展開を行う(GW)(福田・村岡・高井・宮本・百瀬・大場・熱海)
7
事例演習③
事例を用いた看護過程の展開を行う(GW)(福田・村岡・高井・宮本・百瀬・大場・熱海)
8
事例演習④
事例を用いた看護過程の展開を行う(GW)(福田・村岡・高井・宮本・百瀬・大場・熱海)
9
事例演習⑤
事例を用いた看護過程の展開を行う(発表会)(福田・村岡・高井・宮本・百瀬・大場・熱海)
10
手術を受ける人への看護②
肺切除術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(宮本)
11
手術を受ける人への看護③
弁置換術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(山田)
12
手術を受ける人への看護④
弁置換術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(山田)
13
手術を受ける人への看護⑤
胃切除術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(福田)
14
手術を受ける人への看護⑥
腹腔鏡下胆嚢摘出術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(宮本)
15
手術を受ける人への看護⑦
人工股関節置換術を受ける患者を取り上げ、術前後の看護と生活調整について学ぶ(百瀬)
16
クリティカルな状況にある人への看護①
クリティカルケア看護の概説を学ぶ(福田)
17
クリティカルな状況にある人への看護②
クリティカルケアにおいて特徴的な医療機器の管理や心肺蘇生法を含む呼吸・循環管理とその看護
について学ぶ(佐藤)
クリティカルな状況にある人への看護③
循環機能障害として、大動脈解離により血管再建術を受ける患者を取り上げ、急性期から回復期
の看護について学ぶ(福田)
クリティカルな状況にある人への看護④
脳神経機能障害として、くも膜下出血により緊急開頭術を受ける患者を取り上げ、急性期から回復
期の看護について学ぶ(村岡)
クリティカルな状況にある人への看護⑤
脳神経機能障害として、くも膜下出血により緊急開頭術を受ける患者を取り上げ、急性期から回復
期の看護について学ぶ(村岡)
クリティカルな状況にある人への看護⑥
全身性炎症反応としてSIRS・敗血症性ショックを取り上げ、急性期から回復期の看護について学
ぶ(福田)
クリティカルな状況にある人への看護⑦
クリティカルな状況にある患者および家族への精神的支援について学ぶ(福田)
18
19
20
21
22
到達目標
1.手術や外傷、疾患の急性発症や慢性疾患の急性増悪などに伴う健康障害について理解できる。
2.疾患とその経過、治療などにより受ける機能障害とそれが健康に及ぼす影響を理解できる。
3.健康障害の特徴と原因・成り行きを踏まえた看護介入とその根拠について理解できる。
4.成人期に特徴的な健康問題を抱えた人を対象とした看護過程を展開できる。
- 127 -
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
4.成人期に特徴的な健康問題を抱えた人を対象とした看護過程を展開できる。
該当する疾患とその治療については、関連する病態と治療の講義の復習をしておいてください。また病態と治
療で用いた教科書の該当箇所をしっかり熟読したうえで、授業にのぞんでください。
筆記試験(90%)・事例学習への取り組み(10%)から総合的に評価します。
教科書
すでに病態と治療Ⅰ~Ⅲで購入したテキストを用います。講義ごとに別途指示します。
参考書
講義時間中に参考図書を随時紹介します。
科目責任者連絡先
福田美和子 [email protected] (内線:320)
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
既習科目については、十分理解した上で授業をうけることを望みます。特に、事例演習ではゴードンの機能的
健康パターンの考えに基づき、事例をアセスメントし看護問題抽出までのプロセスを学びます。
福田美和子(看護学部・准教授)、村岡宏子(看護学部・教授)、山田緑(看護学部・准教授)、高井怜(看
護学部・助教)、宮本毅治(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助
教)、熱海恭子(看護学部・助教)、佐藤みえ(東邦大学医療センター大森病院)
担当教員(所属)
- 128 -
講義科目名称: 成人看護学Ⅱ
授業コード: 41030
英文科目名称: Adult Health Nursing Ⅱ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
山田緑
単位数
2単位
科目必選区分
必修
45時間
概要
授業計画
本講義では、慢性長期的な経過を辿る疾患とともに生きる成人期の患者、緩和ケアを必要とする終末期にある
患者に対する看護について教授します。「慢性期ケア」では、近年増加傾向にある慢性疾患から代表例を取り
上げ、セルフケアの確立を促す看護、治癒困難な状況にある人への看護について教授します。「終末期ケア」
では、終末期の症状コントロールと患者の意志決定を支える看護について教授し、終末期医療に求められるケ
アについて考える機会を設けます。
1
慢性期看護の基本
慢性疾患とともに生きる患者の特徴と看護について学ぶ(山田)
2
セルフケアの確立を促す看護①
糖尿病を取り上げ、糖代謝障害のある人への看護を学ぶ(山田)
3
セルフケアの確立を促す看護②
糖尿病を取り上げ、血糖コントロールを必要とする人への看護を学ぶ(山田)
4
セルフケアの確立を促す看護③
白血病を取り上げ、造血機能障害があり化学療法・骨髄移植を受けている人への看護を学ぶ(高
井)
セルフケアの確立を促す看護④
大腸がんを取り上げ、消化機能障害のある人への看護を学ぶ(宮本)
5
6
7
8
9
セルフケアの確立を促す看護⑧
慢性心不全を取り上げ、循環機能障害のある人への看護を学ぶ(山田)
10
セルフケアの確立を促す看護⑨
狭心症を取り上げ、経皮的冠状動脈インターベンション治療を受けている人への看護を学ぶ(山
田)
事例演習①
技術演習で使用する事例および必要な看護技術について学ぶ(山田)
11
到達目標
セルフケアの確立を促す看護⑤
慢性閉塞性肺疾患を取り上げ、呼吸機能障害により酸素療法を受けている人への看護を学ぶ(福
田)
セルフケアの確立を促す看護⑥
脳梗塞を取り上げ、脳機能障害によりリハビリテーションを受けている人への看護を学ぶ(村
岡)
セルフケアの確立を促す看護⑦
慢性腎不全を取り上げ、腎機能障害により透析療法を受けている人への看護を学ぶ(村岡)
12
事例演習②
技術演習で使用する事例および必要な看護技術について学ぶ(山田)
13
技術演習①
事例を用いた技術演習を行う(酸素療法、吸入)(山田、高井、宮本、百瀬、大場)
14
技術演習②
事例を用いた技術演習を行う(酸素療法、吸入)(山田、高井、宮本、百瀬、大場)
15
技術演習③
事例を用いた技術演習を行う(移送、輸液ポンプ)(山田、高井、宮本、百瀬、大場)
16
技術演習④
事例を用いた技術演習を行う(移送、輸液ポンプ)(山田、高井、宮本、百瀬、大場)
17
治癒困難な状況にある人への看護①
パーキンソン病を取り上げ、運動機能障害のある人への看護を学ぶ(村岡)
18
治癒困難な状況にある人への看護②
関節リウマチを取り上げ、寛解・再燃を繰り返している人への看護を学ぶ(村岡)
19
治癒困難な状況にある人への看護③
全身性エリテマトーデスを取り上げ、寛解・再燃を繰り返している人への看護を学ぶ(村岡)
20
終末期看護①
終末期にある人の特徴、終末期看護の役割を学ぶ(山田)
21
終末期看護②
終末期の症状コントロールと看護について学ぶ(村岡)
22
終末期看護③
終末期にある人の意志決定を支える看護を学ぶ(山田)
1.慢性期及びターミナル期にある成人期の患者の特徴と看護の役割について理解できる。
2.慢性期及びターミナル期にある成人期の患者の健康問題に関するアセスメント能力を習得できる。
3.慢性期及びターミナル期にある成人期の患者の健康問題を解決するための看護介入について理解できる。
- 129 4.成人期に特徴的な健康問題を抱えた人への看護援助技術を習得できる。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
2.慢性期及びターミナル期にある成人期の患者の健康問題に関するアセスメント能力を習得できる。
3.慢性期及びターミナル期にある成人期の患者の健康問題を解決するための看護介入について理解できる。
4.成人期に特徴的な健康問題を抱えた人への看護援助技術を習得できる。
毎回授業を復習し、教科書所載のゼミナール(復習と課題)に取り組んでください。
教科書
講義終了後、定期試験期間に筆記試験を実施します(100%)。授業への出席状況なども評価の対象とします。
また、技術演習で定められたレポートを提出しない者は、筆記試験で合格点に達していても不合格となる場合
があります。
すでに病態と治療Ⅰ~Ⅲで購入したテキストを用います。講義毎に別途指示します。
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
山田緑 [email protected]
オフィスアワー
講義担当教員にメールで事前に連絡してください。
特記事項
本科目は、講義1単位(15時間)、演習1単位(30時間)で構成されます。
担当教員(所属)
山田緑(看護学部・准教授)、村岡宏子(看護学部・教授)、福田美和子(看護学部・准教授)、高井怜(看
護学部・助教)、宮本毅治(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助
教)、熱海恭子(看護学部・助教)
- 130 -
講義科目名称: 高齢者看護学概論
授業コード: 42010
英文科目名称: Introduction to Geriatric Nursing
配当年
1年次
開講期間
秋学期
科目責任者
横井郁子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
脆弱さのみならず、健康と生活の両面からとらえた高齢者の特性を基盤に、社会における高齢者を客観的にと
らえ、看護実践への基礎をつくります。そのために自分自身や周囲の高齢者観について意識し、さらに加齢に
伴う身体的・心理的変化、高齢者を取り巻く社会の現状と保健・医療・福祉対策についての知識を深めること
を目指します。また、高齢者の権利や尊厳に対する社会文化的背景についても学び、高齢者看護の役割と特徴
について理解を深めます。
1
高齢者看護とは
高齢者看護の全体をつかむ(定義,対象の特徴,重要な視点,等)
2
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
高齢者看護の基本(1)
加齢変化が日々の生活に及ぼす影響を知り,生活支援を推測する-加齢変化とコミュニケーショ
ン-
高齢者看護の基本(2)
加齢変化が日々の生活に及ぼす影響を知り,生活支援を推測する-加齢変化と活動-
4
高齢者看護の基本(3)
加齢変化が日々の生活に及ぼす影響を知り,生活支援を推測する-加齢変化と社会参加-
5
高齢者のヘルスプロモーション
健康長寿に挑戦する保健・医療・福祉の連携を知る
6
高齢者のケアマネジメント
支援を必要とする高齢者に対するさまざまなケアの場,人,物,制度について知る
7
悩む看護-高齢者の権利と尊厳-
看護が直面する高齢者の権利と尊厳を脅かすさまざまな場面を知る
1.高齢者を総合的にとらえる重要性を説明できる。
2.高齢者社会に対して行われている保健・医療・福祉対策について述べることができる。
3.高齢者看護の役割と特徴について説明することができる。
復習重視:毎回の講義内容を教科書を用いて復習する。
課題(授業中の小テストまたはレポート等)(10%),筆記試験(90%)によって総合評価します。
教科書
・系統看護学講座「老年看護学」(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「新老年学」大内尉義,秋山弘子 編集代表(東京大学出版会)
その他,講義中に適宜紹介します。
横井郁子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
横井郁子(看護学部・教授)
- 131 -
講義科目名称: 高齢者看護学Ⅰ
授業コード: 42020
英文科目名称: Geriatric Nursing Ⅰ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
藤野秀美
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
高齢者に起こりやすい疾患や障害の理解を深め、それぞれの高齢者に対応した看護が提供できる基礎を養いま
す。既に学習した疾患,治療方法が出てきますが、それらをさまざまな背景をもつ高齢者にどう応用させるか
を学ぶのが本科目の大きな目的です.ケアの最前線にいる講師陣も迎え講義をすすめます。
1
高齢者に起こりやすい健康問題と看護(1)
高齢者に起こりやすい脳神経疾患とその看護について学ぶ(村田・藤野)
2
高齢者に起こりやすい健康問題と看護(2)
高齢者に起こりやすい感染症について学ぶ(小林)
3
高齢者に起こりやすい健康問題と看護(3)
高齢者に起こりやすい運動器系の疾患および廃用症候群とその看護について学ぶ(藤野)
4
高齢者の排泄障害と看護
高齢者の排泄障害の種類,原因等を知り、それぞれの看護の実際を学ぶ(田中)
5
高齢者の皮膚トラブルと看護(フットケアを含む)
高齢者の皮膚の特徴を理解した上で改めて褥瘡の理解を深める,さらに爪を含むフットケアの重
要性とその実際についても学ぶ(西田)
高齢者と薬物療法
高齢者と薬物の関係、薬物療法における看護の実際を学ぶ(荒井)
6
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
認知症看護の実際
認知症高齢者の理解を深め,認知症の看護を学ぶ(藤野)
1.高齢者に起こりやすい疾患および障害とその看護について述べることができる。
2.高齢者の排泄障害,皮膚トラブルとその看護について述べることができる。
3.高齢者の薬物療法時の看護について述べることができる.
4.認知症のタイプや特徴と看護における大切な視点について述べることができる。
毎回の講義終了後に、小テストを実施するか、レポート課題を出します。
課題(授業中の小テストまたはレポート等)(20%)、筆記試験(80%)によって総合評価を行います。
参考書
・「ナーシンググラフィカ 老年看護学 高齢者の健康と障害」堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集 (メ
ディカ出版)
・「ナーシンググラフィカ 老年看護学 高齢者看護の実践」堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集 (メディ
カ出版)
・講義中に適宜紹介します。
科目責任者連絡先
藤野秀美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
状況により、内容や順序,担当講師の変更があります。その場合には事前に伝達します。
担当教員(所属)
藤野秀美(看護学部・准教授)、小林寅喆(看護学部・教授)、村田磨紀(看護学部・助教)、荒井有美(看
護学部・非常勤講師)、田中純子(看護学部・非常勤講師)、西田壽代(看護学部・非常勤講師)
- 132 -
講義科目名称: 高齢者看護学Ⅱ
授業コード: 42030
英文科目名称: Geriatric Nursing Ⅱ
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
藤野秀美
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
目標志向型思考で看護過程を考えます。加齢による身体機能の変化,慢性疾患など複数の「問題」を多くの高
齢者が抱えながら生活をしています。問題を抱えながらもその人が望んでいる生活を支援するのが高齢者看護
では重要な柱となります。そのときに役立つのが目標志向型思考です。このような思考に基づいてフィジカル
アセスメントをし、生活機能の観点から個別性を生かした支援を考え、実践できる基礎能力を養うことを目指
します。
また、高齢者へのケア提供の場、人、そして、連携についての現状と課題について学びます。
1
目標志向型思考の看護過程(1)
高齢者という生活者を支援するということと目標志向型思考の意義(横井)
2
目標志向型思考の看護過程(2)
転倒の危険性のある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(横井)
3
目標志向型思考の看護過程(3)
摂食・嚥下障害のある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(1)(寺島)
4
目標志向型思考の看護過程(4)
摂食・嚥下障害のある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(2)(寺島)
5
目標志向型思考の看護過程(5)
排便障害のある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(寺島)
6
目標志向型思考の看護過程(6)
認知機能の障害がある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(藤野)
7
目標志向型思考の看護過程(7)
脳血管障害がある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(1)(藤野)
8
目標志向型思考の看護過程(8)
脳血管障害がある高齢者の看護過程を目標志向型思考で再考する(2)(藤野)
9
高齢者のフィジカルアセスメント(1)
いのちを守るフィジカルアセスメント,いのちを見守るフィジカルアセスメント.
視覚,聴覚のアセスメント(横井)
高齢者のフィジカルアセスメント(2)
ADLに関わる運動系のアセスメント(藤野)
10
11
高齢者のフィジカルアセスメント(3)
認知・コミュニケーション機能および気分のアセスメント(藤野)
12
高齢者のフィジカルアセスメント(4)
バイタルサインとからだの視診・触診・聴診から推測すること(1)(藤野)
13
高齢者のフィジカルアセスメント(5)
バイタルサインとからだの視診・触診・聴診から推測すること(2)(藤野)
14
高齢者支援と多職種連携
他者の力を知る,多職種が連携するからできること(藤野)
講義のまとめを行う(藤野)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.目標志向型思考に基づいた看護過程について説明することができる.
2.1.と関連させながら、高齢者のフィジカルアセスメントの内容と具体的な方法を説明することができる.
3.2.を踏まえて、生活機能の観点から高齢者の個別性を生かした看護過程の展開を考えることができる.
4.高齢者へのケア提供の場,人,連携について説明することができる.
前回授業を復習し、資料および教科書に関連した設問について考える。
課題(授業中の小テストまたはレポート等)(20%)、筆記試験(80%)によって総合評価します。
教科書
・「生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図 第2版」山田律子・井出訓 編集(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「実践!フィジカル・アセスメント 改訂第3版」小野田千枝子 監修 (金原出版)
・「フィジカルアセスメントガイドブック 第2版」山内豊明 (医学書院)
・「根拠と事故防止からみた老年看護技術」 亀井智子 編集 (医学書院)
・「ナーシンググラフィカ 老年看護学 高齢者の健康と障害」堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集 (メ
ディカ出版)
・「ナーシンググラフィカ 老年看護学 高齢者看護の実践」 堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集 (メディ
カ出版)
藤野秀美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
- 133 -
特記事項
内容や順序,担当講師の変更が状況に応じてあります。その場合には、事前に伝達します。
担当教員(所属)
横井郁子(看護学部・教授)、藤野秀美(看護学部・准教授)、寺島涼子(看護学部・助教)
- 134 -
講義科目名称: 小児看護学概論
授業コード: 43010
英文科目名称: Introduction to Child Health Nursing
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
出野慶子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
小児看護の理念・役割を理解し、子どもの健康にかかわる援助のための基本的態度と視点について教授しま
す。また、子どもの健全な発育を促すための子どもと家族への援助について教授します。
1
小児看護の理念と特徴
小児看護の理念、役割、子どもの権利、医療現場でおこりやすい問題
2
子どもの成長・発達①
成長・発達の基礎知識
3
子どもの成長・発達②
乳児期の成長・発達
4
子どもの成長・発達③
幼児期の成長・発達
5
子どもの成長・発達④
学童・思春期の成長・発達
6
子どもと家族のアセスメント
成長発達の評価、フィジカルアセスメント
ヘルスヒストリー、家庭環境アセスメント
子どもの栄養と食生活
子どもの栄養の意義、発達段階別の特徴、子どもの食生活と問題
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.小児看護の理念、役割、子どもの権利を尊重したかかわり方について理解できる。
2.各発達段階における成長・発達の特徴を理解し、発達段階に合った援助について理解できる。
3.発育の評価の必要性を理解し、子どもと家族の援助に必要なアセスメントの視点について理解できる。
4.子どもの栄養と食生活について理解を深めることができる。
講義で提示する教科書の範囲を読み、理解を深める。
試験結果(80%)とレポート(20%)を総合的に評価します。
教科書
・「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ①」奈良間美保 他(医学書院 2015年)
参考書
科目責任者連絡先
・「ナーシング・グラフィカ 小児看護学① 小児の発達と看護」中野綾美 編(メディカ出版 2015年)
・「看護のための人間発達学 第3版」舟島なをみ(医学書院 2005年)
出野慶子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
出野慶子(看護学部・教授)
- 135 -
講義科目名称: 小児看護学Ⅰ
授業コード: 43020
英文科目名称: Child Health Nursing Ⅰ
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
河上智香
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
各発達段階の小児の日常生活を理解し、技術演習やグループワークを通して、小児の健全な成長発達を支援す
るための援助技術の基本を学びながら養育のあり方を考えます。
1
子どもと家族をめぐる環境
統計、世界の動向、法律と政策など(河上)
2
乳幼児の健康増進と家族への支援
親子関係、乳幼児突然死症候群、虐待など(河上)
3
子どもの感染症と予防接種
子どもの感染症の変遷、感染症予防対策など(髙山)
4
学童・思春期の健康増進と家族の支援
学校生活、子どもの生活習慣病など(天野)
5
子どもとのコミュニケーション
発達段階によるコミュニケーションの違い等(河上)
6
技術演習①
子どもの日常生活の援助①(河上・出野・天野・髙山)
7
技術演習②
子どもの日常生活の援助②(河上・出野・天野・髙山)
8
子どもの事故と救急
発達段階別に見た事故の特徴、事故予防など(天野)
9
グループワーク①、オリエテーション
子どもと家族の生活を知る(河上・出野・天野・髙山)
10
グループワーク②
子どもと家族の生活を知る(河上・出野・天野・髙山)
11
グループワーク③
子どもと家族の生活を知る(河上・出野・天野・髙山)
12
グループワーク④
子どもと家族の生活を知る(河上・出野・天野・髙山)
13
グループワーク⑤
子どもと家族の生活を知る(発表)(河上・出野・天野・髙山)
14
グループワーク⑥
子どもと家族の生活を知る(発表)(河上・出野・天野・髙山)
1.子どもと家族を取り巻く環境を考慮し、子どもと家族が生き生きと生活できるような援助について学び、説
明することができる。
2.乳児の日常生活に関する基本的な技術を習得するとともに、子どもの権利を擁護した援助、子どもを育てる
家族への援助について理解を深めることができる。
教科書をよく読み、概要を理解しておくこと。
授業で配布した資料と教科書を用いて復習すること。
試験結果(60%)、レポート(10%)、グループワーク(30%)から総合的に評価します。
科目責任者連絡先
・「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ①」奈良間美保 他(医学書院 2015年)
・「保育所保育指針」厚生労働省児童家庭局(フレーベル館 2008年)
・「小児看護学 子どもと家族の示す行動への判断とケア第5版」筒井真優美 編(日総研出版 2008年)
・「はじめてパパ&ママの妊娠出産育児」杉本充弘・薗部友良(主婦と生活社 2003年)
・「子どもの保健」巷野悟郎 編(診断と治療社 2011年)
・「小児看護実習ガイド」筒井真優美・飯村直子・江本リナ 他編(照林社 2007年)
河上智香 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
河上智香(看護学部・准教授)、出野慶子(看護学部・教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護
学部・助教)
参考書
- 136 -
講義科目名称: 小児看護学Ⅱ
授業コード: 43030
英文科目名称: Child Health Nursing Ⅱ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
出野慶子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
本講義では、健康障害をもつ子どもとその家族に対する看護の基本となる考え方・視点と知識を教授します。
授業計画
1
入院における子どもと家族の看護
健康障害が子どもと家族に与える影響、入院中の子どもと家族の看護(出野)
2
検査・処置を受ける子どもの看護
子どもにとっての検査・処置体験、検査や処置を受ける子どもの看護(出野)
3
急性期にある子どもと家族の看護
子どもに起こりやすい症状に対する看護(河上)
4
手術を受ける子どもと家族の看護
発達段階における看護の特徴、術前・術後の看護、DAY SURGERY(天野)
5
低出生体重児と家族の看護
日常の看護、適応障害と看護、家族の看護(加茂)
6
先天的な問題をもつ子どもと家族の看護
先天的な問題とは、子どもと家族の生活状況と看護、キャリーオーバーと看護(河上)
7
障害のある子どもと家族の看護
障害の概念、長期的障害をもつ子どもと家族の状況と看護(倉田)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
1.入院や健康障害が子どもと家族に及ぼす影響を理解し、子どもや家族がよりよい環境で生活を送るための看
護の基本について理解できる。
2.家族や多職種と協働して援助する看護のあり方への理解を深めることができる。
講義で提示する教科書の範囲を読み、理解を深める。
試験結果(90%)とレポート(10%)で総合的に評価します。
科目責任者連絡先
・「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ①」奈良間美保 他(医学書院 2015年)
・「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ②」奈良間美保 他(医学書院 2015年)
・「新版小児看護学叢書 第1巻 健康な子どもの看護」及川郁子 編集(メヂカルフレンド社 2006年)
・「新版小児看護学叢書 第2巻 こころを病む子どもの看護」鈴木敦子 編集(メヂカルフレンド社 2006
年)
・「新版小児看護学叢書 第3巻 病と共に生きる子どもの看護」村田恵子 編集(メヂカルフレンド社 2006
年)
・「新版小児看護学叢書 第4巻 発達に障害のある子どもの看護」森秀子 編集(メヂカルフレンド社 2006
年)
・「新版小児看護学叢書 第5巻 予後不良な子どもの看護」田原幸子 編集
出野慶子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、倉田慶子(東
京小児療育病院・みどり愛育園)、加茂あゆみ(大森病院)
参考書
- 137 -
講義科目名称: 小児看護学演習
授業コード: 43040
英文科目名称: Child Health Nursing Semminer
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
河上智香
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
小児を総合的に捉え、小児と家族のニーズを満たすための看護について教授します。また、学習過程を通し
て、主体的に取り組む姿勢、問題解決に必要なアセスメント能力の習得をめざします。
1
慢性疾患をもつ子どもと家族の看護
1型糖尿病をもつ子どもと家族の看護(出野)
2
心疾患をもつ子どもと家族の看護
心疾患をもつ子どもと家族への看護(髙山)
3
小児がんの子どもと家族の看護
小児がんの子どもと家族への援助(河上)
4
エンドオブライフにおける子どもと家族への看護
子どもの死、エンドオブライフにある子ども、子どもを看取る家族への看護(河上)
5
腎疾患をもつ子どもと家族の看護
腎疾患をもつ子どもと家族への援助(竹田)
6
アレルギーをもつ子どもと家族の看護
アレルギーをもつ子どもと家族への援助(天野)
7
グループワーク① オリエンテーション
入院した子どもと家族への看護を学ぶ(髙山・河上・出野・天野)
8
グループワーク②
入院した子どもと家族への看護を学ぶ(河上・出野・天野・髙山)
9
グループワーク③
入院した子どもと家族への看護を学ぶ(河上・出野・天野・髙山)
10
他職種との協働・連携
チャイルドライフスペシャリスト(CLS)と看護との連携(原田)
11
グループワーク④
入院した子どもと家族への看護を学ぶ(河上・出野・天野・髙山)
12
グループワーク⑤
入院した子どもと家族への看護を学ぶ(河上・出野・天野・髙山)
13
技術演習 ①
バイタルサインズの測定、経管栄養、点滴療法(河上・出野・天野・髙山)
14
技術演習 ②
バイタルサインズの測定、経管栄養、点滴療法(河上・出野・天野・髙山)
1.慢性疾患をもつ子どもと家族に対する看護援助について理解できる。
2.紙上患者の事例を用いてのグループワークをとおして、看護問題の解決に必要なアセスメントおよび看護援
助について学ぶことができる。
3.他職種との協働・連携の重要性について理解できる。
4.健康障害をもつ子どもの援助に必要な看護技術を習得できる。
教科書をよく読み、概要を理解しておくこと。
授業で配布した資料と教科書を用いて復習すること。
試験結果(60%)、レポート(10%)、グループワーク(30%)から総合的に評価します。
参考書
・「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ①」奈良間美保 他(医学書院 2015年)
・「系統看護学講座 専門Ⅱ 小児看護学 ②」奈良間美保 他(医学書院 2015年)
なし
科目責任者連絡先
河上智香 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護
学部・助教)、竹田佳子(大森病院)、原田香奈(大森病院)
- 138 -
講義科目名称: 家族看護学概論
授業コード: 44010
英文科目名称: Introduction to Family Health Nursing
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
福島富士子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
家族を養育家族から生殖家族への移行過程ととらえ、男女が出会い、子どもを産み育てていく家族周期の各期
における看護の対象を理解し、看護の役割について教授します。また、それらに関する各理論、諸制度、基本
的社会資源についての知識の習得をめざします。
1
成育期の家族看護学の基盤
家族看護の対象の理解、母性と父性、親になること、リプロダクティブヘルス
2
女性を取り巻く社会の変遷と現状
女性への看護の変遷、看護の対象としての女性の理解、母性の発達と成熟
3
母子保健統計と母子に関する諸制度
母子と女性に関連する統計、母子保健の関連法規
4
女性のライフサイクル各期の看護①
ライフサイクルの特徴、思春期における健康問題と看護
5
女性のライフサイクル各期の看護②
成熟期・更年期の特性、健康問題と看護(福島)
6
母子保健行政・政策と今後の課題
少子化問題、育児不安と育児支援、次世代育成事業
7
母性看護の課題と今後の展望
母性看護と倫理、これからの母子保健
評価方法
1.成育期における母性・父性とそれを取り巻く家族の有り様について理解できる。
2.母性・父性の概念、女性のライフサイクル各期における看護活動の実際を理解できる。
3.母性看護学の基盤になる各理論や諸制度、母子保健に関する歴史と現状、将来の展望ができる。
母性看護学を系統的に学んでもらうための「マトリックス」をお渡しします。マトリックスの中の「概論」に
あたる部分について各自学習を進めてください。
また、講義内容に関連する小テストを実施します。
授業への参加(5%)、小テスト(5%)、課題レポート(10%)、筆記試験(80%)から総合的に評価します。
教科書
・「母性看護学概論」森恵美 他(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「母性看護学1,2」森恵美 他(医学書院)
・「わが国の母子保健」母子衛生研究会(母子保健事業団)
・「母子保健の主なる統計」母子衛生研究会(母子保健事業団)
福島富士子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
福島富士子(看護学部・教授)
準備学習(予習・
復習等)
- 139 -
講義科目名称: 家族看護学Ⅰ
授業コード: 44020
英文科目名称: Family Health Nursing Ⅰ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
松永佳子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
新たな家族をはぐくむ女性に焦点を当て、各ライフステージにおける健康の維持・増進・健康回復への医学的
基礎知識、およびアセスメントについて教授します。妊産婦と家族への看護を提供するために必要な知識の習
得をめざします。
1
妊娠期の生理
妊娠の概念,妊娠に伴う母体および胎児の変化・特徴妊娠期の心理的・社会的特徴,社会的資源
の活用(山﨑)
2
妊娠期の看護①
妊婦のアセスメント(山﨑)
3
妊娠期の看護②
妊婦と胎児のアセスメント(山﨑)
4
ハイリスク妊娠
合併症妊娠(中田)
5
異常妊娠
妊娠各期の異常(母体および胎児の異常)(中田)
6
正常な分娩経過
分娩の概念,分娩の三要素・分娩機転(ケニヨン)
7
異常分娩
産道の異常,娩出力の異常,胎児および付属物の異常(中田)
8
分娩期の看護①
分娩が母体および胎児に及ぼす影響,分娩期の心理的・社会的特徴(ケニヨン)
9
分娩期の看護②
分娩経過 (産婦および胎児)のアセスメント(ケニヨン)
10
正常な産褥経過
産褥の概念,産褥期の母体の変化(松永)
11
異常産褥
産褥期にみられる異常(松永)
12
産褥期の看護
産褥期の心理的・社会的特徴(松永)
13
早期新生児の特徴
早期新生児の体外生活適応過程および生理的変化(松永)
14
早期新生児の異常
早期新生児期にみられる異常(松永)
評価方法
1.妊娠期・分娩期・産褥期の身体的変化および心理・社会的特徴を理解できる。
2.早期新生児期の体外生活への適応過程および身体的特徴を理解できる。
3.妊娠期・分娩期・産褥期および早期新生児期の健康状態に影響を及ぼす要因を理解できる。
4.妊娠期・分娩期・産褥期および早期新生児期における健康からの逸脱について理解できる。
2回目以降、前回の講義に関する小テストを実施します。
家族看護学概論でお渡しした「マトリックス」の中で「家族看護学Ⅰ」に関連する部分について各自学習を深
めてください。
筆記試験(90%)、小テスト(10%)から総合的に評価します。
教科書
・「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論 第12版」森恵美 編(医学書院 2014年)
参考書
その都度、提示します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン充子(看護学部・講師)、中田雅
彦(医学部・教授)
準備学習(予習・
復習等)
- 140 -
講義科目名称: 家族看護学Ⅱ
授業コード: 44030
英文科目名称: Family Health Nursing Ⅱ
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
松永佳子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
家族が子どもの誕生をめぐり変化し、新たな関係に移行していく時期である妊娠から分娩・育児期の親と、胎
児から新生児に至るまでの時期の子どもの看護に焦点をあてます。子どもを産み育む、家族が変化するという
体験をしている個人や家族にとって、より良い健康を保持・増進するために必要な看護の習得をめざします。
1
科目ガイダンス、妊娠期の看護①
妊娠中の健康支援(松永)
2
妊娠期の看護②
ハイリスク妊婦および 正常を逸脱した妊婦への援助(松永)
3
分娩期の看護①
分娩期の看護援助(松永)
4
分娩期の看護②
正常を逸脱した産婦への援助(松永)
5
産褥期の看護①
産褥経過のアセスメントと健康維持・増進のための援助,母子関係および母親役割獲得への支援
(ケニヨン)
産褥期の看護②
正常を逸脱した褥婦への援助(ケニヨン)
6
到達目標
7
早期新生児の看護①
早期新生児のアセスメントと健康維持・増進のための援助(ケニヨン)
8
早期新生児の看護②
早期新生児の異常と看護援助(ケニヨン)
9
看護過程の展開
ウエルネスの看護診断とは,妊娠期・分娩期のアセスメント(東・遠藤)
10
看護過程の展開①
産褥期の女性に対する看護過程の展開①(東・遠藤)
11
妊娠期・産褥期の技術演習
妊娠期・産褥期に行う援助技術(東・遠藤・他)
12
新生児期の技術演習
早期新生児期に行う援助技術(東・遠藤・他)
13
看護過程の展開②
産褥期の女性に対する看護過程の展開②(東・遠藤)
14
看護過程の展開③
産褥期の女性に対する看護過程の展開③(東・遠藤)
評価方法
1.妊娠期・分娩期・産褥期・早期新生児期の特徴を理解し、健康維持・増進のための援助がわかる。
2.妊娠期・分娩期・産褥期・早期新生児期における、健康を逸脱した場合の援助がわかる。
3.妊娠期・産褥期・早期新生児期おける援助技術がわかる。
4.家族が自らの役割の変化に適応し、その力を最大限発揮するための援助がわかる。
2回目以降、前回の講義内容に関する小テストを実施します。
家族看護学実習に向けて「母性看護学」を系統的に復習できる【マトリックス】および妊娠期・分娩期・産褥
期・新生児期に関連した【基礎知識:各100項目程度】をお渡しします。各自学習を進めながら講義に臨んでく
ださい。
筆記試験(70%)、小テスト(10%)、看護過程(10%)、演習(10%)から総合的に評価します。
教科書
・「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論 第12版」森恵美 編(医学書院 2012年)
参考書
講義中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected] (内線:336)
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、福島富士子(看護学部・教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン
充子(看護学部・講師)、東園子(看護学部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
- 141 -
講義科目名称: 母性看護学概論
授業コード:
英文科目名称: Introduction to Maternity Nursing
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
福島富士子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
家族を養育家族から生殖家族への移行過程ととらえ、男女が出会い、子どもを産み育てていく家族周期の各期
における看護の対象を理解し、看護の役割について教授します。また、それらに関する各理論、諸制度、基本
的社会資源についての知識の習得をめざします。
1
成育期の家族看護学の基盤
家族看護の対象の理解、母性と父性、親になること、リプロダクティブヘルス
2
女性を取り巻く社会の変遷と現状
女性への看護の変遷、看護の対象としての女性の理解、母性の発達と成熟
3
母子保健統計と母子に関する諸制度
母子と女性に関連する統計、母子保健の関連法規
4
女性のライフサイクル各期の看護①
ライフサイクルの特徴、思春期における健康問題と看護
5
女性のライフサイクル各期の看護②
成熟期・更年期の特性、健康問題と看護
6
母子保健行政・政策と今後の課題
少子化問題、育児不安と育児支援、次世代育成事業
7
母性看護の課題と今後の展望
母性看護と倫理、これからの母子保健
評価方法
1.成育期における母性・父性とそれを取り巻く家族の有り様について理解できる。
2.母性・父性の概念、女性のライフサイクル各期における看護活動の実際を理解できる。
3.母性看護学の基盤になる各理論や諸制度、母子保健に関する歴史と現状、将来の展望ができる。
母性看護学を系統的に学んでもらうための「マトリックス」をお渡しします。マトリックスの中の「概論」に
あたる部分について各自学習を進めてください。
また、講義内容に関連する小テストを実施します。
授業への参加(5%)、小テスト(5%)、課題レポート(10%)、筆記試験(80%)から総合的に評価します。
教科書
・「母性看護学概論」森恵美 他(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「母性看護学1,2」森恵美 他(医学書院)
・「わが国の母子保健」母子衛生研究会(母子保健事業団)
・「母子保健の主なる統計」母子衛生研究会(母子保健事業団)
福島富士子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
福島富士子(看護学部・教授)
準備学習(予習・
復習等)
- 142 -
講義科目名称: 母性看護学Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Maternity Nursing Ⅰ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
松永佳子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
新たな家族をはぐくむ女性に焦点を当て、各ライフステージにおける健康の維持・増進・健康回復への医学的
基礎知識、およびアセスメントについて教授します。妊産婦と家族への看護を提供するために必要な知識の習
得をめざします。
1
妊娠期の生理
妊娠の概念,妊娠に伴う母体および胎児の変化・特徴妊娠期の心理的・社会的特徴,社会的資源
の活用(山﨑)
2
妊娠期の看護①
妊婦のアセスメント(山﨑)
3
妊娠期の看護②
妊婦と胎児のアセスメント(山﨑)
4
ハイリスク妊娠
合併症妊娠(中田)
5
異常妊娠
妊娠各期の異常(母体および胎児の異常)(中田)
6
正常な分娩経過
分娩の概念,分娩の三要素・分娩機転(ケニヨン)
7
異常分娩
産道の異常,娩出力の異常,胎児および付属物の異常(中田)
8
分娩期の看護①
分娩が母体および胎児に及ぼす影響,分娩期の心理的・社会的特徴(ケニヨン)
9
分娩期の看護②
分娩経過 (産婦および胎児)のアセスメント(ケニヨン)
10
正常な産褥経過
産褥の概念,産褥期の母体の変化(松永)
11
異常産褥
産褥期にみられる異常(松永)
12
産褥期の看護
産褥期の心理的・社会的特徴(松永)
13
早期新生児の特徴
早期新生児の体外生活適応過程および生理的変化(松永)
14
早期新生児の異常
早期新生児期にみられる異常(松永)
評価方法
1.妊娠期・分娩期・産褥期の身体的変化および心理・社会的特徴を理解できる。
2.早期新生児期の体外生活への適応過程および身体的特徴を理解できる。
3.妊娠期・分娩期・産褥期および早期新生児期の健康状態に影響を及ぼす要因を理解できる。
4.妊娠期・分娩期・産褥期および早期新生児期における健康からの逸脱について理解できる。
2回目以降、前回の講義に関する小テストを実施します。
家族看護学概論でお渡しした「マトリックス」の中で「家族看護学Ⅰ」に関連する部分について各自学習を深
めてください。
筆記試験(90%)、小テスト(10%)から総合的に評価します。
教科書
・「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論 第12版」森恵美 編(医学書院 2014年)
参考書
その都度、提示します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン充子(看護学部・講師)、中田雅
彦(医学部・教授)
準備学習(予習・
復習等)
- 143 -
講義科目名称: 母性看護学Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Maternity Nursing Ⅱ
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
松永佳子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
家族が子どもの誕生をめぐり変化し、新たな関係に移行していく時期である妊娠から分娩・育児期の親と、胎
児から新生児に至るまでの時期の子どもの看護に焦点をあてます。子どもを産み育む、家族が変化するという
体験をしている個人や家族にとって、より良い健康を保持・増進するために必要な看護の習得をめざします。
1
科目ガイダンス、妊娠期の看護①
妊娠中の健康支援(松永)
2
妊娠期の看護②
ハイリスク妊婦および 正常を逸脱した妊婦への援助(松永)
3
分娩期の看護①
分娩期の看護援助(松永)
4
分娩期の看護②
正常を逸脱した産婦への援助(松永)
5
産褥期の看護①
産褥経過のアセスメントと健康維持・増進のための援助,母子関係および母親役割獲得への支援
(ケニヨン)
産褥期の看護②
正常を逸脱した褥婦への援助(ケニヨン)
6
到達目標
7
早期新生児の看護①
早期新生児のアセスメントと健康維持・増進のための援助(ケニヨン)
8
早期新生児の看護②
早期新生児の異常と看護援助(ケニヨン)
9
看護過程の展開
ウエルネスの看護診断とは,妊娠期・分娩期のアセスメント(東・遠藤)
10
看護過程の展開①
産褥期の女性に対する看護過程の展開①(東・遠藤)
11
妊娠期・産褥期の技術演習
妊娠期・産褥期に行う援助技術(東・遠藤・他)
12
新生児期の技術演習
早期新生児期に行う援助技術(東・遠藤・他)
13
看護過程の展開②
産褥期の女性に対する看護過程の展開②(東・遠藤)
14
看護過程の展開③
産褥期の女性に対する看護過程の展開③(東・遠藤)
評価方法
1.妊娠期・分娩期・産褥期・早期新生児期の特徴を理解し、健康維持・増進のための援助がわかる。
2.妊娠期・分娩期・産褥期・早期新生児期における、健康を逸脱した場合の援助がわかる。
3.妊娠期・産褥期・早期新生児期おける援助技術がわかる。
4.家族が自らの役割の変化に適応し、その力を最大限発揮するための援助がわかる。
2回目以降、前回の講義内容に関する小テストを実施します。
家族看護学実習に向けて「母性看護学」を系統的に復習できる【マトリックス】および妊娠期・分娩期・産褥
期・新生児期に関連した【基礎知識:各100項目程度】をお渡しします。各自学習を進めながら講義に臨んでく
ださい。
筆記試験(70%)、小テスト(10%)、看護過程(10%)、演習(10%)から総合的に評価します。
教科書
・「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論 第12版」森恵美 編(医学書院 2012年)
参考書
講義中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected] (内線:336)
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、福島富士子(看護学部・教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン
充子(看護学部・講師)、東園子(看護学部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
- 144 -
講義科目名称: 精神看護学概論
授業コード: 45010
英文科目名称: Introduction to Mental Health Nursing
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
伊藤桂子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
精神障害の概念、特性、社会における現状と問題を理解し、歴史的背景をふまえて障害に対する理解を深めら
れるように教授します。障害に対する見方・考え方を見直し、障害者観をもてるようにするとともに障害者の
健康増進、ノーマライゼーションを推進する支援について考察していきます。
1
精神看護学の目的と機能
精神看護学の対象、健康と障害の概念と考え方(伊藤)
2
こころの健康
こころの機能と構造、防衛機制(伊藤、宮城、後藤)
3
ライフサイクルにおけるメンタルヘルス
こころの発達理論、発達課題と危機(伊藤、宮城、後藤)
4
精神医療の歴史と看護の変遷①(伊藤、宮城、後藤)
-
5
精神医療の歴史と看護の変遷②(伊藤、宮城、後藤)
-
6
精神科看護における必要な看護理論(伊藤、宮城、後藤)
-
7
精神障害者における人権と倫理
handicaps, stigma, myths & facts
精神看護の概要について理解することができる。こころの構造と機能が説明でき、こころの健康概念を理解す
ることができる。精神看護における人権擁護と倫理について理解することができる。精神保健・医療・福祉の
これまでのあゆみを理解することができ、精神保健医療福祉における現状と課題を説明することができる。
各講義内容にそって自分の考えを確認しておくこと。毎回の講義で配付する資料を熟読すること。
授業への参加及び学習状況(20%)、試験結果(80%)を考慮して総合的に評価します。
教科書
・「精神看護学Ⅰ 精神保健学」吉松和哉、小泉典章、川野雅資編著(ヌーヴェルヒロカワ 2015)
参考書
・「これからの精神看護学」森千鶴 監著 (PILAR PLESS 2015年)
科目責任者連絡先
伊藤桂子 メールアドレス
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)
- 145 -
講義科目名称: 精神看護学Ⅰ
授業コード: 45020
英文科目名称: Mental Health Nursing
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
伊藤桂子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
精神保健医療福祉の現状と課題を踏まえ、精神看護の対象を、生物学的・心理学的・社会的視点からアセスメ
ントし、その人のみならず家族や地域社会との関わりを視野に入れた上での援助方法(効果的コミュニケー
ション技術)を教授します。
1
こころの健康と精神障害
精神機能の障害と症状、精神疾患をもつ対象のアセスメント(伊藤)
2
患者―看護師関係と治療的コミュニケーション
看護実践におけるコミュニケーションの意義(伊藤、宮城、後藤)
3
患者―看護師関係と治療的コミュニケーション
精神疾患をもつ対象のコミュニケーションの特徴と治療的コミュニケーション技術(伊藤、宮
城、後藤)
危機状況におけるこころの働き
危機理論とリスクマネジメント、危機の諸相(伊藤、宮城、後藤)
4
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
5
危機状況におけるこころの働き
産業保健における危機介入の実践(松本)
6
危機状況におけるこころの働き
児童期・思春期における危機介入の実践(伊藤、宮城、後藤)
7
リエゾン精神看護
リエゾン精神看護の機能と役割、実践活動(梅澤)
精神看護の対象を生物学的・心理学的・社会的視点から理解することを学びます。精神保健医療福祉の現状と
課題を理解し、精神保健の考え方に基づいた援助方法の実際について考えます。援助関係における治療的コ
ミュニケーションの意義と援助者自身の感情について、演習を通して自己洞察を深めます。
講義内容と教科書・配付資料をもとに復習すること。
授業への参加及び学習状況(10%)、レポート(10%)、試験結果(80%)を考慮して総合的に評価します。
教科書
.「精神看護学Ⅰ 精神保健学」吉松和哉、小泉典章、川野雅資編著(ヌーヴェルヒロカワ 2015)
参考書
科目責任者連絡先
・「これからの精神看護学」森千鶴 監著 (PILAR PLESS 2015年)
・「精神保健医療福祉白書2016」精神保健医療福祉白書編集委員会 編(中央法規 2015年)
伊藤桂子 メールアドレス
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)、梅澤志乃(大
森病院・看護師)、松本敦子(看護学部・非常勤講師)
- 146 -
講義科目名称: 精神看護学Ⅱ
授業コード: 45030
英文科目名称: Practical Psychiatric Nursing
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
伊藤桂子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
精神を病む人の理解を深め、精神科看護の目的や精神科看護師の役割と機能を学ぶと共に、患者-看護師関係
を基盤にした、看護倫理を踏まえた精神を病む人に対する日常生活への基本的な援助方法を教授します。ま
た、精神的な健康に障害をもつ対象と、精神障害をもつ対象の病理的特徴を理解し、精神障害のある対象の支
援に必要な基本的な看護技術および問題解決の介入から地域社会生活への適応に向けての看護実践の方法につ
いて考察します。
1
精神疾患の分類と診断、精神科における薬物療法と看護(伊藤)
2
統合失調症の理解とその看護精神疾患の理解とその看護(伊藤、宮城、後藤)
-
3
気分(感情)障害の理解とその看護(伊藤、宮城、後藤)
-
4
神経症性障害の理解とその看護(伊藤、宮城、後藤)
-
5
入院生活環境と患者の権利(伊藤、宮城、後藤)
-
6
嗜癖問題(アルコール依存症ほか)の理解とその看護(伊藤、宮城、後藤)
-
7
ストレス関連障害・心的外傷体験の理解とその看護(伊藤、宮城、後藤)
-
8
その他の精神疾患の理解と看護(伊藤、宮城、後藤)
-
9
精神障害をもつ対象の家族に対する支援(伊藤、宮城、後藤)
-
10
精神障害をもつ対象のコミュニケーションの特徴と治療的コミュニケーション技術(伊藤、宮
城、後藤)
-
11
精神看護学の技術と技法
看護過程の展開①(伊藤、宮城、後藤)
12
精神看護学の技術と技法
看護過程の展開②(伊藤、宮城、後藤)
13
精神看護学の技術と技法
看護過程の展開③(伊藤、宮城、後藤)
14
精神看護学の技術と技法
看護過程の展開④(伊藤、宮城、後藤)
精神看護の対象者の病態・生理・薬理を理解し、その人と、その人を取り巻く人への看護・支援を考えます。
事例演習を通じて、グループ内ディスカッション、臨床推論を行い、アセスメント能力を養い、実践方法を学
びます。
精神看護学関連の今日的なトピックスや各授業項目に対して関心を寄せ、理解を深めておく。講義内容と教科
書・配付資料をもとに復習し、臨床実習の場での学び方をイメージできるようにすること。
授業への参加及び学習状況(10%)、レポート(10%)、試験結果(80%)を考慮して総合的に評価します。
科目責任者連絡先
・「精神看護学Ⅰ 精神保健学」吉松和哉、小泉典章、川野雅資編著(ヌーヴェルヒロカワ)
・「精神看護学Ⅱ 精神臨床看護学」川野雅資編著(ヌーヴェルヒロカワ)
・「これからの精神看護学」森千鶴 監著 (PILAR PLESS 2015年)
・「DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル」日本精神神経学会 監修(医学書院 2014年)
・「標準精神医学 第6版」野村総一郎 著(医学書院 2015年)
伊藤桂子
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)
参考書
- 147 -
講義科目名称: 成人看護学実習
授業コード:
英文科目名称: Adult Health Nursing Practice
開講期間
秋学期
科目責任者
村岡宏子
配当年
3年生
単位数
4単位
科目必選区分
必修
180時間
概要
教科書
成人期にある対象者を受け持ち、急性疾患や慢性疾患によってもたらされる対象者の様々な健康問題を解決す
るために必要な看護援助を実践できる能力を養います。また、対象者を全人的に捉えながら、看護過程の展開
を通して、対象者の健康の回復、QOLの維持・向上を目指す看護の専門性について考え、自らの看護観を深めま
す。
1
学内演習
成人の対象者へ適切なケアを提供するために、看護過程と技術演習を実施する。
1)看護過程演習:看護実践を円滑にするために、ペーパー・ペーシェントを用いて学習する。
2)技術演習:看護実践に必要な援助技術として、点滴静脈注射および尿留置カテーテル挿入中の
患者のリネン交換および寝衣交換、血糖測定、中心静脈栄養、点滴管理・輸液ポンプの管理、麻
痺のある患者の移乗と移動、酸素吸入、フィジカルアセスメントなどの項目を実施する予定であ
る。1)と2)はグループ学習と自己学習を組み合わせながら主体的に学ぶ。
2
病棟実習
病棟では、さまざまな健康問題を抱える対象者を受け持ち、看護過程を展開する。
1)1週間のスケジュール:月曜日~金曜日までの5日間、時間は8:30~15:30である。具体的スケ
ジュールは、各実習病棟に従う。
2)受持患者:急性疾患、慢性疾患の急性増悪など、入院によって治療が必要な状況にある患者
を、1~2名受け持つ。
3)カンファレンス:実習グループごとのカンファレンスを通じて、成人期にある人の発達課題、
健康問題、援助方法などについて学習する。
(1)事例カンファレンス
(2)最終カンファレンス
4)記録物
(1)自己評価表
(2)実習記録一式
(3)実習レポートは、テーマ「成人看護学実習で学んだこと」で作成する。その際、各自のサブ
タイトルをつける。
1. 対象者の健康問題が発達課題にもたらす影響について理解できる。
2. 治療や健康回復に特有の状況をとらえて、看護過程を展開することができる。
3. 援助者としての関係を確立させながら、健康問題に働きかけることができる。
4. 医療チームの一員として責任ある行動をとり、倫理的配慮について学ぶことができる。
5. 実習を通して学んだことが具体的・論理的に記述できる。
成人看護学ⅠⅡで学んだ内容を随時復習してください。また、成人系の病棟での実習に際して、事前に特徴的
な疾患とケアについて復習しておいてください。
評価表にもとづいて、以下の視点から総合的に評価します。
1.提出記録(実習記録、レポート)
2.実習態度(出席状況、演習やカンファレンスへの参加状況を含む)
実習中、随時紹介します。
参考書
実習中、随時紹介します。
科目責任者連絡先
村岡宏子:[email protected]
オフィスアワー
メールで事前にお問い合わせください。
特記事項
実習内容の詳細は、実習要項を参照してください。
心身の健康管理には十分留意してのぞみましょう。
村岡宏子(看護学部・教授)、福田美和子(看護学部・准教授)、山田緑(看護学部・准教授)、宮本毅治
(看護学部・助教)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助
教)、熱海恭子(看護学部・助教)
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
担当教員(所属)
- 148 -
講義科目名称: 高齢者看護学実習(新)
授業コード: 46020
英文科目名称: Geriatric Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
藤野秀美
単位数
3単位
科目必選区分
必修
135時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
高齢者を看護職が支援するということはどういうことなのか。身体の加齢変化、家族や社会での役割の変化、
そして、複数の慢性疾患など健康問題を抱えながら入院生活を含め、さまざまな場で暮らす高齢者の看護支援
について実践をとおして学びます。
第1週
施設実習/地域で暮らす高齢者実習
・施設を「いえ」とする高齢者の支援-老人福祉施設での実習
・自宅で暮らす高齢者の現状-TOHOいえラボ,老人いこいの家での実習,および,その周辺の環
境調査実習
第2週
施設実習/地域で暮らす高齢者実習
・施設を「いえ」とする高齢者の支援-老人福祉施設での実習
・自宅で暮らす高齢者の現状-TOHOいえラボ,老人いこいの家での実習,および,その周辺の環
境調査実習
第3週
施設実習/地域で暮らす高齢者実習 まとめ
・施設を「いえ」とする高齢者の支援-老人福祉施設での実習
・自宅で暮らす高齢者の現状-TOHOいえラボ,老人いこいの家での実習,および,その周辺の環
境調査実習
・実習のまとめ
1. 高齢者の生活に直結した感覚系、運動系のフィジカルアセスメントができる。
2. 1に基づき、自律性を尊重した自分らしい生活への支援を計画して実施できる。
3. 加齢変化に合わせた食事(義歯,嚥下)、排泄(おむつ)、活動(歩行,杖,車いす)の援助ができる。
4.高齢者が自分らしい生活を送るための住まいをとりまく環境について分析する重要性を述べることができ
る。
5.多職種との連携の中で、高齢者看護の役割を考えることができる。
高齢者看護学概論、高齢者看護学I、およびIIを復習しておくこと。
実習での実践,態度(60%)、実習記録40%)によって総合評価します。
*実習期間の第1週目に実習直前技術試験および救急法試験を行います。両者の合格が臨地実習受講の条件とな
ります。
・「生活機能からみた老年看護過程+生活機能関連図」山田律子、井出訓 編(医学書院)
科目責任者連絡先
・「フィジカルアセスメントガイドブック」山内豊明 (医学書院)
・「根拠と事故防止からみた老年看護技術」亀井智子 編集(医学書院)
・「実践!フィジカル・アセスメント 改訂第3版」小野田千枝子 監修 (金原出版)
・「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学」北川公子 著者代表 (医学書院)
・「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾患論」鳥羽研二 著者代表 (医学書院)
藤野秀美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください.
特記事項
なし。
担当教員(所属)
横井郁子(看護学部・教授)、藤野秀美(看護学部・准教授)、寺島涼子(看護学部・助教)、村田磨紀(看
護学部・助教)
- 149 -
講義科目名称: 高齢者看護学実習
授業コード:
英文科目名称: Geriatric Nursing Practice
配当年
3年生
開講期間
秋学期
科目責任者
藤野秀美
単位数
4単位
科目必選区分
必修
180時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
身体の加齢変化、家族や社会での役割の変化、そして、複数の慢性疾患など健康問題を抱えながら、入院生活
を含めさまざまな場で暮らす高齢者の看護支援について実践をとおして学びます。これまでに学んだ高齢者
フィジカルアセスメントの知識を活用して、様々な健康問題や生活上の障害に加え、高齢者本人や家族が持つ
力をアセスメントし、高齢者のニードに応じた、自律性を尊重する看護実践へとつなげる力を養います。対象
となる高齢者を看護職として観て、聴いて、触れてその人の望む生活を推測し、共有し、個別性のある支援を
考え実践していきます。そして、高齢者支援における保健・医療・福祉との連携の重要性を理解し、多職種と
の関係性の中で高齢者看護の役割を考える機会とします。
第1週
技術復習,救急法試験および実習直前技術チェック
・高齢者への生活援助技術の復習
・日常生活の場面での救急法の習得および試験
・高齢者のフィジカルアセスメントに関するOSCE(Objective Structured Clinical
Examination)
第2週
施設実習/地域で暮らす高齢者実習
・施設を「いえ」とする高齢者の支援-老人福祉施設での実習
・自宅で暮らす高齢者の現状-TOHOいえラボ,老人いこいの家での実習,および,その周辺の環
境調査実習
第3週
施設実習/地域で暮らす高齢者実習
・施設を「いえ」とする高齢者の支援-老人福祉施設での実習
・自宅で暮らす高齢者の現状-TOHOいえラボ,老人いこいの家での実習,および,その周辺の環
境調査実習
第4週
まとめ
高齢者の生活を支えるということについて,健康問題,家族を含むケア提供者,制度などさまざ
まな視点で考え,討議する.
1.【生活に直結したフィジカルアセスメント】感覚系、運動系のフィジカルアセスメントができる。
2.【焦点化した技術習得】加齢変化に合わせた食事(義歯,嚥下)、排泄(おむつ)、活動(歩行,杖,車い
す)の援助ができる。
3.日常の場での救命対応ができる。
4.高齢者が自分らしい生活を送るための現在の環境について分析する重要性を述べることができる。
5.多職種との連携の中で、高齢者看護の役割を考えることができる。
高齢者看護学概論、高齢者看護学I、およびIIを復習しておくこと。
実習での実践,態度(60%)、実習記録40%)によって総合評価します。
*実習期間の第1週目に実習直前技術試験および救急法試験を行います。両者の合格が臨地実習受講の条件とな
ります。
・「生活機能からみた老年看護過程+生活機能関連図」山田律子・井出訓 編(医学書院)
科目責任者連絡先
・「フィジカルアセスメントガイドブック」山内豊明 (医学書院)
・「根拠と事故防止からみた老年看護技術」亀井智子 編集(医学書院)
・「実践!フィジカル・アセスメント 改訂第3版」小野田千枝子 監修 (金原出版)
・「ナーシンググラフィカ 老年看護学 高齢者の健康と障害」堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集 (メ
ディカ出版)
・「ナーシンググラフィカ 老年看護学 高齢者看護の実践」堀内ふき・大渕律子・諏訪さゆり編集 (メディ
カ出版)
藤野秀美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください.
特記事項
なし
担当教員(所属)
横井郁子(看護学部・教授)、藤野秀美(看護学部・准教授)、寺島涼子(看護学部・助教)、村田磨紀(看
護学部・助教)
- 150 -
講義科目名称: 小児看護学実習
授業コード: 46030
英文科目名称: Child Health Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
出野慶子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
健康障害をもつ小児に接する体験を通して小児を理解し、小児看護を実践するための基礎的な能力の習得をめ
ざします。
1
実習施設
東邦大学医療センター大森病院2号館4階西病棟(小児病棟)
2
実習期間
2週間
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習方法
・健康障害をもつ子ども1~2名を受け持ち、実習を行う。
・実習中にケースカンファレンスを行い、受け持ち患児以外の疾患や治療、成長・発達について
具体的に学ぶ機会とする。また、援助について討議しグループで共有する。
・実習最終日には、看護師長、臨地実習指導者の参加を得てカンファレンスを行い、各々の学生
の学びを共有する。
・実習終了後、自己の看護実践をふり返ってレポートを作成し、実習記録とともに提出する。
1.子どもを理解し、信頼関係を築くことができる。
2.子どもの成長発達の状況を捉えることができる。
3.健康障害や入院が子どもに及ぼす影響を理解し、情報を系統的に収集し、科学的根拠に基づいてアセスメン
トすることができる。
4.援助を要することを見出し、基礎的な技術を用いて適切な援助ができる。
5.子どもの健康障害や入院が家族に及ぼす影響を理解し、家族への援助について考えることができる。
6.感染や事故を防止し、子どもの安全を考慮した援助ができる。
7.子どもと家族の人格を尊重し、倫理的に配慮した援助ができる。
8.カンファレンスなどを通して学びを深めることができる。
9.他領域の専門家と協力する重要性を認識し、調整的な機能を学ぶことができる。
10.自己の看護実践をふり返り、課題を明らかにすることができる。
講義・演習で配布した資料を見直しておくこと。
実習内容(実習記録・実習態度)(90%)、レポート(10%)を総合して評価します。
教科書
特に指定はありません。
参考書
科目責任者連絡先
・「小児看護実習ガイド」筒井真優美 監修(照林社 2007年)
・「実践医療保育『いま現場からの報告』」帆足英一・長嶋正實 監修(診断と治療社 2007年)
出野慶子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
・詳細については、小児看護学実習要項を参照してください。
担当教員(所属)
出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護
学部・助教)
- 151 -
講義科目名称: 家族看護学実習
授業コード: 46040
英文科目名称: Family Health Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
松永佳子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
教科書
子どもの誕生に関わる家族への援助について実習を通して指導します。妊娠にいたる経緯、妊娠、分娩の経
過、および、新たに養育家族として機能するために、必要とされる看護活動を展開することをめざします。本
来、個人がもつ生理的な能力が最大限に発揮されるようなケアを、本人の意向を尊重しながら提供するよう導
きます。
また対象のセルフケア習得にむけた教育的アプローチについて、退院後の生活をふまえたケアについて学びま
す。
1
実習施設
東邦大学医療センター大森病院
2号館8階西病棟(産褥・新生児、分娩室他),2号館8階東病棟(NICU),産婦人科外来
2
実習内容
・褥婦および新生児を対象に看護過程を展開する。
・産婦人科外来での妊婦健康診査の一部実施、NICUの見学実習、母親学級、育児学級等の見学を
行う。
詳細は家族看護学実習の要項を参照のこと
1. 妊娠・分娩・産褥各期における生理的・心理社会的な変化の実際を学び、それら対象に対する看護の基礎的な
実践能力を養う。
2. 早期新生児期にある対象の生理的変化を理解し、必要な看護を実践できる。
3. NICUに収容された児に対する高度医療の実際を概観し、児の特徴と看護の概要が理解できる。
4. 分娩・産褥各期の対象と家族との関係を理解し、家族の発達に向けた看護について考えることができる。
5. 産褥早期の母子に関心を持ち、母子相互作用を高めるための看護を実践できる。
6. 実習を通して自己の母性観や父性観を考えることができる。
7. 生命の尊重やプライバシーの保護、守秘義務など倫理上の理解を深め、命や権利を保護する看護者の姿勢を
考察できる。
8. 妊娠・分娩・産褥各期および退院後の支援の場や看護の連携を学び周産期における看護の役割や社会資源の活
用について考えることができる。
家族看護学実習で必須となる技術については、「ナーシングスキル」、各種ビデオでの学習はもちろんのこ
と、実習開始前に各自、実習室で演習をすること。
妊娠期:レオポルド触診 子宮底・腹囲測定・胎児心拍モニターの装着など
産褥期:復古状態の観察
新生児期:バイタルサインの計測、全身の観察、沐浴など
出席状況(5%)、実習記録(60%)、技術到達度(30%)、実習態度(5%)について総合的に評価する。(実習
評価表を参照)
・「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論 第12版」森恵美 編(医学書院 2014年)
参考書
その都度、提示する。
科目責任者連絡先
松永佳子([email protected])
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、東園子(看護学部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 152 -
講義科目名称: 精神看護学実習
授業コード: 46050
英文科目名称: Mental Health Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
伊藤桂子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
精神的に不健康な状態にある人々との関わりを通して、「精神を病む」ということと「精神を病む者」に対し
て理解が深まるように指導します。また、精神保健医療福祉施設の利用者に対する援助を行うための基礎的看
護技術を習得し、その過程において自分自身に関する洞察が深められるよう指導します。
1
実習施設
東邦大学医療センター大森病院精神神経科病棟・イルボスコ、鶴見西井病院、他9施設
2
実習期間
2週間
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習方法
1)
病棟実習(8日間)
個別に患者を受け持ち、上記の学習目標に基づいて実習を行う。
2)
病院見学(半日間)
病棟実習を行う病院とは異なる精神科病棟を見学し、精神科病棟の機能・役割の多様性を学ぶ。
3)
社会復帰施設・デイケア実習(1日間)
地域活動支援センター、就労支援施設、精神科デイケアのプログラムに参加し、病棟とは異なる
社会復帰施設やデイケアの機能・役割を学ぶ。
4)
カンファレンス(半日間)
プロセスレコード(再構成)を用いて、思考と感情のプロセスを考察する。
5)
ディベート(半日間)
病棟および社会復帰施設・デイケアの実習で学んだことを基に、臨床事例を題材にしてディベー
トを行い、臨床実践能力を養う。
1.援助対象者と援助的(治療的)関係を構築および終結することができる。
2.援助対象者に影響を与える者としての自己を理解することができる。
3.援助対象者に即した看護過程の展開に沿って個別性のある看護実践ができる。
4.治療の場としての病棟の構造および機能を理解することができる。
5.精神科看護の連続性と一貫性に視点を定め、援助対象者を取り巻く地域精神保健福祉について理解すること
ができる。
講義・演習で学んだことを復習し、援助対象者の個別性を重視したケアの方法を検討し、実践していくこと。
確認テスト(5%)、実習態度(35%)、記録(60%)から総合的に評価します。
教科書
授業内で紹介している教科書を利用します。
参考書
科目責任者連絡先
・「感性を磨く技法Ⅰ 看護場面の再構成」宮本真巳(日本看護協会出版会 1995年)
・「ICD-10 精神および行動の障害」融道男 他 監訳(医学書院 1993年)
・「こころの治療薬ハンドブック第10版」酒井隆 他 編(星和書店 2015年)
・「これからの精神看護学」森千鶴 監著 (PILAR PLESS 2015年)
・「DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル」日本精神神経学会 監修(医学書院 2014年)
・「標準精神医学 第6版」野村総一郎 著(医学書院 2015年)
伊藤桂子 メールアドレス
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)
- 153 -
講義科目名称: 成人看護学実習Ⅰ
授業コード: 46060
英文科目名称: Adult Health Nursing PracticeⅠ
開講期間
秋学期
科目責任者
村岡宏子
配当年
3年次
単位数
3単位
科目必選区分
必修
135時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
成人期に特徴的な疾患を持つ患者を受け持ち、既習の知識・技術を臨床場面で実践します。適宜カンファレン
スを開催し、成人期にある人の特徴、健康問題と解決のための援助方法、チームによる協働について理解が深
められるように指導します。また、実習を通して自ら行った看護について考察を深め、専門職業人として倫理
的感性を養うことができるように指導します。
1
概要
成人系の病棟で、急性・回復の状況にある患者を受け持ち、ゴードンの機能的健康パターンの考
えにもとづいた看護過程を展開します。
成人の対象へ適切なケアを提供するために、病棟実習前の2日間、学内演習(技術演習と看護過程
演習)を実施します。
2
学内演習
1)看護過程演習:急性実習の病棟において典型的な1事例を学習します。
2)技術演習:成人看護に必要な援助技術として中心静脈注射および尿留置カテーテル挿入中の患
者のリネン
交換および寝衣交換、包帯法、血糖測定、吸引と排痰法、病棟特性に応じたフィジカルアセスメ
ントなど
の項目を実施する予定です。
1)と2)は、グループ学習と自己学習を組み合わせながら学生が主体的に実施します。
3
病棟実習
1)実習期間:実習は3週間です。
2)1週間のスケジュール:実習は月曜日~金曜日(木曜日の午後は帰校日)、時間は8:30~16:00
です。
具体的なスケジュールは、各実習病棟に従います。
3)受持患者:急性・回復の状況にある患者を、1~2名受け持ちます。
4)カンファレンス:実習グループごとのカンファレンスを通じて、成人期にある人の発達課題、
健康問題、
援助方法などについて学習します。
(1) 事例カンファレンス
(2) 最終カンファレンス
5)記録物
(1) 自己評価表
(2) 実習記録一式
(3) レポート(自分が行ったケアを振り返り自分の学びや、今後どのような看護を行って
いきたいのかについて記述する。)
1.成人期にある人が成長・成熟・衰退と変化する中で、常に発達する存在であることが理解できる。
2.急性・回復の状況にある受け持ち患者の看護過程を展開することができる。
3.援助者としての関係を確立させながら、健康問題に働きかけることができる。
4.医療チームの一員として責任ある行動をとり、主体的に学ぶことができる。
5.実習を通して学んだことが具体的・論理的に記述できる。
成人系の病棟での実習に際して、事前に特徴的な疾患とそのケアについて復習しておいてください。
評価表(看護過程の展開、学内演習、レポート、態度等を含む)にもとづいて100%評価します。
教科書
実習中、随時紹介します。
参考書
実習中、随時紹介します。
科目責任者連絡先
村岡宏子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
実習内容の詳細は、実習要項を参照してください。
心身の健康管理には十分留意してのぞみましょう。
村岡宏子(看護学部・教授)、福田美和子(看護学部・准教授)、山田緑(看護学部・准教授)、宮本毅治
(看護学部・助教)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助
教)
担当教員(所属)
- 154 -
講義科目名称: 成人看護学実習Ⅱ
授業コード: 46070
英文科目名称: Adult Health Nursing Practice Ⅱ
開講期間
秋学期
科目責任者
村岡宏子
配当年
3年次
単位数
3単位
科目必選区分
必修
135時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本実習では、成人期に特徴的な疾患を持つ患者を受け持ち、既習の知識・技術を臨床場面で実践します。ま
た、適宜カンファレンスを開催し、成人期にある人の特徴、健康問題と解決のための援助方法、チームによる
協働について理解が深められるように指導します。また、実習を通して自ら行った看護について考察を深め、
専門職業人としての倫理的感性を養うことができるように指導します。
1
概要
成人系の病棟で、慢性・ターミナルの状況にある患者を受け持ち、ゴードンの機能的健康パター
ンの考えにもとづいた看護過程を展開します。成人の対象へ適切なケアを提供するために、病棟
実習前の2日間、学内演習(技術演習と看護過程演習)を実施します。
2
学内演習
1)看護過程演習:慢性実習の病棟における典型的な1事例を学習します。
2)技術演習:成人看護に必要な援助技術として中心静脈注射および尿留置カテーテル挿入中の患
者のリネン交換および寝衣交換、包帯法、血糖測定、吸引と排痰法、病棟特性に応じたフィジカ
ルアセスメントなどの項目を実施する予定です。
1)と2)は、グループ学習と自己学習を組み合わせながら学生が主体的に実施します。
3
病棟実習
1)実習期間:実習は3週間です。
2)1週間のスケジュール:実習は月曜日~金曜日(木曜日の午後は帰校日)、時間は8:30~16:00
です。具体的なスケジュールは、各実習病棟に従います。
3)受持患者:慢性・ターミナルの状況にある患者を、1~2名受け持ちます。
4)カンファレンス:実習グループごとのカンファレンスを通じて、成人期にある人の発達課題、
健康問題、援助方法などについて学習します。
(1) 事例カンファレンス
(2) 最終カンファレンス
5)記録物
(1) 自己評価表
(2) 実習記録一式
(3) レポート(自分が行ったケアを振り返り自分の学びや、今後どのような看護を行って
いきたいのかについて記述する。)
1.成人期にある人が成長・成熟・衰退と変化する中で、常に発達する存在であることが理解できる。
2.慢性・ターミナルの状況にある受け持ち患者の看護過程を展開することができる。
3.援助者としての関係を確立させながら、健康問題に働きかけることができる。
4.医療チームの一員として責任ある行動をとり、主体的に学ぶことができる。
5.実習を通して学んだことが具体的・論理的に記述できる。
成人系の病棟での実習に際して、事前に特徴的な疾患とそのケアについて復習しておいてください。
評価表(看護過程の展開、学内演習、実習記録、レポート、態度等を含む)にもとづいて100%評価します。
教科書
実習中、随時紹介します。
参考書
実習中、随時紹介します。
科目責任者連絡先
村岡宏子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
実習内容の詳細は、実習要項を参照してください。
心身の健康管理には十分留意してのぞみましょう。
村岡宏子(看護学部・教授)、福田美和子(看護学部・准教授)、山田緑(看護学部・准教授)、宮本毅治
(看護学部・助教)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助
教)、熱海恭子(看護学部・助教)
担当教員(所属)
- 155 -
講義科目名称: 母性看護学実習
授業コード:
英文科目名称: Maternity Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
松永佳子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
教科書
子どもの誕生に関わる家族への援助について実習を通して指導します。妊娠にいたる経緯、妊娠、分娩の経
過、および、新たに養育家族として機能するために、必要とされる看護活動を展開することをめざします。本
来、個人がもつ生理的な能力が最大限に発揮されるようなケアを、本人の意向を尊重しながら提供するよう導
きます。
また対象のセルフケア習得にむけた教育的アプローチについて、退院後の生活をふまえたケアについて学びま
す。
1
実習施設
東邦大学医療センター大森病院
2号館8階西病棟(産褥・新生児、分娩室他),2号館8階東病棟(NICU),産婦人科外来
2
実習内容
・褥婦および新生児を対象に看護過程を展開する。
・産婦人科外来での妊婦健康診査の一部実施、NICUの見学実習、母親学級、育児学級等の見学を
行う。
詳細は家族看護学実習の要項を参照のこと
1. 妊娠・分娩・産褥各期における生理的・心理社会的な変化の実際を学び、それら対象に対する看護の基礎的な
実践能力を養う。
2. 早期新生児期にある対象の生理的変化を理解し、必要な看護を実践できる。
3. NICUに収容された児に対する高度医療の実際を概観し、児の特徴と看護の概要が理解できる。
4. 分娩・産褥各期の対象と家族との関係を理解し、家族の発達に向けた看護について考えることができる。
5. 産褥早期の母子に関心を持ち、母子相互作用を高めるための看護を実践できる。
6. 実習を通して自己の母性観や父性観を考えることができる。
7. 生命の尊重やプライバシーの保護、守秘義務など倫理上の理解を深め、命や権利を保護する看護者の姿勢を
考察できる。
8. 妊娠・分娩・産褥各期および退院後の支援の場や看護の連携を学び周産期における看護の役割や社会資源の活
用について考えることができる。
家族看護学実習で必須となる技術については、「ナーシングスキル」、各種ビデオでの学習はもちろんのこ
と、実習開始前に各自、実習室で演習をすること。
妊娠期:レオポルド触診 子宮底・腹囲測定・胎児心拍モニターの装着など
産褥期:復古状態の観察
新生児期:バイタルサインの計測、全身の観察、沐浴など
出席状況(5%)、実習記録(60%)、技術到達度(30%)、実習態度(5%)について総合的に評価する。(実習
評価表を参照)
・「系統看護学講座母性看護学[2]母性看護学各論 第12版」森恵美 編(医学書院 2014年)
参考書
その都度、提示する。
科目責任者連絡先
松永佳子([email protected])
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、東園子(看護学部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 156 -
講義科目名称: がん看護学実習
授業コード:
英文科目名称: Oncology Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
村上好恵
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
先進的な技術を伴い、高度化、複雑化しているがん医療や、がんとともに生きる人とその家族の多様性に着目
し、がんを発症した人が治療を受けながら生活をおくることができるような看護支援について理解を深めま
す。
1
実習施設
東邦大学医療センター大森病院病棟 消化器内科・外科病棟および外来(放射線治療部門・化学
療法センター)
2
実習期間
2週間
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習方法
1)がん治療を受けながら生活している患者を受け持ち、実習を行う。
2)実習中にケースカンファレンスを行い、がん患者および家族への看護について系統的視点で理
解する。
3)受け持ち患者の状況にあわせて、院内および院外でのリソース(緩和ケアチーム、チーム医
療、地域連携、在宅医療など)のあり方を学習する。
4)実習中・後にカンファレンスを実施し、各自の学びを統合することで、がん看護の特徴と可能
性を検討する。
1.がんを発症した人が受けている集学的治療について理解できる。
2.がんと共に生きる人とその家族に対する看護実践方法について検討し、働きかけることが出来る。
3.がんを持つ人とその家族が、治療をうけながらその人らしく生きることができる看護支援についてチーム医
療や地域連携の視点を含めて検討できる。
がん看護学Ⅰ、がん看護学Ⅱを復習してください。
実習内容(実践、態度、実習記録)(90%)、レポート(10%)を総合して評価します。
教科書
特に指定はありません。
参考書
実習中、随時紹介します。
科目責任者連絡先
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
実習内容の詳細は、実習要項を参照してください。
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)
- 157 -
講義科目名称: がん看護学Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Oncology Nursing Ⅰ
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
村上好恵
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
年々増加するがん罹患者に対するがん医療は、先進的な技術を伴い、高度化、複雑化しています。また、がん
医療の主体であるがんとともに生きる人とその家族の状況も多様化しています。こうした社会状況をふまえ、
診断告知時から終末期まで一貫した看護を提供するために必要な専門的ながん看護の基本的知識を学びます。
1
がん疫学
わが国のがんの動向、がん発生のメカニズム、がん医療に対する政策の動向を理解する
2
3
集学的治療
手術療法、薬物療法、放射線療法などの治療が集学的に行われる実際を学び、必要な看護を理解
する
症状マネジメント
治療やがんの進展に伴う症状体験を学び、症状マネジメントの方略を理解する
4
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
トータルペイン
がんの診断を受けた時点からの身体的、精神的、社会的、スピリチュアル苦痛を学び、それらに
対する援助方法を理解する
5
終末期ケア
終末期の病態や終末期医療を学び、終末期の症状コントロールと患者と家族の意思決定を支える
看護について理解する
6
コミュニケーション
診断告知から治療に関する意思決定や終末期の療養場所に関する意思決定などの様々な場面にお
ける患者や家族とのコミュニケーションのあり方を理解する
7
倫理的課題
がん患者および家族のおかれた状況に関連する倫理的課題について理解し、検討できる視点を養
う
1.わが国で罹患者数の多いがんに対する国の政策を理解し、行われている集学的治療とそれによって生じる苦
痛症状について理解する。
2.がんの治療をうけながらがんと共に生きる人とその家族を支えるアプローチと支援のあり方について理解す
る。
指定された予習プリントを学習し、講義中のディスカッションの準備をしてください。
講義内容と配付資料をもとに復習を行ってください。
筆記試験(90%)、レポート(10%)で評価します。
教科書
特に指定しません
参考書
適宜紹介します
科目責任者連絡先
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
がん医療に関する新聞記事やニュースに目を通して臨んでください。
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)
到達目標
- 158 -
講義科目名称: がん看護学Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Oncology NursingⅡ
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
村上好恵
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
年々増加するがんに対する最新の治療方法を理解し、がんと診断された人とその家族が治療をうけながらその
人らしく生きることができる看護支援方法、QOLを高めるための方略、倫理的課題についての取り組み方といっ
たがん看護の基本的知識を深め、具体的な実践方法を学びます。
1
がん医療とがん看護の専門性
がん医療とがん看護の最新の動向を理解する
2
集学的治療と生活①
手術療法を中心として、治療を受けるがん患者及び家族への看護を理解する
3
集学的治療と生活②
薬物療法を中心として、治療を受けるがん患者及び家族への看護を理解する
4
集学的治療と生活③
放射線療法を中心として、治療を受けるがん患者及び家族への看護を理解する
5
遺伝性腫瘍の患者および家族へのケア
遺伝性腫瘍、遺伝カウンセリング、遺伝子診断について理解し看護の役割を探求する
6
がんリハビリテーション
治療期、回復期、緩和期、終末期でのリハビリテーションの意義を理解し看護の役割を探求する
7
患者および家族への精神的支援①
医療者からの支援やピアサポートなど様々な精神的支援の実際について理解する
8
患者および家族への精神的支援②
精神的支援のための具体的なコミュニケーションスキルを学ぶ
9
世代横断的視点①
小児がんから高齢者までの発達課題の時期に特有のとりまく課題(小児から成人への移行時期、
若年がん患者、生殖機能障害、就労に関する課題、高齢者の老老介護や独居問題、高齢精神科疾
患患者とがん、など)とそれに対する看護を理解する
世代横断的視点②
小児がんから高齢者までの発達課題の時期に特有のとりまく課題とそれに対する看護を理解する
10
11
世代横断的視点③
小児がんから高齢者までの発達課題の時期に特有のとりまく課題とそれに対する看護を理解する
12
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
事例検討①
がんと診断され治療を受けながら生活を送っている患者への看護について、がん患者をとりまく
倫理的課題、チーム医療のあり方、地域連携などの事例をもとに検討する
13
事例検討②
がんと診断され治療を受けながら生活を送っている患者への看護について、がん患者をとりまく
倫理的課題、チーム医療のあり方、地域連携などの事例をもとに検討する
14
事例検討③
がんと診断され治療を受けながら生活を送っている患者への看護について、がん患者をとりまく
倫理的課題、チーム医療のあり方、地域連携などの事例をもとに検討する
15
事例検討④
がんと診断され治療を受けながら生活を送っている患者への看護について、がん患者をとりまく
倫理的課題、チーム医療のあり方、地域連携などの事例をもとに検討する
1.現在のがん医療の臨床現場における課題を理解し、求められるがん看護の専門的知識とその活用方法につい
て理解し、習得できる。
2.がん看護における看護技術の特徴を理解し、習得できる。
3.がん看護における倫理的課題について検討できる。
4.チーム医療のあり方を学び、一員として看護者の役割を理解できる。
5.がん発症者をとりまく現在の課題について、世代横断的の視点で理解し、看護の役割を理解する。
指定された予習プリントを学習し、講義中のディスカッションの準備をしてください。
講義内容と配付資料をもとに復習を行ってください。
筆記試験(90%)、レポート(10%)で評価します。
教科書
特に指定しません。
参考書
適宜紹介します。
科目責任者連絡先
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
がん医療に関する新聞記事やニュースに目を通して臨んでください。
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)
到達目標
- 159 -
講義科目名称: 在宅看護学方法論
授業コード: 51020
英文科目名称: Method of Home Health Nursing
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
其田貴美枝
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
在宅看護の場の特性と対象者の多様なニーズおよび看護の役割を理解する。在宅療養者の生活上の課題と支援
方法について、ケアマネジメントの視点から理解する。医療依存度の高い在宅療養者のニーズおよび必要とさ
れる看護について、講義・演習をとおして学習する。紙上事例の看護過程を展開し、在宅療養者の心身状態、
生活環境、家族・介護状況を分析し、療養生活の課題および生きがいを尊重した看護について考察する。
1
在宅における療養生活支援1(其田)
「在宅看護実習ガイド」p36-98、「新版在宅看護論」p38-50
2
在宅における療養生活支援2(其田)
「在宅看護実習ガイド」p36-98、「新版在宅看護論」p38-50
3
ケアマネジメント1(特別講師:苛原)ケアマネジメントの概念、介護支援専門員の役割
在宅看護実習ガイド」p8-29、「新版在宅看護論」p211-218
4
ケアマネジメント2 (特別講師:苛原)ケアマネジメントの実際(アセスメント、計画、実
施、評価)
「在宅看護実習ガイド」p8-29、「新版在宅看護論」p211-218
5
医療管理が必要な在宅療養者の看護1(特別講師:藤野)在宅酸素療法
「新版在宅看護論」p90-91
6
医療管理が必要な在宅療養者の看護2(特別講師:藤野、其田、森野、近藤、山本)在宅酸素療
法
「新版在宅看護論」p90-91
7
医療管理が必要な在宅療養者の看護3(近藤)在宅における呼吸のアセスメント
「新版在宅看護論」p90-91
8
医療管理が必要な在宅療養者の看護4(其田)在宅経管栄養法、在宅中心静脈栄養法
「在宅看護実習ガイド」p107、p120-127、「新版在宅看護論」p96-100
9
医療管理が必要な在宅療養者の看護5(其田)在宅人工呼吸療法
「新版在宅看護論」p91-94,110-112,170-171
10
在宅における看護の展開1(近藤・其田・山本・森野)事例展開
-
11
在宅における看護の展開2(近藤・其田・山本・森野)事例展開
-
12
在宅における看護の展開3(近藤・其田・山本・森野)事例展開
-
13
在宅における看護の展開4(近藤・其田・山本・森野)事例展開
-
14
在宅における看護の展開5(近藤・其田・山本・森野)事例展開
-
1.療養の場の特徴と対象者の多様なニーズおよび看護の役割を理解できる
2.療養生活上の課題と支援方法についてケアマネジメントの視点から理解できる
3.医療依存度の高い在宅療養者のニーズと必要とされる看護について理解できる
4.紙上事例の看護過程を展開し、在宅療養者の心身状態、生活環境、家族・介護状況を分析し、療養生活の課
題および生きがいを尊重した看護について考察できる
・テキストの該当ページを予習として読んでおく
・事前課題があるので詳細は演習要項を参照する
・講義中に示した参考図書を復習として読んでおく
出席状況および授業への参加態度(10%)、提出物(30%)、筆記試験(60%)から総合的に評価します。
参考書
・「在宅看護実習ガイド」山田雅子編(照林社2011)
・「新版在宅看護論」木下由美子編(医歯薬出版株式会社2015)
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
其田貴美枝 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
1.既習科目の学習内容の上に在宅の専門性を加味した学習となります
2.演習およびグル-プ討議を中心として進めます。準備から後片付けまで、学生の主体性が求められます
3.事前・事後学習を前提として進めます
其田貴美枝(看護学部・講師)、森野正倫重(看護学部・助教)、近藤麻理(看護学部・教授)、山本容子
(看護学部・助教)
担当教員(所属)
- 160 -
講義科目名称: 在宅看護学概論
授業コード: 51030
英文科目名称: Introduction to Home Health Nursing
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
其田貴美枝
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
在宅療養の場の特性や対象の多様性を踏まえ、疾病や障害を持つ人々とその家族が地域で安心して生活できる
ための看護支援の基礎について学びます。社会情勢の変化や対象者のニーズに対応した在宅看護のあり方を展
望します。
1
在宅看護学の新しい展開(近藤)
2
在宅看護をめぐる社会の動き(其田)
「新版在宅看護論」p2-36,186-197,256-262,266-272
3
外来における療養生活支援と看護の役割1(非常勤講師:島田)
-
4
外来における療養生活支援と看護の役割2(非常勤講師:島田)
-
5
在宅移行に向けた看護支援(兼担講師:山本)
「新版在宅看護論」p150-166
6
在宅における看取りの看護(特別講師:田中)
「新版在宅看護論」p115-119、「在宅看護学実習ガイド」p153-159
7
訪問看護ステーションの管理・運営(特別講師:小川)
「新版在宅看護論」p231-245、「在宅看護学実習ガイド」p30-34
8
在宅看護に関連する保健医療福祉施策1(特別講師:結城)
「新版在宅看護論」p128-148,204-216
9
在宅看護に関連する保健医療福祉施策2(特別講師:結城)
「新版在宅看護論」p128-148,204-216
10
ケーススタディ 長期療養者の在宅看護1(近藤・其田・山本・森野)
「新版在宅看護論」p51-66
11
ケーススタディ 長期療養者の在宅看護2(近藤・其田・山本・森野)
「新版在宅看護論」p51-66
12
訪問看護ステーションを看護師が創る(特別講師:目黒)
-
13
在宅におけるリスクマネジメント(其田)
「新版在宅看護論」p238-245、「在宅看護学実習ガイド」p109-125
14
在宅看護の展望と課題(近藤・其田)
-
1.在宅看護の対象、場の特徴、機能、役割について理解できる
2.外来における療養生活生活支援と看護の役割について理解できる
3.疾病の段階に応じて医療機関から在宅へ移行する際の支援について理解できる
4.在宅における看取りの看護について理解できる
5.在宅療養生活の基盤となる保健医療福祉施策について理解できる
6.在宅看護手法の一つである訪問看護活動およびステーションの管理・運営を理解できる
・テキストの該当ページを予習として読んでおく
・講義中に示した参考図書を復習として読んでおく
出席状況および授業への参加態度(10%)、筆記試験(90%)から総合的に評価します。
参考書
・「新版在宅看護論」木下由美子編(医歯薬出版株式会社2015)
・「在宅看護実習ガイド」山田雅子(照林社2011)
講義時間中に紹介します。
科目責任者連絡先
其田貴美枝 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
在宅看護は今まで学習してきたことを基盤にして、その知識・技術を統合することが求められます。したがっ
て、事前の予習は今まで学習してきた全科目の復習を含みます。
其田貴美枝(看護学部・講師)、森野正倫重(看護学部・助教)、近藤麻理(看護学部・教授)、山本容子
(看護学部・助教)、島田恵(首都大学東京)、山本由香(東邦大学医療センター大森病院)
担当教員(所属)
- 161 -
講義科目名称: 在宅看護学方法論
授業コード:
英文科目名称:
開講期間
春学期
科目責任者
其田 貴美枝
配当年
3年次
単位数
2単位
科目必選区分
必修
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
科目責任者連絡先
オフィスアワー
特記事項
担当教員(所属)
- 162 -
講義科目名称: 国際看護学
授業コード: 52050
英文科目名称: International Health and Nursing
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
近藤麻理
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
国際看護学の概念、看護学における国際的視点の重要性を理解し、看護を地球規模の視点で捉え、国際的視野
から看護のプロフェッショナルとしての役割を考えます。国際保健ならびに国際看護の考え方と方法、世界の
健康課題とその取り組み、さらに国際機関や市民団体の国際協力について、世界で活動経験豊富な外部講師も
含めて教授します。
1
国際的視野を広げる
国際看護の理念とその対象(近藤・山本)P2-16
2
国際協力の枠組み
国際協力を考えるうえで基本となるもの(近藤・山本)P17-34
3
看護の移動労働
国際的な移動労働と看護の状況(近藤・山本)P36-41
4
看護の移動労働
EPA看護師候補者の状況を知る。異文化への理解と日本における看護実践(近藤・山本)P36-41
5
ジェンダーの時代
女性を取り巻く世界の状況(近藤・山本)P42-46
6
ジェンダーの時代
FGMの課題への取り組み(近藤・山本)P42-46
7
紛争と難民
格差社会がもたらす紛争と難民(近藤・山本)P47-54
8
紛争と難民
難民への看護支援で重要なこと(近藤・山本)P47-54
9
HIV/AIDSとスティグマ
国際的なHIV/AIDSの課題と看護(近藤・山本)P55-62
10
HIV/AIDSとスティグマ
アジアと日本における課題とスティグマ(近藤・山本)P55-62
11
災害と看護
国際的な緊急救援活動の実際(近藤・山本)P63-72
12
災害と看護
被災者とはどのような存在であるのか(近藤・山本)P63-72
13
国際看護の実践
国際看護の実践の具体例(近藤・山本)P73-88
14
プライマリヘルスケアと看護のこれから
プライマリヘルスケア、世界の健康課題と貧困問題への看護の取り組み(近藤・山本)P73-88
15
国際看護学のまとめ
メディア・リテラシーの重要性の理解、これからの看護に向けて(近藤・山本)P116-126
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
現在の多様化する社会情勢のもとで、世界の様々な地域で生活する人々の健康問題もそれぞれである。私達が
日本で生活している環境とは全く異なる条件に住んでいる人々が地球上には沢山おり、その地域の自然、社
会、経済、文化の影響を受けながら、生活者として健やかに、或いは劣悪な条件のもとで病んで生活をしてい
ます。
日本以外の国・地域に住む人々の生活と健康を考えることの必要性、健康上の問題、問題点を把握する方法、
健康問題の基礎となっている事柄を理解し、住む人の目の高さで見て、住む人のための、住む人が実行可能
な、健康の向上に役立つことは何かと考えながら、歴史的、文化的な背景を学びます。
授業計画に記載されている教科書の指示されたページの予習と復習をすること。詳細については、初回の講義
で説明する。
出欠席(20%)、小レポート(30%)、試験結果(50%)から総合的に評価します。
教科書
「知って考えて実践する国際看護」近藤麻理 医学書院 2014年
参考書
「日本国際保健医療学 第2版」日本国際保健医療学会編 杏林書院 2013年
科目責任者連絡先
近藤麻理 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。授業終了時にも受け付けます。
特記事項
講義期間中は、毎日の新聞で国際欄に目を通すこととニュースの視聴を必ずしてください。
担当教員(所属)
近藤麻理(看護学部・教授)、山本容子(看護学部・助教)
- 163 -
講義科目名称: 公衆衛生看護学概論
授業コード: 52510
英文科目名称: Introduction to PublicHealth and Nursing
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
地域で生活している人々の成長発達レベル、健康レベルは様々です。公衆衛生看護の目的は地域の中で様々な
健康・保健ニーズを持った人々が、その人らしく地域で生活を送れるよう支援することです。講義では公衆衛生
看護の概念、公衆衛生看護活動、様々な地域・保健活動、地域災害看護について教授します。
1
公衆衛生看護とは
講義ガイダンス
地域看護・公衆衛生看護の理念、目的(岸)
2
公衆衛生看護活動の対象
地域看護・公衆衛生看護の対象について(岸)
3
公衆衛生看護活動の歴史
地域看護・公衆衛生看護活動の歴史(岸)
4
公衆衛生看護活動の展開方法
地域看護・公衆衛生看護活動の展開方法①(岸)
5
公衆衛生看護活動の展開方法
地域看護・公衆衛生看護活動の展開方法②(鈴木)
6
公衆衛生看護活動の展開方法
地域看護・公衆衛生看護活動の展開方法③(鈴木)
7
様々な地域看護・保健活動
行政保健活動(岸)
8
様々な地域看護・保健活動
産業保健活動①(大宮)
9
様々な地域看護・保健活動
産業保健活動②(大宮)
10
様々な地域看護・保健活動
学校保健活動①(深石)
11
様々な地域看護・保健活動
学校保健活動②(深石)
12
様々な地域看護・保健活動
開業保健師の活動(岸)
13
地域災害看護
災害時における地域看護の役割と保健活動①(石田)
14
地域災害看護
災害時における地域看護の役割と保健活動②(石田)
15
まとめ
講義のまとめを行う(岸)
1.地域看護・公衆衛生看護の概念、理念、目的、歴史、展開方法を理解できる。
2.様々な地域看護・保健活動とそれに関わる法規、関連機関や職種について理解することができる。
3.地域災害看護について理解することができる。
講義ごとに該当分野の予習復習をしてください。
出欠席・レポート・授業への参加態度および学習態度(20%)、筆記試験(80%)により総合的に評価します。
教科書
・「公衆衛生看護学. jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
参考書
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)
科目責任者連絡先
岸恵美子
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)、深石純子(青
山学院中等部)、石田千絵(東京保健医療大学)
- 164 -
講義科目名称: 公衆衛生看護学Ⅰ
授業コード: 52520
英文科目名称: Public Health NursingⅠ
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
2単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
地域社会に生活する人々に対して、健康課題に応じた保健制度と地域看護活動の実際、個人・集団・地域に対
する看護の方法を教授します。
1
母子保健活動①
母子保健の制度と保健活動(鈴木)
2
母子保健活動②
母子保健活動の実際(鈴木)
3
成人保健活動①
成人保健の制度と保健活動(岸)
4
成人保健活動
成人保健活動の実際(岸)
5
高齢者保健①
高齢者保健活動の現状と実際(岸)
6
高齢者保健②
高齢者保健活動の現状と実際(介護予防)(岸)
7
精神保健①
精神保健福祉の制度と保健活動(鈴木)
8
精神保健②
精神保健福祉の実際(鈴木)
9
感染症保健活動①
感染症の制度と保健活動(鈴木)
10
感染症保健活動②
感染症保健活動の実際(鈴木)
11
障害者・難病の保健活動
障害や難病を持つ人々への保健活動(大宮)
12
地域保健活動のツールⅠ
健康教育の目的、対象・場による方法(大宮)
13
地域保健活動のツールⅡ
健康教育の目的、対象・場による方法(大宮)
14
グループ支援・組織化
グループ支援・組織化理論(大宮)
15
各対象への保健師活動
各対象への保健師活動を総括する(岸・鈴木・大宮)
1.母子、成人、高齢者、精神、感染症、生活弱者を対象とした保健制度と保健活動を理解することができる。
2.地域保健活動の方法と実際を理解することができる。
講義ごとに、該当分野の予習・復習をしてください。
出欠席及び授業等への参加態度(10%)、筆記試験(90%)により総合的に評価します。
参考書
・「公衆衛生看護学. jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)
講義中に紹介する。
科目責任者連絡先
岸恵美子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 165 -
講義科目名称: 公衆衛生看護学Ⅱ
授業コード: 52530
英文科目名称: Public Health and NursingⅡ
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
鈴木良美
単位数
2単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
演習を通じて、保健師の基礎的な技術である家庭訪問、健康診断・相談、地域診断に関する知識・技術を理解
および習得します。
1
家庭訪問①
家庭訪問の知識・技術(大宮)
2
家庭訪問②
家庭訪問の知識・技術(大宮)
3
家庭訪問③
家庭訪問の知識・技術(大宮)
4
家庭訪問④
家庭訪問の知識・技術(大宮)
5
家庭訪問⑤
家庭訪問の知識・技術(大宮)
6
健康診断・相談①
乳幼児健診の知識・技術(鈴木)
7
健康診断・相談②
乳幼児健診の知識・技術(鈴木)
8
健康診断・相談③
事例検討(鈴木)
9
健康相談・診断④
事例検討(鈴木)
10
健康相談・診断⑤
事例検討(鈴木)
11
地域診断①
地域診断の知識・技術(岸)
12
地域診断②
地域診断の知識・技術(岸)
13
地域診断③
地域診断の知識・技術(岸)
14
地域診断④
地域診断の知識・技術(岸)
15
地域診断⑤
地域診断の知識・技術(岸)
1.家庭訪問の知識・技術を理解および習得することができる。
2.健康診断・相談の知識・技術を理解および習得することができる。
3.地域という広域的な視点から地域診断の知識・技術を理解および習得することができる。
演習が中心となりますので、演習後に該当分野の復習をしてください。
参考書
出欠席(10%)、記録物・レポート・グループワークへの参加態度および学習態度(90%)を基準とし、総合的
に評価します。
・「公衆衛生看護学. jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)
講義中に紹介する。
科目責任者連絡先
鈴木良美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
教科書
- 166 -
講義科目名称: 看護管理学(新)
授業コード: 53010
英文科目名称: Nursing Administration
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
小山田恭子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
質の高い看護サービスを提供するために看護サービスを提供するために必要な看護管理の基本を学び、看護を
円滑に実践するための基本的なマネジメント能力の習得をめざします。あわせて、医療安全に関する知識や技
術を学びます。
また、看護専門職としてのキャリア開発について考えます。
1
看護サービスとマネジメント①
看護サービス管理と看護組織論の基礎(小山田)
2
看護サービスとマネジメント②
看護サービス管理の特性と実践のプロセス(小山田)
3
看護サービスとマネジメント③
我が国の医療制度とその課題(小山田)
4
地域看護管理
地域における看護管理の実際(小山田)
5
看護の質の保証
質保証の考え方と多様な取り組み(小山田)
6
医療安全総論
医療安全の歴史、医療安全における看護師の役割(小山田)
7
組織的事故対策
基本的な事故発生のメカニズム、エラーの原因と分類、インシデントレポートの意義(小山田)
8
エラーマネジメント
組織的取り組み、インシデント・レポートの分析(小山田)
9
安全文化の醸成①
医療安全と組織文化(中澤)
10
安全文化の醸成②
チームワーク・トレーニング(中澤)
11
医療事故被害
医療訴訟の現状、患者・家族のケア(小山田)
12
安全と感染管理
感染管理の概要、医療関連感染とその予防(安岡)
13
看護管理と安全管理
中間まとめ 小テスト
14
キャリア開発
人的資源とキャリア開発(小山田)
15
キャリア開発
自分自身のキャリアを考える
1.看護管理の概念とその必要性について説明できる。
2.看護管理に不可欠な人的、物的調整に関わる諸理論について説明できる。
3.看護管理に関連の深い医療制度について説明できる。
4.医療過誤発生のメカニズムと予防策について説明できる。
5.質の高い医療に必要なコミュニケーションのあり方について説明できる。
6.自身の看護専門職としてのキャリア開発について考察できる。
この科目は実習体験を踏まえて学習を進めます。
レポート(50%)試験(50%)から総合的に評価します。
教科書
『ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践① 看護管理』、村島さい子他編、メディカ出版
参考書
『ベナー看護論-初心者から達人へ』パトリシア・ベナー著、井部俊子訳、医学書院、2005
科目責任者連絡先
小山田恭子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
小山田恭子(看護学部・准教授)、中澤恵子(大森病院)、安岡砂織(看護学部・講師)、白田真奈美(看護
学部・助教)
- 167 -
講義科目名称: 看護管理学
授業コード:
英文科目名称: Nursing Management
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
小山田恭子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
質の高い看護サービスを提供するために看護サービスを提供するために必要な看護管理の基本を学び、看護を
円滑に実践するための基本的なマネジメント能力の習得をめざします。
また、看護専門職としてのキャリア開発について考えます。
1
看護サービスとマネジメント
看護サービス管理と看護組織論の基礎(小山田・白田)
2
看護サービスとマネジメント
看護サービス管理の特性と実践のプロセス(小山田・白田)
3
看護サービスとマネジメント
我が国の医療制度とその課題(小山田・白田)
4
看護サービスとマネジメント
リーダーシップ(小山田・白田)
5
看護サービスとマネジメント
地域における看護管理の実際(小山田)
6
看護サービスとマネジメント
質保証の考え方と多様な取り組み(小山田・白田)
7
人的資源管理①
看護職の多様なキャリア(小山田・白田)
8
人的資源管理②
自己のキャリアを展望する(小山田・白田)
1.看護管理およびより質の高い看護サービスを提供するための基本知識を説明できる。
2.看護管理に不可欠な人的、物的調整に関わる諸理論を学ぶ。
3.グループ・マネジメントの基礎的能力を習得をする。
4.自身の看護専門職としてのキャリア開発について考察できる。
3年次の実習で得た知識や経験を活かして学習を進めます。適宜、事前課題を課します。
演習等への積極的参加(10%)、課題の提出状況(20%)、試験(70%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
『ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践① 看護管理』村島さい子他編、メディカ出版、
『ベナー看護論-初心者から達人へ』パトリシア・ベナー著、井部俊子訳、医学書院、2005
小山田恭子([email protected])
オフィスアワー
随時:メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
小山田恭子(看護学部・准教授)、白田真奈美(看護学部・助教)
- 168 -
講義科目名称: 看護倫理学
授業コード: 53020
英文科目名称: Nursing Ethics
開講期間
春学期
科目責任者
近藤麻理
配当年
4年次
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
人間の生命と人権の尊重に深くかかわる看護職には、国際的な職業倫理規定があります。看護職に求められる
看護倫理、生命倫理、研究倫理の基本的概念を理解し、看護の現場における倫理的な問題やジレンマに直面し
た時に、倫理的判断と行動がとれるよう倫理的意思決定と判断力を養うことを目指します。
1
生命倫理の基礎的知識 第1章-第4章
・歴史的背景と倫理原則
・医療倫理の4原則
・医療専門職の2原則
2
看護倫理 第5章-第8章
・ICN倫理綱領
・インフォームド・コンセント
・個人情報保護
・健康格差
・遺伝子診断
・臓器移植と脳死
3
研究倫理 第9章
・研究倫理指針
・研究の倫理審査
・臨床における治験と利益相反
・科学の発展
4
事例分析 第10章
・守秘義務
・患者情報の漏えい
・患者のプライバシーへの配慮
・インターネットやSNSの注意点
5
事例分析 第10章
・終末期医療
・安楽死
・意思決定について
・倫理的問題に取り組むための枠組みや意思決定プロセスについて
6
看護職の人権
・看護職の人権
・患者からのハラスメントや暴力
・同僚や医療従事者からのハラスメント
・医療事故
7
生命倫理
・生命シンポジウムでの講演と議論を通して生命倫理について理解を深める
1.倫理、生命倫理、研究倫理の基礎的知識を理解することができる
2.看護倫理と生じやすい具体的な事例について理解することができる
3.臨床場面における多様な人々への倫理的問題の感受性を高めることができる
4.事例等を用いて、倫理的問題を検討し問題を分析する能力を養うことができる
授業計画に記載している各章に沿って、教科書の予習と復習をしてください。詳細については、初回講義で説
明します。
授業への出席20%、事例検討と議論への参加状況30%、各講義ごとの小テストと最終課題レポートの成績50%
とし総合的に評価します。
「看護倫理」松葉祥一他 医学書院 2014
科目責任者連絡先
「いのちの選択」小松美彦他 岩波ブックレット 岩波書店 2014
「『出生前診断』を迷うあなたへ」大野明子 講談社文庫 2013
「アシュリー事件」児玉真美 生活書院 2011
「生を肯定する-命の弁別にあらがうために-」小松美彦他 青土社 2013
「はじめて学ぶ生命倫理」小林亜津子 ちくまプリマー新書 2011
近藤麻理 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
東邦大学生命倫理シンポジウム(7月2日(土))に必ず出席すること。*開催場所など詳細は、別途説明しま
す。
近藤麻理(看護学部・教授)
担当教員(所属)
- 169 -
講義科目名称: 健康政策論
授業コード: 53030
英文科目名称: Health Policy
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
石橋智昭
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
本講義では、政策形成のプロセスを解説した上で、近年導入された「健康増進法」や「介護保険法」を事例に
取り上げ、計画から評価までのサイクルを具体的に理解できるよう解説します。また、自治体における先進的
な取り組みから、地域資源の活用方法や事業者評価を展開する上での課題を講義します。
1
公共政策と決定プロセス
公共政策の構成要素と政策決定のモデル理論
2
政策の課題設定
ニーズの特定から政策の立案
3
政策の実施
国から市町村への伝達過程
4
政策の評価Ⅰ
評価の方法論(プロセス・アウトカム指標)
5
政策の評価Ⅱ
サービスの質の評価の実際
6
関連専門職
医療・介護専門職の資格と業務
7
まとめ
講義のまとめ
政策プログラムの事例を通じて、健康政策が「問題の特定」→「政策の選択」→「政策の実施」→「政策評
価」といった継続的で反復的なサイクルで成立していることを理解します。
毎回の講義の内容を復習し、次回の講義に備える。
出欠席(60%)、試験レポート(40%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・「政策科学入門」宮川公男(東洋経済新報社 2002年)
・「根拠に基づく健康政策のすすめ方」上畑欽之丞 監訳(医学書院 2003年)
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会 2015年)
石橋智昭 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
石橋智昭(公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団)
- 170 -
講義科目名称: 医療経済学
授業コード: 53040
英文科目名称: Medical Economics
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
日本における少子高齢化社会の進行から医療費の適正化をはじめとする医療資源の効率的活用を考え、医療・
看護にかかわる諸問題について、医療経済学の視点からその解決方法や評価方法を見出す力を養います。
1
医療経済と看護
看護における医療経済学の視点の必要性
2
費用と現在価値の考え方
経済学でいう費用とは何か?未来の価値と現在の価値は比較可能か?
3
ミクロの医療経済学(1)
費用最小分析、費用効果分析、費用便益分析、費用効用分析
4
ミクロの医療経済学(2)
効用をどのように測定するか?
5
マクロの医療経済学
国民医療費と疾病費用
6
医療保険の経済学
保険の理論と日本の公的医療保険
7
高齢化と医療経済
高齢者医療と介護保険制度
8
まとめ
講義のまとめを行う
本科目は、医療経済学の基礎を学習する。近年のわが国の医療費の増加は経済成長率を凌駕しており、医療の
世界でも資源の効率的な配分が重要となってきている。こうした中で、医療経済学が重要であるとの認識は高
まっているが、実際に医療経済学がどのようなものであるか初学者に解説したものは少ない。本講義は、この
ような中で医療経済学の基本的な分析道具を説明しながら、その分析道具で実際の日本の状況を観察すること
で、医療経済学とはどういうものか、その基本的な概念はどのようなものか理解することを目標とする。本科
目を履修することで、より進んだ応用にまで興味を持つことができるよう指導したい。
毎回の講義で復習箇所を指定しますので、しっかりと復習してください。
平常点(講義への出席等)(20%)、試験結果(80%)から総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
科目責任者連絡先
・長谷川敏彦、松本邦愛編集:『医療を経済する―質・効率・お金の最適バランスをめぐって』、医学書院、
2006
・長谷川友紀、長谷川敏彦、松本邦愛編集:『医療職のための公衆衛生・社会医学 第5版』、医学評論社、
2016
岸恵美子 [email protected]
オフィスアワー
講義終了後に質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、松本邦愛(医学部・講師)
- 171 -
講義科目名称: コーチングの基礎
授業コード: 53060
英文科目名称: The Basics of Coaching
配当年
3年次
開講期間
春学期
科目責任者
小山田恭子
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
対象の本来持っている能力、強み、個性を最大限に引き出し、対象が目指す目標の実現のために、対象の自発
的行動や学習を促進させるコーチングスキルを体験的に学び、看護師としてのコミュニケーション能力の向上
を目指します。
1・2
総論
歴史と理論的背景、コーチングの構造(小山田・野崎・白田)
3
安心と信頼の場を作る:傾聴
エクササイズと振り返り(小山田・野崎・白田)
4
対象に気づきを与える:質問
エクササイズと振り返り(小山田・野崎・白田)
5
対象の自信を高める:承認
エクササイズと振り返り(小山田・野崎・白田)
6
自分を知る:タイプ分け
エクササイズと振り返り(小山田・野崎・白田)
7
目標達成に向けて行動化を促進する
エクササイズと振り返り(小山田・野崎・白田)
8
演習準備
これまでの学びを振り返り、知識を確認する(小山田・野崎・白田)
9.10
コミュニケーション演習
模擬患者へのコーチング(小山田・野崎・白田・安岡・菊地・新田・山上)
11
コミュニケーション演習
演習のまとめ(小山田・野崎・白田・安岡・菊地・新田・山上)
12・13
コーチングとファシリテーション
コーチングスキルを活かしたグループワークの活性化の技法を学ぶ
14・15
コーチングの活用
実習におけるコーチングの活用方法を考える
1.対象との望ましい援助関係を結ぶために必要な基本的なコミュニケーションスキルが理解できる。
2.安心と信頼の場を作るためのスキルや対象の自信を高めるスキルが理解できる。
3.対象が目指す目標の実現に向けて構造化されたコーチングスキルが理解できる。
4.コーチングスキルを実習でどのように活用するか説明できる。
この授業では、毎回演習を行い、知識を体験的に学ぶとともに、自分や他者に対する理解を深めていきます。
演習に積極的に参加することが学習の大前提となります。また、毎回、次回の授業までに実践する課題を出し
ます。
授業への参加度【演習への取り組み、レスポンスシートの内容等】(30%)、課題の取り組み状況(20%)、レ
ポート(50%)から総合的に評価します。
なし
科目責任者連絡先
『コーチングの基本』 鈴木義幸、日本実業出版社、2009
『コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく』伊藤守監修、鈴木義幸著、ディスカ
ヴァー、2006
小山田恭子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
模擬患者さんへの実技演習を行います。
毎回演習を行うので、動きやすい服装とA4サイズのボードを準備して参加してください。また、交代で教室準
備に参加していただきます。
毎回提示する事前課題は、次の講義の演習の教材となるため、課題を忘れた場合は演習に参加できません。
小山田恭子(看護学部・准教授)、野崎真奈美(看護学部・教授)、白田真奈美(看護学部・助教)、安岡砂
織(看護学部・講師)、菊地由美(看護学部・助教)、新田汐里(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)
担当教員(所属)
- 172 -
講義科目名称: 感染制御学
授業コード:
英文科目名称: Infection control and prevention
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
小林寅喆
単位数
1単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
2年次春学期 感染と防御を基盤に、講義および実際の微生物を用いた実習を通して、主要な感染症起炎菌につ
いて理解し、感染症迅速診断、適切な手指衛生、消毒薬の特性を実験的に検証します。さらに、感染対策にお
ける重要な抗菌薬耐性菌の種類と耐性の機序についての検証を行い、さまざまな看護の場における感染対策の
根拠を提示できる基礎的能力を習得します。
1
感染症の診断と感染対策①(講義)
診断の概要
細菌学的診断
・起炎菌と常在菌
・検体採取と取扱い
・塗抹と鏡見、グラム染色の原理
・培養と同定(起炎菌の微生物学的特性)
2
感染症の診断と感染対策②(講義)
免疫学的診断
・Point-of-care testing(POCT)による感染症診断
遺伝子学的診断と疫学解析
・核酸増幅法
・Pulsed-field gel electrophoresis(PFGE)
検査と報告
・緊急報告
3
常在菌の分布と感染症との関わり(演習)
各自常在菌の検索
感染症検体のグラム染色と診断
4
感染症診断の実際①(演習)
起炎菌の生物学的性質
5
感染症診断の実際②(演習)
Point-of-care testing(POCT)による迅速診断法
6
抗菌薬と感受性(講義)
抗菌薬、抗菌薬感受性
抗菌薬感受性の読み方
抗菌薬感受性の実際(演習)
抗菌薬感受性と感染症治療の関係
7
8
9
10
11
12
到達目標
抗菌薬耐性菌と感染制御(講義)
感染対策に重要な抗菌薬耐性菌
抗菌薬耐性の機序
抗菌薬適正使用
抗菌薬耐性菌の特性と感染制御(演習)①
感受性試験による抗菌薬耐性菌の判定
抗菌薬耐性菌の特性と感染制御(演習)②
耐性菌による抗菌薬への影響
抗菌薬耐性菌の耐性機序
主な感染症と起炎菌(講義)
肺炎、尿路感染症の原因となる微生物とその特徴
血流感染症の原因となる微生物とその特徴
手指衛生・消毒薬(講義)
感染制御における適切な手指衛生
13
手指衛生・消毒薬(演習)①
各種消毒薬の微生物学的効果と検証
14
手指衛生・消毒薬(演習)②
各種消毒薬の微生物学的効果についての考察と討議
15
領域別感染症の特性と感染対策(講義)
主要病原体の特性と、医療機関、介護施設、在宅などのさまざまな看護の場における感染対策
1.感染症患者検体から原因微生物の検索について理解し述べることができる。
2.感染症診断に適した検体とその取扱いについて説明できる。
3.臨床における感染症診断の意義を理解し、感染対策との関連を説明できる。
4.ヒト常在菌の分布と役割を説明できる。
5.医療関連感染の代表的な原因微生物を述べることができる。
6.抗菌薬および抗菌薬感受性と感染症治療の関係を説明できる。
7.さまざまな看護の場における主要な抗菌薬耐性菌の耐性機序と性質を理解し、その対策について説明でき
る。
8.さまざまな看護の場における目的に応じた手指衛生法の選択と、その根拠を説明できる。
9.各種消毒薬の微生物学的効果と限界を説明できる。
10.さまざまな看護の場における主要な病原体の特性と効果的な感染対策を説明できる。
- 173 -
評価方法
10.さまざまな看護の場における主要な病原体の特性と効果的な感染対策を説明できる。
2年生春学期 感染と防御の復習をおこなうこと。
演習を主体に科目を進めます。
授業毎に教科書と配布資料を用い、復習を行ってください
試験結果(40%)、出席(10%)、参加態度(10%)、レポート(40%)から総合的に評価します。
教科書
「はじめよう 看護の感染と防御」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2014年)
参考書
科目責任者連絡先
「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」藤本秀士 編著(南山堂 2010年)
「読めばわかる!耐性菌のお話し」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2012年)
その他の参考書は授業中に紹介します。
小林寅喆 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
演習の都合により、授業計画の順序および時間は変更となることがあります。変更内容は事前に連絡します。
担当教員(所属)
小林寅喆(看護学部・教授)、金山明子(看護学部・講師)、金坂伊須萌(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
- 174 -
講義科目名称: 死生表象論
授業コード:
英文科目名称: Representations of Life and Death
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
平田松吾
単位数
1単位
科目必選区分
選択
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
死を医学的説明だけで納得することは難しい。哲学・宗教・文学・映像などの文化表現は死をさまざまに表象
し、死に対して人間が抱く恐怖や疑問に答えようとしてきました。この講義は、医学的・法的な死の定義に収ま
りきらないさまざまな死生観を理解し、そのことを通じて、将来医療現場で直面するであろう患者・医療従事者
双方にとっての「死の難しさ」に対処できるための基礎的な知の力を身につけることを目標とします。授業で
は、死を表象するテクストを取り上げ、その解釈を通じて死生に関する思考を学びます。一部のテクストにつ
いては、担当学生が発表を行い、教室全体でのディスカッションを通じてテクストの理解を深めるやり方を採
ります。
1
「死」を考える準備
「死」は直接体験することができない。だから「死」には「ことば」を通じて接近することしか
できない。
「死」と「ことば」の関係を考えます。
2
『ソクラテスの弁明』を読む (1)
『ソクラテスの弁明』の概要。その歴史背景とソクラテスの活動。
3
『ソクラテスの弁明』を読む (2)
「死」についての三つの考え方。
4
発表――古屋兎丸『幻覚ピカソ』(1)
5
発表――古屋兎丸『幻覚ピカソ』(2)
6
死についてのさまざまな考え方
7
講義のまとめ
(1) 医学的・法的な死の定義に収まりきらないさまざまな死生観を理解し、そのことを通じて、将来医療現場で
直面するであろう患者・医療従事者双方にとっての「死の難しさ」に対処できるための基礎的な知の力を身につ
けるます。
(2) たじろがずに死をさまざまに語ることのできることばの力を獲得すること。ただしこのことは死を「受け
入れる」こととは限りません。死を「受け入れられない」という現象を語る力も含まれます。
授業の内容をしっかりと復習すること。指定された教科書を事前に読み、参考書目を努めて読むこと。発表に
向けた準備をすること。
レポート 60%, 発表 25%, 授業への貢献度 15%
参考書
納富信留訳『ソクラテスの弁明』光文社古典新訳文庫
その他プリントの形で配布します。
山折哲雄『わたしが死について語るなら』ポプラ新書
科目責任者連絡先
[email protected]
オフィスアワー
月曜日 13:00-14:00
特記事項
「死」を医療ではない視点から考えることは将来医療現場に出たときにかならず力になります。「死」という
難しい問題をともに頭をふりしぼって考えましょう。
平田松吾(人文学研究室)
担当教員(所属)
- 175 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(基礎看護)
授業コード: 54010
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
安岡砂織
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
臨床実践に不可欠な複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り扱
い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働などに必要な知識・技術を、各看護領域の特徴を踏
まえて教授します。
(基礎看護学)
医療現場における看護活動を看護技術や看護管理の視点で各自テーマを持ち探求します。また、看護チームの
一員としての役割や看護マネージメントについても学びます。
1
総論(安岡・小山田)
看護職の多様な機能と役割
看護技術の特徴・適切に実践するための要素
病院における看護管理の特徴
2
基礎看護分野における現状と課題①(安岡・小山田)
看護学実習を振り返り、その中から看護技術や看護管理に関する課題を抽出
看護技術や看護管理に関する課題(テーマ)を絞り込みます
3
基礎看護分野における現状と課題②(安岡・小山田)
看護技術や看護管理に関する課題について、各自文献検討を行う
4
成果の発表(安岡・小山田)
各自、課題と文献検討の結果を発表する
5
問題解決方法を探索(安岡・小山田)
文献検討の結果、各自の実習目的と方法を計画立案する
各自の問題解決方法探索演習
複数患者受け持ち時の看護マネージメント
受け持ち患者の理解、看護目標の設定
6
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
複数患者受け持ち時の看護マネージメント(安岡・小山田)
日勤時の看護マネージメント(時間・環境)を立案する
ケアの優先度・重要度を思考する
1.看護職の多様な機能と役割について理解できる
2.看護チームの一員として、複数受け持ち時の看護マネージメントが実施できる
3.看護技術や看護管理に関する学習課題を見出し、問題解決のための計画立案ができる
4.学習課題の問題解決のために、理論的かつ計画的に取り組むことができる
5.これまでに習得したコミュニケーション技術を活かして、自己の考えを他者へ伝えることができる
授業計画に沿って事前学習を行い参加すること。
レポート・課題(70%)、講義の参加態度(30%)により評価します。
教科書
課題に応じてその都度指定します。
参考書
科目責任者連絡先
系統看護学講座 専門分野1 基礎看護技術1 医学書院
新体系 看護学全書 看護の統合と実践① 看護実践マネジメント医療安全 メヂカルフレンド社
安岡砂織 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
授業形態は、ゼミ形式で行います。
担当教員(所属)
安岡砂織(看護学部・講師)、小山田恭子(看護学部・准教授)
- 176 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(成人看護)
授業コード: 54020
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
村岡宏子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
健康障害をもつ成人への臨床実践に求められるチーム医療について、治療・処置・ケアに関する具体的な場面
や看護活動を取り上げ、基本的に必要な知識と技術を教授します。
1
成人の健康障害とチーム医療
チーム医療の概念、チーム医療に関わる専門職の連携と看護師の役割について学ぶ。(村岡)
2
チーム医療活動の実際1
救命救急におけるチーム医療と看護活動について学ぶ。(渕本)
3
チーム医療活動の実際2
リハビリテーションにおけるチーム医療と看護活動について学ぶ。(宮本・百瀬)
4
チーム医療活動の実際3
慢性病患者のセルフケア、患者教育におけるチーム医療と看護活動について学ぶ。(高井)
5
チーム医療活動の実際4
難病ケアにおけるチーム医療と看護活動について学ぶ。(村岡・熱海)
6
チーム医療活動の実際5
緩和ケアにおけるチーム医療と看護活動について学ぶ。(村岡・大場)
7
地域ニーズへつなぐチーム医療
地域包括ケアの視点からみたチーム医療と退院調整支援について学ぶ。(山本)
到達目標
1.健康障害をもつ成人への看護活動の基本とチーム医療について理解できる。
2.さまざまな医療場面におけるチーム医療と看護活動の特徴を理解できる。
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
・毎回の講義前に、キーワードになる内容を各自予習を行うこと。
教科書
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
村岡宏子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
村岡宏子(看護学部・教授)、宮本毅治(看護学部・助教)、高井怜(看護学部・助教)、百瀬修久(看護学
部・助教)、大場亜希子(看護学部・助教)、熱海恭子(看護学部・助教)、渕本雅昭(東邦大学医療セン
ター大森病院)、山本由香(東邦大学医療センター大森病院)
・授業への参加態度やレポートから総合的に評価します。
- 177 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(高齢者看護)
授業コード: 54030
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
横井郁子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
臨床実践に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
1,2
脳卒中と生活機能(発表と討議)
文献等で各自調べたことを発表し討議する
3
老年期に障害をもつということ(発表と討議)
老年期の発達課題等の文献を参考に障害を持つということについて討議する
4
回復期リハビリテーション病棟の理解(発表と討議)
回復期リハビリテーション病棟とは何か.法制度も含め調べ発表する
5
他職種の理解(発表と討議)
支援に関わる職種を各種法規も参考にしながら調べ発表する
6,7
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習に向けての準備、アセスメントシートの作成
上記の事柄および今まで学んだ各領域での記録方法を参考に、対象理解と他者への伝達に配慮し
た記録用紙を作成する
1.老年期に障害を持つということについて当事者、家族の立場で考えを深めることができる。
2.高齢者が残された機能、自身の強みを生かして、その人らしい生活へ戻ることの意義と困難さについて述べ
ることができる。
3.回復期リハビリテーション病棟の役割、制度について説明することができる。
4.回復期リハビリテーション病棟でのスタッフ構成と連携、看護の役割について述べることができる。
受講者を看護チームのメンバーと仮定して課題について議論していきます。したがって、チームの共通理解を
得られるような発表の工夫も考えながら事前課題に取り組んでください。
事前課題学習の内容(20%)、授業態度(討議への参加等)(20%)、最終成果物(60%)によって評価します。
教科書
特に指定はありません。
参考書
随時、紹介します。
科目責任者連絡先
横井郁子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
講義の中での発表に向けて、事前に準備するものがあります。その内容説明の日時、場所については、統合科
目配置が発表された後に掲示します。
横井郁子(看護学部・教授)、村田磨紀(看護学部・助教)
到達目標
担当教員(所属)
- 178 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(小児看護)
授業コード: 54040
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
出野慶子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
臨床実践に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
小児の健康にかかわる課題や倫理的課題に目を向け、総合的な視野を持って小児看護を実践する態度と方法に
ついて教授します。
1
小児の入院環境 ①
小児専門病院の物理的・人的環境の実際(出野・河上・天野・髙山)
2
小児の入院環境 ②
小児にとって望ましい入院環境の検討(出野・河上・天野・髙山)
3
小児看護における倫理的課題 ①
小児看護における倫理とは(河上)
4
小児看護における倫理的課題 ②
倫理的課題の検討(河上・出野・天野・髙山)
5
小児看護領域における継続看護
在宅療養への移行・継続に向けての看護(出野・河上)
6
小児看護の専門性
小児看護の専門性とは(出野)
7
子ども虐待
子ども虐待の現状と看護(出野)
1.小児専門病院の物理的・人的環境の実際を知り、小児にとって望ましい入院環境について考えることができ
る。
2.小児看護領域における倫理的課題や継続看護についての考え方が理解できる。
3.子ども虐待の現状を知り、看護職としての子ども虐待に対する態度・対応方法について理解を深めることが
できる。
提示した課題について事前学習を行う。
教科書
レポート(60%)、グループワークの取り組みおよび内容(30%)、授業の参加態度(10%)から総合して評価を
行います。
指定なし
参考書
・「子ども虐待の臨床」坂井聖二 他(南山堂 2005年)
科目責任者連絡先
出野慶子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
子ども専門病院を見学し、子どもの入院環境について考える材料とします。
担当教員(所属)
出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護学
部・助教)
- 179 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(家族看護)
授業コード: 54050
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
松永佳子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
臨床実践に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
1
オリエンテーション
性・生殖看護の現状と課題
2
性・生殖看護における今日的課題
家族看護学実習を振返り、その中から性・生殖看護における課題を見出す。
3
性・生殖看護における学生自らの課題の明確化1
性・生殖看護における課題の中から、各グループの課題(テーマ)を一つ選択し、その課題につ
いて文献の検索、検討を行う。
性・生殖看護における学生自らの課題の明確化2
性・生殖看護における課題の中から、各グループの課題(テーマ)を一つ選択し、その課題につ
いて文献の検索、検討を行う。
成果報告
発表会
4
5
到達目標
6
対象者の選定
文献の検討から、各自の課題の目的、対象事例を決める。
7
それぞれの課題にあわせた演習1
演習
8
それぞれの課題にあわせた演習2
演習
評価方法
これまでの学習を統合し、性・生殖看護領域における課題についてグループワークにより探究する。また、今
後の性・生殖看護のあり方について考察できる。
1.性・生殖看学護領域における自らの学習課題を述べることができる。
2.課題に関する最近の動向をグループワークを通して調べることができる。
3.課題にあった対象者をグループワークを通して選定することができる。
4.対象者に適した看護をグループワークを通して計画することができる。
5.上記のプロセスをまとめることができる。
6.性・生殖看護について今後の課題や展望について考えを述べることができる。
性・生殖看護学領域に関する自身の興味・関心のある分野について「統合実習」で実習が行えるように、文献
検索、文献検討に基づき、実習計画の立案をするための準備を各自行う。
文献検討からわかったこと、テーマの絞込、実習計画等、レジュメおよびPPTでのプレゼン資料を作成する。
出席状況(5%)、授業への態度(10%)、課題(85%)を評価表に基づき総合的に評価する。
教科書
特に指定しません。
参考書
随時紹介します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
特にありません
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、福島富士子(看護学部・教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン
充子(看護学部・講師)
準備学習(予習・
復習等)
- 180 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(精神看護)
授業コード: 54060
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
伊藤桂子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
精神保健医療福祉の分野における我が国の現状の問題点や今後の課題について復習し、看護師が担う役割につ
いて考える機会とする。
既習の知識・技術・態度を統合し、看護マネジメントや看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働
等、臨床実践に必要な知識・技術を精神看護領域の特徴をふまえて教授します。
1
精神保健医療福祉の分野における我が国の現状と課題(伊藤)
―
2
文化と精神保健
日本と諸外国との比較検討(ポーランド)(伊藤、宮城、後藤)
3
地域精神保健福祉活動(伊藤、宮城、後藤)
―
4
政策医療と看護マネジメント(伊藤、宮城、後藤)
―
5
地域における実践活動の現状①
地域移行支援事業について(伊藤、宮城、後藤)
6
地域における実践活動の現状②
精神科訪問看護について(伊藤、宮城、後藤)
7
地域における実践活動の現状③
精神障害者地域支援活動の実践(伊藤、宮城、後藤)
精神保健医療福祉の分野における我が国の現状の問題点や今後の課題について、既習の精神看護学に関する科
目と、さらに心理学や社会福祉学、文化人類学などの関連領域をふまえて理解を深めます。また、精神保健医
療福祉分野における実践家から活動の実際を学びます。
既習の精神看護学に関する知識だけでなく、関連領域にも強く関心をもつこと。
出席状況および授業態度(討議への参加等)(30%)、レポート等の提出物(70%)から総合的に評価します。
教科書
授業内で教科書・参考書・文献を紹介します。
参考書
授業内で教科書・参考書・文献を紹介します。
科目責任者連絡先
伊藤桂子 メールアドレス
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)
- 181 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(在宅看護)
授業コード: 54080
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
其田貴美枝
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
安全で質の高い在宅サービス提供の実現のために必要とされる活動について多角的に理解を深め、在宅療養支
援における看護の専門性に関して考察し、専門職としての総合的能力を学習します。授業は自己学習、プレゼ
ンテーション、ディスカッションによるゼミ形式を中心に行います。
1
在宅療養支援に関わる保健医療福祉チームの連携・協働1
ヘルパー、介護福祉士、MSW、ケアマネージャー、医師、薬剤師等、在宅療養に関わる各職種の法
的位置づけ、業務範囲と専門性について理解する。
2
在宅療養支援に関わる保健医療福祉チームの連携・協働2
訪問介護事業所/訪問看護ステーション/医療機関の退院支援部門/福祉事務所/居宅介護支援
事業所の機能と各機関の役割、保健医療福祉チームの連携・協働について考察する。
3
在宅療養支援に関わる保健医療福祉チームの連携・協働3
在宅における療養生活を支えるためのチームケアおよび看護の専門性について考察する。
4
療養の場の移行期における支援1
事例に基づいて、退院時に必要となる情報およびニーズを分析する。
5
療養の場の移行期における支援2
事例に基づいて、退院支援の具体的な内容を考える。
6
療養の場の移行期における支援3
事例に基づいて、退院支援における看護の専門性と役割について考察する。
7
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
在宅療養支援における多職種連携と看護の役割
療養生活を支援するサービスそれぞれの特徴と関わる専門職の役割に関するこれまでの学習を踏
まえ、より質の高い在宅サービスとは何かを考え、在宅看護の専門性を考察する。
1.療養者生活に沿った支援について多角的に理解できる
2.療養の場の移行期と在宅での支援に関わる専門職の役割について説明できる
3.より質の高い在宅サービスの実現のために、看護師が担う役割について考察できる
授業で提示された課題について自己学習し、資料を作成する。
教科書
授業への出席状況(10%)、発表の内容(資料、発表のわかりやすさ、工夫など)(45%)、ディスカッショ
ンへの参加態度と貢献度(45%)から総合的に評価します。
なし
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
其田貴美枝 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
グループ、個人での学習とゼミ形式での演習が主となるため、主体的な参加態度が求められます。
担当教員(所属)
其田貴美枝(看護学部・講師)、森野正倫重(看護学部・助教)
- 182 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(国際看護)
授業コード: 54090
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
近藤麻理
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
臨床実践に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
1
国際看護学概論
国際看護学とは何か(近藤・平田・山本)
2
異文化理解
異なる国々の異文化を理解するとはどういうことなのか(近藤・平田・山本)
3
国際看護学と他分野との連携
国際保健医療に必要とされる学問領域について(近藤・平田・山本)
4
国際看護学での協働
国際保健医療の中での看護師の役割と他職種との協働(近藤・平田・山本)
5
国際移動労働Ⅰ
国際移動労働の実際について(近藤・山本)
6
国際移動労働Ⅱ
国際移動労働の実際について(近藤・山本)
7
国際移動労働Ⅲ
国際移動労働の実際について(近藤・山本)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
国際看護学の概念と方法、途上国における健康問題について理解することができる。異文化を理解し、世界と
日本の看護師の移動労働の実際を知り、異文化に向き合う態度を身につけることができる。
論文クリティークなどの課題について、外国語論文を読みレジュメを作成して上で発表を行うことが予習と復
習になります。
積極的なグループ討議への参加と出席(30%)、レポート(70%)、で総合的に評価します。
教科書
特に指定しません。
参考書
必要に応じて指示します。
科目責任者連絡先
近藤麻理 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
国際看護、国際保健医療に強い関心があること。
担当教員(所属)
近藤麻理(看護学部・教授)、平田松吾(看護学部・教授)、山本容子(看護学部・助教)
- 183 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(感染看護)
授業コード: 54100
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
小林寅喆
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
ヒトの感染症および病院感染などの医療関連感染の原因となる微生物ならびに抗菌薬耐性菌の特性を学習しま
す。また、臨床の現場で活用できる感染症診断法および耐性菌の判定法を理解します。実際に発生した事例を
もとに、サーベイランスや流行について正しく理解し、病院感染の発生から対策までの流れを学びます。
1
病院感染の原因微生物と特徴
病院環境に存在する各種微生物の種類と特徴
(金山、金坂、小林)
2
病院における病院感染原因菌の分布と性状
病院内、医療従事者、患者における病院感染原因菌の分布、細菌学的性状、および消毒薬と抗菌
薬に対する感受性
(金山、金坂、小林)
3
臨床の現場で行われる感染症診断
臨床検体および環境からの細菌検査を目的とした適切な検体の採取法
検体の評価法、診断検査(グラム染色、培養・同定、迅速検査)
(金山、金坂、小林)
4
臨床の現場で行われる感染症診断と判定法
抗菌薬耐性菌と耐性機構、測定法、耐性菌の対策、感染症のパニックデータ
(金山、金坂、小林)
5
病院感染対策としての細菌学的解析法
滅菌および消毒による適正な感染経路の遮断
遺伝学的手法による疫学的解析法と実際の調査
(金山、金坂、小林)
6
感染対策に必要な法令、用語、および実際の事例
感染症法 サーベイランスの実際、流行の定義と事例
(金山、金坂、小林)
7
課題の発表
課題について発表を行う
(金山、金坂、小林、出野)
1.病院感染の主要原因微生物を挙げ、その分布および特性を説明することができる。
2.患者、環境における感染症検査検体の適切な取り扱い方法を述べることができる。
3.感染症診断に関わる迅速検査、培養・同定、抗菌薬感受性検査について概要と意義を説明できる。
4.微生物の特性と感染経路から適切な遮断法を選択できる。
5.疫学的解析法の概要と意義を説明できる。
6.サーベイランスの定義を説明できる。
7.流行の定義を説明できる。
事前に、「感染と防御」(2年生)を復習すること。
授業への出席状況および態度(60%)、課題に対するレポート(40%)から総合的に評価します。
「はじめよう 看護の感染と防御」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2014年)
2年次購入済み
「読めばわかる!耐性菌のお話し」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2012年)
「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」藤本秀士 編著(南山堂 2010年)
科目責任者連絡先
その他の参考書は授業中に紹介します。
小林寅喆 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
小林寅喆(看護学部・教授)、金山明子(看護学部・講師)、金坂伊須萌(看護学部・助教)、出野慶子(看
護学部・教授)
- 184 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(公衆衛生看護)
授業コード: 54110
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
大宮朋子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
臨床実践に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
〈公衆衛生看護〉
これまでの地域看護の学習に基づき、地域看護、学校保健、産業保健の各分野のうち一分野を選択して学び深
めます。地域看護の場と対象の特性を広く理解し、ヘルスプロモーションの推進や特定集団への保健活動な
ど、地域についての看護の役割について学びます。
1
オリエンテーション ゼミ1 産業保健の基本と理念
ゼミの進め方説明
産業保健の理念・法律・体制(岸・鈴木・大宮)
2
ゼミ2 産業保健活動
産業保健の活動の実際
これからの産業保健・産業看護(岸・鈴木・大宮)
3
ゼミ3 学校保健の基本と理念
学校保健の理念・法律・体制(岸・鈴木・大宮)
4
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
ゼミ4 学校保健活動
学校保健活動の実際
これからの学校保健活動(岸・鈴木・大宮)
5
ゼミ5
地域看護、学校保健、産業保健の各分野で出されたテーマに沿って、主としてプレゼンテーショ
ンを行い、ゼミ形式の授業形態とする(岸・鈴木・大宮)
6
ゼミ6
地域看護、学校保健、産業保健の各分野で出されたテーマに沿って、主としてプレゼンテーショ
ンを行い、ゼミ形式の授業形態とする(岸・鈴木・大宮)
7
ゼミ7
地域看護、学校保健、産業保健の各分野で出されたテーマに沿って、主としてプレゼンテーショ
ンを行い、ゼミ形式の授業形態とする(岸・鈴木・大宮)
学生の意欲を重視し興味・関心に沿って、地域看護の展開されている分野における対象の理解、健康課題につ
いて追求し、看護支援活動について理解することができる。
担当組織(学校・企業)についての情報を資料やホームページ等で調べ、発表する課題を出します。発表スケ
ジュールについては講義中に指示します。基盤となる法律や概念について復習しておくこと。
出欠席(20%)、ゼミでの発表内容・記録物・参加態度(80%)から総合的に評価します。
教科書
課題によりその都度指定します。
参考書
講義時間中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
大宮朋子 [email protected]
オフィスアワー
実習担当にメールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
到達目標
- 185 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(がん看護)
授業コード:
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
村上好恵
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
臨床実習に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
1
チーム医療とは
チーム医療の概念、チーム医療に関わる専門職とその役割、相互連携について学ぶ(村上)
2
3
到達目標
がん医療とがん看護の動向
がん医療の動向と位置づけ・背景を理解する
がん患者とその家族へのがん看護の特性・機能と役割を学ぶ(村上)
がん治療を受けながら生活する人への看護①
薬物療法を受けながら生活する人への看護について検討する(村上)
4
がん治療を受けながら生活する人への看護②
薬物療法を受けながら生活する人への看護について学ぶ(森口)
5
がん治療を受けながら生活する人への看護③
放射線治療を受けながら生活する人への看護について検討する(村上)
6
がん治療を受けながら生活する人への看護④
放射線治療を受けながら生活する人への看護について学ぶ(北爪)
7
がんと共に生きる人への看護
がんと共に生きる人とその家族への看護について、具体的なアプローチを検討する(村上)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.チーム医療における他職種との協働やその中での看護活動の実際について理解することができる。
2.がん治療を受けながら生活する人への看護について理解することができる。
3.がんと共に生きる人とその家族への具体的な看護を提案できる。
既習の知識や技術について復習して臨むこと
積極的に予習・復習を行い、少人数クラスでのディスカッションに臨むこと
講義への取り組み(70%)、レポート(30%)で総合的に評価します。
教科書
特に指定しません。
参考書
講義中に参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)、森口容子(大森病院)、北爪麻紀(大森病院)
- 186 -
講義科目名称: 臨床実践への統合(母性看護)
授業コード:
英文科目名称: Unification to Clinical Practice
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
松永佳子
単位数
1単位
科目必選区分
必修
15時間
概要
授業計画
臨床実践に不可欠な、複数の患者の同時受け持ち、各看護領域で多用される看護技術や薬品、医療機器の取り
扱い、看護チームの一員としての看護活動、他職種との協働等に必要な知識・技術を、各看護領域の特徴をふ
まえて教授します。
1
オリエンテーション
性・生殖看護の現状と課題
2
性・生殖看護における今日的課題
家族看護学実習を振返り、その中から性・生殖看護における課題を見出す。
3
性・生殖看護における学生自らの課題の明確化1
性・生殖看護における課題の中から、各グループの課題(テーマ)を一つ選択し、その課題につ
いて文献の検索、検討を行う。
性・生殖看護における学生自らの課題の明確化2
性・生殖看護における課題の中から、各グループの課題(テーマ)を一つ選択し、その課題につ
いて文献の検索、検討を行う。
成果報告
発表会
4
5
到達目標
6
対象者の選定
文献の検討から、各自の課題の目的、対象事例を決める。
7
それぞれの課題にあわせた演習1
演習
8
それぞれの課題にあわせた演習2
演習
評価方法
これまでの学習を統合し、性・生殖看護領域における課題についてグループワークにより探究する。また、今
後の性・生殖看護のあり方について考察できる。
1.性・生殖看学護領域における自らの学習課題を述べることができる。
2.課題に関する最近の動向をグループワークを通して調べることができる。
3.課題にあった対象者をグループワークを通して選定することができる。
4.対象者に適した看護をグループワークを通して計画することができる。
5.上記のプロセスをまとめることができる。
6.性・生殖看護について今後の課題や展望について考えを述べることができる。
性・生殖看護学領域に関する自身の興味・関心のある分野について「統合実習」で実習が行えるように、文献
検索、文献検討に基づき、実習計画の立案をするための準備を各自行う。
文献検討からわかったこと、テーマの絞込、実習計画等、レジュメおよびPPTでのプレゼン資料を作成する。
出席状況(5%)、授業への態度(10%)、課題(85%)を評価表に基づき総合的に評価する。
教科書
特に指定しません。
参考書
随時紹介します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
特にありません
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、福島富士子(看護学部・教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン
充子(看護学部・講師)
準備学習(予習・
復習等)
- 187 -
講義科目名称: 生涯保健実習
授業コード: 55030
英文科目名称: Life Health Training
配当年
2年次
開講期間
春学期
科目責任者
鈴木良美
単位数
1単位
科目必選区分
必修
45時間
概要
オフィスアワー
人の成長発達過程に応じた保健活動を、体験を通して学ぶ機会とします。
1.保育園実習では地域で生活する乳幼児に接する体験を通して、乳幼児の発達や生活と健康について理解を深
めます。
2.学校保健では、学校保健の現状、児童・生徒が抱える健康課題とその対応について、実践例を踏まえて具体
的に学びます。産業保健では、産業保健の現状と労働者が抱える健康課題とその対応について、実践例を踏ま
えて具体的に学びます。
1
保育園実習
場所:区内の保育園で保育士の指導のもとで実習を行う。
期間:2日間
時間:(原則として)8:30-17:00
2
学校保健・産業保健
学校保健は、養護教諭や産業保健師から、学校・産業保健に関する現状を聞き、対象者の抱える健
康問題とその対応について学ぶ。
1.保育園実習
1)乳幼児の成長発達および生活と健康との関連について理解できる。
2)標準および個別性を理解した上で、状況を考えることができる。
3)子どもとの関わりを学び、自己の子ども観を検討できる。
2.学校保健・産業保健
1)学校保健の現状、児童・生徒が抱える健康課題とその対応について理解できる。
2)産業保健の現状と労働者が抱える健康課題とその対応について理解できる。
1.保育園実習
保育所保育指針および教科書をよく読んでおくこと
2.学校保健・産業保健
教科書をよく読み、概要を理解しておくこと。
保育園実習(80%)、学校保健・産業保健(20%)で評価します。
1.保育園実習
実習記録、実習態度を総合して評価します。
2.学校保健・産業保健
レポート、学習態度から総合的に評価します。
1.保育園実習
・保育所保育指針(フレーベル館)
2.学校保健・産業保健
・「公衆衛生看護学. jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
1.保育園実習
・「保育所保育指針、厚生労働省児童家庭局」(フレーベル館 2008年)
2.学校・産業保健
・実習中に紹介する。
保育園実習:河上智香 [email protected]
学校・産業保健:鈴木良美 [email protected]
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
河上智香(看護学部・准教授)、出野慶子(看護学部・教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護
学部・助教)、岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
科目責任者連絡先
- 188 -
講義科目名称: 統合実習(基礎看護)
授業コード: 55050
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
安岡砂織
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習など、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
(基礎看護学)
医療現場における看護活動を看護技術や看護管理の視点で実際を学び、今後の看護活動のあり方、看護とは何
かについて学びます。
1
学内学習(安岡・小山田)
・実習の進め方
・看護活動のイメージを深める
複数受け持ち患者の多重課題演習
2
臨地実習①(安岡・小山田)
各病院での看護組織・看護管理実習
・看護部組織の実際
・専門・認定看護師の活動の実際(医療安全部門・感染管理部部門・専門外来部門)
3
臨地実習②(安岡・小山田)
チームメンバーの役割を担う看護師の参加観察実習①(A病棟)
4
臨地実習③(安岡・小山田)
チームメンバーの役割を担う看護師の参加観察実習②(A病棟)
5
臨地実習④(安岡・小山田)
師長又はチームリーダーの役割を担う看護師の参加観察実習(A病棟)
*夜勤の看護師への引継ぎ見学のため17:00まで実習を行う
6
臨地実習⑤(安岡・小山田)
チームメンバーの役割を担う看護師の参加観察実習①(B病棟)
7
臨地実習⑥(安岡・小山田)
チームメンバーの役割を担う看護師の参加観察実習①(B病棟)
8
臨地実習⑦(安岡・小山田)
師長又はチームリーダーの役割を担う看護師の参加観察実習(B病棟)
*夜勤の看護師への引継ぎ見学のため17:00まで実習を行う
臨地実習⑧(安岡・小山田)
各実習病院での学びの共有
9
10
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
学内学習
実習成果の発表と学びの共有
実習目標の到達度評価(個人面接)
1.指導者の助言を受け、主体的・計画的に実習に取り組むことができる
2.自己の学習課題計画をもとに、課題の現状を把握し、看護上の問題として分析できる
3.医療施設の中における看護職の多様な機能と役割の実際が理解できる
病棟での看護方式による看護チームの役割が理解できる
複数受け持ち時の看護マネージメントの実際を理解できる
特定の役割を持つ専門・認定看護師などの組織での位置づけや役割・実際の活動を理解できる
4.看護活動の実務がイメージでき、今後の看護活動のあり方や看護とは何かについて探求することができる
日々の学びの振り返りを所定用紙にて行い、自己学習をしておくこと。
教科書
実習目標到達度70%(実習課題(30%)、日々の記録(20%)、実習参加態度(20%))、レポート30%により評
価します。
適宜、紹介します。
参考書
適宜、紹介します。
科目責任者連絡先
安岡砂織 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
事前学習をもとに、学生自身が実習計画を立案・実施・評価します。
実習場所は、3施設から1施設を選択し、その施設の2病棟で実習します。
1病棟あたり学生数は2~3名の少人数で実習します。
安岡砂織(看護学部・講師)、小山田恭子(看護学部・准教授)、野崎真奈美(看護学部・教授)、菊地由美
(看護学部・講師)、新田汐里(看護学部・助教)、白田真奈美(看護学部・助教)、山上妙子(看護学部・
助教)
担当教員(所属)
- 189 -
講義科目名称: 統合実習(成人看護)
授業コード: 55060
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
村岡宏子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
受持ち患者の個別性を重視して、適宜、患者への教育的関わりをも配慮した看護を展開します。患者の受ける
治療・処置に関連した看護技術、薬品や医療機器の取り扱いなど、安全・安楽に配慮した看護実践を深めま
す。また、夜間帯および救命救急での実習を通じ、チーム医療における他職種との協働の実際を学ぶ機会とし
ます。
授業計画
1
2
実習施設
東邦大学医療センター大森病院
1号館4階病棟(呼吸器、循環器内科・耳鼻科) 2号館6階東病棟(消化器内科・外科)
2号館7階西病棟(整形外科) 3号館4階西病棟(呼吸器内科・外科)
3号館5階東病棟(消化器内科・外科)
実習期間
2週間
3
教科書
実習方法
1)日勤実習(4日間)
実習期間を通じて患者1名を受持ち、看護を実践します。看護実践にあたり、受持ち患者に行わ
れている治療(内服・点滴等)・処置・検査・看護ケアなど、包括的に情報収集し、必要な看護の
全てに関わるよう行動計画をたて、看護師とともに実践します。
2)日勤および夜勤でのシャドウイング(各1日間)
日勤と夜勤勤務での看護師のシャドウイングを行います。
3)実習における学びのディスカッションと発表 (2日間)
実習での学びをふまえ、グループごとに情報交換し、テーマに沿ってディスカッションし、グ
ループでの考えをまとめます。グループでまとめた内容を発表し、臨床実習指導者と共有する予
定です。
4)面接
実習終了後に、面接を実施します。
1.受持ち患者の看護問題から優先順位を決定し、安全を配慮したケア、今後起こりうる生活上の問題を予測
して教育的関わりの重要性が理解できる。
2.チーム医療における看護活動および同職種・他職種との連携が理解できる。
3.チーム医療の一員として看護師に求められる態度を養い、主体的に取り組むことができる。
・3年次までの各領域の科目や実習での学び、臨床実践への統合(成人看護学)における学びを復習してのぞ
むこと。
・短期間の実習であることを想定し、事前学習を主体的に行ってのぞむこと。
・全日程中、4/5以上の出席をもって評価対象とします。
・提出記録や実習態度から評価表に基づき総合的に評価します。
特にありません。
参考書
適宜、参考図書を紹介します。
科目責任者連絡先
村岡宏子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
詳細については、2016年度統合実習(成人看護)の実習要項を参照してください。
担当教員(所属)
村岡宏子(看護学部・教授)、福田美和子(看護学部・准教授)、宮本毅治(看護学部・助教)、高井怜(看
護学部・助教)、百瀬修久(看護学部・助教)、大場亜希子(看護学部・助教)、熱海恭子(看護学部・助
教)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 190 -
講義科目名称: 統合実習(高齢者看護)
授業コード: 55070
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
横井郁子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
1
実習施設
初台リハビリテーション病院
2
実習期間
2週間
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習内容
一人の高齢者を受け持ち看護過程を展開,指導者の指導のもとで実践する.
必要に応じて,夜間または早朝の看護実践に関り,自宅に戻ることを前提とした回復期リハビリ
テーション病棟での高齢者支援の実際を学ぶ.
1.対象に応じた看護過程が展開できる.
2.状況に応じた看護実践を指導者の指導のもと実践することができる.
3.受け持つ対象とその家族・地域の関連を生かした支援を指導者の指導のもと実施することができる.
4.他職種への連絡,相談を指導者の指導のもと実施することができる.
臨床実践への統合で学習したことを復習しておくこと。
実習での実践,態度(60%)、実習記録(30%)、レポート(10%)によって総合評価します。
教科書
今まで使用した教科書等を活用してください.
参考書
今まで使用した教科書,参考書等を活用してください.
科目責任者連絡先
横井郁子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
横井郁子(看護学部・教授)、村田磨紀(看護学部・助教)
- 191 -
講義科目名称: 統合実習(小児看護)
授業コード: 55080
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
出野慶子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
小児の健康上の問題を取り上げ、これまでに習得した基礎的看護能力を活用し、看護を実践する中で総合的な
視野をもって小児・家族を理解し、問題を分析、解決する能力を習得します。
1
実習施設
東京小児療育病院
2
実習期間
2週間
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習方法
・小児病棟:障がいをもつ子ども1名を受け持ち、担当看護師の指導のもとで看護援助を行う。
・外来部門:外来診療の状況や外来看護師の役割について見学実習を行う。
・在宅支援部門:訪問看護師に同行して見学実習を行う。
1.看護に必要な情報を多面的に収集し、幅広い視点で子どもと家族の全体像を理解し、個々の発達状況、健康
レベルを考慮した日常生活の援助を実践できる。
2.他職種・他部門との連携について学び、他職種との協働における看護師の役割について考えを深めることが
できる。
3.医療的ケアを必要とする子どもの在宅生活を支えるための看護について考えることができる。
4.実習を通して、次の点についての考えを深めることができる。
① 子どもにとって望ましい入院環境
② 子どもと家族の権利・最善の利益を守るための看護の役割
③ 小児看護領域における継続看護
5.自分自身の子ども観、看護観について考えることができる。
提示した課題学習を行い、実習に臨む。
実習内容(実習記録・実習態度)(85%)、レポート(10%)、統合技術演習(5%)を総合的に評価します。
教科書
特に指定はありません。
参考書
特に指定はありません。
科目責任者連絡先
出野慶子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
詳細については、統合実習 小児看護実習要項を参照してください。
小児病棟で実習(4日間)の際は、原則として病院の宿泊施設に宿泊してください。
出野慶子(看護学部・教授)、河上智香(看護学部・准教授)、天野里奈(看護学部・助教)、髙山充(看護
学部・助教)
担当教員(所属)
- 192 -
講義科目名称: 統合実習(家族看護)
授業コード: 55090
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
松永佳子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
到達目標
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
1
実習場所
東邦大学医療センター大森病院(産科病棟・NICU・産科外来・リプロダクションセンター等)
2
実習期間
2週間
3
実習内容
・「臨床実践への統合」で立案した実習計画に基づき行う。
評価方法
1.看護サービスを受ける人々を常に擁護する立場に立ち、その人らしい生活を支援する看護を提供できる。
2.専門的知識と確かな技術に基づいた安全な看護を提供できる。
3.看護を提供する際に、看護者として信頼される社会性と倫理的感性を養うことできる。
4.医療チームに関わる人々と協働し、チームアプローチを含む看護活動体験を通して、看護管理に関する考え
方がわかる。
5.夜勤の実習を経験し、夜勤での医療チームメンバーの実際を経験できる。
6.看護の役割機能を明確にし、看護における課題及び自己の課題を検討する力を養うことができる。
各自立案した実習計画に基づき実習を行う。したがって、各自必要な看護技術は異なるが、それぞれの課題に
合わせて、学内で演習を行うこと。
実施した看護について、毎日振り返り、また文献との比較を行うこと。
出席状況(5%)、実習態度(10%)、実習記録(85%)を評価表に基づき総合的に評価する。
教科書
実習中に紹介します。
参考書
実習中に紹介します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン充子(看護学部・講師)、東園子
(看護学部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
- 193 -
講義科目名称: 統合実習(精神看護)
授業コード: 55100
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
伊藤桂子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
既習の知識・技術・態度を統合した看護実践をし、他職種との協働、夜間時間帯の看護業務等、実務に即した
経験をする機会とします。チーム医療における看護師の役割と連携の実際を理解し、医療施設における看護マ
ネジメントのあり方に対する自己の考え方を明らかにします。
1
実習施設
東邦大学医療センター大森病院精神神経科病棟、障害者支援情報センター三軒茶屋プリズム、国
立病院機構 久里浜医療センター
2
実習期間
2週間
3
4
到達目標
実習方法
1)実習施設・フィールドの見学、活動への参加、当事者や専門家からの聞き取り、病棟における
看護実践などを行う。
2)精神神経科病棟での夜間実習を行い、日中とは異なる入院患者の状態の把握や夜間の看護活動
の実際を学ぶ。
3)政策医療を実践する施設で見学実習を行い、看護マネジメント、多職種連携、社会資源の活用
の実際を学ぶ。
4)事前に実習施設・フィールドに関する学習を行い、実習後は実践および学習したことをレポー
トにまとめる。
5)
学生および専門職とのカンファレンスを通して体験や学習の共有化をはかり、実践的な
協働のあり方を学ぶ。
記録
実習記録一式、レポート
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
1.当事者の社会資源活用を支援するための知識と技術を修得できる。
2.他機関、他職種と関係を築き、連携をはかるための知識と技術を習得できる。
3.精神保健医療福祉分野における各機関の法的位置づけ、需要と供給のバランス、実際の運用について学び、
わが国における社会資源の全体像を理解できる。
4.専門職としての職務を果たすために必要な課題の設定および問題解決をはかるための知識と技術を修得でき
る。
臨臨床の場と地域の場で展開される支援の方法を比較検討し、両者の一貫性・連続性に留意しながら学ぶこ
と。学ぶこと。
出席状況および実習態度(20%)、実習記録・レポート(80%)から総合的に評価します。
教科書
実習中に教科書・参考書を紹介します。
参考書
実習中に教科書・参考書を紹介します。
科目責任者連絡先
伊藤桂子 メールアドレス
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
伊藤桂子(看護学部・准教授)、宮城真樹(看護学部・助教)、後藤喜広(看護学部・助教)
- 194 -
講義科目名称: 統合実習(在宅看護)
授業コード: 55120
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
其田貴美枝
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
安全で質の高い在宅サービス提供を実現するために必要とされる諸活動について理解を深め、在宅療養支援に
おける看護の専門性に関して考察し、専門職としての能力について学びます。
1
実習施設
1)医療機関の退院支援部門(大森病院地域医療支援センター)
2)訪問看護・介護事業所
2
実習期間
2016年6月27日~7月8日(2週間)
3
教科書
実習方法
1)実習施設のスタッフとともにシャドーイング・同行訪問を行い、実習目標に沿って考察する
2)実習先では、指導者の指導下で実習を行う
3)カンファレンスで学生間の意見交換をおこない、学びを統合する
4)実習記録とレポートを提出する
1.療養の場の移行期における看護について考えることができる
2.在宅生活支援の実際と多職種連携について理解できる
1.「臨床実践への統合(在宅看護)」で学習した内容を復習する
2.事前学習課題は別途提示する
1.4/5以上の出席により、単位取得資格となります
2.出席状況(10%)、学習参加度(20%)、ディスカッションへの参加態度と貢献度(10%)、実習記録・レ
ポート(60%)から総合的に評価します
講義中に紹介している教科書・参考書を利用します。
参考書
講義中に紹介している教科書・参考書を利用します。
科目責任者連絡先
其田貴美枝 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
学生の主体的な参加態度が求められます。
担当教員(所属)
其田貴美枝(看護学部・講師)、森野正倫重(看護学部・助教)
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
- 195 -
講義科目名称: 統合実習(国際看護)
授業コード: 55130
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
近藤麻理
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
1
実習先 アジア地域
大学連携協定のある看護学部ならびに関係する機関での海外実習をおこなう
2
実習期間
10日間程度(期間は国や諸事情により異なります)
3
実習内容
当該国に関する事前学習内容として、歴史、文化、医療制度、看護制度、健康問題について7コマ
実施します。さらに英文のプレゼンテーションを準備し、現地において数回の発表を行う。現地
では、医療施設、地区踏査、健康教育を行う。
記録・レポート
帰国後にレポートを作成します。
4
到達目標
教科書
国際看護学の概念と方法、途上国における健康問題、また、看護教育制度の課題など、この領域を選択する学
生の志向する課題を実践的に理解することができる。
アジアからの移動労働の現実に触れ、異なる文化での看護教育の差異に気づき、日本の看護を多様な言語によ
り伝えることができる。
国内での実習に先立ち、アジアの該当する国の歴史や文化を理解するための事前学習とプレゼンテーションの
準備をします。
事前学習への参加状況(20%)、国内実習での態度(30%)、及び提出されたレポート(50%)、を総合的に評価
します。
指定しない。
参考書
必要に応じて紹介していきます。
科目責任者連絡先
近藤麻理 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
英会話が少しできることが必要です。
アジアの言語などの日常会話ができればより望ましいです。
近藤麻理(看護学部・教授)、平田松吾(看護学部・教授)、山本容子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
担当教員(所属)
- 196 -
講義科目名称: 統合実習(感染看護)
授業コード: 55140
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
小林寅喆
単位数
1単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
臨床実践への統合(感染看護)を踏まえ、医療関連感染対策の基本となる適正な感染経路の遮断および抗菌薬
耐性菌などのモニタリングを学習します。臨床の現場でこれらの対策を実施するうえで必要となる細菌学的解
析手法やその意義を理解します。
実習施設における病院感染対策カンファレンス、病棟ラウンドおよび関連部門(微生物検査室、薬剤部、他)
の活動に参加し、病院感染対策の実際を学びます。
1
実習施設
看護学部 感染制御学実験室
東邦大学医療センター佐倉病院 病棟、感染管理部、細菌検査室、薬剤部、他
2
実習期間
2016年6月~7月
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
参考書
実習内容
臨床実践への統合(感染看護)にて履修した、消毒および滅菌、感染症診断および細菌学的解析
を行う。
実際の医療機関における病院感染対策に関わる部署の活動と、病棟ラウンドに参加する。
1.病院感染の主要原因微生物の検査法について、原理および意義を説明することができる。
2.感染管理部などの医療機関における感染対策部門の役割と重要性を説明することができる。
事前に、「感染と防御」(2年生)、臨床実践への統合(感染看護)(4年生)の講義内容を復習すること。
実習への出席状況および態度(60%)、課題に対するレポート(40%)から総合的に評価します。
「はじめよう 看護の感染と防御」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2014年)
2年次購入済み
「読めばわかる!耐性菌のお話し」小林寅喆 著 (ヴァンメディカル 2012年)
「わかる!身につく!病原体・感染・免疫」藤本秀士 編著(南山堂 2010年)
科目責任者連絡先
その他の参考書は授業中に紹介します。
小林寅喆 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
学部外実習施設訪問時は、看護学の実習と同様の服装と身だしなみで出席のこと。
担当教員(所属)
小林寅喆(看護学部・教授)、金山明子(看護学部・講師)、金坂伊須萌(看護学部・助教)、出野慶子(看
護学部・教授)
- 197 -
講義科目名称: 在宅看護学実習
授業コード: 55150
英文科目名称: Home Health Nursing Practice
配当年
3年次
開講期間
秋学期
科目責任者
其田貴美枝
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
在宅看護の対象および場の特徴を理解し、地域で暮らす人々に必要な看護支援に関する基礎的な能力の習得を
目指します。問看護ステーションを中心とした事業所において実習を行います。
1
実習施設
訪問看護ステーション(東京都内および近県)
2
実習期間
2週間
3
実習方法
1)実習前に学内で在宅看護学概論と在宅看護学方法論で学習した内容の復習をおこなう。
2)各訪問看護ステーションに分かれて実習を行う。
3)各実習施設で訪問看護師に同行し、利用者の居宅を訪問する。訪問看護師の指導の下、学生と
して可能な看護を提供する。
4)実習先の訪問看護師とカンファレンスをもち、学習体験を体系的に理解する。
5)実習中・後に学内でカンファレンスをもち、各自の学びを統合することで、在宅看護の特徴と
可能性を考える。
記録
実習記録一式、レポート
4
到達目標
1.在宅療養者を理解できる
1)フィジカルアセスメントによって在宅療養者の健康状態を理解できる
2) 在宅療養者の生活状況や生きがいを踏まえた多様なニーズを理解できる
3) 在宅療養者に必要な社会資源の活用の実際を理解できる
2.在宅療養者に必要な社会資源とサービスについて理解できる
1) 在宅療養者を取り巻く制度や仕組みを包括的に理解できる
2) 地域のインフォーマルなサービスについて理解できる
3) 療養者を取り巻く多様な職種と機関の連携について理解できる
教科書
3.在宅における看護師の役割を理解できる
1) 在宅療養者に提供される看護の目的および内容を理解できる
2)生活の場で行われる看護の特徴と役割を理解できる
3)訪問看護ステーションの機能と役割を理解できる
事前に在宅看護学概論および在宅看護方法論で学習した内容を復習しておく。特に介護保険制度を中心とした
保健医療福祉施策、活用できる社会資源、訪問看護ステーションの運営について十分に理解して臨む。
1.4/5以上の出席により、単位取得資格となります。
2.評価は、出席状況(15%)、学習態度(20%)、実習記録・レポート(65%)によって行います。
講義中に紹介している教科書・参考書を利用します。
参考書
講義中に紹介している教科書・参考書を利用します。
科目責任者連絡先
其田貴美枝 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
在宅看護の対象は、発達段階・健康レベル・居宅の場が多様な療養者である。そのため、各既習科目で学習し
た内容の応用が求められます。
其田貴美枝(看護学部・講師)、森野正倫重(看護学部・助教)、谷本歩美(看護学部・助教)、近藤麻理
(看護学部・教授)、山本容子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
担当教員(所属)
- 198 -
講義科目名称: 統合実習(公衆衛生看護)
授業コード: 55170
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
大宮朋子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
1
実習施設
実習分野別に自己の実習目標を明らかにした上で、実習を行う。
・学校保健実習:小・中・高等学校、特別支援学校
・産業保健実習:企業内等健康管理センター、健康保険組合
2
実習期間
2週間
3
4
到達目標
実習内容
臨床実践への統合で学習した実習分野における、自己の実習目標を立て実習を行う。実習最終日
に実習指導者を含めたカンファレンス、実習終了後に実習の振り返りとまとめの学内カンファレ
ンスを実施する。
記録
実習記録一式、レポート
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
地域看護学の場と対象の特性を広く理解するために、学校保健、産業保健の各分野における対象の健康課題と
看護支援活動を理解することができる。
資料やホームページをよく調べ、事前学習資料を完成させておくこと。実習後は組織(企業・学校)の特徴と
健康課題等についてまとめておくこと。
出欠席、実習・カンファレンス態度(30%)実習記録・レポート(70%)を基準に総合的に評価します。
教科書
指定なし
参考書
公衆衛生看護学関連の講義で紹介したテキスト
科目責任者連絡先
大宮朋子 [email protected]
オフィスアワー
実習担当教員にメール等で事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 199 -
講義科目名称: 統合実習(がん看護)
授業コード:
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
村上好恵
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
治療を受けながら生活しているがん患者が、副作用症状出現時のセルフケア能力を獲得するために、看護の役
割を探求し実践します。
1
実習施設
1.東邦大学医療センター大森病院 外来放射線治療部門・外来化学療法センター
2.いえラボ
2
実習期間
2週間
3
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
実習方法
1.がん治療を受けながら生活している人を受け持ち、実習を行う。
2.治療を受けているがん患者の「生活」について理解を深め、副作用症状出現時の対応方法など
を検討し、看護計画をたて実践する。
1.がんに対する放射線治療や薬物療法の実際と必要な看護について理解を深める。
2.治療を受けながら生活を送るがん患者の生活の質を維持・向上するための看護を探求する。
がん看護学Ⅰ、がん看護学Ⅱ、がん看護学実習を復習してください
実習内容(実践、態度、実習記録)(90%)、レポート(10%)を総合して評価します。
教科書
特に指定はありません
参考書
実習中、随時紹介します。
科目責任者連絡先
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
実習内容の詳細は、実習要項を参照してください。
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)
- 200 -
講義科目名称: 統合実習(母性看護)
授業コード:
英文科目名称: Clinical Practice in Integrated Nursing
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
松永佳子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
到達目標
これまでの各看護領域の学びを生かし、医療チームの一員として複数の患者の同時受け持ち、それに伴う複数
の作業の同時進行、治療・処置に関連した技術、薬品や医療機器の取り扱い、他職種との協働、夜間時間帯の
実習等、実務に即した実習を看護チームの一員として経験する機会とします。
1
実習場所
東邦大学医療センター大森病院(産科病棟・NICU・産科外来・リプロダクションセンター等)
2
実習期間
2週間
3
実習内容
・「臨床実践への統合」で立案した実習計画に基づき行う。
評価方法
1.看護サービスを受ける人々を常に擁護する立場に立ち、その人らしい生活を支援する看護を提供できる。
2.専門的知識と確かな技術に基づいた安全な看護を提供できる。
3.看護を提供する際に、看護者として信頼される社会性と倫理的感性を養うことできる。
4.医療チームに関わる人々と協働し、チームアプローチを含む看護活動体験を通して、看護管理に関する考え
方がわかる。
5.夜勤の実習を経験し、夜勤での医療チームメンバーの実際を経験できる。
6.看護の役割機能を明確にし、看護における課題及び自己の課題を検討する力を養うことができる。
各自立案した実習計画に基づき実習を行う。したがって、各自必要な看護技術は異なるが、それぞれの課題に
合わせて、学内で演習を行うこと。
実施した看護について、毎日振り返り、また文献との比較を行うこと。
出席状況(5%)、実習態度(10%)、実習記録(85%)を評価表に基づき総合的に評価する。
教科書
実習中に紹介します。
参考書
実習中に紹介します。
科目責任者連絡先
松永佳子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
松永佳子(看護学部・准教授)、山﨑圭子(看護学部・准教授)、ケニヨン充子(看護学部・講師)、東園子
(看護学部・助教)、遠藤亜貴子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
- 201 -
講義科目名称: 国際看護学演習
授業コード: 66020
英文科目名称: International Nursing Science Practice
配当年
2年次
開講期間
秋学期
科目責任者
近藤麻理
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
国際看護学の基礎知識をより深め、国際看護学の実践的な健康課題への取組みを学ぶことで、国際的視野から
看護のプロフェッショナルとしての役割を考えます。国際保健学ならびに国際看護学の考え方と方法、異文化
看護への理解と実践方法、災害看護への取組み、世界の健康課題とその対策について学びます。
1
国際看護学概論
国際看護学の理念と対象(近藤・山本)
2
国際看護学の方法論1
異文化看護演習(近藤・山本)
3
国際看護学の方法論2
異文化理解演習(近藤・山本)
4
国際看護学の方法論3
異文化理解演習(近藤・山本)
5
国際看護学の方法論4
異文化理解演習(近藤・山本)
6
災害看護の方法論1
災害看護演習(近藤・山本)
7
災害看護の方法論2
災害看護演習(近藤・山本)
8
災害看護の方法論3
災害看護演習(近藤・山本)
9
国際保健医療協力の実際1
経済と健康問題(近藤・山本)
10
国際保健医療協力の実際2
紛争と健康問題(近藤・山本)
11
国際保健医療協力の実際3
ジェンダーと健康問題(近藤・山本)
12
国際保健医療協力の実際4
児童労働と健康問題(近藤・山本)
13
国際保健医療協力の実際5
感染症とスティグマ(近藤・山本)
14
国際看護学と世界の健康課題
世界の健康課題への看護の取り組み(近藤・山本)
教科書
国際社会の健康課題への取組みを、グループワークによるケース演習を中心に、自分の考えをデータなどの資
料を基にディスカッションできます。異文化看護、災害看護、HIV/AIDS、紛争と難民、ジェンダーなど具体的
な実践事例を通して看護の役割を理解することができます。
指定された予習プリントを学習し、講義でのディスカッションの準備をしてください。復習については、参考
文献を紹介します。
授業への出席(30%)、グループワークによるディスカッションへの参加状況(20%)、レポート課題を(50%)
とし総合的に評価します。
特に指定しませんが、授業で紹介します。
参考書
「知って考えて実践する国際看護」近藤麻理 医学書院 2014
科目責任者連絡先
近藤麻理 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください
特記事項
毎回、グループワークを中心に演習を進めていきます。実践的なケースや課題を、少人数のグループで話し合
い、自分の考えを述べて積極的に参加することを期待しています。
近藤麻理(看護学部・教授)、山本容子(看護学部・助教)
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
担当教員(所属)
- 202 -
講義科目名称: 看護専門分野実践入門
授業コード:
英文科目名称: Introduction to Nursing Specialty Practice
開講期間
秋学期
科目責任者
村上好恵
配当年
4年次
単位数
4単位
科目必選区分
選択
180時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
統合領域をすでに修了し、看護師としての学びをより深めたいと希望する学生のために開講している科目で
す。
今まで学習してきた看護学の中で、2016年度についてはがん看護学、東洋医学、感染制御学、人文学の専門家
が担当しますので、この科目を通して、さらに視野を広げ、看護学と多様な学問との協働と今後の可能性につ
いても学ぶことができます。
1-8
がん看護学
・国内と海外のがん看護の状況を比較検討する
・増加するがんサバイバーの課題を理解する
・世代横断的視点で、がん発症者への看護を検討する
9-12
東洋医学
・東洋医学の身体診察と問診:西洋医学との違い
・医食同源:生薬の実際を学ぶ。栄養学と医学の関係を学ぶ。
・鍼灸治療:皮膚からの刺激により身体全体が変化することを学ぶ。
・芳香治療:健康に用いる芳香治療について学ぶ。
・東洋医学の臨床現場での実際:東洋医学が役立つ分野について、内科、外科、産婦人科などの
例から学ぶ。
13-16
倫理学
1)倫理とは何か
医療従事者は強い倫理を求められる職業ですが、「倫理とは何か」はとても複雑な問題です。
「道徳」と比較しながら、医療よりも幅広い観点から「倫理とは何か」を考えるための筋道を学
びます。
2)3)倫理思想の発祥とその後の展開
西洋の倫理思想の流れをたどり、「倫理とは何か」について理解を深めます。
4)倫理を考える
倫理を考える際に、大きな問題となるのがエロース(美的判断)です。善悪正邪にかかわる倫理
と、好悪美醜にかかわる美的判断は根源的に対立します。両者の関係をどのように考えるのか
は、倫理にとっていちばんの難問だと言えるでしょう。この難問に挑戦します。
17-20
感染制御学
・実験的に微生物学的検証を行い感染制御について理解する
・感染症・感染制御に関する研究の動向について、国内外の関連学会より情報を収集する
21
課題発表会
・事前学習で決めた個人の課題をまとめ、プレゼンテーションを行う
1.看護学のより専門的で発展的な内容を理解できる
2.がん看護に求められている役割を理解できる
3.東洋医学の基礎知識が、どのように看護へ応用できるのかについて探求できる
4.倫理とは何かについて思考することができる
5.世界の感染症の状況や感染制御に関する知識を得ることができる
各分野の担当教員からの課題への予習・復習が必要です。
参考書
各分野の課題(80%)、学習期間の態度・積極性(10%)、課題発表と最終レポート(10%)により総合的に
評価します。
永井均著 「倫理とは何か――猫のアインジヒトの挑戦」(ちくま学芸文庫)
小林寅喆著「はじめよう看護の感染と防御」ヴァンメディカル
花沢健吾「アイアムアヒーロー」(小学館、現在18巻まで刊行中)
科目責任者連絡先
村上好恵 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
実習施設等については履修者へのオリエンテーション時に説明します。
担当教員(所属)
村上好恵(看護学部・教授)、小林寅喆(看護学部・教授)、平田松吾(看護学部・教授)、田中耕一郎(大
森病院)
教科書
- 203 -
講義科目名称: 実用医療英語
授業コード: 71010
英文科目名称: Professional English in healthcare
配当年
3・4年次
開講期間
春学期
科目責任者
岸太一、富田りか
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
「健康」の概念は人に共通していると思いがちであるが,実は微妙な地域性差異が見られます。また,同じ
国・地域の中でも,社会背景や宗教,生活習慣等で違いが出てくるものです。「より良き医療人」として評価
を得,また,患者のコンプライアンスを良好に得られるかどうかはこのような背景に注意を払えるかで変わっ
てきます。一方,日常の医療活動の中で他国出身の患者を診る機会も増えています。その時に,より円滑な対
患者コミュニケーションを保てるよう,準備が必要です。
1
「健康」概念の文化的差異
健康とは
健康の文化的差異
2
外国人との面談
コミュニケーションとは
言語的・非言語的コミュニケーション
ナラティブとは
ラポールの形成
3
インタビュー演習①
ラポール形成の実践
効果的な質問の実践
適切な面接者の応答の実践
4
インタビュー演習②
ラポール形成の実践
効果的な質問の実践
適切な面接者の応答の実践
5
開発途上国の医療事情①
開発途上国の医療事情
6
開発途上国の医療事情②
日本国内における開発途上国出身外国人への医療
7
インタビュー演習③
滞日外国人へのインタビュー
8
インタビュー演習④
滞日外国人へのインタビュー
9
イスラム圏の医療事情①
イスラム教について
ムスリム(イスラム教信者)の生活
イスラム圏の医療事情②
ムスリムと医療
10
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
11
インタビュー演習⑤
滞日外国人(イスラム圏出身)へのインタビュー
12
インタビュー演習⑥
滞日外国人(イスラム圏出身)へのインタビュー
13
北米の医療事情①
北米の医療制度①
14
北米の医療事情②
北米の医療制度②
15
インタビュー演習⑦
滞日外国人へのインタビュー
16
インタビュー演習⑧
滞日外国人へのインタビュー
1.GIO:
外国人患者への医療における患者の文化社会的背景の理解の重要性を理解する。
2.SBOs:
1.人の価値観の多様性が、文化・慣習の違いから生まれることを、実例を挙げて説明できる。(知識)[準
備(1)-1]
2.英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。(技能)[準備(3)-③-2]
3.英語による簡単なコミュニケーションができる。(技能・態度)[準備(3)-③-3]
4.科学、医療に関する代表的な用語を英語で発音できる。(技能)[準備(3)-③-4]
授業で取り上げる地域・文化圏に関する事前学習(地理、文化、人種、宗教、政治体制、経済状況など)
事前学習に対するミニテストおよび授業終了後のレポートによって評価を行う。
- 204 -
教科書
指定なし
参考書
指定なし
科目責任者連絡先
岸太一[email protected]
オフィスアワー
随時メール([email protected])にて質問等を受け付ける。
また,講義終了後においても質問等を受け付けることがある。
1.日程について
本科目は共通教育科目として運営されている。その関係上、5月21日(土)、28日(土)、6月18日(土)、
25日(土)の10:30~15:30(昼休み含む)の開講となる。1日4コマ×4日間での授業となる。
2.授業教室について
講義については大森キャンパス医学部3号館第3講義室で、面談演習は2号館6階SDLセンターで行う。ただ
し、他の教室も使うことがある。その際には事前に指示する。
岸太一(医学部・講師)、富田りか(看護学部・非常勤講師)
特記事項
担当教員(所属)
- 205 -
講義科目名称: チーム医療演習
授業コード: 71020
英文科目名称: Interprofessional Health Care, SeminarⅠ
配当年
全学年
開講期間
春学期
科目責任者
岸太一
単位数
1単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
チーム医療は現今日の医療の原則・基本です。なぜならば,医療には常に最新の高度な技術水準が要求される
とともに,患者の心理・社会面にまで踏み込むことも要求されるためです。医療に対する高度な要求に応える
ため多くの職種がその職種固有の視点から一人一人の患者に関わるだけでなく,一つの有機体(チーム)とし
てその関わりを昇華させることが求められます。チーム医療に関する教育には現場でのOJT(On the Job
Training)だけでなく,卒前教育においても多職種連携を想定した学習が求められています。本科目では東邦
大学全学部全学科の学生が医療現場での事象を共通テーマとし,ワークショップ形式でそれらの事象の理解や
問題の予防策ならびに解決策・対応策の具体的な提案を作成することにより,実践的に学ぶことを目的として
います。
1
演習内容
1.演習施設 クロス・ウェーブ船橋
2.演習期間 8月11日(木)~12日(金) 合宿形式
3.演習方法
集中授業として2日間の合宿を行い、少人数グループワークを中心とした学習を行います。
1.GIO:
医療における関連職種の連携の必要性を理解し、チームメンバーとして他のメンバーと協働するための基
本的技能・態度を身につける。
2.SBOs:
1.保健、医療、福祉、介護における多職種連携協働及びチーム医療の意義について説明できる。 (知識)
2.多職種連携協働に関わる薬剤師、各職種について説明できる。 (知識)
3.チーム医療に関わる薬剤師、各職種、患者・家族の役割について説明できる。 (知識)
4.自己の能力の限界を認識し、状況に応じて他者に協力・支援を求める。(態度)
5.チームワークと情報共有の重要性を理解し、チームの一員としての役割を積極的に果たすように努
める。(知識・態度)
医療における自職種および他職種(医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、保健師、社会福祉士、理学療法
士、作業療法士、診療放射線技師、管理栄養士等)の業務・役割
教科書
チームメンバーに求められる技能・態度
1.全活動への参加をもって評価対象とします。
2.学習活動(40%)、プレゼンテーションおよびプロジェクトの成果(40%)、個人レポート(20%)から総
合的に評価します。
なし
参考書
なし
科目責任者連絡先
岸太一 [email protected]
オフィスアワー
随時メール([email protected])にて質問等を受け付ける。
特記事項
参加定員は30名程度とします。
食費として5,000円の参加費がかかります。
岸太一(医学部・講師)
評価方法
担当教員(所属)
- 206 -
講義科目名称: 公衆衛生看護管理論
授業コード:
英文科目名称: Public Health Nursing Management
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
2単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
公衆衛生看護管理論では、公衆衛生看護管理の目的と展開方法、健康危機管理、地域ケアシステム、公衆衛生
看護学研究について学びます。
1
ガイダンス
公衆衛生看護管理の目的と機能
2
公衆衛生看護倫理
公衆衛生看護の倫理について
3
健康危機管理①
健康危機管理(災害・虐待等)と保健活動
4
健康危機管理②
健康危機管理(災害・虐待等)と保健活動
5
公衆衛生看護管理①
情報管理・事例管理・業務管理・地区管理
6
公衆衛生看護管理①
人材育成・人事管理・組織運営管理
7
事業計画と保健師の役割①
計画立案
8
事業計画と保健師の役割②
事業計画と予算
9
事業計画と保健師の役割③
実施と評価
10
地域ケアシステム①
地域ケアシステムとは
11
地域ケアシステム②
地域ケアシステムの構築と保健活動
12
地域ケアシステム③
地域ケアシステムの構築と保健活動
13
公衆衛生看護研究①
公衆衛生看護学における研究の動向
14
公衆衛生看護研究②
公衆衛生看護学における研究の動向
15
まとめ
講義のまとめを行う
地域住民の健康向上を実現するための、公衆衛生看護管理の目的と展開方法、健康危機管理、地域ケアシステ
ム、公衆衛生看護学研究を理解できる。
該当分野の予習・復習をしてください。
出欠席およびグループワーク態度(20%)、テスト(80%)から総合的に評価します。
参考書
・「公衆衛生看護学.jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)
なし
科目責任者連絡先
岸恵美子
オフィスアワー
講義終了後、質問を受け付けます。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 207 -
講義科目名称: 公衆衛生看護活動展開論Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Development of Public Health NursingⅠ
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
鈴木良美
単位数
2単位
科目必選区分
必修
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
地域診断、保健計画について臨地の情報をもとに学びを深める中で、保健師に必要な基礎的知識・技術を養い
ます。
1
地域診断①
コミュニティ アズ パートナーモデルに基づく地域の情報収集(岸、鈴木、大宮)
2
地域診断②
コミュニティ アズ パートナーモデルに基づく地域の情報収集(岸、鈴木、大宮)
3
地域診断③
コミュニティ アズ パートナーモデルに基づく地域の情報収集(岸、鈴木、大宮)
4
地域診断④
コミュニティ アズ パートナーモデルに基づく地域の情報収集(岸、鈴木、大宮)
5
地域診断⑤
地域の情報収集をもとにしたアセスメント(岸、鈴木、大宮)
6
地域診断⑥
地域の情報収集をもとにしたアセスメント(岸、鈴木、大宮)
7
保健計画①
地域の顕在的・潜在的健康課題の選出(岸、鈴木、大宮)
8
保健計画②
地域の顕在的・潜在的健康課題の抽出(岸、鈴木、大宮)
9
保健計画③
地域の健康課題への優先順位への選定(岸、鈴木、大宮)
10
保健計画④
地域の健康課題に対する長・中・短期目標の設定(岸、鈴木、大宮)
11
保健計画⑤
地域の健康課題に対する保健計画の立案(岸、鈴木、大宮)
12
保健計画⑥
地域の健康課題に対する保健計画の立案(岸、鈴木、大宮)
13
保健計画⑦
地域の健康課題に対する保健計画の立案(岸、鈴木、大宮)
14
保健計画⑧
地域の情報収集と保健計画の修正(岸、鈴木、大宮)
15
保健計画⑨
地域の情報収集と保健計画の修正(岸、鈴木、大宮)
地域診断、保健計画について臨地の情報をもとに学びを深める中で、保健師に必要な基礎的知識・技術を習得
できる。
個人・グループで課題に取り組みます。課題を期日までに提出するとともに、発表できるような準備をして下
さい。
出欠席(10%)、演習・グループワークへの参加態度(30%)、提出物(60%)から総合的に評価します。
参考書
・「公衆衛生看護学.jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)
講義中に紹介する。
科目責任者連絡先
鈴木良美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
講義の進行方法は演習を含みます。
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 208 -
講義科目名称: 公衆衛生看護活動展開論Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Development of Public Health NursingⅡ
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
鈴木良美
単位数
2単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
教科書
臨地で実施予定の健康教育の計画を立案し、発表準備、リハーサル、評価方法を教授します。さらに、保健師
が実施する事業への理解を深めます。
1
健康教育①
健康教育の指導案の作成(岸、鈴木、大宮)
2
健康教育②
健康教育の指導案の作成(岸、鈴木、大宮)
3
健康教育③
健康教育の指導案の作成(岸、鈴木、大宮)
4
健康教育④
健康教育の指導案の作成(岸、鈴木、大宮)
5
健康教育⑤
健康教育の展開計画の作成(岸、鈴木、大宮)
6
健康教育⑥
健康教育の展開計画の作成(岸、鈴木、大宮)
7
健康教育⑦
健康教育の媒体の作成(岸、鈴木、大宮)
8
健康教育⑧
健康教育の媒体の作成(岸、鈴木、大宮)
9
健康教育⑨
健康教育の発表準備(岸、鈴木、大宮)
10
健康教育⑩
健康教育発表準備(岸、鈴木、大宮)
11
保健師実施事業への理解①
事業の根拠、内容、保健師の関わり方などを学ぶ(岸、鈴木、大宮)
12
保健師実施事業への理解②
事業の根拠、内容、保健師の関わり方などを学ぶ(岸、鈴木、大宮)
13
保健師実施事業への理解③
事業の根拠、内容、保健師の関わり方などを学ぶ(岸、鈴木、大宮)
14
保健師実施事業への理解④
事業の根拠、内容、保健師の関わり方などを学ぶ(岸、鈴木、大宮)
15
保健師実施事業への理解⑤
事業の根拠、内容、保健師の関わり方などを学ぶ(岸、鈴木、大宮)
臨地で実施予定の健康教育の計画を立案し、発表準備、リハーサル、評価方法を実施できる。保健師が実施す
る事業への理解を深めることができる。
個人・グループで課題に取り組みます。期日までに提出するとともに、発表できるような準備してください。
出欠席(10%)、演習・グループワークへの参加態度(30%)、提出物(60%)により総合的に評価します。
参考書
・「公衆衛生看護学.jp」荒賀直子、後閑容子(インターメディカル)
・「国民衛生の動向」(厚生統計協会)
講義中に紹介する。
科目責任者連絡先
鈴木良美 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
講義の進行方法は、講義、演習、発表を含みます。
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 209 -
講義科目名称: 公衆衛生看護学実習Ⅰ
授業コード:
英文科目名称: Public Health Nursing PracticeⅠ
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
2単位
科目必選区分
必修
90時間
概要
授業計画
地域の人々(個人・家族・集団・地域)の健康課題を明らかにし、保健計画を立案し、評価の視点を習得しま
す。
1
実習施設
東京都23区内の保健所・保健センター
2
実習期間
2週間(学内演習、準備、まとめを含む)
3
実習内容
地域の人々(個人・家族・集団・地域)の健康課題を明らかにし、保健計画を立案し、評価の視
点を習得する。
記録
実習記録一式、レポート
4
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
地域の人々(個人・家族・集団・地域)の健康課題を明らかにし、保健計画を立案し、評価の視点を習得でき
る。
毎日、実習で学習した内容に関するカンファレンスと日誌により復習すること。
出欠席、実習・カンファレンス態度(30%)、実習記録・レポート(70%)を総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
これまでに地域看護学関連科目で紹介した書籍
科目責任者連絡先
岸恵美子 [email protected]
オフィスアワー
実習担当教員にメール等で事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 210 -
講義科目名称: 公衆衛生看護学実習Ⅱ
授業コード:
英文科目名称: Public Health Nursing Practice Ⅱ
配当年
4年次
開講期間
春学期
科目責任者
岸恵美子
単位数
3単位
科目必選区分
選択
135時間
概要
授業計画
保健師活動の実際を学び、地域の人々と協働しながら健康課題を解決・改善し、健康増進能力を高めていくた
めに必要な基礎的能力を養います。
1
実習施設
東京都23区内の保健所・保健センター、日本航空株式会社
2
実習期間
3週間(学内演習、準備、まとめを含む)
3
実習内容
(1)地域の人々と協働しながら健康課題を解決・改善し、健康推進能力を高めていくために必要な
保健師活動の特徴を理解し、基礎的な技術・態度を習得する。
(2)行政における健康に対する公的責務と保健師の役割について考える。
記録
実習記録一式、レポート
4
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
地域の人々と協働しながら健康課題を解決・改善し、健康推進能力を高めていくために必要な保健師活動の特
徴を理解し、基礎的な技術・態度を習得する。さらに、行政における健康に対する公的責務と保健師の役割に
ついて考えることができる。
毎日、実習で学習した内容に関するカンファレンスと日誌により復習すること。
出欠席、実習・カンファレンス態度(30%)、実習記録・レポート(70%)を総合的に評価します。
教科書
なし
参考書
これまでに地域看護学関連科目で紹介した書籍
科目責任者連絡先
岸恵美子 [email protected]
オフィスアワー
実習担当教員にメール等で事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)、鈴木良美(看護学部・准教授)、大宮朋子(看護学部・講師)
- 211 -
講義科目名称: 保健・医療・福祉行政論
授業コード:
英文科目名称: Health and Welfare Administration
配当年
4年次
開講期間
秋学期
科目責任者
保健師課程科目
単位数
2単位
科目必選区分
選択
30時間
概要
授業計画
到達目標
準備学習(予習・
復習等)
評価方法
保健医療福祉行財政の仕組みや具体的施策を学び国及び都道府県、市町村などの役割を理解するとともに保健
医療福祉サービスを評価し、調整する基本的知識と能力を養います。
地方公共団体等が実施する行政施策を計画策定、実行、評価する基本的技術を学び、各分野における保健師の
役割と地域活動の基礎的知識と能力を養います。
1
社会保障制度改革の動向について
地域保健行政、学校保健、産業保健行政
2
地域保健の体系
保健所と地域保健センターの役割と業務
3
地域保健行政と保健師活動Ⅰ
地域単位の保健婦活動と地域・職域連携及び学校保健との連携
4
地域保健行政と保健師活動Ⅱ
健康危機管理、情報公開・個人情報保護
5
医療対策の実際
医療供給体制と医療保障制度について
6
地方公共団体の保健医療福祉計画
地方公共団体の保健医療福祉計画の実際
7
行政施策の策定・推進・評価
政策決定と評価のプロセス・審議会等
8
社会保障・社会福祉
社会保障、社会福祉制度について
9
高齢者保健・福祉
年金保険、高齢者福祉、老人保健福祉計画等
10
高齢者保健・福祉
介護保険制度・介護保険事業計画について
11
高齢者保健・福祉
地域福祉権利擁護、成年後見制度等(奥山)
12
障害者福祉
児童福祉・障害者福祉、障害者計画について
13
公的扶助など
生活保護、雇用保険、労災保険について
14
保健医療福祉行政論Ⅱのまとめ
演習(国試問題を中心に)によりまとめを行う
15
まとめ
講義のまとめを行う
1.国及び都道府県、市町村などの具体的な行政施策とそれぞれの役割の理解をさらに深めることができる。
2.地方公共団体の保健医療福祉計画の策定や実施、評価など具体的事例を学ぶことにより基本的技術を身につ
ける。
3.保健師の役割と地域活動の基本的知識と能力について理解することができる。
毎回の授業の内容を復習しておくこと。
出欠席及び授業等への参加態度(10%)、筆記試験(90%)から総合的に評価します。
教科書
・「保健医療福祉行政論」藤内修二 他(医学書院)
参考書
科目責任者連絡先
・「国民衛生の動向」厚生統計協会
・「衛生行政大要」柳沢健一郎(日本公衆衛生協会)
・「厚生労働白書」厚生労働省
・「国民の福祉の動向」厚生統計協会
・「保険と年金の動向」厚生統計協会
岸恵美子 [email protected]
オフィスアワー
メールで事前に連絡してください。
特記事項
なし
担当教員(所属)
岸恵美子(看護学部・教授)
- 212 -