日本応用数理学会誌「応用数理」執筆要項(2013 年 3 月 改訂) 第1章

日本応用数理学会誌「応用数理」執筆要項(2013 年 3 月 改訂)
原稿執筆から刊行までの流れは下記の図の通りである.
原稿執筆依頼を受ける
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原稿執筆 (第 1 章)
⇓
日本応用数理学会事務局に原稿を郵送 (第 2 章)
⇓
査読 (論文のみ) および校閲の結果に応じて原稿を改訂 (第 3 章)
⇓
最終原稿完成
⇓
最終原稿の電子ファイルを [email protected] に電子メールで送る (第 4 章)
⇓
ゲラ刷りの校正 (第 5 章)
⇓
刊行
第1章 原稿執筆
執筆依頼状に記載された字数制限を守り,原則としてワープロ(LaTeX,Word,テキストデータなど)
で原稿を作成する.日本応用数理学会の Web ページ
http://www.jsiam.org/
より「刊行物」→ 学会誌「応用数理」とたどると,原稿用表紙の Word ファイルと,
「原稿用 TeX スタ
イルファイル,サンプルファイル」の暗号化 zip ファイルが用意されている.暗号化 zip ファイルの解
凍用パスワードは,別紙(原稿執筆依頼に同封)に記載されている.
なおスタイルファイル使用の場合でも,校正段階で調整される可能性があるので,留意すること.
第2章 日本応用数理学会事務局に原稿を郵送
次の (1)∼(6) を各々別紙を用いてこの順に整え,一般社団法人日本応用数理学会事務局(〒113-0032
東京都文京区弥生 2-4-16 学会センタービル 4F)に郵送する.なお (1) については,上記の Web ペー
ジより電子ファイルをダウンロードして作成のこと.
(1) 原稿用表紙. 和文標題,英文標題,著者氏名および所属,連絡先,著作権譲渡同意書を記入する.
(2) 本文. 日本語で記述する.執筆依頼状に記載された字数制限を守って執筆する.文献表については
下記の注意事項を参照の上で作成する.論文原稿の場合は,原稿冒頭に著者紹介(著者毎に 200
字程度で現在の所属・略歴・研究テーマ・所属学会など)と,原稿冒頭または末尾に英文アブス
トラクト(150 語程度)も合わせて記入する.
(3) 図 (figures). 図の表題 (caption) は図の下に書く.また図の表題は,別に目次をつける.
(4) 表 (tables). 表の表題 (title) は表の上に書く.また表の表題は,別に目次をつける.
(5) 著者顔写真(論文原稿のみ). 著者毎の顔写真を添付する.LaTeX 原稿では原稿中にも挿入する.
(6) 原稿チェックリスト(論文原稿のみ). 原稿執筆依頼に同封の用紙に,必要事項を記入する.
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(用語,文字,字体について)
常用漢字,現代かなづかいを用い,平易な口語(である調)で記述する.数学記号は明瞭に表記し,
式番号は行の最右端に置く.
(地名,人名について)
地名,人名は可能な限り原綴で表記する.初出の人名は姓名ともに表記する.ただし英文の場合,名
はイニシャルだけでもよい.
(文献表について)
1. 文献表は原則として著者のアルファベット順としそれに番号をふる.
(例) [1] Burgers, J. M., . . ..
[2] Courant, R., . . ..
[3] 近藤次郎, . . ..
2. 本文中で文献を引用するときは,その箇所に文献番号を示す.
(例) ..
.であるとされている [10].
3. 誌名などは可能な限り省略しないで正式名称を書く.
4. 文献の記述形式は以下のようにする.
(a)連名の著者によるものは,原則として全員の姓名を記す.英文表記の場合には,最後の著者
の前に and を置く.
(b)英文表記の場合の capitalization については,以下の例にならう.
(c)雑誌論文の場合は著者,標題,掲載雑誌,巻,号 [ 省略可 ] (年), ページの順に記す.
(例)
[1] Courant, R., Friedrichs, K. O., and Lewy, H., On the partial difference equations of
mathematical physics, IBM Journal, 11 (1967), 215–234, English translation of the original
work: Über die partiellen Differenzengleichungen der mathematischen Physik, Mathematische Annalen, 100 (1928), 32–74.
[2] Hodgkin, A. L., and Huxley, A. F., A quantitative description of membrane current and
its application to conduction and excitation in nerve, Journal of Physiology, 117 (1952),
500–544.
[3] Lax, P. D., The flowering of applied mathematics in America, SIAM Review, 31 (1989),
533–541.
5. 会議録論文または論文集の場合は著者,標題,会議録名または論文集名(編者名など),発行所,
発行地,年,ページの順に記す.
(例)
[1] Burgers, J. M., A mathematical model illustrating the theory of turbulence, Advances in
Applied Mechanics (edited by von Mises, R., and von Kármán, Th.), Academic Press, New
York, 1948, 171–199.
[2] 小柳義夫,スーパーコンピューティング,先端技術と数理科学の対話 (森正武・藤井宏編,数
学セミナー増刊),日本評論社,東京,1990,121–135.
6. 著書・編書の場合には,著者・編者,書名,[ 巻 ], 発行所,発行地,年の順に記す.
(例)
[1] 近藤次郎,数学モデル−現象の数式化−,丸善,東京,1976.
[2] Volterra, V., Leçons sur la Théorie Mathématique de la Lutte pour la Vie, GauthierVillars, Paris, 1931.
2
[3] 山口昌哉,カオスとフラクタル,講談社,東京,1986.
(図 (写真を含む),表について)
1. 原稿はカラー印刷はされず白黒で印刷される.図,写真および表も白黒で印刷される.
2. 図および表の本文中での挿入場所は,それが必要な場合は,本文の余白に赤字で指定する.
(脚注について)
脚注の多用や長文の脚注は避ける.本文と脚注との照合には数字付きダガー (†1, †2) を用いる.
第3章 原稿の改訂
査読 (論文のみ) および校閲の手続きが終わると編集委員会から著者に連絡が行われる.
原稿改訂を求められている場合は,指示に従って改訂し,学会事務局へ返送する.原稿用表紙のコ
ピー等が添えられていた場合は同封する.再び査読 (論文のみ) および校閲結果の連絡を待つ.
査読 (論文のみ) および校閲で問題が無ければ,担当委員から電子メールで直接,最終原稿データ等の
提出の依頼がある.
第4章 最終原稿の電子ファイルの提出
査読 (論文のみ) および校閲で問題が無ければ,担当委員から電子メールで最終原稿データ等の提出の
依頼がある.この連絡を受けて,原稿番号を Subject に明記のうえ,次の (a), (b), (c), (d), (e) を電子
メールで
「応用数理」編集部
[email protected]
に送る.
(a) 最終原稿の PDF ファイル
(b) 最終原稿のソースファイル (LaTeX,Word,テキストデータなど)
(c) 図や写真が使用されている場合はその電子ファイル (JPEG, EPS, PDF, PowerPoint など)
(d) 原稿用表紙の Word ファイル(著作権譲渡同意書の署名および記名捺印はなくてよい)
(e)(論文原稿のみ)著者顔写真の電子ファイル (JPEG, EPS など)
なお,(b),(c) については ZIP 形式でまとめても構わない.
補足:最終原稿の電子ファイルを提出できない場合
原稿が手書きであるなど,やむをえず原稿の電子ファイルを提出できない場合は最終原稿を日本応用数
理学会事務局に郵送する.このときに以下の字体指定を行う.
文の中であるか式の中であるかを問わず英字は原則としてイタリック体として扱われるので,イタ
リック体以外を使用するときには赤色で付記する.ローマン体 (立体) のときは
Gauss,
lim,
maximum
などのように上線を赤色で付記する.ただし,参考文献および英文アブストラクト(論文のみ)の部分
は,赤色の上線は付記しない.
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大文字,小文字,ギリシャ文字などでまぎらわしい文字は区別がよくわかるように書き,必要と思わ
れるときには,大,小,ギ,ゼロ,オー,イチ,エル,などの指示を
大
小
ギ
K,
k,
κ,
ゼロ
オー
0 ,
o ,
イチ
1 ,
エル
l
のように,その文字の上に赤色で付記する.
第5章 ゲラ刷りの校正
掲載号出版の2ヶ月∼1ヶ月半くらい前に,出版社からゲラ刷りが送られて来るので,期限までに校正
を行い,出版社に返送する.少しの字句の訂正は行ってもよいが,大幅な文章の変更は差し控えられた
い.図表の差し替えが必要な場合は出版社へ連絡のこと.
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