参加ゼミ一覧(50 音順)

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参加ゼミ一覧(50 音順)
ゼミ名
テーマ
1
礒野弥生ゼミ①
小平市都市計画道路問題
2
礒野弥生ゼミ②
自然災害と防災対策
3
礒野弥生ゼミ③
4
大出良知ゼミ
5
奥山正司ゼミ①
6
奥山正司ゼミ②
7
片岡直樹ゼミ①
公害と環境訴訟
8
片岡直樹ゼミ②
水俣病から考える環境問題
9
古賀絢子ゼミ
10 桜井健夫ゼミ①
東日本大震災の被害をめぐって
―瓦礫・アスベスト問題と被害者救済−
袴田事件再審請求の検討
過疎地域における一人暮らし高齢者の生活とその対応策(1)
―研究目的及び対象地域の生活―
過疎地域における一人暮らし高齢者の生活とその対応策(2)
―調査事例からみた高齢者の生活とその展望―
離婚後の子への制度的支援
―別居親子間の面会交流を中心に―
日米の投資被害事件
∼マドフ事件とMRIインターナショナル事件
11 桜井健夫ゼミ②
金融商品取引とコスト~NISA目前に考える
12 桜井健夫ゼミ③
銀行破綻
13 桜井健夫ゼミ④
ネット生保と保険業法
14 中村悠人ゼミ
社会における刑法
15 羽貝正美ゼミ
現代地方自治の現状・意義・課題
16 橋爪幸代ゼミ
社会保障をめぐる問題
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●
2013年度現代法学部ゼミ研究報告会 参加団体について
教員
タイトル
人数
要旨
大都市地域においては人口の集中による過密問題が発生する一方、農山村地域では若年
層の大幅な減少によって地域社会の基礎的生活条件の確保にも支障を来すような「過疎問
題」が発生している。その一例として、山形県最上郡大蔵村をフィールドとして、一人暮
過疎地域における一人暮らし高齢者の生
1 奥山ゼミ①
活とその対応策(1)
らし高齢者を対象に面接調査を行った。その結果、彼らの生活がどのような状況にあるの
9名
―研究目的及び対象地域の生活―
か、その問題点と対応策について明らかになったことを分析し発表する。
第一報告では、大蔵村の人口、世帯、各集落の特徴、診療所、住民の生活圏、在宅サー
ビス、施設サービスの特徴等を述べる。そのうえで、大蔵村の高齢者の自宅での死亡率
が、全国と比較すると際立って高いのが特徴となっているが、それにはどのような要因が
考えられるのか、諸要因を分析して報告する。
第二報告では、事前調査を行った9ケースの分析結果を報告する。事前のサンプリング
は、役所の保健福祉担当者による有意のものであるが、研究の仮説として、集落を(a)
全国の過疎地域にみられるような限界集落とそれに近い集落、(b)村内では、平場の中
過疎地域における一人暮らし高齢者の生
2 奥山ゼミ②
活とその対応策(2)
―調査事例からみた高齢者の生活とその
心地域で相対的に恵まれている集落、(c)1200年以上前からの温泉地域、の3つに分類
6名
し、それぞれの集落に居住する高齢者がどのような生活をしているのか、を検討する。具
体的には、目的(目的変数)として取り上げた日常生活における満足(不満足)や生活の
展望―
安定(不安定)が、説明変数として聞き取りを行った、性、年齢、健康状態、畑仕事の有
無、近隣・友人との付き合い、子どもとの関わりなどにどのような影響を受けているの
か、その要因を分析する。
現代法学部初のゼミ報告会ということで、私たち片岡ゼミでは活動の紹介を中心とした
学修成果の発表を行いたい。
公害問題と環境問題が研究の主題であり、問題を解決するためにどのような行動をする
3 片岡ゼミ①
公害と環境訴訟
4名
べきか、何が必要であるのかをひとりひとりが考え、議論を重ねてきた。
多くの問題について議論してきたが、原発問題はこれからも多くの問題・訴訟が発生す
ることが予見され、決して無視することは出来ない。
この報告会を通して、多くの人に公害問題と環境問題について興味を持ってもらいたい。
ゼミでは、過去に起きた環境訴訟だけでなく現在も訴訟となっている問題にも取り組ん
でいます。
最近では、水俣病が注目されていました。水俣病の原因となっている水銀は世界的に問
題となっており、水俣条約、水銀に関する条約が結ばれています。また、水俣病は1956
4 片岡ゼミ②
水俣病から考える環境問題
4名
年に公式認定されたのですが、今年の4月に最高裁判決が出されました。しかし、事件か
ら57年たち、最高裁判決が出された今でも水俣病に苦しんでいる患者がおり、解決した
とは言えません。
今回は、授業で取り上げた水俣病について様々な関連性をもたせて報告をしたいと思いま
す。
あなたのお金も狙われている。一見よさそうな投資商品も実はポンジースキーム(集め
日米の投資被害事件∼
5 桜井ゼミ①
マドフ事件とMRIインターナショナル
たお金を既存の顧客に配当と称して分配してしまう詐欺)だったということも・・・。野
5名
事件
村証券も騙されたという米国のマドフ事件、米国で運用するといって日本人を騙したMR
Iインターナショナル事件を素材に、投資詐欺の被害と救済の具体的展開を紹介し、日米
の被害回復の制度の違いにも触れる。
NISAを目前にして、口座開設の勧誘広告が目立つようになった。分散投資、ドルコ
スト平均法など投資手法や理論はいろいろあるが、どのような立場に立っても共通して重
6 桜井ゼミ②
金融商品取引とコスト
∼NISA目前に考える
5名
要なのは、コストを抑えることである。報告では、NISAの主力商品と目される投資信
託をはじめとしていくつかの証券のコストを対比し、その近年の変化や特徴を整理するな
どしたうえ、コストの説明義務に関する制度の観点から、金融商品取引のコストを検討す
る。
半沢直樹があそこで失敗したら東京中央銀行は破綻していたかもしれない。その場合、
普通の会社の倒産とは全く異なる制度が、銀行には用意されている。一つは預金保険機構
7 桜井ゼミ③
銀行破綻
5名
の資金援助のもと、救済金融機関やブリッジバンク(救済金融機関が現れるまでの暫定的
な受け皿銀行)が預金や貸出資産を引き継ぐ方式であり、もう一つはペイオフである。前
者の例として北海道拓殖銀行、後者の例として日本振興銀行の各処理を紹介し、比較検討
する。
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店舗や外務員を持たずネットで契約できる生命保険会社がここ数年増えてきた。このよ
うなネット生保は、既存生保と比較して経費が少ないので、安い保険料で保険商品を提供
8 桜井ゼミ④
ネット生保と保険業法
5名
できるというメリットがある。それにもかかわらず急速には普及していないのが現状であ
り、その原因に周知不足がある。報告では、現代の日本においてネット生保に期待される
役割を明らかにし、保険業法における広告規制の観点から、ネット生保の広告を検討す
る。
・都道である小平都市計画道路3・2・8号府中所沢線は、1962年の都市計画決定をした
道路である。この道路は塩漬け状態だったが、小平市部分については、2010年に説明会
9 礒野ゼミ①
小平市都市計画道路問題
4名
が始まった。この道路は玉川上水を横切り、市民の憩いの場であった緑地をとおりぬけ
る。このことから住民投票運動などの反対運動が起こっている。法的観点から環境的観点
に至るまで、問題点を調査・考察をし、それをもとに意見を述べる。
・夏合宿で仙台若林地区の津波被害地域を見学し、被災者から話をうかがった。そこで、
10 礒野ゼミ②
自然災害と防災対策
4名
ことの重大さを改めて知り、日本で発生した大地震や台風などの自然災害による被害の実
態を調べ、防災対策の課題を検討する。
アスベストは、少量を吸い込んでも中皮腫などの病気を発症させる怖い物質である。にも
11 礒野ゼミ③
東日本大震災の被害をめぐって
―瓦礫・アスベスト問題と被害者救済
かかわらず、ビルの中や屋根などに大量に使われてきた。東日本大震災では、多くに家屋
6名
がやビルが地震と津波で倒壊したり、半壊したりした。そのときにアスベストが飛び出し
てきて問題となっている。阪神大震災では被害者が出ている。そこで、被災地の瓦礫に残
るアスベスト問題と、被災者の現状・救済について考察を行う。
ゼミの内容紹介とともに、夏合宿時に行ったディベートを簡単に紹介する。今年度の夏
合宿では、是非型のディベートとして「育児休業を3年に延長することの是非」を、政策
12 橋爪ゼミ
社会保障をめぐる問題
6名
提案型のディベートとして、「障害者雇用を拡大するためには、どうしたらよいか」およ
び「年金保険料の未納者を減らすためには、どうしたらよいか」を検討した。この3つの
テーマについて、どのような議論がなされたかについて紹介する。
静岡県清水市(当時)で1966年に発生した強盗殺人放火事件である「こがね味噌事
13 大出ゼミ
袴田事件再審請求の検討
8名
件」の犯人として死刑が確定している袴田巌さんが、無罪を主張して請求している再審に
ついて、可能な調査・研究を行っており、何故再審で争われることになっているのかを報
告したい。
現代社会において、未成年子をもつ親の離婚は少なくない。父母の離婚に際しては、離
婚が子に及ぼす悪影響を最小限に食い止めるべく、離婚後に子と離れて暮らす親(主に父
14 古賀ゼミ
離婚後の子への制度的支援
―別居親子間の面会交流を中心に―
親)も子の養育に対する責任を果たし続けることが「子の利益」に適うという考えが近時
6名
は有力である。そうした観点から、2012年には民法が改正され、離婚時の別居親子間の
「面会交流」の取決めについて明文上に規定された(民法766条1項)。離婚後の「子の
利益」とは何か。それはどのように実現されるか。本報告では、離婚後の子への制度的支
援をテーマとし、「面会交流」支援の現場等について研究した成果を紹介する。
現代地方自治の意義と課題について、外国人参政権、住民投票、地方財政および具体的
な施策を手掛かりに考察する。地方自治体における公共的な意思決定はどのようになって
15 羽貝ゼミ
現代地方自治の現状・意義・課題
4名
おり、またいかなる課題を抱えているのか、また厳しい財政状況のなかで、具体的にどの
ような取り組みを展開しようとしているのか。主としてこれらの側面から地方自治体の現
在をさぐり、今後の在り方を考える。
ニュースでは刑事事件がよく取り上げられるけれど、実際に刑法はどのような役割を果
たしているのか。その一端を知るために、ゼミでは色々な事例をもとに刑法を学んでいま
16 中村ゼミ
社会における刑法
4名
す。将来、私たちも裁判員裁判に関わる可能性はあるので、刑法はひとごとではなくなっ
ています。でも、刑法は難しそう。そこで、ゼミ研究報告会では、ゼミで学んだ成果を生
かし、実際にこんなことが起こったら刑法はどうやって登場するのだろう?という事例か
ら、皆さんに刑法の一端を知ってもらおうと思います。
計
9ゼミ16団体
71名