和気町の特産品に関するマーケティング調査業務 委託仕様書

和気町の特産品に関するマーケティング調査業務
委託仕様書
1.
業務名
和気町の特産品(ナス・白ねぎ・ぶどう 以下「特産品」)に関するマーケティング調査業務
2.
目的
本業務は、和気町の特産品のブランド化の可能性を検討し、国内外におけるニーズを把握する
とともに、今後のマーケティングにかかる基礎資料を収集するため実施するものです。
3.
履行期間
契約締結日から平成 29 年 3 月 31 日(金)まで
4.
業務内容
受託事業者は、上記の目的を達成するために、効果的な内容の企画・調査を提案の上実施する
こと。
なお、和気町産業振興課と適宜協議の上、業務を進めること。
(1) 調査企画
調査目的を達成するために必要な調査手法、調査項目等の具体的な検討を行う。
(2) 特産品に関するイメージ、ブランドの調査の実施
特産品の消費実態、調理方法や、例えばナスで言う米ナスや賀茂ナスなどの既存のブラ
ンドについての実態を明らかにするため、定量調査(インターネット調査)を実施する。
ア.調査対象者
全国の 18 歳~70 歳までの男女
イ.調査方法
インターネット調査(クローズド調査)
ウ.回収目標数
スクリーニング調査 20,000 サンプル以内
本調査 2,000 サンプル以内
エ.設問数
スクリーニング調査
5 問以内
本調査 30 問以内
オ.調査内容
下記の項目を中心に、調査職員と協議のうえ決定する。
<項目例>
性別、年代、居住地、職業、同居家族、和気町の認知度、和気町の特産品の認知度、
「特産品(ナス・白ねぎ・ぶどう)」で連想する調理法、食べる頻度、食べる時期、購入
するときに重視すること、自宅での調理方法(消費の方法)、購入する場合の形態、代替
となる野菜・果物など
(3) 一次産品(直接販売)としてのブランド化の可能性のための調査
和気町の特産品を一次産品として県内外、国内外で販売するため、現在、どのように
消費者に受け入れられているか、また今後どこをターゲットに販売していけばよいかに
ついて検討するための調査を行う。
調査手法は、特産品の関係者・専門家のヒアリングや、消費者のヒアリング、机上調
査など、調査目的を達成するために必要な手法を提案すること。
(4) 二次産品(加工品販売)としてのブランド化の可能性のための調査
和気町の特産品を二次産品として県内外、国内外で販売するため、現在、どのように
消費者に受け入れられているか、また今後どこをターゲットに販売していけばよいかに
ついて検討するための調査を行う。
調査手法は、特産品の関係者・専門家のヒアリングや、消費者のヒアリング、机上調
査など、調査目的を達成するために必要な手法を提案すること。
(5) とりまとめ
上記の調査を取りまとめて、和気町の特産品をブランド化するための戦略を検討し、
報告書を作成する。
5.
成果品(納品物)
本業務における成果品は次のとおりとする。
報告書(A4判 60ページ程度) 3部
電子データ 一式(Microsoft Office 2010形式)
6.
再委託
受託者は、受託業務の全部又は一部を第三者に委任し、若しくは請け負わせてはならない。た
だし、あらかじめその旨を和気町に申請し承諾を得た場合は、当該業務の一部を第三者に委任
し、又は請け負わせることができる。
7.
特記事項
(1)受託者は、業務の実施に当たり、事前及び履行期間中に委託者と適宜打ち合わせを行うな
ど、密接な連絡を取りながら業務を実施すること。また、疑義が生じた場合あるいは委託
者の求めに応じて、速やかに委託者と協議を行い、その指示を受けること。
(2)受託者は、業務の実施に当たり、学識者やマーケティングの専門家の協力を得ながら業務
を実施すること。
(3)受託者は、業務上知り得た情報を他人に知らせ、又は目的以外に使用しないこと。この業
務が終了した後においても同様とする。
(4)成果品は、全て委託者の所有に属するものとし、委託者の承認を得ずして他に公表、貸与、
使用等をしてはならない。
(5)この仕様書に疑義のあるとき、または定めのない事項については、委託者及び受託者で協
議して定める。