第20回全国スカウトフォーラム フォーラム宣言

第20回全国スカウトフォーラム
フォーラム宣言
平成26年11月24日
宣言1
採択文
ベンチャースカウトがゴミ問題に対して地域をまきこみ、身近なことから新たな取り組みを行う。
アクションプラン
・
「エンジョイクリーン作戦1」を実施し、スカウトの交流の場を設け、地域の良さを知ってもらい、美化の活動
につなげる。
・地域のゴミ問題の現状や活動の成果を用いたポスター、パンフレットなどを用いて発信し、スカウト活動やゴ
ミ問題に興味関心を持ってもらう。
提言文
日本連盟に「エンジョイクリーン作戦」の実施と推進を提言する
宣言2
採択文
ベンチャースカウトが他者の考えを率先して受け入れることができるようになり、地域から活動を活性化させ
ていくことで、より良い世界を創る第一歩を踏み出す。
アクションプラン
・ベンチャースカウトが意見や認識を他者と積極的に交換し、理解しようと努める態度を養うことができるよう
に、フォーラムなどの機会を増やす。
・スカウト活動の魅力や、平和に対する考えを県や地区で話し合い、それらを地域の行事で紹介する。
・広報活動の重要性を再確認し、地域に根ざしたものにすることで、スカウトの数を増やし、活動を活性化させ
る。
・ベンチャースカウト・ボーイスカウトが平和について考え、世界スカウトジャンボリーで海外のスカウトと意
見を交換し、その内容と笑顔の写真を双方から SNS に同意のもと投稿する。これを”Smile Project”と命名す
る。
提言文
地区フォーラム、県フォーラム、ブロックフォーラムといったフォーラムの機会を増やすように各都道府県連
盟の支援を提言する。
日本連盟に Smile Project の実施について国内外のスカウトに対し告知することを提言する。
1
エンジョイクリーン作戦とは、各都道府県のベンチャースカウトが相互に招待し合い、それぞれの地域の環
境美化活動を実施することで、交流の機会をつくり、スカウト活動と地域の活性化を図るベンチャースカウト
主導のプロジェクト。
宣言3
採択文
地域の方にスカウト活動の内容だけでなく意義も理解してもらい、そのうえで地域との信頼関係を創る。そし
てボーイスカウトはそれを活かし、持続可能な地域づくりに協力することで、社会から必要とされる存在になる。
アクションプラン
・地域の第一次産業を守るために、地域のグルメを PR する場を、まずはジャンボリーで設け、その後、県や地
区でも同様に実施する。
・画一的な広報活動ではなく、対象年代を絞った広報活動を行い地域の方々にボーイスカウトを認知してもらう。
・ベンチャースカウトが地域行事へ参加・参画し、さらにはそれを主催することで、地域の方々にスカウト活動
を理解、体験してもらう。
・今までのベンチャースカウト活動をより発展させるため、他スカウトのベンチャープロジェクト事例を参考に
して伝える。
提言文
日本連盟にベンチャープロジェクトの事例を全国のベンチャースカウトに提供することを提言する。
宣言4
採択文
「日日の善行」を実践し、スカウトを増やすことで、持続可能な地域を作る。
アクションプラン
・ベンチャースカウトが環境問題について学び理解を深め、自団のビーバースカウト、カブスカウト、ボーイス
カウトに分かりやすく説明することで環境への意識を高め、同時に団の仲間との絆を深める。
・普段から環境問題を意識したプログラムの展開を習慣化する。
・他団体と協力し地域と繋がる環境活動を展開する。
・保育園や幼稚園、小学校などで子どもたちにビーバー隊とカブ隊の楽しい活動を体験してもらい、保護者には
ベンチャースカウトがスカウト活動の説明会を行う。保護者にはボーイスカウトの楽しさだけでなく、持続可
能な地域づくりのために様々な活動をしているということを説明する。
・自らがプログラムを企画し、都道府県連盟・地区単位での交流を行い、横のつながりを大切にする。
・受験期等のスカウトの中途退団を防ぐ上で、保護者の理解を得るため、ベンチャースカウト自らが自分の体験
を保護者に話す機会を作る2。
・受験等でスカウト活動に参加できない仲間へのフォローを行い、活動に復帰しやすくする。3
提言文
各県連盟に受験期等のスカウトの中途退団を防ぐため、「登録の継続」のためにあらゆる配慮をするよう提言
する。
一般の方にボーイスカウト活動の体験と理解を深めてもらうための、
『スカウト活動体験デ―(仮称)4』の制
定を提言する。
2例:富士章や隼章の取得過程について
・ジャンボリーやフォーラムについて ・ボーイスカウト活動が自分
の人生にどのように影響しているかなど
3例:会議の議事録や活動の報告書を定期的に届ける
など
4各都道府県連盟・地区等で体験型のプログラムを展開する全国統一の日。