申告の手引き

平成2 8 年度
償 却 資 産 ( 固 定 資 産 税 ) 申 告 の手 引 き
償 却 資 産 の申 告 は、
期 限 内 にお願 いします。
新 宮 町 特 産 品 「アコヤ貝 」の
マスコットキャラクターです。
申告期限
償却資産申告書の提出期限は、平成28年2月1日(月)です。期限間近になり
ますと窓口が混雑しますので、1月20日(水)までにご提出いただきますようご
協力お願いいたします。 なお、受付は、1月4日(月)から行います。
窓口での提出は、平日の8時30分から17時までにお願いします。
申告書の提出・問い合わせ先
〒811-0192
福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜一丁目1番1号
新宮町役場
税務課
℡
固定資産税担当(担当:片山)
092-963-1731
(直通)
インターネットを利用した償却資産の電子申告ができます。電子申告を利用さ
れたい方は、事前に準備及び手続きが必要です。詳しくはeLTAX(エルタッ
ク ス ) ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い 。 ( http://www.eltax.jp /)
-1-
Ⅰ 償 却 資 産 とは
1.償 却 資 産 とは
固定資産税の対象となる償却資産とは、会社や個人の方が事業を営むために所有
し て い る 土 地 及 び 家 屋 以 外 の 有 形 の 固 定 資 産 で 、そ の 減 価 償 却 額 又 は 減 価 償 却 費 が 、
法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上損金又は必要な経費に算入される
ものをいいます。
2.償 却 資 産 の主 なもの
①構築物・・・・駐車場の舗装、広告塔、フェンス、家屋所有者以外の者が施工
した内装など
②機
械・・・・工作機械・印刷機械などの各種産業用機械、駐車場機械装置や
及び
装
③船
ビルの変電設備など
置
舶・・・・漁船、モーターボート、ヨットなど
④航空機・・・・飛行機、ヘリコプター
⑤車
両・・・・大型特殊自動車に該当するブルドーザー、クレーン車、フォー
及び
クリフトなど(ナンバープレートの分類番号が「0」「00~
運搬具
09及び000~099」「9」「90~99及び900~
999」)
自動車税、軽自動車税の対象になる乗用車、トラック等は除き
ます。
⑥工具・器具・・ドリルなどの工具類、コピー機、パソコンなどの事務機器類、
及び
備
品
レントゲンなどの医療機器、ルームエアコン、金庫、応接
セットなど
次 の よ う な 資 産 も 、1 月 1 日 現 在 、事 業 の 用 に 供 す る こ と が で き る 状 態 で あ れ ば 、
申告の対象になります。
①
建設仮勘定で経理されている資産
②
簿 外 資 産 (会 社 の 帳 簿 に 記 載 さ れ て い な い 資 産 )
③
償却済資産(減価償却が終わった資産)
④
遊休資産(いつでも稼働できる状態にある資産)
⑤
未稼働資産(未だに稼働していないが、すでに完成している資産)
-2-
3.申 告 の必 要 がない資 産
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
自動車税・軽自動車税の課税対象となるもの
無形減価償却資産(特許権、電話加入権、商標権、ソフトウェア等)
繰 延 資 産 (開 業 費 、 開 発 費 等 )
棚卸資産(商品、貯蔵品等)
書画・骨とう(ただし、複製品等で装飾的な目的に使用されているものは申
告の対象になります。)
生物(ただし、観賞用、興行用等に用いるものは申告の対象になります。)
平成20年4月1日以降に締結されたリース契約のうち、法人税法第64条
の 2 第 1 項 又 は 所 得 税 法 第 6 7 条 の 2 第 1 項 に 規 定 す る リ ー ス (売 買 扱 い と
す る フ ァ イ ナ ン ス リ ー ス )資 産 で 取 得 価 格 が 2 0 万 円 未 満 の も の
4.少 額 償 却 資 産 の取 扱 いについて
取得価格が尐額である償却資産の申告は、税務会計上の経理区分によってその取
扱いが異なります。
取得価格
一時損金算入 3年一括償却 中小企業特例 個別減価償却
10万 円 未 満
不要
不要
必要
必要
1 0 万 円 以 上 2 0万 円 未 満
-
不要
必要
必要
2 0 万 円 以 上 3 0万 円 未 満
-
-
必要
必要
30万 円 以 上
-
-
-
必要
5.リース資 産 の取 扱 い
リース資産は、その契約の内容により、資産を貸している方が申告する場合と実
際に資産を借りて事業を行っている方が申告する場合があります。
リース契約の内容
資産を借りている方
資産を貸している方
通常の賃貸借契約
不要
必要
売買にあたるようなリース契約
必要
不要
※ 平 成 2 0 年 4 月 1 日 以 降 に 契 約 を 締 結 し た「 所 有 権 移 転 外 フ ァ イ ナ ン ス リ ー ス 」
については、所得税・法人税における所得の計算上、先買取引として取扱うよう変
更 さ れ て い ま す が 、固 定 資 産 税 (償 却 資 産 )に お い て は 、こ れ ま で ど お り 賃 貸 人 (リ ー
ス 会 社 等 )が 申 告 す る 必 要 が あ り ま す 。
-3-
6.業 種 別 の主 な償 却 資 産
業種
共通
主な償却資産の内容
パソコン、プリンター、複写機、ファクシミリ、エアコン、
事務机、椅子、応接セット、エアコン、キャビネット、看板
飲食業
テーブル、椅子、厨房用品、冷蔵庫、カラオケ
理容・美容業
理 容 ・ 美 容 椅 子 、消 毒 滅 菌 器 、タ オ ル 蒸 器 、パ ー マ 器 、サ イ ン
ポール
クリーニング業
洗濯機、脱水機、乾燥機、プレス機、ボイラー
小売業
冷 蔵 ス ト ッ カ ー 、陳 列 ケ ー ス 、レ ジ ス タ ー 、冷 蔵 庫 、自 動 販 売
機
自動車修理業
測定・検査工具、舗装路面、旋盤、プレス、圧縮機
金属加工業
受・変電設備、旋盤、ボール盤、フライス盤、プレス
建設業
ブ ル ド ー ザ ー 、パ ワ ー シ ョ ベ ル 、フ ォ ー ク リ フ ト 、大 型 特 殊 自
動車、発電機
医療・薬局業
レ ン ト ゲ ン 機 器 、消 毒 用 滅 菌 器 、手 術 機 器 、歯 科 診 療 ユ ニ ッ ト
、ファイバースコープ、調剤機器
不動産貸付業
舗 装 路 面 、金 属 フ ェ ン ス 、コ ン ク リ ー ト 造 の 塀 、屋 外 の 給 排 水
・ガス設備、太陽光発電設備
娯楽業
パ チ ン コ 台 、ス ロ ッ ト 器 、両 替 機 、ゴ ル フ 練 習 場 等 ネ ッ ト 設 備
ガソリンスタンド 計量器、地下タンク、洗車機、独立キャノピー
印刷業
製版機、印刷機、裁断機、製本設備
-4-
Ⅱ 償 却 資 産 の申 告 について
1.申 告 をしていただく方
個人や法人で事業を営んでいる方や駐車場・アパートを貸し付けている方で、
1月1日現在に償却資産をお持ちの方です。
2.提 出 していただく書 類
①
はじめて申告をされる方
提 出 す る 申 告 書 ・ ・ ・ ・ ・ 償 却 資 産 申 告 書 、 種 類 別 明 細 書 (全 資 産 用 )
※資産がない場合は、償却資産申告書の備考欄の「該当資産なし」に○を
付けて、提出してください。
②
前年度まで申告をされていた方
提出する申告書・・・・・償却資産申告書
種 類 別 明 細 書 (増 加 資 産 用 )
種 類 別 明 細 書 (減 尐 資 産 用 )
※資産に増減がない場合でも、必ず申告書の提出をお願いいたします。
※廃業、解散等された方も、前年度までの資産についての申告をお願いし
ます。
※前年度、貴社等の申告書用紙で申告されている場合は、申告書用紙のご
送付は省略させていただいております。申告書用紙が、必要な場合は下
記にご連絡ください。
新宮町役場
税務課
℡
固定資産税担当(担当:片山)
092-963-1731
(直通)
3.企 業 の電 算 処 理 により申 告 をされる場 合
電算処理により申告される方は、毎年度、全資産申告が必要です。
4.電 子 申 告 について
インターネットを利用した償却資産の電子申告ができます。電子申告を利用さ
れたい方は、事前に準備及び手続きが必要です。詳しくはeLTAX(エルタッ
ク ス ) ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い 。 ( http://www.eltax.jp /)
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5.国 税 との主 な違 い
項目
固 定 資 産 税 (償 却 資 産 )の 取
国 税 の 取 扱 い (法 人 税・所
扱い
得税)
暦年(賦課期日制度)
事業年度
減価償却の方法
定率法
定率法と定額法の選択制
前年中の新規取得資産
半年償却(1/2)
月割償却
圧 縮 記 帳 の 制 度 (注 1 )
認められません
認められます
特別償却・割増償却
認められません
認 め ら れ ま す (租 税 特 別 措
償却計算の期間
置法)
増加償却
認められます
認 め ら れ ま す( 法 人 税・所
得税)
評価額の最低限度 (注2 取得価格の100分の5
1円(備忘価格)
)
改良費
区分評価(改良を加えられ 原則として区分評価
た資産と改良費を区分して
評価)
中小企業等の尐額減価償
認められません
却資産取得価格の損金算
認 め ら れ ま す( 租 税 特 別 措
置法)
入の特例
(注1)圧縮記帳の制度は認められませんので、国庫補助金等で取得した資産で
取得価格の圧縮を行ったものについては、圧縮前の取得価格を記入して
ください。
(注2)平成19年度税改正により、国税においては残存価格が廃止され、1円
ま で 償 却 で き る よ う に な り ま し た が 、 固 定 資 産 税 (償 却 資 産 ) に お け る 減
価償却の方法には変更ありません。
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6.家 屋 と償 却 資 産 の区 分
家屋(建物)には、電気設備、給排水設備、空調設備、運搬設備等の建築設備
(家屋と一体となって家屋の効用を高める設備)が取り付けられていますが、固
定資産税においては、それらを家屋と償却資産に区分して課税します。
①
特定の生産又は業務用設備の取扱い
次のような資産は、償却資産として課税されます。
ア
特定の生産用の設備
・
工場における機械の動力源としてのボイラー、動力配線、受変電設備、
発電設備、蓄電池設備
・
紡績業、精密機械工業、フィルム製造業等における製造工場内の空調設
備及び集塵設備
イ
特定の業務用設備
・
工場等のライン用リフト及びベルトコンベアー設備
・
冷凍・冷蔵倉庫、製氷業、アイススケート場の冷凍・冷蔵設備(配管を
含み、断熱材及び防熱ドアを除きます。)
・
ホテル、旅館、飲食店、病院等における顧客の求めに応じて飲食物を調
理するための厨房設備又は衣類の洗濯をする洗濯設備等のサービス設
備。
・
映 画 館 、演 劇 場 、興 行 場 の ス ク リ ー ン( 映 写 用 )設 備 及 び 局 所 照 明 器
具
(スポットライト)
②
家屋の賃借人が施工した内装などの取扱い
賃貸ビルなどを借り受けて事業をされている方(テナントの方)が自ら事業
を 営 む た め に 取 り 付 け た 電 気 設 備 、ガ ス 設 備 、給 排 水 設 備 、衛 生 設 備 等 や 外 壁 、
内 壁 、天 井 、床 な ど の 仕 上 げ 及 び 建 具 、配 線 ・ 配 管 等 の こ と を「 特 定 附 帯 設 備 」
といいます。特定附帯設備は、取り付けた方が償却資産の申告を行ってくださ
い。(地方税法第343条第9項、新宮町税条例第54条第7項)
※下の表は、主な設備等の例示です。
設備等の
設備等の
種類
分類
設備等の内容
家屋と設備等の所有関係
同じ場合
家屋
建築工事
電気設備
償却
○
異なる場合
家屋
償却
◎
内 装 ・造 作 等
床・壁・天井仕上げ、店舗造作等工事一式
受変電設備
設備一式
◎
◎
予備電源設備
発電機設備、蓄電池設備、無停電電源設備等
◎
◎
中央監視設備
設備一式
◎
◎
-7-
設備等の
設備等の
種類
分類
設備等の内容
家屋と設備等の所有関係
同じ場合
家屋
◎
償却
◎
屋外設備一式
備、照明器具設備
屋内設備一式
電力引込設備
引込工事
◎
◎
動力配線設備
特定の生産又は業務用設備
◎
◎
電話設備
電気設備
○
◎
◎
電話機、交換機等の機器
○
設備一式(配線を除く)
放送・拡声設 マイク、スピーカー、アンプ等の機器
備
◎
○
配管・配線、端子盤等
LAN設備
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
配管・配線等
◎
◎
監視カメラ設 受像器(テレビ)、カメラ
◎
備
配管・配線等
○
◎
避電設備
設備一式
○
◎
火災報知設備
設備一式
○
◎
給排水設備
屋外設備、引込工事、特定の生産又は業務用設備
配管、高架水槽、受水槽、ポンプ等
◎
○
給湯設備
局所式給湯設備、中央式給湯設備
ガス設備
屋外設備、引込工事、特定の生産又は業務用設備
生設備
◎
◎
◎
局所式給湯設備(電気温水器・湯沸器用)
○
◎
◎
◎
◎
屋内の配管等
○
◎
衛生設備
設備一式(洗面器、大小便器等)
○
◎
消火設備
消火器、避難器具、ホース及びノズル等
消火栓設備、スプリンクラー設備等
空調設備
◎
○
◎
ルームエアコン(壁掛型)、特定の生産又は業務用設備
空調設備 換気設備
○
上記以外の設備
運搬設備
エレベーター、エスカレーター、ダムウェーター
厨房設備
業務用の厨房設備
その他の
冷凍・冷蔵倉庫、POSシステム、看板、
設備等
駐輪設備、カーテン、ブラインド
外構工事
○
工事一式(門・塀・緑化施設等)
-8-
◎
◎
◎
○
上記以外の設備
◎
◎
◎
工場用ベルトコンベアー
◎
◎
◎
特定の生産又は業務用設備
◎
◎
上 記 以 外 の 設 備 (中 央 制 御 式 の エ ア コ ン 等 ) ○
外構工事
家屋
電灯コンセント設
上記以外の設備
給排水衛
償却
異なる場合
◎
◎
◎
◎
◎
◎
7.償 却 資 産 の価 格
償却資産の評価は、償却資産の取得時期、取得価格及び耐用年数をもとに、申告
された資産1件ごとに算出します。
(評価額の算出方法)
・前年中に取得した資産
取 得 価 格 ×( 1 - r / 2 ) = 評 価 額
・前年前に取得した資産
前 年 度 評 価 額 ×( 1 - r ) = 評 価 額
耐用
減価率
減価残存率
年数
耐用
減価率
減価残存率
年数
(r )
前年中取
前年前取
得のもの
(1 - r / 2 )
耐用
減価率
減価残存率
(r )
前年中取
前年前取
年数
(r )
前年中取
前年前取
得のもの
得のもの
得のもの
得のもの
得のもの
( 1-r)
(1 - r / 2 )
( 1-r)
(1 - r / 2 )
( 1-r)
2年
0.684 0.658 0.316 22年
0.099 0.950 0.901 42年
0.053 0.973 0.947
3年
0.536 0.732 0.464 23年
0.095 0.952 0.905 43年
0.052 0.974 0.948
4年
0.438 0.781 0.562 24年
0.092 0.954 0.908 44年
0.051 0.974 0.949
5年
0.369 0.815 0.631 25年
0.088 0.956 0.912 45年
0.050 0.975 0.950
6年
0.319 0.840 0.681 26年
0.085 0.957 0.915 46年
0.049 0.975 0.951
7年
0.280 0.860 0.720 27年
0.082 0.959 0.918 47年
0.048 0.976 0.952
8年
0.250 0.875 0.750 28年
0.079 0.960 0.921 48年
0.047 0.976 0.953
9年
0.226 0.887 0.774 29年
0.076 0.962 0.924 49年
0.046 0.977 0.954
10年
0.206 0.897 0.794 30年
0.074 0.963 0.926 50年
0.045 0.977 0.955
11年
0.189 0.905 0.811 31年
0.072 0.964 0.928 51年
0.044 0.978 0.956
12年
0.175 0.912 0.825 32年
0.069 0.965 0.931 52年
0.043 0.978 0.957
13年
0.162 0.919 0.838 33年
0.067 0.966 0.933 53年
0.043 0.978 0.957
14年
0.152 0.924 0.848 34年
0.066 0.967 0.934 54年
0.042 0.979 0.958
15年
0.142 0.929 0.858 35年
0.064 0.968 0.936 55年
0.041 0.979 0.959
16年
0.134 0.933 0.866 36年
0.062 0.969 0.938 56年
0.040 0.980 0.960
17年
0.127 0.936 0.873 37年
0.060 0.970 0.940 57年
0.040 0.980 0.960
18年
0.120 0.940 0.880 38年
0.059 0.970 0.941 58年
0.039 0.980 0.961
19年
0.114 0.943 0.886 39年
0.057 0.971 0.943 59年
0.038 0.981 0.962
20年
0.109 0.945 0.891 40年
0.056 0.972 0.944 60年
0.038 0.981 0.962
21年
0.104 0.948 0.896 41年
0.055 0.972 0.945 61年
0.037 0.981 0.963
-9-
(計 算 例 )
取得価格300,000円、取得時期平成27年5月、耐用年数4年のパソ
コン場合
平 成 2 8 年 度 = 3 0 0 , 0 0 0 円 ×( 1 - 0 . 4 3 8 / 2 ) = 2 3 4 , 3 0 0 円
平 成 2 9 年 度 = 2 3 4 , 3 0 0 円 ×( 1 - 0 . 4 3 8 )
=131,676円
平 成 3 0 年 度 = 1 3 1 , 6 7 6 円 ×( 1 - 0 . 4 3 8 )
=
74,001円
平成31年度=
7 4 , 0 0 1 円 ×( 1 - 0 . 4 3 8 )
=
41,588円
平成32年度=
4 1 , 5 8 8 円 ×( 1 - 0 . 4 3 8 )
=
23,372円
※ 平 成 3 3 年 度 = 3 0 0 , 0 0 0 円 ×( 5 / 1 0 0 )
=
15,000円
※ 平 成 3 4 年 度 = 3 0 0 , 0 0 0 円 ×( 5 / 1 0 0 )
=
15,000円
※ 平 成 3 3 年 度 の 評 価 額 は 【 2 3 , 3 7 2 円 ×( 1 - 0 . 4 3 8 ) = 1 3 , 1 3 5 円 】
と 取 得 価 格 1 0 0 分 の 5 に 相 当 す る 額 【 3 0 0 , 0 0 0 円 ×( 5 / 1 0 0 ) =
15,000円】を下回りますので、そのような場合は取得価格の100分の5に
相当する額が決定価格となります。それ以降も、その資産が事業の用に供されてい
る限り、取得価格の100分の5で評価されます。
8.課 税 標 準 の特 例 資 産
特定設備に対しては、地方税法及び条例で課税標準の特例規定を設け、税負担
の軽減が図られています。
該当資産を所有されている方は、種類別明細書(増加資産・全資産用)の摘要
欄に摘要条項を記入してください。
また、新宮町ではわがまち特例を導入し、対象に課税標準の特例措置を実施し
ます。詳しくはお問い合わせください。
(例)
再生可能エネルギー発電設備(太陽光発電設備など)
(1)対象となる設備
経済産業省による固定価格買取制度の認定を受け、平成24年5月29
日から平成28年3月31日までの間に取得された再生可能エネルギー発
電 設 備 。 た だ し 、 住 宅 等 太 陽 光 発 電 設 備 ( 低 圧 か つ 発 電 出 力 1 0 kw 未 満 )
を除きます。
(2)適用期間
新たに固定資産税が課税になった年度から3年度分について、課税標準
額を3分の2に軽減します。
(3)添付書類
経済産業省が発行する認定通知書(写し)、電気事業者と締結している
「特定契約書」の写し、または、運転開始日がわかるもの
- 10 -
わがまち特例の対象資産
・汚水又は廃液処理施設(地方税法附則第15条第2項第1号)
・大気汚染防止法の指定物質排出抑制施設(地方税法附則第15条第2項第2
号)
・土壌汚染対策法の特定有害物質排出抑制施設(地方税法附則第15条第2項
第3号)
・下水道除害施設(地方税法附則第15条第2項第6号)
・雨水貯留浸透施設(地方税法附則第15条第8項)
9.税 率 ・免 税 点 について
①
課税標準額
1月1日現在における決定価格が、課税標準額になります。ただし、課税
標準額の特例が適用される場合は、決定価格に特例率を乗じたものが課税標
準額となります。
②
免税点
全ての償却資産の課税標準額の合計が150万円未満の場合は、課税され
ません。なお、合計が150万円未満の場合でも申告は必要です。
③
税率・税額
税率は、100分の1.4です。
課税標準額
税率
税額
1 , 5 3 2 , 0 0 0 円 ×1 . 4 / 1 0 0 = 2 1 , 4 0 0 円
1 ,0 00 円 未 満 切 り 捨 て
④
1 00 円 未 満 切 り 捨 て
納期
納付すべき額を4回(5月、7月、11月、2月)に分けて納めていただ
きます。
- 11 -
10.マイナンバー(個 人 番 号 ・法 人 番 号 )の記 載
①マイナンバーの記載場所
申告の手引きの記載例を参照してください。個人の方は12桁の個人番号
を、法人にあっては、13桁の法人番号を、所定の記載欄に右詰めで記載し
てください。
②本人確認資料の添付について
個人番号を記載した申告書をご提出いただく場合、マイナンバー法に定め
る本人確認(番号確認、身元確認及び代理権確認)を実施いたします。以下
の(1)または(2)の本人確認資料の写し(コピー)をそれぞれ1種類ず
つ、申告書に添付していただくようお願いいたします。
法人番号を記載した申告書を提出する場合、本人確認資料の添付は不要で
す。
(1) 本人が申告書を提出する場合(番号確認資料+身元確認資料)
番号確認資料
身元確認資料
窓 口 ・個 人 番 号 カ ー ド の 裏 面( 個 人
・
番号が記載されている面)
氏名が記載されている面)
郵送 ・通知カード
・運転免許証
・住民票(個人番号付き)
電子申告
・個人番号カードの表面(写真や
等
・旅券(パスポート)
等
本人確認資料の添付は不要です。
(2) 代理人が申告書を提出する場合
(本人の番号確認資料+代理人の身元確認資料+代理権確認資料)
本 人 の 番 号 確 認 資 料 代 理 人 の 身 元 確 認 資 料 代 理 権 確 認 資 料 (原 本 )
窓 口 ・本 人 の 個 人 番 号 カ ー ・ 代 理 人 の 個 人 番 号 カ ・ 税 務 代 理 権 限 証 書
・
ドの裏面
ードの表面
郵送 ・本人の通知カード
・代理人の運転免許証
・本 人 の 住 民 票( 個 人 ・ 代 理 人 の 税 理 士 証 票
番号付き)
等
等
電子申告 本人確認資料の添付は不要です。
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・委任状
等
③その他
マイナンバーは、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平・公正な社会
を実現する社会基盤です。制度の主旨をご理解いただき、マイナンバーの記載
にご協力ください。ただし、マイナンバーの記載が無い場合でも、申告書は有
効なものとして受理いたします。また、本人確認資料の不備等により本人確認
ができない場合は、申告書への個人番号の記載が無かったものとして受理いた
しますので、予めご了承ください。
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