1.平成 25 年度金ケ崎町決算と財政見通しについて

1.平成 25 年度金ケ崎町決算と財政見通しについて
1 一般会計決算の概要
【歳 入】
(単位:億円)
町税
H24
地方交付税
33.3
H25
25.4
0.0
町債 国県支出金
21.8
19.7
20.0
16.1
6.1
6.5
3.5 10.6
13.7
18.0
40.0
繰入金
その他
60.0
13.6
80.0
91.4 億円
96.9 億円
100.0
町税及び地方交付税が大きく落ち込みましたが、当初計画通り事業を執行するため、財政
調整基金の取崩し等により対応しました。
【歳 出】
(単位:億円)
普通建設事業費
人件費
公債費
扶助費
H24
12.4
15.6
9.5
H25
11.8
14.9
10.1
0.0
20.0
補助費 物件費 繰出金
8.4
9.7
12.9
40.0
12.5
9.9
60.0
14.7
9.7
その他
11.6
10.0
10.1
80.0
89.4 億円
94.4 億円
100.0
主な事業は次のとおりです。
・子ども医療費給付事業の対象を小学生から中学生に拡大 ・三ケ尻学童保育所の建設
・六原地区基盤整備事業 ・利用自粛牧草集中保管施設の設置
・荒巻・東町線の整備に伴う用地補償等 ・除雪センターの建設 ・除雪機械の更新
・消防屯所の建設(平成 24 年度からの繰越分も含めて3か所の整備)
・金ケ崎小学校と西小学校のトイレ改修工事 ・通学バスの更新
・「鳥海柵遺跡」の土地取得 ・金ケ崎要害歴史館の建設
・森山総合競技場第3種公認更新工事 ・千田正記念館の震災復旧工事
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【プライマリーバランス、地方債残高及び財政調整基金残高の推移】 (単位:億円)
25.0
160.0
136.9
140.0
20.0
120.0
97.3
100.0
15.0
80.0
10.0
60.0
5.0
18.9
9.4
0.0
40.0
20.0
0.0
H19
H20
H21
H22
H23
H24
地方債借入額
地方債償還額
地方債残高(町)
財政調整基金残高
H25
プライマリーバランスの黒字を堅持し、地方債残高は 100 億円を下回りました。
2
特別会計決算の概要
会計名
(単位:千円)
歳
うち一般会
計繰入金
入
一般会計
9,693,810
国民健康保険
1,714,400
下水道事業
農業集落排水事業
歳 出
差
引
地方債
現在高
9,732,098
9,440,503
253,306
88,436
1,547,801
166,599
542,699
219,764
526,999
15,699
5,132,447
367,079
192,115
360,759
6,320
3,494,510
23,286
7,089
21,120
2,165
1,385,129
192,361
1,347,235
37,893
5,442
0
5,233
209
30,630
21,939
27,550
3,080
国民健康保険診療施設(医科)
247,625
66,831
237,239
10,385
国民健康保険診療施設(歯科)
43,563
13,820
40,407
3,155
111,106
34,419
110,686
419
14,164,769
836,774
13,665,532
499,230
訪問看護ステーション事業
介護保険事業(保険事業)
介護保険事業(介護サービス事業)
浄化槽事業
後期高齢者医療
合計
3
12,058
76,190
18,447,303
公営企業及び第三セクターの状況
町の公営企業である水道事業については、約 14 百万円の純利益を計上しています。また、
町の第三セクターについては、金ケ崎町産業開発公社が△約1百万円、金ケ崎町土地開発公
社が9千円、金ケ崎福祉フロンティアが約 12 百万円、オーガニック金ケ崎が約 13 百万円、
金ケ崎町生涯スポーツ事業団が約2百万円の最終損益を計上しております。
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4
健全化判断比率の状況
25.0
(単位:%)
350.0
315.8
300.0
20.0
17.7
20.0
250.0
15.0
200.0
10.0
150.0
73.0
100.0
5.0
50.0
0.0
0.0
H19
H20
H21
H22
実質公債費比率(3か年平均)
H23
H24
H25
実質公債費比率(単年度)
将来負担比率
・実質公債費比率
・将 来 負 担 比 率
17.7%(前年度17.3%)
73.0%(前年度88.5%)
県内ワースト1位
県内ワースト 13 位
・今後もプライマリーバランスの堅持が必要です。
5
今後の財政見通し
(単位:億円)
100.0
90.0
80.0
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
H26
【歳
【歳
H27
H28
義務的経費
投資的経費
財政調整基金残高
地方債残高
H29
H30
H31
その他の経費
入】税収が伸びない、地方交付税が減少 → 標準財政規模は減少する見込み
出】道路整備及び診療所建設などの大型事業に加え、インフラ・施設の老朽化対
策のために多額の投資的経費が必要となる見込み
【方向性】財政健全化及び身の丈に合った財政運営を基本として、中長期的な見通しの
中でまちづくりを進めていく予定
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