CO-SEI REPORT2016

2016
大阪厚生信用金庫ディスクロージャー
CO-SEI REPORT
ごあいさつ
皆さま方には、平素より当金庫に対して格別のご支援を賜り、厚く御礼申し
上げます。
金庫の業務内容、業況等について、一層のご理解を深めていただきたく、本冊子
を作成いたしましたので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
さて、平成27年度の国内経済は、円安を追い風にした順調な回復が期待されて
いましたが、夏場以降は中国経済の減速懸念が高まり原油をはじめ資源価格
が大幅に下落、またこれまで世界経済を牽引してきた米国景気にもやや陰り
が見え始め、世界経済の先行きに不透明感が強まる中で国内景気にも下押し
圧力が強まりました。年明けには急激な円高が進行する中、日銀によりマイナス
金利の導入が図られましたが、効果が出るまでには少し時間がかかりそうな状況となっております。
このような経済情勢の中、当金庫は中小企業専門金融機関として、中小企業への安定的な資金提供
や、お取引先企業に対する各種経営支援といった使命を果たすべく、地域密着型金融の推進に積極的
に取り組んでまいりました。また、平成27年度は新店舗として「江坂支店」を開設、
「守口南支店」を
門真市に移転し「門真支店」として移転オープンするなど、お客さまの利便性向上のための取り組みにも
努めてまいりました。
その結果、平成27年度の当金庫の業績は、引き続き預金・貸出金ともに増加し、預金残高は前年度比
27%増加の8,997億円、貸出金残高は同14%増加の4,140億円となりました。また、収益面においても、
当期純利益は前年度比25%増加の87億円となりました。これもひとえに皆さま方のご支援によるものと
心から感謝申し上げます。
当金庫は、これからも地域の皆さまのお役に立てる金融機関を目指してまいりますので、皆さま
には尚一層のご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
平成28年7月
理事長
経営理念
①自己責任の原則の下に、バランスのとれた夢のある堅実経営を実践する。
②地域金融の使命を自覚し、地域社会の繁栄に貢献する。
③明るく、自由闊達な金庫風土を醸成し、高い倫理観と責任感をもった職員を養成する。
当金庫の考え方
地域金融機関たる信用金庫の本業は、金融という経済の血液とも言える事業
を通じて、地域の経済発展、生活・文化の向上に寄与することと考えています。
その為には、まず自らの経営体質を強化し、安定した経営基盤を築く努力が必要
です。そして、地域の住民の皆さまや事業者の方に対し、新たな預金・融資商品の
提供等、種々の金融サービスや地域貢献活動により、地元への還元を図ります。
私たちは、信用金庫の特性を生かし、当金庫の経営理念に基づく経営を目指
しています。
Contents
情報編
●こうせい信金と地域社会
P 1
●財務ハイライト
P 3
●当期の事業について
P 4
●地域密着型金融への取組み
P 5
●コンプライアンスについて
P11
●金融ADR制度への対応等について
P12
●個人情報保護について
P13
●リスク管理体制について
P14
●信用金庫について
P15
●総代会制度について
P16
●組織体制
P19
●主な事業のご案内
P20
●各種手数料のご案内
P21
●大阪厚生信用金庫のあゆみ
P23
資料編
●財務諸表
P25
●経営指標等
P30
●自己資本の充実の状況について
P35
店舗のご案内
P41
開示項目一覧
P42
こうせい信金と地域社会
大阪厚生信用金庫の使命は地域社会の発展に貢献することです。
大阪厚生信用金庫は、地元の中小企業の皆さまや地域にお住まいの方々が会員となって、
お互い
に助け合い、発展していくことを共通の理念として運用されている相互扶助型の金融機関です。
地域のお客さまからお預かりした大切なご預金は、地域で資金を必要とするお客さまに融資を
行い、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として様々な金融サービス
をご提供することにより、地元の中小企業の皆さまや地域にお住まいの方々との強い絆とネット
ワークを形成し、地域社会の持続的発展に努めてまいります。
また、金融サービス以外の分野においても、文化、環境、教育といった面も視野に入れ、広く地域
社会の活性化に取り組んでおります。
お客さまのご預金について
預金積金
地域のお客さまの着実な資産づくりのお手伝い
をさせていただくため、商品・サービスの一層の
充実に努めております。特徴的な商品として、
大阪府と連携した環境配慮型商品「こうせい
エコ定期 わかば」
を取り扱っています。詳しくは
各営業店にお尋ねいただくかホームページを
ご覧ください。
8,997億円
こうせい信金
23 店
常勤役職員 469 名
名
店 舗
貸出金
4,140億円
ご融資以外の運用について
お客さまからお預かりしているご預金は、最優先
で地域のお客さまにご融資しております。その
割合は46%
(預貸率)
となっておりますが、残り
の資金については、預け金や有価証券を中心と
した、安全性や収益性に留意した堅実な運用に
努めています。
1
出資金
39億円
会員/お客さま
会員数
11,320 名
地域貢献
支援サービス
お客さまのご融資について
地域貢献支援サービス
当金庫では、地域経済の活性化や中小事業者の
ための創業・新事業支援などの機能強化を図る
ため、
「 地域密着型金融推進の基本方針」
を策定
しています。特徴的なサービスである
「元気!!こう
せいビジネスタウン」
の機能活用やお取引先企業
によるビジネスマッチング会の開催などを重点
推進項目として、地域金融機関としての役割を果たす
べく中小企業融資に積極的に取り組んでいます。
地域貢献活動については5∼10ページをご参照
ください。
「地域密着型金融推進」の基本方針、進捗状況
は当庫ホームページに掲載しています。
地域の皆さまからお預かりしたご預金は、地域
の中小企業、事業者の方々、個人のお客さまの
さまざまな資金ニーズに対して
「貸出金」
として
積極的にお応えし、円滑な資金供給を行うと
いう形で地域社会に還元しています。
2
財務ハイライト
情
報
編
主要経営指標3ヵ年推移
預
金
有
価
貸
純
総
コ
経
当
自
出
ア
期
己
積
証
金
資
産
業
資
券
務
純
利
本
残
高
残
高
純
益
残
産
資
常
金
平成25年度
616,850
高
899,771
361,906
414,083
40,589
50,858
129,997
211,384
額
653,398
756,014
960,100
益
7,432
9,638
12,223
9.26%
9.45%
30,126
5,453
益
比
平成27年度
708,000
311,206
額
利
(単位:百万円)
平成26年度
7,254
5,178
率
279,406
8,878
6,922
9.17%
8,715
(注) コア業務純益は、国債等の債券売却損益や一般貸倒引当金繰入などの特殊な要因による影響を除いた、信用金庫の実質的な収益力を示す
収益指標です。
預金積金残高
(単位:億円)
10,000
8,997
8,000
6,000
貸出金残高
5,000
4,140
4,000
7,080
6,168
(単位:億円)
3,000
3,619
純資産額
300
4,000
2,000
2,000
1,000
0
平成25年度
平成26年度
コア業務純益
(単位:億円)
100
88
0
72
平成25年度
平成26年度
経常利益
平成27年度
(単位:億円)
140
80
0
平成25年度
平成26年度
当期純利益
平成27年度
(単位:億円)
100
87
122
80
96
69
60
74
60
40
301
100
100
54
405
200
120
80
60
平成27年度
508
500
400
3,112
(単位:億円)
600
51
40
40
20
0
3
20
20
平成25年度
平成26年度
平成27年度
0
平成25年度
平成26年度
平成27年度
0
平成25年度
平成26年度
平成27年度
当期の事業について
情
報
編
平成27年度 事業の概況
平成27年度は、
中小企業の皆さまに対し安定的な資金供給を行うとともに、
お取引先企業に対して経営者セミナーや
ビジネスマッチング会の開催、外部機関との連携や機能を活用した事業支援など 経営相談・支援機能の強化 を当金庫
の重点課題に位置付け営業活動を展開しました。
また、社会貢献の取り組みとして大阪府と連携した緑化活動へ参画するなど、地域金融機関として地域密着型金融の
さらなる推進に取り組んでまいりました。
一方、
お客さまの利便性向上のために店舗ネットワークの拡充や既存店舗のリニューアルを計画的に進めており、平成
27年度は、新店舗として
「江坂支店」
を開設、
「守口南支店」
を門真市に移転し
「門真支店」
として移転オープンいたしました。
以上の結果、次のような業績を収めることができました。
預金積金残高
8,997億円
前年度対比+1,917億円
貸出金残高
4,140億円
前年度対比+521億円
当期純利益
87億円
前年度対比+17億円
定期預金を中心に大幅に増加
預金は、大阪府と連携した環境配慮型商品「こうせいエコ定期 わかば」
など、
各種キャンペーン定期預金の販売や新店舗の出店等により、定期預金を中心
に大幅な増加となりました。期末残高は、前年度対比1,917億円増加し
8,997億円となりました。
中小企業融資に積極的に取り組み順調に増加
貸出金は、地域金融機関として中小企業への安定的な資金提供や、
お取引先
企業に対する各種経営支援といった使命を果たすべく、地域密着型金融の推
進に積極的に取り組みました。期末残高は、前年度対比521億円増加し
4,140億円となりました。
貸出金利息や有価証券運用益が増加し、大幅な増益
損益は、貸出金利息が増加したことや、運用部門における有価証券運用益が
増加した結果、経常利益は、前年度対比25億円増加の122億円、
当期純利益
は、
同17億円増加の87億円となりました。
今後の課題
当金庫では、中小企業専門金融機関として中小企業への安定的な資金提供、
お取引先企業に対しての各種経営支援等
を行うことが大きな使命であることから、
それを可能とするために、
当金庫自体の収益向上および財務健全性の向上が必須
であると考えており、今後も以下の経営課題に全力をあげて、継続的に取り組んでまいります。
現状の経営環境は金利競争等により厳しい環境にありますが、今ある経営資源を最大限活用し効率性、
収益性を高め、金利に左右されない取引先とのリレーションの構築など金利以外の競争力
(価値)
を高め
ます。
中小企業・地域顧客のサポーターとしての金融仲介機能強化を図るため、職員各々が格差なく
一定レベルの知識と専門性を有するようになるための人財育成、職員教育に注力します。
当金庫では他に先駆けて
「不動産に強い」
「融資特化」
の営業戦略を推進してきた結果、
これが当金庫の
強みとなっています。
当面はこの強みを活かした現在の経営スタイルによる拡大成長路線を継続します。
4
地域密着型金融への取組み
情
報
編
当金庫では、中期経営計画「夢・愛・熱への進撃三ヶ年計画」
(平成27年度∼平成29年度)
において、戦略目標を
「大阪
とともに成長する夢実現へ進撃する」
と定め、激変する経済情勢や経営環境に対応し、地域金融機関としての役割を果たす
べく中小企業融資に積極的に取組んでおります。
当金庫が目指す質の高い都市型信用金庫としての取組みについては、地域の利用者の皆様に一層ご理解いただき
たく、年度毎に
「地域密着型金融推進の基本方針」
として公表し、重点推進項目を明確にして取り組んでおります。
地域密着型金融推進の基本方針
(1)
当金庫における地域密着型金融推進の位置づけ
平成27年度∼平成29年度を計画期間とする中期経営計画「夢・愛・熱への進撃三ヶ年計画」
の主要課題の一つ
として位置づけ、年度毎の重点項目を定め推進しました。
(2)重点推進項目
1
お取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
2 売掛債権担保融資等の活用
地域貢献への取組み
3
お取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
「こうせいオーナーズクラブ」
当金庫取引先経営者を対象とした「こうせいオーナーズクラブ」の会員数は平成28年3月末で394名となっています。
会員相互の親睦および金融経済知識の向上を図るため、各種セミナーを開催しました。
「経営者セミナー」
年
月
講
師
セミナ ー タイトル
平成27年 4月
寺島 実郎氏(一般財団法人 日本総合研究所 理事長)
「世界潮流と日本の進路を考える」
平成27年 7月
竹中 平蔵氏(慶応義塾大学総合政策学部 教授、
グローバルセキュリティ研究所 所長)
「今後の政策と日本経済の見通し 」
平成27年 10月
梨田 昌孝 氏(プロ野球解説者)
「長所を見抜いて個性を伸ばせ∼梨田
流『自己と組織の育成法』∼」
平成28年 2月
小泉 純一郎 氏(元内閣総理大臣、現職 城南総
合研究所 名誉所長)
「日本の歩むべき道」
※講師の肩書はセミナー当時のものです。
梨田 昌孝 氏
「元気!!こうせいビジネスタウン」
(http://www.genki-cosei-bz-town.jp/)
「元気!!こうせいビジネスタウン」
とは、大阪厚生信用金庫が大切な
お客さまのために開設したポータルサイトです。
当タウンでは、
お客さま
のビジネスマッチング情報(売りたい・買いたい情報など)を無料で
登録してインターネット上に発信したり、最新のビジネス情報を定期的
に入手したりすることができます。
27年度トピックス
5
小泉 純一郎 氏
会員企業さまを訪問し、会社の様子や社長のお話をもとにした記事
をサイト内で紹介する
「街の情報館」の掲載企業が65社となりま
した。この記事は「ビジネスタウン通信」
という会員向け機関誌
(年4回発行)
にも掲載しています。
地域密着型金融への取組み
情
報
編
人材マッチング会の開催
平成27年12月、当金庫・大阪府・大阪府労働協会共催「合同企業説明会 内定
エクスプレス 」
を開催しました。
「人材不足の企業に対して若い
「人材」
とのマッチング」、
「安定した就職を望む若者
に対して、優良な中小企業を紹介する場の提供」などを目的として、人材不足の大阪
の中小企業と、求職中の「新卒者」
「既卒者」
「若年層」
との「人材マッチング」
をテーマ
とし、大阪府との「地方創生事業」
の一環として行われました。
内定エクスプレスの様子
外部機関との連携、
機能活用
【大阪府内信用金庫合同ビジネスマッチングフェア2015】
大阪府内7信用金庫の取引先企業が一堂に集まり、技術、製品、商品、サービス等
のアピールや販路の開拓を行うとともに、企業のマッチング機会の拡大及び情報
収集や企業間の幅広い交流を図ることを目的とした総合展示会が平成27年6月
に開催され、当金庫から12社参加いただきました。
【信金中央金庫大阪支店主催 食の個別商談会2016】
信金中央金庫が招聘するバイヤー企業と滋賀、京都、大阪、奈良および和歌山
の2府3県の信用金庫の取引先による
「食の個別商談会」が、平成28年3月に
開催され、
当金庫から5社参加いただきました。
【大阪市中小企業応援団プロジェクトへの参加】
食の個別商談会
「大阪市中小企業応援団」
とは、大阪に本支店のある26金融機関と大阪産業創造館(大阪市)
が、協力して
中小企業の販路拡大を支援することを目的に平成23年4月に結成したものです。大阪府下の金融機関が
持つ企業情報と、大阪市経済戦略局の中小企業支援拠点「大阪産業創造館」が持つビジネスマッチング
機能とを連携させることにより、
中小企業の皆様の商機拡大につなげることを目的とした取り組みで、
当金庫
も応援団として参加しています。
【大阪ものづくりイノベーションネットワークへの参加】
大阪府は、府内外の産学官の支援機関やものづくり企業に幅広く参画してもらい、府内ものづくり中小企業
の技術開発を支援するためのプラットホーム組織「大阪ものづくりイノベーションネットワーク」
を平成21年
4月に設置しました。
このネットワークに当金庫も支援機関として参加しています。
【大阪府ものづくりB2Bネットワークへの参加】
大阪府は、国内外から寄せられる
「ものづくりについての問合せや引き合い」
に的確に応えられるものづくり
企業を探索し、紹介する一括窓口「ものづくりB2Bネットワーク」
を平成21年4月に開設し、当金庫も連携して
運営に参加しています。
【オープンイノベーション事業化支援】
IKK大阪府異業種交流促進協議会、
( 独)中小企業基盤整備機構近畿本部、
( 公財)大阪産業振興機構
が連携し、
「自社の強み」
を持っているコア企業と、
そのコア企業が求めている経営資源を提供・協働できる
企業とを融合させる事業化モデルの実現(イノベーション)
に向け、
プロジェクトチームが支援するオープン
イノベーション事業化支援をご案内しています。
【若者・女性のしごと応援フェア】
大阪市、大阪府、大阪府信用金庫協会、大阪市私立保育園連盟、大阪市しごと情報広場および大阪府内7
信用金庫等が連携し、お取引先中小企業の採用活動を支援するとともに、真剣に就職を希望する新卒者
や若年層および子育て中の女性求職者に企業との出会いの場を提供することを目的に、平成28年2月に
開催されました。
当金庫からは10社参加をいただきました。
6
地域密着型金融への取組み
情
報
編
年金・労務・税務・法務・登記相談会の実施
相談会名称
開催回数
年金・労務相談会
11回
11件
税務相談会
4回
14件
法律相談会
7回
10件
登記相談会
1回
1件
相談件数
セミナーの開催
「相続税増税対策セミナー」
開
講
内
参
催
加
者
日 平成27年4月22日
師 塩尻 明夫氏(塩尻公認会計士事務所 代表)
容 「知っていれば怖くない!相続税の話」
相続税はなぜ
「怖い」
のか、税務調査の
「怖い」
話等
数 174名の当金庫お取引先にご参加いただきました。
「マイナンバー制度対策セミナー」
開
講
内
参
催
加
者
日 平成27年9月8日 師 庄谷 秋義氏(庄谷社会保険労務士・FP事務所 所長)
容 「マイナンバー制度、平成28年1月より利用開始」
マイナンバーとは?事業者のマイナンバーの取り扱い等
数 186名の当金庫お取引先にご参加いただきました。
経営改善支援取組み先に対する支援
セミナー風景
・経営改善支援取組み先(平成28年3月末時点で41社)
を選定し、四半期毎に金庫内で経営改善支援協議会
を開催、営業店と本部が連携して
「経営改善計画」の内容・実施状況・その結果の確認と支援方針の策定・
見直しを定期的に協議いたしました。
・平成22年7月に経営コンサルタント会社と提携、平成27年度は経営改善支援取組み先の内、11先について
コンサルタントとの帯同訪問を実施し、
お客様とともに経営改善策を検討いたしました。
収益物件改善プロジェクト
・収益不動産に対する融資につきましては、融資期間も長期にわたることから、従来より年1回ご融資させて
いただいた全物件について、維持管理状況、入居者の確保状況などをフォローアップしております。
・家賃低下・入居率低下の見られる物件については【収益物件改善プロジェクト】
として、単なる状況把握の
みでなく、その原因・対策を詳細にヒアリングし、必要な改装資金を融資するなど、経営改善に向けた支援
を積極化いたしました。
売掛債権担保融資等の活用
「こうせい売債ローン きずな」
(売掛債権担保融資)
・売掛債権を担保とした融資商品として、保証人不要(第三者保証人だけでなく、代表者の個人保証も不要)
の
「こうせい売債ローン きずな」
を取扱っています。
・平成28年3月末実績 73先 残高30億円
「こうせいABL ローン きずな」
(動産担保融資)
・不動産担保や第三者保証に過度に依存しない金融の円滑化を図る一環として、平成24年12月からABL
の取扱いを開始しました。
当面は、個々の再生融資案件に対する活用を検討していく予定です。
7
地域密着型金融への取組み
情
報
編
中小企業者に対する積極的な資金供給
【貸出金の状況】 残
総貸出金
うち中小企業者(※)への貸出金
高
対前期比増加額
4,140 億円
+521 億円
3,931 億円
+498 億円
※中小企業者は、
中小企業基本法第2条の定義に基づいています。
地域密着型金融の取組みに係る主要計数について
主要計数
経営改善支援取組み率(正常先除く)
再生計画策定率(正常先除く)
ランクアップ率(正常先除く)
41
経営改善支援取組み先数
2.7%
1,537
期初債務者数
100.0%
再生計画策定先数
41
経営改善支援取組み先数
41
2
ランクアップ先数
4.9%
41
経営改善支援取組み先数
件数
創業・新事業支援融資実績
残高(百万円)
件数
個人保証・不動産担保に過度に依存しない
融資の取組みの計数
残高(百万円)
3
4
73
3,013
「 大阪府新事業創出関連保証融資」及び「大阪市新事業創出関連保証融資」、
「こうせいアシスト
(注) 1.創業・新事業支援融資実績は、
パッケージスタートダッシュ」
の平成28年3月末の件数・残高を記載。
2.個人保証・不動産担保に過度に依存しない融資の取組みの計数は、当金庫の売掛債権担保融資商品である
「売債ローンきずな」
の平成28年3月末の先数・残高を記載。
貸付条件の変更等の実施状況について
当金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、
地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでおり、
お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みや
ご相談には、その解決に向けて真摯に取り組んでいます。
平成28年3月31日現在、貸付け条件の変更等に関する実施状況は以下の通りです。
中小企業者向け
住宅資金借入者向け
件数(件)
件数(件)
10,895
99
うち実行
10,050
85
うち謝絶
273
5
60
0
512
9
受付合計
うち審査中
うち取り下げ
(注) 1.各欄の集計は、貸付けの条件変更等の申込みを受けた日を基準に、貸付債権ごとに行っております。
2.表中の各欄には、平成21年12月4日から期末までの累積件数を表示しております。
8
地域密着型金融への取組み
情
報
編
地域貢献への取組み
店舗近隣小中学校の職場体験学習実施
店舗近隣の小中学校に対し、学校における金融教育の一環として
「職場体験学習」
の実施を申し入れ、12校39名の生徒の皆さんに職場体験をしていただきました。
行政、
NPO法人と連携した
「環境金融」
「地域緑化活動」
【大阪府と連携した活動】
「こうせいエコ定期 わかば」
期末残高の0.02%を
「大阪府みどりの基金」に寄付する
「こうせいエコ定期 わかば」を平成20年
8月から販売しています。
この趣旨に多数のご賛同をいただき、平成28年3月末の残高は
171億円となっております。
寄付金実績
(単位:円)
寄付金
500,000
500,000
700,000
1,800,000
2,540,000
2,910,000
3,310,000
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
「第7回CO-SEIチャリティーコンサート」
平成27年12月、大阪市中央公会堂で
「CO-SEIチャリティーコンサート」
を開催し、
ご来場
いただいた約1,100名様のチケット代金と当日の募金を
「大阪府みどりの基金」へ寄付
いたしました。
寄付金実績
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
平成27年
(単位:円)
寄付金合計
1,109,471
1,158,210
1,391,470
1,333,000
1,319,208
1,284,746
1,337,718
内チケット代金 内募金箱への募金
(1,033,000) (76,471)
(1,103,000) (55,210)
(1,324,000) (67,470)
(1,267,000) (66,000)
(1,281,000) (38,208)
(1,240,000) (44,746)
(1,264,000) (73,718)
大阪府
「アドプトフォレスト制度」
を活用した
「生駒山系花屏風活動」
への参加
生駒山系を屏風に見立て、美しい花を咲かせる花木や紅葉の
美しい木を、府民協働により平成35年度までに1万本植栽し
ていく壮大な計画「生駒山系花屏風活動」に平成22年から
参画しています。
「こうせいエコエコキャンペーン」
9
お客さま、自治体、金庫職員が一体となって
「環境」や「緑化」に取組む
活動です。
環境関連金融商品として、大阪府との連携商品「こうせいエコ定期
わかば」や太陽光発電設備資金等へ低利で融資する
「こうせい
エコ計画」、大阪府「アドプトフォレスト制度」
を活用した植樹活
動「生駒山系花屏風活動」
へ参加しています。
さらには、近隣住民の皆様やお取引先のご理解とご協力を得て
「緑のカーテン運動」
「エコキャップ運動」
「クールビズ・ウォーム
ビズ」
などの活動を行なっています。
大阪市「『緑のカーテン&カーペット』フォトコンテスト」に
おいて、南森町支店の作品が『団体の部』で入選しました。
地域密着型金融への取組み
情
報
編
「公益財団法人 大阪コミュニティ財団」
を通じた助成の実施
大阪厚生信用金庫では、平成4年より公益財団法人大阪コミュニティ財団に
「大阪厚生信用金庫福祉基金」
を設置し、基金の運用収益から大阪の非営利団体への助成を行っています。
また、平成24年には、当金庫の全役職員が給与より毎月一定額を拠出する
「Co-seiふれあい基金」
から新た
に
「大阪厚生信用金庫地域・社会貢献基金」
を公益財団法人大阪コミュニティ財団に設置しました。
平成27年度助成事業
助成基金名
助成先
活動内容
大阪厚生信用金庫
地域・社会貢献基金
こどもひろば
(大阪市天王寺区)
こどもひろば初めて体験ツアー2015(助成額10万円)
大阪厚生信用金庫
地域・社会貢献基金
NPO法人 教育・夢ねっと矢田
(大阪市東住吉区)
夏休み 夢の学び舎(助成額13万円)
大阪厚生信用金庫
地域・社会貢献基金
うさぎ学童保育所
(大阪市住吉区)
昔遊びでつながろう!あそびのひろば
(助成額6万円のうち2万円)
大阪厚生信用金庫CUP 大阪市中央大会に協賛
<大阪市ミニバスケットボール連盟主催>
子どもたちの心身の健全な育成や地域のスポーツ文化の向上に
役立ちたいと考え、大会を応援させていただきました。
旅行・観劇
(サークル活動)
当金庫で年金をお受取りのお客さまを対象とした
「さわやか友の会」
の特典企画として、旅行や観劇会のご優待
などを毎年実施しています。
・大尽旅行(1月)
旬の味覚「クエとまぐろ料理」和歌山満喫1泊2日の旅
・なんばグランド花月 ご優待観劇会(3月)
大尽旅行(和歌山)
なんばグランド花月
店舗の新設・移転のお知らせ
平成27年10月
江坂支店 新設オープン
平成27年12月
門真支店 新築移転オープン
江坂支店
10
コンプライアンスについて
情
報
編
コンプライアンス
(法令等遵守)
に係る基本方針
当金庫では、
コンプライアンス
(法令等遵守)
を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、信用金庫の社会的使命と公共性
を十分自覚し業務遂行にあたるとともに、
コンプライアンス
(法令等遵守)重視の風土を醸成するため、次の通り基本方針を
策定し地域経済の発展に貢献します。
1.コンプライアンス
(法令等遵守)
の強化
法令、各種ルールを遵守した経営の遂行。
信用金庫法をはじめ、各種関係法令に則って日々の業務を適正に運営し、地域とともに歩む信頼される金融機関とし
て確固たる地位を築いていく。
2.経営トップの遵法精神の自覚と責任
企業倫理の確立と法令遵守に向けて率先垂範して取組み、
さらに、危機管理は経営トップ自らの役割として自覚し、危機
の実態や問題点を経営トップや幹部職員が迅速に把握できるシステムを確立する。万一、問題となる行為等が発見・指摘
された場合には、事実の隠蔽や解決の遅延がリスクの拡大に直結することを強く認識し、経営トップ自らの責任において、
実態解明と原因追求を行い、迅速な問題解決と再発防止に向けて全力を傾注する。
3.遵法精神の組織への浸透
法令等遵守に対する経営トップの自覚と決意は、
あらゆる機会を捉え、役職員の一人一人に浸透させ、組織として法令
等遵守の風土を築いていく。
4.コーポレート・ガバナンス
(企業統治)
の充実
コーポレート・ガバナンス
(企業統治)
を充実し、総代会の運営方法や、理事会等経営の意思決定機関のあり方を見直す
とともに、監事や会計監査人が経営陣に対し、適時適切に意見を言える体制づくりを構築していく。
5.法令に準拠した規程等の整備と正確な業務処理
信用金庫法に掲げられた使命を遂行することにより社会的責任を全うし、地域社会に信頼される金融機関たるべく法令
に準拠した事務規程等を整備し、更にリスクに強い体制を整えることによって、正確な業務運営を行う。
6.反社会的勢力への対応
社会的な批判を受けるおそれの強い取引についての事前チェック体制を確立し、
その経営への影響を事前に防御する
体制を整備する。
また、暴力団をはじめとした反社会的勢力に対しては、経営者自らが毅然とした態度をとり組織的に
断固としてこれに対決するとともに、警察当局等との連帯強化をより深める。
コンプライアンス体制
当金庫では、
コンプライアンスに係る統括機関としてコンプライアンス委員会を設置しております。同委員会は各部署から
報告されるコンプライアンス関連情報について検討し、
その結果に基づき適切な措置・方策を講じるとともに、理事会等への
報告を行うことにより一連の諸問題を一元的に管理しています。
さらに、本部、営業店にはそれぞれコンプライアンス担当責任者を配し、
コンプライアンス関連情報の委員会への報告
並びに部店内での研修などを実施しています。
〈コンプライアンス組織図〉
理事会
指示
指示
報告
監査
11
照会
報告
コンプライアンス委員会
指示
監査
報告
監 事
報告
常務会
報告
監査部
業務・会計監査
報告
所管部
指示
報告
報告
営業店
部店長
コンプライアンスオフィサー
職 員
報告
不祥事件対策委員会
お客様相談窓口
金融ADR制度への対応等について
情
報
編
金融ADR制度への対応
当金庫は、
お客さまからの苦情等のお申し出に迅速・公平かつ適切に対応するため、以下のとおり金融ADR制度も
踏まえ、内部管理態勢等を整備して苦情等の解決を図り、
もって当金庫に対するお客さまの信頼性の向上に努めます。
【苦情処理措置】
【紛争解決措置】
当金庫は、
お客さまからの苦情のお申し出に公正かつ 当金庫は、紛争解決のため、当金庫営業日に左記コンプライアンス室
的確に対応するため業務運営体制・内部規則を整備し、
または全国しんきん相談所(9時∼17時、電話:03−3517−5825)
その内容をホームページ、
ポスター等で公表しています。
公益社団法人民間総合調停センター(電話:06-6364-7644)、
苦情は、
当金庫営業日
(9時∼17時)
に営業店(電話
東京弁護士会(電話:03-3581-0031)などの仲裁センターにお取次ぎ
番 号は4 1ページ参 照 )またはコンプライアンス室
いたします。また、お客さまから各仲裁センターに直接お申し出いただく
(電話:06−6631−5753)
にお申し出ください。
ことも可能です。なお、前記弁護士会の仲裁センターは、東京都以外の
各地のお客さまにもご利用いただけます。
金融商品販売に係る勧誘方針
当金庫は、
「金融商品の販売等に関する法律」
に基づき、金融商品の販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘
の適正の確保を図ることとします。
1.当金庫は、
お客さまの知識、経験、財産の状況及び当該 3.当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、
お客さまに対し
金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、 事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、
適正な情報の提供と商品説明をいたします。
研修等を通じて役職員の知識の向上に努めます。
2.金融商品の選択・ご購入は、お客さまご自身の判断によって 4.当金庫は、
お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所
お決めいただきます。その際、当金庫は、お客さまに適正
での勧誘は行いません。
な判断をしていただくために、当該金融商品の重要事項 5.金融商品の販売等に係る勧誘についてご意見やお気づき
について説明をいたします。
の点等がございましたら、窓口までお問い合わせください。
反社会的勢力に対する基本方針
当金庫は、社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を遮断する
ため、以下のとおり
「反社会的勢力に対する基本方針」
を定め、
これを遵守します。
1.当金庫は、反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断 4.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に備えて、平素
し、
不当要求に対しては断固として拒絶します。
から警察、暴力追放運動推進センター、弁護士などの
2.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対し、職員の
外部専門機関と緊密な連携関係を構築します。
安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解決に努めます。 5.当金庫は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民事
3.当金庫は、反社会的勢力に対して資金提供、不適切・
と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、断固たる
異例な取引および便宜供与は行いません。
態度で対応します。
利益相反管理方針の概要
当金庫は、信用金庫法および金融商品取引法等を踏まえ、お客さまとの取引にあたり、本方針および当金庫が定める
庫内規程に基づき、お客さまの利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理(以下「利益相反管理」
といいます。)
し、
もってお客さまの利益を保護するとともに、お客さまからの信頼を向上させるため、次の事項を遵守いたします。
1.当金庫は、当金庫がお客さまと行う取引を対象として利益
相反管理を行います。
2.当金庫は、以下に定める取引を利益相反管理の対象とします。
次に掲げる取引のうち、
お客さまの利益が不当に害される
おそれのある取引
①当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと行う取引
②当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまと対立
または競合する相手と行う取引
③当金庫が契約等に基づく関係を有するお客さまから得た
情報を不当に利用して行う取引
3.当金庫は、利益相反管理の対象となる取引について、
次に掲げる方法その他の方法を選択し、
またこれらを
組み合わせることにより管理します。
①対象取引を行う部門とお客さまとの取引を行う部門を
分離する方法
②対象取引またはお客さまとの取引の条件または方法を
変更する方法
③対象取引またはお客さまとの取引を中止する方法
④対象取引に伴い、
お客さまの利益が不当に害されるおそれ
があることについて、
お客さまに適切に開示する方法
4.当金庫は、営業部門から独立した管理部署の設置および
責任者の配置を行い、利益相反のおそれのある取引の
特定および利益相反管理を一元的に行います。
また、当金庫は、利益相反管理について定められた法令
および庫内規程等を遵守するため、役職員を対象に
教育・研修等を行います。
5.当金庫は利益相反管理態勢の適切性および有効性に
ついて定期的に検証します。
12
個人情報保護について
情
報
編
個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)
当金庫は、お客さまからの信頼を第一と考え、お客さまの個人情報及び個人番号(以下「個人情報等」
といいます。)の適切な保護
と利用を図るために、個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)、行政手続における特定の個人を識別する
ための番号の利用等に関する法律(平成25年5月31日法律第27号)
および金融分野における個人情報保護に
関するガイドライン、
その他個人情報等保護に関する関係諸法令等を遵守するとともに、
その継続的な改善に努めます。
また、個人情報等の機密性・正確性の確保に努めます。
1.個人情報とは
B.個人番号の利用目的
本プライバシーポリシーにおける
「個人情報」
とは、
「住所・氏名・電話
①出資配当金の支払に関する法定書類作成・提供事務のため
番号・性別・生年月日」等、特定の個人を識別することができる情報を
②金融商品取引に関する口座開設の申請・届出事務のため
いいます。
③金融商品取引に関する法定書類作成・提供事務のため
2.個人情報等の取得・利用について
④国外送金等取引に関する法定書類作成・提供事務のため
(1)個人情報等の取得
⑤非課税貯蓄制度等の適用に関する事務のため
・ 当金庫は、あらかじめ利用の目的を明確にして個人情報等の取得をします。 上記の利用目的につきましては、当金庫のホームページの他、店頭掲示の
また、金庫業務の適切な業務運営の必要から、お客さまの住所・氏名・電話
ポスター等でもご覧いただけます。
番号・性別・生年月日などの個人情報の取得に加えて、融資のお申込の際 (3)ダイレクト・マーケティングの中止
には、資産・年収・勤務先・勤続年数・ご家族情報・金融機関でのお借入れ
当金庫は、ダイレクトメールの送付や電話等での勧誘等のダイレクト・
状況など、金融商品をお勧めする際には、投資に関する知識・ご経験・資産
マーケティングで個人情報を利用することについて、お客さまから中止の
状況・年収などを確認させていただくことがあります。
お申出があった場合は、当該目的での個人情報の利用を中止いたします。
・ お客様の個人情報は、
中止を希望されるお客さまは、下記のお問い合わせ先までお申出下さい。
①預金口座のご新規申込書等、
お客さまにご記入・ご提出いただく
3.個人情報等の正確性の確保について
書類等に記載されている事項
当金庫は、お客さまの個人情報等について、利用目的の達成のために個人
②営業店窓口や営業担当者等が口頭でお客さまから取得した事項
データを正確かつ最新の内容に保つように努めます。
③当金庫ホームページ等の「お問い合わせ」等の入力事項
4.個人情報等の開示・訂正等、利用停止等について
④各地手形交換所等の共同利用者や個人信用情報機関等の第三者
・ お客さま本人から、当金庫が保有している情報について開示等のご請求
から提供される事項
があった場合には、請求者がご本人であること等を確認させていただいたう
⑤その他一般に公開されている情報
えで、遅滞なくお答えします。
等から取得しています。
・ お客さま本人から、当金庫が保有する個人情報等の内容が事実でないと
(2)個人情報等の利用目的
いう理由によって当該個人情報等の訂正、追加、削除または利用停止、消去
・ 当金庫は、次の利用目的のために個人情報等を利用し、それ以外の目的
のご要望があった場合には、遅滞なく必要な調査を行ったうえで個人情報
には利用しません。個人番号については、法令等で定められた範囲内での
等の訂正等または利用停止等を行います。なお、調査の結果、訂正等を行わな
み利用します。
また、
お客さまにとって利用目的が明確になるよう具体的に
い場合には、その根拠をご説明させていただきます。
定めるとともに、取得の場面に応じ、利用目的を限定するよう努めます。
・ お客さまからの個人情報等の開示等のご請求については、所定の手数料
・ お客さま本人の同意がある場合、もしくは法令等により開示が求められた
をお支払いいただきます。
場合等を除いて、個人情報を第三者に開示することはございません。
・ 以上のとおり、お客さまに関する情報の開示・訂正等、利用停止等が必要
A.個人情報(個人番号を含む場合を除きます)
の利用目的
な場合は、下記のお問い合わせ先までお申出下さい。必要な手続について
(利用目的)
ご案内させていただきます。
①各種金融商品の口座開設等、金融商品やサービスの申込の受付のため
5.個人情報等の安全管理について
②法令等に基づくご本人さまの確認等や、金融商品やサービスをご利用 当金庫は、お客さまの個人情報等の漏えい・滅失、または毀損の防止その他
いただく資格等の確認のため
の個人情報等の適切な管理のために必要な措置を講じます。
③預金取引や融資取引等における期日管理等、継続的なお取引における
6.委託について
管理のため
当金庫は、例えば、次のような場合に、個人データの取扱いの委託を行って
④融資のお申込や継続的なご利用等に際しての判断のため
います。また、委託に際しましては、お客さまの個人情報等の安全管理が図ら
⑤適合性の原則等に照らした判断等、金融商品やサービスの提供に
れるよう委託先を適切に監督いたします。
かかる妥当性の判断のため
・ キャッシュカード発行・発送に関わる事務
⑥与信事業に際して当金庫が加盟する個人信用情報機関に個人情報
・ 定期預金の期日案内等の作成・発送に関わる事務
を提供する場合等、適切な業務の遂行に必要な範囲で第三者に提供するため
・ ダイレクトメールの発送に関わる事務
⑦他の事業者等から個人情報の処理の全部または一部について委託された
・ 情報システムの運用・保守に関わる業務
場合等において、委託された当該業務を適切に遂行するため
7.個人情報保護に関する質問・苦情・異議の申し立てについて
⑧お客さまとの契約や法律等に基づく権利の行使や義務の履行のため
当金庫は、個人情報等の取扱いに係るお客さまからの苦情処理に適切に
⑨市場調査、ならびにデータ分析やアンケートの実施等による金融商品
取り組みます。なお、当金庫の個人情報等の取扱いに関するご質問・苦情の
やサービスの研究や開発のため
申し立てにつきましては、下記の当金庫コンプライアンス室までご連絡下さい。
⑩ダイレクトメールの発送等、金融商品やサービスに関する各種ご提案のため
⑪提携会社等の商品やサービスの各種ご提案のため
⑫各種お取引の解約やお取引解約後の事後管理のため
【個人情報等に関する相談窓口】
⑬その他、
お客さまとのお取引を適切かつ円滑に履行するため
(法令等による利用目的の限定)
大阪厚生信用金庫 コンプライアンス室
①信用金庫法施行規則第110条等により、個人信用情報機関から提供を
受けた資金需要者の借入金返済能力に関する情報は、資金需要者の
〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目8番14号
返済能力の調査以外の目的に利用・第三者提供いたしません。
電 話 番 号 : 06-6631-5753
②信用金庫法施行規則第111条等により、人種、信条、門地、本籍地、
F
A
X : 06-6631-5768
保健医療または犯罪経歴についての情報等の特別の非公開情報は
適切な業務運営その他の必要と認められる目的以外の目的に利用・
第三者提供いたしません。
13
リスク管理体制について
情
報
編
リスク管理体制
基本的考え方
金融の自由化・国際化及び I T革命の進展等に伴い、金融機関を取りまくリスクは一段と複雑化・多様化しており、金庫
経営におけるリスク管理の重要性は飛躍的に高まっています。
このような金融環境のもと、
リスクを保有しつつ経営体質の強化により適正な収益確保、基盤拡大、顧客サービスを
図って行かねばなりません。
当金庫は、
リスクを正確に把握し、適切に管理・運営をすることが健全性の確保と経営体質
の強化を図るうえで極めて重要であると考え、
リスク管理体制の整備に積極的に取組んでいます。
総合リスク管理の体系
総合リスク管理に関する体系図
監事会
理事会
監査部
常務会
総合リスク管理委員会
統合リスク
信用リスク
市場関連リスク
オペレーショナル・リスク
流動性リスク
事務リスク システムリスク 風評リスク
融資会議
ALM委員会
余資運用会議
事務改善
委員会
融資部・管理部
経営企画部
経理証券部
事務部
システムリスク 風評リスク
対策委員会 管理委員会
事務部
業務部
法
務
リ
ス
ク
人
的
リ
ス
ク
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
室
人 総
事 務
部 部
有
形
資
産
リ
ス
ク
信用リスク
信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクです。
当金庫では、信用リスクを管理すべき最重要のリスクであるとの認識のもとに、与信業務の基本的な理念や手続き等
を明示した「クレジットポリシー」を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する
管理態勢を構築しています。
市場関連リスク
金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場のリスクファクターの変動により保有する資産の価値が変動すること
で損失を被るリスクのことで、
「金利リスク」
「価格変動リスク」
「為替リスク」の3つからなります。
当金庫では、余資運用会議やALM委員会を設置し、そこで定められた方針に基づき調達、運用を行っています。
リスクに対しては、自己資本に見合った範囲内でのリスク限度額を算出し管理しています。
流動性リスク
予期せぬ資金の流出等により、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされる(資金繰りリスク)、あるい
は、市場において通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされる(市場流動性リスク)ことにより金融機関が
損失を被るリスクのことです。
当金庫では、安定した資金繰りと高い流動性の確保を基本としています。資金繰りの状況を逼迫度に応じて、平常時、
懸念時、危機時に区分した管理方法を定め速やかに対処できるようにし、リスクへの万全な態勢を確保しています。
事務リスク
システムリスク
風評リスク
役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機関が損失を被るリスクです。当金庫
では、常に事務リスク発生の危険度を把握し、規定・要領等の整備を図るとともに、規定・要領に基づいた正確な
事務が行われるよう適切な指導を行い、厳正な事務管理に努めています。
コンピュータのダウンや誤作動、または、システムの不備や不正使用などにより金融機関が損失を被るリスク
のことです。
当金庫では、一般社団法人しんきん共同センターに加盟し、オンラインシステムの運用を委託しています。
また、システムリスクに対する安全対策及び情報資産保護管理体制の整備確立を行い、適切なシステムリスク
管理運営を行っています。
金融機関の評判を形成する内容の劣化や外部要因により、顧客からみて金融機関への安心度や親密度が損なわ
れることにより、金融機関の評判が低下するリスクです。
当金庫の風評の収集と分析に努め、適宜適切な対応を行うとともに、当金庫に対する安心感・信頼感の向上を
図っています。
14
信用金庫について
情
報
編
ふれあいのネットワーク
信用金庫の制度
信用金庫は、会員制度による協同組織の地域金融機関です。制度・運用の面で、株式会社の銀行と異なる独自の性格を
備えています。信用金庫は、一定地域内の中小企業者や地域住民を会員としています。融資対象は会員の方を原則としています
が、会員以外の方への融資も一定の条件のもとで認められています。一方、預金は会員以外の方でもご利用いただけます。
1 会員資格
3 運営
信用金庫の営業地区にお住まいの方・お勤めの方・事業所を
お持ちの方なら会員になっていただくことができます。ただし、個人
事業者で常時使用する従業員数が300人を超える場合、また法人
事業者で常時使用する従業員数が300人を超え、且つ資本金が
9億円を超える場合には、会員となることができません。
信用金庫の最高議決機関は総会または総代会です。議決権は
会員1人1票制をとっており、総会(総代会)では理事および監事
が選任され、理事によって理事会が構成されます。理事長等の代表
理事は理事会で選任され、信用金庫の日常業務は、理事会の決定
を踏まえて行われます。
信用金庫の営業地域は一定の地域に限定されており、地域で
集めた資金は地域に還元されています。
信用金庫の監督官庁は金融庁です。同庁では、関係法令を遵守して
いるか、経営が健全になされているかといった視点から、定期的に
検査・監督を行っています。
2 営業地域
4 監督官庁
信金中央金庫について
信金中央金庫は、全国の信用金庫を会員とする協同組織
形態の金融機関で、信用金庫の中央金融機関として、昭和
25年に設立されました。
信金中央金庫は「信用金庫の中央金融機関としての役割」
と「個別金融機関としての役割」を併せ持つ金融機関とし
て、会員信用金庫と一体となって業務を行っています。
また、平成12年には優先出資を東京証券取引所に上場
しています。
資
金
量
30兆円
拠
点
数
国内 14店舗
海外 5拠点
役 職 員 数
1,199人
金
庫
数
265金庫
預
金
量
信
信
134兆円
金
用 店 舗 数
中
金
7,382店舗
金
庫 役 職 員 数
11万人
会
員
数
会
員
数
265金庫
927万人
※上記計数は平成28年3月末現在(速報ベース)のものです。
信用金庫の中央金融機関としての役割
信用金庫の業務機能の補完
・各種金融商品の提供
・信用金庫のネットワークを活用した業務
・信用金庫の地域金融・中小企業金融等のサポート
・信用金庫の決済業務のサポート
信用金庫業界の信用力の維持・向上
・信用金庫業界内のセーフティネット(経営力強化制度等)
の適時・適切な運営
信用金庫経営力強化制度
全
国
の
信
用
金
庫
経営分析制度
経営相談制度
資本増強制度
信
金
中
央
金
庫
個別金融機関としての役割
総合的な金融サービスを提供する金融機関
・金融機関の本来業務(預貸金業務、為替業務、金融債発行業務)
・金融機関の付随業務(公共債の引受け、私募債の取扱い等)
・子会社を通じた個人ローン保証等の業務および周辺業務(信託、証券、投資運用、投資、M&A仲介等)
地域社会に貢献する金融機関
・地方公共団体、地元企業およびPFI事業等への直接貸出
・中小企業のライフステージに応じた各種支援
・商店街・温泉街等の活性化にかかるコンサルティング活動等
わが国有数の機関投資家
・約34兆円にのぼる運用資産
15
総代会制度について
情
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と
「互恵」
の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同 報
編
組織金融機関です。
したがって、会員は出資口数に関係なく、
1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加
することとなります。
しかし、
当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。
そこで、
当金庫では、
会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。
した
がって、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、総代構成のバランス等に
配慮し、選任区域ごとに総代候補者を選考する選考委員会を設け、会員の中から適正な手続きにより選任された
総代により運営されます。
さらに、
当金庫では、総代会に限定することなく、利用者満足度調査を実施するなど、
日常の事業活動を通じて、総代や
会員とのコミュニケーションを大切にし、
さまざまな経営改善に取り組んでおります。
なお、総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、
お近くの営業店までお寄せください。
<総代会は、会員1人1人の意見を適正に反映するための開かれた制度です>
選考委員
総代候補者
会員
1 総代会の決議により、会員の中から選考委員を選任する。
2 選考委員会を開催のうえ、選考基準に基づき、選考委員が総代
候補者を選考する。
3 総代候補者氏名を店頭掲示し、所定の手続きを経て、会員の
代表として総代を委嘱
総 代
総代会
会員の総意を適正に反映するための制度
決算に関する事項、理事・監事の選任等重要事項の決定
第94期通常総代会の決議事項(平成28年6月21日)
第94期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ原案の通り承認されました。
(1)報告事項
第94期(平成27年度)業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件
(2)決議事項
第1号議案
第2号議案
第3号議案
第4号議案
剰余金処分案承認の件
定款一部変更の件
出資会員除名の件
理事6名選任の件
16
情
報
編
総代会制度について
総代とその選任方法
1 総代の任期・定数
総代の任期は3年です。
総代の定数は100人で、会員数に応じて選任区域ごとに定められています。現在の総代は平成28年5月に選任
され、総代数は98人となっています。
なお、会員数は平成28年3月31日現在で11,320人です。
2 総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映
する重要な役割を担っています。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注)に基づき、
次の3つの手続きを経て選任されます。
(次頁チャート図参照)
(注)総代候補者選考基準
①総代会の決議により、会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
②選考委員会を開催のうえ、総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。
③上記②により選考された総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
①当金庫の会員であること
②地域における信望が厚く、総代として
相応しい見識を有している方
③誠実かつ人格に秀れ、当金庫の発展に
寄与できる方
④金庫の理念・使命をよく理解し、金庫と
の緊密な取引関係を有する方
総代の属性別構成比
職業別
法人・法人代表96.
9%、個人事業主3.
1%
年代別
70代以上64.7%、
60代23.5%、
50代11.8%
不動産業25.5%、建設業18.3%、製造業18.3%、
サービス業13.3%、卸・小売業9.2%、
運輸業・郵便業4.1%、金融・保険業4.1%、宿泊業4.1%、医療・福祉3.1%
業種別
総代のご紹介
選任区域
1区
2区
3区
4区
5区
6区
合 計
人数
21
19
14
13
12
19
株式会社協和産業
株式会社全東信
株式会社日本エスコン
株式会社ラスイート
株式会社オリエントホーム
加藤 友康
サムティ株式会社
株式会社アカサカエステート
山形電気株式会社
株式会社西村工務店
信和建設株式会社
Jトラスト株式会社
太平タクシー株式会社
Jフィールド有限会社
寺川 正洲
西尾 邦勝
竹本 辰男
丸信住宅株式会社
医療法人松徳会
サラヤ株式会社
株式会社SKB
大勝建設株式会社
株式会社登工務店
佐川 隆夫
株式会社新名工務店
株式会社まえの
泉本精工株式会社
総代名(順不同、敬称略)と就任回数
2 有限会社近畿不動産
4 株式会社創建
1 丸五基礎工業株式会社
1 医療法人杏樹会
4 株式会社ピカソ
1
2 三徳船舶株式会社
3 大山観光株式会社
7 吉光鋼管株式会社
7 長谷川鉄工株式会社
1 エース建物株式会社
1 株式会社未来都
3 倉商株式会社
5 株式会社大和商会
7 柳 茂樹
2 アンダーツリー株式会社
2 モチノキ薬品株式会社
8 西田産業株式会社
1
1 末永レッカー株式会社
6 株式会社日証
3 米田 宏己
3 澤電気機械株式会社
3 原田 富太郎
8 株式会社都エンタープライズ 1 山本 良祐
2 国際通商株式会社
2 タイヨーハウス株式会社
8 株式会社アミューズ
2 株式会社アイビーネット
4 福本 明達
3 相互施設株式会社
3 敷島住宅株式会社
3 株式会社中央電機計器製作所 2 株式会社ホーム産業
4 株式会社門真建設工業
3 高橋住建株式会社
5 延山 祥玉
7
7 西脇 清吉
9 西尾 泰幸
平成28年6月30日現在
1 大希産業株式会社
2 株式会社バンセイ
3 株式会社播磨屋
9 株式会社丸末
(注)就任回数は、平成元年以降の回数を表示しています。
17
9
5
4
2
2
5
3 昌和三株式会社
8 新庄金属工業株式会社
10 有限会社フェニックス
1 株式会社延田エンタープライズ 2
5 太平地所株式会社
3 株式会社ビーバーハウス
1 株式会社吉野製作所
4
5
2 株式会社辰巳建物総合管理
1
1 富士エンジニアリング株式会社 1
4 ファミティホーム株式会社 2 山森 康弘
2 株式会社ブレーンシップ・アミューズメント 2 株式会社富士ハウジング 3
98
9
7 株式会社ダイハチ
1 大阪府ランドリー協同組合 4
2 株式会社濵田設計測量事務所 4 不二商事株式会社
5
2 株式会社光新星
2 株式会社平井水道工業
1
3 馬場 靖
9 福永クレーン株式会社
5
7 大成住宅センター株式会社 7
1 株式会社明和建設
1
8 CEF南あわじウィンドファーム株式会社 1 松本 隆
4 花岡 楠一
1
6 株式会社オフィスボストン 3
2
5 株式会社三鷹倉庫
1 株式会社三実
5
9
総代会制度について
情
報
編
総代が選任されるまでの手続きについて
地区を6区の選任区域に分け、選任区域ごとに総代の定数を決める。
①総代候補者選考委員の選任
総代会の決議により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
選考委員の氏名を店頭に掲示
②総代候補者の選考
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
総代候補者の氏名を、1週間以上店頭掲示
上記掲示について毎日新聞に公告
異議申出期間(公告後2週間以内)
③総代の選任
●会員から異議がない場合
または
●選任区域の会員数の1/3未満の会員
から異議の申出があった総代候補者
理事長は総代に委嘱
総代の氏名を店頭に1週間以上掲示
●選任区域の会員数の1/3以上の会員
から異議の申出があった総代候補者
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2以上
当該総代候補者が選任区
域の総代定数の1/2未満
a、
bいずれか選択
a 他の候補者を選考
b 欠員(選考を行わない)
総代の選任区域について
1区
中央区、天王寺区、浪速区、西成区、阿倍野区、西区、大正区、住之江区
2区
北区、福島区、港区、此花区、西淀川区、東淀川区、淀川区、豊中市、吹田市、摂津市、箕面市、高槻市、茨木市
3区
都島区、城東区、鶴見区、旭区、門真市、守口市
4区
寝屋川市、大東市、四條畷市、枚方市、交野市
5区
東成区、東住吉区、生野区、東大阪市
6区
住吉区、平野区、八尾市、藤井寺市、羽曳野市、松原市、堺市、柏原市、富田林市、大阪狭山市
18
組織体制
情
報
編
理事及び監事
(平成28年7月1日現在)
理事長
常勤理事
山本 勝己
常勤監事
大井 省三
常務理事
鴫原 和雄
常勤理事
志摩 雅広
非常勤監事
岡村 裕
常務理事
武久 学
常勤理事
上野 計
非常勤監事
嶋田 幸忠
常務理事
大出 重光
常勤理事
杉浦 真俊
常勤理事
黒田 純寿
常勤理事
杉本 隆史
常勤理事
五味 昌治
非常勤理事
浜辺 義男
(注)
1.理事 浜辺義男は、信用金庫業界の
「総代会の機能向上策等に関する業界申し合わせ」
に基づく職員外理事です。
2.監事 岡村裕、嶋田幸忠は、信用金庫法第32条第5項に定める員外監事です。
本部組織図
総 代 会
監 事 会 理 事 会
会
長
理 事 長
本部統括
総 務 部 人 事 部
事 務 部
融 資 部
経理証券部 経営企画部
管 理 部 業 務 部
監 査 部 コンプライアンス室
第一部 第二部
総
人
務
事
課
課
人 事 事 シ 資
財
務 ス 金
開 務 集 テ 証
発
中 ム 券
課 課 課 課 課
経
理
課
経
営
企
画
課
リ
ス
ク
管
理
課
融
資
企
画
課
経
営
改
善
支
援
課
融
資
課
債
権
管
理
課
業
務
推
進
課
業
務
企
画
課
外 監 検 監
国
為
替 察 査 査
推
進
課 課 課 課
営業店組織図
本店営業部
事務課
19
融資課
営業課
各支店
外国為替課
事務課
融資課
営業課
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
課
主な事業のご案内
情
報
編
主要な業務の内容
1.預金業務
当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金、定期積金、別段預金、納税準備預金、外貨預金等
2.貸出業務
(1)貸付 … 手形貸付、証書貸付、
当座貸越
(2)手形の割引 … 銀行引受手形、
商業手形、荷付為替手形
3.有価証券投資業務
預金の支払準備及び資金運用のため、国債、地方債、社債、株式、
その他の証券への投資
4.
内国為替業務
送金為替、
当座振込、代金取立等
5.外国為替
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する各種業務
6.附帯業務
(1)代理業務
① 日本銀行代理店、
日本銀行歳入代理店及び国債代理店業務
② 地方公共団体の公金取扱業務
③ 株式払込金の受入代理業務及び株式配当金、公社債元利金の支払代理業務
④ 日本政策金融公庫、住宅金融支援機構等の代理貸付業務
(2)保護預り及び貸金庫業務
(3)有価証券の貸付
(4)債務の保証
(5)公共債の引受
(6)国債等公共債の窓口販売
(7)保険商品の窓口販売(保険業法第275条第1項により行う保険募集)
(8)電子債権記録業に係る業務
その他の主なサービス
種 類
概 要
インターネットバンキング
パソコンや携帯電話のインターネットを利用して、資金移動取引や口座情報照会等が
ご利用いただけるサービスです。
WEB−FB
パソコンのインターネットを利用して、事務所にいながら総合振込、給与・賞与振込、
都度振込取引や処理状況の照会などができます。
テレホンバンキング
お電話で、残高照会、入出金照会や振込などのサービスをいつでもどこからでも簡単
便利にご利用いただけます。
ファクシミリ振込
日頃ご利用になっているファクシミリ(FAX)を使って、事務所または自宅にいながら振込
ができるサービスです。
定額自動振込
毎月決まった先へ決まった金額を、最初のお手続きだけで自動振込できるサービスです。
しんきん自動集金サービス
パソコンのインターネットを利用して、会費や家賃などの代金をお取引先指定の口座から
自動引落し、お客さまの当金庫取引口座にご入金するサービスです。
インターネットを使って手形に代わる新しい決済インフラ「でんさい」をご利用いただける
しんきん電子記録債権サービス
サービスです。
「でんさい」は手形と同等の機能を持ち、手形用紙を使用せずに振出や
(でんさいネットのサービス)
裏書などを行うことができます。
外貨宅配サービス
外国紙幣を、お客さまのご自宅・勤務先にご指定の時間帯に代金引換にてお届け致します。
しんきんゼロネットサービス
全国各地に設置されている提携信用金庫のATMを無料でご利用いただける便利で
お得なサービスです。
20
情
報
編
各種手数料のご案内
※記載金額には8%の消費税が含まれています。
▶ATMご利用手数料について
カードの種類 利用区分
当 金 庫 の
カ ー ド
入
金
出
金
大阪府下に
入
本店を置く
他信用金庫 出
の カ ー ド
金
金
平
土
曜
入
金
出
金
日
8:00∼21:00
日
9:00∼17:00
9:00∼17:00
12/31∼1/3
9:00∼17:00
土
日
9:00∼17:00
日曜日・祝日
9:00∼17:00
12/31∼1/3
9:00∼17:00
平
日
曜
土
日
曜
日
日曜日・祝日
12月31日
1/1∼1/3
平
その他銀行等
の カ ー ド
手数料
日曜日・祝日
平
他信用金庫
の カ ー ド
(平成28年7月現在)
利用時間
日
無
8:00∼21:00
無
金
土
曜
日
日曜日・祝日
12月31日
入
金
平
日
8:45∼18:00
無
料
9:00∼14:00
14:00∼17:00
無
料
108円
18:00∼21:00
9:00∼17:00
108円
108円
9:00∼17:00
上記曜日に
対応する手数料
8:0 0 ∼ 8:4 5
216円
9:00∼17:00
108円
216円
9:00∼14:00
108円
9:00∼17:00
216円
9:00∼17:00
上記曜日に
対応する手数料
18:00∼19:00
216円
108円
216円
郵便貯金の
カ ー ド
出
金
土
日
曜
日
日曜日・祝日
12月31日
カードの種類 利用区分
近 畿しんきん
カ ー ド の
VISAクレジット
カ
ー
ド
近 畿しんきん
カ ー ド の
J C B クレジ ット
カ
ー
ド
金
土 曜日・日曜日
祝日
12月31日
平
出
金
日
日
土 曜日・日曜日
祝日
12月31日
108円
9:00∼14:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
上記曜日に
対応する手数料
8:00∼21:00
108円
9:00∼17:00
上記曜日に
対応する手数料
8:00∼21:00
9:00∼17:00
9:00∼17:00
窓
口
種 類
当庫同一店あて(1万円未満)
当庫同一店あて(1万円以上)
当庫本支店あて
他行あて(電信)
当庫同一店あて(キャッシュカードによる)
ATM
21
当庫同一店あて(現金による)
送金手数料
1万 円 未 満 は 無 料
108円
216円
648円
無 料
324円
432円
864円
無 料
216円
当庫本支店あて
108円
324円
他行あて(電信)
432円
648円
当庫同一店あて
当庫本支店あて
他行あて(電信)
当庫同一店あて
108円
216円
324円
540円
無 料
108円
無 料
270円
378円
594円
無 料
108円
無 料
216円
324円
432円
無 料
108円
無 料
216円
324円
432円
無 料
無 料
432円
648円
他行あて 普通扱い(送金小切手)
但し、国内為替取扱規則改正に伴
1件につき
い、ご依頼は地方公共団体に限り
ます。
648円
108円
当庫本支店あて
他行あて(電信)
〈同地、他所渡手形〉大阪(注)、神
戸、京都、姫路、大津、奈良、和歌
山の手形交換所地域(直接入金 1件につき
取立分を除きます)
代金取立手形 (注)当金庫他支店分を含みます。
割引手形 〈隔地1〉
譲渡担保手形 東京、横浜、名古屋、四日市、広島 1件につき
の取立手数料 の手形交換所地域
〈隔地2 一括出納代手〉
北九州、福岡、久留米の手形交換
所及び一括出納代手
その他地域の手形
324円
普通扱い
至急扱い
1件につき
216円
648円
648円
1件につき
648円
1件につき
1,080円
▶その他手数料について
小切手帳
約束手形帳
用 紙 代 金
為替手形帳
マル専手形
金融機関借入用手形
上記曜日に
対応する手数料
3万円未満 3万円以上
当庫本支店あて
▶為替関係手数料について
108円 216円
▶振込手数料について
お取扱
定
額
自動振込
108円
108円 216円
当庫同一店あて
インターネット 当庫同一店あて
バンキング 当庫本支店あて
WEB-FB
他行あて(電信)
216円
1万円以下 1万円超
9:00∼17:00
テレホン
バンキング
108円
216円
14:00∼17:00
3万円未満 3万円以上
無 料 無 料
当庫同一店あて
ファクシミリ
当庫本支店あて
振 込
他行あて(電信)
216円
18:00∼21:00
利用時間
平
出
8:45∼18:00
種 類
他行あて(電信)
216円
14:00∼17:00
8:45∼18:00
HB
108円
8:45∼18:00
8:0 0 ∼ 8:4 5
平
料
108円
8:00∼8:45
18:00∼21:00
出
料
お取扱
1冊につき
1冊(25枚)
につき
1冊(25枚)
につき
1枚につき
1枚につき
自己宛小切手発行手数料
初回登録時
のみ
1枚につき
送金・振込の組戻料
1件につき
社名・署名鑑印刷
日銀小切手発行手数料
取立手形の組戻料
依頼返却手数料
取立手形店頭提示料
(1,080円を超える場合)
1枚につき
1件につき
1件につき
1件につき
同地、他所渡手形、隔地1、隔地2、
1件につき
不渡手形返却料 一括出納代手
その他地域の手形
1件につき
648円
648円
648円
540円
108円
5,400円
540円
540円
864円
1,080円
1,080円
1,080円
(実費)
648円
1,080円
通帳・証書・ (紛失、汚損等お客様側に原因があ 1冊(1枚)
1,080円
各種カード再発行 る場合)
につき
各種手数料のご案内
(平成28年7月現在)
ICキャッシュカード
発行手数料
ICキャッシュカード
発行手数料
(5年毎の更新時)
1枚につき
基本手数料
発生記録
譲渡記録
でんさいネットサービス
※記載金額には8%の消費税が含まれています。
分割譲渡記録
1枚につき
1,080円
月間
1,080円
当庫宛(1件あたり)
(全部譲渡)
割引手数料
(分割譲渡)
しんきん自動集金 基本手数料
サービス
請求件数1件あたり
各種証明書発行 包括発行
手数料
その他発行
取引履歴作成
手数料
1依頼540円、
以後1枚につき216円加算
個人情報開示 店頭渡しの場合
作成手数料
郵送の場合
162円
他行宛(1件あたり)
324円
当庫宛(1件あたり)
324円
他行宛(1件あたり)
648円
無 料
1件あたり
32円
1件あたり
97円
1,080円
108円
1通につき
324円
1通につき
432円
1依頼につき
1枚につき
540円
最高
1,404円
324円
3,240円
基本料月額
3,240円
入金通知票
1冊(50枚)
5,400円
につき
ネット利用料
1件につき108円
但し夜間、日曜日等延長手数料は更に108円加算
月間
1,296円
ファクシミリ
振込利用料
月間
540円
アンサー利用料 通知のみ
照会・通知両方
月間
月間
月間
インターネット
バンキング
封緘預かり
保護預かり
不動産担保調査
事務取扱手数料
種別2
種別3
半自動貸金庫
全自動貸金庫
簡易保護函
540円
32,400円
極度額(債権額)
3千万円超5千万円以下
極度額(債権額)
5千万円超
43,200円
54,000円
但し、住宅ローンの場合
一律
32,400円
変更登記など(根抵当権の極度額の変更・
32,400円
一部解除・順位変更等)一律
一部繰上償還の場合
一般証貸
(アパートローン除く)
住宅ローン
全部繰上償還の場合
繰上償還等手数料
条件変更
繰上償還(一部・全部)
一般証貸
(アパートローン)
繰上償還等手数料
条件変更
株式・出資払込手数料
10,800円
10,800円
5,400円
4,320円
一般証貸
10,800円
借入5年未満
32,400円
住宅ローン
借入5年以上
7,560円
21,600円
5,400円
借入5年以内
弁済元金
金額 1%
但し、繰上
償還手数料
と借入利息
との合計が
利息制限法
所定の上限
金利を超え
ない範囲と
する。
借入5年超
54,000円
5,400円
1,080円
1個につき
年間
1,296円
合計額 1.08
7,776円
年間使用料 10,368円
年間使用料 15,552円
取扱金額 3/1000 1.08
株式配当金支払手数料
取扱金額 3/1000 1.08
両替枚数
(紙幣・硬貨の合計)
1∼100枚
756円
3,240円
年間使用料
1,080円
但し、不動産業のプロジェクトの一部解除
一律
新規実行時
債権譲渡登記
こうせい売債ローン
更新時
延長登記
「きずな」
登記取扱手数料 完済・取引終了時
抹消登記
540円
月間
被封預かり
※年間額面500万円未満について
(額面金額 1.1 /1000+1000円)
※年間額面500万円以上について
(額面金額 0.55/1000+1000円)
種別1
貸金庫使用料
新規設定
両替手数料
無 料
WEB−FB
1通につき
1通につき
※大阪信用保証協会保証付の証書貸付については、上記繰上償還手数料はいただきません。
HB利用料
照会のみ
1,080円
540円
別途
マル専口座開設
割賦販売通知書1枚につき
手数料
夜間金庫
取扱手数料
1通につき
極度額(債権額)
3千万円以下
648円
当庫宛(1件あたり)
月間
登記取扱手数料 印鑑証明
(抹消時のみ)
登記簿抄本
324円
他行宛(1件あたり)
入金手数料
割引手数料
1,080円
代表者事項証明書
101∼500枚
501枚∼1,000枚
1,001枚∼
新券
損券、損貨
記念硬貨
窓 口
取引あり
取引なし
無料
216円
500枚毎に
500枚毎に
324円
324円
324円
324円
無料(注1)
無料
無料
無料
無料
無料
両替機
100円
200円
ー
ー
ー
ー
(注1)基本的に無料ですが、大量の両替(30枚以上を目安)並びに
事業者の方につきましては、通常の両替に準じた手数料を頂戴
いたします。
決算関係書類
交付手数料
1枚につき
000円未満
電子マネーチャージ 1回のチャージ金額 15,
手数料
1回のチャージ金額 15,
000円以上
108円
54円
無 料
年間使用料 15,552円
小型 年間使用料 15,552円
中型 年間使用料 20,736円
大型 年間使用料 25,920円
年間使用料
6,480円
22
情
報
編
大阪厚生信用金庫のあゆみ
情
報
編
大正11年 9月 産業組合法に基づき「大阪厚生信用組合」
として北区木幡町に開業
昭和23年 5月 大阪市北区堂島に本店移転
昭和26年 5月 大阪市東住吉区に針中野支店開設
10月 信用金庫法により「大阪厚生信用金庫」に
組織変更
昭和27年 3月 守口市春日町に守口支店開設
昭和28年 9月 本店を大阪市南区(現中央区)清水町に移転。
同時に北区に堂島支店開設
昭和29年 4月 大阪市西成区に天下茶屋支店開設
昭和41年 10月 大阪市東成区に深江支店開設
平成20年 5月 寝屋川支店店舗新築(建替え)、新店舗にて
営業開始
6月 大阪府下10信金のATM利用料無料化
しんきん大阪ゼロネット スタート
8月 大 阪 府 と 連 携 し た 環 境 配 慮 型 定 期 預 金
「 こ う せ い エコ定期 わかば」の販売開始
10月 地球温暖化対策支援ローン「こうせいエコ
計画」の取扱開始
平成21年 2月 個人、個人事業主向け、こうせい多目的
ローン「きずな300」の取扱開始
昭和43年 10月 大阪市東住吉区湯里町に針中野支店新築移転
11月 天下茶屋支店、西成区千本南に移転
昭和45年 10月 堂島支店を大淀支店と名称変更し大淀区
11月 大阪市北区に南森町支店開設
(現北区)に新築移転
昭和46年 5月 寝屋川市池田西町に寝屋川支店開設
昭和48年 1月 南区(現中央区)日本橋に本店新築移転
昭和49年 12月 大阪市平野区に平野支店開設
昭和52年
1月 天下茶屋支店、西成区潮路に移転
2月 羽曳野市島泉に羽曳野支店開設
昭和53年 5月 四條畷市雁屋南町に四条畷支店開設
昭和57年 3月 大阪市福島区に福島支店開設
昭和58年 11月 大阪市港区に港支店開設
昭和60年 10月 守口市南寺方に守口南支店開設
昭和62年 2月 堺市北花田に花田支店開設
平成 4年 11月 大阪コミュニティ財団に大阪厚生信用金庫
福祉基金1,000万円創設
平成11年 11月 大阪市阿倍野区に西田辺支店、鶴見区に
鶴見支店開設
平成15年 3月 インターネットバンキング取扱開始
平成16年 3月 各種相談にインターネットを通じてお答えする
「こうせいメール相談サービス」の取扱開始
平成17年 4月 有料情報提供サービス「元気 !! こうせい
ビジネスタウン 」の利用開始
7月 平野支店店舗新築(建替え)、新店舗にて
営業開始
平成19年 3月 保証人不要の新しい融資商品、こうせい売債
ローン「きずな」の取扱開始
9月 花田支店が北花田町3丁に新築移転
23
平成19年 12月 大阪市東淀川区に上新庄支店開設
平成22年 4月 大阪府の森づくり活動「アドプトフォレスト
制度」へ金融機関として初の参画決定
8月 福島支店を大淀支店に統合
平成23年 3月 大阪市生野区に生野支店開設
11月 大淀支店が大阪市福島区鷺洲2丁目に新築
移転
平成24年 3月 大阪市西区に西区支店開設
9月 創業90周年
10月 大阪市城東区に関目支店開設
平成25年 2月 電子記録債権サービス「でんさいネット」
のサービス開始
7月 鶴見支店が鶴見区浜4丁目に移転
10月 大阪市北区に梅田支店開設
12月 守口支店店舗新築(建替え)、新店舗にて
営業開始
平成26年 5月 港支店店舗リニューアルオープン
9月 大阪市阿倍野区に阿倍野支店開設
11月 西田辺支店が住吉区万代東1丁目に新築移転
平成27年 3月 深江支店が東成区深江北1丁目に新築移転
10月 吹田市に江坂支店開設
12月 守口南支店を門真支店と名称変更し門真市
殿島町に新築移転
2016
資料編
Contents
●貸借対照表
P25
●損益計算書
P29
●経営指標等
P30
●金融再生法に基づく資産査定並びに保全状況
P34
●役職員の報酬体系について
P34
●自己資本の充実の状況について
P35
1.自己資本の構成に関する事項
P35
2.自己資本の充実度に関する事項
P36
3.信用リスクに関する事項
P37
4.信用リスク削減手法に関する事項
P39
5.出資等エクスポージャーに関する事項
P39
6.オペレーショナル・リスクに関する事項
P40
7.金利リスクに関する事項
P40
24
貸借対照表
科 目
平成27年3月期 平成28年3月期
(資産の部)
現
(負債の部)
金
7,999
5,104
金
159,215
244,634
当
座
権
1,000
1,000
普
託
1,006
-
券
211,384
債
708,000
899,771
預
金
4,543
4,723
通
預
金
62,468
74,990
貯
蓄
預
金
64
90
279,406
通
知
預
金
439
1,358
77,685
103,514
定
期
預
金
635,707
813,042
債
19,507
27,615
定
期
積
金
2,647
3,354
社
債
70,218
86,986
そ
金
2,129
2,211
株
式
11,342
11,317
債
5,511
6,737
券
32,630
49,973
未
借
73
67
金
361,906
414,083
未
用
2,445
3,161
け
買
入
金
金
銭
有
銭
債
の
信
価
証
国
地
そ
方
の
他
貸
の
証
出
預
金
の
そ
積
他
の
の
他
決
預
負
済
為
払
替
費
割
引
手
形
2,280
2,545
給
付
補
填
備
金
0
1
手
形
貸
付
30,267
36,374
未
払
法
人
税
等
2,572
2,980
証
書
貸
付
328,281
374,084
前
益
131
131
当
座
貸
越
1,076
1,079
払
戻
未
済
金
25
103
替
466
35
職
員
預
り
金
98
100
け
466
35
リ
ー
ス
債
務
6
19
産
2,126
3,345
資
産
除
去
債
務
60
61
貸
71
84
そ
の
他
の
負
債
97
110
信 金 中 金 出 資 金
1,063
2,223
金
377
420
外
国
外
そ
国
為
他
の
未
店
他
決
預
資
済
為
替
賞
受
与
収
引
当
前
払
費
用
12
13
退 職 給 付 引 当 金
37
18
未
収
収
益
665
780
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
351
399
資
産
313
243
偶 発 損 失 引 当 金
66
43
資
産
12,886
14,487
睡 眠 預 金 払 戻 損 失引当金
13
12
建
物
3,298
3,743
繰
債
252
1,086
土
地
8,663
9,429
再評価に係る繰延税金負債
458
440
証
354
312
計
715,425
909,242
金
3,737
3,903
資
金
3,737
3,903
余
金
31,344
39,958
備
金
3,329
3,737
そ の 他 利 益 剰 余 金
28,015
36,221
そ
有
の
形
他
の
固
定
ー
ス
資
産
6
19
債
建
設
仮
勘
定
2
241
負
その 他の 有 形 固 定 資 産
915
1,052
延
リ
資
産
191
174
ェ
ア
179
163
その 他の 無 形 固 定 資 産
12
10
無
形
ソ
フ
固
定
ト
ウ
税
金
務
債
負
保
の
部
合
(純資産の部)
出
資
普
利
通
益
出
剰
前
払
年
金
費
用
-
38
債
務
保
証
見
返
354
312
金
△2,523
△2,522
特
金
7,411
7,511
( うち 個 別 貸 倒 引 当 金 )
△1,757
△1,901
当期未処分剰余金
20,604
28,710
貸
倒
資
25
平成27年3月期 平成28年3月期
金
預
資
料
編
(単位:百万円)
科 目
産
引
の
当
部
合
計
756,014
960,100
利
益
準
別
積
立
処
分
未
済
持
分
△0
△1
会
員
勘
定
合
計
35,080
43,860
その他有価証券評価差額金
4,440
5,974
土 地 再 評 価 差 額 金
1,068
1,023
評 価・換 算 差 額 等 合 計
5,509
6,998
純 資 産 の 部 合 計
40,589
50,858
負債及び純資産の部合計
756,014
960,100
貸借対照表上の注記(平成28年3月期)
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法に
よる償却原価法(定額法)、その他有価証券については原則として決算
日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、
ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては
移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。
なお、
その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により
処理しております。
3. 有形固定資産(リース資産を除く)
の減価償却は、定率法(ただし、
平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く。)について
は定額法)
を採用しております。
また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 8年∼50年
その他 2年∼20年
4. 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。
なお、
自金庫利用のソフトウエアについては、金庫内における利用可能
期間(5年)
に基づいて償却しております。
5. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
「有形固定資産」
中
のリース資産の減価償却は、
リース期間を耐用年数とした定額法に
より償却しております。
なお、残存価額については零としております。
6. 外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付して
おります。
7. 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり
計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(以下「破綻先」
という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者
(以下「実質破綻先」
という。)に係る債権については、以下のなお書きに
記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額
及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が
大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」
という。)に係る債権に
ついては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能
見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し
必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績
から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が
資産査定を実施し、
当該部署から独立した資産監査部署が査定結果
を監査しております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等について
は、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる
額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額して
おり、
その金額は5,170百万円であります。
8. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する
賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
9. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、
当事業年度末
における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を
計上しております。
また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額
を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については期間定額基準
によっております。なお、過去勤務費用及び数理計算上の差異の費用
処理方法は次のとおりであります。
過去勤務費用 その発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の
年数(5年)
による定額法により費用処理
数理計算上の差異 各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内
の一定の年数(10年)による定額法により按分した
額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理
当金庫は、複数事業主(信用金庫等)
により設立された企業年金制度
(総合設立型厚生年金基金)
に加入しており、
当金庫の拠出に対応する
年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度
への拠出額を退職給付費用として処理しております。
なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等
に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
①制度全体の積立状況に関する事項(平成27年3月31日現在)
年金資産の額 1,659,830百万円
年金財政計算上の数理債務の額
と最低責任準備金の額との合計額 1,824,563百万円
差引額 △164,732百万円
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成27年3月分)… 0.1774%
③補足説明
上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高
247,567百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は
期間19年0ヶ月の元利均等定率償却であり、当金庫は、当事業年度の財務
諸表上、当該償却に充てられる特別掛金37百万円を費用処理しております。
なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与
の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担
割合とは一致しません。
10. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備える
ため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、
当事業年度末
までに発生していると認められる額を計上しております。
11. 偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備える
ため、将来の負担金支払見込額を計上しております。
12. 睡眠預金払戻損失引当金は、
負債計上を中止した預金について、
預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生
する損失を見積り必要と認める額を計上しております。
13. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
14. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権
債務はありません。
15. 有形固定資産の減価償却累計額3,647百万円
16. 貸出金のうち、破綻先債権額は430百万円、延滞債権額は18,687
百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継
続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償
却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
という。)
の
うち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号の
イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権
及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払
を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
17. 貸出金のうち、
3ヵ月以上延滞債権額はございません。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日
の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権
に該当しないものであります。
18. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は202百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図る
ことを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先
債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
19. 破綻先債権額、延滞債権額、
3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件
緩和債権額の合計額は19,320百万円であります。
なお、
( 16)から
(19)に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の
金額であります。
20. 手形割引は業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引と
して処理しております。
これにより受け入れた銀行引受手形、商業
手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却又は
(再)担保という
方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額
は2,545百万円であります。
21. 担保に供している資産は次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券
1,075百万円(歳入代理店契約等の
日本銀行との取引等に対して)
現 金
4百万円
(水道料金取扱いあるいは交換
決済等の担保に対して)
預け金
5,100百万円
(為替決済あるいは支払
承諾等の担保に対して)
26
資
料
編
22. 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)
期間1年、過去5年の観測期間で計測される99パーセンタイル
に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、
当該
値を用いた経済価値の変動額を市場リスク量とし、金利の変動
評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」
として負債
リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しております。
の部に計上し、
これを控除した金額を
「土地再評価差額金」
として純資産
当該変動額の算定にあたっては、対象の金融資産及び金融負
の部に計上しております。
債を
(固定金利群と変動金利群に分けて、)それぞれ金利期日に
再評価を行った年月日 平成11年3月31日
応じて適切な期間に残高を分解し、期間ごとの金利変動幅を用
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
いております。
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布
なお、金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、
政令第119号)第2条第4号に定める路線価に基づいて、
当事業年度末現在、金利以外のすべてのリスク変数が一定であ
合理的な調整を行って算出しております。
ると仮定した場合の99パーセンタイル値を用いた経済価値は、
同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業
5,783百万円減少するものと把握しております。
年度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提と
の帳簿価額の合計額との差額 1,160百万円
しており、金利とその他のリスク変数との相関を考慮しておりません。
23. 出資1口当たりの純資産額 651円70銭
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合
24. 金融商品の状況に関する事項
には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。
(1)金融商品に対する取組方針
上記以外に「有価証券」については、市場リスク量をVaRに
当金庫は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金
より日次で計測し、取得したリスク量と、有価証券評価損益の期
融業務を行っております。
中増減及び期中売買損益の合算が自己資本の一定範囲内と
このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産
なるよう管理しております。
及び負債の総合的管理(ALM)
をしております。
当金庫のVaRは分散共分散法(保有期間120日、信頼区間
(2)金融商品の内容及びそのリスク
99.0%、観測期間5年)により算出しており、平成28年3月31日
当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様
現在で当金庫の市場リスク量(損失額の推計値)は、全体で
に対する貸出金です。
10,991百万円です。
また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期
ただし、
VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した
保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。
これら
一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では
は、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の
考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリスク
変動リスクに晒されております。
は捕捉できない場合があります。
一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスク
③資金調達に係る流動性リスクの管理
に晒されております。
当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達
(3)金融商品に係るリスク管理体制
手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整な
①信用リスクの管理
どによって、流動性リスクを管理しております。
当金庫は、融資審査規程及び信用リスクに関する管理諸規程
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格
信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信
がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。
当
管理に関する体制を整備し運営しております。
該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、
これらの与信管理は、各営業店のほか融資部により行われ、また、
異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
定期的に経営陣による融資会議や理事会を開催し、審議・報告を
なお、金融商品のうち貸出金、預金積金、預け金については、簡便
行っております。さらに、与信管理の状況については、管理部がチェック
な計算により算出した時価に代わる金額を開示しております。
しております。
25. 金融商品の時価等に関する事項
有価証券の発行体の信用リスクに関しては、経理証券部において、
平成28年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれら
信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。
の差額は、次のとおりであります
(時価の算定方法については(注1)
②市場リスクの管理
参照)。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場
(ⅰ) 金利リスクの管理
株式等は、次表には含めておりません
((注2)参照)。
当金庫は、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。
また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
市場リスク管理に関する規程及び要項において、
リスク管理
(単位:百万円)
方法や手続等の詳細を明記しており、ALM委員会において決定
貸借対照表計上額
時 価
差 額
された方針に基づき、理事会において実施状況の把握・確認、
(1)
預け金
(*1)
244,634
247,550
2,916
今後の対応等の協議を行っております。
(2) 有価証券
274,540
274,546
6
日常的には経営企画部において金融資産及び負債の金利や
13,800
13,806
6
満期保有目的の債券
期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等により
その他有価証券
260,740
260,740
モニタリングを行い、月次ベースでALM委員会に報告しております。
(3) 貸出金(*1)
414,083
(ⅱ) 為替リスクの管理
貸倒引当金(*2)
△2,522
当金庫は、為替の変動リスクに関して、直先総合持高で管理
411,561
413,530
1,968
金融資産計
930,735
935,627
4,892
しております。
(1)預金積金(*1)
899,771
906,258
6,487
(ⅲ) 価格変動リスクの管理
金融負債計
899,771
906,258
6,487
有価証券を含む市場運用商品の保有については、余資運
用会議の方針に基づき、理事会の監督の下、余裕資金運用 (*1)預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、
「簡便な計算により算出した時価
に代わる金額」を記載しております。
基準に従い行われております。
このうち、経理証券部では、市場運用商品の購入を行って (*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
おり、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタ (注1)金融商品の時価等の算定方法
金融資産
リングを通じて、価格変動リスクの軽減を図っております。
(1)預け金
これらの情報は経理証券部を通じ、理事会及び余資運用
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似している
会議において定期的に報告されております。
ことから、
当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金
(ⅳ) 市場リスクに係る定量的情報
については、残存期間に基づく区分ごとに市場金利(LIBOR、
当金庫において、主要なリスク変数である金利リスクの影響
SWAPレート)
で割り引いた現在価額を時価に代わる金額として
を受ける主たる金融商品は、
「預け金」、
「有価証券」のうち債券、
記載しております。
「貸出金」、
「預金積金」
であります。
当金庫では、
これらの金融資産及び金融負債について、保有
資
料
編
27
(2)有価証券
株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引金融機関
から提示された価格によっております。投資信託は、公表されてい
る基準価格によっております。
なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については
(26)
から
(27)
に記載しております。
(3)貸出金
貸出金は、以下の①∼③の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒
引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出
結果を時価に代わる金額として記載しております。
① 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来
キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、貸借対照表
中の貸出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下
「貸出金計上額」
という。)
② ①以外のうち、変動金利によるものは貸出金計上額
③ ①以外のうち、固定金利によるものは貸出金の期間に基づく区分
ごとに、元利金の合計額を市場金利(LIBOR、SWAPレート)
で割り
引いた価額
金融負債
(1)預金積金
要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿
価額)
を時価とみなしております。
また、定期預金の時価は、一定期間
ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定
し、
その算出結果を時価に代わる金額として記載しております。
その割引
率は、市場金利(LIBOR、SWAPレート)
を用いております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次の
とおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。
(単位:百万円)
区 分
貸借対照表計上額
非上場株式(*1)
275
組合出資金(*2)
830
私募不動産投資信託(*3)
3,760
合 計
4,866
(*1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて
困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。
(*2)組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが
極めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価
開示の対象とはしておりません。
(*3)私募不動産投資信託については、時価を把握することが極めて困難と認め
られることから時価開示の対象とはしておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年超
5年超
1年以内 5年以内 10年以内 10年超
預け金
1,100
18,100
58,000
2,000
有価証券
6,308
59,301 83,005 67,500
満期保有目的の債券
5,300
3,000
5,500
その他有価証券のうち満期があるもの
6,308 54,001 80,005 62,000
84,663 113,871 90,749 120,142
貸出金(*)
合 計
92,072 191,273 231,755 189,642
(*)貸出金のうち、期間の定めがないものは含めておりません。
(注4)
その他の有利子負債の決算日後の返済予定額
預金積金(*)
合 計
(単位:百万円)
1年超
5年超
1年以内 5年以内 10年以内 10年超
422,135
391,697
655
422,135 391,697
655
-
(*)預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めて開示しております。
その他有価証券
(単位:百万円)
貸借対照表
種類
取得原価
差額
計上額
貸借対照表計上額が
株式 1,987 1,829
157
取得原価を超えるもの
債券
212,096 201,999 10,097
国債
100,537 93,359
7,177
地方債
27,116 25,994
1,121
社債
84,442 82,645
1,797
その他
16,611 15,287
1,324
小計
230,695 219,116 11,579
貸借対照表計上額が
株式
9,053 11,060 △2,006
取得原価を超えないもの 債券
6,019
6,049
△29
国債
2,977
3,002
△25
地方債
499
500
△0
社債
2,543
2,546
△3
その他
14,970 16,227 △1,256
小計
30,044 33,336 △3,292
合 計
260,740 252,453
8,286
27.当事業年度中に売却したその他有価証券
株式
債券
国債
その他
合 計
(単位:百万円)
売却額
売却益の合計額 売却損の合計額
13,476 1,468
556
44,760
2,225
44,760
2,225
7,494
1,018
65,730
4,712
556
28. 賃貸借契約により貸し付けている有価証券が
「国債」
に合計3,165
百万円含まれております。
29. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客
からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件に
ついて違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約
する契約であります。
これらの契約に係る融資未実行残高は、4,826
百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが
3,507百万円あります。
これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものである
なお、
ため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・
フローに影響を与えるものではありません。
これらの契約の多くには、
金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫
が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることが
できる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて
不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めて
いる金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の
見直し、与信保全上の措置等を講じております。
30. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、
それぞれ次のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金
未払事業税
賞与引当金
役員退職慰労引当金
減価償却超過額
偶発損失引当金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
678百万円
202
117
111
30
12
107
1,259
△16
1,243
2,311
17
2,329
1,086
26. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりで
あります。
これらには、
「 国債」
「 地方債」
「 社債」
「 株式」
「 その他の
証券」が含まれております。以下、
( 27)
まで同様であります。
満期保有目的の債券
種類
時価が貸借対照表
計上額を超えるもの
時価が貸借対照表
計上額を超えないもの
合 計
その他
小計
その他
小計
(単位:百万円)
貸借対照表
時
価
差額
計上額
7,000 7,177
177
7,000
7,177
177
6,800
6,629
△170
6,800
6,629
△170
13,800 13,806
6
28
資
料
編
損益計算書
経
科 目
常
収
益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
国債等債券償還益
その他の業務収益
その他経常収益
償却債権取立益
株式等売却益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
経
常
費
用
資金調達費用
預金利息
給付補填備金繰入額
その他の支払利息
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
経費
人件費
物件費
税金
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
その他の資産償却
その他の経常費用
経
常
利
益
特
別
利
益
固定資産処分益
特
別
損
失
固定資産処分損
減損損失
税 引 前 当 期 純 利 益
法 人 税 、住 民 税 及び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
益
繰 越 金( 当 期 首 残 高 )
土地再評価差額金取崩額
当 期 未 処 分 剰 余 金
資
料
編
29
(単位:百万円)
平成27年3月期 平成28年3月期
18,684
14,920
12,533
499
1,850
36
571
212
358
737
4
731
0
2
2,455
47
2,293
9
104
9,045
2,554
2,552
0
0
160
61
99
40
40
0
5,616
3,122
2,349
144
674
70
318
189
96
9,638
88
25
62
9,550
2,694
△66
6,922
13,657
24
20,604
損益計算書の注記(平成28年3月期)
1.記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
23,069
2.
出資1口当たりの当期純利益額 114円03銭
3.次の資産グループについて減損損失を特別損失に計上しております。
17,523
種 類
減損損失
区 分
地 域
主な用途
14,268
土地
32,220千円
578
守口市
旧営業用店舗 所有不動産 10,319千円
遊休資産
2,635
建物
7,376千円
構築物
105千円
40
土地
58,793千円
806
店舗移転決定済の
建物
8,808千円
資産
大阪市東住吉区
現営業用店舗
213
構築物
1,435千円
592 資産のグルーピングの方法は、営業店舗については、営業店毎に収支
2,375 を把握していることから各営業店をグルーピングの最小単位とし、遊休資産
については個別資産毎にグルーピングを行っております。本部等について
2 は独立したキャッシュフローを生み出さないことから共用資産としております。
2,371 上記固定資産につきましては、店舗の移転に伴い、事業の用に供してい
0 ない旧店舗の遊休資産を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損
損失として特別損失に計上しております。
なお、遊休資産の回収可能価額
1 は正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価額等により評価
2,364 しております。
410
剰余金処分計算書
1,858
(単位:百万円)
10
科 目
平成27年3月期 平成28年3月期
84 当 期 未 処 分 剰 余 金
20,604
28,710
10,845
剰 余 金 処 分 額
654
415
3,454
利益準備金
408
166
3,452
普通出資に対する配当金
146
149
1
(年4.0%)
(年4.0%)
0
特別積立金
100
100
136
19,950
28,294
61 繰 越 金( 当 期 末 残 高 )
74 (注)記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
0
会計監査
0 信用金庫法第38条の2第3項の規定に基づき、平成27年度の計算書類、
すなわち、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案について有限責任監査
5,967 法人トーマツの監査を受けました。その結果、以下の内容の監査報告を
3,442 受けています。
2,379 『大阪厚生信用金庫の平成27年度の計算書類及びその附属明細書が、
信用金庫法及び同施行規則並びに我が国において一般に公正妥当と認め
145 られる会計の慣行に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る
1,287 期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示して
464 いるものと認める。』
216
財務諸表の適正性等の確認
556
平成28年3月期における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分
1 計算書(以下「財務諸表」という。)の適正性、及び財務諸表作成に係る
48 内部監査の有効性を確認しております。
12,223 平成28年6月21日
5
大阪厚生信用金庫
5
124
理事長 5
119
12,103
3,166
222
8,715
19,950
45
28,710
主要な経営指標の推移
経
常
経
当
期
出
収
常
資
益
利
純
平成24年3月期
11,233
益
利
2,896
益
総
1,834
額
出 資 総 口 数 (千口)
純
資
総
預
金
有
価
貸
産
資
出
積
証
産
金
金
券
額
額
(人)
職
員
数
(人)
(人)
員
数
資
資
金
運
用
用
248,183
279,192
311,206
361,906
414,083
9.26
9.45
収
86,752
8.81
11
10
347
11,931
支
10
費
11,574
務
粗
利
益
11,320
11,430
(単位:百万円)
12,372
平成28年3月期
14,072
17,523
3,450
670
806
136
2,375
737
そ の 他 の 業 務 費 用
業
457
697
そ の 他 の 業 務 収 益
利
12
10
420
160
そ の 他 の 業 務 収 支
粗
15
571
役 務 取 引 等 費 用
務
149
2,547
役 務 取 引 等 収 益
業
279,406
11
10
11,650
用
146
387
410
達
131
11
367
平成27年3月期
211,384
9.17
115
11
899,771
708,000
129,997
2,375
40
益
0
13,480
率
資
料
編
50,858
40,589
616,850
役 務 取 引 等 収 支
調
収
530,063
14,920
金
運
960,100
30,126
益
資
金
3,903
3,737
756,014
25,456
83
業務粗利益
3,501
653,398
9.13
う ち 常 勤 役 員 数 (人)
8,715
6,922
560,897
115,506
数
3,155
12,223
9,638
5,178
481,625
20,369
高
員
7,432
3,132
23,069
18,684
78,073
残
役
4,527
平成28年3月期
74,741
457,047
出 資 に 対 す る 配 当 金
16,340
(単位:百万円)
平成27年3月期
70,024
高
高
13,290
平成26年3月期
63,101
残
残
(%)
自 己 資 本 比 率 会
2,662
53,240
平成25年3月期
17,118
1.97%
2.04%
(注)
1.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用
(平成27年3月期 6百万円、平成28年3月期 3百万円)
を控除して表示しております。
2.業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高 100
資金運用収支の内訳
資
う
う
う
金
ち
ち
ち
運
用
貸
有
預
価
勘
出
け
証
定
う
金
ち
調
預
達
金
勘
積
682,243
836,245
14,920
153,582
190,051
499
金
354,137
券
172,084
661,726
金
う ち 買 入 金 銭 債 権
資
(単位:百万円・%)
平均残高
利 息
利回り
平成27年3月期 平成28年3月期 平成27年3月期 平成28年3月期 平成27年3月期 平成28年3月期
定
金
894
663,346
17,523
2.18
2.09
578
0.32
0.30
12,533
14,268
242,427
1,850
2,635
809,436
2,547
3,450
401,093
792
810,208
3
2,553
3.53
1.07
2
0.43
3,453
0.38
0.38
3.55
1.08
0.35
0.42
0.42
を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額
(注) 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(平成27年3月期 517百万円、平成28年3月期 627百万円)
の平均残高(平成27年3月期 1,712百万円、平成28年3月期 877百万円)及び利息(平成27年3月期 6百万円、平成28年3月期 3百万円)
を、
それ
ぞれ控除して表示しております。
利鞘
資 金 運 用 利 回 り
資 金 調 達 原 価 率
総
資
金
利
鞘
平成27年3月期
2.18
1.22
0.96
平成28年3月期
(単位:%)
2.09
1.15
0.94
30
受取・支払利息の増減
受
取
利
う
息
ち
う
貸
ち
合
計
け
金
出
預
金
う ち コ ー ル ロ ー ン
資
料
編
う ち
支
有
価
う
ち
利
預
息
金
1,978
合
計
339
金
2,621
平成28年3月期
残高による増減 利率による増減
1,743
218
△0
625
純増減
△91
△64
券
積
642
1,834
証
うち 買 入 金 銭 債 権
払
平成27年3月期
残高による増減 利率による増減
(単位:百万円)
154
-
△0
3,227
△624
111
△32
19
784
274
900
1,670
724
764
△5
333
626
△1
339
△5
△1
333
2,603
65
-
99
△0
純増減
1,735
78
-
△0
-
△0
626
△1
274
900
(注)残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減要因に含める方法により表示しております。
利益率
総 資 産 経 常 利 益 率
平成27年3月期
1.37
総 資 産 当 期 純 利 益 率
(注)総資産経常(当期純)利益率=
預金積金平均残高
流
定
外
動
期
貨
預
性
性
金
預
預
預
合
金
1.42
0.98
経常( 当期純)利益
総資産(債務保証見返除く)平均残高
72,425
590,418
計
663,346
1.01
×100
平成27年3月期
平均残高
構成比
金
金
平成28年3月期
(単位:%)
501
(単位:百万円・%)
10.9
平成28年3月期
平均残高
構成比
77,561
9.6
89.0
732,385
90.4
100.0
810,208
100.0
0.1
261
0.0
(注)
1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金+別段預金+納税準備預金
2.定期性預金=定期預金+定期積金
定期預金残高
定
固
期
変
定
預
金
動
金
金
利
割
引
手
形
証
書
貸
付
形
当
貸
座
貸
合 計
付
越
貸出金残高
貸
固
変
31
出
定
動
金
金
金
利
利
(単位:百万円)
635,707
平成28年3月期
635,706
利
貸出金平均残高
手
平成27年3月期
813,042
0
平成27年3月期
平均残高
構成比
2,929
33,252
813,042
0
(単位:百万円・%)
0.8
9.4
平成28年3月期
構成比
平均残高
2,717
0.7
37,406
9.3
314,587
88.8
357,553
89.1
354,137
100.0
401,093
100.0
3,367
平成27年3月期
1.0
3,414
0.9
(単位:百万円)
361,906
56,899
305,006
平成28年3月期
414,083
63,883
350,200
貸出金の担保別内訳
当 金 庫 預 金 積 金
有
価
不
そ
証
動
平成27年3月期
残 高
構成比
産
の
証
信
債務保証見返の担保別内訳
当 金 庫 預 金 積 金
不
動
そ
産
の
他
小 計
信 用 保 証 協 会・信 用 保 険
合 計
貸出金使途別残高
設
備
運
資
転
金
資
金
合 計
貸出金業種別内訳
製
農
造
業
建
、
業
林
設
業
業
電 気 、ガス、熱 供 給 、水 道 業
情
報
通
信
業
6.2
63.1
247,798
59.8
260,373
71.9
286,989
69.3
73,113
20.2
103,731
25.1
361,906
100.0
414,083
100.0
9,696
用
合 計
228,413
平成28年3月期
残 高
構成比
25,525
18,724
信 用 保 証 協 会・信 用 保 険
保
6.4
6,689
他
小 計
23,292
1,977
券
(単位:百万円・%)
平成27年3月期
残 高
構成比
2
0.5
1.9
5.2
2.7
2,347
0.6
11,317
2.7
14,634
3.5
8,728
2.1
(単位:百万円・%)
0.7
平成28年3月期
残 高
構成比
2
0.7
305
86.1
273
87.3
329
92.9
292
93.4
354
100.0
312
100.0
21
25
平成27年3月期
残 高
構成比
6.1
7.1
64.9
361,906
100.0
平成27年3月期
残 高
構成比
35.1
2.8
27,817
7.7
-
5.3
20
6.6
平成28年3月期
残 高
構成比
268,838
64.9
414,083
100.0
145,245
35.1
(単位:百万円・%)
10,203
6
16
(単位:百万円・%)
234,940
126,966
0.0
-
平成28年3月期
残 高
構成比
9,069
5
28,391
2.2
0.0
6.9
9,737
2.4
4,064
1.0
104
0.0
47
0.0
業
13,083
3.6
16,467
4.0
業
176,501
48.8
195,627
47.2
学術研究、専門・技術サービス業
188
0.1
283
0.1
運
輸
業
金
融
業
卸
不
物
売
業
動
品
宿
、 郵
便
、 小
売
、 保
険
産
賃
貸
泊
業
業
業
4,246
33,793
308
1.2
9.3
0.1
39,833
148
9.6
0.0
業
17,552
4.8
22,085
生活関連サービス業、娯楽業
44,494
12.3
52,629
12.7
5,212
1.4
5,689
1.4
353,150
97.6
405,710
98.0
飲
食
業
教 育 、学 習 支 援 業
医
療
、
福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
地
個
方
小 計
公
共
合 計
団
体
人
1,302
800
17,591
3,996
4,759
361,906
資
料
編
0.4
0.2
4.9
1.1
1.3
100.0
2,648
398
18,528
3,968
4,404
414,083
5.3
0.6
0.1
4.5
1.0
1.0
100.0
(注)業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
32
預貸率
期
末
預
貸
平成27年3月期
率
51.11
期 中 平 均 預 貸 率
貸出金
(注) 預貸率=
預金積金
国
地
株
そ
債
方
社
の
他
平成27年3月期
平均残高
構成比
合 計
証
38.2
60,042
20,255
15,694
式
10,391
券
平成27年3月期
地
方
社
株
そ
債
172,084
の
他
1,004
2,107
債
2,278
16,377
24,833
の
合 計
証
券
1,004
式
平成28年3月期
国
地
方
社
株
そ
の
他
合 計
証
債
-
債
券
式
預証率
期
末
預
証
率
期 中 平 均 預 証 率
(注)預証率=
33
有価証券
預金積金
3,428
1年以内
債
の
-
×100
-
2,000
19,381
-
1,500
28,440
1年超
3年超
3年以内 5年以内
2,050
4,211
6,324
22,549
-
3,300
-
6,324
-
27,899
37.4
34.9
77,437
32.0
11.8
39,779
16.4
22,516
9.3
11,981
4.9
242,427
100.0
1年超
3年超
1年以内
3年以内 5年以内
-
90,712
6.0
146
債
平成28年3月期
平均残高
構成比
9.1
有価証券の残存期間別残高
国
49.50
(単位:百万円・%)
65,699
債
債
の
46.02
53.38
×100
有価証券平均残高
資
料
編
(単位:%)
平成28年3月期
100.0
(単位:百万円)
5年超
7年超
期限の定め
10年超
7年以内 10年以内
のないもの
合計
4,190
26,843
43,394
-
77,685
6,881
19,847
-
-
70,218
-
1
11,074
19,507
-
3,069
69,268
-
-
19,507
-
11,342
11,342
46,894
32,896
211,384
3,500
21,554
5年超
7年超
期限の定め
10年超
7年以内 10年以内
のないもの
32,630
合計
5,317
17,974
73,961
-
103,514
25,807
12,287
20,017
-
-
86,986
2,000
295
-
32,019
平成27年3月期
6,296
-
24,197
29.85
25.94
21,318
-
4,114
63,425
-
5,500
79,461
11,317
34,762
46,080
平成28年3月期
27,615
11,317
49,973
279,406
(単位:%)
31.05
29.92
金融再生法に基づく資産査定並びに保全状況
平成27年3月末 平成28年3月末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
要
正
険
管
常
理
債
債
債
合 計
4,589
4,055
権
12,549
15,119
権
347,659
398,549
権
932
365,731
202
417,926
(単位:百万円・%)
保全合計
担保・保証額
4,055
3,194
保全率
貸倒引当金
860
100%
12,985
11,944
1,041
0
44%
17,129
15,227
1,902
88%
88
88
86%
(注) 1.
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、更生、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する
債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び
利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」とは、「3ヶ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金です。
4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更生債権及びこれに準ずる債権」、「危険債権」、
「要管理債権」以外の債権をいいます。
リスク管理債権並びに保全状況(信用金庫法に基づく開示)
平成27年3月末 平成28年3月末
破
延
綻
滞
先
債
債
権
247
430
保全合計
(単位:百万円・%)
担保・保証額
430
351
保全率
貸倒引当金
79
権
16,846
18,687
16,554
14,731
1,822
貸 出 条 件 緩 和 債 権
932
202
88
88
0
3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 権
合 計
-
18,025
-
19,320
-
17,073
-
15,171
-
1,902
100%
89%
-
44%
88%
(注) 1.「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、
その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の
見込がないものとして未収利息を計上しなかった貸出金のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイ
からホに掲げる事由又は同項第4条に規定する事由が生じている貸出金です。
2.「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を
猶予したもの以外に該当する貸出金です。
3.「3ヵ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で、「破綻先債権」及び「延滞
債権」に該当しない貸出金です。
4.「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息 の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、「破綻先債権」・「延滞債権」・「3ヵ月以上延滞債権」に該当しない貸出金です。
役職員の報酬体系について
1.対象役員
(注)2. 上記の内訳は、
「基本報酬」
136百万円、
「賞与」
75百万円、
「退
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象役員」
は、常勤理事
職慰労金」
58百万円となっております。
及び常勤監事をいいます。対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価 なお、
「賞与」
は当年度中に支払った賞与のうち当年度に帰属する
として支払う
「基本報酬」及び「賞与」、在任期間中の職務執行及び特別
部分の金額(過年度に繰り入れた引当金分を除く)
と当年度に繰り入
功労の対価として退任時に支払う
「退職慰労金」
で構成されております。
れた役員賞与引当金の合計額です。
「退職慰労金」
は、
当年度中に支払った退職慰労金(過年度に繰り
(1)報酬体系の概要
入れた引当金分を除く)
と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金
【基本報酬及び賞与】
の合計額です。
非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、総代会
において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額 (注)3. 使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。
を決定しております。
そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等 (3)
その他
を、各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘案し、 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、
当金庫の理事会において決定しております。
また、各監事の基本報酬
報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の
額及び賞与額につきましては、監事の協議により決定しております。
状況に重要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるもの
を定める件」
(平成24年3月29日付金融庁告示第22号)第3条
【退職慰労金】
第1項第3号及び第5号に該当する事項はありませんでした。
退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、 2.対象職員等
退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。
当金庫における報酬体系の開示対象となる
「対象職員等」は、当金庫
なお、
当金庫では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関し
の非常勤役員、当金庫の職員であって、対象役員が受ける報酬等と
て、主として次の事項を規程で定めております。
同等額以上の報酬等を受ける者のうち、
当金庫の業務及び財産の状況
a.決定方法 b.支払手段 c.支払時期
に重要な影響を与える者をいいます。
なお、平成27年度において、対象職員等に該当する者はいませんでした。
(2)平成27年度における対象役員に対する報酬等の支払総額
1. 対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
(単位:百万円)(注)
(注)
2. 「同等額」
は 、平成27年度に対象役員に支払った報酬等の平均額
区 分
支払総額
としております。
対象役員に対する報酬等
270
(注)3. 平成27年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の
報酬等を受ける者はいませんでした。
(注)
1. 対象役員に該当する理事は12名、監事は3名です(期中に退任した
者を含む)。
34
資
料
編
自己資本の充実の状況等について
1.自己資本の構成に関する事項
項 目
コア資本に係る基礎項目 (1)
普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額
うち、
出資金及び資本剰余金の額
うち、利益剰余金の額
うち、外部流出予定額(△)
うち、上記以外に該当するものの額
コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額
うち、一般貸倒引当金コア資本算入額
うち、適格引当金コア資本算入額
適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達
手段の額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当
する額のうち、
コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額
コア資本に係る基礎項目の額 (イ)
コア資本に係る調整項目 (2)
無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額
うち、
のれんに係るものの額
うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額
繰延税金資産(一時差異に係るものを除く。)
の額
適格引当金不足額
証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額
負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額
前払年金費用の額
自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)
の額
意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額
少数出資金融機関等の対象普通出資等の額
信用金庫連合会の対象普通出資等の額
特定項目に係る10%基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
特定項目に係る15パーセント基準超過額
うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額
うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額
うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額
コア資本に係る調整項目の額 (ロ)
自己資本
自己資本の額((イ)
−
(ロ)) (ハ)
リスク・アセット等 (3)
信用リスク・アセットの額の合計額
うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額
うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)
うち、繰延税金資産
うち、前払年金費用
うち、他の金融機関等向けエクスポージャー
うち、上記以外に該当するものの額
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額
信用リスク・アセット調整額
オペレーショナル・リスク相当額調整額
リスク・アセット等の額の合計額 (ニ)
自己資本比率
自己資本比率((ハ)/(ニ))
資
料
編
(単位:百万円)
平成27年3月期
平成28年3月期
34,934
3,737
31,344
146
△0
766
766
-
43,711
3,903
39,958
149
△1
620
620
-
-
-
618
527
36,319
44,859
経過措置に
よる不算入額
27
27
27
110
110
-
経過措置に
よる不算入額
50
50
5
55
36,291
44,803
371,238
△612
110
△2,250
1,527
20,259
391,498
450,178
△702
75
8
△2,250
1,464
23,779
473,958
9.26%
9.45%
75
75
8
-
(注) 自己資本比率の算出方法を定めた
「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫
連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第21号)」
に
基づき算出しております。
なお、
当金庫は国内基準を採用しております。
35
◎自己資本調達手段の概要
当金庫の自己資本は、
出資金及び利益剰余金により構成されています。
なお、
当金庫の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。
種 類
発行主体
普通出資
大阪厚生信用金庫
コア資本に係る基礎項目の額に参入された額
3,903百万円
資
料
編
2.
自己資本の充実度に関する事項
◎自己資本の充実度
平成28年3月期の当金庫の自己資本比率は9.45%で国内基準である4%を大きく上回っており、経営の健全性・安全性を充分
保っているものと評価しております。
当金庫では、
自己資本が潜在損失への備えであることを踏まえるとともに、経営の健全性を十分確保するため、内部留保による
資本の積上げ等を行うことにより自己資本を充実させております。
なお、将来の自己資本充実策は、年度ごとに掲げる収益計画に基づいた業務推進と適切なリスク管理を通じ、
そこから得られる
利益による資本の積上げを第一義的な施策としております。
■ポートフォリオごとの信用リスク及びオペレーショナル・リスクに対する所要自己資本比率
イ.信用リスク・アセット所要自己資本の額合計
(単位:百万円)
平成27年3月期
平成28年3月期
リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額
標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
(ⅰ)ソブリン向け
371,238
371,817
50
(ⅱ)金融機関向け
23,608
(ⅲ)法人等向け
(ⅳ)中小企業等・個人向け
(ⅴ)抵当権付住宅ローン
(ⅵ)不動産取得等事業向け
(ⅶ)3ヵ月以上延滞等
(ⅷ)信用保証協会等による保証付
(ⅸ)出資等
274,677
12,515
403
証券化エクスポージャー
経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額
他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る
経過措置によりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額
944
29,667
2
10,987
500
16
84
328,878
11,228
357
18,007
18,033
3
1,186
13,155
449
14
9,721
388
1,085
43
886
35
2,740
109
186
2,286
13,185
91
527
41,205
1,648
54,550
2,182
1,638
65
1,548
61
△2,250
△90
△2,250
△90
31
1
32
1
-
中央清算機関関連エクスポージャー
ハ.総所要自己資本額(イ+ロ)
450,847
435
CVAリスク相当額を8%で除して得た額
ロ.
オペレーショナル・リスク
450,178
14,872
10,880
4,650
(ⅹ)その他
14,849
1
20,259
391,498
-
0
810
15,659
-
1
20,259
470,438
-
0
810
18,817
(注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット 4%
2.
エクスポージャー」
とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額等です。
3.
「ソブリン」
とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の
中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、
欧州共同体、信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。
4.
「3ヵ月以上延滞等」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。
5.
当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスクを算定しています。
<オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)
の算定方法>
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額) 15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
8%
6.総所要自己資本額=自己資本比率の分母の額 4%
36
3.信用リスクに関する事項
リスク管理の方針及び手続の概要
信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、
当金庫が損失を受けるリスクをいいます。
当金庫では、信用リスクを
当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した
「クレジットポリシー」
を
制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。
信用リスクの評価につきましては、
当金庫では、信用格付制度を導入しております。
そして、乱数を用いたモンテカルロシミュレー
ション手法を活用して、信用リスクの計量化を図っております。
以上、一連の信用リスク管理の状況については、総合リスク管理委員会やALM委員会で協議検討を行うとともに、必要に応じて
理事会、常務会、融資会議に報告するなど経営陣に対し報告する態勢を整備しております。
貸倒引当金は、
「資産の自己査定基準」及び「償却及び引当金計上規程」
に基づき、
自己査定における債務者区分ごとに計算され
た貸倒実績率を基に算定するとともに、
その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。
資
料
編
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の4つの機関を採用しています。
なお、
エクスポージャーの種類ごとに
適格格付機関の使分けは行っていません。
・株式会社格付投資情報センター(R&I)
・株式会社日本格付研究所(JCR)
・ムーディーズ・インベスターズ・サービス
(Moody s)
・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングス・サービシズ(S&P)
■信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高
業種区分
期間区分
エクスポジャー 信用リスクエクスポージャー期末残高
区分
貸出金、
コミットメント
及びその他のデリバ
ティブ以 外のオフ・
バランス取引
製
造
業
農
業
、 林
業
鉱業、採石業、砂利採取業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情
報
通
信
業
運 輸 業 、郵 便 業
卸 売 業 、小 売 業
金 融 業 、保 険 業
不
動
産
業
物
品
賃
貸
業
学術研究、専門・技術サービス業
宿
泊
業
飲
食
業
生 活 関 連サービス業 、娯 楽 業
教 育 、学 習 支 援 業
医
療
、 福
祉
そ の 他 の サ ー ビ ス
国・地 方 公 共 団 体 等
個
人
そ
の
他
業
種
別
合
計
1
年
以
下
1 年 超 3 年 以 下
3 年 超 5 年 以 下
5 年 超 7 年 以 下
7
年
超
期 間 の 定 めのないもの
残 存 期 間 別 合 計
(単位:百万円)
債 券
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
平成27年 平成28年 平成27年 平成28年 平成27年 平成28年 平成27年 平成28年 平成27年 平成28年
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
19,185
6
45
28,314
122
1,468
5,284
14,552
155,566
179,090
314
222
17,561
1,344
44,941
800
5,253
17,643
221,225
4,153
39,573
756,670
56,046
52,964
66,511
27,579
402,989
150,579
756,670
19,053
5
51
29,148
9,886
1,818
5,365
17,903
193,436
203,373
153
285
22,096
2,685
53,282
398
5,729
18,562
323,757
3,958
48,863
959,815
61,573
79,354
65,554
42,285
472,675
238,372
959,815
10,530
6
27,982
48
4,257
13,238
36,994
176,788
314
222
17,561
1,344
44,588
800
5,253
17,643
4,011
4,153
974
366,714
48,138
28,671
36,169
11,978
240,314
1,440
366,714
9,352
5
28,541
9,740
105
4,071
16,456
43,028
195,924
153
285
22,096
2,685
52,707
398
5,729
18,562
3,982
3,958
2,258
420,047
52,639
35,616
31,785
10,267
287,129
2,608
420,047
2,520
504
500
48,741
122,799
12,503
187,568
3,671
19,292
28,341
10,598
113,161
12,503
187,568
2,520
504
300
62,751
156,695
14,512
237,285
6,631
27,737
31,669
23,014
133,719
14,512
237,285
140
140
140
140
184
184
184
184
131
671
0
55
74
1
803
15
108
56
662
102
2,683
461
309
0
73
119
1
870
107
32
33
56
112
2,178
(注)1.
オフ・バランス取引は、
デリバティブ取引を除く。
2.
「三月以上延滞エクスポージャー」
とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
3.上記の
「その他」
は、個々の資産の全部又は一部について業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。
4.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。
37
■一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
期首残高
一 般 貸 倒 引当 金
平成27年3月期
970
766
平成27年3月期
1,660
1,757
平成27年3月期
2,630
2,523
平成28年3月期
個 別 貸 倒 引当 金
平成28年3月期
合 計
当期増加額
平成28年3月期
766
620
1,757
2,523
(単位:百万円)
当期減少額
目的使用
その他
期末残高
-
970
766
177
1,482
1,757
177
2,452
2,523
-
1,901
465
2,522
465
766
1,291
2,057
■業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
個別貸倒引当金
製
造
建
情
運
卸
不
輸
報
売
業
設
通
業
、
業
、
動
郵
信
小
便
売
産
泊
飲
医
そ
個
育
の
、 学
療
他
習
の
合 サ
支
福
ー
計
援
ビ
平成28年3月期
22
業
21
57
25
-
業
534
459
112
-
-
-
業
業
業
祉
ス
人
-
90
5
0
-
9
5
-
209
429
7
2
-
-
19
41
-
-
64
-
4
-
23
-
-
-
-
71
52
36
1,757
1,901
318
193
8
6
-
-
■リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額
告示で定めるリスク・ウェイト区分
-
-
101
(注)1.
当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」
の区分は省略しています。
2.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しています。
0%
-
106
業
、
1
(単位:百万円)
768
生 活 関 連 サ ー ビ ス 業 、娯 楽 業
教
91
平成27年3月期
2,522
721
業
食
57
平成28年3月期
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成28年3月期
平成27年3月期
格付有り
格付無し
格付有り
格付無し
3,004
267,573
3,009
371,506
20%
5,333
117,589
7,288
142,805
50%
3,521
409
4,719
674
330,858
501
10%
35%
75%
100%
150%
合 計
資
料
編
1,901
業
学 術 研 究 、専 門・技 術 サ ー ビ ス 業
宿
平成27年3月期
貸出金償却
620
-
504
759,189
10,836
1,161
16,675
1,722
-
504
961,726
8,860
1,027
14,954
404,476
1,396
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.
エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスクウェイトに区分しています。
38
4.信用リスク削減手法に関する事項
■信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
適格金融資産担保
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
資
料
編
平成27年3月期
保 証
平成28年3月期
23,817
25,765
(注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
(単位:百万円)
平成27年3月期
18,010
平成28年3月期
14,150
信用リスク削減手法に関するリスク管理方針及び手続の概要
当金庫は、
リスク管理の観点から、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより受ける損失(信用リスク)
を軽減するために、取引先
によっては、不動産担保や信用保証協会保証による保全措置を講じております。
ただし、
これはあくまでも補完的措置であり、資金
使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、
さまざまな角度から判断を行っております。
また、判断の結果、担保又は保証が必要な場合には、
お客さまへの十分な説明とご理解をいただいた上でご契約いただく等、
適切な取扱いに努めております。 バーゼルⅢにおける信用リスク削減手法として当金庫が扱う主要な担保には、預金積金や上場株式等があり、担保に関する手続について
は、金庫が定める
「事務手続書」及び「資産の自己査定基準」等により、適切な事務取扱い並びに適正な評価・管理を行っております。
一方、
当金庫が扱う主要な保証には、公的信用保証機関である信用保証協会や地方公共団体が設立した大阪産業振興機構等、
高い信用度を持つしんきん保証基金等があります。
また、
お客さまが期限の利益を失われた場合には、全ての与信取引の範囲において、預金相殺等を行う場合がありますが、金庫
が定める
「事務手続書」等により、適切な取扱いに努めております。
なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散
されております。
5.
出資等エクスポージャーに関する事項
■出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
上
場
株
式
非 上 場 株 式
そ
の
他
合 計
平成27年3月期
平成28年3月期
平成27年3月期
平成28年3月期
平成27年3月期
(単位:百万円)
時価のないもの
出資等エクスポージャーのうち時価のあるもの
貸借対照表
貸借対照表
取得原価
評価差額
計上額
計上額
うち評価益 うち評価損
10,348
11,278
929
973
-
-
12,890
11,041
△1,848
-
-
-
-
5,989
-
7,224
2,208
△476
平成28年3月期
29,292
26,966
△2,325
18,502
-
2,164
15,925
16,338
-
1,235
16,402
平成27年3月期
2,006
1,235
平成28年3月期
44
157
-
-
63
275
-
2,583
561
1,038
6,814
718
3,044
7,090
44
2,647
(注) 「その他」の内訳は、株式投資信託、
ETF、
REIT、優先出資、
その他の証券(投資事業組合への出資金)
などが含まれています。
■出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
売却額
出資等エクスポージャー
平成27年3月期
平成28年3月期
23,873
17,016
(単位:百万円)
売却益
2,293
2,050
売却損
償 却
189
556
銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は
株式等エクスポージャーに関するリスク管理方針及び手続きの概要
39
銀行勘定における出資等又は株式エクスポージャーにあたるものは、上場株式等(信金中金優先出資証券を含む)、非上場株式
等(その他資産に計上している信金中金出資金を含む)、
その他投資事業組合への出資金が該当します。
そのうち、上場株式、上場優先出資証券にかかるリスクの認識については、時価評価及び最大予想損失額(VAR)
によるリスク
計測によって把握するとともに、運用状況に応じてALM委員会、余資運用会議に諮り投資継続の是非を協議するなど、適切なリスク
管理に努めております。
また、株式関連商品への投資は、基本的には債券投資へのヘッジ資産として位置付けており、
ポートフォリオ全体のリスクバランス
に配慮した運用を心がけております。
なお、取引にあたっては、
当金庫が定める
「余裕資金運用基準」
に基づいた厳格な運用・管理を行っております。
非上場株式等及びその他投資事業組合への出資に関しては、余資運用会議において個別に検討し、理事会の承認により
行なっています。
なお、
当該取引にかかる会計処理については、
当金庫が定める
「有価証券等の保有目的区分基準」
「有価証券等の保有目的区分
要領」、
「金融商品会計導入に伴う時価算定に関する規定」及び日本公認会計士協会の
「金融商品会計に関する実務指針」
に従った
適正な処理を行っております。 -
6. オペレーショナル・リスクに関する事項
リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫では、
オペレーショナル・リスクを、事務リスク、
システムリスク、風評リスク及びその他のオペレーショナル・リスク
(法務
リスク、人的リスク、有形資産リスク)
とし、管理体制や管理方法に関するリスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、
確実にリスクを認識し、評価しております。
リスクの計測に関しましては、基礎的手法を採用することとし、態勢を整備しております。
また、
これらリスクに関しましては、総合
リスク管理委員会や各種委員会において協議・検討するとともに、必要に応じて理事会等に報告する態勢を整備しております。
資
料
編
7.金利リスクに関する事項
区 分
貸
運用勘定
金利リスク量
平成27年3月期 平成28年3月期
出
金
け
金
1,047
運用勘定合計
4,540
有 価 証 券
預
そ
の
他
銀行勘定の金利リスク量
自己資本の額
アウトライヤー比率
103
232
3,389
4,888
0
0
区 分
定 期 性 預 金
調達勘定
金利リスク量
平成27年3月期 平成28年3月期
要 求 払 預 金
1,189
そ
の
6,310
調達勘定合計
平成27年3月期
他
4,163
△317
△453
△0
△0
△72
△60
△526
△377
平成28年3月期
36,291
11.472%
5,784
44,803
12.910%
(注) 1.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定します。
銀行勘定の金利リスク
(5,784百万円)
= 運用勘定の金利リスク量(6,310百万円)
+ 調達勘定の金利リスク量(△526百万円)
○内部管理上使用した金利リスクの算定手法
金利リスク算定の前提は、以下の定義(アウトライヤー基準)
に基づいて算定しております。
・計測方法 GPS計算方式
・コア預金
対象
算出方法
:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等)
:①過去5年間最低残高
②過去5年の最大年間流出量を現残高から差引いた残高
③現残高の50%相当額
以上三つのうち最小の額
:2.5年一括
満期
・金利感応資産・負債 預貸金、有価証券、預け金、
その他の金利・期間を有する資産・負債
・金利ショック幅 平成26年3月期以降 99%タイル値適用
・リスク計測の頻度
月次(前月末基準)
銀行勘定における金利リスクに関する事項
金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、
当金庫において
は、双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。具体的には、一定の金利ショックを想定した
場合の銀行勘定の金利リスク
(BPV)
の計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュレーションによる収益への影響度など、
ALMシステム等により定期的に計測を行い、
ALM委員会で協議検討をするとともに、必要に応じて経営陣へ報告を行うなど、
資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。
40
店舗のご案内
(平成28年7月11日現在)
高槻市
枚方市
茨木市
資
料
編
吹田市
豊中市
摂津市
24
17
守口市
4 13
寝屋川市
門真市
21
10
16
2 22
12
東大阪市
6
1
23
19
5
15
3
14
堺市
四條畷市
大東市
18
20
大阪市
交野市
7
八尾市
8
松原市
9
藤井寺市
柏原市
羽曳野市
富田林市
41
店番
001
002
003
004
005
006
007
008
009
010
012
013
014
015
016
017
018
019
020
021
022
店舗名
本店営業部
大 淀 支 店
針中野支店
守 口 支 店
天下茶屋支店
深 江 支 店
寝屋川支店
平 野 支 店
羽曳野支店
四条畷支店
港 支 店
門 真 支 店
花 田 支 店
西田辺支店
鶴 見 支 店
上新庄支店
南森町支店
生 野 支 店
西 区 支 店
関 目 支 店
梅 田 支 店
023
阿倍野支店
024
江 坂 支 店
住
所
大阪市中央区日本橋2丁目8番14号
大阪市福島区鷺洲2丁目12番10号
大阪市東住吉区湯里2丁目1番9号
守口市春日町1番15号
大阪市西成区千本南1丁目3番14号
大阪市東成区深江北1丁目2番2号
寝屋川市池田西町9番7号
大阪市平野区瓜破西1丁目8番94号
羽曳野市島泉9丁目20番3号
四條畷市雁屋南町14番24号
大阪市港区弁天3丁目14番16号
門真市殿島町2番1号
堺市北区北花田町3丁17番地23
大阪市住吉区万代東1丁目1番43号
大阪市鶴見区浜4丁目19番3号
大阪市東淀川区小松1丁目7番14号
大阪市北区天神橋3丁目1番41号
大阪市生野区中川1丁目6番17号
大阪市西区阿波座1丁目15番1号
大阪市城東区関目5丁目4番3号
大阪市北区梅田1丁目3番1号100号室
大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号
あべのルシアス102号
吹田市豊津町12番1号
電話番号
06-6643-2155
06-6455-9930
06-6703-2071
06-6992-5651
06-6659-3071
06-6976-4881
072-829-7641
06-6705-1681
072-938-3311
072-879-0331
06-6573-1121
06-6908-0071
072-255-3891
06-6609-7791
06-6915-0221
06-6324-4860
06-6881-6705
06-6758-3271
06-6539-0125
06-6939-1721
06-6342-0350
06-6632-7520
06-6821-0061
開示項目一覧
信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)に基づく開示項目
1.
当金庫の概況及び組織に関する次に掲げる事項
(1)事業の組織
20
2.
当金庫の主要な事業の内容
3.
当金庫の主要な事業に関する事項
(1)直近の事業年度における事業の概況
(2)直近の5事業年度における主要な事業の状況を示す指標として次に掲げる事項 1
経常収益
預金積金残高
7
3
当期純利益
9
有価証券残高
5
純資産額
6
総資産額
3・4
30
8
貸出金残高
自己資本比率
10
11
出資に対する配当金
12
職員数
(3)直近の2事業年度における事業の状況
①主要な業務の状況を示す指標
②預金に関する指標
③貸出金等に関する指標
④有価証券に関する指標
4.
金庫の事業の運営に関する次に掲げる事項
(1)リスク管理の体制
(2)法令遵守の体制
(3)中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組の状況
(4)金融ADR制度への対応
5.
金庫の直近の2事業年度における財産の状況
(1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
破綻先債権・延滞債権・3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権
(3)自己資本の充実の状況について金融庁長官が別に定める事項
(4)次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
①有価証券
②規則第102条第1項第5号に掲げる取引(デリバティブ取引等)
30・31
31
31∼33
33
14
11
5∼10
12
25∼29
34
35∼40
28
33
(5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
38
(7)会計監査人の監査を受けている旨
29
(6)貸出金償却の額
6.
報酬等に関する事項
資
料
編
41
(3)事務所の名称及び所在地
4
出資総額及び出資総口数
19
19
(2)理事及び監事の氏名及び役職名
2
経常利益
頁
38
34
42
〒542-0073 大阪市中央区日本橋2丁目8番14号
TEL 06-6643-2151(代表)
ホームページ http://www.co-sei.co.jp
ユニバーサルデザイン
(UD)の考えに
基づいた見やすいデザインの文字を
採用しています。
この冊子は環境に
やさしい植物油インキ
を使用しています。