2014-15 3月号 - 国際ロータリー第2700地区

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GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
2014 No.10
2014-2015年度
国際ロータリー第2700地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
黒田 征太郎 画
2014∼2015 国際ロータリーのテーマ
ロータリーに輝きを ( Light up Rotary )
国際ロータリー
第 2700 地区
ガバナー
月号
RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
地区大会と特別月間と地区史
RI2700地区ガバナー
地区大会
2014−2015年度のRI
2700地区・地区大会が来月、
4
月10日(金)
−12日(日)小倉南RCにコホストをお願いし、
小倉東RC主催で行われます。
10日は門司ゴルフ倶楽部で
のゴルフ大会、
11日はリーガロイヤルホテル小倉で12日
は北九州ソレイユホールで大会を開催致します。ゴルフ大
会の運営は小倉南RCが担当して頂きます。日本建築家協
会賞を受賞したクラブハウスを楽しんで頂きたいと思って
おります。
11日の記念講演には、日本泌尿器科学会理事長、世界
泌尿器科学会副理事長の内藤誠二(九州大学医学部泌尿
器科教授)氏に「前立腺がんの早期発見・適切治療」をお願
いしております。内藤教授はわが国で前立腺疾患の診断、
治療、予防に系統的に取り組んだ先駆者の一人であり、ロ
ボット使用手術の開拓者としてもよく知られております。高
齢男性は前立腺疾患に程度の差はあれ関わるのは致し方
ないとも言われておりますが、その実態と最新の情報を得
られる良き機会となる筈です。ロータリアンの高齢化が進
んでいますが、ロータリー活動には欠かせない貴重な年齢
(小倉東RC)
層となっています。憂いなくロータ
リーアンとしての活動を続けるに
は、年齢相応の健康を保持しなくて
はなりません。本講演がその一助に
なるのは疑いもありません。
11日の夕刻にはRI会長代理 邱
秋林(Ch
i
uL
i
n CHIU:RI
3480
RI会長代理:邱秋林氏
地区2013−2014年度ガバナー)氏ご夫婦をお招きして
歓迎晩餐会が行われます。大島PGとは長年の親交をあた
ためておられる方でもあります。
「ロータリーに輝きを、あたたかき心を常に抱いて」の
テーマに則して、楽しき宴が催されます。
12日は北九州ソレイユホールでの開催となりますが、こ
のホールにはパイプオルガンが常備されており、妙なる調
べが随時流れますので、御楽しみ下さい。
北九州大学チアリーダー部の演技も見ものです。然し特
別記念講演の森田恭通氏の「もしもから生まれるデザイン・
発想のヒミツ」は絶対聞き洩らしてはなりませんし、見逃し
てはなりません。新進気鋭のデザイナーとして活躍し続け
ておられましたが、最近は世界中を股にかけてのプロジェ
クトが高い評価を受けておられ、東京伊勢丹新宿本店再開
発、バカラ250年記念巨大シャンデリアが大きな話題と
なっています。その発想、企画、具現化全てにおいて、ロー
タリー活動の盲点を指摘された感があり、新たな着想の原
動力となるのではないかと思われます。得るところ極めて
大と断言致します。
他の地区はほとんど地区大会は終了しており、その報告
地区大会実行委員長:小野昭治氏と
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GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
書を拝見すると感銘深いものばかりです。
RI2700地区・
地区大会もそのなかに加えて頂く所存です。イベント業者
地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
に頼まず、自前で開催する事になり小倉東RC会員は多忙の
現在の特別月間と新しい特別月間を提示していますのでご
日々を送っています。多くのロータリアンが参加して頂けれ
覧ください。会員増強・拡大月間、ロータリー財団月間、親睦
ば、その苦労は喜びに変わります。お待ちしています。
活動月間は変更無く、新世代の為の月間が青少年奉仕月間
に名称変更し9月から5月に、職業奉仕月間が10月から1月
に、識字率向上月間は3月から9月に移動しています。新設
特別月間
された事項は確かに現時点においては極めて重要な課題ば
今月は識字率向上月間です。世界の子供がお互いを認識
かりです。時代と共にロータリー活動も変化すべきであり、
し、交流、親睦を深めれば世界平和は自ずから生ずる、との
この動きには賛意を表します。然し変更に疑問を生じたり、
理念の下にまず文字を習得する機会を与える活動にロータ
異論がでた場合は躊躇する事なく、再議すべきと思います。
リーアンが積極的に取り組む事を自覚する月間となっていま
次年度を考慮して活動すべき事が多くなってきました。
す。我が国では漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字は初等教
育と日常生活で何時の間にか身についており、この問題は
無いと申せます。最近の若者は、英語を世界共通語として認
知しており、適切に使用しています。駅やバスなどの交通機
関では中国語、韓国語のアナウンスも聞かれますし、日本語
以外の言葉にも抵抗感は少なくなっています。
魑魅魍魎、薔薇、など字画が多い文字もパソコンで変換す
れば簡単に表記出来ます。然し自筆となると、容易ではあり
ません。識字とは「読める、書ける、話せる事」となれば、最
近「書ける」力が落ちてきているようです。アルファベット2
6文字の組み合わせで全てを表す英語には、正確なスペル
が要求されますが、多くの文字を用いる日本語には数え切れ
ない用い方があり、それを巧みに活用しているのは誇りにす
べきですが、英語も日常用語化する時となったようです。そ
うなれば識字率問題は新たな転換を来たす事になります。
識字率向上月間はわが国でも、
RI
2700地区でも意義あ
る月間である事は間違いありません。
ちなみに、
4月はロータリー雑誌月間、
5月は特に設定さ
れてなく、
6月は親睦活動月間となっています。
R
Iの理事会で重点分野を強調する為に、特別月間を変更
する事が決まり2015年7月から実施される事になりました。
月
新 月 間
現 月 間
地区史
国際ロータリー創立110周年記念第2700地区 地
区史が刊行されました。
1979年迄の記念誌が既に発行されていますので、1
980年―2015年までの35年間の纏めとなっていま
す。序章、クラブの歩み、ガバナー年度の思い出・出来事、
座談会、地区活動の記録、参考資料が225頁に纏められ
ています。
これを読めば第2700地区、61クラブの発展、業績、
課題等が全て判ります。私の年度に刊行されたのはまさ
に僥倖と申せましょう。最初の各クラブのバナーを眺める
だけでもそのクラブの地域性、特性が掴める感があり、序
章の「ロータリーの誕生と発展の歴史」、
「日本のロータ
リーの誕生と発展の歴史」を読んで理解すれば、一応の
ロータリアンとして認められる事間違いなしです。各クラ
ブの歩みはクラブから頂いた歴史、特徴、RIや地区との
主なかかわりを一定の書式に纏めてありますが、これに
年々書き加えさえすれば、各クラブのクラブ史は特に苦労
無く毎年改訂している事になりそうです。
自クラブの所だけでなく、是非他クラブにも目を通して
7月
無
無
8月
会員増強・拡大月間
会員増強・拡大月間
9月
新世代の為の月間
基本的教育と識字率向上月間
10月
職業奉仕・米山月間
経済と地域社会の発展月間
11月
ロータリー財団月間
ロータリー財団月間
12月
家族月間
疾病予防と治療月間
1月
ロータリー理解推進月間
職業奉仕月間
パストガバナー、豊原氏を始めとする9人の編集委員の熱
2月
世界理解月間
平和と紛争予防/紛争解決月間
3月
識字率向上月間
水と衛生月間
き情熱と尽力により発刊の運びとなりました。最大の敬
4月
ロータリー雑誌月間
母子の健康月間
5月
無
青少年奉仕月間
6月
親睦活動月間
親睦活動月間
下さい。自クラブの誇れるものを認識した上で他クラブの
活動を見ると、得るところ更に大となる筈です。
編集委員長・井手パストガバナー、副編集委員長・穴井
意を表します。
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RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
国際協議会』参加報告
ガバナーエレクト
本田 正寛 (福岡RC)
1月18日(日)から1週間、アメリカ西海岸のカリフォル
とするスタッフの皆様を合わせれば総勢2000名を超え
ニア州、サンディエゴに於いて、2015年国際協議会が開
る人々が一堂に会したものと予想されます。
(公式発表は
催され、次期ガバナーとしてこれに参加して参りました。
ありませんが)今年の会議は昨年と異なり、我々の到着日
サンディエゴはロサンゼルスに次ぐカリフォルニア州第
(1月18日)である日曜日の夕刻に幕を開けました。
2の都市ではありますが、海と山に囲まれた自然豊かな落
先ず、RI会長ゲイリーC・Kホァンさんから歓迎の挨拶
ちついた町で、行き交う人々も何となく穏やかで、町の治
があり、すぐに夕食会が始まりましたが、その冒頭、次期
安も大変良さそうでありました。
RI会長、K・Rラビンドランさんから、2015−16年度の
市民の平均年令は30才台半ばということで若い人の姿
テーマが発表されました。それが『世界へのプレゼントに
が多いのが目立ちました。町には米軍海兵隊の基地があ
なろう』
(日本語訳)であります。このテーマについては、
るということで、若い兵士が居住し、その子供達が多いの
のちほど触れます。先ず会議のやり方です。この協議会は
も若さの理由でもあると聞きました。
大きく2つの様式に分けられました。
気候は温暖で過し易い都市と言われており、私達の過
1つは、全世界のガバナーエレクト全員が揃っての本会
した1週間も、雨は一滴も降らず、最低気温10度、最高気
議であります。開会式と閉会式を含めて10回開催されま
温20度と1月でありながら、まるで初夏を思わせる陽気
した。
で、ホテルの屋外プールではいつも大勢の人々が泳いだ
この場では、RIの現会長、次期会長を含む歴代の会長
り、日光浴を楽しんでいるのにはびっくりいたしました。
経験者、RIの理事やロータリー財団管理委員会の役員、
今年も国際協議会は、ホテル『マンチェスター・グラン
そして世界各国からロータリー活動に於いて顕著な実績
ドハイアット・サンディエゴ』で開催されました。ここ10
を上げられた講師の人々が演台に立ち、一人10分から30
年近くは当ホテルで開催されていると聞いています。
分ぐらいの報告を聞きました。正直いって、全くつまらな
その理由として、何と言っても街の治安が良い事が挙げ
いスピーチもありましたが、本当に感動的で素晴らしいス
られますが、その他、サンディエゴ国際空港からバスで15
ピーチもありました。1000名を超す聴衆に目的(思い)
分程度と至近距離にあること、ホテルの周辺は海に囲ま
を伝えることの難しさを改めて知った瞬間でした。
れ、港には数知れない程の大型ヨットが係留できるヨット
もう1つが、
「ワークショップ」とか、
「アイデア交換」と
ハーバーとなっており、市民の憩いの場として家族連れの
呼ばれる、小グループに別れてのセッションで、これが10
散策も多く、環境に恵まれていること、何よりも当ホテル
数回行われました。
が20数階建てのツインタワーを有する巨大施設であり、
私達日本のエレクトはセッション毎、毎回2班に分けら
世界中から訪れる数千人規模の大イベントをオペレートす
れ、ひと足早く自らの研修のため現地入りされていた3名
る能力があるためと思われます。
の研修リーダーの下で、さまざまな研修を受けましたが、
この国際協議 会には、世界の約20 0ヶ国、そして約
どのセッションも大変参考になり、3人の研修リーダーに
530の地区のガバナーエレクトとその配偶者の総勢およ
は心より感謝申し上げます。
そ1000名に加え、歴代のRI会長経験者をはじめとする
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RIの理事および、ロータリー財団管理委員会の役員の
さて、K・Rラビンドラン次期RI会長のメッセージ(テー
方々、そして各地区から派遣された研修リーダーをはじめ
マ)に戻りたいと思います。
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地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
ラビンドラン次期会長はスリランカの実業家として、お
とか、同期エレクトの中の2人のご住職に、宗教的、哲学
茶のビジネスで財を成した立志伝中の人で、ロータリー歴
的な意味あいがあるのか尋ねたところ、この言葉(Be
は永く、ヒンドゥー教に対する信仰心の厚い方と聞いてい
gift to the world)には、単にお金やモノで片づけられ
ます。
(詳細は不明です。)
ない奥の深い心の問題が秘められているとの回答を得ま
a
した。何となく納得したものの、なぜgiftがプレゼントに
ラビンドラン次期会長は、この日(1月18日)を『人生で
変ったのかは解明できないままであります。
最も大切なとき』と呼び、
『ここにおられる皆様は、多くを
私としては、このテーマに沿って地区テーマを考えたい
与えられた方々です。そして今、皆様に最高のプレゼント
と思っていましたが、難しそうです。先輩ロータリアンか
が与えられようとしています。それは授けられた才能と持
らは必ずしもRIのテーマにこだわらなくても良いのではと
ち得る力の限りを尽くして、世界へのプレゼントとなるこ
も聞いていますので、たぶんそういう事になりそうです。
との出来る1年です(中略)次年度は信念、情熱、才能を捧
これからの1∼2ヶ月、
「ガバナー諮問会議」「次年度ガ
げるだけでなく、皆様自身を世界へのプレゼントとして捧
バナー補佐会議」「地区チーム研修セミナー」「次期会長
げて下さい』と述べ、2015−16年度のテーマとして「Be
エレクト研修セミナー」等、重要会議が目白押しであり、
a gift to the world」日本語訳(「世界へのプレゼントに
この数日間で地区テーマを決めなければと思っています。
なろう」)と宣言されました。
自分のことばで、自分の意思が通じるテーマになれば良
いのですが果たしてどうなるか…。
最初にこの「世界へのプレゼントになろう」という言葉
この国際協議会で私が得た最大の収穫は日本全国から
を耳にした時、同期エレクトの大半は“意味が良く分から
集まった33名の同期エレクトとの親交を深めることが出
ない”
“何故、giftがプレゼントと訳されたのか”という率
来たことです。今後色々な相談事や情報交換を電話1本で
直な疑問でありました。私も同感でした。
出来そうで少し気が楽になりました。
その後、研修リーダーからこの日本語訳に決まった経緯
以上とり止めのない報告になりました事をお許し下さい。
Ⓒ国際ロータリー
Ⓒロータリーの友
Ⓒロータリーの友
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RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
平成27年1月24日(土)開催
第3グループ IM報告
第3グループガバナー補佐
入江 政美 (八幡南RC)
1905年2月23日にポールハリスを含め4人で始めたロータリークラ
ブも今年で110年を迎えます。
その記念すべき年に国際ロータリー2700地区第3グループのガバ
ナー補佐としてインターシテイミーテイングが開催出来る事は大変な喜
びと思います。
本年度も半分が過ぎ、各クラブ様々な活動を行ってこられた事と思い
ます。今までの半年そして後半の活動に少しでも参考になる事が出来れ
ばと思い、国際ロータリーゲイリー・CK・ホァン会長のテーマ「ロータ
リーに輝きを:五大奉仕を語ろう」とさせてもらいました。
2015年1月24日(土)午後1時開始ご来賓として熊澤淨一ガバナー、原田光久パストガバナー、瀧口義昭地区幹事、米原宏
ガバナー補佐、末吉信勝ガバナー補佐、古賀健一ガバナー補佐、重冨敢二郎ガバナー補佐、髙野猛ガバナー補佐8クラブ230名
の参加で、基調講演は前北九州市長であり小倉東ロータリークラブの名誉会員であります末吉興一氏の講演を頂きました。
テーマであります「ロータリーに輝きを:五大奉仕を語ろう」と云う事で4つの分科会に会場を変えて、ラウンド方式と云う
コーディネーターやパネラーを囲んでするIMでは珍しい形で行いました。
分科会「五大奉仕を語ろう」
分科会Ⅰ クラブ奉仕
テーマ:「青少年奉仕に輝きを∼もっと若い人々を応援するために∼」
コーディネーター:加藤一生(八幡南RC)
コーディネーター:竹田有徳(直方中央RC)
パネラー:田代健次(飯塚RC)、豊浦弦人(直方RC)
パネラー:立石太郎(ローターアクトOB)江川美菜子
木元一行(直方中央RC)、鶴雅敏(遠賀RC)、
中村弘(八幡RC)、野村廣美(八幡中央RC)、
荒井俊勝(八幡西RC)
分科会Ⅱ 職業・社会奉仕
テーマ:「ロータリー活動をどのように広く知らしめるか?」
コーディネーター:吉田伸太郎・横山弘美(八幡中央RC)
パネラー:塚本順(飯塚RC)、岩崎利幸(直方RC)
古賀眞実(八幡RC)、大林清幸(八幡西RC)
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分科会Ⅲ 青少年奉仕
テーマ:「今後の例会やクラブ運営のあり方について」
GOVERNOR’S
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(インターアクトOB)浦上貴文(折尾愛真高校)
分科会Ⅳ 国際奉仕
テーマ「ロータリー財団補助金のしくみと実例について」
コーディネーター:岩崎員久(八幡西RC)
パネラー:築山洋輔(直方中央RC)波田賢一(遠賀RC)
田中潤一郎(八幡南RC)
以上の内容でコーデイネーター4名パネラー17名の皆様で活発なIM
らしい発表ができたのではないかと思います。
地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
平成27年1月31日(土)開催
第7グループ IM報告
第7グループガバナー補佐
宮原 恭盛 (筑後RC)
「手に手をつないでを通して学んだこと」のテーマ、張様
は韓国ソウル生れで2008年より筑後RCの米山奨学生
として久留米大学で学び、現在は韓国語の指導や日韓交
流事業等行っている。夫も久留米東RCの米山奨学生の
後輩で各交流事業の状況や国境を越えて各クラブ奨学生
との交流等スライドを放映しての熱弁で、終わりに米山奨
学生で良かった非常に感謝していますと意義ある講演で
した。
閉会セレモニーでは熊澤ガバナーより講評があり九州芸
目下九州の大動脈、九州新幹線筑後船小屋駅は筑後七
国の中心駅で、隣接する東側には九州芸文館があり西側
は注目の福岡ソフトバンクホークスファーム本拠地球場
(仮称)が建設中です。
この九州芸文館を会場として1月31日(土)に第7グ
文館前の石造馬はなぜ胴より半分土に埋もれているかと
愛嬌のご質問、後は副会長の田中文武君の閉会の言葉で
IMの幕を閉じました。懇親会も会場のカフェレストラン
ななつ星で和やかに催されました。今度お会いする時は
ポッカポッカのあたたかい心でお会い出来そうです。
ループのIMが盛大に開催されました。久留米南部(旧大
川東)・大川・大牟田・大牟田北・大牟田南・八女・柳川・
筑後の8クラブロータリアンや第2700地区ガバナー熊
澤淨一君、筑後市長中村征一様をはじめ14名の御来賓の
参加で約200名が集いました。
午後2時より開会点鐘で野田喜代實実行委員長の開会
挨拶、ソングリーダー武基孝公君の指揮で国歌・ロータ
リーソング斉唱、吉開正文会長の歓迎の言葉、ガバナー
補佐挨拶、熊澤淨一ガバナー挨拶と続き国際大会推進委
員財前晴紀君のサンパウロ国際大会PR、九州芸文館館
長津留誠一様の九州芸文館について、約30分の忙しい
開会セレモニーが終わりました。
IMのテーマは「ロータリーの心を学び さらに輝きを」
でロータリーのテーマを皆様でもっともっと勉強し、親睦
を深めロータリアンとしてさらに輝きと誇りを持とうのIM
です。
講演の第一部で筑後市長中村征一様の「市政あれこ
れ」、筑後市の現況やソフトバンク誘致の苦労話、将来の
筑後市等の講演でした。第二部は米山学友会の張慧珍様
GOVERNOR’S
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RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
平成27年2月7日(土)開催
第1グループ IM報告
第1グループガバナー補佐
米原 宏 (行橋みやこRC)
第1グループ行橋みやこロータリークラブ担当により、2月7日苅田
町、スカイホテル苅田にてIM並びに6クラブ合同例会を開催致しまし
た。熊澤ガバナーを始め本田ガバナーエレクト、瀧口地区幹事、そして4
名のガバナー補佐の方々、大変多くの第1グループの皆様にご出席頂き
ありがとうございました。
第一部では、IMのテーマとして「IMから何を学ぶか」のテーマのも
と、基調講演の題目を「入りて学び 出でて奉仕せよ」の題としてRI2
720地区パストガバナー・本田光曠様より大変素晴らしい基調講演を
して頂きました。
第二部では、6クラブの会長様より、各クラブが実行して来た活動報告して頂き、その中で特にロータリーデーを主体とし
て発表して頂きました。各クラブ事にパネルに一様の写真を掲載して頂き、コメントもつけて会場の皆様に見ていただき、そ
れについての説明をして頂きました。
合同例会では、各クラブ会長より近況報告及び6月までのこれからの奉仕活動の重点目標等を報告して頂きました。懇親
会では、各クラブより出して頂いた賞品の抽選会等が行われ、楽しいひと時をすごしてまいりました。このIMが後半期の活動
の素になれば幸いに思います。御協力ありがとうございました。皆様の御活躍を心より祈っております。
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地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
第4回
日時
2015年2月12日
ガバナー諮問委員会議事録
15時30分∼16時50分
場所
福岡朝日ビル 地下1階 11号会議室
出席者 川村 謙二、松田 尊文、大島 英二、廣畑 富雄、原田 光久、松本 壽通、中島 裕之、波多野 聖雄、小山田 浩定、
井手 和英、穴井 元昭(以上パストガバナー)熊澤 淨一ガバナー、本田 正寛ガバナーエレクト、
富田 英壽ガバナーノミニー、瀧口 義昭地区幹事、黒岩 延時次期会計長、菅原 志典事務局長
欠席者 横倉 弘吉パストガバナー、立花 寛茂パストガバナー
議 題
(議事進行 瀧口地区幹事)
1)
2015∼2016年度予算(案)について(黒岩次年度会計長より)
・鳥栖40周年’
15/2/25。
・収入の基礎は会員数であるから、当地区に於ける7/
・若松60周年’
15/3/10。
1現在と1/1現在の平均会員数は3,
159名なれど、
2
・博多35周年’
15/4/14。
010年以降毎年3,
200名で予算編成されている。本
・福岡イブニング5周年’
15/5/17。
田年度の会員増強を期待して、従来通り3,
200名で
予算編成した。厳しい収入の中、熊澤年度の支出を維
持すべく予算編成をしたが、G事務所経費の交通費増
額を考慮して一般会計を45万円の赤字予算となった。
・国際青少年交換資金、青少年育成基金については、
従来通りの予算編成とした。
2)熊澤ガバナーによる挨拶と現況報告
⑤ 地区大会に於けるRI会長代理として台湾から「邱秋
林」氏に決定。当地区大会にはお嬢様も来日される。お嬢
様は台湾のEクラブの会長をされている。尚、邱氏の地区
には我が地区の大島PGがRI会長代理として務められた
経緯がある。
⑥ Eクラブについて。去る10月11日にR戦略計画推進セ
ミナーが広島で開かれた。ここで「増強・会員維持・公共イ
・昨年のロータリーデーは名古屋で開催され、今回は
メージの向上」をどうすれば良いかが討議された。その中
東京で開かれた。私の都合が悪く大島PGに代理出席
でEクラブ・衛星クラブの設立を強力に推進する事とな
してもらった事に感謝している。
り、立ち上げ時の苦労話が報告された。
Eクラブの失敗し
① 1/1現在の会員数は3,
197名(内女性136名)、
期首より+76名(内女性+9名)。
増員は皆様の頑張りによるもので有難い限りである。
② 「大川東RC」は1/5付にて名称変更し「久留米南
部RC」となった。但し、第7グループは変わらない。
③ 次年度から発足する特別月間についてRIから1/6
た例は世界中に会員を広げたのが禍した事と、成功した
例は同じ地区内で会員を集めた事等が報告された。
そこで、会員増強、広報I
T、
R情報の各委員長とそのカ
ウンセラーを交えて討論し研究をして欲しい。この熊澤G
からの要望に対して小山田、原田、廣畑各PGは賛同され
た。出席された委員のご意見として、ホノルル、シカゴ、
ロンドンの各クラブは会員数が半減し、ボストンは十分の
付にて変更通知が来た。この内容はグローバル補助
一に減少と報告され、会員数はRに魅力があるか、どうか
金の6つの重点分野が強調されている。尚、従来から
が基本だと思うと述べられた。又、
1月の国際協議会に出
あった「米山月間」は無くなっている。
席されたGEの中にEクラブの方が居た。前述の件で日程
④ 熊澤年度の周年行事は、
・久留米中央25周年’
15/2/17。
調整をした上でご案内をするのでお集まり頂きたい、とG
から発言があった。
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
9
RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
・八幡中央40周年’
16/1/24
・福岡城東30周年’
16/2/6
・八幡60周年’
16/3/12
・戸畑60周年’
16/4/未
・苅田’
40周年’
16/4/2
・福岡西60周年’
16/5/16
・宗像30周年’
16/5/28
・壱岐中央40周年’
16/5/29
⑤ 今後のスケジュール
・2/18 地区チーム研修セミナー
3)本田ガバナーエレクトからの報告
① 国際協議会の報告 ・私にとって最大の収穫は33人のGEと親交を深め
た事である。
・K・Rラビンドラン次期RI会長のテーマは「世界への
プレゼントになろう」
[Be a g
i
f
tto the wor
l
d]であるが、意味が良
く判らない。
・これに対し地区のテーマを「考えよう ロータリー
の多様性とクラブの主体性」とした。
RIの基本方針
は「会員増強」
「財団支援」
「会長賞に挑戦」
「地区
表彰他」等などである。
・出席された委員から、
RIのテーマには翻訳の仕方、
・3/17 第12回ロータリー塾
・3/21 米山奨学生終了式
・4/11∼12 地区大会
・4/25 地区研修・協議会
・6/13 地区役職者会議
4)瀧口地区幹事からの報告
① 地区大会に於けるエキスカーションは女性来場者の
内、希望者のみで11時∼15時まで行う。行き先は平
尾台や松本清張館他を予定している。
② 4/10は小倉南RCのホストで親睦ゴルフ大会を開
催する。
5)その他
① 地区史の購入申し込みについて(井手委員長より)
英語そのものに問題があると思う。変更は出来な
地区史の申込みは3,
508冊となり、目標数をクリ
いが、むしろ「世界の素晴らしい贈り物になろう」の
アーした。
しかし、
3クラブだけは主旨より少ない申込
方がベターでは、との意見が出た。
みであった。将来のインターアクト、ローターアクト、新
② 次年度地区委員会カウンセラーを下記の人達に任
命され承認された
・(会員増強)小山田PG、
(広報IT)原田PG、
(会報
雑誌)原田PG、
(R情報)廣畑PG、
(職業奉仕)熊
澤PG、
(危機管理)富田GN、
(社会奉仕)波多野
PG、
(青少年奉仕)熊澤G、
(インターアクト)中島
PG、
(ローターアクト)穴井PG、
(RYLA)立花P
G、
(ICS)大島PG、
(青少年交換)川村PG、
(米
山)松本PG、
(R財団)井手PG。
③ 次年度地区補助金監査委員長に波多野PGが任命
され承認された。
続いて、次年度地区ガバナー指名委員長に熊澤G
が任命され承認された。
次に、ポール・ハリス・ソサエティ・コーデネーターに
穴井PGが任命された。
④ 次年度周年行事について
・福岡東45周年’
15/9/10
10
・3/14 PETS
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
会員などを含めて全部で4,
000冊程度印刷している。
② 次回開催は5月21日(木)、次々回開催は熊澤氏の
慰労会、本田氏の激励会とし7月9日(木)にご夫人同
伴でご出席願いたい。
③ 富田年度の地区幹事に矢野清博、会計長に稲葉武
彦の両氏に決定した。 以上
(菅原記)
地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
創立40周年を迎えて
福岡城西ローターアクトクラブ
2015年1月24日にホテルオークラ福岡にて福岡城西ロー
大寒を数日前に迎えたばかりのこの日は、小春日和と言うに
ターアクトクラブ創立40周年記念式典が開催されました。
ふさわしい好天にめぐまれ城西ローターアクト創立40周年記念
当日は晴天に恵まれ、中島カウンセラー、山本地区ローターア
式典が挙行されました。
クト委員長を始め地区のロータリアンの皆様、福岡城西ロータ
西暦2015年を多くの人が戦後70年、阪神淡路大震災から
リークラブの皆様、福岡城西ローターアクトクラブOB・OGの皆
20年という歴史のめぐり合わせで語られますが、「不戦にそな
様、その他多くの地区ローターアクトクラブの皆様、総勢100名
以上の方々にご参加いただきました。
今回40周年の式典テーマは「めぐりあい」です。福岡城西ロー
ターアクトクラブは、福岡城西ロータリークラブの提唱により1974
年6月18日に創立され、長きに渡り活動してまいりましたが、これ
までローターアクトでの活動の中でたくさんの人にめぐりあい、多
くのつながりが出来、またその方々からのご支援により活動してま
いりました。これまでの40年の中で福岡城西ローターアクトクラブ
がめぐりあった方々への感謝を込めてこの式典テーマとしました。
記念式典では、福岡城西ローターアクトクラブが長く交流させて
頂いている「しののめ共同作業所」の方々との交流内容を40周年
記念事業として報告させていただきました。
当日は、お越しいただいた皆様へ、しののめ共同作業所の方々
と一緒に作成した石鹸を記念品としてお渡しさせていただきまし
た。 また式典の中で、これまでクラブを温かく長きに渡りご支援
いただいた方々を代表して数名の方へ感謝状をお渡しさせて頂
きました。
またその後の懇親会では、現役メンバーによるダンスと大書パ
フォーマンスを行いました。参加頂いた方々からは城西らしい良
い式典だったとのお言葉を頂き、安堵しております。
える」「自然災害にそなえる」という意味では、群れを成す羊が
平和の象徴である未年に相応しい年だと思います。
「論語」には、「吾十有五にして学に志し(志学)、三十にして
立ち(而立)、四十にして惑わず(不惑)、五十にして天命を知る
(知命)。六十にして耳順(したが)い(耳順)、七十にして心の
欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず(従心)」とあります。
非常に意義深い40周年を迎えられた気がします。
私の場合は、やがて「従心」の域にありますが、近年の高齢化
に大きく影響を受け、とてもその域に達していないように思わ
れます。
さて式典は、北村幸子会長の点鐘が会場に静かに響き渡り、
張り詰めた緊張と厳粛な雰囲気で開始されました。若者主体の
式典にしては少し堅い気がしましたが、式典も後半に入り感謝
状贈呈になると、よく聞かれる紋切調の感謝状ではなく、若者ら
しいユーモアにあふれる文言で、会場は一気に明るい雰囲気に
包まれました。
会場いっぱいに声高々と突き上げられた乾杯で始まったレセ
プションは、これが今風の若者だと言わんばかりにおじさん方
を驚かせ楽しませてくれるものでした。
今回の式典を準備する中で、改めてこれまでの沢山のめぐりあ
溢れんばかりの熱気に圧倒されながらも久しぶりに新鮮な若
いを感じながら、より一層クラブメンバー間の結束が強くなりまし
いヘロモンを心地よくたくさん吸収させていただきました。老婆
た。開催にあたり、多くのロータリアンの方々からご支援を頂きま
心ながらここでも女子力を垣間見たような気がしたのは私だけ
した事を深く感謝申し上げます。
でしょうか。
今後ともご指導・ご鞭撻をよろしくお願い致します。
(福岡城西RAC創立40周年式典実行委員長 松尾 一平)
ローターアクトクラブの皆さんのご活躍を心からお祈りします。
(福岡城西RCローターアクト委員会 喜久 正和)
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
11
RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
創立45周年記念式典について
福岡ローターアクトクラブ
2015年2月1日福岡ロータリークラブ提唱の福岡
ローターアクトクラブ創立45周年記念式典が西鉄グラン
ドホテルで開催されました。
創立45周年という節目を迎えるにあたり、出席者とし
て福岡ローターアクトクラブを支え続けてこられた福岡
ロータリークラブをはじめ、カウンセラー、地区青少年奉
仕委員会、地区ローターアクト委員会といった国際ロータ
リー第2700地区全体でめでたい日を迎えることができ
たと実感しました。
創立45周年式典のテーマは、
「繋がる」と掲げ、これ
までの福岡ローターアクトクラブを支え続けた福岡ロータ
リークラブと今日まで福岡ローターアクトクラブを繋いで
こられたOB・OGの方々への感謝を表す式典でした。
創立45周年の記念事業としては、創立35周年の記念
記念式典を通じて、福岡ロータリークラブの45年にも
わたる指導と支援が社会奉仕を通じた組織と人の成長を
生み出し、強靭な福岡ローターアクトクラブを創り上げ、
次世代のリーダー創出の土台を築いていると感じました。
事業として開始した「社会福祉法人 福岡県母子福祉協
福岡ローターアクトクラブにとって創立45周年記念式典
会 母子生活支援施設 百道寮」との交流会を次の世代
が新たなスタートとなり、これまで以上に福岡ロータリー
へ繋げる意味を込めて記念樹を寄贈しております。寄贈し
クラブと強固な関係を築き、社会奉仕を通して今後も50
た記念 樹は、百日紅(さるすべり)という木で花言葉は
年、70年、100年と続く強靭なクラブとして大きく成長
「愛敬」
(人々から愛され慕われること)といい、これか
してほしいと感じることのできるものでした。
らの百道寮と福岡ローターアクトクラブの友好のシンボル
12
として長く愛されてほしいという願いからきております。
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
(福岡RAC 長野 吉朗)
地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
米山記念奨学生紹介
ロータリー米山記念奨学事業とは
第2700地区は今年度22名を世話しています。
月信では数名ずつ紹介していきます。
ロータリアンからの寄付を財源として、日本に在留している外国人留学生に奨学金を支給し、
日本の理解と国際親善を推進するロータリー日本国内全地区合同プロジェクトです。
ハンロン・T・カーティズ
(アメリカ)
九州大学 修士課程1年
世話クラブ:福岡城東RC
カウンセラー:樋口 健蔵
ようにたくさん和歌を読んで、そのあと和歌の審美を学ぶ授業も
取りました。だから日本の季節のイメージや感情にどんどん感動
させられてきました。卒業したあとに英会話の仕事を探して、富山
県の高岡市のAEON英会話校に勤めました。カリフォルニア州に
育ったので一年中晴れて暖かい環境になれていましたが、富山県
に来て本当に寒い季節を経験しました。冬に週末の間、雪が19
私はアメリカ人のハンロン・カーティスと申します。九州大学の
0㎝も積もった経験もありました!でも、毎年高岡市には万葉祭り
人文基礎学コースの一年生で専門は日本の古典文学です。特に奈
があるだけの価値がありました。10月に3日間ずっと万葉集の和
良、平安時代の和歌について興味を持って、論文の題が平安時代
歌を全部歌う祭りなのです。夜に和歌を聞いて和歌の素晴らしさ
の亭子院歌合の研究をすることになっています。 を思い出しました。大学院に入学するのを決めて、九州に戻って
このコースでは歴史や宗教学や美術歴史など様々な授業を受け
きました。
られます。今学期は歴史的な資料を読めるようになる為に、漢文
実は10年前から九州と縁がありました。高校の時に一か月ぐら
と崩し字の勉強を始めました。すごく難しいですけれども、頑張っ
い佐賀県の鹿島市や嬉野市で英語を教える為にきました。小中学
ています!
生の教え子と、いろんなゲームをしたり課外活動をしたりしました。
どうして日本の古典文学に興味があるかとよく聞かれますが、
その経験が好きでしたので、先生になろうと思っていました。で
どうしてかというと、大学時代からいろいろな和歌の経験があり
すから、九大を卒業した後、博士を受ける為にアメリカに帰って、
ましたからです。UCLAで日本語を専攻しながら文語の授業を一
将来は大学の日本古典文学の先生になります。その夢を実現させ
つ以上取ることになっていました。最初の授業では文法がわかる
て頂くための米山奨学金は、誠に有難く思っています。
リ ビンビン
李 彬彬
(中国)
久留米大学 博士課程2年
世話クラブ:久留米東RC
カウンセラー:白水 可奈子
注ぐこともできるようになりました。福岡県が主催した「災害ボラン
ティアサポーター講座」を受け、ボランティア活動だけでなく、災害
が起きた場合に、被災地とボランティアとの間をコーディネート
し、地域外から来たボランティアの活動を支えるための経験や知
識を勉強しました。その研修として東日本大震災で被害を受けた岩
手県沿岸部で一週間滞在し、仮設住宅で暮らしている子供たちを
一昨年、九州北部では豪雨災害が起こりました。私は日本の農山
対象に活動しました。災害ボランティアを通して、人間が暮らしの
村を研究テーマにしており、研究フィールドをもっと知る為に、被災
中で自然・災害との付き合い方を考えないとならないことを知り、
した地域で災害ボランティアをし始めました。そこには九州各地か
何より「与える」と思われがちのボランティアは実際災害に遭った
ら、違う年齢層、異なる職業の人たちが自発的にたくさん集まってき
方々から、より多くの勇気・元気・感動を「与えられる」こともわか
て、自分の家が被災したかのように作業している姿に驚きました。し
りました。
かも、ボランティアの皆さんは自分が素晴らしいことをしていると
ロータリアンの方々は私たち留学生に奨学金をくださるだけで
思っておらず、
「人手が足りないだろうから来ました」と淡々と話して
はなく、みなさまが集まられるロータリークラブにも入れてください
いる人がほとんどなのです。日常時ではわからない日本人のこの一
ました。日本での留学生活がスムーズに過ごせるよう、より健全な
面にひかれ、私は何回も災害ボランティアに参加させてもらいまし
人間になれるようにたくさんの愛情を注いでくださっています。私
た。しかし、災害ボランティアの作業には丸一日時間がかかり、被災
でいいのかしらと恐縮に思い、不安になったこともありましたが、今
地までの交通費もかかるので、日本で留学しながら自分で生活費を
は、早くロータリアンの方々に恩返ししたい気持ちでいっぱいです。
稼ぐ私にとっては、参加回数の限られた体験となりました。
今の私の一番の原動力は、やはりずっと続けてきた災害ボランティ
そして去年四月から、私は米山ロータリーの奨学生に選ばれ、
アだと思います。つまり、災害ボランティアは、現在の私にできる日
ロータリアンの方々の寄付からなる奨学金をいただくことになりま
本への恩返しのかたちであり、ロータリアンの方々が私に与えてく
した。おかげでアルバイトをしなくても日本での生活が成り立ち、研
れた素晴らしい日本を知るためのチャンスとなりました。
究に集中できるようになったばかりか、自分の興味あることに力を
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
13
RIのテーマ
「ロータリーに輝きを(Light up Rotary)」
ソウ ショウイ
宋 小偉
(中国)
福岡教育大学 修士課程2年
ん、お金を貸してあげるから、留学に行きなさい!あなたのご両親
に貸すではなく、あなた本人に貸すからね!将来、あなたが返せな
世話クラブ:遠賀RC
くてもご両親と関係ないから心配しないでと伝えてください」と私
カウンセラー:中塚 睦彦
に言いました。私は話を聞いて、涙をボロボロ流しました。私は絶対
私は宋小偉と申します。現在、福岡教育大学大学院に在籍してお
ります。どんなことを皆様に紹介しようと悩みましたが、来日留学
の経緯を紹介することにします。
2005年、中国の本科(国立)大学の受験に落ちてしまって、普通
の短期大学に入学しました。その時、日本語が好きでもなく、ただ
観光ガイドが面白そうだからという理由で、観光/日本語科を選び
ました。
日本で一生懸命勉強しますと伊藤先生と約束をしました。
私はいつも言います。私はラッキーな人です。伊藤先生に出会わ
なかったら、私は今日本にはいません。だから、今の留学生活をと
てもとても大事にしています。
更にラッキーなことに、今年は、国際ロータリー米山の方々に出
会うこともできました。米山奨学金のおかけで、金銭的にも、時間
的にも余裕が出ました。今は毎日修士論文の執筆に集中していま
伊藤先生が私の初めて出会った日本人です。伊藤先生とは日本語
す。時々、知り合いの弁護士さんが企画している勉強会に参加した
の先生です。伊藤先生に出会う前に、日本のことがほとんど知りま
り、日中友好センターでは私が先生となって中国語や中国の事情を
せんでした。伊藤先生は日本語だけではなく、日本の文化や日本人
日本人に教えたりしてとても充実しています。この活動を通じて、日
の習慣など、色々なことを教えてくれました。更に、日本への留学
中の関係がよくなるために、民間の交流は欠かせない、とても重要
チャンスも作ってくれたのです。日本のことを知れば知るほど、日本
な一環だと強く感じています。これからも様々なことを体験しなが
へ留学する気持ち強くなりました。しかし、留学するためには、お金
ら、日本の良さ、日本人の良さを周りの人に紹介したいと考えていま
がたくさんかかります。農家をしている両親には留学に必要なお金
す。長くなりましたが♡、これからもよろしくお願いします!
ゼムラ・メリッサ
(フランス)
九州大学 博士課程2年
たいと思っております。それを達成するために他の考え方、生活及
び働き方を学んだら一番いい方法だと思いました。そう考えると、
ヨーロッパと違う文化がある国に行くと決めました。日本ならもち
カウンセラー:馬場 貞仁
ろん生活と世界、または人生につきましての考え方はフランス人に
りますメリッサと申します。
フランスでの故郷は国際映画祭で有名なカンヌという南の町で
す。カンヌで高校時代まで両親と一緒に住んでいて、大学時代から
パリで勉強を続けました。専門は数学の最適化問題でした。修士卒
業後、日本で留学したいと思って、九州大学で2013年4に入学い
たしました。それは、本当にうれしいことでした!
今、博士課程2年になりました。専門は航空宇宙工学です。詳しく
説明すると、スペースデブリという宇宙ゴミの分布推移を評価して
おります。宇宙ゴミというのは、ミッション完了人工衛星、ロケット
上段及び破片のような物体です。1957年から人間がどんどん物
体を打ち上げてきましたので、今地球周り軌道にある人工物体の数
は大変な問題になってきました。従って、将来のミッションを安全す
るために、デブリ分布の推移を推定して、除去方法についても研究
しております。
ところで、なぜか日本を選んだか、少しご説明させて頂きたいと
思います。日本で留学したいと考えたのは、日本の文化に強い興味
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
をお持ちしたからです。実は、学生時代の間に、色々な経験を重ね
世話クラブ:宗像RC
皆様、初めまして。フランスから参りました九州大学で留学してお
14
もないし、無理だろうと諦めていました。その時、伊藤先生は「宋さ
とって新しいことです。特に、興味深い勉強ができて、自分の意識
を広げるすばらしい機会だと思いした。つまり、様々な理由から日
本で留学することを考えました。
今もこの考え方を強く持ち続けております。日本は1年間になり
ました。今までできた活動及び日本の方との関係や話はこの考えを
最も強くして、日本のことを最も知りたくさせられました。特に、今
年の4月から、ロータリークラブに入ってさせて頂いたから、世話ク
ラブの方とお話する機会が増えて、文化的な会話も聞かせて頂きま
すので、ロータリークラブに入って本当に大切な意味があると思い
ます。これから、この2年間で、きっと家族的な雰囲気で日本につい
てたくさんの新しいことが学べるようになると強く信じております。
それは皆様のおかげなので、心からありがとうございました。しか
し、私だけ学ぶ訳ではなくて、私も他の方に何か返したい気持ちを
感じますので、少しフランスの文化、違う考え方及び専門的なことに
ついて興味を持ってくださる方と喜んで議論いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
地区のモットー
あたたかき心を常に抱いて
1月末出席報告
RI第2700地区
第1グループ
2
3
3
4
1
13
9
2
2
4
17
1
4
7
2
2
1
3
3
5
2
16
10
2
2
2
3
19
3
4
7
2
16
2
1
13
14
2
0
0
1
-1
1
2
3
6
2
3
3
6
1
2
1
1
0
0
25
3
2
-1
0
0
-1
1
-1
3
1
9
0
-2
4
5
第7グループ
第4グループ
14
1
1
13
15
34
12
35
47
40
57
225
65
39
70
71
57
41
49
24
22
25
24
487
76
43
40
49
49
51
49
50
407
47
135
55
75
64
95
第6グループ
第3グループ
総 計
34
12
34
48
39
55
222
59
37
67
68
51
40
47
23
21
25
24
462
73
41
41
49
49
52
48
51
404
46
126
55
77
60
90
90.2
77.1
88.6
92.5
90.0
83.8
87.0
89.7
89.3
92.5
99.2
90.2
89.4
89.8
90.2
100.0
87.9
81.2
90.9
99.7
92.9
81.1
92.2
79.1
99.0
87.1
90.0
90.1
89.0
86.0
79.5
90.8
97.8
92.9
第5グループ
第2グループ
豊
前
豊 前 西
苅
田
田
川
行
橋
行 橋みやこ
計 小
倉
小 倉 中 央
小 倉 東
小 倉 南
小 倉 西
門
司
門 司 西
戸
畑
戸 畑 東
若
松
若 松 中 央
計 飯
塚
直
方
直 方 中 央
遠
賀
八
幡
八 幡 中 央
八 幡 南
八 幡 西
計 太 宰 府
福
岡
福 岡 平 成
福 岡 東
福 岡 城 南
福 岡 南
クラブ名
第4グループ
7月1日
1月末
期首から
当月出席率 会員数 (内女性) 会員数 (内女性) の増減
クラブ名
福 岡 東 南
博多イブニング
宗
像
対
馬
計 福 岡 中 央
福岡イブニング
福 岡 城 西
福 岡 城 東
福 岡 北
福 岡 西
博
多
壱
岐
壱 岐 中 央
糸
島
計 甘
木
久 留 米
久留米中央
久 留 米 東
久 留 米 北
小
郡
鳥
栖
浮
羽
計 筑
後
久留米南部
大
川
大 牟 田
大 牟 田 北
大 牟 田 南
八
女
柳
川
計 第2グループ
第3グループ
第4グループ
6
7
6
1
50
72
36
41
16
619
59
65
111
30
69
134
69
38
33
57
665
62
80
40
65
73
51
58
43
472
34
9
38
62
32
30
22
50
277
10
10
3
1
5
4
2
2
17
1
1
1
1
2
6
75
33
42
18
639
61
67
117
31
73
137
71
43
34
59
693
64
80
41
66
75
52
59
43
480
32
8
38
60
33
30
23
52
276
6
7
5
1
51
9
1
10
1
3
1
5
4
2
2
18
1
1
1
2
5
3
-3
1
2
20
2
2
6
1
4
3
2
5
1
2
28
2
0
1
1
2
1
1
0
8
-2
-1
0
-2
1
0
1
2
-1
7月1日会員数
(内女性)
1月末会員数
(内女性)
期首からの増減
89.8
3,121
127
3,207
135
86
寄付者紹介(1月分)
1月新会員ご紹介(17RC:19人)
第1グループ
97.5
87.9
85.0
72.2
87.8
91.1
73.6
99.3
84.2
97.0
94.0
90.8
100.0
82.2
91.5
90.4
92.2
87.1
94.1
91.2
94.6
89.2
80.0
89.6
89.8
92.6
91.7
98.6
92.5
98.3
97.8
91.1
74.5
92.1
当月平均
RI第2700地区
グループ
7月1日
1月末
期首から
当月出席率 会員数 (内女性) 会員数 (内女性) の増減
クラブ名
お名前(敬称略)
田 川
荒木友吉郎
行 橋
豊瀬 敦
小 倉
ポールハリスフェロー
グループ
クラブ名
お名前(敬称略)
福岡南
増田 淳一
第4グループ
福岡東南
二木 清彦
赤坂 英典
宗 像
福江 優
小倉中央
加藤 武雄
福岡城西
清家 政彦
小倉南
髙尾清一郎
門司西
大舘 良章
遠 賀
髙橋 恵司
福 岡
竹下 浩
福岡東
岩本 憲明
福岡南
漢 幸太郎
第5グループ
第6グループ
第7グループ
壱 岐
品川 護郎 君(壱岐中央RC)Mu
l
t
i
p
l
e
米山功労者
表彰回数
鴛渕 雅男 君(甘 木 RC)
阿津坂秀人 君(大牟田北 RC)
4
2
松永 圭太
永江 健一 君(大牟田北 RC)
安部敬二郎 君(福岡イブニング RC)
立川 洋介
桧枝 哲人 君(久留米東 RC)
11
久留米北
矢野 亨
大牟田南
山本 勝也
八 女
松尾 和昭
ご入会おめでとうございます。
2
1
ロータリーレート
2015年3月∼1$=118円
GOVERNOR’S
MONTHLY
LETTER
15
文庫通信
第2700地区
3月地区内行事予定表
329号
日付
7日(土)
行 事
第4グループIM
青少年交換来日・派遣学生オリエンテーション
「ロータリー文庫」は日本ロータリー50周年記念事業の一つとして
8日(日)
インターアクト海外研修結団式
ロータリー関係の貴重な文献や視聴覚資料など、約2万4千点を収集・整
10日(火)
若松RC創立60周年記念式典
備し皆様のご利用に備えております。閲覧は勿論、電話や書信によるご相
14日(土)
会長エレクト研修セミナー(PETS)
談、文献・資料の出版先のご紹介、絶版資料についてはコピーサービスも
17日(火)
第12回 ロータリー塾
承ります。
また、一部資料はホームページでPDFもご利用いただけます。
20日(金)
国際社会奉仕委員会
1970年に創立された皆様の資料室です。
クラブ事務所にはロータリー文庫の「資料目録」を備えてありますので、
ご活用願います。以下資料のご紹介を致します。
会報・雑誌委員会
21日(土)
米山記念奨学生終了式・歓送会
■職業奉仕について
25日(水)
インターアクト海外短期研修旅行(∼27日)
27日(金)
社会奉仕委員会
◎「アーサー・フレデリック・シェルドンの生涯とその学説の特質について−純粋理論の立場から」
小堀 憲助 2009 54p (純粋ロータリー理論からみたロータリーの経営哲学)
29日(日)
ローターアクト地区役員会・会長エレクト研修会
◎「職業奉仕を考える」
田中 作次 2014 3p(D.2770月信)
RI職業奉仕
RI職業奉仕
リーダーシップ賞
リーダーシップ賞の
の受賞
受賞
速報
◎「職業奉仕は日本が元祖 土屋元作」
塚原 房樹 2014 1p(D.2510月信)
◎「『職業奉仕』知る(to know)と成る(to be)」
塚原 房樹 2014 1p(D.2510月信)
◎「職業奉仕月間によせて」
池田 德博 2014 1p(D.2800月信)
◎「てんびんの詩」
久野 薫 2014 1p(D.2680月信)
◎「ロータリーの目的」
久野 薫 2014 1p(D.2680月信)
◎「職業奉仕とは」
深川 純一 尾道・尾道東RC 2014 20p
[上記申込先:ロータリー文庫]
今般、ゲイリーC.K.ホァンRI会長から古賀
英次 (柳川RC)地区職業奉仕委員長に「職業
奉仕リーダーシップ賞」が授与されました。
古賀委員長は奉仕の理念を実践され、自ら
が地域社会に貢献すると共に、高潔性の模範
となるべくロータリアンとして評価され受賞
されました。
由緒ある賞の受賞は名誉な事で、地区とし
ても誇り高き事であります。
◎「超入門 職業奉仕の入口」
村井 總一郎 2014 36p
[申込先:早川和男 FAX(052)783-3818]
申込先
ロータリー文庫
〒105 0011 東京都港区芝公園2 6 15 黒龍芝公園ビル3F
TEL(03)3433-6456 FAX(03)3459-7506 http://www.rotary-bunko.gr.jp
開館=午前10時∼午後5時 休館=土・日・祝祭日
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
大野 俊一 会員
福岡中央ロータリークラブ
◆ ロータリー歴:27年5ヶ月
◆ 逝去年月日:2015年1月24日
編集後記
◆ 享年:87歳
寒さを耐えてきた草木も一斉に芽吹いて春になりました。熊
末次 正義 会員
澤ガバナーの文章にもあるように地区大会の準備が大詰め
筑後ロータリークラブ
を迎えています。
「あたたかき心を常に抱いて」をモットーに
◆ ロータリー歴:32年10ヶ月
手作りの大会を目指してクラブが一丸となって取り組んでい
◆ 逝去年月日:2015年1月30日
ます。地区会員の多数のご参加をお待ちしています。(廣澤)
第2700地区ガバナー月信
編集委員会連絡所
国際ロータリー第2700地区
ガバナー事務所
◆ 享年:93歳
月信担当/地区副幹事(小倉東RC)
廣澤元彦・岡本時夫・千代丸増男
連 絡 先/泰平印刷株式会社 ガバナー月信担当 高木
〒803-0821 北九州市小倉北区鋳物師町1 1
TEL 093-581-5121 FAX 093-591-1605
e-mail:[email protected]
〒812 0011 福岡市博多区博多駅前2 1 1 福岡朝日ビル5F
TEL 092 481 2650 FAX 092 481 2651
菅原志典事務局長 e-mail:[email protected]
事務所 e-mail:[email protected]
[執務時間]平日/9:30 ∼17:00
土曜日・日曜日・祝日/休務
題字/熊澤浄一ガバナー
※「ガバナー月信」は地区ホームページでもご覧いただけます。 URL http://www.rid27.jp/