第８回「元気で明るいお店作り」２００６年１２月２５日倉林茂皆様新年明けましてオメデトウございます。今年も「繁盛店作り」をよろしくお願い申し上げます。今月からは「元気で明るいお店作り」について解説してゆきます。このタイトルの言葉どおりこれからのお店は全てに対して元気で明るくなければいけません。外から見ても、中に入っても、受付をしていても、お金を清算していても、品物の受け渡しをしていても全てに元気と明るさが無ければこれからの繁盛店にはなれません。最近郊外型の大型ショッピングモール街のクリーニングコーナーに開店準備から参加する機会が増えてきました。店内にはいろいろな業種のテナントが出店しているのでオープン前の準備時間を利用して各お店の隅ずみまで見させて頂きます。そこで常に感じるのはあらゆる業種が元気で明るくシンプルなお店作りをしています。外からみて何のお店で、何が特徴で、料金はいくらで、サービスは何で、仕上りは何日で、ポイントサービスがあります、美味くお得だよ、制服が素的、照明が明るくセンスが良い、看板やメッセージボードが明るく見やすい、バックヤードがしっかりしている、カウンタがセンス良く配置されている、お客様から見える場所に作業スペースが確保されている、店内の全ての動線が考えられている等と皆さん元気で明るい繁盛店になれる要素十分かなえています。この元気で明るいお店作りのよいところをクリーニング店に取り入れて行く事がこれからは大切だと考えられます。新店舗を作ればよいのだがそこまでは出来ないといわれる方はもう一度ご自分の店舗を見直して見たらいかがでしょうか。店内外の掃除が行き届いているか、余分な張り紙が無くポップ・カッティングシート類がキレイになっているか、メッセージボードがきちんと更新されているか、店内外に余分の物が置いていないか、外壁・看板の手入れが行き届いているか、電飾や電球が切れていないか、看板は色あせていないか、ガラス面はキレイで明るいか、カウンタ前に余分な張り紙等が張られていないか、カウンタ上には整理されていて使いやすいか、料金表が見やすくわかりやすい場所にあるか。ストックされているビニール包装は(ガーメント類)外から見てキレイに管理されているか等と細かな事柄をチェックしてください。そして一番大切なことは元気で明るい受付けです。大丈夫でしたか。今年はこれらの内容を大切にしたお店作りについて一つ一つ解説してゆきます。しかし将来に向かった新しい繁盛店を作るには更に現在のお店のリニューアルをお勧めします。これは全てに対して行わなくても古くなった電飾かんばんの交換、カウンタの交換(既製品で十分)、ガラス面のカッティングシートの張替え、メッセージボードの交換等と上の項目と重複しますが、少ない予算で十分可能です。しかし何処をどうすれば良いのかについては次回から細かく解説してゆきますのでお楽しみしてください。また今年中には「繁盛店」の参考店舗のレイアウト図も発表する予定です。これもお楽しみにして下さい。さあ今年も皆さん元気で明るい繁盛店を作りましょう。