手足口病について デング熱について

2015/6
神戸市中央区感染症情報 Vol.27-2
手足口病について
夏季を中心に流行するコクサッキーウイルスによる手足口病が、第 15 週より増加傾向
にあります。手足口病は幼児・低学年児童を中心に感染します。
発症初期に 38℃前後の発熱を伴うとともに、口腔粘膜・四肢末端に現われる水疱性の
発疹が主症状です。大部分は発疹のみの軽い疾患であり、特別な治療はありません。ま
れに髄膜炎を起こすことがあります。現在、中枢神経系の合併症を引き起こすことが多
いとされるエンテロウイルス 71 は市内では検出されていませんが、元気がない・高熱
(38.5℃以上)
・頭痛・嘔吐が続く場合はすぐに受診しましょう。同ウイルスは経口感染・
飛沫感染・接触感染で感染拡大します。通常 1 週間程度で回復しますが、回復してから
も 3~4 週間は糞便中に同ウイルスが排泄されます。手洗いを励行し、個別のハンカチを
用い、感染予防に努めましょう。
デング熱について
2014 年 8 月、日本で約 70 年ぶりに国内感染が報告されました。
デング熱は蚊を介して感染するもので人から人へは感染しません。また、デング熱は
感染しても重症化することはまれです。蚊に刺されてから 3~7 日程度で高熱のほか、頭
痛、関節等の症状が見られれば、デング熱の可能性もあるため、早めに医療機関を受診
してください。
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使
用するなど、蚊にさされないよう注意しましょう。
プール熱(咽頭結膜熱)
アデノウイルスが原因の小児の急性ウイルス性感染症で、プールでの感染が多く見ら
れることから「プール熱」とも呼ばれています。
発熱、のどの痛み、目の充血(結膜炎)が主な症状です。一年を通して観察されます
が、特に 6 月頃から徐々に増えはじめ、7~8 月にピークがあります。
プールで感染した人の調査結果では、タオルを共用したことが感染原因の一つであっ
たとの報告があります。感染力が大変強いので、必ず自分専用のタオルを用い、プール
の後はシャワーを浴び、眼を十分に洗って、うがいもしましょう。
食中毒
食中毒は、原因となる細菌やウイルスが付着した食品や有毒・有害な物質が含まれる
食品を食べることによって起こります。
症状は、頭痛、発熱、嘔吐、腹痛、下痢等を起こします。嘔吐、下痢が激しいと脱水
になり、まれに腎臓障害や呼吸麻痺等を起こし、死亡することもあります。特に、幼児
や高齢者など抵抗力の弱い方は重症化する傾向があり、注意が必要です。
食中毒の大部分は細菌やウイルスを原因とするもので、加熱により死滅します。お肉
やレバーなどの内臓は、必ずよく加熱して食べましょう。また、焼肉やバーベキューの
ときは、専用の箸やトングを用意し、自分が食べる箸で生肉に触れないように注意しま
しょう。
《感染症情報》
神戸市中央区保健福祉部健康福祉課
あんしんすこやか係
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TEL 078-232-4411
内線 367
FAX 078-232-1495
担当:池田,栗山