2008年8月 東フランス 美しい村 ドライブの旅

IT おやじの
フランスの美しい村
旅行記
(Les plus beaux villages de France)
― 中世の史跡めぐりとグルメの旅―
2008年8月7日~21日(15日間)
ITおやじ
1
2
3
ま
っ
た
。
そ
れ
は
ま
る
で
絵
本
の
世
界
の
よ
う
で
、
つ
い
つ
い
こ
の
本
を
買
っ
て
し
は
断
崖
絶
壁
に
そ
び
え
る
中
世
の
お
城
や
古
い
教
会
が
多
数
残
っ
て
お
り
、
た
な
と
思
い
な
が
ら
、
本
を
手
に
と
っ
て
見
る
と
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
に
に
入
っ
た
。
禮
子
が
「
一
度
フ
ラ
ン
ス
に
行
っ
て
み
た
い
」
と
言
っ
て
い
に
フ
ラ
ッ
と
立
ち
寄
る
と
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
め
ぐ
り
」
と
い
う
本
が
目
て
な
し
を
受
け
る
こ
と
が
で
き
る
と
の
こ
と
だ
。
づ
つ
み
を
打
ち
な
が
ら
美
味
し
い
ワ
イ
ン
を
楽
し
む
な
ど
、
心
温
ま
る
も
ま
た
、
夕
食
で
は
地
方
毎
に
個
性
豊
か
で
、
農
家
自
慢
の
家
庭
料
理
に
舌
を
泊
ま
れ
る
よ
う
に
手
を
加
え
た
も
の
で
、
バ
ラ
エ
テ
ィ
に
富
ん
で
い
る
。
り
、
特
に
民
宿
(
ジ
ッ
テ
)
は
、
中
世
の
お
城
・
貴
族
の
館
・
農
場
な
ど
こ
れ
ら
の
本
に
よ
る
と
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
は
宿
泊
施
設
が
充
実
し
て
お
2
0
0
7
年
12
月
、
来
年
の
夏
は
ど
う
し
よ
う
か
な
と
思
い
つ
つ
、
本
屋
囲
気
を
そ
の
ま
ま
残
し
た
村
と
自
然
の
美
し
さ
に
魅
せ
ら
れ
た
。
を
魅
了
し
、
壮
大
さ
は
畏
敬
の
念
を
起
こ
さ
せ
る
も
の
だ
っ
た
。
ノ
ル
ウ
ェ
ー
も
、
物
価
は
驚
く
ほ
ど
高
か
っ
た
が
、
自
然
の
美
し
さ
は
人
も
親
切
で
、
エ
ー
ゲ
海
に
劣
ら
ぬ
ほ
ど
素
晴
ら
し
い
も
の
だ
っ
た
。
も
歴
史
の
重
み
感
じ
さ
せ
る
。
し
か
も
、
食
事
も
美
味
し
い
し
土
地
の
人
一
人
で
ド
ラ
イ
ブ
し
た
。
ク
ロ
ア
チ
ア
は
、
自
然
は
美
し
く
中
世
の
遺
跡
「
フ
ラ
ン
ス
で
最
も
美
し
い
村
」
を
詳
し
く
紹
介
し
て
お
り
、
中
世
の
雰
あ
る
菊
池
さ
ん
が
書
か
れ
た
本
で
あ
る
が
、
フ
ラ
ン
ス
全
土
に
点
在
す
る
き
村
」
と
い
う
本
を
買
っ
た
。
こ
の
本
は
、
旅
の
ス
ー
パ
ー
バ
イ
ザ
ー
で
し
く
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
村
の
こ
と
を
知
る
た
め
に
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
大
島
さ
ん
の
本
だ
け
で
は
旅
の
計
画
は
立
て
ら
れ
な
い
の
で
、
も
っ
と
詳
2
0
0
6
年
夏
に
は
ク
ロ
ア
チ
ア
、
2
0
0
7
年
夏
に
は
ノ
ル
ウ
ェ
ー
と
、
禮
子
が
い
な
く
な
っ
て
か
ら
は
、
二
人
で
旅
し
た
思
い
出
を
辿
る
よ
う
に
、
非
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
に
行
っ
て
み
た
い
と
思
っ
た
。
流
を
楽
し
み
に
民
宿
を
経
営
し
て
い
る
と
こ
と
も
多
い
と
の
こ
と
で
、
是
行
か
な
い
所
を
目
指
し
て
、
禮
子
と
二
人
で
旅
す
る
の
が
楽
し
み
だ
っ
た
。
跡
巡
り
・
エ
ー
ゲ
海
ク
ル
ー
ズ
な
ど
、
で
き
る
だ
け
日
本
の
ツ
ア
ー
で
は
何
と
か
時
間
を
や
り
く
り
し
て
、
ス
イ
ス
ト
レ
ッ
キ
ン
グ
・
ス
ペ
イ
ン
史
5
年
ほ
ど
前
ま
で
は
、
毎
年
夏
に
な
る
と
仕
事
が
ど
ん
な
に
忙
し
く
て
も
、
く
変
え
る
も
の
で
、
農
家
の
人
は
素
朴
で
親
切
で
、
滞
在
し
た
人
と
の
交
紹
介
し
て
い
る
が
、
今
ま
で
私
が
持
っ
て
い
た
フ
ラ
ン
ス
の
印
象
を
大
き
に
し
て
し
ま
っ
た
大
島
順
子
さ
ん
が
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
楽
し
み
方
を
こ
の
本
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
に
魅
せ
ら
れ
て
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
を
ふ
る
里
は
じ
め
に
と
を
誇
り
に
思
っ
て
い
る
」
と
の
こ
と
だ
。
し
い
村
」
と
し
て
指
定
し
て
支
援
し
て
お
り
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
人
々
国
は
そ
の
美
し
い
村
を
残
す
た
め
に
、
152
の
村
を
「
フ
ラ
ン
ス
の
最
も
美
た
い
と
思
っ
て
い
る
。
の
ハ
プ
ニ
ン
グ
も
ま
た
旅
の
楽
し
み
だ
と
割
り
切
っ
て
、
気
ま
ま
に
旅
し
こ
の
旅
で
、
ど
ん
な
ハ
プ
ニ
ン
グ
に
め
ぐ
り
あ
う
か
分
か
ら
な
い
が
、
そ
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
に
は
、
中
世
の
美
し
い
村
が
沢
山
残
っ
て
い
る
ら
し
い
。
舎
と
パ
リ
と
は
全
く
別
の
国
と
思
っ
た
方
が
よ
い
」
と
の
話
も
あ
る
。
一
方
、
「
田
舎
に
は
親
切
で
人
な
つ
っ
こ
い
人
が
多
く
て
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
と
で
、
ど
う
も
パ
リ
が
嫌
い
な
の
は
私
だ
け
で
は
な
い
よ
う
だ
。
て
も
自
由
き
ま
ま
で
、
一
人
旅
も
慣
れ
) る
と
な
か
な
か
い
い
も
の
だ
。
の
ド
ラ
イ
ブ
の
旅
と
な
る
。
一
人
旅
は
心
細
い
面
は
あ
る
が
、
何
と
い
っ
今
回
は
2
週
間
か
け
た
フ
ラ
ン
ス
田
舎
巡
り
で
、
走
行
距
離
3
0
0
0
㎞
(
と
い
っ
て
も
や
せ
我
慢
半
分
だ
が
・・・
も
、
こ
の
美
し
い
村
を
、
中
世
の
雰
囲
気
を
損
な
わ
ず
に
後
世
に
残
す
こ
フ
ラ
ン
ス
人
が
い
な
け
れ
ば
も
っ
と
素
晴
ら
し
い
!
」
と
言
っ
た
と
の
こ
大
島
さ
ん
に
よ
る
と
、
パ
リ
在
住
の
日
本
人
画
家
が
、
「
パ
リ
は
美
し
い
!
た
と
こ
ろ
だ
ろ
う
。
こ
れ
に
嵌
る
と
ツ
ア
ー
に
は
参
加
で
き
な
く
な
る
。
ツ
ア
ー
に
較
べ
る
と
、
手
間
は
10
倍
か
か
る
が
、
楽
し
み
は
100
倍
と
い
っ
残
っ
て
い
な
か
っ
た
。
事
に
盗
ま
れ
た
。
こ
れ
ら
の
こ
と
か
ら
、
特
に
パ
リ
に
は
悪
い
印
象
し
か
で
抱
き
つ
き
ス
リ
に
会
い
、
フ
ラ
ン
・
ポ
ン
ド
・
リ
ラ
な
ど
の
現
金
を
見
ま
た
、
10
年
前
に
仕
事
で
パ
リ
に
行
っ
た
時
に
は
、
シ
ャ
ン
ゼ
リ
ゼ
通
り
ー
ム
を
つ
け
た
が
相
手
に
も
さ
れ
ず
、
結
局
最
後
尾
に
並
ば
さ
れ
た
。
に
も
か
か
わ
ら
ず
、
エ
ー
ル
フ
ラ
ン
ス
の
地
上
職
員
に
無
視
さ
れ
、
ク
レ
ル
・
ド
・
ゴ
ー
ル
空
港
カ
ウ
ン
タ
ー
で
一
番
先
に
並
ん
で
待
っ
て
い
る
の
と
い
う
の
は
、
一
昨
年
パ
リ
経
由
で
ク
ロ
ア
チ
ア
に
行
っ
た
時
、
シ
ャ
ル
実
は
、
私
は
今
ま
で
フ
ラ
ン
ス
人
は
傲
慢
な
感
じ
が
し
て
大
嫌
い
だ
っ
た
。
や
ワ
イ
ン
に
出
会
っ
た
り
し
て
こ
れ
ま
た
楽
し
い
。
ろ
ん
な
話
を
し
た
り
、
土
地
の
人
に
紹
介
し
て
も
ら
っ
て
美
味
し
い
料
理
で
ゆ
っ
た
り
楽
し
む
こ
と
が
で
き
る
し
、
土
地
の
人
と
親
し
く
な
っ
て
い
ま
た
、
車
で
ま
わ
る
と
、
気
に
入
っ
た
風
景
や
史
跡
を
、
自
分
の
ペ
ー
ス
て
い
る
と
、
だ
ん
だ
ん
土
地
勘
が
出
来
て
く
る
も
の
だ
。
今
ま
で
聞
い
た
こ
と
が
な
い
町
や
村
で
も
、
本
や
地
図
で
何
度
も
目
に
し
「
ア
ッ
こ
れ
か
」
と
気
づ
い
た
り
し
て
理
解
度
が
全
く
異
な
る
。
詳
し
く
調
べ
る
の
で
、
現
地
で
自
然
や
史
跡
を
目
の
当
た
り
に
し
た
時
に
、
個
人
で
海
外
を
旅
す
る
時
は
、
事
前
に
そ
の
国
の
歴
史
・
文
化
を
か
な
り
4
(
1
)
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
と
は
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14 12 11
9
9
3
・ ・
(
2
)
ガ
イ
ド
ブ
ッ
ク
ジ
ッ
ト
ド
フ
ラ
ン
ス
で
予
約
リ
コ
ム
で
予
約
・
・
カ
ム
・
ト
ゥ
・
フ
ラ
ン
ス
で
予
約
ビ
ア
ン
ヴ
ニ
ュ
オ
シ
ャ
ト
ー
で
予
約
(
6
)
道
路
地
図
(
5
)
レ
ン
タ
カ
ー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予
約
手
続
き
と
デ
ポ
ジ
ッ
ト
の
支
払
(
7
)
モ
ベ
ル
の
携
帯
電
話
⑤ ④ ③ ② ①
旅
の
前
に
(
8
)
フ
ラ
ン
ス
語
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
(
3
)
ド
ラ
イ
ブ
ル
ー
ト
28 27 26 25 24 22 21
(
4
)
民
宿
(
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
)
予
約
(
9
)
旅
の
小
道
具
(
11
)
日
程
(
10
)
旅
の
費
用
と
現
金
準
備
第
1
章
は
じ
め
に
【
目
次
】
【
第
11
日
】
【
第
10
日
】
【
第
9
日
】
【
第
8
日
】
【
第
7
日
】
【
第
6
日
】
【
第
5
日
】
【
第
4
日
】
【
第
3
日
】
【
第
2
日
】
【
第
1
日
】
出 イ サ
国 ル ン
・ ト
ド ル
・ ・
フ ロ
ラ ワ
ン ー
ス ル
地 地
方 方
( (
2 2
) )
サ
ン
ト
ル
・
ロ
ワ
ー
ル
地
方
(
1
)
リ
ム
ー
ザ
ン
地
方
ミ
デ
ィ
・
ピ
レ
ネ
ー
地
方
ラ
ン
グ
ド
ッ
ク
・
ル
シ
ヨ
ン
地
方
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
(
2
)
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
(
1
)
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
(
2
)
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
(
1
)
フ
ラ
ン
シ
ェ
・
コ
ン
テ
地
方
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
(
2
)
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
(
1
)
入
国
、
イ
ル
・
ド
・
フ
ラ
ン
ス
地
方
(
1
)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
179 177 169 156 143 124 115 103 92 80 72 56 44 35 31
31
【
第
14
日
】
【
第
15
日
】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【
第
12
日
】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
め
ぐ
り
【
第
13
日
】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第
2
章
6
(
4
)
宿
泊
(
3
)
ド
ラ
イ
ブ
(
2
)
言
葉
(
1
)
治
安
と
気
候
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(
5
)
料
理
と
ワ
イ
ン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
180
192 191 187 186 185 183 182 181
(
6
)
お
薦
め
ポ
イ
ン
ト
195
(
7
)
費
用
旅
を
終
え
て
(
8
)
最
終
日
程
と
ド
ラ
イ
ブ
ル
ー
ト
第
3
章
お
わ
り
に
そ
の
後
、
19
世
紀
末
に
は
、
一
般
の
人
々
も
農
村
を
く
つ
ろ
ぎ
の
場
と
し
ー
ム
が
起
こ
り
、
広
大
な
城
の
敷
地
に
農
村
を
作
っ
た
。
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
村
に
住
み
た
い
」
と
い
う
人
が
多
い
そ
う
だ
。
こ
れ
ら
の
村
の
入
り
口
に
は
、
パ
リ
は
例
外
と
し
て
、
地
方
の
田
舎
に
は
、
人
口
が
50
万
人
以
上
の
町
は
「
フ
ラ
ン
ス
の
最
も
美
し
い
村
」
と
し
て
認
定
し
、
現
在
で
は
、
152
の
村
以
上
の
優
れ
た
保
護
遺
産
が
あ
る
」
こ
と
な
ど
の
厳
し
い
条
件
の
も
と
、
に
残
る
素
朴
で
美
し
い
村
の
中
か
ら
、
「
ヴ
ィ
ラ
ー
ジ
ュ
人
口
2
0
0
0
人
未
満
」
「
二
つ
ド
フ
ラ
ン
ス
)
が
設
立
さ
れ
た
。
こ
れ
は
、
フ
ラ
ン
ス
で
実
際
に
は
日
本
の
1
/
10
の
人
口
密
度
に
感
じ
る
と
い
わ
れ
て
い
る
。
い
村
」
協
会
(
レ
プ
リ
ュ
ボ
ー
・
10
く
ら
い
し
か
な
く
、
中
世
の
フ
ラ
ン
ス
の
趣
を
残
し
た
小
さ
な
村
が
点
・
9
在
し
て
い
る
。
こ
の
こ
と
か
ら
フ
ラ
ン
ス
と
い
う
国
は
、
パ
リ
と
そ
れ
以
・
フランスの最も美しい村のロゴ
(Les plus beaux Villages de France)
が
認
定
さ
れ
て
い
る
。
外
の
田
舎
か
ら
成
り
立
っ
て
い
る
と
言
わ
れ
て
い
る
。
Les plus beaux Villages de France
い ホ が 下
る ー 立 図
。 ム て の
ペ て よ
ー あ う
ジ る な
も と ロ
充 の ゴ
実 こ の
し と 看
で
て
板
、
フ
ラ
ン
ス
は
、
温
暖
な
気
候
と
豊
か
な
土
地
、
更
に
は
お
い
し
い
料
理
と
・
ワ
イ
ン
に
恵
ま
れ
て
お
り
、
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
人
の
ア
ン
ケ
ー
ト
で
も
、
ヨ
ー
・
ロ
ッ
パ
で
住
み
た
い
国
は
ど
こ
か
と
尋
ね
る
と
、
「
パ
リ
は
嫌
い
だ
が
、
フ
18
世
紀
後
半
に
は
、
フ
ラ
ン
ス
貴
族
の
間
で
農
村
を
癒
し
の
場
と
す
る
ブ
域
で
あ
る
。
人
口
密
度
は
日
本
の
1
/
3
で
あ
る
が
、
平
野
部
が
多
い
の
こ
の
よ
う
な
背
景
の
も
と
、
1
9
8
2
年
に
は
「
フ
ラ
ン
ス
の
最
も
美
し
や
牧
場
で
あ
り
、
そ
れ
に
森
林
を
加
え
る
と
国
土
の
80
%
が
緑
豊
か
な
地
フ
ラ
ン
ス
は
、
人
口
6
4
0
0
万
人
、
面
積
55
万
㎢
。
国
土
の
55
%
が
畑
で
休
暇
を
過
ご
す
「
グ
リ
ー
ン
ツ
ー
リ
ズ
ム
」
が
盛
ん
に
な
っ
た
。
て
利
用
す
る
よ
う
に
な
り
、
現
在
で
は
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
諸
国
ど
こ
で
も
農
村
(
1
)
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
と
は
第
1
章
旅
の
前
に
め
て
い
く
こ
と
に
な
る
。
探
し
、
走
行
ル
ー
ト
に
沿
っ
て
、
効
率
よ
く
訪
問
で
き
る
よ
う
、
村
を
決
ク
を
参
考
に
す
る
と
と
も
に
、
こ
の
サ
イ
ト
で
魅
力
の
あ
り
そ
う
な
村
を
に
行
き
た
い
村
を
厳
選
す
る
こ
と
に
な
る
の
だ
が
、
ま
ず
は
ガ
イ
ド
ブ
ッ
て
30
く
ら
い
し
か
訪
問
で
き
な
い
。
そ
こ
で
152
も
あ
る
村
の
中
か
ら
本
当
今
回
の
旅
は
、
2
週
間
の
旅
で
あ
り
、
毎
日
2
つ
の
村
を
訪
れ
て
も
多
く
を
サ
ポ
ー
ト
し
て
い
る
の
で
助
か
る
。
サ
イ
ト
は
フ
ラ
ン
ス
語
の
み
の
サ
イ
ト
が
多
い
が
、
こ
の
サ
イ
ト
は
英
語
や
見
所
な
ど
、
詳
し
い
村
の
情
報
を
知
る
こ
と
が
で
き
る
。
フ
ラ
ン
ス
の
お
り
、
地
方
の
名
前
や
村
の
名
前
を
入
力
す
る
こ
と
に
よ
り
、
村
の
写
真
は
下
図
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
「
カ
ム
・
ト
ゥ
・
フ
ラ
ン
ス
」
で
紹
介
さ
れ
て
フ
ラ
ン
ス
中
に
散
ら
ば
っ
て
い
る
152
の
「
フ
ラ
ン
ス
の
最
も
美
し
い
村
」
思
っ
て
い
る
。
グ
リ
ー
ン
ツ
ー
リ
ズ
ム
が
ど
の
よ
う
な
も
の
か
是
非
体
験
し
て
み
た
い
と
今
回
の
旅
で
は
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
を
巡
る
中
で
、
フ
ラ
ン
ス
の
し
て
い
る
と
の
こ
と
だ
。
土
史
跡
を
残
す
こ
と
、
農
村
の
景
観
を
守
る
こ
と
に
喜
び
を
感
じ
て
経
営
http://www.cometofrance.com/page-villages-en-villages.html
「フランスの最も美しい村」ホームページ
う
要
素
が
低
く
、
民
宿
を
経
営
し
て
い
る
人
の
多
く
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
郷
ま
た
、
フ
ラ
ン
ス
の
「
グ
リ
ー
ン
ツ
ー
リ
ズ
ム
」
に
は
、
ビ
ジ
ネ
ス
と
い
10
ン
ス
の
村
を
よ
く
理
解
し
、
好
み
に
合
っ
た
計
画
を
作
る
こ
と
が
で
き
る
。
こ
の
よ
う
に
本
と
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
を
使
い
分
け
る
こ
と
に
よ
り
、
フ
ラ
訪
問
す
る
村
を
決
め
て
い
っ
た
。
星
を
付
け
、
次
に
詳
し
い
情
報
を
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
調
べ
、
最
終
的
に
訪
問
す
る
村
を
選
ぶ
に
際
し
て
は
、
こ
れ
ら
の
本
で
良
さ
そ
う
な
村
の
目
紹
介
し
て
い
る
。
フランスの美しき村
11
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
の
美
し
い
写
真
が
多
く
て
、
見
所
も
詳
し
く
は
、
旅
の
ス
ー
パ
ー
バ
イ
ザ
ー
と
し
て
世
界
中
を
駆
け
め
ぐ
っ
て
お
ら
れ
、
で
あ
り
、
こ
れ
は
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
検
索
し
て
入
手
し
た
。
菊
間
さ
ん
も
う
一
冊
参
考
に
し
た
本
は
、
菊
間
潤
吾
著
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
き
村
」
ス
の
田
舎
の
村
の
楽
し
み
方
、
民
宿
の
選
び
方
を
紹
介
し
て
い
る
。
は
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
に
住
み
つ
い
た
人
で
、
現
地
の
人
な
ら
で
は
の
フ
ラ
ン
さ
ん
は
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
を
旅
し
て
そ
の
美
し
さ
に
魅
せ
ら
れ
、
つ
い
に
子
著
「
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
め
ぐ
り
」
だ
。
前
章
で
述
べ
た
と
お
り
、
大
島
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
に
行
く
き
っ
か
け
に
な
っ
た
本
は
、
大
島
順
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
全
体
像
を
把
握
す
る
の
に
は
や
は
り
本
が
便
利
だ
。
ほ
と
ん
ど
の
情
報
は
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
入
手
す
る
こ
と
が
で
き
る
が
、
フランスの田舎めぐり
(
2
)
ガ
イ
ド
ブ
ッ
ク
あ
る
コ
ー
ト
・
ダ
ジ
ュ
ー
ル
地
方
は
、
訪
問
地
か
ら
は
外
し
た
。
や
か
な
パ
リ
や
、
保
養
地
と
し
て
世
界
的
に
有
名
な
カ
ン
ヌ
や
ニ
ー
ス
が
今
回
の
目
的
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
村
を
見
て
回
る
こ
と
な
の
で
、
華
保
す
る
こ
と
も
大
事
な
こ
と
だ
。
い
た
の
で
は
ゆ
っ
た
り
で
き
な
い
の
で
、
で
き
る
だ
け
連
泊
す
る
日
を
確
る
時
間
が
な
く
な
る
し
移
動
に
疲
れ
る
。
ま
た
、
毎
日
宿
泊
地
を
変
え
て
1
日
平
均
200
㎞
が
目
安
で
あ
り
、
こ
れ
以
上
に
な
る
と
ゆ
っ
く
り
見
て
回
ク
ロ
ア
チ
ア
や
ノ
ル
ウ
ェ
ー
を
ド
ラ
イ
ブ
し
た
経
験
か
ら
、
走
行
距
離
は
コ
ー
ス
で
は
な
い
か
と
行
く
前
か
ら
楽
し
み
に
し
て
い
る
。
全
走
行
距
離
3
0
0
0
㎞
を
予
定
し
て
い
る
が
、
我
な
が
ら
よ
く
で
き
た
今
回
の
旅
は
、
15
日
間
で
25
の
美
し
い
村
と
6
つ
の
世
界
遺
産
を
訪
れ
、
目
的
地
を
一
周
し
た
気
分
に
な
る
の
で
私
は
好
き
だ
。
に
向
か
う
コ
ー
ス
と
な
る
。
最
終
日
に
、
初
日
の
宿
に
帰
っ
て
く
る
の
は
、
最
後
は
東
に
向
か
い
初
日
の
パ
リ
近
郊
農
家
に
泊
ま
り
、
次
の
朝
に
空
港
や
リ
ム
ー
ザ
ン
地
方
を
経
由
し
て
サ
ン
ト
ル
・
ロ
ワ
ー
ル
地
方
に
入
り
、
ク
・
ル
シ
ヨ
ン
地
方
に
入
り
、
こ
こ
か
ら
北
上
し
て
ミ
デ
ィ
・
ピ
レ
ネ
ー
が
で
き
る
よ
う
訪
問
す
る
村
を
絞
り
込
ん
で
い
っ
た
。
て
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
に
入
り
、
そ
こ
か
ら
西
に
向
か
い
ラ
ン
グ
ド
ッ
が
、
で
き
る
だ
け
バ
ラ
エ
テ
ィ
に
富
ん
で
、
し
か
も
ゆ
っ
た
り
村
め
ぐ
り
次
の
朝
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
を
南
下
し
、
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
を
経
ぞ
れ
の
個
性
が
あ
り
、
是
非
行
っ
て
み
た
い
と
思
う
村
が
多
く
て
困
っ
た
で
、
空
港
で
レ
ン
タ
カ
ー
を
借
り
、
そ
の
日
は
パ
リ
近
郊
農
家
に
泊
ま
る
。
い
村
が
散
ら
ば
っ
て
い
る
。
こ
れ
ら
の
村
を
調
べ
れ
ば
調
べ
る
ほ
ど
そ
れ
日
本
か
ら
の
飛
行
機
は
フ
ラ
ン
ス
の
北
東
部
に
あ
る
パ
リ
に
夕
方
着
く
の
ま
た
、
フ
ラ
ン
ス
は
面
積
が
日
本
の
1.5
倍
は
あ
り
、
こ
の
中
に
152
の
美
し
お
り
非
常
に
興
味
深
い
。
れ
が
、
歴
史
・
文
化
・
自
然
・
食
事
に
お
い
て
も
異
な
る
魅
力
を
持
っ
て
に
栄
え
た
大
国
を
統
合
し
て
成
り
立
っ
て
お
り
、
各
地
方
の
村
は
そ
れ
ぞ
フ
ラ
ン
ス
は
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
公
国
・
ブ
ル
タ
ー
ニ
ュ
公
国
な
ど
、
中
世
あ
れ
こ
れ
迷
っ
た
が
、
最
終
ド
ラ
イ
ブ
ル
ー
ト
は
次
の
通
り
と
し
た
。
以
上
の
ド
ラ
イ
ブ
に
な
り
、
日
程
が
か
な
り
き
つ
く
な
る
の
で
諦
め
た
。
非
行
き
た
か
っ
た
の
だ
が
、
こ
こ
を
行
程
に
組
み
込
む
と
、
4
0
0
0
㎞
地
方
は
フ
ラ
ン
ス
で
も
独
特
の
雰
囲
気
を
持
っ
て
い
る
と
の
こ
と
で
、
是
ま
た
、
フ
ラ
ン
ス
の
北
西
に
あ
る
ブ
ル
タ
ー
ニ
ュ
地
方
や
ノ
ル
マ
ン
デ
ィ
(
3
)
ド
ラ
イ
ブ
ル
ー
ト
12
「フランスの美しい村めぐり」ドライブルート
美しい村
見所(村)
世界遺産
ドライブルート
宿泊
ノルマンディ
地方
ブルターニュ
地方
シャルトル
ペイ・ド・ラ
ロワール地方
シャンパーニュ
イル・ド・フランス
地方
地方
パリ シャルル・ドゴール空港
セーヌ・ポート(1, 13 日目)
フォントネー
フラヴィニー・シュール・オズラン
ラヴァルダン
セミュール・アン・オーソワ
サントル・ロワール ヴェズレー
シャトーヌフ(2,3日目)
ボーヌ
アゼ・ル・リドー
地方
シャトー・シャロン
ボ ーム・ レ ・ メ シ ュー (4 日
ブルゴーニュ
アングル・シュール
フランシェ・コン
目)
・ラングラン(12 日目)
地方
テ
ガルジレース
オーヴェルニュ
ブランシオン地方
・ダンピエール
地方
ワン
ペルージュ(5日目)
ポワトゥ・シャラン リムーザン
リヨン
ローヌ・アルプ
ト
地方
地方
地方
ヴォーギュ
ミルマンド(6日目)
コロンジュ・ラ・ルージュ
バラズュック
(10, 11 日目)
キュレモント
ラ・ギャルダデマール
カレナック
ラ・ロック・ガジャック
プロヴァンス
ロカマドゥール
カズナック
地方
アキテーヌ
サン・シル・ラ・ポピー
ゴルド(7,8日目)
アヴィニヨン
地方
ルシヨン
ミディ・ピレネー
メネルブ
ルールマラン
地方
アルル
コート・ダジュール
(9日目)カルカッソンヌ
レ・ボー・ド
地方
・プロヴァンス
ラングドック
・ルシオン地方
13
「
ジ
ッ
ト
フ
ラ
ン
ス
」
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
は
下
図
の
通
り
で
あ
り
、
宿
」
、
牧
場
・
乗
馬
・
釣
り
な
ど
を
楽
し
む
「
テ
ー
マ
民
宿
」
な
ど
が
あ
り
、
っ
て
い
る
「
農
家
民
宿
」
、
18
世
紀
の
お
城
や
貴
族
の
館
の
「
シ
ャ
ト
ー
民
が
設
立
さ
れ
て
、
5
万
軒
以
上
が
参
加
し
て
お
り
、
ワ
イ
ン
や
穀
物
を
作
フ
ラ
ン
ス
で
は
、
民
宿
連
盟
「
ジ
ッ
ト
ド
フ
ラ
ン
ス
」
(
)
で
、
ま
ず
は
美
し
い
村
に
あ
る
宿
泊
施
設
を
探
す
こ
と
に
な
る
。
が
で
き
る
。
こ
れ
ら
は
村
に
泊
ま
ら
な
い
と
味
わ
え
な
い
も
の
だ
。
そ
こ
て
く
る
し
、
夜
更
け
に
は
村
の
静
ま
り
か
え
っ
た
雰
囲
気
も
味
わ
う
こ
と
る
こ
と
が
一
番
だ
。
村
に
泊
ま
る
と
、
明
け
方
に
は
鳥
の
囀
り
が
聞
こ
え
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
を
堪
能
す
る
に
は
、
や
は
り
そ
の
村
に
泊
ま
①
「
ジ
ッ
ト
ド
フ
ラ
ン
ス
」
で
予
約
・ ・
ド
バ
ラ
エ
テ
ィ
に
富
ん
で
い
る
。
Gites de France
地
域
・
夕
食
の
有
無
・
民
宿
の
ラ
ン
ク
等
を
入
力
し
て
民
宿
を
探
す
こ
と
・ ・
に
な
る
が
、
詳
細
説
明
は
フ
ラ
ン
ス
語
で
書
い
て
あ
る
民
宿
が
多
く
、
英
・
語
し
か
読
め
な
い
私
に
と
っ
て
は
よ
く
わ
か
ら
ず
、
最
終
的
に
こ
の
サ
イ
・
ト
で
予
約
す
る
こ
と
は
諦
め
ざ
る
を
得
な
か
っ
た
。
(
4
)
民
宿
(
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
)
予
約
http://www.gites-de-france.com/gites/uk/bed_breakfasts
14
「
宿
泊
費
用
」
「
英
語
が
話
せ
る
か
ど
う
か
」
「
夕
食
を
用
意
し
て
く
れ
る
良
さ
そ
う
な
民
宿
が
見
つ
か
り
、
そ
の
民
宿
を
ク
リ
ッ
ク
し
て
い
く
と
、
に
充
実
し
て
い
る
。
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
に
も
辿
っ
て
い
け
る
の
で
詳
し
い
情
報
が
得
ら
れ
て
非
常
村
の
名
前
が
表
示
さ
れ
、
村
ご
と
に
民
宿
を
検
索
で
き
、
更
に
は
民
宿
の
ス
全
体
地
図
か
ら
地
方
・
地
域
を
ク
リ
ッ
ク
し
て
い
け
ば
、
そ
の
地
域
の
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
)
の
紹
介
が
し
て
あ
り
、
フ
ラ
ン
こ
こ
で
は
、
す
べ
て
フ
ラ
ン
ス
語
と
英
語
の
両
方
で
B
&
B
民
宿
(
シ
ャ
ー
ム
ペ
ー
ジ
が
あ
っ
た
。
民
宿
は
な
い
か
な
と
思
っ
て
探
し
て
い
る
と
、
リ
コ
ム
(
い
る
が
、
私
に
は
フ
ラ
ン
ス
語
で
は
難
し
い
の
で
、
英
語
で
予
約
) で
の き
ホ る
http://www.likhom.com/anglais/ 「リコム」ホームページ
【手順1】左側 Bed&Breakfast(地図)をクリックする
15
大
島
さ
ん
は
ジ
ッ
ト
ド
・
か
ど
う
か
」
「
村
か
ら
ど
れ
く
ら
い
の
距
離
か
」
な
ど
も
表
記
し
て
あ
り
、
・
安
心
し
て
予
約
で
き
る
。
Likhom
最
終
的
に
、
今
回
の
旅
で
は
、
ほ
と
ん
ど
の
民
宿
を
リ
コ
ム
か
ら
探
し
当
Chambres d'Hôtes
て
、
以
下
の
よ
う
な
手
順
で
予
約
し
た
。
フ
ラ
ン
ス
で
民
宿
を
予
約
す
る
こ
と
を
薦
め
て
②
「
リ
コ
ム
」
で
予
約
【手順2】宿泊したい地方をクリックする
【手順3】地域をクリックする
【手順4】該当する民宿が表示されるので「Contact and reservation」を
クリックして予約する
16
る
。
い
ず
れ
に
し
て
も
あ
ま
り
遅
い
と
い
う
こ
と
は
、
後
日
の
対
応
も
悪
に
委
託
し
て
い
る
の
で
あ
ろ
う
か
、
5
日
後
に
帰
っ
て
き
た
と
こ
ろ
も
あ
た
が
、
中
に
は
英
語
が
だ
め
な
の
か
、
そ
れ
と
も
メ
ー
ル
対
応
を
ど
こ
か
今
回
の
予
約
で
は
、
ほ
と
ん
ど
の
民
宿
か
ら
翌
日
に
は
返
事
が
返
っ
て
き
グ
が
見
つ
か
ら
な
い
場
合
も
あ
る
が
、
最
終
的
に
は
全
て
見
つ
か
っ
た
。
メ
ー
ル
を
送
る
こ
と
が
出
来
る
。
中
に
は
少
し
探
さ
な
い
と
メ
ー
ル
の
タ
す
る
と
メ
ー
ル
ソ
フ
ト
が
立
ち
上
が
る
の
で
、
「
J
E
A
N
N
E
」
に
予
約
【手順6】ホームページから右下の E-Mail
をクリックする
17
タ
グ
が
あ
り
、
手
順
6
に
示
す
よ
う
に
、
「
E
M
a
i
l
」
を
ク
リ
ッ
ク
-
い
と
思
わ
れ
る
の
で
、
諦
め
て
別
の
と
こ
ろ
を
探
し
た
方
が
よ
い
だ
ろ
う
。
民
宿
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
に
入
る
が
、
こ
こ
で
は
ト
ッ
プ
画
面
に
メ
ー
ル
の
る
と
、
「
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
」
の
「
J
e
a
n
n
e
」
と
い
う
例
え
ば
、
先
ほ
ど
の
手
順
4
で
「
W
E
B
S
I
T
E
」
を
ク
リ
ッ
ク
す
の
W
E
B
サ
イ
ト
で
は
メ
ー
ル
ア
ド
レ
ス
を
載
せ
て
い
る
。
メ
ー
ル
で
予
約
す
る
こ
と
に
し
た
。
幸
い
な
こ
と
に
、
ほ
と
ん
ど
の
民
宿
他
の
民
宿
で
も
や
っ
て
み
た
が
や
は
り
駄
目
な
の
で
、
仕
方
が
な
い
の
で
ど
う
い
う
訳
か
、
手
順
5
の
よ
う
な
エ
ラ
ー
メ
ッ
セ
ー
ジ
が
出
て
き
た
。
等
を
入
力
し
、
「
S
E
N
D
」
を
ク
リ
ッ
ク
す
れ
ば
予
約
完
了
の
は
ず
だ
が
、
予
約
の
最
終
段
階
で
は
、
下
記
手
順
5
で
「
氏
名
」
「
メ
ー
ル
ア
ド
レ
ス
」
【手順5】氏名、メールアドレス等を
入力して「Send」をクリック
するとどういう訳かエラーが
出る
う
。
カ
ー
ド
番
号
・
有
効
期
限
等
を
入
力
す
る
と
、
次
の
月
に
は
引
き
落
か
し
こ
れ
は
海
外
の
ホ
テ
ル
予
約
で
は
普
通
で
あ
り
、
仕
方
が
な
い
だ
ろ
こ
こ
で
の
問
題
は
、
デ
ポ
ジ
ッ
ト
が
カ
ー
ド
に
よ
る
先
払
い
で
あ
る
。
し
パ
ソ
コ
ン
が
サ
ポ
ー
ト
し
て
い
な
い
た
め
だ
と
思
う
。
く
の
か
は
よ
く
分
か
ら
な
い
が
、
多
分
フ
ラ
ン
ス
語
の
フ
ォ
ン
ト
を
私
の
何
故
「
リ
コ
ム
」
が
駄
目
で
、
「
カ
ム
・
ト
ゥ
・
フ
ラ
ン
ス
」
が
う
ま
く
い
た の 面
。 メ が
ー 出
ル て
が き
届 て
い 、
た 指
。 示
こ に
こ 従
で っ
は て
、 入
フ 力
ラ す
ン れ
ス ば
語 予
の 約
問 完
題 了
は で
全 、
く 後
な 日
か 確
っ 認
と
は
違
っ
て
非
常
に
簡
単
で
、
ホ
テ
ル
名
を
ク
リ
ッ
ク
す
る
と
、
予
約
画
あ っ 「
る た リ
「 の コ
で ム
、 」
「
カ で
ム は
・ 、
ト ミ
ル
」 ゥ マ
・
を
予 フ ン
約 ラ ド
し ン で
た ス 良
。 」 さ
こ の そ
の サ う
予 イ な
約 ト 民
は か 宿
「 ら が
リ ミ 見
コ ル つ
ム マ か
」 ン ら
の ド な
時 に か
Hotel Capitelle
と
さ
れ
て
い
た
。
時
に
ホ
テ
ル
も
紹
介
し
て
い
る
。
ト
ゥ
・
フ
ラ
ン
ス
」
と
い
う
サ
イ
ト
が
便
利
だ
が
、
こ
の
サ
イ
ト
で
は
同
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
の
情
報
を
得
る
に
は
、
既
に
述
べ
た
「
カ
ム
・
③
「
カ
ム
・
ト
ゥ
・
フ
ラ
ン
ス
」
で
予
約
http://www.cometofrance.com/village-mirmande_hotels-en-mirmande.html
「カム-トゥ-フランス」ホームページ ミルマンド
18
し
か
し
、
泊
ま
る
村
の
近
く
に
は
夕
食
付
き
の
あ
ま
り
気
に
入
っ
た
シ
ャ
ら
気
に
入
っ
た
シ
ャ
ト
ー
民
宿
を
選
ぶ
こ
と
が
で
き
る
。
こ
の
サ
イ
ト
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
は
下
記
の
通
り
で
あ
り
、
写
真
を
見
な
が
流
域
の
シ
ャ
ト
ー
民
宿
を
数
多
く
紹
介
し
て
い
る
、
( こ
の
時
役
に
立
つ
の
が
、
「
ビ
シ ア
ャ ン
ト ヴ
ー ニ
へ ュ
よ ・
う オ
こ ・
そ シ
) ャ
で ト
、 ー
ロ 」
ワ の
ー サ
ル イ
川 ト
で
シ
ャ
ト
ー
民
宿
に
泊
ま
っ
て
見
よ
う
と
思
っ
た
。
旅
の
後
半
に
ロ
ワ
ー
ル
川
流
域
に
泊
ま
る
予
定
で
あ
り
、
こ
の
近
辺
の
村
に
建
て
ら
れ
た
お
城
だ
と
言
わ
れ
て
い
る
。
城
を
建
て
た
と
の
こ
と
で
、
特
に
快
適
性
が
あ
っ
て
美
し
い
の
は
18
世
紀
特
に
、
ロ
ワ
ー
ル
川
流
域
は
パ
リ
に
住
む
貴
族
が
保
養
地
と
し
て
多
く
の
シ
ャ
ト
ー
に
も
泊
ま
っ
て
み
た
い
と
思
う
。
少
し
値
は
張
り
そ
う
だ
が
、
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
の
貴
族
が
住
ん
で
い
た
豪
華
な
http://www.bienvenue-au-chateau.com/index.php?lang=en
「ビアンヴニュ・オ・シャトー」ホームページ
19
ま
た
折
角
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
に
行
く
の
だ
か
ら
、
農
家
民
宿
だ
け
で
な
く
、
④
「
ビ
ア
ン
ヴ
ニ
ュ
オ
シ
ャ
ト
ー
」
で
予
約
・ ・
ト
ー
が
な
く
、
結
局
「
リ
コ
ム
」
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
で
シ
ャ
ト
ー
民
宿
も
Bienvenue au chateau
予
約
し
て
し
ま
っ
た
。
で
い
い
か
」
と
問
い
合
わ
せ
る
と
、
先
方
か
ら
「
PAYPAL
単
に
送
れ
る
」
と
言
っ
て
そ
の
U
R
L
を
知
ら
せ
て
き
た
。
を
使
う
と
簡
た
。
私
の
方
か
ら
は
、
「
送
る
の
は
難
し
い
の
で
ク
レ
ジ
ッ
ト
カ
ー
ド
番
号
ー
ム
す
る
に
は
、
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
100
ユ
ー
ロ
送
れ
と
」
の
メ
ー
ル
が
あ
っ
ル
シ
ヨ
ン
の
民
宿
で
は
、
行
く
間
際
に
な
っ
て
か
ら
「
宿
泊
を
コ
ン
フ
ァ
し
か
し
、
こ
れ
だ
け
で
は
済
ま
な
い
と
こ
ろ
が
あ
る
。
ラ
ン
グ
ド
ッ
ク
・
し
な
い
と
こ
ろ
も
あ
る
の
で
こ
の
場
合
は
予
約
す
れ
ば
そ
れ
で
完
了
だ
。
そ
こ
で
、
先
方
に
「
日
本
か
ら
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
送
る
の
は
難
し
い
」
と
、
ト
番
号
を
教
え
る
必
要
が
な
い
の
で
安
全
だ
し
本
当
に
便
利
だ
。
フ
ラ
ン
ス
の
民
宿
に
100
ユ
ー
ロ
を
送
金
し
た
。
こ
れ
は
相
手
に
ク
レ
ジ
ッ
フ
ラ
ン
ス
語
な
の
で
よ
く
わ
か
ら
ず
、
こ
れ
ま
た
手
間
が
大
変
だ
。
そ
こ
で
、
左
図
U
R
L
か
ら
早
速
「
」
の
メ
ン
バ
ー
登
録
を
し
、
銀
行
で
手
数
料
を
数
千
円
取
ら
れ
る
し
、
先
方
が
指
定
す
る
口
座
番
号
が
く
る
。
し
か
し
、
日
本
か
ら
フ
ラ
ン
ス
の
口
座
に
振
り
込
も
う
と
す
る
と
、
費
の
30
%
程
度
の
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
銀
行
口
座
に
振
り
込
む
よ
う
要
求
し
て
信
メ
ー
ル
が
届
き
、
大
抵
は
予
約
を
コ
ン
フ
ァ
ー
ム
す
る
た
め
に
、
宿
泊
民
宿
に
、
予
約
の
メ
ー
ル
を
送
信
す
れ
ば
、
部
屋
が
あ
る
か
ど
う
か
の
返
国
オ
ー
ク
シ
ョ
ン
な
ど
で
は
日
常
的
に
使
わ
れ
て
い
る
と
の
こ
と
だ
。
ド
か
ら
の
引
き
落
と
し
で
お
金
を
送
る
こ
と
が
で
き
る
シ
ス
テ
ム
で
、
米
指
定
す
る
だ
け
で
、
ど
こ
の
国
の
相
手
に
で
も
無
料
で
ク
レ
ジ
ッ
ト
カ
ー
「 「
そ
ん
な
こ
」 と
を 言
調 わ
べ れ
て て
み も
る ~
と 」
、
「 と
戸
惑
い
」 つ
と つ
は 、
メ イ
ー ン
ル タ
ア ー
ド ネ
レ ッ
ス ト
を で
⑤
予
約
手
続
き
と
デ
ポ
ジ
ッ
ト
の
支
払
PYPAL
メ
ー
ル
す
る
と
、
ほ
と
ん
ど
の
民
宿
か
ら
、
「
そ
れ
な
ら
ク
レ
ジ
ッ
ト
カ
ー
PAYPAL
Paypal 送金画面
ド
番
号
と
有
効
期
限
を
送
れ
」
と
言
っ
て
き
た
。
こ
の
方
が
は
る
か
に
楽
PAYPAL
https://www.paypal.com/j1
Paypal 新規登録・ログイン画面
な
の
で
、
ほ
と
ん
ど
は
こ
れ
で
済
ま
せ
た
。
ま
た
、
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
要
求
20
A
V
I
S
に
較
べ
る
と
半
額
な
の
で
、
迷
う
こ
と
な
く
ハ
ー
ツ
に
決
め
た
。
(
55
ユ
ー
ロ
)
を
加
え
て
も
12
万
円
と
の
こ
と
だ
。
と
8
万
8
千
円
、
現
地
で
カ
ー
ナ
ビ
(
156
ユ
ー
ロ
)
・
サ
ー
ビ
ス
チ
ャ
ー
ジ
建
て
の
一
週
間
セ
ッ
ト
の
ク
ー
ポ
ン
が
4
万
4
千
円
で
、
2
週
間
借
り
る
ろ る 夜 ノ
う に 5 ル
。 、 時 ウ
レ ま ェ
ン で ー
タ し で
カ か は
ー 営 オ
は 業 ス
空 し ロ
港 て 市
で い 内
借 な の
り か A
る っ V
の た I
が の S
一 と 営
番 は 業
便 え 所
利 ら が
だ い 、
と 違 朝
い い の
う だ 9
こ 。 時
と 要 か
だ す ら
21
更
に
、
ハ
ー
ツ
に
電
話
す
る
と
、
事
前
購
入
が
必
要
に
な
る
が
、
日
本
円
営
業
所
は
、
朝
の
4
時
か
ら
夜
12
時
ま
で
営
業
し
て
い
る
と
の
こ
と
だ
。
タ
カ
ー
営
業
所
は
開
い
て
い
る
の
か
な
と
心
配
し
た
が
、
空
港
の
ハ
ー
ツ
コ
ン
パ
ク
ト
カ
ー
で
876
ユ
ー
ロ
(
14
万
円
)
と
な
る
と
の
こ
と
。
ま
た
、
シ
ャ
ル
ル
・
ド
・
ゴ
ー
ル
空
港
に
午
後
5
時
に
着
く
の
で
、
レ
ン
カ
ー
を
用
意
し
て
お
り
、
ハ
ー
ツ
会
員
割
引
を
利
用
す
る
と
、
ル
ノ
ー
の
料
金
を
調
べ
た
と
こ
ろ
、
こ
ち
ら
で
は
オ
ー
ト
マ
チ
ッ
ク
の
コ
ン
パ
ク
ト
の
よ
う
に
使
わ
れ
て
い
る
の
だ
。
こ
れ
は
高
い
な
と
思
い
、
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
ハ
ー
ツ
の
サ
イ
ト
に
入
り
、
無
料
で
貸
し
て
く
れ
る
し
、
今
や
カ
ー
ナ
ビ
は
グ
ロ
ー
バ
ル
で
当
た
り
前
本
だ
け
の
も
の
と
思
っ
て
い
た
が
、
昨
今
ア
メ
リ
カ
の
レ
ン
タ
カ
ー
で
は
で
25
万
円
す
る
と
い
う
。
が
主
流
で
、
オ
ー
ト
マ
チ
ッ
ク
は
ベ
ン
ツ
の
大
型
車
し
か
な
く
、
2
週
間
す
る
と
、
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
の
他
の
国
と
同
様
フ
ラ
ン
ス
で
も
マ
ニ
ュ
ア
ル
車
か
っ
た
の
で
、
今
回
も
A
V
I
S
に
し
よ
う
と
思
っ
て
電
話
し
て
み
た
。
ク
ロ
ア
チ
ア
や
ノ
ル
ウ
ェ
ー
で
は
、
A
V
I
S
レ
ン
タ
カ
ー
が
非
常
に
安
っ
た
車
を
選
ぶ
こ
と
が
非
常
に
大
事
だ
。
い
し
、
オ
ー
ト
マ
チ
ッ
ク
し
か
運
転
で
き
な
い
私
に
と
っ
て
は
、
私
に
合
今
回
の
旅
も
車
が
唯
一
の
移
動
手
段
だ
。
一
人
で
運
転
し
な
い
と
い
け
な
ナ
ビ
ま
で
あ
る
と
い
う
の
だ
か
ら
驚
き
だ
。
カ
ー
ナ
ビ
は
、
ま
だ
ま
だ
日
し
よ
う
と
思
っ
て
い
た
の
だ
が
、
英
語
は
も
と
よ
り
日
本
語
音
声
の
カ
ー
の
で
カ
ー
ナ
ビ
が
あ
る
と
助
か
る
。
と
は
い
え
、
フ
ラ
ン
ス
語
だ
と
ど
う
看
板
も
期
待
で
き
な
い
し
、
狭
い
村
道
に
迷
い
込
む
こ
と
も
予
想
さ
れ
る
と
こ
ろ
で
、
フ
ラ
ン
ス
で
は
田
舎
の
民
宿
に
泊
ま
る
の
で
、
当
然
大
き
な
を
ゼ
ロ
に
す
る
に
は
別
契
約
と
な
る
。
は
無
制
限
、
車
両
保
険
は
免
責
1
0
0
0
ユ
ー
ロ
が
つ
い
て
お
り
、
免
責
車
で
気
に
な
る
の
は
保
険
だ
が
、
ハ
ー
ツ
で
は
基
本
契
約
で
人
身
・
対
物
(
5
)
レ
ン
タ
カ
ー
仕
方
が
な
い
の
で
、
ま
た
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
に
頼
る
こ
と
に
し
た
。
グ
ー
っ
て
い
な
い
の
だ
。
人
に
満
た
な
い
田
舎
の
小
さ
な
村
を
回
る
の
で
、
見
開
き
の
地
図
で
は
載
ク
ロ
ア
チ
ア
や
ノ
ル
ウ
ェ
ー
の
場
合
は
、
基
本
的
に
大
き
な
町
を
回
っ
て
文
し
た
。
一
週
間
ほ
ど
し
て
届
い
た
の
で
、
さ
あ
調
べ
よ
う
と
思
っ
て
広
と
、
何
種
類
か
出
て
く
る
の
で
、
適
当
に
選
ん
で
フ
ラ
ン
ス
の
地
図
を
注
す
ご
い
と
思
う
し
、
ま
さ
に
グ
ー
グ
ル
様
々
だ
。
が
た
だ
で
手
に
は
い
る
の
だ
か
ら
、
本
当
に
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
の
威
力
は
で
き
た
の
で
、
何
と
か
道
に
迷
わ
な
く
て
住
む
の
だ
ろ
う
。
こ
ん
な
地
図
そ
こ
で
、
い
つ
も
の
よ
う
に
ア
マ
ゾ
ン
で
「
き
る
地
図
を
持
っ
て
い
く
こ
と
に
し
た
。
モ
い
か
な
く
な
っ
た
経
験
も
あ
る
の
で
、
訪
問
す
る
村
の
場
所
を
確
認
で
見
る
こ
と
が
で
き
る
。
セ
ー
ヌ
・
ポ
ー
ト
近
辺
の
詳
細
地
図
や
宿
泊
す
る
民
宿
農
家
の
写
真
ま
で
」
で
検
索
す
る
こ
れ
で
カ
ー
ナ
ビ
も
手
配
で
き
た
し
、
訪
れ
る
村
の
詳
し
い
地
図
も
用
意
時
に
、
カ
ー
ナ
ビ
に
全
て
を
頼
り
切
っ
て
い
た
た
め
、
ニ
ッ
チ
モ
サ
ッ
チ
ま
た
、
以
前
九
州
で
、
霧
の
た
め
急
に
高
速
道
路
が
通
行
止
め
に
な
っ
た
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
の
カ
ー
ナ
ビ
の
性
能
が
ど
れ
く
ら
い
の
も
の
か
分
か
ら
な
い
。
カ
ー
ナ
ビ
を
手
配
で
き
て
か
な
り
安
心
は
し
て
い
る
の
だ
が
、
実
際
に
は
次
ペ
ー
ジ
の
よ
う
に
、
経
路
と
し
て
「
か
ら
セ
ー
ヌ
・
ポ
ー
ト
に
向
か
う
が
、
グ
ー
グ
ル
マ
ッ
プ
を
起
動
し
て
、
例
え
ば
、
フ
ラ
ン
ス
に
着
い
た
初
日
は
、
シ
ャ
ル
ル
・
ド
・
ゴ
ー
ル
空
港
」
と
入
力
す
れ
ば
、
ド
ラ
イ
ブ
ル
ー
ト
が
表
示
さ
れ
る
。
更
に
は
、
」
か
ら
「
seine
げ
て
み
た
が
、
何
と
目
的
と
す
る
村
は
ほ
と
ん
ど
載
っ
て
い
な
い
。
Charles de Gaulle
フランス道路地図
い
た
の
で
一
枚
の
地
図
で
よ
か
っ
た
が
、
フ
ラ
ン
ス
は
人
口
が
2
0
0
0
port
グ
ル
マ
ッ
プ
を
使
う
と
、
世
界
中
の
村
の
地
図
を
た
ち
ど
こ
ろ
に
得
る
こ
France Map
と
が
で
き
る
し
、
村
か
ら
村
へ
行
く
経
路
も
詳
し
く
指
示
し
て
く
れ
る
。
(
6
)
道
路
地
図
22
シャルル・ド・ゴール空港からセーヌ・ポートへのドライブルート
セーヌ・ポート近辺の道路詳細地図
23
み
る
と
、
イ
ギ
リ
ス
の
「
モ
ベ
ル
」
と
い
う
会
社
が
あ
っ
た
。
そ
こ
で
、
も
っ
と
い
い
手
は
な
い
も
の
か
と
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
調
べ
て
な
ん
て
事
態
に
な
る
心
配
も
あ
る
。
(
こ
れ
は
携
帯
電
話
開
発
者
の
話
だ
)
し
く
て
、
南
米
や
ア
ジ
ア
の
奥
地
に
行
っ
て
「
ア
ッ
!
繋
が
ら
な
い
!
」
思 使 以 7
う え 降 0
。 る も 0
の 海 0
だ 外 円
か に で
ら 行 安
、 く 心
非 時 を
常 に 買
に は え
便 、 る
利 何 の
で の だ
コ 手 か
ス 続 ら
ト き 、
パ の 安
フ 心 い
ォ 配 も
ー も の
マ な だ
ン く 。
ス こ ま
も の た
よ 携 、
い 帯 来
と が 年
対
応
と
い
っ
て
も
、
世
界
中
で
検
証
テ
ス
ト
が
で
き
て
い
る
か
ど
う
か
怪
な
る
。
ま
た
、
ド
コ
モ
は
も
と
も
と
日
本
国
内
対
応
で
、
「
G
S
M
方
式
」
全
世
界
で
使
い
た
い
時
に
は
「
3
G
+
G
S
M
」
対
応
の
携
帯
が
必
要
に
最
終
的
に
「
モ
ベ
ル
」
の
携
帯
電
話
を
買
う
こ
と
に
し
た
。
世
界
中
ど
の
国
に
行
っ
て
も
必
ず
つ
な
が
る
こ
と
を
最
優
先
と
し
た
の
で
、
海
外
で
の
携
帯
電
話
は
、
私
に
と
っ
て
は
緊
急
時
の
た
め
の
保
険
で
あ
り
、
ビ
ス
だ
が
、
「
3
G
方
式
」
は
ア
メ
リ
カ
や
中
南
米
で
は
普
及
し
て
お
ら
ず
、
対
応
モ
デ
ル
が
あ
り
、
「
G
S
M
方
式
」
は
世
界
中
で
普
及
し
て
い
る
サ
ー
用
時
間
は
短
い
と
想
定
し
て
い
る
の
で
問
題
な
い
だ
ろ
う
。
ま
た
、
海
外
用
携
帯
に
は
、
「
3
G
」
対
応
モ
デ
ル
と
「
3
G
+
G
S
M
」
る
メ
ー
ル
で
十
分
で
あ
り
、
携
帯
電
話
は
あ
く
ま
で
も
緊
急
連
絡
用
で
使
場
合
は
、
日
本
の
家
族
や
フ
ラ
ン
ス
の
民
宿
と
の
連
絡
は
パ
ソ
コ
ン
に
よ
借
り
る
だ
け
で
4
5
0
0
円
取
ら
れ
る
。
聞
い
て
み
る
と
、
全
く
使
わ
な
く
て
も
毎
日
300
円
、
15
日
間
旅
行
す
る
と
と
4
万
円
以
上
す
る
と
い
う
。
こ
れ
で
は
高
す
ぎ
る
の
で
、
レ
ン
タ
ル
を
受
信
は
160
円
と
、
ド
コ
モ
に
較
べ
る
と
1.5
倍
く
ら
い
高
く
な
る
が
、
私
の
に
安
い
が
、
フ
ラ
ン
ス
国
内
で
の
発
信
は
毎
分
140
円
、
日
本
へ
は
290
円
、
利
用
料
金
は
、
イ
ギ
リ
ス
で
の
発
信
は
毎
分
70
円
、
受
信
は
無
料
と
非
常
ー
ミ
ン
グ
サ
ー
ビ
ス
)
に
買
い
換
え
よ
う
と
思
い
、
問
い
合
わ
せ
て
み
る
私
の
ド
コ
モ
携
帯
は
国
内
専
用
な
の
で
、
海
外
で
使
え
る
機
種
(
国
際
ロ
け
ク
レ
ジ
ッ
ト
自
動
引
き
落
と
し
と
な
る
。
お
り
、
こ
の
携
帯
は
、
基
本
使
用
料
は
無
料
で
、
海
外
で
通
話
し
た
分
だ
い
の
だ
が
、
い
ざ
と
い
う
時
に
備
え
て
持
っ
て
い
な
い
と
心
細
い
。
海
外
で
は
、
携
帯
電
話
は
持
っ
て
行
っ
て
も
、
ほ
と
ん
ど
使
う
こ
と
は
な
方
式
」
の
携
帯
電
話
(
シ
ー
メ
ン
ス
製
)
を
7
0
0
0
円
程
度
で
売
っ
て
「
モ
ベ
ル
」
は
イ
ギ
リ
ス
の
会
社
で
、
世
界
160
カ
国
で
使
え
る
「
G
S
M
(
7
)
モ
ベ
ル
の
携
帯
電
話
24
こ
と
に
し
た
。
電
子
辞
書
は
、
3
万
円
位
す
る
が
、
フ
ラ
ン
ス
語
だ
け
で
が
通
じ
な
か
っ
た
ら
困
る
の
で
、
フ
ラ
ン
ス
語
の
電
子
辞
書
を
検
討
す
る
味
し
い
食
事
が
で
き
な
か
っ
た
り
、
道
路
に
迷
っ
て
道
を
聞
い
て
も
言
葉
な
い
が
試
し
て
み
よ
う
と
思
う
。
か
は
正
直
行
っ
て
み
な
い
と
分
か
ら
が
す
る
。
こ
れ
で
何
と
か
な
る
か
ど
う
に
安
い
し
、
余
程
気
が
利
い
て
い
る
気
こ
の
方
が
電
子
辞
書
よ
り
も
は
る
か
フランス語の本
折
角
フ
ラ
ン
ス
に
行
っ
て
、
言
葉
が
分
か
ら
な
い
た
め
レ
ス
ト
ラ
ン
で
美
れ
ば
そ
れ
で
こ
と
が
済
む
だ
ろ
う
。
る
し
、
英
語
も
ど
う
も
心
許
な
い
。
い
て
は
あ
る
も
の
の
、
返
信
さ
れ
た
メ
ー
ル
の
英
語
は
文
字
化
け
し
て
い
語
で
な
い
と
予
約
が
で
き
な
か
っ
た
。
ま
た
、
英
語
が
し
ゃ
べ
れ
る
と
書
で
あ
る
「
ジ
ッ
ト
フ
ラ
ン
ス
」
の
ホ
ー
ム
ペ
ー
ジ
で
も
、
フ
ラ
ン
ス
は
フ
ラ
ン
ス
語
で
し
か
書
い
て
い
な
い
し
、
フ
ラ
ン
ス
最
大
の
民
宿
連
盟
と
い
う
の
は
、
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
民
宿
を
探
し
て
い
て
も
、
半
分
以
上
に
は
う
ま
く
行
か
な
い
よ
う
な
気
が
す
る
。
す
る
の
に
、
ど
う
も
英
語
だ
け
で
は
ク
ロ
ア
チ
ア
や
ノ
ル
ウ
ェ
ー
の
よ
う
か
ど
う
か
は
行
っ
て
み
な
い
と
分
か
ら
な
い
が
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
を
旅
せ
て
も
フ
ラ
ン
ス
語
し
か
話
さ
な
い
」
と
よ
く
言
わ
れ
る
。
こ
れ
が
本
当
私
は
フ
ラ
ン
ス
語
が
全
く
話
せ
な
い
。
ま
た
、
「
フ
ラ
ン
ス
人
は
英
語
が
話
い
う
時
に
、
そ
の
例
文
を
相
手
に
見
せ
を
行
く
前
に
調
べ
て
お
い
て
、
い
ざ
と
を
覚
え
る
こ
と
は
で
き
な
い
が
、
ど
こ
に
ど
ん
な
文
章
が
載
っ
て
い
る
か
な
ど
の
シ
ー
ン
に
分
け
て
例
文
が
沢
山
載
っ
て
お
り
、
今
更
フ
ラ
ン
ス
語
と
い
う
本
を
1
0
0
0
円
で
買
っ
て
き
た
。
こ
の
本
に
は
、
宿
泊
や
食
事
そ
こ
で
電
子
辞
書
は
諦
め
て
、
「
ひ
と
り
歩
き
の
フ
ラ
ン
ス
語
自
由
自
在
」
る
と
、
ど
う
も
情
け
な
い
気
が
す
る
。
こ
え
る
だ
ろ
う
し
、
自
分
が
そ
の
よ
う
な
こ
と
を
し
て
い
る
姿
を
想
像
す
択
し
て
そ
れ
を
相
手
に
聞
か
せ
る
だ
ろ
う
か
。
周
囲
の
人
に
も
音
声
が
聞
レ
ス
ト
ラ
ン
で
オ
ー
ダ
ー
す
る
の
に
、
い
ち
い
ち
電
子
辞
書
で
文
章
を
選
最
初
は
こ
れ
を
買
お
う
か
な
と
思
っ
た
の
だ
が
、
よ
く
考
え
て
み
る
と
、
ド
・
な
く
カ
ー
ド
を
挿
せ
ば
ど
こ
の
国
の
言
葉
で
も
対
応
し
て
い
る
し
、
ご
丁
・
25
寧
な
こ
と
に
フ
ラ
ン
ス
語
で
喋
っ
て
く
れ
る
。
(
8
)
フ
ラ
ン
ス
語
②
カ
メ
ラ
を
持
っ
て
い
く
こ
と
は
全
く
苦
に
な
ら
な
い
。
流
・
食
事
な
ど
を
思
い
出
す
こ
と
も
大
き
な
楽
し
み
で
あ
り
、
2
台
の
で
あ
り
、
日
本
に
帰
っ
て
か
ら
、
写
真
を
見
な
が
ら
景
色
や
人
と
の
交
私
に
と
っ
て
は
、
写
真
を
撮
り
旅
行
記
に
仕
上
げ
る
こ
と
も
旅
の
目
的
パ
ク
ト
カ
メ
ラ
L
U
M
I
X
だ
。
民
宿
で
食
事
を
一
緒
に
す
る
人
々
を
さ
り
気
な
く
撮
る
た
め
の
コ
ン
用
の
ニ
コ
ン
D
50
だ
。
も
う
1
台
は
、
フ
ラ
ン
ス
田
舎
を
撮
っ
た
り
、
を
撮
る
た
め
で
、
明
る
く
て
操
作
性
の
よ
い
広
角
レ
ン
ズ
を
つ
け
た
愛
⑤
が
あ
る
の
だ
ろ
う
か
と
思
っ
て
し
ま
う
。
度
申
請
し
た
。
今
年
で
3
回
目
だ
が
、
ど
う
し
て
毎
年
更
新
す
る
必
要
国
際
免
許
証
の
期
限
は
1
年
な
の
で
去
年
の
も
の
は
使
え
ず
、
今
回
再
国
際
免
許
証
私
は
カ
メ
ラ
を
2
台
持
っ
て
い
く
。
1
台
は
、
フ
ラ
ン
ス
田
舎
の
風
景
デ
ジ
カ
メ
①
る
よ
う
な
の
で
問
題
な
い
だ
ろ
う
。
農
家
民
宿
や
シ
ャ
ト
ー
民
宿
で
も
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
は
普
及
し
て
い
は
軽
い
し
、
衝
撃
に
も
強
い
の
で
、
旅
に
持
っ
て
い
く
の
に
最
適
だ
。
情
報
を
入
手
す
る
た
め
に
も
不
可
欠
で
あ
る
。
愛
用
の
レ
ッ
ツ
ノ
ー
ト
ア
ク
セ
ス
し
て
娘
や
民
宿
に
メ
ー
ル
を
送
っ
た
り
、
観
光
情
報
・
道
路
パ
ソ
コ
ン
は
、
旅
行
記
を
書
く
た
め
や
、
現
地
で
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
に
④
と
時
差
ぼ
け
解
消
の
た
め
の
睡
眠
薬
は
必
須
だ
。
そ
う
な
の
で
傷
薬
や
胃
腸
薬
は
十
分
用
意
し
て
い
こ
う
と
思
う
。
そ
れ
く
て
難
儀
し
た
。
フ
ラ
ン
ス
で
も
か
な
り
森
や
山
の
中
に
入
っ
て
い
き
ク 薬
ロ
ア
チ
ア
で
は
山
中
で
虫
に
刺
さ
れ
た
が
、
傷
薬
を
持
参
し
て
い
な
パ
ソ
コ
ン
(
9
)
旅
の
小
道
具
③
今
回
は
カ
ー
ナ
ビ
が
あ
る
の
で
不
要
か
も
し
れ
な
い
が
・
・
・
走
り
出
す
こ
と
が
あ
る
。
そ
の
と
き
に
は
コ
ン
パ
ス
だ
け
が
頼
り
だ
。
土
地
の
人
に
道
路
を
聞
い
て
も
、
か
な
り
の
割
合
で
間
違
っ
た
方
向
に
て
走
っ
て
い
る
の
か
分
か
ら
な
く
な
る
。
特
に
私
は
方
向
音
痴
な
の
で
て
道
に
迷
っ
た
と
き
に
は
頭
が
パ
ニ
ッ
ク
に
な
っ
て
、
ど
ち
ら
を
向
い
見
知
ら
ぬ
土
地
で
は
コ
ン
パ
ス
が
非
常
に
役
に
立
つ
。
運
転
を
し
て
い
コ
ン
パ
ス
26
ン
代
は
リ
ッ
タ
ー
当
た
り
10
㎞
走
る
と
し
て
、
全
部
で
3
0
0
0
㎞
走
る
に
持
っ
て
お
い
た
方
が
よ
さ
そ
う
だ
。
27
ユ
ー
ロ
と
し
て
50
ユ
ー
ロ
、
13
日
間
で
650
ユ
ー
ロ
に
な
る
。
更
に
ガ
ソ
リ
何
れ
に
し
て
も
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
を
旅
す
る
に
は
、
現
金
は
少
し
多
め
食
費
は
1
日
当
た
り
、
昼
食
10
ユ
ー
ロ
、
夕
食
30
ユ
ー
ロ
、
水
・
間
食
10
う
の
と
大
差
な
い
。
む
し
ろ
こ
の
方
が
得
か
も
し
れ
な
い
。
(
165
ユ
ー
ロ
)
ま
で
揃
え
て
お
り
、
13
泊
で
1
0
0
0
ユ
ー
ロ
に
な
る
。
ク
レ
ジ
ッ
ト
カ
ー
ド
で
現
金
を
引
き
落
と
し
て
、
1
ヶ
月
分
の
金
利
を
払
宿
泊
は
質
素
な
農
家
民
宿
(
50
ユ
ー
ロ
)
か
ら
、
豪
華
な
シ
ャ
ト
ー
民
宿
の
で
手
数
料
が
高
く
て
ば
か
ら
し
い
。
町
の
両
替
も
同
じ
だ
。
こ
れ
で
は
、
昔
は
、
よ
く
空
港
で
両
替
を
し
て
い
た
が
、
こ
こ
は
人
手
を
か
け
て
い
る
現
金
支
払
と
な
り
、
見
積
も
っ
て
現
金
を
用
意
し
て
お
く
必
要
が
あ
る
。
り
、
宿
泊
費
に
加
え
、
ガ
ソ
リ
ン
・
高
速
代
・
水
・
間
食
・
お
土
産
等
は
中
の
町
に
置
い
て
あ
る
し
、
待
た
な
く
て
い
い
の
で
本
当
に
便
利
だ
。
民
宿
で
は
、
ほ
と
ん
ど
が
ク
レ
ジ
ッ
ト
カ
ー
ド
は
扱
わ
な
い
と
書
い
て
あ
料
が
非
常
に
安
か
っ
た
。
シ
テ
ィ
バ
ン
ク
の
キ
ャ
ッ
シ
ュ
マ
シ
ン
は
世
界
き
出
す
こ
と
が
で
き
る
。
以
前
イ
ギ
リ
ス
の
田
舎
で
利
用
し
た
が
、
手
数
た
が
、
こ
れ
は
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
要
求
さ
れ
た
。
ィ
バ
ン
ク
の
イ
ン
タ
ー
ナ
シ
ョ
ナ
ル
対
応
カ
ー
ド
で
、
現
地
で
お
金
を
引
し
か
し
、
残
る
1
軒
は
「
」
の
サ
イ
ト
経
由
で
予
約
し
7
軒
は
メ
ー
ル
で
の
確
認
だ
け
で
、
特
に
デ
ポ
ジ
ッ
ト
は
不
要
だ
っ
た
。
が
、
こ
れ
は
コ
ン
フ
ァ
ー
ム
の
た
め
だ
け
で
支
払
は
当
日
現
金
と
な
る
。
の
両
替
が
一
番
手
数
料
も
安
い
よ
う
だ
。
そ
れ
と
案
外
い
い
の
が
、
シ
テ
し
て
持
っ
て
行
く
こ
と
に
し
た
。
今
ま
で
の
経
験
で
は
、
ど
う
も
日
本
で
2
5
0
0
ユ
ー
ロ
を
現
地
で
両
替
す
る
の
は
大
変
な
の
で
、
日
本
で
両
替
Come to France
の
で
300
㍑
必
要
と
な
り
、
1.5
ユ
ー
ロ
/
㍑
と
す
れ
ば
、
450
ユ
ー
ロ
と
な
る
。
2
軒
は
、
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
要
求
し
て
き
た
の
で
カ
ー
ド
番
号
を
知
ら
せ
た
基
本
的
に
は
、
民
宿
に
直
接
メ
ー
ル
を
送
っ
て
予
約
し
た
。
そ
の
う
ち
、
す
る
の
だ
か
ら
仕
方
が
な
い
と
こ
ろ
だ
ろ
う
。
一
人
旅
は
高
く
つ
く
が
、
1
日
3
万
円
程
度
で
あ
り
、
こ
れ
だ
け
の
旅
を
宿
を
予
約
し
た
。
今
回
の
旅
は
13
泊
の
予
定
だ
が
、
4
つ
の
村
で
連
泊
す
る
の
で
10
軒
の
民
見
る
と
、
総
計
2
5
0
0
ユ
ー
ロ
(
40
万
円
)
は
必
要
に
な
り
そ
う
だ
。
こ
れ
ら
に
高
速
代
と
お
土
産
代
を
加
え
て
、
そ
の
他
い
ろ
い
ろ
リ
ス
ク
を
(
10
)
旅
の
費
用
と
現
金
【
8
月
7
日
(
木
)
】
ゴ
ル
ド
~
ル
シ
ヨ
ン
ミ
ル
マ
ン
ド
~
ラ
ギ
ャ
ル
ダ
デ
マ
ー
ル
ペ
ル
ー
ジ
ュ
~
リ
ヨ
ン
(
世
界
遺
産
)
~
ヴ
ォ
ー
ギ
ュ
ボ
ー
ム
レ
メ
ッ
シ
ュ
ー
~
ブ
ラ
ン
シ
オ
ン
~
ワ
ン
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
~
シ
ャ
ト
ー
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
~
デ
ィ
ジ
ョ
ン
~
コ
ー
ト
・
ド
ー
ル
(
グ
ラ
ン
・
ク
リ
ュ
街
道
)
セ
ー
ヌ
ポ
ー
ト
~
ヴ
ェ
ズ
レ
ー
関
西
空
港
~
パ
リ
(
シ
ャ
ル
ル
ド
ゴ
ー
ル
空
港
)
~
セ
ー
ヌ
ポ
ー
ト
(
泊
)
計
146
㎞
計
291
㎞
計
237
㎞
計
183
㎞
計
337
㎞
(
は
美
し
い
村
)
・
計
67
㎞
(
泊
)
シ
ュ
ー (
ル 世
界
オ 遺
ズ 産
ラ )
ン ~
フ
ォ
ン
ト
ネ
ー
(
(
泊
世
)
界
遺
産
)
・
(
泊
)
~
フ
ラ
ヴ
ィ
ニ
ー
・
~
ペ
ル
ー
ジ
ュ
~
セ
ミ
ュ
ー
ル
ア
ン
オ
ー
ソ
ワ
~
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
・
(
泊
)
~
ボ
ー
ム
レ
メ
ッ
シ
ュ
ー
・
~
ア
ヴ
ィ
ニ
ヨ
( ン
泊 (
) 世
界
遺
産
)
~
ミ
ル
マ
ン
ド
・
ソ
ル
グ
~
ゴ
ル
ド
シ
ャ
ロ
ン
~
ボ
ー
ヌ
~
オ
ー
タ
ン
~
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
(
泊
)
・
~
ル
ー
ル
マ
ラ
ン
~
バ
ラ
ズ
ユ
ッ
ク
・
~
リ
ー
ル
シ
ュ
ル
ラ
(
11
)
日
程
・
【
8
月
8
日
(
金
)
】
・
【
8
月
9
日
(
土
)
】
・
【
8
月
10
日
計 (
160 日
㎞ )
】
・
【
8
月
11
日
(
月
)
】
・ ・
~
ゴ
ル
ド
(
泊
)
【
8
月
12
日
(
火
)
】
・
ボ
ニ
ュ
~
ラ
コ
ス
ト
~
メ
ネ
ル
ブ
【
8
月
13
日
(
水
)
】
・
~
【
8
月
14
日
(
木
)
】
計
74
㎞
28
【
8
月
21
日
(
木
)
】
【
8
月
16
日
(
土
)
】
【
8
月
15
日
(
金
)
】
セ
ー
ヌ
ポ
ー
ト
~
シ
ャ
ル
ル
ド
ゴ
ー
ル
空
港
ア
ン
グ
ル
シ
ュ
ー
ル
ラ
ン
グ
ラ
ン
~
ア
ゼ
・
ル
・
リ
ド
ー
~
サ
ッ
シ
ェ
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
~
ガ
ル
ジ
レ
ー
ス
ダ
ン
ピ
エ
ー
ル
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
~
キ
ュ
レ
モ
ン
ト
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
~
サ
ン
シ
ル
ラ
ポ
ピ
ー
ゴ
ル
ド
~
サ
ン
レ
ミ
ド
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
・
29
計
390
㎞
計
273
㎞
計
151
㎞
~
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
(
泊
)
計
323
㎞
~
フ
ォ
ン
ヴ
ィ
エ
イ
ユ
~
ア
ル
ル
(
世
界
遺
産
)
~
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
(
世
界
遺
産
)
(
泊
)
計
295
㎞
・ ・
~
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
(
泊
)
・
計
74
㎞
~
カ
ズ
ナ
ッ
ク
~
ロ
カ
マ
ド
ゥ
ー
ル
~
カ
レ
ナ
ッ
ク
・
・
(
泊
)
ロ
ッ
ク
ガ
ジ
ャ
ッ
ク
・
・
シ
ュ
ー
ル
ラ
ン
グ
ラ
ン
~
ラ
・
~
ア
ン
グ
ル
・
・
~
関
西
空
港
着
~
シ
ャ
ル
ト
ル
(
世
界
遺
産
)
~
セ
ー
ヌ
ポ
ー
ト
(
泊
)
・
~
ラ
ヴ
ァ
ル
ダ
ン
・
【
8
月
17
日
(
日
)
】
・
【
8
月
18
日
(
月
)
】
・
【
8
月
19
日
(
火
)
】
・
【
8
月
20
日
(
水
)
】
30
ら
う
と
、
「
バ
ッ
テ
リ
ー
が
あ
が
っ
て
駄
目
だ
」
と
の
こ
と
。
そ
の
上
プ
リ
を
押
す
が
、
プ
リ
ウ
ス
の
反
応
が
全
く
な
い
。
何
回
押
し
て
も
反
応
し
な
セ
ッ
ト
し
て
も
ら
っ
た
。
( ず
は
今
日
の
目
) 的
を
ハ 地
ー セ
ツ ー
の ヌ
従 ・
業 ポ
員 ー
に ト
Seine・Port
31
い
。
こ
れ
は
ま
ず
い
と
思
い
、
ハ
ー
ツ
の
従
業
員
を
捕
ま
え
て
調
べ
て
も
と
こ
ろ
が
、
駐
車
場
に
行
っ
て
い
ざ
乗
ろ
う
と
思
い
、
ワ
イ
ヤ
レ
ス
キ
ー
る
し
、
日
本
車
の
方
が
安
心
な
の
で
、
プ
リ
ウ
ス
を
借
り
る
こ
と
に
し
た
。
し
て
間
違
っ
て
も
い
け
な
い
の
で
、
ま
に
ア
ッ
プ
グ
レ
ー
ド
で
き
る
」
と
い
う
。
プ
リ
ウ
ス
は
乗
っ
た
こ
と
が
あ
よ
く
分
か
ら
な
い
し
、
自
分
で
セ
ッ
ト
け
だ
が
、
150
ユ
ー
ロ
追
加
料
金
を
出
す
と
、
プ
リ
ウ
ス
(
G
P
S
内
蔵
)
英
語
の
G
P
S
内
蔵
だ
が
、
使
い
方
が
VOLVOハッチバック
た
の
車
は
プ
ジ
ョ
ー
の
小
型
車
で
G
P
S
(
カ
ー
ナ
ビ
の
こ
と
)
が
外
付
い
ざ
V
O
L
V
O
に
乗
っ
て
み
る
と
、
晴
れ
て
き
た
の
で
助
か
っ
た
。
空
港
の
ハ
ー
ツ
営
業
所
に
行
く
と
、
「
あ
な
「
車
を
運
転
す
る
の
に
雤
で
は
困
っ
た
な
」
と
心
配
し
た
が
、
そ
の
う
ち
シ
ャ
ル
ル
・
ド
・
ゴ
ー
ル
空
港
に
着
く
と
雤
が
降
っ
て
お
り
、
気
温
は
23
度
。
っ
た
の
だ
が
、
故
障
で
は
仕
方
が
な
い
。
ス
の
方
が
燃
費
は
い
い
し
、
安
心
し
て
乗
れ
る
の
で
プ
リ
ウ
ス
に
し
た
か
る
の
で
V
O
L
V
O
を
使
っ
て
く
れ
。
」
と
い
う
。
私
に
し
て
は
、
プ
リ
ウ
日
本
語
は
少
し
し
か
な
い
の
で
、
や
は
り
J
A
L
の
方
が
い
い
。
ハ
ー
ツ
の
事
務
員
は
、
「
申
し
訳
な
い
。
同
じ
価
格
で
ア
ッ
プ
グ
レ
ー
ド
す
便
で
、
か
つ
エ
ア
ー
フ
ラ
ン
ス
運
行
な
の
で
食
事
は
も
う
一
つ
。
映
画
も
に
着
く
。
飛
行
機
は
エ
ア
ー
フ
ラ
ン
ス
と
J
A
L
・
K
L
M
の
共
同
運
行
行
く
。
飛
行
機
は
正
午
に
時
間
通
り
に
飛
び
立
ち
、
午
後
5
時
に
は
パ
リ
朝
、
恵
子
に
名
神
高
槻
バ
ス
停
に
送
っ
て
も
ら
い
、
高
速
バ
ス
で
関
空
に
の
事
務
所
に
戻
っ
て
事
情
を
説
明
し
た
。
て
だ
。
だ
か
ら
パ
リ
は
嫌
な
の
だ
」
と
ブ
ツ
ブ
ツ
言
い
な
が
ら
、
ハ
ー
ツ
カ
ー
を
何
回
も
借
り
て
い
る
が
、
故
障
車
を
借
り
る
な
ん
て
こ
と
は
初
め
ウ
ス
の
側
面
に
は
大
き
な
傷
が
あ
る
。
「
な
ん
て
こ
と
だ
。
今
ま
で
レ
ン
タ
【
第
1
日
】
入
国
と
イ
ル
・
ド
・
フ
ラ
ン
ス
地
方
(
1
)
第
2
章
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
め
ぐ
り
面
が
徐
々
に
暗
く
な
っ
て
き
た
。
「
オ
イ
オ
イ
~
一
体
ど
う
な
っ
て
い
る
指
示
に
従
い
順
調
に
走
っ
て
い
た
が
、
そ
の
う
ち
に
何
故
か
G
P
S
の
画
そ
の
ま
ま
右
方
向
に
進
ん
で
い
く
指
示
だ
っ
た
よ
う
だ
。
表
示
を
じ
っ
く
空
港
を
出
て
し
ば
ら
く
は
、
A
1
や
A
3
な
ど
の
高
速
道
路
を
G
P
S
の
信
じ
て
高
速
を
降
り
て
い
た
の
だ
が
、
よ
く
よ
く
表
示
を
見
る
と
高
速
を
も
高
速
を
走
っ
て
い
る
時
に
「
タ
ー
ン
ラ
イ
ト
」
と
い
う
の
で
、
そ
れ
を
る
よ
し
も
な
か
っ
た
。
何
故
こ
ん
な
事
に
な
っ
た
の
か
、
少
し
頭
を
冷
や
し
て
考
え
る
と
、
ど
う
ん
と
聞
い
て
お
か
な
い
こ
と
が
、
後
で
大
き
な
ト
ラ
ブ
ル
な
る
こ
と
は
知
そ
れ
に
し
て
も
、
空
港
を
出
る
時
に
、
レ
ン
タ
カ
ー
の
返
却
場
所
を
ち
ゃ
か
っ
て
ぐ
る
ぐ
る
回
っ
た
あ
げ
く
反
対
方
向
に
走
っ
て
い
た
よ
う
だ
。
こ
か
ら
90
㎞
と
表
示
さ
れ
て
い
る
。
「
ウ
ソ
ッ
!
」
ど
う
も
1
時
間
も
か
ワ
イ
パ
ー
と
ウ
イ
ン
カ
ー
を
間
違
っ
て
動
か
し
て
し
ま
う
。
左
ハ
ン
ド
ル
に
は
抵
抗
が
な
く
、
ス
ム
ー
ス
に
走
り
出
す
。
そ
れ
で
も
時
々
皮
シ
ー
ト
で
そ
れ
な
り
に
豪
華
で
、
私
に
と
っ
て
は
少
し
大
き
す
ぎ
る
が
、
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
で
の
運
転
は
3
回
目
で
、
ハ
ッ
チ
バ
ッ
ク
の
V
O
L
V
O
は
と
思
っ
た
の
は
つ
か
の
間
、
よ
く
見
る
と
、
何
と
セ
ー
ヌ
・
ポ
ー
ト
は
こ
見
た
。
す
る
と
、
今
度
は
は
っ
き
り
表
示
さ
れ
て
い
る
。
「
助
か
っ
た
~
」
こ
れ
で
は
お
手
上
げ
な
の
で
、
再
度
車
に
戻
っ
て
G
P
S
を
再
起
動
し
て
業
員
に
話
し
か
け
て
み
る
が
、
危
惧
し
た
と
お
り
英
語
が
全
く
通
じ
な
い
。
て
大
き
な
役
割
を
果
た
し
た
。
こ
れ
で
は
ど
う
し
よ
う
も
な
い
の
で
、
ガ
ソ
リ
ン
ス
タ
ン
ド
に
入
り
、
従
ヴ
ェ
ル
サ
イ
ユ
宮
殿
や
フ
ォ
ン
テ
ー
ヌ
ブ
ロ
ー
宮
殿
は
政
治
の
中
心
と
し
に
近
い
こ
と
か
ら
政
治
的
・
文
化
的
に
重
要
な
施
設
が
数
多
く
点
在
し
、
ヌ
ブ
ロ
ー
の
森
に
代
表
さ
れ
る
深
い
森
林
地
帯
が
広
が
る
。
こ
こ
は
パ
リ
ば
れ
、
フ
ラ
ン
ス
の
北
部
に
位
置
し
、
豊
か
な
田
園
風
景
と
フ
ォ
ン
テ
ー
空
港
の
付
近
は
、
イ
ル
・
ド
・
フ
ラ
ン
ス
地
方
(
フ
ラ
ン
ス
の
島
)
と
呼
ど
見
え
な
い
の
で
、
ま
た
ま
た
別
の
町
に
入
っ
て
し
ま
っ
た
。
い
な
ぁ
~
」
と
思
い
な
が
ら
進
ん
で
い
く
が
、
G
P
S
の
画
面
が
ほ
と
ん
方
向
転
換
す
る
交
差
点
)
の
4
つ
目
の
出
口
を
出
ろ
」
と
言
う
。
「
お
か
し
町
に
入
っ
て
き
て
、
「
ラ
ウ
ン
ド
・
ア
バ
ウ
ト
(
信
号
が
な
く
円
周
道
路
で
で
、
「
高
速
か
ら
外
れ
る
の
か
な
」
と
思
っ
て
高
速
を
出
る
と
、
ど
こ
か
の
る
前
に
民
宿
に
着
き
た
い
私
と
し
て
は
少
し
焦
り
が
出
て
く
る
。
10
分
ほ
ど
走
っ
て
い
る
と
、
英
語
で
「
A
86
を
右
に
曲
が
れ
」
と
い
う
の
こ
と
に
し
た
。
時
刻
は
す
で
に
午
後
6
時
半
近
く
な
っ
て
お
り
、
暗
く
な
や
っ
と
準
備
は
整
っ
た
の
で
、
75
㎞
離
れ
た
セ
ー
ヌ
・
ポ
ー
ト
に
向
か
う
に
高
速
を
走
る
が
、
そ
の
う
ち
音
声
だ
け
が
便
り
の
運
転
に
な
っ
て
き
た
。
の
だ
」
と
不
吉
な
予
感
が
し
な
が
ら
、
ほ
と
ん
ど
見
え
な
い
画
面
を
便
り
32
走
る
こ
と
1
時
間
、
や
っ
と
セ
ー
ヌ
・
ポ
ー
ト
近
く
の
細
い
道
ま
で
来
た
間
違
え
な
く
な
っ
た
。
後
は
聞
い
て
き
て
も
、
「
N
O
」
と
入
力
す
る
こ
と
に
よ
り
、
や
っ
と
道
を
か
ら
、
高
速
を
出
よ
う
と
し
た
り
し
て
余
計
に
お
か
し
く
な
っ
た
。
そ
の
聞
い
て
き
た
の
だ
が
、
何
も
考
え
ず
に
「
Y
E
S
」
と
応
答
し
た
も
の
だ
き
た
。
空
港
周
辺
で
、
G
P
S
が
「
渋
滞
が
あ
る
の
で
迂
回
す
る
か
」
と
G
P
S
を
い
ろ
い
ろ
い
じ
っ
て
い
る
と
、
何
と
な
く
使
い
方
が
分
か
っ
て
か
ど
う
か
分
か
ら
な
い
な
」
と
少
し
心
配
に
な
っ
て
き
た
。
絡
し
た
。
日
が
段
々
傾
い
て
く
る
し
、
「
こ
の
ま
ま
で
今
日
の
う
ち
に
着
く
宿
)
に
電
話
し
、
「
道
に
迷
っ
た
の
で
着
く
の
は
午
後
9
時
に
な
る
」
と
連
)
」
と
い
う
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
(
民
決
め
る
必
要
が
あ
る
よ
う
だ
。
音
声
ガ
イ
ド
に
頼
り
切
り
に
な
ら
ず
、
表
示
と
併
せ
て
判
断
し
て
進
路
を
り
見
る
と
、
本
当
に
高
速
を
降
り
る
時
か
ど
う
か
は
判
断
で
き
る
の
で
、
「
オ
ラ
ン
ジ
ェ
リ
・
ド
・
ク
ロ
ワ
フ
ォ
ン
テ
ー
ン
(
後
30
分
で
真
っ
暗
に
な
る
の
で
危
機
一
髪
だ
。
が
現
れ
、
や
っ
と
た
ど
り
着
く
こ
と
が
で
き
た
。
時
刻
は
午
後
9
時
、
待
っ
て
い
る
と
、
大
き
な
門
か
ら
60
歳
過
ぎ
の
男
性
ジ
ー
ン
(
Jeans
33
)
」
は
、
18
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
建
物
だ
が
、
広
大
な
敷
地
に
ポ
こ
の
ま
ま
で
は
到
着
が
遅
く
な
る
の
で
、
今
日
の
宿
泊
地
で
あ
る
「
オ
ラ
L'Orangerie de Croix
シャンブル・ドート(民宿)
オランジェリ・ド・クロワフォンテーン
(L'Orangerie de Croix Fontaine)
Fontaine
ツ
ン
と
建
っ
て
お
り
、
最
近
修
復
さ
れ
た
と
の
こ
と
だ
。
ン
ジ
ェ
リ
・
ド
・
ク
ロ
ワ
フ
ォ
ン
テ
ー
ン
(
L'Orangerie de Croix
が
、
こ
こ
は
本
当
の
田
舎
の
町
。
近
く
に
来
た
は
ず
な
の
だ
が
、
目
指
す
Chambres d'Hôtes
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
が
ど
こ
に
あ
る
の
か
な
か
な
か
分
か
ら
な
い
。
Fontaine
仕
方
な
く
再
度
電
話
す
る
と
、
「
私
が
道
に
出
る
か
ら
」
と
い
う
の
で
少
し
)
こ
の
表
現
を
使
っ
て
い
く
こ
と
に
す
る
。
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
」
と
呼
ぶ
方
が
一
般
的
の
よ
う
な
の
で
、
本
書
で
も
高
速
の
料
金
所
は
「
ト
ー
ル
・
ビ
ル
」
、
民
宿
は
「
ジ
ッ
テ
」
よ
り
も
「
シ
な
お
、
フ
ラ
ン
ス
に
来
て
分
か
っ
た
こ
と
だ
が
、
カ
ー
ナ
ビ
は
「
G
P
S
」
、
定
の
倍
走
っ
た
こ
と
に
な
る
。
の
で
睡
眠
薬
を
飲
ん
で
す
ぐ
に
寝
た
。
今
日
の
走
行
距
離
は
150
㎞
で
、
予
食
事
が
終
わ
る
と
夜
10
時
半
を
過
ぎ
て
お
り
、
今
日
は
さ
す
が
に
疲
れ
た
か
ら
帰
っ
て
き
て
お
り
、
彼
を
交
え
て
楽
し
く
話
を
す
る
。
美
味
し
い
。
今
日
は
た
ま
た
ま
、
ジ
ー
ン
の
中
学
生
の
孫
が
ス
エ
ー
デ
ン
ベッドルーム
ジーンが用意してくれたフィレ肉とポテト
意
し
て
く
れ
た
。
い
わ
ゆ
る
フ
ラ
ン
ス
の
家
庭
料
理
だ
ろ
う
。
な
か
な
か
ポ
テ
ト
、
そ
れ
と
フ
ル
ー
ツ
。
ワ
イ
ン
は
白
と
赤
の
ハ
ウ
ス
ワ
イ
ン
を
用
デ
ィ
ナ
ー
は
ジ
ー
ン
が
作
っ
て
お
り
、
ト
マ
ト
に
チ
ー
ズ
、
フ
ィ
レ
肉
に
し 「 下
た 準 に
。 備 降
し り
て て
い 、
る 「
」 遅
と い
い け
れ
う
の ど
デ
で
ダ ィ
ナ
イ
ニ ー
は
ン 用
グ
ル 意
で
ー き
ム
る
に か
向 」
か と
う 聞
こ く
と と
に 、
の
部
屋
だ
。
こ
の
部
屋
な
ら
今
晩
は
ゆ
っ
た
り
過
ご
せ
そ
う
だ
。
の
方
に
調
度
品
や
キ
ン
グ
ベ
ッ
ド
が
置
い
て
あ
る
。
ト
イ
レ
と
浴
槽
は
隣
だ
ろ
う
か
大
き
な
部
屋
だ
。
壁
に
は
い
ろ
ん
な
絵
画
が
飾
っ
て
あ
り
、
端
早
速
部
屋
に
荷
物
を
運
び
込
ん
で
2
階
の
部
屋
に
入
る
と
、
30
畳
位
あ
る
リビングルーム
ダイニングルーム
34
35
の
か
け
方
を
教
え
て
も
ら
っ
た
の
か
」
と
聞
い
て
い
る
。
「
い
や
、
何
も
聞
と
ん
ど
間
違
わ
ず
に
や
が
て
ブ
ル
し
て
い
る
と
、
す
ぐ
に
エ
ン
ジ
ン
が
か
か
っ
た
。
彼
は
フ
ラ
ン
ス
語
し
か
も
大
分
慣
れ
て
き
て
、
高
速
も
ほ
8
時
過
ぎ
に
V
O
L
V
O
の
修
理
マ
ン
が
や
っ
て
き
た
。
彼
が
少
し
操
作
今
日
で
2
日
目
、
G
P
S
の
見
方
つ
ぶ
す
こ
と
に
し
た
。
S
も
問
題
な
く
動
き
出
し
た
。
ッ
サ
ン
と
手
作
り
の
ジ
ャ
ム
、
そ
れ
に
コ
ー
ヒ
ー
を
飲
み
な
が
ら
時
間
を
か
け
る
と
、
ど
う
い
う
訳
か
G
P
じ
っ
と
待
っ
て
い
て
も
仕
方
が
な
い
の
で
、
取
り
あ
え
ず
朝
食
の
ク
ロ
ワ
っ
か
り
踏
み
こ
ん
で
エ
ン
ジ
ン
を
ン
に
ハ
ー
ツ
に
電
話
し
て
も
ら
い
、
修
理
に
来
て
も
ら
う
こ
と
に
し
た
。
う
こ
と
に
し
た
。
ブ
レ
ー
キ
を
し
暗
く
な
っ
て
き
た
。
や
は
り
私
に
と
っ
て
、
フ
ラ
ン
ス
は
鬼
門
だ
。
ジ
ー
ヴ
ェ
ズ
レ
ー
(
160
㎞
南
)
に
向
か
「
ア
~
ア
~
こ
れ
で
は
今
日
は
ど
こ
に
も
行
け
な
い
な
ぁ
~
」
と
思
う
と
支
払
い
(
105
ユ
ー
ロ
)
を
済
ま
せ
、
エンジンがかからず、
空しく修理マンを待つVOLVO
35 Copyright © IT おやじ All rights reserved
ジ
ー
ン
に
お
礼
を
言
っ
て
、
早
速
る
ジ
ー
ン
を
呼
ん
で
き
て
試
し
て
も
ら
う
が
や
は
り
か
か
ら
な
い
。
も
ス
ン
と
も
言
わ
な
い
。
「
え
ら
い
こ
と
だ
!
」
朝
食
の
準
備
を
し
て
い
キ
を
踏
み
こ
ん
で
ボ
タ
ン
を
押
す
と
、
簡
単
に
エ
ン
ジ
ン
は
か
か
っ
た
。
け
よ
う
と
す
る
が
、
全
く
か
か
ら
な
い
。
何
度
も
ト
ラ
イ
す
る
が
ウ
ン
と
っ
た
よ
う
な
気
が
す
る
。
今
度
は
彼
が
言
う
よ
う
に
、
し
っ
か
り
ブ
レ
ー
セ
ッ
テ
ィ
ン
グ
し
て
お
こ
う
と
思
い
、
車
に
向
か
っ
た
。
エ
ン
ジ
ン
を
か
そ
う
い
え
ば
、
今
ま
で
は
ブ
レ
ー
キ
は
ほ
ん
の
軽
く
し
か
踏
ん
で
い
な
か
の
目
的
地
で
あ
る
ヴ
ェ
ズ
レ
ー
(
)
に
ち
ゃ
ん
と
行
け
る
よ
う
に
私
の
プ
ロ
グ
レ
も
同
じ
だ
が
・・・
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
に
入
っ
て
き
た
。
話
さ
な
い
の
で
、
ジ
ー
ン
の
通
訳
で
、
「
お
ま
え
は
、
こ
の
車
の
エ
ン
ジ
ン
Vezelay
い
て
い
な
い
。
単
に
こ
の
ボ
タ
ン
を
押
せ
と
い
わ
れ
た
」
と
答
え
る
と
、
に
頼
ん
だ
が
、
そ
れ
ま
で
に
G
P
S
の
使
い
方
を
マ
ス
タ
ー
し
て
、
今
日
朝
5
時
半
に
は
目
が
覚
め
て
し
ま
っ
た
が
外
は
真
っ
暗
。
朝
食
は
7
時
半
を
押
さ
な
い
と
、
エ
ン
ジ
ン
は
か
か
ら
な
い
の
だ
!
」
と
言
う
。
そ
れ
は
彼
は
、
「
こ
の
車
は
、
し
っ
か
り
ブ
レ
ー
キ
を
踏
み
こ
ん
で
、
こ
の
ボ
タ
ン
【
第
2
日
】
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
(
1
)
い
土
地
の
一
番
人
気
で
も
あ
る
。
の
ど
か
な
風
景
は
人
に
安
ら
ぎ
を
与
え
、
フ
ラ
ン
ス
人
に
と
っ
て
住
み
た
村
が
点
在
し
、
牧
草
地
で
は
シ
ャ
ロ
レ
ー
牛
が
の
ん
び
り
と
草
を
は
み
、
ま
た
、
な
だ
ら
か
な
丘
陵
に
は
ブ
ド
ウ
畑
が
広
が
り
、
そ
の
中
に
美
し
い
本
物
の
エ
ス
カ
ル
ゴ
を
一
度
食
べ
て
み
た
い
も
の
だ
。
た
エ
ス
カ
ル
ゴ
は
身
が
柔
ら
か
く
て
缶
詰
と
は
比
較
に
な
ら
な
い
ら
し
い
。
卓
や
農
村
の
小
さ
な
レ
ス
ト
ラ
ン
に
出
る
わ
け
だ
が
、
手
作
り
で
調
理
し
ど
有
名
で
、
7
月
1
日
に
エ
ス
カ
ル
ゴ
狩
り
が
解
禁
と
な
り
、
農
家
の
食
特
に
エ
ス
カ
ル
ゴ
は
、
「
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
の
エ
ス
カ
ル
ゴ
」
と
言
わ
れ
る
ほ
ル
ゴ
料
理
、
シ
ャ
ロ
レ
ー
牛
の
肉
料
理
な
ど
は
最
高
と
い
わ
れ
て
い
る
。
の
赤
ワ
イ
ン
は
有
名
で
あ
り
、
名
産
の
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
ワ
イ
ン
に
エ
ス
カ
り
が
盛
ん
で
、
シ
ャ
ブ
リ
の
白
ワ
イ
ン
と
コ
ー
ト
・
ド
ー
ル
(
黄
金
の
丘
)
ま
た
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
は
、
と
り
わ
け
豊
か
で
、
中
で
も
ワ
イ
ン
作
て
い
る
。
栄
え
て
、
全
盛
期
に
は
ベ
ル
ギ
ー
や
オ
ラ
ン
ダ
ま
で
支
配
し
た
と
い
わ
れ
ブドウ畑にポツンと浮かぶ 美しい村 ヴェズレー(Vezelay)
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
ゴ
ー
ニ
ュ
公
国
が
建
国
さ
れ
、
9
~
15
世
紀
に
は
フ
ラ
ン
ス
王
国
よ
り
も
か
ら
南
北
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
を
結
ぶ
交
通
の
要
で
あ
り
、
5
世
紀
に
は
、
ブ
ル
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
東
中
央
部
に
位
置
す
る
が
、
先
史
36
フ
ォ
ン
ト
ネ
ー
り
、
さ
す
が
芸
術
の
村
だ
と
感
心
す
る
。
て
い
る
と
、
ギ
ャ
ラ
リ
ー
や
工
芸
品
店
、
レ
ス
ト
ラ
ン
が
多
く
並
ん
で
お
ル
ヴ
ァ
ン
山
(
)
を
望
む
こ
と
が
で
き
る
。
村
を
ブ
ラ
ブ
ラ
歩
い
見
晴
台
か
ら
は
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
ら
し
い
牧
歌
的
な
風
景
が
広
が
り
、
モ
ま
た
、
ロ
マ
ン
・
ロ
ラ
ン
が
愛
し
、
住
ん
だ
村
と
し
て
知
ら
れ
て
お
り
、
な
気
分
に
な
る
。
が
、
こ
の
よ
う
な
彫
像
が
各
所
に
見
ら
れ
、
見
て
い
る
だ
け
で
何
が
厳
か
り
口
の
上
に
は
、
キ
リ
ス
ト
が
説
教
し
て
い
る
姿
を
描
い
た
彫
像
が
あ
る
物
で
あ
る
と
判
明
し
て
か
ら
人
気
は
一
気
に
衰
え
た
そ
う
だ
。
聖
堂
の
入
て
知
ら
れ
て
お
り
、
13
世
紀
ま
で
隆
盛
を
極
め
た
。
し
か
し
、
そ
れ
が
偽
聖
遺
物
で
あ
る
「
マ
グ
ダ
ラ
の
マ
リ
ア
」
の
遺
骸
を
安
置
す
る
聖
堂
と
し
式
の
教
会
で
、
世
界
で
最
も
美
し
い
教
会
だ
と
言
わ
れ
て
い
る
。
ま
た
、
村
に
あ
る
「
サ
ン
ト
・
マ
ド
レ
ー
ヌ
聖
堂
」
は
、
中
世
の
ロ
マ
ネ
ス
ク
様
ア
ゴ
・
ド
・
コ
ン
ポ
ス
テ
ラ
へ
の
巡
礼
地
の
起
点
で
も
あ
る
。
美
し
い
村
ヴ
ェ
ズ
レ
ー
は
、
世
界
遺
産
に
指
定
さ
れ
て
お
り
、
サ
ン
テ
ィ
①
ヴ
ェ
ズ
レ
ー
(
Vezelay
ヴ
ェ
ズ
レ
ー
で
中
世
の
雰
囲
気
に
浸
り
、
次
の
目
的
地
Morvan
(
60
㎞
東
)
に
向
か
う
。
)
【
世
界
遺
産
】
村には洒落た石造りの家が建ち並ぶ
村では鶏や豚の陶器を売っている
37 Copyright © IT おやじ All rights reserved
サント・マドレーヌ聖堂(世界遺産)
こ
こ
に
は
2
時
間
ほ
ど
滞
在
し
て
、
次
の
目
的
地
セ
ミ
ュ
ー
ル
・
ア
ン
・
ゆ
っ
た
り
散
策
す
る
と
心
が
洗
わ
れ
る
思
い
が
す
る
。
修
道
院
は
厳
か
で
、
質
素
な
中
に
も
気
品
が
感
じ
ら
れ
、
小
雤
の
降
る
中
夜
に
は
コ
ン
サ
ー
ト
が
開
か
れ
る
。
で
、
シ
ト
ー
派
の
修
道
院
の
中
で
も
特
に
美
し
い
建
物
と
い
わ
れ
、
夏
の
そ
の
中
で
も
、
世
界
最
古
の
も
の
が
フ
ォ
ン
ト
ネ
ー
修
道
院
(
世
界
遺
産
)
建
て
た
。
な
規
範
を
元
に
、
11
世
紀
末
に
人
里
離
れ
た
山
間
部
に
多
く
の
修
道
院
を
紀
の
「
聖
ベ
ネ
デ
ィ
ク
ト
ウ
ス
の
戒
律
」
を
基
本
と
す
る
厳
格
で
禁
欲
的
フォントネー修道院の回廊
フォントネー修道院に流れる川と芝生
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
規
律
を
失
っ
て
し
ま
っ
た
。
も
う
一
つ
は
「
シ
ト
ー
修
道
会
」
で
、
6
世
世
俗
化
し
た
教
会
を
改
革
す
る
た
め
生
ま
れ
た
が
、
贅
沢
と
寄
進
献
金
で
、
勢
力
を
持
つ
修
道
会
が
起
き
た
。
一
つ
は
「
ク
リ
ュ
ニ
ー
修
道
会
」
で
、
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
中
世
(
10
世
紀
)
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
に
は
二
つ
の
大
き
な
川
の
合
流
点
の
森
の
中
に
静
か
に
佇
ん
で
い
る
。
フ
ォ
ン
ト
ネ
ー
修
道
院
は
、
サ
ン
=
ベ
ル
ナ
ー
ル
渓
谷
と
フ
ォ
ン
ト
ネ
ー
②
フ
ォ
ン
ト
ネ
ー
(
Fontenay
オ
ー
ソ
ワ
(
20
㎞
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
【
世
界
遺
産
】
フォントネー修道院(世界遺産)
フォントネー修道院
38
こ
の
村
は
サ
ッ
と
見
て
、
次
の
目
的
地
フ
ラ
ヴ
ィ
ニ
ー
・
シ
ュ
ー
ル
・
オ
む
村
の
風
景
は
な
か
な
か
の
も
の
で
、
ま
ず
は
写
真
に
納
め
た
。
村
の
は
ず
れ
に
は
ア
ル
マ
ン
ソ
ン
川
に
架
か
る
橋
が
あ
り
、
こ
こ
か
ら
望
駐
車
場
に
車
を
止
め
て
村
を
散
策
す
る
こ
と
に
し
た
。
止
め
る
の
が
大
変
だ
っ
た
が
、
グ
ル
グ
ル
回
っ
た
あ
げ
く
、
何
と
か
村
の
い
の
だ
ろ
う
か
、
賑
わ
っ
て
い
る
。
車
の
行
き
来
が
案
外
多
く
て
、
車
を
村
に
は
立
派
な
建
物
が
建
ち
並
び
、
人
口
も
2
0
0
0
人
よ
り
は
少
し
多
う
ほ
ど
雰
囲
気
が
よ
い
が
、
ど
う
い
う
訳
か
認
定
さ
れ
て
い
な
い
。
こ
こ
も
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
に
認
定
さ
れ
て
も
良
い
の
で
は
と
思
り
、
13
世
紀
に
作
ら
れ
た
城
郭
は
4
つ
の
塔
で
構
成
さ
れ
て
い
る
。
マ
ン
ソ
ン
川
に
囲
ま
れ
た
、
岩
山
の
上
に
も
う
け
ら
れ
た
城
塞
都
市
で
あ
セ
ミ
ュ
ー
ル
・
ア
ン
・
オ
ー
ソ
ワ
は
、
輪
を
描
く
よ
う
に
蛇
行
す
る
ア
ル
③
セ
ミ
ュ
ー
ル
・
ア
ン
・
オ
ー
ソ
ワ
(
Semur-en-Auxois
ズ
ラ
ン
(
15
㎞
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
アルマン川に囲まれた城塞都市 セミュール・アン・オーソワ(Semur-en-Auxois)
39 Copyright © IT おやじ All rights reserved
い
爽
快
感
が
広
が
る
「
ア
ニ
ス
キ
ャ
ン
デ
ィ
」
。
か
っ
て
は
ウ
ル
ス
ラ
会
の
こ
こ
に
は
沢
山
の
観
光
客
が
来
て
お
り
、
特
産
品
は
仁
丹
の
よ
う
な
甘
苦
い
か
に
も
奇
跡
が
起
こ
り
そ
う
な
雰
囲
気
が
あ
る
。
城
壁
が
築
か
れ
た
古
い
村
だ
が
、
映
画
「
シ
ョ
コ
ラ
」
の
舞
台
と
な
り
、
に
集
落
が
で
き
、
8
世
紀
に
修
道
院
が
設
立
さ
れ
、
12
世
紀
に
村
を
囲
む
ー
・
シ
ュ
ー
ル
・
オ
ズ
ラ
ン
が
見
え
て
き
た
。
こ
の
村
は
、
ロ
ー
マ
時
代
田
舎
の
景
色
を
眺
め
な
が
ら
走
っ
て
い
る
と
、
美
し
い
村
フ
ラ
ヴ
ィ
ニ
れ
が
デ
ィ
ー
ゼ
ル
か
」
と
聞
く
と
、
ど
う
も
そ
の
よ
う
な
感
じ
だ
。
な ー い 当
く ゼ た 分
、
「 ル が ガ
車 途 ソ
だ 中 リ
が で ン
」 、 ガ ス
と ガ ソ タ
い ソ リ ン
う リ ン ド
表 ン を は
記 ス 入 な
が タ れ さ
あ ン る そ
る ド こ う
。 で と な
多 は に の
分 、 し で
こ 「 た 、
れ
。 ま
だ
V だ
ろ 」 O 半
う と L 分
と い V 近
思 う O く
い 表 は 残
、 記 デ っ
「
こ が ィ て
④
フ
ラ
ヴ
ィ
ニ
ー
シ
ュ
ー
ル
オ
ズ
ラ
ン
(
Flavigny Sur Ozerain
修
道
院
の
尼
僧
が
作
っ
て
い
た
も
の
だ
が
、
セ
リ
科
の
植
物
「
ア
ニ
ス
」
・
の
実
か
ら
作
る
香
料
は
カ
ク
テ
ル
や
薬
用
に
使
わ
れ
る
と
の
こ
と
だ
。
こ
・
れ
は
お
土
産
に
よ
さ
そ
う
で
、
缶
入
り
や
袋
詰
め
を
た
っ
ぷ
り
買
う
。
Diesel
こ
こ
で
も
小
雤
が
ふ
り
、
な
か
な
か
よ
い
雰
囲
気
だ
が
、
遅
く
な
る
と
い
Gasoil
け
な
い
の
で
、
今
日
の
宿
泊
地
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
(
40
㎞
南
)
に
向
か
う
。
)
丘の上に 美しい村 フラヴィニー・シュール・オズラン(Flavigny Sur Ozerain)がある
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
40
フラヴィニー・シュール・オズランの村
アニスキャンディ
フラヴィニー・シュール・オズランの修道院
小麦の干し草だろうか ブルゴーニュ地方にはこんな風景がよく見られる
41 Copyright © IT おやじ All rights reserved
)
」
だ
と
言
う
。
よ
く
考
え
る
「
お
か
し
い
な
~
」
持
参
し
た
メ
ー
ル
を
見
せ
る
と
、
こ
れ
は
す
ぐ
そ
訳
か
私
の
名
前
で
は
予
約
が
な
い
と
言
う
。
ク
イ
ン
す
る
こ
と
に
し
た
。
カ
ウ
ン
タ
ー
に
行
っ
て
み
る
と
、
ど
う
い
う
ス
テ
リ
エ
・
ド
・
シ
ャ
ト
ー
(
)
」
に
チ
ェ
ッ
午
後
5
時
前
に
は
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
に
着
き
、
ま
ず
は
今
日
の
宿
泊
地
「
ホ
舎
の
美
し
い
村
が
い
く
つ
も
現
れ
る
。
に
は
ポ
サ
ン
ジ
ュ
(
)
や
コ
マ
リ
ン
(
)
な
ど
、
田
雤
に
洗
わ
れ
た
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
の
田
舎
は
し
っ
と
り
し
た
感
じ
で
、
途
中
天
気
の
変
化
が
非
常
に
激
し
い
。
雤
が
す
ご
く
降
っ
た
と
思
う
と
急
に
き
れ
い
な
青
空
が
見
え
た
り
し
て
、
を
ド
ン
ド
ン
進
ん
で
い
く
。
今
日
は
変
な
天
気
で
、
暗
雲
が
立
ち
こ
め
て
G
P
S
に
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
を
セ
ッ
ト
し
て
車
を
走
ら
せ
る
と
、
細
い
村
道
こんな道をドンドン走っていく
ポサンジェのお城
コマリンのお城
ポサンジェの村
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
⑤
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
(
Chateaunuf
こ
の
「
ア
ニ
ー
・
ジ
ー
ン
(
Commarin
と
、
「
ホ
ス
テ
リ
エ
・
ド
・
シ
ャ
ト
ー
」
は
断
ら
れ
、
「
ア
ニ
ー
・
ジ
ー
ン
」
Posanges
を
予
約
し
た
の
だ
が
、
そ
こ
が
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
城
の
写
真
を
使
っ
て
お
り
、
Hostellerie du Chateau
そ
の
写
真
を
見
て
探
し
て
い
た
の
で
、
つ
い
雰
囲
気
の
似
て
い
る
「
ホ
ス
Annie et Jean
テ
リ
エ
・
ド
・
シ
ャ
ト
ー
」
だ
と
勘
違
い
し
て
し
ま
っ
た
の
だ
。
)
42
で
、
「
明
日
は
朝
早
い
の
で
朝
食
は
い
ら
な
い
」
と
答
え
て
お
い
た
。
宿
に
帰
る
と
、
ア
ニ
ー
が
「
明
日
の
朝
食
は
何
時
に
す
る
か
」
と
聞
く
の
か
っ
た
。
こ
れ
だ
け
食
べ
て
40
ユ
ー
ロ
。
大
満
足
の
デ
ィ
ナ
ー
だ
っ
た
。
ー
ム
状
の
ソ
ー
ス
が
マ
ッ
チ
し
て
本
当
に
美
味
し
か
っ
た
。
肉
も
美
味
し
フ
ラ
ン
ス
で
初
め
て
の
エ
ス
カ
ル
ゴ
は
、
少
し
歯
ご
た
え
が
あ
り
、
ク
リ
フ
を
頼
ん
だ
。
こ
れ
に
赤
ワ
イ
ン
と
デ
ザ
ー
ト
、
コ
ー
ヒ
ー
付
き
だ
。
ー
ス
と
書
い
て
あ
っ
た
の
で
た
め
ら
わ
ず
こ
れ
に
し
て
、
メ
イ
ン
は
ビ
ー
も
有
名
だ
。
M
e
n
u
(
定
食
)
を
見
る
と
、
前
菜
に
エ
ス
カ
ル
ゴ
半
ダ
ド
・
シ
ャ
ト
ー
」
で
食
べ
る
こ
と
に
し
た
。
こ
こ
は
レ
ス
ト
ラ
ン
と
し
て
荷
物
も
部
屋
に
運
ん
だ
の
で
、
夕
食
を
泊
ま
り
損
ね
た
「
ホ
ス
テ
リ
エ
・
泊まり損ねたホステリエ・ド・シャトー
前菜のエスカルゴ
43 Copyright © IT おやじ All rights reserved
で
質
素
だ
が
小
綺
麗
で
、
一
人
旅
の
私
に
は
こ
れ
で
十
分
だ
。
ン
」
は
、
ど
ち
ら
か
と
い
う
と
日
本
の
民
宿
に
近
い
。
部
屋
は
8
畳
程
度
い
。
大
声
で
呼
び
か
け
る
と
奥
か
ら
女
性
が
出
て
き
た
。
「
ア
ニ
ー
・
ジ
ー
「
や
っ
と
見
つ
か
っ
た
」
と
安
心
し
て
、
中
に
入
っ
て
い
く
が
誰
も
い
な
「
ジ
ッ
ト
・
ド
・
フ
ラ
ン
ス
」
の
小
さ
な
看
板
が
確
か
に
掲
げ
て
あ
る
。
教
え
て
く
れ
る
。
路
地
に
入
っ
て
み
る
と
、
駐
車
場
の
奥
に
建
物
が
あ
り
、
い
女
性
を
つ
か
ま
え
て
聞
い
て
み
る
と
、
「
そ
こ
の
路
地
を
入
る
の
だ
」
と
か
な
か
見
つ
か
ら
な
い
。
そ
こ
で
近
く
の
レ
ス
ト
ラ
ン
で
働
い
て
い
る
若
「
ア
ニ
ー
・
ジ
ー
ン
は
す
ぐ
そ
こ
だ
」
と
言
う
の
で
探
す
が
、
こ
れ
が
な
シャンブル・ドート 「アニー・ジーン」
泊まった部屋
ド
を
取
っ
て
地
下
の
駐
車
場
に
入
っ
て
い
く
と
、
え
ら
く
幅
が
狭
く
て
少
な
の
で
、
市
営
の
駐
車
場
に
入
れ
る
こ
と
に
し
た
。
入
り
口
で
駐
車
カ
ー
デ
ィ
ジ
ョ
ン
は
大
き
な
町
で
、
路
上
に
駐
車
し
て
違
反
に
で
も
な
る
と
嫌
芸
術
品
を
残
し
て
い
る
。
ま
た
、
グ
ル
メ
と
し
て
も
有
名
と
の
こ
と
だ
。
し
、
特
に
フ
ラ
ン
ド
ル
地
方
か
ら
や
っ
て
き
た
画
家
や
彫
刻
家
は
多
く
の
の
都
と
し
て
栄
華
を
極
め
た
。
貴
族
は
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
中
の
芸
術
家
を
招
聘
デ
ィ
ジ
ョ
ン
は
芸
術
家
が
集
い
、
14
~
15
世
紀
に
は
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
公
国
畑
の
中
を
1
時
間
も
走
る
と
デ
ィ
ジ
ョ
ン
の
町
に
入
っ
て
い
っ
た
。
く
れ
た
。
視
界
が
悪
く
て
嫌
だ
な
と
思
っ
た
が
、
そ
の
う
ち
晴
れ
て
き
て
、
ー
ニ
ュ
地
方
の
ブ
ド
ウ
畑
が
霧
に
覆
わ
れ
て
、
幻
想
的
な
景
色
を
見
せ
て
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
(
)
は
高
台
に
あ
る
の
で
、
途
中
で
ブ
ル
ゴ
ョ
ン
に
向
か
う
。
朝
7
時
半
に
朝
食
も
取
ら
ず
に
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
の
宿
を
出
発
し
、
デ
ィ
ジ
①
デ
ィ
ジ
ョ
ン
(
Dijon
し
外
す
と
タ
イ
ヤ
が
横
に
す
れ
て
し
ま
う
。
緊
張
し
な
が
ら
や
っ
と
の
思
Chateauneuf
い
で
地
下
3
階
に
止
め
る
こ
と
が
で
き
た
。
)
早朝 霧の中、ブルゴーニュ地方のブドウ畑は幻想的な景色を見せてくれた
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【
第
3
日
】
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
方
(
2
)
44
ら
5
分
ほ
ど
待
っ
て
み
る
が
誰
も
来
な
い
。
周
り
を
見
回
す
が
誰
も
い
な
い
。
「
誰
か
来
な
い
か
な
~
」
と
期
待
し
な
が
っ
て
く
る
。
ど
う
し
よ
う
も
な
い
の
で
、
車
を
バ
ッ
ク
し
て
横
に
止
め
て
、
「
お
か
し
い
な
~
」
と
呟
き
な
が
ら
、
何
度
も
入
れ
て
み
る
が
や
は
り
戻
コ
イ
ン
を
入
れ
る
穴
が
な
く
、
カ
ー
ド
が
戻
さ
れ
て
く
る
。
駐
車
カ
ー
ド
を
差
し
込
ん
で
、
お
金
を
支
払
お
う
と
す
る
と
、
ど
こ
に
も
コ
ー
ヒ
ー
と
パ
ン
を
食
べ
て
駐
車
場
に
戻
り
、
出
口
の
ゲ
ー
ト
で
、
い
ざ
入
る
こ
と
に
し
た
。
駐
車
場
は
こ
の
カ
フ
ェ
の
前
だ
。
の
家
が
目
に
つ
く
。
そ
の
横
に
カ
フ
ェ
が
あ
っ
た
の
で
、
朝
食
を
か
ね
て
こ
の
寺
院
を
見
た
後
、
町
を
ブ
ラ
ブ
ラ
し
て
い
る
と
、
カ
ラ
フ
ル
な
屋
根
触
る
と
幸
せ
に
な
れ
る
と
い
う
。
教
会
」
に
は
「
幸
福
の
フ
ク
ロ
ウ
」
と
呼
ば
れ
る
彫
刻
が
あ
り
、
左
手
で
寺
院
」
に
た
ど
り
着
い
た
。
荘
厳
で
華
や
か
な
寺
院
だ
。
「
ノ
ー
ト
ル
ダ
ム
デ
ィ
ジ
ョ
ン
を
ブ
ラ
ブ
ラ
し
て
い
る
と
、
お
目
当
て
の
「
ノ
ー
ト
ル
ダ
ム
そ
れ
以
来
慎
重
に
な
っ
て
い
る
。
ア
で
駐
車
し
た
と
こ
ろ
が
分
か
ら
な
く
な
り
大
変
な
目
に
あ
っ
た
の
で
、
か
ら
も
駐
車
場
の
入
り
口
の
写
真
を
撮
っ
て
お
い
た
。
一
昨
年
ク
ロ
ア
チ
ディジョン(Dijon)の町
ノートルダム寺院
一休みしたディジョンのカフェ
ノートルダム寺院入口
45 Copyright © IT おやじ All rights reserved
か
ら
な
く
な
り
そ
う
な
の
で
、
駐
車
番
号
を
写
真
に
撮
り
、
地
上
に
出
て
そ
こ
か
ら
は
エ
レ
ベ
ー
タ
ー
で
地
上
に
出
る
の
だ
が
、
止
め
た
位
置
が
分
ディジョン市営駐車場地下
ディジョン市営駐車場入口
て
、
コ
ー
ト
・
ド
ー
ル
に
入
っ
て
い
っ
た
。
た
の
だ
が
、
そ
ん
な
こ
と
は
知
る
よ
し
も
な
く
、
デ
ィ
ジ
ョ
ン
を
後
に
し
こ
の
経
験
が
、
後
々
生
か
さ
れ
て
お
れ
ば
も
っ
と
ト
ラ
ブ
ル
は
少
な
か
っ
な
く
、
別
の
と
こ
ろ
で
支
払
う
の
だ
。
一
つ
賢
く
な
っ
た
。
~ カ
ー
や ド
っ を
と 差
出 し
ら 込
れ む
る と
! 、
」 何
フ と
ラ ゲ
ン ー
ス ト
の は
駐 開
車 い
場 た
は で
、 は
料 な
金 い
を か
出 。
「
口 ヤ
で ッ
は タ
「
こ
れ
だ
~
」
と
納
得
な
が
ら
車
を
再
度
出
口
の
ゲ
ー
ト
に
持
ち
込
み
、
入
れ
る
と
、
カ
ー
ド
が
出
て
き
た
。
ディジョン(Dijon)の青空に映えるカラフルな屋根の家
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
込
む
と
、
3
ユ
ー
ロ
と
表
示
さ
れ
て
い
る
の
で
、
3
ユ
ー
ロ
分
コ
イ
ン
を
あ
る
。
「
ヒ
ョ
ッ
と
し
て
~
」
と
思
い
立
ち
、
こ
の
機
械
に
カ
ー
ド
を
差
し
ふ
と
横
を
見
る
と
、
ど
う
も
カ
ー
ド
を
精
算
す
る
よ
う
な
機
械
が
置
い
て
46
で
、
太
陽
の
恵
み
を
一
杯
受
け
て
い
る
感
じ
で
本
当
に
気
持
ち
が
よ
い
。
「
グ
ラ
ン
・
ク
リ
ュ
街
道
」
は
、
細
い
道
だ
が
、
周
り
が
一
面
ブ
ド
ウ
畑
降
り
て
、
グ
ラ
ン
・
ク
リ
ュ
街
道
に
入
り
直
す
。
P
S
に
従
っ
て
走
っ
て
い
く
と
高
速
に
入
っ
て
し
ま
っ
た
の
で
、
す
ぐ
に
地
が
こ
の
地
区
で
、
40
㎞
近
く
ブ
ド
ウ
畑
が
続
い
て
い
る
。
と
こ
ろ
が
G
入
る
。
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
・
ワ
イ
ン
の
中
で
も
、
特
に
上
等
な
ワ
イ
ン
の
産
ー
ト
・
ド
ー
ル
の
「
グ
ラ
ン
・
ク
リ
ュ
(
特
級
酒
)
街
道
」
に
デ
ィ
ジ
ョ
ン
か
ら
ボ
ー
ヌ
に
向
か
い
、
N
31
を
南
下
す
る
と
、
す
ぐ
に
コ
一面に広がるコート・ドール(ジュヴレイ・シャンベルタン)のブドウ畑
47 Copyright © IT おやじ All rights reserved
②
コ
ー
ト
・
ド
ー
ル
(
Cote-d’Or
ま
た
日
差
し
は
強
く
、
雤
も
適
度
に
降
る
よ
う
だ
が
、
こ
の
強
烈
な
太
陽
Grand Cru
グラン・クリュ街道の道路標識
(Route des Grands Crus)
の
光
と
良
質
な
水
が
素
晴
ら
し
い
ブ
ド
ウ
を
育
て
る
の
だ
ろ
う
。
)
そ
こ
で
、
そ
の
近
く
の
美
味
し
い
赤
ワ
イ
ン
が
で
き
る
フ
ィ
サ
ン
(
)
今
日
は
土
曜
日
の
せ
い
か
、
ど
こ
も
店
が
開
い
て
い
な
い
。
マ
も
こ
の
ワ
イ
ン
の
愛
好
者
だ
。
こ
こ
で
ワ
イ
ン
を
買
お
う
と
思
っ
た
が
、
や
「
モ
ン
テ
・
ク
リ
ス
ト
伯
」
の
作
者
で
あ
る
ア
レ
ク
サ
ン
ド
レ
・
デ
ュ
は
必
ず
大
量
の
「
シ
ャ
ン
ベ
ル
タ
ン
」
を
仕
入
れ
た
と
言
わ
れ
、
「
三
銃
士
」
ン
」
を
産
す
る
こ
と
で
有
名
だ
。
ナ
ポ
レ
オ
ン
は
、
遠
征
に
出
か
け
る
時
こ
の
村
は
、
ナ
ポ
レ
オ
ン
が
愛
し
た
最
上
級
赤
ワ
イ
ン
「
シ
ャ
ン
ベ
ル
タ
タ 「
ン グ
( ラ
ン
・
ク
リ
ュ
街
道
」
を
) 少
と し
い 下
う る
村 と
に 、
入 ジ
っ ュ
て ヴ
い レ
く イ
。
シ
ャ
ン
ベ
ル
・
)
」
と
い
う
、
い
か
と
い
う
小
さ
な
村
に
行
く
こ
と
に
し
た
。
細
い
道
を
入
っ
て
い
く
と
、
「
オ
Gevrey-Chambertin
ー
・
ク
ロ
ス
・
ナ
ポ
レ
オ
ン
(
Fixin
右が Clos Napoleon
左は FIXIN の白ワイン
これは飲むのが楽しみだ
に
も
ナ
ポ
レ
オ
ン
に
ゆ
か
り
が
あ
り
そ
う
な
レ
ス
ト
ラ
ン
を
見
つ
け
た
。
Au Clos Napoleon
Clos Napoleon
1st 入
っ
CRU て
( み
最 る
高 と
級 す
) ご
の く
「 素
敵
な
雰
囲
気
で
、
」 ワ
( イ
30 ナ
ユ リ
ー ー
ロ を
) 兹
を ね
買 て
っ お
た り
。 、
Au Clos Napoleon では是非食べてみたい
ブドウ畑の中にポツンと Fixin の村がある
Au Clos Napoleon のワイン貯蔵室
Fixin の教会
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
48
こ
の
あ
た
り
で
、
「
グ
ラ
ン
・
ク
リ
ュ
街
道
」
も
そ
ろ
そ
ろ
終
わ
り
に
近
づ
に
過
ご
し
や
す
い
。
ん
で
く
る
。
と
は
い
え
日
本
の
猛
暑
と
は
違
い
、
湿
度
が
低
い
の
で
非
常
れ
て
い
て
23
度
で
、
運
転
を
し
て
い
て
も
エ
ア
コ
ン
を
入
れ
な
い
と
汗
ば
昨
日
は
雤
が
降
っ
て
18
度
程
度
と
少
し
肌
寒
か
っ
た
が
、
今
日
は
よ
く
晴
ゃ
ん
と
食
べ
る
と
な
か
な
か
高
く
つ
く
。
フ
ィ
サ
ン
の
赤
ワ
イ
ン
。
コ
ー
ヒ
ー
と
合
わ
せ
て
35
ユ
ー
ロ
。
や
は
り
ち
は
外
が
パ
リ
ッ
と
し
て
い
て
中
は
し
っ
と
り
、
ま
た
格
別
だ
。
ワ
イ
ン
は
な
か
美
味
し
か
っ
た
。
ま
た
パ
ン
は
焼
き
た
て
の
フ
ラ
ン
ス
パ
ン
。
こ
れ
ら
、
ア
ヒ
ル
の
足
を
4
時
間
煮
込
ん
だ
料
理
を
頼
ん
だ
が
、
こ
れ
が
な
か
お
昼
な
の
で
M
e
n
u
(
定
食
)
は
な
い
。
英
語
の
メ
ニ
ュ
ー
を
見
な
が
は
こ
こ
で
取
る
こ
と
に
し
た
。
取
れ
る
。
こ
の
村
に
美
味
し
そ
う
な
レ
ス
ト
ラ
ン
が
あ
っ
た
の
で
、
お
昼
こ
こ
は
、
「
ロ
マ
ネ
・
コ
ン
テ
ィ
」
で
有
名
な
村
で
、
最
高
級
の
ワ
イ
ン
が
ネ 更
( に
、
「
グ
ラ
ン
・
ク
リ
) ュ
に 街
入 道
る 」
。 を
下
っ
て
行
く
と
、
ヴ
ォ
ー
ヌ
・
ロ
マ
Vosne-Romanee
き
、
ボ
ー
ヌ
の
町
に
入
っ
て
い
っ
た
。
ヴォーヌ・ロマネのレストラン
ジュヴレイ・シャンベルタンのワイナリー
アヒルの足の煮込み
ロマネ・コンティのブドウ畑
49 Copyright © IT おやじ All rights reserved
薬局
瓦
の
屋
根
が
美
し
い
。
「
貧
者
の
間
」
で
は
、
両
サ
イ
ド
に
赤
い
ビ
ロ
ー
ド
中
庭
に
は
い
る
と
、
色
鮮
や
か
な
綴
れ
織
り
の
ご
と
き
幾
何
学
模
様
の
色
苦
し
む
市
民
を
助
け
る
た
め
に
建
て
た
が
、
そ
の
ま
ま
保
存
さ
れ
て
い
る
。
療
院
)
」
は
、
時
の
宰
相
ニ
コ
ラ
・
ロ
ラ
ン
が
百
年
戦
争
で
貧
困
と
飢
饉
に
15
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
「
オ
テ
ル
・
デ
ュ
ー
(
オ
ス
ピ
ス
・
ド
・
ボ
ー
ヌ
施
な
ワ
イ
ン
セ
ラ
ー
が
あ
る
。
く
、
ガ
リ
ア
・
ロ
ー
マ
時
代
に
さ
か
の
ぼ
り
、
町
中
至
る
所
に
試
飲
可
能
ン
の
香
り
に
満
ち
た
り
て
い
る
。
ボ
ー
ヌ
で
の
ワ
イ
ン
醸
造
の
歴
史
は
古
オテル・デュー(Hospices de Beaune Hotel-Dieu)の中庭
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
ボ
ー
ヌ
は
、
「
コ
ー
ト
・
ド
ー
ル
(
黄
金
の
丘
)
」
の
南
端
に
あ
り
、
ワ
イ
③
ボ
ー
ヌ
(
Beaune
貧者の間
張
り
の
ベ
ッ
ド
が
並
ん
で
い
る
。
)
50
と
に
し
た
。
や
は
り
オ
ー
タ
ン
違
い
の
よ
う
だ
。
仕
方
が
な
い
の
で
、
残
念
だ
が
オ
ー
う
だ
。
町
を
グ
ル
ッ
と
一
周
し
た
が
ど
う
も
あ
ま
り
見
所
が
な
い
。
オ
ー
タ
ン
だ
と
思
い
こ
ん
で
い
た
が
、
ど
う
も
他
の
オ
ー
タ
ン
が
あ
る
よ
の
は
ず
が
な
い
」
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
検
索
し
て
、
こ
こ
が
目
的
地
の
「
ア
レ
ッ
~
こ
こ
の
オ
ー
タ
ン
は
大
き
な
町
だ
。
こ
れ
で
は
美
し
い
村
1
時
間
ほ
ど
走
る
と
オ
ー
タ
ン
に
到
着
し
た
。
に
車
を
止
め
る
。
少
し
こ
の
あ
た
り
を
ブ
ラ
ブ
ラ
し
て
か
ら
車
に
戻
り
、
っ
て
い
る
。
「
ワ
ー
~
ス
ゴ
イ
~
」
と
急
ブ
レ
ー
キ
を
か
け
て
、
道
路
脇
く
と
、
途
中
に
突
然
ひ
ま
わ
り
畑
が
現
れ
て
、
見
渡
す
限
り
黄
色
に
染
ま
「
お
か
し
い
な
~
」
と
思
い
な
が
も
、
オ
ー
タ
ン
に
向
か
っ
て
走
っ
て
い
い
る
と
、
ど
う
い
う
訳
か
何
度
も
オ
ー
タ
ン
の
表
示
が
出
て
く
る
。
ブルゴーニュで見つけたヒマワリ畑
51 Copyright © IT おやじ All rights reserved
識
は
村
の
近
く
に
行
く
ま
で
見
つ
か
ら
な
い
は
ず
だ
が
、
道
路
を
走
っ
て
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
は
人
口
2
0
0
0
人
以
下
の
村
で
、
道
路
標
き た ボ
た 。 ー
。 ボ ヌ
ー の
ヌ 次
を は
出 、
る 美
と し
、 い
す 村
ぐ
に オ
オ ー
ー タ
タ ン
(
ン
50
(
㎞
西
)
) に
の 向
表 か
示 う
が こ
見 と
え に
て し
Autun
タ
ン
は
諦
め
て
、
今
日
の
宿
泊
地
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
(
50
㎞
東
)
に
戻
る
こ
っ
て
い
た
。
少
し
寂
し
げ
な
田
園
日
が
陰
っ
て
き
て
、
が
あ
り
、
そ
ろ
そ
ろ
磔
像
の
あ
る
見
晴
台
村
の
は
ず
れ
に
は
、
ー
ソ
ワ
と
呼
ば
れ
る
。
シャトーヌフから見える夕暮れの田園風景
ー
ヌ
フ
・
ア
ン
・
オ
こ
の
村
は
、
シ
ャ
ト
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
と
い
う
地
名
は
他
に
も
あ
る
た
め
、
オ
ー
ソ
ワ
川
に
近
い
く
と
、
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
が
小
高
い
丘
の
上
に
見
え
て
き
た
。
昨
日
と
は
ル
ー
ト
が
異
な
る
た
め
風
景
が
違
う
。
川
に
沿
っ
て
走
っ
て
行
丘の上でひっそり佇む美しい村 シャトーヌフ(Chateaunuf)
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
1
時
間
も
田
舎
道
を
走
る
と
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
の
近
く
に
帰
っ
て
き
た
が
、
④
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
(
Chateaunuf
風
景
が
眼
下
に
広
が
)
52
シャトーヌフ城の中庭からの景観
シャトーヌフ城の門にて
も
落
ち
着
か
な
い
の
で
、
程
々
に
し
て
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
に
戻
っ
た
。
不
気
味
で
、
こ
れ
ま
で
お
城
で
行
わ
れ
た
謀
略
や
殺
生
を
考
え
る
と
ど
う
城
に
入
っ
て
み
る
と
、
イ
ギ
リ
ス
の
城
で
も
同
じ
だ
が
、
暗
く
て
何
や
ら
た
も
の
と
言
わ
れ
て
い
る
。
シャトーヌフ城(Chateaunuf)の外観
53 Copyright © IT おやじ All rights reserved
家
の
城
は
、
コ
ー
ト
・
ド
ー
ル
県
の
中
世
の
城
塞
建
築
の
中
で
も
傑
出
し
世
の
趣
を
よ
く
残
し
て
お
り
、
村
の
シ
ン
ボ
ル
で
あ
る
。
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
「
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
城
」
は
10
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
も
の
で
、
質
素
だ
が
中
っ
た
「
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
城
」
を
見
学
す
る
こ
と
に
し
た
。
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
に
戻
る
と
、
昨
日
時
間
が
な
く
て
入
る
こ
と
が
で
き
な
か
次
に
ヨ
ー
グ
ル
ト
に
チ
ー
ズ
を
混
ぜ
た
フ
ォ
マ
ー
ジ
ュ
が
山
盛
り
出
て
き
し
か
っ
た
。
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
料
理
も
な
か
な
か
の
も
の
だ
。
ぎ
て
半
分
ほ
ど
し
か
食
べ
ら
れ
な
か
っ
た
が
。
サ
ラ
ダ
も
な
か
な
か
美
味
く
も
な
く
、
マ
ス
タ
ー
ド
を
つ
け
る
と
い
い
感
じ
に
な
る
。
昼
に
食
べ
過
な
か
美
味
し
い
。
腸
の
中
に
挽
肉
や
野
菜
を
挟
み
込
ん
だ
感
じ
で
、
塩
辛
と
少
し
後
悔
し
な
が
ら
、
ソ
ー
セ
ー
ジ
を
食
べ
て
み
る
と
、
こ
れ
が
な
か
「
こ
れ
は
食
べ
ら
れ
な
い
。
え
ら
い
も
の
を
頼
ん
で
し
ま
っ
た
な
ぁ
~
」
う
な
ソ
ー
セ
ー
ジ
に
山
盛
り
の
フ
レ
ン
チ
フ
ラ
イ
が
出
て
き
た
。
の
で
つ
い
つ
い
食
べ
て
し
ま
う
と
、
続
い
て
メ
イ
ン
に
は
、
太
い
棒
の
よ
10
分
ほ
ど
待
つ
と
、
前
菜
に
は
サ
ー
モ
ン
の
サ
ラ
ダ
が
来
て
、
美
味
し
い
大
分
安
く
な
っ
た
。
サーモンのサラダ
結
局
こ
れ
だ
け
食
べ
て
チ
ッ
プ
を
入
れ
て
23
ユ
ー
ロ
。
昨
日
に
較
べ
る
と
棒のようなソーセージとフレンチフライ
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
て
赤
の
グ
ラ
ス
ワ
イ
ン
を
頼
ん
だ
。
む
こ
と
に
し
た
が
、
お
昼
は
肉
だ
っ
た
の
で
、
夕
食
は
ソ
ー
セ
ー
ジ
に
し
り
す
ぎ
の
人
が
多
い
と
い
う
の
は
当
然
の
こ
と
だ
と
思
う
。
初
か
ら
持
っ
て
く
れ
ば
よ
い
の
に
~
」
今
日
も
M
E
N
U
(
定
食
)
を
頼
ン
か
ら
デ
ザ
ー
ト
ま
で
全
て
食
べ
き
っ
て
い
る
。
フ
ラ
ン
ス
人
は
最
近
太
英
語
で
説
明
し
て
く
れ
た
。
こ
こ
に
は
英
語
の
メ
ニ
ュ
ー
も
あ
っ
た
。
「
最
れ
る
か
~
」
と
思
い
な
が
ら
横
を
見
る
と
、
私
よ
り
年
上
の
夫
婦
が
メ
イ
と
、
お
手
上
げ
の
ポ
ー
ズ
を
取
っ
て
い
る
と
、
太
っ
た
お
ば
さ
ん
が
来
て
ト
ケ
ー
キ
、
プ
リ
ン
、
ス
フ
レ
)
が
出
て
き
た
。
「
こ
ん
な
に
沢
山
食
べ
ら
最
初
に
来
た
ウ
エ
イ
ト
レ
ス
は
英
語
が
全
く
通
じ
な
い
。
「
困
っ
た
な
ぁ
~
」
最
後
に
デ
ザ
ー
ト
は
コ
ー
ヒ
ー
と
3
つ
の
ミ
ニ
デ
ザ
ー
ト
(
チ
ョ
コ
レ
ー
ル
・
ド
・
キ
ャ
ッ
ス
ル
(
Le Grill du Castel
た
。
少
し
食
べ
て
み
る
と
味
気
な
い
し
、
あ
ま
り
気
が
進
ま
な
い
。
し
か
)
」
に
行
っ
た
。
な
か
な
か
い
け
る
。
結
局
全
て
食
べ
て
し
ま
っ
た
。
今
日
の
夕
食
は
、
ア
ニ
ー
が
推
薦
し
て
く
れ
た
レ
ス
ト
ラ
ン
「
レ
・
グ
リ
し
砂
糖
を
持
っ
て
き
て
い
た
の
で
、
試
し
に
少
し
か
け
て
み
る
と
こ
れ
が
54
句
は
言
え
な
い
。
庫
も
な
い
。
本
当
に
泊
ま
る
だ
け
だ
。
し
か
し
1
泊
50
ユ
ー
ロ
だ
か
ら
文
2
泊
で
100
ユ
ー
ロ
。
「
ア
ニ
ー
・
ジ
ー
ン
」
に
は
、
テ
レ
ビ
は
な
い
し
冷
蔵
い
て
い
く
の
で
水
を
入
れ
て
お
茶
を
飲
み
な
さ
い
」
と
用
意
し
て
く
れ
た
。
と
日
本
茶
の
テ
ィ
ー
バ
ッ
グ
と
ジ
ュ
ー
ス
に
パ
ン
、
そ
れ
に
ポ
ッ
ト
を
お
宿
に
帰
る
と
ア
ニ
ー
が
来
て
、
「
明
日
の
朝
食
を
食
べ
な
い
の
な
ら
、
紅
茶
い ツ い
。 ン る
と よ
置 う
い な
て 気
あ が
っ す
た る
り 」
す と
る 思
。 っ
こ た
の ら
ア 、
ン 超
バ 豪
ラ 華
ン な
ス バ
が イ
何 ク
と が
も 道
言 端
え に
な ポ
犬もゆったりしているような・・・
何故こんなバイクが道端に・・・
55 Copyright © IT おやじ All rights reserved
た
り
流
れ
て
い
る
か
ら
だ
ろ
う
か
、
散
歩
の
犬
も
ど
こ
か
ゆ
っ
た
り
し
て
て
も
レ
ス
ト
ラ
ン
や
カ
フ
ェ
は
賑
わ
っ
て
い
る
。
「
こ
の
村
の
時
間
が
ゆ
っ
フ
ラ
ン
ス
人
の
夜
は
遅
い
。
夕
食
は
8
時
か
ら
な
の
で
、
夜
10
時
を
過
ぎ
シ
ー
」
と
声
を
か
け
る
と
手
を
振
っ
て
喜
ん
で
い
る
。
性
が
こ
ち
ら
を
見
て
お
り
、
「
見
つ
か
っ
た
か
」
と
聞
い
て
き
た
。
「
メ
ル
横
を
見
る
と
、
昨
日
「
ア
ニ
ー
・
ジ
ー
ン
」
の
場
所
を
教
え
て
く
れ
た
女
な
~
」
と
思
う
よ
う
な
も
の
を
い
ろ
い
ろ
売
っ
て
い
る
。
骨董品の人形
骨董品の鳥の置物
あ
り
、
「
誰
が
こ
ん
な
も
の
を
買
う
の
か
な
~
こ
れ
で
商
売
に
な
る
の
か
夕
食
が
済
ん
で
歩
い
て
帰
っ
て
い
る
と
、
い
か
に
も
鄙
び
た
骨
董
品
屋
が
と
、
A
31
に
入
っ
て
い
っ
た
。
美しい村の標識
高
台
か
ら
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
の
豊
か
な
大
地
を
見
下
ろ
し
つ
つ
進
ん
で
い
く
「
や
ば
い
な
~
」
と
思
い
な
が
ら
、
朝
靄
の
か
か
っ
た
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
の
く
な
っ
て
き
た
。
と
少
し
憂
鬱
に
な
り
つ
つ
。
し
ば
ら
く
進
ん
で
い
く
と
そ
の
う
ち
に
明
る
で
、
車
の
エ
ン
ジ
ン
を
か
け
る
と
、
G
P
S
の
画
面
が
暗
い
。
「
ま
た
か
!
」
散
歩
か
ら
帰
り
、
「
い
ざ
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
に
出
発
」
と
意
気
込
ん
標
識
の
あ
る
村
は
訪
れ
る
価
値
が
あ
る
と
い
う
こ
と
だ
ろ
う
。
が
認
定
し
た
152
の
村
全
て
に
、
こ
の
標
識
が
立
て
て
あ
る
そ
う
で
、
こ
の
歩
い
て
い
く
と
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
の
標
識
が
立
っ
て
い
る
。
国
朝
7
時
半
、
シ
ャ
ト
ー
ヌ
フ
の
村
は
ま
だ
眠
っ
て
い
る
。
村
の
は
ず
れ
に
朝霧のシャトーヌフ(Chateaunuf)から見下ろすブルゴーニュ地方
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
【
第
4
日
】
フ
ラ
ン
シ
ェ
・
コ
ン
テ
地
方
56
機
に
読
み
込
ま
れ
て
し
ま
っ
た
し
、
ど
う
し
た
も
の
か
」
と
困
惑
し
つ
つ
、
と
い
っ
て
も
「
後
ろ
に
は
車
が
来
て
い
る
し
、
高
速
カ
ー
ド
は
料
金
支
払
行
け
」
と
言
っ
て
い
る
よ
う
だ
。
ゲ
ー
ト
を
間
違
っ
た
。
」
と
伝
え
る
と
、
男
性
は
ど
う
も
「
隣
の
ゲ
ー
ト
に
す
る
と
男
性
の
声
が
聞
こ
え
て
き
た
の
で
、
「
現
金
で
支
払
い
た
い
が
料
金
「
エ
ィ
~
こ
れ
で
も
押
し
て
み
よ
う
」
と
、
試
し
に
押
し
て
み
た
。
た
す
ぐ
横
に
「
Help/Information
後
ろ
の
車
に
バ
ッ
ク
し
て
も
ら
い
、
何
と
か
横
の
ゲ
ー
ト
に
入
る
と
、
ど
」
と
書
い
た
緑
の
ボ
タ
ン
が
あ
っ
た
。
「
ど
う
し
よ
う
~
困
っ
た
」
と
思
案
に
暮
れ
て
い
る
と
、
カ
ー
ド
を
入
れ
書
い
て
あ
っ
た
よ
う
な
気
が
す
る
」
と
思
っ
た
が
ど
う
し
よ
う
も
な
い
。
み
た
い
だ
。
そ
う
い
え
ば
、
ト
ー
ル
・
ビ
ル
に
入
る
時
に
C
a
r
t
e
と
と
お
金
を
入
れ
る
と
こ
ろ
が
な
い
。
「
し
ま
っ
た
!
こ
こ
は
カ
ー
ド
専
用
南
)
に
向
か
っ
た
。
何回も戸惑ったトール・ビル
料金支払機
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し
込
む
と
、
8.2
ユ
ー
ロ
と
表
示
さ
れ
た
。
い
ざ
お
金
を
入
れ
よ
う
と
す
る
ト
ー
ル
・
ビ
ル
に
着
い
た
の
で
、
高
速
入
口
で
受
け
取
っ
た
カ
ー
ド
を
差
い
聞
か
せ
な
が
ら
、
今
日
の
目
的
地
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
(
160
㎞
東
の
で
、
さ
す
が
に
少
し
焦
っ
た
が
、
「
何
と
か
な
る
も
の
だ
」
と
自
分
に
言
降
り
る
こ
と
が
で
き
た
。
「
ア
~
助
か
っ
た
~
」
日
本
の
高
速
道
路
と
は
勝
手
が
え
ら
い
違
い
な
思
い
な
が
ら
も
10
㎞
近
く
走
っ
て
い
く
と
、
何
と
か
次
の
出
口
で
高
速
を
道
路
工
事
を
し
て
い
て
つ
い
つ
い
乗
り
換
え
損
ね
た
。
「
し
ま
っ
た
!
」
と
1
時
間
ほ
ど
走
る
と
、
別
の
高
速
に
乗
り
換
え
る
よ
う
指
示
が
あ
っ
た
が
、
フ
ラ
ン
ス
の
高
速
で
は
、
ど
の
車
も
時
速
130
㎞
く
ら
い
で
走
っ
て
い
る
。
ル
の
バ
ー
が
ち
ゃ
ん
と
開
い
た
。
れ
る
と
、
ち
ゃ
ん
と
返
金
口
に
は
1.2
ユ
ー
ロ
返
金
さ
れ
て
、
ト
ー
ル
・
ビ
「
本
当
に
大
丈
夫
か
な
~
」
と
少
し
心
配
に
な
る
が
、
10
ユ
ー
ロ
札
を
入
こ
か
で
私
を
見
て
い
る
の
か
、
「
現
金
を
入
れ
ろ
」
と
の
声
が
あ
っ
た
。
真
っ
青
な
空
に
白
い
雲
と
緑
の
小
麦
畑
。
こ
れ
ら
を
切
り
裂
く
よ
う
に
真
方
と
は
少
し
異
な
る
。
り
、
森
林
が
豊
富
で
、
空
気
も
な
に
や
ら
透
き
通
っ
て
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
地
あ
た
り
は
ス
イ
ス
に
隣
接
し
て
お
り
、
ジ
ュ
ラ
(
Jura
田舎の鉄道はひっそりと
っ
直
ぐ
に
伸
び
る
農
道
。
そ
こ
を
時
速
100
㎞
で
走
り
抜
け
る
。
ま
こ
と
に
)
山
脈
の
麓
に
あ
フランシェ・コンテ地方は透明感のある空気が清々しい
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
高
速
を
下
り
る
と
、
こ
こ
は
フ
ラ
ン
シ
ェ
・
コ
ン
テ
地
方
で
、
特
に
こ
の
①
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
(
Baume-les-Messieurs
農道を走り抜ける
爽
快
だ
。
こ
ん
な
田
舎
に
も
時
折
、
鉄
道
も
走
っ
て
い
る
。
)
58
ラ
ン
だ
。
て
お
り
、
非
常
に
人
テ
ラ
ス
も
賑
わ
っ
満
員
で
断
ら
れ
た
。
取
ろ
う
と
し
た
が
、
で
、
こ
こ
で
昼
食
を
折
角
の
機
会
な
の
念
し
た
。
が
見
つ
か
ら
ず
断
メ
ー
ル
ア
ド
レ
ス
ま
ろ
う
と
し
た
が
、
ク
・
カ
フ
ェ
」
に
泊
当
初
は
、
「
ゴ
シ
ッ
the Gothique Café
ン
「
ゴ
シ
ッ
ク
・
カ
フ
ェ
(
)
」
が
あ
る
。
絶壁の麓にたたずむゴシック・カフェ(the Gothique Café)
こ
こ
か
ら
2
㎞
南
に
行
く
と
、
断
崖
絶
壁
の
岩
の
麓
に
美
し
い
レ
ス
ト
ラ
ボーム・レ・メシューの大修道院(Abbey)は村のシンボルだ
59 Copyright © IT おやじ All rights reserved
紀
に
建
て
ら
れ
た
そ
う
で
、
ス
テ
ン
ド
グ
ラ
ス
が
美
し
い
。
る
「
大
修
道
院
(
Abbey
気
の
あ
る
レ
ス
ト
)
」
が
す
ぐ
目
に
つ
く
。
こ
こ
の
修
道
院
は
12
世
美
し
い
村
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
に
入
っ
て
い
く
と
、
村
の
中
心
に
あ
シ
ャ
ロ
ン
(
10
㎞
北
)
に
る
間
に
先
に
シ
ャ
ト
ー
・
し
て
、
青
空
が
見
え
て
い
く
て
よ
い
の
で
後
回
し
に
窟
を
見
る
の
は
昼
間
で
な
下
り
は
10
分
だ
。
暗
い
洞
て
い
っ
た
。
汗
も
ひ
い
て
一
息
つ
い
た
む
こ
と
に
し
た
。
こ
こ
か
ら
は
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
の
谷
間
が
一
望
頂
上
に
は
カ
フ
ェ
が
あ
っ
た
の
で
、
こ
こ
で
一
休
み
し
て
コ
ー
ヒ
ー
を
飲
に
た
ど
り
着
く
。
い
く
と
、
ビ
ュ
ー
ポ
イ
ン
ト
(
あ
り
、
ま
ず
は
そ
の
道
を
登
る
こ
と
に
し
た
。
20
分
ほ
ど
階
段
を
上
っ
) て
)
」
が
あ
る
。
洞
窟
の
横
に
は
絶
壁
岩
の
頂
上
に
登
れ
る
道
が
ビューポイント(the Belvédère des Roches de Baume)からの眺めは実に壮大だ
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
そ
の
近
く
に
は
、
鍾
乳
石
の
洞
窟
「
グ
ロ
ッ
ト
・
ド
・
ボ
ー
ム
(
the Grottes
で
き
る
。
こ
こ
は
森
や
畑
が
多
く
て
緑
豊
か
で
本
当
に
美
し
い
。
the Belvédère des Roches de Baume
階段を上りきると素敵なカフェがあった
の
で
、
登
っ
た
道
を
下
っ
de Baume
行
く
こ
と
に
し
た
。
60
る
美
し
い
村
の
中
で
こ
こ
の
景
観
は
、
数
あ
こ
と
だ
ろ
う
。
ド
ウ
畑
が
広
が
り
、
ま
に
は
、
見
渡
す
限
り
ブ
く
( ビ 住 シ
と
ュ ん ャ
で
、
ー い ト
断
ー
崖
ポ る シ
絶
イ の ャ
壁 )
ン か ロ
の に
な ン
ト 」
下 行
の
と 村
思 は
い ひ
つ っ
つ そ
、
教 り
会 し
の て
横 お
の り
通 、
路 「
を こ
通 ん
り な
過 所
ぎ に
て 人
、 が
車
で
崖
の
上
ま
で
あ
が
っ
て
い
く
。
美
し
い
村
シ
ャ
ト
ー
・
シ
ャ
ロ
ン
は
断
崖
絶
壁
に
建
つ
要
塞
の
村
で
あ
り
、
美しい村 シャトー・シャロン(Château-Chalon)は崖の上に建っている
61 Copyright © IT おやじ All rights reserved
②
シ
ャ
ト
ー
・
シ
ャ
ロ
ン
(
Château-Chalon
ブドウ畑が美しい
さ
に
絶
景
と
は
こ
の
the Belvédère de
も
最
高
の
も
の
か
も
la Rochette
し
れ
な
い
。
)
ず
洞
窟
ツ
ア
ー
に
参
加
す
る
こ
と
に
し
た
。
腹
が
立
っ
た
が
、
腹
を
立
て
て
も
ど
う
に
も
な
ら
な
い
の
で
、
と
り
あ
え
「
宿
泊
客
を
ほ
っ
た
ら
か
し
て
一
体
ど
こ
に
行
っ
て
い
る
の
だ
」
と
少
し
い
た
家
族
に
聞
く
と
、
ど
う
も
午
後
7
時
過
ぎ
ま
で
は
留
守
の
よ
う
だ
。
行
っ
て
み
る
が
、
ど
う
い
う
訳
か
誰
も
い
な
い
。
近
く
で
ウ
ロ
ウ
ロ
し
て
に
戻
り
、
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
「
ラ
・
グ
ラ
ン
ジ
ェ
・
ニ
コ
ラ
ス
」
に
シ
ャ
ト
ー
・
シ
ャ
ロ
ン
を
散
策
し
た
後
、
再
度
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
食
は
抜
き
で
、
夕
食
の
み
豪
華
に
と
る
こ
と
に
し
た
。
昨
日
は
昼
食
と
夕
食
が
重
く
て
、
少
し
胃
が
も
た
れ
た
の
で
、
今
日
の
昼
シャトー・シャロンのワイン販売所
最高級のイエローワイン
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ン
ド
と
高
か
っ
た
が
躊
躇
せ
ず
買
っ
て
し
ま
っ
た
。
は
是
非
買
い
た
い
と
思
っ
て
い
た
の
で
、
ワ
イ
ナ
リ
ー
を
見
つ
け
、
29
ポ
木
の
樽
で
寝
か
さ
れ
、
フ
ラ
ン
ス
で
は
最
高
の
ワ
イ
ン
と
さ
れ
る
。
こ
れ
が
あ
る
。
こ
の
不
思
議
な
「
イ
エ
ロ
ー
ワ
イ
ン
」
は
、
最
低
6
年
は
樫
の
ま
た
、
こ
こ
に
は
フ
ラ
ン
ス
で
も
高
級
ワ
イ
ン
で
有
名
な
黄
色
い
ワ
イ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
は
あ
る
。
て
ら
れ
た
も
の
ら
し
い
。
村
を
歩
い
て
い
る
と
、
こ
ん
な
村
に
も
シ
ャ
ン
シ
ャ
ト
ー
・
シ
ャ
ロ
ン
の
教
会
は
こ
れ
ま
た
古
そ
う
だ
。
12
世
紀
頃
に
建
シャトー・シャロンの教会
シャンブル・ドートがここにも
62
っ
た
。
こ
れ
は
本
の
表
紙
を
飾
れ
る
写
真
に
な
る
か
も
し
れ
な
い
。
勇
ん
で
牛
の
い
る
牧
草
を
か
き
分
け
て
進
ん
で
い
き
、
写
真
を
何
枚
も
撮
の
風
景
が
バ
ッ
チ
リ
見
え
る
で
は
な
い
か
。
「
こ
れ
は
ラ
ッ
キ
ー
」
と
喜
び
て
く
れ
た
。
半
信
半
疑
で
言
わ
れ
た
通
り
に
行
っ
て
み
る
と
、
何
と
写
真
い
な
い
細
い
道
路
を
右
に
入
っ
て
い
く
と
そ
の
場
所
は
あ
る
よ
」
と
教
え
の
若
い
女
性
に
聞
い
て
み
た
。
す
る
と
、
「
そ
こ
の
反
対
側
の
舗
装
さ
れ
て
「
や
は
り
駄
目
か
~
」
と
諦
め
な
が
ら
も
、
村
の
入
り
口
に
い
た
子
連
れ
か
ら
な
い
。
民
家
を
行
き
過
ぎ
て
、
牛
が
沢
山
い
る
場
所
ま
で
行
っ
た
が
や
は
り
見
つ
入
っ
て
い
く
が
、
山
に
向
か
う
だ
け
で
全
く
駄
目
だ
。
教
会
・
カ
フ
ェ
・
民家は花で一杯
牛もゆったりと草を食べている
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色
に
は
全
く
出
会
わ
な
い
。
挙
げ
句
の
果
て
は
、
村
の
細
い
細
い
路
地
に
彼
女
の
言
う
方
向
に
向
か
っ
て
車
を
走
ら
せ
る
が
、
パ
ン
フ
レ
ッ
ト
の
景
場
所
を
先
ほ
ど
の
女
性
に
聞
い
て
み
る
と
、
ど
う
も
隣
村
と
の
こ
と
だ
。
窟
よ
り
も
、
こ
の
場
所
に
是
非
行
っ
て
み
た
い
」
と
思
い
立
ち
、
写
真
の
な
く
、
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
の
素
晴
ら
し
い
景
観
が
載
っ
て
い
る
。
「
洞
そ
の
パ
ン
フ
レ
ッ
ト
を
よ
く
よ
く
見
て
い
る
と
、
洞
窟
の
紹
介
だ
け
で
は
て
、
手
渡
し
て
く
れ
た
。
質素な教会
カフェはオープン
り
、
「
日
本
か
ら
来
た
の
か
、
こ
こ
の
パ
ン
フ
レ
ッ
ト
を
あ
げ
る
」
と
言
っ
洞
窟
の
入
り
口
に
あ
る
イ
ン
フ
ォ
メ
ー
シ
ョ
ン
の
女
性
は
英
語
を
し
ゃ
べ
ボーム・レ・メシュー(Baume-les-Messieurs)の村
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
64
断崖絶壁の山の麓に佇む
65 Copyright © IT おやじ All rights reserved
鬱蒼とした森の中に洞窟はある
洞窟へは階段をどんどん上っていく
洞窟でのバッハはなかなか素晴らしい
言
っ
て
き
た
。
フ
ラ
ン
ス
の
女
性
は
や
は
り
怖
そ
う
だ
。
フ
ラ
ン
ス
人
ら
し
い
お
ば
さ
ん
が
「
ノ
ー
フ
ラ
ッ
シ
ュ
」
と
強
い
口
調
で
な
気
が
す
る
。
よ
く
分
か
ら
な
い
の
で
そ
の
ま
ま
続
け
て
い
る
と
、
横
の
フ
ラ
ン
ス
語
で
「
ど
う
も
フ
ラ
ッ
シ
ュ
は
駄
目
だ
」
と
言
っ
て
い
る
よ
う
に
行
こ
う
と
思
っ
た
が
、
ま
だ
午
後
4
時
で
少
し
早
い
。
洞
窟
ツ
ア
ー
は
1
時
間
半
で
終
わ
り
、
「
ラ
・
グ
ラ
ン
ジ
ェ
・
ニ
コ
ラ
ス
」
が
き
れ
い
だ
っ
た
。
中
で
フ
ラ
ッ
シ
ュ
を
た
い
て
写
真
を
取
っ
て
い
る
と
、
洞
窟
は
そ
ん
な
に
す
ご
い
も
の
で
は
な
い
が
、
緑
に
化
学
変
化
し
た
岩
肌
な
か
な
か
素
晴
ら
し
か
っ
た
。
ム
ジ
ー
ク
な
ど
を
聴
か
せ
て
く
れ
る
。
洞
窟
が
コ
ン
サ
ー
ト
ホ
ー
ル
で
、
車
を
走
ら
せ
た
。
こ
れ
で
や
っ
と
写
真
は
終
え
て
、
「
今
度
こ
そ
は
!
」
と
、
洞
窟
に
向
け
て
こ
で
バ
ッ
ハ
の
フ
ー
ガ
と
モ
ー
ツ
ア
ル
ト
の
ア
イ
ネ
ク
ラ
イ
ネ
・
ナ
ハ
ト
洞
窟
の
ハ
イ
ラ
イ
ト
と
し
て
は
、
音
響
効
果
が
抜
群
の
部
屋
が
あ
り
、
そ
66
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
自動演奏器で賑わっている
「
も
う
い
い
だ
ろ
う
」
と
宿
に
向
か
う
と
、
「
ブ
ド
ウ
畑
」
と
断
崖
絶
壁
に
と
「
青
空
」
と
「
雲
」
の
競
演
で
、
素
晴
ら
し
い
景
色
に
巡
り
会
え
た
。
そ
の
後
、
フ
ロ
ン
テ
ネ
ー
の
お
城
が
よ
く
見
え
る
場
所
に
行
く
と
、
「
お
城
」
う
な
車
の
オ
モ
チ
ャ
が
あ
っ
た
の
で
こ
れ
を
50
セ
ン
ト
で
買
っ
た
。
も
の
を
買
う
の
だ
~
」
と
感
心
し
な
が
ら
歩
い
て
い
る
と
、
孫
が
喜
び
そ
も
売
っ
て
い
る
。
「
フ
ラ
ン
ス
の
人
は
古
い
も
の
を
大
切
に
し
て
、
こ
ん
な
え
ら
い
人
だ
か
り
だ
。
古
い
電
気
器
具
や
洋
服
・
本
・
雑
貨
類
な
ど
何
で
フロンテネー(Frontenay)のお城が森に埋もれて建っている
67 Copyright © IT おやじ All rights reserved
フ
ロ
ン
テ
ネ
ー
に
着
く
と
、
ど
う
も
ガ
ラ
ク
タ
市
を
や
っ
て
い
る
よ
う
で
、
い
る
、
フ
ロ
ン
テ
ネ
ー
(
Frontenay
フロンテネーのガラクタ市
佇
む
「
シ
ャ
ト
ー
シ
ャ
ロ
ン
の
村
」
が
絵
に
描
い
た
よ
う
に
見
え
て
き
た
。
)
に
行
く
こ
と
に
し
た
。
15
分
程
で
そ
こ
で
、
先
ほ
ど
も
ら
っ
た
パ
ン
フ
レ
ッ
ト
に
、
お
薦
め
と
し
て
載
っ
て
美しい村 シャトー・シャロン(Château-Chalon)
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
68
ブドウ畑と、断崖絶壁に佇む
69 Copyright © IT おやじ All rights reserved
う
か
、
部
屋
や
階
段
に
は
洒
落
た
絵
画
が
沢
山
飾
っ
て
あ
り
、
部
屋
の
装
「
ラ
・
グ
ラ
ン
ジ
ェ
・
ニ
コ
ラ
ス
」
は
、
芸
術
家
が
や
っ
て
い
る
の
だ
ろ
ま
れ
そ
う
な
の
で
安
心
し
た
。
準
備
す
る
」
と
の
こ
と
だ
。
こ
れ
も
ど
う
な
る
か
と
思
っ
た
が
何
と
か
泊
せ
る
と
、
彼
女
は
驚
い
た
様
子
で
、
「
こ
れ
は
す
ま
な
い
。
す
ぐ
に
部
屋
を
「
そ
ん
な
バ
カ
な
」
と
、
パ
ソ
コ
ン
を
取
り
出
し
て
予
約
の
メ
ー
ル
を
見
ろ
う
」
と
言
っ
て
い
る
と
の
こ
と
。
聞
い
て
み
る
と
、
「
今
日
は
誰
も
泊
ま
る
予
定
が
な
い
。
何
か
の
間
違
い
だ
う
が
、
こ
の
女
性
の
友
人
ら
し
き
人
が
い
た
の
で
通
訳
を
し
て
も
ら
っ
て
ラ・グランジェ・ニコラスの庭
ラ・グランジェ・ニコラスのリビング
の
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
ど
分
か
ら
な
い
よ
う
だ
。
「
こ
れ
は
ど
う
な
っ
て
い
る
の
だ
」
と
少
し
戸
惑
清
水
だ
が
」
と
い
う
と
怪
訝
な
顔
を
し
て
い
る
。
し
か
も
英
語
が
ほ
と
ん
に
辿
り
つ
い
て
中
を
覗
い
て
み
る
と
女
性
が
い
た
の
で
、
「
予
約
し
て
い
た
今
日
の
宿
泊
地
「
ラ
・
グ
ラ
ン
ジ
ェ
・
ニ
コ
ラ
ス
(
La Grange Nicolas
飾
や
シ
ャ
ワ
ー
や
洗
面
の
蛇
口
も
な
か
な
か
セ
ン
ス
が
よ
い
。
)
」
念
な
が
ら
見
る
だ
け
で
出
て
し
ま
っ
た
。
ラ
ン
ス
語
が
で
き
な
い
と
、
ど
れ
を
飲
め
ば
よ
い
の
か
分
か
ら
な
い
。
残
き
る
。
途
中
に
素
敵
な
ワ
イ
ナ
リ
ー
が
あ
っ
た
の
で
入
っ
て
み
た
が
、
フ
こ
の
あ
た
り
で
は
ワ
イ
ン
を
よ
く
売
っ
て
お
り
、
テ
イ
ス
テ
ィ
ン
グ
が
で
シャトー・シャロンの素敵なワイナリー
ワイナリーでテイスティング
70
走
行
距
離
は
140
㎞
の
つ
も
り
が
200
㎞
。
4
日
間
で
1
0
0
0
㎞
近
く
走
っ
今
日
も
色
々
あ
っ
た
が
、
何
と
か
無
事
に
こ
な
せ
て
い
る
の
で
大
満
足
だ
。
夕
食
も
満
足
し
て
宿
に
帰
っ
て
み
る
と
、
部
屋
は
用
意
で
き
て
い
た
。
い
。
こ
こ
に
泊
ま
る
の
も
素
晴
ら
し
い
選
択
だ
ろ
う
。
メ
ル
を
載
せ
た
デ
ザ
ー
ト
も
よ
か
っ
た
。
今
日
の
夕
食
で
32
フ
ラ
ン
は
安
こ
れ
に
こ
の
土
地
特
有
と
い
う
ア
イ
ス
ク
リ
ー
ム
の
表
面
に
焼
い
た
カ
ラ
も
あ
り
う
ま
み
の
あ
る
鶏
肉
は
初
め
て
だ
。
次
に
出
て
き
た
鶏
が
何
と
美
味
し
い
こ
と
。
こ
ん
な
に
ジ
ュ
ー
シ
ー
で
腰
頼
ん
だ
。
こ
の
地
方
特
有
の
白
ワ
イ
ン
を
飲
ん
で
、
サ
ラ
ダ
を
食
べ
て
、
メ
ニ
ュ
ー
を
聞
く
と
、
「
こ
こ
の
お
薦
め
の
鶏
料
理
が
あ
る
」
と
言
う
の
で
ル
・
ド
ー
ト
と
書
い
て
あ
る
の
で
、
多
分
宿
泊
も
で
き
る
の
だ
ろ
う
。
レ
・
メ
シ
ュ
ー
村
の
真
ん
中
に
あ
る
。
こ
こ
は
表
の
看
板
に
、
シ
ャ
ン
ブ
「
レ
・
グ
ラ
ン
ド
・
ヤ
ル
ダ
ン
」
は
、
車
で
5
分
の
所
に
あ
り
、
ボ
ー
ム
・
ダ く 「
ン れ 今
( 」 日
と は
の 夕
こ 食
と の
で 準
、 備
お は
薦 で
)
」 め き
を
予 の な
約 レ い
し ス の
て ト で
く ラ 、
れ ン 村
た 「 の
。 レ レ
・ ス
グ ト
ラ ラ
ン ン
ド で
・ 食
ヤ べ
ル て
Le Grand Jardin
た
こ
と
に
な
る
。
こ
の
ま
ま
行
く
と
、
か
な
り
予
定
よ
り
も
距
離
が
伸
び
そ
う
だ
。
こんな美味しい鶏肉は初めて
レストラン Le Grand Jardin
ラ・グランジェ・ニコラスの奥さん
20席くらいの小さなレストラン
71 Copyright © IT おやじ All rights reserved
る
ア
ヌ
シ
ー
な
ど
一
級
の
リ
ゾ
ー
ト
地
が
随
所
に
あ
る
。
泉
リ
ゾ
ー
ト
地
エ
ヴ
ィ
ア
ン
、
12
世
紀
か
ら
の
古
い
街
並
み
が
い
ま
に
残
て
整
備
さ
れ
た
シ
ャ
モ
ニ
ー
、
名
水
で
世
界
的
に
そ
の
名
が
知
ら
れ
る
温
こ
の
地
方
に
は
、
ア
ル
プ
ス
登
山
や
ス
キ
ー
の
拠
点
の
リ
ゾ
ー
ト
地
と
し
ン
ス
時
代
に
黄
金
期
を
迎
え
、
世
界
遺
産
に
も
指
定
さ
れ
て
い
る
。
ブランシオンの看板
発
展
し
た
町
で
あ
り
、
パ
リ
に
次
ぐ
第
2
の
都
市
で
あ
る
。
中
世
ル
ネ
サ
中
で
も
、
リ
ヨ
ン
は
ソ
ー
ヌ
川
と
ロ
ー
ヌ
川
と
い
う
二
本
の
川
を
中
心
に
要
所
と
し
て
商
業
的
に
繁
栄
し
た
。
ス
お
よ
び
イ
タ
リ
ア
と
国
境
を
接
し
て
い
て
、
ロ
ー
マ
時
代
か
ら
交
通
の
ブ
ラ
ン
な
ど
標
高
の
高
い
山
々
が
連
な
る
ア
ル
プ
ス
山
脈
が
あ
り
、
ス
イ
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
東
南
部
に
位
置
す
る
が
、
モ
ン
・
1
時
間
半
ほ
ど
走
る
と
ブ
ラ
ン
シ
オ
ン
の
看
板
が
現
れ
た
。
な
い
所
を
曲
が
っ
た
り
す
る
の
で
、
G
P
S
が
な
い
と
到
底
行
け
な
い
。
道
に
入
り
、
時
々
ブ
ラ
ン
シ
オ
ン
の
表
示
は
あ
る
の
だ
が
、
全
く
表
示
の
ュ
が
使
え
る
ゲ
ー
ト
に
向
か
っ
た
。
高
速
を
降
り
る
と
、
ド
ン
ド
ン
田
舎
に
向
か
い
、
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
に
入
っ
て
い
く
。
高
速
を
出
る
時
に
、
「
今
日
は
失
敗
し
な
い
よ
う
に
」
と
慎
重
に
キ
ャ
ッ
シ
が
済
む
と
早
速
荷
物
を
車
に
積
み
込
ん
で
、
ブ
ラ
ン
シ
オ
ン
(
90
㎞
西
)
と
食
事
を
す
る
の
は
な
か
な
か
い
い
も
の
だ
。
こ
れ
で
85
ユ
ー
ロ
。
食
事
た
。
コ
ー
ヒ
ー
に
パ
ン
と
ジ
ュ
ー
ス
だ
け
の
朝
食
だ
が
、
庭
で
ゆ
っ
た
り
な
~
」
と
少
し
心
配
だ
っ
た
が
、
ち
ゃ
ん
と
時
間
通
り
準
備
を
し
て
く
れ
朝
8
時
に
朝
食
を
お
願
い
し
た
が
、
「
英
語
が
よ
く
通
じ
な
い
し
大
丈
夫
か
向
け
の
レ
ス
ト
ラ
ン
ま
で
数
多
く
あ
る
。
高
峰
の
シ
ェ
フ
は
リ
ヨ
ン
出
身
者
が
多
く
、
高
級
レ
ス
ト
ラ
ン
か
ら
庶
民
り
、
美
術
館
や
博
物
館
も
点
在
す
る
。
ま
た
食
も
有
名
で
、
フ
ラ
ン
ス
最
音
楽
家
の
ベ
ル
リ
オ
ー
ズ
な
ど
多
彩
な
芸
術
家
・
文
化
人
を
輩
出
し
て
お
文
学
者
の
ス
タ
ン
ダ
ー
ル
や
哲
学
者
の
ジ
ャ
ン
=
ジ
ャ
ッ
ク
・
ル
ソ
ー
、
【
第
5
日
】
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
(
1
)
72
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
を
後
に
し
て
、
次
の
目
的
地
ワ
ン
ひ
っ
そ
り
し
た
村
ブ
ラ
ン
シ
オ
ン
よ
う
な
緑
の
丘
陵
が
広
が
っ
て
い
る
。
か
な
牧
草
地
と
、
パ
ッ
チ
ワ
ー
ク
の
教
会
前
か
ら
見
下
ろ
す
と
、
な
だ
ら
村にはほとんど人は見かけない
立
っ
て
い
る
。
あ
り
、
簡
素
な
が
ら
品
格
の
あ
る
建
物
で
、
小
高
い
丘
の
上
に
慎
ま
し
く
方
に
は
、
12
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
と
い
う
「
サ
ン
・
ピ
エ
ー
ル
教
会
」
が
よ
く
見
る
と
レ
ス
ト
ラ
ン
と
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
が
1
軒
あ
る
。
奥
の
本
当
に
こ
こ
に
村
人
が
住
ん
で
い
る
の
だ
ろ
う
か
と
思
う
く
ら
い
だ
が
、
を
持
っ
て
修
復
し
、
保
存
し
て
い
る
の
だ
。
ら
い
小
さ
な
村
だ
が
、
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
の
人
は
こ
の
よ
う
な
村
を
誇
り
い
る
感
じ
で
、
人
影
も
ほ
と
ん
ど
な
い
。
10
分
も
歩
く
と
全
て
回
れ
る
く
い
て
い
く
と
お
城
が
見
え
て
き
た
。
今
ま
さ
に
中
世
の
廃
墟
を
修
復
し
て
こ
こ
か
ら
は
車
は
進
入
禁
止
だ
。
小
雤
が
降
っ
て
い
る
中
、
し
ば
ら
く
歩
10
時
に
は
着
い
た
が
、
駐
車
場
は
村
か
ら
800
m
程
離
れ
た
と
こ
ろ
に
あ
り
、
ブランシオン(Brancion)のサンピエール教会は品格ある風情
73 Copyright © IT おやじ All rights reserved
①
ブ
ラ
ン
シ
オ
ン
(
Brancion
(
100
㎞
南
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
し
、
ワ
ン
領
主
の
城
、
教
会
、
そ
し
て
全
て
の
家
の
石
壁
が
光
っ
て
何
と
「
金
の
石
の
地
方
」
と
呼
ば
れ
る
。
少
し
す
る
と
雤
も
止
ん
で
薄
日
が
差
こ
の
地
方
は
、
日
を
浴
び
る
と
金
色
に
輝
く
石
を
産
出
す
る
こ
と
か
ら
、
門
を
入
っ
て
い
く
と
、
褐
色
の
石
壁
が
雤
に
打
た
れ
て
光
っ
て
美
し
い
。
そ
の
う
ち
に
、
美
し
い
村
ワ
ン
に
着
い
た
の
で
、
車
を
駐
車
場
に
止
め
て
気
が
つ
く
と
、
こ
の
地
帯
一
帯
が
褐
色
の
石
壁
の
家
だ
。
G
P
S
頼
み
で
何
も
考
え
ず
ド
ン
ド
ン
進
ん
で
い
っ
た
。
し
か
し
フ
ッ
と
雤
が
段
々
強
く
な
る
中
、
高
速
を
降
り
る
と
こ
れ
ま
た
え
ら
い
田
舎
道
で
、
れ
る
ま
で
大
変
だ
。
的
に
出
て
き
た
り
、
ボ
タ
ン
を
押
さ
な
い
と
出
て
こ
な
か
っ
た
り
で
、
慣
る
。
こ
こ
は
ボ
タ
ン
を
押
さ
な
い
と
カ
ー
ド
が
出
て
こ
な
い
の
だ
。
自
動
は
出
て
こ
な
い
。
「
お
か
し
い
な
~
」
と
思
っ
て
横
を
見
る
と
ボ
タ
ン
が
あ
今
ま
で
と
同
じ
よ
う
に
高
速
カ
ー
ド
を
受
け
取
ろ
う
と
す
る
と
、
カ
ー
ド
美しい村 ワン(Oingt)は、褐色の石壁に包まれている
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
っ G
た P
。 S
の
言
う
ま
ま
に
車
を
走
ら
せ
て
い
る
と
、
ま
た
高
速
に
入
っ
て
い
②
ワ
ン
(
Oingt
も
美
し
い
光
景
だ
。
)
74
と
は
思
い
つ
つ
、
結
局
全
部
食
べ
て
し
ま
っ
た
。
あ
り
、
こ
れ
ま
た
美
味
し
い
。
「
こ
ん
な
に
食
べ
る
と
夜
が
し
ん
ど
い
な
」
て
キ
ノ
コ
を
加
え
、
そ
の
上
に
た
っ
ぷ
り
と
ク
リ
ー
ム
ソ
ー
ス
が
か
け
て
こ
れ
を
全
て
た
い
ら
げ
る
と
、
次
に
出
て
き
た
の
は
魚
を
ム
ー
ス
状
に
し
卵
も
半
熟
で
ト
ロ
ッ
と
し
て
本
当
に
美
味
し
い
。
た
こ
と
の
な
い
料
理
だ
が
、
ス
ー
プ
は
ま
ろ
や
か
で
チ
ー
ズ
が
香
ば
し
く
、
チ
ー
ズ
と
卵
を
入
れ
て
オ
ー
ブ
ン
で
焼
い
た
も
の
ら
し
い
。
今
ま
で
食
べ
何
か
な
と
思
っ
て
ス
プ
ー
ン
で
食
べ
て
み
る
と
、
ク
リ
ー
ム
ス
ー
プ
だ
が
、
門を入ると赤い壁の家が建ち並ぶ
ビ
チ
ビ
や
り
な
が
ら
20
分
ほ
ど
待
つ
と
、
小
さ
な
お
椀
が
出
て
き
た
。
っ
て
き
て
、
こ
れ
を
飲
む
だ
け
で
も
酔
っ
ぱ
ら
い
そ
う
だ
。
ワ
イ
ン
を
チ
ま
ず
は
白
ワ
イ
ン
を
頼
む
と
、
日
本
で
出
て
く
る
倍
の
量
の
ワ
イ
ン
を
持
こ
の
レ
ス
ト
ラ
ン
は
な
か
な
か
人
気
が
あ
る
よ
う
で
非
常
に
混
ん
で
い
る
。
メ
ニ
ュ
ー
を
見
る
と
ラ
ン
チ
の
M
e
n
u
定
食
)
が
あ
っ
た
の
で
頼
ん
だ
。
が
、
こ
の
地
方
も
食
で
有
名
な
の
で
、
つ
い
つ
い
入
っ
て
し
ま
っ
た
。
「
レ
・
ド
ヨ
ン
(
Le Dojon
お
腹
も
ふ
く
れ
た
し
、
酔
い
も
少
し
回
っ
て
い
る
の
で
、
ワ
ン
の
町
を
も
(
う
一
度
散
策
し
て
今
日
の
宿
泊
地
ペ
ル
ー
ジ
ュ
(
50
㎞
東
)
に
向
か
っ
た
。
)
」
が
あ
り
、
あ
ま
り
食
欲
は
な
か
っ
た
の
だ
ワンの美味しいレストラン
Dojon
周り一面はブドウ畑
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このスープは美味しかった
こ
こ
も
小
さ
な
村
だ
が
、
奥
の
方
に
入
っ
て
い
く
と
洒
落
た
レ
ス
ト
ラ
ン
く
れ
て
、
降
り
る
時
も
お
ば
さ
ん
が
受
け
取
っ
た
。
も
カ
ー
ド
を
取
ろ
う
と
探
し
て
い
る
と
、
今
度
は
お
ば
さ
ん
が
手
渡
し
て
ホ
テ
ル
の
す
ぐ
横
の
駐
車
場
に
案
内
し
て
く
れ
た
の
で
、
車
を
村
に
乗
り
「
最
初
に
お
金
を
払
っ
た
の
で
、
高
速
を
そ
の
ま
ま
降
り
る
の
か
な
」
と
シ
ョ
ン
で
「
車
を
ど
こ
に
止
め
れ
ば
よ
い
か
」
と
聞
く
と
、
若
い
女
性
が
村
は
小
さ
く
て
、
少
し
歩
く
と
す
ぐ
に
見
つ
か
っ
た
。
ホ
テ
ル
の
レ
セ
プ
て
ペ
ル
ー
ジ
ュ
に
直
行
し
た
。
今
ま
で
大
都
市
に
行
く
と
ろ
く
な
こ
と
が
な
い
の
で
、
リ
ヨ
ン
は
パ
ス
し
ペ
ル
ー
ジ
ュ
(
Ostellerie de Perouges
入
れ
る
こ
と
に
し
た
。
思
っ
て
走
っ
て
い
る
と
、
途
中
で
ト
ー
ル
・
ビ
ル
が
出
て
き
た
。
こ
こ
で
)
」
を
探
す
こ
と
に
し
た
。
半
袖
で
も
汗
ば
ん
で
く
る
。
ペ
ル
ー
ジ
ュ
の
途
中
に
リ
ヨ
ン
が
あ
る
が
、
て
、
歴
史
遺
産
に
も
指
定
さ
れ
て
い
る
今
日
の
宿
泊
地
「
オ
ス
テ
リ
・
ド
・
き
た
。
雤
が
降
る
と
半
袖
で
は
少
し
肌
寒
い
が
、
日
差
し
が
強
く
な
る
と
ペ
ル
ー
ジ
ュ
の
村
に
は
車
で
は
入
れ
な
い
の
で
、
村
の
入
口
で
車
を
止
め
ペ
ル
ー
ジ
ュ
に
近
づ
く
に
従
っ
て
雤
も
止
ん
で
、
日
差
し
が
強
く
な
っ
て
お
陰
で
全
て
ス
ム
ー
ス
に
進
み
ペ
ル
ー
ジ
ュ
に
着
い
た
の
は
午
後
4
時
。
い
な
が
ら
高
速
に
入
っ
て
行
っ
た
。
い
る
1.5
ユ
ー
ロ
を
指
さ
し
て
い
る
。
「
エ
ッ
!
こ
こ
は
先
払
い
か
」
と
思
G
P
S
が
な
け
れ
ば
道
を
探
す
の
に
も
っ
と
疲
れ
た
と
思
う
。
G
P
S
の
そ
れ
と
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
を
ド
ラ
イ
ブ
す
る
に
は
G
P
S
が
必
須
だ
ろ
う
。
る
と
、
横
に
お
ば
さ
ん
が
座
っ
て
お
り
、
デ
ィ
ス
プ
レ
イ
に
表
示
さ
れ
て
く
の
か
な
、
ボ
タ
ン
を
押
す
の
か
な
」
と
思
っ
て
キ
ョ
ロ
キ
ョ
ロ
し
て
い
り
マ
ス
タ
ー
し
て
お
か
な
い
と
フ
ラ
ン
ス
で
の
ド
ラ
イ
ブ
は
難
し
そ
う
だ
。
こ
れ
で
全
て
だ
ろ
う
か
。
何
れ
に
し
て
も
高
速
の
乗
り
方
だ
け
は
し
っ
か
「
今
度
も
間
違
わ
な
い
よ
う
に
」
と
慎
重
に
ゲ
ー
ト
に
入
り
、
「
自
動
で
開
ば
さ
ん
に
直
接
渡
し
た
り
で
、
か
な
り
の
バ
リ
エ
ー
シ
ョ
ン
を
覚
え
た
。
入
り
た
く
な
い
が
、
早
く
移
動
す
る
た
め
に
は
仕
方
が
な
い
。
少
し
走
る
と
、
ま
た
ま
た
高
速
だ
。
今
日
は
3
度
目
で
、
あ
ま
り
高
速
は
ゲ
ー
ト
に
入
る
と
駄
目
だ
し
、
キ
ャ
ッ
シ
ュ
を
支
払
機
に
入
れ
た
り
、
お
り
、
お
ば
さ
ん
か
ら
受
け
取
っ
た
り
だ
し
、
出
る
時
は
、
カ
ー
ド
支
払
の
③
ペ
ル
ー
ジ
ュ
(
Perouges
高
速
に
入
る
時
は
、
カ
ー
ド
が
自
動
で
出
て
き
た
り
、
ボ
タ
ン
を
押
し
た
)
76
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絵もなかなか趣味がよい
調度品には重みがある
77
ら
れ
る
と
、
た
ま
っ
た
も
の
で
は
な
い
な
」
と
少
し
心
配
に
な
る
。
き
す
る
。
こ
れ
も
歴
史
の
重
み
だ
が
、
「
寝
て
い
る
時
に
こ
ん
な
音
を
立
て
く
な
い
。
玄
関
の
ド
ア
が
重
く
て
、
閉
ま
る
時
に
大
き
な
音
が
し
て
地
響
こ
の
ホ
テ
ル
は
申
し
分
な
い
の
だ
が
、
さ
す
が
に
古
く
て
建
て
付
け
は
よ
ま
た
、
今
回
の
旅
で
は
初
め
て
の
バ
ス
タ
ブ
付
き
で
感
激
だ
。
は
、
15
世
紀
の
伝
統
あ
る
も
の
で
、
壁
に
は
美
し
い
絵
が
飾
っ
て
あ
る
。
一
の
ホ
テ
ル
・
レ
ス
ト
ラ
ン
で
あ
る
。
部
屋
の
机
や
椅
子
な
ど
の
調
度
品
ま
た
、
「
オ
ス
テ
リ
・
ド
・
ペ
ル
ー
ジ
ュ
」
は
、
チ
ボ
ー
家
が
経
営
す
る
随
チ
ボ
ー
家
が
再
建
し
て
保
存
状
態
が
よ
い
こ
と
で
知
ら
れ
て
い
る
。
美
し
い
村
ペ
ル
ー
ジ
ュ
は
、
丘
の
上
に
造
ら
れ
た
13
世
紀
の
村
で
あ
り
、
オステリ・ド・ペルージュ(Ostellerie de Perouges)は食事も雰囲気も最高だ
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民家の軒下にはこんな像が
こ
の
村
は
よ
く
映
画
の
ロ
ケ
に
使
わ
れ
、
「
三
銃
士
」
も
そ
の
一
つ
で
あ
る
。
の
画
家
や
陶
芸
家
が
ア
ト
リ
エ
を
構
え
て
お
り
、
見
て
回
る
の
も
楽
し
い
。
武
器
な
ど
が
展
示
さ
れ
て
い
る
。
ま
た
、
村
の
中
世
の
趣
を
求
め
て
多
く
村
に
は
美
術
館
が
あ
り
、
手
織
り
の
織
物
・
羊
や
山
羊
か
ら
作
っ
た
紙
・
し
て
も
30
分
も
か
か
ら
な
い
。
り
込
ま
れ
た
彫
像
を
よ
く
見
か
け
る
。
小
さ
な
村
な
の
で
、
外
周
を
一
周
は
、
歴
史
を
感
じ
て
な
か
な
か
い
い
も
の
だ
。
家
の
軒
下
に
は
、
壁
に
彫
石
壁
で
造
ら
れ
た
家
並
み
を
眺
め
な
が
ら
石
畳
の
道
を
踏
み
し
め
歩
く
の
ペルージュの石壁と石畳は歴史の重みを感じさせる格別な雰囲気がある
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ー
ジ
ュ
の
村
を
歩
い
て
回
る
こ
と
に
し
た
。
部
屋
に
荷
物
を
運
び
込
み
、
や
っ
と
落
ち
着
い
た
の
で
、
ゆ
っ
く
り
ペ
ル
78
宿
も
見
か
け
た
。
イ
シ
ー
な
ペ
ル
ー
ジ
ュ
の
ワ
イ
ン
と
非
常
に
よ
く
合
う
。
こ
の
鶏
も
さ
す
が
に
美
味
し
い
。
甲
乙
つ
け
が
た
い
。
少
し
甘
く
て
ス
パ
今
ま
で
、
ボ
ー
ム
・
レ
・
メ
シ
ュ
ー
で
食
べ
た
鶏
が
最
高
だ
っ
た
が
、
こ
と
う
の
に
こ
産
と
地
だ ) を
。 」 限
と 定
し す
て る
認
定 「
さ ア
ペ
れ ラ
て シ
お ヨ
り ン
、 ・
最 コ
高 ン
品 ト
質 ロ
が レ
保 (
た
れ
て
い
る
鶏料理が自慢の宿(Auberge)のようだ
79
このピザは是非食べたかった
の
で
、
「
こ
れ
は
食
べ
な
き
ゃ
」
と
す
ぐ
に
予
約
し
た
。
鶏
は
ワ
イ
ン
の
よ
ド
フ
ィ
ノ
ワ
(
ポ
テ
ト
の
グ
ラ
タ
ン
)」
と
の
こ
と
な
ン
「
ポ
ー
レ
・
ド
・
ブ
ラ
ッ
セ
(
)
」
と
「
グ
ラ
タ
ン
・
つ
い
つ
い
食
べ
過
ぎ
た
の
で
村
を
ブ
ラ
ブ
ラ
歩
い
て
い
る
と
、
フ
ラ
ン
ス
Poulet de Bresse
人
も
ピ
ザ
が
好
き
な
の
だ
ろ
う
か
。
軒
先
で
よ
く
ピ
ザ
を
売
っ
て
い
る
。
gratin dauphinois
こ
れ
も
食
べ
て
み
た
か
っ
た
が
さ
す
が
に
も
う
食
べ
ら
れ
な
い
。
ま
た
、
appelation
こ
こ
に
も
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
は
多
く
て
、
鶏
料
理
を
売
り
物
に
し
た
controlée
今
日
は
胃
薬
を
飲
ん
で
早
く
休
む
こ
と
に
し
た
。
今
日
の
M
e
n
u
は
、
昔
な
が
ら
の
方
法
で
飼
育
さ
れ
た
ロ
ー
ス
ト
チ
キ
と
は
い
え
、
「
オ
ス
テ
リ
・
ド
・
ペ
ル
ー
ジ
ュ
」
は
有
名
な
レ
ス
ト
ラ
ン
で
、
の
で
あ
ま
り
食
欲
は
な
い
。
午
後
7
時
を
過
ぎ
そ
ろ
そ
ろ
夕
食
の
時
間
だ
が
、
昼
に
た
っ
ぷ
り
食
べ
た
レストランは格式を感じさせる
ポーレ・ド・ブラッセとグラタン・ドフィノワ
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れ
た
。
多
分
1.5
ユ
ー
ロ
く
ら
い
だ
っ
た
の
だ
ろ
う
。
が
全
く
分
か
ら
な
い
の
で
10
ユ
ー
ロ
を
渡
す
と
5
ユ
ー
ロ
札
と
小
銭
を
く
す
る
と
、
ま
た
出
口
で
、
「
今
度
は
ど
う
払
う
の
か
な
」
と
横
を
見
る
と
、
金
を
支
払
っ
て
高
速
を
出
た
。
そ
の
時
、
お
ば
さ
ん
が
何
か
言
っ
て
い
た
で
高
速
に
入
り
、
10
㎞
ほ
ど
走
る
と
ト
ー
ル
・
ゲ
ー
ト
で
お
ば
さ
ん
に
料
か
う
。
少
し
す
る
と
高
速
が
見
え
て
き
た
の
で
、
慎
重
に
ゲ
ー
ト
を
選
ん
8
時
半
に
は
ペ
ル
ー
ジ
ュ
の
村
を
立
ち
、
次
の
目
的
地
ヴ
ォ
ー
ギ
ュ
に
向
に
し
た
。
休
ん
で
気
持
ち
を
落
ち
着
か
せ
て
か
ら
、
再
度
高
速
に
入
っ
て
い
く
こ
と
し
て
い
た
ら
~
」
と
思
う
と
ゾ
ッ
と
す
る
。
少
し
サ
ー
ビ
ス
・
エ
リ
ア
で
速
へ
の
入
り
口
と
思
っ
た
の
が
大
間
違
い
の
よ
う
だ
。
「
も
し
事
故
を
起
こ
事
は
美
味
し
い
し
、
こ
こ
は
お
薦
め
だ
。
だ
っ
た
よ
う
だ
。
何
の
表
示
も
な
か
っ
た
の
で
、
て
っ
き
り
2
車
線
の
高
り
安
い
。
「
オ
ス
テ
リ
・
ド
・
ペ
ル
ー
ジ
ュ
」
は
、
雰
囲
気
は
よ
い
し
、
食
も
私
が
走
っ
て
い
た
レ
ー
ン
が
高
速
の
逆
方
向
か
ら
下
り
て
く
る
レ
ー
ン
素
泊
ま
り
で
80
ユ
ー
ロ
、
夕
食
と
朝
食
を
入
れ
て
126
ユ
ー
ロ
な
の
で
か
な
ま
、
高
速
の
右
端
を
ゆ
っ
く
り
走
り
な
が
ら
つ
ら
つ
ら
考
え
る
に
、
ど
う
で
た
っ
ぷ
り
食
べ
て
、
誰
も
い
な
い
村
を
散
策
し
て
チ
ェ
ッ
ク
ア
ウ
ト
。
「
何
故
前
か
ら
ト
ラ
ッ
ク
が
来
た
の
だ
ろ
う
。
」
興
奮
が
さ
め
や
ら
ぬ
ま
と
ジ
ュ
ー
ス
に
ミ
ル
ク
と
ジ
ャ
ム
。
そ
れ
な
り
に
お
腹
は
空
い
て
い
た
の
朝
食
は
い
つ
も
の
よ
う
に
ク
ロ
ワ
ッ
サ
ン
・
フ
ラ
ン
ス
パ
ン
に
コ
ー
ヒ
ー
ト
ラ
ッ
ク
を
避
け
る
こ
と
が
で
き
た
。
何
が
起
こ
っ
た
の
か
分
か
ら
な
い
。
思
っ
た
瞬
間
、
ハ
ン
ド
ル
を
右
に
切
っ
て
右
の
レ
ー
ン
に
入
り
、
何
と
か
か
ら
、
朝
風
呂
に
入
っ
て
さ
っ
ぱ
り
し
て
か
ら
朝
食
を
取
る
こ
と
に
し
た
。
る
ん
だ
!
ト
ラ
ッ
ク
が
突
っ
込
ん
で
く
る
!
危
な
い
!
当
た
る
!
」
と
く
が
、
こ
こ
は
そ
ん
な
こ
と
は
全
く
な
い
。
折
角
バ
ス
タ
ブ
が
あ
る
の
だ
「
ア
ッ
!
な
ん
だ
こ
れ
は
!
何
で
ト
ラ
ッ
ク
が
こ
ち
ら
に
向
か
っ
て
い
き
な
い
。
フ
ラ
ン
ス
の
安
い
ホ
テ
ル
は
水
が
出
な
い
と
言
う
話
は
よ
く
聞
っ
す
り
眠
れ
た
。
や
は
り
旅
は
よ
く
寝
て
お
か
な
い
と
楽
し
む
こ
と
は
で
か
っ
た
の
で
昨
夜
は
睡
眠
薬
を
飲
ん
で
寝
た
。
お
陰
で
朝
6
時
半
ま
で
ぐ
ペ
ル
ー
ジ
ュ
の
夜
は
、
何
か
外
が
ざ
わ
ざ
わ
し
て
い
て
寝
付
け
そ
う
に
な
ラ
ッ
ク
が
目
の
前
に
現
れ
た
。
思
い
、
つ
い
左
の
レ
ー
ン
に
入
っ
た
。
す
る
と
、
突
然
前
か
ら
巨
大
な
ト
に
入
ろ
う
と
し
た
が
、
前
の
ト
ラ
ッ
ク
が
非
常
に
遅
い
の
で
、
2
車
線
と
そ
の
後
、
少
し
走
る
と
ま
た
高
速
だ
。
今
度
も
チ
ケ
ッ
ト
を
取
り
、
高
速
【
第
6
日
】
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
(
2
)
80
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
の
陸
橋
を
横
に
見
な
が
ら
走
っ
て
い
く
と
、
何
と
か
ヴ
ォ
ー
ギ
ュ
に
た
ど
ロ
ー
ヌ
川
の
大
き
な
橋
を
渡
っ
た
り
、
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
特
有
の
大
き
な
道
路
10
ユ
ー
ロ
ほ
ど
支
払
っ
て
高
速
を
降
り
る
と
、
そ
の
後
50
㎞
は
田
舎
道
で
、
こ
と
で
一
安
心
だ
。
な
が
ら
リ
ヨ
ン
を
抜
け
る
と
、
後
は
「
A
7
を
100
㎞
く
ら
い
走
れ
」
と
の
う
と
こ
ろ
に
は
行
け
な
い
。
何
と
か
マ
ル
セ
イ
ユ
方
面
南
に
進
路
を
取
り
と
を
一
生
懸
命
聴
い
て
、
画
面
を
見
な
が
ら
右
や
左
に
移
動
し
な
い
と
思
道
路
が
網
の
目
の
よ
う
に
張
り
巡
ら
せ
ら
れ
て
い
て
、
G
P
S
の
言
う
こ
た
く
な
い
の
だ
が
仕
方
な
く
入
っ
て
い
く
と
、
リ
ヨ
ン
は
大
都
会
。
高
速
苦
笑
し
な
が
ら
、
リ
ヨ
ン
の
近
く
に
く
る
と
ま
た
高
速
だ
。
本
当
は
入
り
「
ま
あ
色
々
あ
る
な
、
ま
る
で
パ
ズ
ル
を
解
か
さ
れ
て
い
る
よ
う
だ
」
と
も
邪
魔
く
さ
い
の
で
、
そ
の
ま
ま
通
り
過
ぎ
た
。
っ
た
」
お
つ
り
が
出
て
い
る
よ
う
だ
が
、
ド
ア
を
開
け
て
取
り
に
行
く
の
も
面
倒
な
の
で
2
ユ
ー
ロ
コ
ン
を
放
り
込
む
と
ゲ
ー
ト
は
開
い
た
。
「
よ
か
ト
な
ど
コ
イ
ン
し
か
受
け
付
け
な
い
よ
う
だ
。
細
か
い
コ
イ
ン
を
探
す
の
1
ユ
ー
ロ
80
セ
ン
ト
と
書
い
て
あ
り
、
2
ユ
ー
ロ
、
1
ユ
ー
ロ
、
50
セ
ン
が
あ
っ
て
ど
う
も
そ
こ
に
コ
イ
ン
を
放
り
込
む
よ
う
だ
。
ま
た
ま
た
コ
イ
ン
を
入
れ
る
口
が
な
い
。
周
り
を
見
る
と
、
大
き
な
か
ご
り
着
い
た
。
81
美しい村 ヴォーギュ(Vogue)の近くの大きな陸橋
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
そ
の
う
ち
雤
が
降
り
出
し
た
の
で
、
こ
こ
は
早
め
に
切
り
上
げ
て
、
次
の
散
策
す
る
。
U
タ
ー
ン
し
て
ま
た
村
の
中
に
入
っ
て
い
き
、
何
と
か
車
を
止
め
て
村
を
渡
る
と
ア
ッ
と
い
う
間
に
村
を
出
て
し
ま
う
。
こ
れ
で
は
い
け
な
い
の
で
、
な
い
の
で
村
の
中
を
進
ん
で
い
く
と
、
す
れ
違
う
こ
と
も
難
し
く
、
橋
を
し
む
よ
う
だ
。
村
の
駐
車
場
は
狭
く
て
止
め
る
と
こ
ろ
が
な
い
。
仕
方
が
来
て
い
る
。
ど
う
も
川
で
カ
ヌ
ー
を
し
た
り
キ
ャ
ン
プ
を
し
た
り
し
て
楽
今
日
は
曇
り
が
ち
で
時
々
小
雤
が
降
っ
て
い
る
が
、
村
に
は
沢
山
の
人
が
村
の
全
景
が
美
し
い
。
世
紀
に
再
建
さ
れ
て
4
つ
の
塔
が
立
っ
て
お
り
、
川
の
対
岸
か
ら
眺
め
る
こ
の
村
は
、
一
周
わ
ず
か
10
分
ほ
ど
の
小
さ
な
村
だ
が
、
お
城
は
16
~
17
た
よ
う
な
村
だ
。
付
く
よ
う
に
小
さ
な
城
と
民
家
が
並
ん
で
お
り
、
世
の
中
か
ら
隔
離
さ
れ
美
し
い
村
ヴ
ォ
ー
ギ
ュ
は
、
ア
ル
デ
ッ
シ
ュ
河
畔
に
切
り
立
つ
崖
に
貼
り
アルデッシュ河畔に切り立つ崖に貼り付く 美しい村 ヴォーギュ(Vogue)
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
①
ヴ
ォ
ー
ギ
ュ
(
Vogue
目
的
地
バ
ラ
ズ
ユ
ッ
ク
(
10
㎞
南
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
82
カフェは村の人で賑わっていた
83
ッ
ソ
。
こ
の
村
で
1
時
間
ほ
ど
時
間
を
つ
ぶ
し
て
、
今
日
の
宿
泊
地
ミ
ル
と
に
し
た
。
フ
ラ
ン
ス
は
、
コ
ー
ヒ
ー
は
何
も
言
わ
な
け
れ
ば
エ
ス
プ
レ
村
を
ブ
ラ
ブ
ラ
歩
い
て
い
る
と
カ
フ
ェ
が
あ
る
の
で
コ
ー
ヒ
ー
を
飲
む
こ
し
、
現
在
も
昔
な
が
ら
の
村
の
風
景
が
見
事
に
保
存
さ
れ
て
い
る
。
を
飼
う
か
た
わ
ら
養
蚕
を
営
ん
で
暮
ら
し
て
い
た
。
そ
の
貧
し
さ
が
幸
い
か
っ
て
は
貧
し
く
、
村
人
は
痩
せ
た
土
地
を
耕
し
、
羊
や
豚
や
山
羊
な
ど
アルデッシュ渓谷は切り立つ岩肌が荒々しい
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
と
階
段
が
迷
路
の
よ
う
に
入
り
組
ん
で
い
る
。
ル
デ
ッ
シ
ュ
渓
谷
に
作
ら
れ
た
村
で
、
石
造
り
の
家
が
並
び
、
石
畳
の
道
美
し
い
村
バ
ラ
ズ
ユ
ッ
ク
は
、
中
世
後
期
か
ら
宗
教
戦
争
に
か
け
て
、
ア
②
バ
ラ
ズ
ユ
ッ
ク
(
Balazuc
マ
ン
ド
(
60
㎞
東
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
美しい村 バラズユック(Balazuc)は、アルデッシュ渓谷に石造りの家が並ぶ 84
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の
な
か
な
か
洒
落
た
ホ
テ
ル
・
レ
ス
ト
ラ
ン
で
、
も
と
も
と
は
画
家
の
ア
ャ
ピ
テ
レ
(
)
」は
す
ぐ
に
見
つ
か
っ
た
。
こ
こ
は
石
造
り
細
い
道
を
登
っ
て
村
に
入
っ
て
行
く
と
、
今
日
の
宿
泊
地
「
ホ
テ
ル
・
キ
ス
で
も
非
常
に
人
気
が
あ
る
よ
う
だ
。
い
花
の
村
」
「
私
が
一
番
好
き
な
村
」
な
ど
の
賞
も
受
け
て
お
り
、
フ
ラ
ン
村
と
し
て
広
く
知
ら
れ
る
よ
う
に
な
っ
た
。
ま
た
ミ
ル
マ
ン
ド
は
、
「
美
し
を
20
世
紀
前
半
に
画
家
の
ア
ン
ド
レ
・
ロ
ー
ト
が
再
発
見
し
、
芸
術
家
の
蚕
の
病
気
な
ど
で
の
養
蚕
が
廃
れ
、
村
は
廃
墟
に
な
っ
て
い
た
。
こ
の
村
マ
ン
ド
は
、
も
と
も
と
蚕
の
養
蚕
で
栄
え
て
い
た
が
、
19
世
紀
後
半
に
は
気
候
が
温
暖
で
眺
め
が
よ
い
た
め
に
古
く
か
ら
集
落
が
造
ら
れ
た
。
ミ
ル
ホテル・キャピテレのレセプション
85
階段には時計や絵が置いてある
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美
し
い
村
ミ
ル
マ
ン
ド
は
、
ロ
ー
ヌ
の
谷
を
見
下
ろ
す
丘
の
上
に
あ
り
、
丘
の
頂
上
に
石
造
り
の
村
落
が
見
え
て
き
た
。
し
た
。
マ
ス
カ
ッ
ト
は
甘
く
て
美
味
し
か
っ
た
。
1
時
間
ほ
ど
走
る
と
、
っ
て
い
た
の
で
、
マ
ス
カ
ッ
ト
を
一
束
買
っ
て
、
こ
れ
を
今
日
の
昼
食
と
る
と
、
メ
ロ
ン
や
ス
イ
カ
・
桃
・
ブ
ド
ウ
な
ど
美
味
し
そ
う
な
果
物
を
売
ミ
ル
マ
ン
ド
へ
の
途
中
、
路
上
に
農
家
が
店
を
出
し
て
お
り
、
覗
い
て
み
③
ミ
ル
マ
ン
ド
(
Mirmande
ト
リ
エ
で
あ
り
、
絵
画
学
校
で
も
あ
り
、
ホ
テ
ル
の
ロ
ビ
ー
に
は
ア
ン
ド
Hôtel Capitelle
レ
・
ロ
ー
ト
の
絵
が
沢
山
飾
っ
て
あ
る
。
)
路上で農作物を売っていた
ミルマンドのホテル・キャピテレ
ローヌの丘に静かに佇む
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
86
87
美しい村 ミルマンド(Mirmande)は
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
平
原
を
駆
け
抜
け
る
風
が
心
地
よ
い
。
迷路のような石畳の階段を上っていく
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
の
山
と
平
原
が
雄
大
な
姿
を
見
せ
て
い
る
。
教
会
の
広
場
か
ら
は
眺
望
が
広
が
り
、
民
家
の
石
屋
根
の
向
こ
う
に
は
、
少
し
汗
を
か
き
な
が
ら
頂
上
ま
で
登
る
と
そ
こ
に
は
教
会
が
あ
る
。
石屋根の向こうはローヌ・アルプの山々と平原が広がる
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
ど
こ
へ
た
ど
り
着
く
の
か
よ
く
分
か
ら
ぬ
ま
ま
登
っ
て
い
く
。
細
い
道
が
ま
る
で
迷
路
の
よ
う
に
な
っ
て
お
り
、
登
っ
て
は
い
る
の
だ
が
、
村
を
見
て
回
る
こ
と
に
し
た
。
村
の
道
は
中
世
を
彷
彿
さ
せ
る
石
畳
で
、
部
屋
に
案
内
し
て
も
ら
う
と
、
ま
だ
午
後
4
時
前
な
の
で
荷
物
を
お
い
て
88
を
見
る
と
、
明
日
は
快
晴
の
よ
う
だ
。
と
り
あ
え
ず
今
日
は
写
真
の
整
理
「
明
日
も
雤
だ
と
嫌
だ
な
」
と
思
い
な
が
ら
、
Y
a
h
o
o
で
天
気
予
報
て
お
か
な
い
と
、
こ
ん
な
事
も
あ
る
。
テ
ル
と
は
違
っ
て
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
の
場
合
は
し
っ
か
り
確
認
を
し
る
よ
う
な
の
で
、
や
り
と
り
し
た
メ
ー
ル
を
付
け
て
送
っ
て
お
い
た
。
ホ
を
送
り
、
先
方
も
そ
れ
を
了
解
し
た
こ
と
を
、
ど
う
も
先
方
が
忘
れ
て
い
い
て
い
な
い
の
で
キ
ャ
ン
セ
ル
し
た
宿
だ
。
私
が
キ
ャ
ン
セ
ル
の
メ
ー
ル
ー
ル
が
届
い
て
い
た
。
実
は
こ
こ
は
当
初
予
約
し
か
け
た
が
、
夕
食
が
つ
ル
・
ド
ー
ト
か
ら
、
「
昨
日
は
待
っ
て
い
た
が
何
故
来
な
い
の
」
だ
と
の
メ
ま
た
、
着
信
メ
ー
ル
を
チ
ェ
ッ
ク
し
て
い
る
と
、
パ
リ
近
郊
の
シ
ャ
ン
ブ
テ
ニ
ス
の
予
約
も
し
て
お
い
た
。
邦
男
兄
と
敦
ち
ゃ
ん
に
メ
ー
ル
を
送
っ
た
。
そ
し
て
つ
い
で
に
高
槻
市
の
ホテルの看板
グルメで表彰
ホテルのランク付けかな
89
ホテルの推薦かな
花の村で表彰
Copyright © IT おやじ All rights reserved.
た
。
何
が
ど
う
な
っ
て
い
る
の
か
分
か
ら
な
い
が
、
取
り
あ
え
ず
恵
子
と
メ
ー
ル
で
は
ど
う
か
な
」
と
思
い
、
試
し
て
み
る
と
今
度
は
う
ま
く
行
っ
ろ
う
と
し
た
が
、
ど
う
も
う
ま
く
行
か
な
い
。
そ
れ
で
は
「
Y
a
h
o
o
な
看
板
や
表
彰
プ
レ
ー
ト
が
掲
げ
て
あ
る
。
早
速
メ
ー
ル
を
送
る
こ
と
に
し
た
。
最
初
は
eo
の
メ
ー
ル
ア
ド
レ
ス
で
送
「
ホ
テ
ル
・
キ
ャ
ピ
テ
レ
」は
か
な
り
有
名
な
よ
う
で
、
玄
関
に
は
い
ろ
ん
る
か
」
と
聞
く
と
、
「
ワ
イ
ヤ
レ
ス
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
が
あ
る
」
と
い
う
の
で
外
に
は
で
ら
れ
な
い
の
で
、
カ
ウ
ン
タ
ー
で
「
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
は
使
え
て
、
そ
の
う
ち
雷
が
鳴
っ
て
土
砂
降
り
の
雤
が
降
り
出
し
た
。
こ
れ
で
は
少
し
疲
れ
た
の
で
ホ
テ
ル
に
戻
る
と
、
段
々
雲
行
き
が
怪
し
く
な
っ
て
き
か
ら
夕
食
に
行
っ
た
。
と
の
こ
と
。
こ
れ
が
フ
ラ
ン
ス
で
は
普
通
の
よ
う
だ
。
写
真
を
整
理
し
て
の
で
レ
ス
ト
ラ
ン
に
行
く
と
、
「
7
時
45
分
か
ら
で
な
い
と
食
事
で
き
な
い
」
や
旅
行
記
の
作
成
に
あ
て
る
こ
と
に
し
た
。
夜
7
時
頃
、
お
腹
が
空
い
た
に
持
っ
て
し
ゃ
ぶ
る
始
末
だ
。
は
し
た
な
い
と
言
っ
て
は
お
れ
な
い
く
ら
口
に
入
れ
な
が
ら
ア
ッ
と
い
う
間
に
平
ら
げ
て
し
ま
い
、
最
後
は
骨
を
手
い
。
今
回
の
フ
ラ
ン
ス
料
理
の
中
で
も
最
高
だ
。
ワ
イ
ン
と
羊
を
交
互
に
口
の
中
に
広
が
っ
て
き
た
。
こ
ん
な
美
味
し
い
ラ
ム
は
食
べ
た
こ
と
が
な
な て 少
ん 口 し
だ に 経
入 つ
れ
」 る と
、
と
と
子
顔
羊
が 、
柔
ほ ら の
こ か ロ
ろ く ー
び て ス
な 何 ト
が と が
ら も 3
噛 言 切
ん え れ
で ぬ 出
み 口 て
る 当 き
と た た
、 り 。
ナ
味
が だ イ
。 フ
ジ 「
ワ こ で
ッ れ 切
と は っ
・・・
い
美
味
し
い
。
「
昼
食
を
抜
い
て
よ
か
っ
た
~
よ
か
っ
た
~
」
コート・ド・ローヌを飲みながら・・・
い
う
く
ら
い
美
味
し
く
て
全
て
平
ら
げ
た
。
っ
て
本
当
に
美
味
し
い
。
「
こ
ん
な
美
味
し
い
グ
ラ
タ
ン
は
初
め
て
~
」
と
る
と
グ
ラ
タ
ン
が
出
て
き
た
。
グ
ラ
タ
ン
は
、
小
エ
ビ
が
歯
ご
た
え
が
あ
で
こ
れ
は
美
味
し
い
。
ワ
イ
ン
を
チ
ビ
チ
ビ
や
り
な
が
ら
少
し
待
っ
て
い
ま
ず
「
コ
ー
ト
・
ド
・
ロ
ー
ヌ
」
が
出
て
き
た
が
、
渋
く
て
深
い
味
わ
い
ー
ト
・
ド
・
ロ
ー
ヌ
」
の
ハ
ー
フ
ボ
ト
ル
を
注
文
し
た
。
を
沿
え
た
も
の
、
そ
れ
に
ロ
ー
ヌ
・
ア
ル
プ
地
方
名
産
の
赤
ワ
イ
ン
「
コ
タ
ン
、
デ
ザ
ー
ト
は
ア
イ
ス
ク
リ
ー
ム
と
ヨ
ー
グ
ル
ト
に
カ
ツ
ナ
ッ
シ
ュ
べ
る
が
、
メ
イ
ン
デ
ィ
ッ
シ
ュ
は
ラ
ム
、
ス
タ
ー
タ
ー
は
小
エ
ビ
の
グ
ラ
こ
こ
も
素
晴
ら
し
い
雰
囲
気
だ
。
M
e
n
u
は
肉
や
魚
な
ど
い
ろ
い
ろ
選
「
さ
あ
食
事
だ
!
」
と
待
ち
か
ま
え
て
レ
ス
ト
ラ
ン
に
行
っ
て
み
る
と
、
素晴らしい雰囲気のレストラン
このラムは今まで味わったことのない・・・
エビが何ともいえない腰があり・・・ 90
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を
浴
び
て
ベ
ッ
ド
に
つ
く
。
フ
ラ
ン
ス
は
胃
薬
な
し
で
は
旅
は
で
き
な
い
。
91
食
事
も
お
わ
り
、
部
屋
で
写
真
を
整
理
し
て
旅
行
記
を
書
い
て
シ
ャ
ワ
ー
と
は
な
い
の
だ
が
・
・
・
夕
焼
け
、
こ
れ
で
禮
子
が
前
に
座
っ
て
い
て
く
れ
れ
ば
も
う
何
も
言
う
こ
洒
落
た
レ
ス
ト
ラ
ン
で
素
晴
ら
し
い
料
理
、
そ
れ
に
天
の
恵
み
の
よ
う
な
と
も
言
え
な
い
。
ッ
ツ
の
歯
ご
た
え
、
そ
れ
に
甘
酸
っ
ぱ
い
サ
ク
ラ
ン
ボ
の
バ
ラ
ン
ス
が
何
戻
っ
て
デ
ザ
ー
ト
に
と
り
か
か
っ
た
。
ア
イ
ス
ク
リ
ー
ム
の
冷
た
さ
に
ナ
写
真
を
10
枚
も
撮
っ
た
時
に
は
夕
日
も
ほ
と
ん
ど
沈
み
、
レ
ス
ト
ラ
ン
に
こ
の
夕
日
と
雲
の
競
演
は
ア
ッ
と
い
う
間
に
過
ぎ
去
っ
て
し
ま
う
。
と
私
を
外
に
ま
で
呼
び
に
来
た
。
デ
ザ
ー
ト
は
い
つ
で
も
食
べ
ら
れ
る
が
、
少
し
経
つ
と
、
ウ
エ
イ
タ
ー
が
「
デ
ザ
ー
ト
の
用
意
が
で
き
て
い
る
よ
~
」
撮
っ
た
。
よ
う
だ
。
「
こ
の
時
を
逃
が
し
て
は
い
け
な
い
」
と
思
い
、
何
枚
も
写
真
を
ミルマンド(Mirmande)の夕日は燃え上がるようだ
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出
し
た
。
雤
上
が
り
の
雲
に
日
が
差
し
て
、
ま
る
で
後
光
が
差
し
て
い
る
食
事
時
に
は
必
ず
腰
に
つ
け
て
い
る
L
U
M
I
X
を
手
に
し
て
外
へ
飛
び
夕
日
が
金
色
に
輝
い
て
き
た
。
「
こ
れ
は
食
べ
て
い
る
時
で
は
な
い
」
と
、
変
し
て
き
た
。
「
ど
う
し
た
の
か
な
」
と
外
を
見
る
と
、
雤
上
が
り
の
空
に
一
生
懸
命
食
べ
て
い
る
間
に
段
々
日
が
暮
れ
て
き
て
、
何
か
空
の
色
が
急
で
、
予
約
は
キ
ャ
ン
セ
ル
さ
れ
た
」
と
の
こ
と
で
、
「
こ
れ
以
上
言
っ
て
も
か
っ
た
。
彼
が
先
方
と
話
を
し
た
と
こ
ろ
、
「
私
が
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
送
っ
て
い
な
い
の
話
も
片
づ
い
た
の
で
、
9
時
過
ぎ
に
は
100
㎞
離
れ
た
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
に
向
う
と
思
い
、
頼
む
と
快
く
引
き
受
け
て
く
れ
た
。
泊
す
る
こ
と
に
し
た
。
思
っ
た
が
、
私
が
す
る
よ
り
ホ
テ
ル
の
お
じ
さ
ん
か
ら
電
話
し
て
も
ら
お
食
事
も
美
味
し
い
し
、
き
れ
い
し
、
静
か
な
の
で
、
迷
わ
ず
こ
こ
に
3
連
い
」
と
言
う
。
「
ど
う
い
う
こ
と
だ
」
と
訝
り
な
が
ら
、
電
話
を
し
よ
う
と
と
、
「
そ
れ
ぞ
れ
1
部
屋
だ
け
空
い
て
い
る
」
と
い
う
。
そ
れ
な
ら
こ
こ
は
故
か
し
ら
泊
ま
る
部
屋
は
キ
ャ
ン
セ
ル
さ
れ
て
「
私
が
泊
ま
る
部
屋
は
な
の
ホ
テ
ル
の
お
じ
さ
ん
に
「
明
日
と
明
後
日
の
部
屋
は
な
い
か
」
と
聞
く
昨
日
私
が
送
っ
た
リ
コ
ン
フ
ァ
ー
ム
の
メ
ー
ル
の
返
事
が
来
て
い
て
、
何
た
の
で
は
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
に
行
け
な
く
な
り
そ
う
な
の
で
、
ミ
ル
マ
ン
ド
そ
の
前
に
メ
ー
ル
を
見
る
と
、
ゴ
ル
ド
の
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
か
ら
、
他
の
宿
を
探
す
こ
と
に
し
た
。
し
か
し
、
宿
を
探
す
の
に
手
間
取
っ
て
い
ち
目
が
な
さ
そ
う
な
の
で
、
ゴ
ル
ド
の
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
は
諦
め
、
準
備
を
す
る
。
ら
の
コ
ン
フ
ァ
ー
ム
の
メ
ー
ル
は
届
い
て
い
な
い
。
ど
う
も
こ
れ
で
は
勝
も
昼
は
食
べ
な
い
の
で
、
そ
れ
な
り
に
お
腹
に
詰
め
て
ゴ
ル
ド
に
向
か
う
も
同
じ
よ
う
な
朝
食
で
、
朝
は
あ
ま
り
重
視
し
て
い
な
い
よ
う
だ
。
今
日
そ
う
い
え
ば
私
か
ら
は
コ
ン
フ
ァ
ー
ム
の
メ
ー
ル
を
入
れ
た
が
、
先
方
か
朝
食
は
コ
ー
ヒ
ー
・
ミ
ル
ク
に
ジ
ュ
ー
ス
と
パ
ン
。
フ
ラ
ン
ス
は
ど
こ
で
き
り
思
っ
て
い
た
が
、
先
方
は
そ
う
は
取
っ
て
い
な
か
っ
た
よ
う
だ
。
ー
ド
番
号
を
教
え
た
。
私
と
し
て
は
「
こ
れ
で
全
て
予
約
完
了
」
と
て
っ
城
跡
も
こ
れ
ま
た
朝
日
が
当
た
っ
て
神
々
し
い
。
頂
上
ま
で
登
る
と
、
教
会
に
も
朝
日
が
当
た
っ
て
ま
ぶ
し
い
。
村
に
残
る
路
面
は
昨
日
の
雤
で
濡
れ
て
お
り
、
朝
日
が
当
た
り
光
っ
て
い
る
。
丘
の
か
ら
も
な
く
ジ
ャ
ズ
の
快
い
響
き
が
聞
こ
え
て
く
る
。
石
で
敶
き
詰
め
た
朝
食
は
8
時
か
ら
。
そ
の
前
に
村
を
ブ
ラ
ブ
ラ
散
策
し
て
い
る
と
、
ど
こ
い
し
た
い
」
と
の
メ
ー
ル
を
入
れ
、
私
か
ら
は
コ
ン
フ
ァ
ー
ム
と
し
て
カ
難
し
い
の
で
、
ク
レ
ジ
ッ
ト
カ
ー
ド
の
番
号
を
教
え
る
か
ら
こ
れ
で
お
願
本
か
ら
フ
ラ
ン
ス
の
銀
行
に
振
り
込
む
の
は
、
す
ご
く
お
金
が
か
か
る
し
予
約
し
た
時
に
、
確
か
に
「
デ
ポ
ジ
ッ
ト
を
送
れ
」
と
言
っ
て
き
た
が
、
「
日
駄
目
だ
」
と
い
う
。
「
な
ん
で
~
、
そ
ん
な
バ
カ
な
!
」
【
第
7
日
】
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
(
1
)
5
月
の
連
休
前
92
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朝日に光がまぶしいミルマンドの教会
93
ミルマンドの城跡も朝日が照らして神々しい
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と
の
こ
と
だ
。
「
折
角
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
を
回
る
の
だ
か
ら
、
ト
リ
ュ
フ
も
め
て
お
り
、
ワ
イ
ン
同
様
に
A
O
C
(
原
産
地
呼
称
)
認
定
さ
れ
て
い
る
名
だ
が
、
実
際
は
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
産
ト
リ
ュ
フ
(
sabasse
是
非
食
べ
て
み
た
い
」
と
思
い
つ
つ
、
ゴ
ル
ド
に
向
か
っ
て
車
を
進
め
た
。
)
が
8
割
を
占
い
わ
れ
て
い
る
。
ト
リ
ュ
フ
は
フ
ラ
ン
ス
南
西
部
の
ペ
リ
ゴ
ー
ル
産
が
有
は
、
強
い
香
り
と
風
味
の
あ
る
高
級
食
材
で
、
「
黒
い
ダ
イ
ア
モ
ン
ド
」
と
フ
ラ
ン
ス
料
理
と
い
え
ば
ト
リ
ュ
フ
だ
。
キ
ノ
コ
の
仲
間
の
黒
ト
リ
ュ
フ
ホ
は
、
「
ま
る
で
日
本
に
着
い
た
よ
う
だ
」
と
手
紙
に
書
い
て
い
る
。
し
て
裏
切
る
こ
と
は
な
い
と
言
わ
れ
て
い
る
。
ア
ル
ル
に
到
着
し
た
ゴ
ッ
う
な
青
い
空
が
あ
り
、
食
事
も
美
味
し
く
、
世
界
中
か
ら
集
ま
る
人
を
決
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
は
、
陽
光
が
あ
ふ
れ
、
花
が
咲
き
乱
れ
、
抜
け
る
よ
独
自
の
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
文
化
が
生
ま
れ
た
。
に
併
合
さ
れ
る
ま
で
侵
略
が
繰
り
返
さ
れ
た
。
こ
う
し
た
歴
史
の
な
か
で
国
や
神
聖
ロ
ー
マ
帝
国
の
領
土
と
な
る
な
ど
、
15
世
紀
後
半
に
フ
ラ
ン
ス
豊かな緑が広がるプロヴァンス地方
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9
世
紀
に
は
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
王
国
が
創
設
さ
れ
た
が
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
公
ガ
ー
ル
)
な
ど
数
々
の
ロ
ー
マ
の
遺
跡
が
残
っ
て
い
る
。
繁
栄
し
、
ア
ル
ル
や
ニ
ー
ム
に
は
円
形
劇
場
や
水
道
橋
(
ポ
ン
・
デ
ュ
・
ギ
リ
シ
ャ
時
代
に
ま
で
さ
か
の
ぼ
る
。
と
く
に
ロ
ー
マ
時
代
に
は
大
い
に
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
南
東
部
に
位
置
す
る
が
、
歴
史
は
94
し
か
し
、
美
し
い
村
に
し
て
は
観
光
化
さ
れ
す
ぎ
て
少
し
興
ざ
め
だ
。
品
を
沢
山
売
っ
て
お
り
、
ま
た
土
産
物
屋
が
多
く
て
す
ご
い
人
だ
か
り
だ
。
村
を
作
っ
た
も
の
だ
」
と
呆
れ
る
。
村
に
入
っ
て
い
く
と
、
絵
画
や
美
術
ゴ
ル
ド
の
村
は
写
真
で
は
よ
く
見
て
い
た
が
、
「
よ
く
も
ま
あ
こ
ん
な
所
に
ー
ル
や
マ
ラ
は
、
こ
の
村
に
魅
せ
ら
れ
た
と
い
わ
れ
る
。
は
ル
ネ
サ
ン
ス
様
式
の
城
塞
が
立
ち
、
堅
牢
さ
で
は
群
を
抜
き
、
シ
ャ
ガ
ゴ
ル
ド
は
、
典
型
的
な
「
鷲
の
巣
村
」
で
あ
り
、
断
崖
絶
壁
の
丘
の
上
に
村
も
無
料
な
の
に
こ
こ
で
は
5
フ
ラ
ン
取
ら
れ
る
。
り
あ
え
ず
車
を
止
め
て
村
を
散
策
す
る
こ
と
に
し
た
。
駐
車
場
は
ど
こ
の
ー
キ
を
踏
む
。
少
し
村
の
中
に
入
っ
て
い
く
と
駐
車
場
が
あ
っ
た
の
で
取
目
に
入
っ
て
く
る
。
「
こ
れ
は
す
ご
い
!
」
と
見
と
れ
て
、
つ
い
つ
い
ブ
レ
美
し
い
村
ゴ
ル
ド
に
入
っ
て
い
く
と
、
断
崖
絶
壁
に
貼
り
つ
い
た
家
々
が
ル
シ
ヨ
ン
(
10
㎞
東
)
に
向
か
う
。
ゴルドのお城
95
絵画や美術品を沢山売っている
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レストランも沢山ある
①
ゴ
ル
ド
(
Gordes
石 式 村
( の に
城 は
が 11
あ 世
) る 紀
で 。 に
造 石 建
ら 壁 て
れ に ら
た 沿 れ
小 っ 、
さ て 16
な 歩
家 い 世
が て 紀
美 い に
し く 再
い と 建
。 、 さ
れ
こ た
の ル
地 ネ
方 ッ
の サ
平 ン
ら ス
な 様
lauses
こ
こ
は
人
が
多
す
ぎ
て
疲
れ
た
の
で
、
少
し
休
ん
で
か
ら
、
次
の
目
的
地
)
岸壁に家が貼りついている
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96
97
美しい村 ゴルドはプロヴァンスの典型的な鷹の巣村で
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に
向
か
う
。
ヴ
ァ
ン
ス
の
人
は
気
候
の
せ
い
か
み
ん
な
陽
気
な
の
だ
ろ
う
か
。
て
も
い
い
か
~
」
と
聞
く
と
お
ど
け
た
ポ
ー
ズ
で
応
え
て
く
れ
た
。
プ
ロ
「
O
K
」
と
応
え
る
と
嬉
し
そ
う
に
写
真
を
撮
っ
て
い
る
。
私
も
「
撮
っ
の
か
、
カ
メ
ラ
を
構
え
て
「
撮
っ
て
も
い
い
か
~
」
と
聞
い
て
く
る
の
で
、
村
を
歩
い
て
い
る
と
、
フ
ラ
ン
ス
人
ら
し
き
男
性
が
、
日
本
人
が
珍
し
い
あ
り
、
レ
ス
ト
ラ
ン
も
多
く
て
観
光
客
で
賑
わ
っ
て
い
る
。
ら
れ
た
。
村
の
細
い
路
地
に
は
絵
画
や
工
芸
品
を
売
っ
て
い
る
店
が
沢
山
村
の
一
番
上
に
は
「
サ
ン
・
ミ
ッ
シ
ェ
ル
教
会
」
が
あ
り
、
11
世
紀
に
造
趣
を
変
え
て
い
く
。
あ
る
。
村
と
そ
の
周
辺
の
色
は
、
天
気
や
時
間
帯
に
よ
っ
て
も
少
し
ず
つ
げ
ら
れ
た
よ
う
で
、
一
軒
一
軒
気
ま
ま
で
い
な
が
ら
統
一
的
な
美
し
さ
が
な
る
と
言
わ
れ
、
こ
の
村
の
家
々
は
、
そ
の
全
て
の
色
を
使
っ
て
塗
り
上
オ
ー
ク
ル
の
色
は
、
赤
い
も
の
か
ら
黄
色
や
褐
色
な
ど
、
全
部
で
17
色
に
で
造
ら
れ
た
家
が
建
ち
並
ぶ
美
し
い
村
ル
シ
ヨ
ン
だ
。
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
の
太
陽
を
浴
び
な
が
ら
少
し
走
る
と
、
オ
ー
ク
ル
(
黄
土
)
②
ル
シ
ヨ
ン
(
Roussillon
こ
こ
も
人
混
み
で
疲
れ
た
の
で
、
次
の
目
的
地
ル
ー
ル
マ
ラ
ン
(
20
㎞
東
)
)
プロヴァンスの人は陽気だ
このオークルの壁が青空に映える
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細い路地は賑わっている
98
Tomomi Miyazaki リサイタル
15
世
紀
建
造
さ
れ
、
シ
ャ
ト
ー
・
ヌ
フ
(
新
し
い
城
)
は
見
所
は
村
の
城
で
、
シ
ャ
ト
ー
・
ヴ
ュ
ー
(
古
い
城
)
は
賑
わ
い
だ
。
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
お城からルールマランの村を望む
99
ルールマランのお城の前の庭園
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り
、
村
の
中
に
は
絵
画
や
陶
器
な
ど
が
店
頭
に
飾
っ
て
あ
り
、
か
な
り
の
い
、
生
活
感
が
溢
れ
て
い
る
。
こ
の
あ
た
り
に
は
芸
術
家
が
集
ま
っ
て
お
の
で
、
こ
の
村
は
ほ
ど
ほ
ど
に
し
て
、
次
の
目
的
地
ラ
コ
ス
ト
(
15
㎞
西
)
そ
れ
に
し
て
も
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
の
日
差
し
は
強
い
。
暑
さ
で
少
し
疲
れ
た
こ
の
村
は
、
小
さ
い
村
な
が
ら
、
床
屋
、
食
料
品
、
パ
ン
屋
な
ど
が
そ
ろ
日
本
女
性
が
こ
ん
な
田
舎
の
村
で
頑
張
っ
て
い
る
の
だ
。
た
と
言
わ
れ
て
い
る
。
「
T
O
M
O
M
I
M
I
Y
A
Z
A
K
I
ピ
ア
ノ
リ
サ
イ
タ
ル
」
と
あ
る
。
ヴ
ァ
ン
ス
の
村
で
、
伝
説
に
よ
る
と
、
竜
が
渓
谷
を
掘
り
起
こ
し
て
造
っ
美
し
い
村
ル
ー
ル
マ
ラ
ン
は
、
リ
ュ
ベ
ロ
ン
山
脈
に
あ
る
典
型
的
な
プ
ロ
る
と
、
明
後
日
お
城
の
ホ
ー
ル
で
コ
ン
サ
ー
ト
が
あ
り
、
ポ
ス
タ
ー
に
は
、
お
城
は
予
約
制
で
、
残
念
な
が
ら
入
れ
な
か
っ
た
が
、
入
口
に
行
っ
て
み
③
ル
ー
ル
マ
ラ
ン
(
Lourmarin
ル
ネ
サ
ン
ス
様
式
を
整
え
て
素
晴
ら
し
い
ら
し
い
。
)
カフェ Sado には侯爵の顔パネル
ここでコーヒーはチョット飲む気が・・・
味
悪
い
感
じ
が
す
る
の
で
や
め
た
。
多
く
の
人
が
そ
こ
で
休
ん
で
い
る
。
入
ろ
う
か
な
と
思
っ
た
が
、
少
し
気
が
す
る
。
村
の
入
り
口
に
は
、
サ
ド
侯
爵
の
像
を
飾
っ
た
カ
フ
ェ
が
あ
り
、
「
サ
ド
侯
爵
の
銅
像
」
が
廃
墟
に
マ
ッ
チ
し
て
、
何
か
空
恐
ろ
し
い
感
じ
こ
の
村
は
、
お
城
以
外
に
何
も
な
い
と
い
っ
た
感
じ
で
、
お
城
に
登
る
と
、
昔
、
城
主
だ
っ
た
の
が
「
サ
ド
侯
爵
」
で
あ
る
。
村
の
は
ず
れ
に
は
、
廃
墟
と
化
し
た
ミ
ス
テ
リ
ア
ス
な
城
が
あ
る
。
そ
の
サド侯爵の廃墟に異様な銅像 なんだか少し不気味で・・・
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ラ
コ
ス
ト
は
、
こ
れ
ま
た
小
さ
な
村
で
、
人
口
は
400
人
に
も
満
た
な
い
。
④
ラ
コ
ス
ト
(
Lacoste
次
の
目
的
地
メ
ネ
ル
ブ
(
10
㎞
西
)
に
向
か
う
。
)
100
車
場
に
乗
せ
て
い
っ
て
く
れ
な
い
か
~
」
と
頼
む
と
、
即
「
O
K
」
と
い
「
駐
車
場
は
ど
こ
だ
」
と
聞
く
と
や
は
り
「
反
対
側
だ
」
と
い
う
の
で
、
「
駐
る
と
す
ぐ
に
止
ま
っ
て
く
れ
た
。
ろ
か
ら
オ
ン
ボ
ロ
な
自
動
車
に
乗
っ
た
若
者
が
近
づ
い
て
き
た
。
手
を
振
対
側
の
出
口
だ
!
」
と
嫌
に
な
り
な
が
ら
ト
ボ
ト
ボ
戻
っ
て
い
る
と
、
後
い
に
は
村
の
外
の
道
路
に
出
て
し
ま
っ
た
。
「
ま
た
だ
!
こ
れ
は
村
の
反
し
か
し
、
ど
う
も
車
が
見
つ
か
ら
な
い
。
ド
ン
ド
ン
歩
い
て
い
く
と
、
つ
し
て
駐
車
場
に
戻
ろ
う
と
し
た
。
「
特
に
ど
う
っ
て
こ
と
の
な
い
村
だ
な
」
と
思
い
な
が
ら
、
村
を
一
回
り
村
の
一
番
上
ま
で
登
る
と
、
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
の
典
型
的
な
田
舎
の
風
景
で
、
カフェでゆっくりくつろぐ
101
カフェのおばさん
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受
け
て
い
る
。
上
に
は
、
16
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
教
会
が
あ
り
、
歴
史
文
化
財
の
指
定
を
た
そ
う
だ
。
メ
ネ
ル
ブ
は
、
ヴ
ォ
ー
キ
ュ
ル
ー
ズ
山
に
面
し
て
お
り
、
頂
っ
た
村
だ
。
本
が
ベ
ス
ト
セ
ラ
ー
に
な
っ
た
時
は
す
ご
い
人
だ
か
り
だ
っ
の
12
ヶ
月
」
が
ベ
ス
ト
セ
ラ
ー
に
な
っ
た
こ
と
で
、
世
界
的
に
有
名
に
な
美
し
い
村
メ
ネ
ル
ブ
は
、
ピ
ー
タ
ー
・
メ
イ
ル
の
「
南
仏
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
メネルブの村から望む風景
村の雑貨屋
⑤
メ
ネ
ル
ブ
(
Menebres
う
こ
と
に
な
り
助
か
っ
た
。
)
じ
だ
。
屋
外
の
駐
車
場
に
車
を
放
置
し
て
お
く
と
、
乗
る
時
に
は
温
度
計
気
持
ち
い
い
の
だ
が
、
日
が
当
た
る
と
本
当
に
暑
い
。
30
度
以
上
あ
る
感
の
ミ
ル
マ
ン
ド
の
宿
泊
は
キ
ャ
ン
セ
ル
し
た
。
そ
れ
に
し
て
も
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
は
暑
か
っ
た
。
日
陰
は
涼
し
い
風
が
吹
い
て
よ
さ
そ
う
な
所
な
の
で
、
明
日
は
ア
ル
ル
に
泊
ま
る
こ
と
に
し
て
、
今
日
今
日
は
、
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
ま
で
往
復
し
た
の
で
300
㎞
走
っ
て
し
ま
っ
た
。
と
言
う
と
、
「
日
本
人
の
知
り
合
い
が
い
る
」
と
言
う
。
な
か
な
か
感
じ
の
か
っ
た
。
電
話
し
て
み
る
と
英
語
は
よ
く
通
じ
る
し
、
「
私
は
日
本
人
だ
」
昨
日
の
方
が
も
っ
と
美
味
し
か
っ
た
。
ァ イ
( ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
調
べ
る
と
) 、
」 「
と マ
い ス
う ・
シ デ
ャ ュ
ン ・
ブ ペ
ル テ
・ ィ
ド ッ
ー ト
ト ・
が グ
見 ラ
つ ヴ
ラ
ス
ワ
イ
ン
だ
。
料
理
は
ど
ち
ら
も
美
味
し
く
て
満
足
し
た
。
し
か
し
、
ン
風
だ
っ
た
の
で
、
ゼ
ラ
チ
ン
風
の
冷
菜
に
し
た
。
ワ
イ
ン
は
ロ
ゼ
の
グ
昨
日
は
、
メ
イ
ン
が
羊
だ
っ
た
の
で
今
日
は
牛
に
し
た
。
前
菜
も
グ
ラ
タ
す
こ
と
に
し
た
。
め
て
、
西
の
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
に
行
く
途
中
の
、
ア
ル
ル
近
辺
で
宿
を
探
毎
日
全
て
の
料
理
が
変
わ
る
の
だ
。
の
美
し
い
村
ラ
・
ギ
ャ
ル
ダ
デ
マ
ー
ル
(
La Garde-Adhemar
は
35
度
を
指
し
て
い
た
。
「
マ
ス
・
デ
ュ
・
ペ
テ
ィ
ッ
ト
・
グ
ラ
ヴ
ァ
」
に
、
行
き
方
を
聞
い
た
時
MAS DU PETIT GRAVA
に
分
か
っ
た
の
だ
が
、
ど
う
も
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
表
示
さ
れ
て
い
る
ポ
)
は
諦
は
全
く
変
わ
っ
て
い
る
。
さ
す
が
だ
。
こ
の
ホ
テ
ル
・
レ
ス
ト
ラ
ン
で
は
な
か
大
変
だ
。
明
日
も
ま
た
こ
れ
で
は
さ
す
が
に
辛
い
の
で
、
訪
問
予
定
を
食
べ
よ
う
か
な
と
、
M
e
n
u
(
定
食
)
を
見
る
と
、
昨
日
の
内
容
と
が
、
や
は
り
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
ま
で
往
復
200
㎞
余
分
に
走
る
と
な
る
と
な
か
こ
ん
な
事
を
や
っ
て
い
る
と
夜
8
時
に
な
り
夕
食
の
時
間
だ
。
今
日
は
何
朝
出
る
時
に
は
、
「
100
㎞
く
ら
い
大
し
た
こ
と
は
な
い
」
と
軽
く
見
て
い
た
け
る
」
と
表
示
さ
れ
た
の
で
安
心
し
た
。
時
に
は
ミ
ル
マ
ン
ド
だ
。
G
P
S
に
ポ
ス
ト
コ
ー
ド
を
入
力
す
る
と
、
「
ア
ル
ル
に
は
1
時
間
半
で
行
に
戻
る
こ
と
に
し
た
。
メ
ネ
ル
ブ
か
ら
1
時
間
の
ド
ラ
イ
ブ
で
、
午
後
5
事
前
に
G
P
S
で
確
認
し
て
お
か
な
い
と
迷
子
に
な
っ
て
も
困
る
と
思
い
、
フ
ェ
で
コ
ー
ヒ
ー
を
飲
ん
で
、
今
日
の
宿
泊
地
ミ
ル
マ
ン
ド
(
120
㎞
北
)
れ
だ
。
や
っ
と
の
こ
と
で
駐
車
場
に
た
ど
り
着
き
、
喉
が
渇
い
た
の
で
カ
ク
ロ
ア
チ
ア
で
ひ
ど
い
目
に
遭
っ
て
い
る
の
に
、
フ
ラ
ン
ス
で
も
ま
た
こ
し
て
み
な
い
と
こ
ん
な
事
も
あ
る
の
だ
。
っ
て
い
る
が
、
電
話
で
は
1
3
2
8
0
だ
と
い
う
。
や
は
り
現
地
に
確
認
ス
ト
コ
ー
ド
が
違
っ
て
い
る
。
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
で
は
1
3
2
0
0
と
な
102
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殺
し
た
。
彼
の
才
能
が
最
高
潮
に
達
し
た
時
期
で
も
あ
っ
た
。
1
8
9
0
年
、
退
院
の
ゴ
ッ
ホ
は
、
病
室
を
ア
ト
リ
エ
代
わ
り
に
し
て
200
点
も
の
作
品
を
残
し
、
の
村
の
精
神
病
院
に
入
る
。
滞
在
期
間
は
1
年
に
過
ぎ
な
い
が
、
治
療
中
ゴ
ッ
ホ
は
ア
ル
ル
を
離
れ
た
後
、
多
く
の
ロ
ー
マ
遺
跡
が
残
る
美
し
い
こ
ー
リ
ス
ト
・
オ
フ
ィ
ス
で
、
ゴ
ッ
ホ
の
情
報
を
集
め
る
こ
と
に
し
た
。
は
10
時
半
頃
着
き
、
村
の
入
り
口
の
駐
車
場
に
車
を
止
め
て
、
ま
ず
は
ツ
す
が
に
こ
の
景
色
は
見
飽
き
た
。
サ
ン
・
レ
ミ
・
ド
・
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
に
ン
ス
(
150
㎞
南
西
)
に
向
か
う
。
A
7
を
通
る
の
は
今
日
で
5
度
目
、
さ
精
算
を
済
ま
せ
、
ゴ
ッ
ホ
ゆ
か
り
の
地
、
サ
ン
・
レ
ミ
・
ド
・
プ
ロ
ヴ
ァ
精神病院の近くの岩山
103
ゴッホには岩山がこのように見えた
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太
陽
や
風
景
が
特
別
な
も
の
だ
っ
た
の
だ
ろ
う
。
一
台
だ
け
だ
ろ
う
。
30
分
ほ
ど
散
歩
し
て
ホ
テ
ル
で
朝
食
を
取
る
。
始
め
て
い
る
。
横
を
見
る
と
ポ
ツ
ン
と
公
衆
電
話
が
あ
る
。
恐
ら
く
村
に
り
、
ほ
と
ん
ど
人
通
り
は
な
い
が
、
レ
ス
ト
ラ
ン
や
ホ
テ
ル
で
は
掃
除
を
朝
食
前
に
ミ
ル
マ
ン
ド
の
村
を
散
歩
す
る
。
朝
8
時
前
の
村
は
眠
っ
て
お
に
か
か
る
と
こ
れ
が
素
晴
ら
し
い
絵
に
な
る
。
彼
に
は
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
の
ま
わ
り
の
風
景
は
、
私
に
は
普
通
の
風
景
に
し
か
思
え
な
い
が
、
ゴ
ッ
ホ
く
ル
ー
ト
が
あ
り
、
そ
の
ル
ー
ト
に
沿
っ
て
歩
い
て
い
く
こ
と
に
し
た
。
ツ
ー
リ
ス
ト
・
オ
フ
ィ
ス
を
起
点
に
、
ゴ
ッ
ホ
ゆ
か
り
の
地
を
辿
っ
て
い
①
サ
ン
・
レ
ミ
・
ド
・
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
(
St Remy de Provence
し
た
ゴ
ッ
ホ
は
、
パ
リ
郊
外
に
移
る
が
、
そ
の
後
2
ヶ
月
で
ピ
ス
ト
ル
自
)
【
第
8
日
】
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
(
2
)
ゴ
ッ
ホ
の
絵
が
入
っ
た
定
規
を
買
っ
た
。
ゴッホの銅像
精神病院の廊下
精神病院の中庭
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中
に
は
売
店
が
あ
り
、
孫
の
隆
世
に
ゴ
ッ
ホ
の
絵
合
わ
せ
の
カ
ー
ド
と
、
ろ
う
か
。
も
最
終
的
に
は
自
殺
す
る
の
だ
か
ら
、
癒
す
こ
と
は
で
き
な
か
っ
た
の
だ
ゴ
ッ
ホ
は
こ
こ
で
ど
の
よ
う
に
精
神
を
癒
し
た
の
だ
ろ
う
か
、
と
い
っ
て
落
ち
着
い
て
い
る
し
、
中
庭
に
は
花
が
一
杯
で
、
素
晴
ら
し
い
環
境
だ
。
病
院
と
い
っ
て
も
修
道
院
の
よ
う
な
所
で
、
広
々
と
し
て
い
て
、
静
か
で
30
分
ほ
ど
歩
く
と
病
院
に
着
き
、
中
を
見
学
す
る
。
精神病院の外門
精神病院の全景
104
ァ
ン
ス
(
10
㎞
南
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
何
と
か
無
事
に
車
に
戻
っ
た
の
で
、
次
の
目
的
地
レ
・
ポ
ー
ド
・
プ
ロ
ヴ
ノ
ウ
ハ
ウ
だ
。
が
通
じ
る
し
、
道
も
よ
く
知
っ
て
い
る
。
こ
れ
が
今
ま
で
散
々
苦
労
し
た
ン
は
、
い
ろ
ん
な
人
が
食
事
に
来
る
せ
い
だ
ろ
う
か
、
た
い
て
い
は
英
語
今
ま
で
の
経
験
で
、
道
を
聞
く
の
は
レ
ス
ト
ラ
ン
が
一
番
だ
。
レ
ス
ト
ラ
言
う
の
で
、
行
っ
て
み
る
と
今
度
は
見
つ
か
っ
た
。
っ
す
ぐ
行
っ
て
、
す
ぐ
右
に
曲
が
り
更
に
右
へ
行
く
と
そ
こ
に
あ
る
」
と
目
だ
」
と
引
き
返
し
て
、
今
度
は
レ
ス
ト
ラ
ン
の
マ
ス
タ
ー
に
聞
く
と
、
「
ま
信
じ
て
歩
い
て
行
く
が
、
出
た
所
は
写
真
の
場
所
と
は
違
う
。
「
こ
れ
は
駄
と
、
「
前
の
道
路
を
ま
っ
す
ぐ
行
け
ば
駐
車
場
だ
」
と
い
う
の
で
、
そ
れ
を
っ
て
お
い
た
の
で
、
こ
れ
を
ガ
ソ
リ
ン
ス
タ
ン
ド
の
若
い
男
性
に
見
せ
る
こ
う
い
う
こ
と
が
あ
る
と
思
い
、
駐
車
し
た
時
の
目
印
を
デ
ジ
カ
メ
で
撮
ま
っ
た
。
例
に
よ
っ
て
方
向
音
痴
で
、
ど
こ
に
駐
車
し
た
か
分
か
ら
な
く
な
っ
て
し
こ
こ
か
ら
ツ
ー
リ
ス
ト
・
オ
フ
ィ
ス
に
戻
り
駐
車
場
に
向
か
う
が
、
ま
た
この塔を駐車場の目印にしたのだが・・・
105
このような風景もゴッホは愛した
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この町は静かだ
と
、
素
晴
ら
し
い
城
の
上
に
登
る
し
め
な
が
ら
お
け
て
、
岩
を
踏
み
ペ
ー
ス
を
見
つ
何
と
か
駐
車
ス
り
の
混
雑
だ
。
来
て
お
り
、
か
な
わ
い
で
、
車
が
多
村
は
す
ご
い
賑
ル
フ
ェ
の
遺
言
」
で
こ
の
村
を
撮
っ
た
。
岩
が
荒
々
し
く
て
、
異
様
な
感
じ
さ
え
す
る
。
ジ
ョ
ン
・
コ
ク
ト
ー
は
「
オ
ン
ド
・
キ
ャ
ニ
オ
ン
の
よ
う
な
巨
岩
に
囲
ま
れ
た
村
が
見
え
て
く
る
。
美
し
い
村
レ
ボ
ー
・
ド
・
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
に
近
づ
い
て
く
る
と
、
グ
ラ
荒々しい岩山の中にレ・ボー・ド・プロヴァンスの村は息づいている
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②
レ
・
ボ
ー
・
ド
・
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
(
Les Baux de Provence
プロヴァンスの西部もまた趣が異なる
く
観
光
バ
ス
も
・
眺
望
が
広
が
る
。
)
106
ゴッホの絵が次々岩壁に映し出される
107
ゴッホが愛したプロヴァンス
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が
出
て
く
る
ま
で
1
時
間
以
上
待
っ
た
が
、
ど
う
い
う
訳
か
一
度
も
出
て
の
作
品
の
中
で
、
私
の
一
番
の
お
気
に
入
り
は
ヒ
マ
ワ
リ
で
、
ヒ
マ
ワ
リ
歩
い
て
見
て
回
る
趣
向
だ
が
、
も
の
凄
い
迫
力
で
圧
倒
さ
れ
る
。
ゴ
ッ
ホ
バ
ロ
ッ
ク
音
楽
と
呼
応
し
て
次
々
に
映
し
出
し
、
観
客
は
石
柱
の
周
り
を
10
m
四
方
は
あ
り
そ
う
な
巨
大
な
石
壁
に
、
100
枚
以
上
の
ゴ
ッ
ホ
の
絵
を
ル
技
術
を
駆
使
し
た
ア
ト
ラ
ク
シ
ョ
ン
が
あ
る
。
D’Image は岩の中にある
石柱の間を歩いて回る
村
の
入
口
に
、
「
デ
ィ
ー
・
イ
メ
ー
ジ
(
D'Image
自画像が壁全面に映し出され、もの凄い迫力だ
こ
な
か
っ
た
。
こ
れ
は
残
念
だ
っ
た
が
、
こ
こ
は
一
見
の
価
値
が
あ
る
。
)
」
と
い
う
、
デ
ジ
タ
チュウリップの
一輪挿し
美しい陶器を
沢山売っている
ヴ
ィ
エ
イ
ユ
(
10
㎞
西
)
に
向
か
っ
た
。
い
ろ
い
ろ
見
て
い
る
う
ち
に
4
時
を
過
ぎ
た
の
で
、
次
の
目
的
地
フ
ォ
ン
作
品
が
あ
っ
た
の
で
こ
れ
を
買
う
こ
と
に
し
た
。
セ
ラ
ミ
ッ
ク
の
土
台
に
真
っ
赤
な
チ
ュ
ウ
リ
ッ
プ
を
一
輪
さ
し
た
可
愛
い
岩に囲まれた村に入っていく
美しい村 レ・ボー・ド・プロヴァンスの頂上は見晴らしが最高
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飽
き
な
い
。
「
お
土
産
に
何
か
い
い
も
の
は
な
い
か
な
」
と
探
し
て
い
る
と
、
村
ら
し
く
、
多
数
の
ア
ト
リ
エ
や
陶
器
の
店
が
並
ん
で
お
り
、
見
て
い
て
そ
の
後
、
レ
・
ボ
ー
ド
・
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
の
村
に
入
っ
て
い
く
。
芸
術
の
108
カ
ン
ス
シ
ー
ズ
ン
に
は
多
く
の
人
が
こ
の
風
車
小
屋
に
集
ま
り
く
つ
ろ
い
い
と
た
だ
の
風
車
だ
が
)
こ
こ
は
公
園
の
よ
う
に
な
っ
て
お
り
、
バ
の
風
車
は
季
節
風
ミ
ス
ト
ラ
ル
で
回
転
す
る
と
い
う
。
(
本
を
読
ん
で
い
な
こ
の
小
説
は
、
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
の
風
景
や
人
物
を
描
い
て
お
り
、
こ
「
風
車
小
屋
だ
よ
り
」
に
登
場
す
る
風
車
小
屋
が
あ
る
。
フ
ォ
ン
ヴ
ィ
エ
イ
ユ
は
、
ア
ル
ル
に
近
い
小
さ
な
村
で
、
ド
ー
デ
の
小
説
と
り
あ
え
ず
車
を
止
め
て
見
る
こ
と
に
し
た
。
フォンヴィエイユの風車には人が一杯で大人気
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が
、
折
角
近
く
ま
で
来
て
い
る
の
に
後
で
後
悔
し
て
も
い
け
な
い
の
で
、
で
、
も
う
今
日
は
か
な
り
疲
れ
て
い
る
し
、
ど
う
し
よ
う
か
な
と
思
っ
た
フ
ォ
ン
ヴ
ィ
エ
イ
ユ
は
も
と
も
と
あ
ま
り
期
待
し
て
い
る
所
で
は
な
い
の
③
フ
ォ
ン
ヴ
ィ
エ
イ
ユ
(
Fontvieille
109
で
い
る
。
・・・
ァ 郊 結
」
( 外 局
の こ
10 シ こ
㎞ ャ は
) ン 簡
に ブ 単
向 ル に
か ・ 見
っ ド る
た ー だ
。 ト け
「 に
マ し
ス て
・ 、
デ 今
ュ 日
・ の
ペ 宿
テ 泊
ィ 地
ッ で
ト あ
・ る
グ ア
ラ ル
ヴ ル
)
も
彼
ら
は
ア
メ
リ
カ
人
で
、
7
年
前
に
フ
ラ
ン
ス
に
来
た
と
の
こ
と
だ
。
こ
こ
の
主
人
ら
し
き
男
性
ジ
ョ
ン
が
出
て
き
て
私
に
話
し
か
け
る
。
ど
う
り
が
た
く
頂
く
こ
と
に
し
た
。
荷
物
を
部
屋
に
運
ぶ
と
、
「
庭
で
ワ
イ
ン
を
飲
ま
な
い
か
」
と
言
う
の
で
あ
な 嬉 メ ウ
い し ス ル
。 そ だ フ
う 。 ・
に 非 ハ
し 常 ウ
て に ン
い よ ド
る く だ
。 な 。
こ れ 私
ん て の
な い 腰
大 て く
き 、 ら
な 頭 い
犬 を ま
は な で
日 で あ
本 て る
で や 。
は る 白
な と が
か 目 オ
な を ス
か 細 で
飼 め 黒
え て が
き
な
犬
が
近
寄
っ
て
き
た
。
日
本
で
ほ
と
ん
ど
見
か
け
な
い
ロ
シ
ア
ン
・
て
部
屋
に
誘
導
し
て
く
れ
た
。
部
屋
に
行
こ
う
と
す
る
と
突
然
2
匹
の
大
だ
」
と
名
乗
り
、
車
を
宅
内
の
駐
車
場
に
止
め
る
と
、
私
の
荷
物
を
持
っ
「
今
日
予
約
し
て
い
る
清
水
だ
」
と
い
う
と
、
に
こ
や
か
に
「
ハ
ミ
ュ
ー
か
、
ほ
と
ん
ど
黒
人
に
会
う
こ
と
が
な
か
っ
た
の
だ
。
が
多
い
こ
と
は
知
っ
て
い
た
が
、
今
ま
で
田
舎
ば
か
り
回
っ
て
い
た
せ
い
人
が
出
て
き
た
の
で
最
初
は
尐
し
ビ
ッ
ク
リ
し
た
。
フ
ラ
ン
ス
に
は
黒
人
尐
し
経
っ
て
か
ら
自
動
的
に
鉄
の
門
が
開
き
だ
し
た
。
そ
の
す
ぐ
後
に
黒
き
の
フ
ァ
ー
ム
ハ
ウ
ス
だ
。
大
き
な
門
の
前
で
呼
び
出
し
鈴
を
押
す
と
、
「
マ
ス
・
デ
ュ
・
ペ
テ
ィ
ッ
ト
・
グ
ラ
ヴ
ァ
」
は
、
18
世
紀
の
プ
ー
ル
付
ジョンとハミューとでワインを飲みながら
マス・デュ・ペティット・グラヴァ
ロシアン・ウルフ・ハウンド(オス)
プールの後ろは果樹園
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110
フ
ラ
ン
ス
人
の
カ
ッ
プ
ル
が
話
し
に
加
わ
っ
て
き
て
、
ワ
イ
ン
の
話
や
お
庭
で
ワ
イ
ン
を
飲
み
な
が
ら
楽
し
く
話
を
し
て
い
る
と
、
今
日
宿
泊
す
る
ア
ル
ル
に
立
ち
寄
る
こ
と
に
し
た
。
こ
れ
は
い
い
こ
と
を
聞
い
た
の
で
、
明
日
は
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
に
行
く
前
に
入
る
こ
と
に
し
た
。
所
が
い
く
つ
も
あ
り
、
そ
こ
を
見
て
い
く
の
は
な
か
な
か
楽
し
そ
う
だ
。
い
う
賑
わ
っ
て
い
る
レ
ス
ト
ラ
ン
が
あ
っ
た
。
別
に
ど
こ
で
食
べ
て
も
い
仕
方
が
な
い
の
で
慎
重
に
車
を
進
め
る
と
、
「
マ
ル
シ
ェ
(
Marche
い
の
で
、
教
え
て
も
ら
っ
た
レ
ス
ト
ラ
ン
と
は
違
う
と
思
っ
た
が
こ
こ
に
よ
く
話
を
聞
い
て
み
る
と
、
ゴ
ッ
ホ
が
ア
ル
ル
滞
在
中
に
絵
を
描
い
た
場
)
」
と
と
観
光
案
内
を
持
っ
て
き
て
手
渡
し
て
く
れ
た
。
非
行
く
べ
き
だ
」
と
の
こ
と
で
、
私
の
た
め
に
わ
ざ
わ
ざ
ア
ル
ル
の
地
図
す
ぐ
走
れ
」
と
言
う
だ
け
だ
。
2
時
間
も
あ
れ
ば
歩
い
て
回
る
こ
と
が
で
き
る
。
ゴ
ッ
ホ
が
好
き
な
ら
是
度
レ
ス
ト
ラ
ン
の
場
所
を
聞
い
て
み
た
が
、
「
太
い
メ
イ
ン
ロ
ー
ド
を
ま
っ
「
ア
ル
ル
は
小
さ
な
町
で
、
ゴ
ッ
ホ
ゆ
か
り
の
場
所
が
い
く
つ
も
あ
り
、
仕
方
が
な
い
の
で
宿
の
近
く
ま
で
引
き
返
し
、
ハ
ミ
ュ
ー
に
電
話
し
て
再
い
」
と
答
え
る
と
、
「
何
故
そ
ん
な
勿
体
な
い
こ
と
を
す
る
の
だ
」
と
言
う
。
ど
う
も
カ
ー
ド
に
書
い
て
あ
る
ポ
ス
ト
コ
ー
ド
が
違
っ
て
い
る
よ
う
だ
。
ま
た
、
「
ア
ル
ル
は
行
っ
た
か
」
と
聞
く
の
で
、
「
今
回
は
行
く
予
定
は
な
と
こ
ろ
に
は
レ
ス
ト
ラ
ン
な
ん
て
全
く
見
当
た
ら
な
い
へ
ん
ぴ
な
場
所
だ
。
111
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が
ど
う
し
て
も
合
わ
な
い
。
そ
の
上
に
G
P
S
の
指
示
で
た
ど
り
着
い
た
つ
あ
り
、
ゴ
ッ
ホ
の
多
く
の
作
品
を
見
る
こ
と
が
で
き
る
」
と
の
こ
と
だ
。
ホ
を
見
る
な
ら
ア
ム
ス
テ
ル
ダ
ム
だ
。
そ
こ
に
は
ゴ
ッ
ホ
の
美
術
館
が
二
そ
れ
以
来
ロ
ン
ド
ン
に
行
く
と
必
ず
見
に
行
く
」
と
話
を
す
る
と
、
「
ゴ
ッ
出
発
時
に
セ
ッ
ト
し
て
い
た
G
P
S
の
場
所
と
、
民
宿
で
聞
い
た
場
所
と
コ
ン
で
外
扉
の
ゲ
ー
ト
を
開
け
、
レ
ス
ト
ラ
ン
へ
急
い
だ
。
と
こ
ろ
が
、
荷
物
を
整
理
し
て
い
る
と
す
ぐ
に
夕
食
の
時
間
な
の
で
、
拝
借
し
た
リ
モ
私
が
「
ロ
ン
ド
ン
の
国
立
美
術
館
で
ゴ
ッ
ホ
の
ヒ
マ
ワ
リ
を
見
て
感
動
し
、
と
の
こ
と
で
早
速
予
約
を
お
願
い
し
た
。
市
を
訪
れ
て
絵
画
を
見
る
こ
と
」
と
の
こ
と
だ
。
絵
が
掛
け
て
あ
る
。
か
れ
は
75
歳
だ
が
、
彼
の
楽
し
み
は
「
世
界
中
の
都
彼
は
ゴ
ッ
ホ
の
絵
が
好
き
で
、
ど
の
部
屋
に
行
っ
て
も
壁
に
は
ゴ
ッ
ホ
の
る
レ
ス
ト
ラ
ン
の
名
刺
を
持
っ
て
き
て
、
「
夜
8
時
な
ら
予
約
が
取
れ
る
」
日
の
デ
ィ
ナ
ー
ど
こ
で
食
べ
る
の
が
一
番
よ
い
か
」
と
聞
く
と
、
推
薦
す
酒
の
話
に
花
が
咲
い
た
。
そ
の
う
ち
に
段
々
日
が
暮
れ
て
き
た
の
で
、
「
今
入
っ
た
。
理
し
て
か
ら
10
時
に
は
ベ
ッ
ド
に
湯
に
浸
か
っ
て
、
今
日
の
写
真
を
整
ス
タ
ブ
に
湯
を
入
れ
て
ゆ
っ
く
り
て
い
く
の
は
尐
し
気
味
悪
い
が
、
バ
真
っ
暗
な
中
、
大
き
な
部
屋
に
入
っ
い
て
い
る
。
別
の
部
屋
に
あ
り
、
バ
ス
タ
ブ
が
つ
ら
い
あ
る
の
だ
ろ
う
か
、
1
階
は
居
間
で
2
階
に
寝
室
は
あ
る
。
風
呂
は
宿
に
帰
る
と
9
時
も
過
ぎ
て
お
り
、
全
く
人
気
が
な
い
。
部
屋
は
40
畳
く
す
る
の
も
い
や
な
の
で
、
そ
こ
そ
こ
で
切
り
上
げ
て
宿
に
帰
っ
た
。
合
上
質
な
レ
ス
ト
ラ
ン
と
い
っ
た
感
じ
だ
。
暗
く
な
っ
て
か
ら
車
を
運
転
て
き
た
。
味
は
ミ
ル
マ
ン
ド
の
よ
う
に
は
い
か
な
い
が
、
ア
メ
リ
カ
の
割
(
勘
定
)
」
と
ウ
エ
イ
ト
レ
ス
に
告
げ
る
と
、
20
フ
ラ
ン
の
明
細
書
を
持
っ
シ
ャ
ン
ソ
ン
を
聴
き
な
が
ら
早
々
に
食
事
を
平
ら
げ
、
「
ラ
デ
ィ
シ
オ
ン
注
文
を
聞
き
に
来
た
の
で
、
鴨
肉
の
ロ
ー
ス
ト
と
赤
ワ
イ
ン
を
頼
ん
だ
。
ジ
ャ
ズ
を
歌
っ
て
お
り
、
な
か
な
か
い
い
雰
囲
気
だ
。
ウ
エ
イ
ト
レ
ス
が
「
マ
ル
シ
ェ
」
で
は
、
レ
ス
ト
ラ
ン
の
外
で
若
い
女
性
が
シ
ャ
ン
ソ
ン
や
マルシェは夜遅くまで賑わっている
シャンソンはなかなか良かった
寝室は広くて明るい
田舎風の大きなステーキがやってきた
広い居間の階段を上がると寝室がある 112
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向
か
っ
た
。
木
立
の
並
木
が
美
し
い
道
路
を
通
り
抜
け
て
、
ア
ル
ル
(
15
㎞
西
)
へ
と
食
事
を
終
え
る
と
100
ユ
ー
ロ
支
払
っ
て
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
を
立
ち
、
か
し
が
っ
て
い
た
。
私
が
デ
ー
ビ
ス
に
い
た
頃
の
話
や
ナ
パ
バ
レ
ー
の
話
を
す
る
と
、
大
層
懐
話
を
し
た
り
、
子
供
た
ち
が
住
ん
で
い
る
カ
ー
メ
ル
の
話
を
し
た
り
し
、
ロシアン・ウルフ・ハウンド(メス)
113
食
事
を
し
て
い
る
間
、
昔
ジ
ョ
ン
が
住
ん
で
い
た
サ
ン
フ
ラ
ン
シ
ス
コ
の
ヨ
ー
グ
ル
ト
、
そ
れ
に
農
園
で
取
れ
た
リ
ン
ゴ
や
ブ
ド
ウ
が
つ
い
て
き
た
。
ー
ヒ
ー
だ
け
」
と
言
っ
て
い
た
が
、
悪
い
と
思
っ
た
の
か
、
ジ
ュ
ー
ス
に
昨
夜
、
「
朝
8
時
の
朝
食
は
早
す
ぎ
る
の
で
、
朝
食
は
ク
ロ
ワ
ッ
サ
ン
と
コ
は
、
7
ヘ
ク
タ
ー
ル
の
広
大
な
敷
地
全
て
が
遊
び
場
だ
。
ら
近
づ
い
て
き
て
嬉
し
そ
う
に
じ
ゃ
れ
る
。
こ
こ
の
ロ
シ
ア
犬
に
と
っ
て
す
る
と
昨
日
の
ロ
シ
ア
ン
・
ウ
ル
フ
・
ハ
ウ
ン
ド
が
し
っ
ぽ
を
振
り
な
が
て
敷
地
外
に
出
ら
れ
な
い
。
仕
方
が
な
い
の
で
、
庭
を
ブ
ラ
ブ
ラ
す
る
。
い
っ
て
も
こ
の
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
で
は
外
の
門
に
鍵
が
か
か
っ
て
い
シャンブル・ドートの外の門
アルルへの並木道
シャンブル・ドートの果樹園
Copyright © IT おやじ All rights reserved
い
つ
も
の
よ
う
に
朝
7
時
過
ぎ
に
起
き
て
、
朝
食
前
に
散
歩
を
す
る
。
と
【
第
9
日
】
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
地
方
か
ら
ラ
ン
グ
ド
ッ
ク
・
ル
シ
ヨ
ン
地
方
へ
ア
ル
ル
も
満
喫
し
た
の
で
、
次
の
目
的
地
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
(
240
㎞
西
)
影
は
な
い
。
そ
れ
で
も
ア
ル
ル
は
な
か
な
か
い
い
雰
囲
気
だ
。
こ
と
で
、
私
も
絵
の
場
所
に
行
こ
う
と
し
た
の
だ
が
、
な
か
な
か
昔
の
面
描
か
れ
た
風
景
は
ア
ル
ル
近
郊
の
あ
ち
こ
ち
に
見
る
こ
と
が
で
き
る
と
の
の
カ
フ
ェ
・
テ
ラ
ス
」
な
ど
を
制
作
し
て
い
る
。
今
で
も
そ
れ
ら
絵
画
に
翌
年
の
5
月
ま
で
滞
在
し
、
代
表
作
「
跳
ね
橋
(
ラ
ン
グ
ロ
ワ
橋
)
」
、
「
夜
歳
の
時
に
南
仏
の
強
烈
な
太
陽
を
求
め
て
ア
ル
ル
を
訪
れ
た
ゴ
ッ
ホ
は
、
ア
ル
ル
は
、
ゴ
ッ
ホ
が
晩
年
過
ご
し
た
町
と
し
て
有
名
で
、
1
8
8
8
年
35
い ど 感 ア
る 数 じ ル
。 多 ら ル
く れ は
の る 古
ロ 町 代
ー だ ロ
マ 。 ー
遺 ロ マ
跡 ー 時
が マ 代
点 時 か
在 代 ら
し に 中
て は 世
お 首 に
り 府 か
、 が け
世 置 て
界 か の
遺 れ 歴
産 、 史
に 円 の
指 形 息
定 競 吹
さ 技 が
れ 場 強
て な く
闘牛のポスターが貼ってある
ゴッホの跳ね橋はこの近くだが・・・
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タ
ー
が
貼
っ
て
あ
る
。
き
っ
と
こ
こ
で
闘
牛
が
あ
る
の
だ
ろ
う
。
人
通
り
が
な
い
。
真
ん
中
に
巨
大
な
円
形
競
技
場
が
あ
り
、
闘
牛
の
ポ
ス
中
心
部
に
歩
い
て
い
っ
た
。
朝
も
早
い
せ
い
か
、
町
は
静
か
で
ほ
と
ん
ど
ア
ル
ル
に
着
く
と
、
教
え
て
も
ら
っ
た
と
お
り
、
町
の
入
口
に
駐
車
し
、
①
ア
ル
ル
(
Arles
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
【
世
界
遺
産
】
アルルの円形競技場
アルルの街並み
114
ス
の
村
が
ブ
ド
ウ
畑
の
中
に
見
え
て
き
た
。
115
り
道
す
る
こ
と
に
し
た
。
田
舎
道
に
入
っ
て
い
く
と
、
す
ぐ
に
ラ
グ
ラ
ー
い
う
美
し
い
村
が
あ
る
こ
と
に
気
が
つ
き
、
時
間
が
あ
り
そ
う
な
の
で
寄
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
が
近
づ
い
て
き
た
時
に
、
こ
の
近
く
に
ラ
グ
ラ
ー
ス
と
目
が
覚
め
る
と
気
分
す
っ
き
り
で
再
度
高
速
に
入
っ
た
。
と
す
ぐ
に
眠
気
が
襲
っ
て
き
て
、
5
分
く
ら
い
だ
ろ
う
か
、
意
識
が
な
く
、
ビ
ス
・
エ
リ
ア
に
車
を
止
め
て
尐
し
休
む
こ
と
に
し
た
。
シ
ー
ト
を
倒
す
ち
す
ご
く
眠
く
な
っ
て
き
た
。
事
故
を
起
こ
す
と
い
け
な
い
の
で
、
サ
ー
禮
子
と
行
っ
た
町
だ
」
と
懐
か
し
く
思
い
な
が
ら
車
を
進
め
る
。
そ
の
う
運
転
中
に
ふ
と
標
識
を
見
る
と
、
バ
ル
セ
ロ
ナ
300
㎞
と
あ
る
。
「
7
年
前
、
タ
リ
派
の
拠
点
と
し
て
宗
教
的
弾
圧
を
受
け
た
こ
と
で
も
知
ら
れ
る
。
ロ
ニ
ア
文
化
の
影
響
も
色
濃
く
、
ま
た
13
世
紀
に
は
キ
リ
ス
ト
教
異
端
カ
ま
た
、
面
積
が
非
常
に
広
い
地
域
で
、
ス
ペ
イ
ン
の
国
境
近
く
で
は
カ
タ
誇
っ
て
い
る
。
今
は
フ
ラ
ン
ス
で
も
人
気
が
上
昇
中
と
の
こ
と
だ
。
空
気
に
包
ま
れ
、
ワ
イ
ン
作
り
が
盛
ん
で
、
フ
ラ
ン
ス
最
大
の
生
産
量
を
す
る
が
、
地
中
海
沿
い
に
広
が
る
地
域
で
、
地
中
海
性
気
候
の
穏
や
か
な
ラ
ン
グ
ド
ッ
ク
・
ル
シ
ヨ
ン
地
方
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
南
端
中
央
部
に
位
置
美しい村 ラグラース(Lagrasse)はブドウ畑の中にひっそり佇んでいる
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【
ラ
ン
グ
ド
ッ
ク
・
ル
シ
ヨ
ン
地
方
】
り
、
こ
こ
か
ら
の
眺
め
は
素
晴
ら
し
い
。
寄
り
道
し
て
よ
か
っ
た
。
修
道
院
の
間
に
は
、
オ
ル
ビ
エ
川
が
流
れ
、
11
世
紀
の
堅
牢
な
岩
橋
が
あ
ト
派
の
「
サ
ン
ト
・
マ
リ
ー
・
ド
ル
ビ
ウ
ー
修
道
院
」
が
有
名
で
、
村
と
シ
ャ
ル
ル
・
マ
ー
ニ
ュ
大
帝
に
よ
っ
て
778
年
に
創
設
さ
れ
た
ベ
ネ
デ
ィ
ク
ほ
と
ん
ど
人
気
は
な
く
、
こ
れ
そ
こ
中
世
の
石
造
り
の
村
と
い
う
感
じ
だ
。
ラ
グ
ラ
ー
ス
に
つ
く
と
、
さ
っ
そ
く
村
を
散
策
す
る
が
、
廃
墟
も
多
く
て
で
諦
め
た
。
ィ
ン
グ
は
フ
ラ
ン
ス
語
が
し
ゃ
べ
れ
な
い
と
ど
う
も
う
ま
く
行
か
な
い
の
ス
テ
ィ
ン
グ
の
表
示
が
あ
る
。
是
非
立
ち
寄
り
た
い
の
だ
が
、
テ
イ
ス
テ
ま
た
、
こ
の
辺
り
に
は
ワ
イ
ナ
リ
ー
が
多
く
て
、
い
ろ
ん
な
農
家
で
テ
イ
ら
な
い
が
、
そ
れ
に
し
て
も
強
烈
な
風
で
帽
子
を
吹
き
飛
ば
さ
れ
る
。
こ
れ
が
そ
う
な
の
だ
ろ
う
か
。
ミ
ス
ト
ラ
ル
が
夏
に
吹
く
の
か
ど
う
か
知
す
ご
く
き
つ
い
。
フ
ラ
ン
ス
に
は
ミ
ス
ト
ラ
ル
が
あ
る
と
聞
い
て
い
る
が
、
美
し
い
村
ラ
グ
ラ
ー
ス
へ
の
道
は
か
な
り
の
山
道
で
、
し
か
も
風
が
も
の
②
ラ
グ
ラ
ー
ス
(
Lagrasse
ラ
グ
ラ
ー
ス
を
後
に
し
て
、
今
度
こ
そ
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
(
40
㎞
北
)
に
)
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
オルビエ川に架かる岩橋とラグラース(Lagrasse)の村
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116
兄妹だろうか、仲良くサッカーボールを追っかけている
117
このあたりは乗馬も盛んで馬に乗った女性をよく見かける
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し
み
だ
。
気
に
入
っ
た
。
部
屋
か
ら
お
城
が
見
え
る
の
で
夜
の
ラ
イ
ト
ア
ッ
プ
が
楽
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
は
オ
シ
ャ
レ
な
造
り
で
、
部
屋
も
き
れ
い
で
大
変
の
カ
メ
ラ
を
見
て
撮
影
ポ
イ
ン
ト
を
教
え
て
く
れ
る
。
は
、
エ
デ
ィ
と
い
う
75
歳
の
男
性
で
、
写
真
家
だ
っ
た
と
の
こ
と
で
、
私
グ
ラ
ン
デ
(
)
」は
あ
っ
た
。
こ
こ
の
主
人
畑
の
真
ん
中
に
家
が
~
」
と
い
う
よ
う
な
所
に
「
ホ
ウ
ツ
・
ド
・
フ
ォ
ン
「
こ
ん
な
所
で
大
丈
夫
か
な
~
」
と
思
い
つ
つ
進
ん
で
い
く
と
、
「
こ
ん
な
越
し
て
お
城
の
裏
側
に
入
り
、
細
い
山
道
に
入
っ
て
き
た
。
ここも庭にはプールがある
部屋もきれいで大満足
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の
方
向
に
ド
ン
ド
ン
入
っ
て
い
く
。
そ
の
う
ち
に
「
ラ
・
シ
テ
」
を
通
り
示
通
り
に
運
転
し
て
い
く
と
、
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
の
旧
市
街
「
ラ
・
シ
テ
」
ま
ず
は
今
日
の
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
に
行
こ
う
と
思
い
、
G
P
S
の
指
車
が
増
え
て
き
た
。
ま
で
車
は
が
ら
空
き
だ
っ
た
が
、
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
に
入
っ
て
く
る
と
段
々
こ
の
あ
た
り
に
く
る
と
プ
ロ
ヴ
ァ
ン
ス
に
較
べ
る
と
大
変
涼
し
い
。
途
中
③
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
(
Carcassonne
荷
物
を
部
屋
に
運
び
込
む
と
、
早
速
エ
デ
ィ
に
教
え
て
も
ら
っ
た
ポ
イ
ン
LES HAUTS DE FONTGRANDE
ト
に
行
く
こ
と
に
し
た
。
)
【
世
界
遺
産
】
ホウツ・ド・フォングランデの入口
エディは愛犬との二人暮らし
118
と
「
ラ
・
シ
テ
」
は
す
ぐ
そ
こ
だ
。
シャンブル・ドートから近道して畦を行くとこんな風景に出会った
119
ブドウ畑の向こうにはカルカッソンヌ城(世界遺産)がある
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は
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
城
が
見
渡
せ
て
、
こ
の
ブ
ド
ウ
畑
を
横
切
っ
て
い
く
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
の
横
に
は
小
さ
な
ブ
ド
ウ
畑
が
あ
り
、
そ
の
先
に
た に シ
。 引 ャ
き ン
返 ブ
す ル
こ ・
と ド
に ー
し ト
を
見
て
歩
い
た
の
で
、
そ
れ
で
も
何
と
か
全
体
す
ご
い
賑
わ
い
だ
。
て
い
て
、
う
る
さ
い
。
ラ・シテでは列車のアトラクションが大人気だ
ズ
コ
ン
サ
ー
ト
も
や
っ
お
城
の
中
で
は
、
ジ
ャ
は
ほ
と
ん
ど
身
動
き
が
取
れ
な
い
。
に
非
常
に
多
く
の
人
が
一
気
に
入
る
か
ら
、
一
番
混
ん
で
い
る
と
こ
ろ
で
「
ラ
・
シ
テ
」
の
中
は
狭
い
道
が
迷
路
の
よ
う
に
続
い
て
い
る
が
、
そ
こ
る
よ
う
に
迫
っ
て
く
る
。
る
オ
ー
ド
門
か
ら
「
ラ
・
シ
テ
」
に
入
る
と
、
城
壁
と
伯
城
が
の
し
か
か
オード門からの景観が一番よさそうでみんなここで立ち止まる
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以
来
の
城
壁
が
完
璧
に
残
っ
て
い
る
と
こ
ろ
は
な
い
。
城
壁
の
西
側
に
あ
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
は
、
フ
ラ
ン
ス
随
一
の
城
塞
都
市
で
、
こ
こ
ほ
ど
中
世
120
難
し
い
。
題
の
よ
う
だ
。
こ
の
あ
た
り
に
な
っ
て
く
る
と
な
か
な
か
原
因
の
特
定
は
ン
ス
製
の
ワ
イ
ヤ
レ
ス
ル
ー
タ
ー
が
日
本
語
コ
ー
ド
を
扱
え
な
い
の
が
問
結
果
的
に
は
ワ
イ
ヤ
レ
ス
が
う
ま
く
動
作
し
な
い
の
だ
が
、
ど
う
も
フ
ラ
く
表
示
さ
れ
メ
ー
ル
も
読
め
た
。
よ
く
分
か
ら
な
い
の
で
、
こ
ん
ど
は
有
線
で
繋
い
で
み
た
。
す
る
と
う
ま
た
の
だ
が
、
ど
う
し
て
も
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
の
サ
イ
ト
が
表
示
さ
れ
な
い
。
い
ろ
い
ろ
手
を
尽
く
し
た
結
果
、
何
と
か
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
に
は
つ
な
が
っ
い
ろ
い
ろ
確
認
し
は
じ
め
た
。
た
。
す
る
と
30
分
ほ
ど
す
る
と
、
彼
の
友
人
が
来
て
私
の
P
C
の
設
定
を
で
、
友
人
の
コ
ン
ピ
ュ
ー
タ
技
術
者
を
呼
ぶ
」
と
言
っ
て
電
話
し
は
じ
め
を
設
定
す
る
が
全
く
つ
な
が
ら
な
い
。
エ
デ
ィ
は
「
全
く
分
か
ら
な
い
の
ア
ド
レ
ス
を
メ
モ
し
て
持
っ
て
き
て
く
れ
た
の
で
、
私
の
P
C
に
そ
の
値
続
い
て
「
イ
ン
タ
ー
ネ
ッ
ト
を
使
い
た
い
」
と
い
う
と
、
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
ス
だ
と
割
高
な
の
で
ボ
ト
ル
で
飲
め
」
と
い
う
。
「
こ
ん
な
に
飲
め
な
い
の
ボ
ト
ル
ご
と
持
っ
て
き
た
。
「
グ
ラ
ス
で
い
い
の
だ
」
と
い
う
と
、
「
グ
ラ
た
。
喉
が
渇
い
た
の
で
、
エ
デ
ィ
に
「
白
ワ
イ
ン
が
欲
し
い
」
と
い
う
と
「
ラ
・
シ
テ
」
か
ら
5
分
も
歩
く
と
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
に
帰
っ
て
き
デ
ィ
が
お
薦
め
の
「
陶
器
が
あ
っ
た
の
で
つ
い
つ
い
衝
動
買
い
し
て
し
ま
っ
た
。
そ
の
後
、
エ
術
品
を
売
っ
て
お
り
、
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
の
ド
ア
を
デ
ザ
イ
ン
し
た
ブ
ラ
ブ
ラ
歩
き
な
が
ら
レ
ス
ト
ラ
ン
に
向
か
っ
て
い
る
と
、
い
ろ
ん
な
芸
こ
ん
な
事
を
色
々
や
っ
て
い
る
う
ち
に
夜
8
時
に
な
り
、
「
ラ
・
シ
テ
」
を
St.Jean
に
な
ぁ
~
」
と
思
い
つ
つ
も
仕
方
が
な
い
の
で
、
飲
む
こ
と
に
し
た
。
衝動買いした「美しい村デザインの陶器」
121
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」
に
食
事
に
行
く
こ
と
に
し
た
。
レストラン ST,Jean
イカのオリーブ焼き
上
に
カ
メ
ラ
を
置
い
て
何
と
か
撮
る
こ
と
が
で
き
た
。
っ
て
こ
な
か
っ
た
の
で
う
ま
く
取
れ
る
か
ど
う
か
心
配
だ
っ
た
が
、
石
の
ヌ
城
は
ラ
イ
ト
ア
ッ
プ
さ
れ
る
と
幻
想
的
で
威
厳
さ
え
あ
る
。
三
脚
を
持
っ
て
か
ら
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
に
帰
る
こ
と
に
し
た
。
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
終
わ
っ
た
後
は
お
腹
一
杯
で
、
ラ
イ
ト
ア
ッ
プ
さ
れ
た
お
城
の
写
真
を
撮
て
全
て
を
食
べ
る
こ
と
が
で
き
な
い
。
ライトアップで幻想的なカルカッソンヌ城
Copyright © IT おやじ All rights reserved
ー
ブ
オ
イ
ル
で
焼
い
た
も
の
だ
。
な
か
な
か
美
味
し
か
っ
た
が
量
が
多
く
の
も
の
だ
」
と
言
う
。
結
局
、
持
っ
て
き
た
魚
と
い
う
の
は
イ
カ
を
オ
リ
っ
た
が
、
ウ
エ
イ
ト
レ
ス
に
「
お
勧
め
は
ど
れ
だ
」
と
聞
く
と
「
一
番
上
サ
ラ
ダ
に
魚
と
デ
ザ
ー
ト
で
24
ユ
ー
ロ
。
ど
ん
な
魚
か
全
く
分
か
ら
な
か
レ
ス
ト
ラ
ン
で
は
、
い
つ
も
の
よ
う
に
M
e
n
u
(
定
食
)
を
頼
ん
だ
が
、
122
り
で
、
門
扉
に
エ
デ
ィ
の
電
話
番
号
を
書
い
た
札
が
見
え
る
で
は
な
い
か
。
た
~
」
と
思
案
に
暮
れ
て
い
る
と
、
何
か
し
ら
モ
バ
イ
ル
の
液
晶
の
明
か
な
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
の
お
城
を
鑑
賞
し
、
11
時
に
は
ベ
ッ
ド
に
入
っ
た
。
る
が
、
「
し
ま
っ
た
~
エ
デ
ィ
の
電
話
番
号
を
登
録
し
て
い
な
い
。
困
っ
残
っ
て
い
る
白
ワ
イ
ン
を
飲
み
な
が
ら
、
ラ
イ
ト
ア
ッ
プ
さ
れ
て
幻
想
的
電
話
す
る
し
か
な
い
と
思
い
、
モ
バ
イ
ル
を
取
り
だ
し
電
話
し
よ
う
と
す
で
は
締
め
出
し
だ
!
」
ニ
ッ
チ
モ
サ
ッ
チ
モ
い
か
な
い
の
で
、
エ
デ
ィ
に
「
何
だ
こ
の
門
扉
は
!
来
て
よ
か
っ
た
。
は
夜
に
来
る
と
絶
対
に
た
ど
り
着
く
こ
と
が
で
き
な
い
。
明
る
い
う
ち
に
件
は
申
し
分
な
い
の
だ
が
、
夜
は
道
も
門
も
真
っ
暗
で
、
初
め
て
の
場
合
分
か
ら
な
い
。
鍵
穴
が
な
い
で
は
な
い
か
!
困
っ
た
!
こ
れ
こ
こ
の
シ
ャ
ン
ブ
ル
・
ド
ー
ト
は
、
お
城
が
目
の
前
に
見
え
て
、
立
地
条
ど
こ
だ
~
」
と
言
い
な
が
ら
、
鍵
穴
を
手
探
り
で
探
す
が
暗
い
の
で
全
く
夜
10
時
を
過
ぎ
て
お
り
周
り
は
真
っ
暗
闇
。
「
鍵
穴
は
ど
こ
だ
~
鍵
穴
は
下
の
方
に
挿
し
て
開
け
ろ
」
と
言
っ
て
い
た
こ
と
を
思
い
出
し
た
。
何
せ
、
て
、
遅
く
な
る
と
外
の
門
扉
が
閉
ま
る
の
で
、
上
下
2
つ
あ
る
キ
ー
穴
の
ら
部
屋
の
鍵
を
も
ら
う
時
に
、
「
部
屋
の
鍵
以
外
に
も
う
一
つ
の
鍵
が
あ
っ
エ
キ
サ
イ
テ
ィ
ン
グ
だ
。
が
で
き
た
。
今
日
も
最
後
に
と
ん
だ
ハ
プ
ニ
ン
グ
で
、
毎
日
が
な
か
な
か
そ
れ
で
も
や
っ
と
今
日
の
写
真
の
整
理
や
旅
行
メ
モ
に
取
り
か
か
る
こ
と
い
る
。
私
の
旅
は
無
傷
で
は
終
わ
ら
な
い
よ
う
だ
。
よ
う
や
く
部
屋
に
た
ど
り
着
い
て
、
足
を
見
て
み
る
と
か
な
り
血
が
出
て
123
Copyright © IT おやじ All rights reserved
よ
う
や
く
宿
に
着
く
と
、
外
の
門
扉
が
閉
ま
っ
て
い
る
。
確
か
エ
デ
ィ
か
バ
イ
ル
の
お
陰
だ
。
落
と
し
穴
は
道
だ
け
で
は
な
い
。
の
で
、
宿
に
向
か
っ
て
歩
き
始
め
た
。
け
た
の
だ
。
し
ば
ら
く
動
け
な
か
っ
た
が
、
そ
の
う
ち
痛
み
が
和
ら
い
だ
岩
が
道
の
真
ん
中
に
あ
り
、
そ
の
石
に
向
こ
う
ず
ね
を
思
い
切
り
打
ち
つ
と
叫
び
た
い
が
痛
く
て
声
も
出
な
い
。
暗
闇
で
よ
く
よ
く
見
る
と
大
き
な
帰
る
途
中
、
「
ガ
ツ
ン
!
」
と
何
か
に
足
を
打
ち
つ
け
た
。
「
ア
イ
タ
~
」
写
真
撮
影
も
終
わ
っ
た
の
で
、
真
っ
暗
な
中
、
山
道
を
と
ぼ
と
ぼ
歩
い
て
ー
を
差
し
込
ん
で
回
し
て
み
る
と
、
門
扉
が
開
い
た
。
「
助
か
っ
た
~
」
モ
ン
ス
の
門
扉
は
片
開
き
な
の
だ
!
」
と
納
得
し
て
、
鍵
穴
に
恐
る
恐
る
キ
ご
く
大
き
い
の
で
、
両
開
き
と
思
っ
て
い
た
が
、
片
開
き
な
の
だ
。
フ
ラ
見
て
み
る
と
、
こ
こ
に
鍵
穴
が
あ
っ
た
。
「
そ
う
か
、
こ
の
門
扉
は
も
の
す
し
て
は
」
と
思
い
直
し
、
門
扉
の
右
端
を
モ
バ
イ
ル
の
液
晶
の
明
か
り
で
「
よ
か
っ
た
こ
こ
に
電
話
し
よ
う
」
と
準
備
を
し
な
が
ら
も
、
「
ヒ
ョ
ッ
と
た
の
で
今
朝
撮
る
こ
と
に
し
た
。
シャンブル・ドートからラ・シテを望む
昨
日
は
、
あ
ま
り
の
人
だ
か
り
で
、
「
ラ
・
シ
テ
」
の
写
真
は
撮
れ
な
か
っ
よ
う
に
、
閑
散
と
し
て
お
り
、
や
っ
と
中
世
の
町
の
感
じ
だ
。
朝
食
の
前
に
、
「
ラ
・
シ
テ
」
の
散
歩
に
出
か
け
た
。
昨
日
の
喧
噪
は
嘘
の
【
第
10
日
】
ミ
デ
ィ
・
ピ
レ
ネ
ー
地
方
ラ・シテの門
ラ・シテはレストランや土産物屋が立ち並ぶ
石畳の街並みが美しい
オシャレなレストランも多い
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124
こ
ん
な
事
を
い
ろ
い
ろ
考
え
な
が
ら
田
舎
道
を
走
っ
て
い
る
と
、
カ
ル
カ
い
美
味
し
い
と
の
こ
と
で
、
是
非
ど
こ
か
で
買
い
た
い
と
思
っ
て
い
る
。
農
家
が
手
作
り
し
た
フ
ォ
ア
グ
ラ
は
、
缶
詰
と
は
比
較
に
な
ら
な
い
く
ら
(
ガ
チ
ョ
ウ
を
脂
肪
で
煮
た
保
存
食
)
を
瓶
詰
め
に
し
て
直
売
し
て
い
る
。
あ
ち
ら
こ
ち
ら
に
ガ
チ
ョ
ウ
の
看
板
が
あ
り
、
フ
ォ
ア
グ
ラ
や
コ
ン
フ
ィ
方
と
も
呼
ば
れ
、
フ
ォ
ア
グ
ラ
の
特
産
地
で
、
ド
ラ
イ
ブ
を
し
て
い
る
と
ミ
デ
ィ
・
ピ
レ
ネ
ー
か
ら
西
の
ボ
ル
ド
ー
に
か
け
て
は
、
ペ
リ
ゴ
ー
ル
地
こ
の
あ
た
り
は
一
面
が
ヒ
マ
ワ
リ
畑
で
、
黄
色
の
海
の
よ
う
だ
。
見
て
き
た
。
「
い
よ
い
よ
旅
の
後
半
だ
」
と
い
う
感
じ
が
ヒ
シ
ヒ
シ
す
る
。
ツ
ー
ル
ー
ズ
の
ト
ー
ル
・
ビ
ル
を
過
ぎ
る
と
、
パ
リ
600
㎞
と
い
う
表
示
が
い く が ま
る が 、 た
。 破 13 、
壊 世 緑
さ 紀 の
れ に 草
、 は 原
数 十 と
多 字 深
く 軍 い
の に 森
信 よ に
者 る 覆
が 宗 わ
虐 教 れ
殺 的 た
さ な ロ
れ 弾 マ
た 圧 ン
と を チ
い 受 ッ
う け ク
歴 、 な
史 城 田
を や 園
秘 街 地
め の 帯
て 多 だ
レ
ネ
ー
山
脈
に
渓
谷
が
埋
も
れ
て
お
り
、
地
形
は
変
化
に
富
ん
で
い
る
。
ミ
デ
ィ
・
ピ
レ
ネ
ー
地
方
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
南
西
部
に
位
置
す
る
が
、
ピ
向
か
う
と
、
い
よ
い
よ
ミ
デ
ィ
・
ピ
レ
ネ
ー
地
方
に
入
っ
て
き
た
。
朝
食
を
済
ま
せ
、
9
時
に
宿
を
出
て
、
カ
ル
カ
ッ
ソ
ン
ヌ
か
ら
一
路
北
へ
ッ
ソ
ン
ヌ
か
ら
230
㎞
で
サ
ン
・
シ
ル
・
ラ
ポ
ピ
ー
の
村
が
見
え
て
き
た
。
125
農家ではフォアグラやコンフィを直売している
Copyright © IT おやじ All rights reserved
ラ
や
ト
リ
ュ
フ
を
売
っ
て
い
る
。
る
と
、
い
つ
か
ど
こ
か
で
買
い
た
い
と
思
っ
て
い
た
瓶
詰
め
の
フ
ォ
ア
グ
途
中
に
フ
ラ
ン
ス
特
産
の
食
料
を
売
っ
て
い
る
店
が
あ
っ
た
。
入
っ
て
み
い
か
に
も
中
世
の
雰
囲
気
を
残
し
て
い
る
。
ま
ず
は
、
車
を
駐
車
場
に
入
れ
て
村
を
散
策
す
る
と
、
細
い
道
が
続
き
、
た
も
の
で
、
急
峻
な
屋
根
に
は
タ
イ
ル
が
貼
ら
れ
て
い
る
。
る
で
絵
本
に
出
て
く
る
村
の
よ
う
だ
。
村
の
家
は
13
~
15
世
紀
に
造
ら
れ
う
に
造
ら
れ
た
、
ロ
ッ
ト
渓
谷
で
最
も
美
し
い
村
と
い
わ
れ
て
お
り
、
ま
美
し
い
村
サ
ン
・
シ
ル
・
ラ
ポ
ピ
ー
は
、
100
m
の
崖
の
斜
面
に
止
ま
る
よ
①
サ
ン
シ
ル
ラ
ポ
ピ
ー
(
Saint-Cirq-Lapopie
瓶
と
缶
で
は
か
な
り
値
段
が
違
う
の
で
、
「
何
が
違
う
の
だ
」
と
女
主
人
に
・ ・
聞
い
て
み
る
と
、
「
缶
詰
は
い
ろ
ん
な
も
の
が
混
じ
っ
て
い
る
が
、
瓶
詰
め
・
っ 3 「 は
た つ 賞 純
。 買 味 正
う 期 の
と 間 も
1 は の
つ 2 で
お 0 、
ま 1 最
け 2 高
が 年 級
付 ま 品
い で で
て 持 味
く つ が
る 」 全
の と く
で い 違
、 う う
60 。 」
ユ そ と
ー れ こ
ロ な と
で ら だ
こ と 。
れ 思 し
を い か
買 、 も
)
サン・シル・ラポピー(Saint-Cirq-Lapopie)の村の屋根にはタイルが貼ってある
Copyright © IT おやじ All rights reserved
126
127
美しい村 サン・シル・ラポピーは絵本に出てくるような村
Copyright © IT おやじ All rights reserved
に
向
か
っ
た
。
何
と
か
駐
車
場
を
出
て
、
次
の
目
的
地
ロ
カ
マ
ド
ゥ
ー
ル
(
6
0
㎞
北
)
フ
ラ
ン
ス
は
複
雑
だ
。
「
ま
さ
か
こ
ん
な
田
舎
の
村
で
こ
ん
な
こ
と
に
な
っ
て
い
る
と
は
!
」
。
ゲ
ー
ト
の
支
払
機
に
差
し
込
む
と
無
事
開
い
た
。
あ
る
支
払
機
に
走
り
込
ん
で
支
払
い
を
済
ま
せ
、
チ
ケ
ッ
ト
を
受
け
取
り
、
つ
き
、
後
ろ
の
車
に
「
ち
ょ
っ
と
待
っ
て
く
れ
」
と
合
図
し
て
、
近
く
に
駐
車
場
チ
ケ
ッ
ト
は
先
に
支
払
っ
て
お
か
な
い
と
駄
目
な
の
だ
」
と
気
が
困
っ
た
な
」
と
思
っ
て
い
た
が
、
「
ア
ッ
そ
う
だ
、
デ
ィ
ジ
ョ
ン
と
同
じ
だ
、
お気に入りのサン・シル・ラポピーの風景
な
」
と
思
っ
て
何
回
も
入
れ
る
が
、
駄
目
だ
。
「
後
ろ
に
車
が
来
て
い
る
し
、
と
、
カ
ー
ド
が
そ
の
ま
ま
戻
っ
て
き
て
ゲ
ー
ト
が
開
か
な
い
。
「
お
か
し
い
村
を
満
喫
し
た
の
で
駐
車
場
に
戻
り
、
カ
ー
ド
を
入
れ
て
出
よ
う
と
す
る
く
て
、
数
あ
る
美
し
い
村
の
中
で
も
特
に
お
薦
め
だ
。
れ
い
に
保
存
さ
れ
て
い
る
。
い
ろ
ん
な
絵
画
や
陶
器
な
ど
も
セ
ン
ス
が
良
そ
れ
に
し
て
も
こ
の
村
は
、
絵
に
描
い
た
よ
う
に
美
し
い
し
、
建
物
も
き
の
風
景
を
描
い
た
絵
と
、
手
作
り
の
木
工
品
を
買
う
こ
と
に
し
た
。
こ
で
は
特
に
村
の
風
景
が
気
に
入
っ
た
の
で
、
サ
ン
・
シ
ル
・
ラ
ポ
ピ
ー
や
手
作
り
の
木
工
品
な
ど
、
い
ろ
ん
な
工
芸
品
が
沢
山
並
ん
で
い
る
。
こ
ま
た
村
に
は
、
多
く
の
有
名
な
芸
術
家
が
集
ま
っ
て
お
り
、
絵
画
や
陶
器
つい買った手作りの木工品
画
美術品・木工品を沢山売っている
探していた瓶詰めのフォアグラとトリュフ
Copyright © IT おやじ All rights reserved
128
車1台しか通れない橋、こんな橋は結構ある
129
通
れ
る
よ
う
な
狭
い
橋
が
あ
っ
た
り
、
突
然
畑
の
真
ん
中
に
異
様
な
物
体
で
ゆ
っ
く
り
ド
ラ
イ
ブ
し
て
い
く
。
途
中
に
は
、
車
1
台
が
か
ろ
う
じ
て
野原の真ん中にポツンと立っている物体、一体何なんだろう
Copyright © IT おやじ All rights reserved
こ
の
あ
た
り
の
田
舎
道
は
ほ
と
ん
ど
車
は
通
ら
な
い
の
で
、
マ
イ
ペ
ー
ス
②
ロ
カ
マ
ド
ゥ
ー
ル
(
Rocamadour
が
現
れ
た
り
で
、
こ
れ
は
こ
れ
で
結
構
楽
し
い
。
)
多
く
の
土
産
店
や
レ
ス
ト
ラ
ン
が
あ
り
、
非
常
に
賑
わ
っ
て
い
る
。
村
に
登
っ
て
い
っ
た
。
村
に
入
っ
て
い
く
と
外
か
ら
は
気
づ
か
な
い
が
、
上
に
連
れ
て
行
っ
て
く
れ
る
の
で
、
面
白
そ
う
な
の
で
こ
の
列
車
に
乗
り
を
疑
う
。
駐
車
場
に
車
を
止
め
て
村
に
入
る
と
、
列
車
の
バ
ス
が
村
の
頂
初
め
て
こ
の
村
を
見
た
時
は
、
「
エ
ッ
こ
ん
な
所
に
村
が
あ
る
の
か
」
と
目
19
世
紀
に
大
規
模
な
修
復
が
行
わ
れ
、
今
の
姿
が
あ
る
と
の
こ
と
だ
。
15
世
紀
に
岩
盤
が
崩
れ
、
そ
の
後
、
数
世
紀
に
渡
り
荒
廃
し
て
い
た
が
、
カ
マ
ド
ゥ
ー
ル
は
、
様
々
な
伝
説
と
奇
跡
で
有
名
な
巡
礼
の
地
だ
。
見
え
て
き
た
。
切
り
立
つ
崖
に
村
の
家
々
が
貼
り
付
く
よ
う
な
外
観
の
ロ
そ
ん
な
調
子
で
、
田
舎
道
を
1
時
間
ほ
ど
走
る
と
、
ロ
カ
マ
ド
ゥ
ー
ル
が
ロカマドゥールの村は賑わっている
ストリート・ミュージシャンに聞き惚れる
お城には多くの人が訪れる
Copyright © IT おやじ All rights reserved
フランス人は列車が好きなのだ
130
131
ロカマドゥール(Rocamadour)の村は、崖の斜面に張り付いている
Copyright © IT おやじ All rights reserved
こんな絶壁に中世の頃はどのように住んでいたのだろうか
Copyright © IT おやじ All rights reserved
132
133
ロカマドゥール(Rocamadour)の村
Copyright © IT おやじ All rights reserved
か
っ
た
。
ク
(
10
㎞
北
)
に
向
目 車 で 尐
的 場 急 し
地 に い 遅
戻 で く
カ り 下 な
レ 、 っ っ
ナ 次 て た
ッ の 駐 の
あ 常 フ 美
る に ラ し
。 人 ン い
気 ス 村
の 人 で
村 に あ
で は り
も 非 、
に
し
て
、
文
句
な
く
お城の頂上にて
そ
ん
な
こ
と
は
抜
き
の
か
不
思
議
だ
が
、
村
に
認
定
さ
れ
な
い
何
故
こ
こ
が
美
し
い
そ
こ
は
素
晴
ら
し
い
景
観
で
、
村
の
全
景
が
見
渡
せ
る
。
と
思
い
登
っ
て
い
く
と
、
30
分
近
く
で
や
っ
と
頂
上
に
た
ど
り
着
い
た
。
「
何
が
あ
る
か
分
か
ら
な
い
が
、
取
り
あ
え
ず
頂
上
ま
で
行
っ
て
み
よ
う
」
村
の
中
心
街
を
ド
ン
ド
ン
歩
い
て
い
く
と
、
お
城
に
登
っ
て
い
く
。
坂を上り詰めるとお城がある
頂上からの景色はなかなかのものだ
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立派なお城が頂上にある
134
135
て
お
り
、
窓
は
花
に
飾
ら
れ
て
、
色
の
コ
ン
ビ
ネ
ー
シ
ョ
ン
が
素
晴
ら
し
こ
と
が
で
き
る
。
村
の
家
は
、
こ
の
地
方
の
白
く
て
黄
色
い
石
で
造
ら
れ
こ
の
村
は
、
11
世
紀
に
創
設
さ
れ
、
当
時
の
修
道
院
や
教
会
を
今
も
見
る
は
こ
ん
な
し
ょ
ぼ
い
ガ
ソ
リ
ン
ス
タ
ン
ド
も
あ
る
の
だ
。
結
局
20
ユ
ー
ロ
支
払
っ
て
カ
レ
ナ
ッ
ク
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
田
舎
で
れ
な
い
」
と
思
い
一
生
懸
命
入
れ
た
が
、
15
リ
ッ
タ
ー
入
れ
る
と
疲
れ
て
、
そ
れ
で
も
「
何
と
か
入
れ
て
お
か
な
い
と
こ
れ
か
ら
山
奥
で
困
る
か
も
し
つ
つ
、
必
死
に
レ
バ
ー
を
押
し
続
け
る
が
、
手
が
し
ん
ど
く
な
っ
て
き
た
。
1
リ
ッ
ト
ル
入
れ
る
の
に
1
分
は
か
か
る
。
「
何
だ
こ
れ
は
!
」
と
あ
き
れ
リ
ン
の
カ
ウ
ン
タ
ー
が
一
向
に
あ
が
ら
な
い
。
「
さ
あ
入
れ
よ
う
」
と
バ
ル
ブ
を
差
し
込
ん
で
レ
バ
ー
を
押
す
が
、
ガ
ソ
を
入
れ
る
の
に
10
分
以
上
か
か
り
、
え
ら
く
遅
い
。
や
っ
と
私
の
番
で
、
ガ
ソ
リ
ン
ス
タ
ン
ド
に
立
ち
寄
る
こ
と
に
し
た
。
前
の
女
性
が
ガ
ソ
リ
ン
途
中
で
ガ
ソ
リ
ン
が
半
分
よ
り
尐
し
減
っ
た
の
で
、
こ
れ
ぞ
田
舎
と
い
う
美しい村 カレナック(Carennac)には花が一杯だ
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の
う
ち
だ
ん
だ
ん
リ
ム
ー
ザ
ン
地
方
に
入
っ
て
き
た
。
美
し
い
村
カ
レ
ナ
ッ
ク
ま
で
は
静
か
な
田
園
に
囲
ま
れ
た
田
舎
道
で
、
そ
③
カ
レ
ナ
ッ
ク
(
Carennac
い
。
ま
た
、
木
で
造
ら
れ
た
バ
ル
コ
ニ
ー
も
美
し
い
。
)
ュ
(
10
㎞
北
)
に
向
か
っ
た
。
カ
レ
ナ
ッ
ク
も
堪
能
し
て
、
今
日
の
宿
泊
地
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
Les plus beaux Villages de France
(フランスの美しい村)
この本が今回の旅の原点だ
カレナックの村は落ち着いた村だ
フランス人は本当に自転車が好きだ
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こ
こ
の
ツ
ー
リ
ス
ト
・
オ
フ
ィ
ス
で
カ
レ
ナ
ッ
ク
近
辺
の
地
図
を
も
ら
っ
点
で
も
あ
る
の
で
記
念
に
買
っ
た
。
抜
け
て
い
く
の
国
だ
け
あ
っ
て
、
自
転
車
が
盛
ん
な
の
だ
ろ
う
。
女
性
も
颯
爽
と
走
り
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
全
て
が
載
っ
て
お
り
、
こ
の
本
が
今
回
の
旅
の
原
こ
の
本
は
、
フ
ラ
ン
ス
語
で
書
か
れ
て
い
る
の
で
読
め
な
い
が
、
152
の
「
フ
っ
た
若
者
が
自
転
車
で
走
っ
て
い
る
。
さ
す
が
ツ
ー
ル
・
ド
・
フ
ラ
ン
ス
フ
ラ
ン
ス
を
旅
し
て
い
る
と
、
ど
ん
な
山
奥
の
村
で
も
リ
ュ
ッ
ク
を
背
負
ま
た
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
を
詳
細
に
紹
介
し
て
い
る
本
、
「
(
フ
ラ
ン
ス
の
最
も
美
し
い
村
)
」
を
買
っ
た
。
Les plus
た
が
、
見
所
が
詳
し
く
載
っ
て
お
り
、
見
て
回
る
た
め
に
は
こ
の
地
図
が
beaux Villages de France
非
常
に
役
に
立
つ
。
136
は
沢
山
歩
い
て
い
る
し
、
村
の
入
口
ら
し
い
門
の
幅
は
狭
い
し
、
「
本
当
に
は
沢
山
の
絵
が
飾
っ
て
あ
り
、
花
も
生
け
て
あ
る
し
、
今
ま
で
最
高
に
ス
ン
の
ベ
ッ
ド
に
暖
炉
が
あ
り
、
ベ
ラ
ン
ダ
も
あ
っ
て
素
晴
ら
し
い
。
壁
に
と
、
ブ
ツ
ブ
ツ
言
い
な
が
ら
車
を
走
ら
せ
て
い
る
と
、
ど
う
も
村
に
つ
な
荷
物
を
「
ジ
ー
ン
」
に
運
び
込
む
と
、
床
も
壁
も
赤
い
石
造
り
で
、
ツ
イ
が
か
ろ
う
じ
て
通
れ
る
山
道
で
、
メ
イ
ン
ロ
ー
ド
な
ん
て
ど
こ
に
も
な
い
」
言
う
。
「
メ
イ
ン
ロ
ー
ド
と
言
わ
れ
て
も
、
い
ま
通
っ
て
い
る
道
は
車
1
台
し
て
く
れ
た
。
パ
ス
カ
ル
は
画
家
で
60
後
半
、
マ
ダ
ム
も
美
し
い
人
だ
。
イ
ン
ロ
ー
ド
に
出
ろ
。
そ
う
す
る
と
表
示
が
あ
っ
て
す
ぐ
に
分
か
る
」
と
ル
と
そ
の
マ
ダ
ム
(
)
が
待
っ
て
い
て
く
れ
て
、
駐
車
場
に
案
内
ル
・
ド
ー
ト
「
J
E
A
N
N
E
」
に
電
話
し
て
場
所
を
聞
い
て
み
る
と
、
「
メ
建
て
ら
れ
た
真
っ
赤
な
壁
の
家
だ
。
家
の
前
で
は
こ
の
家
の
主
人
パ
ス
カ
に
入
っ
て
き
た
。
「
こ
れ
は
お
か
し
い
」
と
気
が
つ
き
、
今
日
の
シ
ャ
ン
ブ
泊
は
、
「
ジ
ー
ン
(
JEANNE
テ
キ
な
部
屋
だ
。
荷
物
を
取
り
あ
え
ず
運
び
込
ん
で
、
ま
ず
は
村
を
見
て
が
っ
て
い
る
道
路
に
入
っ
て
き
た
。
JEANNE
回
る
こ
と
に
し
た
。
大
分
近
づ
い
た
と
は
思
う
の
だ
が
、
村
に
入
っ
て
い
こ
う
と
す
る
と
、
人
)」
と
い
う
メ
ゾ
ン
・
ド
ー
ト
で
、
15
世
紀
に
よ
く
分
か
ら
な
い
ま
ま
車
を
進
め
、
10
分
ほ
ど
す
る
と
ひ
ど
く
狭
い
村
道
村
。
村
全
て
の
家
が
赤
い
石
で
で
き
て
い
る
。
教
会
も
赤
い
。
今
日
の
宿
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
は
、
7
世
紀
に
創
設
さ
れ
た
赤
い
砂
岩
の
137
Copyright © IT おやじ All rights reserved
の
よ
う
だ
。
フ
ラ
ン
ス
語
で
よ
く
分
か
ら
な
い
が
、
手
振
り
を
見
る
と
も
っ
と
向
こ
う
見
つ
け
る
こ
と
が
で
き
た
。
「
メ
ゾ
ン
・
ド
ー
ト
」
と
書
い
て
あ
る
。
て
い
た
農
夫
に
「
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
は
ど
こ
か
」
と
聞
く
と
、
ン
ロ
ー
ド
に
出
る
こ
と
が
で
き
て
、
「
J
E
A
N
N
E
」
の
小
さ
な
看
板
を
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
か
?
嘘
だ
ろ
~
」
と
思
い
、
近
く
で
牛
の
世
話
を
し
何
と
か
人
を
避
け
つ
つ
車
を
進
め
る
と
、
500
m
も
行
く
と
、
や
っ
と
メ
イ
奥
の
人
気
の
な
い
山
小
屋
に
た
ど
り
着
い
た
。
「
エ
~
こ
れ
が
コ
ロ
ン
ジ
に
出
る
の
で
そ
こ
を
右
に
曲
が
れ
」
と
い
う
。
い
な
と
は
思
い
つ
つ
、
G
P
S
を
信
じ
て
進
ん
で
い
く
と
、
最
後
に
は
山
G
P
S
に
従
い
車
を
進
め
る
が
ド
ン
ド
ン
山
奥
に
入
っ
て
い
く
。
お
か
し
か
分
か
る
か
」
と
聞
く
と
、
「
こ
の
道
を
ま
っ
す
ぐ
行
く
と
メ
イ
ン
ロ
ー
ド
土
産
店
に
入
り
、
「
J
E
A
N
N
E
と
い
う
家
に
行
き
た
い
が
ど
こ
に
あ
る
④
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
(
Collonges la Rouge
こ
ん
な
所
に
入
っ
て
い
く
の
か
な
」
と
心
配
に
な
り
、
車
を
止
め
て
村
の
)
シャンブル・ドート Jeanne は15世紀に建てられた赤い砂岩の家
門を入ると草木のトンネルだ
部屋のベランダから庭に出ることができる
Copyright © IT おやじ All rights reserved
この看板が見つけにくい
ベッドルームはシックで上品
138
陶器を売っているお店
魔女の人形だらけ
139
ん
で
い
る
。
「
こ
れ
が
本
当
の
豊
か
さ
で
は
な
い
か
」
と
フ
ト
思
う
。
流
れ
て
い
る
感
じ
で
、
道
を
歩
く
人
も
ゆ
っ
た
り
と
中
世
の
空
気
を
楽
し
何
れ
に
し
て
も
、
ゴ
ル
ド
の
よ
う
な
喧
噪
は
全
く
な
く
、
静
か
に
時
間
が
買
う
の
だ
ろ
う
か
。
な
い
よ
う
だ
。
そ
れ
に
し
て
も
フ
ラ
ン
ス
人
は
こ
ん
な
人
形
を
わ
ざ
わ
ざ
だ
。
私
に
は
尐
し
気
味
が
悪
い
が
、
フ
ラ
ン
ス
人
に
と
っ
て
は
そ
う
で
は
中
で
も
ビ
ッ
ク
リ
し
た
の
は
、
魔
女
の
人
形
が
所
狭
し
と
並
ん
で
い
る
店
母娘だろうか、友人だろうか ゆったりした時間を楽しんでいる
Copyright © IT おやじ All rights ようだ
reserved
芸
術
の
村
ら
し
く
、
陶
器
や
絵
画
・
民
芸
品
な
ど
を
売
っ
て
い
る
。
村
の
中
心
は
教
会
で
、
そ
の
周
り
に
民
家
や
レ
ス
ト
ラ
ン
が
建
ち
並
び
、
美しい村 コロンジュ・ラ・ルージュでは教会の周りで沢山の人がくつろぐ
Copyright © IT おやじ All rights reserved
140
う
と
そ
の
こ
と
も
よ
く
知
っ
て
い
た
。
141
美
味
し
い
」
と
言
っ
て
食
べ
て
い
る
。
「
普
通
は
刺
身
に
使
う
の
だ
」
と
言
パ
ス
カ
ル
は
わ
さ
び
と
醤
油
を
持
っ
て
き
て
「
こ
れ
を
つ
け
て
食
べ
る
と
つ
い
つ
い
取
り
す
ぎ
て
食
べ
過
ぎ
る
。
ニ
の
パ
イ
焼
き
」
。
こ
れ
も
大
き
な
プ
レ
ー
ト
に
山
盛
り
乗
っ
て
く
る
の
で
る
始
末
。
メ
イ
ン
デ
ィ
ッ
シ
ュ
は
「
子
羊
の
ロ
ー
ス
ト
」
と
、
「
ズ
ッ
キ
ー
で
一
気
に
平
ら
げ
る
と
、
「
余
程
お
腹
が
空
い
て
い
る
の
だ
ね
」
と
笑
わ
れ
前
菜
は
こ
こ
で
取
れ
た
「
ト
マ
ト
の
ム
ー
ス
」
で
、
な
か
な
か
い
け
る
の
ダ
イ
ニ
ン
グ
ル
ー
ム
に
移
動
し
デ
ィ
ナ
ー
が
始
ま
っ
た
。
プ
ル
も
い
る
。
30
分
く
ら
い
、
い
ろ
ん
な
話
を
し
た
だ
ろ
う
か
、
そ
の
後
、
は
、
1
週
間
こ
こ
に
滞
在
す
る
カ
ッ
プ
ル
も
い
る
し
、
2
日
で
帰
る
カ
ッ
カ
ル
と
マ
ダ
ム
を
加
え
て
9
名
で
、
ま
ず
は
食
事
の
前
の
会
話
だ
。
彼
ら
ツ
ー
ル
ー
ズ
か
ら
来
た
3
組
の
夫
婦
(
ラ
フ
ァ
エ
ル
さ
ん
他
)
で
、
パ
ス
今
日
の
「
ジ
ー
ン
」
の
宿
泊
者
は
、
ブ
ル
ゴ
ー
ニ
ュ
、
ブ
ル
タ
ー
ニ
ュ
、
る
と
、
ま
ず
は
全
員
の
自
己
紹
介
が
始
ま
る
。
庭
で
は
ワ
イ
ン
を
飲
み
な
が
ら
数
人
が
話
を
し
て
い
る
。
こ
こ
に
参
加
す
フランスのいろんな地方から集まってくる(手前がマダム)
Copyright © IT おやじ All rights reserved
客
と
一
緒
に
取
る
の
で
、
1
階
の
ダ
イ
ニ
ン
グ
ル
ー
ム
に
向
か
っ
た
。
宿
に
帰
っ
て
く
る
と
、
午
後
7
時
半
、
今
日
の
デ
ィ
ナ
ー
は
こ
こ
で
宿
泊
トマトのムース
ズッキーニのパイ
フ
ラ
ン
ス
語
の
嵐
で
疲
れ
た
の
で
先
に
失
礼
し
、
部
屋
に
戻
り
休
ん
だ
。
い
ろ
い
ろ
話
か
け
て
く
る
。
そ
の
都
度
、
パ
ス
カ
ル
や
マ
ダ
ム
が
通
訳
だ
。
だ
」
と
か
他
愛
の
な
い
話
ば
か
り
だ
が
、
彼
ら
に
は
興
味
が
あ
る
よ
う
で
、
行
く
の
だ
、
子
供
は
い
る
の
か
、
日
本
で
は
女
性
は
何
歳
で
結
婚
す
る
の
ま
に
た
ど
た
ど
し
い
英
語
で
「
ど
こ
を
回
っ
た
の
だ
、
こ
れ
か
ら
ど
こ
へ
こ
の
場
に
は
年
輩
の
人
が
多
い
の
で
フ
ラ
ン
ス
語
が
主
体
に
な
る
が
、
た
に
デ
ィ
ナ
ー
を
ス
タ
ー
ト
し
て
、
11
時
半
に
な
っ
て
も
ま
だ
喋
っ
て
い
る
。
酒
ま
で
出
て
く
る
。
ま
た
、
フ
ラ
ン
ス
人
は
よ
く
喋
る
。
午
後
7
時
過
ぎ
の
チ
ー
ズ
な
ど
様
々
な
チ
ー
ズ
が
山
盛
り
出
て
く
る
。
そ
れ
に
ワ
イ
ン
と
全
て
な
く
な
っ
た
。
チ
ー
ズ
も
ロ
カ
マ
ド
ゥ
ー
ル
や
カ
マ
ン
ベ
ー
ル
や
羊
が
多
い
中
、
大
き
な
プ
レ
ー
ト
に
山
盛
り
の
肉
も
ズ
ッ
キ
ー
ニ
の
パ
イ
も
そ
れ
に
し
て
も
フ
ラ
ン
ス
人
の
食
欲
は
す
ご
い
。
70
歳
過
ぎ
の
カ
ッ
プ
ル
マトンのロースト
パスカルはホスト役を完璧にこなす
フルーツの砂糖づけ
フランスはチーズで仕上げ
あまりの美味しさで食べ過ぎ・飲み過ぎ
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142
グ
ラ
や
ト
リ
ュ
フ
を
買
う
と
、
非
常
に
い
い
も
の
が
安
く
買
え
る
の
だ
が
」
こ
に
も
「
農
家
へ
よ
う
こ
そ
」
の
看
板
が
あ
る
。
「
こ
う
い
う
所
で
フ
ォ
ア
設
置
し
て
あ
る
。
村
を
歩
い
て
い
る
と
い
ろ
ん
な
も
の
が
目
に
付
く
。
こ
休
日
に
は
コ
ン
サ
ー
ト
で
も
や
る
の
だ
ろ
う
か
、
教
会
の
横
に
は
舞
台
が
村
の
朝
は
ど
こ
で
も
閑
散
と
し
て
い
る
。
私
は
こ
ん
な
雰
囲
気
が
好
き
だ
。
農家へようこその看板
(bienvenue a la ferme)
面
白
く
な
い
。
テ
レ
ビ
は
諦
め
て
や
は
り
散
歩
に
行
く
こ
と
に
し
た
。
る
が
、
ヨ
ッ
ト
競
技
や
フ
ェ
ン
シ
ン
グ
が
放
映
さ
え
て
い
る
の
で
あ
ま
り
語
で
何
を
言
っ
て
い
る
の
か
分
か
ら
な
い
。
オ
リ
ン
ピ
ッ
ク
を
や
っ
て
い
を
つ
け
て
み
る
。
映
る
の
は
4
チ
ャ
ン
ネ
ル
だ
け
だ
が
、
全
て
フ
ラ
ン
ス
朝
か
ら
バ
タ
バ
タ
動
く
の
も
宿
泊
者
に
悪
い
の
で
、
久
し
ぶ
り
に
テ
レ
ビ
東
)
に
向
か
う
。
ト
に
従
う
こ
と
に
し
た
。
ま
ず
は
、
最
初
の
目
的
地
キ
ュ
レ
モ
ン
ト
(
20
㎞
ス
は
非
常
に
よ
い
の
で
予
定
を
若
干
変
更
し
、
マ
ダ
ム
の
お
薦
め
の
ル
ー
143
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な
の
で
教
会
に
来
な
さ
い
と
い
う
こ
と
だ
ろ
う
か
。
と
は
尐
し
違
う
の
で
、
ど
う
し
よ
う
か
な
と
思
っ
た
が
、
マ
ダ
ム
の
セ
ン
る
。
7
時
に
は
起
き
ろ
と
い
う
こ
と
だ
ろ
う
か
。
そ
れ
と
も
今
日
は
日
曜
る
と
、
彼
女
推
薦
の
ル
ー
ト
が
書
い
て
あ
る
紙
を
く
れ
た
。
私
の
ル
ー
ト
朝
7
時
、
村
の
教
会
の
鐘
で
目
が
覚
め
る
。
20
~
30
回
続
け
て
鳴
っ
て
い
出
発
す
る
前
に
、
マ
ダ
ム
に
「
お
薦
め
の
見
所
は
ど
こ
か
」
と
聞
い
て
み
ト
リ
ュ
フ
の
本
場
で
も
あ
る
。
こ
れ
に
昨
日
と
は
ま
た
違
う
ジ
ン
ジ
ャ
ー
ケ
ー
キ
。
満
腹
だ
。
の
深
い
峡
谷
に
囲
ま
れ
て
い
る
。
フ
ォ
ア
グ
ラ
の
産
地
で
あ
る
と
と
も
に
パ
ン
と
コ
ー
ヒ
ー
、
そ
れ
に
マ
ダ
ム
の
手
作
り
の
ジ
ャ
ム
に
ジ
ュ
ー
ス
、
ん
だ
リ
ム
ー
ザ
ン
高
地
が
広
が
る
。
コ
レ
ー
ズ
川
や
ヴ
ェ
ゼ
ー
ル
川
な
ど
朝
食
は
、
昨
日
の
フ
ラ
ン
ス
人
と
、
子
供
連
れ
の
イ
ギ
リ
ス
人
が
い
た
。
リ
ム
ー
ザ
ン
地
方
は
、
フ
ラ
ン
ス
中
部
の
内
陸
部
に
位
置
し
、
起
伏
に
富
と
思
い
な
が
ら
朝
食
の
時
間
な
の
で
「
ジ
ー
ン
」
に
帰
っ
た
。
【
第
11
日
】
リ
ム
ー
ザ
ン
地
方
今朝は快晴で、コロンジュ・ラ・ルージュの教会の赤煉瓦が空の青によく映える
この農家はかなり古そうだ。屋根瓦も傷んでいるが、これから修復するのだろうか
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144
ほとんど人通りはない
お城もこぢんまりしている
145
外
れ
る
が
、
当
初
予
定
し
て
い
た
美
し
い
村
ラ
・
ロ
ッ
ク
・
ガ
ジ
ャ
ッ
キ
ュ
レ
モ
ン
ト
も
一
通
り
見
た
の
で
、
次
は
マ
ダ
ム
推
薦
の
ル
ー
ト
か
ら
い
の
で
、
ゆ
っ
た
り
散
策
の
で
き
る
村
だ
。
キ
ュ
レ
モ
ン
ト
に
は
、
お
土
産
店
も
な
い
し
、
ほ
と
ん
ど
人
も
見
か
け
な
ト
が
開
か
れ
る
と
の
こ
と
だ
。
の
お
城
と
3
つ
の
教
会
が
あ
り
、
夏
に
は
毎
週
フ
ァ
ー
マ
ー
ズ
マ
ー
ケ
ッ
っ
て
村
の
全
容
が
見
え
て
く
る
。
村
に
は
11
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
3
つ
美しい村 キュレモント(Curemonte)は砂岩の上に造られた
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美
し
い
村
キ
ュ
レ
モ
ン
ト
は
砂
岩
の
上
に
立
っ
て
お
り
、
近
づ
く
に
従
①
キ
ュ
レ
モ
ン
ト
(
Curemonte
ク
(
100
㎞
南
西
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
)
東
)
に
向
か
う
。
が
ら
細
い
道
を
進
ん
で
い
く
と
、
ド
ル
ド
ー
ニ
ュ
川
の
畔
に
た
ど
り
着
く
。
れ
た
豪
華
な
フ
ァ
サ
ー
ド
(
彫
像
)
が
あ
っ
た
り
し
て
、
こ
れ
ら
を
見
な
だ
ろ
う
」
と
訝
り
な
が
ら
、
大
き
な
民
家
の
軒
下
に
は
17
世
紀
に
作
ら
ス
ト
が
素
晴
ら
し
い
。
「
何
故
こ
の
村
が
美
し
い
村
に
認
定
さ
れ
な
い
の
会
の
側
に
は
ド
ル
ド
ー
ニ
ュ
川
が
流
れ
て
お
り
、
森
や
山
と
の
コ
ン
ト
ラ
し
い
と
い
う
意
味
で
、
そ
の
名
の
通
り
、
ロ
マ
ネ
ス
ク
様
式
の
美
し
い
教
ビ
ュ
ー
リ
ュ
ー
・
シ
ュ
ー
ル
・
ド
ル
ド
ー
ニ
ュ
は
、
名
前
そ
の
も
の
が
美
シ
ュ
ー
ル
・
ド
ル
ド
ー
ニ
ュ
(
10
㎞
南
)
に
向
か
う
こ
と
に
し
た
。
ラ
・
ロ
ッ
ク
・
ガ
ジ
ャ
ッ
ク
は
諦
め
て
、
マ
ダ
ム
推
薦
の
ビ
ュ
ー
リ
ュ
ー
・
こ
の
ま
ま
で
は
ま
た
山
奥
に
連
れ
て
こ
ら
れ
て
も
困
る
の
で
、
こ
の
際
走
る
が
、
一
向
に
ラ
・
ロ
ッ
ク
・
ガ
ジ
ャ
ッ
ク
に
近
づ
か
な
い
。
う
ち
通
行
止
め
が
あ
っ
た
り
す
る
。
こ
れ
は
ま
ず
い
と
思
い
、
逆
方
向
に
て
い
る
と
、
車
が
1
台
か
ろ
う
じ
て
通
れ
る
よ
う
な
山
道
に
入
り
、
そ
の
ドルドーニュ川の畔には花一杯の美しい家が建っている
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最
近
は
ほ
と
ん
ど
地
図
を
見
る
こ
と
な
く
、
G
P
S
に
任
せ
て
車
を
進
め
②
ビ
ュ
ー
リ
ュ
ー
・
シ
ュ
ー
ル
・
ド
ル
ド
( ー
ニ
ュ
Beaulieu sur Dordogne
こ
こ
を
ゆ
っ
く
り
楽
し
ん
で
か
ら
、
次
の
目
的
地
オ
ー
ト
ワ
ー
ル
(
20
㎞
)
146
ロマネスク様式の教会は村の中心
147
民家の軒下には 17 世紀に作られたという豪華なファサードが掘ってある
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ペタンクに興ずる村人たち
技
だ
ろ
う
。
と
に
か
く
の
ん
び
り
と
し
た
村
で
心
が
安
ま
る
。
フ
ラ
ン
ス
こ
れ
が
大
島
順
子
さ
ん
の
本
に
書
い
て
あ
っ
た
「
ペ
タ
ン
ク
」
と
い
う
競
教
会
の
裏
で
は
、
大
人
が
鉄
の
ボ
ー
ル
を
投
げ
て
遊
ん
で
い
る
。
多
分
、
し
い
花
の
村
と
し
て
も
有
名
の
よ
う
で
、
村
中
に
花
が
咲
い
て
い
る
。
人
ほ
ど
の
小
さ
な
村
だ
が
、
15
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
お
城
が
あ
り
、
美
美
し
い
村
オ
ー
ト
ワ
ー
ル
は
、
石
灰
岩
の
崖
の
麓
に
造
ら
れ
た
人
口
250
All rights reserved.
③
オ
ー
ト
ワ
ー
ル
(
)
オートワールもほとんど人はいない
美しい村 オートワールのお城
カフェも花一杯
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の
典
型
的
な
田
舎
の
良
さ
が
味
わ
え
る
村
か
も
し
れ
な
い
。
Autoire
花に囲まれたオートワールの民家
う ゆ
。 っ
く
り
休
ん
で
次
の
目
的
地
ル
ー
ブ
レ
ザ
ッ
ク
(
10
㎞
西
)
に
向
か
148
北
西
)
に
向
か
う
。
石壁と屋根が美しい
149
て
い
る
。
こ
の
村
も
美
し
い
花
の
村
と
し
て
有
名
だ
。
の
タ
イ
ル
で
葺
か
れ
た
屋
根
の
民
家
が
あ
り
、
細
い
路
地
は
花
が
飾
ら
れ
こ
こ
に
は
13
世
紀
に
建
て
ら
れ
た
教
会
や
、
ク
リ
ー
ム
色
の
石
壁
と
褐
色
細
い
山
道
を
走
る
と
、
近
づ
く
に
つ
れ
全
容
が
見
え
て
く
る
。
美
し
い
村
ル
ー
ブ
レ
ザ
ッ
ク
は
、
小
高
い
丘
の
上
に
立
つ
中
世
の
村
で
、
美しい村 ルーブレザック(Loubressac)は中世の息吹が息づいている
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All rights reserved.
④
ル
ー
ブ
レ
ザ
ッ
ク
(
Loubressac
ルーブレザックのお城
1
時
間
ほ
ど
散
策
し
て
、
今
日
の
最
後
の
目
的
地
、
ト
ゥ
ー
レ
ン
(
30
㎞
)
ちょっと記念に
ゆ
っ
く
り
お
城
の
カ
フ
ェ
で
コ
ー
ヒ
ー
を
飲
ん
で
、
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
こ
ん
な
高
い
と
こ
ろ
で
花
を
手
入
れ
し
て
い
る
も
の
だ
と
感
心
す
る
。
更
に
、
そ
こ
に
は
美
し
い
庭
園
が
あ
り
花
が
咲
き
誇
っ
て
い
る
。
よ
く
も
そ
こ
に
は
リ
ム
ー
ザ
ン
地
方
の
素
晴
ら
し
い
眺
め
が
待
っ
て
い
た
。
つ
い
。
12
世
紀
に
造
ら
れ
た
「
シ
ー
ザ
ー
塔
」
の
上
ま
で
登
り
詰
め
る
と
、
一
生
懸
命
坂
を
登
り
、
続
い
て
お
城
の
階
段
を
登
っ
て
い
く
。
か
な
り
き
美しい村 トゥーレン(Turenne)は小高い丘の上に造られた
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美
し
い
村
ト
ゥ
ー
レ
ン
に
は
、
丘
の
高
台
に
そ
び
え
る
お
城
が
あ
る
。
⑤
ト
ゥ
ー
レ
ン
(
Turenne
お后の部屋なのだろうか
ル
ー
ジ
ュ
(
10
㎞
東
)
に
戻
る
。
)
150
お城の上はお花畑、よくこんな所まで手入れするものだ
151
シーザー塔の上からは、トゥーレン(Turenne)の様子がよく分かる
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リムーザン地方の野山にとけ込んでいる
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152
153
美しい村 トゥーレン(Turenne)は
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め
物
や
煮
込
み
も
の
に
す
る
。
次
に
、
ト
リ
ュ
フ
を
薄
く
刻
ん
で
、
卵
や
る
と
、
「
ま
ず
、
瓶
の
底
に
た
ま
っ
て
い
る
ト
リ
ュ
フ
の
汁
を
つ
か
っ
て
炒
す
ぐ
に
買
う
こ
と
に
し
た
。
る
女
性
に
、
「
ト
リ
ュ
フ
は
ど
う
や
っ
て
料
理
を
す
る
の
だ
」
と
聞
い
て
み
私
に
は
一
目
で
分
か
っ
た
。
140
ユ
ー
ロ
す
る
。
あ
ま
り
高
い
の
で
、
横
の
方
で
、
ク
ル
ミ
を
割
っ
て
い
い
る
の
だ
。
」
真
っ
黒
な
ト
リ
ュ
フ
が
瓶
に
入
っ
て
お
り
、
直
径
5
㎝
く
ら
い
の
も
の
で
禮
子
も
や
は
り
こ
こ
に
来
て
ュ
村
を
一
緒
に
歩
い
て
い
る
。
グ
ラ
や
ワ
イ
ン
な
ど
、
農
家
で
取
れ
た
も
の
が
色
々
売
っ
て
い
る
。
あ
り
、
面
白
そ
う
な
の
で
入
っ
て
み
た
。
す
る
と
、
ト
リ
ュ
フ
や
フ
ォ
ア
「
ジ
ー
ン
」
の
隣
り
に
、
「
農
家
へ
よ
う
こ
そ
」
の
看
板
を
掲
げ
る
農
家
が
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
「
禮
子
と
私
と
孫
の
3
人
で
、
の
水
彩
画
に
心
を
奪
わ
れ
た
。
た
。
村
は
見
た
つ
も
り
で
も
見
て
い
な
い
と
こ
ろ
が
多
い
。
画
廊
の
主
人
が
描
い
た
一
枚
あ
る
の
で
、
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
の
村
を
散
策
す
る
こ
と
に
し
と
思
い
画
廊
に
入
っ
た
瞬
間
、
ダ
ム
が
推
薦
の
レ
ス
ト
ラ
ン
で
食
べ
る
の
だ
が
、
8
時
に
は
ま
だ
時
間
が
次
に
、
「
絵
で
も
見
よ
う
か
な
」
禮子もコロンジュ・ラ・ルージュ村を楽しんでいる
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日
曜
の
夜
は
「
ジ
ー
ン
」
で
は
夕
食
を
用
意
し
な
い
の
で
、
仕
方
な
く
マ
味
し
か
っ
た
。
が
、
頼
り
切
る
と
ろ
く
な
こ
と
は
な
い
。
イ
ダ
ー
が
あ
る
」
と
の
こ
と
で
、
こ
れ
を
試
し
に
飲
ん
だ
が
な
か
な
か
美
に
行
く
と
、
ま
た
山
奥
に
行
っ
て
し
ま
う
と
こ
ろ
だ
。
G
P
S
は
必
要
だ
「
ワ
イ
ン
は
免
許
が
い
る
の
で
出
せ
な
い
が
、
フ
ル
ー
ツ
か
ら
作
っ
た
サ
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
の
看
板
が
見
え
て
き
た
。
G
P
S
の
言
う
と
お
り
出
せ
な
い
」
と
の
こ
と
だ
っ
た
。
「
こ
こ
で
何
か
飲
み
た
い
」
と
言
う
と
、
に
は
行
か
な
い
の
で
、
幹
線
道
路
を
進
ん
で
い
く
と
、
そ
の
う
ち
コ
ロ
ン
と
夜
が
遅
く
な
る
、
う
ち
は
朝
早
く
か
ら
仕
事
を
す
る
の
で
デ
ィ
ナ
ー
は
G
P
S
が
ま
た
細
い
山
道
に
導
入
し
よ
う
と
す
る
。
そ
の
手
に
乗
る
わ
け
「
こ
の
店
で
は
食
事
は
出
さ
な
い
の
か
」
と
聞
く
と
、
「
デ
ィ
ナ
ー
を
出
す
で
道
が
封
鎖
さ
れ
て
お
り
通
れ
な
い
。
仕
方
が
な
い
の
で
、
迂
回
す
る
と
、
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
へ
戻
る
途
中
、
日
曜
の
ガ
ラ
ク
タ
セ
ー
ル
炒
め
る
の
が
よ
い
」
と
の
こ
と
だ
。
肉
と
炒
め
る
が
、
あ
ま
り
火
を
通
す
と
香
り
が
な
く
な
る
の
で
、
サ
ッ
と
154
以
下
略
155
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タ
ー
ニ
ュ
地
方
や
、
ス
ペ
イ
ン
文
化
の
色
濃
い
ボ
ル
ド
ー
以
西
は
、
東
と
I
T
お
や
じ
残
る
は
西
半
分
。
特
に
歴
史
的
に
イ
ギ
リ
ス
の
影
響
を
受
け
て
い
る
ブ
ル
た
も
の
で
、
期
待
に
た
が
わ
ず
非
常
に
満
足
で
き
る
も
の
だ
っ
た
。
料
理
と
ワ
イ
ン
は
最
高
だ
し
、
全
て
が
高
い
文
化
レ
ベ
ル
に
裏
付
け
さ
れ
は
、
風
景
は
美
し
く
中
世
の
遺
跡
に
は
歴
史
の
重
み
が
あ
り
、
各
地
方
の
2
0
0
8
年
9
月
思
っ
て
い
る
。
き
る
か
分
か
ら
な
い
が
、
体
力
・
気
力
の
あ
る
限
り
続
け
て
い
き
た
い
と
ま
た
、
こ
れ
か
ら
年
を
重
ね
る
に
従
い
、
こ
の
よ
う
な
旅
を
い
つ
ま
で
で
の
美
し
い
村
」
の
う
ち
26
の
村
に
す
ぎ
な
い
が
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
美
し
い
村
」
今
回
の
旅
で
訪
れ
た
の
は
、
フ
ラ
ン
ス
の
東
半
分
、
152
あ
る
「
フ
ラ
ン
ス
と
は
、
い
ろ
ん
な
人
に
ご
支
援
を
頂
い
た
お
か
げ
だ
と
感
謝
し
て
い
る
。
き
な
い
こ
と
で
あ
る
。
還
暦
を
迎
え
る
年
に
こ
の
よ
う
な
旅
が
で
き
た
こ
ん
で
い
る
」
と
直
感
的
に
感
じ
、
非
常
に
嬉
し
く
、
ま
た
懐
か
し
か
っ
た
。
に
出
会
い
、
そ
れ
を
見
た
時
に
、
「
禮
子
も
フ
ラ
ン
ス
に
来
て
一
緒
に
楽
し
す
る
の
は
非
常
に
タ
フ
な
こ
と
で
、
心
身
と
も
に
元
気
な
間
で
な
い
と
で
最
後
に
、
今
回
の
よ
う
に
、
海
外
で
初
め
て
の
土
地
を
一
人
で
ド
ラ
イ
ブ
孫
の
隆
世
3
人
が
、
楽
し
そ
う
に
歩
い
て
い
る
」
情
景
を
描
い
た
水
彩
画
し
か
し
、
美
し
い
村
コ
ロ
ン
ジ
ュ
・
ラ
・
ル
ー
ジ
ュ
で
、
「
禮
子
と
私
と
は
、
日
本
人
に
と
っ
て
憧
れ
の
旅
行
地
に
な
る
」
と
思
う
。
っ
た
。
今
後
は
、
英
語
の
表
記
が
も
っ
と
増
え
れ
ば
、
「
フ
ラ
ン
ス
の
田
舎
き
そ
び
れ
て
、
連
れ
て
い
っ
て
や
る
こ
と
が
で
き
ず
残
念
に
思
っ
て
い
た
。
私
は
フ
ラ
ン
ス
に
い
い
印
象
を
持
っ
て
い
な
か
っ
た
の
で
、
つ
い
つ
い
行
フ
ラ
ン
ス
は
、
禮
子
が
「
い
つ
か
行
き
た
い
」
と
言
っ
て
い
た
国
だ
が
、
続
い
て
、
3
年
連
続
の
単
独
ド
ラ
イ
ブ
の
旅
に
な
る
。
今
回
の
フ
ラ
ン
ス
は
、
一
昨
年
の
ク
ロ
ア
チ
ア
、
去
年
の
ノ
ル
ウ
ェ
ー
に
的
で
、
治
安
も
よ
く
て
、
フ
ラ
ン
ス
の
見
方
を
大
き
く
変
え
る
も
の
と
な
今
回
の
旅
で
、
尐
な
く
と
も
田
舎
の
人
々
は
、
素
朴
で
、
親
切
で
、
友
好
ま
た
、
今
ま
で
フ
ラ
ン
ス
に
は
悪
印
象
し
か
持
っ
て
い
な
か
っ
た
私
だ
が
、
会
が
あ
れ
ば
、
こ
れ
ら
の
地
に
も
っ
と
ゆ
っ
く
り
滞
在
し
て
み
た
い
。
は
異
な
る
文
化
・
料
理
・
ワ
イ
ン
が
楽
し
め
そ
う
だ
し
、
次
回
訪
れ
る
機
お
わ
り
に
156
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