蒼あ 風か - 山梨県立吉田高等学校

平成 22 年5月 31 日発行 吉田高校生徒会新聞 第 14 号
蒼 風
あ
お
か
ぜ
~5月号トピックス~
総体特集
行進練習発表会
各部インタビュー~総体を終えて~
台湾修学旅行団訪問
中学校通信
校長室だより
県高校総体結果 男子総合5
男子総合5 位
5 月 12 日~14 日の 3 日間を中心に県高校総体が行われました。
その結果、
男子は総合5位となり、また女子は総合15位という結果となりました。特に男子の5位は平成16年以来の上位
入賞となる快挙でした。中でも男子卓球部とウエイトリフティング部は団体優勝という結果を納め、原動力となり
ました。さらに、団体や個人で関東大会に参加する部も多くあり、関東大会での活躍も期待されます。また来月か
らはインターハイ予選が多くの部で行われます。たくさんの部や個人が全国大会に出場できるよう期待しています。
第62回 山梨県高等学校総合体育大会 学校対抗成績表
男子
女子
学校対抗
23
5位
部名
得点
順位
陸 上
1
15 位
剣 道
1
ベスト16
サッカー
1
ベスト16
スケート
備考
個人関東大会
関東大会出場済み
個人関東大会
1
7 位
ハンド
1
5 位
9
15位
15位
部名
得点
順位
陸 上
1
16 位
剣 道
1
ベスト8
備考
ていた成果を発表する行進練習発表会を行い
スケート
2 位
関東大会出場済み
秀賞、2組・7組が優秀賞となり、12日に甲
1
4 位
卓 球
1
5 位
2回戦
バスケ
5
3 位
7 位
バレー
1回戦
テニス
2回戦
テニス
2回戦
ボート
3 位
ボート
2 位
個人関東大会
ヨ ッ ト
2 位
ヨ ッ ト
2 位
個人関東大会
弓 道
予選敗退
弓 道
決勝トーナメント 1回戦
卓 球
4 位
9
バスケ
バレー
1
優 勝
授業の成果を、十分に発揮することができたの
ではないかと思います。審査の結果8組が最優
ハンド
ラグビー
7日に1年生は、日頃の体育の授業で行われ
個人関東大会
ました。各クラスともクラスの団結力や日頃の
3 位
柔 道
学校対抗
府市の小瀬陸上競技場で行われた県高校総体
関東大会
個人関東大会
ウエイト
5
優 勝
個人関東大会
スキー
3
2 位
関東大会出場済み
水
泳
出 場
スキー
出 場
の開会式に本校の代表として出場しました。参
加した他校に負けない良い行進ができたと思
います。
関東大会出場済み
陸上部
総体は、とても充実したものになりました。部員全員が今まで積み重ねてきた成果をしっかり出
すことができ、後悔のない三日間になったと思います。多くの部員が準決勝・決勝に残ることがで
き、男子の 5000M 競歩と女子の 4×400M リレーで関東大会の出場権を得ることができました。陸
上は個人競技ではあるけれど、本当に最後まで応援し、全員で戦えたと思います。
今回で3年生のほとんどが引退しますが、これからもずっと1・2年生を応援していきたいと思い
ます。先生やサポートしてくれるマネージャーさんに感謝することを忘れずに頑張ってください。
剣道部男子
今回の総体で男子剣道部は1回戦を突破することができましたが2回戦の甲府商業と
の試合で負けてしまい、目標であるベスト8進出は達成できませんでした。でも強豪校で
ある甲府商業と試合ができたことでインターハイ予選までの課題を部員一人一人が見つ
けることができました。
総体前の練習では先生に気迫についてよく注意され他校との練習試合でもあまりいい
結果が出なかったのですが、総体では部員全員が気迫のある試合をしたので一回戦を
突破できたのだと思います。この気迫を練習でも出してインターハイ予選では強豪チームを破ってベスト8に進出できるよう
にがんばっていきたいです。
男子剣道部は3年生が少なく、試合に出るのもほとんどが2年生なのですが、試合で大事な所を任されているのは自分
達3年生です。しかし、2年生に頼らないで試合には勝つことができないのですが、どんな試合展開になっても勝負が繋が
ったなら必ず勝つようにこれから技と気持を高めていきたいです。
また剣道部は勉強面でも努力していき、文武両道を目指しているのでこれからインターハイ予選までの1ヶ月、3年生にと
っては部活と勉強を両立する最後の期間なのでしっかりやっていきたいと思います。ここで気を抜かずにやっていけば部活
への意識も高まり試合の勝ちにも繋がり、後輩へのいい見本となるのでがんばりたいと思います。
剣道部女子
私たち女子剣道部の総体の結果は団体ベスト8でした。総体に向けて遠征や練習
試合を重ねて、毎日の稽古もつらくても部員みんなで支えあって乗り越えてきました。
だから、決勝リーグまで残って最後まで戦いたかったし、目標であったベスト4に入れ
なくて本当に悔しかったです。でも、これが最後ではないので、今回のこの悔しさと反
省点を糧にインターハイ予選に向けて残りの1ヶ月は全力でやりぬきます。この大会
が自分たち3年にとっては本当に最後の大会となるので、残りの1ヶ月は1回1回の稽
古を大切に、1本1本の打ちに魂をこめて、インハイ予選では自分の全てをだしきって悔いが残らないように頑張ります。た
くさんの迷惑をかけてしまった自分たちを支えてくださった周りの方々に勝利という形で恩返しができるように部員一丸とな
って頑張ります。
サッカー部
今回の総体では、自分たちサッカー部はベスト8を目標に練習に取り組ん
できました。春休み中から練習試合をこなし、時には韮崎や、帝京第三とい
った強豪とも試合をしました。普段の練習ではわからなかった課題が見つか
ったり、自分たちのできることとできないことの違いが明確になったり、課題は大変だったけど有意義な休みにな
りました。
総体は土日と2日連続での試合から始まりました。1回戦は、大月短大付属高校との試合でした。前日に雪が降
り、準備が大変でしたが、9対0で勝つことができました。翌日の北稜高校戦も5対3で勝つことができ、ベスト
16 に入ることができました。そしてベスト8をかけ、河口湖高校と戦うことができました。河口湖高校とは以前に
0対3で負けていたし、それぞれで思うことがあったと思うので、絶対勝ちたいと思って臨みました。前半は先制
し、みんな集中して終えられました。しかし、後半に1点、延長でも1点入れられ、結果1対2で負けてしまいま
した。
河口湖高校との試合は、次につながるものだと思うので、インターハイ予選に向けて気持ちを新たに練習に取り
組んでいきたいと思います。
柔道部
私たち柔道部は 12 日に小瀬武道館で試合をしてきました。結果は 7 位でした。
1 回戦の相手は城西高で初戦でもあったので少し緊張感をもって試合にのぞみま
した。5 対 0 で勝利し、2 回戦に進みました。相手は東海大甲府高校でした。負
けてしまいましたがとても上手な選手と試合をすることができていい刺激にな
りました。2 回戦は負けてしまいましたが、5~8 位リーグ戦に進むことができま
した。河口湖、甲府西、昭和高と対戦してきました。各試合良い雰囲気を持って
のぞむことができました。甲府西戦であと 1 勝すれば関東大会出場だったことが
とても悔しかったです。勝った人も負けてしまった人もこれからの練習の課題を見つけることができたと思います。
その課題を克服して次の試合であるインターハイ予選に挑みたいと思います。3 年生は負けたらそこで引退です。
インターハイに進めるよう、残りの時間を一生懸命練習に励みたいと思います。
男子ハンドボール部
今年の総体は1回戦で甲陵高校に勝ち、2回戦で日川高校に負けてしまいまし
た。悔しかったですが、そこで気持ちを切り換え、5~8位順位決定戦では山梨
高校、韮崎高校に勝ち、5位には入ることができました。これまで指導してくだ
さった舟久保先生、斉藤先生、渡辺先生にはとても感謝しています。ありがとう
ございました。
女子ハンドボール部
私たちの総体の結果は、4 位でした。
私たちは、ベスト 3 に入って関東大会に出場することを目標にして、総体まで練習してきました。だけど、3 位
決定戦で日川に 1 点差で負け、4 位に終わってしまいました。目標にしていた関
東大会に出場できず、今までで1番悔しい思いをしました。
6月には、私たちの最後の大会であるインターハイ予選があります。今は、そ
の大会でベスト3に入ることを目標に練習を頑張っています。次こそは後悔のな
いように、精一杯戦ってきたいと思います。
ラグビー部
今年の総体は5月8日に1回戦合同甲府と戦い、67 対0で勝ちました。公
式戦で勝利できてとてもよかったです。次に 12 日に日川高校と戦い0対 105
で負けてしまいました。実力差をかなりつけられてとても悔しかったです。夏
にこの差をどれだけつめることができるのかが勝負だと思います。最後 14 日
に桂高校と3位決定戦を行いました。結果は0対 69 で負けて日川戦よりも悔
しさがこみ上げてきました。総体3位以内に入れなく本当に苦い思い出になっ
てしまいましたが、必ずリベンジする気持ちを持って夏に向かい日々の練習に
チーム一丸となって励んでいきます。
卓球部男子
今年の総体は、去年新人戦の時に関東大会へ出場していたので、絶対に関東
に出場したいと思っていました。ベスト4の学校にもなると、新入部員のレベル
も高くかなり苦戦をする戦いとなりましたが、部員一丸となり、試合中の選手に
対して応援したりアドバイスしたりして、
「優勝」
優勝」を勝ち取ることができました。
今回初優勝ということなのでメンバーは一生誇りに思える結果になったと思い
ます。関東大会ではまず1勝できるように頑張りたいです。
卓球部女子
女子卓球部は、明るく楽しく元気に活動しており、学年関係なくとても仲がよいです。総体では、ベスト8で今
年度優勝の河口湖高校と対戦し、結果的には0-3で負けてしまいましたが、
チーム一丸となって一生懸命プレーすることができたので、後悔はありません。
私は、卓球を通して技術面だけでなく、精神面で大きく成長することができま
した。また、仲間の大切さを改めて実感することができました。3年は6月の
インターハイ予選で引退なので、日々練習に精進し‘one for all, all for one’
の精神を持って、よい結果を残せるようにがんばりたいです。
男子バスケットボール部
自分たち男子バスケットボール部は、この総体でどうすれば優勝できるのかを知ることができました。試合では、
甲府西高という強豪校と試合をしたことにより、自分たちはどこまで通用して、
何が通用しないのかを体感できました。しかし、目標としていた優勝ができな
かったことは、すごく悔しいです。高い目標だということはわかっていますが、
この悔しさをばねにして、残り1ヶ月間弱点を克服できれば、できない目標で
もないと思っています。他のチームより3年が少ないという厳しい状況ですが、
チームひとつとなって、次のインターハイ予選では「優勝」目指して、頑張っ
ていきたいと思います。
女子バスケットボール部
私たち女子バスケットボール部はこの総体で自分たちに今何が足りないか確
認することができました。準決勝では新人戦で優勝した富士学苑と戦い、前半
リードで終わることができましたが、後半なかなか自分たちのプレーをするこ
とが出来ず負けてしまいました。もっと強い気持ちを持ち、自分たちの弱点を
この1ヶ月で克服できればインターハイ予選では勝てると思います。また、こ
の大会でたくさん反省もありましたが、成果も得ることが出来ました。新人大会、大差で負けた上野原と3位決定
戦で戦い勝つことが出来たからです。この1勝は私たちにとって大きな自信にもなりました。この経験を次にいか
し1ヵ月後のインターハイ予選では優勝します。先生、チームメイト、応援してくれる皆さんへの感謝の気持ちを
忘れずにしていきたいです。
男子バレーボール部
私たち男子バレー部は部員 14 人で小泉先生の厳しい指導のもと、日々、目
標である「県ベスト4」に向けて練習してきました。今年は比較的身長が低い
ので「拾ってつなぐ」を意識して大会に臨みました。結果は7位という結果で
ベスト4という壁の高さを思い知らされましたが、あと少しの時間でそのレベ
ルまで上げなければなりません。
勝つためにはどうすれば良いのかをしっかり考え、
「麦立不枯」という言葉を
胸にこれからの練習を充実したものにします。そしてインターハイでは必ず「県
ベスト4」を達成します。
女子バレーボール部
私たち女子バレー部は、この総体に向けて新入生7人を含めた計17人で顧問
の古明地先生、副顧問の矢崎先生の指導のもと、日々努力してきました。
1回戦は日川高校とあたり、敗退してしまいました。1セット目は、私たちの
課題であったサーブカットでのミスが連続して出てしまい悔いの残るゲームに
なってしまいましたが、2セット目は、今まで総体に向けてやってきたことを全
て発揮することができました。負けてしまいましたが、得られることもあったの
で良かったです。
今回の試合で1点の大切さを改めて知ることができました。私たち3年生は、次のインターハイで引退すること
になります。今回の試合を勝利の糧にして目標の「県ベスト8」を達成できるようにしたいです。
ソフトテニス部男子
「県大会ベスト8」を目標に、僕ら男子テニス部は総体に行きました。1回戦、
上野原高に2対1で勝ちました。2回戦、市川高に0対3で負けました。悔しか
ったです。総体に負けると、そこで引退です。もっとみんなでテニスしたかった。
勝ち続けたかった。でも悔しさよりも大きな気持ちもありました。試合がとても
楽しかった。自分の力をすべて出しまくって一生懸命だった。応援と選手がひと
つになって戦えて楽しかった。すごく悔しかったけど、楽しくて素晴らしい最後
でした。最高の仲間と一緒にテニスができた総体は、最高の思い出です。
ソフトテニス部女子
私たち女子テニス部は、今回の総体でベスト8を目標にがんばってきまし
た。ここ最近初戦で敗退していたので、まずは初戦の日大明誠に勝つことが
課題でした。出場した3チーム全部が勝ち、3対0で二回戦に進むことがで
きました。2回戦の相手は、甲府昭和。この試合のために、いろんな対策を
してきました。全力で戦いましたが、あと一歩で及びませんでした。目標は
達成できなかったけど、それぞれが今までの練習の成果が出せたと思います。
この部活を通して、精神的にも技術的にも鍛えることができました。よい仲
間とともに全力で闘えて、本当によかったです。
ボート部
今回の総体では、全クルー関東大会出場権を獲得することができましたが、目標で
ある優勝することができませんでした。
関東大会では、総体に負けたチームへのリベンジと、出場全種目決勝進出を目指し
て、がんばってきます。
ヨット部
新入生を迎え厳しい練習状況の中出場した総体は、たくさんのことを学ぶことが
できました。1年生は始めてのレースで大変だったと思いますが、一生懸命練習に
取り組んでくれたので、私自身、練習への意識が高まりました。
最終的な結果は2位でしたが、関東大会にも出場できることになりました。関東
大会では私は最後のレースになるので悔いの残らないものにし、1年生は、残り2
年ある部活につながるようなレースができるようにしたいです。残り少ない練習を
充実させて、自分たちが持っている力をすべて発揮したいです。
弓道部男子
僕たち男子弓道部は5月 12 日と 13 日に小瀬弓道場で総合体育大会がありました。僕たち
は今回の大会に向けてずっと頑張って練習してきました。また、2・3年生は全員で4人し
かいなく、団体で大会に出るために1年生を練習に加えて、みんなで協力しながら練習をし
ました。本番では、ほとんどのメンバーが自分の実力を出し切ることができず予選敗退とい
う残念な結果になってしまいました。でも今回の反省をいかして3年生にとっては最後の大
会となるインターハイ予選では頑張りたいと思います。
弓道部女子
私たち女子剣道部は、5月12日、13日と小瀬で行われた総合体育大会に出場してき
ました。2日間の行われてきた決勝リーグには出場できましたが、1回戦敗退というとて
も悔しい結果におわりました。ベスト16にはなれましたが、もっと上位に食い込めてい
けたらよかったのに、と思います。だから、今後の練習は、この悔しさをばねにがんばっ
ていきたいです。6月には、インターハイ予選があるので、それに向けてがんばりたいと
思います。
ウエイトリフティング部
ウエイトリフティング部の県予選での目標は、団体戦で優勝することでし
た。選手全員ががんばり、日川高校、桂高校にも勝ち、優勝することができまし
た。しかし、個人では悔いの残る選手もいたので、関東では全員が満足のできる
試合をして、団体戦では優勝をしたいと思っています。関東大気に出場する選手
は、自分の階級での責任をしっかり果たし、よい結果が残せるように、そして、
出場できなかった選手は次に向けてたくさん記録が伸ばせるように、毎日練習に
打ち込みたいと思っています。
最終的な目標であるインターハイの団体戦で、表彰台ということを意識しながら、引退までの残りわずかな時間
を無駄にすることなく、全力でがんばりたいと思います。
5月26日の共生学~国際社会に生きる~という時
間を利用し、修学旅行で日本を訪問した、台湾の花蓮女
子高級中学(=高校)の高校生たちと交流を行いました。
吹奏楽部の演奏を聴いたあと、台湾の高校生たちがパフ
ォーマンスをしてくれました。そして最後に記念品の交
換を行いました。歓迎式ではお互いに楽しい時間を過ご
すことができました。また、歓迎式のあと部活動見学が
行われ、柔道・剣道・弓道・茶道・書道・筝曲・音楽部の見学をしました。台湾の高校生
たちは日本の文化や部活動の発表に興味津々でした。さらに、吉高生との会話
や写真撮影なども楽しんでいました。言葉は通じないけれども、国際社会に生
きていくことの大切さ、重要さを学べた時間だったと思います。これからもこ
のような機会があれば、意欲的に取り組んでいきたいと思います。
中 学 校 通 信
普通科1年 丸山由貴子(下吉田中学校)
高校に入学してから1ヶ月半がたちました。入学当初は、高校生活になれずに戸惑ってばかりでしたが、だ
んだんと慣れてきました。4月は、応援歌練習がありました。練習は厳しかったですが、吉高生に一歩近づく
ことができました。授業や部活動なども始まりました。授業は中学生よりも内容が細かかったり、教科も増え
たりして、驚きました。学校生活にも慣れてきた5月には、行進発表会がありま
した。それに向けて、練習する中で、みんなとの一体感を感じることができまし
た。次に総体での応援をしました。どの競技でも、選手の意気込みや熱気が感じ
られました。結びに、吉高の 1 ヶ月半は大変なことがたくさんありましたが、楽
しいこともいっぱいありました。これからの学校生活も、文武両道を目指してい
こうと思います。
校長室だより
校長室だより
5月号
先月16日、予期せぬ春の大雪の朝となりました。例年より一週
間も遅く満開を迎えたソメイヨシノの花を、水分たっぷりの重い雪
が覆っていました。一夜にして冬への逆戻り。季節の推移は一進一
退。春は順調にはやって来ません。寒暖の差を繰り返しながら、季
節は推移していくのです。
バンクーバーオリンピックで4位に入賞した上村愛子選手の記者
会見での言葉「何で、こんなに一段一段なんだろう…」は記憶に新しいことと思います。18 歳で初出場
した長野五輪で 7 位入賞を果たし、その後、ソルトレイクシティ大会では 6 位、トリノ大会では 5 位と
順位を上げてきました。そして迎えたバンクーバー大会、期待されていたメダルにあと一歩届かない 4
位に終わりました。そのときの彼女の心情がこの言葉ににじみ出ています。世界のトップアスリートで
さえ、2段3段跳びは許してもらえなかったのです。
高校総体での、各部の活躍、戦いぶりを観戦しました。接戦あり、大勝あり、苦戦ありの感動の3日
間でした。そこで思い浮かんだのが春の大雪と上村愛子さんの言葉でした。何事も、一進一退を繰り返
しながら、一段一段と向上していくものなのか・・・・と思ったからです。
百 折 不 撓(編集後記)
編集後記)
今回は、総体特集ということで、運動部の選手たちの直接の声を記事にしました。結果を残すことができた
部活もそうでなかった部活もありますが、どの部活の選手の話を聞いても、全力を尽くして戦うことができた、
と言っていました。また、入学した1年生の話も聞くことができ、慣れない学校生活に戸惑うことがないよう
に、私たち3年生が1年生の見本となっていきたいと思います。新聞づくりは、
大変なこともありましたが、出来上がったときには達成感があり、学校の皆さ
んに読んでもらいたい、と思いました。このような新聞づくりに携わることは、
なかなかできないことなので、非常に良い経験になりました。
編集者 3年3組・4組 赤ふじ・新聞編集委員生徒会本部
Information
~6月の行事予定~
6/6 学校林下草刈り
6/14~15 野球応援練習(1年)
6/17 理数科企業見学会(1年)
6/28~7/2 第一回前期試験
山梨県立吉田高等学校生徒会
〒403-0004
山梨県富士吉田市下吉田2075-2
TEL:0555-22-2540
FAX:0555-22-2542
HP:http://www.yoshidah.kai.ed.jp
Mail: [email protected]
編集:赤ふじ・新聞編集委員会
生徒会本部
写真:写真部