トレードステーション操作マニュアル レッスン4

レッスン 4 チャート分析ウィンドウ
内容
足の種類 .................................................................................. 1
足の描画の種類 ............................................................................ 4
チャート分析の設定 ........................................................................ 6
チャート分析の設定を開く ................................................................ 6
一般 .................................................................................... 6
表示 .................................................................................... 7
銘柄コード .............................................................................. 8
スタイル ................................................................................ 9
ストラテジー ........................................................................... 10
データ ................................................................................. 11
チャート分析ウィンドウ ................................................................... 13
チャート分析ウィンドウを新規に作成する ................................................. 13
銘柄コードの設定 ....................................................................... 16
設定 ................................................................................. 16
スタイル ............................................................................. 18
スケーリング ......................................................................... 19
プロパティ ........................................................................... 20
長期間の過去データ取得時に表示されるダウンロードスケジュラー ........................... 21
足の種類
14 種類の足でチャートを作成することができます。
足の種類
説明
設定
ティック
任意の約定数毎の足
1 ティック から 65,000
描画例
ティックまで
出来高
任意の出来高数毎の足
1 出来高から 9,999,999
出来高まで
秒
任意の秒数毎の足
1 秒から 43,200 秒まで
分
任意の分数毎の足
1 分から 1440 分まで
1
日
日足
1日
週
週足
1週
月
月足
1月
カギ
任意の値幅以上の転換があ
転換値幅
った時に逆方向の足を描画
KASE
任意の真の値幅以上更新し
真の値幅
た時足を描画。任意の真の
値幅以上転換があった時に
逆方向の足を描画。
2
新値
任意の足数以上の転換があ
足数
った時に逆方向の足を描画
モメンタム
任意の値幅より 1 ティック
値幅
以上更新した時足を描画。
任意の値幅より 1 ティック
以上転換があった時に逆方
向の足を描画。
ポイント&
任意の値幅以上上昇した時
フィギュア
「X」を描画、転換ポイント
値幅と転換ポイント数
以上の下落転換があった時
に「O」を描画。
レンジ
任意の値幅以上更新した時
値幅
足を描画。任意の値幅以上
転換があった時に逆方向の
足を描画。
練行
任意の値幅以上更新した時
値幅
足を描画。任意の値幅の 2
倍以上転換があった時に逆
方向の足を描画。
3
足の描画の種類
14 種類の足でチャートを作成することができます。
足の描画の種類
説明
OHLC バー
始値、高値、安値、終値を棒形状で描画。
HLC バー
高値、安値、終値を棒形状で描画。
ローソク足
高値から安値までを棒形状で、始値から
描画例
終値までをローソク形状の実体で描画。
始値が終値より高ければ陽線、安ければ
陰線、同値であれば同字線として 3 色で
描画。
ローソク足トレンド
高値から安値までを棒形状で、始値から
終値までをローソク形状の実体で描画。
前の足の終値が現在の足の終値より高け
れば陽線、安ければ陰線、同値であれば
同字線として 3 色で描画。
4
終値ドット
終値をドットで描画。
終値ライン
終値をラインで描画
5
チャート分析の設定
チャート分析ウィンドウに関連するグローバル設定です。
チャート分析の設定を開く
1.
「メニュー」バーの「表示」→「チャート分析の設定」を選
択します。
一般
チャート分析ウィンドウ設定の一般設定を行うことができます。
右ボタンのダブルクリックを有効にする:
6
現在操作しているアクティブなウィンドウ上で右ダブルクリックするとウィンドウが最大化します。最大化した状態で
右ダブルクリックするとウィンドウが最小化します。
新しいチャート分析ウィンドウを作成する場合、設定ダイアログを表示:
チャート分析ウィンドウ作成時に「銘柄コードの設定」ダイアログを表示します。チェックを入れない場合、前回作成
した設定でウィンドウが作成されます。
背景のドラッグを無効にする場合、前のスケール範囲を復元:
「背景のドラッグ」ツールを使いチャート分析ウィンドウ内でドラッグ操作後、「背景のドラッグ」ツールを無効にす
ると、操作前の状態に戻ります。チャックを入れない場合、ドラッグ操作後の状態で固定されるので、ローソク足など
が見えずらいケースになることもあります。
表示
チャート分析ウィンドウの時間軸、価格軸、足の間隔、データチップ表示、ローソク足描画に関連する設定を行うことができます。
軸:
「時間軸に月と年を表示」- 時間軸の月と年の表示方法が「7 月’15」(2015 年 7 月) のようになります。チェックを入
れない場合、月と日付が「7/1」(7 月 1 日)と表示されます。
「時間軸に数字として月を表示」- 時間軸の月の表示方法が「7」(7 月) のようになります。チェックを入れない場合、
月が「7 月」(7 月)と表示されます。
「価格からトレーリングゼロを削除」- 価格軸の価格表示が「77.7」のようになります。チェックを入れない場合、
「77.70」
と表示されます。
「ポインターアップデート指示マークを表示」- 価格軸に指示マークを表示します。
7
「銘柄コードのサブグラフ変更画面を表示」- 銘柄追加時に軸設定変更画面を表示します。
「インディケータのサブグラフ変更画面を表示」- インディケータ追加時に軸設定変更画面を表示します。
「縮尺/軸設定への自動変更についての警告を表示」- 縮尺または軸設定変更時にダイアログを表示します。
バー間隔:
「間隔の短いオープンティックを自動的に削除する」-足同士の間隔が狭い場合、オープンティックは前の足と重ならな
い場合のみ表示されます。
「チャートサイズ変更時にバー間隔を自動調整」- ウィンドウの大きさのへ変化に合わせて足の間隔が自動的に変化し
ます。ウィンドウ上の表示足数は変わりません。
「バー間隔変更時にバーとドローイングオブジェクトの太さを自動調整」- 足の間隔を変更すると足の太さが自動的に
変化します。
データチップ:
チャート分析ウィンドウ上にマウスを置いたとき、データチップウィンドウを「表示する最大列数」で設定した大きさ
で表示します。「間隔の短いオープンティックを自動的に削除する」-足同士の間隔が狭い場合、オープンティックは前
の足と重ならない場合のみ表示されます。
「データチップにウィンドウシステムカラーを使用」- チェックを入れない場合、データチップウィンドウの背景色は
チャート背景色を透過した色になります。
「値の内列を空白でプロット」- にチェックを入れた場合、値がない列は空欄で表示されます。
ローソク足:
「分析テクニックによるローソク足描画時、実体とひげを塗りつぶす」にチェックを入れると、足の描画がローソク足
またはペイントバーを使う場合、ローソク足のの実体とひげを塗りつぶします。
銘柄コード
データが存在しない期間の表示方法、足の種類によるデフォルト設定値に関連する設定を行うことができます。
8
日足データがない場合(祝日を除く)でも詰めて表示しない:
トレードがない営業日でも表示を詰めずにカレンダー日も日足を表示します。
日中足データがない場合でも詰めて表示しない:
トレードがない営業日でも表示を詰めずにカレンダー日も日中足を表示します。
レンジ設定:
「銘柄コード設定」のデフォルト設定を行うことができます。
「チャートタイプ」で通常(時系列足)またはアドバンス(非
時系列足)を、「インターバル」でインターバルを設定します。その後、「上記で選択されたインターバルで使用するデ
フォルトレンジ設定」で「時間」または「バー」を選択、その選択に応じて「上記で選択されたインターバルで使用す
るレンジ値」で呼び出す過去データの範囲を設定します。
スタイル
複数データ系列のローソク足描画に関連する設定を行うことができます。
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各バータイプで、全てのコンポーネントに同じ色、線の太さを使用:
全てのデータ系列の設定に同じ設定が適用されます。
ストラテジー
ストラテジーの最適化とバックテスト時のデフォルト設定を行うことができます。
最適化レポート設定:
「適合度関数」で結果値を評価する基準を選択して、「維持」で保存する結果値の数と、結果の良い方と悪い方どちら
の結果を保存するか、を設定します。全てのデータ系列の設定に同じ設定が適用されます。結果値は「デフォルトソー
トフィールド」で選択した基準で並べ替えられてレポートに表示されます。
10
ストラテジーの一般設定:
パフォーマンスレポートで使用する「デフォルトの初期資本」と「デフォルトの金利」を設定することができます。
「BouncingTicks(tm)増加率」 - トレードステーションはバックテスト時に、エントリー約定価格から任意のパーセン
ト分価格が逆方向に動いたと仮定してエグジット逆指値や指値注文の約定シュミレーションを行います。 0 から 100 パ
ーセントまでの範囲で設定することができます。
「矢印マージン(サブグラフサイズの%として)を表示」 - チャート分析ウィンドウでストラテジーのエントリーとエグ
ジットの矢印を表示する際に、サブグラフの上下から任意のパーセンテージに設定することができます。
「ストラテジーおよび口座の注文とポジションについて矢印ラベルの背景を透明にする」 - 矢印ラベルの背景を透明に
することで背面のチャート情報を遮るのを防ぐことができます。
データ
大量の過去データをダウンロードする必要がある場合に表示されるダウンロードスケジュラー表示、ダウンロードスケジュラーに
よる過去データ取得後の計算の挙動方法に関連する設定を行うことができます。
アラートが有効になっている…自動的に計算しない:
アラートが有効になっているインディケータ等がチャート分析ウィンドウに適用されている場合、データダウンロード
後に再計算しません。データダウンロードの前後にアラートが重複して鳴るのを防ぐことができます。
少なくとも 1 つのストラテジー…再計算しない:
ストラテジーがチャート分析ウィンドウに適用されている場合、データダウンロード後に再計算しません。データダウ
ンロードの前後にストラテジーが重複して注文を出す可能性を防ぐことができます。
11
チャート分析で…ダウンロードスケジュラーリクエストを表示する:
多量の過去データをダウンロードしようとする場合にダウンロードスケジュラーを表示します。
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チャート分析ウィンドウ
チャート分析ウィンドウを新規に作成する
チャート分析ウィンドウを作成する前に、「チャート分析の設定」の「表示」タブにある「新しいチャート分析ウィンドウを作成
する場合、設定ダイアログを表示」にチェックを入れておくことをお勧めします。以下手順はチェックが入っていることを前提に
行っています。
1.
「トレーディングアプリ」ランチャーをクリックして、
「チャート分析」アプリを選択します。
2.
「銘柄コードの設定」ダイアログが開きます。「設定」
タブの 銘柄コード欄に直接銘柄コードを入力します。
もし銘柄コードが不明な場合には「検索」ボタンをクリ
ックします。
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3.
「銘柄検索」ダイアログが開きます。銘柄名が分かって
いる場合には「銘柄名」欄に名前を入力して、「検索」
ボタンをクリックします。
検索結果が表示されたら、該当する銘柄を選択して「OK」
をクリックします。
4.
「スタイル」タブを選択します。「バータイプ」リスト
で足の描画種類を選択します。
14
5.
「スケーリング」タブを選択します。「軸」で価格軸の
表示位置を、「タイプ」でスケールの種類を、「範囲」
でデータ表示範囲を、それぞれ設定します。
6.
「プロパティ」タブを選択します。「セッション」でそ
の銘柄固有のレギュラーセッション設定を変更して、任
意のセッション時間範囲だけデータを表示するように
設定することができます。
15
7.
「設定」タブに戻り、「インターバルを選択」リストか
ら任意の足を選択、「範囲」で呼び出し期間を指定して、
「OK」をクリックします。
8.
チャートが作成されます。
銘柄コードの設定
「銘柄コードの設定」はチャート分析ウィンドウ作成時に表示されるダイアログです。「設定」、「スタイル」、「スケーリング」、
「プロパティ」の 4 つのタブで構成されています。
設定
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銘柄コード:
銘柄コードを直接入力するか、「検索」機能を使い銘柄コードを検索することができます。
インターバルを選択:
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時系列と非時系列足、14 種類から足のスタイルを選択することができます。
間隔設定:
「インターバルの選択」で選択した足のインターバルや値幅を設定することができます。例えば「ティック」足の場合
200 ティック足、「分」足の場合 5 分足、「カギ足」の場合転換値幅を 10、などのように設定することができます。
範囲:
過去データを呼び出す足の「最終日」、そしてその足から「何日/週/月/年前」、「何足本前」または「特定の日付」ま
で呼び出すかを指定することができます。
*チャート分析ウィンドウがリアルタイム更新するためには「最終日」が現在日になっている必要があります。
時間範囲設定を全てのデータに適用する:
1 つのチャート分析ウィンドウに複数の銘柄を追加している場合、全ての銘柄において同じ期間過去データを呼び出しま
す。
表示:
時間軸の表示時間をコンピューター時間または取引所時間から選択することができます。
スタイル
バータイプ:
6 種類から足の描画スタイルを選択することができます。
18
バーコンポーネント:
足の陽線、陰線、同字線の色と太さを、レギュラーセッションとレギュラーセッション時間外別に設定することができ
ます。
各バータイプのすべてのコンポーネントに同じカラー/線の太さを使用:
足の陽線、陰線、同字線の色と太さが、レギュラーセッション時間内外に関わらず同じになります。
現在値を表示:
価格軸に現在値マーカーを表示します。
価格データを非表示:
チャート分析ウィンドウ内に価格データは存在しますが、非表示にすることができます。
スケーリング
軸:
価格データを表示するサブグラフを指定することができます。例えばチャート分析ウィンドウに 2 つの銘柄と 1 つのイ
ンディケータを順番に追加した場合、デフォルトでは最初の銘柄のサブグラフ番号は 1、2 つ目の銘柄のサブグラフ番号
は 2、インディケータのサブグラフ番号は 3 になります。
また価格軸の表示位置をチャートの右側または左側から選択することができます。
タイプ:
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価格軸を等間隔で表示する「リニア」、または高い価格ほど間隔が狭くなりより大きな範囲を表示することができる「セ
ミログ」を選択することができます。
範囲:
価格軸のデータ表示範囲を「自動」、「固定」、「移動サイズ」の 3 種類から選択することができます。
「自動」設定は更に 3 種類に分かれており、チャート分析ウィンドウで表示している時間軸の範囲の価格上下幅全体を
表示する「スクリーン上の日付範囲」、呼び出した過去データの価格上下幅全体を表示する「日付範囲全体」、現在値
の上下パーセンテージを指定した範囲を表示する「現在値からのパーセント上下」があります。
「固定」を選択した場合、価格軸の最小値と最大値を任意に設定することができます。
「移動サイズ」を指定した場合、1 インチまたは 1 センチの範囲に表示する価格幅をティック数で設定することができま
す。例えば「1 センチ、50 ポイント」で設定した場合、チャート分析ウィンドウの銘柄が表示されているサブグラフの 1
センチの範囲に 50 ティック分の値幅を表示することになるので、実際のサブグラフの高さが 10 センチあれば 500 ティ
ック分の値幅を表示します。
表示:
価格軸の価格表示間隔を設定する「刻み幅の設定」、価格軸の価格表示の小数点桁を設定する「小数点」、価格軸の表
示間隔を省略する「軸ラベルを割る」、3 桁ずつで区切る「桁区切り(,)を使用」の 4 つの設定があります。
プロパティ
「セッション」以外の表示項目は読み取り専用の情報です。
20
セッション:
チャート分析ウィンドウで表示されるデータは、デフォルトではレギュラーセッション時間帯ですが、任意のセッショ
ン時間を適用することもできます。例えば、夜間セッションがある銘柄のセッション時間がレギュラーセッションに設
定されている場合、夜間セッションのデータは表示されません。このセッション設定でセッション時間を夜間時間まで
含めるように変更する必要があります。
長期間の過去データ取得時に表示されるダウンロードスケジュラー
チャート分析ウィンドウ作成時、長期間の過去データを指定すると、ダウンロードに時間が掛かるため、ダウンロードスケジュラ
ーが表示されます。
いつデータを取得しますか:
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「すぐに」を選択すると「OK」ボタンをクリック後すぐにデータ取得を試みます。「オフピーク時」を選択するとデー
タサーバーが比較的空いているときにデータ取得を試みます。
「OK」クリック後、ダウンロードスケジュラーで過去データ取得している間、チャート分析ウィンドウの左上に黄色枠
で「PD」と表示されます。表示が消えたら、過去データ取得が完了したことを意味します。
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