「中国広東省佛山市 三水自動車部品産業基地」 投資環境のご案内

「中国広東省佛山市 三水自動車部品産業基地」
投資環境のご案内
この度、中国広東省佛山市三水区区長、宋徳平氏一行が来日し、磐田信用金庫との共催にて、同市
がこのほど開発した大規模工業団地「三水自動車部品産業基地」について、投資環境説明会を開催い
たします。
広東省は、世界の工場といわれる珠江デルタ地帯の中心にあり、日本からはホンダ、日産、ト
ヨタおよび関連自動車部品メーカーなどが多数進出しています。また、欧米からもフォルクスワ
ーゲンなど自動車メーカーが進出し、中国最大の自動車産業の集積地となっています。
現在、広東省広州市では年間 40 万台(2004 年見込)の自動車が生産されていますが、2010 年
には年間 130 万台に達する見込みなど、今後 90 万台の新規需要が発生します。しかし、すでに
現在においても質の高い自動車部品が不足しており、3 月 8 日から広州市において JETRO 主催
で、日系自動車メーカー逆見本市(メーカーが部品調達のために必要な部品を展示し、供給元を
探すイベント)が開催されているほどです。
しかしこの広州市はすでに工業用地不足となっており、同市に隣接する佛山市が新たに工業団
地、「三水自動車部品産業基地」を開発いたしました。同基地は 18 平方kmを擁す、広東省唯一
の大規模工業団地で、2006 年に完成予定の高速道路により、日産工場まで 20 分、本田工場まで
40 分、トヨタ工場まで 70 分で結ばれます。さらに、3000t 級の船舶が接岸可能な三水港をもち、
大型河川の水路を活用した広州港・香港・マカオなどとの海上物流も可能です。加えて広州新国
際空港までは 30 分の距離にあり、東京、名古屋、大阪、福岡などと直通便で結ばれています。
中国中央政府はこの優れた立地条件を高く評価し、この工業団地を「自動車部品産業基地」に
指定しました。この資格は、中国で 2 箇所のみに認定されている貴重なもので、進出企業は税制
面などの様々な投資優遇政策のメリットを享受できます。さらに仏山市は、三水自動車部品産業
基地内に、中国進出リスクを最小限に抑えるレンタル工場を準備するなど、きわめて魅力的な投
資環境になっています。
中国への投資に関する情報のひとつとしてご案内いたします。
地図1:佛山市周辺地図
地図2:三水産業基地周辺地区
(太線は高速道路)
<お問合わせ先>いわしん情報センター
TEL 0538−32−1211