第4章 「学校生活を送るために」 - info 2016

第4章
学校生活を送るために
第4章
4.1
学校生活を送るために
サレジオ工業高等専門学校学則
第1章
第1条(目的)
本校の目的
本校は学校教育法により、深く専門の学芸を教授し、高度の工業専門教育を施し、カト
リック・サレジオ修道会の教育理念に基づいて国家及び社会の有為な形成者として必要な資質を養
い、個性の確立伸長に努めることを目的とする。
第2章
修業年限・学年・学期・休業日及び授業終始の時刻
第2条(修業年限) 修業年限は、5年とする。
第3条(学年) 学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。
第4条(学期)学年を分けて、次の2期とする。
前期
4月1日から9月30日まで
後期
10月1日から3月31日まで
2 前期の終了日、後期の開始日についてその年度によって変更することがある。
第5条(休業日)
休業日は、以下の各号に定める。ただし、特段の事情があるときは、校長はこれらの
休業日を授業日に振り替えることがある。
一
国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日
二
日曜日
三
土曜日
四
開校記念日
五
春季休業
六
夏季休業
七
冬季休業
八
学年末休業
1月31日
2 校長は必要に応じて前項の休業日を変更し、または臨時の休業日を定めることができる。
3 第1項第五号から第八号の休業期間についてはその年度の学年暦による。
第6条(授業時刻) 授業開始及び終了の時刻は、校長が別に定める。
第3章 学科・学級数・入学定員及び教職員組織
第7条(入学定員) 学科・学級数及び入学定員は、原則として次のとおりとする。
学
科
学級数
入学定員
デザイン学科
1
45人
電気工学科
1
45人
機械電子工学科
1
45人
情報工学科
1
45人
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第4章
学校生活を送るために
2 校長は教育上有益と認めるときは、異なる学科の学生をもって学級を編成することができる。
第8条(学校を構成する者)
本校に、校長、教授、准教授、講師、助教、助手、事務職員、技術職員及
びその他の職員を置く。
2 校長の下に副校長を置くことができる。
第9条(主事) 本校に教務主事、学生主事、寮務主事、プレテック主事を置く。
2 教務主事は、校長の命を受け、教育計画の立案その他教務に関することを掌理する。
3 学生主事は、校長の命を受け、学生の厚生補導に関することを掌理する。
4 寮務主事は、校長の命を受け、学寮における学生の厚生補導に関することを掌理する。
5
プレテック主事は、校長の命を受け、本科1・2年(プレテック)における学生の学習と厚生に関
することを補導する。
第10条(事務部) 本校に、教務、学生、総務および会計に関する業務を行うため、事務部をおく。
第11条(内部組織)
前2条に規定するもののほか、本校の内部組織は、別に定めるところによる。
第4章
第12条(授業期間)
教育課程・学修単位及び再履修
1年間の授業を行う期間は、定期試験等の期間を含め、35週以上にわたること
を原則とする。
第12条の2(授業科目)
授業科目はその内容により、各学科に共通する一般科目及び学科毎の専門科
目に分ける。
第13条(教育課程)
教育課程は、授業科目を各学年に配当して編成し、学年毎の授業科目及びその単
位数は別に定める。
2 各授業科目の単位数は、30単位時間(1単位時間は、標準50分とする。)の履修を1単位とし
て計算するものとする。
3 前項の規定にかかわらず、1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成する
ことを標準として次の基準により単位数を計算することができる。
一 講義及び演習については15時間から30時間の範囲で定める時間をもって1単位とする
二 実験、実習及び実技については30時間から45時間までの範囲で定める時間をもって1単位と
する
三 一の授業科目について講義、演習、実験、実習または実技のうち2つ以上を併用する場合は前二
号に規定する基準を考慮して1単位とする
4 前項の規定により計算できる授業科目の単位数の合計数は、60単位を超えないものとする。
5 前三項の規定にかかわらず卒業研究、卒業制作等の授業科目については、これらの学修の成果を評
価して単位の修得を認定することが適切と認められる場合には、これに必要な学修等を考慮して、
単位数を定めることができる。
6 第1項に定める授業科目のほか、特別活動を90単位時間以上履修するものとする。
第13条の2(他高専の学修単位)
校長は、教育上有益と認めるときは、学生が他の高等専門学校にお
いて履修した授業科目について30単位を超えない範囲で本校における授業科目の履修により修得
したものとみなすことができる。
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第4章
学校生活を送るために
2 第1項に関し、必要な事項は、別に定める。
第13条の3(他大学の学修単位)
校長は、教育上有益と認めるときは、学生が行う大学における学修
その他別に定める学修を、本校における授業科目の履修とみなし、単位の修得を認定することがで
きる。
2
前項により認定することできる単位数は、前条により本校において修得したものとみなす単位数と
合わせて30単位を超えないものとする。
3 第1項に関し、必要な事項は別に定める。
第14条(卒業認定)
各学年の課程の修了又は卒業を認定するにあたっては、学生の学業成績のほか、
特別活動の状況を併せ評価して行うものとする。
2
卒業認定基準(準学士課程修了認定基準)は、準学士課程全学年の修得単位数が167単位(一般
科目75単位以上、専門科目82単位以上)である。
第15条(留年・再履修)
前条の認定の結果、原学年に留められた者は、当該学年に係る授業科目を再
履修するものとする。
2
5学年に留められた者については、前項の規定にかかわらず、不合格と認定された授業科目を再履
修するものとする。ただし卒業研究については合否にかかわらず再履修しなければならない。
3 原学年に留められる回数は学年毎に1回を超えない。よって最長在学期間は10年を超えない。
第5章
学籍
第16条(学籍) 学生の身分について以下の各号に定める。
一
入学とは入学選抜を経て学年の最初の日に第1学年の学籍を得ることをいう
二
転編入とは他の教育機関から学年の途中に学籍を得ることをいう
三
転科とは他の学科に学籍を異動することをいう
四
休学とは手続きを経て一定期間以上出校しないことをいう
五
復学とは休学期間を終えて原籍に復することをいう
六
出席停止とは規程に基づいて出校を停止することをいう
七
留年とは前条第1項に定める原学年に留められることをいう
八
退学とは修了した学年の翌年以降の学籍を失うことをいう
九
再入学とは退学した者が原学年の学籍を得ることをいう
十
転学とは本校から他の学校に学籍を異動することをいう
第17条(入学要件)
入学することのできる者は、次の各号の一に該当する者とする。
一
中学校を卒業した者
二
外国において、学校教育における9年の課程を修了した者
三
文部科学大臣の指定した者
四
その他相当の年齢に達し、本校が中学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
第17条の2(入学選抜)
校長は、入学志願者について学力検査の成績、出身学校の長から付された調
査書その他必要な書類等を資料として入学者の選抜を行う。
2
校長は、前項の選抜の結果に基づき、第27条の3に規定する入学金を納付した者、または入学金
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第4章
学校生活を送るために
の減免を認められその手続きをした者に対して入学を許可する。
第18条(転編入の受入)
第1学年の途中または第2学年以上に入学を許可される者は、相当の年齢に
達し、当該学年に在学する者と同等以上の学力があると認められた者とし、定員に欠員がある場合
に限り、校長は前条の規定に準じて、相当学年に入学を許可することがある。
第19条(入学手続き)
入学を許可された者は、所定の期日までに保証人と連署した誓約書及び校長が
定めた書類を提出しなければならない。
2 前項の手続きを終了しない者があるときは、校長は、その入学の許可を取り消すことがある。
第20条(転科)
転科を希望する者があるときは、校長は学年の始めにおいて、選考の上転科を許可す
ることがある。
第21条(休学)
学生は、疾病その他やむを得ない事由により、3ヶ月を超えて修学することができな
いときは、校長の許可を受けて休学することができる。
2
休学の期間は、1年を超えないものとする。ただし、特別の事由がある場合は、1年を限度として
休学期間の延長を認めることがある。
第21条の2(休学期間中の学納金)
第22条(復学)
休学期間中の学納金納付に関する事項は別にこれを定める。
休学した者は、休学の事由がなくなったときは、校長の許可を受けて復学することが
できる。
第23条(出席停止) 学生に伝染病その他の疾病があるときは、校長は、出席停止を命ずることがある。
第24条(退学及び再入学)
学生は、疾病その他やむを得ない事由により退学しようとするときは、校
長の許可を受けて、退学することができる。
2
前項の規定により退学した者で再入学を希望する者があるときは、校長は、選考の上相当学年に入
学を許可することがある。
第25条(転学) 他の学校に転学を希望しようとする者は、校長の許可を受けなければならない。
第25条の2(外国留学)
在学中に外国の学校へ留学を希望する者があるときは、校長は、所定の手続
きを経てこれを許可することができる。
2 前項の適用を受ける者の身分、学修単位、学納金、手続きについては別にこれを定める。
第26条(卒業証書及び称号)
全学年の課程を修了した者には、校長は所定の卒業証書を授与する。
2 学校教育法第121条に定めるところにより準学士と称することができる。
第6章
第27条(学納金の種類)
一
入学検定料
二
入学金
三
授業料
四
実験実習費
五
施設設備費
六
校費
学納金
学納金は以下の各号に定めるものとする。
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第4章
七
課外教育費
八
その他の費用
第27条の2(学年毎の学納金)
学年
授業料
1
500,000
2
600,000
3
700,000
4
900,000
5
900,000
学校生活を送るために
前条第3号から第7号の費用は次の通りとする。
(年額・単位円)
実験実習費
施設設備費
校費
課外教育費
40,000
45,000
150,000
42,000
0
2 上記の学納金は手続きを経て分割して納入することができる。
第27条の3(入学金)
入学金は、300,000円とし、入学手続期間内に納入するものとする。た
だし一定の条件を満たす場合、校長は入学金を減免できる。
2
第18条の規定により転編入を許可された者の入学金は、次の通りとし転編入手続期間内に納入す
るものとする。
転
編
入
第1学年
300,000円
第2学年
250,000円
第3学年
200,000円
第4学年
150,000円
第5学年
100,000円
第27条の4(不返還)
納められた学納金は、これを返還しない。ただし校長が認める場合はこの限り
ではない。
第28条(未納措置)
期日までに正当な理由なく第27条の2に定める学納金を納入しない者に対して
以下の各号の一つ以上の措置をとることができる。
一
学生の登校を停止する
二
連帯保証人への請求を行う
三
法的措置をとる
四
退学勧告を行う
五
第35条を適用する
第29条(授業料減免)
学生が在学中、経済的理由により修業困難におちいった場合に、本校の奨学金
規程により、授業料の全部もしくは一部を貸与または減免し、またはその徴収を猶予することがあ
る。
2
入学選抜時に成績及び人物が優良と認められる者には入学金又は授業料の一部の減免等の優遇措置
を講じることがある。
3
本校への入学時に係る保護者の経済的負担を軽減するため、別に定める規定により授業料の全部又
は一部の貸与または減免を行うことがある。
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第4章
学校生活を送るために
4 その他、必要な事項は本校の奨学金規程で定める。
第30条(入学検定料)
本校の入学検定料は20,000円とする。その他の費用は別に定める。
第31条(学納金納付手続)
学納金の請求、延納及び分割納付に関する事項は別に定める。
第7章 規則・規程・表彰・懲戒・除籍
第32条(規則・規程の遵守)
学生は、この学則に定めるもののほか、別に定める規則・規程を遵守し
なければならない。
第33条(表彰) 学生として表彰に値する行為があるときは、表彰することがある。
第34条(懲戒) 教育上必要があるときは、学生に退学、停学、訓告その他の懲戒を加えることがある。
ただし、退学は、次の各号の一に該当する者について行うものとする。
一
性行不良で改善の見込みがないと認められる者
二
学力劣等で成績の見込みがないと認められる者
三
正当の理由なく出席常でない者
四
学校の秩序を乱し、その他学生としての本分に反した者
第35条(除籍) 次の各号の一に該当する者は、校長はこれを除籍する。
一
長期にわたり行方不明の者
二
特段の事情無く学納金の納付を著しく怠り、督促してもなお納入しない者
2
除籍により入学時からの学籍を抹消する。
第8章
専攻科
第36条(設置) 本校に専攻科を置く。
第37条(目的)
専攻科は、高等専門学校等の高等教育機関において基礎的かつ実践的教育を受けた者
に対し、さらに専門的な分野について精深な教授を行い、自ら新しい分野を開拓できる能力を有す
る、実践力のある開発型技術者を養成することを目的とする。
第38条(年限) 専攻科の修業年限は、2年とする。ただし、4年を超えて在学することはできない。
第39条(定員) 専攻科の専攻及び入学定員は次の通りとする。
入学定員
生産システム工学
14人
第40条(課程) 専攻科の授業科目及びその単位数は、別表の通りとする。
(別表省略)
2 履修方法については、別に定める。
第41条(入学要件)
専攻科に入学できる者は、次の各号の一に該当する者とする。
一
高等専門学校を卒業した者
二
短期大学を卒業した者
三
専修学校の専門課程を修了した者のうち学校教育法第132条の規定により大学に編入学できる
者
四
外国において学校教育における14年の課程を修了した者
五
その他専攻科において、高等専門学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
30
第4章
第42条(選考)
学校生活を送るために
校長は、専攻科の入学志願者について、別に定めるところにより選考の上、入学を許
可する。
第43条(休学)
専攻科の学生の休学期間は、1年を超えないものとする。ただし、特別の事由がある
場合は、1年を限度として休学期間の延長を認めることがある。
2 休学の期間は、通算して2年を超えることができない。
3 休学の期間は、第38条に規定する修学年限及び在学期間には参入しない。
第44条(修了)
専攻科に2年以上在学し、所定の授業科目を履修し、別に定める単位を修得した者に
ついて修了を認定する。
2 校長は、修了を認定した者に対し、所定の修了証書を授与する。
第45条(学納金) 専攻科に係る入学検定料、入学金、授業料、ならびに諸費用は別に定める。
第46条(条項準用)
第3条、第4条、第5条、第6条、第12条、第13条第3項、第13条の2、
第13条の3、第21条、第21条の2、第22条、第23条、第24条、第28条、第29条の
規定は専攻科に準用する。
第47条(別規定) 本章に定めるもののほか、専攻科に関する必要事項は別に定める。
第9章 研究生、聴講生及び科目等履修生
第48条(研究生)
特定の研究または、専門事項の研究を希望する者があるときは、校長が選考の上、
研究生として入学を許可することがある。
2 研究生に関し、必要な事項を別に定める。
3 研究生に係る学納金は以下の各号に掲げる額を徴収する。
一
検定料は、5,000円とする。
二
入学金は、50,000円とする。
三
授業料は、年額200,000円とする。
四
研究費は、年額200,000円とする。
第49条(聴講生)
本校において、特定の授業科目について聴講することを志願する者があるときは、
校長は、教育研究に支障のない場合に限り、選考の上、聴講生として入学を許可することがある。
2 前項の規定により入学を許可された聴講生は、以下の各号に掲げる学納金を納入するものとする。
一 入学料は、10,000円とする。
二 授業料は
1単位当たり年額18,000円とする。
3 前各項にかかわらず、個別の事情を勘案し、授業料を個別に定めることがある。
4 聴講生に関し、必要な事項を別に定める。
第50条(科目等履修生)
本校学生以外の者で、本校が開設する授業科目中1科目以上について履修を
希望する者があるときは、本校の教育に支障のない場合に限り選考の上、科目等履修生として入学
を許可することがある。
2
前項の規定により入学を許可された科目等履修生は、次の各号により授業料等納付金を納入するも
のとする。
一 入学料は、10,000円とする。
31
第4章
二 授業料は
学校生活を送るために
1単位当たり年額30,000円とする。
3 科目等履修生が履修した授業科目について、単位を認定することがある。
4 前各項にかかわらず、個別の事情を勘案し、授業料を個別に定めることがある。
5 科目等履修生に関し、必要な事項を別に定める。
第10章 外国人留学生及び外国人受託研修生
第51条(留学生の受入)
外国人で高等専門学校において教育を受ける目的をもって入国し、本校に入
学を志願する者があるときは、校長は選考の上外国人留学生として入学を許可することがある。
2 外国人留学生に関し必要な事項を別に定める。
第52条(外国人受託研修生の受入)
校長は、教育研究に支障がない限り、外国人受託研修生の受入を
許可することがある。
2 外国人受託研修生に関し、必要な事項を別に定める。
第11章
第53条(公開講座)
公開講座
本校が主催する公開講座を開設することがある。
2 公開講座に関し、必要な事項は別に定める。
第12章
学生寮
第54条 本校に学生寮を設ける。
2 学生寮の運営その他必要な事項は、別に定める。
[付
則]
1 校長は、本学則施行上、必要な細則を定める。
2 この学則は昭和38年4月1日に制定、施行する。
略
この学則は平成27年4月1日に改正、施行する。
3 原学年に留められた者から徴収する学納金のうち授業料、実験実習費、施設設備費、及び校費の額は、
留められた学年の当該年度学生と同額とする。
4 第5学年に留められた者から徴収する授業料等の額は、前各項の規定にかかわらず、次の各号による。
(1)
授業料の額は、1単位当たり年額24,000円とする。
(2)
学納金のうち実験実習費・施設設備費及び校費の額は第27条の表に掲げる項目のうち、第5学年
に定められた額とする。
32
第4章
学校生活を送るために
4.1.1 単位互換制度について
本校では、教育の活性化と充実、および学生に対して多用な学習機会を提供することを目的として、大
学コンソーシアム八王子単位互換協定に加盟しています。これにより加盟校で開講する一部の授業を受講
し、本校にはない他大学の授業や設備、新鮮な雰囲気を味わうことが出来ます。残念ながら、現在のとこ
ろ専攻科学生のみの参加に限られていますが、より高い知識や見聞を身につけることの出来る制度なので
活用してください。詳しくは 1F 事務室教務学生課までお問い合わせください。
【出願手続きについて】
1.出願資格
:
修了必要単位数の確保が十分であること
履修放棄・休むことなく参加を希望する 強い意志 があること
2.出願期間
:
前期・通年:2016 年 4 月 6 日(水)~4 月 13 日(水)
後
期:2016 年 7 月 19 日(火)~7 月25 日(月)
※山野美容芸術短期大学の華道・茶道を希望する方は3月中に学生課にお越し下さい
3.出願書類
:
単位互換履修申請書(要証明写真(4cm×3 cm))
※申請書は事前に事務室に取りに来ること
4.受付場所
:
1F 事務室教務学生課
5.履修許可
:
受け入れ大学での選考後に通知します
【参考】単位互換協定校の 2015 年度授業期間
解説大学・高専
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
多摩美術大学
東京工科大学
創価大学
サレジオ工業高等専門学校
ヤマザキ学園大学
東京家政学院大学
東京工業高等専門学校
山野美容芸術短期大学
東京造形大学
東京純心女子大学 現代文化
看護
杏林大学
明星大学
工学院大学
前期授業期間
4/10(金) ~
4/8(水) ~
4/6(月) ~
4/6(月) ~
4/9(木) ~
4/8(水) ~
4/6(月) ~
4/7(火) ~
4/9(木) ~
4/8(水) ~
4/8(水) ~
4/4(土) ~
4/8(水) ~
4/7(火) ~
8/5(水)
7/24(金)
7/22(水)
8/1(土)
7/29(水)
7/30(木)
8/7(金)
8/3(月)
7/24(金)
7/27(月)
8/5(水)
7/24(金)
7/28(火)
7/31(金)
後期授業期間
9/4(金)
9/23(水)
9/11(金)
9/17(木)
9/24(木)
9/24(木)
9/28(月)
9/25(金)
9/7(月)
9/24(木)
9/24(木)
9/15(火)
9/14(月)
9/14(月)
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
1/20(水)
1/20(水)
1/19(火)
2/8(月)
2/2(火)
1/26(火)
2/18(木)
2/8(月)
1/9(土)
1/25(月)
2/2(火)
1/18(月)
1/26(火)
1/26(火)
※
履修申請後、受け入れを許可された科目は、休むことなく授業に参加してください。
※
科目により専攻科修了必要単位として認められないものもあります。事前に確認してください。
※
専攻科 2 年次での履修希望は、修了必要単位数の確保が十分に見込まれ、余剰単位として修得する場
合のみ行ってください。
33
第4章
学校生活を送るために
4.1.2 研究生規則
制定
平成 6 年 6 月 1 日
(目的)
第 1 条 サレジオ工業高等専門学校校則第 48 条第 2 項の規定に基づきサレジオ工業高等専門学校研究生
(以下「研究生」という)に関し必要な事項について定めるものとする。
(入学資格)
第 2 条 研究生として入学することのできる者は、次の各号の一に該当するものとする。
一 高等専門学校を卒業した者
二 校長が高等専門学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
(入学時期)
第 3 条 研究生として入学を志望する者は、次の各号に掲げる書類に検定料を添えて、別に定める期日ま
でに校長に願い出なければならない。
一 研究生入学願書(別紙様式)
二
履歴書(キャリアセンターで指定する様式)
三
最終学校の卒業(または修了)証明書
四
健康診断書(必要とする場合のみ)
五
現に職を有している者は、勤務先の所属長の承諾書
六
現に在学中の者は、所属学科長及び学級担任の推薦書
(入学許可)
第 5 条 校長は、入学志願者について選考の上、入学を許可する。
2 入学を許可された者は、所定の期日までに誓約書及び校長が定めた書類を提出しなければならない。
(入学料、授業料の納付)
第6条
入学する者は、所定の期日までに、入学料、授業料を納付しなければならない。
2 授業料は、研究期間に係る全額を納付するものとする。ただし、分納を認める。
3 授業料を納付しない者は除籍する。
(検定料、入学料・及び授業料の額)
第7条
第 4 条の検定料、前条の入学料、及び授業料の額は学則第 48 条に定める額とする。
2 既に納付した検定料、入学料、及び授業料は返還しない。
(研究費の負担)
第 8 条 研究に必要な費用は研究生の負担とする。
2 第 6 条及び第 7 条の規定は、これを準用する。
(研究機関)
第9条
研究生の研究期間は1年とする。ただし研究生の願い出により、校長が必要であると認めたとき
は、1年に限りその期間を延長することができる。
2 前項ただし書の規定により研究期間を延長するときは、第 4 条第 5 号に定める書類を提出するもの
とする。
34
第4章
学校生活を送るために
3 第 1 項ただし書の規定により研究期間を延長するときは、検定料及び入学料は徴収しない。
(指導教員)
第 10 条
校長は、研究生の指導・助言を行うため、指導教員を定めるものとする。
2 研究生は、指導教員の指示を受け、研究に従事するものとする。
(研究課題等)
第 11 条
研究生は、特定の事項に関する研究を行うため、研究課題を設定するものとする。
2 指導教員が研究生の研究上必要があると認めたときは、講義、演習、実験、及び、実習を指定して履
修させることができる。
3 研究生は、指導教員あるいは本人が研究上必要があると認めたとき、授業運営に支障のない限り、本
科および専攻科の授業科目を受講し、取得単位の認定を受けることができる。
4 研究生は、指導教員が研究上必要があり有益であると認めたときは、ティーチング・アシスタントの
役割を遂行することができる。
(他の研究への従事)
第 12 条
研究生が、第 10 条第 2 項に規定する研究以外の研究に従事しようとするときは、校長の許可
を受けなければならない。
(研究報告)
第 13 条
研究生は、
研究が終了したとき、
研究報告書を指導教員を経て校長に提出しなければならない。
(修了証書)
第 14 条 校長は、研究生が所定の研究を修了したものと認定したときは、修了証書を交付するものとす
る。
(退 学)
第 15 条
研究生が、本校の諸規則に違反したとき、または疾病その他やむを得ない事由により成業の見
込みがないと認められたときは、校長は退学を命ずることができる。
(他の規則等の準用)
第 16 条 この規則に定めるもののほか必要な事項は、学内諸規則等を準用する。
附則
1. この規則は、平成 6 年 6 月 1 日から施行する。
2. この規則は、平成 22 年 4 月 1 日より改正施行する。
3. この規則は、平成 23 年 4 月 1 日より改正施行する。
35
第4章
4.1.3
学校生活を送るために
授業や試験等に関する規則
4.1.3.1 教務規則
第1章
総則
[目的と構成]
第1条サレジオ工業高等専門学校準学士課程ならびに専攻科における授業、試験、特別学修単位認定、成
績評価、表彰、進級、卒業等、教務に関わる事項について、この規則により実施する。
2 準学士課程ならびに専攻科における教務に関する規則を以下「規則」と称する。
第1条の2 前条の目的を達成するために、校長は必要に応じて教務主事代行をおくことができる。
2
教務主事代行は教務主事の掌理する業務の一部を分担し、教務主事に支障のある場合はその全部の
業務を代行することができる。
第 1 条の3 校長は教務に関する事案を掌理する教務主事補および教務担当を置くことができる。
2 教務担当は以下の各部署より構成される。
(1) デザイン学科
(2) 電気工学科
(3) 機械電子工学科
(4) 情報工学科
(5) 一般教育科
3
前項の教務主事補および教務担当により教務部会を構成し、教務主事または教務主事代行がこれを
主宰する。
[内規]
第2条 本規則を施行するに必要な詳細項目については、別に規程および内規により定める。
第2章
授業・試験
[授業]
第3条 授業は、通常時間授業と科目別補講授業により実施する。
第3条の2 通常時間授業は、別表(1)に時間帯を定めそれにより実施する。
第3条の3
科目別補講授業とは通常時間授業で実施される授業時間の不足時間を補うことを目的とした
授業で、実施日および実施時間等は別に定める。
第3条の 4
学年暦に記載された科目別補講授業実施日は、授業日数に含まれるものとする。
第3条の 5
前期末及び後期末試験後の1週間を学習指導期間とよび、その実施については別に定める。
[試験の種類]
第4条 学生の学業成績の評価や学習指導の資料とするため以下の各号の試験を実施する。
(1)
定期試験とは年間を通して定期的に実施される試験
(2)
追試験とは定期試験等を認められる理由で欠席した場合実施される試験
36
第4章
(3)
学校生活を送るために
再試験とは科目担当者が指定した者を対象に定期試験のやりなおしとして実施される試験
(4) 認定試験とは未修得科目を有する者を対象に実施される試験
第4条の 2
前項の各号に定める試験に関する規則は,別に定める。
第3章 校長が認める特別学修による単位修得
[単位認定総則]
第5条
この規定はサレジオ工業高等専門学校学則(以下「学則」という)第13条の2および同条の3
に基づき、学生が習得した特別学修の単位認定に関し必要な事項を定める。
[特別学修の定義]
第 6 条 本校で認める特別学修とは、以下の各号に示すものをいう。
(1)
本校以外の高等教育機関で履修した授業科目、ただし高等教育機関で履修した授業科目とは大学
院、大学、短期大学、専修学校専門課程等におかれる公開された科目、講座をいう
(2)
別表(2)に定める資格試験に合格し、合格証を取得した場合
(3)
別表(3)に定める研修、講習、活動等に参加し、修了を認められた場合
[学修単位の申請]
第 7 条 第 6 条の各号に掲げる特別学修を履修、合格あるいは修了したことにより単位の認定を受けよう
とする者は、指定の様式に証明書類(写し可)を添付して校長に申請しなければならない。
2 認定する単位数の上限は一人当たり30単位までとする。
3 申請に係わる手続きについては別に定める。
[学修単位の認定]
第 8 条 第 7 条による申請があった場合は、校長は教務部会の議に基づき、本校における授業科目等の履
修とみなし、別表(2)、(3)に掲げる単位の修得として認定する。
2 前項の認定がなされた場合はこれを告示する。
第 9 条 第 8 条により認定された特別学修の単位については以下の各号により扱う。
(1) 別表(2)の振替認定群に属するものは同表の授業科目を履修したものとし、その授業科目履修に替え
られる。ただし振替認定する単位数は10単位を上限とする
(2) 別表(3)の修得認定群に属するものは同表の科目名称で認定するが、卒業単位には加算されない
(3) 修得単位のうち相当の事情のある場合、校長の裁可により振替単位とすることができる
[認定単位の記録]
第10 条 第 8 条により単位の認定をされた特別学修は指導要録等に記載する場合、授業科目欄には該当
する資格の名称、研修等の名称を付記するものとする。
2 前項による評価点の記載は「認」とする。
第4章 成績評価・進級・卒業認定に関する規定
[成績評価]
第11 条 成績評価は原則年間 4 回とし、以下の各号の通り実施する。
37
第4章
学校生活を送るために
(1) その名称は前期中間評価、前期末評価、後期中間評価、学年末評価とする
(2) 成績評価の時期は(1)に掲げる評価それぞれについて,前期中間試験終了後,前期授業終了後,後期
中間試験終了後,後期授業終了後とする
(3) 科目によっては(1)に掲げる評価のうち,学年末評価以外を省略することができる
(4) 成績評価は開講当初から(2)に掲げる時期までの評価とし,シラバスに基づいて 100 点法により評
価する
(5) 前号の評価の名称を「評価点」という
(6) 科目によっては(4)の代わりに,合格または不合格および認定とすることがある
第 11 条の 2
複数の教員で担当した科目の成績評価は、当該教員の合議によって決定する。
[成績操行会議]
第 12 条 定期試験終了後,学校長は成績操行会議を開催する。
2 成績操行会議の実施に関する規則は別に定める。
[評価の無効]
第 13 条 以下の各号に該当する科目は,卒業研究を除いて当該科目開講期の期末評価における評価点を
0点とする。
(1) 科目の総授業時間数の3分の1以上欠席した科目
(2) 5年次原級生については、履修している科目について適用する
2
以下の各号に該当する学生は,学年末評価における評価点を0点とする。
(1) 前項により期末評価が 0 点となったすべての科目
(2) 年間授業日数の3分の1以上欠席した場合、すべての科目
(3) 授業料、その他学校納付金に未納がある場合、すべての科目
(4) 学校備品(貸し出し図書・機器など)未返却のある場合、すべての科目
(5) ただし(3)号については真にやむを得ない理由がある場合は,適用外とする。
(6) 5年次原級生については、履修している科目について適用する
[年間評定]
第 14 条 学年末の成績評価は、当該学年の総合成績とし、その得点により下記のように換算し評定する。
評価点範囲
100
評定
~ 80
優
79
~
70
良
69
~
60
可
59
~
0
不可
2
卒業研究についての評価点および評定は「合」または「不合格」とする。
3
単位振替認定科目については「認」とする。
4
海外から要求された場合の評定は別に定める。
[保護者への通知]
第 15 条 保護者への成績の通知は、評価点で通知する。ただし学年末は評定もあわせて通知する。
38
第4章
学校生活を送るために
[進級・卒業判定]
第16 条 進級認定については別に定める。
第17 条
卒業認定については別に定める。
[原級留置]
第 18 条
進級または卒業を認可されない者は、現学年に留まり、その学年の全授業科目を再履修し評価
を受けなければならない。但し、5年次における留年生で履修を免除された科目はこの限りでは
ない。
第 19 条
2年連続して同一学年での留年はできない。但し、長期休学により再履修できなかった者はこ
の限りではない。
[聴講生、科目履修生の単位認定]
第20条
学則第49条第4項、第50条第5項に基づき、聴講生及び科目履修生の単位認定について定
める。
2 特定の科目を指定して聴講する学生を科目聴講生とし、この学生の成績の報告は問わず、単位認定
もしない。なお試験を受けることは差し支えない。
3 特別な事由により校長から許可を得た場合、全科目を指定して聴講する学生を全科目聴講生とし、
この場合は参考成績の教務主事への報告を義務付け、校長の裁可によって当該年度の学年の単位及び
修了認定を行うことができる。
4 特定の科目を指定して履修する学生を科目履修生とし、この学生の成績の教務主事への報告を義務
付け、当該科目の単位認定を行う。
5 科目履修生の取得した単位の合計が当該年度を修了したものと同等と見なされれば上位の学年に編
入することができる。
6 聴講生、科目履修生とも正規学生に適用される学則等が同様に適用される。
7 単位互換提携校の科目履修生に対しての単位認定は別途これを定める。
[転編入生の単位認定]
第21条 学則第 18 条により入学を許可されたものについて以下のように区分し、規定する
2 学年途中に同一学年に入学した者を転入学生とする。
3 転入学期以前の成績及び単位認定については別にこれを定める。
4 転入学期以降の成績及び単位認定は正規学生に準じる。
5 学年当初に入学した者を編入学生とする。
6 編入学生の前籍校の前学年までの成績評価、単位取得については別にこれを定める。
7
ただし、編入した学年以前の本校の科目単位に不足が認められる場合は、特別プログラムにより修
得相当と見なされるよう努力する義務がある。
8 編入学年以降の成績及び単位認定は正規学生と同等とする。
9 転入学生、編入学生とも正規学生に適用される学則等が同様に適用される。
[再入学生の単位認定]
第22条 学則 24 条第 2 項により再入学を許可された学生を再入学生とし、再入学した学年以降の成績
39
第4章
学校生活を送るために
評価、単位取得及び修了認定については正規学生と同等とする。
2 再入学生は正規学生に適用される学則等が同様に適用される。
第5章 表彰規定(廃止)
第 23 条からの各条項は教務諸規程[10]表彰に関する規程の各条項として読み替える
第6章
留学規定(廃止)
第 27 条からの各条項は教務諸規程[11]留学に関する規程の各条項として読み替える
第7章
専攻科
[目的と構成]
第 31 条
学則第40条第2項および第47条の規定に基づき、サレジオ工業高等専門学校専攻科(以下
「専攻科」という。
)の授業科目の履修方法及び成績評価並びに修了の認定に関して必要な事項を定める。
2 校長は教務に関する事案を掌理する教務主事補および教務担当を置くことができる。
[単位数]
第 32 条 標準90分15回を2単位とする。
2 授業は、講義、演習、実験・実習のいずれか、またはこれらを併用して行うものとする。
3
各授業科目の単位数は、授業の教育効果と授業時間外に必要な学習等を考慮し、授業の方法に応じ
て次の各号の基準により単位数を計算するものとする。
一
講義科目については、90分 15 回の授業をもって2単位とする。
二 演習科目については、90分 30 回の授業をもって2単位とする。
三 実験・実習科目については135分30回の授業をもって2単位とする。
[履修方法]
第 33 条 専攻科に開設する授業科目の履修にあたっては、各学期の所定の期日までに履修届を提出しな
ければならない。
[指導教員]
第34条
専攻科の学生は、専攻の指導教員から特別研究の指導を受けるとともに、履修科目を選択する
ものとする。
[試 験]
第 35 条
2
専攻科の試験は、定期試験と追試験(以下「定期試験等」という。
)とする。
定期試験は各学期末に実施する。なお、平素の成績によって評価し得る科目については、試験の全
部又は一部を行わないことができる。
3 試験時間割は、試験開始日の7日前までに公表する。
4
追試験は、病気その他やむを得ない事由により、定期試験を受験できなかった者が、追試験受験願
を所定の期日までに提出して、許可を得た上で受験することができる。
5 試験中に不正行為を行った者は、当該試験期間中の全試験科目を 0 点とする。
40
第4章
学校生活を送るために
[学業成績の評価]
第 36 条 学業成績の評価は、科目ごとの試験の成績及び出席状況並びに平素の学習状況を総合して次の
区分によって行うものとする。ただし、特別研究及びインターシップは評価区分を行わず合否のみを判
定する。
評価
100~80
79~70
69~60
59~0
評定
優
良
可
不可
2 特別研究の評価は、特別研究論文を提出し、特別研究発表会で発表を行った者に対して行う。
3 前項の特別研究論文に関しては、学協会等において発表できる水準を努力目標とする。
4 複数の教員で担当した科目の成績評価は,当該教員の合議によって決定する。
第 37 条 欠席数が総授業回数の3分の1以上の授業科目については、原則として評価は行わない。
[単位の認定]
第 38 条 第 36 条の規定に基づき、優、良及び可に評価された授業科目について単位を認定する。
[修了の条件]
専攻科の修了は、学則第 44 条の規程のほか、次表に掲げる条件を満足しなければならない。
第 39 条
必修科目
選択科目
他大学等での履修科目
合計
24 単位
30 単位以上
第 40 条に準拠
62 単位以上
[他の教育施設で履修した単位認定]
第 40 条 大学及び他の高等専門学校の専攻科等(以下「大学等」という。
)で開設されている授業科目の
履修により取得した単位は、原則8科目16単位を限度として、本高専専攻科における取得単位として
認定を受け修了に必要な単位と換えることができる。
[単位互換]
2 単位互換に係る規則及び事務手続きについては、別途定める。
[再履修]
第 41 条 定期試験等で不合格になった授業科目は、再履修することができる。
2 前項で定める再履修は、第 33 条の規定を準用する。
[専攻科の修了]
第 42 条
専攻科課程の修了の認定は、学則及びこの規定に基づき、専攻科修了認定会議において審議の
上校長が行う。
2 修了認定については別に定める。
第 43 条
専攻科の授業料等は以下の通りとする。
費 用
納 付 額
入
学 金
入学時 150,000 円
授
業 料
年額 700,000 円
実験実習費
年額 140,000 円
施設設備費
年額 200,000 円
校
年額
費
41
42,000 円
第4章
学校生活を送るために
2 前項の入学金については本校本科より入学する場合は半額とする。
3 第 1 項に定める納付額について専攻科奨学生制度による減免は別にこれを定める。
4 原学年に留められた学生から徴収する授業料等は、留められた学年の当該年度学生と同額とする。
[学生細則]
第 44 条 専攻科学生に関わる学生規則は別途定める。
[内規]
第 45 条
本規則を試行するに必要な詳細項目については、別に規程および内規により定める。
第8章
附則
1. 本規則に規定されない事項については規程または内規として別にこれを定める。
2. 本規則の改廃は教務部会の議を経て校長の裁可により発効する。
3. 本規則は平成 15 年 4 月 1 日より施行される。
4. 本改訂規則は平成 16 年 4 月 1 日より施行される。
5. 本改訂規則は平成 17 年 4 月 1 日より施行される。
6. 本改訂規則は平成 18 年 4 月 1 日より施行される。
7. 本改訂規則は平成 19年 4 月 1 日より施行される。
8. 本改訂規則は平成20年4月1日より施行される。
9. 本改訂規則は平成21年4月1日より施行される。
10.本改訂規則は平成 22 年 4 月 1 日より施行される。
11.本改訂規則は平成23年4月1日より施行される。
12.本改訂規則は平成24年4月1日より実施される。
13.本改訂規則は平成25年4月1日より改訂実施される。
42
第4章
学校生活を送るために
4.1.3.2
教務諸規程通則 第 1 条
教務諸規程
以下の各規程は教務規則第 2 条に基づき定めるものである。
[1] 試験に関する規程
(趣旨)
第1条 この規程は、試験に関し必要な事項について定めるものとする。
(定期試験)
第2条 定期試験は、年間 4 回を以下の各号の通り実施する。
(1) その名称は前期中間試験、前期末試験、後期中間試験、後期末試験とする。
(2) 後期末試験は通年科目にあっては学年末試験と言い替えることができる。
(3) 第 5 学年における後期末試験は卒業試験と言い換える。
(4) 実施時期については毎年度、試験期間として学年暦に明示する。
(5) 定期試験の実施時間は別にこれを定め、公表する。
(6) 科目の事情により、学校長は当該科目の定期試験を試験期間の前後に実施することができる。
2 講義科目のうちで、定期試験によって学業成績の評価を下すものは、中間試験と期末試験をともに実
施しなければならない。ただし通年開講科目のうち、その単位数が 1 単位の科目については、中間試
験を省略することができる。
3 正当な理由なく定期試験を受験しなかった学生の当該科目の試験評価は 0 点とする。
4 停学により受験できなかった科目については、試験評価を 0 点とし追試験の受験は認めない。
5 定期試験において不正行為をした者は、その科目以降に実施される定期試験は受験できない。また、
不正行為をした当該学生が受験する試験期間中の全試験科目の試験評価を 0 点とする。
6 不正行為をした当該学生は学則第 34 条により懲戒処分をうける。
7 定期試験の時間割は別にこれを定め試験実施の一定期間前に公示する。
8 定期試験は時間割等によって指定された会場で実施されなければならない。ただし、特段の理由があ
る場合はこの限りではない。
9 定期試験受験の際の注意規定は別にこれを定める。
(追試験)
第3条 定期試験などを正当な理由で受験できなかった者については、一定の要件を満たした者に対して、
追試験を行うことができる。
2 追試験の評価は 80 点満点で評価する。ただし、特段の事情が認められる場合は 100 点満点で評価す
ることができる。
3 一定の要件及び追試験の実施要項等については別に定める。
4 やむを得ない事由により追試験を受験できない学生に対しては、教務部会の議を経たのち、次の試験
期間における当該科目の試験評価の 80%を追試験の評価とすることができる。ただし、特段の事情が
認められる場合は 100%を追試験の評価とすることができる。
43
第4章
学校生活を送るために
5 前項の措置は、学年末試験及び前期開講科目の前期末試験期間に生じる追試験に対しては行わない。
この場合、追試験評価は 0 点とする。
(再試験)
第4条 科目担当者は当該科目開講期間内に必要に応じて、学生を指定して定期試験を再度実施すること
ができる。再試験の実施期間は、当該定期試験終了後からその区間の成績操行会議までとする。
2 科目担当者は再試験の得点を先に実施した定期試験の得点と差し替える。なお、本来再試験は全員が
対象であるのが原則だが、事情により一部学生のみに実施する場合は、当該科目履修者間に不公平が
生じないように十分配慮すること。
3 科目担当者は再試験によって修正された差し替え前後の成績記録を必ず保存しておかなければならな
い。
(認定試験)
第5条 成績が確定した未修得科目の単位認定のために認定試験を実施することができる。
2 評価無効の措置を受けた未修得科目の単位認定については、別に定める。
3 認定試験の実施要項等については別に定める。
第6条 この規則の実施について必要な事項は、別に定める。
(附則)
1.この規定は平成 15 年 4 月 1 日から施行する。
2.この規定は平成 16 年 4 月 1 日から施行する。
3.この規定は平成 17 年 4 月 1 日から施行する。
4.この規定は平成 18 年 4 月 1 日から施行する。
5.この規定は平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
6.この規定は平成 20 年 4 月 1 日から施行する。
7.この規定は平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
8.この規定は平成22年 4 月 1 日から施行する。
9.この規定は平成24年 4 月 1 日から改訂施行する。
[2] 選択科目に関する規程
(趣旨)
第1条
この規程は、選択科目に関し必要な事項について定めるものとする。
(選択科目の種類)
第 2 条 サレジオ工業高等専門学校(以下「本校」
)が教育課程において定める選択科目を以下の通りに分
類する。
(1) 指示された科目群の中から指定された単位数を履修し、卒業までにその単位を修得しなければな
らないものを「選択必修科目」という。
(2) 指示された科目群または科目で、その単位の履修が義務づけられていないものを「自由選択科目」
という。
44
第4章
学校生活を送るために
第 3 条 準学士課程の各学科が定める前条の選択科目は、教育課程表に記載するものとする。
(選択科目の履修申告)
第4条 選択科目の履修を希望するものは、定められた期間内に希望する科目を申請しなければならない。
第5条 履修希望者が多数となるときは、授業運営に支障をきたすと認められる場合に、履修者の調整を
することがある。
(履修の取り消し)
第6条
自由選択科目を履修したものは、当該年度中に履修を取り消すことは出来ないものとする。ただ
し、各学科が学科学生に対してのみ開講する自由選択科目は別途規程を設ける。
(選択科目の開講)
第7条 履修希望者の人数によっては、学校長は、教務部会の議を経た後、当該科目を当該年度に開講し
ないことがある。
(自由選択科目の出欠席)
第8条 自由選択科目の出欠席は科目担当者が管理し、成績報告の際に報告するものとする。
第9条 自由選択科目の出欠席は、教務諸規程[10]表彰に関する規程第3条および第5条の表彰選定の際
に、勘案されないものとする。
(進級条件における自由選択科目の扱い)
第 10 条
自由選択科目の未修得は進級に関する規程に定める未修得科目数には含まれないものとする。
(自由選択科目の認定試験)
第 11 条 過年度未修得であった自由選択科目の認定試験は実施しない。ただし第 5 学年で履修した自由
選択科目に限り、認定試験を行うこともある。
(附則)
1.この規程は平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
2.この規程は平成 22 年 4 月 1 日から改正施行する。
3.この規程は平成 25 年 4 月 1 日から一部改正施行する。
[3] 進級に関する規程
(趣旨)
第1条 この規程は、進級に関し必要な事項について定めるものとする。
(進級の認定)
第2条 進級認定は、以下の各号に該当する者について、及落判定会議において審議され、学校長が行う。
(1) 当該年度までに履修した必修科目と選択必修科目のうち、未修得となった科目数(以下「未修得
科目数」
)の合計が 7 科目未満の者
(2)
学校長が別に認める条件に該当しない者
(教務部条件付進級)
第3条 当該年度までの未修得科目数が 3 科目以下のものは、教務部条件付進級を認めることができる。
ただし、学年修了要件科目が未修得の場合についてはこの限りではない。
45
第4章
学校生活を送るために
2 学年修了要件科目は、以下の各号に定める。
(1) デザイン学科
「デザイン実習Ⅰ〜Ⅲ」
(2) 電気工学科
「工学基礎」
「電気工学実験」(ただし 5 年次を除く)
(3) 情報工学科
「情報工学実験Ⅱ、 Ⅳ、 Ⅵ」
(4) 機械電子工学科
「工学基礎」
「機械電子工学実験」
3 教務部条件付進級となった者は、学校長に誓約書を提出しなければならない。
(教務部特別条件付進級)
第4条 当該年度までの未修得科目数が 3 科目を越えたものについては、及落判定会議において当該学生
のおかれた状況を総合的に判断し、学科の意見も得た後、学校長は教務部特別条件付進級を認め
ることがある。ただし、学年修了要件科目が未修得の場合についてはこの限りではない。
2 教務部特別条件付進級の対象となる未修得科目数の上限は、7 科目未満とする。
3 教務部特別条件付進級となった者は、学校長に誓約書を提出しなければならない。
4 教務部特別条件付進級の措置を 2 年連続でとることはできない。
(未修得科目数の計上)
第5条 第3条および第4条における未修得科目数の計上は以下の各号に従う。
(1) 通年開講科目はその単位数にかかわらず1科目とする。ただし、1単位科目については 2 分の 1
科目とする。
(2) 半期開講科目はその単位数にかかわらず2分の1科目とする。
(未修得科目の単位修得)
第6条 未修得科目は卒業までに修得しなければならない。
2 未修得科目の単位修得については、別に定める。
第7条 この規定の実施について必要な事項は、別に定める。
(附則)
1.この規程は平成 15 年 4 月 1 日から施行する。
2.この規程は平成 18 年 10 月 1 日から施行し、平成 18 年 4 月 1 日から適用する。
3.この規程は平成 20 年 3 月 7 日から施行し、平成 19 年 4 月 1 日から適用する。
4.この規程は平成 20 年 4 月 1 日から施行する。
5.この規程は平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
6.この規程は平成 24 年 4 月 1 日から改訂施行する。
7.この規程は平成 25 年 4 月 1 日から改正施行する。
[4]卒業に関する規程
(趣旨)
第1条 この規程は、卒業に関し必要な事項について定めるものとする。
(卒業の認定)
第 2 条 卒業の認定は、学則第13条に規定する授業科目のうち、教育課程表において修得が定められた
46
第4章
学校生活を送るために
科目の単位(以下「要卒業単位」
)を全て修得した者について、卒業判定会議において審議され、
学校長が行う。ただし、授業料等を未納の者、および学校の物品を借用し返却しない者は卒業の
認定を保留する。
2 要卒業単位のうち未修得単位があるものについては、成績操行会議の議を経て、卒業判定会議におい
て、学校長は卒業延期または留年の措置をとることができる。
(卒業延期)
第 3 条 卒業延期の手続き等については、別に定める。
附則
1. この規程は平成 15 年 4 月 1 日から施行する。
2. この規程は平成 20 年 3 月 7 日から施行し、平成 19 年 4 月 1 日から適用する。
3. この規程は平成 20 年 4 月 1 日から施行する。
[5] 成績の調査に関する規程
(趣旨)
第1条
この規程は、学生・保護者からの成績通知書記載事項に関する問合せ(以下、成績等調査という)
に関し必要な事項について定めるものとする。
(成績等調査の申請)
第2条 成績等調査を申請しようとする者は、成績通知書発行日から 1 週間以内に、所定の用紙に必要事
項を記入して教務主事に提出しなければならない。
2 成績等調査を申請することができる者は、調査対象となる学生本人、またはその学生の保護者および
保証人のみとする。
(科目担当教員の義務)
第3条 成績等調査の対象となる科目の担当者は、所定の様式にて問合せ事項について速やかに回答し、
教務主事に提出しなければならない。
(成績等調査の報告)
第4条 教務主事は成績等調査の結果を速やかに申請者に報告しなければならない。
(申請者の救済)
第5条 成績等調査の結果に不服のあるときは、調査項目について 1 回に限り、申請者は再調査(以下、
成績等再調査という)を申請することができる。
2 成績等再調査を申請しようとする者は、成績等調査の回答日から 1 週間以内に、所定の用紙に必要事
項を記入して学校長に提出しなければならない。
3 成績等再調査を申請することができる者は、第 2 条 2 項に規定する者とする。
(成績等再調査の実施)
第6条 成績等再調査の申請があった場合、学校長は申請内容を教務部会に諮り、再調査が必要と認めら
れた場合は、ただちに成績調査部会を編成し、速やかに調査に当たらなくてはならない。
47
第4章
学校生活を送るために
2 成績調査部会の部会員は別にこれを定める。
(科目担当教員の義務)
第7条 成績等再調査の対象となる科目の担当者は、所定の様式にて問合せ事項について速やかに回答し、
成績調査部会に提出しなければならない。
2 科目担当者は、成績調査部会より求めがあった場合には、成績評価に関する資料を提出しなければな
らない。
(評価の修正命令)
第8条 学校長は、成績調査部会の報告を受け、教務部会の議を経て、科目担当教員に評価点の修正を命
じることがある。
(成績等再調査の報告)
第9条 学校長は成績等再調査の結果を速やかに申請者に報告しなければならない。
(附則)
1. この規程は、平成 19 年 10 月 1 日から施行する。
2. この規程は、平成 22 年 4 月 1 日から改正施行する。
[6] 試験場における注意規程
第 1 条 試験が実施される会場においては以下の事項を守ること。
(1)
試験場は机、椅子を整然と並べ、教壇からみて左側より縦に出席番号順に配置する。
(2)
試験開始時間前には筆記用具以外のものを机上におかない。ただし、科目担当者の指示があれば
この限りではない。
(3)
開始前は着席し静粛に待機すること。
(4)
試験問題が配布されたら裏返して机上に置き、監督者の指示を待つ。
(5)
筆記用具の貸借は認めない。
(6)
机上の状態が悪い場合、下敷きの使用は監督者の許可を得て使用することができる。
(7)
試験内容に関する質問は科目担当教員にすること。ただし問題用紙などの交換は、監督者に尋ね
ても良い。
(8)
試験中には不正行為(見たり見せたりすること)はもちろん、不正行為に見誤られる行為もしな
いこと。見誤られる行為とは、不自然な姿勢、不自然な発言、答案用紙をもちあげるなどである。
(9) 試験時間内の退出は開始後 30 分(100 分試験では 60 分)を経過後、監督者の指示で可能にな
る。
(10) プレテック(第 1 学年~第 2 学年)においては途中退室を認めない。
(11) 遅刻した学生の入室は試験開始後20分までとする。その際、遅刻届けを監督者に提示して許可
を得て入室することができる。20 分を過ぎた場合は各センターに行くこと。
(12) 30 分以降に退出する場合は、答案を監督者に提出して、監督者の指示に従って退出する。
(13) 試験前後、教室周辺で待機する場合は試験のさまたげにならないように静粛にすること。大声を
あげたりすると不正行為と見なされることもある。
48
第4章
学校生活を送るために
(付則)
1.本規程は教務部会の議を経て発効する。
2.本規程は平成 15 年 4 月 1 日より施行する。
3.本規程は平成 17 年 4 月 1 日より改正施行する。
4.本規程は平成 22 年 4 月 1 日より改正施行する。
[7] 休校等に関する規程
(総則)
第1条
この規程に基づき、以下に定める要因によって学校を休校とし、自宅学習日とすることができる。
(気象要因)
第2条
以下の条件をすべて満たすとき自宅学習日とする。
(1)
午前6時において
(2)
多摩南部地区に
(3)
暴風または大雨または大雪警報が発令されている場合
2 前項の各号の全てが満たされないときは登校すること。
3 午前6時を過ぎて午前 8 時30分までに第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となったときは登校途
中の状況に応じて各自判断すること。この場合登校できなくても事情が把握できれば欠席とはならな
い。
4 午前 8 時30分以降に第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となった場合は、校内放送により対応措
置を通知する。
(東海地震要因)
第3条
以下の条件をすべて満たすとき自宅学習日とする。
(1)
午前 6 時において
(2)
多摩南部地区に
(3)
東海地震警戒宣言が発令されている場合
2 前項の各前号の全てが満たされない場合は登校すること。
3 午前6時を過ぎて午前 8 時30分までに第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となったときは登校途
中の状況に応じて各自判断すること。この場合登校できなくても事情が把握できれば欠席とはならな
い。
4 午前 8 時30分以降に第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となった場合は、校内放送により対応措
置を通知する。
(その他の地震要因)
第4条
以下の条件をすべて満たすとき自宅学習日とする。
(1)
午前 6 時において
(2)
多摩南部地区に
(3)
震度5以上の地震が発生したとき
49
第4章
学校生活を送るために
2 前項の各号の全てを満たさない場合は登校すること。
3 午前6時を過ぎて午前 8 時30分までに第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となったときは登校途
中の状況に応じて各自判断すること。この場合登校できなくても事情が把握できれば欠席とはならな
い。
4 午前 8 時30分以降に第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となった場合は、校内放送により対応措
置を通知する。
(交通機関の停止要因)
第5条
以下の条件をすべて満たすとき自宅学習日とする。
(1) 午前 6 時において
(2) 京王線、JR中央線、JR横浜線のいずれかが停止して
(3) 他に登校手段のないとき
2 前項の各号の全てを満たさない場合すなわち代替交通機関がある場合は登校すること。
3 午前6時を過ぎて午前 8 時30分までに第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となったときは登校途
中の状況に応じて各自判断すること。この場合登校できなくても事情が把握できれば欠席とはならな
い。
4 午前 8 時30分以降に第 1 項の(2)及び(3)が満たされる事態となった場合は、校内放送により対応措
置を通知する。
(新型インフルエンザ)
第6条 強毒性の新型インフルエンザが発生し、パンデミック状態になるおそれがある場合、文部科学省、
関係地方自治体からの通達、行政命令によって休校が指示された場合、指定の期間を休校とする。
なおその事態になる以前に学校内で同患者が発生した場合も同様の措置をとる。
2 前項の事態には至らないが休校が適当と校長が判断した場合はその措置をとることができる。
(その他の事態要因)
第7条 戦争、暴動、テロ、各種災害など予測しがたい事態に遭遇した場合、あるいは遭遇するおそれが
ある場合は自身の安全をまず確保し、自己の判断で適切な行動をとること。
(付則)
1.本規程は平成 15 年4月1日より施行される。
2.本規程は平成 20 年4月1日より改正施行される
3.本規程は平成 21 年4月1日より改正施行される
4.本規程は平成 23 年4月1日より改正施行される。
5.本規程は平成 24 年4月1日より改正施行される。
[8]追試験・認定試験の手続規程
(総則)
第1条 本規程は教務規則第4条、第11 条に基づき、追試験、認定試験の受験手続について規定する。
(追試験の実施)
50
第4章
学校生活を送るために
第 2 条 教務規則第4条 2 号に規定する追試験を受験する学生は以下の手続きをとらなければならない。
(1) 定期試験を欠席した当日12時までに学校受付に連絡をする。
(2) 試験最終日の翌日から 3 日目(土曜・日曜・祝日は除く)の 17 時までに本校所定の「通院証明
書」と「欠席届」を教務センター提出する。
第 3 条 原則追試験は科目担当者が個別に実施する。ただし、科目担当者の事情によっては1日当たり5
科目を上限とし、2日間の日程で教務センターが実施する。この日程に収まらない場合、この日
程外で実施できる。
第4条
通常、追試験の実施日時および実施場所は、教務センター前の掲示板に発表する。
(追試験の評価)
第5条
追試験の評価は通常の定期試験の評価と比して、その 80%を評価の上限とする。特段の事情が
認められる場合はこの限りではない。
2 追試験を受ける要件を満たさない当該科目の試験の評価は0点となる。
(認定試験の実施)
第6条
教務諸規程[1]試験に関する規程第5条に基づき、認定試験は退学者を含む教務部条件付および
教務部特別条件付進級者を対象として未修得科目について実施する。
第7条
退学者が認定試験により未修得科目の単位認定を受けようとする場合は、退学年度までの未修得
科目数が 7 科目未満でなければならない。
2 ただし、退学者が退学する年度の前年度までの未修得科目(これを過年度未修得科目という)を有し
ている場合は、退学年度までの未修得科目数にかかわらず過年度未修得科目の認定試験を実施するこ
とができる。
第8条
教務規則第 13 条に定められた評価の無効措置を受けた科目については、認定試験とあわせて認
定補講を受けなければならない。
2 認定補講とは、試験だけでなく、欠課によって不足した内容についての補講である。
3 ただし、評価無効措置を受ける前の評価点が合格点の場合は、認定試験は免除され、認定補講だけで
よい。
第9条
認定試験は原則前期期間内に1回実施される。ただし、認定ゼミを実施することがある。ただし、
退学者はこの限りではない。
第 10 条 認定ゼミとは定められた期間内に、学生から要望があった場合に、当該科目担当者が認定試験
に向けて行う補習のことである。
第 11 条 認定試験を受けようとするものは不合格科目 1 科目につき所定の受験料を納付して受領証を取
得し、試験当日にその受領証を持参しなければならない。認定補講ついては 1 科目につき所定の
受講料を納付して受領証を取得し、受講初日にその受領証を持参しなければならない。認定試験
と認定補講の両方を受ける場合は、両方について支払わなければならない。受験料と受講料の金
額は別途定めるものとする。
第 12 条
学生は所定の受験料を学校事務室教務・学生課の窓口に申し出て手続きを行うことで受験する
ことが可能になる。
51
第4章
学校生活を送るために
2 卒業試験の認定試験については卒業認定までの指導手順に関する規定による。
第 13 条
認定試験の実施日時および実施場所については当該学生と科目担当者が事前によく打ち合わせ
て決めるものとする。
第14 条 認定試験の結果については本人に通知される。
第15 条
退学者の認定試験による単位認定の期限は、退学した翌年次末までとする。ただし、特段の事
情がある場合には、1 年間延長することがある。
(問合せ)
第16 条
学生はこの規定に関して問題が生じたときは教務主事に問い合わせることができる。その回答
については教務部会の議を経て教務主事が裁定し、学生本人に通知する。
(付則)
1.本規定は平成 15 年 4 月 1 日より施行する。
2.本規定にかかわる事項については別に定める本科教務内規による。
3.本規定の改廃は教務部会の議を経て校長の裁可を経て発効する。
4.移行措置として第 10 条第 1 項の受験手数料については平成 16 年 4 月 1 日より施行する。
5.本規定は平成 18 年 4 月 1 日付けで改定し、即日施行する。
6.本規定は平成 20 年 4 月 1 日付けで施行する。
7.本規定は平成 21年 4 月 1 日付けで施行する。
8.本規程は平成 22 年 4 月 1 日付で改定施行する。
9.本規程は平成 24 年 4 月 1 日付で改定施行する。
10.本規程は平成 25 年 4 月 1 日付で一部改定施行する。
[9] 卒業認定までの指導手順に関する規程
第1条 教務諸規程[1]試験に関する規程第 2 条に基づき卒業試験の手順を以下の各号に定める。
(1) 卒業試験後一定の期間をおいて、学年末成績(卒業研究を除く)を開示される。
(2) 同成績において不可の評定単位合計が 14 単位に達すると卒業延期または留年となる場合があ
る。
(3) 同成績が 14 単位未満である場合は教務規則第 4 条に定める認定試験を受験することができる。
(4) 認定試験は前号の学生を対象に卒業の機会を与えるために実施する。その手続きは別に定める。
(5) 前号の成績結果については実施後数日後に開示する。なお不合格の科目がある場合は卒業延期ま
たは留年となる場合がある。
第2条
卒業研究審査(以下審査と略す)の手順を以下の各号に定める。
(1) 卒業論文(以下論文と略す)及び研究概要(以下概要と略す)を所定の様式で作成し、定められ
た期限までに指導教員の属する学科の学科長に提出する。
(2) 卒業論文が提出期限に遅延したと認められる場合、正規の審査は受けることができず再審査を受
けなければならない。
(3) 正規の審査に不合格であったものは再審査を受けなければならない。
(4) 再審査不合格のものは卒業延期または留年となる場合がある。
52
第4章
学校生活を送るために
2 卒業試験と卒業研究に合格した学生は卒業判定・受賞者選考会議により卒業判定を行う。卒業判定・
受賞者選考会議では特段の事情がない限り卒業が認定される。
第3条
事務手続きについては以下の各号に定める。
(1 ) 不合格科目の認定試験受験料 1 科目あたり 5,000 円とともに認定試験願書を添え、学校事務室
で所定の手続きを行う。
(2) 再審査の場合は再審査料 10,000 円とともに再審査願書を添え、学校事務室で所定の手続きを
行う。ただし第 1 条第1項の(5)の場合はこの限りではない。
第4条
教育指導上の事項は以下の各号の通りである。
(1) 卒業試験後の出校は学校または所属学科が指定した日、及び指導教員の指示による日等となり、
種々の連絡等が随時行われるので指導教員との連絡方法(携帯等)、所在を明らかにすること。
(2) 前号の期間も従前の学則が適用されているので遵守すること。
第4条 付則
(1) 本規程は平成 15 年 4 月 1 日より施行される。
(2) 本規程の改廃は教務部会の議を経て校長の裁可を経て発効する。
(3) 別表(4)に手続き図を示す。
(4) 本規程は平成 16 年 4 月 1 日付けで改定し、即日施行する。
(5) 本規程は平成 18 年 4 月 1 日付けで改定し、即日施行する。
(6) 本規程は平成 20 年 4 月 1 日付けで施行される。
53
第4章
学校生活を送るために
54
第4章
学校生活を送るために
[10] 表彰に関する規程
(趣旨)
第1条 この規程は、学年表彰ならびに卒業表彰に関し必要な事項について定めるものとする。
(学年表彰)
第2条 学年表彰には、以下の各号の賞を定める。
(1) 校長賞
(2) 努力賞
(3) 皆勤賞
(4) 精勤賞
2 担任は及落判定会議において当該学生を推挙し、校長は会議の議を経て表彰する。
3 5年生については、前項の及落判定会議を卒業判定会議と読み替える。
第3条 第2条に定める表彰に該当する学生の基準は以下の通りとする。
(1) 校長賞
学力優秀・人物・出席状況ともに良好であり、他の学生の模範となる者
(2) 努力賞
学業に努力し、その進歩が著しい者,またはクラス等に対する貢献が著しく担任が推薦
する者
(3) 皆勤賞
欠席(含換算)が0日の者
(4) 精勤賞
欠席(含換算)が1日未満の者
2 校長賞及び努力賞の要件として年間を通じて学則に違反し、停学以上の処分を受けていないこと。
3 精勤賞は、遅刻または早退は 1/3日、欠課 1 時間は 1/7日に換算し、いずれか大きいほうが 1 日
未満であるものとする。
(卒業表彰)
第4条 卒業表彰には、以下の各号の賞を定める。
(1) 優秀賞
(2) 優等賞
(3) 努力賞
(4) 卒業研究優秀賞
(5) 皆勤賞
(6) 精勤賞
(7) 功労賞
第5条 以下の各号の賞に該当する学生の基本要件は以下の通りとする。
(1) 優秀賞
本校最高の栄誉に値する者
(2) 優等賞
優秀賞に準ずる者で、別に定める条件を満たす者
(3) 努力賞
優等賞に準ずる者またはその努力が顕著であった者
(4) 卒業研究優秀賞
卒業研究の内容、成果が著しく優秀であった者
(5) 皆勤賞
5年間を通じて欠席(含換算)が1日未満の者
(6) 精勤賞
5年間を通じて欠席(含換算)が6日未満の者
55
第4章
(7) 功労賞
学校生活を送るために
クラブ活動、学友会活動、全国高専大会、その他対外的活動などにおいて、その功績が
顕著であった者
2 優秀賞及び優等賞は5年間を通じて学則に違反していないこと。
3 その他の賞は5年次で学則違反による1週間以上の停学処分を受けていないこと。
4 5 年間皆勤賞は、遅刻または早退は 1/3日、欠課 1 時間は 1/7日に換算し、いずれか大きい方が
1 日未満であること。
5 5 年間精勤賞は、遅刻または早退は 1/3日、欠課 1 時間は 1/7日に換算し、その合計が 6 日未満
であること。
6 その他、施行に必要な細則は別に定める。
(附則)
1. この規程は平成 25年 4 月 1 日から改正施行する。
[11] 留学に関する規程
(趣旨)
第1条 この規程は、留学に関し必要な事項について定めるものとする。
(留学の扱い)
第2条 留学期間中は休学扱いとする。留学後に本校に復帰する場合は、復学願を提出する。
第3条 休学期間は、学則 21 条第 2 項に準じ、1 年を超えないものとする。ただし、特別の事情がある
場合は、1 年を限度として延長を認めることがある。
第4条 留学する時点で未修得科目のないことが留学できる条件である。
第5条 復学するときの本校における成績評価と単位認定については、別に内規により定める。
(附則)
1. この規程は平成 25年 4 月 1 日から改正施行する。
56
第4章
学校生活を送るために
4.1.4
教務資料
4.1.4.1 授業時間割
別表 1 平常授業時間割
○
土曜日は各種学校行事や科目別補講日等で出校となることがある。
その場合の時間割は別に通知する。
【本科 1~3 年生】
時間帯
LHR
3校時
4校時
昼休み
5校時
6校時
7校時
8校時
月
10:00 ~
10:50
10:50 ~
12:20
12:20 ~
13:05
13:05 ~
14:35
14:45 ~
16:15
時間帯
火
~
金
SHR
1校時
2校時
3校時
4校時
昼休み
5校時
6校時
7校時
8校時
09:00 ~
09:10
09:10 ~
10:40
10:50 ~
12:20
12:20 ~
13:05
13:05 ~
14:35
14:45 ~
16:15
時間帯
火
SHR
1校時
2校時
3校時
4校時
昼休み
5校時
6校時
7校時
8校時
09:00 ~
09:10
09:10 ~
10:40
10:50 ~
12:20
12:20 ~
13:05
13:05 ~
14:35
14:45 ~
16:15
時間帯
火
【本科 4~5 年生】
時間帯
SHR
3校時
4校時
昼休み
5校時
6校時
7校時
8校時
月
10:40 ~
10:50
10:50 ~
12:20
12:20 ~
13:05
13:05 ~
14:35
14:45 ~
16:15
~
金
【専攻科 1~2 年生】
時間帯
3校時
4校時
昼休み
5校時
6校時
7校時
8校時
月
10:50 ~
12:20
12:20 ~
13:05
13:05 ~
14:35
14:45 ~
16:15
1校時
2校時
3校時
4校時
昼休み
5校時
6校時
7校時
8校時
57
~
金
09:10 ~
10:40
10:50 ~
12:20
12:20 ~
13:05
13:05 ~
14:35
14:45 ~
16:15
第4章
学校生活を送るために
4.1.4.2
学修単位
別表2 振替認定一覧
試験の種類
級種
実用英語技能検定試験
2 級以上
授業科目
配当学年
単位
4-5
2
4-5
2
備考
4・5 年次「英語演習」
TOEIC®TEST
500 点以上
※ 単位振り替え希望者は,4 月 15 日(土曜,休日,祝日の場合は翌通常授業日)までに申請すること
※ 移行措置として、平成 27 年度 4 年在籍学生に限り、
「選択英語」を振替可とする
別表3 特別学修単位認定一覧
研修等の種類
授業科目
配当学年
単位
企業実習
企業実習
3~5
1~2
高等教育機関等の公開講座
公開講座
4~5
相当
応用技術センター活動
プロジェクト実習
1~5
1
※ 卒業に必要な単位には含まれません
58
備考
大学等により
名称が異なる
第4章
学校生活を送るために
4.1.4.3 選択科目
本校の準学士課程では、
第 3 学年から第 5 学年にかけての教育課程に自由選択科目が配当されています。
各学科の教育目標を達成するのが学科配当の必修科目群であるとするならば,これらの自由選択科目群は、
みなさんの興味に応じてさらに広い教養や専門知識を修得するための科目群です。履修によって修得した
単位は、所属学科によって、卒業に必要な単位と認められる場合と、追加単位となる場合があります。
なお、開講予定科目および科目群は年度毎に見直すため、予告なしに変更されることがあります。
自由選択科目の履修について
1.授業科目の種類
授業科目には教育課程表に定められた必修科目と選択科目があり、選択科目には選択必修科目(課程表の
一般選択科目 C 群)と自由選択科目(課程表の一般選択科目 A,B群および専門選択科目 D 群)があります。
2.修了要件
修 了 と は 在 籍 す る 学 年 を 終 え 、 次 の 学 年 に 進 む こ と が で き る と い う 意 味 で す。 本 校 に お け る 修 了
要 件 は、教育課程表に定められた当該学年の全ての必修科目と選択必修科目の単位を修得することです。
3.卒業要件
本校を卒業するためには、準学士課程全学年の教育課程を修了し 167 単位以上(一般科目 75 単位以上、
専門科目 82 単位以上)を修得していなければなりません。 各科ごとに必修科目と選択必修科目を合計する
と以下のようになります。
表 1:各科の必修単位数の合計(2016 年度)
学科
一般必修
デザイン学科
73 単位
電気工学科
機械電子工学科
一般選択必修
79 単位
2 単位
(選択 C 群)
情報工学科
専門必修
合計
90 単位
165 単位
86 単位
167 単位
86 単位
167 単位
86 単位
167 単位
上記の通り、デザイン学科は必修科目だけでは卒業要件を満たしていません。
そこで、これらの学科では次の自由選択科目の単位を卒業までに修得するように要求しています。
表 2:デザイン学科の卒業要件達成条件(2016 年度)
学科
デザイン学科
卒業要件を満たすための条件
4-5 年次に開講される専門系自由選択科目(選択科目 D 群)の中から、卒業
までに 2 単位以上修得する
4.まとめ
自由選択科目の履修について,注意すべき点は以下の通りです。
○ デザイン学科
… 自由選択を履修しないと卒業できません。
○ 電気工学科、機械電子工学科、情報工学科
… 自由選択科目を履修しなくとも問題はありません。
※
新 5 年生は全員、一般必修専門科目(選択 C 群)の「法学」か「経済学」のいずれかを履
修登録します。(履修登録しないと、卒業単位が足りなくなるので卒業できなくなります。)
※
自由選択科目の受講には、追加授業料等はかかりません。ただし、教科書代は実費が必要です。
59
第4章
4.1.4.4
Web シラバスの活用法ガイド
(1) サレジオ高専ホームページを開く
(2) 次の順で項目を選択する
学校生活を送るために
http://www.salesio-sp.ac.jp/
[学内の方へ]-[ Syllabus(シラバス)]
学内の方へクリック
Syllabus クリック
(3) 閲覧したい年度を選択
(4) 表示したい科目を「目次」ページより選択し閲覧できる。
※年度により操作方法が異なるので注意。 詳しい使用方法は【操作方法】を参照
60
第4章
学校生活を送るために
4.2
4.2.1
学生規則
学生規則(準学士課程)
(目的)
第1条 本規則は学則第 32 条に基づき学生が本校において修学の目的を達成するために必要な規則を定
める。
(構成)
第2条 本規則においては学生生活に必要な各種の規則、心得を別に定めることができる。
2.以下の各号に示す規則、心得を別に定める。
(1)
欠席・遅刻・早退等の手続き規則
(2)
学校生活に関する心得
(3)
通学に関する心得
(4)
服装・頭髪等に関する心得
(5)
災害時に関する心得
(組織)
第3条 校長は学生生活に関する事項を掌理するために学生主事を置く。またその業務の一部を代行する
学生主事補を置くことができる。
2. 学生主事補は学生主事が業務を掌理できないとき、そのすべてを代行する。
第 3 条の2
学生生活上の指導、監督、懲戒、表彰を目的として学生部会を構成する。
2. この部会は各学科部署の学生担当で構成され学生主事および学生主事補が主宰する。
3. 学生部会には以下の担当を置く。
(1) プレテック担当
(2) デザイン学科担当
(3) 電気工学科担当
(4) 機械電子工学科担当
(5) 情報工学科担当
(6) 学友会担当
(7) クラブ担当
第4条 学生の自治組織として学友会を設置し、その規則は別に定める。
第5条 学生生活を有意義に過ごし、適切な友人関係を築くために文化部、体育部、同好会等を設置する。
2.文化部、体育部、同好会等の規則は別に定める。
第6条 学生生活の心身の健康に寄与するために学生相談に関する部署を設け、以下の2室を置く。
(1) 保健衛生室
(2) カウンセリングルーム
2.前項の保健衛生室には養護相当職員または看護師資格を有する職員を置き、同じくカウンセリング
ルームにはカウンセラーを置く。
61
第4章
学校生活を送るために
3.これらの部署を利用する規則は別に定める。
(業務)
第7条 学生部会が掌理する業務を以下の各号に規定する。
(1) 学則第 32 条に基づく規則の制定
(2) 学則第 33 条に基づく表彰
(3) 学則第 34 条に基づく懲戒
(4) 前号の懲戒とは退学、無期停学、有期停学、訓戒、諭旨、注意等である
(5) 学生が学校生活を安全かつ快適に過ごせる環境の整備
(6) その他学生生活に関して必要な事項
(調整)
第8条 学生に関する事柄について教務部会に関係する場合は以下の措置をとる。
(1) 重要な事案については教務・学生合同部会を開いて協議し結論を得る
(2) 軽微な事案については学生主事と教務主事との協議によって結論を得て各部会に報告する
(3) 両部会において調整がつかない場合は校長の裁定による
(規則改正)
第9条 本規程の改正、改定は学生部会の合議を得た後、校長の裁可を得て発効する。
(付則)
1.本規則は平成 16 年 4 月 1 日より施行される。
2.本規則は平成 18 年 4 月 1 日より施行される。
3.本規則は平成 20 年 4 月 1 日より施行される。
4.本規則は平成 21 年 4 月 1 日より施行される。
5.本改訂規則は平成 22 年 4 月 1 日より施行される。
6.本改訂規則は平成 24 年 4 月 1 日より施行される。
7.本改訂規則は平成 26 年 4 月 1 日より施行される。
62
第4章
4.2.2
学校生活を送るために
欠席・遅刻・早退等の手続規程
(趣旨)
第1条
有意義な学生生活に対する最大の妨げが欠席・遅刻・早退等の多発である。故に本校においては
1 年生から最高学年の 5 年生にいたるまで、やむを得ない場合を除いて厳しい指導を行う。
1.欠席・遅刻・早退等を以下欠席等と言いかえる。
2.欠席等には欠課も含まれる。
(制度)
第2条
前条の目的を達成するために以下の制度を設ける。
(1) 学年末に皆勤、精勤の表彰を行う
(2) 正当な理由のない欠席等が一定以上の回数に達すると懲戒措置の対象となる
(3) 懲戒措置とは説諭、戒告、停学等の処分である
(4) 前各号に関わる細目については別に定める
(欠席等手続)
第3条
事前に予測できる場合、保護者は所定の様式(資料 様式1)を学生を経て学級担任に提出する。
第4条
当日に発生した場合の手続は以下の通りとする。
(1) 欠席の場合
(a) 午前 8 時50分から同 10 時30分の間に、保護者は学校受付へ連絡する
(b) 学生は欠席直後の登校日に欠席届(資料 様式1)を提出する
(c)
試験期間中及び学校行事の場合、通常の病気、事故による負傷などについて、医療機関に
よる通院証明(資料 様式 6)を欠席届(資料 様式1)に添付する
(d) 学校保健安全法に基づく学校感染症(疑いを含む)による欠席の場合は第 8 条(2)に従い手続
きすること
(e)
10日以上にわたる病気欠席には診断書を添えて長期欠席届(資料 様式5)を提出する
(f)
10日以上にわたる事故欠席には理由書を添付し長期欠席届(資料 様式 5)を提出する
注)連絡の手段については電話、FAX、メール等が可能であるが担任の指示に従うこと
(2) 遅刻の場合
授業開始後の場合、学生は2階ロビーにおいて遅刻届用紙に所定事項を記入、登校時刻を機械で
印字してから、授業担当者の許可(届にサインを得る)を経て授業に出席できる。
(a) 当日、担任または副担任へ登校を報告すること
(b) 事後、届に保護者の認印を得て学級担任に提出する
(c)
通院等、事前に理由がわかる場合、保護者は所定の様式(資料 様式1)を学生を経て学級担
任に提出する
(d) 10 分以内の電車遅延等については、遅刻扱いとする。バスの遅延については、原則として
認めない
(e)
原則として授業時の遅刻は欠課扱いとする。ただし、やむを得ない事情で大幅な遅延が発
生した場合は、考慮する
63
第4章
学校生活を送るために
(3) 早退の場合
(a) 通院、家庭の事情など事前にわかっている場合は保護者からの所定の様式の願書(資料 様
式 1)を学生を経て学級担任に提出する
(b) 家庭からの緊急要請の場合、2階ロビーにおいて早退願用紙に所定事項を記入後、学級担
任、副担任またはその代理者に提出して許可(届けにサイン)を得る
(c)
体調不良およびケガの場合、保健室の養護職員の承認を得て早退許可(届)に記入し、学級担
任、副担任またはその代理者の許可(届けにサイン)を得る
(d)
事後、届に保護者の記名・押印を得て学級担任に提出する
(4) 欠課の場合
(a) 授業に遅れた場合、その授業までは欠課となる
(b) 授業を早退した場合、その授業から欠課となる
(c)
トイレや保健室などのため授業を欠席した場合、その授業が欠課となる
(d) 無断欠課(授業逃避、授業拒否等)の場合はこれに加えて学則に基づく懲戒の対象となる
第5条
学校行事に関する欠席等についても前条と同様の手続を要する。
(無断欠席等)
第6条
保護者からの連絡および願・届がないまま欠席等の行為がなされた場合、学則に基づく懲戒の対
象となる。
(特別欠席等)
第7条
特別の事由により欠席等を希望する場合は、3日前までに理由を記載した願書を学級担任に提出
し、校長の許可を得なければならない。
緊急の場合はこの限りではないが事後に同様の事後承認を得なければならない。
第8条
公用欠席または出席停止となる欠席等の事例は以下の通りである。
(1) 忌引の場合、忌引願届(資料 様式 2)を提出する。
(a) 1親等(父母)
・・・・・7 日
(b) 2親等(祖父母・兄弟姉妹)
(c)
・・・・・3日
3親等(伯父母、叔父母、曽祖父母、甥姪)
・・・・・1日
(d) 旅行日を要する場合その日数を加えたもの
(2) 学校保健安全法に基づく学校感染症(疑いを含む)の場合、快癒するまで出校停止とする。登校再
開する際に巻末の登校許可証明書(資料 様式7)と欠席届(資料 様式1)を提出する。学校感染症
と出校停止期間については次ページを参照。
(3) 前各号(1)、(2)の場合は出席停止として要出席日数から除外される。
(4) 休校に関する規定に定められている非常事態の場合。
(5) 学内外で行われる公式行事、公式試合競技等に参加する場合。
(6) 校長または学科長の許可を得て、就職活動または受験する場合。
(7) 保護者、兄弟姉妹の結婚式あるいは法事の場合。
(8) その他校長が承認した場合。
64
第4章
学校生活を送るために
(9) 各号の事例について必要最小の日数、時数とし、旅行日を加える場合も必要最小とする。
(10) 前各号(4)~(8)について公用欠席、公用外出として出席扱いとされる。
第9条
欠席・遅刻・早退願届、忌引願届、長期欠席願届、通院証明は資料の様式を複写して用いる。
2.学生及び保護者の身分異動に関する届は資料の様式を複写して用いる。
3.学生証を紛失したときの再交付願は事務室教務・学生課に申し出ること。
第 10 条
退学願、休学願、復学願、公用欠席・外出願等は、学生本人に直接交付しないので学級担任を
通じて申し出る。
≪
分
第 一
学校保健安全法による学校感染症と出校停止期間 ≫
類
種
発生は稀だが重大
な感染症
病
名
出
(特定鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザを除く)
百日咳
種
飛沫感染し流行
拡大のおそれが
ある感染症
飛沫感染が主体
ではないが、放
置すれば流行拡
大の可能性があ
る感染症
期
間
発症後(発熱の翌日を第1日目として)5日
を経過し、かつ、解熱した後2日を経過す
るまで
特有の咳が消失するまで又は5日間の適
切な抗菌薬療法が終了するまで
解熱した後 3 日を経過するまで
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
耳下腺、顎下腺または舌下腺の腫脹が始ま
った後5日を経過し、かつ、全身状態が良
好になるまで
風しん(3 日はしか)
発疹が消失するまで
水痘(水ぼうそう)
すべての発疹が痂皮化(かさぶた)するまで
主要症状が消退した後2日を経過するま
で
病状により学校医その他の医師において
感染のおそれがないと認められるまで
結核及び髄膜炎菌性髄膜炎
種
止
麻しん(はしか)
咽頭結膜熱(プール熱)
第 三
停
エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、
南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、
ラッサ熱、急性灰白髄炎(ポリオ)、ジフテリア、
完全に治癒するまで
重症急性呼吸器症候群 (SARS コロナウイルス)
中東呼吸器症候群、特定鳥インフルエンザ
新型インフルエンザ等感染症、指定感染症及び
新感染症
インフルエンザ
第 二
席
コレラ、細菌性赤痢
腸管出血性大腸菌感染症(0157、026、0111 等)
腸チフス、パラチフス、
流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎
病状により医師によって感染のおそれが
(その他の感染症)
ないと認められるまで
学校で通常見られないような重大な流行が起こ
った場合に、その感染拡大を防ぐために必要があ
るときにかぎり、校長が学校医に意見を聞き、緊
急的に措置(第三種)をとる場合がある。例えば、
感染性胃腸炎、溶連菌感染症等)
2015年3月
改正
学校感染症(疑いを含む)の診断を受けた学生は、学校保健安全法に基づき、感染のおそれがある期間は感染
の拡大防止のために出校停止とする。病気が快癒し、登校を再開する際には医師から登校の許可をもらい、
必ず「登校許可証明書」(資料 様式7)と欠席届(資料 様式1)を担任に提出すること。
65
第4章
学校生活を送るために
4.2.3
4.2.3.1
学生寮規程
サイテック多摩境(男子寮)
(趣旨)
第1条 この規程は、サレジオ工業高等専門学校学則第54条第2項に基づき、学生寮の管理運営につい
て必要な事項を定める。
(学生寮の目的)
第2条 学生寮は本校の教育施設であって、規律ある共同生活をとおして友愛、協調及び自主の精神を培
い、高等専門学校教育の徹底化を図るとともに、将来にわたる人間形成に資することを目的とする。
(施設の名称)
第3条 本校の学生寮は「サイテック多摩境」と称する。
(学生寮管理運営の責任者)
第4条 学生寮の管理運営責任者は、寮務主事とする。
2 寮務主事は、校長の命を受けて、学生寮の管理運営にあたる。
(学生寮責任者・寮付司祭)
第5条 学生寮には、寮責任者と司祭が授業期間中常住する。
2 寮責任者と司祭は、寮生の訓育指導及び生活相談にあたる。
(寮監)
第6条 学生寮に寮監をおく。
2 寮監は寮責任者の任務を補佐する。
(教員の指導宿泊)
第7条 学生寮には、授業期間中教員が宿泊し、寮生の教育指導の実施にあたる。
(寮管理人)
第8条 学生寮に寮管理人をおく。
2 寮管理人は、寮生の日常生活の相談及び世話にあたる。
(指導寮生)
第9条 寮務主事は、高学年の寮生の中から適任者を選び、低学年の寮生の指導を補助させることがある。
(寮務部会)
第10条 学生寮の管理運営に関し、具体的事項を審議するため、寮務部会をおく。
(入寮)
第11条 入寮を希望する者は、遠距離通学生を優先する。
2 その他、身体的事情、家庭的特殊事情等やむをえない事情があると認めるときは、特別に配慮する
ことがある。
3 入寮を希望する者は、保護者連署の入寮願を提出し、校長の許可を得なければならない。
4 継続入寮を希望する者は、保護者連署の継続入寮願を提出し、寮務主事の許可を得なければならない。
5 学生寮に入寮した学生(寮生)は、寮内に居住しなければならない。ただし、次の各号に掲げる期間
66
第4章
学校生活を送るために
は在寮することができない。
①学則第5条で定められた休業日を基に、寮務主事が定める期間
②休学中の期間
③病気静養その他校長の指定する期間
(退寮)
第12条 寮生で退寮を希望する者は、保護者連署の退寮願を提出し、校長の許可を得なければならない。
2 寮生は、退寮するときは、居室の施設設備備品について職員の検査を受けなければならない。
(退寮措置)
第13条 寮生が次の各号のいずれかに該当するときは、校長は退寮を命ずることができる。
① 3カ月以上寄宿料または第14条に定める経費の納入を怠ったとき。
②
共同生活の秩序を著しく乱す行為のあったとき。
③
疾病その他保健上の理由により共同生活に適しないと認めたとき。
④
その他管理運営上著しく支障をきたす行為があったとき。
2 退寮を命じられた者は、速やかに退寮しなければならない。
(居室の指定及び編成)
第14条 寮生の居住する室の指定及び編成は、寮務主事が行う。
(寄宿料)
第15条 寄宿料その他寮生活にかかる経費は寮生の負担とする。
2 前項の経費の額等については別に定める。
(施設の保全)
第16条 寮生は学生寮の施設設備備品を大切に使用しなければならない。
2 故意または過失により施設設備備品を破損または紛失したときは、その額を弁償しなければならな
い。
(日課)
第17条 学生寮の日課については寮務主事が別に定める。
2 やむをえない事情により定められた日課と異なる行動をするときは、あらかじめ所定の手続きをと
り寮務主事の許可を得なければならない。
(防災安全)
第18条 寮生は、火災その他災害防止に注意をはらうとともに、防火訓練その他の措置に協力しなけれ
ばならない。
(寮生以外の者の立ち入り)
第19条 寮生は、寮生以外の者を許可なく寮内に立ち入らせてはならない。
(細則等)
第20条 この規程の実施に関し、必要な細則及び学生寮施設利用心得は別に定める。
(改廃)
第21条 この規程の改廃については、寮務部会の審議を経て校長が承認する。
67
第4章
学校生活を送るために
(附則)
1. 本規則は、平成17年4月1日から施行する。
2. 本規則は、平成18年4月1日から施行する。
3. 本規則は、平成21年4月1日から施行する。
4. 本改訂規則は平成24年4月1日から施行する。
5. 本改訂規則は平成27年4月1日から施行する。
4.2.3.2
友愛の家(調布女子寮)
(趣旨)
第1条 この規程は、サレジオ工業高等専門学校学則第54条第2項に基づき、女子学生寮の管理運営に
ついて必要な事項を定める。
(女子学生寮の目的)
第2条 女子学生寮は本校の教育施設であって、規律ある共同生活をとおして友愛、協調及び自主の精神
を培い、高等専門学校教育の徹底化を図るとともに、将来にわたる人間形成に資することを目的とする。
(施設の名称)
第3条 本校の女子学生寮は「友愛の家」と称する。
(女子学生寮管理運営の責任者)
第4条 女子学生寮の管理運営責任者は、寮務主事とする。
2 寮務主事は、校長の命を受けて、女子学生寮の管理運営にあたる。
(寮責任者)
第5条 女子学生寮に寮責任者をおく。
2 寮責任者は、寮生の日常生活の相談及び世話にあたる。
(指導寮生)
第6条 寮務主事は、高学年の寮生の中から適任者を選び、低学年の寮生の指導を補助させることがある。
(入寮)
第7条 入寮を希望する者は、遠距離通学生を優先する。
2 その他、身体的事情、家庭的特殊事情等やむをえない事情があると認めるときは、特別に配慮する
ことがある。
3 入寮を希望する者は、保護者連署の入寮願を提出し、校長の許可を得なければならない。
4 継続入寮を希望する者は、保護者連署の継続入寮願を提出し、寮務主事の許可を得なければならない。
5
女子学生寮に入寮した学生(寮生)は、寮内に居住しなければならない。ただし、次の各号に掲げる
期間は在寮することができない。
①学則第5条で定められた休業日を基に、寮務主事が定める期間
②休学中の期間
③病気静養その他校長の指定する期間
68
第4章
学校生活を送るために
(退寮)
第8条 寮生で退寮を希望する者は、保護者連署の退寮願を提出し、校長の許可を得なければならない。
2 寮生は、退寮するときは、居室の施設設備備品について寮責任者の検査を受けなければならない。
(退寮措置)
第9条 寮生が次の各号のいずれかに該当するときは、校長は退寮を命ずることができる。
① 3カ月以上寄宿料または第 11 条に定める経費の納入を怠ったとき。
② 共同生活の秩序を著しく乱す行為のあったとき。
③
疾病その他保健上の理由により共同生活に適しないと認めたとき。
④
その他管理運営上著しく支障をきたす行為があったとき。
2 退寮を命じられた者は、速やかに退寮しなければならない。
(居室の指定及び編成)
第10条 寮生の居住する室の指定及び編成は、寮責任者が行う。
(寄宿料)
第11条 寄宿料その他寮生活にかかる経費は寮生の負担とする。
2 前項の経費の額等については別に定める。
(施設の保全)
第12条 寮生は女子学生寮の施設設備備品を大切に使用しなければならない。
2 故意または過失により施設設備備品を破損または紛失したときは、その額を弁償しなければならない。
(日課)
第13条 女子学生寮の日課については寮務主事が別に定める。
2 やむをえない事情により定められた日課と異なる行動をするときは、あらかじめ所定の手続きをと
り寮責任者の許可を受けなければならない。
(防災安全)
第14条 寮生は、火災その他災害防止に注意をはらうとともに、防火訓練その他の措置に協力しなけれ
ばならない。
(寮生以外の者の立ち入り)
第15条 寮生は、寮生以外の者を許可なく寮内に立ち入らせてはならない。
(改廃)
第16条 この規程の改廃については、寮務部会の審議を経て校長が承認する。
(附則)
1.本規則は、平成17年4月1日から施行する。
2.本規則は、平成18年4月1日から施行する。
3.本規則は、平成21年4月1日から施行する。
4.本改訂規則は平成24年4月1日から施行する。
5.本改訂規則は平成27年4月1日から施行する。
69
第4章
学校生活を送るために
4.3
4.3.1
心得集
学校生活に関する心得
(学則34条の説明)
学則34条では学生への懲戒について定めているが以下にその内容について説明を加える。
(ア)第 34 条 1 号の性行不良とは学生本人に由来する「他人に対する暴力」、
「他人あるいは
学校の備品などを盗む行為」
、「いわゆる”いじめ”行為」をいう
(イ)同条 2 号の学力劣等とは進級の条件をはるかに満たさず、本人の適性も考慮して転学を
進める場合をいう
(ウ)同条 3 号の出席常でないとは個別の科目の合否基準にかかわる欠席ではなく不登校など
で学業継続が困難な場合、休学の限度が規程を超える場合をいう
(エ)同条 4 号の学校の秩序を乱し、その他学生としての本分に反した者とは、本校の規則を
守らず指導にも従わない場合や、本校の建学の精神に反する行為をした場合をいう
(授業・施設利用)
1.授業が行われている教室(実験・実習室、体育施設を含む)への入退出は授業教員の許可を
要する。
2.校内には授業で必要なもの以外(マンガ・ゲーム機など)は持ち込んではいけない。
3.校内すべての施設、設備、機器備品の使用についてはそれらを管轄する学科の責任者、管理
担当教員の許可を得て使用する。
4.使用に伴って所定の利用規定を遵守し、利用した後は必ず原状に復すること。
5.万一、施設、設備、機器備品を故意に損傷を与えた場合は弁済をしなければならない。故意
ではなく不注意であっても所要の弁済をしなければならない。
6.授業時間外、放課後等の施設利用についても3.~5.を適用する。
(印刷物)
7.学内において印刷物、出版物を学生に配布する場合は事前に学生主事の許可を要する。
(清掃・環境)
8.学生は個人用ロッカーを貸与するが、鎖錠等その管理責任はすべて学生本人がもつ。ただし
本人の不可抗力による場合はその状況により考慮する。
9.ロッカー内の管理はすべて学生本人に任されるので、常に清潔に保ち、実験実習用具、用品、
衣服、履物等に限り自宅での学習に必要な学習用品の収容場所にしてはいけない。
10.ロッカー内に違法なもの、危険物等を収納保管してはいけない。
11.更衣室・下駄箱等の放置物は廃棄処分する。
12.教室、校内施設の清掃は共用部分を除いて、それぞれの管理者の定めたルールによって清掃
を行う。
13.ゴミの分別は指定された分類方法で行う。館内からのゴミ出しは事務部の指示によって行う。
70
第4章
学校生活を送るために
(校内生活)
14.校内では基本的に学生の本分を守り、公共道徳に従って行動する。
15.学生証は常時携帯し、正規に求められた場合は提示する。紛失した場合は可能な限り速やか
に事務室に紛失届と再交付願を提出し、再交付を受けること。
16.休憩時の飲食は指定の場所で行い食べ歩きをしないこと。また、後始末をきちんとすること。
17.原則として登校時から下校時まで校外に出ることを禁止している。これも学校管理下での事
故を防ぐためである。特に外出を要するときは学生主事の許可を得ること。
18.携帯電話は許可された場合を除き、授業中での使用を禁ずる。
19.本科の全学年にわたって飲酒、喫煙は禁止する。5 年生も例外ではない。この違反は直ちに
学則に基づく処分対象となる。
20.校内においてガムを噛むことを禁止する。
21.校内における拾得物は速やかに学生課(不在時は他の教職員でも可)へ届け出ること。
(校外生活)
22.平常時のアルバイトは原則認めない。長期休業中(夏、冬、春)においては保護者の管理下
において学生アルバイトとして許容されるものに限って認める。ただしその期間中における
事故等の責任は本人、保護者が負う。
23.校外においてはサレジオ高専の学生であることを常に意識して、違法な場所、不適切な場所
に出入りすることの無いように注意する。
24.携帯電話、インターネット利用について、1 年生の「情報倫理」で学習するとおり適正な利
用をするよう心がける。基本的にインターネットは大人の社会であり、遭遇する出来事の責
任は自己責任原則であることを知っておくこと。また、学内外のコンピューターへの不正ア
クセス等については、学則に基づく処分の対象となる。
25.学校内外の全ての行動については、校是に従い倫理、倫理社会で学習したことを十分理解し
て行動すること。
4.3.2
通学に関する心得
(登下校)
1.学生は定められた授業日、学校行事の日、別に定められた特別教育活動の行われる日及び
登校することを義務とされる日には所定の時刻までに登校しなければならない。
2.多摩境駅からの登校路としては、学校側の歩道を使用する。また、他の歩行者等に迷惑の
かからぬように気配りし、交通ルールを守ること。
3.休日等に登校した際は、受付の指示に従い氏名を記帳すること。
4.学生は校内での授業をはじめ所定の活動を終了した後は速やかに下校しなければならない。
5.通常時の最終下校時刻は 19:30 とする。この時間以降に校内に残留する場合は所定の様式に
より学生主事に活動延長届を提出しなければならない。
6.学園祭準備等による学校行事で必要のある場合は別の定めるところによる。
71
第4章
学校生活を送るために
7.平常時も交通機関の遅滞、渋滞により予想以上の通学時間を要することがあるので余裕を
もって登校時間を考えること。
8.登下校時に、ゲームセンター・コンビニエンスストアなどに立ち寄らないこと。
(自転車通学)
9.自転車通学を希望するものは、学生課窓口にて所定の様式により許可を申請し、学校指定の
「ステッカー」を取得して車体の指定された場所に貼付しなければならない。
10.前項の手続きを経ないで校内に乗り入れた自転車については撤去されることがある。
11.自転車通学の学生は校内駐輪場の所定の場所におくこと。これも指定外駐輪の場合撤去され
ることがある。
12.自転車の利用は交通規則に従うこと。
13.駅前等での駐輪場を利用する場合は、所定の願書と駐輪場利用証の写しを学生課窓口へ提出
すること。
(要免許車両)
14.原付自転車、自動二輪、自動車等免許を要する車両での登校は禁止している。休日、放課
後時を含めてこれを守らない場合、学則に基づき処分を受けることがある。
15.学園祭準備、クラブ活動等で自動車を使用する場合は前日までに学生主事に「車両使用願」
を提出して許可を得なければならない。
(服装)
16.登下校時は服装の心得に従った服装による。
17.怪我等で規定外の服装、履物を着用する場合は「異装願」を事前に担任へ提出する。
(事故等)
18.通学途中は学校の管理下にあるので通常の登下校経路を利用すること。通常と異なる経路
の場合、事故補償等に影響することがある。
19.通学途中に交通事故、暴力事件等に巻き込まれた場合、または引き起こした場合、可能な手
段で出来るだけ速やかに学校に通報すること。学生自身が出来ない場合は周囲の人にお願い
する。
20.連絡先電話番号は
042-775-3020(代表)である。
4.3.3
服装・頭髪等に関する心得
(原則)
1.学生の服装及び頭髪全般については以下のように定め、むやみに流行を追わないようにし、
詳細については学生指導部の指導方針を守ること。
(服装)
2.服装はその人の人格を表すものであるから、その形とともに正しく着用する習慣を養うこと
が肝要である。なお学生としてふさわしくないとみなされるものについては指導がなされる。
(1-2 年)
72
第4章
学校生活を送るために
3.1-2 年にあっては原則学校指定の制服等を正しく着用する(写真参照)。
4.冬制服は以下の通りである。
(1) 男子はブレザー、スラックス、長袖ワイシャツ、ネクタイ
(2) 女子はブレザー、スカート、長袖ワイシャツ、リボン
(3) 男女共通はベスト、オーバーコート、セーター
5.夏制服は以下の通りである。
(1) 男子はスラックス、半袖開襟シャツ
(2) 女子はスカート、半袖開襟シャツ
(3) 男女共通でベスト、セーター
6.その他の指定品、装身用品、非指定品は別表を参照。
7.夏制服の着用期間は 7・8 月、冬制服の着用期間は11月から4月とし、5・6・9・10
月を夏冬併用できる期間とする。
8.放課後や休日・休暇中も指定されたときを除いて、登校、下校時には制服を着用する。
(3-5年)
9.公式時(始業式、終業式、写真撮影、進路関係行事等)は、正装としての「スーツ(シング
ルタイプ)
」を着用し、色柄は華美で無いもの。
10.平常時は、学生としての品位と節度を保つこと。サングラス、短パンなどは禁止とし、学生
指導部の指導を受けても、それに従わないときは処分されることがある。
11.履物についてサンダル、下駄は禁止。
(頭髪・装身具・化粧)
12.男子学生は下記事項を守り、清潔さを保つよう努力する。
(1)
パーマ、カール、染色、脱色等の加工を禁止する
(2)
流行を追った髪形にしないこと
(3)
頭髪の長さは目にかからない、耳にかからない、襟にかからないこと
(4)
もみあげは耳たぶより上とし、ヒゲは禁止する
(5)
自身の頭髪の生理的癖については別途、申請する
(6)
装身具(ピアス等)は禁止する
13.女子学生は下記事項を守り、自分の個性、センスにあったスタイルと清潔さを保つよう努力
する。
(1) パーマ、カール、染色、脱色等の加工を禁止する
(2) 流行を追った髪形にしないこと
(3) 長い髪は束ねること
(4) 自身の頭髪の生理的癖については別途、申請する
(5) 1・2 年生は装身具(ピアス等)・化粧は禁止する。また、上級生についても過度な装身具・
化粧は禁止する
14.公式行事(入学式、始業式、終業式、校外見学、キャリアデー、追悼式等)においては正装(1~2
73
第4章
学校生活を送るために
年生は制服)とする。
4.3.4
制服の正しい着方とオーバーコート
夏制服
冬制服
ダッフルコート
P コート
4.3.5
指定品・非指定品の一覧
74
第4章
学校生活を送るために
1・2 年生の制服
ジャケット
冬
ネクタイ
指
定
冬スラックス
夏
紺(エンジの着用可。購入は自由)
夏ズボン
半袖開襟シャツ
男 品
スクールバッグ
夏、冬 ベスト
非
冬
刺繍入り紺
セーター
刺繍入り紺
長袖 Y シャツ
白の Y シャツ
コート
無地のダッフルコートか P コートで色は黒、紺、グレイ、キャメル
正装時の靴
黒の革靴(ローファーを標準とする。ひも付きでも可)
指
子 定
品 夏、冬 靴下
無地で色は黒、紺、グレイ、白(ワンポイント可)のショートソックス
ベルト
黒の革製(布製は不可)
ジャケット
指
冬
女 定
冬スカート
紺〔エンジの着用可。購入は自由)
リボン
紺(エンジのリボン、男子のネクタイを着用可。購入は自由)
半袖開襟シャツ
夏
夏スカート
スクールバッグ
品
夏、冬 ベスト
子 非
指
定
冬
刺繍入り紺
セーター
刺繍入り紺
長袖 Y シャツ
白の Y シャツ
コート
無地のダッフルコートか P コートで色は黒、紺、グレイ、キャメル
タイツ
無地で色は紺、黒(ワンポイント不可)
品 夏、冬 正装時の靴
靴下
黒の革靴(ローファーを標準とする。ひも付きでも可)
無地で色は紺、白(ワンポイント可)のハイソックス。ルーズは不可。
※諸事情でどうしても不都合がある場合は、担任、学生部に相談のこと。
※指定品以外で派手なものとみなされた場合は、着用を禁止することがあります。
尚、追加注文・お直しは下記店舗にお問い合わせください。
伊勢丹相模原店
本館6階スクールユニフォーム
042(740)1111(代表)
伊勢丹新宿店
伊勢丹会館3階スクールユニフォーム
03(3352)1111(代表)
75
第4章
学校生活を送るために
4.4 学生ケアサポート
サレジオ高専の皆さんのすこやかなキャンパスライフを応援することを目的に、保健室とカウンセリン
グ室において相互に連携をとりながら、心身のケア・サポートを行います。
4.4.1 保健室(本館 1 階 107 室)
保健室では学生生活が安全で衛生的な環境のもと、学生の皆さんが健康的に学業やスポーツ等の活動に
取り組むことができるようにケア・サポートします。
学校生活が安全に安心して過ごせるように、ケガや体調不良の際の応急処置、健康相談および健康的指
導、学校感染症等の発生時における対応などを行います。
学校管理下での負傷等に対する医療費の災害共済給付として日本スポーツ振興センターへの申請受付を
行います。
(参照 第 7 章 独立法人日本スポーツ振興センター)
****** 不安なことや分からないことがありましたら気軽に保健室に来てください
******
また、保健室の片隅に、
『リフレッシュルーム』という名前の、周囲を気にせずに一人で落ち着ける小さ
なスペースがあります。高まり過ぎた緊張や不安をクールダウンし、ホッと一息落ち着けるようにしてあ
ります。困った時の居場所の一つとして、ぜひ覚えておいてください。
健康的な毎日を過ごすには、節度ある規則正しい生活を送ることが大切です。
『バランスの良い食事・充
分な睡眠・適度な運動』を心がけ、学校生活のなかで様々な能力をより良く発揮できるようにしていきま
しょう。
○開室日時:月~金
9:00~17:00
4.4.2 学生相談室(本館 1 階 106 室)
学生相談室は、皆さんが心豊かに充実した毎日が送れるよう、メンタル面のケア・サポートをするとこ
ろです。最近よく眠れない、色々なことが気になる、人と関わるのが辛い・・・、など思い当たる不調は
ありませんか?
もしかすると心が疲れきっているのかもしれません。ショックを受けたり、心が傷ついているのかもし
れません。特に学生の皆さんの年代(思春期~青年期)は、誰でも気持ちが不安定になりやすく、悩みも
多くなる時期にあたります。何だかわからないけど、気持ちが落ち着かない・不安・目標や夢が描けない
という時などもあるでしょう。そんなときには、少し勇気がいるかもしれませんが、誰かに話をしてみま
せんか?
話すことで気持ちがホッと楽になったり、思いもよらなかった解決策を思いついたり、物事の
見え方が変わるということもあります。
76
第4章
学校生活を送るために
********一人で抱え込まずにぜひ相談室に立ち寄ってみてください********
○相談方法:時間が空いていればその場で対応します。メールでの予約も受け付けます 。
[email protected]
○開室日時:月・水・金
12:00~17:00 (ただし試験期間中および休校日・長期休暇期間中は閉
室)
○相 談 員:深堀敦子 カウンセラー
77
第4章
4.4.3
学校生活を送るために
緊急安全マニュアル(学生版)
緊急安全マニュアル(学生版)
本マニュアルは本校所在地周辺(東京都町田市、八王子市、多摩及び神奈川県相模原市)で大規模災害
(大規模な地震を想定)が発生した場合に適切な対応が出来るように、作成しました。学生の皆さんは、
本マニュアル及び教職員の指示に従って、適切な行動をとって下さい。
1、在宅中に大規模災害が発生した場合
(1) 自宅で待機
・ 学校ホームページ、連絡網で今後の対応を連絡します。
2、登下校途中に大規模災害が発生した場合
(1) 自宅に向かう。
(2) 学校の近くまで来て、自宅に向かうより学校に向かう方が、安全と判断した
場合は、学校に向かいます。
(3)
■
どちらにも行けない場合は、近くの安全な避難場所へ向かいます。
どの場合も、各自で状況を判断して安全に行動して下さい。
交通機関の係員の指示がある場合はそれに従って行動する。
また、可能な限り自宅・学校に連絡して下さい。
3、学校にいるときに大規模災害が発生した場合
(1) 自分の身は自分で守る
・ 地震発生時は机の下等に身を隠し、揺れがおさまるのを待ちます。
強い揺れは長くても数分です。
(2) 安全確保
・ 使用中の火気を消す。
・ 電気機器、工具の電源を切りコンセントからプラグを抜く。
・ 負傷者の救護を行う。
(教職員に連絡する。
)
(3) 避難
・ 教職員の指示に従って落ち着いてグランドに避難して下さい。
(4) 避難後の安否確認
・ 避難後グランドにクラスごとに整列します。先生が点呼を取ります。
けがや体調不良は正確に先生に伝えて下さい。
・ 教職員の指示があるまでその場を離れない。
■
災害時の停電について
・エレベーターの閉じ込め
かご内は機密構造ではないので、窒息する恐れはありません。
落ち着いて外部と連絡をとって下さい。
78
第4章
学校生活を送るために
・水道ポンプの停止
校舎・アリーナ共に受水槽からポンプで送水しているので、すべての水が
止まります。
☆ トイレの水も出ませんので、指定トイレ以外は使用禁止です。
指定トイレに『簡単トイレ処理セット』を配備します。
4、学生の帰宅について
以下の場合に帰宅させます。
○ 家族が迎えに来た場合
○ 家族と連絡が取れ徒歩で帰れると判断した場合
○ 交通機関が復旧し安全と判断した時

日頃の備え
・ 校内の避難経路、避難場所を確認しておく。
・ 校内の非常口、避難器具設置場所を確認しておく。
・ 校内の消火器の設置場所を確認しておく。
・ 消火器の使い方を正しくマスターしておきましょう。
・ 家族との連絡のため NTT 災害用伝言ダイヤル等の利用方法を練習しておきましょう。
NTT 災害用伝言ダイヤルの利用方法
伝言を録音する
①
171
②
1
③
④

伝言を再生する
にダイヤル
ダイヤル
①
171
②
2
にダイヤル
ダイヤル
自宅の電話番号を市外局番からダイヤル
メッセージを入れる
④
メッセージを聞ける
避難場所
一時避難場所
本校グランド
指定避難場所
町田市立 小山ヶ丘小学校
避難場所での注意事項
・避難場所では教職員の指示に従い冷静に行動して下さい。また、
災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板等を使い家族と連絡をとって下さい。
79
第4章

学校生活を送るために
危機対策本部を災害時に設置します。
しばらく学校に来られない場合は連絡先などを連絡して下さい。
緊急連絡先
電
F
A
話
042-775-3020
X
042-775-3021
メール
郵

(サレジオ高専)
便
[email protected]
〒 194-0215
東京都町田市小山ヶ丘 4-6-8
学校の防災対策について
・ 校舎には消火栓、消火器、排煙設備、避難器具(緩降機)、階段避難車を設置・配備
しています。
・ 非常用防災品の備蓄
アルファー米
4500 食
缶入りパン
1728 缶
480 枚
圧縮パック毛布
非常用保存飲料水(2L, 5年間保存有効)
1500 本
ガソリン
30ℓ
ランタン
100 台
手回し充電ラジオライト
100 台
3台
発電機(ガソリン)
簡易トイレ
18100 回分
・ 八王子地域における大学等による災害時の備蓄等物資の供給等に関する相互応援協定を結んでいま
す。

学校の安全対策について
・ 正門の警備員により出入の確認・外来者の受付を行っています。
・ 来校者には腕章・入校証を見えるところに付けて頂いています。
・ 校内に監視カメラを設置し、安全確認を行っています。
80