三井住友海上の現状 2005

ディスクロ ー ジャー 誌
三 井 住 友 海 上の現 状
Mitsui Sumitomo Insurance Company
2 0 0 5
はじめに
日頃より三井住友海上をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
三 井 住 友 海 上グループでは、この 度、2 0 1 0 年をターゲット年 度とした長 期ビジョン
「チャレンジ10」と、2005∼2006年度を対象とした中期経営計画「ステージI
(ワン)」を
策定しました。この計画の中で、当社グループの目指す姿として「世界トップ水準の保険・
金融グループへの成長」を掲げています。
このような当社グループの経営方針をはじめ、事業概況、財務状況等についてご説明
するため、
ここにお届けする「ディスクロージャー誌 三 井 住 友 海 上の現 状 2 0 0 5 」を
作成しました。
当社の現状についてご理解頂く一助としてお役に立てば幸いです。
今後ともご支援、
ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
本誌は、保険業法第111条におよび同施行規則第59条に基づき作成したディスクロージャー資料です。
取締役会長
最高経営責任者
取締役社長
最高経営責任者
会社概要
(2005年3月31日現在)
社 名:三井住友海上火災保険株式会社
英 文 名 称:Mitsui Sumitomo Insurance Company, Limited
設 立:大正7年(1918年)10月21日
資 本 金:1,395億9,552万円
総 資 産:65,806億円
駿河台ビル
従 業 員 数:13,534人
本店所在地:東京都中央区新川2-27-2
コーポレートシンボル
当社のシンボルマークは「三井住友海上グループ」の
目指す姿を表現したもので、
コンセプトは新世紀のナ
ンバーワン企業に向けたダイナミックな成長性と揺る
ぎない信頼です。
右の青色部分は、伝統に根ざした信頼と品質を意味し、
左の赤色部分は、右肩上がりの波頭のようなフォルム
によって、躍動感と成長性を意味しています。
新川ビル
目 次
三井住友海上の現況
経営について
グループ事業
経営指標
事業の概況
リスク管理
コンプライアンス
(法令等の遵守)の体制
個人情報保護
監査・検査体制
再保険
トピックス
商品ラインナップ
サービス体制
社会活動
代理店
保険のしくみ
損害保険用語
事業の内容
業績データ
2
8
10
21
24
26
28
29
30
33
41
44
52
57
59
62
64
会社概要
Ⅰ. 事業の概要
1. 保険引受の状況
2. 資産運用の状況
3. ソルベンシー・マージン情報
66
66
72
76
Ⅱ. 経理の状況
1. 財務諸表
2. 資産・負債の明細
3. 損益の明細
4. 時価情報等
78
78
84
95
97
Ⅲ. 企業集団等の状況
1. 事業概況
2. 損害保険事業の状況
3. 生命保険事業の状況
4. 連結財務諸表
5. 保険子会社の
ソルベンシー・マージン比率
6. セグメント情報
株式・株主の状況
役員の状況
歴史と沿革
会社の組織
当社および子会社等の概況
従業員の状況
設備の状況
国内ネットワーク
海外ネットワーク
134
137
144
146
148
150
152
155
162
104
104
105
109
112
130
131
〈当社の情報開示方針について〉
透明性・公平性の高いガバナンスに対する社会の期待が高まっており、
また、企業の社会的責任(CSR)の観点からも従来以上に有用な情報開示が求め
られています。
こうした中、社内基準を明確にして、
スピード感のある情報開示を行うとともに情報発信の一貫性を高めていくことを目的に2004年4月「ディスクロージ
ャー・ポリシー」を策定しました。
※情報開示方針の内容については、23ページ「情報開示方針」を参照ください。
1
経営について
三井住友海上グループの経営体制
当社の目指す経営のあり方
当社では、経営の透明性・健全性を高め、お客さま、株主をはじめとするすべてのステークホルダー(利害
関係者)から高く信頼・評価される保険・金融グループとなることを目指しています。
また、当社グループの永続的な発展に向けて、
CSR
(企業の社会的責任)活動を経営の中心に位置付け、
その積極的な展開を図っています。
経営における当社の基本的な考え方は以下のとおりです。
経営理念
保険・金融サービス事業を通じて
○世界に安心と安全をとどけ 豊かな 社 会づくりに貢 献します
○最高の商品とサービスを提供し お客さまの満足を実現します
○永続的な業績向上を目指し 株 主 の 信 頼と期 待 に 応 えます
経営体制・コーポレートガバナンス
当社は監査役制度を採用していますが、
「コーポレートガバナンスの強化」を重要な経営課題のひとつと
してとらえ、
より透明性が高く、牽制機能を備えた経営システムの構築を目指しています。
具体的には、2000年6月に執行役員制度を導入し、経営全般にわたる重要事項の意思決定および監督
を担う「取締役会」と、取締役会の決定した経営方針に従い会社業務を執行する「執行役員」の役割分
担を明確にしています。また、各事業年度毎の経営責任を明確にするとともに、経営環境の変化に機動
的に対応するため、取締役および執行役員とも任期を1年としています。
さらに、2005年4月には、取締役会の機能を一層強化するため取締役の役制を廃止(会長及び社長を除
く)するとともに、2005年6月の定時株主総会において3名の社外取締役を選任しました。
当社としましては、引き続き、
ガバナンスの向上を目指すと共に、経営資源の効率的な活用と適切なリスク
管理を通じて、長期的な安定と発展を実現し、一層の企業価値の向上に努めていきます。
2
【コーポレートガバナンスの体制】
株主総会
監経
督営
意
思
決
定
選任
選任
取締役会
監査役会
取締役:13名
監査
(うち社外取締役:3名)
人事委員会
選任
報告
監査役
社内監査役(常 勤)
:3名
社外監査役(非常勤)
:3名
報酬委員会
会
計
監
査
人
監査
選任・監督
選任
報告
業
務
執
行
課題別委員会
経営会議
(8委員会)
報告
専務以上執行役員
常務執行役員(本社部門担当)
取締役(除く社外取締役)
●リスク・コンプライアンス委員会
●情報開示委員会
●CSR委員会 他
報告
執行役員
【内部監査部門】
監査
本部・部支店
業務監査
【経営会議体】
会議名
議長
主な機能
取締役会長
経営戦略上重要な事項の論議・決定、取締役・執行役員の職務執行の監督
人事委員会
取締役会長
取締役・執行役員の候補者の選任・解任等について取締役会へ助言
報酬委員会
取締役会長
取締役・執行役員の評価ならびに職務対価(報酬)等について取締役会へ助言
取締役社長
会社およびグループの経営、事業の遂行に関する重要事項について協議
取締役会
経営会議
【主な課題別委員会】
会議名
主な機能
リスク・コンプライアンス委員会
リスク管理及びコンプライアンスに関する方針等の企画・立案、全社的かつ総合的な
リスク管理及びコンプライアンスの推進・徹底
情報開示委員会
財務情報をはじめとする当社の企業情報を適正に開示するための、社内の業務プロ
セスの検証、
および内部統制の有効性評価
CSR委員会
企業の社会的責任(CSR:corporate social responsibility)に係る活動の全体
バランスの最適化・レベルアップおよび進捗管理
3
経営について
CSRの取り組み
「全員参加」の推進体制
2003年8月、社長を委員長、主要役員および本社関連部長をメンバーとする「CSR委員会」を設置し、取
り組み全体のバランス最適化やレベルアップ、総合的な進捗管理による活動の定着と継続を図っていま
す。また、全国の各部支店や海外主要拠点で運営責任者(部支店長)
と推進担当者(男女同数)約630
名が、部支店や拠点ごとの取り組みをリードしています。さらに2004年10月、専任部署として経営企画部
内に「CSR推進室」を設置しました。専任の室長以下、人事部・総務部・広報部・コンプライアンス推進
部からの兼務者が、部門横断の取り組みを企画し、実行しています。
グループ行動憲章の策定
2004年10月、
「三井住友海上グループ行動憲章」を公表しました。全国主要拠点の社員が議論に参加
したほか、社内で行動憲章の素案を公表して意見を募集し、集まった意見を考慮しながら最終的に確定さ
せるという手続きを踏み、完成までに一年以上をかけました。
三井住友海上グループを取り巻くステークホルダー(社会の中で企業がかかわる全ての存在)
として、
「お
客さま」
「株主」
「代理店」
「取引先」
「社員」
「地域社会・国際社会」
「環境」の7つを取り上げ、
これらの
ステークホルダーに対してどのような行動をとっていくのかを、
それぞれに対する「7つの責任」として定めて
います。そしてなぜ、
その「7つの責任」を果たしていかなければならないのか、核となる考え方・価値観を「前
文」として冒頭に置くとともに、社員一人ひとりが心がけて行くべきことを「わたしたちの行動」として最後
に定めています。
当社はこの「行動憲章」をCSR取り組みの中核とし、活動のベースとしていきます。行動憲章は、三井住友
海上グループの企業文化の象徴であるとともに、
グループ全社員がどのような行動を行っていくのか、
ステーク
ホルダーに宣誓するものでもあります。
海外の各拠点においても、現地法人・支店ごとに独自の各国語版行動憲章を作成しています。
「三井住友海上グループ行動憲章」の全文は、
「三井住友海上CSR Report 2005」および、インター
ネットホームページ(http://www.ms-ins.com/company/csr/action_group.html)に掲載しています。
職場ミーティングと対話の重視
当社では、ステークホルダーの声に誠実に対応し、仕事に反映させていくことの繰り返しによって、ステー
クホルダーとの信頼関係を少しずつ高めていきます。
社員に対しては、全国で「行動憲章ミーティング」を実施して、
日常の仕事で行動憲章のとおりに実践でき
ない場面について話し合い、職場で今後取り組んでいく課題と具体的な取り組み策を考えていきます。行
動憲章は、社員の一人ひとりが日常の仕事と関連づけて理解し、共感し、実践することで、初めて意味の
あるものとなります。行動憲章を実践するために、何が問題なのか、何が不足しているのか、
きちんと話し合
える環境づくりに取り組んでいきます。
4
このような取り組みを定着させ、
グループ全社員への浸透を図るため、社員向けの各種研修でもCSRを取
り上げています。また、イントラネット上の掲示板に「CSRの話をしよう!」と名付けたコーナーを設け、全国
の社員がCSR取り組み事例の情報交換を行っています。
このほか、前述の運営責任者(部支店長)や推進担当者が中心となり、全国各部や世界主要拠点で独
自の取り組みも始まっています。
取り組み状況の評価
CSRの取り組みをバランスよく進めて行くため、三井住友海上グループの取り組みの全般的評価を行い
ます。このための評価基準として、107項目の「MSI CSRマネジメント・スコア」を策定しました。半期に一
度、関連各部が各評価基準に関する自部門の取り組みの進捗状況について評価案を作成し、
CSR委員
会において評価します。また、全体の進捗状況についても検証を行います。
の周知徹底を図るための取り組みをしている
● 企業行動規範(=「三井住友海上グループ行動憲章」)
● 社長が、多様なステークホルダーと直接対話する仕組みがある
などの個々の評価基準を意識しながら、取り組みを進めていきます。
CSR取り組み項目の相互関係
マC
ネS
ジR
C メ
活
S
R ン動
マ ト
を
ネ
ジ 体推
メ 制
進
ン
ト のす
・
ス 構る
コ 築
た
ア
に
め
よ
の
る
7つのステークホルダーとの
信頼関係を築くためのCSR活動
M
S
I
全
体
評
価
お客さま
株 主
環 境
代理店
地域社会・国際社会
取引先
社 員
CSRの定着・浸透
=行動憲章を日常業務と関連付けて理解・実践
●職場ミーティングの実施
●教育・コミュニケーションツールの充実
双
方
向
コ
ミ
ュ
ニ
ケ
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シ
ョ
ン
ス
テ
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ク
ホ
ル
ダ
ー
へ
の
情
報
開
示
と
内部体制の強化
コンプライアンス/リスク管理/危機管理/コーポレートガバナンス など
国連グローバル・コンパクトのリード
2004年6月、日本の金融機関として初めて、国連GC
(グローバル・コンパクト)に参加しました。国連GC
への参加は、人権、労働、環境、腐敗防止などを尊重する経営姿勢の表明であり、当社グループのCSR推
進に向けた決意をあらためて示すものです。
また、
このほど設置された国内ネットワークの「運営委員会」においてネットワーク
のあり方や活動内容を検討することになりましたが、当社はその委員長に選任さ
れました。今後は、国内企業の取り組みをリードしていくとともに、世界との対話
に積 極 的に参 画し、日本に対する国 際 社 会からの理 解と信 頼を高めることを
目指します。
5
経営について
三井住友海上グループの経営計画
三井住友海上グループは、2010年をターゲット年度とした長期ビジョン「チャレンジ10」を策定し、
その最
初の2年間にあたる2005・2006年度を対象期間とした中期経営計画「チャレンジ10“ステージⅠ”」を本
年4月よりスタートしました。
当グループは、損害保険事業・金融サービス事業・リスク関連事業の着実な発展と、生命保険事業・海外
事業の飛躍的な発展を推進し、
より強固なグループ事業基盤を築き上げることにより、2010年には、世界
トップ水準の保険・金融グループに成長することを目指して諸課題に取り組んでいきます。
具体的には、お客さまのニーズに応える最高品質の商品・サービスの提供、営業力の強化、損害サービス
の一層の向上、次世代契約事務の構築、アジアを中心とした海外市場への戦略的展開、生命保険・医
療保険等の人保険分野の拡充、資産運用力の強化などの取り組みを展開し、成長力・収益力の一層の
強化を図っていきます。また、
CSRを全役職員の行動のバックボーンと位置づけ、
リスク管理・コンプライア
ンスの一層の徹底、
コーポレートガバナンスの強化など企業品質の向上に積極的に取り組み、お客さま、
株主、社会、環境など、
あらゆるステークホルダーの期待に応えていきます。
チャレンジ10〔三井住友海上グループ 2010年ビジョン〕
2005、2006年度 ステージⅠ
2007、2008年度 ステージⅡ
チャレンジ10 長期ビジョン
グループ各社は、より一層の“ビッグ、ストロング、グッドカンパニー”に
成長し経営理念の実現と世界トップ水準の保険・金融グループを目指す
〈2003年度実績〉
グループコア利益 640億円
〈2010年度計画〉
グループコア利益 1,000億円超
グループコア利益 (注)全て税引後
= 連結当期純利益(きらめき:標準責準積増前
利益、年金専門:USGAAPベース利益)
− 株式キャピタル損益・クレジット・デリバティブ
評価損益
− その他特殊要因(特別損益等)
+ 非連結グループ会社利益(海外事業、
リスク
関連)
2009、2010年度 ステージⅢ
7つの主要経営戦略
ターゲット
1.連結正味収入保険料 増収実績 1位
2.単体正味収入保険料 規模
2位
3.海外グロス保険料・当期利益
1位
4.損保系生保における利益
(きらめき生命+年金専門)
1位
5.コンバインドレシオ
1位
6.資産運用利回り
1位
7.グループROE
7%
金融サービス・リスク関連(5%)
生命保険(20%)
金融サービス・リスク関連 9億円(1%)
海外事業(20%)
生命保険 40億円(6%)
海外事業 86億円(14%)
国内損害保険
505億円(79%)
国内損害保険
(55%)
3つの革新
「営業革新」
「損害サービス革新」
「業務革新」
グループ戦略に即した
人事・組織・要員体制
CSRを全社員の行動のバックボーンと位置付け、
企業品質のあらゆる面において世界トップ水準企業を目指す
CS
資本政策
具体的指標・数値化目標を設定し、CS NO.1「お客さまの期待を
上回る商品・サービスの提供」
「お客さま満足度NO.1の損害サ
ービス体制」
「お客さまとの強い信頼関係の構築」を追求。
「資本の十分性」とその安定を図りつつ、資産構成の最適化・資
本の最適配分・成長事業への積極投資による「資本の効率化(ROE
向上)」を追求し、企業価値の向上を図る。
リスク管理・コンプライアンス
行動憲章、内部統制、
リスクリターン管理で世界トップの品質を目指す。
6
コーポレートガバナンス
最高水準のガバナンスが実現可能な体制を目指す。
三井住友海上グループ
中期経営計画 2005・2006年度
[ ]
チャレンジ10“ステージⅠ”
2010年に向けた事業基盤の確保に向け、
グループ総合力を発揮して『新時代をスタートダッシュ』
グループ総合力を発揮して、成長力・収益力・企業品質の3本柱をより強固なものとし、
NO.1ターゲットの達成と将来に向けた確固たる事業基盤の確立に取り組んでいきます。
2006年度末『NO.1ターゲット』
連結正味収保
増収実額1位
連結正味収保2位の地位を確固た
るものとするため、国内での増収路
線を堅持するとともに、強みを持つ
海外事業を積極展開して、増収額
NO.1を目指します。
国内損保
増収率1位
基幹商品の競争力強化と人保険商
品の一層の拡充を図るとともに、
「一
般」
「企業」
「自営」分野ごとの増収
施策を積極的に展開します。
きらめき生命保有 将来のグループ収益の柱として、き
契約高
らめき生命を着実に成長させ、損保
増率1位
系生保NO.1を目指します。
コンバインドレシオ 収益力を強化し、損害率と事業費率
のトータルでNO.1を目指します。
1位
アジアでの圧倒的な事業基盤を築く
海外グロス保険料・ ことに重点的に取り組み、海外にお
ける規模と利益の双方でNO.1を目
当期利益1位
資産運用(インカム)
利回り1位
指します。
資産運用面での優位性の維持向上
に継続的に取り組み、NO.1を目指し
ます。
3つの革新への取り組み
2005・2006年度の2カ年で、
「3つの
営業革新
販売網構造改革・営業行動改革・代理店行動改革
革新」に集中的に取り組み、永続的発展
損害サービス革新
損害サービス改革
業務革新
CS業務プロセス改革
が可能な業務モデルの確立を目指します。
【経営目標数値】
三井住友海上単体
2006年度目標
成長性
正味収入保険料
収益性
コンバインドレシオ
正味損害率
正味事業費率
資産運用
一般利息配当金収入
520億円
利益
当期純利益
685億円
グループ連結
海外事業
生命保険事業
金融サービス事業
リスク関連事業
連結正味収入保険料
グループコア利益
グループROE
コア利益
保有契約高
コア利益
コア利益
コア利益
1兆3,400億円
91.8%
61.6%
30.2%
1兆4,840億円
840億円
5.6%
100億円
9兆200億円
125億円
17億円
1億円
(※1)保険料、
コンバインドレシオ、損害率、事業費率は「自動車保険もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)」の払戻充当保険料を控除した数値。
(自賠責保険政府出再廃止の
影響を含む)
(※2)グループコア利益=連結当期純利益−株式キャピタル損益(売却損益等)
−クレジットデリバティブ評価損益−その他特殊要因−生保子会社連結利益+生命保険事業コア利益
(※6)等 (全て税引後)
(※3)グループROE:グループコア利益÷連結ベース株主資本(期首期末平均)
(※4)海外事業コア利益:単体海外部門収支+海外保険グループ会社持分利益
(※5)生命保険保有契約高:三井住友海上きらめき生命保険(株)の保有契約高(除く団体保険)
(※6)生命保険事業コア利益:三井住友海上きらめき生命保険(株)の標準責任準備金積増前利益+三井住友海上シティインシュアランス生命保険(株)の米国会計基準(US GAAP)
に基づく持分利益
(※7)金融サービス事業コア利益:単体金融サービス事業収支+金融サービス事業グループ会社持分利益
(※8)
リスク関連事業コア利益:リスク関連事業グループ会社持分利益
7
グループ事業
三井住友海上グループの事業展開
三井住友海上グループは、国内の損害保険事業を中心に、生命保険事業、海
外での生損保事業、金融サービス事業、
リスク関連事業など、国内外で幅広
い事業展開を行っています。国内損保業界に類を見ない総合的なグループ
力を活かして、生活やビジネスのあらゆる場面でお客さまをサポート、お客
さま一人ひとりのニーズに応じた商品・サービスを提供します。
損害保険事業
海外事業
金融サービス事業
三 井 住 友 海 上グル ープ
生命保険事業
8
リスク関連事業
金融サービス事業
損害保険事業
三井住友海上火災保険(株)
三井住友アセットマネジメント(株)
日本国内では733の営業課支社と約75,000店の代理店
http://www.smam-jp.com
網により、最 高 品 質 の 商 品・サ ービスを 提 供 すると共に、
「年金運用」
「投資信託運用」
「保険資産運用」の3分野を
257の損害サービス拠点・約6,000名の損害調査スタッフ
事業の柱とした国内最大級の資産運用会社です。お客さま
により、お客さまに対して安心・安全をお届けしています。
の多様な運用ニーズに応じて、豊富なメニューから質の高
いプロフェッショナルな運用サービスを提供しています。
海外事業
金
20 億円
投資顧問契約残高
7 兆 8,842 億円
投資信託純資産残高
1 兆 7,894 億円
資
50年以上にわたる国際業務の経験を活かし、世界各地で当
社グループのネットワーク拡充に力を注いでいます。成長著
しいアジア各国を中心に、国内損保最大級の38カ国・61拠
役
本
職
員
352 人
数
(2005年3月31日現在)
点で海外ネットワークを展開。世界で起こる多様なリスクに
三井住友海上キャピタル(株)
対応する商品・サービスを提供しています。
http://www.msivc.co.jp
生命保険事業
次世代の日本経済を担う将来性豊かなベンチャー企業を発
三井住友海上きらめき生命保険(株)
掘し、資金支援のみならず投資後の経営支援に注力する「企
http://www.ms-kirameki.com
業育成型投資」に重点を置くベンチャーキャピタルです。
合理的な遺族保障を提案する「無解約返戻金型収入保障保
資
険」や市場金利の上昇に応じ保険金額が増加する「MS終身」
投
など独自性の高い商品をそろえ、お客さま一人ひとりのニー
ズにお応えできる生命保険商品とサービスを提供しています。
資
残
先
社
金
5 億円
高
34.7 億円
数
121 社
86.4 億円
運営するファンド総額
(2005年3月31日現在)
355 億円
資
本
金
総
資
産
6,716 億円
保有契約高
9 兆 3,336 億円
代 理 店 数
投
本
資
約 17,000 店
(2005年3月31日現在)
三井住友海上シティインシュアランス生命保険(株)
http://www.mscity-life.com
リスク関連事業
(株)インターリスク総研
http://www.irric.co.jp
リスクマネジメントに関する先進的な調査研究機能と実践
的なコンサルティング機能を併せ持つ国内最大級のリスク
マネジメント専門会社です。高度なノウハウや経験を基盤に、
三井住友海上グループが培ってきた長年の信頼と実績、シ
時代の変化を先取りした良質なコンサルティングサービス
ティグループの米国における実績とノウハウを結集し、保険
を提供しています。
の魅力と資産運用の醍醐味を併せ持った変額個人年金商品
に加え、加入時に原資が確定する確定個人年金保険も提供
三井住友海上ケアネット(株)
http://www.msk-carenet.com
します。
※2005年7月に三井住友海上シティ生命の合併相手が米国メットライ
開設から10年を迎える介護付き有料老人ホーム(「ゆうら
フ・インク社となり、2005年10月1日より三井住友海上メットライフ
いふ横浜」)の運営や、居宅介護支援・訪問介護事業など、超
生命保険株式会社へ社名変更予定です。
資
本
金(資本準備金を含む)
総
資
産
保有契約高
高齢社会の到来に向けた総合的な介護サービスを提供する
402.95 億円
専門会社です。
9,352 億円
8,856 億円
(2005年3月31日現在)
アメリカン・アプレーザル・ジャパン(株)
http://www.american-appraisal.co.jp
世界最大、最古の総合資産評価コンサルティンググループで
す。M&A、企業統廃合、商標などといった無形資産評価から、
不動産、機械設備などの有形資産評価まで、中立・公正な立
場であらゆる資産評価サービスを提供しています。
9
経営指標
2004 年度 主要経営指標について
「2004 年度主要経営指標について」の中では、正味収入保険料、正味損害率、正味事業費率、コンバインド・レシオ、主要データにつきましては、自動車保険「もど
リッチ(満期精算型払戻金特約付契約)
」の払戻充当保険料を控除したベースで表示しています。
正味収入保険料
+1.3% の増収となりました。
1 3,102
兆
【2004 年度 正味収入保険料の種目別構成】
【正味収入保険料の推移】
その他
億円
14,000
海上
604億円
1兆3,102億円
2004年度の正味収入保険料は1兆3,102億円、
前期比+1.3%となり、増収を確保しました。
自動車
1,784億円 13.6%
1兆2,930億円
億円
海上保険、傷害保険およびその他の保険の伸
5,680億円 43.4%
び率が高かったことによります。
4.6%
12,000
合 計
1兆3,102億円
10,000
正味収入保険料
傷害
お客さまから直接受取った保険料
(元受保険料)
から
1,310億円 10.0%
積立保険料相当分を控除し、再保険料を加減(出再
自動車損害
賠償責任
1,957億円 14.9%
火災
1,764億円 13.5%
2004年度
2003年度
正味損害率
保険料を控除し、受再保険料を加える)
したもので、
会社が引受けた危険に対応する保険料のことです。
前期比+ 9.2% 上昇しました。
64.0 %
【正味損害率の推移】
2004年度の正味損害率は64.0%となり、2003
64.0%
(%)
54.8%
60
年度の54.8%と比べると、+9.2%上昇しました。
自然災害の多発により火災保険の正味支払保
50
険金が大幅に増加したことなどが要因です。
2003年度
2004年度
【種目別正味支払保険金・正味損害率の推移】
(単位:億円)
2003 年度
種 目
正味支払
保 険 金
火
災
海
上
傷
自
害
動
車
自動車損害賠償責任
10
そ
の
合
他
計
増加率
568
265
511
3,325
821
1,042
7.1%
11.2
1.6
0.6
34.8
2.2
6,535
5.3
2004 年度
正 味
損害率
正味支払
保 険 金
増加率
34.2%
49.5
44.7
63.6
47.4
63.9
1,350
255
528
3,465
1,130
1,106
137.5%
△ 3.9
3.3
4.2
37.6
6.2
54.8
7,837
19.9
正 味
損害率
(比較増減)
78.1%
44.1
43.2
66.8
63.1
64.3
(
64.0
(
(
(
(
(
(
43.9%)
△ 5.4 )
△ 1.5 )
3.2 )
15.7 )
0.4 )
9.2
)
正味損害率
正味収入保険料に対し、正味支払保険金と損害調査
に要した費用の合計額の割合を指します。
正味事業費率
前期比△ 0.9%改善しました。
31.3 %
【正味事業費率の推移】
2004 年度の正味事業費率は 31.3 %となり、
(%)
40
32.2%
31.3%
2003年度の32.2%と比べると△ 0.9%の改善
となりました。
30
より一層の業務効率化、経費削減に努めまし
2003年度
2004年度
た結果、保険引受に係る営業費及び一般管
理費が1,954億円となり、前期比△64億円の削
【事業費(保険引受に係るもの)の推移】
(単位:億円)
区 分
2003 年度
2004 年度
増減額
保険引受に係る営業費及び一般管理費
費
2,018
2,139
1,954
2,151
△ 64
12
計
4,158
4,105
△ 52
諸
合
手
数
料
及
び
集
金
減をすることができました。
正味事業費率
正味収入保険料に対し、保険の募集や維持管理のた
めに使用した費用の割合を指します。これらの費用
の中には会社を運営する費用、新保険商品の開発費
用や代理店手数料などが含まれます
(損害調査費は
通常含まれません)
。
コンバインド・レシオ(正味損害率+正味事業費率)
2004年度のコンバインド・レシオは、前期
95.3 %
比+8.3%の上昇となりました。正味事業費
率は前期比△0.9%改善しましたが、正味損
害率が前期比+9.2%上昇したためです。
コンバインド・レシオ
損害保険会社の保険本業での「収益力」を示す指標。
保険料収入に占める保険金支払の割合である「正味
損害率」
と、保険料収入に占める人件費、物件費など
の事業費の割合である
「正味事業費率」の合算値です。
一般的にこの値が低いほど保険会社の収益性が高い
といわれています。
11
経営指標
保険引受利益
前期比△ 592 億円減少しました。
139
【保険引受利益の推移】
【保険引受利益の種目別推移】
(単位:億円)
2003 年度
種 目
億円
453億円
億円
2004 年度
450
火
災
42
△ 447
400
海
上
42
107
傷
害
50
58
車
361
92
350
自
300
動
–
–
他
△ 43
48
計
453
△ 139
自動車損害賠償責任
250
そ
の
2004年度の保険引受利益は△ 139億円と、前
期比△ 592億円の減少となりました。
自然災害が多発したため、保険金支払が大
幅に増加したことが主な要因です。
200
合
150
100
保険引受利益
50
正味収入保険料等の保険引受収益から、保険金や損
2004年度
△50
害調査費、満期返戻金等の保険引受費用と、保険引
2003年度
受に係る営業費及び一般管理費を控除し、その他収
△100
支を加減したものをいいます。なお、その他収支は
自賠責保険等に係る法人税相当額などです。
△139億円
経常利益・当期純利益
経常利益
793
【経常利益・当期純利益の推移】
経常利益は△52.3% 減、当期純利益△16.7% 減となりました。
億円 当期純利益
【損益状況の対前期比較】
億円
1,750 1,665億円
1,500
1,250
729億円
750
793億円
607億円
500
12
経
常
利
益
当
期
純
利
益
2004年度
幅に増加したことや有価証券売却益が減少し
険
引
受
収
益
16,503
17,002
たことなどにより、前期比△ 871億円減少し、
険
引
受
費
用
14,022
15,170
793億円となりました。
資
産
運
用
収
益
1,765
1,168
一方、当期純利益は、厚生年金基金の代行部
資
産
運
用
費
用
393
146
分返上益を計上したことなどから特別損益
2,158
(2,018)
2,084
(1,954)
そ
の
経
( 保
他
経
常
損
常
険 引
利
受 利
別
損
益
△ 28
益
益
)
1,665
453)
(
24
793
(△ 139)
益
△ 574
192
税 引 前 当 期 純 利 益
1,091
986
法 人 税 及 び 住 民 税
335
113
額
26
265
益
729
607
特
当
期
純
利
益
2003年度
経常利益は、自然災害による保険金支払が大
保
250
経
常
利
益
億円
保
営 業 費及 び 一 般 管 理 費
(保険引受に係る営業費及び一般管理費)
1,000
(単位:億円)
2003 年度 2004 年度
区 分
607
法
当
人
税
期
等
純
調
整
利
が+767億円増加したこともあって、前期比
△ 121億円の減少にとどまり、607億円となり
ました。
ソルベンシー・マージン比率
十分なリスク対応力、健全性を有しています。
1,026.0 %
【ソルベンシー・マージン比率の推移】
(単位:億円)
2004年度のソルベンシー・マージン比率は、自
2003 年度
2004 年度
然災害の影響や、海外子会社への株式投資
24,659
24,813
による資産運用リスクの増加等により、前期
額
4,634
4,837
(C) ソルベンシー・マージン比率
/
{(B)
×1/ 2 }
×100
(A)
1,064.3%
1,026.0%
項 目
(A) ソルベンシー・マージン総額
(B ) リ ス ク の 合
計
比△ 38.3%減少し、1,026.0%となりました。
●ソルベンシー・マージン比率
通常の予測を超える危険
(リスク)
に対し、損害保険会社がどれだけ
に、損害保険会社には十分な「支払能力」が必要です。
支払能力
(=ソルベンシー・マージン)
を持っているかを表したもの
このような「通常の予測を超える危険」に対する損害保険会社の
です。損害保険会社は、保険金支払や、積立保険の満期返戻金の
「支払能力」の状況を示すのが「ソルベンシー・マージン比率」です。
支払に備えて、準備金などを積み立てています。
「ソルベンシー・マージン比率」は、経営の健全性を測る指標の一
しかし、巨大災害や資産の大幅な価格下落など、
「通常の予測を超
つで、通常 200% 以上あれば、その損害保険会社の保険金等の支
える危険」が発生した場合でも、保険金の支払に万全を期すため
払能力に問題はないとされています。
資本及び通常の予測を超える危険のために積み立てている準備金などの額
ソルベンシー・マージン比率(%)=
× 100
通常の予測を超える危険 × 1 / 2
※「通常の予測を超える危険」
とは、①通常の予測を超える巨大災害の発生、②通常の予測を超える保険事故率の発生、③積立保険の実際の利回りが予定利率を下回ること、
④保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動すること、などのリスクをいいます。
13
経営指標
総資産
安全な資産運用に努めています。
6 5,806
兆
億円
【2004 年度 総資産の構成】
【総資産の推移】
総資産は、会社が持っている現金や有価証券、
現金及び預貯金
2,209億円 3.4%
6兆4,571億円 6兆5,806億円
その他
不動産などすべての資産のことです。このうち
5,009億円 7.6%
損害保険会社で一般的に最も多いのは国債・
不動産
及び動産
2,458億円
億円
60,000
株式などの有価証券で、これ以外に不動産及
び動産、貸付金や現金及び預貯金などがあり
3.7%
ます。総資産は、貸借対照表上では借方(左
側)の計上額の合計として表されます。
合 計
40,000
6兆5,806億円
2004年度は、社債を1,000億円発行したこと
などから、前期比1,235億円増加し、6兆5,806
億円となりました。
20,000
総資産のうち運用資産は6兆2,146億円となり
ました。資産運用にあたっては、安全性、流
動性に留意しつつ、安定的な資産運用収益
2003年度
貸付金
7,711億円
2004年度
有価証券
4兆8,417億円 73.6%
11.7%
を確保するためにさまざまな資産に分散投資
を行っています。
純資産
十分な資本を保持しています。
1 4,526
兆
【純資産の推移】
【純資産の内訳別推移】
2003 年度
区 分
億円
(単位:億円)
2004 年度
しています。資本の部は、株主の拠出金
億円
15,000
1兆4,000億円
1兆4,526億円
10,000
純資産とは、貸借対照表の資本の部を指
増減額
金
1,395
1,395
–
である資本金、株主の拠出金・合併差益・
資 本 剰 余 金
931
931
0
自己株式の処分差損益等である資本剰余
利 益 剰 余 金
4,672
5,156
483
金、企業活動の成果として生じた利益の
株式等評価差額金
7,425
7,688
262
蓄積である利益剰余金、有価証券などの
自
式
△ 424
△ 645
△ 220
時価評価により生じる株式等評価差額金
計
14,000
14,526
525
資
合
本
己
株
などから構成されています。資本の部は、
資産の部から負債の部を控除した金額と
一致します。すなわち、純資産は企業の所
5,000
有する資産から負債をすべて返済してなお剰余となる金額を表しているものといえます。このように、
純資産は企業における株主の持分を表しており、負債を他人資本というのに対して自己資本とも呼
ばれ、企業価値を表す重要な要素の一つとなっています。2004年度は前期比+525億円増加し、
2003年度
14
2004年度
1兆4,526億円となりました。
有価証券評価差額
十分な含み益を有しています。
1 2,015
兆
【有価証券評価差額の推移】
【有価証券評価差額の内訳別推移】
2003 年度
区 分
1兆1,609億円
1兆2,015億円
億円
10,000
5,000
(
(
( 10,635)
株
式
)
全面適用となり、いわゆる時価会計が本格的
△1
に導入されました。2004年度は国内株式の時
407
価上昇に伴い、有価証券評価差額は、前期
12,032
469)
(
62)
(
( 10,933)
(
533)
(
583)
(
49)
( そ の 他 )
(
49)
(
46)
(
△ 3)
11,609
計
比+406億円増加し、1兆2,015億円となりま
( 298)
( 外 国 証 券 )
合
2003年度 2004年度
406)
( 公 社 債 )
増減額
△ 17
11,625
その他有価証券
2001年度から「金融商品に係る会計基準」が
(単位:億円)
2004 年度
△ 15
子会社・関連会社株式
億円
12,015
した。
406
(注)上表は時価のある、子会社・関連会社株式、その他有価証券につい
て記載しています。またその他有価証券の「その他」には有価証券
に準じて処理される買入金銭債権等を含めています。
●時価会計
金融商品会計
(いわゆる時価会計)
では、有価証券をその保有目的に応じて
「売買目的有価証券」
「
、満期保有目的の債券」
「
、子会社・関連会社株式」
および「その他有価証券」の 4 つに区分します。各区分の概要および会計処理は次のとおりです。
区 分
概 要
評価差額(注 2)の処理
貸借対照表の計上額
売買目的有価証券
時価の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券
時価
損益計算書に計上
満期保有目的の債券
企業が満期まで保有することを目的としていると認められる債券
償却原価(注 1)
―
子会社・関連会社株式
子会社・関連会社に対する出資
取得原価
―
その他有価証券
上記のいずれにも分類できない有価証券
時価
(注 3)
損益計算書には計上せず、
貸借対照表の資本の部に直接計上
(注 1)債券を額面金額より低い価額または高い価額で取得した場合、取得価額と額面金額との差額を満期まで毎期一定の方法で取得価額に加算または減算した後の価額をいいます。
(注 2)時価と取得原価との差額をいいます。
(注 3)税金相当額は資本の部に計上せず、繰延税金資産または繰延税金負債として資産の部または負債の部に計上します。
当社の有価証券も上表に従って区分されます
例(時価会計適用前)
が、その大部分は「その他有価証券」
に区分され
ます。
「その他有価証券」は貸借対照表上、時価で計上
されますが、時価と取得原価との差額
(評価差額)
は損益計算書には計上されず、税金相当額を控
例(時価会計適用後)
貸借対照表
貸借対照表
資産の部
負債の部
資産の部
負債の部
800
700
1,000
780
有価証券
200(時価 400)
有価証券
400
繰延税金負債 80
除した上で資本の部に直接計上されます。これ
資本の部
を図で例示すると右のとおりです。
資本の部
100
800
220
800
株式等評価差額金 120
(前提)
1. 保有している有価証券(取得原価 200)の時価は 400 で 200 の含み益が生じている。
2. 有価証券は「その他有価証券」に区分される。
3. 税率は 40%とする。
1,000
1,000
(時価会計適用による影響)
(800+含み益 200)
となる。
1. 有価証券が時価(400)で計上され、総資産が 1,000
(含み益 200×税率 40%)
が負債の部に計上される。
2. 含み益に係る繰延税金負債 80
含み益に係る繰延税金負債は、将来、この有価証券を売却したら生じるであろう未払税金を意味する。
(含み益 200−繰延税金負債 80=120)
が株式等評価差額金として資本の部に計上される。
3. 含み益から繰延税金負債を除いた金額
15
経営指標
不良債権の状況
リスク管理債権
180
リスク管理債権(貸付金)
破綻先債権
1 億円
債務者区分による債権
億円 (正常債権を除く)
3 カ月以上
延滞債権
5 億円
億円
債務者区分による債権
不良債権には「リスク管理債権」
と
「債務者区
(貸付金)
分による債権」の2つの基準があります。
破 綻 先
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
17 億円
(その他)
(17 億円)
「リスク管理債権」は対象となる資産が貸付
金の元本だけであるのに対して、
「債務者区
(0 億円)
分による債権」には貸付金の元本に加えて貸
危険債権
132 億円
破綻懸念先
付有価証券や支払承諾見返等の資産も含ま
れます。
(–)
(132 億円)
貸付条件
緩和債権
24 億円
180
自己査定の
債務者区分
実質破綻先
延滞債権
148 億円
引き続き健全な状況にあるといえます。
両者の相違を図にすると左のようになります。
要管理債権
30 億円
要注意先
(–)
(30 億円)
正常債権
正 常 先
合
計
180 億円
(対象資産)
貸付金
(元本のみ)
8,124 億円
(7,531 億円)
(593 億円)
合 計(除く正常債権)
180 億円
(対象資産)貸付金、貸付有価証券
支払承諾見返
未収利息
(貸付金、貸付有価証券に係るもの)
仮払金
(貸付金に準ずるもの)
●リスク管理債権の状況
(単位:億円)
リスク管理債権は、貸付金のうち元本や利息の回収の可能性
に注意を必要とするもののことです。具体的には、利息の返
破
済状況等に応じて
「破綻先債権」
「
、延滞債権」
「
、3 カ月以上延滞
延
債権」
および「貸付条件緩和債権」の 4 つに分けられています。
3
担保等により回収が可能であったり、予め貸倒引当金を計上
貸
しているため、リスク管理債権に分類されたものが全額回収
2003 年度
区 分
綻
先
滞
債
権
債
権
条
件
緩
和
債
権
額
3
1
△2
187
148
△ 38
額
6
5
△1
85
24
△ 60
282
3.8% )
不能になるわけではありませんが、当社のリスク管理債権は
合
計
額
( 貸 付 金 残 高 に 対 す る 比 率 )
(
貸付金残高に対する比率が 2.3% と低く、引き続き健全な状
(参考)貸
7,453
況にあるといえます。
付
金
残
増減額
額
カ 月 以 上 延 滞 債 権 額
付
2004 年度
高
(
180
2.3% )
7,711
(
△ 102
△ 1.5% )
258
(注)各債権の意義については 89 ページをご覧ください。
●債務者区分による債権の状況
(単位:億円)
債務者区分による債権は、貸付金や貸付有価証券等の債権を
区 分
債務者の財政状態や経営成績等をもとに「破産更生債権及び
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
これらに準ずる債権」
、
「危険債権」
「要管理債権」および「正
、
危
常債権」の 4 つに区分したものです。
要
険
管
2003 年度
債
理
債
と低く、健全な状況にあるといえます。
小
正
合
計
常
債
計
① / ②
17
11
権
185
132
△ 52
権
91
30
△ 61
①
282
180
△ 102
権
8,036
8,124
87
②
8,319
8,304
△ 14
3.4%
(注)各債権の意義については 89 ページをご覧ください。
16
増減額
5
正常債権以外の債権(表の小計①)がいわゆる不良債権に該
当しますが、当社は債権金額合計に占めるその比率が 2.2%
2004 年度
2.2%
△ 1.2%
主要データ
(単位:億円)
区 分
正
味
保
収
険
入
引
保
受
険
利
料
2003 年度
2004 年度
12,930
(12,026)
13,102
(12,193)
益
453
△ 139
経
常
収
益
18,323
18,219
経
常
利
益
1,665
793
当
期
純
利
益
729
607
正
味
損
害
率
54.8%
(57.2%)
64.0%
(64.5%)
率
32.2%
(34.6%)
31.3%
(33.7%)
正
利
味
息
及
事
び
業
配
費
当
金
収
入
1,143
1,104
運 用 資 産 利 回り ( イン カ ム 利 回り)
2.33%
2.23%
資産運用利回り(実現利回り)
4.01%
3.24%
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
50 円 59 銭
42 円 08 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
49 円 50 銭
–
(注)1. 「正味収入保険料」欄、
「正味損害率」欄および「正味事業費率」欄下段の( )書きの金額および諸比率は、自動車損害賠償責任保険の政府再保険廃止による増
収効果を除いたベースで表示しています。
2. 2004年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
(連結経営指標)
(単位:億円)
2003 年度
2004 年度
益
20,665
20,219
料
13,791
14,073
益
1,749
875
益
777
657
営 業 活 動 に よ る キ ャッシ ュ・フ ロ ー
1,815
1,606
投 資 活 動 に よ る キ ャッシ ュ・フ ロ ー
△ 1,553
△ 2,229
財 務 活 動 に よ る キ ャッシ ュ・フ ロ ー
△ 377
636
区 分
連
連
連
連
結
結
正
経
味
結
結
常
収
経
当
収
入
常
期
保
険
利
純
利
17
経営指標
主要な経営指標等の推移
当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険株式会社と合併しているため、平成12年度は三井海上火災保険株式会社の数値を、平成13
年度は三井海上火災保険株式会社の上期と三井住友海上火災保険株式会社の下期を合算した数値を記載しております。なお、住友海上火災保険株式会
社の数値(平成12年度∼平成13年9月期)
を
〈参考〉
として記載しています。
(単位:百万円)
区 分
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
正
味
収
入
保
険
料
( 対 前 期 増 減 率 )
(
614,287
2.48% ) (
883,928
43.89% ) (
1,250,521
41.47% ) (
1,293,063
3.40% ) (
1,310,237
1.33% )
保
険
( 対 前
404
–% ) (
7,758
1,818.87% ) (
36,976
376.58% ) (
45,342
22.63% ) (
△ 13,923
△ 130.71% )
(
1,363,288
43.40% ) (
1,791,223
31.39% ) (
1,832,309
2.29% ) (
1,821,960
△ 0.56% )
(
49,853
115.92% ) (
△ 4.36% ) (
166,584
249.39% ) (
△ 52.34% )
13,046
32.45% ) (
16,445
26.05% ) (
32,362
96.78% ) (
72,955
125.43% ) (
△ 16.71% )
率
60.43%
59.47%
54.21%
54.84%
64.02%
率
37.69%
36.62%
33.42%
32.16%
31.33%
91,571
55.36% ) (
116,816
27.57% ) (
114,322
110,477
△ 2.14% ) (
△ 3.36% )
引
期
受
増
減
利
率
益
)
(
950,687
経
( 対
常
前 期
増
収
減
率
益
)
(
△ 1.49% )
経
( 対
常
前 期
増
利
減
率
益
)
(
△ 18.11% )
率
益
)
(
当
( 対
期
前
正
純
期
味
正
利
減
増
損
味
事
害
業
費
利 息 及 び 配 当 金 収 入
( 対 前 期 増 減 率 )
23,088
58,939
(
△ 17.02% )
(
2.38%
運 用 資 産 利 回り( イ ン カ ム 利 回り)
資 産 運 用 利 回 り( 実 現 利 回 り )
資
( 発
行
済
本
株
式
金
数 )
総
47,679
79,386
60,765
2.45%
2.37%
2.33%
2.23%
2.82%
1.82%
4.01%
3.24%
128,476
128,476
139,595
139,595
68,453
( 757,216 千株 ) ( 1,479,894 千株 ) ( 1,479,894 千株 ) ( 1,513,184 千株 ) ( 1,513,184 千株 )
純
資
産
額
767,687
1,262,507
1,026,508
1,400,074
1,452,642
総
資
産
額
3,713,926
6,897,755
5,900,738
6,457,173
6,580,694
積 立 勘 定として 経 理 さ れ た 資 産 額
1,274,698
2,661,478
2,512,461
2,419,095
2,281,011
責
2,030,591
4,107,466
4,028,012
4,079,681
4,025,330
任
貸
準
備
付
有
金
金
価
証
残
残
券
残
高
高
433,013
757,797
716,542
745,334
771,163
高
2,294,256
4,556,189
4,097,594
4,721,452
4,841,780
率
20.67%
18.30%
17.40%
21.68%
22.07%
率
2.38%
1.62%
2.83%
6.01%
4.26%
ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率
995.5%
1,069.2%
930.7%
1,064.3%
1,026.0%
1 株 当 た り 純 資 産 額
1,013 円 82 銭
864 円 74 銭
707 円 10 銭
962 円 25 銭
1,014 円 89 銭
自
己
自
己
資
資
本
本
比
利
益
1 株
当 た り 配 当 額
(うち 1 株 当 たり中 間 配 当 額 )
(
7 円 00 銭
–円 ) (
7 円 50 銭
–円 )(
7 円 50 銭
–円 )(
8 円 50 銭
–円 )(
9 円 50 銭
–円 )
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
17 円 01 銭
14 円 74 銭
22 円 15 銭
50 円 59 銭
42 円 08 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
16 円 03 銭
13 円 93 銭
21 円 07 銭
49 円 50 銭
–
率
40.04 倍
41.11 倍
22.93 倍
21.90 倍
23.36 倍
向
40.63%
66.58%
33.86%
16.80%
22.58%
数
7,057 人
14,102 人
14,042 人
13,930 人
13,534 人
株
価
配
従
収
益
当
業
性
員
(注)1. 当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険株式会社と合併しておりますが、平成13年度および平成14年度の対前期増減率については、前年度
との単純比較による増減率を記載しております。
2. 平成13年度以降の正味収入保険料、正味損害率および正味事業費率は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)
」の払戻充当保
険料を控除したベースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
区 分
平成 13 年度
正 味 収 入 保 険 料
( 対 前 期 増 減 率 )
( 44.78% )
( 38.90% )
( 4.40% )
( 1.91% )
率
59.10%
54.88%
54.99%
63.82%
率
36.40%
33.83%
32.24%
31.24%
正
正
味
味
損
事
害
業
費
889,361
平成 14 年度
1,235,313
平成 15 年度
1,289,655
平成 16 年度
1,314,332
(注)平成16年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
18
〈参考〉住友海上火災保険株式会社の主要な経営指標等の推移(平成 12 年度∼平成 13 年 9 月期)
(単位:百万円)
区 分
平成 12 年度
正
味
収
入
保
険
料
( 対 前 期 増 減 率 )
(
547,370
2.08% )
保
険
( 対 前
引
期
受
増
利
平成 13 年 9 月期
291,733
(
△ 46.70% )
(
△ 16.01% )
(
△ 51.90% )
2,940
減
率
益
)
(
△ 62.11% )
2,470
896,755
431,311
経
( 対
常
前 期
増
収
減
率
益
)
(
△ 0.88% )
経
( 対
常
前 期
増
利
減
率
益
)
(
△ 28.94% )
(
△ 61.68% )
率
益
)
(
14,097
11.56% )
(
△ 49.20% )
当
( 対
期
前
正
純
期
味
正
利
減
増
損
味
事
害
業
費
33,358
12,781
7,161
率
56.21%
52.94%
率
36.79%
35.53%
利 息 及 び 配 当 金 収 入
( 対 前 期 増 減 率 )
73,711
(
△ 11.19% )
37,650
(
△ 48.92% )
2.77%
運 用 資 産 利 回り( イン カム 利 回り)
資 産 運 用 利 回 り( 実 現 利 回 り )
資
( 発
行
済
本
株
式
総
数
金
)
60,020
60,020
( 663,000 千株 )
( 663,000 千株 )
純
資
産
額
737,210
584,592
総
資
産
3,331,174
額
3,549,196
積 立 勘 定として 経 理 さ れ た 資 産 額
1,470,532
責
2,192,990
任
貸
有
自
自
準
備
付
価
証
己
己
金
金
券
資
資
残
残
残
本
本
比
利
益
高
2,209,630
高
442,365
401,399
高
2,549,604
2,304,563
率
20.77%
17.55%
率
2.70%
ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率
1,261.8%
1,163.4%
1 株 当 た り 純 資 産 額
1,111 円 93 銭
881 円 73 銭
1 株 当 た り 配 当 額
(うち 1 株 当 たり中 間 配 当 額 )
(
7 円 50 銭
–円 )
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
21 円 10 銭
10 円 80 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
19 円 76 銭
10 円 10 銭
株
価
配
従
収
益
当
業
性
員
35.88 倍
率
向
35.27%
数
7,224 人
7,123 人
(注)1. 平成13年9月期の対前期増減率については、平成12年度との単純比較による増減率を記載しております。
2. 正味収入保険料、正味損害率、正味事業費率につきましては、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻
金特約付契約)」の払戻充当保険料を控除したベースを表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとお
りであります。
区 分
平成 12 年度
正 味 収 入 保 険 料
( 対 前 期 増 減 率 )
正
正
味
味
損
事
害
業
費
(
559,240
2.99% )
平成 13 年 9 月期
297,843
(
△ 46.74% )
率
55.01%
51.85%
率
36.01%
34.81%
19
経営指標
主要な連結経営指標等の推移
当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険株式会社と合併しているため、平成12年度は三井海上火災保険株式会社の数値を、平成13
年度は三井海上火災保険株式会社の上期と三井住友海上火災保険株式会社の下期を合算した数値を記載しております。なお、住友海上火災保険株式会
社の数値(平成12年度∼平成13年9月期)
を
〈参考〉
として記載しています。
(単位:百万円)
区 分
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
益
989,707
1,439,244
1,920,379
2,066,500
2,021,917
連 結 正 味 収 入 保 険 料
637,669
935,690
1,303,946
1,379,119
1,407,328
27,157
50,292
49,557
174,943
87,577
連
連
結
経
結
常
経
収
常
利
益
益
15,450
16,118
32,812
77,787
65,725
連
結
純
資
産
額
771,138
1,269,927
1,041,955
1,401,911
1,461,575
連
結
総
資
産
連
結
当
期
純
利
額
3,888,289
7,323,905
6,477,614
7,126,961
7,402,311
連 結 ベ ー ス 1 株 当 たり純 資 産 額
1,018 円 39 銭
869 円 82 銭
717 円 74 銭
963 円 51 銭
1,021 円 13 銭
連 結 ベ ー ス 1 株 当 たり当 期 純 利 益
20 円 14 銭
14 円 44 銭
22 円 46 銭
53 円 94 銭
45 円 51 銭
連結ベース潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
18 円 93 銭
13 円 66 銭
21 円 35 銭
52 円 78 銭
–
自
自
己
己
資
資
本
本
比
利
益
率
19.83%
17.34%
16.08%
19.67%
19.74%
率
2.80%
1.58%
2.84%
6.37%
4.59%
20.54 倍
21.60 倍
率
33.81 倍
41.97 倍
22.62 倍
営 業 活 動 によ るキャッシュ・フロ ー
12,891
181,584
160,695
24,312
2,213
△ 17,827
△ 78,840
△ 155,321
△ 37,727
△ 222,940
財 務 活 動 によ るキャッシュ・フロ ー
△ 19,752
△ 36,654
△ 37,272
75,878
投 資 活 動 によ るキャッシュ・フロ ー
現金及び現金同等物の期末残高
237,175
372,383
370,775
363,011
365,815
株
価
収
益
従 業 員 数(外・平均臨時雇用者数)
8,186 人( –人)
16,121 人( –人)
16,013 人( –人)
15,980 人( –人)
63,622
16,432 人( –人)
(注)平成16年度の連結ベース潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
〈参考〉住友海上火災保険株式会社の主要な連結経営指標等の推移(平成 12 年度∼平成 13 年 9 月期)
(単位:百万円)
区 分
平成 12 年度
益
914,079
462,016
連 結 正 味 収 入 保 険 料
559,921
299,183
益
34,182
12,301
益
14,438
2,868
連
連
連
結
経
結
結
常
経
当
収
常
期
利
純
利
連
結
純
資
産
額
739,298
586,222
連
結
総
資
産
額
3,683,712
3,499,876
連 結 ベ ー ス 1 株 当 たり純 資 産 額
1,115 円 09 銭
884 円 21 銭
連 結 ベ ー ス 1 株 当 たり当 期 純 利 益
21 円 61 銭
4 円 32 銭
連結ベース潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
自
己
資
本
比
20 円 22 銭
4 円 22 銭
率
20.07%
16.75%
率
2.76%
率
35.03 倍
営 業 活 動 によ るキャッシュ・フロ ー
51,877
自
株
己
資
価
本
収
利
益
益
50,760
投 資 活 動 によ るキャッシュ・フロ ー
2,969
15,675
財 務 活 動 によ るキャッシュ・フロ ー
△ 42,971
△ 5,027
現金及び現金同等物の期末残高
従 業 員 数(外・平均臨時雇用者数)
20
平成 13 年 9 月期
164,299
7,608 人( –人)
225,889
7,498 人( –人)
事業の概況
2004 年度事業概況
経営環境と事業の概況
海外事業
英国最大手の保険会社からアジアにおける損害保険事業を
2004(平成16)年度のわが国経済は、企業収益の改善、民間設
包括的に買収したほか、中国において、現地の有力保険グ
備投資の増加に加えて、個人消費や雇用情勢の持ち直しも見
ループと提携関係を樹立するとともに、新たに杭州市・青
られるなど、緩やかながらも景気は回復基調で推移しま
島市に駐在員事務所を開設するなど、今後も成長が見込ま
した。
れるアジアにおける事業基盤を拡充しました。また、再保
損害保険業界においては、主力商品である自動車保険の低迷
険事業において、海外再保険子会社の資本増強を行い、積
などから、引き続き保険料収入が伸び悩み、さらに自然災害
極的な引受活動を展開しました。
の多発による保険金支払の増加、低水準での金利の推移など
から、厳しい収支状況におかれました。
IT 戦略
このような情勢のもと、当社は2003年度からスタートした2カ
代理店による申込書作成業務などのさらなる効率化を目
エムエス・ウェイブ・トゥー
年中期経営計画「MS WAVE Ⅱ 」の総仕上げの年を迎え、
指し、
「ナビゲーション付き申込書作成・契約入力システム」
計画に掲げるグループ総合力の強化、成長力・収益力及び企
を開発しました。また、携帯端末「モバイルMS1」を開発し、
業品質の向上に取り組み、損害保険・生命保険事業を軸に、
契約申込みから保険料領収までの一連の手続きを、ペー
海外、金融サービス、リスク関連の各事業を積極的に展開し
パーレス・キャッシュレスで完結できる契約プロセスを構築
ました。
するなど、お客さま満足度のさらなる向上のための諸施策
を推進しました。
営業体制
2003年度から着手した「販売網構造改革」を本格展開しま
資産運用
した。代理店の規模や特性に応じた効率的な対応を行うた
安定的な収益の確保のため、運用手法の多様化や個人向け
め、営業組織の見直しを行うとともに、代理店の大型化・
ローンの取り組み強化、保有株式の圧縮、資産負債の総合
集約化により、増収と効率化を同時に実現できる体制の構築
管理強化などを行いました。
を進めました。また「プロ新特級制度」を創設し、プロ代理
店の企業化に向けた支援・指導を強化し、企画力・提案力
生命保険事業
のある大型代理店の増強に注力しました。
子会社の三井住友海上きらめき生命保険株式会社が、主力
商品である収入保障保険等の販売を引き続き推進したほ
商品開発
か、生命保険商品の販売指導にあたる専任要員の当社営業
商品・サービスにつきましては、高齢化社会のニーズに即し
拠点への配置を順次増強したことなどから、業容は順調に
ヴィヴ
た「ViV 終身〈ガン重点プラン〉
」や傷害保険「晴れやか世代」
拡大しました。また、個人年金保険専門会社である三井住
等を、企業分野においては、個人情報漏えい事故を起こし
友海上シティインシュアランス生命保険株式会社も堅調な販
た場合の損害賠償金等を補償する「個人情報プロテクター」
売実績を示しました。
を発売しました。
金融サービス事業
損害サービス
確定拠出年金制度に対応した商品を拡販するとともに、債
引き続き保険金支払の迅速化に注力しました。当期は多く
権流動化に係る金融保証や天候デリバティブ等、お客さまの
の自然災害が発生しましたが、お客さまに一刻も早くご安
多様なニーズに応えるさまざまな金融サービスを提供しま
心いただくため、現地対策拠点を設置し、迅速・的確な損
した。
害サービスを提供しました。
21
事業の概況
リスク関連事業
三井住友海上グループのリスクマネジメント専門会社である
「インターリスク総研」が様々な新しいコンサルティング業務を
保険種目別概況
自動車保険
モ
ス
ト
実施しました。個人情報保護関連コンサルティングやBCM
主力商品「MOST」を中心に積極的な販売活動を展開しま
(事業継続経営)関連サービスを開始したほか、中国進出企
したが、
「もどリッチ」の満期返戻金が前期に比べて減少した
業向けに環境汚染関連サービスも強化しました。
こともあり、正味収入保険料は、前期に比べて0.3%増の5,721
億円となりました。また正味損害率は、前期を 2.3 ポイント上
事業提携の推進
回る 66.3 %となりました。
2004年7月に、アクサ生命保険と販売提携を行うことで合意
し、保険業に関する業務の代理・事務の代行を委託して、同
火災保険
年11月より当社の確定拠出年金スキーム「J
IP総合型401k」
家計向け商品「ホームピカイチ」等を中心に拡販に努めた
を同社の中堅・中小企業顧客向けに販売開始しました。
結果、正味収入保険料は前期に比べて1.6%増の1,764億円
となりました。また正味損害率は自然災害の多発により、
以上の施策を実施するとともに営業の伸展に努めた結果、保
前期を43.9ポイント上回る78.1%となりました。
険引受収益が1兆7,002億円、資産運用収益が1,168億円、その
他経常収益が48億円となり、これらを合計した経常収益は
傷害保険
1兆8,219億円となりました。
傷害疾病保険、終身型医療保険「ViV 終身」等の積極的な販
一方、経常費用は、保険引受費用が1兆5,170億円、資産運用
売活動を展開した結果、正味収入保険料は、前期を5.6%上
費用が146億円、営業費及び一般管理費が2,084億円、その他
回る1,310億円となりました。また、正味損害率は前期を1.5
経常費用が24億円となった結果、1兆7,425億円となりました。
ポイント下回る43.2%となりました。
ヴィヴ
この結果、経常収益は前期に比べて871億円減少し、793億円
となりました。これに特別利益、特別損失、法人税及び住民
自動車損害賠償責任保険
税並びに法人税等調整額を加減した当期純利益は、前期に比
正味収入保険料は、前期に比べて0.9%増の1,957億円とな
べて121億9千万円、16.7%減少し、607億6千万円となりま
りました。また正味損害率は、前期を 15.7 ポイント上回る
した。
63.1%となりました。
保険引受の概況
海上保険
中国関連貿易が好調であったことなどにより、正味収入保
保険引受収益のうち正味収入保険料は、1兆3,143億円と前期
険料は前期に比べて7.2%増の604億円となりました。また
に比べて1.9%の増収となりました。一方、保険引受費用のう
正味損害率は、前期を5.4ポイント下回る44.1%となりました。
ち正味支払保険金は7,837億円と、前期に比べ1,302億円増加
し、正味損害率は63.8%と、前期に比べて8.8ポイントの上昇と
その他の保険
なりました。
賠償責任保険、運送保険等が増収したことなどから、その
また、保険引受に係る営業費及び一般管理費については、よ
他の保険合計の正味収入保険料は、前期に比べて4.3%増
り一層の業務効率化、経費削減に努めた結果、1,954億円と、
の1,784億円となりました。また正味損害率は、前期を0.4
前期に比べて64億円減少し、正味事業費率は31.2%と前期に
ポイント上回る64.3%となりました。
比べて1.0ポイントの改善となりました。これらに収入積立保険
料、満期返戻金、支払備金繰入額、責任準備金戻入額などを
加減した保険引受利益は、前期に比べて592億円減少し、139
億円のマイナスとなりました。
22
CS向上への取り組み
情報開示方針
当社では、経営理念のひとつである「最高の商品とサービスを
当社では対外的な情報開示の方針を定めた「情報開示方針
提供しお客さま満足の実現」に向けて、経営レベルでCS(お客
(ディスクロージャー・ポリシー)」を2004年4月に策定しました。
さま満足)推進を行うために「CS委員会」を設置し、CS向上へ
これは社内基準を明確にし、スピード感のある情報開示を行う
の全社的な具体策を企画・実施しています。
とともに情報発信の一貫性を高めていくことを目的としたもの
多様化・高度化するお客さまの期待を常に上回る商品・サー
です。また、透明性・公平性の高いガバナンスを志向する観点
ビスの提供に向けて、グループ全部門・全社員がお客さまの
から、各種ステークホルダーにとって有用な情報は、日本損害
声に積極的かつ真摯に耳を傾け、お客さまの期待・要望を把
保険協会ガイドラインを超えた項目についても前向きに開示す
握し、商品・サービスの開発・改善や業務プロセスの改善に活
ることを原則に、その時々において、社会的関心・開示ニーズ
かす施策を自主的・主体的に実施しています。
の高い情報や開示することで、当社企業姿勢の理解に資する
具体的には、社内イントラネット上に「CS・苦情システム」を立
情報を検討・選定のうえ開示します。その際、経営環境や時代
ち上げ、お客さまからの苦情に対して迅速・丁寧な対応を行
の要請を見極め、当社情報開示委員会にて開示の可否を判断
うとともに、苦情情報を全社で共有し、苦情の発生原因を分析
します。
し苦情の未然防止に活かしています。また、同じくネット上の
「NO.1情報コーナー」に「改善提案」の項目を設け、全社員が
お客さまから受けた相談・提案などを掲載し、本社部門が改
善に向けて取り組んでいます。
また、CSを向上させるために、営業・損害サービス部門各々
にて「CS100点運動」を展開しています。営業部門においては、
お客さまからの相談・苦情内容をもとに策定した「証券作成平
均日数の短縮」などの7項目の「CS指標」を設定し、全社的に
これらの指標の改善に代理店と一体になって取り組み、確実
に成果を挙げています。損害サービス部門においても、事故に
あわれたお客さまの立場に立って迅速かつ親身な事故対応を
提供するために「CS指標」を設定し、点数化を行い具体的な
CS向上取り組みを行っています。
こうした仕組みと不断の努力により引き続き全社的なCS推進
を図っていきます。
情報開示方針(ディスクロージャー・ポリシー)
1. 基本方針
損害保険業界では、1996年の保険業法改正以降の自由化・規制緩和によ
り商品面、価格面、サービス面で多様化してきています。これに伴い、変
化の幅・スピードが増す中、適時・的確な企業情報開示が従来にも増して
重要になってきています。
情報開示につきましては、当社では2002年7月から四半期毎の営業成績や
トピックスをまとめた「クオータリーレポート」を発行・開示したほか、2003
年8月の四半期業績発表にあたっては損害保険業界で唯一連結ベース
の業績も開示するなど、情報開示につき業界をリードしてきました。
今後もお客さま・株主・投資家などの皆さまが当グループの実態を正確
に認識・判断できるようスピード感のある積極的な情報開示を行っていき
ます。
2. 情報開示の基準
当社では、上記基本方針に則った情報開示に関する社内基準(注)を作成
し、お客さま・投資家の契約判断・投資判断に資する有用情報は迅速・
公平に開示していきます。
(注)情報開示に関する社内基準の主な項目
経営関連、商品・サービス、資産運用、資産・負債関連、リスク管理関
連、業績関連、再保険、海外事業、システム、社会貢献、環境取り
組み、グループ会社関連
3. 情報開示の方法
当社からの情報開示は、ディスクロージャー誌、ニュースリリース、インター
ネットホームページなど様々な媒体を通じ、お客さま、株主、投資家など
の皆さまに公平に情報が伝達されるよう配慮を行っております。
(注)本事業概況における各計数の表示及び計算は、次のとおりです。
(1)保険料等の金額及び株数は、記載単位未満を切り捨てて表示し、増減
率等の比率は、小数点第2位を四捨五入し小数点第1位まで表示して
おります。
(2)正味損害率=
(正味支払保険金+損害調査費)
÷正味収入保険料
(3)正味事業費率=(諸手数料及び集金費+保険引受に係る営業費及び
一般管理費)
÷正味収入保険料
23
リスク管理
リスク管理
適切に行われていることを検証し、経営への報告や業務執行部門の牽
保険会社の機能とリスク管理
制を行っています。
また、ALM(資産負債総合管理)委員会では、運用資産に係る市場リス
保険会社の主な機能は、
「大数の法則」を前提とした個別リス
クを分析し、相場環境に応じた機動的な積立保険予定利率の設定や長
クの大量引受と保険会社間のネットワークなどを活用したリス
期間にわたる保険金や満期金の支払に備えた適切な資産運用を行うよ
クの交換・移転を通じて「リスクの分散」を行い、家計・企業の
う管理しています。
リスクを効率的・経済的に処理することです。そして、もう一つ
●定量的リスク管理
保険リスクや資産運用リスクなどを確率論的アプローチ
(VaR)
により計量
の大切な機能は、保険料を保険金や満期返れい金の支払いに
化の上、保有リスクの水準が当社の体力(資本)
に見合ったものになって
備えて安全有利に運用することです。このような保険会社本来
いるかを検証し、定期的に取締役会に報告しています。
の機能が抱えているリスクは、単に極小化すべきものではなく、
そして、資本を有効活用し、資本効率の向上を図るため、リスク量に基
収益との兼ね合いで能動的に管理すべきものといえます。一
づく資本管理の高度化に努めています。
なお、リスクの計量化にあたっては、大規模な自然災害やブラックマンデー
方、どのような企業にも存在する事務リスクやシステムリスクな
などの金融市場の混乱を想定した損失額(ストレステスト)
を定期的に実施
どについては、その発生を防止したり損失を合理的に極小化
し、通常では考えられない潜在リスクについての検証を行っています。
することが必要です。
VaR:バリュー・アット・リスク=一定の確率の下で被る可能性のある予想最大
損失額
当社はこのような基本認識のもと、急速に複雑化・多様化して
きている事業環境に的確に対応し、
“健全性の維持”と“資本
主要なリスクとその管理体制
効率・収益性の向上”の双方にバランスのとれた経営を目指す
上で、リスク管理を最重要課題と位置づけ、リスクの正確な把
1. 保険引受リスク
握・評価と適切な管理・運営に努めています。
保険引受に関わるリスクで、一般保険リスク・巨大リスク・自然
●リスク管理方針
災害リスクに分類しています。当社ではこれらのリスクを管理す
実効性のあるリスク管理体制の構築・維持のため、基本となる「リスク管
理方針」を取締役会で定め、定期的に見直しを行っています。この方針
のもとに各リスクの特性に応じた管理を行うための規程・基準等を定めて
るための手続き、コントロール手法などについて商品部門各部
で「リスク管理規程」を策定しています。
自己資本、異常危険準備金、当期利益の状況等を考慮しなが
います。
ら、保険種目ごとの正味保有限度額設定・再保険の充実・準備
●リスク管理体制
リスク管理およびコンプライアンスを一体で推進・徹底し、効果的・効率的
な活動を進めていくため、リスク・コンプライアンス委員会を設けています。
各担当部門がそれぞれのリスク管理を行い、全社的かつ総合的なリスク
金への追加繰入等により、適正な管理を行っています。リスクの
引受方針は商品部門各部で決定し、リスクポートフォリオの管理、
管理をリスク・コンプライアンス委員会で行っています。
PML(予想最大損害額)推定、再保険の設計・手配は再保険部
そして、会社全体のリスクをモニタリングするリスク管理部や財務管理部
門で行い、牽制機能を発揮できる体制をとっています。
などのリスク管理部門がリスク状況の監視・分析を通じてリスク管理が
【リスク管理体制】
意見書
内部監査報告
取 締 役 会
保険計理人
(リスク管理方針・体制の決定)
経 営 会 議
(重要事項の協議)
報告
提言
監査役(会) 監査
【課題別委員会】
リスク・コンプライア
ンス委員会
ALM 委員会など
担 当 役 員
業務監査部
監視
リスク報告
リスク管理部門
24
担 当 役 員
業務報告
牽制
業務執行部門
監査
●一般保険リスク
経済情勢や保険事故の発生率等が保険料設定時の予測に反して大きく
変動し、支払う保険金が増大するリスクを指します。当社では、種目別の
また、倒産確率・回収率等に基づき信用VaRを計測するとともに、
信用リスク管理技術の向上に努めています。
●不動産投資リスク
収益管理を徹底し、その中で会社経営に重大な影響を与えかねないリ
市況の変化により不動産価格自体が下落するリスクまたは賃貸料等の変
スクの増大を認めたときは、適宜、商品を改廃したり、引受基準や販売方
動による減収リスクです。
針の変更等、適正な水準へリスクをコントロールしています。
不動産投資リスクについては、その特性を踏まえたリスク管理規程のもと
●巨大リスク
個別の契約または契約群に大規模な保険事故が発生し、巨額の支払い
で適切なリスク管理を行うと同時に、リスク対比低効率資産削減の観点か
ら、不動産残高の削減および効率性の向上に継続的に取り組んでいます。
が顕在化するリスクを指します。当社では、個別リスクごとに、実地調査
等によりPMLを推定し、必要に応じて適切な再保険を設定することによ
り、1事故あたりの正味保有損害額を一定金額以内に軽減しています。
●自然災害リスク
自然災害
(地震、台風等)
によって、不特定多数の契約に大規模な広
域集積損害が発生するリスクを指します。当社では地震および台風
について、確率的手法によるリスク計量化によりPMLを推定し、異常
危険準備金の積立状況等を勘案のうえ、適切な再保険を設定する
ことにより、1事故あたりの正味保有損害額の軽減を図っています。
3. 流動性リスク
巨大災害時の保険金支払いによる資金流出や市場の混乱等に
より資金繰りが悪化し、資金の確保に通常よりも著しく低い価格
での資産売却を余儀なくされることにより損失を被るリスクです。
当社では、流動性資産を十分に保有するとともに、資金の流出
入の動向を踏まえて資産・負債両面から流動性についての評価
を行い、適切な資金繰りを行っています。
2. 資産運用リスク
資産運用に関するリスクには、保有する資産の価値が変動する
4. 事務リスク
リスクや、投融資先が倒産するリスク等があります。これらのリス
社員や代理店等が、正確な事務を行わなかったり、事故・不正等
クはその性質から「市場関連リスク」
「信用リスク」
「不動産投資
を起こすことにより、損失を被るリスクをいいます。当社では規程・
リスク」の3つに分類されます。
マニュアルを整備し、不具合の発生や環境の変化に応じて適宜見
●市場関連リスク
直しを行い、コンプライアンス推進と一体となって適切な事務の遂行
金利・為替・株価等の変動により、保有資産の価値が下落するリスクです。
当社では、各領域ごとに管理規程等を整備し、業務における手続きを明
確化しているほか、必要に応じて保有限度額や損切りルールなど適切な
リミットを設定・管理しています。
に努めています。また、各部門における自主点検、管理部門による
研修・指導およびルール遵守状況のチェックを行っており、
「最高品
質のサービス提供」の視点からも、体制強化に取り組んでいます。
また、金利や為替などに対する感応度分析、VaRの計測によって、金利・
為替・株価等の異なるリスクを統一的な尺度でとらえ、市場リスク全体の
統合管理を行っています。
5. システムリスク
体制面では、取引を行う部門(フロント・オフィス)
と事務部門(バック・オ
コンピュータのシステムダウン、誤作動、不正使用等により損失を
フィス)の完全分離を行い、牽制・チェック機能を確保すると同時に、リス
被るリスクをいいます。当社では、情報システムの安全確保およ
ク管理の専門担当部署を設置して適切なコントロールに努めています。
びお客さま情報・会社情報の漏洩防止のため、
「情報セキュリ
●信用リスク
融資先や債券の発行会社などの経営状況が悪化し、元利金の支払いが
遅延したり、最終的には回収ができなくなるリスクです。
ティポリシー」
「情報管理規程」
「情報システム安全対策基準」等
の規程を策定し、情報資産の保護に努めています。また、南関
当社では、個別案件ごとの審査・管理と信用リスク全体の管理を二本柱
東直下型地震やコンピュータ犯罪等、想定される巨大リスクに
にして、適切な対応に取り組んでいます。
対する「コンティンジェンシープラン」を整備し、危機対応を明
① 厳格な審査・管理と適正な収益の確保
確にしています。
投融資にあたっては、リスクと収益性の観点から厳格に信用リスクを
分析・審査して実行するとともに、事後管理の徹底を図っています。ま
た、貸付・金融保証の推進部門と審査部門を完全に分離し、内部牽
制が機能する体制も整えています。
② ポートフォリオ管理
信用リスクが特定企業等に集中し、巨額の損失を被ることのないよう、
貸付・社債・株式・債務保証および預金等の短期運用も含めた集積
管理を行っています。
25
コンプライアンスの体制
コンプライアンス
基本方針
コンプライアンス推進態勢
今日の社会において、企業が永続的な発展を遂げていくため
1. コンプライアンス推進体制
には、法令等を遵守し、高い倫理観に基づいた事業活動を行っ
コンプライアンスおよびリスク管理を一体で推進・徹底し、効果
ていくことが不可欠となっています。
的・効率的な活動を進めていくため、リスク・コンプライアンス委
特に、損害保険会社にはその事業の性格から高い公共性が求
員会を設置し、コンプライアンス・マニュアルおよびコンプライン
められ、公正性、透明性、公平性のある事業活動を通じて、お
アンス・プログラムなどの企画・立案、コンプライアンスに関する
客さまや株主の皆さまをはじめとした社会全体の信頼を得なけ
重要事項の協議、調整などを行い、全社的かつ総合的なコン
れば、会社存立は望めません。
プライアンスの推進・徹底を図っています。また、リスク・コンプ
当社は、
「三井住友海上グループ行動憲章」を定め、これをコン
ライアンス委員会の管下に営業、損害サービス、金融サービス、
プライアンスに係る基本方針および遵守基準と位置付け、役
システム、国内グループ会社などの分科会を設置し、実務的な
員・社員の一人ひとりがコンプライアンスを最優先に行動すると
協議や調整を行っています。
ともに、会社全体として、内部管理体制を強化し、健全かつ適
コンプライアンス推進部は、リスク・コンプライアンス委員会の事
切な、業務運営および公正な保険募集に努めています。
務局を務めるとともに、当社全体のコンプライアンスに関する統
括・推進を所管しています。
ブロック本部・地域業務部には、コンプライアンス推進担当部長を
配置するとともに、その所管の下に業務管理グループを設置して
います。コンプライアンス推進担当部長および業務管理グループ
は、ブロック本部におけるコンプライアンスの推進・徹底および
法令等違反への対応やコンプライアンスに関する相談窓口の業
務を担っています。
【当社のコンプライアンス推進体制】
取締役会
経営会議
〈ブロック本部〉
担当役員
〈本 社〉
本部長
コンプライアンス
推進担当部長
業務監査部
内
部
監
査
業務管理
グループ
部支店
リスク・
コンプライアンス
委員会
担当役員
指
示
・
モ
ニ
タ
リ
ン
グ
本社各部
コンプライアンス
推進部
(コンプライアンスの
統括部署)
※一部のブロック本部では、コンプライアンス推進担当部長、業務管理グループが、
そのブロック本部を担当する地域業務部に配置されています。
26
分科会
監
査
監
査
役
2. コンプライアンス・マニュアル
当社では、三井住友海上グループ行動憲章、法令等遵守規程、
5. モニタリング活動
(1)業務管理プロセスの可視化
役員・社員が遵守すべき法令およびその事例解説などを記載
営業部門、損害サービス部門では、毎月の業務管理点検を
したコンプラインス・マニュアル(共通編)
と、各部門に固有の規
核に、日常業務上の不備を早期に発見、是正する活動を
定、事例解説を記載したコンプラインス・マニュアル(部門編)の
行っています。
2種類のマニュアルを作成しています。
営業部門の業務管理点検は、オンライン画面に表示された
コンプラインス・マニュアル(共通編)
は、全役員・社員に配付し、
社内事務処理、契約引受、代理店制度・事務、生保受託業
いつでも参照できるようにしています。
務などの項目について、損害サービス部門は、損害調査、
また、代理店に対しては、別途「代理店コンプライアンスマニュ
経過管理、保険金管理などの項目について、毎月不備事
アル 」を 作 成し 、
項を点検し、点検結果を「業務管理報告システム」に入力
代理店自らのコン
して、是正状況を管理しています。
プライアンスの指
当社では、業務管理点検を活用した内部管理態勢を強化
針とするとともに、
し、不備の防止について成果を目に見える形で示すこと
当社の代理店指
により、健全で適切な業務運営を心掛けています。
導、研修の基本的
(2)本社およびブロック本部によるモニタリング活動
なマニュアルとして
本社各部からのコンプライアンスにかかわる指示・モニタ
活用しています。
リング活動、ブロック本部・地域業務部のコンプライアンス
推進担当部長および業務管理グループによる、営業課支
3. コンプライアンス・プログラム
社・損害サービスセンターへの巡回確認点検などを通じて、
毎年度、コンプライアンスに係る全社的かつ具体的な実践計画
当社のコンプライアンス推進態勢の実態把握ならびに改善
である「コンプライアンス・プログラム」を取締役会で策定してい
指導を行っています。
ます。このコンプライアンス・プログラムを踏まえ、ブロック本部
および本社各部は、それぞれの組織における具体的な実行策
6. 海外のコンプライアンス推進体制
を盛り込んだ「コンプライアンス取組計画」を策定し、法令等遵
海外においても、
「三井住友海上グループ行動憲章」に従って、
守活動に取り組んでいます。
役員・社員の一人ひとりがコンプライアンスを最優先に行動する
コンプライアンスの取組状況は、リスク・コンプライアンス委員会、
ことを第一義に、それぞれの地域の文化、慣習に配慮し、当該
取締役会に定期的に報告されています。
地域の発展に貢献するように行動することを基本方針としてい
ます。
4. 双方向の情報コミュニケーションの推進
(1)教育・研修
具体的には、当社の海外現地法人・支店等においては、
「海外
部門コンプライアンス・マニュアル」で定める各種ルールを遵守
コンプライアンス推進部が全国各地を巡回して、コンプライアン
するとともに、当該地域の法令に沿ったコンプライアンス体制の
スに関する教育指導・研修を実施するとともに、社員一斉研修
整備・充実に努めており、また駐在員・ナショナルスタッフに対
や年次階層別研修などあらゆる機会を利用してコンプライアン
しては、コンプライアンス遵守が徹底するよう充実した教育・研
ス教育・研修を実施しています。さらに代理店に対しても一斉
修を行っています。
研修を定期的に実施しているほか、代理店システムを活用した
e−ラーニングによる確認テストの実施など、継続的な教育・研
修を実施しています。
(2)内部通報制度(MS ヘルプライン)
コンプライアンスに関する問題は、組織を通じた報告・相談ルート
とは別に、社員が直接通報する内部通報制度を設置しています。
27
個人情報保護
個人情報保護について
当社では、情報資産の保護は重要な経営課題のひとつで
規程」において、お客さま情報の適切な取得、利用、保管
あるとの認識のもと、その安全対策の基本方針である「情報
方法等について定め、同規程に基づき適正な取り扱いを
セキュリティポリシー」において、お客さま情報、会社情報お
行っております。更に個人情報保護法の施行を踏まえ、個人
よびこれらを処理、管理する情報システムといった情報資産
情報保護指針として以下のとおり
「プライバシーポリシー」を
について、遵守すべき事項・運営管理体制を明確にし、情報
定め、2005年4月1日より当社ホームページ上で公表して
資産の保護の徹底を図っています。特に、お客さま情報の
おります。
管理に関しては、プライバシー保護の観点から「情報管理
http://www.ms-ins.com
プライバシーポリシー(要旨)
弊社は、個人情報保護の重要性に鑑み、また、損害保険業に対
する社会の信頼をより向上させるため、個人情報の保護に関す
る法律(個人情報保護法)その他の関連法令、金融分野における
個人情報保護に関するガイドラインその他のガイドラインや(社)
日本損害保険協会の「損害保険会社に係る個人情報保護指針」を
④弊社のグループ会社、損害保険会社、国土交通省等との
間で共同利用を行う場合
4. 個人データの共同利用
弊社および弊社のグループ会社は、その取扱う商品・サービ
スを案内または提供するために、各社間で個人データを共同
遵守して、個人情報を適正に取扱うとともに、安全管理につい
ては、金融庁及び(社)日本損害保険協会の実務指針に従って、
利用することがあります。
適切な措置を講じます。
弊社は、個人情報の取扱いが適正に行われるように従業者への
5. 開示、訂正等のご請求
教育・指導を徹底し、適正な取扱いが行われるよう取り組んでま
いります。また、弊社における個人情報の取扱いおよび安全管
個人情報保護法に基づく保有個人データに関する事項の通
知、開示、訂正等、利用停止等に関するご請求については、弊
社は、ご請求者がご本人であることを確認させていただくと
理に係る適切な措置については、適宜見直し、改善いたします。
ともに、弊社所定の書式にご記入いただいたうえで手続を行
い、後日、原則として書面で回答いたします。弊社が必要な調
1. 個人情報の取得
査を行った結果、ご本人に関する情報が不正確である場合は、
その結果に基づいて正確なものに変更させていただきます。
弊社は、業務上必要な範囲内で、かつ、適法で公正な手段に
より、個人情報を取得します。
6. 個人データの安全管理措置の概要
2.
個人情報の利用目的
弊社は、取得した個人情報を、次の目的に必要な範囲を超え
て利用しません。
①保険契約の審査、引受、履行(保険事故の調査、適正な保
険金の支払い等を含みます)
、管理、弊社および弊社グルー
プ会社の他の商品・サービスの案内、提供(弊社グループ
会社における保険契約の審査、引受、履行、管理を含みま
す)、提携先・委託先等の商品・サービスの案内、提供
②市場調査ならびにデータ分析やアンケートの実施等によ
る保険・金融にかかる商品・サービスの開発・研究
③他の事業者から個人情報(データ)の処理の全部または一
部について委託された場合等における、委託された当該
業務の適切な遂行 等
3. 個人データの第三者への提供
弊社は、以下の場合を除き、ご本人の同意なく第三者に個人
データを提供しません。
①法令に基づく場合
②弊社の業務遂行上必要な範囲内で、保険代理店を含む業
務委託先に提供する場合
③個人情報保護法第23条第2項に基づく手続(いわゆるオ
プト・アウト)を行って第三者に提供する場合
28
弊社は、取扱う個人データの漏えい、滅失またはき損の防止、
その他個人データの安全管理のため、取扱規程等の整備およ
び安全管理措置に係る実施体制の整備等、十分なセキュリティ
対策を講じます。
また、弊社が、外部に個人データの取扱いを委託する場合に
は、委託先の選定基準を定め、あらかじめ委託先の情報管理
体制を確認するなど委託先に対する必要かつ適切な監督を行
います。
7. お問い合わせ窓口
弊社における個人情報の取扱いや、保有個人データに関する
ご照会、開示、訂正等、利用停止等のご請求、安全管理措置に
関するご質問は、下記までご連絡ください。
【お問い合わせ先】
三井住友海上火災保険株式会社 お客さまデスク
電 話 番 号: 0120-632277(無料)
電話受付時間: 9:15 ∼ 20:00(月∼金)
9:15 ∼ 17:00(土日祝)
※年末年始は除きます。
※携帯電話・PHS からは、03-3615-3111(有料)をご利用ください。
監査・検査体制
内部監査・外部監査
(2)内部管理プロセスの検証・評価
社内・社外の監査・検査
上記の取り組みを具体的に進めるためには、社内の各組
保険会社は公共性が高く、経営の健全性を維持することが社会
織が取り組みを推進し管理するための仕組みやルールを
から強く要請されています。
設け、機能させることが肝要です。
このため、三井住友海上グループの全組織・全業務領域を対象
内部監査では、
「各組織が仕組みやルールを策定して、案
に、経営計画の遂行状況、リスクの管理状況、法令等の遵守状
内・周知の上、定着・遵守状況や仕組み・ルールの内容自
況について、社内外の監査体制により厳正な監査を行っています。
体を検証・評価し、必要に応じて改善を図る」という「内部
社内の監査として、「商法に定められた監査役による取締役の業
管理プロセス」を実施しているかを検証・評価しています。
務執行に対する監査と会計監査」および「他の部門から独立し
(3)内部監査態勢の整備・強化
た内部監査部門(業務監査部)
による内部監査」を行っています。
内部監査部門においては、「監査上のリスク
(不備・不正を
社外の監査として、「商法特例法および証券取引法に基づく監
見逃すリスク)」を低減させ、内部監査の実効を挙げるた
査法人による外部監査」を受けています。
め、内部監査態勢の整備・強化に努めています。
これらの監査役、内部監査部門、監査法人は、連携して監査
2. 内部監査の主な項目・内容
内容の向上に努めています。
なお、「保険業法に基づく金融庁および財務省財務局による検
査」も受けています。
(1)保険募集管理状況
①募集行為に関するもの
②保険代理店に関するもの
(2)リスク管理状況
内部監査態勢
①保険引受に関するリスク
1. 内部監査の基本的な方針
②資産運用に関するリスク
(1)目標実現の促進
③事務に関するリスク
中期経営計画(7ページに記載しています)
において、「企業
④システムに関するリスク
品質」を目標の一つに掲げ、行動憲章に基づくCSR活動の
⑤その他のリスク
(苦情、お客さま・企業情報、組織・人事、
積極展開、CS向上・お客さまとの信頼関係の強化、リスク
管理・コンプライアンスの強化、コーポレートガバナンスの
事故・災害などに関するリスク)
(3)法令等遵守状況(コンプライアンスに関するリスク)
一層強化などにより、企業品質のあらゆる面において世界
①法令等違反の防止に関するもの
トップ水準を目指した取り組みを展開しています。
②法令等違反の発見・是正に関するもの
内部監査は、社内の各領域・各層におけるこれらの取り組
(4)資産自己査定および償却・引当の状況
みを独立の組織(業務監査部)
によって監査することにより、
(5)財務報告目的の内部統制手続の有効性および情報開示
各組織における課題を明らかにし、改善していくことを通じ
統制・手続の実施状況
て、目標実現を促進させる機能と位置づけています。
【内部監査の全体像】
(決定)
(承認)
取
締
役
会
内部監査規程
【内部監査部門】
内部監査方針
内部監査計画
内部監査の実施
(反映)
リスク評価
(情報提供)
(支援)
オフサイト・モニタリング
是正・改善の指示
フォローアップ
(報告)
内部監査結果の集約
(モニタリング)
(監査)
(分析)
被監査組織
(提言)
本社所管部門
29
再保険
再保険について
再保険とは
保有・再保険方針
保険事業は、同質でお互いに独立した同じような大きさのリスク
再保険をどのように活用するかは、正味保有する保険契約ポー
を数多く集めることにより、事故という不確実な事象に起因して
トフォリオをどのような姿にしたいかによって決まります。保有・再
保険金を支払う確率がほぼ一定になるという法則(大数の法則)
保険に関わる当社の基本的な考え方は次のとおりです。
を根拠として、成り立っています。
ところが、損害保険は対象リスクが多様なうえ保険金額も大小
1. 経営健全性の維持
様々で、均一なリスクが自然に集まるわけではなく、大数の法則
経営破綻の防止は言うまでもなく、異常災害の発生後もお客さま
をより働きやすくするためにはリスクが平準化されるように調節を
の保険ニーズに安定的にお応えできるためには、前掲のとおり、
行うことが必要になります。さらに、大規模な地震や台風等の異
統合リスク量と対比して自己資本に一定の余裕がある状態を当
常災害の場合には、広い地域の不特定多数の保険契約に同時に
社グループ全体として維持することが最低条件となります。
損害が発生して保険金の支払総額が大きく膨らむおそれがあり、
リスク量が大きい国内自然災害リスクを始めとして、正味保有の
特別に対策を講じておくことが欠かせません。
保険引受リスク量を適正水準にコントロールし経営健全性を維持
損害保険会社では、これらの事業特性を踏まえ、引き受けた保
することを、保有・再保険方針の最優先事項としています。
険契約責任の一部または全部について他の保険会社に保険を付
けることにより、自社で保有するリスクをコントロールし、経営の
2. 保険引受利益の安定
安定を図っています。このような保険会社間の保険取引が「再保
偶然な災害によって年度ごとの収支が変動することは損害保険
険」で、再保険によって相手方にリスクを移転することを出再、逆
事業では避けられませんが、企業価値の安定的成長や自己資本
に再保険によってリスクを引き受けることを受再と言います。ま
の安定性といった経営上の観点では、収支の安定を図ることが
た、出再・受再を考慮した最終的な自社の保有を正味保有と言
重要になります。国内外で巨大リスクや自然災害リスクをお引き
います。
受けしている当社では、異常危険準備金の効果も考慮しつつ、
元受ポートフォリオは
不揃い
元受ポートフォリオ
出再
出再によって平準化
保有
出再後のポートフォリオ
受再
さらに受再によって
分散と均整を追求
出再+受再後のポートフォリオ
30
受再
効率的な出再によって正味保有損害額を軽減し収支の変動を緩
自然災害リスクに関わる再保険は、1回の大規模災害による損害
和することを目指しています。さらに、出再の大部分が経営上不
を対象とする取引が伝統的に主流ですが、2004年度は中小規模
可欠で、再保険市場における価格変動が当社の収支の不安定要
の台風・地震が数多く発生し、年間累計では正味保有損害が膨
因となることに鑑み、リスクの分散した受再を推進することによる
らんで、異常危険準備金の取崩が発生しました。2004年の災害
収支構造の安定化も図っています。
発生パターンは、確率的に極めて特異で、再保険とともに異常危
険準備金の機能を有効に活用することが合理的な典型例のひと
3. 資本効率の向上
つであったといえます。
地震や台風等の自然災害リスクに代表されるように、当社では出
再を活用してリスク量を抑制していますが、仮に出再を活用せず
受再については、前述のとおり、当社のリスク構造・収支構造を
に現在と同じレベルの健全性を確保しようとすれば、事業規模
考慮すれば海外受再の拡大が有効であることに着目して、過去
を大幅に縮小しない限り、現在よりも多額の自己資本が必要に
の引受経験や種目特性・市場構造を踏まえ、火災や航空を中心
なります。リスクの種類・特性に応じた出再は、現在の事業規模
に海外受再を積極的に推進しています。特に火災については、
と健全性の確保に必要な自己資本を削減する効果があります。
アイルランドとバミューダに有する2つの再保険子会社を中核とし
一方、当社の保険引受リスクの源泉は過半が国内であり、海外
て、当社の高格付を武器に海外受再を着実に拡大しています。
のリスクの引受を増やしても全体リスク量はあまり変わらないの
各種目とも、個別の受再契約は基本的にそのまま正味保有する
で、海外受再が資本の効率活用に有効な手段となります。
前提で責任額を設定し、収益性を重視した引受に努めています。
出再によるリスク量の削減と受再によるリスク構造の調整を効率的
に組み合わせ、長期的な視点から資本効率の向上を図っています。
1960∼80年代に引き受けた海外受再契約には、米国のアスベス
トや環境汚染等に関連する賠償責任クレームが多く含まれてお
具体的な保有・再保険方針は、保険種目やリスクの種類ごとに毎
り、米国の訴訟制度の特殊性も一因となって、今なお再保険金支
年見直しを行い、重要性に応じて取締役会で決定しています。
払が継続していますが、これらの過年度契約責任については、支
払備金・IBNRの十分な積立と相手先との合意に基づく一括清算
出再については、自己資本や当期利益の水準、再保険市場の環
等の取り組みを強力に推進し、経営上の不確実要素は概ね解消
境等を考慮し、保険種目や地域によって異なるリスク特性・契約
しています。
量・損害率に応じて適正な正味保有額と出再スキーム
(出再額、
出再方式)を決定しています。
経営へのインパクトが大きい国内自然災害リスクについては、リ
スク計量分析を実施して種目横断でPMLを把握し、異常危険準
備金を含めた資本十分性の状況や再保険市場環境を考慮しな
がら、正味保有水準と出再スキームを決定しています。特に地震
については、資産運用リスクとの相関(損失の同時発生)を想定
し、PMLの最悪シナリオが発生した後の引受継続能力の維持や
ソルベンシー・マージン比率の水準も考慮して、再保険を手厚く
設定しています。
31
再保険
再保険取引に関わる信用リスク管理
また、取引実行後も、次回更改までの契約期間中、全契約の出再
先の格付を毎日チェックしてモニタリングを行っています。格下げ等に
再保険取引は再保険料や再保険金の決済を伴うことから、当事者
より期間中に適格要件を満たさなくなった出再先については、経営・
は相手先の信用リスクを負うことになります。当社では、回収不能を
財務状況、取引関係・規模等を個別に考慮して、次回更改まで契
防止することに留まらず、長期安定的な再保険取引を構築する観点
約を存続するか解約して他の出再先に切り替えるかを選択し、前者
から、取引先の選定、契約期間中のモニタリング、債権債務残高の
の場合には社内規定に基づく特別承認を得ることとしています。
把握等、再保険取引に関わる信用リスク管理に取り組んでいます。
特に出再については、原則として、特定の格付機関からシングルA格
上記の信用リスク管理の結果、出再先の債務不履行による回収不
以上を取得・維持していることを適格要件として相手先を選定してい
能は一貫して低水準で推移しています。2004年度末の未収再保険
ます。これを満たさない場合には、当該相手先の財務分析を行い、
金は251億円となりましたが、その過半は、再保険金を確定債権と
対象取引に関わる債務履行能力を有すると判断される場合につい
して当社で会計上認識してから相手先との決済が完了するまでの
てのみ、社内規定に基づき特別に承認を行うこととしています。
事務手続きに伴う時間差に起因するものであり、相次いだ自然災害
特に、国内地震・台風については、正味保有リスク量、出再額ともに
等の影響で前期末に比べて増加しています。通常の決済フローか
大きく、再保険金の回収不能が起これば事前の想定を超える自己
ら発生する一時的なものであることに加え、同様の事情で発生する
資本の毀損が生じ、経営の健全性・安定性に影響が出かねないの
当社の未払再保険料との相殺により、実際には与信額が圧縮され
で、特定の出再先への過度の集中を避けるために出再先の格付に
ることから、懸念すべき状況にはありません。
応じた限度額を定め、量的な与信管理も行っています。
【保険種目別 保険料・保険金】
● 2004 年度
(単位:百万円)
火災
元受正味保険料(除く積立)
受再正味保険料
支 払 再 保 険 料
正味収入保険料
元
受
受
再
増
増
収
収
率
率
出
再
増
収
率
正
味
増
収
率
元受正味保険金
受再正味保険金
回 収 再 保 険 金
正味支払保険金
元
受
受
再
損
損
害
害
率
率
出
正
再
味
損
損
害
害
率
率
海上
傷害
自動車
自動車損害賠償責任
その他
全種目計
(104,870)
182,443
27,213
31,177
178,480
1,348,928
218,702
257,393
1,310,237
1.8%)
0.9%)
1.8%)
( 1.3%)
2.2%
△9.7%
△17.1%
4.3%
1.5%
△0.7%
0.7%
1.3%
104,002
13,318
6,621
110,699
820,381
142,830
179,501
783,710
57.0%
48.9%
21.2%
64.3%
60.8%
65.3%
69.7%
64.0%
207,979
18,348
49,861
176,467
67,047
15,170
21,815
60,403
135,559
1,169
5,677
131,051
568,717
2,707
3,331
568,094
187,180
154,091
145,530
195,741
(187,180)
3.3%
△1.4%
7.5%
1.6%
8.1%
2.8%
6.7%
7.2%
6.7%
△17.6%
33.2%
5.6%
△1.2%
23.5%
△16.4%
△1.0%
1.8%
0.6%
1.8%
0.9%
152,390
6,001
23,333
135,057
26,858
7,761
9,087
25,532
53,380
1,079
1,655
52,805
348,382
1,622
3,438
346,566
135,365
113,048
135,365
113,048
(135,365)
73.3%
32.7%
46.8%
78.1%
40.1%
51.2%
41.7%
44.1%
39.4%
92.3%
29.1%
43.2%
61.3%
59.9%
103.2%
66.8%
72.3%
73.4%
93.0%
63.1%
( 72.3%)
( 96.2%)
( 93.0%)
( 63,220)
(145,530)
(
(
(
( 60,844)
(135,365)
( 60,844)
( 67.9%)
(注)1. 自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)」の払戻充当保険料を控除したベースで表示しております。
2.( )書きの金額および諸比率は、自動車損害賠償責任保険の政府再保険廃止による影響を控除したベースで表示しております。
3. 損害率は、以下のとおり算出しております。
元受損害率…元受正味保険金÷元受正味保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。
受再損害率…受再正味保険金÷受再正味保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。
出再損害率…回収再保険金÷支払再保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。
正味損害率…(正味支払保険金+損害調査費)
÷正味収入保険料として算出しております。
32
トピックス
事業ハイライト
アジア事業展開を加速
∼アジア地域のナンバーワン外資系損保に
当社では、1954年にタイで営業免許を取得して以降、アジア事
3. 中国での事業展開
(1)太平洋保険グループとの提携(2004 年 10 月)
中国の大手保険グループである太平洋保険グループ2社
(「中国太平洋保険股
有限公司」
「中国太平洋財産保険
業を始めとする海外事業展開を積極的に行っており、2004年
股
には「アジア進出50周年」を迎えました。このような中、アジア
見込める中国保険市場で、保険引受や事故対応に関し双
各地域での積極的な事業買収や、BRICs諸国への事業展開を
方の強味を補完しあうほか、市場の共同開拓など広範囲
通じ、アジアに、そして海外に強い三井住友海上として躍進し
な提携関係を構築することを予定しています。
ています。
有限公司」)
と全面提携を実施しました。今後成長が
(2)杭州事務所、青島事務所を開設(2004 年 9 月)
2004年9月に、これからのマーケットとして成長著しい浙江
1. 英国 AVIVA 社のアジア損保地域事業の買収
(2004 年 9 月)
省・杭州市(外資系保険会社初)、山東省・青島市に相次
英国の大手保険会社AVIVA(アヴィヴァ)社から、同社のアジ
点網は1支店9事務所体制となり、中国における外資保険
ア地域の損保事業を4.5億ドル(約500億円)で包括的に買収す
会社トップのファシリティを構築するに至っています。
いで事務所を開設しました。これにより当社の中国国内拠
ることで合意しました。2005年3月には、同社アジア事業の収
地法人の買収が完了し、当社のアジア事業の拡大は順調に伸
4. インドでのリスクマネジメント事業に参入
(2004 年 10 月)
展しています。
インド合弁会社(チョラマンダラム−MSジェネラル保険会社)の
入保険料の約7割を占めるシンガポール・香港・タイなど同社現
パートナーである、ムルガッパグループ傘下のリスクマネジ
メント会社へ資本参加し、
「チョラマンダラムMSリスクサービス
社」として新たに設立、営業を開始しました。インド国内唯一
の損保系リスクマネジメント会社として、企業の損害リスクマネ
ジメントに大いに役立っています。
5. ロシア・最大手インゴストラッハ保険会社と業務
提携(2005 年 5 月)
ロシアで企業保険分野第1位の保険会社であるインゴストラッハ
保険会社と業務提携を実施しました。これにより在ロシアの日
2. 台湾 明台産物保険公司を買収(2005 年 4 月)
系企業に対し高品質なお客さまサービスの提供が可能になり
台湾で業界第2位の損害保険会社である明台(ミンタイ)産物保
ます。また、2005年7月には、首都モスクワと第二の都市である
険公司の発行済み株式100%の購入について合意しました。
サンクトペテルブルクの2ヶ所に事務所を開設し、現在、中東欧
買収金額は84億台湾ドル(約285億円)です。この買収により、
圏に事務所を持つ唯一の日系損害保険会社である当社のネッ
当社のアジア事業はさらに拡大し、当該地域の収入保険料は
トワークが、さらに拡がりました。
AVIVA社から買収したアジア地域事業を含めて2003年度末
の720億円規模から約5割増加し、1,080億円規模となる予定で
す。これにより、アジア地域では外資系トップの損害保険会社
となる見込みです。
33
トピックス
三井住友海上きらめき生命 過去最高の新契約高を記録
三井住友海上シティ生命 定額個人年金保険に進出
当社100%出資の生命保険会社である三井住友海上きらめき生
三井住友海上シティ生命は2002年10月の操業開始より変額個
命保険株式会社は、2004年度において新契約高(個人保険+
人年金保険の専業会社として成長してまいりましたが、2005年
個人年金保険の合計)が前年比24.9%増加して1兆7,328億円
1月、外貨建定額個人年金保険を新たに発売し、変額年金保
となり、過去最高であった前年の記録を更新しました。2004
険と定額年金保険の両方を扱う個人年金保険の専門会社に変
年度末の保有契約高(個人保険+個人年金保険の合計)は6兆
貌いたしました。これにより、市場の幅広いニーズに対応でき、
8,546億円と前期末比18.6%、総資産も6,716億円と前期末比
一層の成長が期待されます。
23.1%の2ケタの増加となり、順調に業容を拡大しています。
また、標準責任準備金積立に向けた責任準備金の積増しを実
施(当期52億円、累計103億円)
し財務健全性の強化を図りま
した。保険金の支払い余力を示すソルベンシー・マージン比
三井住友海上シティ生命 メットライフとの合弁事業へ
率も1,807.9%となりました。
米シティグループとメットライフ・インク間の生命保険・年金部門
2005年2月には、スタンダード・アンド・プアーズ社から保険財
売買に伴い、三井住友海上シティ生命は、2005年7月1日より、
務力格付け、長期カウンターパーティ格付けで「AA−」
(ダブル
シティグループに替わりメットライフをパートナーとする合弁事業
エーマイナス)
という高い評価を受けました。
になりました。
三井住友海上きらめき生命は、今後もお客さま一人ひとりのラ
2005年10月1日には、社名を
「三井住友海上メットライフ生命保険」
イフサイクルに合った商品を提案していきます。
に変更する予定です。
個人年金保険事業は、ここ数年著しい成長を続けていますが、
引き続き、成長が見込める有望市場です。三井住友海上シティ
生命は、この市場において確固たる地位を確保すべく努力し、
現在では変額年金保険では業界第2位となり、日米金融機関に
おける合弁事業成功モデルと評価を受けています。この度、米
国において年金分野で高い実績と専門性を有しているメット
ライフがパートナーとなったことで、ますますその力が増強される
こととなります。
34
戦略的事業投資の実施
∼グループ事業を強化∼
キャッシュレス・ペーパレス戦略の展開
∼モバイルMS1の導入∼
当社では、前述の英国アヴィヴァ社のアジア損保事業や台湾明
当社ではCS業務プロセス改革本部(CS業革本部)を設置し、
台社の買収などに加え、生保事業や再保険事業など、グループ
CSの視点から、スピードがあり効率的な新しい業務プロセス
事業の強化を目的とした資本増強を積極的に実施しています。
の構築を目指しています。この一環として2005年1月には保険
2004年8月には三井住友海上シティインシュアランス生命保険株
業界で初めて、契約申込みから保険料領収までを完全電子化
式会社に対して約117億円(資本金・資本準備金の合計)の増
することに成功しました。販売代理店が携帯型の専用端末を
資を行い、個人年金専門会社として、一層の健全性の確保に
利用することにより、お客さまとの契約時に、ペーパーレス・印
努めました。同年9月には、三井住友海上きらめき生命保険株式
鑑レス・キャッシュレスで手続が完了する上、金融機関への決済
会社に対して250億円の資本増強(同前)
を行いました。また、
手続までがその場で完結することが可能になりました。
2004年12月には、海外再保険子会社2社に対し約162億円を
こうした携帯端末の活用や契約方式の導入は、お客さまの利便
増資しました。これは再保険マーケットでの引受環境が好転した
性を向上させるだけでなく、代理店の事務処理も大きく削減さ
事を受け、収益機会の拡大を狙った投資です。
れ、その分お客さまサービスをより一層向上させることが可能
こうした戦略的な事業投資の実施により、
「グループ事業」を一
になります。この契約方式を実現する携帯端末を、
“モバイル
層強化し、連結収益の中長期的な成長を目指していきます。
MS1”
(
「動く代理店システム」
という意味)
と命名し、お客さま満
足の向上と業務効率化を同時実現する代理店必携の標準ツー
ルとして、代理店への導入を推進していきます。
35
トピックス
輸出取引信用保険(貿易保険)の
取り扱い開始
高齢化社会の医療補償ニーズへの対応
健康保険法改正、少子高齢化の進行等により、従来の死亡
当社は2005年4月、世界最大の取引信用保険会社であるユー
保障を中心とする生命保険に加え、医療を中心とする補償の
ラーヘルメス信用保険会社とともに、日本市場で輸出取引信
ニーズがますます高まっています。このような中、当社ではお客
用保険(貿易保険)を取り扱う認可を取得し、販売を開始しま
さまのニーズに対応した医療保険商品の拡充を積極的に行っ
した。提供する商品は、輸出業務における短期(1年以内)の
ています。
信用リスク
(海外輸入者の倒産・支払いの延滞)
を補償するもの
2002年4月に個人向け医療保険「ViV(ヴィヴ)
」
、2003年9月に
です。ユーラーヘルメス社と当社は海外では既に提携関係に
子供向け商品「ViVキッズ」を発売したほか、2003年11月には
ありますが、日本国内の輸出取引信用保険に関しても、ユーラー
健康であるほど老後の保険料が安くなる、業界初の特徴を備
ヘルメス社の4千万有余にのぼる企業信用情報のデータベース
えた終身医療保険「ViV終身」を発売しました。
と当社の販売ノウハウ等をそれぞれ駆使して、輸出企業の事
これら「ViV」シリーズのご契約者は「健康Vサービス」を利用
業発展をサポートしていきます。
できます。これは「三大疾病(悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒
中)
」の、セカンドオピニオンに関する相談・情報提供や女性の
日本版401k事業の伸展
∼退職者向け個人型サービスを展開∼
ための健康相談・女性医師情報等を提供するサービスで、大
当社では、金融サービス事業の重要な柱として、確定拠出年金
のプランは「ViV終身」の医療補償に加えて、ガン診断保険金、
制度(日本版401k)の普及促進を通じ、企業の年金・退職金関
ガン入院保険金、ガン生活サポート保険金などガンの場合の補
連サービス提供を強化しており、中小企業向け401kである「JIP
償が充実し、さらに、放射線治療時などの通院時の補償、人工
総合型401k」は非常に好評を得ています。2005年4月には、企
乳房購入費用など女性特有のガン手術時に必要な臨時費用な
業型401kを導入する企業を対象にした退職者向けサービスを
ど、幅広い補償を提供するものです。
本格的に開始しました。就労環境の多様化に伴い増加する「退
当社は、充実した商品ラインナップで、医療補償に対するお客
職者・転職者の401k資産移換事務」について、当社が代理店
さまの多様なニーズにお応えしていきます。
網を活用してサポートを実施する業界初のサービスであり、専
用コールセンターの設置や、サービス提供を行う当社代理店へ
の指導・支援を行います。本サービス導入の効果として、利用
企業は問合せ対応等の事務ロードを軽減することが可能に、ま
た退職者本人にとっては、資産の移換方法、事務手続きについ
てのサポートを受けることができ、スムーズな手続きが可能に
なります。当面は従業員1,000名以上の企業からサービスの提
供を開始しています。
36
変好評を得ています。
また、2004年12月には「ViV終身・ガン重点プラン」を発売。こ
新商品・新サービス
新時代の自動車保険「もどリッチ」と
「ファーストクラス」新登場
高齢者向けの傷害保険
「晴れやか世代」販売開始
当社では、お客さまのニーズに合わせて「最適な補償とサー
当社は、高齢化の進展に対応した保険商品の拡充を積極的に
ビス」を提供する自動車保険「MOST(モスト)
」のラインナップ
行っています。2004年9月には業界で初めて、満70歳以上の方
を拡充しています。
を対象とする傷害保険「晴れやか世代」を販売開始しました。
2005年4月には、満期時に満期払戻金が戻るタイプの自動車保
この商品は、長引きがちな高齢者の方の入院・通院に対し、迅
険「もどリッチ」の商品性をさらに高め、
「MOSTもどリッチ
速な保険金支払いを実現するとともに、高齢者に多い足の骨
〈NEW〉
」として販売を開始しました。これは、契約期間中無事
折・脱臼の際に一時金を支払うなど高齢者向けの新たな補償
故時満期払戻金の払戻率を引き上げて、割安感をアップさせ
を加え、
「孫育て情報サービス」
、
「趣味・旅行の案内サービス」
たのが特徴です。また、
「MOST家庭用」タイプで「もどリッチ」
という2つの新しい専用無料サービスをあわせて提供します。
の契約をした場合、付帯するロードサービス「おクルマQQ隊」
また、補償を重視する「掛け捨て型」
、満期返れい金がある「積
もさらに充実した内容で提供します。
立型」の2種類をラインナップ。高齢者の方の暮らしをサポート
さらに2005年8月からは、ワンランク上質な自動車保険「MOST
するこの商品を、積極的に販売していきます。
ファーストクラス」
を販売開始しました。これは、従来の「MOST」
の補償に加えて、3つの専用補償とサービス
(「緊急ヘルプサ
ポート」
「愛車セット」
「人身傷害プラス」
)
をセット。事故や故障
時にも手厚くサポートを行うのが特徴です。
37
トピックス
中堅・中小事業者向け
新型火災保険を販売開始
中小企業専用
『簡易型取引信用保険』販売開始
2005年6月、中堅・中小事業者向けの最上級火災保険として年
大企業向けが中心であった取引信用保険を改良し、中小企業
間7万件・50億円と業界最大級の販売実績となっている「ビジネ
向けの専用商品として「簡易型取引信用保険」を開発、2004年
スピカイチ」を改定し、
「新ビジネスピカイチ」
として販売を開始し
9月より販売を開始しました。新商品は、当社の持つ引受ノウ
ました。新商品は対象業種を拡げ、中堅・中小事業者所有物件
ハウおよび企業信用データの活用により、支払限度額を予め設
のほとんどを契約対象※としました。また、情報メディア損害担保
定するなど引受条件を定型化することで、加入しやすい保険料
特約など、事業者の幅広いニーズに対応する多数のオプション
水準を実現しました。この結果、年間の売上高が数億円規模
特約を新設。新割引制度や地域連携・産学官連携を支援する
の中小企業でも、売上債権に対する包括的な保全が可能とな
仕組みも導入しました。当社では、本商品を事業者向け火災保
ります。また、引受条件の確定までに必要な期間も従来の2∼
険の基幹商品と位置づけ、積極的に販売していきます。
3週間から3∼4日程度と大幅に短縮されます。本商品の積極的
※建物・設備等が10億円以下の物件が対象。一部の特定業種を除く。
な販売により、潜在的な中小企業の与信管理ニーズに応えると
ともに、中小企業の経営の安定化に大きく寄与していきます。
住宅分野での
新型ローン・事業への取り組み
当社は2004年10月、国交省指定の住宅性能評価機関であるハ
ウスプラス住宅保証社と住宅金融公庫買取型の新型住宅ローン
(フラット35)についての販売提携を結びました。これは同社の
提供する住宅性能表示等のサービスを利用するお客さまが当
社にローン申込を行う場合、当社所定の金利から最大0.5%の
優遇を行うものです。
当社は2003年10月の新型住宅ローン制度の開始以来、業界で
唯一フラット35の取り扱いに参入していますが、2004年度は全
国202の取扱金融機関中、第9位の実績を挙げています。
一方、2005年1月には中央三井信託銀行と共同で、持家の土地
を担保に高齢者に老後資金を融資する「リバースモーゲージ」
に関して、保険を活用した新たな仕組みを開発しました。
リバースモーゲージとは持家を担保に定期的に融資金を受け
取り、利用者の死亡時等に持家を売却して一括返済する仕組
みです。本格的な高齢化社会の到来を背景に、住宅資産を活
かして生涯にわたって豊かな老後を送りたいという利用者の
ニーズに応じた仕組みであり、この仕組みを銀行と保険会社の
提携で行うのは日本で初めてです。
38
新・物流包括保険「BUSINESS
ONE(ビジネス ワン)」販売開始
2004年11月より、中堅・中小企業向けの新商品「新・物流包括
保険BUSINESS ONE(ビジネス ワン)」を販売開始しました。
自動車リスクマネジメントサービスの
さらなる拡充
1. インターネットによる「運転適性診断サービス」を
開始
この商品は、製造業・卸売業・小売業で売上高が50億円以下
企業での交通安全教育に広く活用されている運転適性診断
の企業を対象に、棚卸資産の輸送中・保管中・加工中・店舗販
をインターネットで24時間提供する無料サービスを2004年
売中などのあらゆる状況をオールインワンで補償する新しい
7月より開始しました。これは業務に自動車を使用する企業
運送保険です。当社の持つ引受ノウハウを活用、従来商品に
向けに、無料で専用サイトにて提供するものです。本サー
比較し約20%割安な保険料水準でより高度な補償を実現しま
ビスの導入により、従来のペーパーテストに比べ企業側の
した。また保険料は業種と前年度の売上高で決定し、輸送額
負担を軽減でき、受講率の向上をはかることができます。受
の通知が不要など、簡便な手続きも魅力です。
講者へのアドバイスから、管理者向け集計表・一覧表まで
をインターネットにて実現するのは、業界で初めてであり、
近年高まってきている企業の自動車事故防止への取り組み
を支援していきます。
2. 新入社員教育用「安全運転講習ビデオ」を作成
社有車における20代の社員の交通事故発生率が他の年代の
1.3倍にのぼることから、新入社員の交通事故防止に効果があ
る「安全運転講習ビデオ」を作成し、業務で自動車を使用する
企業向けに2005年5月より無料で貸出を開始しました。近年、
社有車による業務運転中の事故が多発しているケースが多く、
交通事故防止を喫緊の課題としている企業が増えています。こ
のサービスを利用することにより、最も教育効果が高い新入社
員時の研修で交通事故防止プログラムを簡易に行うことがで
きます。
3. インターネットによる自動車リスクマネジメント
研究会「Libero」を開設
企業の経営者・社用車管理責任者専用のインターネットホーム
ページによる自動車リスクマネジメント研究会「Libero」を2005
年7月1日に開設しました。
この研究会は、企業の経営者・社用車管理責任者の「自社に最
適な対策がわからない」
「他社の取り組み状況を知りたい」な
どの要望を解決するため、時間・場所を問わないインターネット
の特性を活かし、「会員相互の意見交換」
、
「交通事故防止ノウ
ハウの入手」等ができる自動車リスクマネジメントサービスです。
39
トピックス
リスクマネジメント専門会社 インターリスク総研の新サービス
5. 国内初 流通小売業向け「万引きリスク軽減
コンサルティング」サービス開始
「万引き防止(商品監視)
」と「事業リスクマネジメント」に関する
1. 個人情報保護関連サービス
ノウハウ等の活用について高千穂交易株式会社と業務提携し、
個人情報の取扱に関する現状分析、問題点洗い出しや個人情
国内初の流通小売業向け「万引きリスク軽減コンサルティング」
報保護に関する社内規程やマニュアルの整備、セキュリティ対策
メニューを開発、2004年8月から同サービスを提供開始しまし
の強化のコンサルティングなど様々なサービスを提供しています。
た。これは近年深刻化する流通小売業界での万引き被害に対
また好評販売中の個人情報漏えい対応商品「個人情報プロテ
しサービスメニュー化したもので、国内初です。特に、両社の
クター」ご契約企業向けに簡易診断サービスを開発しました。
事業ノウハウを結集させたサービスメニューは、従来の防犯対
策に止まらず、ハード及びソフト両面での費用対効果対策をも
2. BCM(企業の事業継続管理)サービスの拡充
盛り込んだ、総合的なロス低減対策をコンサルティング提供す
災害・事故時に事業運営を可能とする事業継続管理(BCM;
るものです。
Business Continuity Management)の対策状況を把握する
国内初の企業向け診断を開発、2004年11月より無料で提供を
開始しました。この診断では、設問に回答された内容をもと
6. 中国進出企業向け「環境汚染関連サービス」を
強化
に、BCMに関する「取り組み状況」
「事業中断リスク」など5項
日系進出企業を対象に中国環境関連法規制データを提供する
目を分析・評価した「診断書」を作成し提供します。このほかに
各種サービスを2005年4月より本格的に開始しました。中国で
も大地震とBCMをテーマにセミナーを開催するなど、BCMの
は急激な経済発展の代償として発生した環境汚染が深刻化し
普及・啓発活動を積極的に行っています。
ており、中国政府も法規制の整備・強化を進めています。今回
提供するサービスは、中国の立法制度、法規制の特徴、主な
3. 企業向け「リスクマネジメント体制構築ソフト」
販売開始
環境関連法の概要を分かりやすく解説した環境情報誌「新エター
ナル」無償配布と、省・市といった地方レベルの法規制まで網
企業自身が社内での「リスクマネジメント・システム」を構築する
羅し、工場建設や操業に伴い配慮すべきポイントを取りまとめ
ためのソフトを開発、2004年12月より販売開始しました。これ
て情報提供する個別サービス
(有償)の二つです。
は事業活動に潜在化するリスクを特定して、リスク毎の分析・
評価の結果を企業自らが登録・管理していくシステムです。リス
クマネジメント・システムの国家規格である「JISQ2001」にも対
7. 書籍「実践 CSR−持続可能な発展に向けて−」の
刊行
応した実践的ソフトの開発・販売は、損保業界のみならず、リ
これまでのコンサルティングでの実績に基づき、企業における
スクマネジメント業界として日本でこれが初めてです。
CSRの進め方の全体像から具体的な実践の手順・手法までを
解説した書籍を、2004年9月に発行しました。
(発行元:経済法
4. 自治体職員向け「リスク感応度向上」
コンサルティング開始
主に自治体の職員向けに「日常業務でいかにしてリスクに気づ
くか」などの「リスク感応度」に関する診断テストを業界で初め
て開発し、研修とあわせたコンサルティングサービスとして、2005
年4月より全国の自治体に対して提供開始しました。本サービ
ス実施により、各職員及び自治体全体の「リスク感応度」が測
られ、部門間や他の自治体との数値を比較することも可能にな
ります。また、テスト及び研修を通じ、危機管理への意識や感
応力の向上が図られ、突発的な問題の発生時に速やかかつ適
切な対応を行うことが可能になります。
40
令研究会)
商品ラインナップ
最近の主な新商品の開発、約款・料率の改定
(2001 年 4 月∼ 2005 年 8 月)
新商品の開発
2001 年 4 月 ・廃棄物回収費用保険
・奨学金給付費用保険
6 月 ・家庭用自動車総合保険「MOST 家庭用」
・事業用自動車総合保険「MOST 事業用」
・一般自動車総合保険「SAI」
7 月 ・第三分野商品「団体傷害疾病保険」
・ホームライフ総合保険「ホームピカイチ」
・賃貸住宅居住者向けホームライフ総合保険
「リビング FIT」
9 月 ・ブランドイメージ費用保険
10 月 ・確定拠出年金積立傷害保険
・企業向け火災保険「ビジネスガード」
・総括契約方式建設工事保険
「建築オールイン」
・事業財産総合保険「ビジネス FIT」
2002 年 10 月 ・中小事業者向け傷害保険
「スーパー加点くん」
「スーパー J プラン」
11 月 ・企業総合賠償責任保険
・使用者賠償責任保険「EL」
2003 年 4 月 ・介護保険「V-CARE」
6 月 ・中堅・中小事業者向け火災保険
「ビジネスピカイチ」
・家財専用ホームライフ総合保険「家財 FIT」
9 月 ・ こども向け傷害疾病保険「ViV キッズ」
11 月 ・医療保険「ViV 終身」
2004 年 6 月 ・個人情報プロテクター
(個人情報プロテクター特約付専門事業者
賠償責任保険)
9 月 ・簡易型取引信用保険
・総合賠償責任保険「MSLP」
・高齢者向け傷害保険「晴れやか世代」
・賠償責任保険「NET ガード」
・高齢者向け積立傷害保険
「積立晴れやか世代」
・賠償責任保険「NET ガードプロ」
11 月 ・積立ガン保険
2002 年 4 月 ・企業財産包括保険「プロパティ・マスター」
・個人向け傷害疾病保険「ViV」
6 月 ・個人向け傷害疾病保険「ViV フローラ」
(女性専用商品)
9 月 ・積立傷害疾病保険
「積立 ViV フローラ」
「積立 ViV」
11 月 ・新・物流包括保険「ビジネスワン」
12 月 ・医療保険「ViV 終身〈ガン重点プラン〉」
2005 年 4 月 ・自動車保険「MOST もどリッチ〈NEW〉」
・輸出取引信用保険
6 月 ・事業活動総合保険「新ビジネスピカイチ」
7 月 ・賠償トータルプロテクター(賠償トータル
プロテクター特約付賠償責任保険)
8 月 ・自動車保険「MOST ファーストクラス」
約款・料率の改定
2001 年 4 月 ・火災保険新価実損型新長期特約
10 月 ・地震保険
2002 年 1 月 ・自動車保険イモビライザー割引
5 月 ・火災保険「解除同意者に関する特約」
6 月 ・もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)
10 月 ・家庭用自動車総合保険「MOST 家庭用」
・事業用自動車総合保険「MOST 事業用」
・一般自動車総合保険「SAI」
2004 年 1 月 ・家庭用自動車総合保険「MOST 家庭用」
・事業用自動車総合保険「MOST 事業用」
・一般自動車総合保険「SAI」
・ ホームライフ総合保険
7 月 ・家庭用自動車総合保険「MOST 家庭用」
・事業用自動車総合保険「MOST 事業用」
・一般自動車総合保険「SAI」
2005 年 2 月 ・運送業者貨物賠償責任保険
「運賠 安心デリバリー」
2003 年 9 月 ・自動車保険新車割引
※上記保険商品はすべて当社で取り扱っております。
41
商品ラインナップ
主に個人向けの保険
【自動車保険】
主に法人向けの保険
【新種保険】
家庭用自動車総合保険
「MOSTファーストクラス」
「MOST家庭用」
「MOSTもどリッチ〈NEW〉」
ヨット・モーターボート総合保険
一般自動車総合保険
「SAI」
ゴルファー保険
自動車運転者損害賠償責任保険
「ペーパードライバー保険」
ハンター保険
個人賠償責任保険
スキー・スケート総合保険
【積立保険】
ホームライフ総合保険
「ホームピカイチ」
住宅火災保険
住宅総合保険
賃貸住宅居住者向け
ホームライフ総合保険
「リビング FIT」
積立生活総合保険
積立マンション総合保険
積立家族傷害保険
積立普通傷害保険
「アップル」
地震保険
積立女性保険
「ルージュ」
積立こども総合保険
積立ファミリー交通傷害保険
すこやか未来積立傷害保険
「フレックス」
傷害保険「晴れやか世代」
積立傷害疾病保険
」積立 ViV フローラ」
「積立 ViV「
ファミリー交通傷害保険
デラックス傷害保険
(普通傷害保険・交通事故傷害保険)
所得補償保険
メディカバー
医療費用保険
店舗総合保険
動産総合保険
事業財産総合保険
コンピュータ総合保険
クレジットカード盗難保険
ガラス保険
原子力財産保険
航空機保険
人工衛星保険
森林火災保険
競走馬保険
土木構造物保険
積立所得補償保険
積立ガン保険
交通事故傷害保険
【賠償】
年金払積立傷害保険
施設所有
(管理)
者賠償責任保険
財形貯蓄傷害保険
請負業者賠償責任保険
財形年金傷害保険
生産物賠償責任保険
「PL 保険」
財形住宅傷害保険
中小企業製造物責任制度対策協議会
生産物賠償責任保険
「中小企業 PL 保険」
【介護】
介護保険
「V-CARE」
(総合賠償責任保険)
MSLP
けんせつプロテクター
(建設業者総合賠償責任保険)
こども総合保険
賠償トータルプロテクター
(賠償トータルプロテクター特約付
賠償責任保険)
海外旅行総合保険
受託者賠償責任保険
国内旅行総合保険
自動車管理者賠償責任保険
女性保険
42
積立夫婦ペア総合保険
ジョイフルサポート
家族傷害保険
普通火災保険
機械保険
積立ゴルファー保険
普通傷害保険
企業財産包括保険
「プロパティ・マスター」
積立青年アクティブライフ総合保険
「アクティブワイド」
団地保険
「ViV「
」ViV フローラ」
「ViV キッズ」
(傷害疾病保険)
事業活動総合保険
「新ビジネスピカイチ」
フランチャイズ・チェーン総合保険
積立傷害保険「積立晴れやか世代」
「ViV終身」
「ViV定期」
(医療保険特約付健康長期保険)
【財物】
積立いきいき生活傷害保険
「スーパー S」
家財専用ホームライフ総合保険
「家財 FIT」
【傷害・疾病保険】
事業用自動車総合保険
「MOST 事業用」
スポーツ賠償責任保険
自動車損害賠償責任保険
「自賠責保険」
【火災保険】
【自動車保険】
旅館賠償責任保険
塾賠償責任保険
店舗賠償責任保険
医師賠償責任保険
弁護士賠償責任保険
税理士賠償責任保険
行政書士賠償責任保険
社会保険労務士賠償責任保険
保険仲立人
(ブローカー)
賠償責任保険
【保証・信用】
取引信用保険
貨物海上保険
簡易型取引信用保険
国内貨物総合保険
「フルライン」
輸出取引信用保険
身元信用保険
住宅資金貸付保険
マネー包括保険
「マネーワン」
履行保証保険
有価証券・貨紙幣類年建運送保険
入札保証保険
運送業者貨物賠償責任保険
「運賠 安心デリバリー」
保証証券
個人情報プロテクター
(個人情報プロテクター特約付
専門事業者賠償責任保険)
公共工事履行保証証券
「公共工事履行ボンド」
【傷害・労災上乗せ補償】
専門事業者賠償責任保険
「E&O 保険」
海外生産物賠償責任保険
「海外 PL 保険」
英文賠償責任保険
アンブレラ賠償責任保険
船客傷害賠償責任保険
原子力損害賠償責任保険
新・物流包括保険
「ビジネスワン」
企業等一般資金貸付保険
その他専門職業人賠償責任保険
会社役員賠償責任保険
「D&O 保険」
【貨物保険】
【工事】
建設工事保険
団体傷害疾病保険
[従業員災害補償プラン]
スーパー Jプラン
[従業員災害補償プラン]
総括契約方式建設工事保険
スーパー加点くん
「建築オールイン」
団体長期障害所得補償保険
(GLTD)
土木工事保険
開業遅延保険
組立保険
操業開始遅延保険
積立グループ包括傷害保険
「積立 Jプラン」
労働災害総合保険
積立労働災害総合保険
【費用】
企業費用・利益総合保険
店舗休業保険
興行中止保険
天候保険
生産物回収費用保険
【船舶保険】
船舶普通期間保険
内航船舶保険
「MASTERS」
レジャー・サービス施設費用保険
オフハイヤー総合保険
「SHIPS」
補償制度費用保険
船舶戦争保険
顧客サービス費用保険
船舶建造保険
知的財産権訴訟費用保険
石油開発関連保険
土壌汚染浄化費用保険
プレジャーボート保険
「エコ・クルーズ」
奨学金給付費用保険
ブランドイメージ費用保険
廃棄物回収費用保険
失業時生活サポート保険
インターンシップ総合保険
瑕疵保証責任保険
43
サービス体制
事故対応サービス
充実の事故対応サービス体制
火災・漏水事故急行サービス
火災・漏水事故が発生した場合、当社営業時間外でも、お客さ
三井住友海上では、全国に257カ所の損害サービスセンターを
まが希望する時間帯に専門スタッフがお客さまのもとへ駆けつ
設置し、きめ細かな事故対応サービスを実施しています。
け、事故後の対応をアドバイスします。
※三井住友海上の事故対応サービスネットワークについては、P158∼161をご参照
ください。
自動車保険を中心とした諸サービス
安心ステーション
自動車保険金請求書類省略サービス[自動車]
三井住友海上では事故受付コールセンター「安心ステーション」
車両保険や対物賠償保険の事故対応において、お客さまが書
において、自動車事故や、火災・賠償事故などすべての事故受
類を作成する煩わしさを省略し、簡単な手続きで保険金をお支
付を24時間・365日実施しています。
払いします。
【事故受付専用電話番号】
示談代行サービス[自動車・火災]
(携帯電話からもご利用になれます。)
●自動車事故受付
事故は365日
0120 - 258365
●自動車以外の火災・新種保険事故受付
事故はいち早く
0120 - 258189
MOST ファーストクラス、MOST 家庭用、MOST 事業用、SAI
において、対人事故および対物事故について、専門知識を
持った社員がお客さまと被害者の同意のもと示談を行い、スピー
ディーに解決します。
また火災保険「ホームピカイチ
(ホームライフ総合保険)
」では、日
夜間休日の事故受付と
初期対応サービス
常生活や建物の所有・使用・管理に伴う賠償事故が発生した場
合に、示談代行サービスを実施しています。
夜間休日も
「安心ステーション」において、事故の連絡を受け付
交通事故証明取付代行サービス[自動車]
けています。
自動車事故に関しては、お客さまに代わり当社で交通事故証明
また、自動車事故の相手方や治療先病院、修理工場への連絡、
書を手配します。
さらに代車の手配などの「初期対応サービス」を、夜10時まで
実施しています。
お客さま急行サービス
世界各国のクレーム・エージェント、法律事務所などと提携し、ま
たニューヨーク、ロンドンおよびバンコク等には事故サービス専
入院事故 QQ 隊(対人 QQサービス・人身傷害 QQサービス)
門の子会社事務所を置き、海外での保険事故に迅速に対応で
休日の事故により
「お客さま」や「相手の方」が入院された場合
きる体制を整えています。
などに、お客さまの要請により、専門スタッフがお客さまのもとへ
駆けつけて、今後の事故対応の流れ、保険金請求方法等の説
明や医療面でのアドバイスなど、お客さまの不安な点や要望に
いち早く対応します。
●対人 QQ サービス
自動車事故で「相手の方」が入院された場合。
※対人賠償保険にご加入の方が対象です。
●人身傷害 QQ サービス
自動車事故で「お客さま」が入院された場合。
※人身傷害保険にご加入の方が対象です。
44
海外事故サービスネットワーク
カスタマーセンター
お客さまの声を直接お受けする新しいビジネスインフラとし
新しいタイプの保険販売
て「カスタマーセンター」を設置しています。カスタマーセン
ターでは保険相談のほか、代理店とタイアップした保険の通
当社では代理店とタイアップして自動車保険や傷害保険等の通
信販売や自動車保険の異動受付等の業務を実施しています。
信販売、インターネット利用による保険販売等を積極的に推進
お客さまと当社を結ぶもう一つのラインとして、お客さまの
しています。電話や郵便、インターネット、FAX等の通信手段を
利便性向上、最高品質の商品・サービスの提供に取り組んで
介して、商品内容のご説明、保険料お見積りや契約手続きを
います。
行っています。
今年4月には、代理店が持つ見込み客情報を活用して「アウト
バウンドコール(当社からお客さまに電話をかけて保険加入の
保険相談
お勧めや情報収集を行うコール)」を行う
「テレマーケティング
全国のお客さまからの保険商品の内容や契約手続き等に関す
センター」をカスタマーセンター内に開設し、主に個人のお客
る各種問い合わせ、資料請求等の要望や業務全般に関する各
さまを対象とする代理店の自動車保険販売を支援しています。
種相談を承っています。
お客さまからの照会内容、要望等は当社の業務改善や商品開
自動車保険の契約内容変更受付サービス
発の貴重なご意見として社内で活用する体制をとっています。
カスタマーセンターへの連絡には、電話、FAX、インターネット
カスタマーセンターでは、
IVR
(音声自動応答装置)
とFAXを利
用してお客さまからの住所変更やお車の入替えといったご契約
(ホームページ)のいずれでもご利用できます。
電話での受付は平日/9時15分から20時まで、土・日・祝日/9時
内容変更の受け付けを行っています。
15分から17時までとなっています。
●カスタマーセンター・お客さまデスク
日本損害保険協会の
損害保険調停委員会について
TEL.0120-632277(無料)、FAX.03-3615-8237
●ホームページ(お問い合わせ・ご相談)
http://www.ms-ins.com
【2004 年度保険相談受付件数】
保険相談受付∼種目別
積立
5%
保険相談受付∼内容別
その他
11%
その他
5%
新種
3%
商品内容
28%
事故
14%
自賠責保険・共済紛争処理機構
について
傷害
8%
火災
17%
日本損害保険協会では、そんがいほけん相談室に
おいて、損害保険全般に関する相談や苦情を受
け付けています。そんがいほけん相談室が、損害
保険会社への解決の依頼やあっせんなど、適正な
解決に努めたにもかかわらず、当事者間で問題の
解決がつかない場合、公平な立場から調停を行う
損害保険調停委員会が設けられています。個人の
方から苦情の申立を受け、原則として3カ月を経過
しても問題が解決しない場合、苦情申立人の希望
により損害保険調停委員会がご利用になれます。
詳しくは、日本 損 害 保 険 協 会 のホームページ
(http://www.sonpo.or.jp)
をご参照ください。
保険相談受付
保険相談受付
種目別
内容別
自動車・自賠責
62%
保険相談受付件数
解約
異動
12%
14%
195,168件
契約関連照会
21%
自賠責保険(自賠責共済)の保険金(共済金)の
支払をめぐる紛争の、公正かつ適確な解決を通し
て、被害者の保護を図るために設立され、国から
指定を受けた紛争処理機関として、
(財)
自賠責保
険・共済紛争処理機構があります。同機構では、
自動車事故に係る専門的な知識を有する弁護
士、医師、学識経験者等で構成する紛争処理委
員が、自賠責保険(自賠責共済)の支払内容につ
いて審査し、公正な調停を行います。同機構が取
り扱うのは、あくまで自賠責保険(自賠責共済)の
保険金(共済金)
の支払をめぐる紛争に限られます
ので、ご注意ください。
詳しくは、同機構のホームページ(http://www.
jibai-adr.or.jp)
をご参照ください。
45
サービス体制
各種保険のご契約者向けサービス
個人のご契約者を対象に(全保険種目※)
※自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
は、対象外です。
生活サポートサービス
ViV シリーズご契約者を対象に
健康 V サービス
●三大疾病セカンドオピニオン情報サービス
個人契約者の皆さまに、
「健康・医療」
「介護」
「暮らし」に関わる
※三大疾病:悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒中
各種相談・情報サービスを電話(無料)で提供します。
※セカンドオピニオンとは、治療法等が適切かどうか、患者が複数の医師等
に意見や判断を求めることです。患者が納得して治療法を選べるシステム
として、ニーズが高まっています。
●健康・医療
日常の健康に関する相談に、看護師および医師がお応えし
・適切な受け方・手順に関する電話相談
(看護師が対応します)
ます。また、以下のサービスも提供します。
・お客さまに合った専門医の詳細情報ご提供(FAX又は郵
・ 医療機関総合情報提供
・ おくすり相談
・ 在宅血液検診紹介
・ 各種人間ドック紹介
・ 栄養診断紹介
・ 育児相談 など
送でお送りします)
・分かり易く説明した「セカンドオピニオン豆知識」の送付
●女性のためのサポートサービス
●介護
・健康に関するご相談(看護師・女性医師(予約制)が対応
日常の介護方法についての相談や、介護サービス事業者な
どの必要な介護関連情報を提供します。
●暮らし
・女性医師情報の提供(産科・婦人科に加え、内科、皮膚
科、肛門科等幅広く対応します)
日常生活に関する暮らしのトラブル・税務・年金などの問題に
ついて、専任の相談員がお応えします
(弁護士・税理士・FPは
予約制)
。また、以下の暮らしに関するサービスも提供します。
・ 冠婚葬祭についてのご質問 ・ グルメ・レジャー情報 ・ ボランティア情報
・ フィットネスクラブ紹介
します)
・ 住宅関連事業者紹介
・ マイカー購入相談 など
・乳房温存・再建手術対応医療機関情報のご提供および人
工乳房・補正用下着業者のご紹介
※本サービスは女性の方のみのご利用とさせていただきます。
●医療機関・検診機関紹介サービス
・三大疾病 画像診断センター紹介サービス
(MRI・CT等
の画像診断機器設置の医療機関のご紹介、PET検査が受
健康・介護 STATION
個人契約者の皆さまに、三井住友海上のホームページ上で「
、健康・
けられる機関のご紹介)
・ガン専門医・医療機関情報のご提供
介護STATION」
を開設し、主に以下のサービスを行っています。
●医療機関情報検索サービス
ご希望の地域・診療科目の医療機関情報を検索できます。
●人間ドック情報検索サービス
受診を希望される各種ドックについて、地域やドックの種類等
に応じた情報(割引の有無を含む)
を検索できます。
●専門医・医療機関情報メール提供サービス
ご自身の病歴やお住まいの地域に応じて該当する専門医・
医療機関の情報をEメールで提供します。
晴れやか世代ご契約者を対象に
70 歳以上の方向け晴れやか世代専用サービス
●趣味・旅行のご案内サービス
・バリアフリー旅行割引紹介などトラベル情報のご提供
・カルチャースクール情報(入会金無料)のご提供
・ボランティア情報のご提供
●今どきの孫育て情報サービス
・世代間のギャップが出易い育児方法についてのご相談
・妊娠・育児中の両親(子供世帯)への上手な接し方につい
てのご相談
・小児科医情報のご提供、孫の症状・病気についてのご相談
・子供が楽しめる旅行・レジャー情報や子供に人気のおも
ちゃ・本情報のご提供
46
海外旅行総合保険(海外旅行傷害保険)
ご契約者を対象に
海外日本語サービスネットワーク
自動車保険ご契約者を対象に
おクルマ QQ 隊
自家用8車種で人身傷害保険と車両保険双方に加入のご契
病気やケガをした場合の医療施設の紹介や事故受付相談など、
約者を対象に(※)、専門スタッフが24時間365日受付し、各種
さまざまなサービスを日本語で提供しています。
無料サービスを提供します。
●三井住友海上ライン
※MOSTもどリッチ
〈NEW〉
にご加入の場合、車両保険なしでも対象となります。
24時間365日、日本語で、電話による事故相談・保険相談・
旅行相談に応じます。
●緊急医療アシスタンスサービス
万一の急病や事故発生時の緊急移送、捜索援助の手配、医療
施設の紹介などの緊急アシスタンスサービスを提供します。
●キャッシュレス・メディカルサービス
病気やケガをした場合に、安心して治療が現金不要(キャッ
・ご契約のお車が事故や故障により自力走行不能となった
場合、レッカーけん引30kmまでを無料で行います。
・ご契約のお車が故障やトラブルの場合に、修理業者の手
配と現場で可能な応急修理を無料で行います。
・ご契約のお車が高速道路上で燃料切れとなった場合、ガ
ソリンを最大10リットルまで無料で現場にお届けします。
(なお、サービス提供には、所定の条件があります。)
シュレス)で受けられる病院を案内・手配します。
●ドクターホットライン(電話医療相談)
海外滞在中に病気やケガをした場合に、日本人医師が、
電話で無料で医療に関する相談に応じます。
●海外人間ドック紹介サービス
ホームピカイチ、家財 FIT、リビングFIT
(ホームライフ総合保険)ご契約者を対象に
暮らしの QQ 隊
提携医療機関で日本人医師による本格的な人間ドックを、
専門スタッフが年中無休24時間受付で対応し、次のサービスに
優待料金にて利用できます(本サービスの費用は、海外旅行
ついて、30分程度の応急修理にともなう出張料・作業料を無料
総合保険の対象外)
。
で提供します。
●水まわり QQ サービス
スーツケース修理・回収お届けサービス
海外旅行傷害保険・携行品損害担保特約付帯契約向けに提供
している、スーツケース破損事故時のサービスです。
●無料回収・お届けサービス
給排水管のつまりや水漏れのトラブルに駆けつけ、無料で応
急修理します。
●カギあけ QQ サービス
外出時に鍵を紛失した場合に駆けつけ、無料で鍵開けします。
保険で修理の場合は、破損したスーツケースを無料で回収
し、修理後、無料でお届けします。
●特急修理・無料レンタルサービス
次回の旅行が間近に迫っている場合は特急で修理を行な
います。修理が間に合わない場合、スーツケースを無料
(除:送料)でレンタルします。
●新品スーツケース優待価格ご提供サービス(業界初)
修理不能等の場合、ANAロジステックサービス
(株)が、代
替スーツケースを優待価格で提供します。
(但し、破損したスーツケースの時価額が優待価格を上回る
場合に限ります)
47
サービス体制
企業向けサービス
企業経営の安定と事業の発展を総合的にサポートするため、
とにより、現在の避難対策の有効性およびアドバイスを行い
リスクマネジメントに関わる組織としては日本最大級の規模
ます。
を擁する(株)インターリスク総研とともに、三井住友海上
グループとして、皆さまに最高品質のリスクマネジメント
サービス、リスクソリューションを提供しています。
●簡易盗難リスク診断サービス
量販店向けに盗難リスクを診断します。
●有害化学物質拡散シミュレーションサービス
工場や事業場等で保管・取扱されている有害化学物質が
リスクマネジメントや安全に関する
情報提供・各種サービス
豊富な経験、ノウハウに基づいた各種の情報を提供し、リスク
マネジメント推進・リスク低減への支援をしています。
漏洩・大気拡散した場合の拡散パターンを予測し、損害等の
影響を想定します。
●情報セキュリティマネジメント(ISMS)導入支援サービス
導入についてのアドバイスを実施します。
●個人情報対策簡易診断サービス
企業向けに個人情報漏えい対策についての簡易診断サー
リスクマネジメント全般
ビスを実施します。
●リスクマネジメント体制構築支援サービス
企業のリスクマネジメント体制の構築や充実・発展を総合的
に支援するサービスです。
●リスク対策度診断サービス
顧客企業のリスク対策の実施度を診断し、今後強化すべき
ポイントを報告書に取りまとめます。
●BCM 簡易診断サービス
中堅企業向けに事業継続管理(BCM)の対策状況を簡易診
断します。
●リスクマネジメント関連情報の提供
法務リスク
●製造物責任(PL)対策支援サービス
PLP(製造物責任予防)、PLD(製造物責任防御)について、
情報提供、アドバイスを行います。
●苦情対応構築支援サービス
苦情対応体制について、改善策を提案します。
●海外危機管理対策支援サービス
海外に社員を派遣する企業の安全対策立案にあたり、関連
情報の提供などを総合的に行います。
企業のリスクマネジメントに関するトピックス・情報を提供します。
・リスクマネジメント情報誌RMFOCUS(季刊)の発刊
・
「RMトピックス」、
「環境エターナル」、
「PLレポート」等に
よる情報提供
・リスクマネジメント、火災・自然災害・労働災害・法務・環境
等のリスクに関するビデオの貸出
環境リスク
● ISO14001 導入支援サービス
導入にあたってのアドバイスを実施します。
●土壌・地下水汚染リスク対応支援サービス
有害物質による土壌・地下水汚染などの調査や浄化対策に
ついて関連情報を提供します。
財物・情報ネットワークリスク
●総合リスク診断サービス
火災リスク、自然災害リスク、事業中断リスク、労働災害リスク、
賠償責任リスク等を中心に実地調査を行い、企業に潜在す
るリスクを分析し、リスク改善を提案します。
●地震・水災リスク診断サービス
自然災害リスクについてデータに基づいて危険度を解析し、
被害想定などを行います。
●緑地資産活用支援サービス
工場等の緑地資産の利用法について関連情報を提供します。
●環境リスク診断
中堅・中小企業向けに企業の環境リスクを簡易診断します。
●中国進出企業向け「環境汚染関連サービス」
中国環境関連法規制データを提供します。
●化学物質リスクマネジメント支援サービス
化学物質管理に関するアドバイスを実施します。
●避難対策検証サービス
「避難対策検証サービス」は、出火場所別の延焼速度と避難
誘導に必要な時間、避難訓練時の避難時間等を比較するこ
48
※上記サービスは提供内容によっては有償となる場合もあります。
企業向けの各種コンサルティング
自動車リスクマネジメントサービス
(株)
インターリスク総研による各種のリスクコンサルティングにより、
自動車事故防止のために、損害保険業界トップクラスのサービス
リスクマネジメントに関する最先端のソリューションを提供します。
体制・サービスメニューで、企業の交通安全活動を支援します。
● MACS(企業自動車リスクマネジメント診断)
リスクコンサルティング
●リスクマネジメント全般
総合リスクコンサルティング、ブランドリスク、事業継続管理
(BCM)、企業リスク分析評価、危機管理(国内外)、緊急時
提出いただいた質問表への回答に基づいて、企業の自動車事
故に対するリスク管理状況を分析し、最適な対策を提案します。
●ドライビング・クリニック
最新の分析機器を搭載した車両を実際に運転しながら、添
対応計画、財務インパクト分析、キャプティブマネジメント、
乗指導の際に運転態度・操作上の問題点を発見するポイン
リスクファイナンシング、戦略的キャッシュフロー支援
トについてアドバイスを行います。
●災害リスク関連
●各種コンサルティング
災害防止対策(火災、地震、台風、水災、落雷)
、事業インパ
リスク管理体制・自動車事故対策などについて、専門のス
クト分析(BIA)
、サーモインスペクション
(電気設備の表面温
タッフがコンサルティングを行います。
度診断)、盗難リスク、労働安全衛生
●不動産デューデリジェンス関連
地震・環境リスク診断
●法務リスク関連
●セイフティ・チョイス(危険予測運転トレーニング)
危険を予測する力を出張診断し、運転上の注意点について
アドバイスを行います。
●運転適性診断
危機管理体制、CSR(企業社会的責任)、コンプライアンス
機器を搭載したバス「ウェイブ号」によって出張診断し、専門
(法令遵守)、企業倫理ヘルプライン、製造物責任(PL)、
のスタッフが総合的なアドバイスを行います。ペーパーテスト
役員賠償責任、医療・福祉関連リスク、苦情処理対応
●環境リスク関連
も用意しています。
●自動車安全管理セミナー、安全運転講習への講師派遣
環境リスク、土壌・地下水汚染リスク、化学物質マネジメント、
●自動車リスクマネジメントビデオ・資料・情報の提供
緑地資産活用
●自動車リスクマネジメント研究会「Libero」
●情報セキュリティ
情報管理、ネットワークセキュリティ、個人情報保護
企業の経営者・社用車管理責任者向けのインターネット上で
意見交換等できるサービスです。
マネジメント規格導入コンサルティング
● ISO9000 シリーズ(品質管理マネジメントシステム)
● ISO12100/ISO14121(機械の製品安全に関する国際
規格)
● HACCP(食品衛生マネジメントシステム)
● ISO14001(環境マネジメントシステム)
● ISMS(情報セキュリティマネジメント規格)
教育・研修
●リスクマネジメント研修・セミナー開催
●労働安全教育
※インターリスク総研の各種コンサルティングは、原則として有償で提供しています。
49
サービス体制
物流リスクマネジメントサービス
損害保険業界最高水準の経験およびノウハウに基づき、企業の
経営リスクアドバイスサービス
●人事・労務アドバイス
貨物事故防止活動を支援します。
企業の共通経営課題である「人事・労務」に関するアドバイ
● LOCSシリーズ(国内各種リスクのネット簡易診断サービス)
スを通じて、企業経営の安定と発展をお手伝いします。
インターネットにて質問内容にお答えいただくことで、その場
・「人事労務サポートセンター」を窓口とするアドバイス
で各種リスクの管理状況を分析し、最適な損害防止策を提
就業規則の見直し
案します。荷主向け・物流企業向けの物流リスク、現金・有
賃金体系や退職金制度の見直し
価証券の保管リスクの診断サービスがあります。
人事考課制度の策定
● MSI CATS(海外盗難防止力診断)
提出頂いた質問票の回答に基づいて、貨物輸送に係わる盗難
リスク状況を分析し、最適な盗難防止策を提案します。
●海外最新物流セミナー、海難防止セミナー
●海外最新物流事情
助成金受給の可能性診断や申請方法
・「物流サポートセンター」を窓口とするアドバイス
物流業向けに特化した上記各種人事労務アドバイスに加
え、物流子会社の設立・運営をアドバイス
●成長企業向け経営リスクアドバイス
海外の最新物流事情に関するレポートを動画入りのCD-ROM
経営発展の意欲を強くお持ちの企業経営者の皆さまに対し、
で提供します。
経営者の立場に立った各種アドバイスを行います。
● MSI Marine News、GMT
・ 株式公開アドバイス
海上保険に関連するトピックス・情報を定期的にお客さまへ
・ 事業承継アドバイス
提供します。
・ 事業戦略(多角化・新規事業進出等)アドバイス
●物流教育、海外物流事情に関するビデオの貸し出し
・ FCビジネスアドバイス 等
●学校法人・病院向け経営リスクアドバイス
経営環境の変化に対応し、経営の安定と発展に有益な各種
アドバイスを行います。
・ 学校法人向け収益事業立上げ・運営アドバイス
・ 病院向け人事労務・診療報酬債権流動化アドバイス 等
● MS エージェンシー経営者フォーラム(日経 BP 社提携)
中堅・中小企業経営者の皆さまに各種情報を提供することに
より、企業の発展をお手伝いします。
(会員登録制・有料)
・ ビジネス・リポートの提供
・ 日経ベンチャー誌、情報CO等毎月タイムリーな情報提供
・ 経営セミナーへのご招待
・ インターネットによるビジネスパートナー選びのご支援
50
ホームページ
三井住友海上ホームページ
http://www.ms-ins.com
保険商品の紹介、保険料試算サービス、
IR情報や企業リスク
マネジメントのサポートなど、充実したコンテンツを用意。必要
な情報にたどりつきやすい構成になっています。契約者向け
サービス「eカスタマーセンター」では、契約内容の照会や自動
車保険の住所変更手続きなどが、インターネット上で24時間
365日可能です。
【主なコンテンツ】
・保険商品の紹介
・財務情報(決算、各種財務データ、格付け情報 等)
・会社案内(会社概要、CSRの取り組み 等)
・営業店・損害サービスセンター・代理店検索
・自動車保険(MOST)
、医療保険(ViV終身)
、火災保険(ホームピカイチ)
保険料試算サービス
・採用情報
・企業リスクマネジメント
グループ会社のホームページ
三井住友海上きらめき生命ホームページ
インターリスク総研ホームページ
http://www.ms-kirameki.com
http://www.irric.co.jp
三井住友海上が100%出資する生命保険会
日本最大級のリスクマネジメント専門会社の
社のホームページです。商品紹介や財務情
ホームページです。危機管理、BCMを始め
報のほか、保障のポイントについての動画に
とした多彩なコンサルティングメニューを紹介
よる説明など、充実した内容です。
しています。
三井住友海上シティ生命ホームページ
三井住友海上ケアネットホームページ
http://www.msiciti-life.com
http://www.msk-carenet.com
個人年金商品のご案内のほか、財務情報や
介護事業会社のホームページです。介護付
特別勘定の運用レポートなど、最新の情報を
有料老人ホーム「ゆうらいふ横浜」の概要や
お届けします。
サービス内容、空室情報などを閲覧でき
※2005年10月1日より三井住友海上メットライフ生命保険
会社へ社名変更予定です。
ます。
三井住友アセットマネジメントホームページ
アメリカン・アプレーザル・ジャパンホームページ
http://www.smam-jp.com
http://www.american-appraisal.co.jp
三井・住友金融4社が出資する投資信託・資
世界標準の事業・資産評価会社のホーム
産運用会社のホームページです。ファンドの
ページです。伝統と経験に培われた資産評
検索がしやすい構成となっており、最新の運
価サービスの内容を紹介しています。
用情報をタイムリーにお届けしています。
51
社会活動
社会貢献活動
当社では 2004 年度、新たに定められた「三井住友海上グ
保険業以外での社会貢献活動
ループ行動憲章」に則った「三井住友海上グループ社会貢献
●寄付活動・物品寄贈
活動方針」を策定しました。これにより、社員・代理店のボラ
オフィスのレイアウト変更等で発生する余剰什器を、近隣の
ンティア活動支援、メセナ活動、助成活動、スポーツ振興を、
NPO、社会福祉施設等に寄贈したり、各種株主優待品等を
CSR推進活動の中に明確に位置づけ、より戦略的に推進し
有効に活用いただける団体に寄贈しています。
ていきます。
●さまざまな場での教育支援(会社見学等)
駿河台ビル(東京)の屋上庭園・菜園、CNTビル(千葉)ほか
【基本方針】
各地の部支店ビルにおいて、小中学生の見学を受け入れて
三井住友海上グループは、グループ行動憲章に則り、地域社
会・国際社会の一員として、その持続的発展に貢献するととも
に、社員ならびに代理店の社会貢献活動を支援します。
います。
●場所の提供∼障害のある人が働くNPO喫茶
1993年より名古屋ビル1階で、聴覚・知的障害者と健常者に
1. 「会社」主体の社会貢献活動の推進
常に地域社会・国際社会との接点を意識し、社会の発
展に寄与します。
よるグループ「スペイス21」
との協働で、一般の方も訪れる喫
茶店「カフェ・アイリス」を運営しています。
「代理店」主体の社会貢献活動の支援
2. 「社員」
社員ならびに代理店の自主的な社会貢献活動を支援し、
社会参加意識を持って行動する人材を増やすことにより、
グッドカンパニーを目指します。
「社員」
「代理店」主体の
社会貢献活動の支援
三井住友海上グループは、社員ならびに代理店の自主的な社
TOPICS
厚生労働大臣表彰を受賞
1991年より行ってきた社員のボランティア活動の実績を認め
会貢献活動を支援し、社会参加意識を持って行動する人材を
増やすことにより、グッドカンパニーを目指しています。
られ、
「平成16年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰」
を受けました。長年にわたる社員の自発的な「ボランティア
活動」が評価されたものです。
社員の社会貢献活動を支援するための制度
●災害時義援金マッチングギフト制度の創設
2004年度、社員の災害被災者への義援金に対して、当社グ
ループとして同額を寄贈する「災害時義援金マッチングギフ
「会社」主体の社会貢献活動の推進
三井住友海上グループは、社員一人ひとりが常に地域社会・国
ト制度」を創設、会社と社員が一体となった募金活動が可能
となりました。
(1)対象災害:国内は災害救助法適用災害、海外は日本経
団連が情報提供する大規模災害
際社会との接点を意識し、豊かな社会づくりに参画します。
(2)拠出金額:社員義援金募金額と原則同額
保険業を通じた社会貢献活動
●福祉車両割引
福祉車両は、ノーマライゼーション
(身体障害者や高齢者がご
く普通かつ積極的に社会参加しうる環境の造成)の推進に
【2004年度拠出額】
協力者数
10,773名
社員拠出額
23,677,500円
マッチングギフト
42,131,000円
合計額
65,808,500円
大きな役割を果たすことが期待されています。福祉車両の普
及促進をサポートし、福祉の推進を支援するために、自動車
●ボランティア休暇・休職制度
保険料の約3%を割り引く福祉車両割引を実施しています。
●社会活動サポーター制度
●イモビライザー割引
自動車盗難が急激に増加する中、
「イモビライザー」と呼ばれ
る盗難防止装置を装着した自動車について車両保険料に約
5%の割引を適用する制度を実施しています。
52
社会貢献活動の推進役であるサポーターを、部支店に1名配
置し、地域に密着した社会貢献活動を推進しています。
●スマイルハートクラブの寄付へのマッチングギフト
会社として社員の参加を促進する活動
●「創立3周年CSR取り組み」を全国で実施
創立3周年を記念して、当社を取り巻くステークホルダーへの
社員主体の
スマイルハートクラブの活動
感謝を具体的に表す活動を全国で行いました。
活動事例
【交通事故削減運動】
・昼間点灯運動用ステッカー配布と呼びかけ(北海道本部)
三井住友海上グループ社員の社会貢献活動団体です。社員有
【代理店とともに募金活動…保険成約に合わせて】
志が毎月給与の100円未満の端数+100円×任意口数を拠出
・東北6県の環境保護団体へ総計13万円(東北本部)
し、次のように使います。
・トキ保護募金推進委員会へ210万円(関信越本部)
・千葉日報福祉事業団へ12万円(千葉支店)
①全国各地の福祉施設・環境団体等のNPOへの助成
・交通遺児等を支援する会へ5万円(千葉北支店)
・チャリティーマラソン参加でYMCAへ5万円(大阪金融公務部)
②クラブが行うさまざまなボランティア活動のための資金
・地震保険チャリティーキャンペーンで18万円を(財)阪神淡路大震災復興
③会員が行う社会貢献活動・イベント等への資金援助
基金へ(神戸支店)
・未使用のはがきと募金5万円を「九州ロボカップ会」へ(北九州支店)
【寄贈】
【主な活動】
●チャリティーコンサート・イベントの開催
・絵本等281冊を児童養護施設へ(千葉埼玉本部)
・ぶたネコチャリティーコンサート
(2000年∼)
・食器を路上生活者自立支援団体へ(東京本部)
小児ガン等難病の子どもと家族を支援するため。
・ビル移転に伴い什器93点を7福祉団体へ(東京東支店)
・点訳絵本100冊を作成、クリスマスプレゼントとして図書館や団体等へ
(関西・大阪企業・関西自動車本部、関西業務部、関西総務部)
・軽音楽部バレンタインコンサート
(1996年∼)
タイ・ラオスの農村地域の子どもへの奨学金寄付のため。
・クリスマスケーキを児童養護施設へ(岡山支店)
・かるがもコンサート
(2001年∼)
●「部支店で年に1つは社会貢献活動」
障害児の療育活動支援のため。
毎年、部支店に1名ずつ選任された社会活動サポーター
(活
動の推進役)が中心となり、年に1つは社会貢献活動を実施
することを目標にしています。
支援活動(1992 年∼)
・全国の拠点ビルで献血・骨髄ドナー登録会を開催
骨髄ドナー登録者数
インドネシアの障害児の就学支援のため。
●チャリティー・クリスマスカードによる世界の子どもの
●全社的に行っている活動
献血協力者数
・インドネシアの夕べ(バリ舞踊イベント)
(2004年∼)
2002 年度
803 名
86 名
2003 年度
778 名
93 名
2004 年度
656 名
52 名
・ボランティア講習会・チャリティーイベントの開催
毎年、NPO法人子供地球基金と協働で、世界の子どもの絵
でクリスマスカードと絵はがきを作成・販売し、収益金で紛
争・被災地域の子
どもたちの 支 援
活 動 をして いま
NPOとの協働により、点字講習会、海外協力団体の現地
す。1992年からの
活動報告会等の各種ボランティア講習会や、コンサートや
収益金の累計は
バザーなどのチャリティーイベントを開催しています。
3,070万円に上り
・チャリティーグッズ・障害者作業所製品の販売、社員の募金
チャリティーグッズ販売総額
障害者作業所製品販売総額
募金・義援金社員拠出総額
2002 年度
2003 年度
2004 年度
413,090 円
336,915 円
362,119 円
1,570,788 円 2,691,400 円 3,143,949 円
372,500 円 1,670,500 円 23,677,500 円
※災害義援金も含む
ます。
●手編みセーターボランティア活動(1992 年∼)
毛糸を購入し、社内外のボランティ
アが編んだセーターをNGOの協力
で旧ユーゴスラビア地域やモンゴル
の子どもたちへ届けています。2003
●ボランティア情報の提供
年度より日本編物文化協会との協
社員が気軽に参加できる活動の情報をできるだけ多く提供し
働事業となり、これまでに9,472枚の
ています。社員は、自分に合った活動を探すことができます。
セーターを贈りました。
53
社会活動
環境問題への取り組み
三井住友海上福祉財団の活動
当社は、地球環境問題への取り組みを経営の重要課題として
位置づけ、三井住友海上グループの長期ビジョン「チャレン
http://www.ms-ins.com/welfare
ジ10」にも「環境への積極的な取り組み」を掲げ、専管部署
1975年の創立以来、交通事故と各種災害の防止に関する普及
を設置して取り組みを強化しています。また、社内にCSR委
啓発活動・援護事業・施設・研究・出版への助成を行っており、
員会を設置し、環境問題への対応をCSR活動の大きな柱の
1991年からは高齢者福祉部門も助成対象に加えました。その
ひとつとして推進しています。
後、事業の主力を自然科学系の研究への助成に移し、これが
当社は環境への取り組みの基本方針である「三井住友海上グ
評価され1995年には「特定公益増進法人」の認定を総理大臣
ループ環境方針」を策定し、この方針に沿った活動を全店で
から受けました。2004年度末累計での助成実績は1,324件、
行っています。
17億7,789万円です。また1991年以来毎年、内閣府と「高齢社
会シンポジウム」を開催しています。
三井住友海上文化財団の活動
http://www.ms-ins.com/cultural
1988年の創立以来、地域の文化振興の支援を目的として、音
楽・郷土芸能の分野で助成活動を行っています。主な事業は、
各地の公立文化ホールに著名な演奏家を派遣し、都道府県な
らびに市町村と共同主催で地域の皆さまに質の高いコンサート
を提供する「地域住民のためのコンサートの開催」
(1995年メセ
ナ普及賞受賞)
と、
「文化の国際交流活動に対する助成」
(2000
年文部大臣賞受賞)です。2005年度末累計でコンサートの開催
は395市町村434件、国際交流助成は335件、2億2,550万円
三井住友海上グループ環境方針
に達します。
「ISO14001」認証を全店一括で取得
しらかわホール
当社及びグループ会社11社(注)は、国内全拠点を対象に環境マ
1994年名古屋・伏見にクラシック音楽専用の中規模ホールとし
ネジメントシステムの国際規格であるISO14001 の認証を取得
てオープンしました。ゆったりした空間と最高の音響設備を有
しています。当社は、政府が地球温暖化防止を目的に推進し
し、演奏家・観客から弾きやすい、聴きやすいホールとして高
ている国民運動「チーム・マイナス6%」の活動主旨に賛同し、
い評価を受けています。毎年チャリティー・コンサートを開催し、
温室効果ガス削減などの地球温暖化防止の取り組みを強化し
骨髄移植推進財団を支援しています。これからも音楽文化の発
ていきます。
信拠点となることを目指し、
質の高い公演を企画・主催
するとともに広く演奏・発表
の場を提供して音楽文化普
及への貢献を図っていき
ます。
(注)三井住友海上きらめき生命保険(株)、
(株)
インターリスク総研、MSK情報サー
ビス
(株)
、三井住友海上システムズ
(株)
、
MSK本店管理(株)、MSKビルサービ
ス
(株)、三井住友海上損害調査(株)、
MSK損害サービス
(株)、MSK安心ス
テーション
(株)
、MSK商事(株)
、MSK
マリンサービス
(株)
ISO14001 登録証
54
環境問題対応商品・サービスの提供
企業や家庭を取り巻く環境リスク軽減のため、様々な商品や
熱帯林の再生を目指し、
インドネシアで植林活動を開始
サービスの開発を進めています。
「土壌汚染浄化費用保険」
「天
当社は、世界的な環境問題のひとつである熱帯林の減少問題
候デリバティブ」等環境リスク対応型
を改善するため、インドネシア林業省と共同で、現在、荒れ地と
商品の開発や、環境問題に対応し
なっている「パリヤン野生動物保護林」
300ヘクタールに、2005
た保険料割引制度の拡充、提携自
年4月∼2011年3月の6年間で、地域住民の方と一緒に約26
動車整備工場への「エコ車検・整備」
万本の植樹を行います。在来樹種やチークなどの有用樹、マン
(環境汚染防止車検・整備)の提案、
ゴーなどの果樹も植樹し、自然災害の防止など本来の森林の
エコファンド「海と空」の発売等、保
機能回復だけでなく、地域住民の方と共存できる「森林の再生」
険・金融サービス事業を通じて環境
を目指します。
問題に貢献する取り組みを推進して
います。
エコ・バランス(愛称「海と空」
)
パンフレット
省資源・省エネルギー活動
当社は、環境マネジメントシステムを全店に導入し、システムに
基づく省資源・省エネルギー活動を全社員が行っています。紙
の裏面利用や退社時のOA機器電源オフなど、環境(エコロ
インドネシア政府関係者と
パリヤン野生動物保護林
ジー)に配慮した省エネ・省資源活動を通じて無駄を排除(エ
コノミー)する、という
「エコツー(エコロジー&エコノミー)運動」
を全店で展開しています。また、社有車の低公害車への切り替
えや文具のグリーン購入等も積極的に進めています。当社の
省資源・省エネルギー取り組みは、各種の表彰を受けるなど、
社外からも高い評価を受けています。
受賞歴
駿河台ビル
2005年 「社会・環境貢献緑地評価システム」の最高位Excellent Stage 3の認定
2004年 第3回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール屋上緑化大賞(環境大臣賞)
千葉ニュータウンセンター
2001年 エネルギー管理優良工場等表彰関東経済産業局長賞
2001年 リサイクル推進功労者等表彰会長賞
環境啓発活動
当社は1995年11月、世界の保険会社が国際的に連携して環境
問題に取り組むことを目的とした「UNEP
(国連環境計画)保険
業界環境声明」を起草・署名しました。2003年10月には、世界
各国の金融機関代表者等を多数集めて、UNEP主催の金融と
環境に関する国際会議「2003UNEP金融イニシアティブ東京会
議」がアジアで初めて開催されました。当社も協賛企業として
参加し、メンバーを代表したスピーチおよび「保険と持続可能性」
をテーマとした発表を行いました。社内においては、研修・社内
イントラネット等を通じて全社員に環境教育や環境に関する情
報発信を行い、社員一人ひとりの環境意識の向上に努めてい
ます。当社はこれからも環境問題への取り組みを強化し、企業
の社会的責任を果たしていきます。
駿河台ビルの屋上庭園
屋上緑化は、都市の景観向上、日常的な緑とのふれあい、鳥や昆虫を呼び戻すことに
よる自然性の回復などの効果が高まります。また盛夏では地表面温度を下げることで、
ヒートアイランド現象の防止に貢献します。
社員用 環境 ISO 携帯カード
55
社会活動
スポーツの活躍
陸上や柔道において、世界のトップを目指すアスリートをサポートしています。2004年度には日本オリン
ピック協会から、日本代表選手やチームの育成・支援に貢献した企業、大学などに贈られる賞である、JOC
スポーツ賞「トップアスリートサポート賞(最優秀団体賞)
」を受賞しました。
女子柔道部
女子陸上競技部
女子柔道部は9名の選手が在籍し(2005年7月現在)、国内外
女子陸上競技部は11名の選手が
の大会で活躍しています。2004年8月に行われた「アテネオリ
在籍し(2005年7月現在)、国内
ンピック」では上野雅恵選手(70kg級)が金メダル、横澤由貴
外 の 大 会 で 活 躍して います。
選手(52kg級)が銀メダルを獲得しました。また2005年4月の
2004年8月に行われた「アテネオ
「全日本女子柔道選抜体重別選手権」には7名の選手が出場し、
リンピック」女子マラソンでは土
上野雅恵選手、上野順恵選手(63kg級)が姉妹そろって優勝し
佐礼子選手がオリンピック初出場
ました。そして同大会結果ならびに実績が評価され、
「世界柔
で5位入賞を果たしました。また、
道選手権大会」日本代表に上野雅恵選手、横澤選手が選ばれ
9月に行われた「ベルリンマラソ
ました。国際大会では、2005年2月の「フランス国際大会」で上
ン」に渋井陽子選手が出場し、
野順恵選手が優勝、上野雅恵選手が準優勝、
「ドイツ国際大会」
で横澤選手が準優勝、3月の「チェコ国際大会」で徳久瞳選手
日 本 歴 代 1 位 、世 界 歴 代 4 位
土佐礼子選手
(2005年7月現在)の好記録で優
(63kg級)
、新人の山岸絵美選手(48kg級)がそろって優勝、と
勝しました。その後2005年1月の「大阪国際女子マラソン」に大
好成績を挙げました。また実業団としても2005年5月に行われ
山美樹選手が出場し、自己新記録で4位入賞。3月の「まつえ
た「全日本実業柔道団体対抗大会」で2年ぶり3度目の優勝を
レディースハーフマラソン」には大平美樹選手が出場し、大会
飾り、チームとしても活躍しています。
初の2連覇を飾りました。またトラックレースでは2004年5月に
女子柔道部は今後も女子柔道界をリードしつつ、柔道を通して
行われた「東日本実業団対抗陸上」の女子10000mに大山選手
の国際交流、地域貢献活動にも力を入れていきます。
が出場し、自己新記録で優勝しました。実業団としては、2004
年11月の「東日本実業団対抗女子駅伝」で大会記録を更新し、
大会史上初の5連覇を達成、同年12月の「全日本実業団対抗
女子駅伝」でも大会新記録で2連覇を達成など、チームとして
も大活躍しています。
女子陸上競技部は
今 後も国 内 外 の 大
会で、ナンバーワン
を目標にさらなる飛
躍を続けていきます。
上野雅恵選手
横澤由貴選手
渋井陽子選手
その他のスポーツ
当社では、陸上・柔道以外にもさまざまなスポーツ活動が盛んに行われています。
剣道部は2004年9月に行われた「全日本実業団剣道大会」で2年ぶり6度目の優勝を飾りました。またヨット部は2004年10月に
行われた「全日本実業団シーホース級ヨット選手権」で準優勝。テニス部も2004年12月から2ヶ月に渡り開催された「テニス
日本リーグ」に出場し、5位入賞しています。
この他、バスケットボール部、ゴルフ部、野球部などが全日本クラスで活躍しています。
56
代理店
代理店制度
代理店の役割と業務内容
諸法規による規制
代理店は、保険会社に代わって損害保険の契約募集を行い、
代理店業務に携わるには、所定の手続きを経て金融庁長官(注)
損害保険の幅広い普及を通じてお客さまの家庭や会社等をさ
に登録をしなければなりません(
「保険業法」)。また、代理店の
まざまな危険や災害から守り、経済生活の安定を図るという重
役員、使用人で保険の募集に従事する者は、所定の代理店資
要な社会的役割を担っています。
格試験に合格した上で金融庁長官(注)に届け出をすることに
当社では、
「損害保険代理店委託契約書」
を取り交わした上で、
なっています(
「保険業法」)
。
代理店に以下のような業務を委託しています。
以上のように代理店の業務は、
「保険業法」等で定められており、
① 保険契約の締結
すべてのお客さまに公正で平等なサービスを提供することが義
② 保険契約の変更・解除等の申し出の受付
務づけられています。
③ 保険料の領収または返還
(注)実務上の受理権限者は、各地を所轄する財務局長です。
④ 保険料領収証の発行および交付
⑤ 保険の目的の調査
⑥ 保険契約の維持・管理に関連する事項その他保険募集に
必要な事項で会社が特に指示した業務
損害保険代理店制度
従来、損害保険代理店制度は、代理店の質の向上を目的として
また代理店は、このほかにもお客さま一人ひとりのニーズに対
定められた金融庁の事務ガイドラインに基づいて各損害保険会
応し、財産の保全、事故の防止、防災や保険全般に関するご
社が運営していました。この制度の代理店種別は、特級(一般)
、
相談、万一事故が生じた時の解決のお手伝い等、幅広くきめ
特級(工場)、上級、普通、初級の5つのランクがありましたが、
細かなコンサルティング活動を行っています。
2001年3月末日をもって廃止され、2001年4月以降損害保険会
社が独自に代理店の質の向上を図る措置を講じることとなりま
した。
安心と安全をお届けするために
三井住友海上は、代理店がより充実したサービスをお客さまに
今日、保険契約の契約募集の大部分は代理店を通じて行われ
提供できるよう、個人資格者数、代理店の実績、業務の内容な
ており、その役割はますます重要なものとなっています。
どにより独自の代理店の格付け制度(業務ランク制度)
を実施
当社代理店は、多様化する社会のニーズに応じて、適切な保
し、代理店の質の維持・向上を図っています。業務ランクには、
険を選び、組み合わせて、安心と安全をお届けする保険コンサ
新特級、1級、2級、3級、4級の5つのランクがあります。
ルタントとしてお役に立つことを使命として活動しています。当
また、保険専業代理店を対象にした当社独自の「プロ新特級
社では良質な代理店の育成に日々努力しており、その数は現在
制度」や、ディーラー代理店を対象にした「ディーラー特級制度」
約75,000店になっています。これからも、全国に広がる代理店
などの格付け制度を実施・推進することで、お客さまにさらに
を通じて、きめ細かいコンサルティング活動を展開していきます。
価値あるサービスを提供できる業務品質の高い代理店の育成
を図っています。
【代理店数の推移】
98,118
100,000
86,263
80,000
60,000
80,928
78,057
2002年度末
2003年度末
74,664
50,015 48,103
40,000
20,000
0
(単位:店)
2000年度末
2001年度末
旧
三
井
海
上
旧
住
友
海
上
︵ 2 三
0 井
0 住
0 友
海
年上
度
末
は
単
純
合
計
︶
2004年度末
57
代理店
代理店の育成・指導
代理店教育
三井住友海上エイジェンシー・サービス社による教育
サポート
代理店教育のねらい
当社のグループ会社として、全国の主要都市に要員を配置し、
当社の代理店教育のねらいは、
「お客さまの満足」を最高レベル
代理店向けの様々な教育・研修事業を行っています。代理店の
で実現するために、
「将来にわたり、最高の商品とサービスを提
経営課題解決のために個別指導を行う経営指導業務や、集合
供し続け、お客さまから信頼され、選ばれる」代理店を育成する
研修による代理店資格の習得や代理店実務の支援を行う教
ことにあります。したがって、教育内容は、単なる商品知識にとど
育・研修業務など、当社の代理店教育体系を補強、支援し、質
まらず「お客さまのニーズを正確に把握し、それに見合った商
の高い代理店教育を実施しています。また、代理店向けの福利
品・サービスを提供する」ための販売スキルの育成と、
「自立して
厚生の充実に向けた事業も実施しています。
継続的に業績を向上させ、安定した経営ができる」ための代理
店経営の向上に関するものまで幅広い範囲にわたっています。
資格教育
代理店教育の内容
代理店教育関連会社
三井住友海上
エイジェンシー・サービス
(株)
当社は、代理店向け教育体系である“代理店キャリアアッププロ
グラム
(CUP)
”を軸に、グループ会社である三井住友海上エイ
ジェンシー・サービス社と連携し、代理店に見合った効果的な
教育体系を構築しています。学習プログラムは、
「保険販売」と
「代理店経営」を2本柱として構成し、
「保険販売」に関するプロ
代理店教育
グラムでは、代理店資格をはじめコンプライアンス等の代理店業
務の基礎を身につけるメニューや、商品知識・販売スキル等を
それぞれ高める販売力のメニューを集合研修やテキスト・ビデ
オ学習、e-ラーニングなどにより実施しています。また、
「代理店
各種集合研修
個別指導
本店・部支店
営業課支社・担当者
経営」に関するプログラムでは、代理店の大型化・事業化に向
けて「経営ビジョン」
・
「リーダーシップ」
・
「経営管理」の視点か
らメニューを揃え、代理店経営に踏み込んだ個別指導を実施
しています。このように、資格を中心とする知識教育から保険実
務・販売に即した実践的な教育や代理店経営指導まで、代理店
の特性に見合った学習プログラムを幅広く展開しています。
インシュアランス・コンサルタント
(ic)
三井住友海上では、損害保険・生命保険総合販売についての専
門知識と行動力・企画力を持ったプロの代理店を養成すること
を目的に、
「インシュアランス・コンサルタント
(ic)制度」を推進して
います。この制度のもとで、2005年3月末現在535名が在籍し、
一定期間(最長36カ月間)集中的に代理店としての実践教育を
行ったのち、お客さまの信頼に応える優秀な代理店として全国
各地に送り出しています。
58
保険のしくみ
保険のしくみ
ご契約の手続き
保険制度
最適な保険を選んでいただくために
保険制度とは、もともと事故や災害で経済的な損害を受けた人
さまざまな危険に対応して開発された数多くの保険の中から、
を仲間たちがお金を出し合って助けるという、相互扶助の精神
ご契約の物件・補償の範囲・保険金額・ご契約期間などを検討
から生まれたものです。それを統計学を利用し、リスクに応じて
し、最も適したものを選ぶことが保険の上手な活用法です。
保険料が算定される科学的なしくみへと発展させたものが近代
三井住友海上では、各種の保険パンフレット、契約のしおりな
的な保険制度であり、
「大数の法則」に基づいて相互にリスクを
どをご用意し、全国に864の支店、課支社、営業支社、および
分散し、経済的補償を得るものです。
保険契約を結ぶ権限を付与している約75,000店の代理店を設
「一人は万人のために、万人は一人のために」
という言葉は、こ
のような保険のしくみをよく言い表しています。
保険契約の性格
「保険という目に見えない商品を買う」ことは、偶然な一定の事
置し、皆さまのご要望にお応えできる営業ネットワークを完備し
ています(支店の一覧はP156・157をご参照ください)。
ご契約時にご注意いただきたいこと
1. ご契約内容をご確認ください
故により生じる損害を、保険会社が補償することを約束し、その
損害保険という目に見えない商品の内容を定めているのが普通
報酬として契約者は保険料を支払うことを約束する契約を結ぶ
保険約款と特約条項です。約款と特約条項には、当社とご契約
ことです(商法629条)。したがって損害保険契約は有償・双務
者双方の権利・義務が明文化されています。
契約であり、また当事者の合意のみで成立する諾成契約となり
また、約款や特約条項とは別に、各種の保険パンフレットや申込
ます。
書に添付されたご説明書類などを作成し、商品の内容をわかり
やすく説明しています。
保険料率
ご契約の際は、これらをよくお読みいただき、三井住友海上の社
員または代理店から十分な説明をお受けください。
保険料率は、
「保険業法」に基づいて各保険会社が算出し、金
融庁による認可または金融庁への届け出後、適用しています。
2. 申込書は、正しくご記入ください
申込書には、正しい内容をご記入の上、自署(記名)
・捺印くだ
さい。
例えば自動車保険をご契約される場合は、事故歴や保険を付
ける車の所有者、使用目的などを正しくお知らせいただくことが
必要です。
万一ご記入いただいた内容が事実と異なっている場合には、保
険金をお支払いできないことがありますので、ご注意ください。
3. 保険金額は、適切にお付けください
保険契約は、事故や災害によって受けた損害を、適正な保険金
で補うことが目的です。適切な額でご契約されてこそ、いざとい
う時に保険がお役に立ちます。
例えば火災保険をご契約される場合には、建物などの評価額に
応じた額で保険をお付けになるようおすすめします。
もしも保険金額が評価額を超えている場合は、超過分は無効に
なります。また、評価額を下回る場合は一部保険となり、十分な
補償を受けられないことになります。
59
保険のしくみ
4. 保険料は、ご契約締結時にお支払いください
ご契約後にご注意いただきたいこと
保険料はご契約と同時にお支払いください。保険料のお支払
1. 申込書記載内容に変更が生じた時は、直ちにご
いにあたりましては、保険の種類により、初回保険料からの口座
連絡ください
振替やクレジットカードによるお支払いなど、便利な方法もござ
います。なお、保険のお申し込みをいただいても、保険料のお
火災保険を付けた建物を譲渡したり、構造や用途が変わった
支払いがないと、事故が起きても保険金はお支払いできません
時、車を譲渡したり車種を変更する時など、保険証券記載の事
のでご注意ください。
実に変更が生じた場合には、直ちに取扱代理店または当社へ
また保険証券は後日作成の上、お手もとにお届けしますので、大
お知らせください。
切に保管してください。
ご通知が遅れると、変更が生じた時からお知らせいただくまで
の期間の事故に対しては、保険金をお支払いできない場合があ
5. ご契約申し込みの撤回など(クーリングオフ)に
ります。
ついて
保険期間が1年を超える個人契約(除く個人事業主契約)
につい
2. 保険証券は時々見直してください
て、クーリングオフ制度が、1996年4月1日から適用されています。
事故が起きた時すでに保険期間が終了していたり、ご契約内容
お客さまがご契約をお申し込みいただいた日または「クーリング
の変更の通知を忘れていたりすると、せっかくの保険が無意味
オフ説明書」を受領された日のいずれか遅い日からその日を含
になってしまいます。
めて8日以内であれば、ご契約のお申し込みの撤回または解除
保険証券は時々取り出して見直し、安心への備えを万全なもの
(クーリングオフ)
を行うことができます。
にしていただくようおすすめします。
なお、自動車損害賠償責任保険、財形保険など一部クーリング
なお、ご契約の内容はコンピュータに登録していますので、全国
オフができないご契約もありますのでご注意ください。
の営業課支社で照会することができます。
【保険のご契約の手続き】
三井住友海上
または
三井住友海上代理店
とのご相談
・保険契約申込書のご提出
契約内容のご決定
・保険料のお支払い
保険証券の
お受け取り
勧 誘 方 針
当社では、平成 13 年 4 月 1 日施行の「金融商品の販売等に
関する法律」
に定められた「勧誘方針」
として、次の 7 点を定
め、全力で努めてまいります。
4. 市場の動向に大きく影響される商品については、お客さ
1. 商品の販売にあたっては、保険業法、金融商品の販売等
5. 商品の販売にあたっては、お客さまの立場に立って、時
に関する法律その他の関係法令等を守り、適正な販売に
努めてまいります。
2. 商品の販売にあたっては、お客さまに商品内容を十分ご
理解いただけるよう、知識の修得、研さんに励み、わか
りやすいご説明に努めてまいります。
3. お客さまの商品に関する知識、ご購入目的、財産の状況
等を総合的に勘案し、ご意向と実情に沿った商品をご選
択いただけるよう努めてまいります。
60
まの判断と責任において取引が行われるよう、適切な情
報提供に努めてまいります。
間、場所等について十分配慮するよう努めてまいります。
6. 万一保険事故が発生した場合の保険金のお支払いにつ
きましては、ご契約の内容に従い、迅速、的確に手続き
が行われるよう努めてまいります。
7. お客さまのご意見、ご要望等をお聞きし、商品の開発・
提供の参考にさせていただくよう努めてまいります。
保険金お支払いのしくみ
3. 当社の担当者などによる調査
万一に備えて知っておいて
いただきたいこと
当社の社員、当社グループ会社のアジャスター、日本損害保険
協会に登録された鑑定人などによって、罹災現場や事故物件
1. 事故直後の緊急措置は的確に
の調査が行われます。この際に、損害の程度・態様に応じて資
事故が起きたら、損害拡大の防止、被害者の救護とともに警察
料を提出していただくことがあります。
署・消防署などに通報してください。また事故現場を保存する
ことも大切です。自動車事故の場合は、相手方の住所・氏名・
4. 保険金お支払い額の決定
連絡先・保険会社などを確認してください。
ご契約者・被災者・被害者・修理業者・病院など関係者との打
ち合わせ、あるいは書類審査を経て、お支払いする保険金の
2. 三井住友海上・代理店へのご連絡
額を決定します。
緊急措置の後、直ちに当社または代理店にご契約者名、事故
の日時・場所、損害状況、届出警察署名などをご連絡ください。
5. 書類のご提出
当社の損害サービスセンターにおいて、お客さまのご契約内容
保険金のお支払いに必要な書類をご提出いただきます。
の確認と事故の登録および関係者(ご契約者・被害者・修理業
者・病院など)
との打ち合わせを行います。
6. 保険金のお支払い
なお自動車事故などの損害賠償事故の場合、相手方との示談
ご指定の金融機関口座へお振り込みいたします。
はお客さまとご相談の上、進めていきます。
【保険金お支払いまでの流れ】
お
客
さ
ま
事故直後の
緊急措置
保
険
会
社
三井住友海上・
代理店への
ご連絡
必要に応じ、
書類のご提出
必要に応じ、
お打ち合せ
事故の受付、
契約内容の
確認
事故の調査
関係者との
打ち合せ、
書類審査
保険金請求書
のご提出
保険金支払額
の決定
保険金請求書
の受付
保険金の
お受け取り
保険金の
お支払い
【保険金お支払いに必要な書類の例】
自動車保険
火災保険
保険金請求書
交通事故証明書
診断書
診療報酬明細書
休業損害証明書
修理費用見積書
被害物の写真
示談書
協定書
保険金請求書
事故内容報告書
印鑑証明書
(必要に応じて)
建物登記簿謄本
(必要に応じて)
損害の見積書
写真
人身事故の場合
物損事故の場合
(注)事故の形態によって必要な書類は異なります。その他、上記以外の書類の提出をお願いすることもあります。
61
損害保険用語
損害保険用語の解説
(50 音順)
カ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
価格変動準備金
新保険業法において規定された準備金で、保険会社が「所有する株式・債券
等の価格変動による損失」に備えるため、あらかじめ積み立てる積立金です。
旧保険業法における保険業法第86条準備金との最大の違いは、価格変動準備
金は売却益の有無に関わらず、価格変動リスクを有する資産の一定割合につ
いて積み立てなければならないという点です。
過失相殺
損害賠償額を算出する場合に、被害者にも過失があれば、その過失割合に応
じて損害賠償額を減額することです。
急激かつ偶然な外来の事故
突発的に発生する予知されない出来事であり、傷害の原因が身体の外部から
の作用によるものをいいます。これらの条件を満たす事故としては、交通事故、
運動中の打撲・骨折、転倒、火災・爆発事故、作業中の事故等が挙げられます。
クーリンブオフ
「契約の取り消し請求権」のことです。損害保険の場合、保険期間が1年を超
える長期契約について、契約の申込日からその日を含めて8日以内にお申し
込みの撤回または解除(クーリングオフ)
を行うことができます。ただし、営業ま
たは事業のための契約など、対象外のものもあります。
契約者貸付
積立保険、年金払積立傷害保険などにご加入の場合に、保険契約の解約をせ
ずにご契約者の皆さまに一定の限度額内で一時的に資金を融資する制度です。
契約者配当金
積立保険(貯蓄型保険)の積立保険料について、保険会社が予定利率を上回
る運用益をあげた場合に、満期返れい金とあわせて保険会社から保険契約者
に支払われる配当金。
契約の解除
法律上、保険契約者または保険会社の意思表示によって、契約が初めからな
かったと同様の状態に戻すことをいいます。ただし、多くの保険約款では、告
知義務違反等の場合の解除は契約の当初まで遡らず、解除時点から将来に
向かってのみ効力を生ずるように規定しています。
契約のしおり
保険契約に際して、契約者が保険商品の基礎的な事項について事前に十分
理解した上で契約手続きを行えるよう、契約時に配付するために作成された
小冊子のことです。契約のしおりには、契約に際しての注意事項、契約後の注
意事項、保険金支払いに関する事項、事故が起こった場合の手続き等が記載
されています。
契約の失効
すでに有効に成立している契約が将来に向かって効力を失うことをいいます。
例えば、保険で支払われない事故(戦争とか暴動等)
によって保険を付けてい
たものが滅失した場合は契約は失効となります。
告知義務
保険を契約する際に、保険会社に対して重要な事実を申し出ること、および
重要な事項について不実の事を申し出てはならないという義務。
サ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
再調達価額
保険の対象と同等の物を新たに建築あるいは購入するために必要な金額。こ
の再調達価額から経過年数や使用損耗による減価を差し引いた額が時価
(額)
です。時価(額)
を基準にして保険金を算出する保険が多いのですが、火
災保険の価額協定保険や新価保険等においては、再調達価額を基準にして
保険金を算出します。
時価(額)
同等の物を新たに建築あるいは購入するのに必要な金額から使用による消耗
分を控除して算出した金額。
事業費
保険会社が事業を行う上の費用で、損害保険会計では「営業費及び一般管理
費」
、並びに「諸手数料及び集金費」の合計を指します。
62
自己負担額
一定金額以下の小損害について、契約者または被保険者が自己負担するもの
として設定する金額。自己負担額を超える損害については、自己負担額を控
除した金額を支払う方式と損害額の全額を支払う方式とがあります。
質権設定
債権者がその債権の担保として受け取ったものをその弁済があるまで留置し
て弁済がない場合にはそのものから優先的に弁済を受けられる権利を設定
することです。保険契約に関しては、例えば住宅ローンの借入れにあたり、建
物を保険の目的とする火災保険契約の保険金請求権に質権を設定するとい
う方法等で用いられています。
支払備金
決算日までに発生した保険事故で、保険金が未払いのものについて、保険金
支払いのために積み立てる準備金のことをいいます。
正味収入保険料
契約者から直接受け取った保険料(元受保険料)
から再保険料を加減し、積
立保険料を控除したもので、会社が自ら引受けた部分の危険に対応する保険
料のことです。
責任準備金
将来生じうる保険金支払い等保険契約上の債務に対して、法律に基づき保険
会社が積み立てる準備金の総称をいいます。その分類としては、大きく次の4
つがあります。
①普通責任準備金 …… 決算期後に残っている保険契約の決算期後の保険
金の支払いに備えて積み立てる準備金をいいます。
②異常危険準備金 …… 大火や航空機の墜落等異常な大災害に備えて積み
立てる準備金をいいます。
③払戻積立金 ………… 満期返れい金等の支払いに備えて積み立てる準備金
をいいます。
④契約者配当準備金 … 契約者配当金の支払いに備えて積み立てる準備金
をいいます。
全損
保険の対象が完全に滅失した場合(火災保険であれば全焼、全壊)
や、修理、
回収に要する費用が再調達価額または時価額を超えるような場合のこと。前
者の場合を現実全損(絶対全損ともいう)
、後者の場合を経済的全損(海上保
険の場合は推定全損)
といいます。なお、これらに至らない損害を分損といい
ます。
ソルベンシ−・マ−ジン比率
巨大災害の発生や、保有資産の大幅な価格下落等の「通常の予測を超える
危険」に対する
「資本金、準備金等保険会社が保有する支払い余力」の割合
をいい、経営の健全性を測る指標の一つです。
損害保険料控除制度
火災保険や傷害保険、医療費用保険等を契約して保険料を支払うと、所得税
法及び地方税法上、その支払保険料に応じて、一定の額がその年の契約者
(保険料負担者)
の所得から差し引かれる制度をいいます。
損害保険料率算出機構
「損害保険料率算出団体に関する法律」に基づいて設立された、損害保険料
率算定会(昭和23年設立)
と自動車保険料率算定会(昭和39年設立)
とが平成
14年7月に統合してできた料率算出団体。自動車保険・火災保険・傷害保険・
介護費用保険の参考純率および自賠責保険・地震保険の基準料率の算出や、
自賠責保険の損害調査、保険データの収集・分析を行っています。
損害率
収入保険料に対する支払った保険金の割合。保険会社の経営分析や保険料
率の算出に用いられます。通常は、正味保険金に損害調査費を加えて正味保
険料で除した割合を指します。
タ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第三分野
第三分野とは、生命保険固有の分野と損害保険固有の分野の、いずれにも属さ
ないその中間に位置する傷害・疾病・介護に関する保険商品の分野をいいます。
たいすう
大数の法則
サイコロを振って1の目の出る確率は、振る回数を増やせば増やすほど6分の1
に近づいていきます。すなわち、ある独立的に起こる事象について、それが大
量に観察されればある事象の発生する確率が一定値に近づくということです。
これを大数の法則といいます。個々人にとっては偶発的な事故であっても、大
量に観察することによってその発生率を全体として予測できるということになり
ます。保険料算出の基礎数値の一つである保険事故の発生率は、大数の法
則に立脚した統計的確率にほかなりません。
超過保険・一部保険
保険金額(ご契約金額)
が保険の対象である物の実際の価額(保険価額)
を超
える保険を超過保険といいます。また、保険価額に比べて保険金額が少ない
保険を一部保険といいます。この場合には、保険金額の保険価格に対する割
合で保険金が支払われます。
重複保険
同一の被保険利益について、保険期間の全部または一部を共通する複数の
保険契約が存在する場合を広義の重複保険といい、また、複数の保険契約の
保険金額の合計額が再調達価額または時価(額)
を超過する場合を狭義の重
複保険といいます。
通知義務
保険を契約した後、保険の対象を変更する等契約内容に変更が生じた場合
に、保険会社に連絡していただく義務のことです。
積立勘定
積立保険(貯蓄型保険)
において、その積立資産を他の資産と区分して運用
するしくみです。
保険契約準備金
保険契約に基づく保険金支払い等の責任を果たすために保険会社が決算期
末に積み立てる準備金で、支払備金、責任準備金等があります。
保険契約申込書
保険を契約する際に保険契約者が記入・捺印し、保険会社に提出する所定の
書類。保険契約は、保険加入希望者の申し込みと保険会社の承諾により成立
する契約で、かつ一定の様式を必要としない契約ですが、口頭による取決め
だけでは行き違いを生じ、紛争の原因となるので、保険会社は所定の保険契
約申込書を用意しています。
保険事故
保険契約において、保険会社がその事実の発生を条件として保険金の支払
いを約束した偶然な事実をいいます。火災、交通事故、人の死傷等がその例
です。
保険証券
保険契約の成立およびその内容を証明するために保険会社が作成して保険
契約者に交付する文書。
保険の対象
船舶保険での船体、貨物保険での貨物、自動車保険での自動車等がこれにあ
たります。火災保険での建物・家財は、保険の目的といいます。
保険引受利益
正味収入保険料等の保険引受収益から、保険金や損害調査費、満期返れい
金等の保険引受費用と、保険引受に係る営業費および一般管理費を控除し、
その他収支を加減したものをいいます。なお、その他収支は自賠責保険等に
係る法人税相当額等です。
やっかん
積立保険(貯畜型保険)
火災保険、傷害保険等の補償機能に加え、満期時に満期返れい金が支払わ
れる長期の保険です。
保険約款
保険契約の内容を定めたもの。保険約款には、同一種類の保険契約のすべ
てに共通な契約内容を定めた普通保険約款と、個々の契約において普通保
険約款の規定内容を補充・変更・排除する特別約款(特約条項)
とがあります。
ハ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
保険料
被保険者の被る危険を保険会社が負担するための対価として、保険契約者か
ら領収する金銭。
被保険者
保険の補償を受ける人、または保険の対象となる人をいいます。保険契約者
と同一人のこともあり、別人のこともあります。後者の場合の保険契約を「他人
のためにする保険契約」
といいます。
被保険利益
ある物に偶然な事故が発生することにより、ある人が損害を被るおそれがある
場合に、そのある人とある物との間にある利害関係を被保険利益といいます。
損害保険契約は損害に対し保険金を支払うことを目的とすることから、その契
約が有効に成立するためには、被保険利益の存在が前提となります。
比例てん補
損害が生じたとき、保険金額が保険をつけていた物(保険価額)
の価額に不足
している一部保険の場合に、保険金額の保険価額に対する割合で保険金が
支払われます。
分損
部分的損害のことで、全損以外の損害をいいます。
保険価額
損害が生じた地におけるその時の被保険利益を金銭に評価した額のことです。
保険期間
保険の契約期間、すなわち保険会社の責任の存続期間。この期間内に保険
事故が発生した場合にのみ保険会社は保険金を支払います。ただし、保険期
間中であっても保険料が支払われていないときには保険会社の責任は開始し
ないと定めることが多いです。
保険金
保険事故により、損害が生じた場合に、保険会社が被保険者に支払う金銭の
ことです。
保険金額
保険事故が発生した場合に、保険会社が支払う保険金の限度額。その金額
は、保険契約者と保険会社との契約によって定められます。すなわち、契約金
額のことです。
保険契約者
自己の名前で保険会社に対し保険契約の申し込みをする人をいいます。契約
が成立すれば、保険料の支払い義務を負います。
保険料率
保険料を算出する上で用いる割合で、単位保険金額あたりの保険料の金額で
表されています。たとえば保険金額1,000円あたり1円の保険料であれば「1円」
または「1パーミル(‰)
」と表現されることがあります。
マ行 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
マリン・ノンマリン
マリンは海上保険を意味し、船舶保険、貨物保険が含まれます。ノンマリンは、
マリン以外の保険を意味し、火災保険、自動車保険、傷害保険等を含みます。
満期返れい金
積立保険(貯蓄型保険)
で、契約が満期まで有効に存続し、保険料の全額払
い込みが完了している場合、満期時に保険会社から保険契約者に支払われ
ます。その金額は契約時に定められています。
免責
保険金がお支払いできないことを指します。保険会社は保険事故が発生した
場合、保険契約に基づいて保険金支払いの義務を負いますが、特定の事柄が
生じた時は例外としてその義務を免れることになっています。例えば、戦争そ
の他の変乱によって生じた事故、保険契約者等が自ら招いた事故、地震、噴
火、津波等による事故などです。
(
「地震保険」など、商品により担保される場合があります)
免責金額
自己負担額のこと。一定金額以下の損害について、保険契約者または被保険
者が自己負担するものとして設定する金額。免責金額を超える損害について
は、免責金額を控除した金額を支払う方式と損害額の全額を支払う方式とが
あります。
元受保険
再保険に対応する用語で、ある保険契約について再保険契約がなされている
とき、再保険契約に対してそのある保険契約を元受保険といいます。また、保
険会社が個々の契約者と契約する保険のすべてを指す場合があります。
63
事業の内容
三井住友海上火災保険株式会社 事業の内容
損害保険業
債務の保証
保険引受
当社は、融資に係る保証、社債等に係る保証及び資産の流動
当社は次の各種保険の引き受けを行っています。
化に係る保証を行っています。
①火災保険
②海上保険
③傷害保険
④自動車保険
国債の窓口販売業務
⑤自動車損害賠償責任保険
国債引受シンジケート団の一員として国債の引き受け及び当該
⑥その他の保険
引き受けに係る国債の募集の取り扱いを行っています。
⑦以上各種保険の再保険
資産の運用
保険料として収受した金銭その他の資産の運用を行っています。
投資信託の窓口販売業務
証券投資信託受益証券の窓口販売業務を行っています。
他の保険会社の保険業に係る業務の代理
又は事務の代行
自動車損害賠償保障事業委託業務
当社は他の保険会社の保険業に係る業務の代理又は事務の
自動車損害賠償保障法第4章の規定に基づいて、当社は政府
代行を行っています。
の行う自動車損害賠償保障事業に関する業務の一部を政府の
その主なものは次の通りです。
委託を受けて行っています。
①当社は三井住友海上きらめき生命保険株式会社との間に業
務委託契約を締結し、その業務の代理又は事務の代行を
行っています。
②当社は他の保険会社との間に損害の査定・精算代理契約を
締結し、その事務を代行しています。
64
業 績 デ ー タ
Ⅰ.事業の概要
1. 保険引受の状況
(1)保険料・1人当たり保険料
(2)国内契約・海外契約別の収入
保険料の割合
(3)解約返戻金の種目別推移
(4)保険金
(5)正味事業費率の推移
(6)保険引受利益の推移
(7)保険引受利益の種目別推移
(8)契約者配当金
66
66
67
68
68
70
70
70
71
2. 資産運用の状況
(1)資産運用方針
(2)運用資産の内訳と推移
(3)利息及び配当金収入と
運用資産利回り
(インカム利回り)の推移
(4)資産運用利回り
(実現利回り)
(5)海外投融資の内訳と推移
(6)公共関係投融資の推移
(7)主要ローン金利
(8)公共債の窓販実績の推移
72
3. ソルベンシー・マージン情報
72
72
(1)ソルベンシー・マージン比率等
の状況
(2)ソルベンシー・マージン基準の
概要
Ⅰ-1
保険引受の
状況
76
76
77
72
73
74
75
75
75
Ⅰ
.
事
業
の
概
要
Ⅰ-3
ソルベンシー・
マージン情報
Ⅱ.経理の状況
1. 財務諸表
(1)貸借対照表
(2)損益計算書
(3)貸借対照表主要項目の推移
(4)損益計算書主要項目の推移
(5)利益処分状況の推移
(6)1株当たり配当等の推移
2. 資産・負債の明細
(1)現金及び預貯金の内訳と推移
(2)商品有価証券・同平均残高・同売買高
(3)有価証券の内訳と推移
(4)有価証券利回りの推移
(5)有価証券残存期間別残高
(6)業種別保有株式の推移
(7)貸付金の業種別内訳と推移
(8)貸付金の担保別内訳と推移
(9)貸付金使途別内訳の推移
(10)貸付金企業規模別内訳の推移
78
78
80
81
82
83
83
84
84
84
84
84
85
86
86
87
87
87
(11)貸付金地域別内訳の推移
(12)固定金利及び変動金利の区分
ごとの貸付金残存期間別残高
(13)国内企業向け貸付金残存期間別残高
(14)住宅関連融資の推移
(15)
リスク管理債権の状況
(16)債務者区分に基づいて区分された債権
(17)元本補てん契約のある
信託に係る貸出金の状況
(18)資産の自己査定結果
(19)不動産及び動産の内訳と推移
(20)その他資産の内訳と推移
(21)未収再保険金
(22)支払承諾の内訳
(23)支払承諾見返の担保別内訳
(24)長期性資産の推移
(25)特別勘定資産残高・
特別勘定の運用収支
(26)保険契約準備金の推移
88
88
88
88
89
89
89
89
90
90
91
91
91
91
(27)責任準備金積立水準
(28)引当金の内訳と増減
(29)貸付金償却額の推移
(30)資本金等の明細
93
93
94
94
3. 損益の明細
(1)有価証券売却損益の内訳と推移
(2)有価証券評価損の内訳と推移
(3)不動産動産処分損益の内訳と推移
(4)事業費(含む損害調査費)の内訳と推移
(5)減価償却費明細表
(6)
リース取引関係
95
4. 時価情報等
97
(1)有価証券関係
(2)金銭の信託関係
(3)デリバティブ取引情報
Ⅱ-1
財務諸表
95
95
95
96
96
Ⅱ
.
経
理
の
状
況
97
99
100
104
(1)業績
(2)キャッシュ・フローの状況
104
104
2. 損害保険事業の状況
105
(1)保険引受業務
(2)資産運用業務
3. 生命保険事業の状況
(1)保険引受業務
(2)資産運用業務
105
106
109
109
109
4. 連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(2)連結損益計算書
(3)連結剰余金計算書
(4)連結キャッシュ・フロー
計算書
(5)連結財務諸表作成のための
基本となる重要な事項
(6)連結財務諸表作成のための
基本となる重要な事項の変更
(7)時価情報等
(8)退職給付関係
(9)税効果会計関係
(10)関連当事者との取引
(11)
リース取引関係
(12)1株当たり情報
(13)
リスク管理債権額の推移
91
92
112
112
114
116
117
118
Ⅱ-3
損益の明細
Ⅲ-1
事業概況
5. 保険子会社の
ソルベンシー・マージン
比率
130
6. セグメント情報
131
(1)事業の種類別セグメント情報
(2)所在地別セグメント情報
(3)海外売上高
Ⅱ-2
資産・負債の
明細
Ⅱ-4
時価情報等
Ⅲ.企業集団等の状況
1. 事業概況
Ⅰ-2
資産運用の
状況
Ⅲ-2
損害保険
事業の状況
131
132
132
120
120
126
127
128
128
129
129
Ⅲ
.
企
業
集
団
等
の
状
況
Ⅲ-3
生命保険
事業の状況
Ⅲ-4
連結財務
諸表
Ⅲ-5
保険子会社の
ソルベンシー・
マージン比率
当社は平成13年10月1日を合併期日として住友海上火災保険株式会社と合併しているため、平成13年度以前の業績データ数値は下記のとおり
となっております。
平成12年度:三井海上火災保険株式会社の数値
平成13年度:三井海上火災保険株式会社の上期と、三井住友海上火災保険株式会社の下期の合算数値
Ⅲ-6
セグメント
情報
65
Ⅰ.事業の概要
-
Ⅰ
1
1.保険引受の状況
(1)保険料・1 人当たり保険料
① 元受正味保険料
(含む収入積立保険料)の種目別推移
種 目
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
構成比
構成比
構成比
構成比
構成比
増収率
災
128,776
15.3%
海
上
31,298
3.7
0.2
害
195,011
23.2
車
303,931
36.1
自動車損害賠償責任
85,215
そ
97,143
自
動
の
増収率
27.1
351,398 21.7
41.8
358,274 22.0
44.4
581,640 35.9
32.5
575,596 35.3
9.7
32.9
181,560 11.2
60.3
183,855 11.3
139,187 11.9
43.3
182,541 11.3
31.1
183,599 11.3
39.4
1,618,190 100.0
38.0
1,629,270 100.0
115
38.6
△ 6.9
247,868 21.1
2.5
438,912 37.4
10.2
2.7
113,242
11.5
11.5
841,375 100.0
0.8
1,172,615 100.0
5.9
83
119
45,670
59,166
△ 30.3
62,013
増収率
1.5% 258,952 16.0% △ 2.6%
4.8
3.8
29.6
45.9
従業員 1 人当たり
元受正味保険料
(含む収入積立保険料)
増収率
3.7
3.9
他
合 計
増収率
1.2% 187,734 16.0% 45.8% 261,883 16.2% 39.5% 265,930 16.3%
火
傷
(単位:百万円)
4.1
8.1
2.0
353,597 21.8
△ 1.3
△ 1.0
568,717 35.1
△ 1.2
1.3
187,180 11.5
1.8
0.6
186,124 11.5
1.4
0.7
1,621,621 100.0
△ 0.5
1.5
116
67,047
2.4
119
(注)1. 従業員1人当たり元受正味保険料(含む収入積立保険料)……元受正味保険料(含む収入積立保険料)
÷従業員数
2. 平成13年度以降の自動車、合計及び従業員1人当たり元受正味保険料(含む収入積立保険料)
は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ
(満期精算型払戻金特
約付契約)
」の払戻充当保険料を控除したベースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
平成 13 年度
種 目
平成 14 年度
増収率
平成 15 年度
増収率
平成 16 年度
増収率
増収率
車
444,345
46.2% 566,432
27.5% 572,198
1.0% 572,813
合 計
1,178,047
40.0 1,602,982
36.1 1,625,872
1.4 1,625,716 △ 0.0
36.7
2.2
自
動
従業員 1 人当たり
元受正味保険料
(含む収入積立保険料)
83 △ 29.9
114
116
0.1%
2.9
120
② 元受正味保険料
(除く収入積立保険料)
の種目別推移
平成 12 年度
種 目
構成比
平成 14 年度
平成 15 年度
構成比
構成比
構成比
増収率
増収率
4.8
5.0
8.1
2.6
135,559 10.0
6.7
32.5
575,596 43.3
△ 1.0
568,717 42.2
△ 1.2
60.3
183,855 13.8
1.3
187,180 13.9
1.8
30.0
178,569 13.4
2.2
182,443 13.5
2.2
36.3
1,328,451 100.0
1.3
1,348,928 100.0
1.5
36.8
95
2.1
99
4.5
4.7
0.2
45,670
4.7
45.9
59,166
4.5
29.6
62,013
69,624
10.4
△ 1.5
93,971
9.8
35.0
123,758
9.4
31.7
127,002
車
303,931
45.3
2.5
438,912
45.6
44.4
581,640
44.4
自動車損害賠償責任
85,215
12.7
2.7
113,242
11.8
32.9
181,560
13.9
88,156
13.9
52.4
174,696
13.3
43.5 1,311,432 100.0
13.1
7.9
134,358
670,883 100.0
3.1
962,470 100.0
95
8.3
68
従業員 1 人当たり
元受正味保険料
(除く収入積立保険料)
△ 28.2
93
増収率
9.6
31,298
害
他
構成比
4.7
上
傷
の
増収率
3.3%
海
合 計
平成 16 年度
5.7% 207,979 15.4%
92,657
そ
14.2% 47.1% 190,610
14.5% 39.8% 201,413 15.2%
災
動
5.8% 136,314
増収率
火
自
13.8%
(単位:百万円)
平成 13 年度
67,047
(注) 平成13年度以降の自動車、合計及び従業員1人当たり元受正味保険料(除く収入積立保険料)
は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ
(満期精算型払戻金特約付
契約)
」の払戻充当保険料を控除したベースで表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
平成 13 年度
種 目
平成 15 年度
増収率
平成 16 年度
増収率
増収率
車
444,345
46.2% 566,432
27.5% 572,198
1.0% 572,813
0.1%
合 計
967,902
44.3 1,296,224
33.9 1,325,053
2.2 1,353,024
2.1
34.5
3.0
5.1
自
動
従業員 1 人当たり
元受正味保険料
(除く収入積立保険料)
66
平成 14 年度
増収率
68 △ 27.8
92
95
99
-
Ⅰ
1
③ 受再正味保険料の種目別推移
種 目
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
構成比
構成比
増収率
火
災
3,386
海
上
6,476
14.2
1.4
害
891
2.0
車
1,322
2.9
自動車損害賠償責任
24,882
8,650
傷
自
そ
動
の
合 計
8,869
平成 15 年度
平成 16 年度
構成比
構成比
構成比
増収率
10.6% 161.9% 17,630
9.2% 98.8% 18,609
8.5%
10,683
12.8
65.0
13,192
6.9
23.5
14,755
6.7
△ 0.8
880
1.1
△ 1.2
1,382
0.7
56.9
1,419
△ 7.0
1,626
1.9
23.1
1,841
1.0
13.2
2,191
54.5
3.1
36,880
44.1
48.2
125,045
65.3
19.0
0.4
24,691
29.5
185.4
32,369
16.9
45,609 100.0
0.4
83,633 100.0
83.4
191,462 100.0
他
7.4% △ 15.0%
平成 14 年度
増収率
増収率
5.6% 18,348
8.4% △ 1.4%
11.8
15,170
6.9
2.8
0.6
2.7
1,169
0.5
△ 17.6
1.0
19.0
2,707
1.2
23.5
239.1
153,138 69.5
22.5
154,091 70.5
0.6
31.1
30,132 13.7
△ 6.9
27,213 12.5
△ 9.7
128.9
220,248 100.0
15.0
218,702 100.0
△ 0.7
④ 支払再保険料の種目別推移
種 目
増収率
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
構成比
構成比
構成比
構成比
構成比
増減率
増減率
増減率
16.6% 49.1% 46,389
増減率
18.1% 10.7% 49,861
増減率
火
災
14,343
14.0% 14.1% 28,115
17.3% 96.0% 41,924
19.4%
7.5%
海
上
10,549
10.3
1.0
17,166
10.6
62.7
19,852
7.9
15.6
20,436
8.0
2.9
21,815
8.5
6.7
傷
害
1,360
1.3
5.2
1,858
1.1
36.6
2,413
0.9
29.9
4,262
1.7
76.6
5,677
2.2
33.2
車
876
0.9
△ 20.4
2,435
1.5
177.9
3,990
1.6
63.8
3,985
1.6
△ 0.1
3,331
1.3
△ 16.4
自動車損害賠償責任
61,502
60.2
3.1
80,875
49.9
31.5
141,571
56.1
75.0
142,975
55.9
1.0
145,530
56.5
1.8
13,573
13.3
15.5
31,723
19.6
133.7
42,621
16.9
34.4
37,587
14.7
△ 11.8
31,177
12.1
△ 17.1
102,205 100.0
5.5
162,174 100.0
58.7
252,373 100.0
55.6
255,636 100.0
1.3
257,393 100.0
0.7
自
そ
動
の
他
合 計
⑤ 正味収入保険料の種目別推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
種 目
構成比
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
構成比
構成比
構成比
増収率
災
81,700
13.3%
海
上
27,224
4.4
0.2
害
69,156
11.3
車
304,376
49.5
自動車損害賠償責任
48,595
7.9
2.5
そ
83,233
13.6
5.9
614,287 100.0
2.5
883,928 100.0
傷
自
動
の
他
合 計
3.4% 117,068
増収率
増収率
13.3% 43.3% 166,317 13.3% 42.1% 173,633 13.4%
火
平成 16 年度
増収率
構成比
増収率
4.4% 176,467 13.5%
1.6%
4.6
7.2
39,187
4.4
43.9
52,506
4.2
34.0
56,331
4.4
7.3
△ 1.6
92,994
10.5
34.5
122,726
9.8
32.0
124,159
9.6
1.2
131,051 10.0
5.6
2.5
438,103
49.6
43.9
579,490 46.3
32.3
573,803 44.4
△ 1.0
568,094 43.4
△ 1.0
69,247
7.8
42.5
165,034 13.2
138.3
194,018 15.0
17.6
195,741 14.9
0.9
127,327
14.4
53.0
164,445 13.2
29.2
171,115 13.2
4.1
178,480 13.6
4.3
43.9 1,250,521 100.0
41.5
1,293,063 100.0
3.4
1,310,237 100.0
1.3
60,403
(注)1. 正味収入保険料 …… 元受及び受再契約の収入保険料から出再契約の再保険料を控除したものであります。
2. 平成13年度以降の自動車及び合計は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)
」の払戻充当保険料を控除したベースで表示して
おります。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
平成 13 年度
種 目
平成 14 年度
増収率
車
443,536
45.7% 564,282
合 計
889,361
44.8 1,235,313 38.9
自
動
平成 15 年度
増収率
平成 16 年度
増収率
27.2% 570,405
1,289,665
増収率
1.1% 572,189
0.3%
4.4
1.9
1,314,332
(2)国内契約・海外契約別の収入保険料の割合
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
国
内
契
約
96.4%
96.3%
96.4%
海
外
契
約
3.6
3.7
3.6
区 分
(注) 上表は、収入保険料(元受正味保険料(除く収入積立保険料)
と受再正味保険料の合計)について国内契約および海外契約の割合を記載しております。
67
Ⅰ.事業の概要
-
Ⅰ
1
(3)解約返戻金の種目別推移
(単位:百万円)
種 目
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
10,505
16,136
18,512
19,998
17,760
火
災
海
上
746
777
1,361
1,314
1,311
傷
害
43,301
65,116
77,350
66,161
55,130
車
2,701
3,986
5,800
6,418
6,160
自動車損害賠償責任
1,548
2,229
3,708
4,809
5,472
自
動
他
5,998
7,925
12,308
10,205
7,980
合 計
64,802
96,172
119,043
108,907
93,816
そ
の
(注)金額は、元受解約返戻金、受再解約返戻金及び積立解約返戻金の合計額であります。
(4)保険金
① 元受正味保険金の種目別推移
種 目
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
構成比
構成比
構成比
構成比
構成比
損害率
損害率
損害率
火
災
29,446
7.7% 31.8% 36,736
6.7% 26.9% 48,719
6.9% 25.6% 57,455
海
上
14,451
3.8
46.2
4.6
54.8
3.9
45.7
25,011
27,059
24,888
損害率
8.1% 28.5% 152,390
3.5
40.1
26,858
損害率
18.6% 73.3%
3.3
40.1
害
28,582
7.5
41.1
38,330
7.0
40.8
50,156
7.1
40.5
50,748
7.2
40.0
53,380
6.5
39.4
車
185,595
48.6
61.1
261,422
47.9
59.6
331,454
47.3
57.0
333,123
47.1
57.9
348,382
42.4
61.3
自動車損害賠償責任
75,787
19.9
88.9
105,372
19.3
93.1
141,476
20.2
77.9
140,671
19.9
76.5
135,365
16.5
72.3
そ
47,594
12.5
54.0
78,897
14.5
58.7
102,274
14.6
58.5
100,372
14.2
56.2
104,002
12.7
57.0
381,456 100.0
56.9
545,771 100.0
56.7
701,140 100.0
53.5
707,260 100.0
53.2
820,381 100.0
60.8
傷
自
動
の
他
合 計
(注)1. 損害率 …… 元受正味保険金÷元受正味保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。
2. 平成13年度以降の自動車及び合計の損害率は、当社独自の自動車保険「もどリッチ(満期精算型払戻金特約付契約)」の払戻充当保険料を控除したベースで表
示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
平成 13 年度
種 目
自
動
車
合 計
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
58.8%
58.5%
58.2%
60.8%
56.4
54.1
53.4
60.6
② 受再正味保険金の種目別推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
種 目
構成比
平成 13 年度
損害率
2.8% 38.5%
構成比
火
災
1,305
2,548
海
上
5,024
10.8
77.6
6,948
10.4
傷
害
652
1.4
73.2
953
1.4
平成 14 年度
平成 15 年度
構成比
構成比
損害率
3.8% 28.7%
損害率
9,072
9.9% 51.5% 10,408
65.0
8,177
8.9
62.0
12,899
10.7
108.2
765
0.8
55.4
1,122
0.9
損害率
8.6% 55.9%
構成比
損害率
6,001
4.2% 32.7%
87.4
7,761
5.4
51.2
79.1
1,079
0.8
92.3
車
1,008
2.2
76.3
1,146
1.7
70.5
1,158
1.3
62.9
1,220
1.0
55.7
1,622
1.1
59.9
自動車損害賠償責任
31,270
67.3
125.7
43,875
65.4
119.0
60,948
66.3
48.7
82,146
67.9
53.6
113,048
79.2
73.4
7,175
15.5
82.9
11,607
17.3
47.0
11,762
12.8
36.3
13,161
10.9
43.7
13,318
9.3
48.9
46,436 100.0
101.8
67,079 100.0
80.2
91,885 100.0
48.0
120,960 100.0
54.9
142,830 100.0
65.3
自
そ
動
の
他
合 計
(注)損害率 …… 受再正味保険金÷受再正味保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。
68
平成 16 年度
-
Ⅰ
1
③ 回収再保険金の種目別推移
種 目
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
構成比
構成比
構成比
構成比
構成比
損害率
火
災
1,264
1.4%
海
上
5,247
5.9
49.7
害
321
0.4
車
657
0.7
自動車損害賠償責任
75,787
5,512
傷
自
そ
動
の
他
合 計
8.8%
2,338
損害率
1.8%
8.3%
損害率
損害率
2.7% 11.2% 10,991
6.3% 23.7% 23,333
11,336
6.6
57.1
11,213
6.4
54.9
9,087
5.1
28.3
613
0.3
25.4
737
0.4
17.3
1,655
0.9
29.1
70.2
2,201
1.3
55.2
1,828
1.1
45.9
3,438
1.9
103.2
80.3
130.3
141,476
82.1
99.9
140,671
80.5
98.4
135,365
75.4
93.0
8.1
33.5
12,022
7.0
28.2
9,274
5.3
24.7
6,621
3.7
21.2
131,227 100.0
80.9
172,345 100.0
68.3
174,716 100.0
68.3
179,501 100.0
69.7
10,655
8.1
62.1
23.7
526
0.4
75.1
1,708
1.3
85.4
123.2
105,372
6.2
40.6
10,624
88,791 100.0
86.9
4,696
損害率
13.0% 46.8%
41.7
(注)損害率 …… 回収再保険金÷支払再保険料として算出しており、損害調査費を含めておりません。
④ 正味支払保険金の種目別推移
種 目
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
構成比
構成比
構成比
構成比
構成比
損害率
損害率
損害率
損害率
8.7% 34.2% 135,057
損害率
火
災
29,487
8.7% 38.8% 36,946
7.7% 33.9% 53,094
8.6% 34.0% 56,873
海
上
14,228
4.2
56.1
21,303
4.4
57.3
23,901
3.9
48.4
26,574
4.1
49.5
25,532
3.3
44.1
傷
害
28,913
8.5
45.3
38,757
8.0
44.7
50,308
8.1
44.5
51,133
7.8
44.7
52,805
6.8
43.2
54.9
66.7
260,860
54.2
65.1
330,411
53.2
62.7
332,515
50.9
63.6
346,566
44.2
66.8
17.2% 78.1%
車
185,945
自動車損害賠償責任
31,270
9.2
76.6
43,875
9.1
76.2
60,948
9.8
42.7
82,146
12.6
47.4
113,048
14.4
63.1
そ
49,256
14.5
63.4
79,880
16.6
66.0
102,015
16.4
65.4
104,259
15.9
63.9
110,699
14.1
64.3
339,101 100.0
60.4
481,624 100.0
59.5
620,679 100.0
54.2
653,503 100.0
54.8
783,710 100.0
64.0
自
動
の
他
合 計
(注)1. 正味支払保険金 … 元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したものであります。
2. 正味損害率 ………(正味支払保険金+損害調査費)
÷正味収入保険料
3. 平成13年度以降の自動車及び合計の損害率は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ
(満期精算型払戻金特約付契約)
」の払戻充当保険料を控除したベースで
表示しております。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
平成 13 年度
種 目
自
動
車
合 計
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
64.3%
64.4%
64.0%
66.3%
59.1
54.9
55.0
63.8
69
Ⅰ.事業の概要
-
Ⅰ
1
(5)正味事業費率の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
区 分
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
保 険 引 受 に 係 る 事 業 費
231,523
323,721
417,883
415,826
410,560
(保険引受に係る営業費及び一般管理費)
(122,328)
(167,491)
(205,623)
(201,878)
(195,409)
(諸 手 数 料 及 び 集 金 費)
(109,195)
(156,230)
(212,260)
(213,947)
(215,151)
37.7%
36.6%
33.4%
32.2%
31.3%
正
味
事
業
費
率
(注)1. 正味事業費率……保険引受に係る事業費÷正味収入保険料
2. 平成13年度以降の正味事業費率は、当社独自商品の自動車保険「もどリッチ
(満期精算型払戻金特約付契約)
」の払戻充当保険料を控除したベースで表示してお
ります。払戻充当保険料を含んだベースは以下のとおりであります。
区 分
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
正味事業費率
36.4%
33.8%
32.2%
31.2%
(6)保険引受利益の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
保
険
引
受
収
益
899,745
1,284,936
1,687,038
1,650,339
1,700,211
保
険
引
受
費
用
777,453
1,110,235
1,443,941
1,402,240
1,517,038
営 業 費 及 び 一 般 管 理 費
区 分
そ
保
の
険
他
引
収
受
利
122,328
167,491
205,623
201,878
195,409
支
440
549
△ 496
△ 878
△ 1,687
益
404
7,758
36,976
45,342
△ 13,923
(注)1. 営業費及び一般管理費は、損益計算書における
「営業費及び一般管理費」のうち保険引受に係る金額であります。
2. その他収支は、自動車損害賠償責任保険等に係る法人税相当額などであります。
(7)保険引受利益の種目別推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
種 目
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
火
災
453
11,277
3,586
4,291
△ 44,731
海
上
1,019
△ 444
5,115
4,281
10,773
害
8,360
8,634
6,953
5,046
5,874
車
151
14,745
37,161
36,118
9,272
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
–
傷
自
動
そ
合
70
平成 13 年度
の
–
–
–
–
他
△ 9,580
△ 26,454
△ 15,840
△ 4,395
4,887
計
404
7,758
36,976
45,342
△ 13,923
-
Ⅰ
1
(8)契約者配当金
積立保険では、満期を迎えられたご契約者に対し、契約時に
契約者配当金は毎月変動しますが、平成16年6月及び平成17
定めた満期返戻金をお支払いするとともに、保険期間中の運
年6月に満期を迎えられたご契約者にお支払いした契約者配
用が予定利回りを上回った場合には、毎月の満期契約ごとに
当金は以下のとおりであります。
契約者配当金を計算してお支払いしております。
平成 16 年 6 月 1日から同月 30日まで及び平成 17 年 6 月 1日から同月 30日までに満期を迎えた
積立普通傷害保険のご契約に対してお支払いした契約者配当金の例(満期返戻金 100 万円の場合)
● 旧三井海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金
保険期間 3 年
保険期間
払込方法
満期月
平成 16 年 6 月
保険期間 5 年
一時払
年 払
半年払
月払・
団体扱
一
一
一
一
半年払
一時払
年 払
半年払
月払・
団体扱
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一時払
年 払
一
一
平成 17 年 6 月
保険期間 10 年
月払・
団体扱
● 旧住友海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金
保険期間 3 年
保険期間
払込方法
満期月
平成 16 年 6 月
保険期間 5 年
保険期間 10 年
一時払
年 払
半年払
月払・
団体扱
一時払
年 払
半年払
月払・
団体扱
一時払
年 払
半年払
月払・
団体扱
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
平成 17 年 6 月
● 三井住友海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金
保険期間 3 年
保険期間
払込方法
満期月
平成 17 年 6 月
一時払
年 払
半年払
月払・
団体扱
一
一
一
一
平成 16 年 6 月 1日から同月 30日まで及び平成 17 年 6 月 1日から同月 30日までに満期を迎えた
積立いきいき生活傷害保険のご契約に対してお支払いした契約者配当金の例(満期返戻金 100 万円の場合)
● 旧三井海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金
保険期間
払込方法
保険期間 5 年
一時払
満期月
平成 16 年 6 月
1,500 円
平成 17 年 6 月
1,500 円
● 旧住友海上社のご契約に対してお支払いした契約者配当金
保険期間
払込方法
満期月
保険期間 5 年
一時払
平成 16 年 6 月
1,400 円
平成 17 年 6 月
1,500 円
71
Ⅰ.事業の概要
2.資産運用の状況
-
Ⅰ
2
(1)資産運用方針
当社の資産運用は、
保険金・満期返戻金の支払いに備えるため、
リスク管理面では、リスクを計量化して定期的にモニタリングを行
安全性と流動性に留意しつつ、安定的な資産運用収益を確保
うなど、資産運用リスクの正確な把握・評価及び管理手法の高
するために様々な資産に分散投資を行っております。今年度は、
度化に努めております。また、財務の健全性を維持するため、価
社債など国内債券を中心に資金投入を行う一方、運用収益の向
格変動リスクの軽減を目的とした保有株式の圧縮や信用リスク
上を図るため運用手法の多様化や個人向けローンの取り組み
の集積に対応した資産横断的な総与信限度額管理、金利リスク
強化などを行いました。
に対応した資産負債の総合管理の強化などを実施しております。
(2)運用資産の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
預
コ
買
買
金
構成比
貯
ー
ル
現
入
金
銭
有
ロ
ー
先
勘
銭
債
の
価
貸
平成 13 年度末
信
証
付
3.6%
平成 14 年度末
構成比
341,500
4.9%
平成 15 年度末
構成比
293,544
5.0%
平成 16 年度末
構成比
226,339
3.5%
構成比
金
134,435
220,152
3.3%
ン
10,000
0.3
–
–
5,000
0.1
64,000
1.0
36,000
0.5
定
–
–
–
–
1,999
0.0
3,999
0.1
–
–
権
79,455
2.1
17,774
0.3
38,574
0.7
42,834
0.7
63,039
1.0
託
39,437
1.1
38,416
0.6
26,758
0.5
27,721
0.4
56,968
0.9
券
2,294,256
61.8
4,556,189
66.0
4,097,594
69.4
4,721,452
73.1
4,841,780
73.6
金
433,013
11.7
757,797
11.0
716,542
12.1
745,334
11.5
771,163
11.7
4.7
275,042
4.0
295,177
5.0
271,303
4.2
225,509
3.4
物
175,767
運
用
資
産
計
3,166,366
85.3
5,986,720
86.8
5,475,192
92.8
6,102,985
94.5
6,214,613
94.4
総
資
産
3,713,926
100.0
6,897,755
100.0
5,900,738
100.0
6,457,173
100.0
6,580,694
100.0
土
地
・
建
(3)利息及び配当金収入と運用資産利回り
(インカム利回り)
の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
区 分
預
コ
買
買
金
有
ル
現
入
ロ
先
金
銭
ー
勘
銭
の
価
貸
土
利回り
貯
ー
債
信
証
付
地
・
建
小
そ
合
の
平成 13 年度
金
2,570
ン
67
1.93%
0.26
平成 14 年度
利回り
1,700
0.64%
0
0.14
平成 15 年度
利回り
1,127
0.40%
2
0.04
平成 16 年度
利回り
872
0.40%
20
0.04
利回り
1,081
0.52%
20
0.06
定
–
–
4
0.04
0
0.01
0
0.02
0
0.01
権
106
0.29
75
0.25
69
0.11
126
0.18
275
0.35
託
1,119
2.39
815
1.85
838
1.93
704
2.74
855
1.89
券
39,534
2.48
67,642
2.64
89,623
2.53
89,928
2.55
87,511
2.44
金
14,380
2.43
16,579
2.30
14,789
2.03
13,753
1.82
12,228
2.58
物
3,733
2.00
6,808
2.97
8,583
3.10
7,841
2.68
7,126
2.82
計
59,360
2.38
91,427
2.45
116,824
2.37
114,283
2.33
110,624
2.23
他
698
958
831
743
708
計
60,059
92,386
117,655
115,027
111,333
(注)利息及び配当金収入は、損益計算書における「利息及び配当金収入」に、
「金銭の信託運用益」及び「金銭の信託運用損」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた
金額であります。
72
Ⅰ
2
-
(4)資産運用利回り
(実現利回り)
従来の「運用資産利回り
(インカム利回り)
」のみでは、運用の実
マーケット
(特に株式相場)の変動による影響が大きいため、時
態を必ずしも適切に反映できていないと考え、平成13年度から
価評価差額の影響を排除した「資産運用利回り
(実現利回り)
」
「資産運用利回り
(実現利回り)
」及び「時価総合利回り」を開示
を基本指標として開示し、時価ベースでの運用効率を示すとい
しております。損害保険会社の資産構成の現状から考えますと
う観点から「時価総合利回り」を参考開示しております。
(単位:百万円)
平成 13 年度
区 分
平成 14 年度
2,767
264,716
コ ー ル ロ ー ン
0
114
0.14
定
4
11,174
0.04
買 入 金 銭 債 権
67
30,050
0.22
△ 2,475
貯
買
現
金
先
銭
有
の
価
勘
信
証
1.05%
託
△ 1,360
43,990
△ 3.09
券
81,523
2,565,906
3.18
5,972
0.04
0
403
0.01
65
60,326
0.11
43,350
△ 5.71
70,917 3,545,889
2.00
△ 0.68%
△ 1,563
220,715
△ 0.71%
20
46,303
0.04
0
1,069
0.02
161
72,225
0.22
4,372
25,726
16.99
910
163,158
3,525,147
4.63
1,982
208,730
0.95%
20
32,851
0.06
0
1,034
0.01
324
79,585
0.41
45,254
2.01
135,297 3,593,569
3.76
(
26,134) (1,186,429) ( 2.20) ( 37,427)(1,725,781) ( 2.17) ( 30,433)(1,712,198) ( 1.78) ( 30,703)(1,710,220) ( 1.80)
(
16,942) ( 792,049) ( 2.14) (△ 10,801)( 996,789) (△ 1.08) ( 106,523)( 881,054) ( 12.09) ( 64,599)( 896,877) ( 7.20)
券
(
38,846) ( 557,894) ( 6.96) ( 45,371)( 780,399) ( 5.81) ( 33,408)( 843,140) ( 3.96) ( 35,730)( 888,970) ( 4.02)
そ の 他 の 証 券
(
△ 399) ( 29,532) ( △ 1.35) ( △ 1,080)( 42,919) (△ 2.52) ( △ 7,206)( 88,753) ( △ 8.12) ( 4,264)( 97,502) ( 4.37)
外
国
証
14,450
592,910
2.44
物
6,808
228,995
金 融 派 生 商 品
△ 765
–
貸
合
282,408
2
債
社
株
そ
△ 1,915
式
公
土
平成 16 年度
資産運用損益 平均運用額
資産運用損益 平均運用額
資産運用損益 平均運用額
資産運用損益 平均運用額
年利回り
年利回り
年利回り
年利回り
(実現ベース)(取得原価ベース)
(実現ベース)(取得原価ベース)
(実現ベース)(取得原価ベース)
(実現ベース)(取得原価ベース)
金
預
平成 15 年度
付
地
・
の
金
建
16,551
720,587
2.30
14,857
728,387
2.04
13,876
756,179
1.84
2.97
8,583
276,629
3.10
7,841
292,969
2.68
7,126
252,583
2.82
–
△ 3,025
–
–
7,121
–
–
1,903
–
–
1,098
–
–
1,008
–
–
△ 616
–
–
89,800 4,935,569
1.82
196,979
4,912,544
4.01
160,826 4,969,788
3.24
他
1,886
–
–
計
105,382
3,737,859
2.82
(注)1. 資産運用損益(実現ベース)
は、損益計算書における
「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から
「資産運用費用」
を控除した金額であります。
2. 平均運用額(取得原価ベース)
は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定及び買入
金銭債権については日々の残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。
73
Ⅰ.事業の概要
-
Ⅰ
2
(参考)時価総合利回り
(単位:百万円)
平成 13 年度
区 分
平成 14 年度
金
2,767
264,716
0
114
0.14
定
4
11,174
0.04
買 入 金 銭 債 権
193
30,050
0.65
△ 2,475
貯
買
現
金
先
銭
有
勘
の
信
価
証
公
社
株
外
国
証
1.05%
託
△ 1,360
41,145
△ 3.31
券
450,996
3,263,345
13.82
(
( 282,456)(1,436,900) (
券
物
6,808
228,995
△ 765
–
そ
の
合
0
403
0.01
15
60,453
0.03
38,800
△ 6.38
△329,118 4,609,401
△ 7.14
△ 1,563
220,715
△ 0.71%
20
46,303
0.04
0
1,069
0.02
83
72,302
0.12
4,372
24,801
17.63
659,424
4,192,840
15.73
1,982
208,730
0.95%
20
32,851
0.06
0
1,034
0.01
324
79,585
0.41
910
47,042
1.94
172,646
4,755,580
3.63
29,066) ( 2.89) ( △ 2,602)( 43,692) (△ 5.96) ( △ 1,475)( 88,004) ( △ 1.68) ( 4,026)( 102,483) ( 3.93)
金 融 派 生 商 品
建
0.04
575,307) ( 20.26) ( 34,198)( 875,119) ( 3.91) ( 3,519)( 928,248) ( 0.38) ( 37,186)( 941,817) ( 3.95)
金
・
△ 0.68%
839)(
2.56
地
5,972
( 116,550)(
(
592,910
土
282,408
2
19.66) (△ 419,486)(1,904,164)(△ 22.03) ( 668,317)(1,382,387) ( 48.35) ( 94,444)(1,960,427) ( 4.82)
15,153
付
△ 1,915
51,150)(1,222,070) ( 4.19) ( 58,772)(1,786,424) ( 3.29) (△10,936)(1,794,200) ( △0.61) ( 36,989)(1,750,852) ( 2.11)
債
式
そ の 他 の 証 券
貸
平成 16 年度
資産運用損益等 平均運用額
資産運用損益等 平均運用額
資産運用損益等 平均運用額
資産運用損益等 平均運用額
年利回り
年利回り
年利回り
年利回り
(時価ベース)(時価ベース)
(時価ベース)(時価ベース)
(時価ベース)(時価ベース)
(時価ベース)(時価ベース)
コ ー ル ロ ー ン
預
平成 15 年度
16,192
720,587
2.25
14,668
728,387
2.01
13,789
756,179
1.82
2.97
8,583
276,629
3.10
7,841
292,969
2.68
7,126
252,583
2.82
–
△ 3,025
–
–
7,121
–
–
1,903
–
–
1,098
–
–
1,008
–
–
△ 718
–
–
△ 310,643 5,994,658
△ 5.18
692,978
5,579,389
12.42
197,986
6,133,586
3.23
他
1,886
–
–
計
475,685
4,432,453
10.73
(注)1. 資産運用損益等(時価ベース)
は、資産運用損益(実現ベース)
にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による)
の当期増加額及び繰延ヘッジ損益
の当期増加額を加算した金額であります。
2. 平均運用額(時価ベース)
は、平均運用額(取得原価ベース)
にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)及び金銭の信託に係る前期
末評価損益を加算した金額であります。
(5)海外投融資の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
外
貨
外
外
国
国
そ
株
貨
58.5%
41.5
2.4)
他
(
計
177,755
(
20.1
10,963) (
1.2)
(134,484) (15.2)
242,959
(
28.0
11,761) (
1.4)
(186,564) (21.5)
(414,101) (43.6)
構成比
696,571
64.7%
74,222) (18.5) (165,723) (18.8) (140,205) (16.2) (151,533) (15.9) (143,068) (13.3)
(126,703) (31.5)
の
68.4%
28,491) ( 7.1) ( 57,078) ( 6.5) ( 71,447) ( 8.3) ( 84,183) ( 8.9) (149,745) (13.9)
9,781) (
(411,820) (47.5)
構成比
649,819
(
債
72.0%
(
167,065
(482,172) (54.6)
構成比
623,473
他
外
社
79.9%
平成 16 年度末
式
建
公
構成比
704,974
平成 15 年度末
(132,309) (32.9)
(
国
平成 14 年度末
債
非 居 住 者 貸 付
そ
合
社
の
円
構成比
235,023
建
公
平成 13 年度末
300,723
(
31.6
8,270) (
0.9)
(243,696) (25.6)
(403,758) (37.5)
380,749
(
35.3
8,248) (
0.8)
(315,221) (29.2)
30,579) ( 7.6) ( 32,307) ( 3.7) ( 44,633) ( 5.1) ( 48,756) ( 5.1) ( 57,279) ( 5.3)
402,088
100.0
882,729
100.0
866,433
100.0
950,543
100.0
1,077,321
100.0
(海外投融資利回りの推移)
平成 12 年度
運 用 資 産 利 回 り
( イン カム 利 回り)
3.88%
資 産 運 用 利 回 り
( 実 現 利 回 り )
(参考)時価総合利回り
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
4.74%
4.45%
3.76%
3.46%
–
7.18
5.57
3.59
3.92
–
19.60
3.78
0.22
3.86
(注)1. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。
2.「海外投融資利回り」
は、海外投融資に係る資産について、
「
(3)
利息及び配当金収入と運用資産利回り
(インカム利回り)
の推移」
、
「
(4)
資産運用利回り
(実現利回り)
」
と同様の方法により算出したものであります。
74
(単位:百万円)
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
債
5,178
8,669
8,469
6,753
4,838
債
2,059
436
706
–
–
政 府 保 証 債 等
1,118
1,480
2,094
2,401
2,433
商
区 分
国
公
社
債
地
貸
付
方
債
1,300
1,900
3,000
3,500
3,500
小
計
9,656
12,485
14,269
12,655
10,771
公
団
818
1,792
2,226
2,613
3,042
公
社
–
–
–
–
–
工
小
合
Ⅰ
2
-
(6)公共関係投融資の推移
計
818
1,792
2,226
2,613
3,042
計
10,474
14,278
16,496
15,268
13,813
(7)主要ローン金利
住宅ローン(固定金利)
―長期プライムレート連動型)
住宅ローン(変動金利(1)
一般貸付標準金利(長期プライムレート)
公定歩合
住宅ローン(変動金利(2)
― 短期プライムレート連動型)
(%)6.0
5.0
4.0
3.0
2.375
2.0
1.65
1.55
1.0
平成 12年 4月
13 年 3月31日
14 年 3月31日
15 年 3月31日
16 年 3月31日
0.10
17 年 3月31日
(8)公共債の窓販実績の推移
(単位:百万円)
種 類
国
債
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
1
7
–
4
214
75
Ⅰ.事業の概要
3.ソルベンシー・マージン情報(保険金等の支払能力の充実の状況を示す比率)
(1)ソルベンシー・マージン比率等の状況
(単位:百万円)
-
Ⅰ
3
項 目
平成 12 年度末
平成 13 年度末
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 総 額 (A)
1,326,289
2,297,119
1,947,470
2,465,990
2,481,391
316,668
571,808
588,836
645,111
670,164
資
本
の
部
合
計
社外流出予定額、繰延資産及び
その他有価証券評価差額金を除く
(
)
価
格
変
動
準
備
金
9,574
20,429
6,507
12,998
19,878
異
常
危
険
準
備
金
214,825
462,534
482,866
504,183
467,064
一
般
貸
倒
引
当
金
11,899
10,058
10,665
6,112
3,316
627,695
957,274
600,909
1,045,809
1,082,815
42,003
87,151
67,040
53,400
50,178
その他有価証券の評価差額
( 税 効 果 控 除 前 )
土
地
の
含
み
損
益
–
–
–
–
–
目
1,170
1,170
9,233
34,280
69,712
他
104,793
189,032
199,876
232,653
257,686
額 (B)
266,458
429,681
418,500
463,415
483,721
35,225
68,579
70,747
69,841
73,862
負 債 性 資 本 調 達 手 段 等
控
除
そ
リ
ス
項
の
ク
の
合
計
一
般
保
険
リ
ス
ク
予
定
利
率
リ
ス
ク
3,072
6,017
5,316
5,084
4,966
資
産
運
用
リ
ス
ク
154,417
266,251
230,705
266,030
284,708
経
営
管
理
リ
ス
ク
5,839
9,603
9,389
10,282
10,751
巨
大
災
害
リ
ス
ク
99,237
139,304
162,713
173,166
174,026
1,064.3%
1,026.0%
ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 比 率 (C)
(A)
×1/ 2 }
×100
{
/ (B)
995.5%
1,069.2%
930.7%
(注)1. 金額及び数値は、それぞれの年度における保険業法施行規則第86条及び第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。
2. リスクの合計額は以下のとおり算出しております。
2+
√ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(一般保険リスク)
(予定利率リスク+資産運用リスク)2 +経営管理リスク+巨大災害リスク
76
(2)ソルベンシー・マージン基準の概要
1. 損害保険会社は、保険事故発生の際の保険金支払や積立
保険の満期返戻金支払等に備えて準備金を積み立てており
● 損害保険会社が保有している資本・準備金等の支払余力:
ソルベンシー・マージン総額(A)
「損害保険会社が保有している資本・準備金等の支払余力」
(ソルベ
の大幅な価格下落等、通常の予測を超える危険が発生した
ンシー・マージン総額)
とは、損害保険会社の資本、諸準備金(価格
場合でも、十分な支払能力を保持しておく必要があります。
2. こうした「通常の予測を超える危険」を示す「リスクの合計
額」
(左表の(B)
)
に対する「損害保険会社が保有している資
本・準備金等の支払余力」
(すなわちソルベンシー・マージン
総額:左表の(A)
)の割合を示す指標として、保険業法等に
基づき計算されたものが、
「ソルベンシー・マージン比率」
(左
表の(C))であります。
Ⅰ
3
-
ますが、巨大災害の発生や、損害保険会社が保有する資産
変動準備金・異常危険準備金等)
、土地の含み益の一部等の総額で
あります。
● 通常の予測を超える危険:リスクの合計額(B)
「通常の予測を超える危険」とは、次に示す各種の危険の総額であ
ります。
① 保険引受上の危険(一般保険リスク)
:
保険事故の発生率等が通常の予測を超えることにより発生し得
る危険(巨大災害に係る危険を除く)
。
② 予定利率上の危険(予定利率リスク)
:
積立保険について、実際の運用利回りが保険料算出時に予定し
ソルベンシー・マージン比率は、行政当局が保険会社を監督
する際に活用する客観的な判断指標のひとつでありますが、
その数値が200%以上であれば「保険金等の支払能力の充
実の状況が適当である」
とされております。
た利回りを下回ることにより発生し得る危険。
③ 資産運用上の危険(資産運用リスク)
:
保有する有価証券等の資産の価格が通常の予測を超えて変動
することにより発生し得る危険等。
④ 経営管理上の危険(経営管理リスク)
:
業務の運営上通常の予測を超えて発生し得る危険で上記①∼
③及び⑤以外のもの。
⑤ 巨大災害に係る危険(巨大災害リスク)
:
通常の予測を超える巨大災害(関東大震災等)
により発生し得る
危険。
77
Ⅱ.経理の状況
1.財務諸表
当社は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第2条及び証券取引法第193条の2に基づき、あずさ監査法人の監
査証明を受けております。
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
平成 16 年度
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日現在) (平成 17 年 3 月 31 日現在)
科 目
資
-
Ⅱ
1
産
の
部
現 金 及 び 預 貯 金
現
金
預
貯
金
コ
ー
買
買
入
金
有
貸
ル
現
ロ
先
金
銭
ー
勘
銭
の
債
信
価
証
国
地
方
社
株
外
国
証
そ の 他 の 証
(
(
ン
定
権
託
券
債
債
債
式
券
券
(
(
(
(
(
(
付
金
保 険 約 款 貸 付
一
般
貸
付
(
(
不 動 産 及 び 動
土
建
動
建 設 仮 勘
産
地
物
産
定
(
(
(
(
そ
産
料
貸
貸
貸
貸
貸
貸
金
益
金
金
金
品
失
産
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
の
未
代
外
共
再
外
代
未
未
預
地
仮
金
繰
そ
支
貸
資
他
資
収 保 険
理
店
国 代 理 店
同 保 険
保
険
国 再 保 険
理 業 務
収
収
収
託
震 保 険 預 託
払
融 派 生 商
延 ヘ ッ ジ 損
の 他 の 資
払
承
倒
産
諾
引
の
見
当
部
合
返
金
計
科 目
負
227,304
964 )
226,339 )
64,000
3,999
42,834
27,721
4,721,452
177,434 )
378,877 )
1,234,747 )
1,944,010 )
898,731 )
87,650 )
745,334
19,749 )
725,584 )
293,808
98,617 )
172,685 )
21,638 )
866 )
329,771
2,306 )
69,232 )
1,613 )
7,749 )
61,156 )
17,369 )
571 )
27,022 )
18,672 )
27,214 )
53,993 )
33,376 )
6,653 )
2,147 )
690 )
24,264
△ 23,317
6,457,173
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
220,994
842 )
220,152 )
36,000
–
63,039
56,968
4,841,780
179,593 )
262,284 )
1,268,077 )
2,008,763 )
1,021,716 )
101,344 )
771,163
17,930 )
753,232 )
245,800
88,844 )
136,665 )
19,965 )
324 )
340,746
2,035 )
60,710 )
2,045 )
10,594 )
61,299 )
25,363 )
800 )
33,417 )
17,291 )
25,102 )
57,273 )
34,410 )
5,082 )
4,623 )
695 )
22,360
△ 18,157
6,580,694
平成 16 年度
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月 31 日現在) (平成 17 年 3 月 31 日現在)
債
の
部
保 険 契 約 準 備 金
支
払
備
金
責 任 準 備 金
社
そ
債
の
他
負
債
共 同 保 険 借
再
保
険
借
外 国 再 保 険 借
代 理 業 務 借
債券貸借取引受入担保金
未 払 法 人 税 等
預
り
金
前
受
収
益
未
払
金
仮
受
金
金 融 派 生 商 品
繰 延 ヘ ッ ジ 利 益
そ の 他 の 負 債
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
退 職 給 付 引 当 金
賞
与
引
当
金
不動産投資損失引当金
日本国際博覧会出展引当金
価 格 変 動 準 備 金
繰
延
税
支
負
払
債
本
資
資
負
承
の
資
金
部
債
諾
合
の
計
本
金
本
剰
余
金
資 本 準 備 金
その他資本剰余金
(自 己 株 式 処 分 差益)
益
剰
余
金
利 益 準 備 金
任 意 積 立 金
(特 別 積 立 金)
(配 当 準 備 積 立 金)
(役 員 退 職 手 当 基 金)
(保 険 契 約 特 別 積 立 金)
( 海 外 投 資 等 損 失 準 備 金)
(特 別 償 却 準 備 金)
(圧 縮 記 帳 積 立 金)
当 期 未 処 分 利 益
(当 期 純 利 益)
(
(
((
利
自
資
己
本
の
株
部
4,511,848
432,167 )
4,079,681 )
–
213,261
8,849 )
54,060 )
22,731 )
135 )
43,988 )
18,777 )
8,110 )
380 )
24,457 )
22,034 )
5,040 )
3,515 )
1,179 )
135,943
11,271
1,220
70
12,998
146,220
24,264
5,057,098
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
(
4,519,685
494,355 )
4,025,330 )
100,000
182,835
8,775 )
54,712 )
18,888 )
346 )
23,529 )
4,756 )
15,564 )
270 )
23,595 )
21,313 )
7,999 )
2,006 )
1,077 )
84,245
11,253
–
140
19,878
187,653
22,360
5,128,052
部
株 式 等 評 価 差 額 金
式
合
計
負債及び資本の部合計
78
(
(
(
(
((
((
((
((
((
((
((
(
((
139,595
93,110
93,107 )
2)
2 ))
467,295
40,540 )
322,535 )
98,400 ))
68,200 ))
1,400 ))
152,900 ))
6 ))
950 ))
677 ))
104,219 )
72,955 ))
742,524
△42,451
1,400,074
6,457,173
(
(
((
(
(
((
((
((
((
((
((
((
(
((
139,595
93,118
93,107 )
10 )
10 ))
515,623
43,040 )
368,637 )
121,400 ))
72,200 ))
1,400 ))
171,900 ))
5 ))
719 ))
1,011 ))
103,944 )
60,765 ))
768,816
△64,511
1,452,642
6,580,694
平成 16 年度貸借対照表の注記
9.消費税等の会計処理は税抜方式によっております。ただし、損害調査費、営業費及び
一般管理費等の費用は税込方式によっております。
なお、資産に係る控除対象外消費税等は仮払金に計上し、5年間で均等償却を行って
おります。
10.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
11.
(1) 貸付金のうち、破綻先債権額は106百万円、延滞債権額は14,868百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること
その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利
息不計上貸付金」という。
)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96
条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生
じている貸付金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の
経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の
貸付金であります。
(2) 貸付金のうち、
3ヵ月以上延滞債権額は543百万円であります。
なお、
3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から
3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであ
ります。
(3) 貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は2,499百万円であります。
なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的とし
て、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に
有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞
債権に該当しないものであります。
(4) 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の
合計額は18,017百万円であります。
12.不動産及び動産の減価償却累計額は283,312百万円、圧縮記帳額は20,312百万円であ
ります。
13.保険業法施行規則第17条の3第1項第3号に規定する純資産の額は770,274百万円で
あります。
14.子会社に対する金銭債権総額は9,465百万円、金銭債務総額は8,029百万円であります。
15.子会社株式の額は215,729百万円であります。
16.担保に供している資産は有価証券22,874百万円であります。これは、海外営業のため
の供託資産等として差し入れているものであります。
17.消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、国債、社債及び外国証券に合計54,574
百万円含まれております。
18.支払備金及び責任準備金の内訳
(1)支払備金の内訳は次のとおりであります。
支払備金(出再支払備金控除前、
(ロ)に掲げる保険を除く)
同上に係る出再支払備金
差引(イ)
地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る支払備金(ロ)
計(イ+ロ)
(2)責任準備金の内訳は次のとおりであります。
普通責任準備金(出再責任準備金控除前)
同上に係る出再責任準備金
差引(イ)
払戻積立金(出再責任準備金控除前)
同上に係る出再責任準備金
515,270百万円
69,541百万円
445,729百万円
48,625百万円
494,355百万円
966,115百万円
41,888百万円
924,226百万円
2,341,422百万円
91百万円
差引(ロ)
その他の責任準備金(ハ)
計(イ+ロ+ハ)
19.退職給付に関する事項は次のとおりであります。
(1)退職給付債務及びその内訳
退職給付債務
年金資産
未積立退職給付債務
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
退職給付引当金
(2)退職給付債務等の計算基礎
退職給付見込額の期間配分方法
割引率
期待運用収益率
過去勤務債務の処理年数
数理計算上の差異の処理年数
Ⅱ
1
-
1.有価証券の評価基準及び評価方法は次のとおりであります。
(1) 満期保有目的の債券の評価は、償却原価法により行っております。
(2) 子法人等株式及び関連法人等株式の評価は、移動平均法に基づく原価法により
行っております。
(3) その他有価証券のうち時価のあるものの評価は、期末日の市場価格等に基づく
時価法により行っております。
なお、評価差額は全部資本直入法により処理し、また、売却原価の算定は移動平
均法に基づいております。
(4) その他有価証券のうち時価のないものの評価は、移動平均法に基づく原価法又は
償却原価法により行っております。
2.有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用さ
れている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3.デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。ただし、為替予約等の振当処
理の適用要件を満たすものについて振当処理を、金利スワップの特例処理の適用要件
を満たすものについて特例処理を適用しております。
4.不動産及び動産の減価償却は定率法により行っております。ただし、平成10年4月1日
以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については、定額法により行っております。
なお、保険金回収のため取得し、売却予定である不動産については、低価法によって
評価しており、減価償却は行っておりません。
5.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算は外貨建取引等会計処理基準に準拠して
行っております。
6.
(1) 貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に基づき、次のとおり計
上しております。
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻
の事実が発生している債務者に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている
債務者に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証に
よる回収が可能と認められる額等を控除し、その残額を引き当てております。
今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権につい
ては、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められ
る額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認
められる額を引き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した
貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てております。
また、全ての債権は資産の自己査定基準に基づき、各資産を所管する部署が資
産査定を実施し、当該部署から独立した業務監査部が査定結果を監査しており、
その査定結果に基づいて上記の引き当てを行っております。
(2) 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付
債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数に
よる定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数による定額法により翌期から費用処理することとしております。
上記のほか、役員及び執行役員の退職慰労金(年金を含む)の支出に備えるた
め、4,216百万円を退職給付引当金に含めて計上しております。
役員及び執行役員に対する退職慰労金は、従来支出時の費用として処理してお
りましたが、当期より、当期末までの在任期間中の職務遂行に係る対価相当額を
退職給付引当金に含めて計上する方法に変更いたしました。
この変更は、当下期の取締役会において、当期末をもって役員退職慰労金制度を
廃止し、当期末までの在任期間中の職務遂行に係る対価相当額を退職時に支給
すべき退職慰労金の額として決定したことに伴い、期間損益の適正化及び財務体
質の健全化を図るために行ったものであります。
この変更により、当期発生額397百万円は損害調査費並びに営業費及び一般管理
費に計上するとともに、既退任者に対する未払年金債務を含む過年度対応額4,301
百万円はその他特別損失に計上しております。
この結果、従来の方法に比較して経営利益は85百万円増加し、税引前当期純利
益は4,216百万円減少しております。
また、確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について、
平成16年4月1日に厚生労働大臣から過去分返上の認可を受け、平成16年12月
21日に国へ返還額(最低責任準備金)の納付を行っております。
これにより、当期における損益に与えている影響額は、特別利益として41,155百
万円計上しております。
なお、確定拠出年金法の施行に伴い、平成17年4月1日に適格退職年金制度の
一部を確定拠出年金制度に移行いたしました。これにより、翌期の損益に与える
影響額は3,400百万円(特別利益)であります。
(3) 賞与引当金は従業員の賞与に充てるため、期末における支給見込額を基準に計
上しております。
(4) 日本国際博覧会出展引当金は、平成17年3月25日から開催されている日本国際
博覧会の出展費用に充てるため、出展契約に基づく総出展費用見込額を期間配
分方式により計上しております。
7.価格変動準備金は株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第115条の
規定に基づき計上しております。
8.為替変動に伴う外貨建債券のキャッシュ・フロー変動リスクをヘッジする目的で実施す
る、通貨スワップ取引については繰延ヘッジを適用し、為替予約取引の一部について
は時価ヘッジを適用しております。また、金利変動に伴う貸付金及び債券のキャッシュ・
フロー変動リスクをヘッジする目的で実施する金利スワップ取引については、繰延ヘッジ
又は金利スワップの特例処理を適用しております。
なお、ヘッジの有効性については、ヘッジ開始時から有効性判定時点までの期間にお
いて、ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の累計とヘッジ手段の相場変
動又はキャッシュ・フロー変動の累計とを四半期毎に比較し、両者の変動額等を基礎
にして判断しております。ただし、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に高い相関関係があ
ることが明らかなもの及び金利スワップの特例処理の適用要件を満たすものについて
は、ヘッジ有効性の判定は省略しております。
2,341,330百万円
759,773百万円
4,025,330百万円
△267,455百万円
159,474百万円
△107,981百万円
29,795百万円
△1,843百万円
△80,029百万円
期間定額基準
2.00%
3.00%
4年
10年
20.繰延税金資産の総額は267,790百万円、繰延税金負債の総額は437,344百万円でありま
す。また、繰延税金資産から評価性引当額として控除した額は18,099百万円であります。
繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳は、責任準備金142,549百万円、退職給付引
当金29,283百万円、有価証券25,486百万円、土地等16,943百万円及びソフトウェア15,102
百万円であります。
繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、その他有価証券に係る評価差額金
434,339百万円であります。
21.リミテッド・パートナーシップが行う取引の履行に関して保証を行っております。なお、
当該取引の期末時点での現在価値の合計額は74,894百万円であり、実質保証額がな
いため、支払承諾見返及び支払承諾には計上しておりません。
22.子会社の保険引受に関して38,385百万円の保証を行っております。
23.貸出コミットメント契約に係る融資未実行残高は3,060百万円であります。
24.金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
79
Ⅱ.経理の状況
(2)損益計算書
(単位:百万円)
科 目
経
-
Ⅱ
1
経
常
経
損
益
の
部
特
別
損
益
の
部
(
)(
平成 16 年度
平成 16 年 4 月 1日から
平成 17 年 3 月31日まで
常
収
益
保 険 引 受 収 益
正 味 収 入 保 険 料
収 入 積 立 保 険 料
積立保険料等運用益
責 任 準 備 金 戻 入 額
為
替
差
益
その他保険引受収益
資 産 運 用 収 益
利息及び配当金収入
金 銭 の 信 託 運 用 益
有 価 証 券 売 却 益
有 価 証 券 償 還 益
金 融 派 生 商 品 収 益
そ の 他 運 用 収 益
積立保険料等運用益振替
そ の 他 経 常 収 益
1,832,309
1,650,339
( 1,289,665 )
( 300,819 )
(
59,812 )
(
–)
(
–)
(
42 )
176,551
( 114,322 )
(
4,406 )
( 108,720 )
(
1,499 )
(
7,121 )
(
293 )
( △ 59,812 )
5,418
1,821,960
1,700,211
( 1,314,332 )
( 272,692 )
(
58,549 )
(
54,350 )
(
225 )
(
60 )
116,883
( 110,477 )
(
1,209 )
(
58,504 )
(
2,975 )
(
1,903 )
(
361 )
( △ 58,549 )
4,865
常
費
用
保 険 引 受 費 用
正 味 支 払 保 険 金
損
害
調
査
費
諸手数料及び集金費
満
期
返
戻
金
契 約 者 配 当 金
支 払 備 金 繰 入 額
責 任 準 備 金 繰 入 額
為
替
差
損
その他保険引受費用
資 産 運 用 費 用
金 銭 の 信 託 運 用 損
有 価 証 券 売 却 損
有 価 証 券 評 価 損
有 価 証 券 償 還 損
為
替
差
損
そ の 他 運 用 費 用
営業費及び一般管理費
そ の 他 経 常 費 用
支
払
利
息
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
貸
倒
損
失
そ の 他 の 経 常 費 用
1,665,725
1,402,240
( 653,503 )
(
55,630 )
( 213,947 )
( 461,718 )
(
145 )
(
10,890 )
(
4,983 )
(
1,091 )
(
329 )
39,385
(
34 )
(
34,147 )
(
1,511 )
(
8)
(
2,244 )
(
1,439 )
215,842
8,257
(
39 )
(
4,189 )
(
29 )
(
3,999 )
1,742,574
1,517,038
( 783,710 )
(
55,123 )
( 215,151 )
( 400,319 )
(
184 )
(
62,188 )
(
–)
(
–)
(
360 )
14,607
(
299 )
(
7,145 )
(
4,472 )
(
248 )
(
335 )
(
2,106 )
208,472
2,456
(
288 )
(
–)
(
57 )
(
2,110 )
利
166,584
経
常
特
別
利
益
不 動 産 動 産 処 分 益
そ の 他 特 別 利 益
別
損
失
不 動 産 動 産 処 分 損
減
損
損
失
価格変動準備金繰入額
そ の 他 特 別 損 失
特
平成 15 年度
平成 15 年 4 月 1日から
平成 16 年 3 月31日まで
益
(
(
(
(
(
(
3,646
3,633 )
12 )
61,068
6,193 )
–)
6,491 )
48,384 )
79,386
(
(
(
(
(
(
49,520
4,321 )
45,199 )
30,229
2,328 )
16,460 )
6,880 )
4,559 )
税 引 前 当 期 純 利
法 人 税 及 び 住 民
法 人 税 等 調 整
当 期 純 利 益
税
額
益
109,162
33,521
2,685
72,955
98,677
11,332
26,579
60,765
前
当
益
益
31,263
104,219
43,179
103,944
期
繰
越
期 未 処 分
利
利
平成 16 年度損益計算書の注記
1. 子会社との取引による収益総額は31,131百万円、費用総額は47,383百万円であります。
2.(1)正味収入保険料の内訳は次のとおりであります。
収入保険料
支払再保険料
差 引
1,571,726百万円
257,393百万円
1,314,332百万円
(2)正味支払保険金の内訳は次のとおりであります。
支払保険金
回収再保険金
差 引
80
963,211百万円
179,501百万円
783,710百万円
(3)諸手数料及び集金費の内訳は次のとおりであります。
支払諸手数料及び集金費
出再保険手数料
)
232,707百万円
17,556百万円
差 引
215,151百万円
(4)利息及び配当金収入の内訳は次のとおりであります。
預貯金利息
コールローン利息
買現先勘定利息
買入金銭債権利息
有価証券利息・配当金
貸付金利息
不動産賃貸料
その他利息
1,081百万円
20百万円
0百万円
275百万円
87,511百万円
13,753百万円
7,126百万円
708百万円
計
110,477百万円
3. 金銭の信託運用益及び金銭の信託運用損中の評価損益の合計額は554百万円
の損であります。また、金融派生商品収益中の評価損益は4,073百万円の益であ
ります。
4. 1株当たりの当期純利益は42円08銭であります。
算定上の基礎である当期純利益は60,765百万円、普通株主に帰属しないものは
役員賞与金59百万円、普通株主に係る当期純利益は60,706百万円、普通株式
の期中平均株式数は1,442,627千株であります。
5. その他特別利益は、厚生年金基金の代行部分返上益41,155百万円、貸倒引当金
戻入額2,824百万円及び不動産投資損失引当金戻入額1,220百万円であります。
6. その他特別損失は、役員及び執行役員の退職慰労金に関する退職給付引当金
繰入額のうち、既退任者に対する未払年金債務を含む過年度対応額4,301百万
円並びに低価法による土地及び建物の評価損257百万円であります。
7. 損害調査費並びに営業費及び一般管理費として計上した退職給付費用は11,792
百万円であり、その内訳は次のとおりであります。
勤務費用
利息費用
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務債務の費用処理額
11,005百万円
5,913百万円
△ 5,247百万円
3,808百万円
△ 3,687百万円
11,792百万円
計
8. 当期における法定実効税率は36.1%、税効果会計適用後の法人税等の負担率
は38.4%であり、この差異の主要な内訳は、評価性引当額の増加額5.4%、受取
配当等の益金不算入額3.8%及び交際費等の損金不算入額1.0%であります。
9. 固定資産の減損に係る会計基準(
「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関
する意見書」
(企業会計審議会 平成14年8月9日)
)及び「固定資産の減損に係る
会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第6号 平成15年10月31日)が 平
成16年3月31日に終了する事業年度に係る財務諸表から適用できることになっ
たことに伴い、当期から同会計基準及び同適用指針を適用しております。この結
果、従来の方法によった場合と比較して、税引前当期純利益は、12,055百万円減
少しております。
なお、当期における減損損失に関する事項は、次のとおりであります。
当期において、以下の資産について減損損失を計上しております。
用途
種類
資産
減損損失(百万円)
内 訳
賃貸不動産
土地及び建物等
埼玉県内に保有する
賃貸用ビルなど7物件
土地 2,123
5,296 建物 2,825
その他 347
兵庫県内に保有する
土地 3,942
遊休不動産及び
土地及び建物等 コンピューターセンター 11,164 建物 6,962
売却予定不動産
その他 260
など26物件
保険事業等の用に供している不動産等について保険事業等全体で1つの資産
グループとし、賃貸不動産、遊休不動産及び売却予定不動産については個別の
物件毎にグルーピングしております。
不動産価格の下落及び賃貸不動産に係る賃料水準の低下などから、上記の資産
の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(16,460百万円)
として特別損失に計上しております。
なお、当該資産の回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い価
額としております。正味売却価額は売却予定額、不動産鑑定士による鑑定評価額
又は路線価方式による相続税評価額等を基に算出し、使用価値は将来キャッシュ・
フローを6.2%で割り引いて算定しております。
10. 金額は記載単位未満を切り捨てて表示しております。
(3)貸借対照表主要項目の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
科 目
資
産
の
平成 13 年度末
構成比 増減率
%
部
平成 14 年度末
構成比 増減率
%
%
平成 15 年度末
構成比 増減率
%
%
%
平成 16 年度末
構成比 増減率
%
構成比 増減率
%
%
%
現金及び預貯金
135,278
3.6 △ 31.4
342,694
5.0 153.3
294,698
5.0
14.0
227,304
3.5 △22.9
220,994
3.4 △2.8
コ ー ル ロ ー ン
10,000
0.3 233.3
–
– △100.0
5,000
0.1
–
64,000
1.0 1,180.0
36,000
0.5 △43.8
0.0
0.1 100.0
–
買 現 先 勘 定
–
–
–
–
1,999
–
3,999
買 入 金 銭 債 権
79,455
2.1 176.5
17,774
0.3 △ 77.6
38,574
0.7 117.0
42,834
0.7
11.0
63,039
1.0
金 銭 の 信 託
39,437
1.1 △ 15.4
38,416
0.6 △ 2.6
26,758
0.5 △30.3
27,721
0.4
3.6
56,968
0.9 105.5
69.4 △10.1 4,721,452
73.1
11.5
価
証
券
2,294,256
61.8
48.4 4,556,189
66.0
98.6 4,097,594
–
– △100.0
47.2
15.2 4,841,780
73.6
2.5
11.7
3.5
金
433,013
11.7 △ 15.7
757,797
11.0
75.0
716,542
12.1
△ 5.4
745,334
4.0
771,163
不動産及び動産
192,741
5.2 △ 8.4
306,376
4.4
59.0
321,206
5.4
4.8
293,808
4.6 △8.5
245,800
3.7 △16.3
そ の 他 資 産
193,301
5.2
334,717
4.8
73.2
337,325
5.7
0.8
329,771
5.1 △2.2
340,746
5.2
3.3
–
–
貸
付
10.1
繰 延 税 金 資 産
–
– △100.0
–
–
–
34,885
0.6
–
–
– △100.0
–
支 払 承 諾 見 返
357,383
9.6 155.4
569,505
8.3
59.4
45,771
0.8 △ 92.0
24,264
0.4 △ 47.0
22,360
貸 倒 引 当 金
△ 20,941
△ 0.6
–
△ 25,707 △ 0.4
–
△ 19,606 △ 0.3
–
△ 23,317 △ 0.4
–
△ 18,157 △ 0.3
–
投資損失引当金
–
–
–
△ 8 △ 0.0
–
△ 12 △ 0.0
–
–
–
–
–
–
合 計
3,713,926 100.0
9.4 6,580,694 100.0
1.9
25.6 6,897,755 100.0
–
85.7 5,900,738 100.0 △ 14.5 6,457,173 100.0
Ⅱ
1
-
有
–
0.3 △ 7.8
(単位:百万円)
平成 12 年度末
科 目
構成比 増減率
%
負債及び資本の部
保険契約準備金
社
平成 13 年度末
2,219,654
構成比 増減率
%
%
59.8 △ 2.0 4,512,929
債
–
–
–
平成 14 年度末
構成比 増減率
%
%
65.4 103.3 4,448,076
–
–
–
平成 15 年度末
–
構成比 増減率
%
%
75.4 △ 1.4 4,511,848
–
–
–
69.9
–
構成比 増減率
%
1.4 4,519,685
–
%
68.7
0.2
1.5
–
–
–
債
52,594
1.4
–
85,098
1.2
61.8
22,250
94,523
2.5 △ 26.9
150,437
2.2
59.2
186,800
3.1
24.2
213,261
3.3
14.2
182,835
退職給与引当金
–
– △100.0
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
退職給付引当金
83,638
–
163,190
2.4
95.1
152,095
2.6 △ 6.8
135,943
2.1 △ 10.6
84,245
1.3 △ 38.0
賞 与 引 当 金
3,563
0.1 △ 6.8
10,685
0.2 199.8
11,507
11,271
0.2 △ 2.1
11,253
0.2 △ 0.2
債権売却損失引当金
2,650
0.1
6.6
1,619
0.0 △ 38.9
–
不動産投資損失引当金
2,309
0.1
–
1,220
0.0 △ 47.2
1,220
換
社
2.2
–
–
–
–
–
–
1,220
0.0
–
–
– △ 100.0
0.0 100.0
–
0.0
–
140
0.2
99.7
19,878
0.3
52.9
–
– △ 100.0
146,220
2.2
–
187,653
2.8
28.3
45,771
0.8 △ 92.0
24,264
0.4 △ 47.0
22,360
–
–
–
39.2
20,429
0.3 113.4
6,507
繰 延 税 金 負 債
120,346
3.2
–
120,132
1.7 △ 0.2
支
諾
357,383
9.6 155.4
569,505
8.3
負 債 の 部 合 計
12.0 5,635,248
81.7
2,946,239
79.3
金
68,453
1.8
–
128,476
1.9
87.7
128,476
法 定 準 備 金
61,621
1.7
1.9
118,032
1.7
91.5
–
5.2 △ 3.0
本
–
–
70
–
0.3
資
–
–
12,998
–
9,574
59.4
– △ 100.0
0.0
2.8 △14.3
–
–
価格変動準備金
承
7.7
–
0.1 △ 68.1
日本国際博覧会出展引当金
払
0.2
–
– △100.0
100,000
%
そ の 他 負 債
転
0.4 △ 73.9
平成 16 年度末
91.3 4,874,229
82.6 △ 13.5 5,057,098
2.2
78.3
–
139,595
2.2
– △ 100.0
–
–
3.8 5,128,052
77.9
1.4
8.7
139,595
2.1
–
–
–
–
–
347,936
5.0
81.3
–
–
–
–
–
–
–
資
本
剰
余
金
–
–
–
–
–
–
81,991
1.4
–
93,110
1.5
13.6
93,118
1.4
0.0
利
益
剰
余
金
–
–
–
–
–
–
405,306
6.9
–
467,295
7.2
15.3
515,623
7.8
10.3
剰
余
金
191,948
– △ 100.0
0.3 △ 7.8
(32.5) (16,445)(0.2)
(26.1) (32,362)(0.5)
(96.8) (72,955)(1.1)
(当 期 純 利 益) (13,046)(0.4)
125.4 (60,765)(0.9)(△16.7)
評 価 差 額 金
445,663
12.0
–
679,664
9.9
52.5
–
–
–
–
–
–
–
株式等評価差額金
–
–
–
–
–
–
426,705
7.2
–
742,524
11.5
74.0
768,816
11.7
3.5
–
–
△ 11,603 △ 0.2
–
△ 15,971 △ 0.3
–
△ 42,451 △ 0.7
式
–
資 本 の 部 合 計
767,687
自
己
株
合 計
20.7 135.0 1,262,507
3,713,926 100.0
18.3
25.6 6,897,755 100.0
64.5 1,026,508
– △ 100.0
17.4 △ 18.7 1,400,074
21.7
85.7 5,900,738 100.0 △ 14.5 6,457,173 100.0
–
△ 64,511 △ 0.9
36.4 1,452,642
–
22.1
3.8
9.4 6,580,694 100.0
1.9
81
Ⅱ.経理の状況
(4)損益計算書主要項目の推移
(単位:百万円)
科 目
経
常
収
-
常
損
1,821,960
1,687,038
1,650,339
1,700,211
(1,289,665 )
(1,314,332 )
うち 収 入 積 立 保 険 料
(
170,492 )
(
210,145 )
(
306,757 )
(
300,819 )
(
272,692 )
うち 積 立 保 険 料 等 運 用 益
(
37,212 )
(
52,638 )
(
65,442 )
(
59,812 )
(
58,549 )
引
産
受
運
収
用
収
899,745
益
1,284,936
48,794
益
75,211
100,493
176,551
116,883
うち 利 息 及 び 配 当 金 収 入
(
58,939 )
(
91,571 )
(
116,816 )
(
114,322 )
(
110,477 )
うち 有 価 証 券 売 却 益
(
22,779 )
(
30,775 )
(
44,879 )
(
108,720 )
(
58,504 )
うち 積立保険料等運用益振替
( △ 37,212 )
の
他
経
費
保
険
常
収
益
用
引
受
費
( △ 65,442 )
( △ 59,812 )
( △ 58,549 )
2,147
3,139
3,691
5,418
4,865
927,598
1,313,434
1,743,544
1,665,725
1,742,574
777,453
用
( △ 52,638 )
1,110,235
1,443,941
1,402,240
1,517,038
うち 正 味 支 払 保 険 金
(
339,101 )
(
481,624 )
(
620,679 )
(
653,503 )
(
783,710 )
うち 損
費
(
32,120 )
(
44,007 )
(
57,286 )
(
55,630 )
(
55,123 )
うち 諸 手 数 料 及 び 集 金 費
(
109,195 )
(
156,230 )
(
212,260 )
(
213,947 )
(
215,151 )
うち 満
(
283,072 )
(
403,098 )
(
538,218 )
(
461,718 )
(
400,319 )
2,278 )
(
14,943 )
(
15,910 )
(
50,265 )
(
産
害
調
期
査
返
運
戻
用
費
金
18,035
用
うち 有 価 証 券 売 却 損
(
うち 有 価 証 券 評 価 損
(
営 業 費 及 び 一 般 管 理 費
22,467
1,360 )
(
8,161 )
(
129,701
178,496
76,135
220,524
39,385
14,607
34,147 )
(
1,511 )
(
215,842
7,145 )
4,472 )
208,472
2,407
2,233
2,943
8,257
2,456
経
常
利
益
23,088
49,853
47,679
166,584
79,386
特
別
利
益
30,701
2,212
22,056
3,646
49,520
特
別
損
失
36,047
28,929
15,801
61,068
30,229
期
17,742
23,137
53,934
109,162
98,677
そ
の
他
税
引
前
当
法
人
税
及
経
常
費
純
利
用
益
税
345
5,361
33,681
33,521
11,332
額
4,350
1,329
△ 12,109
2,685
26,579
益
13,046
16,445
32,362
72,955
60,765
益
15,775
7,016
21,827
31,263
43,179
合 併 に よ る 未 処 分 利 益 受 入 額
–
17,134
–
–
–
利 益 に よ る 自 己 株 式 消 却 額
12,247
–
–
–
–
当
16,575
40,597
54,190
104,219
103,944
法
当
前
82
1,832,309
(1,235,313)
資
特
別
損
益
の
部
1,791,223
889,361 )
常
部
1,363,288
平成 16 年度
(
そ
の
950,687
益
平成 15 年度
614,287 )
経
益
平成 14 年度
(
険
資
経
平成 13 年度
うち 正 味 収 入 保 険 料
保
Ⅱ
1
平成 12 年度
人
税
期
期
期
び
等
純
繰
未
住
越
処
民
調
整
利
利
分
利
益
(5)利益処分状況の推移
(単位:百万円)
科 目
当
任
期
未
意
積
処
立
分
金
利
取
崩
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
16,575
40,597
54,190
104,219
103,944
益
額
計
利
益
分
164
240
240
1,653
40,761
54,430
104,460
105,597
9,597
額
18,933
益
準
備
金
(
1,100)
(
株
主
配
当
金
(
5,300)
(10,949)
役
員
賞
与
金
(
55)
(
84)
意
積
立
金
(
3,141)
(
5,600)
利
益
期
繰
越
2,300)
23,166
(
2,200)
(10,886)
(
80)
61,281
(
2,500)
(12,366)
(
71)
26,689
(
2,800)
(13,597)
(
59)
(10,000)
(46,343)
(10,233)
7,016
21,827
31,263
43,179
78,908
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
Ⅱ
1
-
利
任
次
処
38
16,613
(6)1 株当たり配当等の推移
項 目
1 株 当 た り 配 当 額
7 円 00 銭
7 円 50 銭
7 円 50 銭
8 円 50 銭
9 円 50 銭
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
17 円 01 銭
14 円 74 銭
22 円 15 銭
50 円 59 銭
42 円 08 銭
潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益
16 円 03 銭
13 円 93 銭
21 円 07 銭
49 円 50 銭
–
向
40.6%
66.6%
33.9%
16.8%
22.6%
1 株 当 た り 純 資 産 額
1,013 円 82 銭
864 円 74 銭
707 円 10 銭
962 円 25 銭
1,014 円 89 銭
1 人 当 たり総 資 産 額
526,275 千円
489,133 千円
420,220 千円
463,544 千円
486,234 千円
配
従業員
当
性
(注)1. 平成13年度から、1株当たり当期純利益、潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び1株当たり純資産額の各数値は発行済株式数から自己株式数を控除して計算
しております。
2. 平成14年度から、1株当たり当期純利益、潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び1株当たり純資産額の算定にあたっては、
「1株当たり当期純利益に関する会計
基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第4号)
を適用しております。
3. 平成16年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在していないため記載しておりません。
83
Ⅱ.経理の状況
2.資産・負債の明細
(1)現金及び預貯金の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
現
842
金
預
貯
(
(
(
2,206 )
(
35,809 )
(
2,431 )
(
169,811 )
金
(
金
(
30,590 )
(
64,827 )
(
金
金
(
415 )
(
–)
座
預
金
普
通
預
金
通
知
預
定
期
預
渡
性
預
段
合
預
135,278
計
842
220,152
226,339
1,237 )
(
(
2,054 )
(
118,881 )
60,777 )
(
74,391 )
(
(
33,145 )
(
36 )
342,694
平成 16 年度末
964
293,544
907 )
当
平成 15 年度末
1,153
341,500
586 )
(
別
平成 14 年度末
1,193
134,435
金
郵 便 振 替・郵 便 貯 金
譲
平成 13 年度末
1,754 )
(
(
1,879 )
(
4,290 )
(
59,873 )
(
82,348 )
51,561 )
(
44,560 )
(
36,295 )
73,680 )
(
62,881 )
(
74,593 )
(
46,088 )
(
34,876 )
(
20,829 )
(
41 )
(
20,514 )
(
17 )
294,698
227,304
1,778 )
220,994
-
Ⅱ
2
(2)商品有価証券・同平均残高・同売買高
当社では、商品有価証券勘定で処理すべき有価証券の保有及び売買実績はありません。
(3)有価証券の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
構成比
国
地
方
社
株
外
そ
国
の
合
証
他
の
平成 13 年度末
証
債
36,276
1.6%
平成 14 年度末
構成比
116,206
平成 15 年度末
構成比
2.6%
106,936
平成 16 年度末
構成比
2.6%
177,434
3.8%
構成比
179,593
3.7%
債
105,095
4.6
530,675
11.6
461,118
11.3
378,877
8.0
262,284
5.4
債
575,624
25.1
1,116,516
24.5
1,200,641
29.3
1,234,747
26.1
1,268,077
26.2
式
1,202,123
52.4
1,919,063
42.1
1,436,260
35.1
1,944,010
41.2
2,008,763
41.5
券
356,345
15.5
839,011
18.4
821,127
20.0
898,731
19.0
1,021,716
21.1
券
18,790
0.8
34,715
0.8
71,508
1.7
87,650
1.9
101,344
2.1
計
2,294,256
100.0
4,556,189
100.0
4,097,594
100.0
4,721,452
100.0
4,841,780
100.0
(4)有価証券利回りの推移
① 運用資産利回り
(インカム利回り)
平成 12 年度
区 分
公
社
株
外
国
そ
証
の
合
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
債
2.31%
2.16%
2.02%
1.86%
1.72%
式
1.74
1.80
1.85
2.29
2.34
券
3.96
4.92
4.55
3.83
3.52
他
1.80
1.33
1.82
6.44
5.89
計
2.48
2.64
2.53
2.55
2.44
(注)
「公社債」は「国債」
、
「地方債」及び「社債」の合計であり、
「その他」は「その他の証券」に係る数値であります。
② 資産運用利回り
(実現利回り)
平成 13 年度
区 分
公
社
株
外
そ
合
国
の
他
証
の
証
平成 14 年度
2.17%
平成 15 年度
1.78%
平成 16 年度
債
2.20%
式
2.14
△ 1.08
12.09
7.20
1.80%
券
6.96
5.81
3.96
4.02
券
△ 1.35
△ 2.52
△ 8.12
4.37
計
3.18
2.00
4.63
3.76
(注)資産運用利回り
(実現利回り)
、時価総合利回りの算出方法については、
「Ⅰ. 事業の概要 2.資産運用の状況(4)資産運用利回り」に記載されております。
84
(参考)時価総合利回り
平成 13 年度
区 分
公
社
外
そ
国
の
合
証
他
4.19%
の
証
平成 15 年度
3.29%
平成 16 年度
△ 0.61%
2.11%
式
19.66
△ 22.03
48.35
4.82
券
20.26
3.91
0.38
3.95
券
2.89
△ 5.96
△ 1.68
3.93
計
13.82
△ 7.14
15.73
3.63
債
株
平成 14 年度
(5)有価証券残存期間別残高
● 平成 16 年度末
(単位:百万円)
区 分
債
1 年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
5 年超
7 年以下
7 年超
10 年以下
16,781
20,561
33,403
18,533
57,975
10 年超
(期間の定めのないものを含む)
合 計
32,338
179,593
債
99,536
83,546
54,583
17,614
6,897
105
262,284
社
債
128,657
204,353
313,939
277,643
266,955
76,526
1,268,077
株
式
–
–
–
–
–
2,008,763
2,008,763
68,705
133,452
273,693
122,083
57,963
地
方
外
そ
国
証
券
うち 外 国 公 社 債
(
うち 外 国 株 式 そ の 他
(
の
他
の
証
合
68,705 ) ( 133,409 ) ( 273,507 ) ( 122,083 ) ( 57,570 )
–) (
43 ) (
185 ) (
–) (
393 )
365,818
46,571 )
(
701,847 )
(
319,246 )
(
319,869 )
券
3,634
732
6,556
4,021
5,145
81,253
101,344
計
317,315
442,647
682,176
439,897
394,937
2,564,806
4,841,780
10 年超
(単位:百万円)
1 年以下
1 年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
5 年超
7 年以下
7 年超
10 年以下
12,752
30,278
37,999
12,484
69,978
債
84,418
181,065
67,149
35,293
10,352
597
378,877
債
132,994
290,682
246,582
246,317
256,191
61,979
1,234,747
区 分
国
債
地
方
社
株
外
そ
国
証
証
–
–
–
–
1,944,010
1,944,010
151,144
230,610
119,091
64,604
282,251
898,731
51,028 ) ( 151,144 ) ( 230,359 ) ( 118,785 ) ( 64,252 )
–) (
–) (
250 ) (
306 ) (
351 )
(
31,703 )
(
647,274 )
(
250,547 )
(
251,456 )
券
980
217
1,079
10,400
6,336
68,636
87,650
計
282,174
653,388
583,422
423,587
407,463
2,371,416
4,721,452
● 平成 14 年度末
(単位:百万円)
国
1 年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
5 年超
7 年以下
7 年超
10 年以下
8,616
32,590
20,851
14,752
16,531
債
62,341
213,414
99,917
62,013
22,337
1,093
461,118
債
124,109
345,209
212,764
211,474
239,219
67,863
1,200,641
債
方
社
株
外
そ
合
国
証
–
–
–
–
–
1,436,260
1,436,260
164,812
165,409
122,260
84,592
260,509
821,127
(
証
106,936
23,544
(
の
13,594
式
うち 外 国 株 式 そ の 他
他
合 計
(期間の定めのないものを含む)
券
うち 外 国 公 社 債
の
10 年超
1 年以下
区 分
地
177,434
–
(
の
13,941
51,028
(
他
合 計
式
うち 外 国 株 式 そ の 他
合
(期間の定めのないものを含む)
券
うち 外 国 公 社 債
の
1,021,716
(
● 平成 15 年度末
Ⅱ
2
-
国
1 年以下
23,544 ) ( 164,812 ) ( 165,085 ) ( 122,034 ) ( 84,315 )
–)
(
–)
(
324 )
(
225 )
(
277 )
(
31,444 )
(
591,235 )
(
229,064 )
(
229,892 )
券
107
247
685
6,828
5,727
57,911
71,508
計
218,720
756,275
499,629
417,328
368,407
1,837,233
4,097,594
85
Ⅱ.経理の状況
(6)業種別保有株式の推移
(単位:百万株、百万円)
平成 12 年度末
区 分
金 額
構成比 株 数
金 額
平成 14 年度末
構成比 株 数
金 額
平成 15 年度末
構成比 株 数
金 額
平成 16 年度末
構成比 株 数
金 額
構成比
輸送用機器
188
498,700
41.5%
273
531,125
27.7%
261
383,233
26.7%
231
492,435
25.3%
227
507,155
25.3%
金融保険業
145
90,009
7.5
278
162,589
8.5
215
129,540
9.0
217
214,772
11.0
197
267,880
13.3
電 気 機 器
105
133,907
11.1
258
298,265
15.5
247
179,930
12.5
214
240,231
12.4
207
213,798
10.6
化
学
101
90,119
7.5
229
226,964
11.8
227
179,814
12.5
203
191,909
9.9
200
205,505
10.2
業
150
137,697
11.5
268
182,145
9.5
258
133,456
9.3
230
201,260
10.4
222
197,556
9.8
陸
運
業
68
45,161
3.8
161
88,550
4.6
159
73,931
5.2
143
87,295
4.5
146
89,777
4.5
海
運
商
-
Ⅱ
2
株 数
平成 13 年度末
業
75
17,253
1.4
148
32,396
1.7
128
28,679
2.0
123
52,576
2.7
115
62,865
3.1
その他製品
18
13,064
1.1
48
60,388
3.1
48
43,540
3.0
45
57,021
2.9
45
53,737
2.7
機
械
29
13,651
1.1
73
35,531
1.9
70
29,417
2.1
62
41,289
2.1
60
47,760
2.4
建
設
86
16,573
1.4
89
20,750
1.1
84
16,813
1.2
133
79,822
4.1
123
39,957
2.0
282
145,983
12.1
561
280,355
14.6
584
237,902
16.5
488
285,396
14.7
500
322,769
16.1
そ
の
合
他
1,253 1,202,123 100.0
計
2,391 1,919,063 100.0
2,094 1,944,010 100.0
2,286 1,436,260 100.0
2,046 2,008,763 100.0
(注)1. 業種別区分は、証券取引所の業種分類に準じております。
2. 化学は医薬品を、陸運業は空運業を含めております。また、卸売業及び小売業は商業として、銀行業、保険業及びその他金融業は金融保険業として記載してお
ります。
(7)貸付金の業種別内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
農
林・水
産
鉱
建
設
製
造
卸 ・ 小
金
不
情
売
融・保
動
報
険
産
通
信
平成 13 年度末
構成比
0.0%
平成 14 年度末
構成比
236
0.0%
平成 15 年度末
構成比
169
0.0%
平成 16 年度末
構成比
352
業
36
業
6,283
1.5
5,626
0.7
5,268
0.7
1,069
業
5,719
1.3
11,430
1.5
10,212
1.4
9,813
業
12,197
2.8
44,762
5.9
41,619
5.8
業
22,600
5.2
26,665
3.5
31,316
4.4
業
141,431
32.7
225,059
29.7
206,456
業
20,240
4.7
31,220
4.1
業
–
–
1,007
0.1
0.0%
構成比
350
0.1%
0.1
878
0.1
1.3
9,223
1.2
43,676
5.9
41,697
5.4
44,199
5.9
36,263
4.7
28.8
198,178
26.6
195,192
25.3
28,596
4.0
24,961
3.4
20,175
2.6
500
0.1
3,162
0.4
3,336
0.4
業
6,107
1.4
11,688
1.6
11,549
1.6
15,312
2.1
16,930
2.2
電気・ガス・熱供給・水道業
14,186
3.3
17,117
2.3
11,871
1.7
9,397
1.3
5,714
0.7
サ ー ビ ス 業 等
23,982
5.5
58,966
7.8
56,219
7.8
60,157
8.1
66,179
8.6
運
輸
164,443
38.0
(うち個人住宅・消費者ローン) (153,661) (35.5)
そ
の
他
小
公
共
団
294,684
38.9
(281,117) (37.1)
286,959
40.1
(269,646) (37.6)
311,817
41.8
(294,101) (39.5)
353,626
45.9
(327,097) (42.4)
計
417,229
96.4
728,467
96.1
690,737
96.4
722,099
96.9
749,570
97.2
体
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
団
1,855
0.4
3,441
0.5
3,364
0.5
3,485
0.5
3,661
0.5
約
款
貸
付
13,927
3.2
25,887
3.4
22,441
3.1
19,749
2.6
17,930
2.3
合
計
433,013
100.0
757,797
100.0
716,542
100.0
745,334
100.0
771,163
100.0
公
社
・
公
(注)1. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じております。
2. 平成14年度から保険業法施行規則の改正により業種区分を変更しており、平成13年度以前についても改正後の区分に基づき表示しております。
86
(8)貸付金の担保別内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
担
保
平成 13 年度末
構成比
貸
48,029
付
平成 14 年度末
構成比
11.1%
46,283
平成 15 年度末
構成比
6.1%
34,256
平成 16 年度末
構成比
4.8%
28,001
構成比
3.8%
23,114
3.0%
有価証券担保貸付
(
3,607)
(0.8)
(
3,845)
(0.5)
(
2,557)
(0.4)
(
2,859)
(0.4)
(
1,952)
(0.3)
不動産・動産・財団担保貸付
(
39,191)
(9.1)
( 37,648)
(5.0)
( 30,103)
(4.2)
(
23,948)
(3.2)
(
20,447)
(2.6)
指名債権担保貸付
(
5,231)
(1.2)
(
4,789)
(0.6)
(
1,595)
(0.2)
(
1,193)
(0.2)
(
714)
(0.1)
保
信
証
貸
用
の
他
一
般
貸
約
款
138,244
31.9
276,928
36.5
263,376
37.5
295,779
39.7
328,887
42.7
228,921
52.9
397,489
52.5
380,809
53.1
391,247
52.5
394,910
51.2
付
3,889
0.9
11,207
1.5
10,658
1.5
10,555
1.4
6,319
0.8
付
計
419,085
96.8
731,909
96.6
694,101
96.6
725,584
97.4
753,232
97.7
付
13,927
3.2
25,887
3.4
22,441
3.1
19,749
2.6
17,930
2.3
757,797
100.0
716,542
100.0
745,334
100.0
771,163
100.0
貸
合
計
(うち劣後特約付貸付)
433,013
100.0
82,000) (18.9)
(
(127,000) (16.8)
(121,800) (17.0)
(116,800) (15.7)
(111,800) (14.5)
Ⅱ
2
-
付
貸
貸
そ
付
(9)貸付金使途別内訳の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
平成 14 年度末
構成比
平成 15 年度末
構成比
平成 16 年度末
構成比
構成比
22.6%
158,522
20.9%
144,515
20.2%
142,875
19.2%
146,046
18.9%
335,213
77.4
599,274
79.1
572,027
79.8
602,458
80.8
625,116
81.1
433,013
100.0
757,797
100.0
716,542
100.0
745,334
100.0
771,163
100.0
設
備
資
金
97,800
運
転
資
金
計
合
平成 13 年度末
構成比
(10)貸付金企業規模別内訳の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
大
企
平成 13 年度末
構成比
平成 14 年度末
構成比
平成 15 年度末
構成比
平成 16 年度末
構成比
構成比
業
207,773
49.6%
346,769
47.4%
324,913
46.8%
343,407
47.3%
344,119
45.7%
中
堅
企
業
19,885
4.7
61,032
8.3
54,605
7.9
48,656
6.7
41,868
5.5
中
小
企
業
27,983
6.7
31,522
4.3
29,819
4.3
31,147
4.3
29,898
4.0
他
163,443
39.0
292,586
40.0
284,762
41.0
302,372
41.7
337,345
44.8
計
419,085
100.0
731,909
100.0
694,101
100.0
725,584
100.0
753,232
100.0
そ
一
の
般
貸
付
(注)1. 大企業とは資本金10億円以上の企業をいいます。
2. 中堅企業とは1の「大企業」及び3の「中小企業」以外の企業をいいます。
3. 中小企業とは資本金3億円以下の企業をいいます
(ただし、卸売業は資本金1億円以下、小売業、飲食業、サービス業は資本金5千万円以下の企業をいいます)
。
なお、保険業法施行規則の改正により、平成12年度から
「中小企業」の範囲が変更となっております。
4. その他とは、非居住者貸付、公共団体・公企業、個人ローン等であります。
87
Ⅱ.経理の状況
(11)貸付金地域別内訳の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
平成 13 年度末
構成比
首
都
圏
205,060
近
畿
圏
上 記 以 外 の 地 域
平成 14 年度末
構成比
平成 15 年度末
構成比
69.9%
313,566
70.8%
平成 16 年度末
構成比
324,313
72.5%
構成比
71.0%
329,843
331,995
75.3%
25,726
8.9
59,699
12.7
57,506
13.0
62,163
13.9
56,151
12.7
48,099
16.7
70,644
15.0
59,210
13.4
52,204
11.6
41,669
9.5
国
内
計
278,885
96.6
460,186
97.6
430,283
97.2
438,680
98.0
429,816
97.5
海
外
計
9,782
3.4
11,496
2.4
12,242
2.8
8,850
2.0
10,854
2.5
計
288,667
100.0
471,682
100.0
442,525
100.0
447,531
100.0
440,671
100.0
合
(注)1. 提携ローン、約款貸付等は含んでおりません。
2. 国内地域の区分は、当社取扱部店所在地による分類であります。
-
Ⅱ
2
(12)固定金利及び変動金利の区分ごとの貸付金残存期間別残高
(単位:百万円)
区 分
1 年以下
10 年超
1 年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
5 年超
7 年以下
7 年超
10 年以下
(期間の定めのないものを含む)
合 計
平成 16 年度末
変
動
金
利
49,956
57,094
41,078
46,700
39,216
95,890
329,936
固
定
金
利
84,113
125,706
70,721
48,420
31,256
81,008
441,226
合
計
134,069
182,800
111,800
95,120
70,472
176,898
771,163
平成 15 年度末
変
動
金
利
60,486
51,557
43,556
30,179
54,943
101,034
341,758
固
定
金
利
88,604
110,002
65,251
39,830
34,274
65,612
403,575
合
計
149,091
161,559
108,808
70,009
89,218
166,647
745,334
(13)国内企業向け貸付金残存期間別残高
(単位:百万円)
区 分
10 年超
1 年以下
1 年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
5 年超
7 年以下
7 年超
10 年以下
(期間の定めのないものを含む)
44,105
27,055
34,817
23,676
30,226
189,511
合 計
平成 16 年度末
変
動
金
利
29,629
固
定
金
利
55,829
84,893
49,017
34,709
12,309
3,546
240,305
合
計
85,459
128,999
76,072
69,526
35,986
33,772
429,816
41,925
32,692
19,114
39,623
34,848
208,522
平成 15 年度末
変
動
金
利
40,316
固
定
金
利
59,512
72,710
45,889
28,184
19,351
4,510
230,158
合
計
99,829
114,635
78,582
47,299
58,975
39,359
438,680
(14)住宅関連融資の推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
平成 13 年度末
構成比
構成比
平成 15 年度末
構成比
平成 16 年度末
構成比
構成比
地方住宅供給公社貸付
41,947
641
98.5%
1.5
67,520
5,087
93.0%
7.0
62,585
4,726
93.0%
7.0
56,592
4,412
92.8%
7.2
51,338
−
100.0%
−
合
計
42,588
100.0
(9.8)
72,608
100.0
(9.5)
67,311
100.0
(9.4)
61,005
100.0
(8.2)
51,338
100.0
(6.7)
高
433,013
個 人 向 け ロ ー ン
総
貸
付
残
757,797
(注)
「合計」欄の( )内は総貸付残高に対する比率であります。
88
平成 14 年度末
716,542
745,334
771,163
(15)リスク管理債権の状況
(単位:百万円)
平成 12 年度末
平成 13 年度末
額
4,763
5,501
78
356
106
額
11,043
14,743
9,561
18,743
14,868
3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額
177
742
692
670
543
貸 付 条 件 緩 和 債 権 額
12,937
12,915
21,866
8,525
2,499
合
28,921
33,903
32,199
28,295
18,017
区 分
破
綻
延
先
滞
債
権
債
権
計
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
Ⅱ
2
-
(注)各債権の意義は次のとおりであります。
①破綻先債権
:破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みが
ないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」
という。
)
のうち、法人税法
施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であり
ます。
②延滞債権
:延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した
貸付金以外の貸付金であります。
③3カ月以上延滞債権 :3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当し
ないものであります。
④貸付条件緩和債権 :貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
の他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
(16)債務者区分に基づいて区分された債権
(単位:百万円)
区 分
平成 12 年度末
平成 13 年度末
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
5,800
6,282
535
543
1,706
10,032
13,964
9,106
18,559
13,272
危
険
要
管
正
債
理
常
合
権
債
債
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
権
13,124
13,670
22,559
9,195
3,043
権
861,611
1,372,816
794,729
803,669
812,465
計
890,569
1,406,733
826,931
831,967
830,488
(注)1. 上記金額は、債権(貸借対照表の貸付有価証券及び貸付金、その他資産中の未収利息及び仮払金並びに支払承諾見返の各勘定に計上されているもの。以下同
じ。
)
について、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として区分した金額であります。
2. 各債権の意義は次のとおりであります。
①破産更生債権及びこれらに準ずる債権
:破産、会社更生、更生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。
②危険債権 :債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない
可能性の高い債権であります。
③要管理債権 :3カ月以上延滞貸付金(元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金(①及び②に掲げる債権を除く。
)
をいう。以下
同じ。
)及び条件緩和貸付金(債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄そ
の他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(①及び②に掲げる債権並びに3カ月以上延滞貸付金を除く。
)
をいう。
)
であります。
④正常債権 :債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、①から③までに掲げる債権以外のものに区分される債権であります。
(17)元本補てん契約のある信託に係る貸出金の状況
当社では、該当はありません。
(18)資産の自己査定結果
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
非分類資産
(Ⅰ分類) Ⅱ分類
平成 16 年度末
分類資産
Ⅲ分類
Ⅳ分類
小 計
合 計
非分類資産
(Ⅰ分類) Ⅱ分類
分類資産
Ⅲ分類
Ⅳ分類
小 計
合 計
金
704,851
25,748
14,409
336
40,494
745,345
746,960
14,008
10,467
1,523
25,999
772,960
券
4,682,992
38,459
–
1,511
39,971
4,722,963
4,799,709
42,071
–
4,472
46,543
4,846,253
不 動 産 及び 動 産
284,965
8,842
–
143
8,986
293,952
240,225
5,575
–
5,687
11,262
251,487
そ
686,594
6,539
291
3,559
10,390
696,984
711,973
6,764
457
4,102
11,324
723,298
貸
有
付
価
証
の
他
合
計
( 構 成 比 )
6,359,403
79,590 14,700
5,551 99,842 6,459,245 6,498,869
68,419 10,924 15,786 95,130 6,593,999
(98.5%) (1.2%) (0.2%) (0.1%) (1.5%) (100.0%) (98.6%) (1.0%) (0.2%) (0.2%) (1.4%) (100.0%)
(注)各欄の金額は自己査定による償却実施前の残高を表示しております。
従って、各資産の合計欄の金額は、自己査定結果に基づく貸付金等の直接償却及び有価証券等の評価損計上を行った金額だけ貸借対照表上の残高よりも大きい金
額となっております。
89
Ⅱ.経理の状況
(19)不動産及び動産の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
土
平成 15 年度末
平成 16 年度末
98,617
107,709
88,844
業
用
(
54,259)
(
76,821)
(
75,475)
(
74,666)
(
70,820)
賃
貸
用
(
20,858)
(
23,298)
(
32,234)
(
23,951)
(
18,024)
営
業
賃
貸
174,922
187,467
172,685
136,665
用
(
80,160)
(130,938)
(122,106)
(113,042)
(99,532)
用
(
20,488)
(
物
地・建
物
合
100,649
(197,582)
(187,709)
(170,353)
(
-
賃
貸
動
産
41,347)
849
定
791
97,595)
(
778
83,593)
(
866
55,156)
324
(
382)
(
384)
(
465)
(
192)
用
(
298)
(
408)
(
394)
(
400)
(
131)
計
176,616
275,833
295,956
272,169
225,834
(208,142)
(197,966)
(188,175)
(170,545)
(134,971)
賃
貸
用
(
(
551)
用
67,282)
(
業
合
(
用
営
動
37,132)
(207,759)
(134,420)
不
(
225,509
用
勘
59,642)
271,303
用
業
(
295,177
貸
仮
65,360)
275,042
業
設
(
175,767
賃
営
43,984)
計
営
建
Ⅱ
2
100,119
平成 14 年度末
営
建
土
75,118
地
平成 13 年度末
41,645)
(
67,691)
(
97,989)
(
83,994)
(
55,288)
産
16,124
30,543
25,250
21,638
19,965
計
192,741
306,376
321,206
293,808
245,800
(20)その他資産の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
未
収
代
外
共
理
国
代
保
店
険
険
再
理
保
業
険
務
平成 13 年度末
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
料
1,462
3,798
2,387
2,306
2,035
貸
47,410
82,253
74,572
69,232
60,710
貸
5,012
2,361
3,308
1,613
2,045
貸
3,875
6,929
6,988
7,749
10,594
貸
32,989
61,698
62,732
61,156
61,299
貸
12,197
23,237
24,246
17,369
25,363
貸
261
516
533
571
800
金
19,432
10,529
24,928
27,022
33,417
益
9,120
22,025
19,551
18,672
17,291
金
11,117
29,234
28,651
27,214
25,102
地 震 保 険 預 託 金
23,430
47,923
50,829
53,993
57,273
仮
金
23,014
38,660
32,702
33,376
34,410
品
3,507
3,857
3,634
6,653
5,082
繰 延 ヘ ッ ジ 損 失
1
1,001
1,569
2,147
4,623
未
収
未
収
預
金
そ
合
90
理
保
国
険
店
代
同
再
外
保
収
託
払
融
の
派
他
生
の
商
資
産
466
690
690
690
695
計
193,301
334,717
337,325
329,771
340,746
(21)未収再保険金
(単位:百万円)
区
分
平成 15 年度
平成 16 年度
高 (A)
14,789
12,492
当 期 に 回 収 で き る 事 由 が 発 生 し た 額 (B)
32,691
41,992
当
額 (C)
34,989
29,345
未 収 再 保 険 金 期 末 残 高 (A)+(B)−(C)
12,492
25,138
未
収
再
保
険
期
金
期
回
首
残
収
(注)1. 貸借対照表における「再保険貸」及び「外国再保険貸」の中の未収再保険金を記載しております。
2. 地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る金額を除いて記載しております。
(22)支払承諾の内訳
(単位:口、
百万円)
平成 12 年度末
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
口 数
金 額
口 数
金 額
口 数
金 額
口 数
金 額
口 数
金 額
融 資 に 係 る 保 証
1
747
1
1,211
–
–
–
–
–
–
社 債 等 に 係 る 保 証
61
186,238
94
257,244
6
35,306
2
14,193
2
12,465
資産の流動化に係る保証
16
170,398
35
311,049
3
10,464
3
10,070
3
9,895
合
78
357,383
130
569,505
9
45,771
5
24,264
5
22,360
計
Ⅱ
2
-
区 分
平成 13 年度末
(23)支払承諾見返の担保別内訳
(単位:百万円)
平成 12 年度末
区 分
平成 13 年度末
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
券
3,717
791
–
–
–
不 動 産・動 産・財 団
–
–
–
–
–
指
権
–
–
–
–
–
証
–
34,084
–
–
–
用
353,666
534,629
45,771
24,264
22,360
他
–
–
–
–
–
計
357,383
569,505
45,771
24,264
22,360
有
価
証
名
債
保
信
そ
合
の
(24)長期性資産の推移
(単位:百万円)
区 分
長
期
性
資
産
平成 12 年度末
平成 13 年度末
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
1,322,113
2,675,116
2,505,556
2,403,111
2,327,334
(注)長期性資産は、責任準備金の内訳である払戻積立金と契約者配当準備金に含まれる、積立型保険の収入積立保険料等とその運用益の累積残高であります。
(25)特別勘定資産残高・特別勘定の運用収支
当社では、特別勘定で処理すべき資産の保有及び運用実績はありません。
91
Ⅱ.経理の状況
(26)保険契約準備金の推移
① 支払備金の種目別推移
(単位:百万円)
平成 12 年度末
平成 13 年度末
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
12,637
31,944
35,152
36,500
51,646
上
7,430
17,799
20,147
18,806
24,174
害
16,704
32,182
32,925
33,231
33,531
車
104,437
217,751
214,509
206,952
223,068
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
11,430
21,535
26,119
39,252
48,625
種 目
火
災
海
傷
自
動
そ
の
合
他
36,421
84,250
91,209
97,423
113,308
計
189,062
405,463
420,063
432,167
494,355
② 責任準備金の種目別推移
-
Ⅱ
2
(単位:百万円)
種 目
火
災
海
上
傷
害
自
動
合
(注)
(
他
平成 14 年度末
平成 15 年度末
平成 16 年度末
1,014,942
( 126,994)
1,005,662
( 134,655)
1,014,391
( 142,691)
(
980,985
113,730)
72,440
47,012)
(
73,155
49,435)
2,007,672
72,566)
(
1,973,501
76,421)
34,322
24,815)
(
59,401
42,631)
(
1,071,832
28,487)
(
2,196,985
65,479)
(
(
142,788
39,026)
(
307,726
89,632)
(
77,577
–)
(
(
215,044
38,350)
(
2,030,591
187,274)
(
(
車
の
平成 13 年度末
489,025
( 56,594)
(
自 動 車 損 害 賠 償 責 任
そ
平成 12 年度末
計
(
63,248
44,714)
(
2,073,923
69,001)
(
(
284,691
87,171)
(
274,617
84,911)
(
259,432
68,327)
130,458
–)
(
192,290
–)
(
254,626
–)
(
289,753
–)
397,951
81,907)
(
408,195
88,458)
(
455,932
94,911)
(
448,501
93,705)
4,107,466
406,644)
(
4,028,012
424,000)
(
4,079,681
442,093)
(
4,025,330
401,619)
)
の金額は、責任準備金のうち異常危険準備金の金額であります。
③ 責任準備金の種目別残高の内訳
92
(単位:百万円)
平成 13 年度末
種
目
火
災
385,220
126,994
海
上
16,769
42,631
–
傷
害
68,807
65,479
2,060,870
自 動 車
187,859
89,632
30,234
自動車損害
賠償責任
130,458
–
そ の 他
205,988
合 計
995,103
平成 14 年度末
普通責任準備金 異常危険準備金 払戻積立金 契約者配当準備金等
合 計
普通責任準備金 異常危険準備金 払戻積立金 契約者配当準備金等
合 計
1,014,942
410,639
134,655
–
59,401
18,534
44,714
–
–
63,248
1,828
2,196,985
66,045
69,001
1,936,399
2,476
2,073,923
–
307,726
182,482
87,171
15,037
–
284,691
–
–
130,458
192,290
–
–
–
192,290
81,907
110,015
41
397,951
212,519
88,458
107,141
76
408,195
406,644
2,703,488
2,229
4,107,466
1,082,511
424,000
2,518,463
3,036
4,028,012
502,368
359
平成 15 年度末
種
目
火
災
441,442
142,691
海
上
25,428
47,012
–
傷
害
66,519
72,566
1,866,688
自 動 車
178,535
84,911
11,169
自動車損害
賠償責任
254,626
–
そ の 他
255,857
合 計
1,222,410
483
1,005,662
平成 16 年度末
普通責任準備金 異常危険準備金 払戻積立金 契約者配当準備金等
429,942
459,885
314
合 計
普通責任準備金 異常危険準備金 払戻積立金 契約者配当準備金等
1,014,391
468,740
113,730
–
72,440
23,719
49,435
–
–
73,155
1,897
2,007,672
71,365
76,421
1,823,314
2,399
1,973,501
–
274,617
175,122
68,327
15,982
–
259,432
–
–
254,626
289,753
–
–
–
289,753
94,911
105,070
93
455,932
250,721
93,705
103,957
117
448,501
442,093
2,412,871
2,305
4,079,681
1,279,424
401,619
2,341,330
2,955
4,025,330
(注)地震保険及び自動車損害賠償責任保険に係る責任準備金については、普通責任準備金として記載しております。
398,076
438
合 計
980,985
(27)責任準備金積立水準
平成 15 年度
平成 16 年度
標 準 責 任 準 備 金 対 象 契 約
標 準 責 任 準 備 金
標 準 責 任 準 備 金
標準責任準備金対象外契約
平準純保険料式又は全期チルメル式
平準純保険料式又は全期チルメル式
100.0%
100.0%
区 分
積
立
方
式
積
立
率
Ⅱ
2
-
(注)1. 積立方式及び積立率は、保険業法第3条第5項第1号に掲げる保険に係る保険契約及び保険業法第3条第5項第1号に掲げる保険を主たる保険としている保険契約
を除いております。
2. 保険料積立金及び積立保険に係る払戻積立金以外について積立方式という概念がないため、積立方式は保険料積立金及び積立保険に係る払戻積立金について
記載しております。
3. 積立率=
(実際に積立てている普通責任準備金+払戻積立金)
÷
(下記(1)∼(3)の合計額)
(1)
標準責任準備金対象契約に係る平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により計算した保険料積立金及び払戻積立金(保険業法施行規則第68条第2項に定
める保険契約に限る)
(2)
標準責任準備金対象外契約に係る平準純保険料式により計算した平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る保険料積立金、保険業法施行
規則第68条第2項に定める保険契約以外の保険契約で平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る払戻積立金並びに平成13年7月1日前に保
険期間が開始する保険契約に係る普通責任準備金及び払戻積立金
(3)平成13年7月1日以降に保険期間が開始する保険契約に係る未経過保険料
(28)引当金の内訳と増減
● 平成 16 年度末
(単位:百万円)
平成 16 年度減少額
平成 15 年度末
残
高
平 成 16 年 度
増 加 額
一 般 貸 倒 引 当 金
6,112
3,316
–
※6,112
3,316
個 別 貸 倒 引 当 金
17,204
1,924
2,335
※1,952
14,841
計
23,317
5,240
2,335
8,065
18,157
金
135,943
16,491
27,034
※41,155
84,245
金
11,271
11,253
11,271
–
11,253
不 動 産 投 資 損 失 引 当 金
1,220
–
–
※1,220
–
日本国際博覧会出展引当金
70
70
–
–
140
12,998
6,880
–
–
19,878
区 分
貸
倒
引
当
金
退
職
賞
価
給
与
格
付
引
引
変
当
当
動
準
備
金
目的使用
そ の 他
平成 16 年度末
残
高
● 平成 15 年度末
平成 14 年度末
残
高
平 成 15 年 度
増 加 額
平成 15 年度減少額
目的使用
そ の 他
平成 15 年度末
残
高
一 般 貸 倒 引 当 金
10,665
6,112
–
※10,665
6,112
個 別 貸 倒 引 当 金
8,940
11,316
478
※2,573
17,204
計
19,606
17,428
478
13,239
23,317
金
12
–
–
※12
–
投
資
退
職
損
失
引
付
引
当
金
152,095
13,526
29,678
–
135,943
金
11,507
11,271
11,507
–
11,271
不 動 産 投 資 損 失 引 当 金
1,220
–
–
–
1,220
–
70
–
–
70
6,507
6,491
–
–
12,998
賞
給
与
引
当
当
日本国際博覧会出展引当金
価
格
変
動
※洗替による取崩額
※回収等による取崩額
※厚生年金基金の代行部分返上による
取崩額
※期末における損失見積額の減少による
取崩額
(単位:百万円)
区 分
貸
倒
引
当
金
摘 要
準
備
金
摘 要
※洗替による取崩額
※回収等による取崩額
※回収等による取崩額
93
Ⅱ.経理の状況
(29)貸付金償却額の推移
(単位:百万円)
区 分
貸
付
金
償
却
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
4,175
51
288
11
1,797
額
(注)貸付金償却額は、個別貸倒引当金の目的取崩額を控除する前の金額であります。
(30)資本金等の明細
(単位:百万円)
平成 15 年度末残高
区 分
-
Ⅱ
2
平成 16 年度増加額
139,595
資 本 金
普
通
株
式
うち既発行株式
合
計
(1,513,184,880 株) (
139,595
(1,513,184,880 株) (
139,595
平成 16 年度減少額 平成 16 年度末残高
–
–
– 株)
–
(
– 株)
–
(
摘 要
139,595
– 株)
–
(1,513,184,880 株)
– 株)
–
(1,513,184,880 株)
139,595
(注)1
139,595
( 資 本 準 備 金 )
57,558
35,549
–
–
–
–
57,558
35,549
2
8
–
10
93,110
8
–
93,118
40,540
2,500
–
43,040
(注)3
23,000
4,000
–
19,000
–
–
343
–
–
–
–
0
231
8
121,400
72,200
1,400
171,900
5
719
1,011
(注)3
圧 縮 記 帳 積 立 金
98,400
68,200
1,400
152,900
6
950
677
合
363,075
48,843
240
411,678
株 式 払 込 剰 余 金
資
本
準
備
金
及
び
そ
の
他
資
本
剰
余
金
合
併
差
益
(その他資本剰余金)
自己株式処分差益
合
計
( 利 益 準 備 金 )
(注)2
( 任 意 積 立 金 )
特
別
積
立
金
配 当 準 備 積 立 金
利
益
準
備
金
役員退職手当基金
及び任意積立金
保険契約特別積立金
海外投資等損失準備金
特 別 償 却 準 備 金
計
(注)1. 当期末における自己株式数は81,919,773株であります。
2.「その他資本剰余金」
の増加額は、自己株式の処分によるものであります。
3.「利益準備金及び任意積立金」
の当期増加額及び当期減少額は、前期決算の利益処分によるものであります。
94
(注)3
(注)3
(注)3
(注)3
(注)3
3.損益の明細
(1)有価証券売却損益の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
区 分
国
債
株
売却益
売却損
平成 13 年度
売却益
等
1,493
255
1,144
式
18,220
558
17,914
売却損
平成 14 年度
平成 15 年度
売却益
売却損
1,238
3,312
5,289
93,525
売却益
売却損
974
2,480
320
24,743
平成 16 年度
売却益
売却損
16,709
2,446
1,642
5,892
48,181
106
外
国
証
券
3,064
546
11,716
983
17,655
8,416
11,882
11,545
7,877
5,397
合
計
22,779
1,360
30,775
2,278
44,879
14,944
108,720
34,147
58,504
7,145
(注)売却益は上記のほか、平成12年度については17,912百万円を損益計算書の「その他特別利益」に計上しております。
(2)有価証券評価損の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
区 分
国
債
株
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
等
1,363
630
145
3
–
式
5,991
14,874
49,178
1,220
4,472
外
国
証
券
806
406
942
286
–
合
計
8,161
15,910
50,265
1,511
4,472
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
-
Ⅱ
3
(3)不動産動産処分損益の内訳と推移
(単位:百万円)
平成 12 年度
区 分
不
動
産
動
合
処分益
処分損
処分益
処分損
処分益
処分損
処分益
処分損
処分益
4,401
2,715
1,054
1,171
4,388
1,124
3,620
3,716
4,305
処分損
933
産
6
609
7
1,309
17
1,362
13
645
15
426
計
4,407
3,324
1,062
2,480
4,405
2,487
3,633
4,361
4,321
1,360
(4)事業費
(含む損害調査費)
の内訳と推移
(単位:百万円)
区 分
平成 12 年度
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
人
件
費
78,108
115,932
148,570
146,526
144,501
物
件
費
74,183
94,196
113,874
109,346
103,991
税 金・拠 出 金・負 担 金
9,530
12,375
15,365
15,600
15,103
諸 手 数 料 及 び 集 金 費
109,195
156,230
212,260
213,947
215,151
合
271,018
378,734
490,070
485,420
478,747
計
(注)金額は損益計算書における
「損害調査費」
、
「営業費及び一般管理費」並びに「諸手数料及び集金費」の合計額であります。
95
Ⅱ.経理の状況
(5)減価償却費明細表
● 平成 16 年度末
(単位:百万円)
取得原価
平成 16 年度償却額
償却累計額
平成 16 年度末残高
償却累計率
物
346,552
9,881
209,887
136,665
60.56%
資 産 の 種 類
建
営
業
用
(256,808)
(7,317)
(157,276)
(
99,532)
(61.24)
賃
貸
用
(
89,743)
(2,563)
(
52,611)
(
37,132)
(58.62)
動
合
産
93,390
6,591
73,424
19,965
78.62
計
439,943
16,473
283,312
156,630
取得原価
平成 15 年度償却額
償却累計額
平成 15 年度末残高
● 平成 15 年度末
(単位:百万円)
資 産 の 種 類
建
営
業
賃
貸
動
合
償却累計率
物
380,084
11,249
207,399
172,685
用
(271,024)
(8,336)
(157,981)
(113,042)
(58.29)
(
59,642)
(45.31)
用
(109,060)
(2,913)
産
94,201
7,368
49,417)
72,562
21,638
計
474,286
18,617
279,962
194,323
(
54.57%
77.03
-
Ⅱ
3
(6)リース取引関係
① ファイナンス・リース物件の期末残高相当額
平成 12 年度
区 分
動 産
(単位:百万円)
平成 13 年度
平成 14 年度
平成 15 年度
平成 16 年度
取 得 減価償却 期 末 取 得 減価償却 期 末 取 得 減価償却 期 末 取 得 減価償却 期 末 取 得 減価償却 減損損失 期 末
価 額 累計額 残 高 価 額 累計額 残 高 価 額 累計額 残 高 価 額 累計額 残 高 価 額 累計額 累計額 残 高
相当額 相 当 額 相当額 相当額 相 当 額 相当額 相当額 相 当 額 相当額 相当額 相 当 額 相当額 相当額 相 当 額 相 当 額 相当額
2,183
1,475
707
2,982
2,266
715
1,398
1,156
242
240
192
48
46
37
② 未経過リース料期末残高相当額及び支払リース料等
未経過リース料
期末残高相当額
平成 13 年度
平成 14 年度
1 年内
390
473
195
1 年超
317
242
707
715
424
1,066
472
189
424
1,066
472
189
合 計
ファイナンスリース
平成 15 年度
6
46
8
2
242
48
8
−
減損損失
(注)1. ファイナンス・リースは、リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引をいいます。
2. 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、支払利子込み法により算定しております。
3. 減価償却費相当額は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
96
40
−
リース資産減損勘定の取崩額
減価償却費相当額
平成 16 年度
40
リース資産減損勘定の残高
支払リース料
8
(単位:百万円)
平成 12 年度
区 分
–
40
−
4.時価情報等
(1)有価証券関係
① 売買目的有価証券
該当事項ありません。
② 満期保有目的の債券で時価のあるもの
該当事項ありません。
③ 子会社株式及び関連会社株式で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
貸借対照表計上額
4,420
関連会社株式
時 価
2,825
平成 16 年度末
差 額
△ 1,595
貸借対照表計上額
4,420
時 価
2,711
④ その他有価証券で時価のあるもの
差 額
取得原価
貸借対照表計上額
差 額
そ の 他
1,472,040
745,930
507,127
49,813
1,515,737
1,815,239
569,096
55,285
43,696
1,069,309
61,968
5,472
1,634,355
723,055
588,402
54,134
1,681,521
1,824,172
652,739
59,429
47,165
1,101,116
64,336
5,294
小
計
2,774,911
3,955,358
1,180,446
2,999,949
4,217,862
1,217,913
公 社 債
269,687
33,311
229,804
18,773
266,622
27,552
221,165
18,298
△ 3,064
△ 5,758
△ 8,639
△ 475
21,673
33,546
200,384
22,560
21,425
25,825
194,354
21,918
△ 247
7,721
△
△ 6,030
△ 642
式
外国証券
株
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
式
外国証券
そ の 他
小
計
合 計
551,577
533,638
△ 17,938
278,165
263,523
△ 14,642
3,326,488
4,488,996
1,162,508
3,278,114
4,481,385
1,203,271
Ⅱ
4
-
貸借対照表計上額
株
取得原価を超えるもの
平成 16 年度末
取得原価
公 社 債
貸借対照表計上額が
△ 1,709
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
差 額
(注)平成16年度末
(注)平成15年度末
その他有価証券で時価のあるものについて86百万円減
その他有価証券で時価のあるものについて145百万円減
損処理を行っております。
損処理を行っております。
なお、当該有価証券の減損に当たっては、時価が取得
なお、当該有価証券の減損に当たっては、時価が取得
原価に比べて50%以上下落した銘柄は全て減損処理を
原価に比べて50%以上下落した銘柄は全て減損処理を
行い、30%以上50%未満下落した銘柄については、時価
行い、30%以上50%未満下落した銘柄については、時価
が回復する見込みがあると認められる場合を除き減損処
が回復する見込みがあると認められる場合を除き減損処
理を行っております。
理を行っております。
⑤ 当期中に売却したその他有価証券
種 類
そ
の
他
有
価
(単位:百万円)
平成 15 年度
売 却 額
証
券
1,141,254
平成 16 年度
売却益の合計額 売却損の合計額
108,720
34,124
売 却 額
631,568
売却益の合計額 売却損の合計額
58,444
7,111
97
Ⅱ.経理の状況
⑥ 時価評価されていない主な有価証券の内容及び貸借対照表計上額
平成 15 年度末
平成 16 年度末
1. 満期保有目的の債券
1. 満期保有目的の債券
貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲
貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲
渡性預金34,876百万円並びに買入金銭債権として処理されて
渡性預金20,829百万円並びに買入金銭債権として処理されて
いるコマーシャルペーパー35,215百万円を満期保有目的の債券
いるコマーシャルペーパー37,541百万円を満期保有目的の債券
に準じて処理しております。
に準じて処理しております。
2. 子会社株式及び関連会社株式
2. 子会社株式及び関連会社株式
株 式
53,177百万円
株 式
84,248百万円
外 国 証 券
79,158百万円
外 国 証 券
144,882百万円
そ の 他
7,203百万円
そ の 他
8,391百万円
3. その他有価証券
-
Ⅱ
4
3. その他有価証券
公 社 債
8,699百万円
公 社 債
7,008百万円
株 式
48,041百万円
株 式
74,518百万円
外 国 証 券
24,890百万円
外 国 証 券
25,319百万円
そ の 他
14,457百万円
そ の 他
36,848百万円
(注)貸借対照表において買入金銭債権として処理されている貸付債権信
託受益権を
「その他」に含めております。
(注)同左
⑦ その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
国
地
方
社
1 年以内
1 年超
5 年以内
平成 16 年度末
5 年超
10 年以内
10 年超
1 年以内
5 年超
10 年以内
10 年超
債
12,752
68,277
82,462
13,941
16,781
53,965
76,509
32,338
債
84,418
248,215
45,646
597
99,536
138,130
24,512
105
債
132,994
537,265
502,508
61,979
128,657
518,293
544,599
76,526
券
51,028
381,504
183,037
31,703
68,705
406,916
179,653
46,571
そ
の
他
70,091
–
–
7,594
58,370
–
–
25,243
合
計
351,284
1,235,262
813,656
115,815
372,050
1,117,305
825,274
180,785
外
国
証
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲渡性
同左
預金並びに買入金銭債権として処理されているコマーシャルペー
パー等を
「その他」に含めております。
98
1 年超
5 年以内
(2)金銭の信託関係
① 運用目的の金銭の信託
種 類
(単位:百万円)
平成 15 年度末
平成 16 年度末
貸借対照表計上額
損益に含まれた評価差額
貸借対照表計上額
損益に含まれた評価差額
24,662
1,788
55,381
1,233
金 銭 の 信 託
② 満期保有目的の金銭の信託
該当事項ありません。
③ 運用目的、満期保有目的以外の金銭の信託
平成 15 年度末
平成 16 年度末
時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。
時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。
取得原価をもって貸借対照表に計上している合同運用の金銭の
取得原価をもって貸借対照表に計上している合同運用の金銭の
信託が3,059百万円あります。
信託が1,586百万円あります。
-
Ⅱ
4
99
Ⅱ.経理の状況
(3)デリバティブ取引情報
① 取引の状況に関する事項
平成 15 年度
平成 16 年度
1. 取引に対する取組方針・利用目的
1. 取引に対する取組方針・利用目的
当社は、主として資産運用における価格、為替、金利変動によ
る市場リスクをヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用して
同左
おります。
また、当社では、ヘッジ目的以外に、取引に係るリスクに留意し
た上で運用収益を獲得する目的でデリバティブ取引を利用して
おります。
2. 取引の内容
2. 取引の内容
当社が、当期にヘッジ目的で利用したデリバティブ取引は為替
当社が、当期にヘッジ目的で利用したデリバティブ取引は為替予
予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金利スワッ
プ取引、債券店頭オプション取引、株価指数オプション取引、
約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、金利スワップ
取引、債券店頭オプション取引、株式先渡取引、クレジットデリ
クレジットデリバティブ取引であります。
バティブ取引であります。
また、収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替予約取
引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、金
また、収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替予約
取引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、
利キャップ取引、スワップション取引、債券先物取引、債券先物
オプション取引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、
金利キャップ取引、スワップション取引、債券先物オプション取
引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、クレジットデ
クレジットデリバティブ取引、天候デリバティブ取引等であります。
リバティブ取引、天候デリバティブ取引等であります。
-
Ⅱ
4
3. 取引に係るリスクの内容
3. 取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動に
デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動に
係るリスク
(市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としている事
象の変動に係るリスクを有しております。また、取引先の倒産等
係るリスク
(市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としている事
象の変動に係るリスクを有しております。
による契約不履行に係るリスク
(信用リスク)
を内包しております。
また、取引先の倒産等による契約不履行に係るリスク
(信用リ
当社が利用しているデリバティブ取引も同様に、その取引の対
象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。
スク)
を内包しております。
当社が利用しているデリバティブ取引も同様に、その取引の対
ただし、ヘッジ目的取引の場合には、現物資産とデリバティブ取引
とは逆の価格変動をすることから、市場リスクは減殺されております。
象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。
ただし、ヘッジ目的取引の場合には、現物資産とデリバティブ
なお、当社は、取引の対象物の価格変動に対する当該取引の
取引とは逆の価格変動をすることから、市場リスクは減殺され
時価の変動率が大きい特殊な取引(レバレッジのきいたデリバ
ティブ取引)は利用しておりません。
ております。
なお、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、当社のデ
また、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、当社のデ
リバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金融機関に限定
リバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金融機関に限
定し、かつその中で取引を分散させております。
し、かつその中で取引を分散させております。
4. 取引に係るリスク管理体制
当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規定及
4. 取引に係るリスク管理体制
当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規定
びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバティブ
及びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバ
取引を実施し、管理しております。
日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行
ティブ取引を実施し、管理しております。
日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行
部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、組織的な牽
制を行っております。
部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、取り扱う業
務・商品の種類・保有限度・リスク量・損失対応等が規定に
また、リスク管理部門より、デリバティブ取引も含めたリスク状
沿って運営されているかをモニタリングすることで、組織的な牽
況を定期的に経営陣に報告しております。
制を行っております。
また、リスク管理部門より、現物資産を含めたリスクをVaR(バ
リュー・アット・リスク)等の手法によって把握・分析し、リスク状
況を定期的に取締役会等に報告しております。
100
② 取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引における契約額等は、あくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額又は計算上の想定元本であり、当該金額自体
がそのままデリバティブ取引に係る市場リスクや信用リスク等を表すものではありません。
(1)通貨関連
区
分
種 類
為替予約
取引
市
場
取
引
以
外
の
取
引
(単位:百万円)
平成 16 年度末
平成 15 年度末
契 約 額 等
うち 1 年超
米
ド
ル
ユ
ー
ロ
買建 米
ド
ル
売建
コール 米ドル
売建
(オプションプレミアム)
プット 米ドル
(オプションプレミアム)
通貨
オプション
取引
コール 米ドル
(オプションプレミアム)
買建
プット 米ドル
(オプションプレミアム)
プット ユーロ
(オプションプレミアム)
合 計
15,265
3,455
–
527
(
16)
527
(
19)
527
(
20)
78,407
(
443)
19,160
(
69)
117,870
(
(
(
(
(
–
–
–
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
時 価
評価損益
15,211
3,476
–
53
△ 21
–
16
△0
20
△0
16
△3
96
△ 346
5
18,843
△ 63
△ 382
契 約 額 等
うち 1 年超
1,530
1,145
20
26
(
3)
–
(
–)
–
(
–)
15,150
(
109)
9,975
(
66)
27,848
–
–
–
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
(
(
(
(
(
時 価
評価損益
1,577
1,136
21
△ 46
8
0
4
△0
–
–
–
–
24
△ 85
29
2,792
△ 36
△ 159
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
1. 時価の算定方法
(1)
為替予約取引
同左
先物相場を使用しております。
(2)
通貨オプション取引
オプション価格計算モデル等によっております。
2. 同左
2. 「外貨建取引等会計処理基準」により外貨建金銭債権債
務等に振り当てたデリバティブ取引及びヘッジ会計が適用
されているものについては、記載の対象から除いております。
-
Ⅱ
4
(2)金利関連
区
分
種 類
金利
スワップ
取引
市
場
取
引
以
外
の
取
引
(単位:百万円)
平成 15 年度末
受取固定・支払変動
支払固定・受取変動
受取変動・支払変動
コ
金
利
オ
プ
シ
ョ
ン
取
引
契 約 額 等
うち 1 年超
ス
ワ 売建
ッ
プ
シ
ョ
ン
買建
ー
ル
(オプションプレミアム)
プ
ッ
ト
(オプションプレミアム)
プ
ッ
ト
(オプションプレミアム)
売
建
キ
ャ (オプションプレミアム)
ッ
建
プ 買
(オプションプレミアム)
合 計
24,429
16,500
4,000
500
(
0)
500
(
0)
–
(
–)
9,200
( 226)
3,500
( 198)
58,629
22,259
14,000
–
–
(
–)
–
(
–)
–
(
–)
4,100
( 152)
3,500
( 198)
43,859
平成 16 年度末
時 価
評価損益
1,178
△ 1,064
△ 13
1,178
△ 1,064
△ 13
0
0
1
△0
–
–
44
182
49
195
△ 148
132
契 約 額 等
うち 1 年超
24,980
23,000
–
1,000
(
0)
4,000
(
41)
2,000
(
33)
4,000
( 152)
3,500
( 198)
62,480
24,122
23,000
–
–
(
–)
4,000
(
41)
2,000
(
33)
3,100
( 139)
3,000
( 196)
59,222
時 価
評価損益
1,234
△ 1,219
–
1,234
△ 1,219
–
1
△1
17
23
15
△ 17
10
142
12
72
△ 186
△ 24
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
1. 時価の算定方法
(1)
金利スワップ取引
同左
期末日現在の金利を基に将来予想されるキャッシュ・
フローを現在価値に割り引いて算出しております。
(2)
金利オプション取引
オプション価格計算モデル等によっております。
2. 同左
2. ヘッジ会計が適用されるものについては、記載対象から
除いております。
101
Ⅱ.経理の状況
(3)株式関連
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区
分
種 類
コ
契 約 額 等
うち 1 年超
ー
12
ル
平成 16 年度末
時 価
契 約 額 等
うち 1 年超
評価損益
–
–
時 価
評価損益
–
市
場
取
株価指数
オプション 買 建
取引
(オプションプレミアム) (
プ
ッ
0)
(
–
ト
–)
0
△0
(
–
–)
–)
(
52
–
–
–)
0
△0
–
0
△0
–
引
(オプションプレミアム) (
–)
(
12
合 計
–)
–
–
–
0
△0
(注)平成15年度末
時価の算定方法
主たる取引所における最終の価格によっております。
(
0)
(
52
(注)平成16年度末
時価の算定方法
同左
(4)債券関連
平成 15 年度末
区
分
種 類
プ
契 約 額 等
うち 1 年超
ッ
–
ト
-
Ⅱ
4
(単位:百万円)
取
時 価
評価損益
–
13,600
時 価
(オプションプレミアム) (
債券店頭
オプション
取引
引
–
プ
ッ
–)
(
–
ト
–)
–
–
–
(
5)
(
13,600
–)
3
2
–)
4
△3
–
7
△1
–
買建
(オプションプレミアム) (
–)
(
–
合 計
–)
–
–
–
–
–
(注)平成15年度末
(
8)
27,200
(
(注)平成16年度末
時価の算定方法
主たる取引所における最終の価格によっております。
――
(5)信用関連
区
分
市
場
取
引
以
外
の
取
引
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
契 約 額 等
うち 1 年超
平成 16 年度末
時 価
評価損益
契 約 額 等
うち 1 年超
時 価
評価損益
建
429,637
375,342
37
37
448,631
275,542
803
803
買 建
15,000
15,000
△ 93
△ 93
15,000
15,000
△ 102
△ 102
444,637
390,342
△ 55
△ 55
463,631
290,542
701
701
売
クレジット
デリバティブ取引
合 計
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
1. 時価の算定方法
取引対象物の価格、契約期間等の構成要素に基づき
同左
算定しております。また一部、取引先の金融機関から提
示された価格によっております。
2. 同左
2.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの
引渡取引であります。
102
評価損益
売建
市
場
平成 16 年度末
契 約 額 等
うち 1 年超
(6)その他
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区
分
種 類
売
市 天候
デリバティブ
場 取引
取
773
建
(オプションプレミアム)
買
(
以 自然災害
デリバティブ
外 取引
の
(オプションプレミアム)
取
の
他
売
建
(オプションプレミアム)
売
(
買
合 計
22)
22)
(
3)
–)
2,521
評価損益
1,167
101
△ 135
(
–)
9)
172
149
△ 193
△ 193
10
11
(
–
3
(
(
–)
–)
560
25)
13)
(
–
–
△ 164
(
3)
2,957
279
250
–)
△ 199
△ 225
324
324
6
6
9
6
500
(
7)
–
(
33
91
–)
–
33
9)
評価損益
–
770
–
(
(
–
–
(
57)
時 価
–
954
560
(
–
(
–)
–
10
(
時 価
契 約 額 等
うち 1 年超
–
1,060
(
建
(オプションプレミアム)
(
–
建
(オプションプレミアム)
31)
平成 16 年度末
–
678
建
包括的リスク引受契約
引
引 そ
契 約 額 等
うち 1 年超
–)
–
(
–)
500
3
△0
423
362
Ⅱ
4
-
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
時価の算定方法
オプション価格計算モデル等によっております。
オプション価格計算モデル等によっております。
なお、包括的リスク引受契約については取引先から
なお、包括的リスク引受契約については取引先から提
提示された数値を基礎として算出しております。
示された数値を基礎として算出しております。
2. 従来、
「契約額等」欄には取引の計算基礎額を記載して
おりましたが、平成15年度より最大支払額を記載してお
ります。
3. 経済指標デリバティブ取引は、平成15年度よりその他
に含めております。
4. 天候デリバティブ取引及び自然災害デリバティブ取引は
平成15年度より取引の「種類」の細目を集約しております。
103
Ⅲ.企業集団等の状況
1.事業概況
(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、年度半ば以降、一部に弱い
度に比べて282億円増加しました。これに資産運用収益な
動きが見られましたが、全体としては、企業収益の改善、民間設
どを加えた経常収益は、有価証券売却益が大幅に減少した
備投資の増加に加えて、個人消費や雇用情勢の持ち直しも見ら
ことなどから、前連結会計年度に比べ44億円減少し1兆
れるなど、緩やかながらも景気は回復基調で推移いたしました。
9,272億円となりました。
損害保険業界におきましては、主力商品である自動車保険の低
一方、正味支払保険金は、自然災害が多発したことなどに
迷などから、引き続き保険料収入が伸び悩みました。一方、台
より8,111億円と、前連結会計年度に比べて1,309億円増加
風や地震など自然災害の多発により保険金支払が増加し、ま
しました。このため、経常費用は、より一層の業務効率化、
た、金利が引き続き低水準で推移したことなどから、厳しい収
経費削減に努めましたが、前連結会計年度に比べて844億
支状況におかれました。
円増加し、1兆8,391億円となりました。
このような情勢のもとで、平成15年度からスタートいたしました
この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ889億円減少
エムエス・ウェイブ・トゥー
2ヶ年中期経営計画「MS WAVE Ⅱ」の総仕上げの年を迎え、
-
Ⅲ
1
し、880億円となりました。
計画に掲げるグループ総合力の強化、成長力・収益力及び企
② 生命保険事業におきましては、子会社の三井住友海上きら
業品質の向上に取り組み、損害保険・生命保険事業を核に、海
めき生命保険株式会社が、主力商品である収入保障保険等
外、金融サービス、リスク関連の各事業を積極的に展開いたし
の販売を引き続き推進したほか、生命保険商品の販売指導
ました結果、当連結会計年度の業績は、次のとおりとなりまし
に当たる専任要員の当社営業拠点への配置を順次増強し
た。まず、経常収益は、保険引受収益が1兆8,811億円、資産運
たことなどから、業容は順調に拡大いたしました。個人保
用収益が1,370億円、その他経常収益が37億円となった結果、
険・個人年金保険の保有契約高が伸びたことから、生命保
2兆219億円となりました。一方、経常費用は、保険引受費用が
険料は前連結会計年度に比べ136億円増加し、1,417億円と
1兆6,721億円、資産運用費用が172億円、営業費及び一般管
なりました。このため、生命保険料を含む経常収益は前連
理費が2,379億円、その他経常費用が69億円となった結果、1
結会計年度に比べ154億円増加し、1,521億円となりました。
兆9,343億円となりました。この結果、経常利益は、自然災害に
一方、経常費用は前連結会計年度に比べ139億円増加し、
よる保険金支払が大幅に増加したことや有価証券売却益が減
1,526億円となりました。経常費用には、関連会社である三
少したことなどにより、前連結会計年度に比べて873億円減少
井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社の持分
し、875億円となりました。
法による投資損失10億円を含んでおりますが、これは主に
これを事業の種類別に示すと次のとおりであります。
契約が増加するなか、販売手数料の負担が先行する収益構
① 損害保険事業におきましては、家計分野において、自動車
造にあるためであります。
モ
ス
ト
保険「MOST」
、火災保険「ホームピカイチ」の拡販に注力し
この結果、経常損失は前連結会計年度に比べ15億円減少
ヴィヴ
たほか、高齢化社会のニーズに即した「ViV終身〈ガン重点
し、5億円となりました。
プラン〉」や傷害保険「晴れやか世代」等を、企業分野にお
以上の経常利益に特別利益、特別損失、法人税及び住民税等
きましては、個人情報漏洩事故を起こした場合の損害賠償
並びに法人税等調整額を加減した当期純利益は、前連結会計
金等を補償する「個人情報プロテクター」を発売したことな
年度に比べて120億円減少し、657億円となりました。
どから、正味収入保険料は、1兆4,073億円と前連結会計年
(2)キャッシュ・フローの状況
104
当連結会計年度のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動
億円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、社債を
によるキャッシュ・フローが支払保険金の増加などを受け前連
発行したことなどにより前連結会計年度に比べ1,013億円増加
結会計年度に比べ208億円減少し、1,606億円となりました。投
し、636億円となりました。これらの結果、当連結会計年度末の
資活動によるキャッシュ・フローは公社債や外国証券の購入を
現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ28億円増加
進めたことから前連結会計年度に比べ676億円減少し、△2,229
し、3,658億円となりました。
2.損害保険事業の状況
(1)保険引受業務
① 保険料及び保険金一覧表
(単位:百万円)
平成 15 年度
種 目
火
災
海
上
傷
害
自
動
車
自動車損害賠償責任
そ
合
の
他
計
平成 16 年度
正味収入保険料
正味支払保険金
正味収入保険料
構成比
増減率
構成比
増減率
構成比
増減率
13.57%
4.69
9.06
42.32
14.07
16.29
9.59% 60,519
12.47
28,450
1.32
51,486
0.99
341,168
17.56
82,146
7.30
116,499
8.90%
4.18
7.57
50.15
12.08
17.12
6.08%
9.97
1.66
0.77
34.78
2.66
13.42%
5.10
9.37
41.55
13.91
16.65
0.88%
11.07
5.59
0.18
0.89
4.28
187,209
64,671
124,917
583,654
194,018
224,647
1,379,119 100.00
5.76
680,271 100.00
5.21
188,856
71,828
131,900
584,728
195,741
234,272
1,407,328 100.00
正味支払保険金
2.05
構成比
139,884
27,788
53,231
354,257
113,048
122,973
増減率
17.24% 131.14%
3.43
△ 2.33
6.56
3.39
43.67
3.84
13.94
37.62
15.16
5.56
811,183 100.00
19.24
(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
② 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
種 目
構成比
火
災
海
上
傷
自
害
動
車
自動車損害賠償責任
そ
合
の
(単位:百万円)
平成 15 年度
他
計
(うち 収 入 積 立 保 険 料 )
289,469
76,346
359,217
585,856
183,855
251,407
1,746,152
(300,819)
16.58%
4.37
20.57
33.55
10.53
14.40
100.00
(17.23)
平成 16 年度
増減率
5.86%
9.54
2.02
1.22
1.26
8.92
3.54
(△ 1.94)
281,783
84,935
354,488
586,241
187,180
254,651
1,749,279
(272,692)
構成比
増減率
16.11%
4.86
20.26
33.51
10.70
14.56
△ 2.66%
11.25
△ 1.32
0.07
1.81
1.29
100.00
(15.59)
0.18
(△ 9.35)
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 元受正味保険料(含む収入積立保険料)
とは、元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものであります。
(積立型保険の積立保険料を
含む。
)
-
Ⅲ
2
105
Ⅲ.企業集団等の状況
(2)資産運用業務
① 運用資産
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
預
コ
買
買
金
貯
ー
ル
現
金
銭
有
勘
銭
債
の
価
貸
土
ー
信
証
物
4.13%
0.97
0.06
0.65
0.43
72.09
11.33
4.15
309,847
36,000
–
63,039
57,421
4,803,387
770,378
228,187
4.61%
0.54
–
0.94
0.85
71.54
11.47
3.40
ン
定
権
託
券
付
地
金
・
建
構成比
271,142
64,000
3,999
42,834
28,045
4,736,051
744,563
272,654
金
ロ
先
入
平成 16 年度末
構成比
運
用
資
産
計
6,163,292
93.81
6,268,261
93.35
総
資
産
6,569,587
100.00
6,714,708
100.00
(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
② 有価証券
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
構成比
国
方
計
4,736,051
債
株
式
外
合
券
債
社
そ
177,434
378,877
1,234,899
1,900,422
956,082
88,335
債
地
国
の
証
他
の
券
証
(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
-
Ⅲ
2
106
平成 16 年度末
3.75%
8.00
26.07
40.13
20.19
1.86
100.00
構成比
179,593
262,284
1,270,978
1,933,911
1,054,726
101,892
4,803,387
3.74%
5.46
26.46
40.26
21.96
2.12
100.00
③ 利回り
(1)運用資産利回り
(インカム利回り)
区 分
預
コ
買
買
金
有
貸
土
貯
ー ル ロ ー
現
先
勘
入 金 銭 債
銭
の
信
価
証
付
地 ・ 建
小
そ
合
の
(単位:百万円)
平成 15 年度
平成 16 年度
収入金額
平均運用額
年利回り
収入金額
平均運用額
年利回り
金
ン
定
権
託
券
金
物
1,687
20
0
126
706
95,641
14,785
7,841
265,933
46,303
1,069
72,225
25,923
3,522,433
727,616
292,969
0.63%
0.04
0.02
0.18
2.72
2.72
2.03
2.68
2,719
20
0
275
864
93,626
13,717
7,126
261,280
32,851
1,034
79,585
45,652
3,508,495
755,385
252,583
1.04%
0.06
0.01
0.35
1.89
2.67
1.82
2.82
計
120,810
4,954,474
2.44
118,351
4,936,868
2.40
他
144
–
–
163
–
–
計
120,954
–
–
118,514
–
–
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 収入金額は、連結損益計算書における
「利息及び配当金収入」に、
「金銭の信託運用益」及び「金銭の信託運用損」のうち利息及び配当金収入相当額を含めた金
額であります。
3. 平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定及び買入金銭債権について
は日々の残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。
4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。
(2)資産運用利回り
(実現利回り)
平成 15 年度
区 分
預
コ
買
買
金
有
貸
土
金
そ
合
資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース)
貯
ー ル ロ ー
現
先
勘
入 金 銭 債
銭
の
信
価
証
付
地 ・ 建
融 派 生 商
の
(単位:百万円)
平成 16 年度
年利回り
資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース)
年利回り
金
ン
定
権
託
券
金
物
品
他
△ 750
20
0
161
4,382
169,268
14,854
7,543
7,001
1,149
265,933
46,303
1,069
72,225
25,923
3,522,433
727,616
292,969
–
–
△ 0.28%
0.04
0.02
0.22
16.91
4.81
2.04
2.57
–
–
3,822
20
0
324
922
141,772
13,840
7,127
1,903
△ 556
261,280
32,851
1,034
79,585
45,652
3,508,495
755,385
252,583
–
–
1.46%
0.06
0.01
0.41
2.02
4.04
1.83
2.82
–
–
計
203,631
4,954,474
4.11
169,177
4,936,868
3.43
Ⅲ
2
-
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 資産運用損益(実現ベース)
は、連結損益計算書における
「資産運用収益」及び「積立保険料等運用益」の合計額から
「資産運用費用」
を控除した金額であります。
3. 平均運用額(取得原価ベース)
は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。ただし、コールローン、買現先勘定及び買入
金銭債権については日々の残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。
4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。
5. 資産運用利回り
(実現利回り)
にその他有価証券の評価差額等を加味した時価ベースの利回り
(時価総合利回り)
は以下のとおりであります。
なお、資産運用損益等(時価ベース)
は、資産運用損益(実現ベース)
にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による)
の当期増加額及び繰延ヘッ
ジ損益の当期増加額を加算した金額であります。
また、平均運用額(時価ベース)
は、平均運用額(取得原価ベース)
にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)及び金銭の信託に係る
前期末評価損益を加算した金額であります。
(単位:百万円)
平成 15 年度
区 分
資産運用損益等(時価ベース) 平均運用額(時価ベース)
平成 16 年度
年利回り
資産運用損益等(時価ベース) 平均運用額(時価ベース)
年利回り
預
コ
買
買
金
有
貸
土
金
そ
貯
ー ル ロ ー
現 先 勘
入 金 銭 債
銭 の 信
価
証
付
地 ・ 建
融 派 生 商
の
金
ン
定
権
託
券
金
物
品
他
△ 750
20
0
83
4,382
664,608
14,664
7,543
7,121
899
265,933
46,303
1,069
72,302
24,997
4,195,600
727,616
292,969
–
–
△ 0.28%
0.04
0.02
0.12
17.53
15.84
2.02
2.57
–
–
3,822
20
0
324
922
178,141
13,753
7,127
1,903
△ 763
261,280
32,851
1,034
79,585
47,440
4,674,733
755,385
252,583
–
–
1.46%
0.06
0.01
0.41
1.94
3.81
1.82
2.82
–
–
合
計
698,573
5,626,792
12.42
205,253
6,104,895
3.36
107
Ⅲ.企業集団等の状況
④ 海外投融資
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
外
貨
建
外
円
貨
建
非
合
国
外
公
国
そ
社
株
50.66%
1.66
18.99
549,206
17,018
222,353
46.95%
1.45
19.01
748,180
71.31
788,579
67.41
他
8,270
243,696
49,088
0.79
23.22
4.68
8,248
315,221
57,722
0.71
26.95
4.93
301,055
28.69
381,193
32.59
計
1,049,235
100.00
1,169,772
100.00
他
計
外
そ
国
住
者
公
の
貸
社
構成比
531,536
17,445
199,198
債
式
の
居
平成 16 年度末
構成比
付
債
計
海 外 投 融 資 利 回 り
運 用 資 産 利 回 り
( イ ン カ ム 利 回 り )
4.15%
4.14%
資 産 運 用 利 回 り
( 実 現 利 回 り )
4.03
4.58
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 金銭の信託として運用しているものを含めて表示しております。
3.「海外投融資利回り」のうち
「運用資産利回り
(インカム利回り)
」は、海外投融資に係る資産について、③利回り
(1)運用資産利回り
(インカム利回り)
と同様の方法に
より算出したものであります。
4.「海外投融資利回り」のうち「資産運用利回り
(実現利回り)
」は、海外投融資に係る資産について、③利回り
(2)資産運用利回り
(実現利回り)
と同様の方法により算
出したものであります。
なお、海外投融資に係る時価総合利回りは前連結会計年度0.72%、当連結会計年度4.45%であります。
-
Ⅲ
2
108
3.生命保険事業の状況
(1)保険引受業務
① 保有契約高
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
個
個
人
人
団
団
保
年
金
体
体
険
保
険
保
険
保
年
平成 16 年度末
増減率
金
険
5,588,682
190,533
2,310,200
–
12.77%
134.80
15.58
–
増減率
6,581,088
273,609
2,478,958
–
17.76%
43.60
7.30
–
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。
② 新契約高
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
新契約+転換による純増加
新契約
個
個
人
人
団
団
保
年
金
体
体
険
保
険
保
険
保
年
平成 16 年度末
金
険
1,269,568
118,054
40,450
–
新契約+転換による純増加
転換による純増加
1,269,568
118,054
40,450
–
–
–
–
–
新契約
1,632,901
99,934
89,220
–
1,632,901
99,934
89,220
–
転換による純増加
–
–
–
–
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 新契約の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資であります。
(2)資産運用業務
① 運用資産
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
平成 16 年度末
構成比
構成比
物
14,792
–
–
–
–
517,663
13,354
89
運
用
資
産
計
545,900
97.92
676,057
98.20
総
資
産
557,476
100.00
688,451
100.00
預
コ
買
買
金
貯
ー
ル
現
金
銭
ー
勘
銭
債
の
価
貸
土
ロ
先
入
有
金
信
証
定
権
託
券
付
地
ン
金
・
建
2.65%
–
–
–
–
92.86
2.39
0.02
8,191
–
–
–
–
650,810
16,966
87
1.19%
–
–
–
–
94.53
2.47
0.01
Ⅲ
3
-
(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
② 有価証券
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
構成比
国
方
計
517,663
債
株
式
外
合
券
債
社
そ
293,465
10,328
182,129
12,637
19,102
–
債
地
国
の
証
他
の
平成 16 年度末
券
証
56.69%
2.00
35.18
2.44
3.69
–
100.00
構成比
397,084
10,382
203,589
17,310
22,443
–
650,810
61.01%
1.60
31.28
2.66
3.45
–
100.00
(注)諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
109
Ⅲ.企業集団等の状況
③ 利回り
(1)運用資産利回り
(インカム利回り)
区 分
預
コ
買
買
金
収入金額
貯
ー
ル
現
ロ
金
銭
有
ー
勘
銭
債
の
価
貸
信
証
地
建
小
合
の
年利回り
平均運用額
年利回り
物
10,537
–
–
23
–
462,163
12,484
91
0.00%
–
–
0.09
–
1.66
3.11
–
0
–
–
0
–
9,057
464
–
24,919
–
–
147
–
559,080
14,950
92
0.00%
–
–
0.02
–
1.62
3.11
–
計
8,038
485,300
1.66
9,522
599,190
1.59
他
0
–
–
14
–
–
計
8,038
–
–
9,537
–
–
ン
定
権
託
金
・
そ
平均運用額
券
付
土
平成 16 年度
0
–
–
0
–
7,649
388
–
金
先
入
(単位:百万円)
平成 15 年度
収入金額
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 収入金額は、連結損益計算書における
「利息及び配当金収入」であります。
3. 平均運用額は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。ただし、買入金銭債権については日々の残高(取得原価又は償
却原価)
の平均に基づいて算出しております。
4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。
(2)資産運用利回り
(実現利回り)
区 分
預
コ
買
買
金
ル
現
入
先
金
の
-
Ⅲ
3
債
信
証
融
派
建
生
商
の
資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース)
年利回り
他
0.00%
–
–
0.09
–
1.66
3.11
–
–
–
0
–
–
0
–
8,962
464
–
–
14
24,919
–
–
147
–
559,080
14,950
92
–
–
0.00%
–
–
0.02
–
1.60
3.11
–
–
–
計
8,056
485,300
1.66
9,441
599,190
1.58
定
権
託
金
・
年利回り
10,537
–
–
23
–
462,163
12,484
91
–
–
ン
券
付
地
そ
合
勘
銭
価
貸
ー
平成 16 年度
0
–
–
0
–
7,667
388
–
–
–
金
ロ
金
銭
有
土
資産運用損益(実現ベース) 平均運用額(取得原価ベース)
貯
ー
(単位:百万円)
平成 15 年度
物
品
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2. 資産運用損益(実現ベース)
は、連結損益計算書における
「資産運用収益」から
「資産運用費用」
を控除した金額であります。
3. 平均運用額(取得原価ベース)
は原則として各月末残高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。ただし、買入金銭債権については日々の残
高(取得原価又は償却原価)
の平均に基づいて算出しております。
4. 連結貸借対照表における有価証券には持分法適用会社に対する株式が含まれておりますが、平均運用額及び年利回りの算定上は同株式を除外しております。
5. 資産運用利回り
(実現利回り)
にその他有価証券の評価差額等を加味した時価ベースの利回り
(時価総合利回り)
は以下のとおりであります。なお、資産運用損益等
(時価ベース)
は、資産運用損益(実現ベース)
にその他有価証券に係る評価差額(税効果控除前の金額による)
の当期増加額を加算した金額であります。
また、平均運用額(時価ベース)
は、平均運用額(取得原価ベース)
にその他有価証券に係る前期末評価差額(税効果控除前の金額による)
を加算した金額であります。
(単位:百万円)
平成 15 年度
区 分
平均運用額(時価ベース)
年利回り
資産運用損益等(時価ベース)
平均運用額(時価ベース)
年利回り
10,537
–
–
23
–
488,226
12,484
91
–
–
0.00%
–
–
0.09
–
△ 2.37
3.11
–
–
–
0
–
–
0
–
19,020
464
–
–
14
24,919
–
–
147
–
565,890
14,950
92
–
–
0.00%
–
–
0.02
–
3.36
3.11
–
–
–
511,363
△ 2.19
19,500
606,001
3.22
そ
の
他
合
計
△ 11,195
貯
金
コ ー ル ロ ー ン
買 現 先 勘 定
買 入 金 銭 債 権
金 銭 の 信 託
有
価
証
券
貸
付
金
土
地 ・ 建
物
金 融 派 生 商 品
110
資産運用損益等(時価ベース)
0
–
–
0
–
△ 11,584
388
–
–
–
預
平成 16 年度
④ 海外投融資
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
外
貨
建
外
円
貨
建
非
合
国
外
公
国
そ
社
株
100.00%
–
–
22,443
–
–
100.00%
–
–
19,102
100.00
22,443
100.00
他
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
–
計
19,102
100.00
22,443
100.00
他
計
外
そ
国
住
者
公
の
貸
社
構成比
19,102
–
–
債
式
の
居
平成 16 年度末
構成比
付
債
計
海 外 投 融 資 利 回 り
運 用 資 産 利 回 り
( イ ン カ ム 利 回 り )
4.19%
4.20%
資 産 運 用 利 回 り
( 実 現 利 回 り )
1.73
4.22
(注)1. 諸数値はセグメント間の内部取引相殺前の金額であります。
2.「海外投融資利回り」のうち「運用資産利回り
(インカム利回り)
」は、海外投融資に係る資産について、③利回り
(1)運用資産利回り
(インカム利回り)
と同様の方法に
より算出したものであります。
3.「海外投融資利回り」のうち「資産運用利回り
(実現利回り)
」は、海外投融資に係る資産について、③利回り
(2)資産運用利回り
(実現利回り)
と同様の方法により算
出したものであります。
なお、海外投融資に係る時価総合利回りは前連結会計年度△ 7.91%、当連結会計年度1.23%であります。
-
Ⅲ
3
111
Ⅲ.企業集団等の状況
4.連結財務諸表
連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書については、証券取引法第193条の2に基づき、
あずさ監査法人の監査証明を受けております。
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
平成 15 年度
(平成 16 年 3 月31 日現在)
科 目
平成 16 年度
(平成 17 年 3 月31 日現在)
構成比
資
産
現
金
コ
ー
買
の
及
び
ル
現
買
金
金
銭
有
貯
ロ
ー
先
入
勘
銭
信
価
動
そ
産
金
及
の
権
券
付
不
ン
託
証
貸
金
定
債
の
び
他
動
資
産
産
繰
延
税
金
資
産
連
結
調
整
勘
定
支
払
承
諾
見
貸
倒
資
引
産
の
負
当
部
債
保
険
支
責
任
約
準
返
金
合
の
契
払
計
備
金
金
金
等
債
の
退
職
賞
他
給
負
付
与
引
引
債
当
当
金
金
不 動 産 投 資 損 失 引 当 金
日 本 国 際 博 覧 会 出 展 引 当 金
特
別
価
繰
法
格
上 の
変
動
延
税
支
準
準
金
払
備
備
負
承
債
の
部
合
少
数
株
主
持
本
の
資
金
金
債
諾
負
資
計
分
本
金
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金
替
自
-
Ⅲ
4
112
資
換
算
調
己
本
整
勘
株
の
部
5,156,421
72.35
321,686
36,000
–
63,039
57,421
5,454,198
787,345
252,278
433,282
308
5,372
10,295
△ 18,915
7,402,311
%
4.35
0.49
–
0.85
0.78
73.68
10.64
3.41
5.85
0.00
0.07
0.14
△ 0.26
100.00
5,301,902
71.62
34,097
△ 28,000
△ 3,999
20,204
29,376
200,482
29,427
△ 45,763
29,382
△ 131
5,372
△ 174
5,074
275,349
2.04
0.15
80.27
0.06
100,000
215,480
84,884
14,046
–
140
20,461
( 20,461)
187,859
10,295
5,935,070
5,665
2.54
0.14
80.18
0.08
145,481
92,504)
52,976)
100,000
△ 29,156
△ 51,153
871
△ 1,220
70
7,024
(
7,024)
42,641
△ 174
214,382
1,303
1.96
1.31
6.61
10.55
△ 0.16
△ 0.60
19.67
100.00
139,595
93,118
524,708
779,842
△ 11,177
△ 64,511
1,461,575
7,402,311
1.88
1.26
7.09
10.53
△ 0.15
△ 0.87
19.74
100.00
–
8
53,287
28,271
157
△ 22,059
59,663
275,349
( 533,042)
(4,623,379)
–
244,637
136,037
13,174
1,220
70
13,437
( 13,437)
145,218
10,470
5,720,687
4,362
139,595
93,110
471,421
751,571
△ 11,335
△ 42,451
1,401,911
7,126,961
( 625,547)
(4,676,355)
–
3.43
1.91
0.18
0.02
0.00
0.19
(
(
1.35
2.91
1.15
0.19
–
0.00
0.28
部
資
為
%
4.03
0.90
0.06
0.60
0.39
73.72
10.63
4.18
5.67
0.01
–
0.15
△ 0.34
100.00
部
準
備
備
社
そ
287,588
64,000
3,999
42,834
28,045
5,253,715
757,917
298,041
403,900
439
–
10,470
△ 23,990
7,126,961
部
預
増減額
構成比
定
式
合
計
負債、少数株主持分及び資本の部合計
平成 16 年度連結貸借対照表の注記
1. 不動産及び動産の減価償却累計額は288,792百万円、圧縮記帳額は20,312百万円であります。
2. 非連結子会社及び関連会社の株式等は次のとおりであります。
有価証券(株式)…………………………25,762百万円
有価証券(外国証券)……………………12,999百万円
有価証券(その他の証券)
…………………8,647百万円
3. (1)貸付金のうち、破綻先債権額は106百万円、延滞債権額は14,868百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして
未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」
という。
)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96
条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸付金以外の
貸付金であります。
(2)貸付金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は543百万円であります。
なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであ
ります。
(3)貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は2,499百万円であります。
なお、貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者
に有利となる取決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。
(4)破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸付条件緩和債権額の合計額は18,017百万円であります。
4. 担保に供している資産は有価証券35,539百万円並びに現金及び預貯金288百万円であります。これは、海外営業のための供託資産として差し入れているもの等であ
ります。
5. 有価証券には消費貸借契約により貸し付けているものが54,574百万円含まれております。
6. その他資産には、保険業法第113条繰延資産396百万円が含まれております。
7. リミテッド・パートナーシップが行う取引の履行に関して保証を行っております。なお、当該取引の期末時点での現在価値の合計額は74,894百万円であり、実質保証額
がないため、支払承諾見返及び支払承諾には計上しておりません。
8. 貸出コミットメント契約に係る融資未実行残高は3,138百万円であります。
9. 当社の発行済株式総数は、普通株式1,513,184,880株であります。
10. 連結会社が保有する自己株式の数は、普通株式81,919,773株であります。
-
Ⅲ
4
113
Ⅲ.企業集団等の状況
(2)連結損益計算書
(単位:百万円)
平成 15 年度
(平成 15 年 4 月1日から平成 16 年 3 月31日まで)
科 目
平成 16 年度
(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで)
百分比
経
常
1,868,160
保
険
料
(1,379,119)
収
入
積
立
保
険
引
300,819)
(
272,692)
59,812)
(
58,549)
生
料
(
128,104)
(
そ の 他 保 険 引 受 収 益
(
304)
(
命
産
保
運
険
用
収
193,451
益
13,034
28,209)
(
(△ 28,127)
(
△ 1,262)
141,785)
(
13,681)
838)
(
533)
137,006
6.78
△ 56,444
(
128,710)
(
127,581)
(
△ 1,129)
金 銭 の 信 託 運 用 益
(
4,406)
(
1,209)
(
△ 3,196)
有
価
証
券
売
却
益
(
110,708)
(
61,055)
有
価
証
券
償
還
益
(
1,515)
(
3,014)
金 融 派 生 商 品 収 益
(
7,121)
(
そ
益
(
801)
(
積立保険料等運用益振替
(
△ 59,812)
(
△ 58,549)
の
の
他
他
経
費
険
運
用
常
収
収
用
引
受
費
用
(△ 49,652)
(
1,498)
1,903)
(
△ 5,218)
791)
(
△ 9)
(
1,262)
4,888
0.24
3,715
0.18
△ 1,173
1,891,557
91.53
1,934,339
95.67
42,782
1,588,600
76.87
1,672,117
82.70
83,517
益
金
(
680,271)
(
811,183)
費
(
58,965)
(
58,707)
(
△ 258)
諸 手 数 料 及 び 集 金 費
(
237,994)
(
243,778)
(
5,784)
満
金
(
461,718)
(
400,319)
(△ 61,398)
味
支
払
害
保
調
期
険
査
返
戻
( 130,911)
契
約
者
配
当
金
(
145)
(
184)
(
39)
生
命
保
険
金
等
(
17,951)
(
17,549)
(
△ 401)
62,244)
額
(
30,463)
(
92,708)
(
責 任 準 備 金 等 繰 入 額
(
99,509)
(
46,273)
(△ 53,235)
そ の 他 保 険 引 受 費 用
(
1,579)
(
1,412)
払
備
産
金
運
繰
用
入
費
42,195
用
17,278
2.04
(
△ 167)
△ 24,916
0.85
金 銭 の 信 託 運 用 損
(
34)
(
299)
有
価
証
券
売
却
損
(
34,728)
(
8,371)
(△ 26,356)
有
価
証
券
評
価
損
(
2,522)
(
4,892)
(
有
価
証
券
償
還
損
(
44)
(
330)
(
285)
そ
の
他
運
用
費
用
(
4,866)
(
3,385)
(
△ 1,480)
営 業 費 及 び 一 般 管 理 費
-
そ
の
他
経
常
費
用
265)
(
2,370)
245,554
11.88
237,967
11.77
△ 7,586
15,207
0.74
6,975
0.35
△ 8,232
息
(
95)
(
469)
(
374)
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
(
4,505)
(
–)
(
△ 4,505)
貸
失
(
32)
(
177)
(
144)
保険業法第 113 条繰延資産償却費
(
396)
(
396)
(
–)
持分法による投資損失
(
1,708)
(
736)
(
△ 972)
そ の 他 の 経 常 費 用
(
8,469)
(
5,195)
(
△ 3,273)
支
114
9.36
△ 44,583
利 息 及 び 配 当 金 収 入
資
経
93.04
(
支
Ⅲ
4
1,881,195
(1,407,328)
(
損
部
収
100.00%
料
正
の
受
2,021,917
積 立 保 険 料 等 運 用 益
常
益
90.40
益
入
保
損
100.00%
収
そ
常
2,066,500
味
険
資
経
益
正
保
経
収
増減額
百分比
常
払
利
倒
利
損
益
174,943
8.47
87,577
4.33
△ 87,365
(単位:百万円)
平成 15 年度
(平成 15 年 4 月1日から平成 16 年 3 月31日まで)
科 目
平成 16 年度
(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで)
百分比
特
特
別
特
別
利
益
不 動 産 動 産 処 分 益
そ の 他 特 別 利 益
別
損
失
不 動 産 動 産 処 分
減
損
損
特別法上の準備金繰入
価 格 変 動 準 備
そ の 他 特 別 損
損
失
額
金
失
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利
法 人 税 及 び 住 民 税
法
人
税
等
調
整
少
数
株
主
利
益
等
額
益
当
益
損
益
の
部
期
純
利
3,753
3,741)
12)
61,199
( 6,208)
(
–)
( 6,607)
)
(
( 6,607)
(48,384)
117,496
37,771
1,362
576
77,787
増減額
百分比
0.18%
49,664
2.45%
( 4,338)
(45,325)
(
(
30,592
2.96
1.51
( 2,360)
(16,460)
( 7,024)
)
(
( 7,024)
( 4,747)
106,648
14,203
25,961
758
65,725
5.69
1.83
0.07
0.03
3.76
45,910
597)
45,313)
△ 30,607
( △ 3,847)
( 16,460)
(
417)
(
(
417))
(△ 43,637)
△ 10,848
△ 23,567
24,599
182
12,062
△
(
(
5.27
0.70
1.28
0.04
3.25
平成 16 年度連結損益計算書の注記
1. 事業費の主な内訳は次のとおりであります。 代理店手数料等 ………247,263百万円
給与 ……………………117,959百万円
なお、事業費は連結損益計算書における損害調査費、営業費及び一般管理費並びに諸手数料及び集金費の合計であります。
2. その他特別利益は、厚生年金基金の代行部分返上益41,155百万円、貸倒引当金戻入額2,950百万円及び不動産投資損失引当金戻入額1,220百万円であります。
3. その他特別損失は、親会社及び生命保険連結子会社の役員及び執行役員の退職慰労金に関する退職給付引当金繰入額のうち、既退任者に対する未払年金債務を
含む過年度対応額4,489百万円並びに低価法による土地及び建物の評価損257百万円であります。
4. 当連結会計年度における減損損失に関する事項は、次のとおりであります。
当連結会計年度において、以下の資産について減損損失を計上しております。
用 途
賃貸不動産
遊休不動産及び
売却予定不動産
種 類
土地及び建物等
土地及び建物等
減損損失
(百万円)
資 産
埼玉県内に保有する
賃貸用ビルなど 7 物件
兵庫県内に保有する
コンピューターセンターなど 26 物件
内 訳
5,296
11,164
土 地
2,123
建 物
2,825
その他
347
土 地
3,942
建 物
6,962
その他
260
保険事業等の用に供している不動産等について保険事業等全体で1つの資産グループとし、賃貸不動産、遊休不動産及び売却予定不動産については個別の物件毎
にグルーピングしております。
不動産価格の下落及び賃貸不動産に係る賃料水準の低下などから、上記の資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(16,460百万円)
と
して特別損失に計上しております。
なお、当該資産の回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い価額としております。正味売却価額は売却予定額、不動産鑑定士による鑑定評価額又は
路線価方式による相続税評価額等を基に算出し、使用価値は将来キャッシュ・フローを6.2%で割り引いて算出しております。
-
Ⅲ
4
115
Ⅲ.企業集団等の状況
(3)連結剰余金計算書
(単位:百万円)
科 目
資
本
剰
余
金
の
本
転
自
剰 余 金 増 加
換 社 債 の 転
己 株 式 処 分 差
高
換
益
資 本 剰 余 金 期 末 残 高
利
益
剰
余
金
の
益
剰 余 金 増 加 高
当
期
純
利
益
連結子会社の減少に伴う増加高
利
益
配
役
剰
余
員
金
当
減
賞
少
高
金
与
利 益 剰 余 金 期 末 残 高
平成 16 年度連結剰余金計算書の注記
役員賞与はすべて取締役に対するものであります。
-
Ⅲ
4
116
81,991
11,118
( 11,115)
(
2)
93,110
93,110
8
(
–)
(
8)
93,118
△ 11,110
(△ 11,115)
(
5)
8
404,279
78,108
( 77,787)
(
321)
10,966
( 10,886)
(
80)
471,421
471,421
65,725
( 65,725)
(
–)
12,437
( 12,366)
(
71)
524,708
△ 12,383
(△ 12,062)
( △ 321)
1,470
( 1,479)
(
△ 9)
53,287
増減額
11,118
部
利 益 剰 余 金 期 首 残 高
利
平成 16 年度
(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで)
部
資 本 剰 余 金 期 首 残 高
資
平成 15 年度
(平成 15 年 4 月1日から平成 16 年 3 月31日まで)
67,141
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
科 目
I
(
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益
減
価
償
却
費
減
損
損
失
連
結
調
整
勘
定
償
却
額
支
払
備
金
の
増
加
額
責 任 準 備 金 等 の 増 加 額
貸
倒
引
当
金
の
増
加
額
投 資 損 失 引 当 金 の 増 加 額
退 職 給 付 引 当 金 の 増 加 額
賞
与
引
当
金
の
増
加
額
不 動 産 投 資 損 失 引 当 金 の 増 加 額
日本国際博覧会出展引当金の増加額
価 格 変 動 準 備 金 の 増 加 額
利
息
及
び
配
当
金
収
入
有 価 証 券 関 係 損 益 ( △)
支
払
利
息
( △)
為
替
差
損
益
不 動 産 動 産 関 係 損 益( △)
持 分 法 に よ る 投 資 損 益 ( △)
不 動 産 に よ る 保 険 金 回 収 額
その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増加額
その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増加額
そ
の
他
小
利
利
法
計
息
人
及
息
び
税
配 当 金
の
支
等
の
の
支
受
払
取
払
額
額
額
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
平成 15 年度
平成 15 年 4 月 1日から
平成 16 年 3 月31日まで
117,496
19,307
–
9
30,463
139,054
3,971
△ 12
△ 16,164
1,177
–
70
6,607
△ 128,710
△ 75,110
95
△ 1,717
5,217
1,708
–
△ 7,426
△ 1,844
△ 8,079
86,113
134,993
△ 96
△ 39,425
181,584
)(
平成 16 年度
平成 16 年 4 月 1日から
平成 17 年 3 月31日まで
106,648
17,483
16,460
485
90,755
46,197
△ 5,184
–
△ 51,501
707
△ 1,220
70
7,024
△ 127,581
△ 50,546
469
76
△ 1,979
736
20,555
△ 11,406
6,369
△ 189
64,431
132,215
△ 157
△ 35,793
160,695
)
増減額
△ 10,848
△ 1,824
16,460
476
60,291
△ 92,856
△ 9,155
12
△ 35,336
△ 470
△ 1,220
–
417
1,129
24,564
374
1,793
△ 7,196
△ 972
20,555
△ 3,979
8,213
7,890
△ 21,682
△ 2,777
△ 61
3,632
△ 20,888
II 投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
預
買
買
金
金
有
有
貸
貸
債
そ
貯
金
の
純
増
加
入 金 銭 債 権 の 取 得 に よ る 支
入 金 銭 債 権 の 売 却・償 還 に よ る 収
銭 の 信 託 の 増 加 に よ る 支
銭 の 信 託 の 減 少 に よ る 収
価 証 券 の 取 得 に よ る 支
価 証 券 の 売 却・償 還 に よ る 収
付
け
に
よ
る
支
付 金 の 回 収 に よ る 収
券貸借取引受入担保金の純増加
の
額
出
入
出
入
出
入
出
入
額
他
II ① 小
計
( I + II ① )
不 動 産 及 び 動 産 の 取 得 に よ る 支 出
不 動 産 及 び 動 産 の 売 却 に よ る 収 入
連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出
そ
の
他
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
△ 183
△ 20,653
3,078
△ 30,142
–
△ 1,106,855
1,021,450
△ 257,843
226,404
△ 20,458
△ 2,820
△ 188,024
( △ 27,328)
△ 12,894
7,833
△ 29,855
–
△ 222,940
△ 494
△ 13,953
229
△ 30,142
△ 3,836
456,628
△ 375,597
△ 22,849
32,914
△ 64,447
△ 8,598
△ 30,146
( △ 51,035)
△ 1,205
△ 6,063
△ 29,855
△ 347
△ 67,618
△ 15
–
△ 26,498
△ 10,886
△ 88
△ 237
△ 37,727
903
△ 10,561
370,775
2,988
△ 190
363,011
–
99,994
△ 22,098
△ 12,366
△ 124
△ 1,782
63,622
1,426
2,803
363,011
–
–
365,815
15
99,994
4,400
△ 1,479
△ 35
△ 1,544
101,349
523
13,365
△ 7,763
△ 2,988
190
2,803
III 財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー
転 換 社 債 の 償 還 に よ る 支
社 債 の 発 行 に よ る 収
自 己 株 式 の 取 得 に よ る 支
配
当
金
の
支
払
少 数 株 主 へ の 配 当 金 の 支 払
そ
の
出
入
出
額
額
他
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー
IV
V
VI
VII
VIII
IX
現金及び現金同等物に係る換算差額
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 加 額
現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 首 残 高
保険料契約の包括移転に伴う現金及び現金同等物の増加額
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額
現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 末 残 高
1. 現金及び現金同等物の期末残高
と連結貸借対照表に掲記されて
いる科目の金額との関係
現金及び預貯金…321,686百万円
コールローン ………36,000百万円
買入金銭債権 ……63,039百万円
金銭の信託 ………57,421百万円
預入期間が3カ月を超える
定期預金 ………△ 30,998百万円
現金同等物以外の買入金銭債権
……………△25,498百万円
現金同等物以外の金銭の信託
……………△ 55,834百万円
現金及び現金同等物
……………365,815百万円
2. 株式の取得により新たに連結子会
社となった会社の資産及び負債
の主な内訳
株式の取得により新たに Aviva
General Insurance Limited他
5 社 を 連 結したことに 伴う連 結
開始時の資産及び負債の内訳並
び に Aviva General Insurance
Limited他5社株式の取得価額と
取得のための支出(純額)
との関
係は次のとおりであります。
資産 ………………68,672百万円
(うち有価証券)
……………(18,192百万円)
連結調整勘定 ……5,857百万円
負債 ……………△ 28,498百万円
(うち保険契約準備金)
…………
(△ 22,737百万円)
少数株主持分 ……△ 846百万円
上記6社株式の取得価額
………………45,184百万円
上記6社現金及び現金同等物
……………△ 15,329百万円
差引:上記6社取得のための支出
………………29,855百万円
3. 重要な非資金取引の内容
当連結会計年度に新たに計上し
たファイナンス・リース取引に係る
資産及び債務の額は、それぞれ
774百万円であります。
4. 投資活動によるキャッシュ・フロー
には、保険事業に係る資産運用
業務から生じるキャッシュ・フロー
を含んでおります。
Ⅲ
4
-
310
△ 6,700
2,848
–
3,836
△ 1,563,483
1,397,047
△ 234,993
193,489
43,988
5,778
△ 157,877
( 23,707)
△ 11,689
13,897
–
347
△ 155,321
平成 16 年度連結キャッシュ・
フロー計算書の注記
117
Ⅲ.企業集団等の状況
(5)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
1. 連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社数
③ その他有価証券のうち時価のあるものの評価は、期末日の市場価
31 社
格等に基づく時価法によっております。なお、評価差額は全部資本
主な会社名
直入法により処理し、また、売却原価の算定は移動平均法に基づ
三井住友海上きらめき生命保険株式会社
Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings (U.S.A.), Inc.
Mitsui Sumitomo Insurance Company (Europe), Limited
Mitsui Sumitomo Insurance (Singapore) Pte Ltd.
Aviva General Insurance Limited他5社については、英国AVIVA
(アヴィヴァ)社のアジア損害保険事業の包括的買収により当連結会計年
度に新たに子会社となったため、また、Thousand Fortune Islands
Corporationについては、同社が発行した社債を取得し、同社の資金
調達額の総額の過半について融資を行うことにより資金の関係を通じ
いております。
④ その他有価証券のうち時価のないものの評価は、移動平均法に
基づく原価法又は償却原価法によっております。
⑤ 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信
託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法によって
おります。
在外連結子会社の保有する有価証券の評価基準及び評価方法は主
に時価法によっております。
(2)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法
て、当連結会計年度に新たに子会社となったため、当連結会計年度
デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。ただし、為替予
から連結の範囲に含めております。
約等の振当処理の適用要件を満たすものについて振当処理を、金利
(2)非連結子会社
スワップの特例処理の適用要件を満たすものについて特例処理を適
主な会社名
用しております。
三井住友海上損害調査株式会社
三井住友海上スタッフサービス株式会社
(3)不動産及び動産の減価償却の方法
親会社及び国内連結子会社の不動産及び動産の減価償却は、定率法
非連結子会社とした会社は、その総資産、経常収益、当期純損益のう
によっております。ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建
ち持分に見合う額及び利益剰余金のうち持分に見合う額等からみて、
物附属設備を除く)については、定額法によっております。
企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を妨げな
なお、保険金回収のため取得し、売却予定である不動産については、
い程度に重要性の乏しい会社であります。
低価法によって評価しており、減価償却は行っておりません。
(3)三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社の議決権の51%
を所有しておりますが、同社は他の会社との共同支配の実態にあ
る合弁会社であるため、子会社としておりません。
在外連結子会社の不動産及び動産の減価償却は、主に定額法により
行っております。
(4)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
2. 持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の関連会社数
2社
会社名
親会社及び生命保険連結子会社は、債権の貸倒れによる損失に
備えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当基準により、
次のとおり計上しております。
三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社
破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形
三井住友アセットマネジメント株式会社
式的に経営破綻の事実が発生している債務者に対する債権及び
(2)持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社(三井住友海上
実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権については、
スタッフサービス株 式 会 社 、BPI/MS Insurance Corporation他 )
債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と
については、それぞれ連結純損益及び利益剰余金に及ぼす影響が軽
認められる額等を控除し、その残額を引き当てております。
微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用から
今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対す
除外しております。
る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証
による回収が可能と認められる額等を控除し、その残額のうち、
3. 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち、Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings
(U.S.A.)
, Inc. 他 27社の決算日は12月31日でありますが、決算日の差
異が 3ヵ月を超えていないため、本連結財務諸表の作成に当たっては、
-
Ⅲ
4
債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を引
き当てております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等
から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を引き当てております。
同日現在の決算財務諸表を使用しております。ただし、新設子会社で
また、全ての債権は資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資
あるAviva General Insurance Limited他2社については、2月28日現
産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結
在の財務諸表を使用しております。
果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引き当てを
なお、連結決算日との差異期間における重要な取引については、連
行っております。
結上必要な調整を行っております。
その他の国内連結子会社は、親会社に準じた資産の自己査定基
準に基づき、資産査定を実施し、その査定結果に基づいて必要額
4. 会計処理基準に関する事項
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
親会社及び国内連結子会社の保有する有価証券の評価基準及び評
価方法は次のとおりであります。
在外連結子会社は、主に個別の債権について回収可能性を検討
し、貸倒見積額を計上しております。
② 退職給付引当金
① 満期保有目的の債券の評価は、償却原価法によっております。
親会社は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末
② 持分法を適用していない非連結子会社株式及び関連会社株式の
における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上して
評価は、移動平均法に基づく原価法によっております。
118
を引き当てております。
おります。
親会社の過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務
期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しております。
親会社の数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存
親会社及び生命保険連結子会社は株式等の価格変動による損失
に備えるため、保険業法第115条の規定に基づき計上しております。
(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
勤務期間以内の一定の年数による定額法により翌連結会計年度か
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、
ら費用処理することとしております。
換算差額は損益として処理しております。なお、在外連結子会社の
その他の連結子会社は、退職給付債務の算定に当たり、簡便法を
資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益
採用しております。
及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は資本の部
上記のほか、親会社及び生命保険連結子会社は、役員及び執行
役員の退職慰労金(年金を含む)の支出に備えるため、4,384百万
円を退職給付引当金に含めて計上しております。
(会計処理の変更)
における為替換算調整勘定及び少数株主持分に含めております。
(6) 消費税等の処理方法
親会社及び国内連結子会社の消費税等の会計処理は税抜方式によっ
ております。ただし、親会社の損害調査費、営業費及び一般管理費等
親会社及び生命保険連結子会社の役員及び執行役員に対する退
の費用は税込方式によっております。なお、資産に係る控除対象外消費
職慰労金は、従来支出時の費用として処理しておりましたが、当連
税等はその他資産に計上し、5年間で均等償却を行っております。
結会計年度より、当連結会計年度末までの在任期間中の職務遂行
に係る対価相当額を退職給付引当金に含めて計上する方法に変
(7) 重要なリース取引の処理方法
親会社及び国内連結子会社におけるリース物件の所有権が借主に移
更いたしました。
転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、
この変更は、親会社及び生命保険連結子会社の当下期の取締役
通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
会において、当連結会計年度末をもって役員退職慰労金制度を廃
(8) 重要なヘッジ会計の方法
止し、当連結会計年度末までの在任期間中の職務遂行に係る対
親会社は、為替変動に伴う外貨建債券のキャッシュ・フロー変動リスク
価相当額を退職時に支給すべき退職慰労金の額として決定したこ
をヘッジする目的で実施する、通貨スワップ取引については繰延ヘッ
とに伴い、期間損益の適正化及び財務体質の健全化を図るため
ジを適用し、為替予約取引の一部については時価ヘッジを適用してお
に行ったものであります。
ります。また、金利変動に伴う貸付金及び債券のキャッシュ・フロー変
この変更により、当連結会計年度発生額425百万円は損害調査費
動リスクをヘッジする目的で実施する金利スワップ取引については、繰
並びに営業費及び一般管理費に計上するとともに、既退任者に対
延ヘッジ又は金利スワップの特例処理を適用しております。
する未払年金債務を含む過年度対応額4,489百万円はその他特別
なお、ヘッジの有効性については、ヘッジ開始時から有効性判定時点
損失に計上しております。
までの期間において、ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュ・フロー変
この結果、従来の方法に比較して経常利益は104百万円増加し、
動の累計とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー変動の累計
税金等調整前当期純利益は4,384百万円減少しております。
とを四半期毎に比較し、両者の変動額等を基礎にして判断しておりま
セグメント情報に与える影響は当該箇所に記載しております。
す。ただし、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に高い相関関係があるこ
なお、親会社及び生命保険連結子会社の取締役会における決定
とが明らかなもの及び金利スワップの特例処理の適用要件を満たす
が当下期であったため、当中間連結会計期間は従来の方法によっ
ております。
ものについては、ヘッジ有効性の判定は省略しております。
(9) 保険業法第 113 条繰延資産の処理方法
従って、当中間連結会計期間は、変更後の方法によった場合に比
保険業法第113条繰延資産の償却額の計算は法令及び生命保険連結
べて、経常利益は128百万円少なく、税金等調整前中間純利益は
子会社の定款の規定に基づき行っております。
4,360百万円多く計上されております。
(追加情報)
5. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
親会社は確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用
行部分について、平成16年4月1日に厚生労働大臣から過去分返
しております。
上の認可を受け、平成16年12月21日に国へ返還額(最低責任準
備金)の納付を行っております。
これにより、当連結会計年度における損益に与えている影響額は、
6. 連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定は、Aviva Insurance(Thai)Co., Ltd.他2社に係るものにつ
いては、翌連結会計年度より20年間の均等償却を行うこととしております。
なお、親会社は確定拠出年金法の施行に伴い、平成17年4月1日
その他、少額のものについては発生年度に一括償却しております。
に適格退職年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行いたしま
した。これにより、翌連結会計年度の損益に与える影響額は3,400
百万円(特別利益)であります。
③ 賞与引当金
親会社及び連結子会社は、従業員の賞与に充てるため、期末に
Ⅲ
4
-
特別利益として41,155百万円計上しております。
7. 利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分又は損失処理について連結
会計年度中に確定した利益処分又は損失処理に基づいて作成して
おります。
おける支給見込額を基準に計上しております。
④ 日本国際博覧会出展引当金
8. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
親会社は、平成17年3月25日から開催されている日本国際博覧会
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、
の出展費用に充てるため、出展契約に基づく総出展費用見込額を
手許現金、要求払預金及び取得日から満期日又は償還日までの期間が
期間配分方式により計上しております。
3ヵ月以内の定期預金等の短期投資からなっております。
⑤ 価格変動準備金
119
Ⅲ.企業集団等の状況
(6)連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
(固定資産の減損に係る会計基準)
16年3月31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表か
固定資産の減損に係る会計基準(
「固定資産の減損に係る会
ら適用できることになったことに伴い、当連結会計年度から同
計基準の設定に関する意見書」
(企業会計審議会 平成14年8
会計基準及び同適用指針を適用しております。この結果、従来
月9日))及び「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」
の方法によった場合と比較して、税金等調整前当期純利益は、
(企業会計基準適用指針第6号 平成15年10月31日)が平成
12,055百万円減少しております。
(7)時価情報等
1. 有価証券関係
● 有価証券
① 売買目的有価証券
該当事項ありません。
② 満期保有目的の債券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
連結貸借対照表
計
上
額
時 価
平成 16 年度末
連結貸借対照表
計
上
額
時 価
差 額
–
6
176,949
2,054
181,795
2,094
4,846
40
差 額
外国証券
–
322
–
328
小
計
322
328
6
179,004
183,890
4,886
公 社 債
外国証券
–
3,318
–
3,315
–
△3
–
2,510
–
2,510
–
△0
小
3,318
3,315
△3
2,510
2,510
△0
3,640
3,643
2
181,515
186,400
4,885
時価が
連結貸借対照表計上額を
超えるもの
公 社 債
時価が
連結貸借対照表計上額を
超えないもの
計
合 計
③ その他有価証券で時価のあるもの
(単位:百万円)
平成 15 年度末
平成 16 年度末
取得原価
連結貸借対照表
計
上
額
差 額
取得原価
連結貸借対照表
計
上
額
差 額
そ の 他
1,816,170
746,412
575,527
49,900
1,870,906
1,816,775
641,931
55,416
54,735
1,070,362
66,404
5,516
2,001,611
723,470
660,461
54,134
2,063,071
1,824,883
729,214
59,429
61,459
1,101,413
68,753
5,294
小
計
3,188,011
4,385,030
1,197,018
3,439,677
4,676,598
1,236,920
公 社 債
406,722
33,311
294,341
18,831
399,846
27,552
284,014
18,338
△ 6,876
△ 5,758
△ 10,326
△ 493
78,108
33,546
304,349
22,560
76,787
25,825
296,022
21,918
△ 1,320
△ 7,721
△ 8,327
△ 642
種 類
公 社 債
株
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
外国証券
株
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
式
外国証券
そ の 他
小
Ⅲ
4
式
計
-
合 計
753,206
729,751
△ 23,455
438,565
420,553
△ 18,011
3,941,218
5,114,781
1,173,563
3,878,243
5,097,151
1,218,908
(注)平成16年度末
(注)平成15年度末
その他有価証券で時価のあるものについて451百万円減
その他有価証券で時価のあるものについて871百万円減
損処理を行っております。
損処理を行っております。
なお、親会社及び国内連結子会社は、当該有価証券の減
なお、親会社及び国内連結子会社は、当該有価証券の
損に当たっては、時価が取得原価に比べて50%以上下
減損に当たっては、時価が取得原価に比べて50%以上
落した銘柄は全て減損処理を行い、30%以上50%未満
下落した銘柄は全て減損処理を行い、30%以上50%未
下落した銘柄については、時価が回復する見込みがある
満下落した銘柄については、時価が回復する見込みが
と認められる場合を除き減損処理を行っております。
あると認められる場合を除き減損処理を行っております。
④ 当連結会計年度中に売却したその他有価証券
平成 15 年度
種 類
そ
120
の
他
有
価
(単位:百万円)
売
証
券
却
1,215,216
額
平成 16 年度
売却益の合計額
売却損の合計額
110,708
34,705
売
却
782,286
額
売却益の合計額
売却損の合計額
60,995
8,337
⑤ 時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
平成 15 年度末
平成 16 年度末
1. 満期保有目的の債券
1. 満期保有目的の債券
外 国 証 券
290百万円
外 国 証 券
3,372百万円
そ の 他
70,091百万円
そ の 他
58,370百万円
(注)連結貸借対照表において現金及び預貯金として処理されている譲渡性
預金並びに買入金銭債権として処理されているコマーシャルペーパーを
「その他」
に含めております。
(注)同左
2. その他有価証券
2. その他有価証券
公 社 債
8,852百万円
公 社 債
7,104百万円
株 式
48,305百万円
株 式
74,750百万円
外 国 証 券
29,205百万円
外 国 証 券
30,995百万円
そ の 他
14,809百万円
そ の 他
37,140百万円
(注)連結貸借対照表において買入金銭債権として処理されている貸付債
権信託受益権を
「その他」に含めております。
(注)同左
⑥ その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
国
方
5 年 超
10 年以内
10 年超
1 年以内
1 年 超
5 年以内
5 年 超
10 年以内
10 年超
他
13,038
85,122
142,667
80,196
70,091
70,507
250,479
595,368
445,425
260
371,202
53,173
610,666
213,660
91
16,438
1,134
69,805
44,324
7,594
17,085
100,618
138,507
99,694
58,374
73,863
141,495
603,379
495,726
254
428,948
30,447
648,243
225,160
34
56,781
105
84,437
60,658
25,243
計
391,116
1,362,041
1,248,794
139,296
414,280
1,314,718
1,332,834
227,226
債
国
そ
合
1 年 超
5 年以内
債
社
外
1 年以内
債
地
証
の
平成 16 年度末
券
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
連結貸借対照表において現金及び預貯金として処理されてい
同左
る譲渡性預金並びに買入金銭債権として処理されているコマー
シャルペーパー等を
「その他」
に含めております。
2. 金銭の信託関係
● 金銭の信託
① 運用目的の金銭の信託
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
金
銭
の
信
平成 16 年度末
連結貸借対照表計上額
損益に含まれた評価差額
連結貸借対照表計上額
損益に含まれた評価差額
24,986
1,788
55,834
1,233
託
-
Ⅲ
4
② 満期保有目的の金銭の信託
該当事項ありません。
③ 運用目的、
満期保有目的以外の金銭の信託
平成 15 年度
平成 16 年度
時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。取得原価を
時価評価する単独運用の金銭の信託はありません。取得原価を
もって連結貸借対照表に計上している合同運用の金銭の信託が
もって連結貸借対照表に計上している合同運用の金銭の信託が
3,059百万円あります。
1,586百万円あります。
121
Ⅲ.企業集団等の状況
3. デリバティブ取引情報
① 取引の状況に関する事項
平成 15 年度
平成 16 年度
1. 取引に対する取組方針・利用目的
1. 取引に対する取組方針・利用目的
当社は、主として資産運用における価格、為替、金利変動によ
る市場リスクをヘッジする目的で、デリバティブ取引を利用して
同左
おります。
また、当社では、ヘッジ目的以外に、取引に係るリスクに留意し
た上で運用収益を獲得する目的でデリバティブ取引を利用して
おります。
2. 取引の内容
2. 取引の内容
当社が、当連結会計年度にヘッジ目的で利用したデリバティブ
当社が、当連結会計年度にヘッジ目的で利用したデリバティブ
取引は為替予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、
金利スワップ取引、債券店頭オプション取引、株価指数オプショ
取引は為替予約取引、通貨オプション取引、通貨スワップ取引、
金利スワップ取引、債券店頭オプション取引、株式先渡取引、ク
ン取引、クレジットデリバティブ取引であります。
レジットデリバティブ取引であります。
また、収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替予約取
引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、金
また、収益獲得目的で利用したデリバティブ取引は、為替予約
取引、通貨オプション取引、金利先物取引、金利スワップ取引、
利キャップ取引、スワップション取引、債券先物取引、債券先物
オプション取引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、
金利キャップ取引、スワップション取引、債券先物オプション取
引、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、クレジットデ
クレジットデリバティブ取引、天候デリバティブ取引等であります。
リバティブ取引、天候デリバティブ取引等であります。
3. 取引に係るリスクの内容
3. 取引に係るリスクの内容
デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動に
デリバティブ取引は、一般に、取引の対象物の市場価格変動に
係るリスク
(市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としている事
象の変動に係るリスクを有しております。また、取引先の倒産等
係るリスク
(市場リスク)やデリバティブ取引が基礎としている事
象の変動に係るリスクを有しております。
による契約不履行に係るリスク
(信用リスク)
を内包しております。
また、取引先の倒産等による契約不履行に係るリスク
(信用リ
当社が利用しているデリバティブ取引も同様に、その取引の対
象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。
スク)
を内包しております。
当社が利用しているデリバティブ取引も同様に、その取引の対
ただし、ヘッジ目的取引の場合には、現物資産とデリバティブ取引
とは逆の価格変動をすることから、市場リスクは減殺されております。
象物の価格変動に係る市場リスク等を内包しております。
ただし、ヘッジ目的取引の場合には、現物資産とデリバティブ
なお、当社は、取引の対象物の価格変動に対する当該取引の
取引とは逆の価格変動をすることから、市場リスクは減殺され
時価の変動率が大きい特殊な取引(レバレッジのきいたデリバ
ティブ取引)は利用しておりません。
ております。
なお、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、当社のデ
また、契約不履行に係る信用リスクを回避するため、当社のデ
リバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金融機関に限定
リバティブ取引契約先の大半は、信用度が高い金融機関に限
定し、かつその中で取引を分散させております。
し、かつその中で取引を分散させております。
-
Ⅲ
4
4. 取引に係るリスク管理体制
当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規定及
4. 取引に係るリスク管理体制
当社ではデリバティブ取引を含む取引全般に関する権限規定及
びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバティブ
びリスク管理規定を定め、これらの規定に基づいてデリバティブ
取引を実施し、管理しております。
日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行
取引を実施し、管理しております。
日常におけるデリバティブ取引の管理については、取引の執行
部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、組織的な牽
制を行っております。
部門と後方事務・リスク管理部門を完全に分離し、取り扱う業
務・商品の種類・保有限度・リスク量・損失対応等が規定に沿っ
また、リスク管理部門より、デリバティブ取引も含めたリスク状
て運営されているかをモニタリングすることで、組織的な牽制を
況を定期的に経営陣に報告しております。
行っております。
また、リスク管理部門より、現物資産を含めたリスクをVaR(バ
リュー・アット・リスク)等の手法によって把握・分析し、リスク状
況を定期的に取締役会等に報告しております。
122
② 取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引における契約額等は、あくまでもデリバティブ取引における名目的な契約額又は計算上の想定元本であり、当該金額自体
がそのままデリバティブ取引に係る市場リスクや信用リスク等を表すものではありません。
(1)通貨関連
平成 15 年度末
区
分
種 類
為替予約
取引
市
場
取
引
以
外
の
取
引
(単位:百万円)
契 約 額 等
うち 1 年超
米
ド
ル
ユ
ー
ロ
買建 米
ド
ル
売建
コール 米ドル
売建
(オプションプレミアム)
プット 米ドル
(オプションプレミアム)
通貨
オプション
取引
コール 米ドル
(オプションプレミアム)
買建
プット 米ドル
(オプションプレミアム)
プット ユーロ
(オプションプレミアム)
合 計
15,265
3,455
–
527
(
16)
527
(
19)
527
(
20)
78,407
(
443)
19,160
(
69)
117,870
(
(
(
(
(
–
–
–
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
平成 16 年度末
時 価
契 約 額 等
うち 1 年超
評価損益
15,211
3,476
–
△ 21
–
53
16
△0
(
20
△0
(
16
△3
(
96
△ 346
(
5
18,843
△ 63
△ 382
(
1,530
1,145
20
26
3)
–
–)
–
–)
15,150
109)
9,975
66)
27,848
–
–
–
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
–)
–
(
(
(
(
(
時 価
評価損益
1,577
1,136
21
△ 46
8
0
4
△0
–
–
–
–
24
△ 85
29
2,792
△ 36
△ 159
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
1. 時価の算定方法
(1)
為替予約取引
同左
先物相場を使用しております。
(2)
通貨オプション取引
オプション価格計算モデル等によっております。
2. 同左
2. 「外貨建取引等会計処理基準」により外貨建金銭債権債
務等に振り当てたデリバティブ取引及びヘッジ会計が適用
されているものについては、記載の対象から除いております。
(2)金利関連
区
分
種 類
金利
スワップ
取引
受取固定・支払変動
支払固定・受取変動
受取変動・支払変動
コ
金
利
オ
プ
シ
ョ
ン
取
引
契 約 額 等
うち 1 年超
ス
ワ 売建
ッ
プ
シ
ョ
ン
買建
ー
ル
(オプションプレミアム)
プ
ッ
ト
(オプションプレミアム)
プ
ッ
ト
(オプションプレミアム)
売
建
キ
ャ (オプションプレミアム)
ッ 買
建
プ
(オプションプレミアム)
合 計
24,429
16,500
4,000
500
(
0)
500
(
0)
–
(
–)
9,200
( 226)
3,500
( 198)
58,629
22,259
14,000
–
–
(
–)
–
(
–)
–
(
–)
4,100
( 152)
3,500
( 198)
43,859
平成 16 年度末
時 価
評価損益
1,178
△ 1,064
△ 13
1,178
△ 1,064
△ 13
0
0
1
△0
–
–
44
182
49
195
△ 148
132
契 約 額 等
うち 1 年超
24,980
23,000
–
1,000
(
0)
4,000
(
41)
2,000
(
33)
4,000
( 152)
3,500
( 198)
62,480
24,122
23,000
–
–
(
–)
4,000
(
41)
2,000
(
33)
3,100
( 139)
3,000
( 196)
59,222
時 価
評価損益
1,234
△ 1,219
–
1,234
△ 1,219
–
1
△1
17
23
15
△ 17
Ⅲ
4
-
市
場
取
引
以
外
の
取
引
(単位:百万円)
平成 15 年度末
10
142
12
72
△ 186
△ 24
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
1. 時価の算定方法
(1)
金利スワップ取引
同左
期末日現在の金利を基に将来予想されるキャッシュ・
フローを現在価値に割り引いて算出しております。
(2)
金利オプション取引
オプション価格計算モデル等によっております。
2. 同左
2. ヘッジ会計が適用されるものについては、記載対象から
除いております。
123
Ⅲ.企業集団等の状況
(3)株式関連
平成 15 年度末
区
分
市
場
取
引
(単位:百万円)
種 類
コ
契 約 額 等
うち 1 年超
ー
(オプションプレミアム)
(
0)
(
–)
評価損益
–
–)
0
△0
(
–
–
(
12
合 計
時 価
–
12
ル
株価指数
(オプションプレミアム) (
オプション 買建
プ
ッ
ト
取引
平成 16 年度末
契 約 額 等
うち 1 年超
–)
–
–
–
0
△0
(注)平成15年度末
時価の算定方法
主たる取引所における最終の価格によっております。
(
0)
–)
(
–
–
–)
0
△0
–
0
△0
–
(
52
(注)平成16年度末
時価の算定方法
同左
(4)債券関連
市
場
取
引
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区
分
種 類
債券先物
オプション
取引
売建
プ
契 約 額 等
うち 1 年超
ッ
買建
プ
ッ
–
ト
(オプションプレミアム)
(
–)
(
–)
平成 16 年度末
時 価
契 約 額 等
うち 1 年超
評価損益
–
(
–
ト
(オプションプレミアム)
13,600
–)
–
–
(
–)
–
–
(
–
–
–
–
(
–
合 計
5)
8)
27,200
時 価
–)
3
2
–)
4
△3
–
7
△1
–
(
(注)平成16年度末
時価の算定方法
主たる取引所における最終の価格によっております。
――
(5)信用関連
市
場
取
引
以
外
の
取
引
(単位:百万円)
平成 15 年度末
種 類
-
124
契 約 額 等
うち 1 年超
平成 16 年度末
時 価
評価損益
契 約 額 等
うち 1 年超
時 価
評価損益
建
429,637
375,342
37
37
448,631
275,542
803
803
買 建
15,000
15,000
△ 93
△ 93
15,000
15,000
△ 102
△ 102
444,637
390,342
△ 55
△ 55
463,631
290,542
701
701
売
クレジット
デリバティブ取引
合 計
Ⅲ
4
評価損益
–
(
13,600
(注)平成15年度末
区
分
評価損益
–
52
–)
時 価
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
1. 時価の算定方法
取引対象物の価格、契約期間等の構成要素に基づき
同左
算定しております。また一部、取引先の金融機関から提
示された価格によっております。
2. 同左
2.「売建」は信用リスクの引受取引、
「買建」は信用リスクの
引渡取引であります。
(6)その他
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区
分
種 類
市
売
場 天候
デリバティブ
取 取引
引
(オプションプレミアム)
買
(
売
そ
の
他
建
(オプションプレミアム)
(
買
合 計
22)
22)
(
3)
–)
2,521
評価損益
1,167
101
△ 135
(
–)
9)
172
149
△ 193
△ 193
10
11
(
–
3
(
(
–)
–)
560
25)
13)
(
–
–
△ 164
(
3)
2,957
279
250
–)
△ 199
△ 225
324
324
6
6
9
6
500
(
7)
–
(
33
91
–)
–
33
9)
評価損益
–
770
–
(
(
–
–
(
57)
時 価
–
954
560
(
–
(
–)
–
10
(
時 価
契 約 額 等
うち 1 年超
–
1,060
(
建
(オプションプレミアム)
(
–
建
(オプションプレミアム)
31)
平成 16 年度末
–
678
建
(オプションプレミアム)
売
の
引
773
建
包括的リスク引受契約
以 自然災害
デリバティブ
外 取引
取
契 約 額 等
うち 1 年超
–)
–
(
–)
500
3
△0
423
362
(注)平成15年度末
(注)平成16年度末
1. 時価の算定方法
時価の算定方法
オプション価格計算モデル等によっております。
オプション価格計算モデル等によっております。
なお、包括的リスク引受契約については取引先から
なお、包括的リスク引受契約については取引先から提示
提示された数値を基礎として算出しております。
された数値を基礎として算出しております。
2. 従来、
「契約額等」欄には取引の計算基礎額を記載して
おりましたが、当連結会計年度より最大支払額を記載し
ております。
3. 経済指標デリバティブ取引は、当連結会計年度よりその
他に含めております。
4. 天候デリバティブ取引及び自然災害デリバティブ取引は
当連結会計年度より取引の「種類」の細目を集約してお
ります。
-
Ⅲ
4
125
Ⅲ.企業集団等の状況
(8)退職給付関係
平成 15 年度
平成 16 年度
1. 採用している退職給付制度の概要
1. 採用している退職給付制度の概要
親会社及び一部の連結子会社は、退職一時金制度を設けてお
ります。このほかに親会社は、確定給付型の制度として、厚生
年金基金制度及び適格退職年金制度を設けております。
なお、親会社は、厚生年金基金の代行部分について、平成15年
4月1日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可を受け
ました。
2. 退職給付債務に関する事項(平成 16 年 3 月 31 日現在)
親会社及び一部の連結子会社は、退職一時金制度を設けており
ます。このほかに親会社は、確定給付型の制度として、基金型確
定給付企業年金制度及び適格退職年金制度を設けております。
なお、親会社は確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金
基金の代行部分について、平成16年4月1日に厚生労働大臣
から過去分返上の認可を受け、平成16年12月21日に国へ返還
額(最低責任準備金)の納付を行っております。
また、親会社は確定拠出年金法の施行に伴い、平成17年4月
1日に適格退職年金制度の一部を確定拠出年金制度に移行い
たしました。
2. 退職給付債務に関する事項(平成 17 年 3 月 31 日現在)
(単位:百万円)
(単位:百万円)
イ. 退職給付債務
ロ. 年金資産
△ 357,368
187,244
イ. 退職給付債務
ロ. 年金資産
△ 267,926
ハ. 未積立退職給付債務(イ+ロ)
ニ. 未認識数理計算上の差異
ホ. 未認識過去勤務債務
△ 170,124
ハ. 未積立退職給付債務(イ+ロ)
ニ. 未認識数理計算上の差異
ホ. 未認識過去勤務債務
△ 108,451
ヘ. 連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ)
ト. 前払年金費用
△ 136,037
チ. 退職給付引当金(ヘ+ト)
△ 136,037
49,153
△ 15,067
−
(注)1. 厚生年金基金の代行部分を含めて記載しております。
2. 一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用
しております。
3. 退職給付費用に関する事項
(自 平成 15 年 4 月 1日 至 平成 16 年 3 月 31日)
ヘ. 退職給付費用(イ+ロ+ハ+ニ+ホ)
-
Ⅲ
4
△ 80,499
チ. 退職給付引当金(ヘ+ト)
△ 80,499
−
(注)1. 厚生年金基金の代行部分返上に関し、国へ納付した返還額(最低
責任準備金)は、48,751百万円であります。
2. 同左
3. 退職給付費用に関する事項
(自 平成 16 年 4 月 1日 至 平成 17 年 3 月 31日)
11,003
6,991
△ 4,408
7,677
△ 7,378
13,884
(注)1. 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、
「イ. 勤務費
用」に計上しております。
2. 上記の退職給付金費用以外に再就職制度に係る割増退職金等4,529
百万円をその他特別損失に計上しております。
3. 厚生年金基金の代行部分返上に関し、当連結会計年度末日現在に
おいて測定された返還相当額(最低責任準備金)
は約495億円であり、
当該返還相当額(最低責任準備金)
の支払が当連結会計年度末日に
行われたと仮定して、
「退職給付会計に関する実務指針(中間報告)
」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第13号)第44-2項を適用
した場合に生じる損益の試算額は約405億円(特別利益)
であります。
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
イ. 退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
ロ. 割引率
2.00%
ハ. 期待運用収益率
3.00%
ニ. 過去勤務債務の処理年数
4年
(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
による定額法によっております。
)
ホ. 数理計算上の差異の処理年数
10年
(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
による定額法により、翌連結会計年度から費用処理すること
としております。
)
126
29,795
△ 1,843
ヘ. 連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ)
ト. 前払年金費用
(単位:百万円)
イ. 勤務費用
ロ. 利息費用
ハ. 期待運用収益
ニ. 数理計算上の差異の費用処理額
ホ. 過去勤務債務の費用処理額
159,474
(単位:百万円)
イ. 勤務費用
ロ. 利息費用
ハ. 期待運用収益
ニ. 数理計算上の差異の費用処理額
ホ. 過去勤務債務の費用処理額
ヘ. 退職給付費用(イ+ロ+ハ+ニ+ホ)
ト. 厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益
計
11,387
5,913
△ 5,247
3,808
△ 3,687
12,174
△ 41,155
△ 28,980
(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、
「イ. 勤務費用」
に計上しております。
4. 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
同左
(9)税効果会計関係
平成 15 年度
平成 16 年度
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の
主な原因別の内訳
主な原因別の内訳
(単位:百万円)
繰 延 税 金 資 産
(単位:百万円)
繰 延 税 金 資 産
有 価 証 券
32,477
有 価 証 券
25,600
土 地 等
13,709
土 地 等
16,943
貸 倒 引 当 金
7,327
貸 倒 引 当 金
6,249
責 任 準 備 金 等
148,043
責 任 準 備 金 等
143,297
支 払 備 金
10,071
支 払 備 金
14,989
退 職 給 付 引 当 金
46,848
退 職 給 付 引 当 金
29,453
ソ
ア
17,757
ソ
ア
16,910
他
18,727
そ
他
21,363
繰 延 税 金 資 産 小 計
294,963
繰 延 税 金 資 産 小 計
274,808
評 価 性 引 当 額
△ 12,932
評 価 性 引 当 額
△ 18,237
繰 延 税 金 資 産 合 計
282,030
繰 延 税 金 資 産 合 計
256,570
フ
ト
そ
ウ
ェ
の
繰 延 税 金 負 債
フ
ト
ウ
ェ
の
繰 延 税 金 負 債
保険業法第113条繰延資産
△ 286
保険業法第113条繰延資産
△ 143
その他有価証券評価差額金
△ 424,677
△ 1,844
その他有価証券評価差額金
他
他
△ 441,595
△ 2,383
繰 延 税 金 負 債 合 計
△ 426,809
繰 延 税 金 負 債 合 計
△ 444,121
繰
△ 144,778
繰
△ 187,551
そ
延
税
の
金
負
債
の
純
額
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の
そ
延
税
の
金
負
債
の
純
額
2. 法定実効税率と税効果会計適用後の
法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、
法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、
当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
(単位:%)
国
内
の
法
定
実
効
税
率
36.1
受取配当金等の益金不算入額
(単位:%)
率
36.1
△ 3.0
評 価 性 引 当 額 の 増 加 額
5.0
交際費等の損金不算入額
1.0
受取配当金等の益金不算入額
△ 3.5
税 額 控 除
△ 0.8
交際費等の損金不算入額
( 調 整 )
内
の
法
定
実
効
税
( 調 整 )
の
他
0.0
税効果会計適用後の法人税等の負担率
33.3
1.1
他
△ 1.0
税効果会計適用後の法人税等の負担率
37.7
そ
の
Ⅲ
4
-
そ
国
127
Ⅲ.企業集団等の状況
(10)関連当事者との取引
● 平成 16 年度
子会社等
(単位:百万円)
会社等の
名 称
属性
住所
三 井 住 友
海
上
東 京 都
子会社 ロ ー ン
中 央 区
サ ー ビ ス
株 式 会 社
資本金
事業の内容
又は職業
186
消費者ローンに
係る信用保証及
び住宅ローン保
証保険等に係る
事務代行
関 係 内 容
議決権等の
所 有 割 合 役員の兼任等
出向 4 人
直接 16%
兼任 6 人
間接 84%
転籍 1 人
事業上の関係
取引の内容
当社の行う消費者ロー
ンに係る信用保証及び 第三者との取
当社の引き受ける住宅 引に係る債務
(注)
ローン保証保険等の事 保証
務代行
取引
金額
科目
期末
残高
88,356
–
–
取引条件及び取引条件の決定方針等
当社は三井住友海上ローンサービス株式会社とあらかじめローン種類ごとに融資条件を呈示した包括保証の約定書を取り交わしており、これに基づき保証を受けて
おります。
(注)当社は第三者に対する住宅ローン等の貸付に対して、三井住友海上ローンサービス株式会社より債務保証を受けております。
● 平成 15 年度
子会社等
(単位:百万円)
会社等の
名 称
属性
住所
三 井 住 友
海
上
東 京 都
子会社 ロ ー ン
中 央 区
サ ー ビ ス
株 式 会 社
資本金
事業の内容
又は職業
186
消費者ローンに
係る信用保証及
び住宅ローン保
証保険等に係る
事務代行
関 係 内 容
議決権等の
所 有 割 合 役員の兼任等
事業上の関係
出向 2 人
直接 16%
兼任 6 人
間接 84%
転籍 2 人
取引の内容
当社の行う消費者ロー
ンに係る信用保証及び 第三者との取
当社の引き受ける住宅 引に係る債務
(注)
ローン保証保険等の事 保証
務代行
取引
金額
科目
期末
残高
85,529
–
–
取引条件及び取引条件の決定方針等
当社は三井住友海上ローンサービス株式会社とあらかじめローン種類ごとに融資条件を呈示した包括保証の約定書を取り交わしており、これに基づき保証を受けて
おります。
(注)当社は第三者に対する住宅ローン等の貸付に対して、三井住友海上ローンサービス株式会社より債務保証を受けております。
(11)リース取引関係
① リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引
平成 15 年度
区 分
取
得
価
額
相
当
額
(注1)
減
価
償
却
累
計
額
相
当
額
減
損
損
失
累
計
額
相
当
額
期
末
残
高
相
当
(単位:百万円)
平成 16 年度
709
561
267
191
–
442
369
内
117
89
超
324
279
計
442
369
244
120
244
120
額
未 経 過 リ ー ス 料 期 末 残 高 相 当 額 (注1)
-
Ⅲ
4
1
年
1
年
合
–
リ ー ス 資 産 減 損 勘 定 の 残 高
支
払
リ
ー
ス
料
–
リ ー ス 資 産 減 損 勘 定 の 取 崩 額
減
価
償
却
費
相
当
額(注2)
減 損 損 失
(注)1. 取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額の算定は支払利子込み法によっております。
2. 減価償却費相当額の算定方法は、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。
128
–
② オペレーティング・リース取引
(単位:百万円)
平成 15 年度
平成 16 年度
内
580
705
超
605
2,694
計
1,185
3,399
区 分
1
年
1
未経過リース料
年
合
(12)1 株当たり情報
平成 15 年度
平成 16 年度
1株当たり純資産額
963円51銭
1株当たり純資産額
1,021円13銭
1株当たり当期純利益
53円94銭
1株当たり当期純利益
45円51銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
52円78銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在
株式が存在していないため記載しておりません。
(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
平成 15 年度
平成 16 年度
当 期 純 利 益 ( 百 万 円 )
77,787
65,725
普 通 株 主 に 帰 属 し な い 金 額( 百 万 円 )
71
59
項 目
1 株 当 た り 当 期 純 利 益
(うち利益処分による役員賞与金)
(百万円)
(
71)
(
59)
普 通 株 式 に 係 る 当 期 純 利 益( 百 万 円 )
77,716
65,666
普 通 株 式 の 期 中 平 均 株 式 数( 千 株 )
1,440,547
1,442,627
4
–
潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり当 期 純 利 益
当 期 純 利 益 調 整 額( 百 万 円 )
(うち支払利息
(税額相当額控除後)
(百万円)
)
(
0)
(
–)
(うち手数料等
(税額相当額控除後)
(百万円)
)
(
4)
(
–)
31,816
普 通 株 式 増 加 額 数( 千 株 )
( う ち 転 換 社 債( 千 株 ))
希薄化効果を有しないため、
潜在株式調整後
1 株当たり当期純利益の算定に含めなかった
潜在株式の概要
(
31,816)
該当ありません。
–
(
–)
−−−
(13)リスク管理債権額の推移
(単位:百万円)
平成 15 年度末
区 分
平成 16 年度末
356
106
額
18,743
14,868
3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額
670
543
綻
延
貸
合
先
滞
付
条
債
権
債
件
緩
権
和
債
権
額
8,525
2,499
計
28,295
18,017
Ⅲ
4
-
額
破
(注)各債権の意義は次のとおりです。
(1)破綻先債権 ……………… 破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見
込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」
という。
)のう
ち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じて
いる貸付金であります。
(2)延滞債権 ………………… 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶
予した貸付金以外の貸付金であります。
(3)3カ月以上延滞債権 ……… 3カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸付金で破綻先債権及び延滞債権に
該当しないものであります。
(4)貸付条件緩和債権 ……… 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄
その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸付金で、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
129
Ⅲ.企業集団等の状況
5.保険子会社のソルベンシー・マージン比率
当社の国内生命保険子会社である三井住友海上きらめき生命保険株式会社のソルベンシー・マージン比率は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
項 目
平成 15 年度末
平成 16 年度末
ソ ル ベ ン シ ー ・ マ ー ジ ン 総 額 (A)
47,569
80,385
23,030
48,470
金
439
582
金
5,964
6,917
金
20
24
6,129
10,821
益
–
–
負 債 性 資 本 調 達 手 段 等
–
–
資
本
の
部
合
計
社外流出予定額、繰延資産及び
その他有価証券評価差額金を除く
(
)
価
格
危
一
変
険
般
動
準
準
貸
倒
備
備
引
当
その他有価証券の評価差額
( 税 効 果 控 除 前 )
土
地
の
控
除
そ
リ
含
ス
み
項
の
ク
損
の
合
計
目
–
–
他
11,985
13,568
額 (B)
8,642
8,892
ク
5,221
6,031
予
定
利
率
リ
ス
ク
570
611
資
産
運
用
リ
ス
ク
6,016
5,586
経
営
管
理
リ
ス
ク
236
244
1,100.8%
1,807.9%
保
険
リ
ス
ソ ル ベ ン シ ー・マ ー ジ ン 比 率
(A)
×1/ 2 }
×100
{
/ (B)
(注)1. 金額及び数値は、それぞれの年度における保険業法施行規則第86条、第87条並びに平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。
2. リスクの合計額は以下のとおり算出しております。
√ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(保険リスク)2 +
(予定利率リスク+資産運用リスク)2 +経営管理リスク
-
Ⅲ
5
130
6.セグメント情報
(1)事業の種類別セグメント情報
● 平成 16 年度(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで)
(単位:百万円)
平成 16 年度
損害保険事業
生命保険事業
合 計
消 去
連 結
I 経 常 収 益 及 び 経 常 損 益
経
常
収
益
(1) 外 部 顧 客に対 する経 常 収 益
1,924,469
152,154
2,076,624
(54,706)
2,021,917
2,806
–
2,806
2,806)
–
1,927,275
152,154
2,079,430
(57,512)
2,021,917
1,839,198
152,677
1,991,875
(57,535)
1,934,339
88,077
△ 522
87,554
産
6,714,708
688,451
7,403,159
費
17,328
155
17,483
–
17,483
失
16,460
–
16,460
–
16,460
資 本 的 支 出
13,380
201
13,581
–
13,581
(2) セグメント間の内部経常収益
計
経
常
費
用
経 常 利 益 又 は 経 常 損 失( △ )
(
22
87,577
II 資産・減価償却費・減損損失及び資本的支出
資
減
価
減
償
損
却
損
(
847)
7,402,311
(注)1. 事業区分は、親会社及び連結子会社における業務の実態を勘案して区分しております。
2. 各事業区分の主要な事業内容
損害保険事業 …… 損害保険引受業務及び資産運用業務
生命保険事業 …… 生命保険引受業務及び資産運用業務
3. 当連結会計年度における外部顧客に対する経常収益の消去欄の金額のうち主なものは、損害保険事業セグメントに係る経常収益のうちの責任準備金等戻入額を
連結損益計算書上は経常費用のうちの責任準備金等繰入額に含めて表示したことによる振替額であります。
4. 「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」4(4)②に記載のとおり、親会社及び生命保険連結子会社の役員及び執行役員に対する退職慰労金は、当
連結会計年度より、当連結会計年度末までの在任期間中の職務遂行に係る対価相当額を退職給付引当金に含めて計上する方法に変更いたしました。
この変更により、当連結会計年度発生額は損害調査費並びに営業費及び一般管理費に計上するとともに、既退任者に対する未払年金債務を含む過年度対応額
はその他特別損失に計上しております。
この結果、従来の方法に比較して、経常費用は、損害保険事業が85百万円、生命保険事業が19百万円減少し、経常利益が同額増加しております。
なお、当該変更は下期において実施したものであり、当中間連結会計期間は従来の方法によっております。従って、当中間連結会計期間は、変更後の方法によっ
た場合に比べて、損害保険事業は経常費用が132百万円多く、経常利益が同額少なく計上されており、生命保険事業は経常費用が4百万円少なく、経常利益は同
額多く計上されております。
● 平成 15 年度(平成 15 年 4 月1日から平成 16 年 3 月31日まで)
(単位:百万円)
平成 15 年度
損害保険事業
生命保険事業
合 計
消 去
連 結
–
2,066,500
I 経 常 収 益 及 び 経 常 損 益
経
常
収
益
(1) 外 部 顧 客に対 する経 常 収 益
1,929,830
136,670
2,066,500
(2) セグメント間の内部経常収益
1,928
–
1,928
(
1,928)
–
1,931,759
136,670
2,068,429
(
1,928)
2,066,500
1,754,710
138,776
1,893,486
(
1,928)
1,891,557
177,049
△ 2,106
174,943
産
6,569,587
557,476
7,127,063
費
19,186
121
19,308
–
19,308
資 本 的 支 出
10,292
209
10,501
–
10,501
計
経
常
費
用
経 常 利 益 又 は 経 常 損 失( △ )
–
174,943
II 資 産・減 価 償 却 費 及び 資 本 的 支 出
資
減
価
償
却
(
102)
7,126,961
(注)1. 事業区分は、親会社及び連結子会社における業務の実態を勘案して区分しております。
2. 各事業区分の主要な事業内容
損害保険事業 …… 損害保険引受業務及び資産運用業務
生命保険事業 …… 生命保険引受業務及び資産運用業務
-
Ⅲ
6
131
Ⅲ.企業集団等の状況
(2)所在地別セグメント情報
● 平成 16 年度(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで)
全セグメントの経常収益の合計及び全セグメントの資産の金額の合計額に占める
「本邦」の割合がいずれも90%を超えているため、所在地
別セグメント情報の記載を省略しております。
● 平成 15 年度(平成 15 年 4 月1日から平成 16 年 3 月31日まで)
同上
(3)海外売上高
● 平成 16 年度(平成 16 年 4 月1日から平成 17 年 3 月31日まで)
海外売上高(経常収益)
が、連結売上高(経常収益)
の10%未満のため、海外売上高の記載を省略しております。
● 平成 15 年度(平成 15 年 4 月1日から平成 16 年 3 月31日まで)
同上
-
Ⅲ
6
132
会 社 概 要
………………………………………………………
134
役員の状況
………………………………………………………………
137
歴史と沿革
………………………………………………………………
144
会社の組織
………………………………………………………………
146
株式・株主の状況
………………………………………
148
……………………………………………………………
150
………………………………………………………………
152
当社および子会社等の概況
従業員の状況
設備の状況
国内ネットワーク
………………………………………………………
155
海外ネットワーク
………………………………………………………
162
133
株式・株主の状況
(平成 17 年 3 月 31 日現在)
1. 発行株式の概況
① 発行する株式の内容
普通株式
② 発行する株式の総数
3,000,000,000株
③ 発行済株式の総数
1,513,184,880株
④ 総株主数
56,600名
2. 株式の分布状況
① 所有者別状況
区 分
株
所
主
有
株
式
金融機関
証券会社
その他国内法人
外国人・外国法人
個人・その他
合 計
数
175 名
51 名
1,107 名
564 名
54,703 名
56,600 名
数
44,486 万株
1,993 万株
19,704 万株
58,781 万株
26,352 万株
151,318 万株
29.4%
1.3%
13.0%
38.9%
17.4%
100.0%
1 千株未満
1 千株以上
1 万株未満
1万株以上
10 万株未満
10 万 株 以 上
100 万株未満
100 万株以上
合 計
17,781 名
33,921 名
4,278 名
435 名
185 名
56,600 名
31.4%
59.9%
7.6%
0.8%
0.3%
100.0%
発行済株式総数に対する割合
② 所有数別状況
区 分
株
主
数
総株主数に対する割合
③ 地域別状況
区 分
株
式
数
北海道
東 北
関 東
中 部
近 畿
中 国
四 国
九 州
624 万株
594 万株
74,419 万株
6,049 万株
10,174 万株
664 万株
748 万株
792 万株
0.4%
0.4%
49.2%
4.0%
6.7%
0.5%
0.5%
0.5%
発行済株式総数に対する割合
外 国
合 計
57,252 万株 151,318 万株
37.8%
100.0%
3. 大株主
氏名または名称
住 所
所有株式数
発行済株式
総数に対する
所有株式数の
割
合
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
(信託口)
東京都港区浜松町 2-11-3
78,838 千株
5.21%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
東京都中央区晴海 1-8-11
78,355
5.18
53,632
3.54
48,902
3.23
33,214
2.19
23,355
1.54
20,257
1.34
18,759
1.24
17,049
1.13
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン
ウールゲート ハウス, コールマンストリート ロンドン EC2P 2HD, 英国
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町
(東京都中央区日本橋兜町 6-7)
証券決済業務室)
ステート ストリート バンク アンドトラスト カンパニー
505103
P.O.BOX 351 ボストン マサチューセッツ 02101 米国
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町 (東京都中央区日本橋兜町 6-7)
証券決済業務室)
東京都千代田区丸の内 1-6-6 日本生命証券管理部内
日本生命保険相互会社
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン
ウールゲート ハウス, コールマンストリート ロンドン EC2P 2HD, 英国
エス エル オムニバス アカウント
(常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行兜町 (東京都中央区日本橋兜町 6-7)
証券決済業務室)
東京都中央区築地 7-18-24
住友生命保険相互会社
ザ バンク オブ ニユーヨーク トリーテイー
アベニュー デ ザール, 35 クンストラーン, 1040 ブラッセル, ベルギー王国
ジヤスデツク アカウント
(東京都千代田区丸の内 2-7-1)
(常任代理人 株式会社東京三菱銀行カストディ業務部)
東京都中央区晴海 1-8-11
住友商事株式会社
東京都千代田区大手町 1-2-3
三井生命保険株式会社
計
(注)上記のほか当社保有の自己株式81,919千株(5.41%)があります。
134
−
16,719
1.10
389,082
25.71
4. 配当政策
当社は、今後の経営環境と事業展開を勘案しつつ、安定的な
影響を除き順調に推移していることから、この成功を支えてい
配当を維持していくことを基本に、会社の業績に見合った配当
ただいた株主の皆さまへの感謝の意を込め、特別配当として
を行い、あわせて適切な利益還元策を実施することにより、株
1株につき1円を加え、合わせて1株につき9円50銭としました。
主の皆さまのご支援に応えていきたいと考えています。
この結果、当期の配当性向は22.6%となっています。
一方、損害保険事業の性格上、地震その他の異常災害の発生
内部留保資金については、担保力の増強を図るとともに、事業
等に備えて、内部留保の充実に努めていくことも必要と考えて
環境の変化に備えるべく、経営基盤の強化に向け有効投資し
います。
ていきます。
以上の基本方針に基づき、当期の普通配当は、1株につき8円
なお、資本効率の向上と株主への利益還元を目的として、当期
50銭としました。また、平成13年10月1日の三井住友海上火災
に商法第211条の3第1項第2号の規定に基づく自己株式の取
保険株式会社の創立から3年半を経過し、業績も自然災害の
得23,073,000株(取得総額21,485百万円)
を実施しました。
5. 発行済株式総数、資本金等の推移
年 月 日
平成 12 年 9 月 7 日
発 行 済 株 式 総 数
増 減 数
△ 22,000 千株
残 高
757,216 千株
資 本 金
増 減 額
–
平成 13 年 10 月 1 日
722,670
1,479,886
平成 14 年 3 月 31 日
7
1,479,894
2,500
平成 16 年 3 月 31 日
33,290
1,513,184
11,119,152
残 高
68,453,459 千円
60,020,411 千円 128,473,870
資 本 準 備 金
増 減 額
残 高
摘 要
利益による
–
46,440,402 千円 株式の消却による減少
35,549,017 千円
81,989,419
128,476,371
2,499
81,991,918
139,595,523
11,115,823
93,107,741
住友海上火災保険株式会社
との合併に伴う新株発行合
併比率 1:1.09
転換社債の転換による増加
平成 13 年 4 月 1 日から
(平成
14 年 3 月 31 日まで )
転換社債の転換による増加
平成 15 年 4 月 1 日から
(平成
16 年 3 月 31 日まで )
(注)平成17年3月31日現在の発行済株式総数、資本金及び資本準備金は、平成16年3月31日現在と同額です。
6. 社債の発行状況
銘 柄( 発 行 年 月 日 )
発 行 総 額
利 率
利 払 日
償 還 期 限
第1回無担保社債
(平成 16 年 11 月 19 日)
29,994 百万円
年 0.4%
6 月 20 日
12 月 20 日
平成 19 年 12 月 20 日
第2回無担保社債
(平成 16 年 11 月 19 日)
70,000 百万円
年 0.8%
6 月 20 日
12 月 20 日
平成 21 年 12 月 18 日
135
株式・株主の状況
(平成 17 年 3 月 31 日現在)
7. 基本事項
① 決 算 期 日
毎年3月31日
(年1回)
② 定時株主総会
毎年4月1日から4カ月以内に開催いたします。
③ 基 準 日
定時株主総会において権利を行使することができる株主は、毎年3月31日現在の株主名簿に記載された株主といたし
ます。
④ 公告掲載新聞
⑤ 上 場 取 引 所
⑥ 名義書換代理人
同事務取扱場所
東京都及び大阪市において発行する日本経済新聞
ただし、貸借対照表及び損益計算書に係る情報は、
〈http://www.ms-ins.com/ir/bs_pl/index.html〉
において提供いたします。
東京、大阪、名古屋の各証券取引所(市場第1部)
住友信託銀行株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目4番4号
住友信託銀行株式会社 証券代行部
(郵 便 物 送 付 先) 〒183-8701 東京都府中市日鋼町1番10
住友信託銀行株式会社 証券代行部
(電 話 照 会 先)(住所変更等用紙のご請求)7 0120-175-417
(その他のご照会)
同 取 次 所
7 0120-176-417
住友信託銀行株式会社 本店及び全国各支店
8. 株主総会議案等
第88期定時株主総会が、平成17年6月28日に開催され、以下のとおり報告並びに決議されました。
報告事項
1.第88期(平成16年度(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)
)営業報告書、貸借対照表及び損益計算書並びに定款授
権に基づく取締役会決議による自己株式買受け報告の件
本件は、上記計算書類及び定款授権に基づく取締役会決議による自己株式買受けの内容を報告いたしました。
2.第88期(平成16年度(平成16年4月1日から平成17年3月31日まで)
)連結貸借対照表及び連結損益計算書並びに会計監査人
及び監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
本件は、上記連結計算書類の内容及びその監査結果を報告いたしました。
決議事項
第 1 号議案
第88期利益処分案承認の件
本件は、原案のとおり承認可決されました。
(株主配当金は、普通配当1株につき8円50銭、特別配当1株につき1円であります。)
第 2 号議案
定款一部変更の件
第 3 号議案
本件は、原案のとおり承認可決されました。
取締役13名選任の件
本件は、原案のとおり、井口武雄、植村裕之、秦 喜秋、山下 尚、浅野広視、近藤和夫、松野 斉、阿保俊司、池田克朗、柄澤
康喜、河野栄子、頃安健司及び 巖の各氏が選任され就任いたしました。
(河野栄子、頃安健司及び 巖の各氏は商法第188条第2項第7号ノ2に定める社外取締役であります。)
第 4 号議案
監査役2名選任の件
本件は、原案のとおり、安田荘助及び首藤 惠の各氏が選任され就任いたしました。
(安田荘助及び首藤 惠の各氏は株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第18条第1項に定める社外監査役であ
ります。)
第 5 号議案
取締役及び監査役に対し退職慰労金贈呈の件
本件は、原案のとおり、平成17年3月31日付で取締役を退任された栗岡 威、内田 進及び綿村 惇の各氏並びに退任取締役野崎
贊平氏並びに退任監査役北野正樹氏に対し、在任中の功労に報いるため、当社における一定の基準により、相当額の範囲内で
退職慰労金を贈呈することとし、その金額、時期、方法等は、退任取締役については取締役会に、退任監査役については監査役の
協議に一任することに承認可決されました。なお、平成17年3月31日をもって退職慰労金制度を廃止したことに伴い、野崎贊平
氏及び北野正樹の各氏については、同日までの在任期間のみを対象として贈呈の金額を定めることとしております。また、原案
のとおり、退職慰労金制度の廃止に伴い、取締役井口武雄、植村裕之、秦 喜秋、山下 尚、浅野広視、近藤和夫、阿保俊司
及び池田克朗の各氏並びに監査役小倉康男、堤 保夫及び野 道雄の各氏に対し、平成17年3月31日までの在任期間中の功
労に報いるため、当社における一定の基準により、相当額の範囲内で各氏の退任時に退職慰労金を贈呈することとし、その金額、
方法等は、取締役については取締役会に、監査役については監査役の協議に一任することに承認可決されました。
第 6 号議案
取締役報酬及び監査役報酬改定の件
本件は、原案のとおり、取締役報酬を「年額7億5,000万円以内(使用人兼務取締役の使用人分給与を含まない。
)
」
、監査役報酬
を「年額1億4,000万円以内」に改定することに承認可決されました。
136
役員の状況(平成17年7月1日現在)
役員体制
取締役数 ……… 13 名
執行役員数 …… 38 名(取締役兼務者含む)
監査役数………… 6 名(内常勤 3 名)
取締役
役名および職名
取締役会長
共同最高経営責任者
[代表取締役]
取締役社長
共同最高経営責任者
[代表取締役]
氏名(生年月日)
いのくち
たけ お
井口 武雄
(昭和 17 年 4 月9 日生)
略歴
昭和 40 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
平成 5 年 6 月 取締役火災新種商品企画部長
平成 6 年 6 月 常務取締役
平成 8 年 4 月 取締役社長
−
平成 12 年 6 月 最高執行責任者
(CEO)
取締役会長・取締役社長
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
取締役会長共同最高経営責任者
(現職)
昭和 40 年 4 月
平成 3 年 6 月
平成 4 年 6 月
平成 6 年 6 月
うえむら
ひろゆき
平成 7 年 6 月
平成 9 年 6 月
(昭和 17 年 1 月23 日生) 平成 10 年 1 月
平成 10 年 6 月
平成 12 年 6 月
平成 13 年10 月
植村 裕之
昭和 43 年
平成 7 年
平成 10 年
平成 11 年
平成 12 年
取締役
副社長執行役員
[代表取締役]
しん
4月
6月
6月
6月
6月
よしあき
秦 喜秋
平成 12 年 6 月
(昭和 20 年 11 月4日生)
平成 13 年10 月
平成 14 年 6 月
平成 17 年 4 月
取締役
副社長執行役員
やました
たかし
山下 尚
(金融サービス本部長)
(昭和 21 年 7 月7 日生)
[代表取締役]
担当業務
住友海上火災保険株式会社入社
取締役社長室長
取締役東京営業本部長
常務取締役営業推進部長
常務取締役
専務取締役
専務取締役リスクマネジメント企画本部長
取締役社長
取締役社長最高執行役員
三井住友海上火災保険株式会社
取締役社長共同最高経営責任者
(現職)
−
住友海上火災保険株式会社入社
取締役社長室長
常務取締役
常務取締役関東甲信越営業本部長
常務取締役リスクマネジメント企画本部長
兼関東甲信越営業本部長
常務取締役常務執行役員
リスクマネジメント企画本部長
兼関東甲信越営業本部長
三井住友海上火災保険株式会社
常務取締役常務執行役員
専務取締役専務執行役員
取締役 副社長執行役員
(現職)
海外部門
欧州中東部
北米部
中南米部
業務監査部
自動車保険収支改善担当
昭和 44 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
平成 12 年 6 月 執行役員取締役社長室長
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
取締役執行役員
金融サービス本部副本部長兼
金融サービス本部金融事業部長
平成 14 年 6 月 常務取締役常務執行役員
金融サービス本部長
平成 16 年 4 月 専務取締役専務執行役員
金融サービス本部長
平成 17 年 4 月 取締役 副社長執行役員金融サービス
本部長(現職)
財務企画部
金融ソリューション部
投資部
金融事業部
アセット事業担当
137
役員の状況(平成17年7月1日現在)
役名および職名
氏名(生年月日)
昭和 48 年 4 月
平成 12 年 6 月
平成 13 年 6 月
平成 13 年10 月
担当業務
取締役
常務執行役員
住友海上火災保険株式会社入社
執行役員統合推進室長
あさ の
ひろ み
取締役執行役員統合推進室長
三井住友海上火災保険株式会社
取締役執行役員経営企画部長
(昭和 25 年 12 月13 日生)
平成 16 年 4 月 常務取締役常務執行役員
平成 17 年 4 月 取締役常務執行役員(現職)
取締役
常務執行役員
昭和 48 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
こんどう
かず お
平成 14 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
取締役執行役員人事部長
(昭和 25 年 12 月27 日生) 平成 16 年 4 月 常務取締役常務執行役員
平成 17 年 4 月 取締役常務執行役員(現職)
取締役
常務執行役員
昭和 44 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
まつ の
ひとし
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員関西本部長
(昭和 20 年 9 月12 日生)
平成 17 年 4 月 常務執行役員
平成 17 年 6 月 取締役常務執行役員(現職)
営業推進部門
販売推進部
メディア・チャネル開発部
市場開発部
営業行動改革担当
取締役
常務執行役員 昭和 48 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 14 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
あ
ぼ
しゅん じ
執行役員火災新種保険部長
平成 16 年 4 月 執行役員
(昭和 25 年 12 月15 日生)
平成 16 年 6 月 取締役執行役員
平成 17 年 4 月 取締役常務執行役員(現職)
コンプライアンス推進部
業務監査部
リスク管理部
財務管理部
浅野 広視
近藤 和夫
松野 斉
阿保 俊司
いけ だ
取締役
常務執行役員
取締役
執行役員
(経営企画部長)
(非常勤)
かつあき
池田 克朗
(昭和 26 年 9 月8 日生)
人事部
総務部
文書法務部
IT 推進部
代理店システム部
営業事務部
情報管理担当
経営企画部(除く IR 担当)
広報部
CS 業務プロセス改革担当
資本政策担当
企業価値向上担当
生保事業担当
昭和 49 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社 経理部
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
IR 担当
取締役執行役員経理部長
海外グループ会社経理担当
平成 17 年 4 月 取締役常務執行役員(現職)
昭和 50 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 16 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員経営企画部長
(昭和 25 年 10 月27 日生)
平成 17 年 6 月 取締役執行役員経営企画部長(現職)
からさわ
やすよし
柄澤 康喜
こう の
取締役
138
略歴
えい こ
河野 栄子
(昭和 21 年 1 月1 日生)
昭和 44 年12 月 株式会社日本リクルートセンター
(現 株式会社リクルート)入社
昭和 59 年 4 月 同社取締役広告事業本部副本部長
昭和 59 年11 月 同社取締役広告事業本部本部長
昭和 60 年 8 月 同社常務取締役
昭和 61 年11 月 同社専務取締役
平成 6 年 7 月 同社取締役副社長
平成 9 年 6 月 同社取締役社長
平成 15 年 6 月 同社取締役会長兼 CEO
平成 16 年 4 月 同社取締役会長兼取締役会議長
平成 16 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社監査役
平成 17 年 6 月 株式会社リクルート特別顧問(現職)
平成 17 年 6 月 取締役(現職)
−
−
役名および職名
取締役
(非常勤)
取締役
(非常勤)
氏名(生年月日)
略歴
担当業務
昭和 42 年 4 月
平成 8 年 1 月
平成 9 年12 月
平成 11 年 4 月
ころやす
けん じ
平成 11 年12 月
平成 13 年 5 月
(昭和 17 年 4 月16 日生) 平成 14 年 6 月
平成 15 年 2 月
平成 16 年 7 月
頃安 健司
東京地方検察庁検事
法務省官房長
最高検察庁総務部長
同庁刑事部長
法務総合研究所長
札幌高等検察庁検事長
−
名古屋高等検察庁検事長
大阪高等検察庁検事長
弁護士登録
東京永和法律事務所客員弁護士(現職)
平成 17 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社取締役(現職)
昭和 60 年 4 月 財団法人モラロジー研究所経済研究室
研究員
平成 8 年 4 月 麗澤大学国際経済学部助教授
たか
いわお
平成 13 年 4 月 同大学国際経済学部教授兼企業倫理研究
−
センター副センター長
(昭和 31 年 3 月10 日生)
平成 15 年 4 月 同大学国際経済学部教授兼企業倫理研究
センター長(現職)
平成 17 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社取締役(現職)
巖
執行役員
役名および職名
取締役会長
共同最高経営責任者
[代表取締役]
取締役社長
共同最高経営責任者
[代表取締役]
取締役
副社長執行役員
[代表取締役]
取締役
副社長執行役員
氏名(生年月日)
いのくち
取締役の欄をご覧ください
(昭和 17 年 4 月9 日生)
うえむら
ひろゆき
植村 裕之
取締役の欄をご覧ください
(昭和 17 年 1 月23 日生)
しん
よしあき
秦 喜秋
取締役の欄をご覧ください
(昭和 20 年 11 月4日生)
やました
たかし
山下 尚
え なみ
(大阪企業本部長)
担当業務
たけ お
井口 武雄
(金融サービス本部長)
(昭和 21 年 7 月7 日生)
[代表取締役]
専務執行役員
略歴
けんいち
海浪 憲一
(昭和 21 年 1 月20日生)
取締役の欄をご覧ください
昭和 43 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 8 年 6 月 取締役火災新種業務部長
平成 10 年 1 月 取締役企業営業推進部長兼
火災新種保険部長
平成 10 年 6 月 取締役リスクマネジメント企画本部長兼
企業営業推進部長
平成 11 年 6 月 常務取締役リスクマネジメント企画本部長
兼企業営業推進部長
平成 12 年 6 月 常務取締役
平成 12 年 6 月 常務執行役員
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
常務執行役員東京企業第二本部長
平成 16 年 4 月 専務執行役員大阪企業本部長(現職)
関西業務部
関西総務部
139
役員の状況(平成17年7月1日現在)
役名および職名
氏名(生年月日)
やま だ
専務執行役員
(名古屋企業本部長)
専務執行役員
かず お
山田 和雄
(昭和 21 年 9 月28日生)
み くに
よしひこ
三国 義彦
(東京自動車本部長兼
自動車営業推進本部長) (昭和 22 年 8 月3日生)
略歴
担当業務
昭和 44 年 4 月 大正海上火災保険株式会社(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)入社
(秘書担当)
平成 11 年 6 月 取締役社長室長兼社長室部長
平成 11 年11 月 取締役社長室統合推進室長兼
社長室部長
(秘書担当)
中部業務部
平成 12 年 4 月 取締役統合推進室長
中部総務部
平成 12 年 6 月 執行役員取締役統合推進室長
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
常務取締役常務執行役員
平成 14 年 6 月 常務執行役員名古屋企業本部長
平成 16 年 4 月 専務執行役員名古屋企業本部長
(現職)
昭和 45 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
平成 11 年 6 月 取締役中国本部長
平成 12 年 6 月 常務執行役員中国本部長
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
自動車営業推進部
常務執行役員中国本部長
平成 14 年 6 月 常務執行役員関東甲信越本部長
平成 16 年 4 月 専務執行役員東京自動車本部長兼自動車
営業推進本部長(現職)
昭和 45 年 4 月
平成 9 年 6 月
平成 12 年 6 月
平成 13 年10 月
住友海上火災保険株式会社入社
取締役人事部長
常務取締役常務執行役員人事部長
え
び
な
けん
三井住友海上火災保険株式会社
専務執行役員
企業自動車損害サービス部
常務取締役常務執行役員
(東京企業第二本部長)
(昭和 21 年 10 月20 日生)
平成 16 年 4 月 常務取締役常務執行役員
東京企業第二本部長
平成 16 年 6 月 専務執行役員東京企業第二本部長(現職)
海老名 健
専務執行役員
(関西自動車本部長)
常務執行役員
(神奈川静岡本部長)
ひ だか
のぶゆき
日高
信行
(昭和 22 年 5 月31日生)
(関東甲信越本部長)
−
昭和 47 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
え がしら
としあき
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員火災新種保険部長
−
(昭和 23 年 11 月30日生) 平成 14 年 6 月 執行役員中国本部長
平成 15 年 6 月 常務執行役員中国本部長
(現職)
平成 16 年 4 月 常務執行役員神奈川静岡本部長
江頭 敏明
なかがわ
常務執行役員
昭和 46 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 12 年 6 月 執行役員九州営業本部長
平成 13 年 9 月 執行役員九州営業本部長兼
福岡自動車営業部長
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員九州本部長
平成 15 年 6 月 常務執行役員関西自動車本部長
平成 17 年 4 月 専務執行役員関西自動車本部長
(現職)
としひろ
中川 敏洋
(昭和 23 年 7 月14日生)
昭和 47 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 12 年 6 月 執行役員中・四国営業本部長
平成 13 年10 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員四国本部長
平成 14 年 6 月 執行役員千葉埼玉本部長
平成 16 年 4 月 常務執行役員関東甲信越本部長
(現職)
−
昭和 47 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
平成
年
月
三井住友海上火災保険株式会社執行役員
14
6
あら や
かず お
常務執行役員
東京企業第二本部企業営業第三部長
(東京企業第一本部長兼
金融営業推進部
平成 15 年 6 月 執行役員北海道本部長
金融公務営業推進本部長)(昭和 23 年 11 月17日生)
平成 16 年 4 月 常務執行役員北海道本部長
平成 17 年 4 月 常務執行役員東京企業第一本部長兼金融
公務営業推進本部長(現職)
新谷 和夫
140
役名および職名
氏名(生年月日)
あさ の
取締役
常務執行役員
取締役の欄をご覧ください
(昭和 25 年 12 月13 日生)
かず お
近藤 和夫
取締役の欄をご覧ください
(昭和 25 年 12 月27 日生)
まつ の
取締役
常務執行役員
担当業務
ひろ み
浅野 広視
こんどう
取締役
常務執行役員
略歴
ひとし
松野 斉
取締役の欄をご覧ください
(昭和 20 年 9 月12 日生)
昭和 45 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
常務執行役員
執行役員中部本部長
−
(中部本部長兼北陸本部長)
(昭和 22 年 8 月30 日生) 平成 16 年 4 月 執行役員中部本部長兼北陸本部長
平成 17 年 4 月 常務執行役員中部本部長兼北陸本部長(現職)
しら き
ひろあき
白木 博章
常務執行役員
昭和 47 年 5 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
えんどう
いさむ
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員
東京企業第二本部企業営業第二部長
(昭和 23 年 11 月13 日生) 平成 16 年 4 月 執行役員国際業務部長
平成 17 年 4 月 常務執行役員国際業務部長
平成 17 年 7 月 常務執行役員(現職)
遠藤 勇
く
常務執行役員
(東京本部長)
ぼ
執行役員
(アジア第二本部長)
執行役員
(九州本部長)
取締役の欄をご覧ください
(昭和 26 年 9 月8 日生)
昭和 48 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
平成 14 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
−
執行役員自動車保険部長
(昭和 24 年 11 月10日生)
平成 15 年 6 月 執行役員欧州中東部長
(現職)
いちろう
飯島 一郎
よし お
飯島 至雄
(昭和 24 年 9 月7 日生)
昭和 48 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員アジア第二本部長
(現職)
−
昭和 49 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員
−
名古屋企業本部名古屋自動車営業第一部長
(昭和 26 年 9 月15 日生)
平成 17 年 4 月 執行役員千葉埼玉本部長(現職)
ひさ お
三堀 尚雄
昭和 49 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 15 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 27 年 1 月20 日生)
執行役員九州本部長
(現職)
にし だ
執行役員
取締役の欄をご覧ください
かつあき
池田 克朗
みつぼり
(千葉埼玉本部長)
首都圏業務部
(昭和 25 年 12 月15 日生)
いいじま
執行役員
昭和 48 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 14 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員四国本部長
平成 16 年 4 月 執行役員千葉埼玉本部長
平成 17 年 4 月 常務執行役員東京本部長(現職)
しゅん じ
阿保 俊司
いいじま
(欧州中東部長)
こういち
(昭和 23 年 8 月18日生)
いけ だ
取締役
常務執行役員
た
久保田 光一
あ
取締役
常務執行役員
ぼ
海外部門補佐
海上保険部
再保険部
国際業務部
アジア特命事項担当
ひではる
西田 秀治
−
141
役員の状況(平成17年7月1日現在)
役名および職名
氏名(生年月日)
はたけやま
執行役員
(中国本部長)
みち お
畠山 道雄
(昭和 24 年 7 月1 日生)
略歴
昭和 48 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
−
平成 16 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員中国本部長
(現職)
昭和 49 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 16 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(損害サービス業務部長)
(昭和 25 年 11 月4 日生)
執行役員損害サービス業務部長
(現職)
こ み や ま
執行役員
(四国本部長)
昭和 49 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 16 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 25 年 12 月31 日生)
執行役員四国本部長
(現職)
(人事部長)
取締役
執行役員
(経営企画部長)
(群馬支店長)
(北海道本部長)
からさわ
やすよし
柄澤 康喜
昭和 50 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
−
平成 16 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 26 年 12 月21 日生)
執行役員関東甲信越本部群馬支店長(現職)
ゆきひろ
河津 幸宏
昭和 47 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 23 年 4 月25 日生)
執行役員北海道本部長(現職)
ち
かつ み
越智 克美
げん
三浦 元
(昭和 25 年 7 月9 日生)
(関西本部長)
(アジア第一本部長)
(企業営業第一部長)
まこと
豊島 誠
昭和 50 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社執行役員
−
(昭和 25 年 12 月24 日生)
東京企業第二本部企業営業第一部長
(現職)
とし お
入江 俊夫
うめ だ
執行役員
こう じ
昭和 49 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
−
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 25 年 11 月29 日生)
執行役員アジア第一本部長(現職)
いり え
執行役員
あきひろ
梅田 昭宏
(昭和 27 年 4 月7 日生)
こんどう
執行役員
(自動車保険部長)
142
損害サービス業務部
火災新種損害サービス部
海損部
天野 幸二
とよしま
執行役員
昭和 48 年10 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員(現職)
−
昭和 49 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
−
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 25 年 7 月17 日生)
執行役員関西本部長(現職)
あま の
執行役員
取締役の欄をご覧ください
(昭和 25 年 10 月27 日生)
み うら
執行役員
ひとし
市原 等
お
執行役員
−
昭和 49 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
−
平成 16 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 26 年 6 月19 日生)
執行役員人事部長
(現職)
かわ づ
執行役員
−
ひろのぶ
南波 廣宜
いちはら
執行役員
てるよし
小宮山 輝芳
なん ば
執行役員
担当業務
しげる
近藤 茂
(昭和 27 年 7 月6 日生)
昭和 50 年 4 月 住友海上火災保険株式会社入社
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員(現職)
火災新種保険部
傷害長期保険部
企業営業推進部
航空保険(再保険・商品業務)
担当
昭和 50 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
自動車保険部
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
執行役員自動車保険部長(現職)
役名および職名
氏名(生年月日)
(東北本部長)
担当業務
昭和 51 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社
−
平成 17 年 4 月 三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 27 年 7 月26 日生)
執行役員東北本部長(現職)
いり え
執行役員
略歴
まさみち
入江 正道
監査役
役名および職名
常任監査役
(常勤)
常任監査役
(常勤)
氏名(生年月日)
(常勤)
小倉 康男
(非常勤)
監査役
(非常勤)
監査役
(非常勤)
昭和 45 年 4 月
平成 10 年 6 月
平成 12 年 6 月
平成 13 年 6 月
平成 13 年10 月
住友海上火災保険株式会社入社
取締役自動車保険部長
執行役員自動車保険部長
つつみ
やす お
取締役執行役員自動車保険部長
三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 22 年 2 月10 日生)
常務取締役常務執行役員
平成 16 年 4 月 取締役
平成 16 年 6 月 常任監査役
(現職)
堤 保夫
担当業務
−
−
昭和 45 年 4 月 大正海上火災保険株式会社
(平成 3 年に三
井海上火災保険株式会社に社名変更)
入社 −
(昭和 21 年 11 月14 日生) 平成 16 年 6 月 常任監査役(現職)
野
た なか
監査役
昭和 44 年 4 月
平成 12 年 6 月
平成 13 年 9 月
平成 13 年10 月
住友海上火災保険株式会社入社
執行役員北海道営業本部長兼札幌支店長
お ぐら
やす お
執行役員北海道営業本部長
三井住友海上火災保険株式会社
(昭和 21 年 8 月25 日生)
執行役員中部本部長
平成 15 年 6 月 常任監査役
(現職)
の ざき
常任監査役
略歴
みち お
道雄
じゅんい ち ろ う
田中 順一郎
(昭和 4 年 9 月28 日生)
昭和 26 年
昭和 54 年
昭和 56 年
昭和 57 年
昭和 58 年
昭和 60 年
昭和 61 年
昭和 62 年
平成 10 年
平成 15 年
4月
6月
6月
7月
4月
6月
4月
6月
6月
6月
三井不動産株式会社入社
同社取締役開発企画部長
同社取締役ビルディング事業部長
同社常務取締役ビルディング事業部長
同社常務取締役レッツ事業本部長
−
同社専務取締役レッツ事業本部長
同社専務取締役
同社取締役社長
同社取締役会長
(現職)
三井住友海上火災保険株式会社監査役(現職)
昭和 54 年 4 月
昭和 55 年 6 月
昭和 58 年 2 月
やす だ
そうすけ
平成 5 年 7 月
平成 11 年10 月
(昭和 18 年 12 月15 日生)
平成 13 年 9 月
安田 荘助
公認会計士登録
安田荘助税理士事務所代表(現職)
東京赤坂公認会計士共同事務所代表
東京赤坂監査法人代表社員
−
東京北斗監査法人理事長代表社員
(現職)
日本プライムリアルティ投資法人
監督役員(現職)
平成 17 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社監査役
(現職)
昭和 47 年 4 月
昭和 60 年11 月
す とう
めぐみ
昭和 63 年 4 月
平成 5 年 4 月
(昭和 23 年 1 月23 日生) 平成 16 年 3 月
首藤 惠
財団法人日本証券経済研究所研究員
同法人主任研究員
明海大学経済学部助教授
中央大学経済学部教授
−
早稲田大学大学院ファイナンス研究科
教授(現職)
平成 17 年 6 月 三井住友海上火災保険株式会社監査役(現職)
143
歴史と沿革
三井住友海上の歴史と沿革
三井住友海上火災保険株式会社は、2001年10月1日に、
グループとしてスタートしました。
三井海上と住友海上の合併により誕生しました。同時に生
創立以降、増収・増益を毎期達成、わが国No.1の成長性・
命保険子会社をはじめ、国内外のグループ会社全体の統合も
収益性・規模を持つ保険・金融グループを目指して、着実に
実施。損害保険・生命保険事業をコアとし、金融サービス、
歩んでいます。
リスク関連サービス事業をダイナミックに展開する保険金融
三井住友海上火災保険株式会社の沿革
2001 年 10 月(平成 13 年)
三井住友海上火災保険株式会社設立
三井住友海上きらめき生命保険株式会社設立
11 月
2002 年
三井・住友金融 4 社による全面提携実施(当社・三井生命・住友生命・三井住友銀行)
1 月(平成 14 年)
米国持株会社(Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(USA),Inc.)設立
2月
フィリピン合弁会社(BPI/MS Insurance Corporation)設立
4月
資産評価会社(アメリカン・アプレーザル・ジャパン株式会社)設立
9月
韓国支店(ソウル)開設(日系損保初)
10 月
変額年金生保会社 三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社営業開始
12 月
三井住友アセットマネジメント株式会社設立(三井・住友金融 4 社合弁による資産運用会社)
2003 年 4 月(平成 15 年)
9月
企業再生ビジネスに参入(三井住友銀行・大和証券 SMBCPI と共同)
2004 年 2 月(平成 16 年)
2005 年
インド合弁会社(Cholamandalam-MS General Insurance Company Limited)設立
中国ローカル市場に参入(ローカル物件の引き受け業務認可取得)
3月
タイのバンコクライフに出資、アジアにおける初の生保事業進出
4月
カンボジアのアジア・インシュアランス社に出資、アセアン地域における営業網が完成
5月
東海東京証券と業務・資本提携を実施
9月
英国のアヴィヴァ社のアジア損保事業を買収
4 月(平成 17 年)
台湾の明台社を買収
新日本火災
三井火災
1920 年
1943 年
1941 年
144
1944 年
大正海上火災
三井海上火災
1918 年
1991 年
大阪保険
大阪火災
大阪火災海上運送
大阪海上火災
1893 年
1899 年
1907 年
1916 年
摂津海上
摂津海上火災
1919 年
1930 年
扶桑海上
扶桑海上火災
住友海上火災
1917 年
1920 年
1940 年
1942 年
大阪住友海上火災
1944 年
住友海上火災
1954 年
2001 年 10 月1日
三井海上火災保険株式会社の沿革
住友海上火災保険株式会社の沿革
旧三井海上火災保険(株)
は大正7年(1918年)10月、三井物産(株)
を中心
旧住友海上火災保険(株)は明治26年(1893年)、関西の銅業、貿易関係
として、各界の広い支持のもとに、大正海上火災保険(株)
として設立され
の有志により、大阪保険(株)
として、大阪市西区に設立されました。資本
ました。資本金は500万円、本店(東京市日本橋区)
、大阪支店・神戸支店
金は120万円。その後、大正5年(1916年)に大阪商船グループの傘下に
の3店舗。営業種目は、海上・運送・火災保険の3種目でした。
入り、大阪海上火災保険(株)
となりました。
昭和に入り、金融恐慌等、日本経済の苦難の時期もありましたが、営業網
大正6年(1917年)、山下汽船の山下亀三郎氏の提唱で、もう一つの前身
の充実等営業基盤の拡大強化に取り組み、本格的発展の足がかりを築き
会社である扶桑海上保険(株)が東京有楽町に誕生。後に住友に経営が
ました。
移って、住友海上火災保険(株)
となりました。
第二次世界大戦が始まると、損害保険会社の整理統合が進み、昭和16年
第一次世界大戦後の不況、関東大震災、太平洋戦争等幾多の試練を乗り
(1941年)に新日本火災社、昭和19年(1944年)に三井火災社を合併。資
越えて発展しました。昭和19年(1944年)に両社は合併し、大阪住友海上
本金は2,300万円となりました。
火災保険(株)
として発足しました。資本金は2,400万円でした。
終戦後は社会の復興とともに順調に発展をたどり、日本経済の本格的自
戦後、経済の復興とともに順調に発展し、昭和29年(1954年)住友海上火
立・発展が進むと、それに呼応して企業向け・個人向けにも多くの商品を
災保険(株)に社名を変更し、戦後の発展期を迎えました。
開発・販売しました。特に自動車保険はこの時期から比重が高まりました。
日本経済の高度成長期には、質のよい契約の拡大を目指し、担保力の優
その後の日本経済の驚異的な高度成長と社会経済環境の大きな変化の中
れた保険会社として発展しました。
で、新商品開発、自動車損害調査センター網の整備、保険相談コーナーの
その後、
「大衆化路線の推進に全力を傾注し、もって規模の拡大に向かっ
設置等、お客さまサービスに徹した活動をしました。一方、国際化時代に
て邁進する」ことに方向転換。代理店の全国組織である住友連合代友会
対応して海外営業網の充実を図り、国際的な活動も展開しました。
中心に販売網を拡充強化・事故サービス網・テレホンサービス等の充実
平成3年(1991年)には社名を三井海上火災保険(株)に変更。さらに平成
をはかりました。また平成8年(1996年)の新保険業法の施行に伴い、住友
8年(1996年)の新保険業法の施行に伴い、三井みらい生命(株)
を設立し
海上ゆうゆう生命(株)を設立して生保事業にも進出。事業の多角化もは
て生保事業にも進出。事業の多角化も進め、平成13年(2001年)住友海上
かり、平成13年(2001年)三井海上と合併しました。
と合併しました。
三井海上火災保険株式会社の年表
住友海上火災保険株式会社の年表
1918 年(大正 7 年)
1941 年(昭和 16 年)
1944 年(昭和 19 年)
1957 年(昭和 32 年)
1972 年(昭和 47 年)
1974 年(昭和 49 年)
1893 年(明治 26 年)
1917 年(大正 6 年)
1919 年(大正 8 年)
1942 年(昭和 17 年)
1944 年(昭和 19 年)
1976 年(昭和 51 年)
1977 年(昭和 52 年)
1979 年(昭和 54 年)
1984 年(昭和 59 年)
1985 年(昭和 60 年)
1986 年(昭和 61 年)
1987 年(昭和 62 年)
大正海上火災保険
(株)
設立
新日本火災社吸収合併
三井火災社吸収合併
米国元受営業開始
英国大正社設立
タイショウブラジル社・
タイショウマネージメント社
(米)
設立
インシンド大正社
(インドネシア)
設立
メトロ大正社
(フィリピン)
設立
大正マレーシア社設立
新本社ビル
(神田駿河台)
完成
タイショウ・インベストメント社
(ルクセンブルク)
設立
大正海上投資顧問
(株)
設立
タイショウ・インベストメント社
(バハマ)
タイショウ・リアルティ・アメリカ社設立
1988 年(昭和 63 年)
大正アメリカ社設立
大正海上文化財団設立
1991 年(平成
1992 年(平成
1994 年(平成
1996 年(平成
3 年)
三井海上火災保険
(株)
に社名変更
4 年)
6 年)
千葉ニュータウン本社完成
8 年)
1999 年(平成 11 年)
2001 年(平成 13 年)
1954 年(昭和 29 年)
1956 年(昭和 31 年)
1972 年(昭和 47 年)
1975 年(昭和 50 年)
1976 年(昭和 51 年)
1981 年(昭和 56 年)
1986 年(昭和 61 年)
1988 年(昭和 63 年)
陸上競技部創設
三井みらい生命保険
(株)
、
(株)
インタリスク設立
三井海上アセットマネジメント
(株)
子会社化
住友海上火災保険
(株)
と合併契約書締結
1990 年(平成 2 年)
1992 年(平成 4 年)
1993 年(平成 5 年)
1994 年(平成 6 年)
1996 年(平成 8 年)
1999 年(平成 11 年)
2000 年(平成 12 年)
2001 年(平成 13 年)
大阪保険
(株)
設立
扶桑海上保険
(株)
設立
摂津海上保険
(株)
設立
大阪海上火災保険
(株)
、摂津海上を合併
大阪海上・住友海上合併により、
大阪住友海上火災保険
(株)
設立
住友海上火災保険
(株)
に社名変更
香港元受営業開始
中国人民保険公司と業務提携
(財)
住友海上福祉財団設立
スミトモ・ヨーロッパ社設立
スミトモ・ホンコン社設立
住友海上投資顧問
(株)
設立
本店新社屋
(中央区新川)
完成
女子柔道部創設
スミトモ・マリン・リアルティー社設立
スミトモ・マリン・インベストメント社
(英)
設立
住友海上さわやかネット
(株)
設立
(株)
住友海上リスク研究所設立
三田コンピューターセンター竣工
住友海上ゆうゆう生命
(株)
設立
アイルランド・ダブリンに再保険会社設立
住友生命と業務提携
三井海上火災保険
(株)
と合併契約書締結
145
会社の組織(平成17年7月1日現在)
会社の組織
当社の機構
当社は、各地域に密接に結びついた営業、お客さまサービスを行うために、ブロック本部を置いています。
北海道本部
札
幌
支
店
北
海
道
北
支
店
北
海
道
東
支
店
北
海
道
南
支
店
東北本部
北
海
道
自
動
車
営
業
部
仙
台
支
店
北
海
道
損
害
サ
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ビ
ス
部
仙
台
自
動
車
営
業
部
青
森
支
店
東京企業第一本部
総
合
営
業
第
一
部
総
合
営
業
第
二
部
総
合
営
業
第
三
部
総
合
営
業
第
四
部
総
合
営
業
第
五
部
岩
手
支
店
秋
田
支
店
関東甲信越本部
山
形
支
店
福
島
支
店
福
島
自
動
車
営
業
部
茨
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支
店
東
北
損
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ビ
ス
部
茨
城
自
動
車
営
業
部
企
業
営
業
第
一
部
企
業
営
業
第
二
部
企
業
営
業
第
三
部
企
業
営
業
第
四
部
企
業
営
業
第
五
部
企
業
営
業
第
六
部
企
業
営
業
第
七
部
船
舶
営
業
部
自
動
車
営
業
第
一
部
航
空
旅
行
保
険
部
名古屋企業本部
名
古
屋
企
業
営
業
第
一
部
名
古
屋
企
業
営
業
第
二
部
名
古
屋
企
業
営
業
第
三
部
名
古
屋
自
動
車
営
業
第
一
部
名
古
屋
自
動
車
営
業
第
二
部
146
広
島
法
人
部
広
島
自
動
車
営
業
部
岡
山
支
店
岡
山
自
動
車
営
業
部
群
馬
支
店
群
馬
自
動
車
営
業
部
新
潟
支
店
新
潟
自
動
車
営
業
部
山
梨
支
店
長
野
支
店
長
野
自
動
車
営
業
部
自
動
車
営
業
第
二
部
関
東
甲
信
越
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ス
第
一
部
関
東
甲
信
越
損
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第
二
部
埼
玉
支
店
名
古
屋
企
業
損
害
サ
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ビ
ス
部
中
部
業
務
部
中
部
総
務
部
大
阪
中
央
支
店
鳥
取
支
店
大
阪
南
支
店
大 堺 大 奈 和
阪 支 阪 良 歌
北 店 プ 支 山
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支
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店
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部
滋
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店
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第
三
部
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都
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店
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業
自
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車
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部
山
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支
店
山
口
自
動
車
営
業
部
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国
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ビ
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部
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松
支
店
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島
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店
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店
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支
店
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西
支
店
横
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奈
川
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車
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業
部
京
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店
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ス
第
一
部
大
阪
企
業
営
業
第
一
部
関
西
損
害
サ
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ビ
ス
第
二
部
九州本部
四
国
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ビ
ス
部
福
岡
支
店
北
九
州
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店
福
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人
部
福
岡
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車
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業
部
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玉
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車
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業
部
千
葉
支
店
静
岡
支
店
浜
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支
店
静
岡
自
動
車
営
業
部
神
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ス
部
静
岡
損
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サ
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ビ
ス
部
大阪企業本部
四国本部
島
根
支
店
埼
玉
西
支
店
神奈川静岡本部
関西本部
中国本部
広
島
支
店
栃
木
自
動
車
営
業
部
東京自動車
本 部
東京企業第二本部
総
合
営
業
第
六
部
栃
木
支
店
佐
賀
支
店
長
崎
支
店
熊
本
支
店
大
阪
企
業
営
業
第
二
部
大
阪
企
業
営
業
第
三
部
大
阪
企
業
営
業
第
四
部
大
阪
企
業
営
業
第
五
部
大
阪
企
業
営
業
第
六
部
アジア第一本部
大
分
支
店
宮
崎
支
店
鹿
児
島
支
店
沖
縄
支
店
九
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部
中
国
総
事
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店
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部
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北
支
店
株 主 総 会
監 査 役
監 査 役 会
人事委員会
取 締 役 会
報酬委員会
経 営 会 議
保険計理人
千葉埼玉本部
千
葉
北
支
店
千
葉
自
動
車
営
業
部
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玉
損
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ビ
ス
部
東京本部
千
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部
東
京
中
央
支
店
新
宿
支
店
東
京
東
支
店
渋
谷
支
店
東
京
西
支
店
北陸本部
金
沢
支
店
富
山
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店
金融サービス本部
東
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業
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部
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部
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北
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店
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店
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店
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車
営
業
部
人
事
部
自動車営業
推進本部
中部本部
福
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部
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店
三
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自
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車
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業
部
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部
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部
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業
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業
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第
一
部
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部
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部
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第
二
部
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一
部
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部
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二
部
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部
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一
部
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二
部
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業
第
三
部
京
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自
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業
部
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自
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業
部
関
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西
業
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業
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部
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州
中
東
部
北
米
部
中
南
米
部
147
当社および子会社等の概況(平成17年3月31日現在)
1. 事業の内容
日本国内では当社のほか 1 社が損害保険事業を行っております。
諸外国では当社のほか
Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe),Limited.
Mitsui Sumitomo Insurance(Singapore)Pte. Ltd.
Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc. 等
25 社
損害保険事業
24 社が損害保険事業を行っております。
三
日本国内では三井住友海上損害調査株式会社、株式会社インターリスク総研等
井
47 社
損害保険関連事業
住
友
海
上
火
災
損害保険事業
および
損害保険関連
事業
93 社
資産運用
関連事業
10 社
投信・投資顧問事業
4社
日本国内では三井住友アセットマネジメント株式会社が投資顧問・投資信託委託
業を、諸外国では 3 社が投資顧問事業を行っております。
その他の資産運用関連事業
6社
日本国内では三井住友海上キャピタル株式会社、三井住友海上ローンサービス
株式会社の 2 社が、諸外国では 4 社がその他資産運用関連事業を行っております。
総務関連事業
3社
事務代行・計算関連事業
2社
研修事業
1社
三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社が研修事業を行っております。
人材派遣事業
1社
三井住友海上スタッフサービス株式会社が人材派遣事業を行っております。
その他の事業
4社
日本国内では三井住友海上ケアネット株式会社
(健康・福祉関連事業)等 3 社が、
諸外国では 1 社がその他の事業を行っております。
2社
日本国内において、三井住友海上きらめき生命保険株式会社、三井住友海上シティ
インシュアランス生命保険株式会社の 2 社が生命保険事業を行っております。
保
険
株
総務・
事務代行等
関連事業
11 社
式
会
社
10 社が、諸外国では Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(U.S.A.), Inc. 等
37 社が損害保険関連事業を行っております。
生命保険事業
MSKビルサービス株式会社、MSK 商事株式会社等 3 社が総務関連事業を行って
おります。
MSK 情報サービス株式会社、三井住友海上システムズ株式会社の 2 社が事務代
行・計算関連事業を行っております。
2. 子会社等の状況
① 国内
会 社 名
148
本社所在地
設立年月日
事業の内容
三井住友海上きらめき生命保険株式会社
東京都千代田区
1996 年 8 月 8 日
三井住友アセットマネジメント株式会社
東京都港区
1985 年 7 月 15 日 投資顧問業、投資信託委託業
生命保険業務
三井住友海上シティインシュアランス生命保険株式会社 東京都千代田区
2001 年 9 月 7 日 生命保険業務(個人年金保険専門)
MSK情報サービス株式会社
東京都八王子市
1974 年 9 月 24 日 コンピュータシステムの運用業務
三井住友海上損害調査株式会社
東京都中央区
1975 年 8 月 4 日
自動車保険の損害調査業務
MSKビルサービス株式会社
東京都中央区
1981 年 12 月14日
不動産管理業務
資本金
35,500 百万円
当 社 の 子会社等の
議決権割合 議決権割合
100.0%
–
17.5
–
28,310
51.0
–
30
100.0
–
100
100.0
–
10
100.0
–
2,000
三井住友海上エイジェンシー・サービス株式会社 東京都中央区
1985 年 10 月 1 日 代理店経営指導・教育研修業務
100
100.0
–
三井住友海上システムズ株式会社
東京都中央区
1986 年 7 月 15 日 ソフトウェアの開発業務
100
100.0
–
三井住友海上スタッフサービス株式会社
東京都千代田区
1987 年 1 月 10 日 労働者派遣業務、事務受託業務
100
100.0
–
三井住友海上キャピタル株式会社
東京都中央区
1990 年 12 月 6 日 ベンチャーキャピタル業務
500
100.0
–
三井住友海上ケアネット株式会社
東京都千代田区
1990 年 10 月 16 日 介護施設の運営・高齢者福祉業務
380
73.4
26.6%
MSK商事株式会社
東京都中央区
1950 年 9 月 19 日 福利厚生業務、事務受託業務
30
10.0
90.0
会 社 名
本社所在地
資本金
事業の内容
設立年月日
住宅ローン保証保険等の事務受託業
当 社 の 子会社等の
議決権割合 議決権割合
三井住友海上ローンサービス株式会社
東京都中央区
1976 年 10 月 14 日 務、信用保証業務、個人ローン業務
株式会社インターリスク総研
東京都千代田区
1993 年 1 月 4 日
本社所在地
設立年月日
アメリカ合衆国
ニューヨーク
2002 年 1 月 1 日
Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc.
アメリカ合衆国
ニューヨーク
1988 年 1 月 28 日 保険業
5,000 千米ドル
−
100.0%
Mitsui Sumitomo Insurance Company of America
アメリカ合衆国
ニューヨーク
2001 年 9 月 28 日 保険業
5,000 千米ドル
−
100.0
Mitsui Sumitomo Marine Management(U.S.A.), アメリカ合衆国
ニュージャージー
Inc.
1987 年 9 月 24 日 保険管理業務
101 千米ドル
−
100.0
Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe),
Limited
イギリス
ロンドン
1972 年 7 月 28 日 保険業
53,900 千英ポンド
100.0
−
Mitsui Sumitomo Insurance(London)Ltd.
イギリス
ロンドン
1975 年 10 月 6 日 保険業
25,000 千英ポンド
100.0
−
Mitsui Sumitomo Insurance(London
Management)Ltd.
イギリス
ロンドン
2000 年 1 月 6 日
保険代理業務等
30,500 千英ポンド
100.0
−
MSI Corporate Capital Limited
イギリス
ロンドン
2000 年 1 月 7 日
保険業
5,200 千英ポンド
−
100.0
Mitsui Sumitomo Insurance(Singapore)Pte Ltd.
シンガポール
シンガポール
1990 年 12 月 1 日 保険業
100.0
−
Mitsui Sumitomo Insurance Company(Hong
Kong), Limited
中華人民共和国
香港
1981 年 2 月 13 日 保険業
100.0
−
P.T. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia
インドネシア
ジャカルタ
1975 年 12 月 17 日 保険業
80.0
−
Mitsui Sumitomo Seguros S.A.
ブラジル
サンパウロ
1965 年 12 月 15 日 保険業
93.7
0.5
Mitsui Sumitomo Insurance(Malaysia)Bhd.
マレーシア
クアラルンプール
1979 年 4 月 28 日 保険業
47.8
−
Aviva GI Asia Pte. Ltd.
シンガポール
シンガポール
2004 年 11 月 1 日 保険業
100.0
−
Aviva General Insurance Pte. Ltd.
シンガポール
シンガポール
2004 年 9 月 23 日 保険業
100.0
−
Aviva General Insurance Limited
中華人民共和国
香港
2004 年 9 月 8 日
100.0
−
Aviva Insurance(Thai)Co., Ltd.
タイ
バンコク
1983 年 4 月 14 日 保険業
69.3
20.3
リスク等に関する調査研究・
コンサルティング業務
186 百万円
16.1%
83.9%
330
10.0
56.1
② 海外
会 社 名
Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings
(U.S.A.)
, Inc.
事業の内容
持株会社としての子会社の
経営管理業務
保険業
資本金
1 米ドル
25,000 千
シンガポールドル
60,000 千香港ドル
40,000 百万
インドネシアルピア
131,208 千
ブラジルレアル
106,000 千
マレーシアリンギ
6,700 千
シンガポールドル
263,442 千
シンガポールドル
1,625,842 千
香港ドル
47,555 千タイバーツ
当 社 の 子会社等の
議決権割合 議決権割合
100.0%
−
149
従業員の状況
従業員の状況
社員研修・能力開発体系
社員の能力開発は、世界トップ水準の保険・金融グループを
従業員の状況(平成17年3月31日現在)
従業員数
13,534 名
平均年齢
38.2 歳
平均勤続年数
11.7 年
平均年間給与
7,837,524 円
めざす当社の重要な人財戦略であり、次に掲げる社員・組織
の実現に向けた諸施策を推進しています。
1. 社員に求める能力・行動
・CS・リスクソリューション・コンプライアンス力を身に
付け実践する社員
(注)1.従業員数には、使用人兼務取締役、執行役員、休職者を含んでいません。
2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでいます。
・高度な業務知識・提案力・実務対応力を持った社員
・経営感覚、グローバル感覚を備えた社員
・役割を認識し、あきらめずに成果を追求する社員
・変革意識を持った創造性・発想力豊かな社員
定期採用の推移
・自立して成果をあげることのできる社員
総合職
業務職
合 計
旧住友海上 旧三井海上 旧住友海上 旧三井海上 旧住友海上 旧三井海上
平成 13 年
45 名
45 名
2名
81 名
47 名
126 名
平成 14 年
84 名
5名
89 名
平成 15 年
102 名
338 名
440 名
平成 16 年
127 名
280 名
407 名
平成 17 年
154 名
240 名
394 名
採用方針
・自らの目標を明確に持ち、仕事を通じてその実現に取
り組む社員
2. 学び成長し続ける組織
・学習意欲にあふれ、人材育成に高い価値観を置いた組織
・コミュニケーションが良く、課題・目標を共有し、総合力
を発揮できる組織
・役職者のリーダーシップが発揮され、課題解決・目標達成
に一丸となって取り組む組織
役職者のマネジメント行動の変革・強化
オープンかつフェアな採用を基本方針とし、学歴にとらわれず人
新任部支店長、新任課長など昇進者向けの集合研修を実施し、
物本位の選考を行います。国際的な視野を持ち、自らの発想
部下育成、組織運営等をテーマとしてマネジメント力の強化に努
力・行動力を持って、新しい時代を切り開ける人材の確保を目
めています。また、考課者研修・多面評価の充実を図っています。
指しています。
福利厚生
法律で定められている福利厚生制度のほか、以下の諸制度を
●経営感覚・グローバル感覚を備えた世界レベルで通用する
実施しています。
人財の育成
● 慶弔金、災害見舞金支給制度
当社経営戦略を具体的に検討・提案するインターバル方式の
● 財産形成貯蓄制度
研修「MSI経営スクール」や経営感覚のある社員を育成する
● 厚生年金基金
ための階層別各種教育プログラムとして「ビジネスリーダー養
● 長期勤続者特別休暇制度(クリエイティブ休暇)
成プログラム」を実施しています。また、グローバル人財の育
● 遺族見舞金など福祉関連諸制度
成に向けて、社内語学スクール・集合研修、国内外提携先等
● 単身赴任者関連諸制度
への派遣研修等の各種教育プログラム「グローバル人財育
● 社員共済会制度
成プログラム」も実施しています。これらのプログラムを通じ
● 住宅資金貸付制度
て、これからの当社ビジネス展開を支える人財の厚みを一層
● 社員持株会制度
増していきます。
● フレッシュアップ休暇制度
150
イノベイティブな発想力とチャレンジングな
行動力を持つ社員、自主自立型社員の育成
● NO.1 社員の育成
力開発計画」の策定と実行の過程を通じて、自主自立し
た社員を育成します。
・新入総合職への3年間教育プログラムの継続実施
※昇進時に上司のアドバイスを経て次の昇進時までの「能力開発計画書」を
作成し、自立的に能力開発に取り組む制度
新入総合職については、生損保分野だけでなく、投信、401k、
デリバティブなどの幅広い金融知識を持ち、自立して成果を
・MS1-Learning(WEB上で行う通信学習制度)等自己啓発
上げられる社員を戦略的に育成するため、集合研修と実習
ツールを充実させています。
(営業・損害サービス)
を繰り返す「インターバル方式」の長期
研修プログラムを実施しています。2∼3年目には、部門別の
研修を行い、3年間の
「スピード・効率性・生産性」向上に
向けた社員教育の強化
リーダーシップ
プログラムで自立型社
(行動)
員を育成しています。
人材の 3 つの
キーワード
●新入業務職の早期育成
お客さま志向
プロフェッショナル
(意識)
(スキル)
導入研修を実施するとともに、指導担当者への研修と育
成プログラムによりOJTの徹底を図っています。
・ MSビジネスユニバーシティ
(MSBU)
による能力・キャ
●ジョブパートナー(パート社員)の戦力化
リア開発指向の促進
指導に向けて関係者間の役割分担と連携強化を図り、
「OJT
国際業務に強い社員および各分野のスペシャリストを戦略
計画書」の作成により、育成目標に対する指導・フォローを徹
的・計画的に育成するため、公募による研修派遣制度「MS
底しています。
●業務職の業務高度化
ビジネスユニバーシティ」を実施しています。
●社員の意識改革・行動変革と自己啓発の促進
エリア総合職転換に向けた「ステップアップジョブ研修」を充実
・ネクストステージ・チャレンジプラン※により、中長期的な「能
し、エリア総合職への意識付けとスキルの習得を図ります。
人 事 部
階層別研修
総合職・
エリア総合職等
関人
連事
制
度
業務職
選
択
型
力マ
向ネ
上ジ
メ
ン
ト
人感グ経
財覚ロ営
育をー感
成備バ覚
えル・
た
育
成
プ
ロ
グ
ラ
ム
ス
ペ
シ
ャ
リ
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ト
人
財
支自
援己
啓
発
人
事
制
度
ブロック
/部支店
各
部
門
教ブ
育ロ
・ッ
研ク
修・
部
支
店
部
門
研
修
役
員
部
長
新任部支店長研修
次
長
課
長
課
長
代
理
新任課長代理研修
ブ
ラ
ッ
シ
ュ
ア
ッ
プ
研
修
4
年
目
3
年
目
3 年目研修
2
2 年目研修
年
目
1
年
目
キ
ャ
リ
ア
ビ
ジ
ョ
ン
研
修
業務リーダー
昇進時研修
損保講座本科
損保講座本科
長期インターバル研修
部
門
間
異
動
者
研
修
ス
テ
ッ
プ
ア
ッ
プ
ジ
ョ
ブ
研
修
オ
ー
プ
ン
研
修
多
面
評
価
考
課
者
研
修
グ
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プ
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修
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副
長
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新任課長研修
営
業
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損
害
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部
門
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研
修
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経 ダ
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社
外
通
信
講
座
資
格
取
得
支
援
社
内
論
文
・
社
員
表
彰
目
標
チ
ャ
レ
ン
ジ
制
度
ブ
ロ
ッ
ク
・
部
支
店
研
修
部
支
店
・
課
支
社
学
習
会
各
種
部
門
研
修
入社時研修
151
設備の状況
設備の状況
設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資は、主として損害保険事業におい
ピュータ関連機器の購入(37億円)であり、これら主なものに係
て営業店舗網の整備並びに業務効率化及び顧客サービスの充
る当連結会計年度中の投資総額は69億円です。また、不動産
実を主眼に実施しました。一方、遊休不動産については売却
の売却等は38億円です。
を推進しました。
一方、連結子会社について主なものとして、Mitsui Sumitomo
このうち、主なものは、国内店舗に係る建物設備等取得等(32
Seguros S.A.における建物取得(7億円)があります。
億円)並びにパソコンネットワーク関連機器をはじめとするコン
主要な設備の状況
当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は以下のとおりです。
(1)当社
(平成 17 年 3 月31 日現在)
帳 簿 価 額(百万円)
店 名
(所在地)
事業の種類別
セグメントの名称
土 地
(面積 m2)
[面積 m2]
北海道本部
(北海道札幌市中央区)
本部内 4 支店
17 店
損害保険事業
(1,102.58)
東北本部
(宮城県仙台市青葉区)
本部内 6 支店
29
損害保険事業
(6,713.76)
関東甲信越本部
(東京都中央区)
本部内 6 支店
34
損害保険事業
(4,554.87)
千葉埼玉本部
(東京都中央区)
本部内 4 支店
19
損害保険事業
(3,824.98)
東京本部
[東京企業第一本部・東京企業第二本部・東京自動車本部・
自動車営業推進本部・金融公務営業推進本部]
(東京都千代田区)
本部内 5 支店
17
損害保険事業
(12,749.07)
[250.61]
神奈川静岡本部
(神奈川県横浜市中区)
本部内 4 支店
17
損害保険事業
8
損害保険事業
(1,526.09)
中部本部
[名古屋企業本部]
(愛知県名古屋市中区)
本部内 5 支店
23
損害保険事業
(4,958.29)
[388.77]
関西本部
[大阪企業本部・関西自動車本部]
(大阪府大阪市中央区)
本部内 10 支店
29
損害保険事業
中国本部
(広島県広島市中区)
本部内 5 支店
21
損害保険事業
(5,138.63)
9
損害保険事業
(4,260.30)
九州本部
(福岡県福岡市中央区)
本部内 9 支店
32
損害保険事業
(3,082.41)
[309.62]
本店
(東京都中央区)
本店内 4 支店
54
損害保険事業
(162,029.99)
[3,997.15]
北陸本部
(石川県金沢市)
本部内 3 支店
四国本部
(香川県高松市)
本部内 4 支店
152
所属出先
機 関
4,103
2,611
616
1,461
従業員数
建 物
動 産
519
358
504 人
1,439
490
683
2,241
617
957
2,279
510
797
10,553
1,718
1,921
1,803
467
825
1,281
167
266
7,074
716
1,119
6,254
1,409
2,310
1,844
447
701
1,294
222
325
2,291
595
981
38,886
12,077
2,145
12,633
744
(2,686.30)
1,002
8,002
2,779
(28,740.21)
2,687
1,054
2,442
16,779
(2 )国内子会社
(平成 17 年 3 月31 日現在)
帳 簿 価 額(百万円)
会社名
三井住友海上きらめき生命保険株式会社
三井住友海上キャピタル株式会社
店 名
(所在地)
所属出先
機 関
事業の種類別
セグメントの名称
土 地
(面積 m2)
[面積 m2]
本 店
(東京都千代田区)
19 店
生命保険事業
(–)
本 店
(東京都中央区)
–
損害保険事業
(–)
–
–
建 物
動 産
87
337
5
1
(3 )在外子会社
従業員数
419 人
11
(平成 17 年 3 月31 日現在)
帳 簿 価 額(百万円)
事業の種類別
セグメントの名称
土 地
(面積 m2)
[面積 m2]
28 店
損害保険事業
(–)
本 店
(イギリス ロンドン)
12
損害保険事業
(–)
本 店
(イギリス ロンドン)
2
損害保険事業
(–)
Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited
本 店
(アイルランド ダブリン)
2
損害保険事業
(–)
MS Frontier Reinsurance Limited
本 店
(バミューダ ハミルトン)
–
損害保険事業
(–)
本 店
Mitsui Sumitomo Insurance(Singapore)
(シンガポール シンガポール)
Pte Ltd.
–
損害保険事業
(–)
Aviva GI Asia Pte. Ltd.
本 店
(シンガポール シンガポール)
–
損害保険事業
(–)
Aviva General Insurance Pte.Ltd.
本 店
(シンガポール シンガポール)
–
損害保険事業
(–)
本 店
(中華人民共和国 香港)
–
損害保険事業
Aviva General Insurance Limited
本 店
(中華人民共和国 香港)
–
損害保険事業
(–)
Mitsui Sumitomo Seguros S.A.
本 店
(ブラジル サンパウロ)
10
損害保険事業
(13,564)
本 店
(インドネシア ジャカルタ)
7
損害保険事業
(947)
本 店
(タイ バンコク)
13
損害保険事業
(3,238)
本 店
Mitsui Sumitomo Insurance(Malaysia)
(マレーシア クアラルンプール)
Bhd.
6
損害保険事業
(–)
本 店
(ケイマン グランドケイマン)
–
損害保険事業
(–)
会社名
Mitsui Sumitomo Insurance Group
Holdings(U.S.A.), Inc.
Mitsui Sumitomo Insurance Company
(Europe)
, Limited
Mitsui Sumitomo Insurance(London
Management)Ltd.
Mitsui Sumitomo Insurance Company
(Hong Kong)Limited
P.T. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia
Aviva Insurance(Thai)Co.,Ltd.
Thousand Fortune Islands Corporation
店 名
(所在地)
本 店
(アメリカ合衆国 ニューヨーク)
所属出先
機 関
–
–
–
–
–
–
–
–
493
(1,289)
–
202
2
318
–
–
従業員数
建 物
動 産
65
1,462
–
148
103
–
796
92
–
99
27
–
6
2
6
46
141
–
105
54
218
15
202
361
37
79
–
26
278
527
33
214
0
103
239
293
79
350
44
195
321
–
–
–
366 人
(注)1.上記はすべて営業用設備です。
2.当社における本店の所属出先機関には、海外駐在員事務所を含めております。
3.Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(U.S.A.), Inc. 、Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe), Limited、Mitsui Sumitomo Insurance(London
Management)Ltd. につきましては子会社を含めて記載しております。
4.土地及び建物の一部を賃借しております。土地の面積については、
[ ]で外書きしております。
その年間賃借料は次のとおりです。
当社(北海道本部181百万円、東北本部228百万円、関東甲信越本部440百万円、千葉埼玉本部339百万円、東京本部・東京企業第一本部・東京企業第二本部・
東京自動車本部・自動車営業推進本部・金融公務営業推進本部684百万円、神奈川静岡本部422百万円、北陸本部72百万円、中部本部・名古屋企業本部305百
万円、関西本部・大阪企業本部・関西自動車本部1,697百万円、中国本部210百万円、四国本部85百万円、九州本部402百万円、本店2,790百万円)
国内子会社(三井住友海上きらめき生命保険株式会社15百万円、三井住友海上キャピタル株式会社16百万円)
在外子会社(Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(U.S.A.),Inc. 382百万円、Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe), Limited 121百万円、
Mitsui Sumitomo Insurance (London Management) Ltd. 156百万円、Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited 27百万円、MS Frontier Reinsurance
Limited 14百万円、Mitsui Sumitomo Insurance(Singapore)Pte Ltd. 71百万円、Aviva GI Asia Pte. Ltd. 117百万円、Aviva General Insurance Pte. Ltd. 82
百万円、Aviva General Insurance Limited 148百万円、Mitsui Sumitomo Seguros S.A. 17百万円、P.T. Asuransi Mitsui Sumitomo Indonesia 68百万円、Aviva
Insurance(Thai)Co.,Ltd. 5百万円、Mitsui Sumitomo Insurance(Malaysia)Bhd. 42百万円)
153
設備の状況
5.4.
の他、主要な賃貸用設備として以下のものがあります。
会社名
帳簿価額
(百万円)
設備名
土地
(面積 m2)
4,555(4,766.70)
3,558
56(1,390.59)
5,771
千里ビル(大阪府豊中市)
829(4,287.94)
1,729
名古屋しらかわビル(愛知県名古屋市中区)
219(1,087.20)
1,933
駿河台ビル別館(東京都千代田区)
三井住友海上テプコビル(東京都中央区)
当社
建物
6.上記の他、主要な社宅用、厚生用設備として以下のものがあります。
会社名
当社
帳簿価額
(百万円)
設備名
土地
(面積 m2)
建物
千葉ニュータウン社宅・独身寮(千葉県印西市)
1,886(14,044.43)
1,420
高柳社宅
(千葉県東葛飾郡)
1,895( 6,083.83)
230
天王台社宅
(千葉県我孫子市)
1,200( 2,833.13)
264
484( 1,910.07)
702
西葛西独身寮
(東京都江戸川区)
7.主要な設備のうちリース契約によるものについては該当ありません。
設備の新設、除却等の計画
平成17年3月31日現在の重要な設備の新設、除却等の計画は以下のとおりです。
(1)新設
会社名
設備名
当社
事務機械
当社
仙台ビル(仮称)
投資予定金額
所在地
事業の種類別
セグメントの名称
内 容
―
損害保険事業
―
11,733
3,733
損害保険事業
営業ビル取得
2,575
損害保険事業
賃貸ビル取得
8,000
事業の種類別
セグメントの名称
内 容
損害保険事業
改修工事
宮城県仙台市青葉区
当社
東京都中央区
八重洲一丁目ビル(仮称)
着手及び完了予定
総 額
既支払額 資金調達方法
(百万円) (百万円)
着 手
完 了
自己資金
―
主なものは平成
19 年 3 月まで
に設置予定
214
自己資金
平成 16 年 10 月
平成 17 年 12 月
11
自己資金
平成 17 年 6 月
平成 17 年 9 月
(2 )改修
会社名
設備名
当社
新川ビル
所在地
東京都中央区
着手及び完了予定
投資予定金額
総 額
既支払額 資金調達方法
(百万円) (百万円)
着 手
完 了
226
平成 15 年 4 月
平成 19 年 6 月
652
自己資金
(3 )売却
会社名
設備名
当社
幕張土地
所在地
千葉県習志野市
事業の種類別
セグメントの名称
内 容
期末帳簿価額
(百万円)
売却の予定時期
損害保険事業
売却
500
平成 17 年 4 月
事業の種類別
セグメントの名称
内 容
期末帳簿価額
(百万円)
除却の予定時期
損害保険事業
建替えによる解体
590
平成 17 年 6 月
(4 )除却
会社名
設備名
当社
日本橋中央ビル
154
所在地
東京都中央区
国内ネットワーク(平成17年7月1日現在)
国内営業ネットワーク
店 舗 数(平成 17 年 7 月1 日現在)
ブロック本部 ……… 20
営業部支店 ……… 131
営業課支社 ……… 733
【北海道本部】
1
北海道東支店
2
北海道北支店
3
札幌支店
北海道自動車営業部
本店
1
4
∼ 58 部支店
北海道南支店
2
3
【関東甲信越本部】
茨城支店
12
茨城自動車営業部
新潟支店
【東北本部】
新潟自動車営業部
13
栃木支店
5
栃木自動車営業部
14
鳥取支店
42
岡山支店
15
【北陸本部】
岡山自動車営業部
43
44
群馬支店
島根支店
広島支店
26
富山支店
27
金沢支店
28
福井支店
長野支店
16
43
山口支店
【九州本部】
福岡支店
53
45
44
41
42
48
46
52
49
51
39 38
37
34 35
33
29
31 25
56
9
福島支店
【千葉埼玉本部】
17
埼玉西支店
18
埼玉支店
11
20
埼玉自動車営業部
19
千葉北支店
20
千葉支店
愛媛支店
34 京都支店
鹿児島支店
56 宮崎支店
47
高知支店
48
高松支店
35 滋賀支店
大分支店
49
徳島支店
36 和歌山支店
37 堺支店
【東京本部】
21
東京中央支店
新宿支店
愛知北支店
東京東支店
愛知南支店
渋谷支店
31
愛知東支店
東京西支店
32
岐阜支店
東京プロエージェント部
30
京都法人部
三重支店
三重自動車営業部
【関西本部】
46
57
仙台支店
千葉自動車営業部
29
33 奈良支店
55
24
【中部本部】
【四国本部】
北九州支店
54 熊本支店
16 本店
23 22
51
53
山形支店
9
10
36
54
55
13
17 18
21 19
30
福岡自動車営業部
長崎支店
52 佐賀支店
岩手支店
8
47
57
福岡法人部
14
32
50
秋田支店
7
福島自動車営業部
10
15
28
40
青森支店
6
12
26
山口自動車営業部
50
8
山梨支店
27
広島自動車営業部
5
仙台自動車営業部
長野自動車営業部 広島法人部
45
7
6
群馬自動車営業部
【中国本部】
41
1
4
11
東京法人部 岐阜自動車営業部
【名古屋企業本部】
38 大阪中央支店
【東京企業第一本部】
【東京企業第二本部】
大阪南支店
【東京自動車本部】
大阪北支店
【金融公務営業推進本部】
大阪プロエージェント部
【自動車営業推進本部】
39 神戸支店
神戸法人部
40 姫路支店
【神奈川静岡本部】
22
【大阪企業本部】
横浜法人部
【関西自動車本部】
58
58
横浜支店
神奈川自動車営業部
23
神奈川西支店
24
静岡支店
沖縄支店
静岡自動車営業部
25
浜松支店
155
国内ネットワーク(平成17年7月1日現在)
店舗所在地一覧
156
北海道本部
札幌支店
北海道北支店
北海道東支店
北海道南支店
北海道自動車営業部
1011-213-3955
10166-24-4137
10154-23-3030
10144-33-7565
1011-213-3343
〒060-8631
〒070-0032
〒085-0018
〒053-0022
〒060-8631
札幌市中央区北 3 条西 2-6 札幌 MTビル
旭川市二条通 9-228-2 旭川道銀ビル
釧路市黒金町 7-4-1 釧路太平洋興発ビル
苫小牧市表町 2-1-14 王子不動産第三ビル
札幌市中央区北 3 条西 2-6 札幌 MTビル
東北本部
仙台支店
青森支店
岩手支店
秋田支店
山形支店
福島支店
仙台自動車営業部
福島自動車営業部
1022-214-1516
1017-734-7565
1019-654-7442
1018-865-0564
1023-624-1851
1024-932-0459
1022-221-3371
1024-933-2590
〒980-8444
〒030-0823
〒020-0021
〒010-0951
〒990-0047
〒963-8878
〒980-8444
〒963-8878
仙台市青葉区中央 3-4-8 三井住友海上仙台ビル
青森市橋本 2-19-3 三井住友海上青森ビル
盛岡市中央通 3-3-26 盛岡鹿島ビル
秋田市山王 2-1-43 三井住友海上秋田ビル
山形市旅篭町 3-2-10 三井住友海上山形ビル
郡山市堤下町 11-6 三井住友海上郡山ビル
仙台市青葉区中央 3-4-8 三井住友海上仙台ビル
郡山市堤下町 11-6 三井住友海上郡山ビル
関東甲信越本部
茨城支店
栃木支店
群馬支店
新潟支店
山梨支店
長野支店
茨城自動車営業部
栃木自動車営業部
群馬自動車営業部
新潟自動車営業部
長野自動車営業部
1029-224-1718
1028-636-7151
1027-223-6692
1025-228-5246
1055-235-2700
1026-225-5006
1029-224-7592
1028-634-1080
1027-323-4377
1025-228-3861
1026-225-5015
〒310-0011
〒320-0035
〒371-0023
〒951-8052
〒400-0858
〒380-0936
〒310-0062
〒320-0035
〒370-0045
〒951-8052
〒380-0936
水戸市三の丸 1-1-24 三井住友海上水戸ビル
宇都宮市伝馬町 1-9 宇都宮 KSビル
前橋市本町 2-10-4 三井住友海上前橋ビル
新潟市下大川前通二ノ町 2230 三井住友海上新潟ビル
甲府市相生 2-3-16 三井住友海上甲府ビル
長野市中御所岡田町 173-8 三井住友海上長野ビル
水戸市大町 3-2-5 三井住友海上水戸大町ビル
宇都宮市伝馬町 1-9 宇都宮 KSビル
高崎市東町 80 群馬トヨタビル
新潟市下大川前通二ノ町 2230 三井住友海上新潟ビル
長野市中御所岡田町 173-8 三井住友海上長野ビル
千葉埼玉本部
埼玉支店
埼玉西支店
千葉支店
千葉北支店
埼玉自動車営業部
千葉自動車営業部
1048-644-5427
1049-246-9011
1043-225-2713
1047-437-0300
1048-647-7911
1043-225-7510
〒330-0841
〒350-1123
〒260-0013
〒273-0012
〒330-0841
〒260-8616
さいたま市大宮区東町 2-20 三井住友海上大宮東町ビル
川越市脇田本町 17-5 三井住友海上川越ビル
千葉市中央区中央 4-7-4 三井住友海上千葉ビル
船橋市浜町 2-1-1 ららぽーと三井ビル
さいたま市大宮区東町 2-20 三井住友海上大宮東町ビル
千葉市中央区中央 3-9-9 三井住友海上千葉中央ビル
東京本部
東京中央支店
新宿支店
東京東支店
渋谷支店
東京西支店
東京プロエージェント部
東京法人部
103-3259-6613
103-3347-2888
103-3845-6322
103-3406-5243
1042-526-7222
103-3259-6621
103-3259-4617
〒101-8011
〒163-0268
〒111-0042
〒150-0002
〒190-0012
〒101-8011
千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
新宿区西新宿 2-6-1 新宿住友ビル
台東区寿 4-15-7 三井住友海上浅草寿町ビル
渋谷区渋谷 3-27-11 祐真ビル新館
立川市曙町 2-35-2 A-ONEビル
千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
東京企業第一本部
総合営業第一部
総合営業第二部
総合営業第三部
総合営業第四部
総合営業第五部
総合営業第六部
103-3259-6632
103-3259-3187
103-3259-6638
103-3259-6642
103-3259-3984
103-3259-4141
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
同上
同上
同上
同上
東京企業第二本部
企業営業第一部
企業営業第二部
企業営業第三部
企業営業第四部
企業営業第五部
企業営業第六部
企業営業第七部
船舶営業部
航空旅行保険部
103-3259-6654
103-3259-3108
103-3259-3085
103-3259-6661
103-3259-6667
103-3259-6674
103-3259-6692
103-3259-6687
103-3259-3440
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
東京自動車本部
自動車営業第一部
自動車営業第二部
自動車営業第三部
103-5444-8225
103-3259-3264
103-3259-6701
〒108-0023 港区芝浦 4-8-3 トヨタアドミニスタ芝浦ビル
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
金融公務営業推進
本部
金融法人第一部
金融法人第二部
公務第一部
公務第二部
103-3259-6434
103-3259-7437
103-3259-6678
103-3259-3005
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
同上
同上
神奈川静岡本部
横浜支店
神奈川西支店
横浜法人部
静岡支店
浜松支店
神奈川自動車営業部
静岡自動車営業部
1045-461-8206
1046-225-0221
1045-671-7211
1054-273-5131
1053-454-1536
1045-461-8222
1054-273-5136
〒221-0052
〒243-0018
〒231-0023
〒420-0031
〒430-0944
〒221-0052
〒420-0031
横浜市神奈川区栄町 7-1 MYXビル
厚木市中町 2-8-13 NBF 厚木ビル
横浜市中区山下町 70-3 三井住友海上横浜ビル
静岡市葵区呉服町 1-2 三井住友海上静岡ビル
浜松市田町 226-11 三井住友海上浜松ビル
横浜市神奈川区栄町 7-1 MYXビル
静岡市葵区呉服町 1-2 三井住友海上静岡ビル
北陸本部
金沢支店
富山支店
福井支店
1076-223-9910
1076-441-5570
10776-22-1793
〒920-0918 金沢市尾山町 6-25 三井住友海上金沢ビル
〒930-0083 富山市総曲輪 1-7-15 日本生命富山総曲輪ビル
〒910-0018 福井市田原 1-5-21 三井住友海上福井ビル
中部本部
愛知北支店
愛知南支店
愛知東支店
岐阜支店
三重支店
岐阜自動車営業部
三重自動車営業部
1052-223-4171
1052-223-4161
10564-21-3996
1058-265-6499
1059-227-7985
1058-265-6266
1059-229-0965
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
同上
〒444-0043 岡崎市唐沢町 11-7 三井住友海上岡崎ビル
〒500-8842 岐阜市金町 7-11-1 三井住友海上岐阜ビル
〒514-0033 津市丸之内 9-18 津丸之内ビル
〒500-8540 岐阜市金町 5-24 住友生命岐阜ビル
〒514-0033 津市丸之内 9-18 津丸之内ビル
名古屋企業本部
名古屋企業営業第一部
名古屋企業営業第二部
名古屋企業営業第三部
名古屋自動車営業第一部
名古屋自動車営業第二部
1052-203-3061
1052-203-3128
1052-203-3419
1052-203-3071
1052-203-3074
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
同上
同上
同上
同上
大阪中央支店
大阪南支店
大阪北支店
堺支店
大阪プロエージェント部
奈良支店
和歌山支店
滋賀支店
京都支店
106-6229-2601
106-6644-3570
106-6373-3623
1072-222-6531
106-6229-3201
10742-26-1789
1073-433-0125
1077-522-4148
1075-343-6101
〒530-0005
〒556-0011
〒530-0012
〒590-0952
〒530-0005
〒630-8247
〒640-8153
〒520-0043
〒600-8090
神戸支店
姫路支店
京都法人部
1078-331-8501
10792-89-2034
1075-343-6140
〒651-0171
〒670-0965
〒600-8090
神戸法人部
1078-331-8531
〒651-0171
大阪企業営業第一部
大阪企業営業第二部
大阪企業営業第三部
大阪企業営業第四部
大阪企業営業第五部
大阪企業営業第六部
大阪金融公務部
106-6233-1561
106-6233-1540
106-6200-2943
106-6233-1502
106-6233-1510
106-6233-1515
106-6233-0022
〒541-0043 大阪市中央区高麗橋 4-4-9 三井住友海上淀屋橋ビル
同上
〒540-8677 大阪市中央区北浜 4-5-33 住友ビル
〒541-0043 大阪市中央区高麗橋 4-4-9 三井住友海上淀屋橋ビル
同上
同上
同上
大阪自動車営業第一部
大阪自動車営業第二部
大阪自動車営業第三部
京都自動車営業部
106-6229-2646
106-6229-2656
106-6229-2661
1075-343-6161
神戸自動車営業部
1078-391-5838
〒530-0005 大阪市北区中之島 2-3-33 大阪三井物産ビル
同上
同上
〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266
三井住友海上京都ビル
〒651-0171 神戸市中央区栄町通 1-1-18 三井住友海上神戸ビル
中国本部
広島支店
岡山支店
鳥取支店
島根支店
山口支店
広島法人部
広島自動車営業部
岡山自動車営業部
山口自動車営業部
1082-234-5863
1086-225-0413
10857-24-7007
10852-21-2898
10834-21-0223
1082-234-6367
1082-234-5804
1086-232-2032
10834-21-3821
〒730-0806
〒700-8660
〒680-0846
〒690-0003
〒745-0073
〒730-0806
四国本部
高松支店
徳島支店
愛媛支店
高知支店
1087-825-2604
1088-622-1725
1089-941-0590
1088-824-5397
〒760-8560
〒770-0856
〒790-0878
〒780-0053
高松市古新町 2-3 三井住友海上高松ビル
徳島市中洲町 2-6 三井住友海上徳島ビル
松山市勝山町 2-12-7 三井住友海上松山ビル
高知市駅前町 4-15 西山ビル
九州本部
福岡支店
北九州支店
佐賀支店
長崎支店
熊本支店
大分支店
宮崎支店
鹿児島支店
沖縄支店
福岡法人部
福岡自動車営業部
1092-722-6913
1093-541-1338
10952-24-9138
1095-825-3125
1096-366-5644
1097-534-2350
10985-29-8199
1099-226-8064
1098-866-4805
1092-722-6894
1092-722-6577
〒810-8683
〒802-0004
〒840-0801
〒850-0036
〒862-8666
〒870-0044
〒880-0818
〒892-0846
〒900-0015
〒810-8683
福岡市中央区赤坂 1-16-14 三井住友海上佐藤ビル
北九州市小倉北区鍛冶町 2-5-7 三井住友海上小倉ビル
佐賀市駅前中央 1-9-45 三井生命佐賀駅前ビル
長崎市五島町 3-25 松藤ビル
熊本市新屋敷 1-5-1 三井住友海上・西日本新聞熊本ビル
大分市舞鶴町 1-4-35 大分三井ビル
宮崎市錦本町 1-2 宮日商事ビル
鹿児島市加治屋町 13-4 三井住友海上鹿児島ビル
那覇市久茂地 1-7-1 琉球リース総合ビル
福岡市中央区赤坂 1-16-14 三井住友海上佐藤ビル
同上
関西本部
大阪企業本部
関西自動車本部
大阪市北区中之島 2-3-33 大阪三井物産ビル
大阪市浪速区難波中 1-12-5 難波室町ビル
大阪市北区芝田 1-1-4 阪急ターミナルビル
堺市市之町東 6-2-9 三井住友海上堺ビル
大阪市北区中之島 2-3-33 大阪三井物産ビル
奈良市油阪町 1-59 三井住友海上奈良ビル
和歌山市三木町台所町 7 三井住友海上和歌山ビル
大津市中央 3-1-8 大津第一生命ビル
京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266
三井住友海上京都ビル
神戸市中央区栄町通 1-1-18 三井住友海上神戸ビル
姫路市東延末 3-13 王子姫路駅南ビル
京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266
三井住友海上京都ビル
神戸市中央区栄町通 1-1-18 三井住友海上神戸ビル
広島市中区西十日市町 9-9 広電三井住友海上ビル
岡山市幸町 8-22 三井住友海上岡山ビル
鳥取市扇町 3 東栄ビル
松江市朝日町 589-2 マルヂビル
周南市代々木通 2-48 三井住友海上徳山ビル
広島市中区西十日市町 9-9 広電三井住友海上ビル
同上
〒700-8531 岡山市柳町 1-12-1 三井住友海上岡山柳町ビル
〒745-0073 周南市代々木通 2-48 三井住友海上徳山ビル
157
国内ネットワーク(平成17年7月1日現在)
損害サービスセンター 一覧
安心ステーション
自動車事故受付
火災・新種事故受付
1 0120-258-365
1 0120-258-189
北海道
損害サービス部
札幌自動車第一サービスセンター
札幌自動車第二サービスセンター
札幌自動車第三サービスセンター
旭川サービスセンター
釧路サービスセンター
苫小牧サービスセンター
函館サービスセンター
札幌火災新種サービスセンター
1 011-213-3321
1 011-213-3322
1 011-213-3323
1 0166-24-4135
1 0154-23-3033
1 0144-33-7237
1 0138-55-7130
1 011-213-3327
〒060-8631 札幌市中央区北 3 条西 2-6 札幌 MTビル
同上
同上
〒070-0032 旭川市二条通 9-228-2 旭川道銀ビル
〒085-0018 釧路市黒金町 7-4-1 釧路太平洋興発ビル
〒053-0022 苫小牧市表町 2-1-14 王子不動産第三ビル
〒040-0015 函館市梁川町 5-8 三井生命函館ビル
〒060-8631 札幌市中央区北 3 条西 2-6 札幌 MTビル
東北
損害サービス部
仙台自動車第一サービスセンター
仙台自動車第二サービスセンター
石巻サービスセンター
青森サービスセンター
八戸サービスセンター
岩手サービスセンター
秋田サービスセンター
山形サービスセンター
郡山サービスセンター
福島サービスセンター
いわきサービスセンター
仙台火災新種サービスセンター
1 022-266-4711
1 022-221-8895
1 0225-94-7011
1 017-773-6611
1 0178-24-5288
1 019-624-3455
1 018-865-0566
1 023-624-1830
1 024-923-3335
1 024-523-0320
1 0246-22-2771
1 022-221-8809
〒980-8444 仙台市青葉区中央 3-4-8 三井住友海上仙台ビル
同上
〒986-0824 石巻市立町 1-4-15 石巻第一生命ビルディング
〒030-0823 青森市橋本 2-19-3 三井住友海上青森ビル
〒031-0801 八戸市江陽 2-9-46 トヨタカローラ八戸ビル
〒020-0021 盛岡市中央通 3-3-26 盛岡鹿島ビル
〒010-0951 秋田市山王 2-1-43 三井住友海上秋田ビル
〒990-0047 山形市旅篭町 3-2-10 三井住友海上山形ビル
〒963-8005 郡山市清水台 1-6-21 山相郡山ビル
〒960-8031 福島市栄町 7-33 福島トヨタビル
〒970-8026 いわき市平字大町 7-1 平セントラルビル
〒980-8444 仙台市青葉区中央 3-4-8 三井住友海上仙台ビル
関東甲信越損害
サービス第一部
水戸サービスセンター
土浦第一サービスセンター
土浦第二サービスセンター
鹿島サービスセンター
宇都宮サービスセンター
足利サービスセンター
小山サービスセンター
甲府サービスセンター
火災新種サービスセンター
1 029-226-0037
1 029-822-4761
1 029-824-6581
1 0299-82-4451
1 028-635-5871
1 0284-42-4212
1 0285-23-3251
1 055-235-2785
1 03-3297-6779
〒310-0062 水戸市大町 3-2-5 三井住友海上水戸大町ビル
〒300-0037 土浦市桜町 4-3-20 三井生命土浦ビル
同上
〒314-0031 鹿嶋市宮中 2-6-22 田口商事ビル
〒320-0035 宇都宮市伝馬町 1-9 宇都宮 KS ビル
〒326-0054 足利市伊勢南町 1-2 住友生命足利ビル
〒323-0025 小山市城山町 3-7-1 高島屋第二ビル
〒400-0858 甲府市相生 2-3-16 三井住友海上甲府ビル
〒104-8252 中央区新川 2-27-2 三井住友海上新川ビル
関東甲信越損害
サービス第二部
前橋自動車サービスセンター
高崎サービスセンター
伊勢崎サービスセンター
太田サービスセンター
新潟第一サービスセンター
新潟第二サービスセンター
長岡サービスセンター
長野サービスセンター
松本サービスセンター
前橋火災新種サービスセンター
1 027-221-1641
1 027-326-7501
1 0270-23-6351
1 0276-46-7241
1 025-241-0788
1 025-241-0710
1 0258-35-2957
1 026-225-5010
1 0263-35-2332
1 027-221-1645
〒371-0023
〒370-0045
〒372-0042
〒373-0851
〒950-0088
大宮自動車第一サービスセンター
1 048-644-5421
大宮自動車第二サービスセンター
川口サービスセンター
越谷サービスセンター
川越サービスセンター
熊谷サービスセンター
所沢サービスセンター
大宮火災新種サービスセンター
1 048-644-8090
1 048-226-5311
1 048-986-1801
1 049-244-5115
1 048-521-6526
1 04-2992-0022
1 048-641-1983
〒330-0841 さいたま市大宮区東町 2-20
三井住友海上大宮東町ビル
同上
〒332-0012 川口市本町 4-1-8 川口センタービル
〒343-0845 越谷市南越谷 1-20-10 三井生命南越谷ビル
〒350-1123 川越市脇田本町 17-5 三井住友海上川越ビル
〒360-0037 熊谷市筑波 2-15 三井生命熊谷ビル
〒359-0037 所沢市くすのき台 3-4-1 関根ビル
〒330-0841 さいたま市大宮区東町 2-20
三井住友海上大宮東町ビル
千葉自動車第一サービスセンター
千葉自動車第二サービスセンター
1 043-225-2711
1 043-225-1162
銚子サービスセンター
木更津サービスセンター
船橋サービスセンター
成田サービスセンター
柏サービスセンター
茂原サービスセンター
千葉火災新種サービスセンター
1 0479-24-9661
1 0438-22-2325
1 047-434-9521
1 0476-24-3551
1 04-7166-6171
1 0475-22-5647
1 043-225-6750
埼玉
損害サービス部
千葉
損害サービス部
158
〒940-0033
〒380-0936
〒390-0815
〒371-0023
前橋市本町 2-10-4 三井住友海上前橋ビル
高崎市東町 80 群馬トヨタビル
伊勢崎市中央町 21-14 三井住友海上伊勢崎ビル
太田市飯田町 215-4 三井住友海上太田ビル
新潟市万代 4-4-8 COZMIX Ⅱビル
同上
長岡市今朝白 1-8-18 長岡 DN ビル
長野市中御所岡田町 173-8 三井住友海上長野ビル
松本市深志 1-2-11 昭和ビル
前橋市本町 2-10-4 三井住友海上前橋ビル
〒260-0013 千葉市中央区中央 4-7-4 三井住友海上千葉ビル
〒260-8616 千葉市中央区中央 3-9-9
三井住友海上千葉中央ビル
〒288-0802 銚子市松本町 2-907-1 三井住友海上銚子ビル
〒292-0057 木更津市東中央 3-6-1 三井住友海上木更津ビル
〒273-0012 船橋市浜町 2-1-1 ららぽーと三井ビル
〒286-0033 成田市花崎町 959 京成成田東口森田ビル
〒277-0005 柏市柏 4-2-1 三井生命柏ビル
〒297-0029 茂原市高師 703-5 ピットイン茂原ビル
〒260-0013 千葉市中央区中央 4-7-4 三井住友海上千葉ビル
東京
損害サービス部
東京中央サービスセンター
新宿サービスセンター
池袋サービスセンター
浅草サービスセンター
城東サービスセンター
渋谷サービスセンター
蒲田サービスセンター
立川第一サービスセンター
立川第二サービスセンター
火災新種第一サービスセンター
火災新種第二サービスセンター
1 03-3259-6627
1 03-3347-2811
1 03-3982-8909
1 03-3843-0631
1 03-5600-1885
1 03-3406-6622
1 03-3731-5251
1 042-525-6855
1 042-526-7233
1 03-3259-6629
1 03-3347-2880
〒101-8011
〒163-0437
〒171-0021
〒111-0042
〒130-0022
〒150-0002
〒144-0052
〒190-0012
企業自動車
損害サービス部
第一サービスセンター
第二サービスセンター
第三サービスセンター
第四サービスセンター
第五サービスセンター
第六サービスセンター
第七サービスセンター
第八サービスセンター
自賠責サービスセンター
1 03-3259-3248
1 03-3259-6703
1 03-3259-6735
1 03-3259-3168
1 03-3259-6740
1 03-3259-6745
1 03-3259-3228
1 03-3259-4333
1 03-3259-3560
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
〒101-0052 千代田区神田小川町 2-8 三井住友海上小川町ビル
神奈川
損害サービス部
横浜自動車第一サービスセンター
横浜自動車第二サービスセンター
横浜自動車第三サービスセンター
横浜自動車第四サービスセンター
川崎サービスセンター
藤沢サービスセンター
厚木サービスセンター
町田サービスセンター
平塚サービスセンター
横浜火災新種サービスセンター
1 045-461-8251
1 045-671-7034
1 045-461-8231
1 045-671-1577
1 044-246-1510
1 0466-26-3369
1 046-225-0245
1 042-726-1134
1 0463-23-1371
1 045-461-8255
〒221-0052
〒231-0023
〒221-0052
〒231-0023
〒210-0007
〒251-0055
〒243-0018
〒194-0022
〒254-0035
〒221-0052
静岡
損害サービス部
静岡自動車第一サービスセンター
静岡自動車第二サービスセンター
沼津サービスセンター
浜松第一サービスセンター
浜松第二サービスセンター
静岡火災新種サービスセンター
1 054-273-5137
1 054-273-5040
1 055-962-3093
1 053-450-5211
1 053-450-5560
1 054-273-5138
〒420-0031 静岡市葵区呉服町 1-2 三井住友海上静岡ビル
同上
〒410-0801 沼津市大手町 3-5-15 三井住友海上沼津ビル
〒430-0944 浜松市田町 330-5 遠鉄田町ビル
同上
〒420-0031 静岡市葵区呉服町 1-2 三井住友海上静岡ビル
北陸
損害サービス部
金沢自動車第一サービスセンター
金沢自動車第二サービスセンター
富山サービスセンター
福井サービスセンター
金沢火災新種サービスセンター
1 076-223-9930
1 076-223-9963
1 076-441-9469
1 0776-22-7870
1 076-223-9928
〒920-0918 金沢市尾山町 6-25 三井住友海上金沢ビル
同上
〒930-0083 富山市総曲輪 1-7-15 日本生命富山総曲輪ビル
〒910-0018 福井市田原 1-5-21 三井住友海上福井ビル
〒920-0918 金沢市尾山町 6-25 三井住友海上金沢ビル
中部
損害サービス部
名古屋北第一サービスセンター
名古屋北第二サービスセンター
名古屋南第一サービスセンター
名古屋南第二サービスセンター
一宮サービスセンター
春日井サービスセンター
岡崎サービスセンター
豊橋サービスセンター
岐阜第一サービスセンター
岐阜第二サービスセンター
美濃加茂サービスセンター
津サービスセンター
四日市サービスセンター
刈谷サービスセンター
中部火災新種サービスセンター
1 052-223-4221
1 052-223-4212
1 052-223-4213
1 052-223-4133
1 0586-71-1361
1 0568-83-5868
1 0564-24-6324
1 0532-54-5365
1 058-265-0331
1 058-265-6510
1 0574-26-9137
1 059-225-3088
1 0593-51-1380
1 0566-22-9445
1 052-223-4134
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
同上
同上
同上
〒491-0859 一宮市本町 4-6-2 三井住友海上一宮ビル
〒486-0844 春日井市鳥居松町 4-122 王子不動産名古屋ビル
〒444-0043 岡崎市唐沢町 11-7 三井住友海上岡崎ビル
〒440-0884 豊橋市大国町 72 三井住友海上豊橋ビル
〒500-8540 岐阜市金町 5-24 住友生命岐阜ビル
同上
〒505-0041 美濃加茂市太田町 1752-1 則竹ビル
〒514-0033 津市丸之内 9-18 津丸之内ビル
〒510-0074 四日市市鵜の森 2-9-3 三井住友海上四日市ビル
〒448-0857 刈谷市大手町 5-28 三井住友海上刈谷ビル
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
名古屋企業
損害サービス部
第一サービスセンター
第二サービスセンター
第三サービスセンター
東三河サービスセンター
刈谷中央サービスセンター
豊田サービスセンター
名古屋火災新種サービスセンター
1 052-203-3161
1 052-203-3428
1 052-203-3171
1 0532-54-5425
1 0566-22-9351
1 0565-27-1545
1 052-203-3531
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
同上
同上
〒440-0884 豊橋市大国町 72 三井住友海上豊橋ビル
〒448-0857 刈谷市大手町 5-28 三井住友海上刈谷ビル
〒471-0833 豊田市山之手 4-46 三井住友海上豊田ビル
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
新宿区西新宿 2-1-1 新宿三井ビルディング
豊島区西池袋 1-11-1 メトロポリタンプラザビル
台東区寿 4-15-7 三井住友海上浅草寿町ビル
墨田区江東橋 3-9-7 国宝ビル
渋谷区渋谷 3-27-11 祐真ビル新館
大田区蒲田 5-40-3 月村ビル
立川市曙町 2-35-2 A-ONE ビル
同上
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
〒163-0437 新宿区西新宿 2-1-1 新宿三井ビルディング
横浜市神奈川区栄町 7-1 MYX ビル
横浜市中区山下町 70-3 三井住友海上横浜ビル
横浜市神奈川区栄町 7-1 MYX ビル
横浜市中区山下町 70-3 三井住友海上横浜ビル
川崎市川崎区駅前本町 11-3 大手町建物川崎ビル
藤沢市南藤沢 17-15 三井住友海上藤沢ビル
厚木市中町 2-8-13 NBF 厚木ビル
町田市森野 1-34-10 第一矢沢ビル
平塚市宮の前 2-5 三井住友海上平塚ビル
横浜市神奈川区栄町 7-1 MYX ビル
159
国内ネットワーク(平成17年7月1日現在)
関西損害
サービス第一部
関西損害
サービス第二部
淀屋橋サービスセンター
枚方サービスセンター
難波サービスセンター
東大阪サービスセンター
梅田サービスセンター
千里第一サービスセンター
千里第二サービスセンター
堺第一サービスセンター
堺第二サービスセンター
岸和田サービスセンター
1 06-6229-2642
1 072-846-5792
1 06-6213-3311
1 06-6720-6715
1 06-6373-3119
1 06-6873-3150
1 06-6873-3155
1 072-221-0241
1 072-223-4550
1 0724-38-6685
〒530-0005
〒573-1191
〒542-0086
〒577-0841
〒530-0012
〒560-8585
奈良サービスセンター
橿原サービスセンター
和歌山サービスセンター
田辺サービスセンター
関西火災新種第一サービスセンター
関西火災新種第二サービスセンター
1 0742-26-1721
1 0744-23-9199
1 073-431-5366
1 0739-24-8101
1 06-6229-2628
1 06-6229-2630
〒630-8247
〒634-0078
〒640-8153
〒646-0032
〒530-0005
大津サービスセンター
彦根サービスセンター
京都自動車第一サービスセンター
1 077-522-1790
1 0749-23-2906
1 075-343-6107
京都自動車第二サービスセンター
京都自動車第三サービスセンター
神戸自動車第一サービスセンター
神戸自動車第二サービスセンター
阪神サービスセンター
明石サービスセンター
姫路第一サービスセンター
姫路第二サービスセンター
京都火災新種サービスセンター
1 075-343-6170
1 075-343-6213
1 078-331-8509
1 078-331-8550
1 06-6488-5900
1 078-912-1373
1 0792-88-3520
1 0792-89-2720
1 075-343-6217
神戸火災新種サービスセンター
1 078-331-8500
〒520-0043 大津市中央 3-1-8 大津第一生命ビル
〒522-0075 彦根市佐和町 11-30 アイ・シー・ビル
〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266
三井住友海上京都ビル
同上
同上
〒651-0171 神戸市中央区栄町通 1-1-18 三井住友海上神戸ビル
同上
〒660-0892 尼崎市東難波町 5-17-23 尼崎ビル
〒673-0891 明石市大明石町 1-5-4 三井住友銀行明石ビル
〒670-0965 姫路市東延末 3-13 王子姫路駅南ビル
同上
〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266
三井住友海上京都ビル
〒651-0171 神戸市中央区栄町通 1-1-18 三井住友海上神戸ビル
大阪第一サービスセンター
1 06-6233-1552
〒541-0043 大阪市中央区高麗橋 4-4-9
大阪第二サービスセンター
大阪第三サービスセンター
大阪第四サービスセンター
大阪第五サービスセンター
御堂筋サービスセンター
大阪火災新種第一サービスセンター
大阪火災新種第二サービスセンター
大阪火災新種第三サービスセンター
1 06-6233-0052
1 06-6233-0067
1 06-6233-1523
1 06-6233-1524
1 06-6233-1607
1 06-6233-0116
1 06-6233-0108
1 06-6233-1525
中之島第一サービスセンター
中之島第二サービスセンター
中之島第三サービスセンター
中之島第四サービスセンター
烏丸サービスセンター
1 06-6229-2664
1 06-6229-2667
1 06-6229-2669
1 06-6229-2760
1 075-343-6171
兵庫サービスセンター
1 078-391-3675
〒530-0005 大阪市北区中之島 2-3-33 大阪三井物産ビル
同上
同上
同上
〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入竹屋之町 266
三井住友海上京都ビル
〒651-0171 神戸市中央区栄町通 1-1-18 三井住友海上神戸ビル
広島自動車第一サービスセンター
広島自動車第二サービスセンター
福山サービスセンター
岡山自動車第一サービスセンター
岡山自動車第二サービスセンター
倉敷サービスセンター
鳥取サービスセンター
島根サービスセンター
徳山サービスセンター
山口サービスセンター
宇部サービスセンター
広島火災新種サービスセンター
岡山火災新種サービスセンター
1 082-234-6797
1 082-234-5853
1 084-922-6401
1 086-225-0412
1 086-232-7252
1 086-422-4505
1 0857-24-7244
1 0852-21-4410
1 0834-21-3471
1 083-924-5944
1 0836-31-1573
1 082-234-5843
1 086-225-9002
〒730-0806 広島市中区西十日市町 9-9 広電三井住友海上ビル
同上
〒720-0812 福山市霞町 1-8-14 三井住友海上福山霞町ビル
〒700-8660 岡山市幸町 8-22 三井住友海上岡山ビル
〒700-8531 岡山市柳町 1-12-1 三井住友海上岡山柳町ビル
〒710-0055 倉敷市阿知 3-10-33 三井住友海上倉敷ビル
〒680-0846 鳥取市扇町 3 東栄ビル
〒690-0003 松江市朝日町 589-2 マルヂビル
〒745-0073 周南市代々木通 1-30 山陽マティリアルビル
〒753-0074 山口市中央 5-2-34 セントラルビル
〒755-0031 宇部市常盤町 2-1-12 三井住友海上宇部ビル
〒730-0806 広島市中区西十日市町 9-9 広電三井住友海上ビル
〒700-8660 岡山市幸町 8-22 三井住友海上岡山ビル
〒590-0952
〒596-0054
大阪市北区中之島 2-3-33 大阪三井物産ビル
枚方市新町 1-12-1 太陽生命枚方ビル
大阪市中央区西心斎橋 2-2-3 第三松豊ビル
東大阪市足代 2-2-23 岡島ビル
大阪市北区芝田 1-1-4 阪急ターミナルビル
豊中市新千里西町 1-2-14 三井住友海上千里ビル
同上
堺市市之町東 6-2-9 三井住友海上堺ビル
同上
岸和田市宮本町 41-1
三井住友海上岸和田宮本町ビル
奈良市油阪町 1-1 千鶴ビル
橿原市八木町 1-6-1 草楽ビル
和歌山市三木町台所町 7 三井住友海上和歌山ビル
田辺市下屋敷町 1 東ビル
大阪市北区中之島 2-3-33 大阪三井物産ビル
同上
三井住友海上淀屋橋ビル
大阪企業
損害サービス部
関西自動車
損害サービス部
中国
損害サービス部
160
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
同上
四国
損害サービス部
九州
損害サービス部
火災新種
損害サービス部
海損部
高松自動車サービスセンター
丸亀サービスセンター
徳島サービスセンター
松山サービスセンター
新居浜サービスセンター
高知サービスセンター
高松火災新種サービスセンター
1 087-825-2620
1 0877-25-2744
1 088-622-1471
1 089-945-0501
1 0897-33-3182
1 088-824-5715
1 087-825-2147
〒760-8560
〒763-0032
〒770-0856
〒790-0878
〒792-0004
〒780-0053
〒760-8560
福岡自動車第一サービスセンター
福岡自動車第二サービスセンター
福岡自動車第三サービスセンター
久留米サービスセンター
北九州サービスセンター
1 092-722-6475
1 092-722-6920
1 092-722-6924
1 0942-33-1935
1 093-511-4911
八幡サービスセンター
飯塚サービスセンター
佐賀サービスセンター
長崎サービスセンター
熊本第一サービスセンター
1 093-642-8902
1 0948-25-4334
1 0952-29-2683
1 095-825-3145
1 096-366-5511
熊本第二サービスセンター
大分サービスセンター
宮崎サービスセンター
鹿児島サービスセンター
沖縄サービスセンター
福岡火災新種サービスセンター
1 096-372-6141
1 097-532-5131
1 0985-29-3414
1 099-223-7370
1 098-862-1911
1 092-722-6453
〒810-8683 福岡市中央区赤坂 1-16-14 三井住友海上佐藤ビル
同上
同上
〒830-0032 久留米市東町 1-21 三井住友海上久留米ビル
〒802-0004 北九州市小倉北区鍛冶町 2-5-7
三井住友海上小倉ビル
〒806-0021 北九州市八幡西区黒崎 3-9-24 ニッセイ新黒崎ビル
〒820-0005 飯塚市新飯塚 19-7 第二遠賀ビル
〒840-0801 佐賀市駅前中央 1-9-45 三井生命佐賀駅前ビル
〒850-0036 長崎市五島町 3-25 松藤ビル
〒862-8666 熊本市新屋敷 1-5-1
三井住友海上・西日本新聞熊本ビル
同上
〒870-0044 大分市舞鶴町 1-4-35 大分三井ビル
〒880-0818 宮崎市錦本町 1-2 宮日商事ビル
〒892-0846 鹿児島市加治屋町 18-8 三井生命鹿児島ビル
〒900-0015 那覇市久茂地 1-7-1 琉球リース総合ビル
〒810-8683 福岡市中央区赤坂 1-16-14 三井住友海上佐藤ビル
第一サービスセンター
第二サービスセンター
第三サービスセンター
傷害疾病第一サービスセンター
傷害疾病第二サービスセンター
傷害疾病第三サービスセンター
国際サービスセンター
1 03-3259-6727
1 03-3259-3506
1 03-3259-3509
1 03-3259-3516
1 03-3259-8107
1 03-3259-8108
1 03-3259-3518
〒101-8011 千代田区神田駿河台 3-9 三井住友海上駿河台ビル
同上
同上
同上
同上
同上
同上
名古屋海損サービスセンター
大阪海損サービスセンター
1 052-203-3151
1 06-6233-0041
中国海損サービスセンター
四国海損サービスセンター
九州海損サービスセンター
1 082-234-5840
1 0898-33-1141
1 092-722-6448
〒460-8635 名古屋市中区錦 1-2-1 三井住友海上名古屋ビル
〒541-0043 大阪市中央区高麗橋 4-4-9
三井住友海上淀屋橋ビル
〒730-0806 広島市中区西十日市町 9-9 広電三井住友海上ビル
〒794-0043 今治市南宝来町 2-1-30 三井住友海上今治ビル
〒810-8683 福岡市中央区赤坂 1-16-14 三井住友海上佐藤ビル
高松市古新町 2-3 三井住友海上高松ビル
丸亀市城西町 2-4-24 三井住友海上丸亀ビル
徳島市中州町 2-6 三井住友海上徳島ビル
松山市勝山町 2-12-7 三井住友海上松山ビル
新居浜市北新町 9-11 三井住友海上新居浜ビル
高知市駅前町 4-15 西山ビル
高松市古新町 2-3 三井住友海上高松ビル
161
海外ネットワーク(平成17年7月1日現在)
海外ネットワーク
三井住友海上グループでは、長期ビジョン「チャレンジ10」にお
2005年7月1日現在、当社は38カ国61拠点に海外ネットワークを
いて、海外事業を5大事業の一つと位置づけ、拡大・推進させ
展開しています(海外支店4カ所、海外部/海外事務所55カ所、
ることとしています。
子会社・関連会社 48 社(うち再保険子会社 2 社)、駐在員約
海外事業においては長年にわたる国際業務の経験を活かし、真
170名)。
にお客さまの立場に立ち、多様なリスクに対応する商品・サービ
また、子会社等を含め海外32カ国・地域で保険営業免許を有し
スおよび有効なアドバイスを世界各地で提供するため、海外ネッ
ており、海外で事業展開されるお客さまにベストなリスクソリュー
トワークの拡充に力を注いでいます。
ションサービスを提供しています。
38 カ国・61 拠点
ブリュッセル アムステルダム
ダービー ●
ダブリン●
ロンドン●
●サンクトペテルブルグ
● ●プラハ ●モスクワ
● ● ●ウィーン
●パリ
●
バルセロナ●
●イスタンブール
ミラノ
●
マドリード
アルコバール
●
デュッセルドルフ
●トロント
シンシナティ●
北京●
天津●
●大連
●
ソウル
成都● 上海●
広州● シンセン
ニューデリー
● ● ●台北・陽明・高雄
●
●ドバイ
ハノイ ●
蘇州
アブダビ●
● 香港
ヤンゴン●
●マニラ
チェンナイ●
バンガロール● バンコク● ●ホーチミン
サンフランシスコ●
ロサンゼルス●
●バミューダ
●
アトランタ
●メキシコ
●
パナマ ●ボゴタ
クアラルンプール●
●
ラブアン●
シンガポール
●
ジャカルタ
●ニューヨーク
●ウォーレン
●ポートモレスビー
●
リマ
サンパウロ●
シドニー●
メルボルン●
オークランド
●
●ブエノスアイレス
162
●アジア・大洋州
支 店 /
代 理 店
ベトナム
韓国
海外部/海外事務所
ハノイ
ホーチミン
韓国支店
ミャンマー
ヤンゴン
インド
ニューデリー
オーストラリア
シドニー
メルボルン
ニュージーランド
子会社・関連会社・出資会社
United lnsurance Company of Vietnam(関連会社)
Royal Sun Alliance lnsurance(New Zealand)Ltd.
Cholamandalam-MS General Insurance Company Limited(関連会社)
Cholamandalam MS Risk Service Limited(関連会社)
オークランド
(代理店)
パプアニューギニア
マレーシア
Stephen James Hain(Principal office)
Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited(代理店)
クアラルンプール
シンガポール
シンガポール
インドネシア
タイ
ポートモレスビー
ジャカルタ
タイ支店
マニラ
フィリピン
中国
上海支店
ホンコン
Mitsui Sumitomo Insurance Company(Hong Kong), ホンコン
Limited(代理店)
Mitsui Sumitomo lnsurance(Malaysia)Bhd.(子会社)
MSI Risk Consultancy Services(Malaysia)Sdn. Bhd.(子会社)
Mitsui Sumitomo lnsurance(Singapore)Pte Ltd.(子会社)
MSI Management(Singapore)Pte Ltd.(子会社)
Aviva GI Asia Pte. Ltd.(子会社)
Aviva General Insurance Pte. Ltd.(子会社)
P.T.Asuransi Mitsui Sumitomo lndonesia(子会社)
MSI Holdings(Thailand)Company Limited(子会社)
Calm Sea Service Co.,Ltd.(子会社)
MSI Adjusting(Thailand)Co., Ltd.(子会社)
MBTS Broking Service Co., Ltd.(関連会社)
MBTS Life Insurance Broker Co., Ltd.(子会社)
Sumikai Service(Thailand)Company Limited(子会社)
THE AYUDHYA INSURANCE PUBLIC COMPANY LIMITED(関連会社)
Aviva lnsurance(Thai)Co., Ltd.(子会社)
Ueang Mai Co., Ltd.(子会社)
Yardhimar Co., Ltd.(子会社)
BPI / MS Insurance Corporation(関連会社)
First Lepanto-Taisho Insurance Corporation(関連会社)
Philippine Charter Insurance Corporation(関連会社)
北京
広州
シンセン
大連
成都
天津
蘇州
杭州
青島
マカオ
Asia Insurance Co., Ltd.
台湾
台北支店
Mitsui Sumitomo Insurance Company(Hong Kong)Limited(子会社)
Oriental Management Service Limited(子会社)
M&H Insurance Agency Limited(子会社)
Aviva General Insurance Limited(子会社)
高雄
陽明
カンボジア
Asia Insurance Cambodia(関連会社)
●中近東・アフリカ
支 店 /
代 理 店
海外部/海外事務所
アラブ首長国連邦
Arab Commercial Enterprises Ltd.(代理店)
Faraj Bin Ali Bin Hamoodah(代理店)
Abdula Ali Salim S. Al Salloum(代理店)
アブダビ
ドバイ
サウジアラビア
Arab Commercial Enterprises Ltd.(代理店)
アルコバール
バ一レーン
レバノン
子会社・関連会社・出資会社
Arab Japanese Insurance Corp.(関連会社)
Arab Commercial Enterprises SAL.(代理店)
163
海外ネットワーク
●米州
支 店 /
代 理 店
アメリカ合衆国
グアム
サイパン
海外部/海外事務所
ニューヨーク
ロサンゼルス
サンフランシスコ
アトランタ
シンシナティ
子会社・関連会社・出資会社
(子会社)
Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings(USA), Inc.
Mitsui Sumitomo Insurance Company of America(子会社)
(子会社)
Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc.
Mitsui Sumitomo Marine Management(U.S.A)Inc.(子会社)
MSI Claims(USA), Inc.(子会社)
MSI Re Management Inc.(子会社)
Seven Hills Insurance Agency Inc.(子会社)
Seven Hills Insurance Agency L.L.C.(子会社)
Seven Seas Insurance Agency Inc.(子会社)
MSI Risk Management Services, Inc.(子会社)
Cassidy's Associated Insurers Inc.(代理店)
AON Insurance Micronesia(GUAM)Inc.(代理店)
Associated Insurance Underwriters of the Paciffic Inc.
(代理店)
AON Insurance Micronesia(SAIPAN)Inc.(代理店)
パラオ
カナダ
AON Insurance Micronesia(SAIPAN)Inc.(代理店)
Chubb Insurance Company of Canada(代理店)
トロント
メキシコ
メキシコ
ブラジル
サンパウロ
パナマ
パナマ
コロンビア
ボゴタ
ペルー
リマ
アルゼンチン
ブエノスアイレス
バミューダ
Mitsui Sumitomo Seguros S.A.(子会社)
MSI Do Brasil Ltda.(子会社)
SPAC Insurance(Bermuda)Limited(子会社)
●欧州
支 店 /
イギリス
代 理 店
(London Management)
Mitsui Sumitomo Insurance
Limited
海外部/海外事務所
ロンドン
ダービー
フランス
パリ
ドイツ
デュッセルドルフ
オランダ
アムステルダム
ベルギー
ブリュッセル
イタリア
ミラノ
スペイン
マドリード
オーストリア
ウィーン
チェコスロバキア
プラハ
トルコ
イスタンブール
子会社・関連会社・出資会社
Mitsui Sumitomo Insurance Company(Europe)Limited(子会社)
MSI Claims(Europe), Ltd.(子会社)
MSI European Services Ltd.(子会社)
Mitsui Sumitomo Insurance(London Management)Limited(子会社)
Mitsui Sumitomo Insurance(London)Ltd.
MSI Corporate Capital Limited(子会社)
Generali Sigorta A.S. Mitsui Sumitomo Desk
●再保険子会社
支 店 / 代 理 店
海外部/海外事務所
子会社・関連会社・出資会社
バミューダ
MS Frontier Reinsurance Limited(子会社)
アイルランド
Mitsui Sumitomo Reinsurance Limited(子会社)
(注)当社の海外支店、事務所、子会社等の所在・名称を示したものです。上記以外にも、当社あるいは提携会社等を通じた保険のお引き受けが可能な国・地域があり
ますので、詳しくは当社社員までご照会ください。
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ディスクロージャー誌 三井住友海上の現状2005
平成17年8月
三井住友海上火災保険株式会社 広報部
〒104-8252
東京都中央区新川2 - 27-2
TEL. 03 - 3297- 6705
URL http: //www.ms-ins. com
【予想および見通しに関する注意事項】
本資料に記載の内容のうち、歴史的事実でないものは、三井住友海上(以下、当社)の将来に関する計画や戦略、業績に関する予想および見通しであり、現時
点で把握可能な情報から得られた当社の判断に基づいています。実際の業績は、さまざまな不確定要素により、これらの業績見通しと大きく異なる結果になり得
ますことをご承知おきください。
実際の業績に影響を及ぼし得る要素には、
(1)事業領域を取り巻く経済動向、
(2)保険業界における競争激化、
(3)為替レートの変動、
(4)税制など諸規制の変更、
などを含みます。
古紙配合率100%再生紙を使用しています。
09142
16,000
2005.08
(新)
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