「インド通信Vol.11 インドの株式市場と経済環境」を参考資料として掲載

インド通信 Vol.11
ご参考資料
2016年5月
今回は、インドの株式市場をご紹介します。インドの株
式市場は歴史が古く、証券取引所も複数存在し、現
在の時価総額は合計で約156兆円 ※ にのぼります。
業種構成は、国内需要に伴なって成長する企業や、
グローバルで活躍するIT企業や製薬企業など、バラン
スの良い構成となっています。
■インド株式市場の業種構成
2016年4月末現在
金融, 15.9%
情報技術,
一般消費財・
21.9%
サービス,
11.4%
ヘルスケア,
11.9%
生活必需品,
11.2%
エネルギー,
資本財,
インドの株式市場は、ラジャン中央銀行総裁とモディ首
5.9%
素材, 6.4%
1.9%
ビス, 4.2%
相の就任を契機に、政策期待から2015年初までは
インド株式市場:MSCI India Index
上昇しましたが、その後は海外の投資環境悪化やイン ■各国のEPS(一株当たり利益)成長率
2016年4月末現在
ド企業の業績回復の遅れなどから下落しました。しかし、
15%
物価の落ち着きから金融緩和基調が続いており、また
2015年
10%
2016年(予想)
原油安も原油輸入国であるインドの経常収支改善に
5%
追い風となりました。今後は、主要国の中でも継続的
0%
に高い経済成長が予想されており、回復が遅れていた
インド企業の業績も2016年は前年比2桁の成長が
-5%
インド
(ご参考)
(ご参考)
(ご参考)
世界
中国
米国
見込まれるなど、株式市場の回復が期待されます。
9.2%
2016年4月末現在
10%
モディ首相就任
(2014年5月)
10
(出所)ファクトセットデータを基に野村アセットマネジメント作成
■各国の国債利回り比較
期間:2012年1月~2016年4月、月次
(%)
12
電気通信サー
ファクトセットコンセンサス予想ベース。世界:MSCI AC World Index、他:MSCI各国Index
※ 2016年4月末現在。2016年4月末の為替レート 1米ドル=107円で換算。
(ご参考)同時点における東証時価総額:約509兆円
■政策金利とインフレ率の推移
公益事業,
8%
6%
8
政策金利
6
4%
ラジャン中央銀行総
裁就任(2013年9月)
CPI (消費者物価指数、前年同月比)
4
2
12/1
13/1
14/1
15/1
CPI :2014年12月までは旧基準のデータ。
■為替の推移
2%
0%
16/1
(年/月)
2.5
(インドルピー/米ドル)
30
ルピー高
対円(左軸)
2.0
1.5
ルピー安
40
中国
豪州
米国
期間:2012年1月末~2016年4月末、月次
35,000
30,000
25,000
50
1.0
0.5
12/1
南アフリカ
■インド株式指数の推移
期間:2012年1月末~2016年4月末、月次
(円/インドルピー)
インド
国債利回り:ブルームバーグジェネリック5年国債利回り
対米ドル(右軸、逆目盛)
13/1
14/1
15/1
20,000
60
15,000
70
16/1
(年/月)
10,000
12/1
13/1
14/1
15/1
インド株式指数:S&P/BSE SENSEXインド指数
16/1
(年/月)
(出所)ブルームバーグデータを基に野村アセットマネジメント作成
上記は過去のデータであり、将来の投資成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料は、投資環境に関する参考情報の提供を目的として野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を目的とした資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向
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