『食事バランスガイド』による成人女性の1日の栄養摂取量 平成 18 年 2

平成 18 年 2 月 13 日
発行
須津幼稚園
毎日寒くて、春が待ち遠しいですね。寒い時期は冬野菜が体を温めてくれるようです。大根
や白菜・ごぼう・ほうれん草などを食べるといいですね。風邪の予防にはビタミン C が有効で
す。野菜や果物を意識して摂るようにし、風邪菌をよせつけない身体を作りましょう。
以前、
“毎食3つの栄養素を食べるといいですよ。”というお話をしましたが、肉が好きだから
と、いつも炭水化物と野菜は少しだけでは、身体にとってよくありません。そこで 今号は、財
団法人 食生活情報サービスセンターで作られた『食事バランスガイド』から「何を」
「どれだけ
食べたらよいのか」簡単にお知らせしたいと思います。
『食事バランスガイド』による成人女性の1日の栄養摂取量
1つ分を1点とし、主食を5~7点と考えると分かりやすいです。
左の表の主食で考えると、
例えば、朝 パンを2枚、
昼 うどん 1 杯、
夜 ごはん 1 杯
で だいたい1日分とな
ります。
主菜では、
朝 目玉焼(卵 1 個)、
昼 冷やっこ
夜 ハンバーグ
で だいたい 1 日分とな
ります。
副菜を5~6点摂るに
は意識しないと難しいよ
うです。
皆さんは、今日一日何
を食べましたか。ちょっ
と思い出して、この表に
照らしてみましょう。
お父さんは、労働の種類や運動量によって、項目ごと 1割増、2割増と増やします。
幼児は、項目ごと 2割~3割減らします。小食でもバランスよく食べ、元気に過ごしていれ
ば大丈夫です。大切なことは、『各項目をバランスよく食べる。』です。
毎日きっちりとこのバランスで食事を取ることには無理があります。今日は野菜が少なかった
なと思ったら、明日の食事に野菜を多めに取り入れる。このごろ炭水化物が多いなと思ったら、
少し炭水化物を控めにするなど、おやつも含め、一週間 あるいは 1 ヶ月のトータルで、だいだ
いバランスのとれた食事を心がけるとよいようです。あまり難しく考えずに挑戦してみましょう。