学位論⽂の探し⽅⽬次１．学位論⽂とはページ 1 ２．検索の⼿がかり 1 ３．OPAC からの検索（主に修⼠論⽂） 2 ４．博⼠論⽂の検索 2 １．学位論⽂とは学位論⽂とは学位を請求するために提出する論⽂です。昭和 28 年に公布された「学位規則」では学⼠・修⼠・博⼠が学位と称されています。卒業論⽂・修⼠論⽂・博⼠論⽂が学位論⽂にあたりますが、本学図書館が所蔵し閲覧できるのは、主に「修⼠論⽂」です。各キャンパスの修了者の修⼠論⽂は閉架書架に保管し、OPAC からも検索できるようにしています。「博⼠論⽂」については、その多くを国⽴国会図書館で収集・所蔵していますが、本学図書館で利⽤できるものもあります。卒業論⽂⇒本学図書館では所蔵していません。修⼠論⽂⇒本学⼤学院修了者の修⼠論⽂は本学図書館で所蔵しています。（著作権の関係で閲覧に制限あり）ただし古いものは所蔵していません。博⼠論⽂⇒⼀部所蔵しています。2013 年 4 ⽉以降の授与者からは、デジタル化され⼀般公開されます。２．検索の⼿がかりまず、次の⼿がかりを探します。・どこの国のものか？ ⇒ 国名・どこの⼤学のものか？ ⇒ 学位を授与した⼤学名・誰が書いたものか？ ⇒ 著者名 ⇒ 論⽂タイトル ⇒ 学位授与年・どのような内容か？・いつ提出されたものか？またはキーワードは何か？ 1 ３．OPAC からの検索 (主に修⼠論⽂) 本学を修了した⽅の修⼠論⽂は OPAC から検索できますので、キーワードや著者名等を⼊⼒し、所蔵の有無を調べて下さい。所蔵していても、著者が記載し、図書館が保管している「学位論⽂公開許諾書」の内容に、閲覧の許可がないものは、⾒ることができません。複写についても同様です。また、閲覧できる場合は館内での閲覧のみが可能です。・OPAC http://library.admin.tus.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do?lang=ja ４．博⼠論⽂の検索＜国内＞・国⽴国会図書館サーチ：こちらで検索し、学位論⽂に絞り込むことができます。 https://iss.ndl.go.jp/ 国⽴国会図書館が所蔵する国内博⼠論⽂についての解説はこちらです。 http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-100044.php ・国⽴国会図書館博⼠論⽂デジタル化資料検索： http://dl.ndl.go.jp/#etd ＊検索前に画⾯左にある詳細検索から、授与⼤学を「東京理科⼤学」と⼊れると、本学が授与した博⼠論⽂の全⽂を⾒ることができます。 2013 年 4 ⽉以降は学位が授与された博⼠の博⼠論⽂は、学位規則改正により、学位を授与した⼤学を通じてインターネットで公表されます。 2013 年以前の博⼠論⽂をデジタル化し、機関リポジトリとして、IT ネット上に学位論⽂を公開している⼤学は多数あります。・JAIRO（Japanese Institutional Repositories Online（学術機関リポジトリポータル）: http://jairo.nii.ac.jp/ 各⼤学の機関リポジトリの横断検索が可能。約 320 機関、約 1,682,000 件を所蔵（2013/12/19 現在）検索ボックスにキーワードと併せて「博⼠論⽂」と記⼊して検索すると、博⼠論⽂もしくはその要旨へのリンクが⽰されます。 2 ・国⽴情報学研究所学術研究データベース・リポジトリ： http://dbr.nii.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000016GAKUI1 国公私⽴⼤学等で授与された博⼠号の学位論⽂について，標題，著者名，学位の種類等を収録している。博⼠課程がある⼤学等のほぼ全部を網羅している。・⽇本図書館協会⼤学図書館ホームページ⼀覧： http://www.jla.or.jp/link/link/tabid/169/Default.aspx 2013 年以前に授与した学位論⽂でも、⼤学ごとにデジタル化し機関リポジトリとして公開しているケースが多いので、⼤学図書館のホームページから検索することも有効です。・古い博⼠論⽂を調べる『⼤⽇本博⼠録』全 5 巻（第 1 巻：法学、第 2〜4 巻：医学、第 5 巻：⼯学）発展社（1921-1930）＊復刻版あり。学位授与を開始した明治 21 年（1888 年）〜昭和 4 年（1929 年）までに授与された博⼠について調べることが可能。欧⽂と和⽂で構成。肖像(欧⽂ページのみ)、⾃著、業績等を記載国⽴国会図書館のデジタル資料から閲覧可能。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1749208 『⽇本博⼠録』全 9 巻（⽇本図書センター 1985）(⽇本教育⾏政研究所昭和 31〜39 年刊の復刻) 明治 21 年（1988 年）から昭和 37 年（1904 年）までに学位を授与された博⼠論⽂を調べることが可能。学位の種類順に著者名の五⼗⾳順で検索が可能。（デジタル化は未定。国会図書館や⼀部の⼤学図書館で所蔵しています。）＜国外＞・国⽴国会図書館：海外学位論⽂検索： http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-335.php 国内で所蔵している外国の博⼠論⽂が調べられます。 3 アメリカ・カナダ等の学位論⽂・ProQuest: 本学が契約しているデータベースで、1743 年から現在に⾄る各国の学位論⽂や学術論⽂約 300 万件を収録しています。書誌データだけのものと全⽂を閲覧できるものがあります。 http://search.proquest.com/index ProQuest 利⽤案内はこちらです。 http://www.proquest.asia/assets/downloads/products/userguide_np_ja_jp.pdf イギリスの博⼠論⽂・Buritish Library EthOS（Electronic These Online System）: http://ethos.bl.uk/ 2014年1月8日作成 4