豊橋市美術博物館カフェ・レストラン 運営事業者募集要項

豊橋市美術博物館カフェ・レストラン
運営事業者募集要項
平成 27 年 5 月 豊橋市美術博物館
1.建物の概要
(1)施設名 豊橋市美術博物館
(2)所在地 愛知県豊橋市今橋町3-1
(3)年間利用者
入館者数
平成24 年度 220,506人、25年度 206,546人、26年度 184,405人
過去最高 平成8年度 239,847人、(参考)最低 平成12年度 120,618人
有料企画展入館者数
平成24年度
89,489人、25年度 79,029人、26年度 78,251人
過去最高 昭和63年度「いわさきちひろ展」56,641人(26日間):1日平均2,179人
一日平均入場者数
過去最高 昭和62年度「ブリジストン美術館名品展」(21日間) 2,354人
喫茶利用者数
平成24年度
15,534人(利用率7.04%)、平成25年度 17,012人(利用率8.24%)
平成26年度
14,579人(利用率7.91%)
(4)企画事業など
有料企画展
年間2∼4の企画展を開催
(安野光雅「旅の絵本」の世界展:7.12∼8.17、ウッドワン美術館所蔵「近代日本の
絵画名品展」:10.11∼11.24、ジョルジュ・ルオー展:2.14∼3.29)
無料企画展
年間5∼6の企画展を開催
(第36回豊橋美術展:4.29∼5.11、「新」収蔵品展:5.31∼7.27、第6回トリエンナー
レ豊橋「星野眞吾賞展」:8.23∼9.21、豊橋の金工展:8.26∼9.28、小松コレクシ
ョン「中村正義展」:12.2∼2.8、豊橋市民展:12.16∼28)
この他、常設展、市民貸ギャラリーとして一般展も開催しています。
(5)休館日
月曜日(有料企画展開催中の月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館)
と年末年始(12月29日∼1月3日)
(6)開館時間
午前9時∼午後5時
2.募集施設
カフェレストラン(豊橋市美術博物館1階) ※位置等は別紙図面参照
(1)現在の喫茶営業時間
午前9時30分∼午後4時30分(イベント開催時は延長有り)
(2)現在の座席数
テーブル 28席、カウンター 6席 (全席禁煙)
3.運営条件等
(1)概要
豊橋市美術博物館において、指定する場所でカフェ・レストランの運営を行う事業者
を募集するものです。(別紙)豊橋市美術博物館「カフェ・レストラン」改修計画に沿
って提案してください。
指定場所の使用許可は行政財産目的外使用の方法で行い、使用許可期間は1年間(初
年度は許可日より平成29年3月31日まで)としますが、運営状況が良好で、許可内
容・条件等に違反がない場合に限り更新することができます。なお、運営事業者の見直
しを行うため、更新は概ね4回までを目処とします。
運営開始は平成28年11月上旬とし、平成28年6月1日から開始日までの5か月
間を準備期間とします(店内改修工事期間を含む)。
(2)営業日及び営業時間
営業日と営業時間は以下を基本として提案してください。
営業日:美術博物館の開館日
営業時間:9:00∼17:00
※希望により営業日の追加、営業時間の延長も可能です。営業時間の延長につい
ては、時間・内容とも提案してください。
(3)営業形態
・フルサービス型(従業員が利用者から注文を取り、利用者の席まで注文品を運ぶ方
式)をはじめ、セルフサービス型の方式、提供品目によりテイクアウトも可能です。
ただし、広い年齢層が混乱なく利用できる方法を提案してください。
・美術博物館利用者が割引利用できる提案をしてください。
・オープンテラスにより公園利用者も気軽に利用しやすい形態を提案してください。
(4)提供品目
・提供品目は飲みもの及び軽食とし、日替わりランチメニュー、スイーツ類を提
案してください。
・可能であればモーニングサービス、展覧会特別メニューを設定してください。
・衛生、栄養については、関係法令を遵守してください。
・営業時間中の品切れは極力無いようにしてください。
・アルコール類の提供は、提案の内容により可能とします。
(5)決済方法
・決済方法は原則現金としますが、可能であれば電子マネーも対応してください。
ただし、電子マネーは、店内で入金(チャージ)できることを条件とします。
・繰り返し利用可能なプリペイドカードの設定も可とします。
(6)店舗イメージ・改修等
・一見してカフェレストランと分かるような店舗イメージをご提案ください。
・文化施設のため、厨房機器などは電気機器を基本とします。
・改修工事が必要な場合、改修に必要な内容について、提案してください。
・改修工事については、厨房と客席の仕切りなどの内装は可能ですが、建物躯体工事
(外壁取り壊し、出入口の改修など)はできません。
・空調設備は市が準備します。ただし、修理等で軽微なものは事業者負担となります。
・テイクアウト用のゴミ箱などを設置し、廃棄に係る費用は事業者負担となります。
・店舗イメージやレイアウト図、平面図等も添付資料として提出ください。
(7)使用料
・使用料は、定額または月の売上に対する割合で提案するものとします。第1回目の支
払いについては、平成29年1月(平成28年11月分、12月分を支払うものとします)と
し、以降四半期毎に支払うものとします。
・使用料を算定するため、販売に係る報告書を毎月提出していただきます。
・光熱水費は実費を負担していただきます。
(8)費用負担区分
費用負担区分は以下を基本とします。区分の困難なものは協議により決定します。
ア. 調理器具、食器、レジ、通信機器、音響機器、看板等の持ち込み設備、消耗品は、
事業者負担となります。
イ.店内清掃(産業廃棄物としてのごみ処理含む)は、事業者負担となります。
ウ.光熱水費(空調費および照明費含む)は、事業者負担となります。
エ. 改修工事(厨房設備、内装、インフラ系、公園内整備)は、市が負担します。
ただし、追加工事が必要な場合は、原則、事業者負担とします。
オ.備品(電磁機器、レンジ、冷蔵庫、冷凍庫)は、市が負担します。
カ.消防・空調設備は、市が負担します。
ク.防虫・防鼠・施設警備については、市が負担します。
(9)飲食スペース、共用スペースについて
・美術博物館内は飲食禁止です。カフェレストランと美術館スペースが区別できるよ
うご提案ください。
・オープンテラス以外の豊橋公園内のスペースは原則、使用できません。
・飲食スペースの日常清掃・管理は事業者で実施してください。
(10)留意事項等
・企画展やイベントなどで通常営業と異なる形態をとる場合は、運営事業者として協
力をお願いします。
・意見箱を設置する等、利用者からの意見・要望を受けられる体制を作ってください。
・クレームや要望等については、運営事業者として責任と持って迅速かつ誠実に対応
してください。
・事故が発生した場合は、責任の所在を明確にするため、速やかに美術博物館に報告
するものとします。
・美術博物館内で利用者への過剰な販売勧誘は禁止します。また、当事業に関係のな
い第三者への利益誘導となる、または美術博物館に相応しくない広告の掲示を禁止
します。(ただし、事前に協議し、認められたものはこの限りではありません)
・美術博物館から以下の事項について要請があった場合は、全面的に協力ください。
(ア)電気設備点検及びその他の点検
(イ)施設の修繕・改修工事
(ウ)美術博物館が実施するイベント・講座等
(エ)災害発生時や緊急時における指示
(オ)その他運営上必要な事項
・従業員は豊橋公園内の駐車場及び市役所の駐車場は利用できません。
(11)その他
・事業者決定後、事業運営する権利を第三者に譲渡または転貸することを禁止します。
・美術博物館所有の備品等を第三者へ移転又は利用させることを禁止します。
・施設や設備等を損傷した場合は賠償していただきます。
・第三者へ被害を与えた場合も同様です。
・行政財産目的外使用許可の条件に違反した場合、又はその他美術博物館に不利益を
及ぼした場合は許可を取り消すことがあります。
4.運営事業者の審査と決定等
(1)運営事業者の決定方法
応募者から提出された書類に基づく書類審査と、合格者による企画提案(プレゼンテ
ーション)を行い、各提案項目、運営能力等について総合的な評価により選定します。
(2)決定通知等
運営事業者の決定は、平成27年7月中旬を予定しています。
審査結果は、応募者全員に文書で通知します。審査の結果や内容についての問い合わ
せには応じません。
(3)決定後の協議
運営事業者として決定した者は、改修計画等企画について市及び教育委員会と協議を
行います。
(4)決定の取消
次の場合には、運営事業者としての決定を取り消すことがあります。
(ア)正当な理由なくして教育委員会の指定する期日までに使用許可申請を行わなかっ
た場合
(イ)運営事業者の決定から使用許可の手続までの間に、運営事業者について資金事情
の変化等により設置運営の履行が確実でないと教育委員会が判断した場合
(ウ)著しく社会的信用を損なう等により、運営事業者として相応しくないと教育委員
会が判断した場合
(エ)運営事業者が応募者としての資格を失った場合
(オ)提出書類に虚偽の記載があった場合
5.応募資格
下記要件を全て満たす場合に限り、応募できるものとします。
(1)地方自治法施行令(昭和22 年政令第16 号)第167 条の4の規定に該当しない者で
あること。
(2)暴力団又はその他暴力的集団の構成員や、反社会的又は公共の安全や福祉を脅か
すおそれのある団体等に属する者でないこと。また、それらの団体等と関わりが
無い者であること。
(3)会社更生法(平成14 年法律第154 号)に基づき更生手続開始の申立てがなされて
いる法人等(更生手続開始の決定を受けている法人等を除く。)又は民事再生法
(平成11 年法律第225 号)に基づき再生手続開始の申立てがなされている法人等
(更生手続開始の決定を受けている法人等を除く)でないこと。
(4)国および地方自治体から指名停止措置を受けていない者であること。
(5)国税、県税及び市税を滞納していない者であること。
(6)必要な営業許可を有し、飲食事業に3 年以上の営業経験を持つ者であること。
(7)事業開始予定日に滞りなく事業を開始できること。
(8)その他本募集要項で示す条件等を全て満たすこと。
6.応募の手続
(1)受付期間
平成27年5月26日(火)から6月16日(火)までの午前9時から午後5時まで。
(月曜日を除く)
(2)提出書類
下記(ア)∼(ウ)を直接持参。書類はファイル等に綴じず、必要部数をクリップ等
でまとめて提出してください。
(ア)正本1部、副本6部
・豊橋市美術博物館カフェ・レストラン運営事業者申込書(様式第1)
・豊橋市美術博物館カフェ・レストラン企画書(様式第2)
※必要な事項が記載されていれば、書式や用紙は原則として自由とします。提供メ
ニューについては、既に店舗等で使用しているメニュー表の写し等も可能としま
す。店舗イメージと改修計画については、イメージ・レイアウト図・平面図等を
提出してください。片面刷りとし、記載は日本語で、簡潔な記述に心がけてくだ
さい。添付資料にページ数等の制限はありませんが、資料はA4サイズ、図面等
はA4またはA3サイズとしてください。
・会社案内等(作成している場合のみ)
(イ)1 部(コピー不可)を提出するもの
・住民票謄本、法人の場合は登記事項証明書
・申込者、連帯保証人について国税及び地方税に滞納がないことが分かる証明書(直近
1年度分)
(ウ)1 部(コピー可)を提出するもの
・営業許可証の写し(申込者の実績として記載した場所のもの、1 箇所分)
・会社経歴書、代表者略歴、役員名簿(役職名と氏名が掲載されたもの)、個人の場合
は、代表者経歴書
・財務諸表(直近2事業年度分)
法人事業者:貸借対照表、損益計算書
個人事業者:上記法人事業者の場合に相当する書類
※必要により、上記以外の書類を求めることがあります。
7.その他
(1)応募に係る一切の費用は応募者の負担とします。
(2)応募に係る質疑について
本募集に対し質問がある場合は、文書(郵送またはFAX)で平成27年5月31日まで
(必着)に豊橋市美術博物館まで提出してください。回答は豊橋市美術博物館ホーム
ページで公開します(6 月5日公開予定)
豊橋市美術博物館ホームページ http://www.toyohashi-bihaku.jp/
(3)提出書類・企画書について、確認または問い合わせを行うことがあります。
(4)提出された書類は返却しません。なお、提出された書類については、本募集に係る事
項にのみ使用します。
提出先・連絡先
〒441-0801 愛知県豊橋市今橋町3-1
豊橋市美術博物館 管理グループまで
TEL (0532)51-2882
FAX(0532)56-2123