研究用倒立顕微鏡 ECLIPSE Ti シリーズ

研究用倒立顕微鏡 ECLIPSE Ti シリーズ
● 顕微鏡の可能性を飛躍的に拡げた、Ti-Eの最先端機能。
快速電動
At the Center
高速電動アイテムによる快適な画像取得。
【P4】
正統進化。あらゆる研究の中枢を担う新世代顕微鏡。
スクリーニング
かつてない速さでウェルプレートをマルチモードスキャン。
【P5】
新世代の顕微鏡「Tiシリーズ」が誕生しました。生細胞の空間情報や波長情報などを取得する多次元タイムラプス、
タイムラプス
創薬研究のためのHTS/TCSの高速撮像、蛍光分子や組織の相互関係を調べるフォトアクチベーションなど、
自動焦点維持装置PFS(パーフェクトフォーカスシステム)を内蔵。
【 P6 】
日々進歩を続ける最先端の生物学、医学、薬学など研究の現場で活躍する顕微鏡。研究者の要望を満たしあらゆる研究の中枢を担うために、
さまざまなデータ取得/解析の手法を画像統合ソフトウェアNIS-Elementsとの組み合わせにより確実にサポートします。
さらに自動焦点維持装置「PFS」のレボルバー部への内蔵で一層柔軟に活用できる階層構造、新開発の外部位相差ユニットによる
高品位な位相差画像の取得など、ニコンならではの光学へのこだわりを具現化しています。
高品位な位相差
高NA対物レンズによる位相差観察が可能な外部位相差システム。
【P8】
マルチカメラ
サイドポートおよびバックポートのカメラで画像取得・解析。
【P9】
電動レーザーTIRF
レーザー入射角の電動制御によるTIRF/蛍光の交互タイムラプス。
【P10】
フォトアクチベーション
フォトアクチベーション装置による細胞マーキングやPA-GFP/Kaedeの動態解析。
【P11】
コンフォーカル
高速高機能のコンフォーカル顕微鏡のベース機として最適。
【P19】
コストパフォーマンスに優れたマニュアル機
最上級、フル電動フラッグシップ機
2
電動カスタマイズ可能なマニュアル機
3
Ti: Stress-Free Operation
快速電動。
さらなる高速化を実現した画像取得!
高速制御&高速取得でストレスフリーを実現。
96穴ウェルプレートの3モード(蛍光2色+位相差)スクリーニング画像が、
当社従来比で2倍以上の速さで取得可能になりました。
蛍光フィルターブロックの切替えをはじめ、顕微鏡の画像取得に関わる各操作を電動制御。
研究者の意図通りにすばやく反応し、ストレスなく操作することができます。
また画像取得のトータル時間の短縮により生細胞へのダメージも軽減。
Ti-Eが提供する“快速”は、研究者と生細胞の双方にストレスフリーをもたらします。
個々の電動アイテムの速度向上。
対物レンズ、フィルターブロック、XYステージ、励起/吸収フィルターなどの切替え・動作速度を大幅に向上しました。
ストレスなく観察に集中できる操作環境を実現しています。また、観察状態をメモリ・再現できるリモートコントロールパッド、
ステージを意のままに操れるジョイスティックも新たに開発。顕微鏡が、研究者の目と手の役割を果たします。
● 高速XY軸移動
● 高速Z軸移動
● 高速フィルター切替え
電動XYステージ
ピエゾZステージ
電動フィルターターレット
PCとの通信時間短縮による、トータルな速度アップ。
各電動アイテムは動作ごとにPCと通信を行うのではなく、複数の動作条件のパラメーターを
ひとつにまとめて設定し、PCから顕微鏡に一括送信して各動作を実行します。
顕微鏡が頭脳を持つことにより、電動操作のトータル時間の短縮を実現。
例えば2色の蛍光と位相差、計3種類の連続画像取得の場合にも、動作時間が劇的に短縮されました。
● 従来機の制御プロセス
通信
ステージ移動
通信
PFS補正
通信
フィルター切替え
通信
画像取得
● Ti-Eの制御プロセス
通信
ステージ
移動
PFS補正
フィルター
切替え
画像取得※
※ニコンの顕微鏡用デジタルカメラDS-Qi1やAndor社のiXonカメラとの組み合わせでは、顕微鏡操作から画像取得までの一連の動作を内部メモリから一括で制御することができます。
PCと顕微鏡の間の通信が必要ないため画像取得の時間を大幅に短縮することができ、生細胞の素早い反応も捕らえることができます。
4
Hoechst33342およびDiDで染色し、Venus-tubulinとmCherry-actinを
一時的に発現したHeLa細胞の多点撮影(擬似カラー)
試料ご提供:北海道大学電子科学研究所 齊藤健太先生、永井健治先生
Ti: Reliable Time-Lapse Observation
タイムラプス。PFSが実現する安定、NIS-Elementsがもたらす信頼。
自動焦点維持装置「PFS」
。フォーカスずれを瞬時に解決。
画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」。
システム全体を確実に制御。
タイムラプス観察時に問題となる、長時間観察時や投薬時のフォーカスずれを解決した
ニコン独自の自動焦点維持装置PFS(パーフェクトフォーカスシステム)。
高倍の高NA対物レンズでの全反射照明蛍光(TIRF)観察などにおいて、
常に焦点の合った画像が取得できます。新PFS装置はレボルバー部内蔵により
省スペース化を実現。倒立顕微鏡の階層構造(P9参照)をさらに活用できるようになりました。
Ti-Eの性能を余すところ無く引き出すニコン独自の画像統合ソフトウェア「NIS-Elements」。
顕微鏡はもちろんカメラ、励起フィルターホイールなど周辺機器を連動させて制御します。分かりやすいGUIにより、
実験シーケンスを組むのも容易です。信頼性の高いデータを確実に取得し、多様な解析ツールで真実を探求します。
● 顕微鏡設定
●λ
(フィルターターレット)の設定
● Zの設定
● XY
(電動ステージ)の設定
▲
▲
▲
▲
リアルタイムにフォーカス補正。
● タイムラプス(カメラ)設定
高性能で好評の光学式オフセットを新PFSにも採用。観察したいZ軸焦点面でのリアルタイム補正が可能です。
PFSの状態は本体正面のディスプレイで、ひと目で確認できます。
● PFSの原理
● 投薬時のフォーカスドリフトの補正例
■ PFS使用時
複雑な設定が必要な6次元〔X、Y、Z、(時間)
t
、λ(波長)
、マルチポイント〕の画像取得もNIS-Elementsなら
直感的なGUIと効率的なワークフローにより、簡単に行えます。各次元に必要な設定を選択するだけで自動的に画像を取り込み、
ND2ファイルを作成します。取得した多次元画像のフォーマット変換も容易です。
試料
界面
カバーガラス
オイルまたは水
対物レンズ
▲
パーフェクトフォーカスユニット
近赤外光
投薬
LED
Line-CCD
■ PFS未使用時
▲
▲
▲
観察光路
▲
▲
オフセットレンズ
カメラ
▲
投薬
記載の原理図は液浸対物レンズ使用の場合。
ドライタイプの対物レンズも使用可能です。
※
0.1μm蛍光ビーズによる全反射
(TIRF)蛍光観察
成長円錐(NG108細胞)
撮影ご協力:京都大学再生医学研究所 中田千枝子先生、楠見明弘先生
試料ご提供:独立行政法人 産業技術総合研究所
海老原利枝先生、加藤薫先生
Hoechst33342ならびにアセチル化tubulin-Alexa555、
phalloidin-Alexa647で染色し、レンズに特異的なGFPを
遺伝子導入により発現させたゼブラフィッシュ幼生
NEW
PFSが利用できる色素の波長帯域を、大幅に拡張。
試料ご提供:北海道大学電子科学研究所
堀川一樹先生、永井健治先生
PFSの光源として利用するLED波長を870nm(従来は770nm)とし、
新PFS
従来のPFS
注意:IRカットフィルター未使用の場合
さらにフィルター特性も紫外帯域へと拡張。紫外領域から赤外領域までの色素を、
870nm
明るく観察することが可能になりました。
100
● NIS-Elements 6Dタイムラプスシステム
透過率(T%)
6
ソフトウエア
NIS-Elements
電動XYステージ
カメラ
40
DAPI、
Hoechst33342
20
近赤外帯域
拡張 Cy5.5、
Alexa700
色素対応
2
1
赤外帯域対応
光ピンセットなど
2
1
3
2
1
▲
試料ご提供:北海道大学電子科学研究所 小寺一平先生、保坂信哉先生、
永井健治先生
60
▲
Hoechst33342およびDiRで染色した
初代ラット皮質ニューロンのライブ画像
電動シャッター
電動ステージや電動フィルターターレットを組み合わせ、
マルチポイントタイムラプス画像やそれぞれのZ軸方向の画像を
取得することが可能です。
80
3
3
電動倒立顕微鏡
Ti-E落射蛍光セット
データ解析装置
電動ステージ用ジョイスティック
0
400
600
800
波長(nm)
1000
1200
7
Ti: Revolutionary Phase Contrast System
Ti: Maximum Flexibility & Expandability
革新の外部位相差観察。
柔軟に拡張可能なシステム。
高NAレンズによる、高品位な位相差と明るい蛍光画像。
マルチポートと階層構造が、最先端研究をサポート。
光学メーカーとしてのニコンならではの新たな提案、それが外部位相差ユニットです。位相リングを
対物レンズではなく、顕微鏡本体内に配置する画期的なシステムです。使用できる対物レンズの自由度
が高まり、高NA対物レンズを使用した高品位な位相差画像取得が可能になりました。また位相リングの
ない対物レンズを使用することで明るい蛍光像との合成画像が取得できます。
光学出力ポートとして左ポート、右ポートおよびボトムポート※を装備したマルチポート設計。
それぞれのポートに各種カメラを装着可能です。さらにTiシリーズの階層構造を利用して、
オプションのバックポートユニットも追加可能。蛍光フィルターターレットを2段に装着し、
マルチカメラによって同時画像取得することも可能です。
※
位相リングを顕微鏡本体に配置した新システム。
ボトムポートはTi-E/BおよびTi-U/Bに装備。
バックポートを活用したマルチカメラでのFRET解析。
従来は位相差対物レンズに配置されていた位相リングを、外部位相差ユニットに
オプションのバックポートユニットの活用により、画像取得の可能性がさらに
配置することにより、位相リングを持たない高NA対物レンズでも、位相差観察に
広がります。サイドポートと合わせて2カメラによる2波長画像同時取得も可能です。
使用できるようになりました。位相リングは使用する対物レンズに応じて
例えば蛍光分子間の相互作用を観察するFRET(蛍光共鳴エネルギー移動)で、
4種類ご用意しています。しかも、ニコン独自のアポダイズド位相リングを採用したため
CFPとYFPの輝度が大きく異なる場合には、別々のカメラで個別に感度調整を
ハローが少なく、微細構造をコントラスト良く観察できます。
(Ti-E/U/S共通)
することにより、高い感度分解能での画像比較が可能になります。
従来の対物レンズ内に
配置された位相リング
ユニット内に
位相リングを配置した
新システム
YC3.60のECFP画像
YC3.60のcp173Venus画像
試料ご提供:北海道大学電子科学研究所
齊藤健太先生、永井健治先生
位相差観察の概念を一新。
● 水浸対物レンズでの位相差観察。
● かつてない高解像度。
※
世界最高 の開口数であるNA1.49のTIRF対物レンズをはじめ、
ニコンの誇る高性能対物レンズが使用でき、位相差対物レンズでは
得られなかった高解像度の位相差像が得られます。
位相差観察に水浸対物レンズが使用可能になりました。試料の深い位置に
おいても収差の少ない、鮮明な位相差像を得ることができます。
※通常のカバーガラス、油浸オイル使用時。
※オプションでバックポートが追加できます。
● 明るい蛍光観察。
位相リングのない対物レンズが使用できるため、位相差観察を行った対物レンズで、
位相リングによる光量ロスのない明るい蛍光やTIRF像が取得できます。
階層構造がもたらす拡張性。
無限遠光学系の特長を活かしたニコン独自の階層構造を採用。
しかもPFS装置をレボルバー部に内蔵したため、ステージアップ
▲
▲
キットを使用して、2つの階層がPFS装置とは別に使用可能。
線虫(C.elegance) touch neuronをEGFPで染色
複数の蛍光ターレットの同時搭載をはじめ、光ピンセットや
試料ご提供:独立行政法人 産業技術総合研究所
戸井基道先生、加藤薫先生
フォトアクチベーション装置との同時搭載も可能です。
2階層のフィルターターレットは個別に電動制御できます。
EGFP-ファシンで染色した成長円錐(NG108細胞)
試料ご提供:独立行政法人 産業技術総合研究所
海老原利枝先生、加藤薫先生
● 画像解析に効果的な高画質。
● 同一レンズでの光ピンセット使用。
TIRF観察と同一対物レンズで位相差観察が行えるため、微分干渉像よりも
像の陰影の方向性による影響が少ない位相差像を使用して、細胞の輪郭抽出
などのデータ処理・画像解析が高精度に行えます。
位相リングのない対物レンズが使用できるため、位相差観察と同一の対物
(レーザー安全装置が必要です)
レンズで光ピンセットが使用可能になりました。
8
PFS装置に加え、上段にフォトアクチベーション装置、下段にバックポートユニットを装着した例。
9
Ti: Advanced Applications
先進のアプリケーション。
生細胞から1分子まで、最先端の蛍光観察に対応。
Tiシリーズは多彩な蛍光照明装置を選択できるので、各分野の研究に最適なシステムを構築できます。
新しいイメージング技術やフォトアクチベーション技術などにより、細胞生物学、分子生物学、
生物物理学をはじめとしたさまざまな最先端研究をサポートします。
電動/手動レーザーTIRF
(全反射蛍光)
:細胞膜の動態観測や1分子観察に。
● TIRFと蛍光の複合的なタイムラプス画像取得
■ TIRF観察
レーザーを光源として細胞膜などの全反射照明を行います。高感度カメラとの併用により
1分子まで観察可能な高S/N画像が取得できます。電動タイプはレーザー光の照射角や
シャッター、水銀光源との切替えをソフトウェアで電動制御できるため、例えばTIRFと蛍光の
複合的なタイムラプス画像取得が可能です。
レーザー光の照射角はTi-Eのリモートコントロールパッド(P.16参照)からも制御可能で、
▲
▲
▲
▲
▲
照射角をメモリしてワンタッチで簡単に再現できます。
■ 落射蛍光観察
EGFP-ファシンで染色した成長円錐(NG108細胞)
試料ご提供: 独立行政法人 産業技術総合研究所 海老原利枝先生、加藤薫先生
電動TIRF照明装置
フォトアクチベーション: PA-GFPなどの観察に。
リモートコントロールパッド
● TIRF (Total Internal Reflection Fluorescence)の原理
レーザー光を標本に照射する場合、標本(水溶液)
とカバーガラスの界面に対して
入射角が臨界角を超えると全反射が起こります。その際、ごくわずかな光量だけが界面から
染み出し、この光を励起光として細胞のガラス接着面の近傍のみを蛍光励起することで、
非常に高いS/N比の画像を取得できます。
フォトアクチベーションユニット
蛍光タンパク質のなかには、405nm波長を照射すると励起光の吸収特性が変化して蛍光が変化するものがあります。
TIRF観察用にNA1.49という理論的限界値に近い
高NA対物レンズを用意。1分子画像までも的確に捉えます。
例えばKaedeは蛍光色が緑から赤に変化し、PA-GFPは蛍光輝度が100倍になります。KaedeやPA-GFPは、入り組んだ神経細胞の
マーキングや分子の動態観察などに利用されます。Tiシリーズのフォトアクチベーションユニットは、細胞の特定部位に任意のスポット径で
405nm∼647nmのレーザーを照射できるため、生細胞内の動態変化のタイムラプス観察に有効です。
近接場光の浸み出し
∼約100nm
低屈折率
(水溶液)
405nm laser spot
高屈折率(カバーガラス)
入射光
臨界角
以上の入射角
TIRFの概略
10
▲
▲
反射光
CFI Apo TIRF 60X/1.49 oil(左)
、
CFI Apo TIRF 100X/1.49 oil(右)
405nmのレーザー照射による、哺乳類の生細胞内PA-GFPのフォトアクチベーション
試料ご提供:北海道大学電子科学研究所 松田知己先生、永井健治先生
11
TIRF-フォトアクチベーション。
TIRF照明と蛍光照明、そしてフォトアクチベーションを搭載した照明装置です。
落射蛍光。
広帯域での色収差を改善し、よりクリアな蛍光観察を実現します。
搭載するミラーを変更するのみで、TIRF観察や蛍光観察と同時に
フォトアクチベーションを行うことができます。
落射蛍光照明装置
TIRF-PAU照明装置
白色光TIRF。
水銀ランプを光源として、コストパフォーマンスに優れた全反射照明蛍光観察が行えます。
ひとつの水銀光源を切替えて落射蛍光/斜光照明蛍光とTIRFの双方に利用できます。
水銀光源はレーザーに比べて幅広い波長帯域を持つため、蛍光フィルターの切替えにより
FRET:細胞内カルシウム濃度[Ca2+]iの解析などに。
励起光の波長を自由に選択できます。
分子間の相関関係を解析するFRET(蛍光共鳴エネルギー移動)を利用して細胞内カルシウム濃度[Ca2+]iの変化を検出する
機能性蛍光分子などの開発が行われています。このような波長間の輝度比の測定を行う際に、Tiシリーズは階層構造によって
2組のフィルターターレットとカメラを同時に搭載できるため、波長で分割したそれぞれの光路にフィルターとカメラを装着できます。
これにより波長ごとに全画角を使用した高解像度の像が取得できます。また、波長間の輝度差が大きい場合でも
カメラ感度を個別に調節できるため、高品位なFRET画像を取得できます。
ヒスタミン刺激による哺乳類の細胞内のCa2+の放出をFRETベースのCa2+インディ
ケータであるYC3.60を使ってイメージング。画像はYFP/CFPの蛍光輝度比を色分け
して表示。グラフは3点のROIのYFP/CFPの輝度比。
(グラフ中の緑部を画像で表示)
5.0
YFP
CFP
12
COS細胞の細胞膜にYFPを局在させ、
白色光TIRFで観察。
モータータンパク質のミオシンXにGFPを
発現させ、白色光TIRFで観察。
試料ご提供:東京大学大学院医学系
研究科 細胞生物 岡田康志先生
試料ご提供:Richard Cheney Ph.D.,
UNC Chapel Hill
▲
▲
▲
▲
高性能落射蛍光照明装置
(白色光TIRF照明装置)
試料ご提供:北海道大学電子科学研究所 齊藤健太先生、永井健治先生
1.0
0
20
40
60
80
100
120
Time (sec)
13
Ti: Excellent Imaging
Ti: High Performance with User-Friendly Operation
妥協なき画像取得。
意のままの操作性。
観察方法に応じて、最適な光学技術を駆使。
観察時の快適性を考慮、進化した操作系。
ニコン伝統の光学技術は、どのような観察方法にも妥協をゆるしません。
標本に含まれている、さまざまな画像情報を極限まで引き出し、
研究者へ真実を伝えます。
多彩な電動アイテムを制御するボタンやコントローラーはすべて、
操作のしやすさ、見やすさ、分かりやすさを考慮して設計・配置。
観察者は顕微鏡操作に煩わされることなく、研究に専念することができます。
高速で快適。電動制御の各アイテム。
ニコンアドバンスドモジュレーションコントラスト。
高い平坦性を誇る、Planシリーズの専用高NA対物レンズを開発。
● 本体両側面の操作ボタン
微分干渉観察では使用できないプラスチックシャーレを使用して、
蛍光フィルターブロック切替え、対物レンズ
切替え、対物レンズの退避、Z軸粗微動切替え、
透過照明のON/OFFなどが、ボタンひとつで
すばやく操作できます。
無色透明な標本をレリーフ状の陰影をつけて観察することができます。
また、対物レンズごとにコントラスト方向が調整できるため、
顕微注入やICSIの際に最適なコントラストが選択できます。
● 本体正面のVFDディスプレイと
操作ボタン
● リモートコントロールパッドの
タッチパネルとプリセットボタン
装着している対物レンズ、PFSのON/OFF
など顕微鏡の状態がディスプレイに表示され、
ひと目で確認することができます。
顕微鏡の状態をアイコンで確認しながら操作
できます。また各種観察状態をプリセット
ボタンに記憶させておけば、位相差観察から
蛍光観察への切替えなどもワンタッチで可能。
ストレスなく操作できます。
試料ご提供:Gianpiero D. Palermo, M.D., Ph.D., Cornel University
暗い室内でもひと目で分かる、本体正面の操作ボタン
CFI S Plan Fluor ELWD NAMC 20×C(左) CFI NAMC 10×
(左)
CFI S Plan Fluor ELWD NAMC 40×C(右) CFI LWD NAMC 20×F(中)
CFI LWD NAMC 40×C(右)
微分干渉観察。
1ポジション0.3秒の高速フィルターブロック切替え
暗視野観察。
高解像度と高コントラストのベストバランスを追求し、さらに微細な構造観察
高NAのコンデンサーを利用することにより、暗視野観察が可能になり
を実現しました。光学素子の素材構成を見直し、低倍でもムラのない均一な
ます。微小粒子の長時間観察などでも褪色することがありません。
像が得られます。新DI
Cスライダー(ドライ)は高解像度タイプや高コントラスト
● 新開発のジョイスティックと
エルゴコントローラー
● PFSオフセットダイヤル
PFSのオフセットが手元で簡単に行える
コントローラー。ボタンひとつで粗微動の
切替えも可能です。
リモートコントロールパッド
高速の電動XYステージおよびZ軸を制御
可能。ジョイスティックは微妙なスピード
調整も自然な感覚で行えます。
タイプも選択可能になりました。
● 電動制御のアナライザーブロック
フィルターブロックタイプのDICアナライザーを
ラインアップ。電動フィルターターレットに装着し、
電動切替えによってアナライザーのIN/OUTが
行えます。DIC観察と蛍光観察の切替え時間を
大幅に短縮します。
試料ご提供:
Dr. Jan Liphardt, University
of California Berkeley
フィルターブロックタイプの
DICアナライザー
PFSオフセットダイヤル
Highly parallel single-molecule DNA bending assay using darkfield microscopy. Each bright green spot
is a single plasmon ruler, composed of a pair of DNA-linked gold nanoparticles. Enzymatic DNA bending
or cleavage can be monitored by following the intensity and color of the plasmon rulers. For more
information see Reinhard et al, PNAS (2007).
電動ステージ用ジョイスティック
新感覚!
観察部のスラントデザイン。
位相差観察。
位相差観察では、ハローを低減しながら微小物体の
40mm
傾斜を持たせた独自のスラント
コントラストを従来比2倍に向上させた「ADH対物レンズ」
デザインを採用。美しさの追求だけ
を開発。コントラストが小さい細胞内微細構造の
でなく、アイポイントを標本に
位相差観察を可能にしています。
約40mm近づけ、視認性向上の
役割も果たしています。
エルゴコントローラー
CFI Plan Fluor
ADH 100xH (油浸)
14
ADH対物レンズでの観察
従来の位相差対物レンズでの観察
試料ご提供: 独立行政法人 産業技術研究所 加藤薫先生
ジョイスティックとエルゴコントローラーの同時使用は
できません。どちらかをお選びください。
※
15
Motorized Elements for Comfortable Observation
快速&自動画像取得。
Ti-Eは、HUBコントローラーAを介してフル電動制御が可能。
● 電動レーザーTIRF照明装置
独自の電動アルゴリズムにより、通信速度
を飛躍的に速めたことで、一連の操作を
革新的にスピードアップ。研究活動の
多彩な電動パーツをNIS-Elementsで統合制御。
現場で、信頼性と効率の高いデータ取得
をお約束します。
顕微鏡は単なる観察装置から、ソフトウェアで制御されるデータ取得デバイスへと進化を遂げました。
Tiシリーズでは高速で快適な操作を可能にする電動パーツに加え、画像取得の自動化を実現する電動パーツを取り揃え、
そのすべてを画像統合ソフトウェアNIS-Elementsで統合制御。取得データの信頼性を高めています。
HUBコントローラーA
レーザー入射角の電動制御およびメモリによる再現。
Ti-U/Sは、HUBコントローラーBを介して4箇所のアイテムを電動化。
● 電動シャッター
Ti-U、Ti-SはHUBコントローラーBを装着
● 電動XYステージ
することにより、XYステージとレボルバー
● ピエゾZステージ
の電動化に加えて、蛍光ターレットやコン
デンサーなど、さらに2箇所を電動化する
ことが可能です。
HUBコントローラーB
高速かつ精密な位置決めが可能。多点タイムラプス
に最適。
(写真はリニアエンコーダー内蔵タイプ)
高速Z軸制御。(Mad City Labs, Inc.製)
● 電動レボルバー
● 電動フィルターターレット
蛍光励起/明視野用高速シャッター。
(Sutter Instrument製)
● 電動HGファイバー照明
“Intensilight”
蛍光励起光源のON/OFFと調光を電動制御。
6ポジションで対物レンズを切替え。
(写真はパーフェクトフォーカスユニット)
蛍光フィルターブロックを1ポジション0.3秒で
切替え。(写真は高性能タイプ)
● 電動EXホイール
● 電動コンデンサーターレット
1ポジション0.15秒で蛍光励起フィルターを
高速切替え。
コンデンサー切替えを自動化。
● 電動BAホイール
1ポジション0.15秒で蛍光吸収フィルターを
高速切替え。
16
● リモートコントロールパッド
● PFSオフセットダイヤル
● 電動ステージ用ジョイスティック
● エルゴコントローラー
顕微鏡の状態をアイコンで確認。
タッチパネルで操作。
PFS設定後のZ軸深さのオフセット量を操作。
電動ステージを自由にポジショニング。
複数の動作が手元で制御可能。
17
Compact, High-Performance CCD Cameras
Advanced Confocal Laser Scanning Microscopes
顕微鏡用デジタルカメラ Digital Sight シリーズ。
Ti-Eとのマッチングに最適な
高機能共焦点レーザー顕微鏡。
顕微鏡とのスムーズな連携、観察対象に応じた豊富なラインナップ。
カメラヘッドとコントロールユニットの組み合わせで、
あらゆる顕微鏡画像取得ニーズに対応します。
共焦点レーザー顕微鏡
カメラヘッド
● DS-Qi1Mc
高感度、低ノイズ、高い定量性、広いダイナ
ミックレンジ、高フレームレートのすべてを
実現したモノクロ冷却カメラヘッド。
蛍光タイムラプス観察用カメラの決定版。
■ DS-Fi1c
■ DS- Ri1
500万画素の高精細冷却カラーカメラヘッド。
室温−20℃の冷却機構により低ノイズを実現。
1270万画素:2200TV本の超高精細カラーカメラ
ヘッド。広ダイナミックレンジで微妙な色や階調も
リアルスペクトルイメージング共焦点レーザー顕微鏡
● A1R/A1
● A1Rsi/A1si
・A1は高画質スキャナーを搭載。最高4096×4096画素の高精細
イメージング。
・A1Rは高画質スキャナーに加えて高速スキャナーも搭載した
ハイブリッドスキャナーを採用。毎秒420フレーム
(512×32画素)
の
超高速イメージングを実現。光刺激を行いながら同時に画像取得が可能。
・蛍光収率と明るさを従来比1.3倍にアップ。
・標準で4チャンネルの蛍光ディテクターを搭載。
・明るい画像のままフレアー光を取り除くVAASピンホールユニットを開発。
画像取得後のデコンボリューションも可能。
・最速毎秒24フレーム(512×32画素)で32チャンネル画像を取得
できるスペクトルディテクターを開発。
・高精度なリアルタイムアンミキシングを実現。
・4レーザー同時照射による広帯域スペクトルイメージングが可能。
・32チャンネルデータを任意の波長領域で分離し、個別にゲインを
調整できるVフィルター機能を搭載。
忠実に再現します。ノイズを抑える冷却機構を搭載。
高フレームレートによる快適なライブ表示。
■ DS-Vi1
■ DS-Fi2
200万画素の高速カラーカメラヘッド。
快適なライブ画像表示と、高品質画像を実現。
500万画素の高精細カラーカメラヘッド。
高フレームレート、優れた赤感度などの高性能。
高解像度と優れた色再現性を誇ります。
光刺激と高速イメージングを同時実行
Kaedeを発現させたHeLa細胞を、488nmと561nmのレーザー光を励起光として、緑色蛍光と赤色蛍光でイメージングしながら、
ROIで指定した部分を405nmのレーザー光でくり返し光刺激してKaedeを光変換。光変換した赤色蛍光を発するKaedeの拡散の様子を観察。
コントロールユニット
刺激用レーザー波長:405nm、イメージング用レーザー波長:488nm/561nm、イメージサイズ:512×512ピクセル、1fps
試料ご提供: 北海道大学電子科学研究所 松田知己先生 永井健治先生
共焦点レーザー顕微鏡
Comprehensive Imaging & Analysis Software
画像統合ソフトウェア NIS-Elements シリーズ。
▲
8.4型の大型高精細モニターを搭載し、PC接続
不要で簡単に撮影できるスタンドアロンタイプ。
最適な撮影設定がアイコンで選べるシーンモード
を搭載。豊富なインターフェースに加え、ネット
ワーク機能により画像の共有も可能。
▲
■ DS-L3
画像統合ソフトNIS-Elementsにより顕微鏡と
カメラ、周辺機器を連携させ、高度な撮影から
画像処理・解析までが行えるパソコン制御タイプ。
▲
▲
■ DS-U3
リアルスペクトルイメージング共焦点レーザー顕微鏡
● C2
● C2si
・パーソナルタイプながら高品質なコンフォーカル画像を取得。
・蛍光3チャンネル+透過DICの4チャンネル同時取得が可能。
・自由なレイアウトが可能なモジュラー設計。
・任意領域のスキャニングが可能なAOM/AOTFを搭載。
・32チャンネル(最大320nm)の広範囲スペクトルデータを一括取得。
・クロストークを排して近接蛍光を正確にアンミキシング。
・自家蛍光の除去にも威力を発揮。
・独自の信号処理方式と光学設計で明るさをアップ。
顕微鏡とカメラを知り尽くしたニコンが開発した画像統合ソフトウェアです。
顕微鏡制御、カメラ制御、周辺機器制御を連携させてトータルにコントロールし、
高度な画像取得から解析までの自動化を実現。
まさに顕微鏡のための画像統合ソフトウェアです。
DS-Qi1Mc
▲
目的に合わせて選べる6D/4D用パッケージ。
Ti-E
6D[X、Y、Z、t(時間)
、λ
(波長)
、マルチポイント]
までの多次元画像取得や画像解析に
対応し、高度な研究解析に最適なパッケージ「Ar」
、4Dまでの画像取得に対応するパッケージ
「Br」など、研究目的や観察対象に応じて選択できます。また豊富なオプションモジュールを
追加することにより、任意にアップグレード可能です。
Arパッケージ
その他簡単に画像取得が行えるパッケージ「D」
もご用意しています。
※
試料:HeLa細胞の核をCFP、アクチン関連蛋白質(ファシン)
をGFP、ゴルジ体をYFP、
ミトコンドリアをDsRedでラベルし、408nmと488nmのレーザーを照射して取得した
スペクトル画像(左図)
。取得したスペクトル画像をリファレンススペクトルを用いて
蛍光分離して作成した蛍光分離画像(右図)
。
試料ご提供:産業技術総合研究所 脳神経情報研究部門 小島亜矢子先生 加藤薫先生
18
19
アクセサリ
● 保温装置
● サーモプレート MATSシリーズ
ケース内を37℃に保温し、さらに室温から50℃までの範囲での温度調節も
可能です。電動ステージやタテハンドルステージとともに使用可能で、
ウェルプレートやガラスボトムディッシュなど様々なディッシュに対応しています。
独自の制御方式により、正確で安定した温度管理が
行える自動温度制御システムです。スタンダードタイプ
のコントローラーは薄型でコンパクト設計。高精度と
低価格でバイオ研究をサポートします。
傾角鏡筒
双眼鏡筒D
双眼鏡筒S
鏡筒ベースユニット/位相差
製造元:株式会社東海ヒット
観察角度可変タイプ(15°
∼45°
)
。
ベルトランレンズ付きタイプ。
標準タイプ。
外部位相差観察が可能なタイプ。
鏡筒ベースユニット/サイドポート付
プレーン鏡筒ベースユニット
アイレベルライザー
ステージアップキット
TVポート付きタイプ。
標準タイプ。
25mm吸収フィルターを2種類内蔵可能。
ステージを70mmアップして、
階層構造を活用。
ステージ搭載用パーツ
バックポートユニット
高NAコンデンサー(ドライ/オイル) CLWDコンデンサー
ホルダータイプ
(電動ステージ用)
ステージリングタイプ
(タテハンドルステージ用)
● 顕微鏡用培養装置 INUシリーズ
● 油圧式マイクロマニピュレーターシステム NT-88-V3
温度37℃、湿度90%、CO2濃度5%の環境を約3日間キープで
きます。熱によるピントずれを低減する独自構造を採用し、
長時間のタイムラプス観察に最適です。チャンバートップには
透明ガラスヒーターを採用し、
結露を防いでクリアに観察できます。
ソフトタッチの懸架式ジョイスティックを備えた、コンパクト設計
のマニピュレーターです。遠隔操作による油圧駆動で、先端の
針振れのないスムーズな動きを実現します、粗動部・微動部とも
に左右どちらでも使用可能で、組み立ても簡単。粗動装置に
指標を設け、針先の位置調整も容易に行えます。
製造元: 株式会社東海ヒット
製造元: 株式会社ナリシゲ
支柱を使用しない場合のステージベース。 ステージアップキットと併用し、
バックポートにカメラを装着するための
ユニット。
高NA対物レンズ用。
高NA長作動距離対物レンズ用。
NAMCコンデンサー
蛍光観察用アクセサリ
二光源アダプター
高S/N比画像取得のための
光源と照明装置。
2種類の光源を同時に接続して切替え可能
ステージリング
ニコンアドバンスドモジュレーションコント 対物レンズの視認性の高いアクリルリング
(左)と、長時間タイムラプス観察に適した
ラスト観察用。
ガラスリング(右)
20
21
システム・ダイアグラム
C L レボルバー
D 照明支柱
G M 蛍光照明装置
λ
JAPAN
A 鏡筒/鏡筒ベースユニット
TI-DIC
DICラムダ板
T-P2
P
A
B
接眼レンズ
CFI 10×、12.5×、15×
D
C
C-CT
心出し望遠鏡
T-P2 DIC
DICポラライザ
I
DICスライダ
CFI対物レンズ
φ33mmフィルタ、
GIF、熱吸収、NCB11、
ND2A、ND16A
φ45mmフィルタ、
V2-A LLハロゲンランプ
GIF、熱吸収、NCB11、
12V100W
ND2A、ND16A
TI-BP-EX パックポート延長キット※6
ハロゲンランプ
6V30W
C-LHG1
HGランプ100W
TI-PS100W
パワーサプライ
100-240V
CマウントTVアダプタA
OPEN
TI-DS 30W
30W
6V
HALOGEN
D-LH/LC
プリセンタランプハウス
(ロングケーブル)
TI-PS30W/PSE30W
パワーサプライA 115-230V
TI-ND6-E
TI-ND6-PFS
※
パーフェクトフォーカスユニット/ 電動DIC6レボルバ 1
電動DIC6レボルバ付き
TI-ND6
DIC6レボルバ
HGランプハウス
HMX-3B/HMX-4B
TI-N6
6レボルバ
M
G
TI-DS
30W照明支柱
∞Ph1
OFFSET
INTERLOCK
K
PFS
PIEZO
H
防振台固定足
(受注生産)
F
Ti-E/Bボトムポート付きモデルのみ。
TI-TD 双眼鏡筒 D
TI-TS 双眼鏡筒 S
TI-TERG 傾角鏡筒
TI-DH
100W照明支柱
TE-C
ELWD-Sコンデンサ
TI-FL
落射蛍光装置
TI-DH
ステージ搭載用パーツ
TI-FLEW-E
電動励起フィルタホイール※1
C
TE-AT
二光源アダプタ
D
HA
AN
TI-A
アナライザブロック
D
I
Cマウント
カメラ
TI-T-BPH
TI-T-BS
鏡筒ベースユニット/
鏡筒ベースユニット/
※2
位相差
(外部位相差ユニット)
サイドポート付き
TI-C
システムコンデンサ
ターレット
TI-CT-E
電動コンデンサ
ターレット※1
TI-C
システムコンデンサ
ターレット
HMXランプハウス
TI-CT-E
電動コンデンサ
ターレット※1
HQ
フィルタ
ブロック
反射ミラー※7、
TIRF60/40ハーフミラー
E J
HMC 0.4
ELWD 0.3
JAPAN
A
T-C
高NAレンズ
(ドライ)
T-C
高NAレンズ
(オイル)
TE-C
NAMCレンズ
TI-C-LWD
LWDレンズ
TI-FLC-E
電動蛍光ターレット※1
TI-FLC
蛍光ターレット
JAPAN
JAPAN
G
MC-TMD2
ELWDレンズ
TI-C-CLWD
CLWDレンズ
暗視野レンズ
(オイル)
暗視野レンズ
(ドライ)
防振台固定足
(受注生産)
B ステージ
TI-TIRF
TIRF照明装置※4
Ti-U/Bボトムポート付きモデルのみ。
C-HGFIE
電動HGファイバ光源
Intensilight
F サイドポート
65
S
54
50
45
40
35
30
C-LHGFI HGランプ
TI-TIRF
ステージアップレンズ※5
E
F
C-HGFIA
C-HGFIF 15/30
C-HGFI
HG100Vアダプタ HGファイバ 1.5m/3.0m HGファイバ光源
Intensilight
TI-FLC-E/HQ
電動蛍光ターレット※1
N
K
TI-PS100W
パワーサプライ
100W 100V/115V/230V
ハロゲン
ランプソケット
100W
YM-EPI
3-3ピン延長ケーブル
G
MC-TMD2
高NAコンデンサスライダ
TI-IER3H アイレベルライザ
ハロゲンランプ
12V100W
TI-SFL
高性能落射蛍光装置
(白色光TIRF照明装置)※3
TE-C
ELWD-S
コンデンサ
TI-T-B
鏡筒ベースユニット
エピFL
コレクタレンズQ2
HQ
フィルタブロック
各種蛍光フィルタ
ブロック
T-C
高NAコンデンサ
レンズユニット
L
キセノンランプハウス C-XES
キセノン
HMX4
ランプソケット
TI-TIRF
ステージアップレンズ※5
TI-DF
暗視野コンデンサアダプタ
B
キセノン
パワーサプライ
75W220/75W110
エピ高輝度
コレクタレンズ
L
TI-C-TPH 外部位相リング
60×/PH3、60×/PH4、
100×/PH3、100×/PH4、
40×/PH3
水銀ランプソケット
キセノンランプ
エピFL
コレクタレンズ
TI-TIRF
ステージアップレンズ※5
E 蛍光ターレット
A
C-SHG1
HGスタータ
100-240
TI-BPU バックポートユニット
TI-C-P
NAMCポラライザ
E J
Cマウントカメラ
JAPAN
接眼目当て
C-HGFIE-C
HGコントローラ
MADE IN CHINA
C-HU
ユニバーサルホルダ
C-HT
テラサキホルダ
C-HSG
スライドガラスホルダ
35mm
ペトリディッシュホルダ
TI-SH-W
ウェルプレートホルダ
TI-SH-U
ユニバーサルホルダ
TI-SH-J
ジャノメリングホルダ
TI-FLBW-E
電動吸収フィルタ
ホイール※1
ENGマウント
カメラ
反射ミラー※7、
TIRF60/40ハーフミラー
T-BPA
写真アダプタ
ENGマウント
TVアダプタ
フルミラーブロック
C1 シングルモードファイバ
A
B
L
D
ガラスステージリング
32mm
1×リレー
レンズN
TEアクリル
ステージリング
I
専用直筒
TE-AT
二光路アダプタ
TI-SAM
メカニカルステージ
E J
TI-SR
タテハンドルステージ
TI-SR/F
フロントポジション
タテハンドルステージ
M
TI-S-ER
リニアエンコーダ付き
電動ステージ※1
TI-S-E
電動ステージ※1
TI-SSR
ショートタテハンドルステージ
TIレーザセーフティキット
専用Cマウント
アダプタ
JAPAN
C-LU2 2レーザボードS
TI-TIRF
ステージアップレンズ※5
F
TI-TIRF-E
電動TIRF照明装置※1※4
RS-232C
LASER UNIT
LASER SHUTTER
INPUT
12V
1A
SAFTY
COVER
CLOSE
BINO
CLOSE
POWER
Cマウント
カメラ
TI-SP プレーンステージ
TI-LUSU
C-0.7×
DXM リレーレンズ
CマウントTVアダプタ
VM2.5×
サイドポート
直筒
反射ミラー※7、
TIRF60/40ハーフミラー、
PA-GFP DMミラー
TI-LUSU シャッターユニット
C-LU3 3レーザボード
N
防振台固定足
(受注生産)
Cマウントダイレクト
TVアダプタ
T-SHN
ステージハンドルノブ
オプションでTi-S/L100をご用意。
D-SLRカメラ
(1×フォーマット)
B
K ボトムポート
TI-TIRF
ステージアップレンズ※5
CマウントTVアダプタ
VM4×
H N HUB通信ポート
TI-PAU
フォトアクチベーション
ユニット※4
TI-BDTV
JAPAN
F
TI-S-CON
電動ステージ
コントローラ※1
Dシリーズ
Fマウントアダプタ
J アナライザー
TI-BTY
F-TY直筒
I ステージアップキット
反射ミラー※7、
TIRF60/40ハーフミラー、
PA-GFP DMミラー
C-LU3EX 3レーザボード
K
transportation.
four blocks during
Fix the laser unit with
H
T-A2 DICアナライザ
TI-HUBC/A
HUBコントローラA
CマウントTVアダプタVM2.5×
Coarse
Fine
CマウントTVアダプタVM4×
TI-AC/B HUB-B用
ACアダプタ
Cマウントカメラ
TI-AC100/120/230
パワーコード
100V/120V/230V
TI-AC100/120/230
パワーコード
100V/120V/230V
XY Speed
Constant Speed
Fine
Ex Fine
+Y
Z Speed
+X
-X
TI-BSUK70
70mmステージアップキット
-Y
J
回転アナライザ(受注生産)
TI-S-EJOY
電動ステージ用
ジョイスティック※1
TI-ERGC
エルゴコントローラ※1
TI-RCP
リモートコントロールパッド※1
TI-HUBC/B
HUBコントローラB
CマウントダイレクトTVアダプタ
C1 シングルモードファイバ
Ex Fine
Coarse
TI-AC/A HUB-A用
ACアダプタ
I
補助フィルタスライダ
TI-TIRF
ステージアップレンズ※5
TI-TIRF-PAU
TIRF-PAU照明装置※4
TI-LU4SU
LASER
EMISSION
POWER
TI-LU4SU シャッターユニットLU4
LU4A 4レーザモジュールA
LU4-B5ビームスプリッタ50/50
N
1 HUBコントローラーの接続が必要となります。 ※2 ステージアップキットとの併用は出来ません。 ※3 C-HGFI/HGFIE HGファイバー光源Intensilightとの組合せは推奨しません。
4 Ti-Sには装着できません。 ※5 階層構造の下層に照明装置を装着する場合に必要です。 ※6 バックポートユニットとTIRF-PAU照明装置を併用する場合に必要です。 ※7 照明装置に内蔵されています。
※
※
22
23
主な仕様
Nikon’s Inverted Microscope Legacy and the History of Discovery
ニコン倒立顕微鏡の系譜と、
発見・解明の歴史。
2007
● 次世代の発見・解明を切り拓く新機種、ECLIPSE Ti-E開発
● PFS
(パーフェクトフォーカスシステム:自動焦点維持装置)
● レーザーTIRF
本体
ポート
Ti-E, Ti-E/B
Ti-U, Ti-U/B
Ti-S, Ti-S/L100
4ポート
4ポート
2ポート
● DNA塩基配列決定法を簡易化(TE2000)
2000
● IRレーザートラッピング
Ti-E:観察100%、左サイド100%、右サイド100%、
Ti-U:観察100%、左サイド100%、
Ti-S:観察100%、
観察20%/左サイド80%
右サイド100%、オプション
観察20%/左サイド80%
Ti-E/B:観察100%、左サイド100%、
Ti-U/B:観察100%、左サイド100%、
Ti-S/L100:観察100%、左サイド*100%
右サイド100%、ボトム100%
右サイド 100%、ボトム100%
手動ポート切替え
電動ポート切り替え
手動ポート切り替え
● ニコン倒立顕微鏡を宇宙での研究に使用
ECLIPSE Ti-E
● クローンマウス“Cumulina”誕生(TE300)
*オプションにより右サイドに変更可能
1996
オプションとして、サイドポート付き鏡筒ベースユニット、バックポートユニットの2ポートを追加可能
焦準機構
レボルバー上下動方式(電動)
レボルバー上下動方式
上下動ストローク:電動/上方7.5mm、下方2.5mm
上下動ストローク:手動/上方8mm、下方3mm
電動(パルスモーター)
粗動ストローク:5.0mm/rev
最小ステップ:0.025µm
微動ストローク:0.1mm/rev
最高速:2.5mm/sec以上
微動最小目盛り:1目1µm
退避/電動再焦準機構付き
粗動再焦準機構付き
1.5X
その他
調光ボリューム、ライトOn/Offスイッチ、
● 無限遠光学系CFI60システム開発
● 初の卵細胞質内精子注入法(ICSI)確立(Diaphot)
1990
—
—
● レクチファイヤー
—
リモートコントロールパッド使用可能
鏡筒部
● 超長作動距離光学系
鏡筒
TI-TD 双眼鏡筒D、TI-TS 双眼鏡筒S、TI-TERG 傾角鏡筒
鏡筒ベースユニット
TI-T-B 鏡筒ベースユニット、TI-T-BPH 鏡筒ベースユニット/位相差、TI-T-BS 鏡筒ベースユニット/サイドポート付
接眼レンズ
CFI 10X, 12.5X, 15X
● 明るい蛍光観察を実現
ECLIPSE TE300
● 世界初の試験管ベイビー誕生(Diaphot TDM)
照明支柱
TI-DS 30W照明支柱、TI-DH 100W照明支柱
コンデンサー
ELWDコンデンサー、LWDコンデンサー、NAMCコンデンサー、ELWD-Sコンデンサー、
1980
高NAコンデンサー、暗視野コンデンサー、CLWDコンデンサー
レボルバー
TI-ND6-E 電動DIC6レボルバー、TI-N6 6レボルバー、TI-ND6 DIC6レボルバー、
TI-ND6-PFS パーフェクトフォーカスユニット
対物レンズ
CFI60 対物レンズ
ステージ
TI-S-ER リニアエンコーダー付き電動ステージ、
● Diaphot 300
● 高NA微分干渉観察
ECLIPSE TE2000
本体前面にVFD装備、
● ECLIPSE TE300
● クローン羊“Dolly”誕生(Diaphot 300)
粗・微動切替可能
中間変倍
● ECLIPSE TE2000
● 倒立顕微鏡界をリードする革新モデル、
Diaphot TMD開発
● FURA/CA+340mm観察が実現
Diaphot 300
1976
TI-S-E 電動ステージ(ストローク:X110mm×Y75mm、大きさ:W400mm×D300mm〔張り出し部を除く〕)、
● 初のホフマンモジュレーションコントラスト®観察
TI-SR/TI-SSR/TI-SRF タテハンドルステージ(ストローク:X70mm×Y50mm、大きさ:W310mm×D300mm)、
TI-SP プレーンステージ(大きさ:W260mm×D300mm)
電動部
TI-SAM メカニカルステージ(プレーンステージとの組み合わせで、ストローク:X126mm×Y84mm)
—
電動フォーカス、電動ポート切替え、電動粗動焦準
落射蛍光装置
6連蛍光フィルターブロックターレット、ノイズターミネータ機構付き蛍光フィルターブロック、
● CF光学系を実用化
Diaphot TMD
1966
● 初の普及版組織培養顕微鏡、Model MSD開発
1964
● Model M開発、ニコン倒立顕微鏡の系譜スタート
● 16mm生細胞タイムラプスが実現
視野絞り:芯出し可能、NDフィルター:スライダー2枚(φ33mm:ND4,8)、φ25mm断熱フィルター
オプション:電動6連蛍光フィルターブロックターレット、
電動励起フィルターホイール、電動吸収フィルターホイール
微分干渉装置
● ニコンが成し遂げた画期的成果
● 倒立顕微鏡分野でのニコン独自の技術革新
● ニコンが貢献した自然科学分野の飛躍的発見・解明
コントラスト調整:セナルモン方式(ポラライザの回転による)
対物レンズ側プリズム:対物レンズ個別方式(レボルバに挿入)
コンデンサー側プリズム:N.A.区分方式、LWD-N1/N2/NR(ドライ)HNA-N2/NR(ドライ/オイル)
質量
消費電力
位相差セット:約41.5kg
位相差セット:約38.5kg
位相差セット:約29.6kg
蛍光セット:約45.4kg
蛍光セット:約42.3kg
蛍光セット:約33.4kg
約95W:Ti-E/B+HUB-A+周辺装置(フルセット)
約40W:HUB-B+周辺装置(フルセット)の場合
Model MSD
Model M
24
寸法図
169.5
169.5
169.5
196
260
260
172
153
449 (PD=64)
615
163.5
449 (PD=64)
452 (PD=64)
163.5
725
196
260
729
196
172
497
172
497
497
635
単位:mm
安全に関するご注意
■ご使用の前に「使用説明書」
をよくお読みの上、正しくお使いください。
ご注意:本カタログに掲載した製品及び製品の技術
(ソフトウェアを含む)
は、
「外国為替及び外国貿易法」等に定める規制貨物等
(技術を含む)
に該当します。輸出する場合には政府許可取得等適正な手続きをお取り下さい。
・本カタログ記載の会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。
・本カタログは2012年3月現在のものです。仕様と製品は、製造者/販売者側がなんら債務を負うことなく予告なしに変更されます。
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販売元
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本
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電話(03)3216-9163
本社カスタマーセンター(フリーダイヤル)
電話 0120-586-617
関 西 支 店
532-0003 大阪市淀川区宮原3-3-31(上村ニッセイビル)
電話(06)6394-8801
九 州 支 店
813-0034 福岡市東区多の津1-4-1
電話(092)611-1111
札幌営業所
060-0051 札幌市中央区南1条東2-8-2(SRビル)
仙台営業所
980-0014 仙台市青葉区本町1-1-1(三井生命仙台本町ビル)
名古屋営業所
465-0093 名古屋市名東区一社3-86(クレストビル)
京都営業所
606-8221 京都市左京区田中西樋ノ口町80
金沢営業所、岡山営業所
長崎営業所、大分営業所、熊本営業所、鹿児島営業所、宮崎出張所
電話(011)281-2535
電話(022)263-5855
電話(052)709-6851
電話(075)781-1170
本社ショールーム 100-0006 東京都千代田区有楽町1-12-1(新有楽町ビル4F)
大阪ショールーム、名古屋ショールーム、福岡ショールーム
電話(03)3216-9163
2CJ-MIBH-3
(1203-02.5)
T