研究所レポートVol.23「働く女性は、 いつ・どこへ・どんな旅してる

アヴァンティ女性視点研究報告vol.23
働く女性は、
いつ・どこへ・どんな旅してる?
福岡県女性の旅行に関する実態調査アンケート
2013年4月
株式会社アヴァンティ
avanti働く女性研究所事務局
旅好きも多いavanti働く女性研究所メンバーたち。普段、いつ・どこへ・どんな旅行へと足を運んでいるのか?福岡の女
性たちの旅行に関する意識と行動実態を調査。また、どのような旅の企画や打ち出し方をすれば、より足を運びたくなる
か? 旅に関する女性たちのニーズまで汲み取り、アヴァンティで詳しくレポートします。
【調査概要】
調査概要】
【回答者属性】
回答者属性】
●年齢
●未既婚
1.調査データ
調査データ
20歳~24歳
1.7%
40歳~44歳
13.0%
未婚
65.2%
25歳~29歳
16.5%
45歳~49歳
11.3%
既婚
27.8%
30歳~34歳
27.1%
50歳以上
35歳~39歳
21.7%
avanti働く女性研究所
8.7%
経験有
7.0%
2.調査対象
100%
100%
福岡県内在住の女性
●雇用形態
3.調査期間
平成25年4月3日~平成25年4月15日
●住まい
正社員
56.5%
パート・アルバイト
9.6%
福岡市
33.0%
契約社員
13.0%
経営者
1.7%
北九州市
31.3%
8.7%
休職中
6.1%
その他福岡県内
35.7%
派遣社員
100%
(その他4.4%) 100%
4.調査方法
avanti働く女性研究所
登録メンバーに対するインターネット調査
●子どもの有無
●自家用車の有無
いる
20.0%
持っている
70.4%
いない
80.0%
持っていない
29.6%
5.調査規模
100%
100%
115サンプル
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2
1 はじめにー
はじめにー女性たちの
女性たちの旅行頻度
たちの旅行頻度
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3
日帰りは月1回、国内宿泊は年2回、海外は年に1回
n=115
Q1.普段、どのくらいの頻度で旅へ行きますか?
【日帰り旅行・レジャー】
3.5%
1.7%
【国内旅行(宿泊)】
0.9%
3.5%
【海外旅行】
2.6%
6.1%
1.7%
3.5%
9.6%
10.4%
27.8%
35.7%
51.3%
45.2%
31.3%
59.1%
6.1%
【日帰り旅行・レジャー】【国内旅行】に関しては「ほとんど行かない」はほぼなく、回答者
の9割以上が一定以上の頻度で日帰り・国内旅行をしていることが分かった。
【日帰り】・・・「月に1回程度」が約4割。「月に2~3回程度」と足繁く日帰り旅をする女性
も1割おり、日帰り旅が女性たちにいかに身近であるかがわかる。
【国内旅行】・・・「半年に1回程度」が約6割を占める。「年に1回程度」も約3割おり、女性
たちの実に9割以上が、年に1~2回以上は国内旅行をしていることが判明。
【海外旅行】・・・「年に1回程度」が約3割。「半年に1回程度」~「数年に1回程度」の海外
旅行習慣派と、「ほとんど行かない」という海外旅行しない派、に2分した結果に。
週に1回程度
月に2~3回程度
月に1回程度
半年に1回程度
年に1回程度
数年に1回程度
ほとんど行かない
その他
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4
福岡の女性たちは、旅行に旺盛に動く!
Q2.過去1年間に旅行しましたか?
n=115
<はいの人へ>どんな旅行をしましたか?(複数回答)
いいえ
4%
95
n=110
77
51
はい
96%
日帰り旅行・レジャー
国内旅行(宿泊)
海外旅行
福岡県女性たちの96%が、過去1年間に旅行を経験。全国ののべ宿泊旅行者数は減少しているが、福岡女性
たちは足繁く旅へ出かけている様子。また、過去1年間の旅行の種類をみると「国内旅行(宿泊)」を筆頭に、「日
帰り旅行・レジャー」「海外旅行」も非常に高い頻度で経験していたことが伺える。
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5
2-1 日帰り
日帰り旅行の
旅行の実態
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6
日帰り旅行では、個人旅行が主流
n=77
Q1.日帰り旅行の種類は何でしたか?
(複数回答)
70
26
2
個人旅行
パック・ツアー旅行
その他
過去1年間に日帰り旅行を経験した女性77人中、9割以上が「個人旅行」を経験。また、約3割は「パック・ツアー
旅行」も経験しており、まだまだのびしろのある業態といえる。
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7
福岡、大分、熊本…アクセスのよい近場が目的地!
n=77
Q2.日帰り旅行の目的地(県またはエリア)はどちらでしたか?
(複数回答)
41
36
32
30
24
18
16
13
7
5
3
2
2
1
1
0
0
北海道
東 北 ・北 陸 地 方
関東地方
中部地方
関西地方
四国地方
そ の他 中 国 地 方
山口県
沖縄県
宮崎県
鹿児島県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
そ の他 福 岡 県 内
北九州市
福岡市内
九州圏内
0
九州圏外
「福岡市内」「北九州市」「その他福岡県内」を合わせると78ポイントとなり、最も身近な福岡県が第1位。福岡県
以外でみると、第1位は「大分県」、続いて「熊本県」「長崎県」という結果に。九州圏外では、最も身近な「山口
県」がトップだった。まずは福岡県内、そして福岡県に隣接する県へ、とアクセスしやすい場所へと足を運んでい
る様子。
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8
女子旅が主流、そしてひとり旅・母娘旅も
n=77
Q3.誰と一緒に行きましたか?(複数回答)
35
24
21
20
18
16
13
10
0
そ の他
子ども連れ家族 で
夫婦二人 で
恋人と
親 を 含 めた 家 族 で
友 人 と (異 性 を 含 む )
母 親 と (義 母 を 含 む )
ひと り で
女友達と
「女友達と」がダントツで第1位。そして「ひとりで」「母親と」と続く結果に。日帰り旅行では、女友達や母親などの
同性と一緒に行く“女子旅”が主流。そして、家族や夫婦での旅行以上に、ひとりで気軽に“おひとり旅”を楽しむ
女性も多いことが伺える。
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9
近隣への日帰り旅行は、自家用車が便利
n=77
Q4.旅の目的地に着くまでに利用した主な交通手段は何でしたか?(複数回答)
63
31
31
5
6
3
0
そ の他
船
飛行機
レ ンタ カ ー
バス
鉄道
自家用車
8割以上が「自家用車」を利用。公共交通手段の「鉄道」と「バス」は同程度となった。近隣や近場に行くには特に
使い勝手のよい自家用車が好まれているようだ。
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10
日帰り旅行のお小遣い、3割以上が10,000円以上
n=77
Q5.旅先の現地で使うお小遣い・お土産代には、いくら程度用意しましたか?
1.0%
4.1%
7.1%
26.5%
19.4%
5,000円未満
5,000~10,000円未満
41.8%
10,000~20,000円未満
20,000~30,000円未満
30,000~50,000円未満
50,000円以上
「5,000~10,000円未満」が約4割と最多。また、全体の約3割が「10,000円以上」をお小遣いとして日帰り旅で
使っていることがわかる。
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11
2-2 国内旅行(
国内旅行(宿泊)
宿泊)の実態
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12
国内旅行でも、個人旅行が主流
n=95
Q1.国内旅行の種類は何でしたか?
(複数回答)
79
33
2
個人旅行
パック・ツアー旅行
その他
過去1年間に国内旅行(宿泊)を経験した女性95人中、8割以上が「個人旅行」を経験。また、約3割は「パック・
ツアー旅行」も経験しており、日帰り旅行と同様、まだまだのびしろのある業態といえる。
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13
宿泊は、週末に1泊か2泊
n=95
Q2.国内旅行では何泊しましたか?
(複数回答)
61
54
14
7
1泊2日
2泊3日
3泊4日
それ以上
「1泊2日」「2泊3日」が主流という結果に。週末や3連休などを利用して国内旅行に出る女性たちが多数いるとう
かがえる。
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14
目的地は、九州各地vs関東・関西
n=95
Q3.国内旅行の目的地(県またはエリア)はどちらでしたか?
(複数回答)
33
33
27
21
21
17
15
11
9
8
6
5
4
3
3
1
北海道
東 北 ・北 陸 地 方
関東地方
中部地方
関西地方
四国地方
そ の他 中 国 地 方
沖縄県
山口県
宮崎県
鹿児島県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
福岡県内
九州圏内
九州圏外
九州圏内では「大分県」が第1位。日帰りはもちろん宿泊先としても、女性たちに人気の旅先だとうかがえる。ま
た、日帰り旅行では移動時間がネックとなり動員の少なかった「鹿児島県」も第5位にランクインした。九州圏外
では「関西地方」「関東地方」が並んで1位。九州圏内以上のポイントを得ている点からみると、宿泊する場合は
九州圏外へと流れていく女性たちが多いとも読み取れる。
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15
ひとり旅も平気な女性達。女子旅はもちろん、家族友人とも
n=95
Q4.誰と一緒に行きましたか?(複数回答)
35
31
17
15
14
14
13
11
3
そ の他
子ども連れ家族で
母 親 と (義 母 を 含 む )
夫婦二人 で
友 人 と (異 性 を 含 む )
恋人と
親 を 含 めた 家 族 で
女友達と
ひと り で
「ひとりで」が第1位。そして「女友達と」「親を含めた家族で」と続く結果に。宿泊にも関わらず、意外にもひとりで
旅行を楽しむ女性が多いことに驚かされる。また、日帰り旅行と同じく“女子旅”も多い傾向がみられた。女性達
は、気軽にひとり旅、女友達とワイワイ女子旅、親や家族と大人数で団体旅、など様々な同伴者を連れて、日頃
から積極的に旅をしている様子。
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16
宿泊先の好印象ポイント:料理・接客・細やかな気配り
Q5.実際に泊まった宿泊施設で、よかった点があれば教えてください(自由記述)
n=95
よかった点
料理が
料理が美味しいのは
美味しいのは、
しいのは、基本
中の大前提です!(30代前
大前提
半・未婚)
アメニティを
アメニティを女性向け
女性向けに揃えて
いる宿はうれしくなる。 (30代後
半・既婚)
朝食が
朝食がボリュームがあ
ボリュームがあり
があり、美味し
美味し
かったので、とてもいい気分で帰り
かった
ました。 (20代後半・未婚)
サービス、
サービス、目配り
目配り、気配り
気配り
が行き届いていたホテル
いていた
は、とてもよい印象。 (40
代前半・既婚)
女将さんが温
温かくおもてなしを
かくおもてなし
してくれた。 (20代後半・未婚)
社員教育がちゃんとして
社員教育がちゃんとしてい
がちゃんとしている旅館
は最高です。 (30代後半・未婚)
調度品や
調度品や食事など
食事など細部
など細部まで
細部まで
こだわりがあり、ホテルステ
こだわりがあり
イ自体を楽しむ事ができた。
(30代後半・未婚)
食事が
食事が美味しい
美味しい宿
しい宿は印象
に残ります。
ります。設備は古くて
も接客
接客がいいところも
接客がいいところも満足
がいいところも満足
度が高いです。
いです。 (30代後
半・既婚)
内装が
内装が美しく、
しく、アメニティが
アメニティが充実し
充実し
ていた所は、どこもよい記憶として
ていた
残っています。 (20代後半・既婚)
結婚記念日に泊まったら、
お祝いメッセージや
メッセージや部屋の
部屋の
アップグレード等
アップグレード等、サービス
が最高でした。
最高
(20代後半・
既婚)
部屋が乾燥していることを伝え
加湿器を
ると、加湿器
加湿器を持ってきていた
ってきていた
だけて、
だけて、その配慮
その配慮がとても
配慮がとても嬉
がとても嬉し
かった。
かった。 (40代後半・未婚)
「料理の美味しさ」はもちろんのこと、「接客・おもてなし」「アメニティ・内装への気配り」など、女性たちは細かな
気配りや配慮を感じると、とてもいいイメージを抱くことが分かる。また、「結婚記念日のお祝いメッセージ」や「加
湿器」に象徴されるように、「一人ひとりへのオリジナルのおもてなし・サービス」に、特に女性たちの心は動かさ
れるようだ。
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17
宿泊先の課題ポイント:接客1番、設備が2番
Q6.実際に泊まった宿泊施設で、改善点があれば教えてください(自由記述)
n=95
改善点
サービス精神
サービス精神、
精神、おもてなし精神
おもてなし精神が
精神が
まったく
まったく感じられず、何もかも客任せ
じられず
だった…。 (30代後半・既婚)
スタッフの
スタッフの方の対応が
対応が、いつ
も不安点です。「また来たい」
不安点
と思わせてやる、ぐらいの意
気込みで対応してくだされば
いいのに。 (30代前半・未
婚)
適切な
適切な人員配置がされておら
人員配置がされておら
ず、無駄に待たされたりする
ことが多かった。 (30代前半・
既婚)
無料朝食サービスのある
ホテルは、席が込み合い
ゆっくりできないので、有
有
料でもきちんとした朝食
でもきちんとした朝食を
朝食を
出すところの方
すところの方がいいと
がいい
感じました。 (30代後半・
未婚)
部屋のにおいが
部屋のにおいがいつも
のにおいがいつも気
いつも気にな
るので、消臭剤などが用意され
てるといいと思う。 (30代後半・
未婚)
たばこ臭い部屋が多いの
がイヤ。 (30代前半・未婚)
30分程度
30分程度の
分程度の早めのチェックイ
めのチェックイ
ンに対応して
対応していただ
していただけなかった
いただけなかった
のが残念でした。 (30代後半・
未婚)
コップに
コップにヒビが
ヒビが入っていた
のが残念でした。(20代後
半・未婚)
オシャレな部屋でセッティン
グも行き届いているかのよう
に見えて、コップ
コップに
コップに埃が被っ
ていた時
ていた時は残念でした
残念でした。そう
でした
いう細かい所まで美しくして
頂けると気持ちが良いです。
(40代前半・未婚)
女性たちが重視しているのは「スタッフの対応・おもてなし」。ここに不満を感じると、悪い印象が強く残るようだ。
また、「コップのヒビ」や「部屋のにおい」「ほこり」など、部屋や設備に対するチェックの目も厳しい。「早めの
チェックイン」など、個別の対応を求める声も。
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18
旅のお小遣い平均は、全国平均を1万円も上回る26,000円!
n=95
Q7.旅先の現地で使うお小遣い・お土産代には、いくら程度用意しましたか?
5.5%
国内宿泊旅行の現地小遣い額
8.3%
16.5%
福岡県女性の平均
26,053円
全国平均
16,800円
15.6%
全国平均の出典:じゃらんリサーチセンター「じゃらん宿泊旅行調査」より
5,000円未満
5,000~10,000円未満
25.7%
28.4%
10,000~20,000円未満
20,000~30,000円未満
30,000~50,000円未満
50,000円以上
「20,000~30,000円未満」が約3割と最多。また、全体の約2割が「30,000円以上」をお小遣いとして国内旅行で
使っている様子。全体の平均額は26,053円。全国平均の16,800円と比べると、福岡県内の女性たちは、約
10,000円も現地での消費額が高いことが分かる。
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19
2-3 海外旅行の
海外旅行の実態
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20
海外旅行では、パック・ツアー旅行が主流
n=51
Q1.海外旅行の種類は何でしたか?
(複数回答)
37
21
1
個人旅行
パック・ツアー旅行
その他
過去1年間に海外旅行を経験した女性51人中、約4割が「個人旅行」を経験。また、約7割が「パック・ツアー旅
行」を経験。日帰り旅行・国内旅行とは異なり、海外旅行の場合はお得に旅行できるパックやツアーを利用する
女性が多いことが判明。
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21
韓国がダントツ、安・近・短のアジア圏が人気
n=51
Q2.海外旅行の目的地はどちらでしたか?
(国名の自由記述から算出)
24
7 6
5
5
4
3
2
1 1
2 1
2
2 2
2 2
1 1
1
カ ナダ
アメリカ
グ アム
ハワ イ
ロシ ア
ドイツ
スイス
イギ リ ス
イタ リ ア
フラ ンス
オ ー ス トラ リ ア
ネ パー ル
カ ンボ ジ ア
マ レー シ ア
フ ィリピ ン
ベト ナ ム
タイ
中国
台湾
韓国
「韓国」がダントツの第1位。その後、「台湾」「中国」をはじめ、アジア各国の名前が数多く挙がっていた。海外旅
行の主流は、欧米やリゾート地よりも、気軽に安く行けるアジア圏。 不況以来続く「安・近・短」の傾向が、海外旅
行にも未だ求められているようだ。
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22
海外旅行は、もっぱら女子同士で楽しむ!
n=51
Q3.誰と一緒に行きましたか?(複数回答)
20
9
7
7
7
5
4
4
3
そ の他
恋人と
親 を 含 めた 家 族 で
子ども連れ家族で
夫婦二人 で
友 人 と (異 性 を 含 む )
ひと り で
母 親 と (義 母 を 含 む )
女友達と
「女友達と」がダントツの第1位。そして「母親と」「ひとりで」「友人と」と続く結果に。国内宿泊旅行、日帰り旅行以
上に“女子旅”の傾向が強くみられる。
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23
海外旅行のお小遣いは、50,000円以上が4割!
n=51
Q4.旅先の現地で使うお小遣い・お土産代には、いくら程度用意しましたか?
3.6%
10.7%
39.3%
17.9%
5,000円未満
5,000~10,000円未満
28.6%
10,000~20,000円未満
20,000~30,000円未満
30,000~50,000円未満
50,000円以上
「50,000円以上」が約4割と最多。交通費や宿泊費のかからないアジア圏を旅先に選び、現地でのお金は国内
旅行以上に使っている女性たちの姿が垣間見える。日本より物価の安いアジア圏だからこそ、女性たちの物欲
が刺激され、国内旅行以上に財布の紐がゆるんでいるのかもしれない。
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24
3 女性達の
女性達の旅行ニーズ
旅行ニーズ
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25
女性を旅に誘うには、リフレッシュ欲・好奇心をくすぐれ!
n=115
Q1.あなたが旅に出たくなるのは、どんなときですか?
(複数回答)
92
71
43
38
30
29
19
9
そ の他
1人 の時 間 が ほ し い と き
現 地 の人 と の ふ れ あ い ・
交 流 を した いとき
学 び意 欲 を満 た した いと
き
同 行 者 と の ふ れ あ い ・交
流 を した いとき
疲 れ た とき
好 奇 心 を満 た した いとき
リ フ レ ッ シ ュし た い と き
第1位は「リフレッシュしたいとき」、続いて「好奇心を満たしたいとき」。女性たちが旅を求める理由、それは日々
の忙しさや慌しさから逃れたいという「リフレッシュ欲求」、そして日常の生活では得られない「好奇心欲」を満た
したい、という気持ちがあるためだろう。
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26
ネット、メディア、口コミ・・・旅情報は幅広く届けるべし
n=115
Q2.旅行に関する情報は、何から入手することが多いですか?(複数回答)
66
53
50
49
48
44
42
42
35
27
12
2
そ の他
フ ァ ッシ ョ ン誌
新聞
街 中 の 広 告 ・チ ラ
シ等
旅行代理店
観 光 協 会 ・行 政 の
サイト
フ リ ー ペー パ ー
旅行専門 サイト
友 人 や家 族 の口 コ
ミ
テ レビ
旅行専門雑誌
イ ン タ ー ネ ット 情
報
旅行に関する情報の入手先第1位は「インターネット情報」。その後「旅行専門雑誌」「口コミ」などが続く。「インター
ネット情報」以外、どの項目にもあまり差はない傾向がみられた。女性たちは、どの情報源からもまんべんなく旅の
情報を収集している様子が伺える。女性を旅に誘うための最初のきっかけをつくるには、ネット、メディア、口コミ、
様々な手をつかって、なるべく高い頻度で情報に触れさせることが肝心だ。
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27
旅プランはネット+専門媒体や観光協会HPでの発信がカギ
Q3.具体的に旅のプランを組むときに、参考にするものはなんですか?(複数回答) n=115
62
61
55
45
36
35
22
19
15
6
4
0
そ の他
新聞
フ ァ ッシ ョ ン誌
街 中 の 広 告 ・チ ラ
シ等
テ レビ
フ リ ー ペー パ ー
友 人 や家 族 の口 コ
ミ
旅行代理店
観 光 協 会 ・行 政 の
サイト
旅行専門 サイト
旅行専門雑誌
イ ン タ ー ネ ット 情
報
具体的に旅プランを組むときに参考にするもの第1位も「インターネット情報」。旅情報の入手先と比べると「旅行専門
サイト」「観光協会・行政のサイト」が上昇。旅をプランするとき、女性たちは、ネット検索で旅先・宿泊先を探し、専門雑
誌やサイトでお得な宿泊プランを探し、観光協会・行政のサイトで魅力的な観光スポットを探している様子。ネット上で
ヒットしやすい情報の発信、旅専門媒体での露出は必須。また、観光協会や行政のサイトをつくる、更新頻度をあげる、
リニューアルして見やすく検索にヒットしやすくする、などHPの強化が女性たちを観光地を呼び込む鍵となりそうだ。
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28
宿泊客がほしいなら観光シーズンの3カ月前にはPR完了を
n=115
Q3.旅の計画はいつ頃立てますか?(複数回答)
【日帰り旅行・レジャー】
【国内旅行(宿泊)】
1%
1%
【海外旅行】
2%
6%
2%
6%
14%
24%
26%
29%
41%
63%
37%
48%
【日帰り】・・・「数週間前」が約5割。「2~3カ月ほど前」「数日前」がそれぞれ約2.5割。日
帰り旅行であっても、遅くとも数日前から計画を立てている様子が伺える。
【国内旅行】・・・「2~3カ月ほど前」が約6割。「数週間前」が約3割。宿泊旅行の場合は、
2~3カ月前から計画を立てている女性が大半。
【海外旅行】・・・「半年ほど前」「2~3カ月ほど前」がそれぞれ約4割。海外旅行の場合は、
数カ月前に計画をする女性が過半数のようだ。
日帰り、国内、海外、どの旅行をとっても、直前で計画する“思いつき派”はほとんどおら
ず、計画的に旅の予定を立てる女性たちが多いことが判明。
1年以上前
1年前
半年ほど前
2~3カ月ほど前
数週間前
数日前
前日
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29
“自分”で積極的に旅を計画する女性こそPRターゲット!
n=115
Q4.旅の計画は、誰が立てることが多いですか?(複数回答)
109
26
22
19
3
0
そ の他
異 性 の友 人
家族
彼 ・パ ー ト ナ ー ・夫
女友達
自分
なんと9割以上が、旅の計画を立てるのは「自分」という結果に。ひとり旅はもちろん自分で予定を立てるはずだ
が、同性と行く女子旅、またはパートナーや家族との旅行であっても、自分から旅の計画を立てている積極的な
女性たちの姿が垣間見える。
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30
宿泊施設は、料金・アクセス・部屋設備をPRすべし!
n=115
Q5.宿泊先を選ぶ際の、選択基準・決め手は何ですか?(複数回答)
100
83
79
63
52
41
36
27
21
3
そ の他
朝食
接 客 ・サ ー ビ ス
夕食
宿 泊 プラ ン
お 風 呂 ・温 泉
周辺環境
部 屋 ・設 備
アク セ ス のよ さ
料金
第1位は「料金」。その後「アクセスのよさ」「部屋・設備」と続く。女性たちの目は、まずは料金面のお得さや費用
対効果などをシビアにチェック。そして、自家用車で移動する女性も多いためか、アクセスのよさもチェック。さら
に、一定時間滞在する場所だからこそ、部屋・設備のよさもチェック。この3つをまずは選択の基準としているよう
だ。
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31
観光協会は、観光地&食べ物の2大情報をまず発信を!
Q6.どんな情報を目や耳にすると、その旅先へ行ってみたくなりますか?(複数回答)n=115
88
85
56
51
44
43
42
40
29
3
そ の他
宿泊施設
地 元 の人 が知 る 穴 場
ス ポ ット
料 金 の割 引
特 産 品 やお土 産
友 人 や知 人 の口 コ
ミ ・経 験 談
期 間 限 定 の イ ベント
現 地 な ら で は の体 験
地 元 な ら で は の食 べ
物
ス ポ ット や観 光 地
「スポットや観光地」「地元ならではの食べ物」が2大トップ。旅先で、何が楽しめ、何が味わえるのか。王道では
あるが、それらの情報こそ女性たちはまず最も気になる様子。また、第3位以降には「現地ならではの体験」「期
間限定のイベント」もランクイン。その旅先で体験できるオリジナル・限定モノにも、女性たちの心は動かされるよ
うだ。
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32
地元ならではの情報が、女性たちのハートをつかむ!
n=115
Q7.どんな情報があれば、旅がもっと充実すると思いますか?(複数回答)
73
64
58
52
51
47
42
30
26
1
そ の他
宿泊施設
友 人 や知 人 の口 コ
ミ ・経 験 談
特 産 品 やお土 産
料 金 の割 引
ス ポ ット や観 光 地
期 間 限 定 の イ ベント
地 元 な ら で は の食 べ
物
現 地 な ら で は の体 験
地 元 の人 が知 る 穴 場
ス ポ ット
「地元の人が知る穴場スポット」が第1位。その後「現地ならではの体験」「地元ならではの食べ物」と続く。地元
情報・穴場情報こそ、女性たちが求めている情報。事前に、もしくは現地で、それらの情報が入手しやすいと、そ
の観光地への満足度・充実感がさらに高まるだろう。
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33
まだまだ九州を楽しみたい。さらに東北・北海道も
n=115
Q8.今後、訪ねてみたい旅先があれば教えてください<国内編>(自由記述)
第1位 九州地方 28票
28票(由布院、
由布院、別府、
別府、天草、
天草、平戸、
平戸、島原、
島原、宮崎、
宮崎、鹿児島、
鹿児島、屋久島など
屋久島など)
など)
・九州各地の温泉めぐりがしたい
・九州圏内での穴場的な温泉地
第2位 東北・
東北・北陸地方 25票
25票(福島県、
福島県、会津若松、
会津若松、金沢、
金沢、平泉 など)
など)
・「八重の桜」ゆかりの地に行ってみたい。
・東北。いま何かと旅行案内を見るが、これまでまだ一度も行ったことがない。
第3位 北海道 23票
23票(知床、
知床、富良野、
富良野、函館、
函館、札幌 など)
など)
第1位は「九州地方」。地元九州
の魅力をまだまだ知りたいと思う
第4位以降
女性は多数。
関西地方 18票(京都、伊勢神宮、奈良県 など)
第2位は「東北・北陸地方」。震災
沖縄地方 13票(沖縄県、竹富島など)
以降、メディアなどで取り上げら
れる機会も増え、関心を寄せる
関東地方 10票(東京、小笠原諸島 など)
女性たちが多いようだ。
中国地方 10票(広島県、出雲大社、瀬戸内 など)
第3位は「北海道」。人気の旅先
四国地方 8票(香川県、和歌山県 など)
だが、最近は特に知床などに興
味を示す女性もいるようだ。
また様々な「島名」を挙げる声も
その他
その他の特徴
多く、マニアックな島旅が、今後
島旅 17票(屋久島、小笠原諸島、五島、高島、幸島、甑島、姫島 など) 女性たちに流行るかもしれない。
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34
やっぱり行きたいヨーロッパ。アジアもより身近に
n=115
Q9.今後、訪ねてみたい旅先があれば教えてください<海外編>(自由記述)
第1位 ヨーロッパ 56票
56票(イタリア、
イタリア、スペイン、
スペイン、フランス、
フランス、北欧、
北欧、ドイツ、
ドイツ、オランダ など)
など)
・福岡から乗り換えなしの飛行機ができたのでヨーロッパ方面に行きたい
・南フランスで古城を借りての数週間のバカンスがしてみたい!
第2位 アジア 42票
42票(韓国、
韓国、台湾、
台湾、シンガポール、
シンガポール、ベトナム、
ベトナム、インド、
インド、マカオ など)
など)
第3位 リゾート系諸島
リゾート系諸島 18票
18票(ハワイ、
ハワイ、フィジー、
フィジー、タヒチ など)
など)
第4位以降
北アメリカ 11票(アメリカ、カナダなど)
中東・アラブ 10票(トルコ、モロッコ など)
南アメリカ 6票(ペルー、マチュピチュ など)
アフリカ 2票
ロシア 2票
その他
その他
・世界遺産に登録されているところには、ぜひ行きたい。
・世界一周航空券を利用して、世界各地を巡りたいです。
第1位は「ヨーロッパ」。海外旅行
はアジア各地が主になりつつか
るが、いつかは行きたいと思う女
性は多数。
第2位は「アジア」。韓国、台湾を
はじめ、LCCの台頭などでより身
近になったアジア各地への人気
はやはり高い。
第3位はハワイ、フィジーなど「リ
ゾート系諸島」。新婚旅行や記念
旅行で一度行った経験があり、再
訪を希望する声も。
・海外のパワースポットがある場所を巡りたい。
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35
ひとり旅・女子旅ツアーへのニーズ高!
n=115
Q10.今後、どんなパック・ツアー旅行があれば、より参加したくなると
思いますか?(自由記述)
第1位 1人でも参加
でも参加できる
参加できるツアー
できるツアー 36票
36票
・おひとりさまが楽しめるツアー、おひとりさま限定の海外ツアー。
・1人でしか参加できない、1人限定ツアー
・1人でも追加料金がかからないツアー。いつも1人でツアーに参加して価格が高いのに涙してるので。
・1人で参加するけれど、参加者同士が友達になれるオフ会のようなツアー。
・1人参加OKのパックツアーはシニア世代がターゲットのものが多いので、若い世代の1人参加をターゲッ
トとしたツアーも意外と需要があるのではないかと思います。
第2位 女性限定ツアー
女性限定ツアー 13票
13票
・女性限定1人旅・癒しツアー。
・女性が喜ぶアメニティなど充実したプランがあればいい。
・女性一人でも安心して参加できる海外旅行のツアー。
・リラックス、リフレッシュ目的のツアー女子旅。
第3位 自由度の
自由度の高いツアー 11票
11票
・自由行動が多くて、最低限の空港ーホテル間の送迎がある海外ツアーがあったら、どんどん参加したい
です。
・現地でフリーな時間がほしい。予定がギチギチに詰め込まれた旅行にはあまり興味がありません。。。
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36
女性が求めるツアー、キーワードはお得・交流・グルメなど
n=115
第4位
位 お得系ツアー
票
得系ツアー 8票
・限定プレゼント付き・可愛いアメニティ付きツアー。
・ツアー客だけがもらえるお土産つきツアー。
第4位
位 現地交流、
票
現地交流、田舎系ツアー
田舎系ツアー 8票
・農村の料理上手なおばあちゃんたちと触れ合う“ムラ旅”。
・地元の人が案内するまち歩きツアー。
・農業や田舎暮らしに憧れがあるので、田舎暮らし体験ツアーがあればぜひ参加したい。
・ホテルではなく地元の人の家にホームステイさせてもらう海外ツアー。語学を磨きたい人や、家庭の味を知りたい人
にはたまらないと思う。名物料理を皆で作って食べたり、地元のお料理教室に体験入学できると、なおよい。
第6位
位 グルメ満喫
票
グルメ満喫ツアー
満喫ツアー 7票
・おいしいグルメ&パワースポットをめぐるツアー。
・観光客相手じゃない地元のおいしい店めぐりツアー。
・現地食べ尽くしツアー。
第6位
位 家族、
票
家族、子連れ
子連れ向けツアー 7票
・家族限定のプラン。いろんな家族と大人数同士の方が仲良くなりやすいし、ツアー旅がしやすくなると思います。
・子どもが楽しめる海外旅行ツアー。
・子どもが無料か格安の旅行ツアー。
・小学生の子どもも同伴で参加できるバスツアー。
第8位
位 開催日程への
票
開催日程への要望
への要望 5票
・日帰り弾丸ツアー。
・日祝しか休みがない働いている人向けに、土曜の夜出発のツアーがあるとうれしい!
・金土日だけではなく、平日も行なわれるツアーがあるとシフト制勤務の人でも行きやすいかなと思います。
・仕事帰りの夕刻に発つツアー。
第9位
位 温泉系ツアー
票
温泉系ツアー 3票
・温泉めぐりツアー。
・家族風呂つきの温泉ツアー。
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37
女性ならではの多彩なアイデアが満載
n=115
その他
その他、テーマ案
テーマ案
・「オトナの社会科見学ツアー」(立入禁止スポット、工事中特別見学等)があればぜひ参加してみた
いです。特に個人旅行では実現しない、団体もしくはツアーならではの特別企画などをぜひ実現して
いただきたいです。
・歴史探索ツアー。
・ギャラリーを巡る芸術ツアー。
・バイクでのツーリングツアー。
・現地でレンタサイクルができるツアー。
・婚活ツアー。テレビ番組「あいのり」のような感じのもの。
・桜前線北上ツアー。
・着物で旅ツアー。
・お土産屋さんに連れて行かれないツアー。
第1位は「一人でも参加できるツアー」、第2位は「女性限定ツアー」。一人旅、女子旅が多い今、それをツアーに
も求める声は多数。他にも、「自由度」「お得さ」「現地交流」など、女性たちが旅に求めるキーワードが多数得ら
れた。
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38
【総括】働く女性たちの旅行実態は・・・
◆日帰り、国内宿泊旅行共に高頻度で旅する福岡女性たち。海外旅行は半数が年単位で実施。
福岡女性たちの旅の頻度、日帰り旅行は「月に1回程度」が約4割、国内宿泊旅行は「半年に1回程度」が約6割という結果に。日帰り・
国内宿泊旅行どちらも、高頻度で行っていることが明らかになった。一方、海外旅行に関しては、「年に1回程度」が約3割。「半年に1
回程度」~「数年に1回程度」の海外旅行習慣派が約半数、「ほとんど行かない」という海外旅行しない派が約半数、と2分した結果に。
◆96%の女性が過去1年間に旅行を経験!
実に96%もの女性たちが過去1年間に旅行を経験。旅行はもはや、女性たちにとって習慣化しているといえる。
◆日帰り旅行:好アクセスの近場へ、女子旅・ひとり旅・母娘旅。お小遣いは10,000円以上!
目的地は福岡県を筆頭に、大分県、熊本県、山口県など、アクセスのよい近隣県へ日帰り旅行をしている様子。同伴者は女友達か母
親、またはひとりで、という回答が多かった。また、お小遣いは10,000円台が主流のようだ。
◆国内宿泊旅行:九州各地か関東・関西へ、ひとり旅or女子旅。お小遣いは全国平均より1万円高い!
目的地は大分県をはじめ九州各地へ、もしくは関東・関西へと宿泊旅行。ひとり旅が最も多く、続いて女子旅という結果から、意外にも
日帰り旅行以上に、宿泊旅行をひとりで楽しむ女性が多いことが判明。また、お小遣い額の平均は約26,000円、と全国平均よりも
10,000円も上回る結果に。福岡女性たちがいかに現地でお金を落としているかがわかる。
◆海外旅行:安・近・短のアジア圏へ、女子旅。お小遣いは50,000円以上!
目的地は、韓国を筆頭にアジア圏の各国がメインを占めた。同伴者は女友達が主流で、海外旅行では特に女子旅が多い傾向がみら
れた。また、お小遣い額は50,000円以上が約4割。旅費は安く抑え、現地での消費を楽しんでいる女性たちの様子が伺える。
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39
【総括】働く女性たちの旅行へのニーズは・・・
◆旅の目的は、リフレッシュ&好奇心を満たすため
女性たちの旅の2大目的は「リフレッシュしたい」、そして「好奇心を満たしたい」。日々の忙しさや慌しさから逃れたいという「リフレッ
シュ欲求」、そして日常の生活では得られない「好奇心欲」を満たしたい、という気持ちが女性たちを旅へと掻き立てている。
◆旅情報は、ネットを筆頭にメディア、口コミ、と幅広く入手。プラン組み立てはネット検索が主。
女性たちは、まずはブログや検索などネット情報や、メディアや口コミなどで幅広く旅情報を仕入れている様子。その後詳しいプランを
立てる場合は、ネット検索による旅先・宿泊先の公式HPや専門雑誌・サイトを主に利用しているようだ。できるだけ様々な方法で女性
たちが旅情報に触れられる機会を増やすこと。そして、観光地や宿泊地のサイトをいかに見やすく、検索にかかりやすく、魅力が伝わ
るものにするか。この2点が女性たちを呼び込む鍵となるだろう。
◆旅の予定は、計画的に。そして自ら積極的に!
日帰りは数週間前、国内宿泊は2~3カ月ほど前、海外は半年ほど前、と、どの旅行をとっても計画的に旅の予定を立てている女性が
大半だということが分かった。また、実に9割以上の女性たちが、自分で旅の計画を立てていることが判明。旅情報をPRする際には、
女性たちが具体的に計画を立てる以前に、早めにPRすることが重要。そして、PRする対象者は、もちろん女性だ。
◆ほしい情報は、まずは観光地&グルメ。さらに地元ならでは情報が、女心を動かす鍵。
旅先で、何が楽しめ、何が味わえるのか。まずはそれらの情報こそ、女性たちが最も気になる点。また、「現地ならではの体験」「期間
限定のイベント」をはじめ、「地元の人が知る穴場スポット」など、地元ならではの具体的情報を女性たちはより求めている様子。それら
の情報を、女性たちにいかにうまく伝えられるかが、女性を観光地へ呼び込み、リピーター化させるための鍵となる。
◆ツアー旅行活性化の鍵は、ひとり・女性をターゲットに。そしてお得・地元交流・グルメをからませる。
女性たちがツアー旅行に求めるもの。それは「おひとり」対象、または「女性」対象のツアー。ひとり旅、女子旅を普段から多く経験して
いる彼女たちだから、ツアーにもそれを求める声は多数。また「自由度」「お得さ」「グルメ」などを充実させること、または「地元での交
流」「田舎」系のツアーなどもニーズがありそうだ。
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40
高い頻度で旅を経験し、日帰り旅行はもちろん、国内宿泊、海
外旅行へも積極的に足を運んでいる福岡女性たち。旅行スタイル
は女子旅はもちろん、ひとり旅もメジャー。お小遣い額も多く、
現地で意欲的に消費している様子が明らかになった。
また、計画的に、自ら積極的に旅の予定を立てている女性たち
は、観光PRの最大のターゲット。彼女たちの「リフレッシュ欲・
好奇心」を刺激し、観光シーズンに先駆けて様々な方法で観光情
報に触れる機会をつくること。そして、その土地ならではの差別
化された情報を届けること。これらが福岡女性観光客を増やす、
最初のきっかけとなるはず。福岡女性は地域観光を活性化する、
大きな可能性を秘めている。
本件に
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E-mail : [email protected]
TEL : 092-724-3226
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