DRIP2500X

取扱説明書
全自動ドリップ式コーヒーマシン
形名 DRIP2500X
DRIP2500X
YDM58H5A007BC01
製造国 日本
白紙
DRIP2500X 取扱説明書
1.安全上のご注意
安全に関する重要な内容です。お読みいただき必ずお守りください。
「
警告」は,取扱いを誤った場合に,人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。
「
注意」は,取扱いを誤った場合に,人が障害を負う危険が想定される場合および,物的損害のみ
の発生が想定される内容です。
警 告
● 開梱,据付け,移動は,専門の据付け技術者またはお買上げ先に依頼してください。
不完全な据付けは転倒事故,感電,火災,火傷などの恐れがあります。
● 製品重量に充分たえられる丈夫で水平な床やテーブルに据付けてください。
不完全な据付けは転倒や落下によるけがの恐れがあります。
● 異臭・発煙・発火等の異常時は,直ちに電源元のブレーカを落とし,専門の修理技
術者またはお買上げ先に連絡してください。
異常のまま運転を続けると感電,火災の恐れがあります。
● 水分,泥,ごみ等を完全に除去して絶縁が回復していることを確認してから修理専
門技術者が組立ててください。
感電や火災の恐れがあります。
● 修理は専門の修理技術者またはお買上げ先に依頼してください。
修理部品は純正部品をご使用ください。
修理に不備があると感電,火災,けがの恐れがあります。
● 上に乗ったり,揺すったり,傾けたりしないでください。
転倒事故の恐れがあります。
● 子供達の遊び場に放置しないでください。
転倒事故によるけがの恐れがあります。
● 無断で本機を改造しないでください。
事故発生の恐れがあります。
● 濡れた手で電源プラグや内部のスイッチを操作しないでください。
感電の恐れがあります。
● 重いものを乗せたり,加工したり,引っぱったりしないでください。
破損して,感電や火災の恐れがあります。
● 電気部品は水をかけたり,水洗いしたりしないでください。
感電の恐れがあります。
● シンナーなどの可燃物や可燃性ガスを本機近くで使用しないでください。
爆発や火災の恐れがあります。
● 内部にラッカー,ペイント,シンナー,可燃性スプレーなどの可燃物を入れないで
ください。
爆発や火災の恐れがあります。
● 周辺で,都市ガスなどのガス漏れが発生した場合は製品や電源プラグには触れずに
窓を開けて換気を行ってください。
爆発,火災,火傷の恐れがあります。
1-01
1. 安全上のご注意
安全上のご注意
注 意
● つぎのような場所に据付けるときは,お買上げ先にご相談ください。
・潮風や腐食性ガスにさらされる場所
・揺れや振動の多い場所
● つぎのような場所に設置するときは,法律に適合しなければなりません。
適合場所が不明なときには,所轄の官庁にご相談ください。
・防災の妨げとなる場所
・消防用設備の周辺
・可燃物や可燃性ガスを扱う場所(ガソリンスタンド等)
・避難用の道路及び施設
● 警告表示類は常に正しく読めるように清掃や貼り替えをしてください。
見にくくなると事故発生の原因になります。
● 清掃するときは,電源を切ってください。
電源を切らずに作業すると感電,火傷,けがの原因になります。
● 作業が終了したら,排水バルブは「通常」側に戻してください。
水もれ事故の原因になります。
● 清掃などで取りはずした配管部品(飲料ホースなど)は,元の状態に戻してください。
ホースは15㎜以上差し込んでください。
水もれ事故の原因になります。
● 湯配管部品(湯弁,湯ポンプ等)の交換時は電源を切り,温水タンクの湯を抜いて
から行ってください。
湯を抜いた後も温水タンクや取付金,配管等が冷えていることを確認してください。
Oリングは傷付きが無い事を確認して確実に差し込んでください。
火傷や水もれの原因になります。
● 子供だけで使用したり,幼児の手が届く所で使用しないでください。
火傷の原因になります。
● 本機を廃棄するときは,専門の業者またはお買上げ先へ依頼してください。
放置による環境汚染や事故発生の原因になります。
● 国内で使用する目的で設計されています。
国外で使用すると,電源電圧が異なり,発火,発煙,焼損の原因になります。
● 次のような場所の機外配管は保護をしてください。
・50℃以上の高温部や湯のかかる場所
・踏みつける恐れのある場所
・ねずみ等にかじられる場所
配管の破れ等により,液もれの原因になります。
● 電源容量は必ず機器の定格に合わせてください。
許容電圧・電流の小さい電源を使用すると,火災の原因になります。
● 電源コンセントは他の製品と共用しないでください。
延長コードの使用やたこ足配線は,火災の原因になります。
● 電源コードは束ねて使用しないでください。
発熱して火災や感電の原因になります。
● 電源プラグは1年に1度定期的に点検し,ほこりを拭き取り,根元まで確実に差
し込んでください。
ほこりが付着したり,接続が不完全な場合は感電や火災の原因になります。
1-02
1. 安全上のご注意
安全上のご注意
注 意
● 電源コードの被覆が溶けることがありますので熱器具を近づけないでください。
火災,感電の原因になります。
● 漏電しゃ断器は月に1回以上テストボタンを押して電源が切れることを確認して
ください。
切れない場合は専門の修理技術者またはお買上げ先へ修理を依頼してください。
使用を続けると感電の原因になります。
● 漏電しゃ断器がたびたび動作したときは,専門の修理技術者またはお買上げ先へ
修理を依頼してください。
使用を続けると感電や火災の原因になります。
● 内部の動作部に触れないでください。
けがの原因になります。
● 温水タンク,加熱装置およびその接触部分にさわらないでください。
高温のため火傷の原因になります。
● 吐出口より熱湯や蒸気が出ますので,カップをカップトレイ(スノコ)の上に
置いてコーヒーをそそいでください。
そそぎ終わるまで手を入れないでください。
火傷の原因になります。
● テスト販売時などにスノコ(給湯部)に手を入れないでください。
熱湯が出て火傷の原因になります。
1-03
2.製品の仕様
仕様表
(1) コーヒーマシン
種
形
寸
法
質
量
類
式
幅
外形寸法
奥 行
高 さ
設置必要寸法
幅
奥 行
製 品 質 量
稼 動 時 質 量
選 択 ボ タ ン
定
電
源
格
電熱装置の消費電力
消 費 電 力
販 売 飲 料
原 料 収 容 量
原 料 搬 出 方 式
容 量
温水タンク
ヒータ
コーヒーブリュア
コーヒータンク
保 温 槽
制御装置
表示ランプ
容 量
容 量
ヒータ
方 式
電子カウンタ
タイマ機能
操作部
内 部
日 水 協 №
か す 処 理
排 水 方 式
安 全 装 置
全自動ドリップ式コーヒーマシン
DRIP2500X
600㎜
615㎜
925㎜
620㎜
625㎜
103㎏
123㎏
・コーヒー注出ボタン×3種(コーヒーPOT,コーヒー1,コーヒー2)
・アメリカンコーヒー注出ボタン×2種(アメリカン1,アメリカン2)
・HOT WATER注出ボタン×2種(HOT WATER1,HOT WATER2)
・抽出設定ボタン×4
3相 200V 50/60Hz 30A
電源コード2m 丸型端子(M5ネジ用)
単相 100V 50/60Hz 15A
電源コード3m 2極差込プラグ 6380W(3相)
6600W/6600W
レギュラーブラックコーヒー・アメリカンコーヒー・湯
有効容量:7.2L(約2㎏)×1
スクリュー搬出方式(モータ×1,吐出口×2)
9L
1000W×5
抽出方式:真空引き抽出方式 フィルタ:紙フィルタ(巾180㎜×長さ120m)
NFP-180(当社認定品)を使用 2L×2タンク
有効容量:6L
460W×3
マイコン制御
4種・累計売上数・売上量,期間売上数・売上量
ウォームアップ時刻:各1日3回曜日毎,毎日設定可能
・レベルゲージ×2
・電源ランプ(100V)
・チェックランプ
・電源ランプ(200V)
・営業開始/終了ボタン(ランプ)
・緊急停止ボタン
B-30
外部排出方式
外部排水
・漏電しゃ断器(100V)
・沸とう防止センサ(保温槽)
・空だき防止サーモ(温水タンク・保温槽)
2-01
2.製品の仕様
仕様表
(2) 洗浄キット
幅
本 外 形 寸 法 奥 行
体
高 さ
製 品 質 量
稼
幅
動 外 形 寸 法 奥 行
時
高 さ
適 用 タ ン ク
158㎜
221㎜
336㎜
3㎏
158㎜
221㎜
346㎜
専用塩素系液体洗剤(パーフェクトクリーナ)専用タンク(5L)使用
(3) 性能関係
ウォームアップ時間
温水タンク(上)
温度設定範囲 温水タンク(下)
保 温 槽
ブリュア洗浄
洗浄時の湯量, コーヒータンク洗浄
洗剤量,実施
時間
洗剤洗浄
コーヒー抽出時間(1.5L抽出時)
コーヒー
販売時吐出量 湯(HOT WATER)
アメリカン
約90分
(湯沸上がり約30分,空抽出(標準データ:6回)約60分)
設定範囲:30~99℃ 推奨使用範囲:90~97℃
設定範囲:30~99℃ 推奨使用範囲:90~97℃
設定範囲:30~99℃ 推奨使用範囲:80~90℃
湯量:80mL 所要時間:19秒
湯量:120mL 所要時間:13秒
(コーヒー排出時間は含まず)
湯量:40L 洗剤量:60mL 所要時間:120分
(洗浄待機時間30分,すすぎ回数6回)
3分25秒
120mL/4秒 170mL/5秒
160mL/5秒
2-02
2.製品の仕様
外形寸法図
(1) コーヒーマシン
YDM53Z2C048 C01
側 面 図
正 面 図
上 面 図
2-03
2.製品の仕様
外形寸法図
(2) 洗浄キット
YDM53X3B139 C01
背 面 図
側 面 図
上 面 図
2-04
2.製品の仕様
外部の名称とはたらき
(1) 外観図(コーヒーマシン)
5.キャニスタ
1.外扉
6.排気口
2.操作部
3.スノコ
4.排水トレイ
(2)名称とはたらき(コーヒーマシン)
名
1
2
3
4
5
6
外扉
操作部
スノコ
排水トレイ
キャニスタ
排気口
称
は
た
ら
き
本機前面の外観を構成する扉です
押釦,表示ランプなどから構成されているパネルです
カップの置き台です
販売時の飛散り湯を集めるトレイです
コーヒー原料を収納,搬出する容器です
排気ファンにより集められた蒸気を機外に出すための穴です
2-05
2.製品の仕様
内部の名称とはたらき
(1)内部構造図(コーヒーマシン)
1.レギュレータ基板
A部
2.温水タンク
3.外扉ダンパー
4.コーヒータンク(左)
43.内扉
5.コーヒータンク(左・右)
入口弁
6.保温槽
42.原料モータ
41.電源ランプ
(200V)
4.コーヒータンク(右)
40.営業開始/
終了ボタン
7.排気ファン
39.緊急停止
ボタン
8.アメリカン湯弁
38.漏電しゃ 9.HOT WATER弁
断器(100V)
37.コントロール
10.湯循環弁1・2
ボックス
11.左タンク圧力センサ
36.温水タンク
12.右タンク圧力センサ
給水弁
35.アスピレータ
13.湯循環ポンプ
給水弁
14.リレーボックス
34.コーヒーブリュア
15.リンスポンプ
33.かすシュート
16.コーヒータンク(左)
32.リモコン
エア抜き弁
31.温水タンク 18.コーヒータンク
排水コック
(左)減圧弁
30.湯ポンプ
20.コーヒータンク
(抽出用)
(左)加圧弁
29.湯ポンプ
21.コーヒータンク
(湯吐出用)
(右)加圧弁
28.湯ノズル
19.コーヒータンク
(右)減圧弁
27.コーヒタンク(右)
コンプレッサ
17.コーヒータンク(右)
26.コーヒタンク(左)
24.アスピレータ
22.保温槽排水 エア抜き弁
コンプレッサ
25.コーヒーノズル
23.ドアスイッチ
コック
44.コーヒータンク(左)洗浄湯弁
45.保温槽湯投入弁
46.シャワー湯投入弁
44.コーヒータンク(右)洗浄湯弁
47.むらし湯投入弁
48.ブリュア洗浄湯投入弁
A部詳細(前より見る)
2-06
2.製品の仕様
内部の名称とはたらき
(2) 名称とはたらき(コーヒーマシン)
名
称
レギュレータ基板
温水タンク
外扉ダンパー
コーヒータンク(左)
コーヒータンク(右)
5 コーヒータンク(左・右)入口弁
6 保温槽
1
2
3
4
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
排気ファン
アメリカン湯弁
HOT WATER弁
湯循環弁1・2
左タンク圧力センサ
右タンク圧力センサ
湯循環ポンプ
リレーボックス
リンスポンプ
コーヒータンク(左)エア抜き弁
コーヒータンク(右)エア抜き弁
コーヒータンク(左)減圧弁
コーヒータンク(右)減圧弁
コーヒータンク(左)加圧弁
コーヒータンク(右)加圧弁
保温槽排水コック
ドアスイッチ
は た
ら
き
直流電源の電圧を安定供給できるようにする装置です
湯を沸かし,それを貯留しておく容器です
開放中の外扉を保持します
抽出されたコーヒーを貯留しておく容器です(左右2個あります)
コーヒータンクにコーヒーを供給します
コーヒータンク内に入ったコーヒーをあたためて保温するためのお
湯を貯留しておく水槽です
コーヒーブリュアから発生する蒸気を機外に排気するファンです
アメリカンコーヒー販売時に添加用の湯を供給します
HOT WATER(湯)販売時の湯を供給します
販売配管内の湯を温水タンクに戻します
コーヒータンク内の圧力を測定します
保温槽内のお湯を循環させて飲料配管をあたためます
ヒータを駆動させるリレーを集めたボックスです
ブリュアを洗浄したときに発生する排水を機外に排水します
コーヒータンク内の圧力を抜く時に使用します
コーヒー抽出時にコーヒータンク内をアスピレータによって減圧す
る際に「開」になります
コーヒー販売時にコーヒータンクにコンプレッサによって加圧する
ときに「開」になります
保温槽の湯を抜く時に使用します
ブリュア前のカバーの開閉を検知します
(カバーが開いていると洗浄やブリュア抽出動作などは行いません)
アスピレータ
水をノズルから噴射させることによって真空を発生させる装置です
コーヒータンク内を減圧するのに使用します
コーヒーノズル
コーヒー飲料を販売するノズルです
コーヒータンク(左)コンプレッサ コーヒータンク内を加圧するのに使用します
コーヒータンク(右)コンプレッサ
湯ノズル
湯を販売するノズルです
湯ポンプ(湯吐出用)
温水タンクより湯を注出し,販売するためのポンプです
湯ポンプ(抽出用)
温水タンクよりコーヒーブリュアやコーヒータンク等に湯を供給す
るポンプです
温水タンク排水コック
温水タンク内の湯を抜く時に使用します
リモコン
必要なデータを入力,確認するときに使用します
かすシュート
コーヒーのかすや紙フィルタを機外の容器まで導くためのシュータ
です
コーヒーブリュア
粉になったコーヒー豆からレギュラーコーヒーを抽出する装置です
アスピレータ給水弁
アスピレータに水を給水します
温水タンク給水弁
温水タンクに水を給水します
コントロールボックス
本機の制御を行うボックスです
漏電しゃ断器(100V)
漏電があるとAC100V電源を自動的にしゃ断します
緊急停止ボタン
このボタンを押すとコーヒーブリュアに関連する動作(抽出,洗浄等)
が緊急停止します
再度,ボタンを押すと逆転動作を行います
営業開始/終了ボタン
営業開始(ウォームアップ動作)や終了動作を行う場合に使用しま
す。中のランプが点灯している時は営業モード,点滅している時は
洗浄モードであることを示します
電源ランプ(200V)
200V電源が入っている場合に点灯します
原料モータ
キャニスタからコーヒー原料を搬出するモータです
内扉
外扉を開けた状態でブリュアを動作させる場合に閉めて使用します
ブリュア動作時の動作部への侵入を防止します
コーヒータンク(左)洗浄湯弁 コーヒータンクの洗浄動作時に湯を供給します
コーヒータンク(右)洗浄湯弁
保温槽湯投入弁
保温槽に湯を供給します
シャワー湯投入弁
コーヒー抽出の為の湯を供給します
むらし湯投入弁
コーヒーブリュア内の原料を平坦にし,むらし動作を行う為の湯を
供給します
ブリュア洗浄湯投入弁
コーヒーブリュア内の洗浄を行う為の湯を供給します
2-07
2.製品の仕様
内部の名称とはたらき
(3) ドアスイッチについて
①外扉を開けた状態で抽出動作などを確認したい
場合は,ブリュア前の内扉を閉めた状態で行っ
てください。(ドアスイッチにより内扉の開閉
は検知されています)
外扉
内扉
②外扉が開いていて,内扉が開いている場合の各
動作は次の通りです。
a)販売ボタン:無効
b)抽出動作:延期(内扉を閉めたりした時点
で開始)
c)[洗浄]01「ブリュア洗浄」:洗浄可能
d)抽出後のブリュア洗浄:
延期(内扉を閉めたりした時点
で開始)
③各動作の実行中に内扉を開けたりした場合,各
動作は続行されます。
ただし,抽出動作は続行されますが,その後の
ブリュア洗浄は延期されます。
[!] ブリュアなど各部品の分解をしている場合
などは,内扉を閉めたりしないでください。
抽出やブリュア洗浄などの自動動作が開
始する場合があります。
2-08
ドアスイッチ
2.製品の仕様
内部の名称とはたらき
(4) 内部構造図(洗浄キット)
2.洗剤ポンプ
3.吸入パイプ
1.洗剤切れセンサ
(5) 名称とはたらき(洗浄キット)
名
称
1 洗剤切れセンサ
2 洗剤ポンプ
3 吸入パイプ
は た
ら
き
専用の洗剤タンク内の洗剤の残量を検知します
洗剤タンクより洗剤を吸い上げてコーヒーマシン内のブリュアに吐
出させるポンプです
専用の洗剤タンク内の洗剤を吸い上げるパイプです
2-09
2.製品の仕様
操作パネル部の仕様
(1) 操作パネルの名称
④レベルゲージ
①抽出設定ボタン(1~4)
⑦コーヒーPOTボタン
⑨コーヒー2ボタン
②電源ランプ(100V)
⑪アメリカン2ボタン
⑤HOT WATER 2ボタン
⑩アメリカン1ボタン
③チェックランプ
⑧コーヒー1ボタン
⑥HOT WATER 1ボタン
(2) ボタンランプの機能
名
称
① 抽出設定ボタン(1~4)
② 電源ランプ(100V)
機
能
・キーボードの[設定]01~04:「抽出設定1~4」で設定されて
いるパターンのどれを使用するかを選択するボタンです使用したい
抽出設定ボタンを押しますと,上のLEDランプが点灯します
・標準データの場合,抽出量は1>2>3>4の順になっています。
販売頻度によって切替えて使用します
・漏電しゃ断器がONされていて電源が入っている場合に点灯します
③ チェックランプ
・故障や売切が発生している場合に点滅します
詳細な内容は扉を開けてキーボードの故障表示をご覧ください
④ レベルゲージ
・コーヒータンク内の飲料量を示します
左側のゲージが左側コーヒータンク,右側のゲージが右側コーヒー
タンクを示します
抽出中は点滅し,動作時間が進むごとにゲージを2つずつ消灯させ
ていき,工程の進みぐあいを知らせます
洗剤洗浄の動作時間が進むごとにゲージを1つずつ点滅させてい
き,工程の進みぐあいを知らせます
⑤
HOT WATER 2
・ボタンを押すと設定されている量の湯を注出します
ボタン
・[設定]41で「定量」設定時,[設定]42「取出量設定」により取出
量を設定します
販
・[設定]41「押釦機能設定」により3種類の注出方法を選択できます
⑥
HOT WATER 1
・ボタンを押すと設定されている量の湯を注出します
ボタン
・[設定]42「取出量設定」により取出量を設定します
⑦ 売 コーヒーPOTボタン
・ボタンを押すと設定されている量のコーヒーを販売します
・[設定]41で「定量」設定時,[設定]42「取出量設定」により取出
量を設定します
ボ
・[設定]41「押釦機能設定」により3種類の注出方法を選択できます
⑧
コーヒー1ボタン
・ボタンを押すと設定されている量のコーヒーを販売します
・[設定]42「取出量設定」により取出量を設定します
⑨ タ コーヒー2ボタン
・ボタンを押すと設定されている量のコーヒーを販売します
・[設定]42「取出量設定」により取出量を設定します
⑩
アメリカン1ボタン
・ボタンを押すと設定されている量のアメリカンコーヒーを販売
ン
します
・[設定]42「取出量設定」により取出量を設定します
⑪
アメリカン2ボタン
・ボタンを押すと設定されている量のアメリカンコーヒーを販売
します
・[設定]42「取出量設定」により取出量を設定します
※ 販売ボタンはランプ点灯時販売有効で,ランプ消灯時は販売できません。
2-10
2.製品の仕様
原理図
コーヒーマシン本体
洗浄キット
流量
調整器
コーヒータンク
(右)洗
浄湯弁
洗剤
ポンプ
コーヒータンク
(左)洗
浄湯弁 保温槽湯
投入弁 むらし
湯投入弁
洗剤
タンク
温水タンク
排気ファン
ブリュア
洗浄湯
投入弁
キャニスタ
コーヒータンク(左)
入口弁
排気
ダクト
シャワー湯
投入弁
ブリュア洗
浄湯ノズル
むらし
湯ノズル
温ポンプ
(抽出用)
温水タンク
排水コック
保温槽
リンスポンプ
コーヒーブリュア
保温槽
排水コック
ブリュア洗浄湯
排出弁
左タンク圧力センサ
湯循環
ポンプ
エアコンプレッサ
アメリカン湯弁
温水タンク
給水弁
右タンク圧力センサ
コーヒータンク(左・右)
エア抜き弁
水道水
減圧弁
コーヒータンク(左・右)
加圧弁
アスピレータ
給水弁
アスピレータ
コーヒー
タンク
(右)
コーヒー
タンク
(左)
沸とう
防止サーモ
シャワー湯
ノズル
温ポンプ
(湯吐出用)
コーヒータンク
洗浄ノズル
コーヒータンク(右)
入口弁
HOT WATER弁
湯循環弁1・2
コーヒータンク(左・右)
減圧弁
湯ノズル
スノコ
排水
2-11
コーヒーノズル
排水
コーヒータンク
(左・右)
売切センサ
コーヒータンク
(左・右)
排出弁
コーヒータンク
(左・右)
販売弁
3.設置・立上げ
設置・立上げの作業手順
設置・立上げに必要な作業内容と作業順序を示します。作業の詳しい内容は本文をごらんください。
作業順序No.
チェック欄:作業が完了したら「∨」印を入れてください。
1
2
据付場所の選定
輸送用部品はずし
●環境条件
●振動のない水平なところ
●製品の周囲スペース
●輸送用テープ
4
3
配線の接続
給排水管の接続
(1)洗浄キットのカバーをはずし,配線
を接続
(1)給水配管の接続
・水道~コーヒーマシン
・洗浄キット~コーヒーマシン
(2)排水配管の接続
5
6
かすシュートの取付け
電源・アースの接続
(1)かすシュートの取付け
●アースの取付け ●三相200V 30A
●単相100V 15A ●漏電しゃ断器「ON」
8
7
紙フィルタの取付け
洗剤のライン充てん
(1)洗剤シャッタを「閉」状態にする
(2)ブリュアに紙フィルタを取付ける
9
(1)洗剤シャッタを「開」状態にする
(2)洗剤連続出しにてラインを充てんする
10
ウォームアップ
湯の流量調整
(1)営業開始/終了ボタンをブザーが鳴る
まで押し,カバーを閉める
→ウォームアップ動作開始
(約90分程お待ちください)
※ウォームアップ後,温水タンクの湯を
一度排水することをおすすめします
12
(1)紙送りスイッチを押して売切れを解除し
ます
(2)各種湯の流量調整を行います
※ウォームアップ終了後に行います
●シャワー湯
●むらし湯
11
コーヒー粉の吐出量調整
原料の充てん
●コーヒー粉
13
●原料をキャニスタに入れ,本体にセット
する
14
リモコン設定
抽出動作開始
●リモコンの各種項目を設定
●任意の抽出設定ボタンを押し,抽出動作
開始
15
コーヒーの流量調整
※コーヒータンク抽出後行います
●コーヒータンク(左)からのコーヒー
●コーヒータンク(右)からのコーヒー
以上で作業完了です。
3-01
3.設置・立上げ
据付け場所
このコーヒーマシンは 屋内設置専用 につくられ
ています。
設置・据付けについては,つぎの点にご注意くださ
い。
据付けは販売店に依頼してください。
(1) 環境条件の悪い所は避けてください
①通路や防災機器(消火栓等)を使用するのにじゃ
まになる場所には据付けしないでください。
②直射日光の当たる場所や,熱器具のそばには据付
けしないでください。
③水がかかるところ。
④給排水が不便なところ。
⑤周囲温度が35℃以上になったり,5℃以下になっ
たりするところ。
[!] 環境の悪いところでは,表示類の変色,塗
装の劣化,部品の腐食などを早めます。
(2) 振動のない水平なところに据付けてください
①傾斜がある床や弱い卓上は避け,振動のない
所に据付けてください。
②製品の傾きは前後左右1°以内になるように
設置してください。
[!] 製品の傾きは,製品の転倒および誤動作の
原因となることがあります。
(3) 設置する標高で設定温度を見直してください
温水タンク(上)(下)の湯温調温度設定は右表
を参照の上,沸点以下に設定してください。
設定温度が高すぎると吐出ノズルより熱湯や蒸気
が吐出する恐れがあります。
3-02
設置標高
0m
200m
400m
600m
800m
1000m
1200m
1400m
1600m
1800m
2000m
沸 点
100℃
99.3℃
98.7℃
98.0℃
97.4℃
96.7℃
96.0℃
95.4℃
94.7℃
94.0℃
93.4℃
温調設定の目安
97.0℃以下
96.5℃以下
95.5℃以下
95.0℃以下
94.5℃以下
93.5℃以下
93.0℃以下
92.5℃以下
91.5℃以下
91.0℃以下
90.5℃以下
3.設置・立上げ
据付け場所
(4) 必要なスペース
コーヒーマシンの据付け場所は,通気のため,つぎ
に示すスペースを確保してください。
(a)正面のスペース
(b)背面のスペース
(c)上面のスペース
(d)右側面のスペース
(e)左側面のスペース
500㎜以上(扉開閉スペース)
10mm以上
500㎜以上
10mm以上
10mm以上
(e)
(d)
(b)
[!] 排気口をふさがないでください。
(a)
[上より見る]
(c)
[横より見る]
(5) レベリング調整
レベリング調整は,据え付け場所に機械を設置した
後,行ってください。
①底面の4個のレベリング調整脚を回して本機の傾
きを前後・左右方向とも1°以内(50cmで8.7
mm)に調整してください。
[!] 機械の傾きは機械の誤動作の原因となるこ
とがあります。
②レベリング調整脚の高さは排水トレイの高さに合
わせて約50㎜に調整してください。
レベリング調整脚
(4本)
3-03
3.設置・立上げ
機械の据付け
(1) 電源の接続(単相100V)
①電源は必ず専用回路からとってください。
②電源は必ず専用コンセント(単相100V±10V,電流容量15A以上,アース付3極コンセント)からとって
ください。
お使いになる前や使用中は電源コードを点検してください。
[!] 接続が緩んだり,痛んだまま使用しますと感電,火災,やけどの原因になります。
[!] タコ足配線はしないでください。火災,電圧降下の原因となります。
(2) 電源の接続(三相200V)
①電源は必ず専用回路(三相200V±15V電流容量30A以上,
漏電しゃ断器付)からとってください。
[!] 接続作業の前に必ず元電源をOFFしてください。
②本機の三相のリード線は右表のようになっています。
リード線を専用回路のそれぞれの相に接続してくださ
い。
[!] 接続が緩んだり,痛んだまま使用しますと感電,
火災,やけどの原因になります。
[!] アースは万一の感電事故を防ぐためのもので
す。
安全のため必ず取り付けてください。
3-04
リード線の色
白
黒
赤
緑
接 続
R(U)相
S(V)相
T(W)相
アース(E)
3.設置・立上げ
機械の据付け
(3) 水道配管
①水道配管工事は,水道局の指定工事店に依頼して行っ
てください。
②水道と機械の間に手動のストップ弁(元栓)及び付属
の減圧弁を必ず取付けてください。
③水道水圧は最低0.075MPa{0.75kg/㎝2}必要です。
④水道給水量は機械入口にて最低1.2L/分必要です。
⑤凍結のおそれのあるところでは,配管及び弁の保温工
事を実施ください。
[!] 新設配管の時は,配管内のゴミ,臭いを取る
ため相当量の水を流してから機械と浄水器を
接続してください。
(4) こんなことにもご注意ください
◆ 感電にご注意ください
①製品に直接水をかけないでください。感電する恐れ
があります。また故障の原因になります。
②感電するおそれがありますので,内部の電気装置や
配線をさわる場合は漏電しゃ断器を切って運転を中
止し,電源プラグを抜いてからおこなってください。
◆ やけどにご注意ください
①湯または飲料を出すときは,カップをスノコに正し
く置いてから販売ボタンを押してください。
不用意に手を入れると熱湯がかかります。
3-05
3.設置・立上げ
配管接続
(1) 給・排水口部の位置
本機は給・排水ホースや電源コードなどが機体底面側にて接続されています。
本機を置いた場合,設置場所には下図の位置に穴をあけてください。
① 排水ホース用穴(R17.5×60長穴)
② 給水ホース用穴(Φ38)
③ 配線用穴(40×35長穴)
④ かすシュート用穴(57×177)
⑤ 洗浄キット用穴(30×40)
(前)
上方より見た際の各穴位置
3-06
3.設置・立上げ
配管接続
(2) 配管接続図
コーヒーマシン
電源コード
(単相100V,15A)
アース線
電源コード
(3相200V,30A)
減圧弁
(接続径R1/2)
ホース
(排水)×2
配線
(コーヒーマシン~洗浄キット)
給水口
洗浄キット
浄水器
洗浄タンク(5L)
ホース
(洗浄キット~コーヒーマシン)
※洗浄キットに使用する洗剤タンクは専用の5Lタンクをご使用ください。
① 付属部品
使 用 箇 所
・コーヒーマシン(下部)~排水
・コーヒーマシン(排水トレイ)~排水
ホース
内径Φ25×1m
内径Φ16×1m
3-07
専用バンド
1個
3個
パイプ
Lパイプ×1
3.設置・立上げ
配管接続
(3) コーヒーマシンよりの排水ホースの接続
コーヒーマシン本体よりの排水ホースは設置場所に
ホースの通し穴がない場合,次の方法で接続してく
ださい。
①L形ホース,パイプ,バンド,ホースを使用し,
右図の様に接続します。
②コーヒーマシン本体と置台とのすきまがほとんど
ありませんのでL形ホースは右図の様に50㎜で
カットし,折れ曲がらない様にしてください。
コーヒーマシン本体
50㎜
パイプ
(2本)
(オプション)
置台
L形ホース(2本)
(オプション)
バンド
(5個)
(オプション)
ホース
(内径φ25)
(4) 排水トレイよりの排水ホースの接続
①排水用のホース(内径φ16)を任意の長さに
カットします。
コーヒーマシン本体
②カットしたホースとLパイプ,バンドを使用し,
右図の様に接続します。
Lパイプ
排水トレイ
ホース
(内径φ16)
バンド
(3個)
配線接続
(1) 洗浄キットへの配線接続
①洗浄キットのねじ4本をはずし,カバーを取りは
ずします。
②配線接続口のねじ2本をはずします。
③コーヒーマシン本体からの配線(白2P,赤2P)
を洗浄キット内にて接続します。
④配線の取付金を先ほどのねじ2本で固定します。
3-08
ねじ
4本
カバー
配線
ねじにて
固定
取付金
赤2P
カプラ
ブッシュ
白2P
カプラ
洗剤
ポンプ
洗浄キット
3.設置・立上げ
かすシュートの取付け
(1) かすシュート(外部排出方式)のセット
①扉を開け,カバー(左下)を開けます。
②かすシュート(上)(下)を重ねた状態で本体
左下の床の角穴にはめ込みます。
③かすシュート(上)を上にずらしてフック部を
ブリュアに引っ掛けます。
④かすシュートの下にかすを入れる容器を準備し
てください。
かす
シュート(上)
カバー(左下)
フック部を
ブリュアに
引っ掛
ける
角穴にシュート
を入れる
かす
シュート(下)
機械の立上げ
(1) 漏電しゃ断器の操作
①扉を開けます。
レバー
②漏電しゃ断器のレバーをONします。
[!] 濡れた手で操作しないでください。
感電の恐れがあります。
[!] 月に1回はテストボタンを押してレバーが
OFFになることを確認してください。
3-09
漏電しゃ断器
3.設置・立上げ
機械の立上げ
(2) 洗剤のライン充てん
①洗剤シャッタを手前にスライドさせ「開」の状態
にします。
開
シャッタを「開」の
状態にする
②リモコンの[テスト]21連続出しテストにて「洗
剤」を選択します。
③[記憶/動作]キーを押します。
「洗剤」選択
④洗剤がライン内に充てんされ,ノズルより吐出さ
れたら[クリア/停止]キーを押し,停止させま
す。
⑤[完了]キーを押してテストモードを解除します。
[!] 洗剤が紙フィルタ等に落ちない様,カップ等
の容器で受けてください。
万一紙フィルタに落ちた場合は紙送りスイッ
チにて紙フィルタを送ってください。
[!] 洗剤に関する取扱方法については洗剤に記
載されている注記をご確認の上ご使用くださ
い。
3-10
テスト
→
→
→
×3
記憶
動作
完了
×n
→
開始
クリア
停止
停止
4.販売準備
紙フィルタの取付け
つぎの手順でコーヒーブリュア機構に紙フィルタを取付けてください。
(1) 洗剤シャッタの閉動作
①洗剤シャッタを奥にスライドさせ「閉」の状態に
します。
[!] シャッタが「開」状態になっているとウォーム
アップ動作は行いますが抽出動作は行えま
せん。
必ず「閉」状態にしてください。
シャッタを「閉」の
状態にする
閉
(2) 紙フィルタの取付け
①ストッパを少し持ち上げながら左にずらしはずし
ます。
②新しい紙フィルタを受け棒に挿入し,再度ストッ
パをセットします。
新しい
紙フィルタ
ストッパ
ローラ
受け棒
[!] このとき,紙フィルタの巻き方向にご注意く
ださい。(右図参照)
紙送り
スイッチ
③フィルタブロックのピンの手前側を持ち上げ,
ピンの下に紙フィルタを通して再度セットしま
す。
④紙フィルタの先端をシリンダとフィルタブロッ
クの間を通し,さらにドラムとローラの間を通
します。
ピン
ドラム
シリンダ
⑤ローラを持ち上げながら,紙フィルタがドラム
の幅一杯になるよう,また,たるみが無いよう
に直します。
ローラ
ピン
⑥紙送りスイッチを押し,紙フィルタをセットし
ます。
[!] 紙フィルタをセット後,紙送りスイッチを押さ
ないと「紙切れ」を解除できません。
4-01
フィルタブロック
ドラム
×不可
○ 良
4.販売準備
機内への給水
(1) ウォームアップ動作
外扉
[!] 設定時,本作業を行わないとコーヒーマシ
ン本体への給水は行われません。
①外扉を開け,営業開始/終了ボタンをブザーが鳴
るまで押しますと,本体への給水動作を開始しま
す。
②内扉を閉めてください。ウォームアップ動作(本
体への給水動作→加熱→ブリュア洗浄→コーヒー
タンク洗浄→空抽出)を行います。
[!] 内扉が開いたままですとブリュア洗浄を行
う手前で動作が止まりますので必ず内扉
を閉めてください。
◇ウォームアップ終了まで約90分かかります。
(終了時ブザーがなります。)
(水温15℃時)
内扉を
閉める
営業開始/
終了ボタン
(2) 温水タンクの洗浄
出荷時に実施しておりますが,臭い取り,洗浄の
ためおすすめします。
①ウォームアップ動作終了後,漏電しゃ断器を
OFFにします。
内扉
カバー
(左下)
②かすシュータを取り出し,その奥にある温水タ
ンクの排水コックを「開(排水)」側にし,一度
温水タンク内を空にします。
③排水コックを「閉(通常)」側に戻し,漏電しゃ
断器をONします。
温水タンクは自動的に再給水を行います。
開(排水)
閉(通常)
温水タンク排水コック
4-02
4.販売準備
湯の流量測定及び弁調整
湯の流量調整はリモコン操作と弁調整で行います。
湯
(1) 湯の流量調整テスト
①リモコンの[テスト]11で流量調整テストを行
い,湯を一定時間吐出します。
②容器で受け,その後メスシリンダに移し,流量
を測定します。
(「むらし湯」や「シャワー湯」を受ける際は
ブリュアのシリンダを取りはずします。)
③「HOT WATER」や「アメリカン湯」は測定値を入力します。
「シャワー湯」や「むらし湯」は流量が許容範囲内
であればデータをリモコン入力します。この場
合は弁調整はいりません。
④流量が許容範囲をはずれたときは,それぞれに
弁の調整をします。
「むらし湯」や「シャワー湯」の場合はねじ
5本をはずし,コーヒーマシンの上部パネルを
はずして調整します。
基準値
(mL)
シャワー湯 200
むらし湯
110
許容範囲
(mL)
吐出時間
(秒)
195~205
10秒
105~115
3秒
(参考値)
HOT WATER 測定値 50Hz時:約160
入力 60Hz時:約180
アメリカン湯
(参考値)
測定値 50Hz時:約155
入力 60Hz時:約170
ねじ(5本)
4秒
上部パネル
マイナスドライバ
(2) 湯の弁調整
①扉を開け,調整ねじを回して,湯の流量調整を
します。
流量調整
つまみ
(シャワー湯)
[!] 調整ねじは必ずマイナスドライバ等の工具
を使用してください。
直接手で触れますと火傷の恐れがあります。
流量調整
つまみ
(むらし湯)
[!] むらし湯とシャワー湯は吐出するとかなり
広い範囲に湯がとびちります。
内径Φ140~Φ150程の容器をフタに押し
当てて湯を受けることをおすすめします。
調 整 の 目 安
むらし湯
調整ねじ1回転で約10mL
シャワー湯
調整ねじ1回転で約80mL
シャワー湯ノズル
ブリュア洗浄湯ノズル
むらし湯ノズル
押し
当てる
Φ140~150
ブリュアフタ断面図
4-03
容器
(2L以上)
4.販売準備
原料の充てん
(1) 原料の充てん
①ふたをはずします。
ふた
原料
②原料をキャニスタに充てんします。
キャニスタ
(2) キャニスタの取付け
①原料こぼれ防止用のストッパを開け,機械の上
部よりキャニスタを差し込みセットします。
キャニスタ
コーヒーマシン上部
に差し込む
4-04
原料こぼれ防止用
ストッパを上げる
4.販売準備
粉系原料の吐出量測定
正しい原料吐出量を得るために,実際に販売しようとする原料の吐出レート(単位時間当たりの吐出量)
を測定し,このデータを記憶させる必要があります。ここでは,粉系原料の測定方法について説明します。
吐出量調整は「7.リモコン」を参照ください。
(1) コーヒー粉原料の吐出量測定
①あらかじめ,キャニスタ吐出口から原料を直接
受けるための容器(無い場合キャニスタふたを
使用してください)と,はかりを用意します。
ストッパ
ブリュアふた
②ブリュアのシリンダを取りはずします。
③リモコンを操作して,[テスト]11にて粉系原
料の5秒間吐出テストを行います。
④吐出した原料の重量を測定します。
⑤③,④を数回行い,平均吐出データを求めます。
⑥平均吐出データをリモコン入力します。
キャニスタふた
シリンダ
吐出量の標準データ
4-05
原料
吐出量
吐出時間
コーヒー
82g
5秒
4.販売準備
コーヒーの流量調整
(1) リモコンの各種設定
①リモコンには出荷時に標準データが設定されて
いますが,内容を確認し,設定変更が必要な物
は再設定を行います。
リモコン
(2) 抽出動作の開始
①扉を閉め,操作部の任意の抽出設定ボタンを押
します。
抽出動作を開始し,まず左側のコーヒータンク
に抽出します。
操作部
抽出設定ボタン
(3) コーヒー(左)の流量調整テスト
①リモコンの[テスト]11でまずコーヒータンク
(左)の流量調整テストを行い,一定時間吐出
します。
原 料
コーヒー(タンク左)
コーヒー(タンク右)
標準データ
吐出量
120mL
120mL
吐出時間
4秒
4秒
②容器で受け,その後メスシリンダに移し,流量
を測定します。
リモコン
③①~②を数回行い,平均データを求めます。
④平均データをリモコンに入力します。
(4) コーヒー(右)の流量調整テスト
[テスト]キー
①「コーヒーPOT」ボタン等でコーヒータンク
(左)のコーヒーを排出すると,再度抽出動作
を開始し,右側のコーヒータンクに抽出されま
す。
②(3)の①~④と同様の手順でコーヒータンク
(右)の流量調整テストを行い,平均データ
をリモコンに入力します。
4-06
5.日常の取扱い
開始時の作業
(1) 開始時の作業の流れ
手動での作業の場合
タイマによる作業の場合
温水コック排水コックを開け,温水タンク
内の湯を排水する(約5分間)
タイマが始動し,ウォームアップ動作を
開始
ウォームアップ終了まで約90分
湯沸上がりまで約30分
空抽出(標準データ:6回)で約60分
温水コック排水コックを閉める
洗剤シャッタを閉める
洗剤シャッタを閉める
ブリュアに紙フィルタをセット
ブリュアに紙フィルタをセット
紙送りスイッチを押して売切れを解除しま
す
ブザーが鳴るまで営業開始/終了ボタン
を押し,ウォームアップ動作を開始
ウォームアップ終了まで約90分
湯沸上がりまで約30分
空抽出(標準データ:6回)で約60分
原料キャニスタをセットする
紙送りスイッチを押して売切れを解除しま
[テスト]11にてコーヒー粉の送り出し
を行う
原料キャニスタをセットする
任意の抽出設定ボタンを押し,抽出動作
開始
[テスト]11にてコーヒー粉の送り出し
を行う
抽出動作終了後,「アメリカン1」「HO
T WATER 1」「コーヒー1」の各ボ
タンを押し,ライン内に充てんする
す
任意の抽出設定ボタンを押し,抽出動作
開始
抽出動作終了後,「アメリカン1」「HO
T WATER 1」「コーヒー1」の各ボ
タンを押し,ライン内に充てんする
営 業 開 始
5-01
5.日常の取扱い
開始時の作業
(2) 温水タンク・保温槽の排水
①温水タンクの排水コックを開き,排水を行っ
てください。(約5分間)
保温槽の方も排水コックを開き,排水を行う
とウォームアップ時間の短縮を行うことがで
きます。
温水タンク
排水コック
②排水作業終了後,必ずコックを閉めてくださ
い。
カバー
(左下)
ねじを
はずす
開
カバー
(右下)
閉
化粧ねじ(3本)を
ゆるめる
(3) 洗剤シャッタの閉動作
①洗剤シャッタを奥にスライドさせて「閉」の状態
にします。
[!] シャッタが「開」状態になっていると,ウォー
ムアップ動作の空抽出は行いますが抽出
動作は行えません。
必ず「閉」状態にしてください。
シャッタを「閉」の
状態にする
5-02
閉
保温槽
排水コック
5.日常の取扱い
開始時の作業
(4) 紙フィルタの取付け
①フィルタブロックのピンの手前側を持ち上げ,ピ
ンの下に紙フィルタを通して再度セットします。
②紙フィルタを引っ張り先端をシリンダとフィルタ
ブロックの間を通し,さらにドラムとローラの間
を通します。
新しい
紙フィルタ
ローラ
受け棒
③ローラを持ち上げながら,紙フィルタがドラムの
幅一杯になるよう,また,たるみが無いように直
します。
④紙送りスイッチを押し,紙フィルタをセットしま
す。
紙送り
スイッチ
ピン
ドラム
シリンダ
フィルタブロック
ローラ
ピン
×不可
ドラム
○ 良
(5) ウォームアップ動作
外扉
手動の場合
①外扉と内扉を開け,営業開始/終了ボタンをブ
ザーが鳴るまで押し続けますと,本体への給水
動作を開始します。
②内扉を閉めてください。ウォームアップ動作
(本体への給水動作→加熱→ブリュア洗浄→
コーヒータンク洗浄→空抽出)を行います。
内扉
営業開始/
終了ボタン
[!] 内扉が開いたままですとブリュア洗浄を行う
手前で動作が止まりますので必ず扉を閉め
てください。
◇ウォームアップ終了まで約90分程かかります。
終了時ブザーが鳴り,「HOT WATER 2」ボタン
や「HOT WATER 1」ボタンが点灯します
(水温15℃時)
③ウォームアップ終了後,必ず紙送りスイッチ押し
て売切れを解除します。
タイマ設定の場合
①[設定]80~87,「曜日別タイマ設定」にてウォー
ムアップ開始時刻を設定しておくと時間がくると
自動的に沸かし作業~空抽出までを行います。
②ウォームアップ終了後,必ず紙送りスイッチ押し
て売切れを解除します。
5-03
[設定]
キー
リモコン
5.日常の取扱い
開始時の作業
(6) キャニスタのセット
キャニスタ
①キャニスタ内の原料を確認し,無い場合や少ない
場合は補充します。
②原料こぼれ防止用のストッパを開け,機械の上部
よりキャニスタを差し込みセットします。
コーヒーマシン上部
に差し込む
原料こぼれ防止用
ストッパを上げる
(7) コーヒー粉の送り出し
①あらかじめキャニスタの吐出口から原料を直接受
けるための容器(無い場合はキャニスタふたを使
用してください)を用意します。
ストッパ
ブリュアふた
②ブリュアのシリンダを取りはずします。
③リモコンを操作して[テスト]11にて粉系原料
(コーヒー粉)の送り出しを行います。
④送り出された粉を取り除いた後,再度シリンダを
取付けます。
キャニスタふた
シリンダ
(8) 抽出動作とライン充てん
①操作部の任意の抽出設定ボタンを押して抽出動作
を行います。
②抽出終了後,「アメリカン1」,「HOT WAT
ER 1」 ,「コーヒー1」の各ボタンで1杯ず
つ取り出し,湯とコーヒーをラインに充てんし
ます。
[!] 抽出中に紙フィルタが無くなり「抽出中断」
または「ブリュア洗浄中断」のエラーが表示
された場合は紙フィルタを交換した後で紙
送りスイッチを押して,エラーを解除してくだ
さい。
操作部
抽出
設定ボタン
HOT WATER 1
ボタン
5-04
コーヒー1ボタン
アメリカン1ボタン
5.日常の取扱い
営業中の取扱い
(1) 抽出量の調整
①販売される量にあわせて1回分の抽出量を調整す
ることができます。
操作部の抽出設定ボタンを切替えてください。
次の抽出作業より抽出量がかわります。
②また抽出設定ボタンを長押しすると抽出設定を
解除します。この場合次の抽出作業に入りません。
操作部
抽出設定ボタン
(2) 原料の補充
キャニスタののぞき窓から原料が見えなくなったら
原料の補充を行ってください。
ふた
原料
[!] 原料が少なくなると原料吐出量のバラツキが
発生する恐れがあります。
①ふたをはずします。
②原料をキャニスタに補充します。
(3) 紙フィルタの取付け
キャニスタ
のぞき窓
①ストッパを少し持ち上げながら左にずらしはずし
ます。
②新しい紙フィルタを受け棒に挿入し,再度ストッ
パをセットします。
新しい
紙フィルタ
ストッパ
ローラ
受け棒
[!] このとき,紙フィルタの巻き方向にご注意くだ
さい。(右図参照)
③フィルタブロックのピンの手前側を持ち上げ,ピ
ンの下に紙フィルタを通して再度セットします。
④紙フィルタの先端をシリンダとフィルタブロック
の間を通し,さらにドラムとローラの間を通しま
す。
ピン
フィルタブロック
ドラム
シリンダ
ローラ
⑤ローラを持ち上げながら,紙フィルタがドラムの
幅一杯になるよう,また,たるみが無いように直
します。
⑥紙送りスイッチを押し,紙フィルタをセットしま
す。
[!] 紙フィルタをセット後,紙送りスイッチを押さ
ないと「紙切れ」を解除できません。
5-05
紙送り
スイッチ
ピン
×不可
ドラム
○ 良
5.日常の取扱い
終了時の作業
(1) 終了時の作業の流れ
[!] ブリュアなど各部品の分解をしている場合などは,内扉や外扉を閉めないでください。
抽出やブリュア洗浄などの自動動作が開始する場合があります。
キャニスタの取りはずし
各部の分解・洗浄・取付け
・シリンダ
・洗剤シャッタ
・原料シュート
・かすシュート
・シャワー湯ノズル
・ノズル部
(ブリュアふた)
・排水トレイ
・フィルタブロック
・スノコ
洗剤シャッタ「開」状態にする
ブザーが鳴るまで営業開始/終了ボタンを押し(点滅)
閉店動作開始
(洗剤洗浄・アスピレータ排水・ヒータOFF)
自動的に終了
(営業開始/終了ボタンのランプ消灯)
5-06
5.日常の取扱い
終了時の作業
(2) キャニスタの取りはずし
①キャニスタを持ち上げ,機械より取りはずします。
②原料こぼれ防止用のストッパをして,こぼれを防
ぎます。
キャニスタを
取りはずす
(3) ブリュア部の清掃
ブリュアシリンダの清掃
①外扉と内扉を開け,使用済みの紙フィルタを切り
取ります。
②両面のフックを開き,シリンダを取りはずします。
ふた
③洗剤により水洗いします。
④ドラム,ローラ,シリンダのフタを乾いた布にて
よく拭き取ります。
⑤紙送りスイッチを押して紙フィルタに落ちたかす
をかすシュートに入れます。
フック
ローラ
紙送り
スイッチ
洗剤シャッタの清掃
シリンダ
⑥洗剤シャッタのストッパを上にあげ,シャッタを
手前に取り出します。
⑦シャッタの中の洗剤を捨てて,水洗いをします。
紙フィルタ
ドラム
[!] 洗剤に関する取扱方法については,洗剤の
方に記載されている注記をご確認の上ご使
用ください。
⑧ノズルキャップをはずし,水洗いをします。
⑨洗剤ノズル吐出口もぬらした布などでよく拭き取
り,針などで吐出口を開通させます。
[!] 洗剤が固着し,飛び散りが発生する恐れが
ありますので必ず清掃を実施してください。
[!] 洗剤が固着した場合は,固着した洗剤を取
り除き,ノズル先端の穴をピン等でつついて
内部の洗剤も取り除いてください。
⑩Oリング側を上にしてノズルキャップを突き当た
るまで洗剤ノズルに差し込みます。
⑪シャッタを元の位置に入れて,ストッパをおろし
ます。
5-07
洗剤ノズル
Oリング
ストッパ
ノズルキャップ
シャッタ
5.日常の取扱い
終了時の作業
(3) ブリュア部の清掃(つづき)
原料シュートの清掃
ブリュアふた
⑫原料シュートを取りはずします。
⑬洗剤により洗浄します。
ブリュアふた・シャワー湯ノズルの清掃
⑭ふたはペーパータオルにてふき取ってください。
汚れがひどい場合はふたを手前に引き出し,取り
はずします。
⑮シャワー湯ノズルを回してふたより取りはずしま
す。
⑯洗剤により洗浄します。
フィルタブロックの清掃
⑰紙フィルタの使用した箇所は切り取ってかす
シュートに入れます。
メッシュ
⑱フィルタブロックを上にはずします。
この時,コーヒーをコーヒータンクに導くホース
もフックを上げてからはずします。
パッキン
はずす
フック
[!] ホースをはずすとフィルタブロック内に残って
いた飲料がたれて周囲を汚す場合がありま
す。ご注意ください。
⑲フィルタブロックからパッキンをめくり上げるよ
うにはずしてメッシュを取りはずし,洗剤により
洗浄します。
⑳清掃した各部品をよく乾燥させ,元の状態に組立
てます。
その際,コーヒータンクへのホースの接続ジョイ
ントは,右図のようにフックで確実にフィルタブ
ロックにセットされるようにしてください。
フィルタブロック
フィルタブロック
フックを接続ジョイント
の溝に入れる
[!] 接続ジョイントのホースバンドは取りはずさな
ないでください。また,Oリングの傷付き,欠
損が無いか確認ください。
[!] シリンダをセットする際,上下方向を間違えな
いようご注意ください。
また,斜めになっていたり,遊びの無い状態
で無理にセットしないようにしてください。
[!] シリコンパッキンを水平にしっかりセットして
ください。
漏れの原因となります。
5-08
→コーヒータンク
接続ジョイント
Oリング
5.日常の取扱い
終了時の作業
(4) かすシュート
①かすシュート(上)のフックをブリュアよりはず
し,下にスライドさせます。
②かすシュート(上)(下)が重なった状態で2つ
のシュートを上にあげて,取り出します。
かす
シュート(上)
③かすシュート(下)のかす容器の廃液・廃物を捨
てます。
カバー(左下)
フック部を
ブリュアに
引っ掛
ける
④洗剤にて洗浄します。
⑤よく乾燥させてから元の状態に取付けます。
かす
シュート(下)
(5) ノズル部
角穴にシュート
を入れる
①キャップを左側に回して取りはずします。
②キャップ,ホルダ,抵抗片,フィルタに分解し,
各部品を水洗いします。
③水をよく切り,元の状態に組立てて,元の位置に
再度取付けます。
ノズル
フィルタ
[!] 分解時にお湯が出る場合がありますので,
吐出口に手を持っていかないようにして分
解してください。
抵抗片
ホルダ
キャップを左回し
にはずす
(6) スノコ・排水トレイ
①スノコをはずします。
②洗剤にてスノコを水洗いします。
③乾いた布で水分をよく拭き取ります。
④排水トレイに湯を入れてブラシで汚れを落としま
す。
⑤汚れがひどい場合はコーヒーマシン本体より取り
はずし,排水トレイ(内)と排水トレイ(外),
スノコに分解します。
洗剤などで水洗いを行います。
[!] 清掃を怠りますと廃液の悪臭が販売飲料に
移ったり,カビが発生することがありますの
で常に清潔にしてください。
5-09
スノコ
排水トレイ(内)
排水トレイ(外)
5.日常の取扱い
終了時の作業
(7) 洗剤シャッタの開動作
①洗剤シャッタを手前にスライドさせ「開」の状態
にします。
[!] シャッタが「閉」状態になっていると洗剤洗浄
動作が行えません。
必ず「開」状態にしてください。
②内扉を閉めます。
開
シャッタを「開」の
状態にする
(8) 洗剤洗浄動作の開始
①営業開始/終了ボタンをブザーが鳴るまで押し続
けるとリモコンに「シュウリョウドウサチュウ」と表示され
ます。
ランプが点滅し,閉店動作(洗剤洗浄,アスピ
レータ排水・ヒータOFF。温水タンク,保温
槽・給水動作停止)に入ります。
②外扉を開けたまま洗剤洗浄動作を確認します。
[!] 本作業を行う場合,内扉は必ず閉めてくだ
さい。開いていますと洗剤洗浄動作を行い
ません。
[!] 洗剤が出ない,または周辺に飛び散る場合
は漏電しゃ断器をOFFし,閉店動作を中断
して洗剤ノズル吐出口を針などで開通させ
てください。
③水漏れ,セット不良等の異常が無いか確認後,
外扉を閉めます。
④全工程が終了すると約1時間後自動的に終了しま
す。
5-10
外扉
内扉を
閉める
営業開始/
終了ボタンを
ブザーが鳴
るまで押す
6.定期的清掃と点検
清掃周期と清掃箇所
販売商品の衛生管理及び製品機能の保持のため,機械の清掃を定期的に行うことが必要です。
機械の清掃は厚生省の通達でも指示されていますので,つぎの清掃管理を実施してください。
定期的清掃
◇曜日別タイマ設定による洗浄
などの機能を活用して,つね
に,きれいな状態にしてくだ
さい。
◇毎日の清掃箇所については
「5.日常の取扱い」をご
覧ください。
清掃周期
(1)1週間
清掃箇所
●排気ファンフィルタ
●排気ダクト
●ブリュアふた
清掃周期
清掃箇所
(2)1~3ヶ月
●保温槽
●キャニスタ
(3)1~6ヶ月
●酸洗浄
6-01
6.定期的清掃と点検
1週間毎の清掃
本清掃作業は営業終了動作後に行ってください。
排気ダクト
(1) 排気ファンフィルタ
①フィルタを前方へ引き出します。
ブリュア
②フィルタを水洗いします。
③水切りしてから取付けます。
(2) 排気ダクト
①排気ダクトをはずします。
②内面をブラシ等で洗浄します。
③水切りしてから取付けます。
(3) ブリュアふた
①両面のフックを開き,シリンダを取りはずします。
②ふたを手前に引き出し,取りはずします。
③シャワー湯ノズルを回してふたより取りはずしま
す。
④洗剤により洗浄します。
特に各ノズル部は,ブラシで洗浄してください。
⑤各部品をよく乾燥させ,元の状態に組立てます。
6-02
ブリュアふた
フィルタ
排気ファン
6.定期的清掃と点検
1~3ヶ月毎の清掃
本清掃作業は営業終了動作後に行ってください。
(1) 保温槽
①保温槽の排水コックを「開」にし,保温槽内の湯
を全て排出します。
②営業開始/終了ボタンをブザーが鳴るまで押して,
ウォームアップ動作をはじめると保温槽へ自動的
に給水します。
[!] 水質が悪くて付着物が多い場合,または1
年に1回以上は保温槽が冷えてから内部
をブラシにて充分洗ってください。
カバー(右下)
保温槽
排水コック
開
ねじを
はずす
化粧ねじ(3本)を
ゆるめる
閉
保温槽排水コック
(2) キャニスタ
①キャニスタを取りはずします。
このとき原料こぼれ防止用のストッパを使ってく
ださい。
キャニスタを
取りはずす
②中の原料を清潔な原料袋に移してください。
③キャニスタ内部のホイールを回転しないように上
から押さえながらスクリュの歯車を時計回りに回
転し,取りはずします。
④ストッパを開け,口金の両側面を押しながら取り
はずします。
歯車
キャニスタ
⑤乾いたブラシでキャニスタ内のコーヒー粉等を落
とします。
ストッパ
⑥ブラシと洗剤を使い,スクリュを水洗いします。
その後,水分をふき取り,よく乾燥させます。
⑦元の状態に組立てます。
ホイール
[!] キャニスタが濡れたままで原料を投入すると
原料が吸湿・固化しますのでご注意ください。
[!] キャニスタ清掃後は必ずコーヒー粉の流量
調整を行ってください。
6-03
スクリュー
口金
6.定期的清掃と点検
点検のしかた
(1)漏電しゃ断器
①テストボタンを押してレバーが「OFF」になれ
ば正常です。
(2)流量調整
①リモコンの[テスト]11でコーヒー粉原料の吐出
量調整を週1回必ずおこなってください。
(詳細は4­05ページを参照ください)
レバー
ストッパ
漏電しゃ断器
ブリュアふた
②同様に「むらし湯」,「シャワー湯」,「HOT WATER」
「アメリカン湯」の流量調整を週一回必ず行ってくださ
い。
キャニスタふた
6-0䠐
シリンダ
7.リモコン
リモコンの外観
7-01
7.リモコン
リモコンの表示
(1)操作キー及びモニタランプ
操作キーの機能はつぎのとおりです。
専
用
キ
|
設
定
・抽出項目やタイマなどの設定
及び確認に使用
点
検
・電子カウンタや売切及び故障
内容などの表示に使用
テスト
・各種テストなどを行うときに
使用
・カーソルキーと呼ぶ
・[ ][ ]キーは各
キーの項目№を選択すると
きに使用
また,各項目の設定項目に
カーソルを移動させる場合
にも使用
・[ ][ ]キーは各
項目の設定項目にカーソル
を移動させるのに使用
また,データ入力時の数値
の増減や設定選択を行うと
きにも使用
・洗浄を行うときに使用
洗
浄
強制排出
制
御
キ
・コーヒータンク内の飲料を強 |
制排出するのに使用
記憶
動作
クリア
停止
7-02
・設定データを記憶させるの
に使用
・[テスト]キーによる流量
調整動作や出力テストの開
始時に使用
・過去売切や故障などの履歴
をクリアするのに使用
・また,流量調整テストや,
出力テストの停止にも使用
完了
・リモコンの操作を終了させ,
待機状態に戻すときに使用
データ
入力
・設定データを変更する時に
使用
7.リモコン
キーの基本操作
(1) 設定をするとき
項目№選択
設定
または
設定項目選択
→
設定
×n
→
→
データ入力
→
データ
入力
データ記憶
→
項目№選択
調整テスト開始
→
テスト
記憶
動作
データ
入力
→
→
記憶
動作
データ入力
→
待機中に戻す
データ記憶
→
完了
待機中に戻す
→
記憶
動作
完了
・流量調整
(2) テストをするとき
項目№選択
テスト
×n
または
テスト
設定項目選択
→
→
→
テスト開始
記憶
動作
テスト終了
→
クリア
停止
待機中に戻す
→
完了
(3) 洗浄及び強制排出のとき
項目№選択
洗浄
×n
専用キーの選択
または
洗浄
→
設定項目選択
→
動作開始
待機中に戻す
→
記憶
動作
完了
強制排出
(4) クリアするとき(過去売切,故障,期間売上数,期間売上量,期間廃棄量)
項目№選択
点検
×n
または
点検
リセット
→
→
クリア
停止
待機中に戻す
→
完了
3秒間長押し
(5) 確認するとき
項目№選択
設定
×n
項目№選択
点検
×n
項目№選択
テスト
×n
または
設定
→
設定項目選択
待機中に戻す
または
点検
完了
→
または
テスト
→
7-03
7.リモコン
リモコンの操作項目
設 定
項
目
№
01
02
03
04
[点検]99
項
目
抽出設定1
抽出設定2
抽出設定3
抽出設定4
名
内 容
無
・ コーヒー抽出に必要なデータを設定します。
開始残量……………抽出を開始する残量を設定しま
す。
抽出量………………抽出の出来上がり量を設定しま
す。
抽出量-蒸らし湯量+シャワー
湯増量が2回目の投湯量となり
ます。
コーヒー粉量…………
抽出時の粉量を設定します。
△○○
△△○
○○○
△△○
蒸らし投湯
待機時間…………コーヒー粉投入開始から何秒後
に蒸らし湯を投入するかを設定
します。
蒸らし投湯待機時間>原料投入
完了の場合,原料投入完了した
時点で,蒸らし投湯待機を終了し
ます。
1回目蒸らし湯量……1回目の蒸らし湯量を設定します。 △ △ ○
1回目蒸らし時間……1回目蒸らし湯を投湯後,次の湯 △ ○ ○
を投湯するまでの時間を設定しま
す。
2回目蒸らし湯量……2回目の蒸らし湯量を設定します。 △ △ ○
0 1
カ
チ
コ
)
イ
ュ
ー
チ
シ
ウ
ヒ
ュ
サ
シ
ー
ウ
゙
ュ
コ
シ
ン
ツ
ナ
ュ
リ
リ
リ
0 1
ム
ム
ム
)
ラ
ラ
ラ
チ
シ
シ
シ
ュ
ユ
ユ
シ
ウ
タ
リ
゛
シ
イ
ョ
カ
ュ ツ セ ッ テ イ 1
キ
0 . 0 s
ウ 1
0 4 3 5 mL
ン 1
2 2 s
0 1
ム
ム
キ
)
ラ
ラ
ュ
チ
シ
シ
ウ
ュ
ユ
シ
イ
ウ
リ
゛
ン
シ
ョ
カ
タ
ュ
ウ
ン
イ
0 1
キ
フ
シ
)
ュ
ア
ャ
チ
ウ
ツ
ワ
ュ
イ
シ
ー
ウ
ン
キ
ユ
シ
シ
イ
ソ
ュ ツ セ ッ テ
゛ カ ン
0
チ
- 2
゛ ウ
1
0 1
リ
コ
*
)
ン
ー
サ
チ
ス
ヒ
イ
ュ
ホ
ー
コ
ウ
゚
タ
゙
シ
ン
ン
ノ
ュ
フ
ク
カ
0 4
カ
チ
コ
)
イ
ュ
ー
チ
シ
ウ
ヒ
ュ
サ
シ
ー
ウ
゙
ュ
コ
シ
ン
ツ
ナ
ュ
リ
リ
リ
0 4
ム
ム
ム
)
ラ
ラ
ラ
チ
シ
シ
シ
ュ
ユ
ユ
シ
ウ
タ
リ
゛
シ
イ
ョ
カ
ュ ツ セ ッ テ イ 4
キ
0 . 0 s
ウ 1
0 0 0 0 mL
ン 1
0 0 s
0 4
ム
ム
キ
)
ラ
ラ
ユ
チ
シ
シ
ウ
ュ
ユ
シ
イ
ウ
リ
゛
ン
シ
ョ
カ
タ
ュ
ウ
ン
イ
0 4
キ
フ
シ
)
ュ
ア
ャ
チ
ウ
ツ
ワ
ュ
イ
シ
ー
ウ
ン
キ
ユ
シ
シ
イ
ソ
ュ ツ セ ッ テ
゛ カ ン
0
チ
- 2
゛ ウ
0
0 4
リ
コ
*
)
ン
ー
サ
チ
ス
ヒ
イ
ュ
ホ
ー
コ
ウ
゚
タ
゙
シ
ン
ン
ノ
ュ
フ
ク
カ
△○○
△○○
○○○
△△○
△△○
△△○
△△○
<抽出設定に関連する内容>
選択中の抽出ボタンを1秒長押しすることにより
選択された抽出パターンを解除することが可能
です。
ツ
ョ
ョ
ョ
セ ッ テ イ 1
ウ
1 . 0 L
ウ
1 . 2 L
ウ
0 8 8 g
ツ セ ッ テ イ 1
2
0 0 0 0 mL
2
0 0 s
キ
1 5 s
ツ
゚
セ
゙
セ
シ
ン
メ
ッ
゙
シ
ン
イ
9
3
8
1
5 s
K p a
3 mL
テ イ 1
カ ン 0 7 s
゙ ョ ウ ア リ
*
〜
2回目蒸らし時間……2回目蒸らし湯を投湯後,次の湯
を投湯するまでの時間を設定しま
す。
吸引待機時間………シャワー湯投湯開始から何秒後
にコーヒーを引き始めるかを設定
します。
吸引時間……………アスピレータでコーヒーを吸引す
る時間を設定します。
負圧閾値……………アスピレータでコーヒーを吸引す
る時の圧力を設定します。
シャワー湯増量…… コーヒーの粉湯が吸収されてしま
う為に出来上がり量を補正しま
す。
リンスポンプ時間……ブリュア内に残ったコーヒーを排
出する時間を設定します。
コーヒータンク洗浄…コーヒーがなくなった後のコーヒー
タンク洗浄を行うか,行わないか
を選択できます。
液 晶 表 示 例
4 10
桁桁
ツ
ョ
ョ
ョ
セ ッ テ イ 4
ウ
0 . 0 L
ウ
0 . 0 L
ウ
0 0 0 g
ツ セ ッ テ イ 4
2
0 0 0 0 mL
2
0 0 s
キ
0 0 s
ツ
゚
セ
゙
セ
シ
ン
メ
ッ
゙
シ
ン
イ
0
3
0
4
0 s
K p a
0 mL
テ イ 4
カ ン 0 7 s
゙ ョ ウ ア リ
*
※[点検]99:メンテナンスコード入力画面への入力(入力無・4桁入力・10桁入力の3通り)により,
設定・表示画面が異なります。表の印にてご確認ください。
×:表示しない △:表示のみ ○:表示・設定(入力)可能
7-04
7-06
7-07
7-08
92
クイックエラー解除
・ アルカリ洗浄中断異常を解除するための動作を行いま
す。(アルカリ洗浄中断異常が発生していない時は実行
できません。)
ブリュアすすぎ、コーヒータンクすすぎを各1回(固定)
ずつ行います。
・ 動作終了時にアルカリ洗浄中断異常を解除します。
・ すすぎが各1回固定ですので終了後、残留塩素を確
認願います。
7-09
9 2 ) ク イ ッ ク エ ラ ー カ イ ジョ
ア ル カ リ セ ン ジョ ウ
* サ イ コ ノ ガメ ン *
7-10
・表示しません。
7-12
7-13
・表示しません。
クイックエラー アルカリ洗浄
解除
7-14
7.リモコン
立上げ時に必要な設定
(1) 現在時刻設定
現在の年,月,日,曜日,時,分の設定を行う必要があります。次の手順で設定を実施してください。
◆ 2007年2月12日午後3時20分に設定する場合
手
順
操 作 手 順
■ 反転文字 : カーソル点滅
操作キー
液 晶 表 示 例
① 専用キー選択(現在時刻設定)
設定
×n
7 1 )
> 2 0
0 0
* サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 0 - 0 0
S U N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1 )
> 2 0
0 0
* サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 0 - 0 0
S U N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1 )
> 2 0
0 0
* サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 0 - 0 0
S U N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1 )
> 2 0
0 0
* サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 2 - 0 0
S U N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1 )
> 2 0
0 0
* サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 2 - 1 2
S U N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1 )
> 2 0
0 0
* サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 2 - 1 2
MO N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1
2
> 0
*
)
0
0
サ
ケ
0
:
イ
゙
7
0
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 2 - 1 2
MO N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
7 1
2
> 1
*
)
0
5
サ
ケ
0
:
イ
゙
7
2
コ
ン サ ゙ イ シ ゛ コ ク セ ッ テ
- 0 2 - 1 2
MO N
0
゙ ノ カ ゙ メ ン *
② データ入力開始
データ
入力
③ カーソル移動(月)
④ データ入力(00→02)
×2
⑤ ③~④と同様の手順で日を設定
⑥ 記憶
記憶
動作
⑦ 設定項目移動
⑧ ②~⑥と同様の手順で時分を設定
⑨ 完了
完了
7-䠍䠑
0 2 / 1 2
MO N
1 5 : 2 0
ホ カ ン
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
7.リモコン
立上げ時に必要な設定
(2) 流量調整
◆ コーヒー粉の流量調整を行う場合
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
① 専用キー選択
1 1 ) リ ュ ウ リ ョ ウ チ ョ ウ セ イ
テスト
> コ ー ヒ ー コ ナ
×2
8 2 . 0 g
タ ン ク
ヒ タ ゙ リ
1 2 0 mL
タ ン ク
ミ キ ゙
1 2 0 mL
② 流量調整テスト開始
1 1 ) リ ュ ウ リ ョ ウ チ ョ ウ セ イ
記憶
動作
③ ②の作業を数回行い平均吐出量の
データを求める
> コ ー ヒ ー コ ナ
8 2 . 0 g
タ ン ク
ヒ タ ゙ リ
1 2 0 mL
タ ン ク
ミ キ ゙
1 2 0 mL
1 1 ) リ ュ ウ リ ョ ウ チ ョ ウ セ イ
記憶
動作
> コ ー ヒ ー コ ナ
8 2 . 0 g
タ ン ク
ヒ タ ゙ リ
1 2 0 mL
タ ン ク
ミ キ ゙
1 2 0 mL
④ データ入力開始
データ
入力
⑤ 平均吐出量をデータ入力
(85mLの場合)
1 1 ) リ ュ ウ リ ョ ウ チ ョ ウ セ イ
> コ ー ヒ ー コ ナ
8 2 .
0 g
タ ン ク
ヒ タ ゙ リ
1 2 0 mL
タ ン ク
ミ キ ゙
1 2 0 mL
1 1 ) リ ュ ウ リ ョ ウ チ ョ ウ セ イ
×n
⑥ 記憶
> コ ー ヒ ー コ ナ
8 5 .
0 g
タ ン ク
ヒ タ ゙ リ
1 2 0 mL
タ ン ク
ミ キ ゙
1 2 0 mL
1 1 ) リ ュ ウ リ ョ ウ チ ョ ウ セ イ
記憶
動作
> コ ー ヒ ー コ ナ
8 5 . 0 g
タ ン ク
ヒ タ ゙ リ
1 2 0 mL
タ ン ク
ミ キ ゙
1 2 0 mL
⑦ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
7-䠍䠒
7.リモコン
立上げ時に必要な設定
(3) 抽出量設定
◆ 抽出設定1のデータを下記の様に変更する場合
抽出量:1.2L→1.5L
手
順
操 作 手 順
■ 反転文字 : カーソル点滅
操作キー
液 晶 表 示 例
① 専用キー選択
0 1 ) チ ュ ウ シ ュ ツ セ ッ テ イ 1
設定
> カ イ シ サ ゙ ン リ ョ ウ
1 . 0 L
チ ュ ウ シ ュ ツ リ ョ ウ
1 . 2 L
コ ー ヒ ー コ ナ リ ョ ウ
0 8 8 g
② 設定項目移動
0 1 ) チ ュ ウ シ ュ ツ セ ッ テ イ 1
×1
カ イ シ サ ゙ ン リ ョ ウ
1 . 0 L
> チ ュ ウ シ ュ ツ リ ョ ウ
1 . 2 L
コ ー ヒ ー コ ナ リ ョ ウ
0 8 8 g
③ データ入力開始
0 1 ) チ ュ ウ シ ュ ツ セ ッ テ イ 1
データ
入力
カ イ シ サ ゙ ン リ ョ ウ
> チ ュ ウ シ ュ ツ リ ョ ウ
コ ー ヒ ー コ ナ リ ョ ウ
④ データ入力
(1.2L→1.5L)
1 . 0 L
1 .
2 L
0 8 8 g
0 1 ) チ ュ ウ シ ュ ツ セ ッ テ イ 1
カ イ シ サ ゙ ン リ ョ ウ
×3
> チ ュ ウ シ ュ ツ リ ョ ウ
コ ー ヒ ー コ ナ リ ョ ウ
1 . 0 L
1 .
5 L
0 8 8 g
⑤ 記憶
0 1 ) チ ュ ウ シ ュ ツ セ ッ テ イ 1
記憶
動作
カ イ シ サ ゙ ン リ ョ ウ
1 . 0 L
> チ ュ ウ シ ュ ツ リ ョ ウ
1 . 5 L
コ ー ヒ ー コ ナ リ ョ ウ
0 8 8 g
⑥ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
7-䠍䠓
7.リモコン
立上げ時に必要な設定
(4) 曜日別タイマ設定
◆ 日曜日のタイマ設定を下記の様にする場合
ウォームアップ開始時間(1回目) 99:00→06:00
手
順
操 作 手 順
操作キー
① 専用キー選択
(曜日別タイマ設定(日曜))
設定
×14
■ 反転文字 : カーソル点滅
液 晶 表 示 例
8 1 ) タ イ マ セ ッ テ イ
ニ チ ヨ ウ
> ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 1
9 9 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 2
9 9 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 3
9 9 : 0 0
② データ入力開始
8 1 ) タ イ マ セ ッ テ イ
データ
入力
③ データ入力
(99→06)
×7
ニ チ ヨ ウ
> ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 1
9 9 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 2
9 9 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 3
9 9 : 0 0
8 1 ) タ イ マ セ ッ テ イ
ニ チ ヨ ウ
> ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 1
0 6 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 2
9 9 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 3
9 9 : 0 0
④ 記憶
記憶
動作
8 1 ) タ イ マ セ ッ テ イ
ニ チ ヨ ウ
> ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 1
0 6 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 2
9 9 : 0 0
ウ ォ ー ム ア ッ フ ゚ 3
9 9 : 0 0
⑤ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
7-䠍䠔
12.故障診断
現在の売切れモニタ
チェックランプが点滅している場合,売切または故障が発生しています。リモコンにてご確認くだ
さい。チェックランプが点滅している時でもコーヒータンクレベルゲージの動作が抽出中の場合は
しばらくお待ちください。
(1) 現在の売切れ確認
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
待機状態
0 2 / 1 2
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
① 専用キー選択
3 1 ) ケ ゛ ン サ ゛ イ ノ キ レ
点検
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×8
1 4 : 5 0
ヘ °ー ハ °ー フ ィ ル タ キ ゙ レ
② カーソル移動
3 1 ) ケ ゛ ン サ ゛ イ ノ キ レ
* サ イ コ ゙ ノ カ ゙ メ ン *
×1
③ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
ヘ °ー ハ °ー フ ィ ル タ キ ゙ レ
S
※1
※1
本機で売切異常が発生するとつぎの文字が点滅します。
「S」:売切時
䠔䠉䠌䠍
12.故障診断
現在の故障モニタ
(1) 現在の故障確認
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
待機状態
0 2 / 1 2
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
① 専用キー選択
3 2 ) ケ ゛ ン サ ゛ イ ノ コ シ ョ ウ
点検
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×9
1 4 : 5 0
カ ミ オ ク リ モ ー タ イ シ ゙ ョ ウ
② カーソル移動
3 2 ) ケ ゛ ン サ ゛ イ ノ コ シ ョ ウ
* サ イ コ ゙ ノ カ ゙ メ ン *
×1
③ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
カ ミ オ ク リ モ ー タ イ シ ゙ ョ ウ
E
※1
※1
本機で故障異常が発生するとつぎの文字が点滅します。
「E」:故障時
䠔䠉䠌䠎
12.故障診断
過去の売切れモニタ
(1) 過去の売切れ確認
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
待機状態
0 2 / 1 2
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
① 専用キー選択
3 3 ) カ コ ノ キ レ
点検
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×10
1 4 : 5 0
ヘ °ー ハ °ー フ ィ ル タ キ ゙ レ
② カーソル移動
3 3 ) カ コ ノ キ レ
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×1
1 4 : 4 8
コ ー ヒ ー キ ゙ レ
③ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
䠔䠉䠌䠏
12.故障診断
過去の売切れモニタ
(2) 過去の売切れのクリア
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
待機状態
0 2 / 1 2
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
① 専用キー選択
3 3 ) カ コ ノ キ レ
点検
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×10
1 4 : 5 0
ヘ °ー ハ °ー フ ィ ル タ キ ゙ レ
② データクリア
3 3 ) カ コ ノ キ レ
クリア
停止
キ レ ナ シ
クリアされるまで押す
③ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
䠔䠉䠌䠐
12.故障診断
過去の故障モニタ
(1) 過去の故障確認
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
待機状態
0 2 / 1 2
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
① 専用キー選択
3 4 ) カ コ ノ コ シ ョ ウ
点検
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×11
1 4 : 5 0
フ ゛ リ ュ ア イ シ ゛ ョ ウ
② カーソル移動
3 4 ) カ コ ノ コ シ ョ ウ
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×1
1 4 : 4 7
オ ン ス イ キ ュ ウ ス イ エ ラ ー
③ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
䠔䠉䠌䠑
12.故障診断
過去の故障モニタ
(2) 過去の故障のクリア
■ 反転文字 : カーソル点滅
手
順
操 作 手 順
操作キー
液 晶 表 示 例
待機状態
0 2 / 1 2
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
① 専用キー選択
3 4 ) カ コ ノ コ シ ョ ウ
点検
2 0 0 6 - 0 2 - 1 2
×11
1 4 : 5 0
フ ゛ リ ュ ア イ シ ゛ ョ ウ
② データクリア
3 4 ) カ コ ノ コ シ ョ ウ
クリア
停止
コ シ ョ ウ ナ シ
クリアされるまで押す
③ 完了
0 2 / 1 2
完了
ホ カ ン
MO N
1 5 : 2 0
L 0 0 0 フ ン R 0 0 0 フ ン
セ ッ テ イ 0 . 0 / 0 . 0 ト ゙ ア カ イ
䠔䠉䠌䠒
12.故障診断
売切コード一覧表
(1)売切コード一覧表(その1)
№
売切名
501 洗剤ノズル
シャッター開
売切表示文字
センザイノズルシャッタカイ
502 洗剤ノズル
シャッター閉
センザイノズルシャッタヘイ
503 ブリュアホース
未セット
ブリュアホースミセット
511 ウォームアップ中
ウォームアップチュウ
抽出を開始時に洗剤ノズルのシ
ャッターが開を検知していると
き
アルカリ洗浄開始時に洗剤ノズ
ルのシャッターが閉を検知して
いるとき
フィルタブロックに接続ジョイ
ントが正しくセットされていな
いとき
ウォームアップ中のとき
売 切 内 容
513 営業終了動作中
シュウリョウドウサチュウ
営業終了動作中のとき
521 カスバケツ
満杯検知
カスバケツマンパイ
かすバケツが満杯のとき
(かすバケツ有設定時)
531 ペーパーフィルタ
売切れ
ペーパーフィルタギレ
紙切れスイッチが売切れを検知
したとき
532 コーヒー売切れ
コーヒーギレ
両方の保温タンクのコーヒー
が売切れのとき
533 洗剤無し
センザイナシ
542 温水タンク低水位
オンスイタンクテイスイイ
洗剤切れセンサが洗剤無しを検
知したとき
温水タンク低水位スイッチで
ソフト的に低水位を検知してい
るとき
543 保温槽低水位
ホオンソウテイスイイ
保温槽低水位スイッチで低水位
を検知しているとき
544 アスピレータ
低水位
アスピレータテイスイイ
アスピレータ低水位スイッチで
低水位を検知しているとき
551 シャワー湯低温
売切
シャワーユテイオン
温水タンク上センサが[設定]11
の「温度設定」のシャワー湯低温
温度の設定温度以下になってい
るとき
䠔䠉䠌䠓
解 除 方 法
洗剤ノズルシャッタを完全に
閉めてください
洗剤ノズルシャッタを完全に
開けてください
フックを下ろし,接続ジョイ
ントを正しくセットしてくだ
さい
ウォームアップが終了するま
で待ってください
営業終了動作が終了するまで
待ってください
かすバケツ内のかすを排棄し
てください
またはかすバケツを5秒以上
移動させてから再セットして
ください
紙フィルタを正しくセットま
たは補充し,紙送りスイッチ
を押してください
他の売切・故障が同時に出て
いる場合,それにより抽出で
きない場合があります。他の
売切・故障を先に解除してく
ださい
コーヒーが抽出されてコーヒ
ータンクに入るまで待ってく
ださい
抽出設定がされていない場合
は再設定してください
洗剤を再充てんすると自動的
に復帰します
配管のチェックをし,温水タ
ンク内に湯が入るようにしま
す(営業終了モード時は給水
されません)
配管のチェックをし,保温槽
内に湯が入るようにします
(営業終了モード時は給水
されません)
配管のチェックをし,アスピ
レータ内に水が入るようにし
ます(営業終了モード時は給
水されません)
ヒータのチェックを行ってく
ださい
ヒータが正常ならば湯温度が
上がるまで待ってください
(営業終了時はヒータは通電
されません)
12.故障診断
売切コード一覧表
(1)売切コード一覧表(その2)
№
売切名
売切表示文字
552 HOT WATER低温売切HOT WATERテイオン
売 切 内 容
ヒータのチェックを行ってく
温度の設定温度以下になってい
ヒータが正常ならば湯温度が
の「温度設定」のHOT WATER低温 ださい
るとき
553 保温槽低温
ホオンソウテイオン
解 除 方 法
温水タンク上センサが[設定]11
保温槽温度センサが[設定]11の
「温度設定」の保温槽低温温度の
設定温度以下になっているとき
上がるまで待ってください
(営業終了時はヒータは通電
されません)
ヒータのチェックを行ってく
ださい
ヒータが正常ならば湯温度が
上がるまで待ってください
(営業終了時はヒータは通電
561 コーヒー廃棄
アラーム(左)
562 コーヒー廃棄
アラーム(右)
571 コーヒータンク
未使用(左)
572 コーヒータンク
未使用(右)
ヒダリコーヒーハイキアラーム
左タンクにコーヒーを抽出して
から,[設定]21の「破棄時間設
定」の廃棄時間の設定時間以上
ミギコーヒーハイキアラーム
経過した時
右タンクにコーヒーを抽出して
から,[設定]21の「破棄時間設
定」の廃棄時間の設定時間以上
ヒダリタンクミシヨウ
経過した時
[設定]93の「使用コーヒータン
[強制排出]01で左タンクの
コーヒーを廃棄してください
[強制排出]01で右タンクの
コーヒーを廃棄してください
コーヒータンクを両方使用す
ク切替え設定」の使用コーヒー
る場合は,[設定]93の使用
時
してください
タンクを右のみに設定している
ミギタンクミシヨウ
されません)
[設定]93の「使用コーヒータン
コーヒータンクを両方に設定
コーヒータンクを両方使用す
ク切替え設定」の使用コーヒー
る場合は,[設定]93の使用
時
してください
タンクを左のみに設定している
䠔䠉䠌8
コーヒータンクを両方に設定
12.故障診断
故障コード一覧表
(1)故障コード一覧表 (その1)
№
故障名
001 時計データ異常
故障表示文字
トケイデータイジョウ
002 メモリデータ
メモリデータイジョウ
異常
013 沸騰検知
フットウケンチ
故 障 内 容
解 除 方 法
時計データが正規でない
[設定]71にて現在時刻を
○
メモリデータが正規でない
電池の電圧チェックし,電
○
(メモリデータの停電時バッ
クアップできない)
温水タンクもしくは保温槽内
の湯が沸騰している時
再設定します
圧低ければ交換します
交換後,[記憶]キーを3
秒以上押してメモリデータ
異常を解除します
[設定]11の温度設定の温水
タンクと保温槽の設定温度
を見直してください。
見直し後電源リセットして
029 ヒーターリレー
冷却ファンロック
ヒーターリレーファンロック
ヒーターリレー冷却ファンが
ロックしている時
030 ブリュア緊急停止 ブリュアキンキュウテイシ
緊急停止ボタンで動作を停止
031 ブリュア異常
ブリュア上昇時,ブリュア
ブリュアイジョウ
した時
ください
原因を取り除き,漏電しゃ
断器OFF→ONで解除し
ます。
再度緊急停止ボタンを押し
てください(ブリュアを待
機位置へ戻します)
フィルタブロック部に異物
モータ通電後10秒以内にフィ がかんでいないか配線接続
ルタブロックスイッチが上昇
OKかチェックし,[テスト]
ブリュア下降時,ブリュア
待機状態に戻します
位置を検知しない時
モータ通電後10秒以内にブ
○
01ブリュアテストを行い,
リュアモータ待機スイッチが
032 紙送りモータ
カミオクリモータイジョウ
異常
待機位置を検知しない時
ブリュアの紙送りモータの動
作不良
紙送りモータに異物がかん
でいないか,ハーネス接続
はOKかチェックし,紙送
りスイッチを押して解除し
035 アルカリ洗浄
中断異常1
アルカリセンジョウチュウシ1
アルカリ洗浄が洗剤投入前に
036 アルカリ洗浄
中断異常2
アルカリセンジョウチュウシ2
アルカリ洗浄が洗剤投入中に
037 アルカリ洗浄
中断異常3
アルカリセンジョウチュウシ3
アルカリ洗浄が洗剤投入後に
038 酸洗浄中断
異常1
サンセンジョウチュウシ1
039 酸洗浄中断
異常2
サンセンジョウチュウシ2
酸洗浄が洗剤排出中またはす
すぎ中に途中で中断している
040 ブリュア洗浄
中断異常
ブリュアセンジョウチュウシ
ブリュア洗浄が途中で中断し
ている
途中で中断している
途中で中断している
途中で中断している
酸洗浄が洗剤投入中または充
てん中に途中で中断している
ます
原因を取り除き,[点検]91
中断異常解除のアルカリ洗
浄を行います
原因を取り除き,[点検]91
中断異常解除のアルカリ洗
浄を行います
原因を取り除き,[点検]91
中断異常解除のアルカリ洗
浄を行います
原因を取り除き,[洗浄]03
洗剤洗浄の酸洗浄を行いま
す
原因を取り除き,[洗浄]03
洗剤洗浄の酸洗浄を行いま
す
原因を取り除き,[点検]91
中断異常解除のブリュア洗
浄を行います
○:リモコンによる故障解除が必要です。
䠔䠉䠌䠕
○
○
○
○
○
○
12.故障診断
故障コード一覧表
(1)故障コード一覧表 (その2)
№
故障名
042 抽出中断異常1
故障表示文字
チュウシュツチュウシ1
043 抽出中断異常2
チュウシュツチュウシ2
044 コーヒータンク
(左)洗浄中断
異常1
045 コーヒータンク
(左)洗浄中断
異常2
046 コーヒータンク
(右)洗浄中断
異常1
047 コーヒータンク
(右)洗浄中断
異常2
049 ウォームアップ
動作中断異常
ヒダリセンジョウチュウシ1
ヒダリセンジョウチュウシ2
ミギセンジョウチュウシ1
ミギセンジョウチュウシ2
ウォームアップチュウダン
051 温水タンク
オンスイキュウスイエラー
給水異常
052 保温槽給水異常
ホオンソウキュウスイエラー
053 アスピレータ
アスピレータキュウスイエラー
給水異常
061 コーヒータンク
(左)加圧不良
ヒダリタンクカアツフリョウ
062 コーヒータンク
(右)加圧不良
ミギタンクカアツフリョウ
故 障 内 容
コーヒー抽出動作がコーヒー
吸引前に途中で中断している
解 除 方 法
原因を取り除き,[点検]91
中断異常解除の抽出を行い
ます
コーヒー抽出動作がコーヒー 原因を取り除き,[点検]91
吸引中または吸引後に途中で 中断異常解除の抽出を行い
中断している
ます
左コーヒータンク洗浄が洗浄 原因を取り除き,[点検]91
湯投入前に途中で中断してい 中断異常解除のコーヒー
る
タンク洗浄を行います
左コーヒータンク洗浄が洗浄 原因を取り除き,[点検]91
湯投入中または投入後に途中 中断異常解除のコーヒー
で中断している
タンク洗浄を行います
右コーヒータンク洗浄が洗浄 原因を取り除き,[点検]91
湯投入前に途中で中断してい 中断異常解除のコーヒー
る
タンク洗浄を行います
右コーヒータンク洗浄が洗浄 原因を取り除き,[点検]91
湯投入中または投入後に途中 中断異常解除のコーヒー
で中断している
タンク洗浄を行います
ウォーミングアップ動作が途 原因を取り除き,[点検]91
中で中断している
中断異常解除のウォーム
アップを行います
温水タンクに給水を開始して ・配管を確認します
一定時間以上経過しても高水 ・温水タンク排水コックが
位スイッチが働かない
「閉」になっているか確
認し,「開」になってい
たら閉栓します
・漏電しゃ断器OFF→
ONで解除します
保温槽に給水を開始して一定 ・配管を確認します
時間以上経過しても水位検知 ・保温槽排水コックが「閉」
スイッチが働かない
になっているか確認し,
「開」になっていたら閉
栓します
・漏電しゃ断器OFF→
ONで解除します
アスピレータに給水を開始し, ・給水弁の交換または配線
一定時間以上経過しても水位 の接続をチェックしてく
検知スイッチが働かない
ださい
・漏電しゃ断器OFF→
ONで解除します
コーヒータンク(左)を加圧し, ・エアコンプレッサもしく
1分経過しても一定の圧力に は加圧弁の交換または配
達しない
線の接続をチェックして
ください
・漏電しゃ断器OFF→
ONで解除します
コーヒータンク(右)を加圧し, ・エアコンプレッサもしく
1分経過しても一定の圧力に は加圧弁の交換または配
達しない
線の接続をチェックして
ください
・漏電しゃ断器OFF→
ONで解除します
○:リモコンによる故障解除が必要です。
䠔䠉䠍䠌
○
○
○
○
○
○
○
12.故障診断
故障コード一覧表
(1)故障コード一覧表 (その3)
№
故障名
063 減圧異常
故障表示文字
ゲンアツイジョウ
故 障 内 容
コーヒータンクを減圧し,
1分経過しても一定の圧力に
達しない
解 除 方 法
・アスピレータもしくは減
圧弁の交換または配線の
接続をチェックしてくだ
さい
・漏電しゃ断器OFF→
071 温水タンク(上) オンスイウエヒータフリョウ
ヒータ不良
温水タンクへ給水中以外の
状態で,温水タンク(上)ヒー
081 温水タンク(上) オンスイウエ センサエラー
温度センサ不良
が5℃未満の時
ONで解除します
温水タンクへ給水中以外の
状態で,温水タンク(下)ヒー
タを10分通電しても,温水
が5℃未満の時
しているのに温度上昇が5℃
未満のとき
温水タンク(上)温度センサ
のアナログ読み込み値が極端
に低い時
のアナログ読み込み値が極端
に高い時
テイデン
タと配線の接続をチェッ
クしてください
ONで解除します
タと配線の接続をチェッ
クしてください
・漏電しゃ断器OFF→
ONで解除します
温度センサの交換またはセ
ンサと配線の接続をチェッ
クしてください
(自動復帰します)
温度センサの交換またはセ
に低い時
クしてください
のアナログ読み込み値が極端
のアナログ読み込み値が極端
091 停電
・ヒータの交換またはヒー
温水タンク(下)温度センサ
温水タンク(下)温度センサ
083 保温槽温度
ホオンソウオンドセンサエラー
センサ不良
・漏電しゃ断器OFF→
保温槽のヒータに10分間通電 ・ヒータの交換またはヒー
温水タンク(上)温度センサ
082 温水タンク(下) オンスイシタ センサエラー
温度センサ不良
タと配線の接続をチェッ
クしてください
タンク(下)の湯の温度上昇
073 保温槽ヒータ
ホオンソウヒータフリョウ
不良
・ヒータの交換またはヒー
タを10分通電しても,温水
タンク(上)の湯の温度上昇
072 温水タンク(下) オンスイシタヒータフリョウ
ヒータ不良
ONで解除します
に高い時
ンサと配線の接続をチェッ
(自動復帰します)
保温槽温度センサのアナログ
温度センサの交換またはセ
保温槽温度センサのアナログ
クしてください
読み込み値が極端に低い時
読み込み値が極端に高い時
停電検知処理が停電検知した
とき本故障となる
解除は電源ON時とする
ンサと配線の接続をチェッ
(自動復帰します)
過去に停電が発生した事を
過去故障時に表示します
電源OFF/ONしたら,
OFFした年月日時分で,
過去故障に入る
○:リモコンによる故障解除が必要です。
䠔-11
12.故障診断
各中断異常時の復帰方法
各中断異常が発生した場合,原因を取り除いていただいた後,下記方法で復帰してください。
中 断 異 常
アルカリ洗浄中断
復 帰 方 法
①コーヒータンクレベルゲージの点滅を確認し,中断前の洗浄工程の進み具
合を確認します。
②[点検]91にてアルカリ洗浄を行います。
(洗剤投入前,投入中,投入後によって解除動作が異なります。)
③洗浄が不充分だと思われる場合は②の後,再度[洗浄]03にて洗剤洗浄を
行います。
酸洗浄中断
①コーヒータンクレベルゲージの点滅を確認し,中断前の洗浄工程の進み具
合を確認します。
②再度[洗浄]03にて酸洗浄を行います。(10­16~17ページ参照)
(洗剤投入中または充てん中,投入後によって解除動作が異なります。)
抽出中断
①[点検]91にて抽出を行います。
コーヒータンク洗浄中断
①[点検]91にてコーヒータンク洗浄を行います。
ブリュア洗浄中断
①[点検]91にてブリュア洗浄を行います。
䠔-12
全自動ドリップ式コーヒーマシン
DRIP2500X