毛・絹についての小テスト

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毛・絹についての小テスト
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1. 羊毛繊維の表面には、うろこ状の(スケール・クリンプ・
コルテックス)があり、湿度が( 高い ・ 低い )と開き、
( 高い ・ 低い )と閉じる性質があり、天然のエアコンの役
目を果たしている。
2.
水洗いで毛製品が縮みやすいのは、水分で( )
スケール
が開いた状態で、摩擦や揉み作用などの機械力が加わり、それ
が絡み合うために縮む。 この様な収縮を(緩和・フェルト・
膨潤)収縮という。
3. 羊毛がシワになりにくいのは、繊維一本一本がカールして
おり、これが着用中に引き延ばされてもすぐに元に戻るという
性質のため。この性質の事を(捲縮・伸縮・膨張)性と言う。
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4. 毛は、( )というタンパク質で構成されているため
ケラチン
( 酸 ・ アルカリ )に弱く、 水洗いの際は( 酸性・中性・
弱アルカリ性・アルカリ性)洗剤 を使用するのが基本。
5.
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虫害を受けやすいので、保管には必ず防虫剤を使用する。防
虫剤のガスは( 重 ・ 軽 )いので、設置は必ず衣類の( 上
・ 下 )方に設置し、定期的に交換し、種類の違うものを混用し
ないよう注意が必要。
ヒメカツオブシムシ ) 6. 繊維を食べる虫の代表的なものに( ヒメマルカツオブシムシ
イガ
コイガ
( ) ( )( )な
どがある
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カシミヤ
7. カシミヤは( 山羊)の(
刺毛 ・ 産毛 )を
梳き取ったもので、軽くて絹のような光沢とヌメリ感、抜群の保
温性がある。
8. カシミヤの欠点は、着用時やクリーニング時の摩擦で 毛玉
( )や毛羽乱れが発生しやすく、場合によっては破れる
こともある。また繊維が非常に柔らかく、生地に毛羽が多いので
( )を受けやすく、保管には注意が必要。
虫害
9.
アンゴラ山羊
モヘヤは( )の毛の事を言い、毛足が長く、獣
毛の中でもっとも( 光沢 ・ 伸縮性 ・ 柔軟性 )に優れ、繊維
が( 硬い ・ 柔らかい )ので、肌触りがサラリとしており、夏
物のスーツなどによく使用されている。しかし、強い折り曲げや
摩擦に弱く、( )が裂ける事故が頻発しているの
ズボンの折り目
で注意が必要。
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11. アンゴラは( )の毛のことで、他の獣毛と違っ
アンゴラウサギ
て(クリンプ・スケール)が無く、スケールも小さいために、セー
ターなどにすると非常に毛が( )やすいのが欠点。また、水分
抜け
の影響を受けた状態で機械力を受けると収縮しやすく、繊維内部に (空洞・芯・水分)があり、純白の製品の場合、溶剤が汚れていると
(白化・汚染・フィブリル化 )が目立つので注意が必要。
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12. 絹は、( )が吐き出す、長さ(100m・1000m・
蚕
5000m)以上にも及ぶ一本の長く細い繊維で、表面を被っている
(チロシン・セリシン・アルブミン)を、石けん水等のアルカリ性の
水溶液で溶かして(コルテックス・ケラチン・フィブロイン)を取り
出し、引き揃えて糸にする。
13. 糸を吐き出す( )には、家畜として大事に育てられる 蚕
家蚕
( )種と野生の( )種があり、通常我々が目にす
野蚕
る絹のほとんどは、前者のもの。
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14. 絹は摩擦に弱く、特に濡れた状態で摩擦を受けると繊維表
フィブリル
面が細かく縦方向に裂けて毛羽立つ( )化を起こ
スレ
し、それが光を乱反射させ、白っぽく見える絹独特の( )
という現象を起こす。
15. 絹は、天然繊維の中で唯一の( )繊維なので、
フィラメント
サテン地などに織ったものは、タテ糸とヨコ糸の間の摩擦が小さ
く滑りやすいため、( 滑脱・引き連れ・毛玉 )が発生しやす
い。特に両脇から上腕部、背中など着用時に力が掛かる場所に発
生しやすい。