宮城県加美町

【データ】
宮城県
※平成26年4月1日現在
か
み
ま
ち
加美町
町長 猪股
洋文
善意と資源とお金が循環する
・人口:25,227人
・世帯数:8,068世帯
・面積:460.82km2
・町木:ブナ
・町鳥:キジ
・町魚:アユ
人と自然に優しいまち
町
章
・町花:ミズバショウ
●加美町の紹介
加美町は、平成15年4月1日、隣接する中新田町、小野田町、
宮崎町の3町が合併して誕生した町です。
宮城県の北西部に位置し、東西に約32km、南北が約28km
の扇形をしており、面積は、約461km2 を有しております。
加美町公認キャラクター「かみーご」
本町には、
「薬莱山に代表される豊かな自然」、
「約650年前か
ら伝わる火伏せの虎舞などの伝統行事」、
「国内有数の音楽効果を誇るバッハホールや
幻の陶器切込焼を集めた切込焼記念館などの文化施設」
、
「ゴルフ場、パークゴルフ場、
カヌー場、スキー場、全天候トラックを備えたスポーツ公園などのスポーツ施設」
、
「日本酒党にはたまらない3つの酒蔵」など、一年を通して楽しんでいただける魅力
あふれる町です。町では、これらの資源を活用し、
「自然との共生」、
「町民との協働」
、
「3極自立」を基本理念に、
「善意と資源とお金が循環する、人と自然に優しいまち」
を目指し、次の3つの政策を柱に据えて事業を展開しています。
1.里山経済の確立:エネルギー資源、観光資源、森林資源等を活用し、グロー
バル経済を補完する地域資源循環型経済の確立を目指します。( 薪の駅構想 )
2.健幸社会の実現:誰もが健康で生きがいを持ち、高齢者も安心して住み続け
る町を目指します。( シルバーハウジングの整備、元気わくわくポイント事業 )
3.子ども子育て応援社会の実現:県内で1番子育てしやすい町を目指します。
( 平成27年度から医療費無料化を高校生まで拡大しました。また、出産祝金を第1
子・第2子に2万円、第3子以降に10万円支給しています。 )
●加美町の観どころ
薬莱山:加美富士と呼ばれる薬莱山の麓では、四季折々にイ
ベントが開催されています。
(1月元旦:やくらい元旦登山、5月上旬:やくらい春まつり、9月中
加美町のシンボル 薬莱山
旬:やくらいべごっこまつり、9月下旬:やくらい高原マラソン大会)
初午まつり(火伏せの虎舞)
:約650年前までさかのぼり、
船形おろしの強風のため、しばしば大火に見舞われていた中
新田地区で「雲は龍に従い、風は虎に従う」の故事にならい、
初午祭りに虎舞を奉納し火伏せを祈願したのが始まりです。
4月29日の初午まつり
中新田バッハホール:国内外有数の音響を誇るクラシック
音楽の中でも室内楽に的を絞った音楽ホールです。1981
年の開館以来「田んぼの中のコンサートホール」として注目
を集め、地方からの文化発信の象徴的存在として全国的に知
られています。
中新田バッハホール
●げんき加美町21の取り組み
本町では、平成17年3月に健康づくりの指針として「健康増進計画げんき加美町
21」を策定し、生活習慣病の発症予防に重点を置いた健康の維持増進を推進してき
ました。また、平成23年3月に計画の一部を見直し、健康寿命の延伸を実現するた
めに成人に焦点をあてた第2期計画を策定し、「すこやかで元気あふれるまち」を目
指した事業に取り組んでいます。
○ウォーキングマップの作成 ~ 歩こう! あと15分
平成18年から平成22年までの国民健康・栄養調査データか
ら、本町は、運動習慣のない人が県内ワースト2位、肥満者の割
合では、男性が県内ワースト5位、女性が県内ワースト4位とい
う結果でした。
このため、町では、保健推進員の協力により地区毎にウォーキ
ングマップを作成し、全戸へ配布しながら、運動の生活習慣化を
推進しています。
○行政区別健康教室の開催 ~ 地域で取り組む健康づくり
行政区ごとに区長と保健推進員が中心となって健康教室を開催しています。
町では、行政区ごとに健康課題を理解していただきながら、旬の野菜料理、昆布酢を
使用した酢の物等の普及も行い、生活習慣病の一次予防を推進しています。
○元気わくわくポイント事業 ~ 健康づくりで地域商品券を当てよう
平成26年度から町民の健康行動やボランティア活動、町の行事への参加を促すた
めに、運動など7項目をポイント化し、ポイントを貯めて応募すると抽選により地域
で使用できる商品券が当たる事業を展開しています。町民が楽しく「自分に良いこと。
人に良いこと。地域に良いこと。」を実践できるように応援しています。