神戸市新長田地区実践高度化研修レポート(石上氏)

まちづくり請負人を目指して
氏名
1.
石上
僚
自身のまちづくりの取組み内容
(まちづくりに関わった経緯)
私は、滋賀県守山市にあります、まちづくり会社「株式会社みらいもりやま21」の企
画員です。弊社は 2008 年9月に創立され、当初は役員のみで運営されておりましたが、昨
年5月、専属の職員3名を公募していることを知り、応募したところ、採用されるに至り
ました。
(地域の現状と課題)
守山市は、滋賀県の南部、琵琶湖の東南部に位置する人口約 76,000 人のまちです。JR
新快速の停車駅であり、大阪まで 53 分、京都まで 24 分という立地にあり、近年、毎年お
よそ 1000 人ずつ人口が増加し続けているベッドタウンとなっております。それにも関わら
ず、中心市街地の商店数及び年間商品販売額は衰退の一歩を辿り、平成6年と比較して、
現在はどちらの数字も約半分になっております。また、歩行者・自転車通行量においても、
最も活気のあったと言われる昭和 51 年頃と比較すると、現在は、平日で3分の2程度、休
日は4分の1程度まで激減しています。
歴史資源として、
「京発ち守山泊まり」と言われた中山道守山宿があり、かつて宿場町と
して栄えました。その他にも中心市街地内に多くの寺社仏閣が存在します。また、800 年の
歴史を誇る「勝部の火祭り」や 590 年前から行われていたという「もりやまいち」という
伝統行事も毎年、市民の手により開催されています。
自然・景観資源として挙げられるゲンジボタルは、守山ぼたるの名で知られ、皇室にも
献上された歴史を持ちます。いったんは水質汚濁により絶滅しました。しかし、市民の地
道な環境改善の取り組みにより、河川の大幅な水質改善に成功しました。そのおかげで、
守山市は、現在、初夏にまちなかでゲンジボタルを見ることができる全国でも稀有なまち
となりました。
(活性化の動き)
平成 20 年 11 月に株式会社みらいもりやま21を事務局とする守山市中心市街地活性化
協議会が設置され、平成 21 年3月から平成 26 年3月までの5年を計画期間とする「守山
市中心市街地活性化基本計画」が平成 21 年3月 27 日に内閣総理大臣の認定を受け、本格
的な中心市街地活性化に向けた取り組みが始まり、現在に至っております。
取り組み内容1(既存イベントへの参加)
「門前アート市」での出店
中心市街地にある「東門院」という寺で、縁日にあわせ、毎月 17 日にのみの市が開催さ
れています。そちらに「みらいもりやま21」ブースを出し、後述するオリジナルの飴な
どを販売しました。賑わい創出と、地元でのみらいもりやま21の知名度向上を狙って参
加しました。
「2009 もりやま夏まつり」実行委員会への参加
毎年、駅前の5商店街が中心となって開催されている「もりやま夏まつり」に実行委員
として参加しました。私自身は、地元の人間ではないので、開催までの会議で何度も顔を
合わせ、一緒に汗をかいたことで、商店街の人々に顔と名前を覚えていただけたことが一
番の収穫だと思います。また、上の写真は夏まつりの中で、みらいもりやま21が実施し
た企画です。前年までは会場ではなかった個人所有の駐車場をお借りし、コンサートが実
現しました。地権者との交渉の中で、困難もありましたが、今後の空き店舗対策等に活か
していけるという自信にもつながりました。
「もりやまいち」実行委員会に参加
守山の冬の風物詩となっている「もりやまいち」の実行委員会に参加しました。590 年前
に始まり、一時は中断していたものの、平成7年に地元商業者や歴史保存会などが中心と
なり復活させました。中山道を歩行者天国にし、道路沿いに様々な露店が立ち並び、賑わ
います。ここでも、夏まつりとは違った団体・個人の方と交流することができました。
「冬ほたる(駅前緑地公園のイルミネーション&クリスマスコンサート)
」に参加
守山駅前で、開催されたイベントに準備段階から協力、参加しました。駅前の賑わい創
出と、まだ出来てまもない駅前の美しい緑地公園を新名所にする狙いもあります。
「勝部の火祭り」に参加
中心市街地にある勝部神社で、鎌倉時代から 800 年途切れることなく続いている「勝部
の火祭り」という伝統行事に松明組若衆として参加しました(業務ではなく個人的にです
が)
。私の住まいが、偶然、勝部町であったことから、お誘いいただき、メンバーに加えて
いただくことができました。参加して感じたことは、地域コミュニティの大切さ。彼らは、
この伝統行事を通じて、とても強い絆で結ばれています。こういった伝統行事をうまくま
ちづくりに活かしていきたいと思います。
取り組み内容2(新規イベントの企画、実施)
「親子で昔遊び体験」開催
中山道賑わい創出事業として、中山道沿いの樹下神社をお借りし、親子向けの体験イベ
ントを開催しました。けん玉やコマ回し、シャボン玉遊び、紙芝居など、現在ではほとん
どやらなくなってしまった昔遊びの楽しさを思い出してもらうとともに、親子、友人との
ふれあい、会話の大切さを実感してもらう狙いで実施しました。当日はあいにくの天気に
も関わらず、予想以上にたくさんの家族連れが訪れ、普段遊ぶ子のいなくなってしまった
神社の境内が賑わいました。
「中山道守山宿歴史講座」開催
一般市民を対象に、守山の歴史に特化した内容の講座を専門の講師を招き、計5回開催
しました。他の地域から来た市民はもちろん、地元出身の方も含め市民全てを対象に、な
かなか知ることのない守山の豊富な歴史を学んでもらい、郷土愛を育んでいこうという狙
いで実施しました。
「和っと守山中山道」開催
前年に市民グループが実施した「着物散策」というイベントを引き継ぎ発展させ、開催
しました。イベントのタイトルを検討することから始め、地元の各種関係団体に声をかけ、
検討委員会を立ち上げ、何度も協議を重ね、実施にこぎつけました。当初はまとまらなか
った地域の意見も最終的には、
「やってよかった」と言っていただき、地域の方にまちづく
り会社を知っていただく良い機会になりました。また、地域の方が、中山道守山宿という
情緒ある町並の中を着物で闊歩していただける機会にもなりました。
取り組み内容3(ワークショップ等への参加)
まちなか再生ワークショップへの参加
駅前の商業者、駅前案内所、商工会議所、市の商工観光課、観光物産協会などの各種団
体が集まり、開催されている会議に参加しました。この中で、まちなかを活性化するため
の冬ほたるというイベントを開催しました。
この他、空き店舗活用の一環として、駅前商店街の空き店舗にJAとの連携により、野
菜の直売所(下の写真)をオープンさせました。
駅前商店街には八百屋がなく、不足業種であったため、商業者からも近隣住民からも喜
ばれました。BBC(びわ湖放送)や京都新聞等といった地元メディアで取り上げられ、
商店街の知名度向上、来街者増加につながりました。
取り組み内容4(地域資源を使った新商品の企画・開発・販売)
飴の企画、販売
守山の地域資源を活かした守山ブランドの開発を狙い、商品開発を行いました。
・ほたる飴
守山の有名なゲンジボタルをモチーフとして、黒糖飴に金箔をまぶし、闇夜に光るほた
るを表現したアイデア商品です。
・守山しょうが飴
守山の笠原しょうがを活用した商品です。
・守山メロン飴
JAに協力を依頼し、県外にも知れ渡る名産品守山メロンのピューレを特別にいただき、
作りました。
いずれもマスコミ(日経、朝日、読売、毎日、京都、中日新聞等)に取り上げていただ
き、まちの名産品のPRに繋がりました。
メガネ拭きの企画、販売
守山の観光資源「ほたる」
「近江妙蓮」
「中山道守山宿」をデザインしたメガネ拭きです。
こちらも、飴と同じくマスコミ等に取り上げていただきました。
取り組み内容5(情報発信)
インターネットを使った情報発信。
ホームページ(http://moriyama21.jp/)
スタッフブログ(http://miraimoriyama21.shiga-saku.net/)
上記2点をツールに、株式会社みらいもりやま21の日々の活動内容や中心市街地活性
化基本計画についての情報発信を行っています。
特にスタッフブログは、毎日更新しており、尐しずつではありますが、みらいもりやま
21という会社を理解し、協力してくれる市民が増えてきている実感があります。
2.
研修に参加した動機と、研修で得られたこと
研修に参加した動機
まず、講師である東先生とは、中小機構主催の近畿中心市街地活性化協議会ネットワー
ク研究会などを通して、既に数回お会いしており、その人柄に非常に惹かれるものがあり
ました。また、彼は私と同じ 30 代であり、プロパーとしてまちづくりに携わっておられる
ことなど、私と非常に立場などが近く、個人的に参考になる点が多いと考えました。
次に、まちづくり会社の先輩としてみたときに、株式会社神戸ながたTMOが過去に取
り組まれた事業が非常に多岐に渡っており、成功例・失敗例ともに、今後我々が取り組む
べき事業の参考になると考えました。
それから、同じ立場の受講者と時間を共有できることは、我々まちづくりに取り組んで
いる者にとって難しい、横のつながりを作ることとなり、今後お互いのまちの情報を交換
したり、助け合ったりするネットワーク作りにつながると考えました。
そして、具体的な研修内容、スケジュールを拝見したところ、座学だけでなく、現場で
の活動などが含まれていたことで、この研修は有意義になると考えました。
研修で得られたこと
座学だけでなく、地元の商業者との会議、懇親会、イベントなど普通では考えられない
経験をさせていただき、数え切れないほどのことを学びました。その中でも特に深く印象
に残ったことを記したいと思います。
「アスタきらめきの会」
2000 年1月に発足した任意団体です。商店街のこれからに危機を感じた若い商業者
二人が、東先生に声をかけたのが最初だそうです。この組織には見習うべき点がいく
つもあります。
・会費・会則・メンバー表など一切なしで、出るのも出ないのも自由、常に会議は
ロの字で行われて、誰もが発言しやすい雰囲気を作っている。
・行政関係者が叩かれることない雰囲気づくりにこだわり、彼らも忌憚ない意見を
述べることができる。
・地元の古くからの商業者とは疎遠になりがちな大型店(ナショナルチェーン)の
店長や一般市民、果てはお寺の住職までが気軽に参加している。
・ネガティブ、後ろ向き発言は一切禁止。
・企画提案者が、必ず実行委員長(事業部長)になるという仕組み。
このように名前をのぞいて、すべてのシステムをそのまま私のまちにも導入したい
と思えるような画期的な組織です。発足から当初、年間 100 回近い会議を行い、商店
街の垣根を越えた情報交換や、イベントなどの共催につながることとなりました。
「イベントに対する思い・考え方」
究極の目標は年間 365 日イベントを展開すること!
私のまちでイベントを開催すると、一過性に過ぎないと批判されることがあります。
以前は、新長田においても、イベント一回に大きな予算を使い、芸能人などを呼んで
おられたそうです。でも、本当に必要なことは恒常的な賑わいづくりであり、その為
には小規模イベントを複数回実施する方が効果的であるという考え方に現在はシフト
されています。
新長田では市民のアイデアによる小規模なイベントが、年間 50 回程度も開催されて
います。この中には、ヒットする(人が集まる)イベントとそうでないイベントがあ
り、東先生が、内心「盛り上がらないだろうな」と思うようなものも、あえて開催し
ます。なぜかといえば、地域の若者が自ら企画運営することがとても重要であり、た
とえイベントとして失敗したとしても、人材育成への投資とすれば安いものだという
考えに基づいているそうです。
人がいれば、その数だけやりたいイベントはあるはずで、それを全てやることこそ
大切だ(声の大きい人の意見だけ通すようなことはしない)ともおっしゃいました。
ちなみに私は、研修前の9月にそのイベントの一つに参加させていただき、すっか
り新長田の虜になってしまいました。
第5回そばめし大食い選手権の様子
東先生のスタンスとして「イベント(事業)は 100 やって、2、3残ればよい」と
いうものがあります。研修の中でも、成功事例だけでなく、たくさんの失敗事例をお
話しいただき、大変参考になりました。
「まちのシンボルイメージづくり」
震災のまち~食のまち~鉄人のまちへ
復興当初は、震災のまちとしての知名度をいかし、修学旅行生をターゲットとして
「商人体験」などを行い、集客に成功しました。
新長田が素晴らしいのは、そこで慢心することなく、次の仕掛けとして、食をとり
あげ、一定面積あたりのお好み焼き屋集積率が日本一だという事実に気づき、お好み
焼から、そばめし、ぼっかけ、チヂミと発展させることに成功しました。ここで大切
なことだと思ったのは、たとえこじつけであってもわかりやすい看板(日本一など)
が必要だということと、それに気づくということでした。
そして、
鉄人 28 号のモニュメント完成に至るまで、
観光客を飽きさせることのない、
このまちの仕掛けには驚かされるとともに、一つの成功体験に決して満足しない、チ
ャレンジスピリッツやフロンティア精神というものを見習うべきだと感じました。
新長田の新シンボル「鉄人 28 号」
「空き店舗対策」
私の地域でも、重要な課題となっているこのテーマについても素晴らしいヒントを
いただきました。今まで、私はテナントリーシングといえば、商店街の不足業種を補
うことばかりを考えておりました。
東先生の「同一業種を集積することにより、差別化を図る→集積業種の売り場面積
の合計が、大型店を凌駕すれば競争力が生まれる」という主張は説得力があります。
かつては栄えましたが、一時はシャッター通りとなってしまった新長田丸五市場も「ア
ジア」というテーマの業種を集積することに成功しつつある実例でした。
新長田「丸五市場」の丸五アジア横丁ナイト屋台の様子
市場という特性上、夜間はほとんど店が閉まってしまうことも逆にうまく利用し、
一般から公募し、市場内の通路上に夜間、屋台を出す「丸五アジア横丁ナイト屋台」
というイベントを定期的に開催されました。ここで出店された中から、丸五市場内
で空き店舗を借りて常設の店舗を始められた方もおられます。
「まちづくり会社、タウンマネージャーのあり方」
最後に、このテーマは私がこの研修で最も学びたかったことです。
大前提として、まちづくり会社は株式会社です。まちづくり会社は、地域貢献をし
なければなりません。また、株式会社が破綻しないためには自ら収益を上げなければ
なりません。
この2点を両立させるということが、入社当初からの私の抱える悩みであり、疑問
でもあります。収益のみを目的にした株式会社でさえ、次から次へと破綻してしまっ
ているこのご時勢で、第一の目的を「まちの活性化」とする会社が、片手間で収益事
業を行って、果たして成り立っていくのでしょうか。
東先生も、まちづくり会社創立当初、この点(収益事業がないこと)に非常に苦心
されたそうです。まちづくり会社にとって、収益事業の確立は永遠のテーマと言える
のではないでしょうか。
また、そもそも「まちづくり(ここでは、まちづくり会社の目標を指す)
」とは何な
のでしょうか。
東先生の「神戸ながた TMO においての目標は既存店舗の売上向上である」との理念
は、私の心に大きく響きました。その目標が実現すれば、自然と空き店舗は埋まり、
まちに賑わいができるのは自明の理であります。すべての事業において、この理念に
つながる展開が必要であると感じました。
また、私自身が目指すタウンマネージャーのあり方についても参考になるお話を聞
くことができました。
東先生の失敗談の一つとして、かつて悪い意味での地域のカリスマになってしまっ
たことを挙げておられました。それはつまり、彼が前に出てあまりに活躍したため、
彼に対して、ものを言える人がいなくなってしまったという事実でした。
そこで、彼は解決策として、それまで一人でこなしていた事務局長(タウンマネー
ジャー)とアドバイザーの役割を分け、アドバイザーの役割を別の方にお願いするこ
とで、自分はあくまで裏方に徹することにされました。その結果、現在、東先生はタ
ウンマネージャーとして存分に力を発揮されているように私には見えます。
このスタンスを私も踏襲し、地域(商業者・行政機関・他団体等)の調整役でいよ
うと決心しました。これこそ、まさにどことも利害関係の発生しないまちづくり会社
職員の私だからこそ担える役割であり、また私にしかできない仕事ではないかと自負
しております。
3.
自身の取り組みについての今後の展望
今回の研修を踏まえ、今後の展望を考えるにあたり、方向転換を余儀なくされることが
何点かあります。
特に昨年関わったイベントの中には、既存店舗の売上向上につながらない、一時的に人
を集めただけに終わってしまったものがあります。
まちづくり会社は黒子であるという考えから、イベントは主体的にやるのではなく、あ
くまで、まちの人々の補助的な役割を担うべきであります。また、イベントを実施したと
きに、商店街が潤う仕掛けづくりと、まちの(特に若い世代の)人々のアイデアを引き出
す仕掛けづくりが急務であると考えています。
そのためには、アスタきらめきの会のような任意団体、会議の場が必要不可欠でありま
す。そのような場を作るにあたっての課題は、アスタきらめきの会がたった二人とは言え、
地元の商業者自らの呼びかけでできた会であり、この呼びかけをもし私がやってしまうと、
自主性はおそらく生まれないであろうということです。この課題を解決するために、現在、
若手キーマンの発掘を目指しております。
収益事業については、新長田の「ぼっかけ」に代表されるブランドイメージ作りを参考
に、ロイヤリティビジネスなどを行っていきたいと考えています。具体的には、ブランド
認定カタログ作成などをし、
「守山ブランド認定=売れる」という状態を作り出し、ビジネ
スとして成り立たせたいと思います。
もちろん、収益の軸となるであろうテナントミックス事業も、自身の不動産業経験を活
かし、アドバイザーなどに協力を得ながら、慎重かつ大胆に進めていきたいと考えていま
す。
「よそもの・ばかもの・わかもの」
まちづくりに必要な三要素とよくいわれます。私自身は、昨年の5月に初めて守山の地
を踏んだよそものであり、どんなことにも顔を突っ込みたがり、考えるより先に行動して
しまうばかものであり、現在 30 歳というまちづくりに関わるものの平均としては間違いな
くわかものであると自負しております。
・よそものの私だからこそ見える、この地域の弱点、そして強みを分析しまちづくりに活
かすこと。
・ばかものの私だからこそできる、向こう見ずで何者も恐れない意見調整、利害調整を行
うこと。
・わかものの私だからこそ、失敗を恐れず、様々な事業にチャレンジし、また知識、経験
の浅さを誰にも負けない行動力で補うこと。
この3点に留意し、日々、励むことがわがまちの活性化への一番の近道と確信しており
ます。
まちづくりは一朝一夕にはいきません。また、一概に結果を数字で表すこともできませ
ん。まずは、守山市中心市街地活性化基本計画の終了する4年後の平成 26 年3月を一区切
りとし、それまでに東先生が成功指標の一つとおっしゃった「そこでまちづくりをする自
らが休みの日に遊びに行きたくなるまち」づくりを実現したいと思います。
そして、10 年以内に守山市のまちづくりを誰が見ても成功と言われる状態にすることと、
後継者を育成することを達成し、まだ見ぬ新天地においてまちづくり請負人として新たな
るまちづくりに取り組んでいけることを夢見ています。