BatchInpaint 説明書 BatchInpaint を使って何ができる？ BatchInpaintは自動的に複数の写真から日付のスタンプ、すかしなどの不要な部分を綺麗に消す便利なソフトです。マウスを使って消したい物を選択してボタンをクリックするだけでその部分が魔法みたいに消えます。消えた部分があった場所に、周りの色と模様を塗りつぶし、その物があった気配はほとんど残りません。対象 OS Mac版 Mac OS 10.6以上 (Intel Mac のみ） Windows版 Windows XP, Vista, 7 ※このマニュアルに使用されているスクリーンショットはWindows版のものです。体験版について体験版では保存される写真にすかしが付けられます。 BatchInpaintの購入 Inpaintをご購入の場合は「ヘルプ」メニューから「BatchInpaintのご注文」を選んで下さい。BathInpaintの購入ページに接続されます。シリアル番号の入力ご購入後、メールでシリアル番号が届きます。「ヘルプ」メニューから「シリアル番号の入力」を選びます。下記の画面が表示されます。メールで届いたシリアル番号を入れて下さい。「OK」をクリックすると体験版が製品版に変わります。 BatchInpaintの起動 Macintosh版：「アプリケーション」フォルダにある「Inpaint」アイコンをダブルクリックします。 Windows版：「スタート」メニューから「BatchInpaint」を選択します。下記の画面が表示されます。 BatchInpaintの使い方ツールバーウインドウの一番上にツールバーがあります。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 各ボタンの機能は下記の通りです。 1. ファイル、またはフォルダを追加 2. ファイルをリストから取り除く 3. すべてのファイルをリストから取り除く 4. 処理を開始 5. 選択部分の位置を絶対位置／相対位置に切り替える 6. 出力設定ダイアログを表示 7. 写真を拡大 8. 写真を縮小 9. 写真を実際の大きさで表示 10. 写真の大きさをウインドウに合わせる 11. BatchInpaintの情報を表示する 12. マニュアルを表示写真を開くツールバーの一番左のボタン（1)をクリックするとメニューが表示されます。「ファイルを追加」：一つのファイルを開きます。ウインドウの左側のリストにファイル名が追加されます。「フォルダのみを追加」：一つのフォルダに入っている全てのファイルを開きます。ウインドウの左側のリストにファイル名が追加されます。サブフォルダは追加されません。「フォルダとサブフォルダを追加」：一つのフォルダに入っている全てのファイルを開きます。ウインドウの左側のリストにファイル名が追加されます。サブフォルダに入っているファイルも追加されます。「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。追加したいファイルまたはフォルダを選択して、「開く」をクリックします。写真が表示されます。もし写真が大きく表示されていたら「縮小」ボタン（8）をクリックして、小さく表示されるように調整できます。下記のような画面が表示されます。要部分を選択この写真の右下に日付のスタンプが付いています。リストにあるすべての写真の同じ位置に同じような日付のスタンプが付いています。この部分を選択して処理を開始すると自動的にすべての写真から日付のスタンプが消えます。画面に表示されている長方形は選択範囲です。マウスでこれを動かしたり、サイズ調整したりできます。この選択範囲を使って、消したい部分を選択します。選択範囲の位置はツールバーの「5」のボタンを使って絶対位置か相対位置に切り替えられます。絶対位置（「5」のボタンに「％」が表示されています）に設定すると写真の大きさが変わっても選択範囲の位置は変わりません。相対位置（「5」のボタンに「％」が表示されていません）に設定すると写真の大きさによって選択範囲の位置が変わります。この設定にすると不要部分が正確に削除されない可能性がありますので、できれば同じ大きさの写真を使って、絶対位置に設定して下さい。次は「処理開始」ボタン（4）をクリックします。消したい部分と写真の数によって時間がかかりますが、すべての写真から不要な部分が消えます。 ※選択範囲とその周りの背景によって、綺麗に消せない場合があります。その場合は姉妹製品Inpaintを使って手動で綺麗に消せる可能性があります。Inpaintの体験版は下記のURLからダウンロードできます。 http://www.infinisys.co.jp/product/inpaint/index.shtml 出力設定分ツールバーの「出力」ボタン（6）をクリックすると「出力設定」ダイアログが表示されます。ここで処理済みファイルの保存場所と保存されるJPEGファイルの画質の設定ができます。画質が高くなればなるほどファイルサイズが大きくなります。開発元は80% の画質に設定することを勧めています。