子供部屋とインテリアカラー

子供部屋とインテリアカラー
<北の子供部屋>
和室も吉相ですが、近頃では洋間の子供部屋が当たり前ですね。そこで
床は、カーペットよりもフローリングかコルクタイルがよいでしょう。
畳なら絨毯は敷かないこと。カラーは、汚れが目立つ色の方がこまめに
掃除する事になるので、淡い色がいいでしょう。壁、天井は、北の特性
を考え、吸音性のあるものを。色は、白系が一般的ですが、真っ白は目
に刺激が強すぎるので、ベージュ系など多少、色の付いているものがい
いでしょう。
<東北の子供部屋>
床は、カーペットよりフローリング。壁、天井は、シンプルなクロスや
ビニールクロス。基本カラーは白。ストライプ柄とも相性がいいでしょ
う。天井は、吸音系の不燃材にしてください。なぜ不燃材(準不燃材)
かと疑問の方もいるでしょうが、鬼門の子供部屋は、北風が強くて、昔
から類焼は鬼門からという例が多いからです。
<東の子供部屋>
東の子供部屋は、床、壁、天井の3面のうち、どこかひとつウッディ―
なものにしてください。壁、天井など、どんな色でも安心ですが、イン
テリアカラーをグリーンにすると落ち着きます。和室の場合も心配なし。
<東南の子供部屋>
床は、フローリング。カーペット張りなら、グリーン系、アイボリー系。
壁や天井は板張り、クロス、ビニールクロス、ペンキ塗りなど。コンク
リート打ちっぱなしのままでもOKです。カラーリングは、男の子なら、
淡いブルーやグリーン系、ベージュ系の色に。女の子なら、ベージュ系
かアイボリー系に。モノトーン色にすると吉相の気がダウンします。
注意したいのは風通し、いつもよくしておいてください。
<南の子供部屋>
床は明るい色のフローリングに。カーペットならグリーン系。壁や天井
も淡いグリーン系かベージュ系にします。壁の素材は、ビニールよりは
布クロス、布クロスよりは塗り壁、またはOP(オイルペイント塗)や
VP(ビニールペイント塗)仕上げにします。天井の素材は、吸音ボー
ド系が落ち着いていいでしょう。子供部屋だからと言って、赤やピンク、
黄色などの配色は避けて、暖色でもなるべく淡い色使いにしてください。
<南西の子供部屋>
床はダーク系のフローリング、壁や天井はクリーム色や若草色、すみれ
色など淡い色にします。風通しを第一に考えてください。窓は大きくせ
ず、相対する方位にドアなどを設け、また、断熱材などを床、壁、天井
に入れて、夏の暑さ対策をしてあげてください。内装のカラーリングは、
男の子はグリーン系、女の子はグリーン系の花柄で、なるべくシンプル
なインテリアに。
<西の子供部屋>
カラーは、可愛らしさよりも淡い感じで、落ち着いた雰囲気に仕上げて
下さい。そして素材は、木質系。できるだけナチュラルな材料を多用し
て下さい。床はコルクタイルで、ダークブラウン系。壁や天井は、ベー
ジュ系、ピンク、黄色。作り付けの家具などは、ムク材素材で、ダーク
ブラウンの品のいいものにしてください。
<北西の子供部屋>
床、壁、天井は木の感覚を生かしてまとめてください。床にフローリン
グを使用するのが一般的ですが、壁の一面か天井にもウッディ―な素材
を使って、風水のパワーを発揮させましょう。塗装は透明塗料仕上げが
基本。クロスやビニールクロスなどは、男の子ならベージュ系かグリー
ン系、女の子ならピンク系を使えばいいでしょう。