満開の桜、新たな出会い 平成28年度 第42回 入学式

千 葉 市 立 高 洲 第 二 中 学 校
平成28年度 第2号 H28. 4. 8
満開の桜、新たな出会い 平成28年度 第 42回 入学式
4月6日(火)満開の桜と抜けるような青空のもと、本校第42回「入学式」が行われました。新入生のみなさん
ご入学おめでとうございます。緊張の中にも、爽やかな笑顔があふれる、とても素敵な入学式になりました。特に、
「入学の言葉」
「歓迎の言葉」ともに代表生徒のすばらしいスピーチ、そして在校生の「歓迎の歌」は来賓の皆様から
も、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。今日から在校生の先輩と力を合わせて楽しい中学校、より良い高洲
二中をつくっていきましょう。
入学の言葉
新入生代表
震えながら登校していた寒い冬もようやく終わり、桜が咲く
暖かい春がやってきました。
「中学校は大変。小学校とは全く違
う。
」そう思っていた私は、六年生になったときから、
「小学校
のままがいいなぁ」と、中学へのあこがれは少なく、心配が多
くありました。一番心配だったのが勉強のことでした。勉強の
内容が小学校よりレベルアップするということ自体、不安でし
た。特に、本格的に始まる英語は、つまずくことがたくさんあ
ると思うと心配でした。自分は中学校の勉強についていけるの
か、テストは大丈夫だろうかと、気にしていました。しかし、
中学校の授業と部活を体験させていただいた交流会で、私の考
えは少し、変わりました。小学校に比べてレベルアップしてい
た授業は大変でしたが、とても楽しかったです。部活も、真剣
に取り組む中にも笑顔があり、その場にいやすい雰囲気でした。先生方とも楽しそうにされている先輩方を見て、安
心しました。小学校と中学校は、変わらないこともたくさんあるのかも知れないと、中学校での生活が、前よりも楽
しみになりました。小学校六年生と中学校校一年生は、年齢が一歳しか変わらないのに、大きく離れているような気
がします。今でももちろん、不安はありますが、新しいことへの期待もあります。小学校で学んだたくさんのことを
生かし、たくさん工夫して、たくさん努力して、これから始まる中学校での生活を、小学校以上に楽しくできるよう
に頑張ります。そして、今ある一歳の差を埋めていきたいと思います。先生方、先輩のみなさん、これからよろしく
お願いします。
歓迎の言葉
在校生代表
今年の春の訪れは一段と早く、今日もあたたかな春の陽気があたりを包んでいます。まるで、新入生の新たなスタ
ートを応援しているかのようです。新入生のみなさん、本日はご入学おめでとうございます。私たちは今日の日をと
ても楽しみにしていました。少し大きい制服、緊張感あふれる表情を見ると、自分たちの入学式が思い出されます。
みなさんは、これからの中学校生活が楽しみな反面、不安に思
うことがたくさんあると思います。
しかし、
安心してください。
みなさんには二年生、三年生という頼れる先輩がいます。どん
なに小さなことでも、わからないことがあれば先輩に聞いてく
ださい。きっと先輩は優しくていねいに教えてくれることでし
ょう。さて、ここで高洲二中の良さについてお話しします。一
つ目は誰もがあいさつができるということです。入学したての
頃は、あいさつするのが恥ずかしかったり、声をかけづらかっ
たりするかもしれません。僕もそうでした。でも、思い切って
あいさつしてみると、その先輩は明るい声であいさつを返して
くれました。それをきっかけにして、僕は自然にあいさつがで
きるようになりました。あいさつは人間関係を良くしてくれます。みなさんも、相手がするのを待つのではなく、ま
ず先にあいさつすることを心がけてください。二つ目は学校がとても落ち着いていて誰にとっても居心地の良い雰囲
気があることです。先輩、後輩の中もいいです。授業や掃除、委員会活動にもまじめに一生懸命取り組みます。昨年
度、みんなが楽しい学校生活を送れるように、生徒会で「ハッピースクールライフ宣言」をしました。その内容は、
1, 挨拶は友だち作りのスタートライン 2, 信じ合う、はじめの一歩は自分から 3, 考えよう、言葉の力は無限大
というものです。みんな、このことを目指して頑張っています。三つ目は誰もが行事に対して熱くなるところです。
体育祭では自分の競技に集中したり、仲間の競技に大きな声で声援したり、とにかく盛り上がります。合唱コンクー
ルでは、みんなが一つになろうと努力します。合唱コンクールの時期になると、朝、昼とたくさん練習します。僕は
合唱コンクールのおかげでクラスのまとまりや、三年生の合唱の素晴らしさを実感することができました。みなさん
高洲二中の合唱コンクールを大いに期待してください。このような高洲二中の良さは、決して 1 年や2年でできあが
ったものではありません。私たちの先輩が何年もかけて作り上げてきたもので、私たちはその伝統を受け継いでいる
のです。最後にみなさんに大切にしてもらいたいことがあります。それは何事にも挑戦すること、そして、挑戦する
ことをあきらめないことです。失敗を恐れず挑戦し続けることで、一歩成長することができます。みなさんは今日か
ら高洲二中の生徒です。これから私たちと一緒に、すばらしい学校を作り上げていきましょう。
~高洲二中生として、初日の印象を新入生に聞きました~
1 入学式の感想(入学式で印象に残ったことや感想)
・いろいろな人から見守られて、とても緊張したが、
たくさんの人から祝福されて、とてもうれしかった。
2年生や3年生のような中学生になりたい。
(K,Y)
・初めて制服を着てみて動きにくかった。あと、意外と中
学生になった気がしなくて変だなと思った。教科書が厚
くていやだなと思った。
(M・H)
・スカートをはくのが6年ぶりくらいだったから制服を着
て少し不思議な感じがしました。あと長い文章をあまり
見ないで読んでいたのがすごいと思いました。
(W・M)
・教室に初めて入ったときにあった教科書の山がすごく印
象に残っている。
(H・J)
・先輩たちからあいさつしてくれて緊張がすごくほぐれた
し、歌もすごくきれいでした。
(N・M)
・先生はもちろん、先輩がとても優しいなぁと思い、ほっ
としました。また、あまり話したことのない元真砂五小の子が積極的に話しかけてくれて、うれしかったで
す。
(K・O)
・小学校のときと違って、下級生が一番上の教室だった。とてもわくわくした。中学校はどんなところだろう
と思った。
(E・A)
・入学式で「私はもう中学生だ」と実感しました。先輩方の歌も、小学校の時とは迫力も違っていて、アルト・
ソプラノに分かれて歌っていることにより、よりキレイに聞こえました。来年、私も同じように1年生を歓
迎したいと思いました。
(U・M)
・すごくドキドキして学校に行ったけど、着いてすぐに先輩が声をかけてくれて、折れていた制服を直してく
れたり、教室まで案内してくれたりして、とても優しくしてくれて、思っていたより明るい雰囲気でこれか
らが楽しみになりました。
(O・Y)
・私たち新入生のために、在校生の先輩から、歓迎の言葉をいただいたことが強く印象に残っています。入学
式のその言葉だけでも歓迎していただいていることが伝わってきて、とてもうれしかったです。先輩と話し
てみたい!とも思いました。
(K・T)
・周りの環境が変わっていてとても新鮮。周りを見て小学校と違うところがないか見てみると、廊下の真ん中
の線がなかった。
「中学生は廊下は右側通行はあたりまえ」だからでしょうか。
(J・K)
・初めての制服、初めての先輩にとてもドキドキした。先輩のあいさつや歌にはびっくりした。新入生代表の
神保さんのあいさつも、堂々としていてすごかった!!見習いたいと思った。
(M・A)
・入学式の前までは、新しい友だちができるかな~。など少し不安な気持ちがありました。だけど、新しい友
だちもできそうで、うまくやっていけそうな気がしたので良かったです。入学式の時は先輩たちが合唱をし
てくれて、とてもうれしかったです。
2 中学生になってがんばりたいことや、目標
・部活動や合唱コンクールなど、小学校ではなかった活動も始まるので、どんな活動にも積極的に取り組みた
いと思います。
(O・Y)
・勉強や部活で忙しくなると思いますが、クラスメイトや先輩方、先生との交流を深めて、来年の入学生に「二
中にいきたい!」と心から思ってもらえる環境を保っていきたいです。
(K・T)
・部活で1年生大会出られるように頑張りたいです。
(O・H)
・話したことのない人もいるので、まずは、みんなと仲良くしたいです。
(A・
・いろいろな国の人と話せるようになるために、英語の授業を頑張りたい。特に英語をしゃべれるようにした
い(H・J)
・部活をがんばりたいです。生徒会に出てみたいです。
・理数系や運動計系が苦手なので、この中学校3年間で克服したいです。また友達関係も大切だと思うので、
いっぱい友達を作って、楽しい思い出をどんどん作って行きたいです。
・中学生になったら勉強はもちろん、スポーツもがんばりたいので「文武両道」が目標です。また、2年生か
らは、先輩として1年生のお手本になれるようにしたいです。
(U・M)
・勉強と部活・委員会などの両立!小学校の頃よりも自由な時間が少ないと思うので、しっかり計画を立てた
いと思います。
(K・O)
・先輩たちのように自分からあいさつできるようにしたいです。
(N・M)
・部活でサッカー部に入って、練習試合や大会などに出られるようにがんばりたい。
(S・R)
・
新しい「学校教育目標」のもと 新たな年度がスタートします!
「学校教育目標」とは、それぞれの学校の特性を生かして、その学校の目指す姿や理想像を短いフレーズで表したも
ので、学校全体の教育活動の基本となるものです。昨年度までの学校教育目標である「豊かな心を持ち、自ら考え、
落ち着いて生活する生徒の育成」という、これまで培ってきた土台の上に、更に「新しい時代を拓くたくましさと、
しなやかさ」を身につけた生徒の育成を目指して改訂したものです。新学校教育目標のもと、職員一同より良い学校
を目指して頑張ってまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。
新「学校教育目標」
校
訓 「大志・自律・寛容」
学校教育目標 「豊かな心を持ち(心) 自ら考え 自ら学び(学力)
たくましく(体力)しなやかに未来を拓く生徒の育成」
「しなやか」に込めた願い
「しなやか」な心
☆自分の考えや意志を持ち正しく主張するとともに自分と違った考えや価値観を尊重する。
☆目標を持ち粘り強く努力するとともに、失敗したり、思い通りに行かないときでも折れない柔軟性を持つ
(必要によって軌道修正したり、次善の策を考えることができる。
)
☆自分の力で物事を解決する強い意志を持つとともに周囲の人とコミュニケーションを図り、協力して物事
を解決しようとする。
「しなやか」な学力
☆基礎的・基本的な知識、技能を身につけるとともに、単なる知識の集積や理解力の向上だけではなく
学んだことを実生活の様々な場面で積極的に活用し、課題解決に役立てることができる。
☆生活や心を豊かにする芸術、文化、健康など、その価値や良さを実感し、尊重することができるうるおい
いのある学力を身につける。
「しなやか」な体力
☆たくましく強靱な体作り(行動体力)とともに、病気に負けない健康な体作り(防衛体力)
☆ヘルスプロモーションの推進(身体的、精神的、社会的に健全な状態を保つために、自らの健
康をコントロールし改善できるようにする。
)
目指す生徒像
(1) 主体的に学習し 確かな学力を身につける生徒
(2) お互いを認め合い 優しく思いやりがある生徒
(3) 心身を鍛え 礼儀正しく 挨拶ができる生徒
(4) 向上心を持って切磋琢磨し 課題を乗り越える生徒