平成19年 - 龍ケ崎市

平成19年第3回定例会
決算特別委員会全体会(文教委員会所管)会議録
期
日:平成19年9月12日
時
間:午後4時01分∼午後6時33分
場
所:全員協議会室
出席者:岡部洋文委員長、杉野五郎副委員長、萩原勇委員、後藤敦志委員、
桜井直之委員、曽根一吉委員、伊藤悦子委員、谷田川隆司委員、
大塚弘史委員、 近藤博委員、寺田寿夫委員、山形金也委員、
飯塚則子委員、小野村節委員、山宮留美子委員、信田東男議員、
石山治男委員、鴻巣義則委員、大野誠一郎委員、深沢幸子議員、
桜井昭洋委員、披田信一郎委員、
欠席者:川北嗣夫委員、大野喜助委員、
オブザーバー出席:松田高義議長
オブザーバー欠席:坂本守議員
執行部:串田武久市長、油原信義副市長、横田敦夫教育長、石塚和夫教育部長、
石島輝夫学務課長、菊地三夫生涯学習課長、湯原正行スポーツ振興課長、
富永保指導課長、石山年男学校給食センター所長、大貫優中央図書館長、
岡田良一教育センター所長、鈴木隆会計管理者事務代理者
事務局:渡辺俊晟次長、松田浩行議事係長
議
1
題
議案第7号
平成18年度龍ケ崎市一般会計歳入歳出決算の文教委員会所管事項につ
いて
岡部委員長
休憩前に引き続き会議を再開いたします。ここで執行部にお願いいたします。発言に際
しましては、挙手をされるようお願いいたします。それでは、議案第7号 平成 18 年度
龍ケ崎市一般会計歳入歳出決算の文教委員会所管事項について、項目順に簡潔明瞭にご説
明願います。
石塚教育部長
それでは、平成 18 年度一般会計の教育費におけます概要の説明をいたします。それでは
はじめに 13・14 ページと 15・16 ページの日本スポーツ振興センター災害共済負担金は、
小中学校の児童生徒が日本スポーツ振興センターの災害共済に加入する際の一人当たりの
掛金 920 円を、保護者と市が2分の1ずつ負担している保護者分です。
続きまして、17・18 ページをお開きください。
小中学校施設目的外使用料は、いずれも学校敷地内にあります、東電・NTTの電柱等
の行政財産使用料及び 18 年度からお願いしました教職員のマイカー駐車に伴う駐車場使
用料です。
次に、社会教育使用料コード№1は、18 年度から各公民館に設置された情報提供・災害
対応型自動販売機 13 台分の設置料と電気料金、及び東電・NTTの電柱使用料です。コー
ド№2は、文化会館の大ホールや小ホールなど・各施設の使用料です。コード№3は、文
化振興事業団職員駐車場使用料及び敷地内の電柱等の使用料です。 コード№4は、図書
館敷地内の東電柱の使用料です。次に、4保健体育使用料コード№1は総合運動公園アリ
ーナ使用料からコード№5総合運動公園多目的室使用料は、総合体育館「たつのこアリー
ナ」の施設ごとの使用料です。コード№6 総合運動公園施設目的外使用料は、たつのこ
アリーナ内に設置されている自動販売機 14 台分の設置料及び電気料金です。コード№7は、
市内に4カ所ある有料テニスコートの使用料です。コード№8は、運動公園・運動広場及
び高砂体育館敷地内にあります東電柱の使用料です。コード№9は、高砂体育館の使用料
です。コード№10 は、給食センター敷地内にあります東電柱の使用料です。
19・20 ページをお開きください。
続きまして、小学校施設整備事業費です。これは平成 18・19 年の2ヵ年継続事業でありま
す馴柴小学校改築事業に係る国庫負担金です。
21・22 ページをお開きください。
コード№1要保護・準要保護児童援助費、及び、中学校費補助金コード№1要保護・準
要保護生徒援助費です。これは、経済的理由により就学が困難な児童生徒の保護者に補助
を行う就学奨励費の国庫補助金です。対象となる経費は、要保護児童生徒の修学旅行費・
医療費で、補助率は約2分の1です。コード№2小学校施設整備事業費は、平成 17 年度の
繰越事業で馴柴小学校体育館屋根裏のアスベスト除去工事に係る国庫補助金で、補助率は
3分の1です。コード№3安全・安心な学校づくり交付金です。これは、馴柴小学校改築
事業に係る交付金です。次世代育成支援対策交付金は、厚生労働省所管の交付金で、対象
事業は「地域における児童の安全確保の取り組み」に対するもので、小学校13校へ電子
地図を配布した事業が該当したもので、補助率は、2分の1です。次に、幼稚園就園奨励
費は、私立幼稚園に幼児を通園させている保護者の経済的負担を軽減し、幼児教育の振興
を目的とした補助金で、補助率は、約4分の1です。
続きまして、27・28 ページをお開きください。
チームティーチング特別配置事業費は、国や県の加配措置がない小規模な小学校に非常
勤講師を配置するもので、8名分の報酬、通勤費及び共済費分にかかる県の補助で、補助
率は2分の1です。
次に、事務処理特例交付金は、図書自動販売機の設置、変更、廃止に伴う事務処理に対
する交付金です。コード№2青少年相談員事業費は、青少年相談員1人につき、2、500 円
で 39 名分の県補助金です。文化財保存・修理費は、県指定文化財丸木舟の保存加工処理事
業に対する県補助金で、補助率は2分の1です。
続きまして、29・30 ページをお開きください。
ハートいっぱい推進事業は、八原小学校が心の教育に係る研究校として県教育委員会の
指定を受けたことによるものです。
学校体育推進校事業費は、城西中学校が保健体育に係る研究校として県教育委員会より、
平成 17 年度から3年間の指定を受けたことによるものです。
31・32 ページをお開きください。
奨学基金利子及び義務教育施設整備基金利子は、いずれも基金元金に対する利子です。
次に、給食センター資源物等売払収入は、揚げ物などに使用しました廃油の売却収入です。
続きまして、奨学基金繰入金は、平成18年度の奨学生援護事業費 1、630、000 円うち、
基金運用による預金利子 296、637 円をこれに充て、その差額分 1、333、363 円を基金から
取り崩し、事業費に繰り入れたものです。
同じく、義務教育施設整備基金繰入金は、馴柴小学校建替工事に伴う財源に充当するた
め、基金を取り崩したものです。
35・36 ページをお開きください。
図書館資料弁償金は、紛失等による弁償金で図書11冊、CD1枚分です。
たつのこアリーナ備品等弁償金は、たつのこアリーナの利用者が、コインロッカーの鍵
の紛失及びジョギングコースの壁破損の弁償金です。
37・38 ページをお開きください。
次に、学校給食費負担金及び学校給食費負担金滞納繰越分は、ご父兄からお預かりした
給食費でありまして、現年度分と過年度分の負担金です。
次に、学校事故賠償保険金は、学校において発生した児童・生徒の怪我及び物損に対す
る保険金です。
学校開放体育館使用料は、市内の小中学校夜間体育館使用料です。
コード№47、48、49、50、51 は、公民館、図書館、歴史民族資料館の公衆電話及びコピ
ー機の使用料です。
39・40 ページをお開きください。
市史等刊行物頒布収入は、歴史民俗資料館で頒布しております龍ケ崎市史等の頒布料で
す。増額理由は仙台藩 400 年企画展示を開催しその時に「伊達政宗に始まる龍ヶ崎領」の
本の販売をしたものです。
文化会館に設置してあります公衆電話の使用料です。
たつのこアリーナ利用者が事務所備え付けのコピー機を使用した際の使用料です。
スポーツ教室参加者負担金は、たつのこアリーナで開催した、エアロビクス・アクアビ
クス教室及び 18 年度から始めましたヨガ教室の参加負担金です。
たつのこアリーナ保育ルーム利用者負担金は、18 年度から始めた「たつのこアリーナ」
利用者のお子さんを保育ルームで預かった負担金です。
スイミングキャップ売払収入は、たつのこアリーナのプール利用者に対する水泳帽の売
払収入です。TGSキー売払収入は、たつのこアリーナのトレーニング室利用者がトレー
ニング機器を利用する場合の個人データ管理キーの売払収入です。
コード№60 は、高砂体育館に設置してある公衆電話の使用料です。
傷害保険返納金は、中央図書館のボランティア活動保険加入助成金の一部返納金です。決
算額 10、400 円のうち、図書館分は 4、000 円です。
市文化振興事業団委託料精算金は、同事業団に委託しております文化会館及び歴史民俗
資料館の管理運営事務委託契約に係る前年度委託料の精算金です。
発掘調査負担金は、埋蔵文化財発掘調査に係る開発原因者の調査負担金で、宿遺跡・塗
戸町大和ハウス南側・竜大サッカー場・1430 万円、山王台遺跡・つくばセントラル病院・
透析クリニック・約 286 万円です。
公共工事電気等使用料は、馴柴小学校改築工事に係る工事用の上水道使用料収入です。
41・42 ページをお開きください。
馴柴小学校整備事業債は、馴柴小学校改築事業に係る事業債で、充当率は資格内が 90%・
資格外は 75%です。同じく 小学校施設整備事業債は、平成 17 年度繰越事業の馴柴小学
校体育館屋根裏の石綿含有建材除去工事に係る事業債で、充当率は 100%です。
次に、公民館建設事業債は、城ノ内地区公民館建設事業に係る事業債で、充当率は 75%
です。歳入につきましては以上でございます。
岡部委員長
本日の会議時間を延長いたします。
石塚教育部長
続きまして、教育費における歳出決算の概要をご説明申し上げます。まず、支出済の総
額でございますが、40 億 9、004 万 8、765 円執行率は 97.9%となっております。
それでは、コード№ごとにその概要をご説明申し上げます。
161・162 ページをお開きください。
教育委員会費は、教育委員の活動を円滑に行うための経費で、主なものは、教育長を除
く4人の教育委員に対する報酬及び交際費、負担金等です。負担金の増額理由は3年に1
回開催される郡市教育振興大会があり、表彰があったことによるものです。
教育長給与費は、教育長の給与関係経費です。
教育委員会事務局の職員給与費は、教育次長以下、学務課総務係、学務係職員及び指導主
事を除く指導課職員12名分の給与関係経費です。
学務事務費 は、教育委員会及び学務課に係る経費です。
163・164 ページをお開きください。
需用費の消耗品費は、経常事業分が事務用品等の購入などに要した経費です。臨時事業
分は、子供を守る110番の家の登録世帯を入力したうえで、小学校 13 校に配布した電子
地図CD の購入費用です。印刷製本費は、子どもを守る110番の家の会の支援として、
同会会員が玄関前等に掲げる看板 500 枚を作成した臨時的経費です。役務費の火災保険料
は、学校管理下で発生する児童・生徒の災害・事故等に対処するため加入した学校災害賠
償補償保険の保険料です。補償、補填及び賠償金は、学校での児童の怪我及び看板が倒れ
て自動車を破損したことによるものです。
次に、奨学生援護事業は、経済的理由などで高等学校に進学・修学することが困難な学
生に対し、月額1万円を支給したもので、新規奨学生を選考する奨学生審査会委員に対す
る報酬及び奨学生 14 人に対してそれぞれ年額 12 万円を支給したものです。
次 に 、義 務 教 育 施 設 整 備 基 金 費 は 、同 基 金 か ら 生 じ た 預 金 利 子 及 び 開 発 行 為 負
担金を積立てたものです。
次に、教育指導の職員給与費は、茨城県派遣の指導主事4名分の管理職手当及び給与負
担金です。
学校指導費は、指導課が教職員に対する助言指導や、新しい教育課程に対応した教育活
動を支援するための費用及び障害のある児童生徒の学校における教育活動を援助するため
の障害児介助員にかかるものです。委託料は、肢体不自由並びに情緒障害のある児童 11
名にかかる介助委託料です。
165・166 ページをお開きください。
教職員研修費は、本市の教育課題の解決と各学校の教職員の資質向上、教育活動の充実
を図るための経費です。負担金、補助及び交付金は、県校長会、教頭会にかかる負担金及
び学校経営研究事業に対する交付金並びに八原小・城西中が県教育委員会から研究協力校
として指定を受けたことによるものです。
障害児就学指導費は、教育上特別な配慮を要する児童生徒の障害の種類・程度等の判断及
び就学相談の実施を通して適正な就学指導を実施するための経費で、障害児就学指導委員
3人分の報酬及び障害児就学指導説明会の講師謝礼です。
語学指導事業は、中学生の語学力の向上を図るとともに、小中学校における国際理解教
育を推進するための英語指導助手配置にかかわる経費であり、英語指導助手6名分の報酬、
事業主負担の各種保険料等の共済費です。旅費は、英語指導助手の研修及び3人分の帰国
費用等です。使用料及び賃借料は、英語指導助手のアパート5部屋分の家賃です。負担金、
補助及び交付金は、英語指導助手にかかる負担金であり、新規招致3人分の自治体国際化
協会負担金が主なものです。
社会人チームティーチング配置事業は、国や県の加配措置のない小規模な8つの小学校
にチームティーチング非常勤講師8名を配置しました。経費は、8名の非常勤講師にかか
る、報酬、費用弁償及び労災・雇用保険に加入するための共済費です。
魅力ある学校づくり推進事業は、各学校の自主的な創意ある取り組みによって、新しい
時代にふさわしい学校づくりと、児童生徒の生きる力の育成をめざすものです。
167・168 ページをお開きください。
負担金、補助及び交付金は、特色ある学校づくり事業にかかるもので、各学校の計画に
基づいた特色ある学校づくりの交付金です。
少人数指導推進事業は、各小学校に少人数指導非常勤職員を配置し、学習効果の高い少
人数学習を積極的に導入したもので、13 人分の報酬及び通勤手当です。
副読本作成費は、小学校の社会科及び生活科で平成 19・20 年度に使用するため各々1500
冊増刷しました。
続きまして、教育センターの職員給与費は、教育センターの行政職職員1名の給与関係
経費です。
教育センター管理費は、いじめや不登校問題などの解消をめざして平成5年に開設され、
教育相談や適用指導教室の運営などを通じて、児童生徒本人や保護者、学校職員への支援
しており、これらの事業を行うための施設の維持管理費用です。報酬は、非常勤嘱託職員
1名に対する報酬。需用費の修繕料は、事務室エアコン修理、公用車車検代等です。役務
費の通信運搬費は、電話の通話料です。手数料は、車検手数料、自動車損害保険料は自賠
責保険料です。
次に、教育センター活動費は、市内小・中学校だけでなく、関係機関との連絡調整、一
般市民からの相談、研修機会の提供など、幅広い分野で教育センターの機能を生かしてお
ります。報酬は、7名の教育相談員に対する報酬。報償費は、市民講座の初級・中級・上
級講座及び教育講演会の講師謝金です。なお、市民講座では、初級18名、中級9名、上級
7名の一般市民の方々がカウンセリング講座を受講しました。旅費は、教育相談員4名分
の通勤手当及び職員、教育相談員の研修会等の旅費です。
169・170頁をお開きください。
さわやか相談員派遣事業は、小・中学生のストレスの解消・軽減を図り、明るい学校づ
くりや、児童生徒一人一人が意欲をもって学習に取り組める環境づくりのために、小学校
に、ボランティア相談員を、中学校に、さわやか相談員を派遣しているもので、報償費は、
ボランティア相談員への1日当たり 1、000 円の謝金、さわやか相談員への1時間あたり 1、
000 円の報償金で、年間1人当たり 640 時間の活動をお願いしています。
続きまして、職員給与費は、小学校13 校の用務手14 名の給与関係経費です。
小学校管理費は、学校施設や設備の保守・修繕及び備品等の購入、また児童や教職員の学
校生活環境の充実のための経費です。報酬は、小学校 13 校の学校医 21 人、学校歯科医 21
人、学校薬剤師 13 人及び小学校の用務嘱託員3人の報酬です。
需用費は、学校用管理消耗品購入のほか、燃料費、印刷製本費、電気・ガス・水道等の
光熱水費及び修繕料です。役務費は、電話料及び就学時健康診断通知や入学通知を発送す
る際の切手代等の通信運搬費、手数料としては、飲料水・プール水の水質検査、し尿浄化
槽の定期検査、児童及び教職員の尿検査・心電図検査等各種健康検査を行ったものです。
委託料は、校舎の施設警備、消防設備保守、樹木剪定、受水槽・高架水槽の清掃、浄化槽
の維持管理等の委託費用です。減額理由は、3年に1回の建築物定期調査報告書がなくな
ったことによるものです。
171・172頁をお開きください。
使 用 料 及 び 賃 借 料 は 、情 報 機 器・地 域 イ ン ト ラ ネ ッ ト パ ソ コ ン 等 の 賃 借 料 で す 。
ま た 、久 保 台 小 学 校・八 原 小 学 校 の 仮 設 校 舎 の 賃 借 料 、馴 馬 台 小 学 校 周 辺 の 電 波
障 害 に よ り ま す 有 線 テ レ ビ 放 送 用 電 線 施 設 共 架 料 及 び 長 戸 小 学 校・川 原 代 小 学 校
に お け る 用 地 の 賃 借 料 で す 。こ の ほ か 、各 学 校 の 印 刷 機・複 写 機 の 賃 貸 借 料 及 び
パ フ ォ ー マ ン ス チ ャ ー ジ 料 、教 育 用 コ ン ピ ュ ー タ 及 び 有 害 情 報 排 除 シ ス テ ム の 賃
貸 借 料 、け が や 急 病 の 児 童 を 病 院 ま で 輸 送 す る た め の タ ク シ ー の 借 り 上 げ 料 で す 。
備 品 購 入 費 と し て は 、新 規 格 の 児 童 用 机・椅 子 を 古 い 物 か ら 順 次 入 替 え を 行 っ た
ほ か 、折 り た た み 椅 子 、シ ュ レ ッ ダ ー・図 書 室 書 架 の 購 入 等 学 校 用 管 理 備 品 の 整
備 を 図 り ま し た 。負 担 金 、補 助 及 び 交 付 金 は 、学 校 長 や 養 護 教 諭 、学 校 医 等 で 組
織されています市学校保健会及び竜ヶ崎保健所管内結核対策協議会に対する負
担 金 で す 。ま た 、学 校 管 理 下 の 事 故 や け が 等 に 対 応 す る た め の 日 本 ス ポ ー ツ 振 興
セ ン タ ー 災 害 共 済 加 入 負 担 金 で す 。交 付 金 と し て は 、市 教 育 研 究 会 に 60万 円 の 補
助を行ったところです。
続きまして、小学校教育振興費は、その大部分を学校に配分し、各学校のそれぞれの創
意工夫により図書や各種消耗品、教材備品を整備し、児童の学習環境の充実を図っていま
す。報酬は、平成 15 年度から配置した学校図書館司書嘱託員 13 名の報酬です。需用費に
ついては、学校規模に応じで予算配分し執行したものです。消耗品費は、児童の学習用副
読本、図書資料等の教材用消耗品、保健・衛生消耗品、清掃用具等の施設消耗品の購入で
す。また、図書資料の購入費は、決算額で約 1、164 万円、およそ 8、171 冊の図書を購入
したところです。その他としまして、各種印刷物の印刷製本費、教材備品の修繕費、学校
で飼育しています小動物の飼料費などです。役務費の通信運搬費は、切手及びはがき代、
手数料はピアノやオルガン等楽器の調律調整等です。筆耕翻訳料は、卒業証書及び賞状等
の筆耕料です。備品購入費は、教科指導教材のほか、拡大コピー機、プロジェクター、楽
器等を購入しています。
要保護・準要保護児童就学奨励費は、経済的理由により就学困難な児童の教育を受ける
権利を経済的に保障するもので、児童が学校生活上必要な学用品費、新入学児童学用品費、
校外活動費、修学旅行費、医療費、給食費を援助することにより保護者の負担軽減を図っ
たところです。平成 18 年度における小学校の認定者は、要保護児童数5人、準要保護児
童数 454 人でした。
173・174 頁をお開きください。
続きまして、小学校施設整備の職員給与費は、学務課施設係の職員3名分の給与関係経
費です。
都市再生機構小学校償還金は、これまでに龍ケ崎ニュータウン内に建設した小中学校は、
公団の立替施行により建設したものであり、建設費用は都市再生機構が負担しておりますの
で、一定期間で公団に償還するものです。償還金のピークは平成 23 年度の 254、000 千円
で、その後減少し平成 42 年度終了します。
小学校施設整備事業は、学校施設の整備・改修等を図り、充実した学校生活のための環
境づくりに努めるものです。委託料は、龍ヶ崎小学校及び八原小学校の電気設備改修工事
の実施設計及び馴馬台小学校地区の学校施設の影響による地上波デジタル電波障害調査・
地上波デジタル用共同受信施設整備工事の実施設計です。工事請負費は、八原小学校教室
改修工事他、決算書に記載したとおりです。
馴柴小学校小学校施設整備事業は、平成 18・19 年度の2ヵ年継続事業として校舎の全面改
築を実施しているもので、今年の 12 月に改築工事を完成させ、3学期から新校舎で授業を
開始するものです。委託料は、校舎改築工事管理業務委託及び既存校舎から仮設校舎への備
品等運搬に伴う引越し業務委託です。使用料及び賃借料は、改築校舎が完成するまでの仮設
校舎9教室のリース料です。工事請負費は、仮設校舎電源引込工事及び校舎改築工事に係る
建築・電気・機械設備工事費で全体工事費の4割分です。
続きまして、中学校の職員給与費は、中学校6校の用務手 7 名の給与関係経費です。
中学校管理費の報酬は、中学校6校の学校医 12 人・学校歯科医 12 人・学校薬剤師6人の
非常勤特別職に対する報酬のほか、用務嘱託員1名の報酬です。
175・176頁をお開きください。
需用費、役務費、委託料、使用料及び賃借料、原材料費、備品購入費につきましては、
小学校管理費と同じ内容ですので省略させて頂きます。
負担金、補助及び交付金は、日本スポーツ振興センターの共済加入及びクラブ活動を行
う生徒の中学校体育連盟への加入負担金です。
交付金は、市中学校体育大会及びクラブ活動奨励費として、県南大会分として 200 万円、
関東・全国大会等に出場した学校に対し、別枠で 302、325 円を交付したものです。
続きまして、中学校教育振興費は小学校教育振興費と同じ内容ですので省略させて頂き
ます。
177・178頁をお開きください。
要保護・準要保護生徒就学奨励費です。平成 18 年度の中学校認定者は、要保護生徒数5人、
準要保護生徒数 237 人です。
続きまして、中学校施設整備の職員給与費は、学務課施設係2名の給与関係経費です。
都市再生機構中学校償還金は、小学校と同様、ニュータウン地区内の中学校立替施行にか
かる償還金です。償還金のピークは平成 23 年度の 186、000 千円で、その後減少し平成 40
年度に終了です。
中学校施設整備事業です。委託料は、城南中学校グランド改修工事・城ノ内中学校体育
館防音壁設置工事の実施設計及び愛宕中学校と城ノ内中学校地区の学校施設による地上波
デジタル電波障害調査並びに地上波デジタル用共同受信施設整備工事のための実施設計で
す。工事請負費は、城西中学校のパーテーション改修工事外、決算書に記載したとおりで
す。
続きまして、幼稚園就園奨励事業は、私立幼稚園児保護者の経済的負担軽減と幼児教育
振興を目的とした事業で、私立幼稚園にお子さんを通わせている市内在住で住民税所得割
が 135、000 円以下の保護者に対し、段階的に就園奨励費補助金を支出したもので、対象園
児は 1、098 人でした。
次に、幼稚園振興助成事業は、私立幼稚園園児の保護者や幼稚園設置者に対する当市単
独の補助事業で、私立幼稚園運営費は、市内の私立幼稚園9園に対して交付したものです。
私立幼稚園等振興助成金は、市内在住で私立幼稚園にお子さんを通わせている保護者の負
担軽減を目的に、1人あたり月額 2、500 円を補助したものです。対象園児は、1、458 人
でした。
179・180頁をお開きください。
私立幼稚園障害児保育費は、障害のある市内在住のお子さんを預かる幼稚園に対し、園
児1人当たり月額1万円を補助し、障害児の教育・保育環境の充実に役立てていただいた
ものです。平成 18 年度は、6園、20 人の園児が対象となりました。
幼稚園就園奨励事業及び幼稚園振興助成事業につきましては、平成 18 年度より市税滞納
者にはご遠慮頂いております。該当者は約 70 名です。
続きまして、社会教育総務の職員給与費は、生涯学習課の職員9名の給与関係経費です。
生涯学習事務費は、生涯学習事業を進めていく上での一般事務経費と社会教育組織の負
担金、社会教育団体への補助金や交付金などとなっております。酬は、社会教育指導員及
び社会教育委員の報酬です。負担金、補助金及び交付金は、稲敷地方広域市町村圏事務組
合の青年の家や社会教育組織への負担金です。青年の家運営は平成 18 年度で終了し、本年
度は解体工事を予定しています。交付金は、成人式運営委員会へのものです。成人式につ
きましては、1月7日に6中学校を会場に実施し、810 名の新成人が出席し、出席率は 69
パーセントでした。
生涯学習推進費は、市民の生涯学習活動を推進するための経費や学習環境の整備や情報
提供を進めていくためのものです。報償費は、親子ふれあい教室講師及び全国生涯学習フ
ェスティバル出展に際してのアシスタント謝礼です。旅費は、国民文化祭視察山口県の旅
費です。需用費の消耗品費は、親子ふれあい教室等のもので、教室には 72 名の方が受講さ
れました。負担金、補助及び交付金の負担金は、笠松運動公園での全国生涯学習フェステ
ィバルへのブース出展負担金です。機織の実演と体験をして頂きました。
青少年育成事業は、青少年非行の未然防止のため、継続的な街頭指導や啓発活動を行な
うとともに、青少年育成団体の活動を支援し、次世代を担う青少年の健全育成を図る経費
です。報酬は、青少年センター運営協議会委員、青少年相談員の報酬です。相談員の活動
ですが、青少年の非行防止のための市内巡回を延べ 61 回、延べ人員 183 人で行ったところ
です。報償費は、市子連球技大会における子供たちへの参加賞です。負担金、補助及び交
付金の負担金は、青少年育成組織への負担金、交付金は、各団体の活性化と事業の推進の
ために市子ども会育成連合会、青少年育成龍ケ崎市民会議への事業交付金です。
子育て学習事業は、家庭教育の充実と子育て不安解消のため子育てふれあいセミナーの自
主的活動を支援する事業です。報償費は、セミナー講師等の謝礼です。需用費の消耗品は、
各学校のセミナーで使用する一般消耗品です。印刷製本費は、写真等の現像料です。子育
てふれあいセミナーでは、セミナー数が 19、セミナー受講生数が 679 人、延べ学習回数 1
76 回、延べ参加者数 2、141 人となっています。子どもの居場所づくり事業は、学校週5
日制導入に伴い、子供たちが気軽に集い、自由な発想で過ごすことができる場の提供とし
て、小学校の体育館やグラウンド及び龍ケ岡公園管理棟を活用したものです。報償費は、
サポーターへの謝礼です。委託料は、たつのこ山管理棟で行っている子育てサポート事業
の委託料です。学校での実施は4校、参加延人数 702 人、たつのこ山管理棟においては、
利用延べ人数 8、488 人となっております。
文化財保護費は、文化遺産の保護とその活用を図るための経費です。主なものとしては、
埋蔵文化財発掘調査で、塗戸町のサッカー場建設に伴う宿遺跡・馴馬町の医療施設建設に
伴う山王台遺跡の発掘調査を実施したところです。
183・184 頁をお開きください。
賃金は、埋蔵文化財確認調査に伴う作業員への賃金です。報償費は、埋蔵文化財確認調
査に伴う調査員への謝礼金です。委託料は、県指定文化財丸木舟の保存加工処理を行い歴
史民族資料館に移設展示したものです。使用料及び賃借料は、埋蔵文化財確認調査に伴う
重機のリース料です。備品購入費は、18 年度に国指定文化財の指定を受けた多宝塔の案内
板です。
続きまして、公民館の職員給与費は、公民館職員4名分の給与関係経費です。
公民館管理費は、地域の生涯学習や交流の場である市内 13 館の公民館の管理運営と維
持管理にかかる経費となっております。平成18年度は、公民館講座参加者や地域サーク
ル活動など約 23 万5千人の方々にご利用いただきました。報酬は、非常勤正副館長及び
公民館施設管理嘱託員に係るものです。需用費は、維持管理に要する消耗品及び光熱水費
や設備修繕が主なものです。役務費は、電話料とピアノ調律・浄化槽の法定点検などです。
委託料は、警備や清掃などの施設管理費です。
185・186 頁をお開きください。
使用料及び賃借料は、事務機器の使用料及び公民館用地の借地料です。工事請負費は、
大宮地区公民館の屋根修理等です。
公民館活動費は、市内全 13 館での事業開催に係る経費です。平成 18 年度の公民館講座
は 70 講座、延べ 393 回開催され、各地区公民館活動推進協議会においても 133 の事業が開
催されたところです。報償費は、公民館講座の講師謝礼です。負担金、補助及び交付金は、
各地区の公民館活動推進協議会に対する活動補助金です。
都市再生機構公民館償還金は、松葉、長山、八原地区公民館建設に係る立替施行償還金
です。償還金は平成 27 年度まで同額で推移しその後減少し平成 34 年度で終了します。
公民館建設事業は、公民館建設整備計画に基づき、城の内地区公民館を新設したもので、
建設工事費が主なものです。需用費の消耗品費は、公民館新設に伴う消耗品です。委託料
は、公民館新築工事監理業務委託料です。工事請負費は、公民館建設に伴う建築工事・機
械設備工事・電気設備工事費です。公有財産購入費は、公民館の用地取得費です。備品購
入費は、公民館新設に伴う初年度調弁分です。
187・188 頁をお開きください。
負担金、補助及び交付金の負担金は、県南水道給水加入費です。
続きまして、図書館の職員給与費は、図書館職員 10 人の給与関係経費です。
中央図書館では、児童コーナーに読み聞かせ用絵本のコーナーを設け、幼児から読書に親
しむ環境を提供するとともに、17 年度は毎週水・木に2時間の開館時間延長をしていたも
のを 18 年度は、これを平日 4 日間に拡大したところです。中央図書館と公民館図書室合計
で、延べ 10 万 5、178 人の方にご利用いただき、約 38 万冊の貸し出し実績がありました。
報酬は、土・日等対応の嘱託職員及び図書館協議会委員報酬です。報償費の報償金は、夏
休み子どもセミナー等、講座開催に伴う講師謝礼です。需用費の消耗品費は、図書資料の
購入費が主なもので、平成 18 年度は約1万2千点を購入し、併せて乳幼児対象の絵本の購
入も行いました。光熱水費は、電気・ガス・上下水道の使用料です。役務費は、中央図書
館と各公民館図書室とを結ぶネットワーク通信回線使用料等の通信運搬費が主なものです。
委託料は、施設の保守管理全般に係る経費と図書館情報システムに係る保守経費が主なも
のです。使用料及び賃借料は、図書館情報システムに係るハード・ソフトのリース料が主
なものです。
189・190頁をお開きください。
続きまして、歴史民俗資料館管理運営費は、郷土の歴史・民俗の学習及び研究活動の拠
点であります歴史民俗資料館の管理運営と施設の維持管理に関わる経費で、歴史民俗資料
館運営審議会委員の報酬及び文化振興事業団への施設管理運営委託料です。18 年度は、7
つの企画展示や各種教室・講座を開催するなど、延べ 34、212 人にご来館いただきました。
続きまして、文化会館管理運営費は、市民の文化・芸術活動の拠点であります文化会館
の管理運営と施設の維持管理に関わる経費です。18 年度は延べ 116、801 人の方にご利用
いただきました。委託料は、文化振興事業団への施設管理運営委託料と施設の中期保全計
画作成等に係るマネジメント委託料です。使用料及び賃借料は、文化会館駐車場用地賃借
料及び映写設備のリース料です。工事請負費は、音響設備改修工事費です。負担金、補助
及び交付金の補助金は、事業団への管理運営補助及び派遣職員の人件費相当分です。
都市再生機構文化会館償還金は、文化会館の建設に伴う、公団による立替施行に伴う償還
金です。償還金は定額で平成 27 年度に終了します。
続きまして、保健体育総務の職員給与費は、スポーツ振興課職員 12 名の給与関係経費で
す。
社会体育事務費は、年齢、体力、性別を問わず楽しめるニュースポーツの普及を図るた
めの経費です。報酬は、ニュースポーツの普及活動を行っております体育指導委員に対す
る報酬です。需用費の食料費は各種イベント時の弁当代、修繕料は、公用車の維持管理費
用です。使用料及び賃借料は、コピー機の使用料です。
191・192 頁をお開きください。
負担金、補助及び交付金は、体育指導委員の県組織及び県南組織への負担金が主なもの
です。
体育振興活動費は、スポーツ・リクレーション活動を継続して行えるよう、団体を育成・
強化する経費及び、各種スポーツ教室、イベント、種目別市民大会等を開催するための経
費です。報償費の報償金は、卓球タイムの講師謝礼、賞賜金は各種大会の賞品です。委託
料は、エアロビクス・アクアビクス及びヨガ教室の委託料です。負担金、補助及び交付金
の、補助金は、チーム又は個人が関東大会、全国大会に出場することに対して、宿泊費等
の一部についての支援するための補助金です。交付金は体育協会各部の自主事業及びスポ
ーツフェステバル事業、スポーツリクレーション祭りの運営に対する事業費としての交付
金です。
続きまして、総合体育館管理運営費 は、今年で6年目を迎えました龍ケ崎市総合体育
館たつのこアリーナの管理運営のための経費です。18 年度の利用延べ人員は、約 23 万人
です。報酬は、スポーツ施設受付嘱託員1名の及びスポーツ施設幼児一時預かり業務嘱託
員3名の報酬です。需用費の耗品費の主なものとしまして、プール用塩素・券売機用のプ
リペイドカード及びロール紙・トレーニング室利用時のTGSキーなどです。光熱水費は、
電気・ガス・水道料金です。修繕料の主なものは、施設維持分として、屋外流水プールの
テラス修繕・屋内温水プールハンドレール取付け・各種ポンプ類等の修繕、備品管理分と
して、プールロボット・券売機・トレーニング機器等の修繕です。役務費は、通信運搬費
が電話料金、手数料がプールの水質検査です。火災保険料は、幼児一時預かりサービス利
用者の損害保険です。委託料につきましては、たつのこアリーナを利用される方に快適か
つ安全に利用していただくために、決算書に記載されております内容の委託契約を行った
ものです。なお、体育施設維持管理には、受付業務を含む設備管理業務・プール管理業務・
トレーニング室管理業務を含んでいます。
193・194 頁をお開きください。
備品購入費は、幼児一時預かり用のベビーベット、テレビ、テレビ用収納庫及び消火器、
更衣室用の防犯ミラーを購入したものです。負担金、補助及び交付金は、スポーツ施設予
約システム整備運営協議会への負担金です。
体育施設管理運営費は、グラウンド、テニスコート、運動広場、高砂体育館などの社会
体育施設の維持管理に要した経費です。18 年度のテニスコート、グランド、高砂体育館な
どの社会体育施設の利用者延べ利用者人数は、約 21 万3千人です。報酬は、高砂体育館の
施設管理嘱託員の費用です。需用費は、各社会体育施設の消耗品・光熱水費及び修繕料な
どが主なものです。委託料は、社会体育施設の維持管理及び高砂体育館浄化槽・消防設備
の法定点検などに要した費用です。備品購入費は、たつのこフィールドの利用者用の電話
機及び事務用で使用する留守番応答装置を購入しものです。
続きまして、学校給食センター職員 21 人分の給与関係経費です。
学校給食運営費です。平成 18 年度は、小学校 13 校において約 102 万食、中学校6校に
おいて約 52 万食の給食を、児童生徒に提供しました。報酬は、学校給食センター運営委員
と、調理嘱託員8人分の報酬です。需用費の主なものは、調理器具・洗剤などの購入に係
わる消耗品費で、光熱水費は給食調理にかかるガス・電気・水道代などです。修繕料の主
なものは、第一調理場の変圧器の修繕、第二調理場のピット内蒸気配管の修繕、ボイラー
の修繕及び除外施設の修繕です。賄材料費は、米飯・牛乳・パン・ソフト麺及び肉類や野
菜などの給食食材の購入費用です。役務費の主なものは、手数料で、厨芥処理システムの
クリーニングやセンター職員の定期的な保菌検査及び調理場内の衛生検査に要した費用で
す。委託料の主なものは、市内 19 の小・中学校への給食配送業務や、汚水処理施設の維持
管理業務及び第2調理場の調理業務委託料などです。使用料及び賃借料は、第1・第2調
理場の生ゴミ処理機のリース代などが主なものです。工事請負費は、蒸気配管の老朽化な
どに伴い、第一調理場の改修工事を実施したものです。備品購入費は、小中学校用プレハ
ブ冷蔵庫7台を年次計画により入れ替えしたものです。また第一調理場の回転釜2台、野
菜切り機2台、移動シンク及び調理台などを購入しました。次に、負担金、補助及び交付
金は、学校給食に関する各種協議会加入負担金です。
以上が教育委員会所管の概要でございます。
岡部委員長
これより質疑を行います。説明のされた文教委員会所管事項について質疑ありませんか。
披田委員
190 ページの文化会館管理運営費の総務所管でもさまざまな角度から提起されたわけで
すが、中期保全計画マネージメント 6,495,300 円の中身と初めてのことだったのか、今後
のこと、実際にやっている業者さんなどをお願いします。
菊地生涯学習課長
まず、中期保全計画マネージメントにつきましては昨年度から委託をお願いしたもので
ございます。それ以前については、平成 14 年度から施設管理マネージメントとして導入
しておりまして、これは文化会館事業団に対する委託料の中で委託しておったものでござ
います。施設管理マネージメントにつきましては、コスト削減あるいは警備・設備等の業
務委託の見直しを行ってまいりました。昨年度から委託をしてまいりました中期保全マネ
ージメントにつきましては、指定管理者制度に伴いまして市が行っているものでございま
す。内容につきましては施設設備等の機能を健全に維持する。あるいは、経済的で良好な
環境を保つための施設マネージメントを置き換えまして、この委託契約によりまして今後
の改修計画を立てることを主な業務としています。具体的には、今後の中期的な保全計画
のための計画と工事に伴う設計も併せて行っていこうとするものです。業者につきまして
はエフエムエンジニアリング株式会社と契約をしておるところでございます。
披田委員
昨年からというのは、平成 18 年度においてということ。今年度も続いているんでした
っけ。そのことと、エフエムさんがおやりになってということは、その前の施設について
も確かやっていたと思うのですが、その延長で随意契約でもしたのでしょうか。
菊地生涯学習課長
おっしゃるように、一昨年まで行っていました施設管理マネージメントも、昨年から委
託している中期保全マネージメントについても、同じ業者でございます。この契約につき
ましては、随意契約で行っております。
披田委員
継続するものですか。18 年度 1 年で成果が出せたのかどうかです。
菊地生涯学習課長
昨年からの中期保全マネージメントについては、競争入札でおこなっております。それ
で、1 昨年までは経費削減といった観点からの業務で昨年度からのこの委託につきまして
は、今後の保全をメインとした修繕をお願いしていくものでございます。
披田委員
これは 18 年度だけで成果の上がったものなのですか。3 年なり継続させものの内の 1
年ですか。
菊地生涯学習課長
これは 3 ヵ年の契約でございます。これがある程度達成されるということになれば、昨
年、本年度、来年度で終了することも視野に入れながら契約をさせていただいたものでご
ざいます。
披田委員
今の言葉は怪しいのですが、複数年でやるものの 1 年なのですか。それとも 1 年 1 年や
るもので、1 年で終わるかもしれないし、もっと続いてしまうしという、どう取れば良い
のかという言い方だと思いますが、それともう 1 つ、仮に 3 年だとして約 2 千万位をこの
ことに掛けるわけですが、文化会館というそんなに小さくはない施設ではありますが、こ
れ 1 つの保全計画を作るために、これほどのコンサルタント費用を払うことが本当に必要
なのですか。18 年やってみて中間的であれ成果が出されているのですが、それを精査する
中から適切であるとの判断があるのですか。
菊地生涯学習課長
これにつきましては、この 3 年間にはさまざまな業務委託がございます。そういったも
のの適正化、あるいは資産管理をプロパーが行えるように教育をしていくとか、様々な委
託仕様書の見直しとか、台帳管理についてのノウハウを学ぶことを目的としております。
そういったことで、この 3 年間でそれがかなったという判断が出来れば、その段階で終わ
りにするということを考えております。それと、委託料が高額ではないかという質問でご
ざいますけれども、これにつきましては毎年修繕工事等を行っております。こういった管
理についても、お願いしているということでございます。以上でございます。
披田委員
今、最後の話で行けば、色々な修繕工事そのものをこの中で頼んでいるわけでは無いで
すよね。そういったものに関してもそれをチェックしたりしているに過ぎないよね。それ
で今日の先ほどの総務委員会所管で、管財事務費の中で施設管理マネージメントも 18 年
度からの 3 ヵ年で 11,699,100 円には文化会館は含まれないわけで、そのほかの公共施設
で、質問のしかたが悪かったとは思いませんが、保全的な部分も含めて総合的にやってい
ると。単体に文化会館に限ってこれだけの費用がかかるというのはちょっとバランスが取
れないという感じがあるのですから、こういう風に詳しく聞いているのですが、その比較
が担当からは出来ないのかなと思いますけれども、もしよければ副市長先ほどの答弁も含
めて。7 施設だけでなく文化会館も含めて 8 施設というか全部一括で出来なかったのかと。
全部同じ業者がするわけで、その辺の経緯がわかればお聞かせいただきたい。
油原副市長
お答えをいたします。中期保全計画マネージメントといわれておりますけれども、この
下に工事請負契約音響改修工事 32,000,000 円で実績ですが、今年度も音響、その前にも
空調とかの大規模な改修工事をしております。それの設計業務が入っております。そうい
った意味で中期保全計画という名称を付けたのだろうと思います。ですから先ほど述べた
仕様の見直しなどはある一定程度出来てきたと。この施設自体を建て替えるということは
なかなか厳しいものがありますので、今後毎年 3 千万から 4 千万の改修費用がかかってく
るのですね。そういった意味で中期的な修繕計画をたてて、それの設計をしていただくと
いうことで、設計料がこの中に入っているということで、施設管理マネージメントとは少
しその辺りが違うということでご理解をいただければ。
披田委員
今、ということなのですね。もう確認しませんけど設計料が入っているということで、
信じにくいというか、この書き方や先ほどの説明から伝わってきているので、あまり納得
しにくいのですけれどもとりあえずわかりました。ただ、今後説明をしていただきながら
行っていく。マネージメントやコンサルタントがわかりにくいので、明らかにこれだけ減
ったという関連で終わってくれれば良いのですが、結局ずるずる払い続けていることによ
って成果の部分が見えなくなっているきらいが感じられる。特に強くこの部分が気になり
ました。以上にします。
岡部委員長
他にありますか。近藤委員。
近藤委員
事業報告書の方の 94、95、96、97 ページですけれども、94 ページの業務委託のところ
で小学校地上波デジタル障害調査業務委託が付くのは馴馬台小学校、その下は設計業務委
託、馴馬台小学校ですね。それからその次のページに施設整備工事で、ここに小学校地上
波デジタル用共用受信施設整備工事名前が上がってくるのが馴馬台小学校で、その他に次
のページですけれども、愛宕中と城ノ内中で業務委託と施設設備工事が上がってきていま
すね。そうするとこの小学校中学校で名称が上がってきたのは、馴馬台小学校、愛宕中、
城ノ内中なのですが、地上波用デジタル共同受信設備工事は実施して電波の届かないとこ
ろは解消したのだと思いますが、これは平成 18 年度決算ですね。3校の名前が挙がって
きていますが、事業を実施してこれで終わりなのか、また出てくるのかお聞かせ下さい。
石塚教育部長
地上デジタルの基本設計と実施設計ですが、該当している学校は馴馬台小学校、愛宕中、
城ノ内中で、馴馬台小学校は新しく建てたときにテレビの映りが悪いということで、テレ
ビアンテナを建てて各家庭に引いていただいたものです。愛宕中も城ノ内中も同じでこれ
を建てることによってよく映らないということで学校の方にアンテナを建てて映りの悪い
区域をやっているということで、今度地上波デジタルになるということでしたので、早く
やってもらいたいという話がありましたので、デジタルテレビを買っても今のままでは移
らないということで、やらせてもらって区域は調査の中で既に決めておりますので、区域
の中に空き地があれば又増えてくるでしょうが、ある程度固定しております。
近藤委員
建物を建てたときにその頃はデジタルではないですよね。アナログでやっていた。今度
地上波デジタルになったのでそれを加えてやったということで、他に波及するということ
は考えられないですね。ありがとうございます。それでは、決算書ですが 172 頁ですね。
小学校管理費ですね。備品購入費、それからその下の小学校教育振興費の備品購入費です
が、中学校も同じですが管理費と振興費はどう違うのですか。
石島学務課長
学校管理費の方は施設面とかあるいは机とかの備品類などです。振興費の方は学校で使
う教材などで学校の授業で教材として使うものを学校に配分して購入しているものでござ
います。
近藤委員
これは小学校も中学校も共通してお伺いしたいのですが、この管理費と振興費の備品購
入費はどの様な手続きで予算の配布をしているのですか。
石島学務課長
学校で必要なものを購入していますので、毎年予算の前 10 月頃に学校にお邪魔して校
長、教頭、事務員立会いの下に必要なものについてヒアリングをしてまいります。そのヒ
アリングしたものを取りまとめまして予算要求をいたします。その後予算が付きましたら
学校への配分を学級割とか生徒割とかそういった割合とかで、配分をして 4 月に学校の方
を呼びまして説明会を行います。そして事務費の使い方等を説明して予算を消化していき
ます。
近藤委員
例えば小学校管理費の備品購入費では、決算額が 9,775,796 円ですね。予算は 9,937,000
円なのですね。残が 51,204 円で結構きちきちでやっていますけれども、定量的には難し
いと思いますけれども、どの辺まで出しているのか、あるいは出せない先送りにしている
部分もあるのかお聞かせ下さい。
石島学務課長
予算を計上する際に、各学校からヒアリングをして決めるということでしたけれども、
その中である程度は必要かどうかは、その辺りの話もしますので、実際に予算が付きまし
てから各学校に配分をしますので、必ずしも足りていると言う風には学校側からすれば言
えないかもしれませんけれども、学校でも要求のしかたに温度差があります。きちんと積
算をして出すところと、前年度並みという大雑把なところがありますので、ヒアリングの
中である程度きちんと積算していただけるように話をしながら運用しているところでござ
います。
岡部委員長
委員の方は私語をしないようにお願いします。近藤委員。
近藤委員
178 ページです。幼稚園就園奨励事業それから幼稚園振興助成事業があります。部長か
ら説明がありましたが、実はこの平成 18 年度の予算の時の説明で、新しい援助の仕方に
ついて説明でするということでした。執行して決算が出たわけですけれども、その点はど
うなっていますでしょうか。
石島学務課長
平成 18 年度の決算から市税の未納の方のついては補助金をお出しできないという様な
ことで周知してやってまいりました。先ほど部長から 70 件と話がありましたけれども、
未納の方が 99 人くらいおりまして、就園と振興で少し違うのですが全体的に申しますと
そのうち 35 件くらいの人が約 150 万収めていただきまして、それぞれ就園が 56 人と振興
が 73 名が最終的に未納ということで補助金が受け取れませんでしたけれども、この辺り
も、いつまでときってしまうのではなくある程度納めていただく方に対しては、猶予した
りしてなるべく収めていただけるようにして補助金が出るように運用してまいりました。
そういった結果で就園の方は 3.7%ほどが未納者ということでした。
岡部委員長
他にありますか。伊藤委員。
伊藤委員
事業報告書の方ですが、88 ページ奨学生援護事業ですが、申請者数は何人だったのでし
ょうか。
石島学務課長
申請者については把握していませんが、ほとんどの方が対象になっているのではないか
と思いますので、この事業報告書に記入されている 14 名ですが、奨学生ですのである程
度の成績とかでやりますので、落ちた方はいなかったと思っております。
伊藤委員
わかりました。といいますのは、予算では 1,800,000 あるわけなので申請者の方が全て
受けられたということならば良いのですが、授業料を払うのが大変なわけですよね。そう
いった点では折角ある制度なので使えるようにしていただけたら良いのかなと思ったもの
ですから、ほとんど受けているということであれば良かったということで。この辺の周知
はどうしていますか。
石島学務課長
広報とか学校を通じてPRをしております。申請のときに生徒と保護者が 1 年以上市内
にいるとか、学力優秀であるとか、他の奨学金を受けていないとかを周知してやっており
ますので、その辺りの要件に当てはまる方が出してきますので、受けられない方が出ると
いうことはないと思っています。
伊藤委員
事業報告書の教育センター活動費の中になるのですが、92 ページになります。内容とし
て 4 番目に調査研究に関する事業がありまして、児童生徒のストレスとかストレッサーの
実態調査を年 2 回やっているということと、不登校児童に対して復帰までの経過状況調査
をされているということですけれども、そのあとに効果が出てきているのですが、具体的
にどんな調査なのかということと、効果のところで特別支援教育及び就学相談が 38%とあ
るが、昨年は確か 15%位だったと思いますが、すごく伸びています。そういったことに対
して教室の中で実際生徒に対してどの様な対応があったのかお伺いしたいと思います。
岡田教育センター所長
まず第一点目の児童生徒のストレス、ストレッサーの実態調査と不登校生徒の別室登校
の経過状況調査ですが、実態調査といいますのは国立教育政策研究所というものがありま
して、そこの生徒指導教育センターとの共同研究で毎年 2 回 6 月と 12 月にこどもたちの
学校生活指導、学校生活が楽しいですか、みんなで何かをするのが楽しいですかとか具体
的には何か悩みがあったら誰に相談しますかとか、大人たちから嫌な事はされていません
かとか、たくさんの項目についての調査の中にこどもたちのストレスとその要因のストレ
ッサーを分析しています。これは毎年 2 回行いまして報告書を作成しまして各学校の傾向
を小中学校に配布して指導の手がかりとしてもらっております。続いて不登校生徒の調査
についても各学校か毎月上がってきています状況を見て各学校に助言指導を行っておりま
す。別室登校については随時実施しております。それから特別支援教育及び就学相談の絞
める割合が 38.4%と昨年度の倍近く増えております。そのほとんどが学級に在籍している
障害があると思われる子供についての保護者からや教員からの相談で、実際に教室の中で
センターの相談員が訪問しまして観察をした上で、その子の障害の状況を見取りながら具
体的にどういう言葉掛が適切であるのかを担任そして保護者、センターの相談員などがサ
ポート環境などを開きながらしっかりすることを中心としてやっております。
伊藤委員
それではきめ細かくサポートして下さるというように理解して良いのですか。
岡田教育センター所長
保護者の方あるいは学校の方から相談が入った場合には相談員が出向いて確認しながら
なるべくきめ細かく指導が出来るような努力をしています。
伊藤委員
文部省も特別支援教育は力を入れるということですので、その辺はよろしくお願いしま
すます。次です。青少年育成事業ですけれども、事業報告書の 100 ページです。内容のと
ころの 3 ですが前回龍ケ崎市から有害図書が無くなって良かったなと思ったのですけれど
も、ここを見ますと定期的な巡回と指導を行ったとあるのですから、この経過と今後のこ
とについてうかがいます。
菊地生涯学習課長
昨年度の報告内容でございますが、定期的な巡回ということで 3 年ほど前に若柴地内で
すか、ここに最大 8 台の販売機がありまして、そのあと関係者の協力によって昨年の 3 月
の段階でゼロになったという状況です。昨年度の活動に付きましては、無届の販売機の設
置があるものですから、それの確認のための巡回を行ったということでございます。設置
業者への指導ですが、昨年の 3 月最後の 1 台が撤去されたわけですが、これの廃止届けが
されていなかったということがございまして、昨年度中にその業者の調査を行って、業者
に対して廃止届けを早急にするようにという指導をさせていただいというものでございま
す。本年の 7 月に川原代地区に 2 台の有害図書の自販機が設置されていたのが発覚しまし
た。早速調査をしたわけでございますが、当然無届のものでございます。これについて追
跡調査をさせていただきまして、9 月 5 日に群馬県の業者であることがわかりまして、早
速届け出の指導をさせていただいたものです。届出がされますと立ち入り調査権が発生し
まして、早速、県、警察、青少年相談員等の協力を得て立ち入り調査を随時行って撤去に
向けた取り組みをしていきたいと思っております。
伊藤委員
ぜひよろしくお願いします。図書館のことですが、事業報告 105 ページです。開館時間
が午後 7 時まで延長して住民の皆様が喜んでいるのですが、利用状況がどうであったかを
お聞きしたいと思います。
岡部委員長
答弁は簡潔にお願いいたします。
大貫中央図書館長
開館時間の延長ですが、18 年度からは平日火曜日から金曜日までの 4 日間は 2 時間延長
をしてまいりました。その結果 4 月 1 日から 3 月末までの 1 年間におきまして、入館者数
は 9,041 名でございました。開館日数は 164 日でございます。
伊藤委員
私が知りたかったのは、せっかく要望で 7 時まで伸びたのでそのときの利用状況がどう
だったのかと思ったものですから。もしわからなかったらばもっとPRをしてぜひ利用が
多くなるようにして欲しいです。要望だけにしておきます。
岡部委員長
休憩いたします。午後 5 時 45 分再開の予定です。
岡部委員長
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
伊藤委員
同じ図書館のところであと一点伺います。事業報告書 106 ページですけれども、県内の
公共図書館との協力・連携のところで、県内の図書館に図書があれば取り寄せて読めると
いうことですが、どのくらいで届くかということです。車が無いから中央図書館に行くの
が大変だということで、地元の公民館まで運んでくれるという希望があったのですが、そ
の点について今後どの様にしていくのかということについて伺います。
大貫中央図書館長
県の図書館の方から中央図書館のほうに希望された図書が宅配で届くわけですが、届き
ましたら利用者の方に電話連絡をいたしまして、中央図書館の方に取りに来ていただいて
おります。これは、他の図書館からお借りするわけですから取りに来ていただいているの
が実情でございます。今、委員さんがおっしゃられたように運転のできない方とか高齢者
の方の利用があるかもしれませんが、時間は多少かかってしまうかもしれませんが、近く
の公民館などで受け取れるようにしてまいりたいと思います。
岡部委員長
他にありますか。山宮委員。
山宮委員
106 ページのブックスタートのことで伺います。事業報告書です。ブックスタート事業
の件で私もボランティアをさせていただいたのですが、3・4 ヶ月の検診のときに読み聞か
せを行い、絵本を配布することで貸し出し冊数が増加したとありますが、どれ位増えたの
か教えて下さい。
大貫中央図書館長
ブックスタートの時に親御さんとボランティアの方が読み聞かせをしていただいて、本
を 1 冊プレゼントするという事業でございます。カードの作成もお子さんの名前で作って
いただいております。そのカードの作成数が 421 名でございます。本の貸し出し数という
ことでございますが、ブックスタートとしての数は把握しておりませんので、お答えでき
ません。
山宮委員
わかりました。ボランティアをやっているときでも喜んでいただいて、お母さん方は喜
んで下さったので、さらにPRをしていただいて、本の貸し出しが増えるようにお願いい
たします。以上です。
岡部委員長
他にありますか。萩原委員。
萩原委員
決算書の 166 ページの語学指導事業の負担金のところですが、自治体国際化協会に
760,000 がありますよね。これは何をやっているのかお聞きしたいのですが。あと他の市
町村もこれくらいの金額を負担しているのかと、毎年 76 万がかかるのかお聞きします。
富永指導課長
まず、76万がかかったものは 18 年度新規AET3 名を入れ替えいたしました。それに
伴いまして財団法人国際化協会に派遣等の事務依頼をしたことにより発生したものでござ
います。今後については、この 19 年度の 9 月から民間の派遣会社に依頼いたしましたの
で、こういった費用はかからなくなります。
岡部委員長
他にありますか。飯塚委員。
飯塚委員
40 ページです。たつのこアリーナの保育ルーム利用者負担金で、192 ページの方には総
合体育館管理運営費の報酬でここに非常勤職員 3 人が含まれているとの説明があります。
そこでたつのこアリーナの利用の負担金は、当初予算では 90 万ほど見込んでいたのです
よね。そこからすると 34 万円となったことについて、この利用状況、あるいはPRにつ
いて 18 年度どのようにしたのかについて教えて下さい。
湯原スポーツ振興課長
30 万の負担金でございますが、当初は 80 万でしたかでございました。それはですね、
現行でいきますと水曜日から金曜日の 9 時から 1 時までの 4 時間で、曜日が水曜日から金
曜日までの 3 日間ですか、これに対しての計算でございましたが、1 日当りの計算で行き
ますと、3.5 人の収容ということで、確かに申し訳ございませんでしたが我々も目測の誤
りでございましたので、このような数字になっております。
飯塚委員
目測の誤りがあったということでなくて、要するに非常勤職員で 3 人の保育士さんを支
払ったわけでしょ。受付 1 人と保育士 3 人を含んで 2,339,250 円を支出されたわけでその
保育士 3 人の方が当然水曜から金曜までの 3 日間で 1 時間当たり 400 円で、2 時間以上だ
と 800 円ということですよね。利用者は 429 人あったということですから、そこからする
と保育士さんの稼動状況ですね。そういったことは当然 2 時間以上を利用された方が何人
くらいいたのかとか、2 時間の保育時間であっても前後を含めると 3 時間なり 4 時間の雇
いになるわけでしょ。今回なぜその様なことを聞くと人事課から頂いた嘱託職員の数が 0
人になっているのですよ。それが決算上では 3 人という数字を言われたので、人事課の出
し方とどの様な調査して、決算上ではどうなっているのかがありますので、その辺りの実
態について少し詳しく教えて下さい。
湯原スポーツ振興課長
確かにこの一時預かりにつきましては、去年の年度途中 6 月 1 日から始めたわけでござ
いますね。その辺で今始めて話を聞くわけで、私もなんともお話出来ないわけですが、途
中だったのが 1 つの原因だったかもわかりません。
飯塚委員
そういうことを聞いているのではないのです。決算ですから実際に 429 人利用者が会っ
たわけでしょ。そしたらば、水曜から金曜までやっていても予約が必要ですよ。予約をさ
れて何日間利用しているのか、そういった積算や実態の積み上げた数字があるのではない
でしょうか。この臨時の保育士さん嘱託の保育士さんを人事課サイドに上げてなかったお
かしいでしょうよ。そうでなかった決算の積み上げで、人事課サイドで作っている表が出
来ないと思ったのですよ。私は。だからどの様になっているのですか。明らかにして下さ
いということを伺っているのです。
湯原スポーツ振興課長
事業報告の中で 18 年 6 月 1 日から始めたわけですが、3 月までの利用日数が 124 日で
ございます。延べの人数は 429 人になっております。平均しますと 3.5 人です。これにつ
いては水曜日から金曜日までの 9 時から 1 時までの預かり時間帯でございますね。
岡部委員長
暫時休憩いたします。
岡部委員長
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
飯塚委員
再度お伺いをいたします。それではPRはどの様にいたしましたか。そのことについて
具体的にお答え下さい。
湯原スポーツ振興課長
PRにつきましてはりゅほーの広報誌関係とたつのこアリーナの館内でのPR、掲示板
ですね、そういったものを主にやっております。
飯塚委員
今、私とそこで何を話したのですか。要するに嘱託職員としての保育士さんをPRして
さんさん館とかでPRをやっているのではないですか。そういった部分も嘱託職員として
の働いた部分として実数の中に入っているのでしょ。こういうことですよ。こういった事
業展開を見て 902,000 円を当初予算で組んでいるものに対して 304,000 円だったというこ
とを検証して、それが十分だったかどうかをやらなくてはいけないのではないでしょうか。
決算の中で。そういった実態がどうだっかということを再三聞いている訳でして、それを
主なものとして広報で周知したという一般的なことを聞きたくて私はやっているのではな
い。一生懸命、市が努力している姿を見ているから、結果として課長がどれ位意識してや
っていたかということでしょう。子育て支援センターなども市は開設しているわけでそう
いった努力をもっと決算から見てやっていくべきでないでしょうかということです。部長
いかがですか。
石塚教育部長
事業としてアリーナのほうですか、利用者をもっと増やしたいということで、子育てし
ているお母さんたちに使っていただきたいということで、18年度から一時預かりという
ことで始めたものでございます。そういった意味でございますので、今後はもっとPRに
努め、19 年度も含めまして子育てしている色々なところにお邪魔しながらPRして行きた
いと考えております。
飯塚委員
それで1つだけ要請しておきますね。人事課サイドで作られた嘱託員の雇用の推移とい
うものが出ているのですが、その中でスポーツ施設の嘱託職員がゼロになっているので、
そうなると全体の数が変わってくるのできちんと、当然人事課サイドではわかっているで
しょうが、きちんと担当所管でも上げて、正しい内容となるようにぜひお願いしたいとな
るように詰めて下さいね。そして次に 22 ページです。ここでは、要保護・準要保護の児
童の援助について伺います。これは歳出の方の 175、176 ページとなっております。国の
改定によって準要保護では、先ほどの説明でも小学校で 4 人、中学校でも 6 人が国からの
補助金対象として入ってきていないわけですね。それに対して市の対象者は小学校で 466
人ということですから、中学校でも 240 人です。当然国の枠を超えて市単独で援護をした
わけですね。援護の仕方でどの様なことに配慮しておこなったかということについてお伺
いします。特に基準の見直しだったと思いますが、そういったことも含めてお答えを頂き
たいと思います。
石島学務課長
16 年度までは準要保護についても小学校からでございます。17 年度から準要保護の全
体的なものがなくなりまして、特別支援の学級のものだけ対象ということで、歳入になっ
ているわけでございます。特に私が知っているもので支給の基準の見直しということはし
ていなくて、市の予算の中で今までどおり支給しているものと思っております。
飯塚委員
支給方法について民生委員からの同意を得るといいますか、そういったものが無くなっ
たのではないですか。そのことが今回援護を受けるというか、申請をする人にとってやり
やすくなったと理解しますが、そういったところの認識についてを伺いたいと思います。
石島学務課長
18 年度までは民生委員の方に認定していただくことでやっております。今年度からは、
要保護生活保護の基準の 1.5 倍の基準としてやっております。
飯塚委員
それで当然のこととして要保護、準要保護にかかる方が、特に準要保護の方が小学校の
例でお伺いしたいと思いますが、兄弟がいて下に幼稚園のお子さんがいる場合、先ほどの
幼稚園就園奨励や振興助成事業でもって、滞納している世帯には交付しないで、併せた平
均が 70 人には交付をしなかったという答弁でしたね。当然のこととしてそういった方々
の中に、この準要保護などで該当している方は含まれていなかったのでしょうかね。その
辺りまでの精査をして 70 人に支給しなかったということですか。その辺りについて詳し
くお知らせ下さい。
石島学務課長
幼稚園の方ですけれども、就園奨励金の方は市民税の税額である程度高額の人には市況
できないという支給制限があります。そういったことで外れる方もおりますが、低所得の
方は対象になるわけですが、未納のあるという方でございますので、税を納められない方
もいるわけですよね。生活が苦しい方などで。その場合には税の方で免除という扱いをし
て、そういった場合は未納ということでなくなるので、こちらは対象になっております。
考え方としましては、補助ですので税などをきちんと納めていただいている方に出すとい
うことで、それが無いと市に入ってくる収入がないわけですので、前提はやはり税を納め
ていただいている方ということでご理解を頂きたいと思いますけれども、先ほどもお答え
しましたけれども、その取扱いについてはなるべく丁寧に、納められない方は納めるまで
待ったり、そういったことで今後もやらせていただきたいと思いますので、どうかよろし
くお願いいたします。
飯塚委員
要保護・準要保護という制度がなぜあるのかというところを私は再度確認をしていただ
きたいということが 1 つ。当然未納があるということもあるでしょうが、そういったこと
だけでなく低所得で払いきれないというところも、きちんと見ることが子育て支援の 1 つ
だろうと思うのですよ。ただ単に税が未納という事だけでなくほかの制度の関連を併せて
みていくということが、とても大事だと思いますのでぜひともきめ細かな対応でお願いし
たいと思います。以上です。
岡部委員長
他にありませんか。杉野委員。
杉野委員
18 ページでございますけれども、教育使用料の中に文化会館使用料とか、あるいは目的
外使用料、その下に総合運動公園アリーナ使用料とか色々書いてございますが、190 ペー
ジ、それから 192 ページの文化会館の管理運営費と対比しながら実際の 18 年度決算にお
けるコストがどうなっているのかお知らせいただければと思います。
菊地生涯学習課長
収入額の推移と委託料の推移から比較のものでよろしいでしょうか。まず使用料につい
てでございますが、5 年前の 14 年度の収入額と 18 年度の収入額を比較いたしますと、14
年度が
杉野委員
18 年度で結構です。
菊地生涯学習課長
18 年度の使用料が 14,552,385 円に対しまして、文化会館の委託料が精算額を含めます
と 104,818,513 円でございます。
杉野委員
施設の維持管理費から使用料を差し引いた分がいくらになっているのかなということで
ございます。質疑の趣旨はネットの維持管理費が減っているのかどうかをお聞きしたいと
いうことですが、わかっている範囲で結構です。
菊地生涯学習課長
先ほども申し上げたように委託料の決算額が実質精算額を差し引きますと 104,818,513
円で使用料を差し引くと 9 千万ということでございます。推移についてでございますけれ
ども、過去 5 年ほどの比較を見てみますと文化会館の委託料につきましては 14 年度から
施設管理マネージメントを導入しておりますので、平成 13 年度を1として比較してみま
すと18年度においては 59.7%まで節減しています。それと使用料については、18 年度
から遡って 5 ヵ年を比較しますと約 7%増額という状況でございます。
杉野委員
それはたつのこアリーナの話。文化会館。
菊地生涯学習課長
失礼いたしました。文化会館の管理委託料についてでございます。
杉野委員
後でまた、まとめた資料があったら頂こうかと思います。それと 166 ページになります
けれども、教職員研修費の中で学校経営研究事業というものが 76 万ということで決算の
数字が載ってございますが、学校経営ということですから対象が校長先生や管理者がこれ
らの構成メンバーとなって研究しているのだと思いますが、この事業の内容についてどの
様な研究をされているのか、頻度、年にどの程度会議をやられているのか、それからその
成果物があるのかないのかその辺だけお聞きしたいと思います。
富永指導課長
まず、この学校経営研究事業でございますが、本来ならば教育委員会が調査研究するも
のでございますが、これに付きまして各学校の校長会は、学校報告経営全般について、特
に 18 年度から教員評価が新しく試行されているわけですが、先進的な研究を取り組んで
いただいておるところでございます。また、これまで 2 学期制でも調査研究をしていたと
ころでもございます。教頭会につきましては安全対策ということで、不審者対応とか学校
の施設安全、個人情報等につきまして考えていただいておるところでございます。また、
教務主任会にも教育課程全般につきまして現学習要領についての学力向上や学校行事の精
選、総合的な学習が行われておりますがそれらについて研究していただいているところで
ございます。この開催でございますが、それぞれ校長会研修会、教頭会研修会、教務主任
会研修会ということで、月に 1 回定例の研修会を開いていただいて、それぞれ課題となっ
ているものにつきまして研修をしていただきまして、その研究の 1 つの成果として毎年 11
月に3者による発表会が行われております。これにつきまして教育長と教育委員、指導主
4名が参加しているところでございます。
杉野委員
よくわかりました。172 ページの中ほどにございます市教育指導事業、先ほどの冒頭の
説明では教育研究会への交付という説明がありましたが、この内容についての説明も先ほ
どの校長会とか教頭会とかの話がございましたが、それとの関連性の話があるのかないの
か、その辺も含めてお願いで出来ればなと思います。
富永指導課長
先ほどの学校経営につきましては、校長会、教頭会、教務主任会が主になっております。
こちらの市教育指導事業は市内の教員 450 名いるわけですが、それぞれ会員になりまして
自分たちでも会費を出しながら研究団体を作っているわけでございます。それにつきまし
て市から交付しているということで 600,000 円を頂いております。この市の教育研究会は
県の教育研究会、全国教育研究会という連携になっております。市で発表会を行いながら
県の方でも発表会を行う。あと年に2校ずつ順番で研究会を3年間取り組みまして、研究
成果を市内の小中学校に広めていくとい取り組みをしております。
杉野委員
これからそういったことで色々な課題の取り組みが多くなると思いますので、是非そう
いったことにこれからもやっていただければと思っております。以上で終わります。
岡部委員長
他にありませんか。披田委員。
披田委員
1つだけ追加させていただきます。どなたからも出ないので給食費の関係で。38 ページ
歳入の方では給食費負担金として入っておりますが、さきほどの説明では給食費の負担金
の部分は現年度分に当たると思いますが 99.4%、学校給食費滞納繰越分は 14.2%、収入未
済額が 7,185,112 円、これには保育所の職員の滞納は無いでしょうね。全部学校給食のも
のと理解しますが、7 百20万位の滞納があるわけですが、そうはかばかしく滞納繰越が
減っていない状況が報告されました。もう少しこの状況とどの様な取り組みをされている
のかお聞かせ下さい。
石山学校給食センター所長
まず、職員に滞納はないかということでございますが、これは学校給食費をうちの方で
管理しておりますが、職員の滞納はございません。滞納向上をさせるためにどの様にして
いるのかということだと思いますが、現在行っているのは滞納状況の整理を行っておりま
して、滞納額は学校長が管理しておりまして学校長が集金するものではありますけれども、
我々は学校と一緒に連携をとりながらやっていくものだろうと考えまして、担当の方と連
携を取りながら調査をしまして、状況を調査するとともに、担当者が不慣れの方もおりま
すので、その不慣れな方の知識向上も大切だろうと思いましてそういったこともやってお
ります。おかげで率を申しますと16年が 95.3%、17 年が 99.31%、18 年度が 99.45%と
いうことで若干ではございますが上昇傾向でございます。それでも滞納がございます。総
額が大きいもので 99.45%の歳入がありましても約 2 百万近い滞納がございまして、百万
位収めていただきましても、約百万位の滞納があるということで年々増加傾向にございま
すが、学校の担当と連携を取りながら進めてまいりたいということで、まず現年度の徴収
率を上げていくことが大切だということで取り組んでおります。
披田委員
是非現年度分を上げる努力をしていただきたいと思いますが、ただそうは言っても 7 百
万位の滞納が現時点であるということで、これは 18 年度に不能欠損を出していない。出
した方が良いのか、出さない方が良いのか、ちょっと言い辛いのですが、一番古くてどれ
位のものが、最大でどれ位溜まっているのか、それから不能欠損はそんなに昔からは無い
と思いますので、ここ数年で努力をしているのか教えて下さい。
石山学校給食センター所長
不能欠損の状況でございます。最近になったものを申し上げますと、平成 17 年度に不
能欠損を 1 件おこないました。確か数値的には 1 万数千円、2 万程度のものでございまし
た。平成 19 年現在ですが学校と連携しまして追跡調査をしておりまして、2 件ほど不能欠
損を行いたいと考えております。やらざるおえないと思っております。金額的には 2 件合
わせまして 5 万程度だったように記憶しています。滞納が一番大きい金額でございますが、
お子さんが 3 から 4 人いらっしゃるとそういった方で 30 万ほど滞納があったという方も
いらっしゃりました。そういった方には学校とも連携しながらそれ以前に早めに要保護認
定を取っていただき、そういったことも含めて相談をやっております。
披田委員
やり過ぎないように、しかし、しっかりと努力していただきたいと思います。これは歳
出 196 ページの賄い食料費 344,575,562 円が 18 年度決算で、収入の方が滞納分含めて差
し引き 188,616 円ほど支出の方が多いというか、大体ぴったりの数字になっているの 0 で
すが、一応項目上連動している特別会計化していないのでその様なことは無いと思います
が、収入が少なくなってくると食材費を減らさざるようになる。そんなようなことは一切
やらないと言うことなのかを確認しておきたいのです。
石山学校給食センター所長
その辺につきましては財政とも良くやるのですけれども、基本的には財政サイドもご理
解いただいておりますので、今回はたまたま歳出とに差が 18 万程度でございましたが、
これは献立等にもよりますので特に意識していませんが、常にそういうものを見ながら、
歳入が少ないから給食費を減らしましょうということの無い様に財政の方にも理解を得て
いますので、とはいえ原則学校給食法第 6 条だと思いますが、負担はこのようにしなさい
とありますので、それを踏まえながらやっております
岡部委員長
ほかにありませんか。
【な
し】
岡部委員長
質疑なしと認めます。以上をもちまして、文教委員会所管事項について、説明と質疑を
終了いたします。本日の決算特別委員会はこの程度にとどめ、9月 13 日、午前 10 時に決
算特別委員会を再開し、健康福祉委員会所管事項の説明と質疑を行います。本日は、これ
をもって散会いたします。長い時間ご苦労様でした。