VOL.33 2014.10 1

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VOL.33 2014.10
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会社見学にお越しになりました
2014年7月25日
内閣官房 地域活性化統合事務局 北陸圏・中部圏地方連絡室
内閣府 地域活性化推進室
戸倉 隆夫様(地域活性化統合事務局 企画官)
曽根 進様 (地域活性化統合事務局 参事官補佐)
辻本 康文様(地域活性化統合事務局 行政実務研修員)
後藤 潤様 (地域活性化統合事務局 行政実務研修員)
小山 仁見様(地域活性化統合事務局 行政実務研修員)
2014年9月25日
井内 摂男様(中部経済産業局 局長)
高木 博康様(中部経済産業局 地域経済部長)
早水 隆様 (中部経済産業局 地域経済部次世代産業課ヘルスケア産業室)
ナゴヤラジオ
http://www.nagoya-radio.jp/
今年6月に筒井会長が、名古屋商工会議所産業振興部流通・
観光グループと名古屋工業大学大学院工学研究科北川啓介
研究室が共同で運営しているパソコンやスマートフォンで楽しむ
ラジオ局「ナゴヤラジオ」の取材を受け、7月より配信がスタート
致しました。
2012年7月の配信以来、ナゴヤ界隈のモノ・コト・ヒト・トキの
アイデンティティを紹介することをコンセプトに、様々な分野の
第一線で活躍されているキーパーソンに焦点を当て、ナゴヤ界隈
ならではの面白くて、ちょっとためになる話を独自に取材。本人の
「生の声」を無料配信しており、雑誌の記事やテレビなどとは一味違
うライブ感が楽しめるそうです。
パソコンやスマートフォンで動画も見られるという今の世の中で、
あえて音声だけのラジオという配信方法に面白みを感じました。
皆様も是非1度、パソコンまたはスマートフォンで聞いてみていただ
ければと思います。(野口 記)
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CIRSE(欧州IVR学会)
今年のCIRSE(欧州IVR学会)は、9/13∼17の
5日間、英国スコットランドにあるグラスゴーで
行われました。グラスゴーはスコットランドでは
最大の都市であり、年間観光客数もロンドン、
エディンバラに次ぐ第3位、年間300万人が訪れ
ています。日本ではそれほど話題に上らない
都市ですが、この時期は独立の是非を問う住民
投票が迫っていたこともあり、日本だけでなく
世界中の注目を集めました。街の中心部は、
多くの観光客以外にもYesやNoのTシャツを着た地元住民が選挙前のキャンペーンを行って
いましたが、デモ行進やシュプレヒコールといったものではなく、紳士の国らしくとても大人しい
活動に見えました。CIRSE2014以外にも9月末にはゴルフのRyder Cupの垂れ幕も街の賑わい
に華を添えていました。
グラスゴー中心部から電車で3駅のスコティッシュ・エキシビション
センターには、78ヵ国から6,400名の参加者が集まり、Vascular
Intervention、Interventional Oncologyなど6分野で活発な討議が
繰り広げられました。
各会場は機器展示場を取り囲むように配置されていましたので
各社ブースも一日中賑わいを見せていました。展示企業は約100社、
数少ない日本企業の1社として当社もはじめて同学会に出展いたしました。会期中、当社ブース
にも29ヵ国から約100名のドクターおよび医療機器代理店関係者の訪問がありました。多くの
ドクターに当社製品にご興味をもっていただくことができました。特にマイクロカテーテル(腹部
用、下肢用とも)と、レスキューバルーンは同種製品の展示が他にそれほどないこともあり、
多くの関心を集めることができました。世界的に著名な米国スタンフォード大学のマイケル・デイク
教授にもブース訪問いただき、プロマネント・マイクロカテーテルについてお褒めのお言葉を
いただく光栄に浴することができました。世界各国のドクターから、実際に製品に触れていた
だき、直接感想をいただけたことは、今後の世界展開にとってとても貴重な機会となりました。
また、欧州、南米等の医療機器代理店からも引き合いが多数ありました。この中から将来の
代理店が発掘できればと期待しています。また、日本に導入したいと思うようなデバイスも
いくつかあり、今後輸入の可能性を探っていきたいと思います。来年のCIRSEは欧州最西端、
ポルトガルの首都リスボンで同時期に開催される予定です。(脇本 記)
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第50回 日本医学放射線学会 秋季臨床大会
平成26年9月26日(金)∼28日(日)の3日間に渡り、第50回日本医学放射線
学会秋季臨床大会が廣田省三先生(兵庫医科大学放射線医学講座主任教授)を
大会長として開催されました。
今回はAOCR(アジアオセアニア放射線会議、杉村和朗会長)と併催となりアジア
地域の放射線科の先生も多く参加され、国際色豊かなプログラムが企画され、
活発な学術発表が行われておりました。“放射線がつなぐ医療の進化”という
テーマが掲げられ、全ての臓器にわたって放射線医学が貢献している現状と今後の
治療技術の発展を知る機会となりました。展示ブースにも多くの先生方にお越し
いただき、治療に必要なカテーテルの改善、改良のご要望を承ることができました。
いただきましたご意見を製品に取り入れ、これからも治療に役立つ製品開発に
努めて参りたいと思います。最後になりましたが、当社展示ブースに足をお運び
いただきました皆様に改めて御礼申し上げます。(岡崎 記)
౦ւɾ๺཮ΤϦΞ
【担当エリア】
岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
堀 裕二
【担当エリア】
愛知県、石川県、富山県、福井県
長野県、岐阜県(一部)
稲垣 陽介
(ほり ゆうじ)
【趣味】
(いながき ようすけ)
【私はこんな人!】
サッカー、フットサル、アウトドアなど
★抱負
なんでもやってみたい人
DIYで、日曜大工をすること
【趣味】
弱音と言い訳を言わない事が男の美学
生命の危機に瀕した患者を1人でも多く
救う為、医療現場に正確で迅速な情報と
製品を提供したいと思います。
【私はこんな人!】
★抱負
お役に立てる製品を開発、紹介できる
ように頑張ります。製品開発のご意見など
ご教授お願いします。
山元 正史(やまもと まさふみ)
【担当エリア】福岡県、長崎県
【趣味】テニス、ドライブ、旅行
【私はこんな人!】愛嬌よく、感謝の気持ちを大切に。
10月より入社ですが、前職(ディーラー)での経験を
活かして、一人でも多くの生命を救う、お手伝いが出来
るように、努力して参ります。
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メディア掲載情報
「中日新聞2014年9月17日夕刊」に
金沢医科大学 秋田利明教授と共に
当社のことが掲載されました。
詳しくは当社ホームページの
ニュース&トピックスにリンクを
貼っております。ご覧いただければ
幸いです。
http://www.tokaimedpro.co.jp/media/
書のまち 春日井市
私共、東海メディカルプロダクツの本社がある春日井市は「書のまち」とも言われ
ています。平安時代の書家で三跡(残りは藤原佐理と藤原行成)の一人、小野
道風の誕生地だと言われているからです。名前をみてピンとこない人も、花札で
柳の下にカエルと一緒に描かれている人物だといえばわかるかもしれません。
何度も柳に飛びつこうとしては失敗していたカエルを見て馬鹿にしていた道風は、
カエルが強風によってしなった柳に見事飛びつくことができたのをみて、努力して
偶然を自分のものにしたカエルに比べて、自分は努力を全くしていないことに気付き、以後
一層の努力をした、という逸話を元にしたものです。また同じ小野氏の系統には、遣唐使の
小野妹子や百人一首の小野(参議)篁や小野小町がいます。
さて「書のまち」として書道文化の振興に取り組んでいる春日井市には、小野道風の記念館が
あります。小野道風の真筆といわれている作品は東京国立博物館や宮内庁の三の丸尚蔵館に
あるのですが、記念館では小野道風の紹介だけでなく、伝道風筆本
阿弥切や八幡切など貴重な平安時代の書から現代までの書作品
2,500展が収蔵・展示されています。また、昭和24年からは「道風展」
という全国公募の書道展が毎年秋に市役所、市民文化フォーラム、
名古屋会場の3会場で開催されています。(菱川 記)
∼今後の学会出展予定(10月∼12月)∼
●2014年10月11日(土)∼12日(日)
第40回日本体外循環技術医学会大会
【広島国際会議場】
出展物(予定):TOKAI 7Fr-TAU、TOKAI 7Fr-TAU(Long Type)、TOKAI 7Fr-TAU(Coil shaft Type)
●2014年10月30日(木)∼11月1日(土)
Complex Cardiovascular Therapeutics(CCT2014)
【神戸国際展示場】
出展物(予定):Prominentシリーズ、オプティモテンポラリーオクリュージョンバルーンPPI、TOKAI 7Fr-TAU
●2014年12月4日(木)∼6日(土)
第30回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術総会(JSNET2014)
【パシフィコ横浜 会議センター】
出展物(予定):オプティモテンポラリーオクリュージョンバルーン、Carnelian MARVEL、Carnelian ハイフロー
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「徳川家康遺訓」を辿りながら、これまでの道のりを振り返る、第四回目です。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
(勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。)
中学・高校と柔道に明け暮れていた生活でしたが、父が胃の手術を2回やって
新聞配達をしたこともありました。手術から回復した父が東海高分子化学株式
会社を設立し、私も設立を手伝いました。大学は関西学院大学に進み、大学
でも柔道を続けましたが、親元から離れて楽しい学生生活でありました。
大学卒業後、違う会社で丁稚奉公してから入社するのが父との約束であり、実際に行く会社も
決まっていたのですが、間際になって父からすぐに戻って東海高分子化学に入社するようにいわれ
ました。実は父親が本業以外のところで手形・融通手形の不渡り、人の借金の保証等で会社年商
の2倍近くの借金を抱えていたのです。入社して2年後、新婚旅行から帰ってすぐに発覚し、父は
「夜逃げするしかない」と寝込んでしまいました。
長男として「夜逃げ」という選択肢は考えられず、大学卒業したばかりの若さで会社経営を担うことに
なりました。最初は自宅にまで押しかけてくる高利貸しの対応に追われ、睡眠時間は毎日2-3時間、
体重も半年で65㎏から47㎏まで落ちました。どうにか修羅場をくぐり抜け、数年後には会社の経営も
取り仕切れるようなりましたが、借金は当時の会社利益で返済に72年5ヶ月かかる膨大なものでした。
このような“負け”の経験が、社会の厳しさや非情さ、安全に会社を守ることがいかに大事なのかを
学ぶ機会となり、後の東海メディカルプロダクツの経営に大きく役立つことになりました。
もちろん、この大借金は“負け”のままで終わらせたりせず、画期的なアフリカ人女性の髪の毛を
縛る紐を開発し、自らアフリカに乗り込み、現地の方々の心をつかんで爆発的なヒットにつなげ、
72年5ヶ月かかるはずだった大借金を7年で完済しました。
筒井宣政
先日、久しぶりに親戚の葬儀に出席した。84歳での大往生であり、取り立てて感慨に耽ることも
なかったのだが、驚いたのは、何十年ぶりに会った従姉弟たちの変貌ぶりであった。中には40年
ぶりという者もいたが、こうした機会でもなければ会うこともないというのが現実である。とにかく
挨拶を交わしている時には誰が誰だか全く分からず、しばらく目を凝らし、色々話をしてみてようやく
幼少時代の面影がジンワリと蘇ってくるという感覚であった。これは同窓会においても、同じように
感じられる現象であるが、いやはや何十年もの長い歳月が経過すると、人それぞれ悲喜こもごもの
人生が語られるものである。羽振りが良いの悪いのだけでは語れぬ、やけに重たいものを感じて
しまうこともある。人それぞれの人生に勝手に想いをはせてしまうのである。
私のような年齢になると、こうした機会が増えてくるのは間違いないのだが、こうして大昔に時間を
共有した従姉弟、親戚、同級生たちと再び顔を合わせる機会を与えながら、天は自分の人生のみ
ならず、縁者・知人の人生にまで思いを巡らさせながら、自分の人生が一歩一歩収束に向かって
いることを自覚させようとしているのだろう。
私は全く信仰心のない人間ではあるが、それでも人間界の行事・風習というのは、よく考えられ
ているものだなと改めて感心してしまった。(萩永 記)
VOL.33 2014年10月1日発行 編集発行人:萩永敏彦
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