第48期 報告書 - 株式会社トーエル

第 48 期 報 告 書
2010年5月1日∼2011年4月30日
証券コード:3361
トーエルはこれからも事業を通じて、
株主・投資家の皆さまにおかれましては、平素から格
別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
また、この度の東日本大震災により被災された皆さ
まに、謹んでお見舞い申しあげ、一日も早く復興される
ことを心からお祈り申しあげます。
当社では、震災当日に本社社長室に災害対策本部を
設置し、被害状況の把握や業務統制を行うとともに、緊
急車両を現地へ向かわせLPガスの復旧へ向けた設備
の安全点検に迅速に対応いたしました。また、平時より
関 東 全 域17カ 所 の ストック ヤ ード に 常 時30万 本
トー エ ル のL i f e
Line Innovation
(500mLボトル換算900万本)のピュアウォーターを
備蓄し、緊急輸送にも迅速に対応できる体制を整えて
おります。当社の強みである物流システムにおいても、
災害に強いMCAデジタル無線機が全車両に搭載され
ており、
リアルタイムで現地の状況を把握することが可
能です。当社の各拠点・施設には従前より自家発電機を
完備するなど、ライフラインを支える企業としての責任
を強く認識し、緊急時の安定供給を可能にする体制づ
くりに取り組んでおります。
今 回 の 震 災 後、LPガスや太 陽 光 発 電などの 新エネ
ルギーに対する社会的評価や期待感は、より一層の高
まりをみせております。当社は、事業の第一の柱である
LPガス事 業 の 安 定 供 給に注 力 するとともに、エネ ル
ギーのベストミックスを重視したハイブリッド化に対す
る提案型の営業展開を推進してまいります。
1
、 地域やお客さまのライフラインを支えるパートナーとして成長を続けてまいります。
2011年4月第48期 連 結 業 績におきましては、売
山麓の湧水を原水とする、安全・安心で美味しいピュア
上高213億47百万円、営業利益11億86百万円、経
ウォーターの品質確保へのこだわりを最重要課題とし
常利益11億65百万円、当期純利益5億47百万円と
て取り組んでまいります。
なり、営業利益、経常利益、当期純利益ともに目標数値
2010年度は更に、ウォーター事業に続く新たなビ
を 達 成 い たしました。引 き 続 きLPガス 事 業、ウォー
ジネスとして、アグリ事業・養殖事業の立ち上げに着手
ター事業の安定成長を目指すとともに、製造面におい
いたしました。2011年度中には、厚木ストックヤード
ては、大型設備投資による供給拡大や効率化による原
内における大型植物工場の建設を予定しております。
価低減、営業面においては、新規顧客開拓をはじめと
諸条件に左右されにくく、安定供給が可能な植物工場
して、更なる需要拡大へ向けた施策に取り組んでまい
を基盤とするアグリ事業・養殖事業の展開は、当社のあ
ります。
らゆる経営資源を活用した新たな挑戦と位置づけてお
2010年12月には、ウォーター 事 業 の 更なる成 長
ります。
を目指す施策としてワンウェイボトルを採用した新商品
当社は物流をキーワードとし、火、水、空気のライフ
「 北ア ルプスから8ℓ」の 製 造・販 売を開 始 いたしまし
ラインの領域で、地域のお客さまとのコミュニケーショ
た。新商品の投入によりウォーター事業の販売エリア
ンを通じた生涯顧客化の実現を標榜しております。今
を全国に展開してまいります。また、2011年2月には
後とも、創業者の経営理念である「商いは全ての人に
アルピナ長野大町工場敷地内に、第3工場の建設を開
仕えること」をモットーに、愛され、親しまれる会社とし
始 いたしました。完 成 後 の 大 町 工 場 の 総 敷 地 面 積は
て更なる飛躍を目指してまいる所存です。
55,000㎡(16,600坪 )に増 床され、生 産 能 力は年
当 社グ ル ープは、これからも 社 会 の 信 頼にお 応 え
間1,500万本(12Lボトル)へと大幅に増強される予
できる、ゆるぎない経営基盤の確立に邁進してまいり
定です。2011年度中の稼動開始を目指し、日本最大
ます。
のボトルウォーター工場の完成へ向けた工事が順調に
今後とも、株主・投資家の皆さまには、変わらぬご支
進んでおります。
援を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。
代表取締役社長兼COO
中田みち
今後、飲料水の安全性に対する社会的関心は益々高
まっていくものと考えており、当社は、第二の柱である
ウォーター事業の拡大を目指すとともに、北アルプス
2
物流
イノベーション
Innovation
お客さまのライフラインと直結する最先端のネットワークシステムを構 築
独自の 物 流 業 務 支 援システムの 最 大 活 用で、お客さまのライフラインを支える企業として持続的な成長を目指しています。
独自の物流システムの最大活用を目指し、直線配送システムや大型ウイングトレーラー
の導入などにより更なる効率化を推進しています。また、需要拡大やお客さまのニーズ
に迅速にお応えするため、物流インフラ整備にも積極的に取り組んでいます。更に、大
型コールセンター(HALC)をトーエルのコントロールタワーと位置づけ、
500台の無
24時間365日対応のトーエルの司令塔
線搭載車両を活用することで、災害緊急時のライフライン支援活動も行っています。
お客さまとの信頼のネットワークをつなぐ
大型コールセンター HALC(ハルク)
物流業務支援システム
GPS
トーエル独自の物流 業 務 支 援 シ ス テ ム
GPS
PDA
TASK戦略
湾岸直送
直線配送
ベルシステム
3
全 無 線 車 両にG P S( 全 地 球 測 位システム)と
P D A ( 携 帯 用 個 人 情 報 端 末 )を搭 載し、信 頼 のインフラサ ービスを提 供 。
お客さまのライフラインと直結した
信 頼 の 輸 送ネットワークシステムの 構 築と効 率 的な運 用を実 現 。
HALC
配送トラック
配送トラック
配送トラック
コール
センター
配送トラック
配送トラック
配送トラック
価 格 競 争 力 の ある商 品をスピーディーにお届けする
革 新 的 物 流 方 式 の 採 用で、輸 送ネットワークを最 大 活 用 。
懸 垂 式 搬 送 機 の 導 入により、LPガスの 大 量 輸 送に対 応 。
充 填 容 器 の 軽 量 化で大 型 車 両による輸 送 効 率 の 向 上も実 現 。
お客様
お客様
お客様
お客様
関 東エリアをフルカバーする
トーエルの物流インフラが完成しました
●大町第一工場
●大町第二工場
●大町第三工場(予定)
北アルプス
●加須ストックヤード
●事務センター(予定)
●川越充填基地
●埼玉オートスタンド
●埼玉配送センター
●川越TASKセンター
●杉戸ストックヤード
●川越ストックヤード
●杉戸充填基地
●土浦工場
鹿島
コンビナート
●茨城TASKセンター
●茨城ストックヤード
●茨城配送センター
●埼玉TASKセンター
●埼玉ストックヤード
●入間ストックヤード
災害緊急時にライフラインを守る安定供給体制
●土浦オートスタンド
●岩槻充填基地
南アルプス
●三郷TASKセンター
●首都圏ストックヤード
●多摩充填基地
●西東京TASKセンター
●西東京ストックヤード
●多摩TASKセンター
●多摩配送センター
●多摩ストックヤード
●厚木第1・第2・第3工場
●厚木オートスタンド
●厚木配送センター
●厚木サーバー検査工場
●厚木TASKセンター
●厚木ストックヤード
●湘南TASKセンター
●湘南ストックヤード
●湘南配送センター
●富里ストックヤード
●横浜オートスタンド
●検針センター
●船橋充填基地
●横浜TASKセンター
●ウォーター事業部
●横浜ストックヤード
●京浜ストックヤード
●コールセンター
●横浜配送センター ●横浜サーバー検査工場
●設計工事・資材管理センター
●川崎輸入基地
●保土ヶ谷TASKセンター
●保土ヶ谷配送センター
●保土ヶ谷ストックヤード
●平塚充填基地
●横浜輸入基地
●鳥浜ストックヤード
●横浜南配送センター
●小田原充填基地
●横須賀充填基地
堺
コンビナート
本社
清水
コンビナート
四日市
コンビナート
●LPガス
●ウォーター
●工場
●充填基地
万一の災害時にも、万全の体制で安定供給を維持します。
GPSシステムの活用により、災害緊急時の迅速な対応が可能です。
無線車両による現地確認で状況を素早く把握し、LPガス供給先の
安全性を確保したり、大型トレーラーによる被災地外からのLPガス
の輸送も常時行える体制が構築されています。
横浜ストックヤードに
ウォーターデリバリーターミナルが
完成しました。
ウォーター 事 業 の 更 なる効 率 化 の ため、横 浜 ストック
ヤードを5,500坪に拡張し、積み込み専用のウォーター
デリバリーターミナルを建設しました。これにより3t配
送車への積載時間が大幅に短縮され、より迅速にお客
さまにピュアウォーターをお届けする体制を構築し、需
要拡大にも対応できるインフラが整備されました。
トーエルはTASKシステムを基盤とした保安管理サービスを構築し
ています。これにより、関東通産局からLPガス保安管理機関の第一
号として認定されました。
4
主要事業
お 客 さ ま の ラ イ フ ラ イ ン を 支 援 す るト ー エ ル の 事 業 展 開
Business
エネルギー事業
LPガスを中 心としたエネルギー の ベストミックスをターゲットに、需 要 開 発を推 進しています。
新エネルギー
LPGAS
事業
クリーンエネルギーのベストミックス
を提案しています。
クリーンLPガス
コジェネレーションシステム
LPガスをより迅 速に安 全に
お 届 けするための 供 給 体 制
づくりを構築しています。
湾岸
基地
バルク
約250万件のお客さ
ま にLPガ ス を 安 定
供給しています。
直送
産油国
通常
湾岸直送
システム
労働を軽減するベルシステム
湾 岸 直 送システムを支える
トーエル独自のベルシステム
の活用により、更なる効率化
に取り組んでいます。また、軽
量アルミ製の充填容器を採
用することで、作業の省力化
と迅速化を進めています。
5
充填工場へ
消費者へ
デポへ
太陽光発電
湾岸基地から消費者へ直送
湾岸基地から消費者へ直送
●LPガスとは
災害時にも復旧力に優れたクリーンエネルギーであるLPガス
は、次世代型新エネルギーの1つとして再認識されています。
● 容器内の残存回収ガスの電力利用
厚 木 工 場では回 収LPガスの 有 効 活 用を目 指して、マイクロ
ガスタービンによる発電機を採用しています。事業所内の年
間電力消費量の60%をマイクロガスタービンでまかなって
います。これにより事 業 所 内 のCO2発 生 量も10% 削 減する
ことができました。
燃料電池「エネファーム」と太陽光発電システムが
設置されたウォーター横浜サーバー検査工場で
は、W発電による省エネ運用を実現しています。
また、大型コールセンター「HALC」の電力は屋上
に設置された太陽光発電でまかなわれています。
自社内における実績を活かし、お客さまへのエコ
製品の提案にも積極的に取り組んでいます。
ウォーター事業 ウォーター 事 業 の 拡 大にともない 、安 定 供 給 体 制 の 構 築に取り組 んでいます。
PureWater
事業
北アルプスから安全・安 心のピュアウォーターを直送しています。
日本最大55,
000㎡(16,
600坪)の
ウォーター工場を建築中
ウォーター事業の生産体制拡充のため、大町第3工場
の建設を開始しました。敷地面積は既存の第1工場、第
2工場を合わせ55,
000㎡(16,
600坪)へと大幅に
増床予定です。2011年度中には、日本最大のボトル
ウォーター工場が稼動する予定です。
大町第3工場
大町第1工場
大町第2工場
完成予定図
RO膜システムと48時 間 培 養 検 査で、
安全・安心な生産体 制を構 築
30万本の在庫が可能な17ストックヤード
関東一円にある17ヶ所の大型ストックヤードには、常
アメリカ航空宇宙局( NASA )で開発されたRO膜を利用したろ過シ
時30万本の備蓄在庫が確保されており、東日本大震
ステムを採用しています。当社の製品は、北アルプスの硬度が低い原
災後も不足することなく通常通り業務を遂行しました。
水を使用し、
RO膜システムを何重にも通過して分子レベルまで磨き
上げた安全・安心なピュアウォーターです。
RO膜システム
また、オゾン処理による徹底的な殺菌消毒(オゾン・セラミックフィル
ター)や、無菌状態での最終ろ過処理も行っています。
製品出荷前には、48時間の培養検査を実施するなどの厳重な検査体
制を構築しています。
オゾン・セラミックフィルター
6
特集
需要拡大により急 成 長が続くウォーター 事 業
Special
Feature
安 全・安 心 の 供 給 体 制 の 確 立を目指すとともに、事 業ポートフォリオの 有 効 活 用にも取り組んでいます。
ウォーター事業3ヵ年計画がスタートしました
●
ウォーター 事 業 の 売 上 高を6 6 億 円へ
●
直売先の開拓
●
卸・OEM先 の 開 拓で市 場シェアの 拡 大
●
海外市場の開拓
(百万円)
ウォーター 事 業 総 売 上 高
( 実 績と計 画 )
6,000
原水にこだわるトーエル
北アルプスとハワイの天然水から生まれた安全・安心なピュアウォーターをお届けしています。
新しいピュアウォーター
北アルプスから8ℓ
6,600
自然と共存する環境に立地する大町工場からお届けするピュア
ウォーターの新ブランドです。そのまま飲んでもおいしい原水を
最新鋭設備のろ過装置で磨き上げたおいしく安全なお水です。
6,070
5,550
●
自治体回収が可能な使い捨てワンウェイボトル
●
女性にも扱いやすい8リットルサイズ
●
販売エリアは全国へ拡大
5,000
北アルプスの天然水から生まれた
ピュアウォーター
アルピナウォーター
4,008
4,000
25年かけてろ過された
ハワイ生まれのピュアウォーター
ハワイウォーター
3,602
3,000
ウォーター事業3ヵ年計画
0
第47期
2010年
(実績)
7
第48期
2011年
(実績)
第49期
2012年
(計画)
第50期
2013年
(計画)
第51期
2014年
(計画)
長 野 県 大 町 工 場 近くに ある自 社 水 源 を
大自然に恵まれたハワイの天然地下水を逆浸
原水として製造される当社の国内ピュア
透膜(1/1000ミクロン)により分子レベルま
ウォーター の 主 力ブランドです。12リッ
で 磨 き 上 げ た 純 度99.
9% の ピュアウォー
トルのリターナブルボトルを使用し、自社
ターです。不純物が非常に少なくナトリウムを
サービスによる宅配回収で配送していま
ほとんど含まないため、高血圧の方や赤ちゃ
す。
んの授乳用粉ミルクにも最適なお水です。
Topics
ウォーター事業の有効活用
ア グ リ 事 業・養 殖 事 業
「 第 3 6 回 国 際食品・飲料展
F O O D EX J A P A N 2 0 1 1 」に出展
2011年3月1日(火)~4日(金)の4日間にわた
アグリ・養殖専門チームリーダーに稲永忍氏
り幕張メッセで開催された展示会には、海外からの
バイヤーを含め約75,000人が来場、当社のブー
スにも約5,000人の方が足を運んでくださいまし
た。ブースではピュアウォーター の 試 飲を行うな
ど、
トーエルのウォーター事業を知っていただくよ
い機会となりました。
常勤特別顧問
稲永 忍氏
ウォーター横浜サーバー検査工場がリニューアルしました。
お客さまが「安心・安全」にご使用いただけるよう最新鋭設備を整えたクリーンルームで検査を
行います。
1
2
粉じんエアーブロー
4
3
再検査項目チェック
5
1947年生まれ。東京大学大学院農学系研究
科農業生物学専攻博士課程修了。農学博士。
東京大学農学部教授、鳥取大学乾燥地研究
センター長、独立行政法人国際農林水産業
研 究センター(JIRCAS)理 事 長、地 方 独 立
行政法人鳥取県産業技術センター理事長を
経て現職。
鳥取大学名誉教授、中国・新疆農業大学名誉
教授、中国科学院水土保持研究所名誉教授
等。日 本 作 物 学 会 賞(1987年 )、根 研 究 会
学術特別賞(2008年)等を受賞。
現在、文部科学省国立大学法人評価委員、文
部科学省科学技術・学術審議会専門委員、国
際協力機構中近東地域の乾燥地農業に係る
国内支援委員会委員等を務める。
植 物 生 産 工 場では美味しい野菜の
出 荷 が 始 ま っています。
T&Nアグリ株式会社による植物工場が本格的に稼動し、鳥浜ストックヤード
では青々とした美味しい野菜が次々と育っています。2010年12月から日本
レストランシステム株式会社の店舗食材としても出荷を開始しました。今後
は本格的な稼動を目指し、厚木ストックヤードにも大型植物工場の建設を予
定、高品質・低価格な美味しい野菜の安定供給を目指します。
オゾン殺菌水でタンク配管洗浄・電解水超音波洗浄
6
養殖開始
農業の専門家である稲永忍氏を常勤特別顧問に迎え専門家チームを結成し、年
内には本格的な養殖場を稼動する予定です。食の安心・安全への意識が高まる今
日、多くのお客さまに安心・安全で美味しい食材をお届けできるようになります。
エアー圧力タンク・エネファーム
冷・温水タンク及びドレン口乾燥
部品交換作業
8
主な財務指標
Financial
Statements
連結経営指標等
第45期
科 目
2008年4月期
21,019,215
売上高(千円)
第46期
第47期
2009年4月期
2010年4月期
21,568,532
20,446,845
21,347,682
売上高
事業別では、LPガス事業が173億39百万円(前期比2.9%増)、
営業利益(千円)
△42,409
1,386,058
1,393,262
1,186,989
ウォーター事業は売上高40億8百万円(同11.2%増)
といずれ
も増収となりました。LPガス事業では業務用を中心とする販売数
経常利益(千円)
78,167
1,319,279
1,337,068
1,165,139
量増加、
ウォーター事業ではアルピナを中心とする需要の増加が
当期純利益(千円)
12,540
659,072
817,890
547,970
純資産額(千円)
8,181,626
8,516,996
9,126,222
9,425,465
総資産額(千円)
18,941,854
20,183,094
20,112,126
20,411,663
421.52
438.80
470.19
485.65
1株当たり当期純利益(円)
0.65
33.96
42.14
28.23
自己資本比率(%)
43.2
42.2
45.4
46.2
0.2
7.9
9.3
5.9
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)
478,504
2,589,268
2,257,605
2,287,205
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)
△952,968
△1,982,993
△1,635,455
△1,155,904
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)
847,262
262,581
△1,110,846
△917,489
1,667,519
2,521,736
2,039,082
2,232,456
1株当たり純資産額(円)
自己資本利益率(%)
現金及び現金同等物の期末残高(千円)
従業員数(外、平均臨時雇用者数)
(人)
292(84)
308(80)
332(84)
<LPガス支 援 活 動>
Topics
9
第48期
2011年4月期
342(91)
主要因です。昨年12月にワンウェイボトルを使用した新商品「北
アルプスから8ℓ」の製造・販売を開始し、ピュアウォーターの全国
販売を展開しております。
経常利益
LPガス事業では輸入価格の高値推移による仕入コストの上昇
を、販売価格の輸入価格連動化の推進及び物流・一般経費の合
理化で吸収し、ウォーター事業ではアルピナの数量増加に伴う
製造原価の低減効果により、11億65百万円となりました。
純資産額
当期純利益547百万円の計上と剰余金の配当194百万円によ
り利益剰余金は353百万円増加し、その他有価証券評価差額金
の減少により純資産額は299百万円増加し9,425百万円となり
ました。
<ウォーター支援 活 動>
神奈川県LPガス協会からの
要 請 をうけ、被 災 地 へ の 緊
急 支 援として、LPガス の 供
給 を 実 施しました。LPガ ス
は当社の厚木工場で充填を
行い、24トントレーラー2台
で輸送しました。
ピュアウォー タ ー8リットル
ペットボト ル(500mL換 算
で約38万4千 本 )を26トン
ウイングトレーラーで被災地
に輸 送しました。また、東 京
都の医療機関からの依頼を
受 け、医 薬 品 や 衣 類 なども
支援輸送しました。
トピックス
Topics
2010年1 1月、事 業 所 内に「ローズ保 育 園 」を開 園
150名体制の大型コールセンター(HALC)に勤務する女性職員を対象に、仕事と
育児が両立しやすい職場環境づくりを目的として、2010年11月1日、ローズ保育
園が開園しました。
敷 地 面 積100坪、2階 建て延 べ 床 面 積50坪、野 外 遊び場50坪を有し、太 陽 光 発
電、オール床暖房を設置、週に1度ネイティブの講師による英会話のレッスンも実施
しています。
働くお母さんが安心し
てお子さんを預けるこ
とができるよう、
これか
らも保育サービスの充
実を図っていきます。
厳 選 食 品 安 心堂
東 証 一 部 上 場 企 業 株 式 会 社ドトー ル・日レスホー ル
ディングス傘下の日本レストランシステム株式会社と
の合弁会社であるT&Nネットサービス株式会社が運
営し、安心で美味しい食品等を厳選して販売するイン
ターネットショップです。
http://www.anshindo-d.jp/
株主さま専用ホットラインを開 設しました。
0120-81-3361
スペシャルオリンピックス
「認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本」に、
フレンドシップスポンサーとして
協力を続けています。
LPガス車の採用
環境にやさしいLPガス車を幅広く採用し、クリーンエネルギーの
利用促進に取り組んでいます。東日本大震災後のガソリン不足に
も影響を受けることなく通常通り配送しました。
ボトルリサイクル
配達
回収
リユースボトル(平均10回転)
を
使用しているため、
なんとCO 2排出量は1/10以下に!
!
CO2総排出量
お気軽にご利用ください。
充填
配達
2,898トン
289トン
10
会社概要
株式 の 状 況
Corporate Data
Stock Information
会社概要(2011年4月30日現在)
役員(2011年7月28日現在)
商
号
株式会社トーエル
代表取締役会長
稲永 修
取
締
役
稲永 朝彦
設
立
昭和38年(1963年)5月22日
事業年度
本
社
〒223-8510 代表取締役副会長
山下 昌利
取
締
役
佐藤 静男
期末配当金受領株主確定日
4月30日
代表取締役社長
中田 みち
取
締
役
西城美智子
中間配当金受領株主確定日
10月31日
専 務 取 締 役
横田 孝治
社 外 取 締 役
内藤 儀彦
定時株主総会
専 務 取 締 役
山中 正幸
常 勤 監 査 役
富永 紀彦
株主名簿管理人
常 務 取 締 役
稲永 昌也
監
査
役
中野 忠史
特別口座の口座管理機関
常 務 取 締 役
松山 利治
監
査
役
古木 清次
取
室越 義和
監
査
役
西本 紀男
神奈川県横浜市港北区
高田西一丁目5番21号
資 本 金
555百万円
従業員数
342名(連結)
株式の状況(2011年4月30日現在)
発行可能株式総数
発行済株式の総数
株 主 数
締
役
株主メモ
5月1日~翌年4月30日
毎年7月
三菱UFJ信託銀行株式会社
同連絡先
三菱UFJ信託銀行株式会社
証券代行部
〒137- 8081
東京都江東区東砂七丁目10番11号
(通話料無料)
TEL.0120-232-711
上場証券取引所
大阪証券取引所
JASDAQ市場 証券コード:3361
60,000,000株
19,415,040株
(自己株式6,961株を含んでおります)
1,569名
所有者別株式分布状況
大株主
金融・証券
3.31%
株主名
持株数(株)
株式会社ミナックス
2,929,800
15.09
株式会社MONY
1,752,000
9.02
中田 みち
1,216,480
6.26
稲永 満
1,066,960
5.49
稲永 修
951,680
4.90
敷地 みか
899,720
4.63
稲永 稔
757,880
3.90
千葉 久男
447,240
2.30
岩谷産業株式会社
432,000
2.22
日下 みな
401,280
2.06
電子公告により行う
公告掲載URL
http://www.toell.co.jp/
公告の方法
( ただし、電 子 公 告によることが 出 来 な い 事
故、その他のやむを得ない事由が生じたとき
は、日本経済新聞に公告いたします。)
外国法人等
0.13%
持株比率(%)
国内法人 30.62%
個人・その他 65.94%
株主さま向け
アンケート
所有数別株式分布状況
当 社では、株 主 の 皆さまの 声をお聞かせ いただくため、アンケートを実 施 いたします。
お 手 数ではございますが、アンケートへ のご協 力をお願 い いたします。
1,000株以上 7.57%
下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示される
5,000株以上 2.29%
(注)持株比率は自己株式(6,961株)を控除して計算しております。
株主の皆さまの声を
お聞かせ下 さい
アンケートサイトにてご回答下さい。所要時間は 5 分程度です。
10,000株以上 8.12%
ht t p : //www.e - k a b u n u s h i . com
100,000株以上 27.11%
50,000株以上 5.60%
1,000,000株以上 35.87%
500,000株以上 13.44%
アクセスコード 3361
いいかぶ
空メールによりURL自動返信
携帯電話からもアクセスできます
●アンケート実施期間は、本報告書がお手元に
到着してから約2ヵ月間です。
〒223-8510 神奈川県横浜市港北区高田西一丁目5番21号
TEL.045-592-7777 FAX.045-592-2213 URL http://www.toell.co.jp/
本報告書に関するお問い合せにつきましては、当社管理部門IR担当までお願いいたします。
株主さま専用
ホットライン
0120-81-3361
検索
Yahoo!、MSN、exciteの
サ イト内 にある検 索 窓 に、
い い か ぶ と4 文 字 入 れ て
検索して下さい。
[email protected] へ空メールを送信して下さい。(タイトル、
本文は無記入)アンケート回答用の URL が直ちに自動
返信されます。
QRコード読み取り機能のついた携帯電話
を お 使 い の 方 は 、右 の Q R コ ード からも
アクセスできます。
ご回答いただいた方の中から抽選で薄謝(図書カード
500円)を進呈させていただきます
※本アンケートは、株式会社エーツーメディアの提供する「e- 株主リサーチ」サービスにより実施いたします。
(株式会社エーツーメディアについての詳細 http://www.a2media.co.jp)※ご回答内容は統計資料として
の み 使 用させていただき、事 前 の 承 諾なしにこれ以 外 の目的に使 用することはありませ ん。
●アンケートのお問い合わせ TEL:03-5777-3900( 平日 10:00 ∼17:30)
「e-株主リサーチ事務局」 MAIL:[email protected]