マニュアル体系と読み方 - ソフトウェア

Interstage List Works V10.0.0
マニュアル体系と読み方
Windows/Solaris
B1WD-2956-01
2011年3月
はじめに
Interstage List Worksをお買い上げいただき、ありがとうございます。
Interstage List Works(以降、List Worksと略します)は、多様なプラットフォームから出力する帳票を電子帳票として一元管理し、帳票を
活用したり、配信して印刷したりするソフトウェアです。以下のシステムを構築できます。
・ 電子帳票システム
電子帳票を保管・活用する機能を、帳票保管活用機能と呼びます。帳票保管活用機能を使用して、紙に出力している帳票を電子
化し、紙の帳票と同じイメージでWindows画面に表示、検索、付せんやメモなどの記入、表計算ソフトやワープロソフトにデータを
連携できます。
・ 帳票印刷配信システム
電子帳票を配信して印刷する機能を、帳票印刷配信機能と呼びます。センターで帳票を大量・高速印刷したり、遠隔地にある拠
点へ帳票を配信して印刷したりできます。
帳票保管活用機能を基盤とし、帳票印刷配信機能をあわせて利用することにより実現できます。
本書は、サーバが以下のオペレーティングシステムに対応するList Worksのマニュアル体系、関連マニュアルおよびマニュアルを参
照するために必要な情報について説明しています。
・ Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition
・ Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition
・ Microsoft® Windows Server® 2003, Standard x64 Edition
・ Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition
・ Microsoft® Windows Server® 2008 Standard
・ Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise
・ Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard
・ Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise
・ Microsoft® Windows Server® 2008 Standard without Hyper-V™
・ Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise without Hyper-V™
・ Oracle Solaris 8
・ Oracle Solaris 9
・ Oracle Solaris 10
初めてList Worksのマニュアルをお読みになる場合や、マニュアルの表記や読み方について知りたい場合にお読みください。
なお、本書では、ソフトウェアおよびオペレーティングシステムの名称は、略称を使用して説明しています。
略称については、“第2章 商標”を参照してください。
本製品のマニュアルで記述している以外の方法・手順などで運用機能の利用や環境設定などを行った場合、製品として保証できませ
ん。マニュアルで記述されている範囲でご利用ください。
また、製品に含まれているJSPファイルをカスタマイズした場合は、製品として品質を保証することはできません。JSPファイルをカスタマ
イズした場合は、お客様の環境にて十分テストして問題のないことを確認する必要があります。
本製品のマニュアルの情報は、プログラミングサービス情報であり、“高度な安全性が要求される用途への使用について”に従った、
すべての利用者のソフトウェア資産(プログラム、ファイルなど)の作成のために使用できます。
-i-
[高度な安全性が要求される用途への使用について]
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を想定して開発・設計・製造されているものであり、
原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のため
の医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない
場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう開発・設計・製造され
たものではありません。
お客さまは、本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフティ用途に使用しないでください。また、お客さまが
ハイセイフティ用途に本製品を使用したことにより発生する、お客さままたは第三者からのいかなる請求または損害賠償に対しても
富士通株式会社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。
本製品のマニュアルは、Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
・ 本製品のマニュアルの内容は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。
・ 本製品のマニュアルに記載されたデータの使用に起因する、第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はそ
の責を負いません。
・ 無断転載を禁じます。
Copyright 1995-2011 FUJITSU LIMITED
- ii -
目 次
第1章 マニュアル体系と読み方..................................................................................................................................................1
1.1 マニュアル体系...................................................................................................................................................................................1
1.2 マニュアルを読むために必要な知識.................................................................................................................................................3
1.3 利用目的と参照マニュアル.................................................................................................................................................................4
1.4 関連製品のマニュアル........................................................................................................................................................................5
第2章 商標................................................................................................................................................................................7
2.1 ソフトウェアの略称について................................................................................................................................................................7
2.2 オペレーティングシステムの略称について........................................................................................................................................8
2.3 商標について......................................................................................................................................................................................9
第3章 説明・表記上の約束.......................................................................................................................................................11
3.1 List Worksの製品の表記について...................................................................................................................................................11
3.2 帳票の種類を示す用語について.....................................................................................................................................................11
3.3 操作を示す用語について.................................................................................................................................................................12
3.4 マーク・記号について........................................................................................................................................................................12
3.5 Windowsの操作について.................................................................................................................................................................13
3.6 Oracleの説明について......................................................................................................................................................................13
3.7 保管フォルダの論理パスについて...................................................................................................................................................13
3.8 LISTVIEWまたはListWORKSからの互換について.......................................................................................................................15
3.9 フォルダとディレクトリについて.........................................................................................................................................................15
3.10 Symfowareの操作について............................................................................................................................................................15
3.11 データベースの用語について........................................................................................................................................................15
- iii -
第1章 マニュアル体系と読み方
本製品のマニュアル体系、各マニュアルの目的、対象とする読者、読み方、および関連製品のマニュアルについて説明します。
1.1 マニュアル体系
本製品には、以下のマニュアルがあります。
-1-
ダイアログボックスや詳細コードの説明は、ヘルプでも参照することができます。
-2-
ヘルプを参照するには、以下の操作をします。
ダイアログボックスのヘルプを表示したいとき
表示されているダイアログボックスの【?】ボタンをクリックしてから、ダイアログボックスをクリック、または【F1】キーを押します。
詳細コードのヘルプを表示したいとき
表示されているメッセージウィンドウの【ヘルプ】ボタンをクリックします。
1.2 マニュアルを読むために必要な知識
各マニュアルをお読みになるには、以下の知識が必要です。
作業者
アプ
環境
リ
運用
保守
一般
構築
ケー
管理
担当
利用
担当
ショ
者
者
者
者
ン開
発者
必要な知識
基本的な知識
富士通ホスト帳票の場
合
運用
する
帳票
の種
類別
使用するオペレーティングシステム(Windows、Solaris)の基本的
な知識、および操作方法に関する知識
○
○
○
○
○
帳票(印刷データ、オーバレイ、FCB/LPCI、利用者定義文字)に
関する知識
○
○
○
○
-
データベース(Symfoware ServerまたはOracle Database)の運用に
関する基本的な知識
○
○
○
○
-
・ 富士通ホストからWindowsサーバ、Solarisへのデータ転送に
○
○
○
○
-
関する知識
・ Server2000ホスト連携プレミアム、AIMにおける印刷システム、
APS/NPにおける印刷システムの基本的な知識
List Creator 帳票の場
合
List CreatorまたはList Managerにおける帳票出力の基本的な知
識
○
○
○
○
-
NetCOBOL/MeFt帳
票の場合
NetCOBOLおよびMeFtにおける帳票出力の基本的な知識
○
○
○
○
-
一般アプリ帳票の場合
一般アプリケーションにおける帳票印刷の基本的な知識
○
○
○
○
-
クラスタシステムについての知識
○
○
○
-
-
○
○
○
-
-
○
○
○
-
-
帳票保管活用機能でクラスタシ
ステム運用を行う場合
Web連携を行う場合
・ インターネットに関する基本的な知識
・ Java言語に関する基本的な知識
・ サーブレットに関する基本的な知識
・ JSPに関する基本的な知識
Web連携の環境構築を行う場合
・ Web環境構築に関する基本的な知識
・ インターネットに関する基本的な知識
・ Javaに関する基本的な知識
・ Interstage Application Serverに関する基本的な知識
-3-
作業者
アプ
環境
リ
運用
保守
一般
構築
ケー
管理
担当
利用
担当
ショ
者
者
者
者
ン開
発者
必要な知識
・ Interstage Application Serverが提供する標準技術に関する一
般知識
・ WebサーバにSun Java System Web Serverを使用する場合
Sun Java System Web Serverの環境構築に関する基本的な知
識
帳票業務アプリケーションの開発、
カスタマイズを行う場合
・ 帳票保管活用機能や、操作、設定に関する基本的な知識
-
-
-
○
-
○
○
○
-
○
・ サーバアプリケーションを開発する場合
C言語の開発に関する知識
・ クライアントアプリケーションを開発する場合
Visual Basic、VBA、WSH、オートメーションの開発に関する
知識
・ Webアプリケーションを開発する場合
Java言語、Javaサーブレット、JSP、Javaスクリプト、HTML、
HTTP通信の開発に関する知識
・ プリンタへの印刷に関する基本的な知識
帳票印刷配信を行う場合
・ Web環境構築に関する基本的な知識
・ インターネットに関する基本的な知識
○:対象
-:対象外
1.3 利用目的と参照マニュアル
本製品のマニュアルは、目的にあわせて以下のように参照してください。
作業工程
作業者
目的
参照マニュアル
運用 環境 保守 アプ 一般
管理 構築 担当 リ 利用
者 担当 者 ケー 者
者
ショ
ン開
発者
製品理解
○
○
○
○
-
運用設計
○
○
-
-
-
List Worksの概要を把握する。
運用手引書
・ List Worksの機能概要
・ 関連ソフトウェアとの連携
・ List Worksの運用方法
導入
-
○
○
-
-
List Worksの環境を作成する。
・ 新規に導入する方法
-4-
環境構築手引書
作業工程
作業者
目的
参照マニュアル
運用 環境 保守 アプ 一般
管理 構築 担当 リ 利用
者 担当 者 ケー 者
者
ショ
ン開
発者
・ 旧システムから移行する方法
-
○
○
-
-
コマンドの仕様
コマンドリファレンス
-
○
○
-
-
環境設定の操作方法
操作手引書 運用管理者編
-
-
-
○
-
業務アプリケーションを開発する。
APIリファレンス
・ APIの仕様
運用
○
-
-
○
-
List Worksで帳票を運用する。
運用手引書
・ 帳票の準備
保守
○
-
-
○
○
・ 帳票の利用
操作手引書 利用者編
○
-
-
-
-
・ コマンドの仕様
コマンドリファレンス
○
-
○
-
-
運用の監視・変更を行う。
保守手引書
・ データベースの容量の監視
・ 資源のバックアップ
・ 環境変更
・ トラブルの対処
全般
-
-
○
-
-
・ コマンドの仕様
コマンドリファレンス
-
-
○
-
-
・ 環境設定の操作方法
操作手引書 運用管理者編
-
-
○
-
○
・ メッセージの対応
メッセージ集
○
○
○
○
-
帳票の仕分けに関する導入~保守までの
全般について知る。
帳票仕分け手引書
○
○
○
○
○
帳票印刷配信機能に関する概要、導入~
保守までの全般について知る。
帳票印刷配信手引書
○
○
○
○
○
マニュアルで使用している用語について知
る。
用語集
○:対象
-:対象外
1.4 関連製品のマニュアル
必要に応じて、以下のマニュアルをご利用ください。
Charset Managerと連携して印刷資源を管理する場合は・・・
Charset Manager の各種マニュアル、およびオンラインヘルプを参照してください。
本製品のマニュアルでは、“Charset Manager のマニュアル”と記述しています。
-5-
リモート印刷またはローカル印刷のエラー監視、スプール管理、またはFAX配信を行う場合は・・・
Print Manager の各種マニュアル、およびオンラインヘルプを参照してください。
本製品のマニュアルでは、“Print Manager のマニュアル”と記述しています。
サーバでPDF変換を行う場合、またはList Creatorデザイナを使用する場合は・・・
List Creator の各種マニュアル、およびオンラインヘルプを参照してください。
本製品のマニュアルでは、“List Creatorのマニュアル”と記述しています。
FORMを使用する場合は・・・
FORMの各種マニュアル、およびオンラインヘルプを参照してください。
本製品のマニュアルでは、“FORMのマニュアル”と記述しています。
IBMビジネスサーバ帳票を扱う場合は・・・
e-SYOHSI for 400 、またはe-SYOHSI for 400 ListWORKS連携オプションのマニュアルを参照してください。
本製品のマニュアルでは、“e-SYOHSI for 400のマニュアル”と記述しています。
データベースの環境設定を行う場合は・・・
データベースシステム(SymfowareまたはOracle(注))のマニュアルを参照してください。
注:帳票印刷配信機能では、Symfowareのみ利用できます。
本製品のマニュアルでは、それぞれ“Symfowareのマニュアル”、“Oracleのマニュアル”と記述しています。
また、この他、以下に示すような関連製品についても、必要に応じて各製品のマニュアルをご利用ください。なお、本製品のマニュア
ルでは、“(製品名)のマニュアル”と記述しています。
・ APS
・ APS/NP
・ COMPACT
・ PrintASSORT
・ LISTVIEW
・ HOST PRINT
・ NetCOBOL
・ MeFt
・ Interstage Application Server
・ ListWORKS CD-ROM作成オプション
・ MICAR®
など
-6-
第2章 商標
本製品のマニュアルで使用している、ソフトウェアおよびオペレーティングシステムの表記について説明します。
2.1 ソフトウェアの略称について
本製品のマニュアルでは、以下のソフトウェアを略称で表記しています。
バージョンアップなどによりソフトウェアの名称が変更になっている製品については、最新の名称で記述しています。
対応する各製品のバージョンレベルについては、Windows版は“ソフトウェア説明書”、Solaris版は“インストールガイ
ド”を参照してください。
略称
正式名称
List Works
Interstage List Works
List Works Print Agent
Interstage List Works Print Agent
ListWORKS
Systemwalker ListWORKS
List Creator
Interstage List Creator
List Creator デザイナ
Interstage List Creator デザイナ
List Manager
Interstage List Manager
Charset Manager
Interstage Charset Manager
CharsetMGR
Systemwalker CharsetMGR
Systemwalker CharsetMGR-A
Systemwalker CharsetMGR-M
Print Manager
Interstage Print Manager
LISTVIEW
LISTVIEW-SV
LISTVIEW
OSIV LISTVIEW
PrintASSORT
OSIV SystemWalker/PrintASSORT
APS/NP
OSIV APS/NP
ADJUST
OSIV ADJUST
Interstage Application Server
Interstage Application Server Standard Edition
バージョン表記について
Interstage Application Server Enterprise Edition
Windows版はVx、Solaris版はx.xと表記します。
Interstage Application Server Web-J Edition
例)V9.2.0→V9、7.0.1→7.0
Interstage Web Server
Interstage Application Server Plus
Interstage Application Server Standard-J Edition
NetCOBOL
Windows版
NetCOBOL Base Edition サーバ運用パッケージ for Windows
NetCOBOL Standard Edition サーバ運用パッケージ for Windows
NetCOBOL Enterprise Edition サーバ運用パッケージ
-7-
略称
正式名称
COBOL97 ランタイムシステム
PowerCOBOL97 Server Std
Solaris版
NetCOBOL Base Edition 運用パッケージ
NetCOBOL Standard Edition 運用パッケージ
NetCOBOL Enterprise Edition 運用パッケージ
PowerCOBOL97 Server Lite
PowerCOBOL97 Server Std
Symfoware
Symfoware Server Standard Edition
Symfoware Server Enterprise Edition
Oracle
Oracle 10g
Oracle Database 10g Standard Edition
Oracle Database 10g Enterprise Edition
Oracle Database 10g Standard Edition One
Oracle 11g
Oracle Database 11g Standard Edition
Oracle Database 11g Enterprise Edition
Oracle Database 11g Standard Edition One
Internet Explorer
Microsoft® Internet Explorer Internet browser
IIS
Microsoft® Internet Information Service
Visual Basic
Microsoft® Visual Basic® 6.0 development system
Microsoft Excel
Microsoft® Office Excel 2002
Microsoft® Office Excel 2003
Microsoft® Office Excel 2007
Microsoft Visual Basic.NET
Microsoft® Visual Basic® .NET 2002
MS-DOS
Microsoft® MS-DOS® operating system
WSH
Microsoft® Windows® Scripting Host
VBA
Microsoft® Visual Basic® for Application
2.2 オペレーティングシステムの略称について
本製品のマニュアルでは、以下のオペレーティングシステムを略称で表記しています。
略称
Windows
Windows Server 2003
正式名称
Microsoft® Windows Server® 2003, Standard Edition
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise Edition
Microsoft® Windows Server® 2003, Standard x64 Edition
Microsoft® Windows Server® 2003, Enterprise x64 Edition
Windows Server 2008
(注) 特に区別する必要がある場
合、Windows Server 2008 R2 と
表記します。
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise
Microsoft® Windows Server® 2008 Standard without Hyper-V™
-8-
略称
正式名称
Microsoft® Windows Server® 2008 Enterprise without Hyper-V™
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Standard (注)
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Enterprise (注)
Windows XP
Microsoft® Windows® XP Professional Edition
Microsoft® Windows® XP Home Edition
Windows Vista
Windows Vista® Ultimate
Windows Vista® Enterprise
Windows Vista® Business
Windows Vista® Home Premium
Windows Vista® Home Basic
Windows 7
Windows® 7 Ultimate
Windows® 7 Enterprise
Windows® 7 Professional
Windows® 7 Home Premium
Solaris
Solaris 8
Oracle Solaris 8
Solaris 9
Oracle Solaris 9
Solaris 10
Oracle Solaris 10
Linux
Red Hat Enterprise Linux 5(for Intel64)
なお、サーバやクライアントのオペレーティングシステムを複数記述する場合などは、以下のように表記して説明しています。
表記
意味
Windowsサーバ
Windowsシステムのサーバを総称しています。
Windowsサーバ(x64)
64ビットで動作する、Windowsシステムのサーバを総称しています。
Windowsサーバ(x86)
32ビットで動作する、Windowsシステムのサーバを総称しています。
Solarisサーバ
Solarisシステムのサーバを総称しています。
Linuxサーバ
Linuxシステムのサーバの総称です。
2.3 商標について
・ Interstage、Systemwalker、Symfowareは富士通株式会社の登録商標です。
・ ActiveX、Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標また
は商標です。
・ OracleとJavaは、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。
・ TEACは、ティアック株式会社の登録商標です。
・ Adobe、Adobe Acrobatは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の登録商標です。
・ MICARは、KISCO株式会社の登録商標です。
・ Pentiumは、アメリカ合衆国および他の国におけるインテルコーポレーションおよび子会社の登録商標です。
・ Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
-9-
・ Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat,Incの米国およびその他の国における登録商標、あ
るいは商標です。
・ Crystal Reportsは、ビジネスオブジェクツ社の商標です。
そのほか、本製品のマニュアルに記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
本製品のマニュアルに記載されている会社名、システム名、製品名等には、必ずしも商標表示(TM・®)を付記しておりません。
- 10 -
第3章 説明・表記上の約束
本製品のマニュアルにおける説明上、および表記上の約束を説明します。
3.1 List Worksの製品の表記について
List Worksの各製品を、以下のように表記しています。
本文中の表記
Windows版
意味
Windowsサーバ上で動作する、以下のList Worksの総称です。
・ Interstage List Works Standard Edition
・ Interstage List Works Enterprise Edition
Solaris版
Solarisサーバ上で動作する、以下のList Worksの総称です。
・ Interstage List Works Standard Edition
・ Interstage List Works Enterprise Edition
Linux版
Linuxサーバ上で動作する、以下のList Worksです。
・ Interstage List Works Enterprise Edition
SE
Standard Editionの略称です。
EE
Enterprise Editionの略称です。
V7以前の旧版のバージョンレベル表記は、Windows版は「VxxLxx」、Solaris版は「x.x」でしたが、V8では、Windows版、Solaris版共に
「8.0」と表記しています。V9以降のバージョンレベルでは、「Vx.x」と表記しています。
3.2 帳票の種類を示す用語について
本製品が扱う各種帳票を、以下の用語を使用して説明しています。
用語
意味
富士通ホスト帳票
富士通ホスト上で作成した、NLP/CLP装置で印刷できるJEF形式(F66、SIA)の帳票です。
オープン帳票
以下の帳票の総称です。
・ 一般アプリ帳票
・ List Creator帳票
・ NetCOBOL/MeFt帳票
・ IBMビジネスサーバ帳票
一般アプリ帳票
Windows上の一般アプリケーションで作成した帳票です。
List Creator帳票
List CreatorまたはList Managerで作成した帳票です。
NetCOBOL/MeFt帳票
以下の帳票の総称です。
・ NetCOBOLで作成した帳票
・ MeFtと連携してNetCOBOLで作成した帳票
IBMビジネスサーバ帳票
IBM社のビジネスサーバ(AS/400またはiSeries)上で作成した帳票です。
- 11 -
用語
意味
List Works帳票
登録した各種帳票を基に、List Worksで扱うことができる形式に変換された帳票です。
PDF帳票
保管フォルダへの登録時、またはPDF取り出し時に作成されたPDF形式の帳票です。List Works帳
票とともにリスト管理サーバの保管フォルダで管理され、Webクライアントで扱うことができます。
3.3 操作を示す用語について
操作は、マウスを使用した操作を基本として記述しています。マウスの操作、ダイアログボックスの設定の説明について、以下の用語を
使用して説明しています。
用語
意味
クリック
マウスの左ボタンを押すことを表しています。
ドラッグ
マウスの左ボタンを押しながら位置を移動することを表しています。
チェックする
チェックボックスやラジオボタンをクリックして、選択した状態にすることを表しています。
チェックあり
チェックボックスにチェックがついている状態を表しています。
チェックなし
チェックボックスにチェックがついていない状態を表しています。
3.4 マーク・記号について
以下のようなマークや記号を使用しています。
各マニュアルにおいて、個別に使用している専用のマークや記号については、各マニュアルの“はじめに”を参照してくださ
い。
マーク・記号
意味
参照先の章やマニュアルを表しています。
例)コマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
“ ”
参照箇所、参照マニュアルを表しています。
例)“コマンドリファレンス”を参照してください。
Windows版、Solaris 版、Standard Edition、Enterprise Edition の固有の説明であることを表しています。
< >
例) <Solaris版のみ>
特に注意していただきたいことを記述しています。
注意
必ずお読みください。
知っていると役立つ情報を記述しています。
ポイント
・ チェックポイントなど確認してほしい情報
・ LISTVIEW、ListWORKSおよびList Worksの旧版との互換情報
参考事項を記述しています。
参考
- 12 -
マーク・記号
【 】
意味
ダイアログボックス、フォルダ、メニュー、ボタン、タブ、およびキーボードのキーを表しています。
例)【検索結果の一覧】ダイアログボックス
【SAMPLES】フォルダ
【ファイル】メニュー
【OK】ボタン
【管理情報】タブ
【Enter】キー
「 」
ドロップダウンコンボボックスから選択できる項目、画面に表示される文字列、入力する特定の文字列や値な
どを表しています。
例)「帳票名」
...
ファイル名や文字列など、選択に応じて内容が変わる項目を表しています。
例)【...のプロパティ】ダイアログボックス
→
操作を行ったあとの結果を表しています。
例)→【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスが表示されます。
( )
フォルダ名やダイアログボックス名で、選択状態や条件によって内容が変わる項目を表しています。
例)【表示条件の設定】ダイアログボックス(保管フォルダ)
3.5 Windowsの操作について
Windowsの操作については、Windows Server 2008 R2の操作方法で説明しています。
なお、コントロールパネルの内容は、表示方法が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の項目で説明しています。
3.6 Oracleの説明について
Oracleについては、Windows版ではOracle 11gを、Solaris版ではOracle 10gを基本に説明しています。特にそれ以外のバージョン表記
の必要がある場合に限り、説明を補足しています。
3.7 保管フォルダの論理パスについて
LISTVIEW、ListWORKS、List Works V6.0/6.0において「物理パス」であった帳票の格納場所の表記は、「論理パス」に変わりました。
保管フォルダは、List Worksの論理上の階層で管理されています。保管フォルダ、および保管フォルダに保管されている帳票の場所
を表す階層構造は、ディスク上の階層構造を示す「物理パス」に対して「論理パス」という用語で説明しています。
「保管フォルダの帳票の論理パス」は、帳票が格納されている保管フォルダの場所を表す論理パスと、帳票のファイル名を区切り記号
でつなげて記述します。
保管フォルダの論理パスには、2つの形式があります。特に説明のない限り、どちらの形式を使用してもかまいません。
保管フォルダの論理パスの形式を、リストナビの保管フォルダの一覧に表示される、以下の構成を例にして説明します。()内は可変で
あることを示します。
- 13 -
形式1
\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)
/(保管フォルダ名)/・・・/(保管フォルダ名)
Windows版の場合
Solaris版の場合
第1階層から、保管フォルダ名を階層にしたがって記述する形式です。
例)Windows版の場合: \営業部\売上一覧
Solaris版の場合: /営業部/売上一覧
形式2
(ドライブ名):\(第1階層のフォルダ名)\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)
/(第1階層のディレクトリ名)/(保管フォルダ名)/・・・/(保管フォルダ名)
Windows版の場合
Solaris版の場合
第1階層の物理パスに続けて、第2階層以下の保管フォルダ名を階層にしたがって記述する形式です。Web連携機能APIやサンプル
JSPでは、この形式で指定します。リストナビの保管フォルダのプロパティにおける[詳細]タブの「フォルダの場所」は、この形式で表示
されます。
例)Windows版の場合: D:\eigyo\売上一覧
Solaris版の場合: /home/eigyo/売上一覧
注意
Solaris版では、優先的に形式2で指定したと見なして論理パスを処理するため、形式1で指定した場合、意図した結果にならず、エラー
となる場合があります。このため、保管フォルダの作成時は、第1階層の論理パス(形式1)が、別の保管フォルダの論理パス(形式2)と同
じにならないようにしてください。
クライアント機能オートメーションでは、特に指定のない限り、以下の形式で指定します。サーバ上の保管フォルダ、またはマイ コン
ピュータ上の保管フォルダで形式が異なります。なお、メソッドによっては、「形式2」で指定する必要があります。
各メソッドで指定するパラメタの詳細については、“APIリファレンス”を参照してください。
(サーバ名)\保管\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)
(マイ コンピュータ)\保管\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)
(注)
サーバの保管フォルダの場合
マイ コンピュータの保管フォルダの場合
例)サーバの保管フォルダの場合: Server\保管\営業部
マイ コンピュータの保管フォルダの場合: マイ コンピュータ\保管\営業部
(注)
注:「マイ コンピュータ」は半角文字
- 14 -
3.8 LISTVIEWまたはListWORKSからの互換について
LISTVIEW、ListWORKS、List Works V6.0/6.0において帳票の保管場所であった「部門」および「管理簿」は、「保管フォルダ」に変わ
りました。
以下のように置き換えてマニュアルをお読みください。
「部門」→第1階層の「保管フォルダ」
「管理簿」→第2階層以降の「保管フォルダ」
3.9 フォルダとディレクトリについて
保管フォルダの場所などを示すフォルダおよびディレクトリの説明では、Windowsシステムの用語「フォルダ」を使用しています。Solaris
システム固有の説明についてのみ、Solarisシステムの用語「ディレクトリ」を使用しています。
Solaris版の場合は、Windows版およびSolaris版で共通の説明について、「フォルダ」を「ディレクトリ」に置き換えてマニュアルをお読み
ください。
3.10 Symfowareの操作について
Symfoware Server Enterprise Edition と Symfoware Server Standard Edition では、Windowsの操作が異なる場合があります。
Windowsの操作については、Symfoware Server Enterprise Edition の操作方法で説明しています。
Symfoware Server Standard Edition をお使いの場合は、以下のように置き換えてお読みください。
本文中の表記
(Symfoware Server Enterprise Edition における操作)
Symfoware Server Standard Edition における操作
【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【Symfoware Server
Enterprise Edition】
【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【Symfoware Server
Standard Edition】
3.11 データベースの用語について
V10.0.0では、帳票保管活用機能用の「保管データベース」、帳票印刷配信機能用の「配信データベース」があります。
旧版での「データベース」は、「保管データベース」に変わりました。
本バージョンのマニュアルでは、旧版の資源についても、統一して「保管データベース」を使用して説明しています。
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