12月 ( じゅうにがつ ) 号

平成27年度 本巣市立一色小学校 学校だより №8
い
し
き
2015.11. 24
キャリア教育の重要性!
1学期に行われた「ISIKImamaカフェ」の際にもお話しさせていただきましたが,
「世界の果ての通
学路」というフランス映画が平成25年9月に公開されました。地球を通学路という観点から捉えた驚きと感
動のドキュメンタリーです。日本をはじめ,先進国では子どもが教育を受けることは法律によって義務であり
権利であるとされており,学校は徒歩やスクールバス,公共交通機関で通える範囲に設置されていますが,こ
の映画に登場する子どもたちの教育環境は全く違います。
ケニアに住む兄妹は,野生のゾウやキリンが生息するサバンナを,野生動物の脅威を避けながら,小走りで
片道十五キロの通学路を二時間かけて命がけで通学しています。
インドに住む男の子は,生まれつき足に障がいがあり,二人の弟が古い車椅子に兄を乗せて,デコボコ道や
川の中を一時間半かけて兄弟げんかしながら登校しています。
どの通学路も危険であり,大人の足でも過酷な道のりです。それでも子どもたちは学校へまっしぐらに向か
っています。いったい何が彼らをそうさせるのでしょうか。
通学の様子の映像の後に,この映画を作った監督が,ケニアに住む兄妹やインドに住む男の子にインタビュ
ーをしています。その様子を見て気付かされるのは,彼らにとって,教育が自分の将来を切り拓くためのパス
ポートであることが認識されていることです。
「自分の夢をかなえたい」
この言葉が,どの子どもたちからも出てきます。足に障がいがあるインドの男の子は,医者になりたいと思っ
ています。学校の先生になりたい子もいます。そして,自分の夢には必ず「誰かのために」が含まれています。
自分の住む村の人々や自分と同じ境遇の子どもたちの役に立ちたいという願いがあるのです。
人が仕事をするとは,個人が好きなことをして,自己実現を目指すという側面だけで成り立っているわけで
はありません。仕事には,社会的分業の中でどこかの「役割」を引き受けるという側面があります。働くとは,
自らの仕事を通じて社会に参加し,貢献することなのです。
10月15日,16日の2日間,6年生と一緒
に京都・奈良へ修学旅行に行かせていただきまし
た。その時のバスガイドの奥村花子さんの言葉が
思い出されます。
「私は,歌を歌うことは上手ではありません。史
跡や名所もなかなか覚えられず,いつも説明する
ときには苦労しています。それでも私は,人を楽
しませることが好きだから,人に喜んでもらえる
のが好きだから,この仕事を続けています。
」京
都でもタクシーの運転手さんが,一色小6年生の
京都研修が充実するよう,見学したそれぞれの場
所で丁寧に分かりやすく説明してみえました。
映画に登場した子どもたちには,
「やりたいこと」と共に,自分の周りの人たちの様子から,
「やれること」
や「やるべきこと」を考えています。一色小の子どもたちにも,学校生活における様々な場面を通して,仲間
の幸せのために「やりたいこと」
「やれること」
「やるべきこと」をバランスよく考えていくことができるよう
キャリア教育を充実し,子どもたちの自己肯定感や達成感を高めたいと思います。ぜひ,ご家庭でも「働くこ
と」について,話題に取り上げてみてください。よろしくお願いします。
ぼくのおとうさん
一色小
2年 たいら いぶき
ぼくのおとうさんは、めんを作るしごとをしています。ラーメンやそば、やきそばのめんを作ります。
ぼくたちがねている朝5時からしごとに行きます。だから、ぼくは、朝おとうさんに会えません。ぼくが
休みの日もしごとに行くので、いっしょにあそべません。だから、ぼくはさびしいです。友だちが、おと
うさんとサッカーをしたり、いっしょにあそびに行ったりする話をすると、いいなあと思います。
でも、この前から少し気もちがかわりました。おとうさんが、おべんとうを家にわすれていったとき
です。ぼくは、お母さんとしごと場へとどけに行きました。ぼくはびっくりしました。おとうさんがまっ白
だったからです。何で白いんだろうと、ふしぎだったので、しばらくおとうさんのようすを見ていまし
た。おとうさんは工場の中で大きなきかいをうごかしたり、おもそうなものをはこんだりしていました。
ドシンドシンという大きな音もしていました。おとうさんはずっと、うごきっぱなしでした。あせをかい
ているから、顔も手もまっ白になったのだとわかりました。ぼくは、そんなおとうさんを見て、かっこい
いと思いました。いつも、ビールやおさけをのみながら、サッカーのテレビをゴロゴロみているおとう
さんとちがって、べつの人みたいにかっこいいおとうさんでした。それは、おとうさんが、みんなにお
いしいめんを食べてもらうために、いっしょうけんめいはたらいていたからだと思います。おとうさん
が作るめんは、本当においしいです。とくにぼくがすきなのは、ラーメンです。ぼくが
「おいしいね。」
と言うと、
「めんは、おとうさんが作っているんだぞ。」
と言って、おとうさんはすごくわらって、いばった顔をします。おとうさんが作るめんがおいしいのは
食べてくれる人のことを考えて、いっしょうけんめい作っているからだと思います。
ぼくも、大人になったら、おとうさんのように、いっしょうけんめいはたらけるおしごとがしたいです。
だれかのために、いっぱいがんばりたいです。ぼくのおとうさんは、しごともぼくたちのことも、だい
じにしてくれます。わるいことをしたらおこってくれるし、がんばったらいっぱいほめてくれます。そん
なおとうさんが、ぼくは大すきです。だから、休みの日におとうとやいもうとが、おとうさんがいなく
てさびしがったら、おにいちゃんのぼくが、いっぱいあそんであげようと思います。
本巣市児童作文コンクールにおいて最優秀賞を受賞した2年1組 平良 伊吹 さんの作文を紹介しました。
相手のことを思い、一生懸命な姿ほど美しく、かっこいいものはないと思います。その姿を通して、人は何
かを感じて動いていくものなのでしょう。
■本巣市児童生徒作文コンクール入賞者
賞
年
氏
名
賞
最優秀 2 平良 伊吹 さん
優 良
優 秀 2 松井 勇摩 さん
優 良
優 良 1 西川 樹利 さん
年
3
4
氏
名
松尾 勇輝 さん
河野 心奈 さん
賞
優 良
優 良
年
5
6
氏
名
長屋 晃生 さん
遠山 里良 さん
12月の予定
4日(金)・・・幼小合同引渡訓練
6日(日)・・・授業参観(道徳)、地域づくり事業
7日(月)・・・振替休業日
9日(水)・・・幼小交流会(1年生)
12日(土)・・・リサイクル活動(資源回収)
14日(月)~17日(木)・・・自由懇談
(14:00 一斉下校)
18日(金)・・・大掃除(14:45 一斉下校)
23日(水)・・・算数・数学甲子園
25日(金)・・・終業式(13:45 一斉下校)