2.インターネット環境

2.インターネット環境
近年のインターネットの環境は、急速に変化しつつあります。世界中に張り巡らされた回線網
を経由し、大容量の情報を高速で利用でき、地域差、時間差、更に費用なども気にせず気軽に利
用できる様になりました。
また、一般の家庭では、
複数台のパソコンや携帯端末、ゲーム器等によるインターネット利用、
家庭用 AV 機器(地デジ TV、録画機器等)もインターネット回線への接続が可能となり、益々イ
ンターネット活用は広がっていく事と予測されます。
今後のインターネット環境に関する3つのキーワードは、①“利用者の求める情報をより安く
便利に利用できる(フリーソフトを含む情報のクラウド化)環境”、②“どこからでも早く安く
情報が得られる環境(高速無線回線等)”、更に端末は、③“安価ながら高性能なクラウド対応端
末(ノート PC、モバイル端末、タブレット PC 等)”の出現であります。これからは更に充実し
たサービスが便利に、安く利用できる環境になっていくものと思われます。
(1)情報のクラウド化
サーバーにある多くの情報をインタ
ーネット経由で気軽に利用できる。
(2)高帯域高速伝送
利用環境により最も安い接続方法が
選択できる。
・ADSL 回線
・無線 LAN 回線
3G/4G 回線
WiMax 回線
Xi 回線
・光ケーブル回線
・CATV 回線
(3)インターネット接続端末
一般家庭でのインターネット利用端末は、パソコン(デスクトップ型、ノート型、モバイル
携帯パソコン等)
、地デジ TV(インターネット接続できる機種)、更に、家庭内無線 LAN(WI-FI)
接続によるゲーム用端末、タブレット PC(IPod、Android 端末)等々多くの商品が揃ってきました。
2012 年末迄には Windows8(タブレット機能、クラウド化)の出現と無償ソフトの拡大、更に 330Mbps ゙
高速伝送(現状の 7 倍)WiMax-2 の公開も予定され一般利用者にも本格的なクラウドコンピューテイング
の時代がやってきそうです。
<参考:家庭内でのインターネット端末の一般的な接続形態>
・パソコン、携帯端末及びデジタル TV への接続
は LAN ケーブルで接続
・無線ルータ(WI-Fi)機器を使うと端末とは無線
で接続できる。
備考:インターネット回線に無線 LAN
機器(WiMAX 等)を使うと接続工事
無しで自宅及び屋外・移動のいず
れの条件でもインターネットが利用
できる。
111010-インターネット入門講座-V1.0
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