平成27年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査結果

平成27年度全国体力・運動能力,運動習慣等調査結果について
(体力総合評価,運動実施時間における課題と対策)
薩摩川内市 教育委員会
【小学校 体力総合評価】
〔男子〕
【中学校 体力総合評価】
〔男子〕
〔女子〕
〔女子〕
※グラフ内,上の数値は,平成27年度各総合評価規準の全国の割合を表す。
%
26
全国 8.9
%
27
21.0
34.1
24.9
11.2
26
全国 5.8
%
27
19.0
34.5
26.5
14.1
26
全国 6.8
%
27
22.5
38.1
25.5
70
70
70
70
60
60
60
60
50
50
50
40
40
30
7.8
12.4
6.2
20.4
34.8
24.0
D
C
B
10
19.5
34.0
27.3
12.6
0
0
E
10
40.6
26.4
5.6
5.6
E
D
C
B
30.7
1.41.0 10.5
23.0
35.8
29.3
C
B
A
0
A
E
※ グラフの横軸は,総合評価規準(得点)を示す。
31.0
26.9
13.3
10
0
A
32.2
24.0
20
5.1
4.5 22.9
27.2
30
20
6.2
6.6
8.4
27.0
20.5
12.1
27
11.5
40
30
21.0
20
20
10
40
25.7
30
23.7
21.9
35.1
全国 2.1
50
41.7
40.4
26
7.2
D
C
B
A
E
D
※ グラフの縦軸は,総合評価規準の児童生徒の割合(%)を示す。
小学校 A:65点以上 B:58点~64点 C:50点~57点 D:42点~49点 E:41点以下
中学校 A:57点以上 B:47点~56点 C:37点~46点 D:27点~36点 E:26点以下
〈現状及び課題〉
・全国と比較して、男子はB+Cの割合が高いが、Aの割合は低い。女子
は、C+Dの割合が高く、A+Bの割合が低い。
・前年度と比較すると、男子はDの割合が減少し、B+Cの割合が増加し
ている。女子は、AとBの割合がそれぞれ5ポイント程減少し、C+Dの
割合が増加している。
・男子の上位層と女子の中間層の体力向上が課題である。
〈現状及び課題〉
・全国と比較して、男女ともA+Bの割合が低く、C+Dの割合が高
い。
・前年度と比較すると、男女ともEは減少しているが、A+Bの割合も
減少し、C+Dの割合が増加している。
・男女とも中間層の体力向上が課題である。
【小学校 運動実施時間】
〔男子〕
〔女子〕
【中学校 運動実施時間】
〔男子〕
(平日の平均及び土日) (1週間)
(平日の平均及び土日) (1週間)
(平日の平均及び土日) (1週間) (平日の平均及び土日) (1週間)
分
※グラフ内,上の数値は,平成27年度運動実施時間の全国の平均を表す。
分
分
26 27
26 27
全国 63.9
145.1
137.4
全国 41.9
597.4
1200
1100
260
1000
230
900
77.8
65.8
分
351.6
全国 107.2
1100
260
1000
230
900
200
230
800
800
700
170
700
170
600
140
600
140
125.6
500
110
400
80
69.3
300
50
200
70.9
141.0
126.1
612.6
20
100
平日平均
土
日
総時間
500
110
359.7
78.9
80
50
59.2
44.3
46.6
87.9
62.7
土
日
200
50
100
20
※ グラフの横軸の平日平均は,月曜~金曜の運動実施時間(分)の平均を示す。
〈現状及び課題〉
・全国と比較して、男女とも1週間の運動時間は長いが、土・日の運
動時間は短いので、土・日の運動時間を増やすことが課題である。
・前年度と比較すると、男子はほとんど変化がないが、女子は平日、
土・日ともに運動時間が減少しており、1週間の運動時間が減少して
いることから、女子の運動時間を増やすことが課題である。
27
148.6
分
112.0
653
1200
1100
260
1000
230
800
156.4
108.4
平日平均
224.3
土
166.5
日
600
140
500
110
800
659.0
159.0
500
93.2
400
81.4
200
50
100
20
700
600
80
300
200
79.2
936.3
総時間
900
200
700
300
1100
1000
170
400
109.1
総時間
全国 78.9
900
80
383.8
20
平日平均
110
906.5
208.0
400
300
26
分
913
260
170
140
分
169.2
1200
200
611.3
27
202.1
1200
200
142.6
26
分
〔女子〕
166.2
111.2
673.3
100
平日平均
土
日
総時間
※ グラフの縦軸は,それぞれの運動実施時間(分)を示す。
〈現状及び課題〉
・全国と比較して、男女ともに日曜日の運動時間が短く、さらに男子は1
週間の運動時間も短い。
・前年度と比較すると、男女とも土・日、1週間の運動時間が減少してい
る。
・男女とも土・日の運動時間を増やすことが課題である。
【改善策】
【小学校】
・体育授業での動きづくりや課題に応じた補強運動の実施(課題である体力の重点的な取組、個の体力に応じた回数や時間等の目標設定)
・小学校体育主任等研修会の充実(体力の現状分析と具体的な手立ての紹介、各校における取組の情報交換)
【中学校】
・「チャレンジかごしま」の全校実施(体育授業における個の体力に応じた補強運動の実施、休み時間・特別活動での長縄跳び等の実施)
【共通・その他】
・学校の課題に応じた「たくましい“かごしまっ子”育成推進プラン」の実践(一校一運動の継続的な取組、家庭と連携した「一家庭一運動」の実施)
・休日の運動イベント(わくわく薩摩川内土曜塾)の情報提供や、学校における「薩摩川内元気塾」事業による講師を招聘した運動教室等の実施
・管理職研修会の活用(本市の体力の現状報告、PDCAサイクルによる体力向上の取組の推進、体育研究校の研究成果紹介)