運輸安全マネジメント情報公開株式会社ケイシンは、運輸安全マネジメントに取り組み、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。１．輸送の安全に関する基本的な方針（１）当社は全従業員に対して、輸送の安全確保が最も重要であるという意識を教育や啓蒙活動を通して徹底させます。（２）当社は運輸安全マネジメントを確実に実施し、全社員が一丸となって業務を遂行することにより、絶えず輸送の安全性向上に努めます。（３）当社は輸送の安全に関する情報について積極的に公開いたします。（４）当社は安全マネジメントを全社員が一丸となって実施し、ＰＤＣＡ（計画・実施・評価・改善）の徹底により継続的な見直しと改善に努めます。２．輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況（１）平成 26 年度目標＊事故件数前年度発生件数の 30％以下。（高速道路、一般道、構内事故、被害事故の合計件数）重大事故目標実績交通事故目標実績平成 25 年度 0 件 0件 15 件 22 件人身 4 件、物損平成 26 年度 0 件 0件 11 件件３．自動車事故報告規則第 2 条に規定する事故に関する統計＊平成 23 年度：０件＊平成 24 年度：０件＊平成 25 年度：０件内訳１6 件４．輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統５．輸送の安全に関する重点施策（１）輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規程に定められた事項を順守いたします。（２）輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極かつ効率的に行うよう努めます。（３）輸送の安全に関する内部監査を行い、必要な是正措置又は予防措置を講じます。（４）輸送の安全に関する情報連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達し、共有いたします。（５）輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を作成し、これを適確に実施します。（６）ケイシングループ各社と協力し、連携して輸送の安全性向上に努めます。６．輸送の安全に関する計画（平成 25 年度実績・26 年度予定）（１）社員教育の実施ドライバー研修（月 1 回本社にて）外部講師により下記内容についての講習を行っております。講習内容・プロドライバーとしての安全マナー・安全運転を行うにあたっての向き合い方・車両に関する基礎知識とトラブル時の対処方法・事故惹起者への横乗りによる指導現任運転者研修（年 1 回 9 月頃各営業所にて実施）地元警察講師を迎え、全乗務員、経営陣、内勤者、経営管理部門を含めて下記内容についての講習を行っております。講習内容・地元地域の事故・違反多発地域の特性について・運転者の心理と事故特性について・飲酒運転の根絶・講師自身の交通安全に対する取り組みから事故惹起者研修（年 3,4 回外部にて）外部企業に事故惹起運転者が赴き下記内容の講習を受講しております。講習内容・事故のデメリット・事故前の状況判断・事故を起こさない運転・起こしやすい運転・他運転者のヒヤリハット共有（２）安全対策協議と末端までの情報共有 QC サークル（安全マナー委員会）（毎月 1 回本社にて開催）経営層、各営業所の所長・担当主任・乗務員代表による毎月の安全品質環境会議を開催。全体会における集団教育（毎月 1 回各営業所にて開催）全大会の中で国土交通省告示第 1366 号に準拠した輸送安全確保の研修、ヒヤリハットの検証・発生事故事例（車両事故・商品事故・負傷）の検証を行い、輸送安全の確保に向けた意識の向上を図ります。国土交通省告示第 1366 号準拠安全講習実施内容 2月トラックの構造上の特性 3月貨物の正しい積載方法 4月過積載の危険性 5月危険物を運搬する場合に留意すべき事項 6月適切な運行の経路及び当該経路における道路及び交通の状況 7月危険の予測及び回避 8月運転車の運転適正に応じた安全運転 9月交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因と対処法 10 月健康管理の重要性 11 月トラックを運転する場合の心構え 12 月トラック運行の安全を確保するために遵守すべき基本事項（３）健康の維持・増進定期健康診断（1 回／年）の全従業員受診義務化睡眠時無呼吸症候群（SAS）の全従業員受診義務化インフルエンザ予防接種（任意）（４）安全運転のツール拡充計画ドライブレコーダーの全車導入予定バックソナーの導入検討７．事故、災害等に関する報告連絡体制８．輸送の安全に関する教育及び研修の計画（平成 26 年度）適性診断（必要に応じて実施）運転適性診断を定期的に受診させ、診断結果を基に年齢、経験、特性に応じた指導、教育を行います。 NASVA（自動車事故対策機構）における初任診断・適齢診断を適宜受診させます。また、年に一度、全乗務員と内勤者を対象にインターリスク総研によるベストドライバー診断を受診させております。事故惹起運転者への指導（事故発生時）事故を発生させた乗務員へ所長（又は担当主任）との 1 対 1 の対話による指導を行い同様の事故を発生させないよう下記についての確認を行います・事故発生の原因・発生時の状況・心理状況・今後、事故を発生させないための方法管理者への教育（月 1 回本社にて）運行管理を徹底して行うため、外部講師を招いて下記についての研修を行います・事故発生の原因・運転者の教育方法や心理について・運行管理での注意点・運行前点呼の活用について９．輸送の安全に関する内部監査結果及びそれを踏まえた措置内容内部監査の実施運行前点検を重点とした監査を 6 回実施 10．行政処分内容及び講じた措置など平成 25 年度、行政処分なし