2253回 2006年12月19日発行

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2253 回
2006 年 12 月 19 日 発 行
三原ロータリークラブ週報
事 務 所/ 〒 723-0017
三原市港町1丁目 8−1
しまなみ信用金庫本店内
T E L (0848)62 − 1658
F A X (0848)62 − 1608
E -mail :[email protected]
会
2006∼2007 年度
国際ロータリーのテーマ
創 立/ 昭 和 3 6 年 4 月 4 日
例 会 場/ 〒 723-0014
三原市城町1丁目 2−1
三原国際ホテル
T E L (0848)63 -2111
例 会 日/ 毎 週 火 曜 日
12:30∼13 :30
長
勝村
善博
副会長
田中
綜一
幹 事
SAA
三好
大藤
康莊
宗平
副幹事
会 計
平野
熊野
昌明
亘恭
四 つの テスト
言行はこれに照らしてから
1
2
真 実 かどうか
みんなに 公 平 か
3
好 意 と友 情 を 深 め
るか
4
みんなのためになる
かどうか
− 2006年 12 月 12 日 例 会 記 録 −
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点
鐘
勝 村(善)会 長
ソング
我等の生業
会員数
71 名
出席者
58 名
欠席者
13 名
出席率
82 %
前 々 回 訂 正 出 席 率 93 %
M a k e u p 龍山 さん・橘 さん
スマイルボックス
大 枝 さん 本 日 卓 話 をさせていただきます 。
入会 1 周年です。
畑井 さん
次女が結婚いたしました。 あとは
鬼嫁と二人暮しです。
原 さん 週報に載りました。
小松 さん
入会記念
井上(利) さん 創 立 記 念
藤 原 (聖 )さん ・大 藤 (宗 )さん ・勢 登 さん
先週休みました。
赤枝 さん 本日早退いたします 。
クラブニュース
【会長報告】
昨 日 12 月 11 日から 20 日まで「 年末交通事故
防 止 県 民 総 ぐ る み 運動 」が 始 ま り ま し た 。こ の度
の重 点 目 標は 2 つ で す。1 つ 目は 高齢者 の事故防
止、2 つ 目は 飲 酒 運 転の 追放 です 。 今年 は飲酒運
転が 社会問題 に な り ま し た。 特に 12 月は飲 酒の
機会 が増 えると 思 い ま す。 「 飲ん だら 乗 ら な い。
飲ん だ ら乗せ な い 。」を 徹底 して守 っ て く だ さ
い。
次に 、 藤 原( 恒)会 員 の 叙勲 の 御 祝 会の 案 内 状 が
皆様の お手 元に 届い て い る と 思います 。ロータ リ
ーの 四 大 奉 仕の ひ と つ で あ る 職業奉仕 を 実践 され
た事 が、 栄 え あ る 叙勲 に な っ た も の と 思 い ま す。
私も ロ ー タ リ ー ク ラ ブ の会 長 と い う立 場 で発起人
の 1 人になっております。 ご都合のつく方 はご出
席いただきます様 宜し く お願いします。
さ て、 来 週は 忘 年 例 会で す 。で き る だ け奥様方
に出 席し て い た だ こ う と い う こ と で、 シャンソン
ライブ のディナーショー の様 な企画 にしていま
す。現時点 では、20 名の奥様方が出 席して 下さい
ま す が、 ま だ間 に 合い ま す の で、 申し 込 んでいた
だきたいと 思い ま す。
最 後に 、 本日 の 卓話 は大 枝 さ ん に よ る 会員卓話
です 。題 は 「五 節 句」 と い う こ と で、 大変楽 しみ
にしていますので 、ど う ぞ宜し く お願いします。
【幹事報告】
<配 布 資 料 >
・ 週 報 2252 回
・ 卓話資料
<連 絡 事 項 >
・ 本日例会終了後、12 月度理事会を 行いま
すので 、 理 事・ 役 員 の方 は ご 出 席いただ
きますようお願い 申し上 げます。
【次 年 度 理 事 会 報 告 】
① 2007 ∼08 年 度 任 務 分 担 を 次 の 通 り 決 定 し
た。(敬称略)
会長
塚本、 副会長
原、 幹事
小野
副幹事 中 間、SAA 亀井、副 SAA 藤井
会計 亀田
会員増強委員長 松尾
会員研修委員長 畑井
親睦活動委員長 赤枝
プログラム 委員長 伊達
クラブ広報委員長 藤原(聖)
奉仕プロジェクト 委員長 佐竹
新世代委員長 赤 石
ロータリー 財団委員長 勝村(善)
米山奨学会委員長 吉永
次年度会長 田中
先週のプログラム
「五節句」について
大枝
美紀子
日本人は中国思想の 影響が大きく、中国
の「陰 陽 五 行 説」のうち陰陽説 、すなわち宇
宙間すべての 物に陰 と陽があるという 考え方
です。例 えば 、天が 陽 地 が陰 、男性 が陽な
ら女性は 陰、 植物の 葉でも 日表 が陽で 日裏が
陰といったように… 。勿論数字 にも陰 と陽が
あります 。1 ∼9の 単 一 数 字に も陰と 陽があ
ります。 1, 3,5 ,7, 9つまり奇 数は陽
数、2,4 ,6, 8の偶 数は陰数 です。
稲作を 中心とした生 活を 営んできた日本人
の伝統的な年 中 行 事 と し て伝え ら れ て き た
「節供」 はまさに日本人の 生活文化でありま
す。その 生活 の節目 、節目 は神 を迎えまつる
大切なときであり、 その節 の日 に神に 供える
も の が 「 節 日 の 供 物 」 、 す な わ ち「 節 供 」 で
す。現在 の「 節句」 の文字 が当 てられるよう
になったのは 「句」 は区切 りで 切れ目 を意味
するからであろうと考えられます 。
五節句 の日も 奈 良 時 代に 中国か ら学んだも
のですが 、日本人の 稲作を 中心 とした 生活の
節目と調 和し て日 本 化しながら 現在に 伝えら
れたのです 。
年が明けて 1 月 7 日「人日 」ですが 、元
旦 か ら 八 日 ま で を そ れ ぞ れ、 鶏 、 犬 、 羊 、
猪、牛、 馬、 人、穀 にあて 、七日目に 人を占
う日で「 人日 」といいます 。こ の日は 七種の
若菜を年 神に 供え、 我々も 食します。 冬枯れ
の大地を 割っ て芽を 出す若 菜の 旺盛な 生命力
をわが身 におさめ、 新しい 年の 健康を 祈り願
う初春の行 事です 。七草 がゆの始 ま り で す。
上巳は 3 月始 めの巳の 日のことですが 、中
国では早くから 3 月 3 日に固定していたよ
うです。 日本 では健 康を願 ってわが身 のけが
れを人形 に移 して水 に流す と い う、いよいよ
農作業に か か る時期 の祓え の行 事です 。その
人形が雛人形 に発展 し雛祭 り に な る の は室町
以降の こ と で す。桃 の美は 魔性 を払う 霊力を
持っていると 伝え ら れ、桃 酒を 飲んで 災厄を
除く習わしがあります。
本 日 の プログラム
忘 年 家 族 例 会
18:30∼ ( 於 ) 三 原 国 際 ホ テ ル
会員
端午とは 5 月 始めの牛 の日の こ と で す が、
やはり中国 では 5 月 5 日に固定していたよ
うです。5 月始め の牛の 日は厄 日と し て厄払
いの為、 中国 では蘭 湯に浴 して 邪気を 払いま
した。日 本で は蓬を 人形にして 門戸に 吊るし
て厄を払 っ た り菖蒲 を き ざ み酒 に浮か べ菖蒲
酒を飲み 邪気 を払いました 。端 午の節 句に掲
げる鯉の ぼ り は や は り中国 の故 事によるもの
で、この 鯉は 中国の 黄河の 上流 の龍門 の瀧を
鯉が勢いよくのぼり 、天ま で昇 って龍 になる
という出世魚 とされ 、男子 の出 世を祈 る意味
がこめられています。
七夕は 7 月 7 日の宵という 意味で、 中国
の故事に よ る も の で す。牽 牛と 織女の 夫婦星
は天帝の 怒りにふれ 、別星 とされましたが、
7 月 7 日の夜 、年 に 1 度、天野川の両 岸、東
にわし 座( 牽 牛)、 西 に 琴 座(織 女) が現 れ 、 会
うことが 許さ れ た と い い ま す。 その織 女に機
織りをはじめ 裁縫などの手 芸や 書道、 歌道な
どの上達 を願 ったりしています 。日本 では、
七夕に秋 1 番 の初な り の野菜 を供え、 秋の初
めに収穫 の神 を迎えまつる 行事 でした 。やは
り こ こ で も農耕民族 として 五穀豊穣を 祈る祭
りであったことがわかります。
重陽は 1∼9 のうち 最も 大きな 陽数9 を重
ねた日の こ と で、菊 の節句 と も い い ま す。中
国では菊 酒を 飲んで 長寿を 祈る 日でありまし
た。日本 でも 平安朝以来の こ と で菊の 花にか
ぶせて露 を含 ませた 綿で身 を拭 い、菊 酒を飲
んで長寿 を祈 る日でした。 菊は 天皇家 のご紋
章であり 、日 本の代表的な 花になっています
が、奈良時代 に中国 から薬 用 植 物と し て輸入
されたものです。
稲作を 中心とした生 活の 歴史が 育んできた
「節句」 。日本人の 生 活 文 化の 源が中 国の文
化や思想 の刺 激を受 けて、 みごとに日本流に
調和させ成 立さ せ て き た と思い ま す。
今日本の文 化がしきりに問 われています
が、この 「節 句」という日 本の 生 活 文 化も後
世に伝承していきたいと 思っています。
来 週 の プログラム
「 未
定 」
池田
典史
会員