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【糖質制限食について】
No.5
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糖質(炭水化物)・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルを5大栄養
素と言います。
糖質を多く含む食品には、単純糖質と複合糖質があります。多く含まれ
ている栄養素により、下表のように食品をグループわけできます。
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● 食品分類表 ●
穀類・芋・炭水化物の多い野菜・果物 など
ご は ん のなかま
単純糖質
UWICT
主に糖質を含む
<エネルギー・体温になる>
主にタンパク質を含む
<体を構成する>
主に脂質(あぶら)を含む
<エネルギー・体温になる>
主にビタミン・ミネラルを含む
<体の調子を整える>
複合糖質
魚介・肉・卵・チーズ
大豆・大豆製品・乳製品 など
油脂・多脂性食品
野菜・海藻・きのこ
こんにゃく など
かん
てん
糖質(炭水化物)は食後の血糖を上昇させます。(ぐる子さんの便り No.1 参照)
食事中の糖質を調整することで、食後の血糖上昇を抑えることができます。
また、血中の中性脂肪や、体内の内臓脂肪を減少させる効果もあり、内臓脂肪が減少することで、
インスリンの効きがよくなり、血糖が低下すると報告されています。
下のグラフは、もち(複合糖質)、砂糖(単純糖質)、ゆで卵、バターを摂取した時の食後の血糖
変動を表しています。
mg/dl
● 食品の血糖変動比較 ●
200
もちより砂糖のほうが食
後の血糖値が急激に上昇
しています。
糖質をほぼ含まないゆで
卵・バターは血糖上昇が
ほとんどありません。
砂糖
もち
(単純糖質)
(複合糖質)
バター
ゆで卵
牛乳
WEQ
IN
80
0
15
30
45
60
75
90
105
120
135
150
分
単純糖質は、分子が小さく、体に吸収されやすいため、食後血糖が急激に上昇します。
複合糖質は、消化分解されてから体に吸収されるため、ゆるやかに血糖が上昇します。
単純糖質の食品を避けることで糖質制限食の効果がより期待できます。
しかし、この糖質制限食、自己流に行うと危険な場合があります。
以下にあてはまる方は糖質制限をおすすめできません
① 経口血糖降下薬・インスリンを使用している
⑤ 肝硬変がある
② 脂質異常症・動脈硬化がある
⑥ 高齢者
③ 腎臓病がある
⑦ BMI が 18 以下
④ 膵炎がある(既往がある)
[ BMI=体重
身長 (m) 身長 (m) ]
糖質を必要以上に減らしてしまうと、脂質や蛋白質の過剰につながり疾患(動脈硬化や脂質異常症、
腎障害など)が進行する可能性があります。
エネルギー源として利用できる糖が不足すると、筋肉・脂肪を分解してエネルギーを産生するため
筋力低下が起こる可能性があります。脂肪が分解されるとケトン体という物質が生成されます。
健常人ではほとんどの場合問題はありませんが、糖尿病の方の場合ケトン体により血液が酸性に傾
き、高度脱水・意識障害などが起こる可能性があります。
● 糖尿病治療のための食事療法
① 1 日 3 食規則正しく摂る。
② 適正なエネルギーを知り、摂り過ぎに注意する。
1 日の適正エネルギー計算方法
2
適正エネルギー(kcal)
=[ 標準体重:(身長 m)
22]
* 身体活動量
[* 身体活動量 ]
軽労作(デスクワーク中心):25kcal/kg 〜 30kcal/kg
普通労作(立ち仕事が多い)
:30kcal/kg 〜 35kcal /kg
重労作(力仕事が多い)
:35kcal/kg 〜
③ 食品分類表から食品をバランス良く摂取する。
● 食事に含まれる糖質 ( 炭水化物 ) の 適正な配分は摂取エネルギーの 50 〜 60%
1 日の適正エネルギー 1600kcal の方の 1 食分(約 500kcal)を糖質量ごとに写真で比較すると・・・
糖質 60%
糖質 50%
糖質 20%
ごはん 200g
ごはん 150g
ごはん 50g
適正量
発行:医誠会病院
少ない!
糖尿病・代謝センター
2014 年 10 月