学校法人 電子学園 日本電子専門学校 産業ニーズに合った人材を育成する環境を ETLAの導入によって促進 学校法人 電子学園 日本電子専門学校 http://www.jec.ac.jp/ 所在地:東京都新宿区百人街1丁目25-4 1951年に創立したという古い歴史を持つ学校法人 電子学園 日本電子専門学校。創立時は 日本に革新的な無線技術を導入するための教育機関でしたが、時代の変遷と共にテレビ技 術や、電子計算機(コンピューター)などの教育にも着手。常に文化の最先端を学ぶ機会を多 くの学生達に提供してきました。同学は、2011年にアドビ システムズ社と教育機関向け包括 概要: 契約(ETLA)を締結。 ここで学ぶ学生に最適な環境を提供すると共に、効果的なバージョン管 1951年創立。無線、 ラジオ、電子電気など、産業界を中 理で卒業後に企業で即戦力となるスキルを身につけるための教育を実践しています。導入に 心に教育を展開し、第一線で活躍する人材を輩出し 至る経緯や、 その効果について、同学 教務部 部長 広瀬成次氏にお話を伺いました。 続けてきた。’60~’70年代にはエレクトロニクス、コン ピューター教育などを開始、放送分野では番組制作な ども手掛け、’80年代に入ると日本で初となるコンピュー ターグラフィックスやデジタル技術者、 クリエイター教育 時代に合わせた教育環境の提供 無線技術から、電子・電気分野、 テレビ分野など、時代に応じた最新の技術を学ぶ機会を多くの などにも分野を広げ、近年では、電気系学科で太陽光発 学生達に提供してきた日本電子専門学校。特にテレビ分野の教育を扱うようになってからは、 電装置の敷設に関するアカデミックプログラム等、企業 テレビの仕組みや技術だけでなく、 そこへ提供されるテレビ番組制作などのコンテンツ制作の と共同開発したカリキュラム教育も展開、現在に至る。 キャンパスは、新宿・大久保周辺にある14基のビルに、 各学科の実習室やプロと同等の実習設備を持たせてい 教育に関しても行ってきました。時代のニーズや先進的な技術を学ぶ意欲を持った学生達の 教育の場を常に提供し続けてきたのです。 る。 コンテストや各種大会での受賞者も多数、有名なコ 「近年では、PCが各家庭へ普及しています。 これだけ発展していくのであれば、芸術の分野でも ンテンツの制作に多くの卒業生が参加、各界の有名クリ 取り入れられないかということで、1983年にコンピューターグラフィックス科が新設されまし エイターなどを招いた講演をはじめ、卒業後に就職する た」 と広瀬氏は話します。 業界企業のセミナーなども盛んに開催されている。 当時、最先端の分野であったCGを、 日本で最初に教育という形で手掛けた同学は、 この時すで に時代がコンピューターを中心に動いていることを予見。同時にこの頃からアドビ製品を導入 し、教育現場のカリキュラムに活用してきたのです。 「わたしたちの教育に対する考え方のひとつに、時代に即した人材を輩出していくというもの があります。時代の中にある社会の動きにアンテナを張り巡らせ、必要な教育を提供していま す。コンピューターグラフィックス科もその考え方に沿って設立され、 その業界では標準ツール として活用されていたアドビ製品をベースにPCやソフトウェアといった教育環境を作っていっ たのです」 と語る広瀬氏。以降、現在に至るまで、同学は時代や業界、 トレンドなどのニーズに見 合った最新の環境を、教育現場へ導入し続けています。 複雑だったソフトウェアの管理 当初は、教育向けのアドビ製品を必要な個数ずつ購入していたという同学。 「例えば50台のPC 教務部 部長 広瀬成次氏 に対しては、50個の製品を購入するのです。 すると、シリアルの管理もインストールしたPCに応 じて、一つひとつ管理しなければなりません」 と広瀬氏は話します。 入学から卒業まで、実習室やPCが同じであれば問題は少ないですが、移動や学生の増減などが あれば、都度、PCの設置場所を変更したり、 ソフトウェアを再インストールしたりする必要がありま す。 その場合、 シリアル管理は複雑になってしまい、管理者の負担も非常に大きくなります。 「その後、CLP契約が始まったということで、 そちらに移行しました。導入したソフトウェアに対 して一つのIDで管理出来るようになったため、負担は大分軽減されました」 という広瀬氏。 しか し、 それでも実習室や学生数の変動に合わせた管理状況は変わらないため、負担のすべてが 解消されたわけではなかったといいます。 ETLAを採用してソフトウェア管理を高効率化 すべてのPCに最新の主要なアドビ製品を導入可能なうえ、一括した管理がおこなえるETLAの 登場は、広瀬氏の耳にもすぐに届きました。 「この契約にはすごく興味がありました。お話が来た ときは『待っていた』 という感じでしたね」 と明るい表情で語る広瀬氏。 ソフトウェアの管理に課 題を感じていた同学にとって、デザイン領域では欠かせないアドビ製品群の包括的な契約は、 まさに待ち望んでいた答えだったのです。同学はアドビシステムズと協議の元、2013年にETLA を締結しました。 ETLA事例 「ETLAを結んでから、 アドビ製品を扱うすべての学科に対して、いつでも最新バージョンを提供 アドビ製品活用の主な利点 できるようになりました」 と広瀬氏。導入コストの削減はもちろん、シリアルやパッケージの管理 ・ 卒業後、即戦力となるスキル育成 などの負担は激減しました。 ・ 操作能力の向上とクリエイティビティの また、ETLAではソフトウェアのバージョンをダウングレードして使うことも許可されています(現 在はCS6へのダウングレードが可能)。同学のようにバージョン管理が複雑なケースにも対応で 成長 ・ 適切なバージョン管理で社会が求める 人材を育成 きるのは大きなメリットだといいます。 「毎年行っていた新規バージョンへの移行時期の検討や 購入プロセスなど、複雑な管理がとても楽になりましたね」 と話す広瀬氏。授業の内容に合わせ てのバージョン変更が、ETLAなら運用に合わせて更新が可能になります。 「例えば授業では前 バージョンのアドビ製品を使う学科の学生でも、技能五輪への出場が決まれば、 その学生にだ けタイムリーに最新環境を整えてあげるということも可能になるのです」 と広瀬氏は笑顔で話し ます。 使用したアドビ製品 ・ Adobe Creative Suite 6 製品に関する詳細は http://www.adobe.com/jp/products/cs6.html をご覧ください。 このような柔軟な管理を可能にするのもETLAの特長といえます。学生と就職先の企業や社会的 な背景なども見通して、適切なバージョン管理がおこなえる体制を持てたことは、本当の意味 で最先端の環境を提供している同学の強みのひとつとなったのです。 お問い合わせ先 アドビ製品は、 お近くのアドビ認定ディーラー (AAD:Adobe Advanced Dealer) でお買い 求めください。AAD リストをはじめとする最 学生の学びの場に充実した設備を提供したい 新情報は、 アドビ システムズのホームページ 日本で初となるコンピューターグラフィックス科を導入するなど、教育機関として新しい取り組 (http://www.adobe.com/jp/) で入手でき みを続けてきた日本電子専門学校。 「今回のETLAの導入もその考え方の延長にあります。学生 ます。 アカデミック版および教育機関向け販 達によりよい環境を与えたいという考え方にマッチしたシステムだといえるでしょう」と広瀬氏 は話します。 この考え方は広がりをみせており、 アドビ製品を扱う学科は特に成長を続けている といいます。 「また、せっかくのETLAなので、今後はこれまでアドビ製品を扱ってこなかった学 部への導入も視野に入れています」 と広瀬氏。同学では、 これまで以上にアドビ製品が活躍する シーンが増えていきそうです。 「現在、IT分野の一部の学科で、個人用のノートPCを提供し無線LAN環境による教育を行ってい ますが、近い将来コンテンツ分野でも実現できたらと考えています」 と語る広瀬氏。カリキュラム に使う実習室も不要で、 ノートPCと無線LANによるフリースタイルでの教育という環境もいつか は実現するかも知れません。 その際には、学生のPCにもインストールが可能なStudent Option 契約も視野に入ります。 社会を牽引する最先端の産業へ向け、最適な人材を教育するという目標に向かいチャレンジ し続ける日本電子専門学校。学生達はイキイキとした表情で行き交い、実習室にはプロの現場 で使用されている環境が常に整っています。 アドビ製品は、適切な管理の元、学生達のクリエイ ティビティを創出するために欠かせないツールとして、今後も活用され続けていきます。 「学生に最良の環境を与えたい」と語る 広瀬氏。ETLAの導入も、 よりよい教育環 境創りに貢献している アドビ システムズ 株式会社 〒 141-0032 東京都品川区大崎 1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー http://www.adobe.com/jp/ Adobe Systems Incorporated 345 Park Avenue, San Jose, CA 95110-2704 USA www.adobe.com Adobe, Adobe logo, Creative Suite are either registered trademarks or trademarks of Adobe Systems Incorporated, in the United States and/or other countries. © 2013 Adobe Systems Incorporated. All rights reserved. Printed in Japan. ASJST1240 12/13 売プログラムに関する詳細は、 アドビ アカデ ミック コールセンター(tel.03-5350-7133) へお問い合わせください。
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