トレーラブレーキ・キット ブレーキ・キットを取り付ける

Form No. 3379-129 Rev B
トレーラブレーキ・キット
Workman® HD/HDX/HDX-D シ リ ー ズ 汎 用 作 業 車
モ デ ル 番 号 125-0123
取り付け要領
付属部品
すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。
数量
内容
ブレーキ・コントロール・ハーネス
ブレーキコントローラ
ワイヤハーネス
ねじ (#10-24 x 7/8 インチ)
ロックナット
ケーブルタイ
1
1
1
2
2
1
ブレーキ・キットを取り付ける
注 トレーラブレーキ・キットはトロのプロスイープ
にそのまま使用できるように作られていますが、他
の用途にも利用可能です。他の用途に利用する場
合には、標準トレーラコネクタ別売品を使用され
ることをお奨めします。また、その場合、トレー
ラコネクタを、バッテリー付近にあるアース端子
にアースしてください。
注 機械が OFF になっており、キーが抜き取られ
ていることを確認する。
1.
コントローラのブラケットを型紙として使っ
て、ダッシュボードの平らな部分中央部、ハ
ンドルの左側あたり図 1を参照に直径 4.8mmの
穴を2つ開ける。
2.
ダッシュパネルにブレーキコントローラを取
り付ける付属しているねじ#10-24 x 7/8 インチ2
本とロックナットを使用する図 1。
3.
ワイヤハーネスを以下のように敷設する
A.
バッテリーの接続を外す。
B.
ワイヤハーネスをブレーキコントローラ
のコネクタに接続する。
C.
ブレーキコントローラのハーネスについ
ている4端子コネクタを、ワイヤハーネ
スに接続する。
D.
2端子1つは緑、1つは黒コネクタをワー
クマンのワイヤハーネスのうちの対応す
るコネクタに接続する。 このコネクタは
ダッシュボードの下にある。
E.
ハーネスのリング状の端子を牽引車両の
ヒューズ・ブロックの近くにあるアース
用ボルトに取り付ける。
© 2014—The Toro® Company
8111 Lyndale Avenue South
Bloomington, MN 55420
製品の登録は www.Toro.com.
用途
ブレーキキットを取り付けます。
F.
ハーネスの赤いワイヤをヒューズブロッ
クの裏側にある赤いワイヤに接続する。
G.
ワイヤハーネスを、ワークマンのメイ
ン・ワイヤハーネスに沿って車両後部へ
配線する。
H.
結束ひもを使って、ワイヤハーネスを車
両の数ヶ所に固定する。ハーネスは高温
部や回転部から確実に離して配線してく
ださい。
I.
バッテリーを接続する。
この文書は翻訳です。 (JA)
Printed in the USA.
禁 無 断 転 載 *3379-129* B
3.
ワークマンのブレーキペダルを踏み込むと、
ワークマンの4輪のブレーキとトレーラのブ
レーキがすべて同時に作動する。トレーラの
ブレーキのみを作動させたい場合には、コン
トローラの手動ボタン黒いボタンを押す。
警告
トレーラブレーキを使い続けると、ブレー
キコントローラのケースが高温になる。
4.
図1
1.
ロックナット
4.
コントローラ
2.
3.
コントローラブラケット
ねじ
5.
ワイヤハーネス
6.
ブレーキコントロール・ハー
ネス4端子コネクタ
運転操作
ブレーキの使い方
トレーラ用電気ブレーキは、ワークマンのブレーキ
ペダルを踏めば自動的に作動するようになっていま
す。トレーラのブレーキだけを作動させたい場合に
は、ブレーキコントローラの正面についている手
動ボタン黒いボタンを押してください。トレーラ
を使用する時には必ず、トレーラのブレーキが接
続されていること、および、ブレーキが適切に作
動することを確認してください。
1.
運転前に、コントローラが正常に作動するか
どうかを点検する。この手順はブレーキの出
力コントロールを最大にセットして、ワーク
マンのブレーキペダルを踏み込んでみる。ラ
ンプが赤く点灯すれば適正である。
注 トレーラ用電気ブレーキのハーネスが接続
されていないと、赤いランプは点灯しません。
2.
ブレーキの出力設定を行う当座の設定として、
最低出力から最高出力までの範囲の3/4程度の
位置にセットする。この設定状態で、乾いた舗
装面を低速走行しながら何度かブレーキテス
トを行う。トレーラブレーキの効きをもっと
強くしたい場合には最高設定側に、もっと弱
くしたい場合には最低設定側に、調整する。
2
•
高温になっているブレーキコントロー
ラには触れないこと。
•
保守作業は、ケースが十分冷えてから
行うこと。
ブレーキは定期的に点検し、必要に応じて調
整する。