5年 - 旭川工業高等専門学校

日本文化論/文学B
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11051
授業内容
授業項目
5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
石本 裕之・倉持 しのぶ
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
教育プログラム科目区分
JABEE関連
教育プログラムの学習・教育到達目標
JABEE基準
教
補
参
A.
必修科目
1
104一般基礎科目人文系
B-1(10%) C-1(90%)
adf
科 書 名
助 教 材 プリント等
考
書 『カラー版新国語便覧』(第一学習社)、古語辞典
教育目標
日本文化を学んでその特徴を知り、日本文化への理解を深める。
B.
概要
日本で培われてきた思想・歴史・言語・文学に関する基本的な知識を学びながら、日本文化がどのように成り立ち、どの
ような特徴をもって進展してきたかを考察し理解していく。
C.
学習上の留意点
〈思想主分野〉と〈文学主分野〉の二本の柱を立てて授業展開する。思想主分野では、具体的人物の言行を確認し、日本
文化ついて考究する。「授業項目」に挙げた項目を毎時きちんとノートすることが重要。「吉田松陰先生語録」、新渡戸稲造
『武士道』、和辻哲郎『風土 人間学的考察』等を随時参照する。文学主分野では日本の古典文学をジャンル別に学ぶこと
を通して、日本文化の背景について理解を深める。
中間試験を挟んで前半・後半に分け、M・Sは前半に〈思想主分野〉(石本担当)、後半に〈文学主分野〉(倉持担当)の授
業を行い、E・Cは前半に〈文学主分野〉(倉持担当)、後半に〈思想主分野〉(石本担当)の授業を行う。
D.
時間
ガイダンス
2
〈思想主分野〉
1 一視同仁
上杉謙信 武田信玄
大所高所
勝海舟 西郷隆盛
2 調和共栄
明治天皇
誠実
豊臣秀吉 加藤清正
3 とらわれない 高杉晋作 奇兵隊
辛抱
徳川家康
4 視野
西郷隆盛 島津斉彬
当為
福沢諭吉
5 人を鍛える
水戸光圀
人を育てる
吉田松陰
6 ほめる
加藤清正 飯田覚兵衛
懸命
小村寿太郎
7 訴える
松代藩 恩田木工
落ち着き
堀秀政
〈文学主分野〉
1. 史書・歴史物語
2. 説話
3. 和歌
4. 物語
5. 日記・随筆
6. 国学
7. 古典芸能
14
◆自学自習
15
14
・代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現
方法の特徴をふまえて人物・情景などを理
解し、人間・社会・自然などについて考えを
深めたり広げたりすることができる。
・代表的な古文・漢文について、日本文学
史および中国文学史における位置を理解
し、作品の意義について意見を述べること
ができる。また、それらに親しもうとすること
ができる。
・教材として取り上げた作品について、用い
られている言葉の現代の言葉とのつながり
や、時代背景などに関する古文・漢文の基
礎的知識を習得できる。
学習到達目標
1. 日本文化への理解を深めるとことができる。
2. 代表的な日本人のものの見方・考え方を理解し、自己のものの見方・考え方を深めることができる。
理想的な到達レベルの目安
到達目標項目 1
文学的な文章を多角的に鑑賞す
文学的な文章を鑑賞すること
文学的な文章を鑑賞することが
ることができる。
ができる。
できない。
日本文化への理解を十分に深め
日本文化への理解を深めるこ
日本文化への理解を深めること
ることができる。
とができる。
ができない。
(B-1, C-1)
到達目標項目 2
(B-1, C-1)
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
ルーブリック評価
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
10
90
100
70
70
20
30
指標と評価割合
総合評価割合
基礎的能力
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
F.
講義の予習・復習、レポートの作成、小テス
トの準備のための学習時間を総合したもの
とする。
関連科目
国語 言語表現 文学
専門的能力
分野横断的能力
10
容
・代表的な人物の言行を確認し、その内容
や背景を理解し、人間・社会・環境などに
ついて考えを深めたり広げたりすることが
できる。
・代表的な人物の言行をとらえ、思想の特
徴を理解し、その意義について意見を述
べることができる。また、それらに親しもう
とすることができる。
・教材として取り上げた文章を正しく理解
し、時代背景などに関する知識を習得でき
る。
学習到達目標と評価方法
到達目標
教育プロ
グラム
・学習の取り組み方や意義・評価法等がわ
B-1
かる。
C-1
内
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
B-1
C-1
B-1
C-1
B-1
C-1
自己
点検
知的財産権論/産業財産権論
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
谷口 牧子
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
3
教育プログラム科目区分
105一般基礎科目社会系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(20%) B-2(50%) B-3(30%)
JABEE基準
ab
JABEE関連
教
参
科
書
考
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11052
必修科目
E.
名 産業財産権標準テキスト総合編(特許庁編)、知的財産法(有斐閣アルマ)(予定)
書 適宜紹介する
授業計画
時間
到達目標
Ⅰ知的財産権制度の誕生と産業発展の歴史
2
Ⅱ特許検索実習①
4
知的財産権制度が国の産業発展にどのよう
に貢献しているのかについて理解できる。
特許検索システムを利用できるようになる。
Ⅲ知的財産権関連法概説
9
知的財産権制度に関する条約から国内法ま
での概要を理解できる。
Ⅳ知的財産権をめぐる争訟と不正競争防止法
および製造物責任法
6
B-1
B-2
B-3
V特許と発明
9
知的財産権をめぐる国内外の紛争を素材とし
て、特許を中心とした知的財産権の重要性を
理解できる。
知的財産権と不正競争防止法との関連を理
解できる。
産業財産権と製造物責任法との関連を理解
できる。
産業財産権の中で最も重要である特許に関
し、明細書の書き方や電子図書館の利用を
通して、実務上の具体的な出願方法等を理
解できる。
授業の復習や予習、資料調査や試験等に向
けての準備学習を行うものとする。
B-1
B-2
B-3
(前期中間試験)
A.
教育目標
知的財産権関連法についての理解を深め、特許明細書の書き方や特許電子図書館の検索実習等を通し特許を中心とした
知的財産権に関する実務的な知識を身に付けることを目指す。
実施せず
特許明細書関係の実習
B.
概要
知的財産権の特色や重要性を学んだうえで、特許明細書の書き方を習得する。
特許検索実習②
C.
学習上の留意点
日本が今後もグローバル化の進展する国際社会において技術立国の地位を保つには、特許等の取得を意識した技術開発
を目指すことが、エンジニアになろうとする者たちに求められていることを認識する。
D.
(前期末試験)
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. 説明責任、内部告発、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的事項を理解し、
説明できる。
到達目標
2. 技術者を目指す者として、知的財産に関する知識(関連法案を含む)、技能、態度を身につける。
◆自学自習
予習・復習
定期試験の準備
F.
3. 知的財産の社会的意義や重要性を技術者として理解し、知的創造サイクルを支えることができる。
15
関連科目
現代社会、情報基礎、地理、日本史、世界史、経済学、政治学、法学、史学、哲学、日本文化論、各専門科目
4. 技術者を目指す者として、知的財産を意識した創造性を発揮できる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
説明責任、内部告発、製造物責任、
説明責任、内部告発、製造物責
説明責任、内部告発、製造物責任、
(B-1, B-2, B-3)
リスクマネジメントなど、技術者の行
任、リスクマネジメントなど、技術
リスクマネジメントなど、技術者の行
動に関する基本的事項を十分に理
者の行動に関する基本的事項を
動に関する基本的事項を理解し、
解し、説明できる。
理解し、説明できる。
説明できない。
到達目標項目 2
技術者を目指す者として、知的財産
技術者を目指す者として、知的財
技術者を目指す者として、知的財産
(B-1, B-2, B-3)
に関する知識(関連法案を含む)、技
産に関する知識(関連法案を含
に関する知識(関連法案を含む)、
能、態度を十分に身につける。
む)、技能、態度を身につける。
技能、態度を身につけられない。
到達目標項目 3
知的財産の社会的意義や重要性を
知的財産の社会的意義や重要性
知的財産の社会的意義や重要性を
(B-1, B-2, B-3)
技術者として十分に理解し知的創造
を技術者として理解し知的創造サ
技術者として理解し、知的創造サイ
サイクルを支えることができる。
イクルを支えることができる。
クルを支えることができない。
到達目標項目 4
技術者を目指す者として、知的財産を
技術者を目指す者として、知的財
技術者を目指す者として、知的財産
(B-1, B-2, B-3)
意識した創造性を十分に発揮できる。
産を意識した創造性を発揮できる。
を意識した創造性を発揮できない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
60
20
20
100
基礎的能力
50
10
10
70
10
10
10
30
専門的能力
分野横断的能力
教育
プログラム
B-1
B-2
授業内容
旭川高専 2015
自己点検
英語Ⅴ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義 30 + 自学自習 15
本荘 忠大・森永 治之介(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-2(10%) C-2(70%) C-3(20%)
JABEE基準
af
JABEE関連
教
補
参
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11053
必修科目
E.
授業内容
科 書 名 Science for Everyone (金星堂)
助 教 材 必要に応じてプリントを配布する。
考
書 『フォレスト 総合英語』(桐原書店)を随時参照することを勧める。
A.
教育目標
科学に関する英文をできる限り日本語を介さずに読み進めながら、大意と必要な情報を把握していく習慣を身につけると
同時に、英語の運用能力全般の向上を図る。
B.
概要
医学、生物、宇宙、環境等の幅広い分野の英文を読み、語彙、読解能力とリスニング能力の向上を目指す。また、学習し
た語法・表現を使っての作文・発表等を行うことにより、意思伝達の手段としての英語力を身につける。
C.
学習上の留意点
① 語学学習においては積極性と反復が必要であり、そのための努力を怠らないこと。
② テキストの音読、ペア・ワークなどの活動を取り入れるので、受け身ではなく積極的に授業に参加すること。
③ 未知語についてはあらかじめ予習の段階で調べておくこと。そして復習の際に英文を何度も音読すること。
TOEIC400 点以上を取得した学生のみに、前期末の成績で 100 点満点の範囲内で 10 点を上限に加点する。また既に 400
点による加点を受けている場合は、開講期に 50 点以上の得点の伸びがあった場合に限り、10 点を上限に加点する。
D.
授業計画
時間
到達目標
Orientation
Unit 1
Chocolate Power!
1
4
Unit 2
An End to Malaria?
4
Unit 3
Spiders in Space?
4
Unit 4
Feeling Stressed or Annoyed? Talk,
Don't Text
4
授業の進め方、学習の仕方が分かる。
・チョコレートに含まれる物質とそれらがもたらす
効用に関する英文を読み、内容を理解すること
ができる。
・関連する表現や文法(使役動詞)を理解し、英
語で表現することができる。
・チョコレートのパッケージから情報を正確に読
み取ることができる。
・マラリア撲滅に向けたワクチンの研究に関する
英文を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(受動態)を理解し、英語
で表現することができる。
・あるマラリア予防薬に記載された注意事項の
表示から情報を正確に読み取ることができる。
・宇宙空間におけるクモとチョウの行動に関する
英文を 読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(接続詞)を理解し、英語
で表現することができる。
・ある宇宙旅行のオンライン申込みフォームから
情報を正確に読み取ることができる。
・ストレスの軽減を巡る実験結果に関する英文
を読み、内容を理解することができる。
・関連する表現や文法(動名詞)を理解し、英語
で表現することができる。
・あるストレス解消法のアンケートフォームから
情報を正確に読み取ることができる。
(前期中間試験)
Unit 5
Speeding Sharks
1
4
Unit 6
Asteroid Special Delivery
4
Unit 7
"Dung Beetle" Car Powered by Poop
4
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
1.
相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付ける。
2.
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
3.
自分や身近なことについて、ある程度の的確さ、流暢さ、即応性をもって理解したり伝えたりする初歩的な
英語運用能力を養う。 相手と英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付ける。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
相手と英語でコミュニケーションを図
相手と英語でコミュニケーションを
相手と英語でコミュニケーションを図
(B-2, C-2)
ろうとする態度を身に付けることがで
図ろうとする態度をほぼ身に付け
ろうとする態度を身に付けることが
きる。
ることができる。
できない。
到達目標項目 2
自分の専門に関する基本的な語彙
自分の専門に関する基本的な語
自分の専門に関する基本的な語彙
(B-2, C-2, C-3)
を習得できる。
彙をほぼ習得できる。
を習得できない。
到達目標項目 3
自分の身近なことについて、ある程
自分の身近なことについて、ある
自分の身近なことについて、ある程
(B-2, C-2)
度の的確さ、流暢さ、即応性をもって
程度の的確さ、流暢さ、即応性を
度の的確さ、流暢さ、即応性をもっ
理解したり伝えたりする初歩的な英
もって理解したり伝えたりする初
て理解したり伝えたりする初歩的な
語運用能力を身に付けることができ
歩的な英語運用能力をほぼ身に
英語運用能力を身に付けることが
る。
付けることができる。
できない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
課題
積極性
指標と評価割合
成果品
ポート
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
65
20
10
5
100
基礎的能力
65
20
10
5
100
専門的能力
分野横断的能力
(前期末試験)
◆自学自習
・予習復習(語彙を覚えるなど)
・小テスト・定期試験の準備
・e-Learning 学習
F. 関連科目
15
教育プロ
グラム
B-2
C-2
C-3
B-2
C-2
C-3
B-2
C-2
C-3
B-2
C-2
C-3
・サメの生態に関する英文を読み、内容を理解
することができる。
・関連する表現や文法(that のさまざまな用法)
を理解し、英語で表現することができる。
・ある水族館のインフォメーションから情報を正
確に読み取ることができる。
・惑星に存在する水に関する英文を読み、内容
を理解することができる。
・関連する表現や文法(to 不定詞の基本的用
法)を理解し、英語で表現することができる。
・NASA の宇宙飛行士募集に記載されている応
募条件から情報を正確に読み取ることができ
る。
・バイオガスに関する英文を読み、内容を理解
することができる。
・関連する表現や文法(分詞)を理解し、英語で
表現することができる。
・国ごとの石油消費量・産出量・人口の表と一人
あたりの消費量・産出量のグラフから情報を正
確に読み取ることができる。
B-2
C-2
C-3
日常の授業のための予習・復習、内容理解のた
めのリーディング、小テスト、定期試験の準備に
当てる勉強時間を自学自習時間として総計 30
時間とする。
B-2
C-2
C-3
旭川高専 2015
B-2
C-2
C-3
B-2
C-2
C-3
自己点検
応用数学Ⅲ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
奥村 和浩
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
101一般基礎科目数学系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-1(100%)
JABEE基準
c
JABEE関連
教
補
参
達成度評価(%)
科目コード
M11044
必修科目
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
80
20
100
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
E.
授業計画
授業内容
A. 教育目標
これまでに学んだ数学・応用数学の考え方をさらに発展させる。科学・工学における数学の活用において,数学的表現に含
まれる意味を理解した上で数学的処理ができるようになることを目標とする。
1. 複素関数
時間
到達目標
4
初等的な複素関数(有理関数,指数関数,三角関
数,対数関数,べき関数)について,基本的性質を理
解し,運用することができる。
微分可能性,正則性の概念を理解する。コーシー・
リーマンの関係式を用いて,関数の正則性を判定で
き,導関数を求めることができる。
複素関数を複素平面から複素平面への写像と考
え,簡単な関数についてその様子を図示できる。
3
B. 概要
複素関数と呼ばれる複素数を変数とする関数の基本的な性質を学ぶ。特に,複素関数は複素平面から複素平面への写像と
考えられることを理解し,複素関数が微分可能であるための条件がコーシー・リーマンの関係式によって与えられること学ぶ。
さらに,正則関数の積分について,コーシーの積分定理を中心とした複素関数の積分の理論を学ぶ。
線形微分方程式の1つの解法としてラプラス変換について学ぶ。線形微分方程式の初期値問題のラプラス変換による解法
を紹介する。
C.
2
2.複素積分
2
2
(前期中間試験)
2
2.複素積分(続き)
2
コーシーの積分公式を理解し,公式の運用ができ
る。
D.
3.ラプラス変換
3
ラプラス変換の定義を理解し,具体的な関数のラプ
ラス変換を求めることができる。
ラプラス変換の相似性,移動法則,微分法則,積分
法則などの基本的性質を理解し,運用することがで
きる。
逆ラプラス変換を求めることができる。
逆ラプラス変換を用いて,線形微分方程式の初期値
問題を解くことができる。
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. 複素関数について,初等的な複素関数,微分可能性,正則性およびそれらに関わる基本事項(コーシー・リ
3
ーマンの関係式など)を理解でき,様々な問題に活用できる。
2. 複素積分の定義および基本的性質,コーシーの積分定理などの重要な結果を理解し,様々な問題に活用
できる。
4
3
3. ラプラス変換の定義を理解し,線形微分方程式の解法などに活用できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
複素関数について,初等的な複素関
複素関数について,初等的な複
複素関数について,初等的な複素
(A-1)
数,微分可能性,正則性およびそれ
素関数,微分可能性,正則性およ
関数,微分可能性,正則性およびそ
らに関わる基本事項(コーシー・リー
びそれらに関わる基本事項(コー
れらに関わる基本事項(コーシー・
マンの方程式など)を理解でき,様々
シー・リーマンの方程式など)を理
リーマンの方程式など)を理解でき
・予習復習
な問題に適切に活用できる。
解でき,様 々な問題に 活用 でき
ず,様々な問題に活用できない。
・演習課題
到達目標項目 2
複素積分の定義および基本的性質,
複素積分の定義および基本的性
複素 積分の 定義お よび 基本的 性
(A-1)
コーシーの積分定理などの重要な結
質,コーシーの積分定理などの重
質,コーシーの積分定理などの重
果を理解でき,様々な問題に対して
要な結果を理解でき,様々な問題
要な結果を理解できず,様々な問
適切に活用できる。
に活用できる。
題に活用できない。
到達目標項目 3
ラプラス変換の定義を理解でき,線
ラプラス変換の定義を理解でき,
ラプラス変換の定義を理解できず,
(A-1)
形微分方程式の解法などに適切に
線形微分方程式の解法などに活
線形微分方程式の解法などに活用
活用することができる。
用できる。
できない。
A-1
(前期末試験)
◆自学自習
15
・定期試験の準備
る。
教育
プログラム
複素積分の定義を理解し,具体的な計算ができる。
コーシーの積分定理の内容を理解し,積分路の変
形なのどの応用ができる。
学習上の留意点
4年生までの数学の理解を前提とする。新たな定義・概念を習得するための演習は各自行うこと。学習している内容がどの
ような場面で応用されているかを自ら調べることも大切である。
ルーブリック評価
合計
専門的能力
科 書 名 高専テキストシリーズ 応用数学[森北出版]
助 教 材 高専テキストシリーズ 応用数学 問題集[森北出版]
考
書
到達目標
その他
F.
自学自習時間として,日常の授業のための予習復
習時間,理解を深めるための演習課題の考察・レポ
ート作成の時間および定期試験の準備のための勉
強時間を総合したものとする。
関連科目
第4学年までの数学および応用数学
旭川高専 2015
A-1
自己点検
応用数学Ⅳ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11045
授業計画
授業項目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
近藤 真一
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
101一般基礎科目数学系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-1(100%)
JABEE基準
c
JABEE関連
教
補
参
必修科目
科 書 名 新編 数学B・数学C(数研出版)
助 教 材 プリント等
考
書 新編 数学A(数研出版)
A.
教育目標
工学で広く応用される数学のうち,第4学年で学ぶ機会のなかった分野をとり上げる。いずれの分野も,その数式が何を意
味するのか,なぜそのような式や理論が成り立つのかを理解し,その上で工学などの問題に適切に活用する能力を身につけ
ることが目標である。
B.
概要
ここでは確率・統計について学ぶ。はじめに実験や観測等で得られたデータから,その特徴を数値化して分析する方法につ
いて触れる。次に確率の基本について触れ,その考えかたをもとにデータから母集団を推測する方法を学ぶ。
学習上の留意点
事前に予習をして疑問点を整理して授業へ取り組み,その日のうちに復習し理解すること。関連科目の基本事項は予備知
識であるから各自心得ておくこと。授業以外において問題演習を数多くこなすことも必要である。
時間
到達目標
[数学 B]
1.資料の整理
4
1次元および2次元データを整理して,平均・分散・標
準偏差・相関性数・回帰直線を求めることができる。
[数学 C]
2.確率
3.確率分布
5
確率の加法定理・乗法定理や独立事象の確立を理
解し,条件付き確率を求めることができる。
確率変数,確率分布およびその期待値,分散につい
て理解できる。二項分布の性質を理解し,身近な問
題に活用できる。
後期中間試験
2
4. 正規分布
6
5.統計的推測
9
4
連続型確率分布について理解できる。正規分布の性
質を理解し,身近な問題に活用できる。
標本調査の意義を理解できる。母平均の従う確率分
布について理解できる。区間推定の考え方を理解
し,母平均および母比率の区間推定を様々な資料に
活用できる。
学年末試験
◆自学自習
予習復習
演習課題
定期試験その他の試験の準備
15
日常の授業のための予習復習時間,理解を深める
ための演習課題の考察・解法の時間,および定期試
験や授業時間中の試験の準備のための勉強時間を
総合したものとする。
C.
D.
F.
関連科目
数学ⅠA,数学ⅡA,数学ⅡB,数学ⅢA,数学ⅢB
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. 1次元および2次元データの標準偏差・相関性数を求めることができる。
到達目標
2. 確率の性質や定理を理解し,基本的な条件付き確率を求めることができる。
3. 二項分布・正規分布の性質を理解し,基本的な問題に活用できる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
2次元データの相関性数や回帰
1次元および2次元データの標準偏
1次元および2次元データの標準
(A-1)
直線から,2つのデータの平均的
差・相関性数を求めることができる。
偏差・相関性数を求めることができ
傾向を分析できる。
ない。
到達目標項目 2
確率の性質や定理を理解し,やや
確率の性質や定理を理解し,基本的
確率の性質や定理を理解できなく,
(A-1)
複雑な条件付き確率を求めること
な条件付き確率を求めることができ
基本的な条件付き確率を求めるこ
ができる。
る。
とができない。
二項分布・正規分布の性質を理
二項分布・正規分布の性質を理解
二項分布・正規分布の性質を理解
解し,身近な問題に活用できる。
し,基本的な問題に活用できる。
できなく,基本的な問題に活用でき
到達目標項目 3
(A-1)
ない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
10
10
100
基礎的能力
80
10
5
95
5
5
専門的能力
分野横断的能力
教育
プログラム
A-1
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
A-1
自己点検
機械システム工学ゼミナール
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11046
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
横井 直倫
必修科目
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
1
5
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育到達目標 C-3(100%)
JABEE基準
f
時間
1. 工業英語の基礎
2
12
概要
まず,基礎的な技術専門用語や工業英語に特有の表現法(数式表現など)について担当教員が講義する。その上で,工学
分野における様々な現象あるいは装置などをテーマに取り挙げた多数の英文を学生全員で輪講し,工業英語に関する知識と
理解を深める。
2. 英文の輪講(21 テーマ)
1 Graphing
2 Ohm’s Law
3 Metals and Alloys
4 Units
5 Scales of Temperature
6 Electricity
7 Mechanism of Machines
8 Significant Figure
9 What is Matter ?
10 What is Energy ?
他 11 テーマ
C.
(前期中間試験)
1
D.
3. 英文の輪講(21 テーマ)
1 Electrical Drawing
2 Engineer
3 Laying Out
4 Filing
5 Hardening
6 Fit
7 Coated Electrode
8 Kinds of Chucks
9 Milling Machine
10 Grinding Machine
他 11 テーマ
JABEE関連
教
補
参
科 書 名 技術科学英語(青柳 忠克 著, 産業図書)
助 教 材 プリント(資料・図表など)
考
書
A.
教育目標
英語で書かれた研究論文,技術資料,各種マニュアル等を和訳してそれらの内容を十分に理解でき,なおかつ英語論文の
アブストラクト(要約)を自らの力で書ける程度の能力が身に付けられることを目標とする。
B.
学習上の留意点
単に英文を和訳するだけではなく, それぞれの英文のテーマに関連した知識を深めることで,工学についての視野を広めら
れるよう努力してもらいたい。また,学生全員に担当テーマを割り当てて発表形式で授業を展開するため,割り当てられた部分
について正しい発音で英文を音読でき,なおかつ正確な和訳ができるよう心がけてもらいたい。なお,授業には英和辞書を持
参することが望ましい。
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
1. 日本語と特定の外国語を用いて,読み,書き,聞き,話すことができる。
2. 効果的な説明方法や手段を用いて,関係者を納得させることができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
日本語と特定の外国語を用いて,正
日本語と特定の外国語を用いて,
日本語と特定の外国語を用いて,
(C-3)
確に読み,書き,聞き,話すことがで
読み,書き,聞き,話すことができ
読み,書き,聞き,話すことができな
きる。
る。
い。
(前期末試験)
到達目標項目 2
効果的な説明方法や手段を用いて,
効果的な説明方法や手段を用い
効果 的な 説 明 方法 や 手 段を 用 い
(C-3)
関係者を確実に納得させることがで
て,関係者を納得させることがで
て,関係者を納得させることができ
きる。
きる。
ない。
◆自学自習
・予習と復習
・レポート
・演習
・定期試験の準備
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
70
10
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
20
その他
合計
教育プロ
グラム
読む:文章等の内容を正しく理解することができ
C-3
る。
書く:他者が理解できるように記述できる。正しい
文章を書くことができる。
聞き:他者の意見を聞き,内容を理解することがで
きる。
話す:会話の目的・目標を理解し,会話を成立させ
ることができる。
到達目標
読む:文章等の内容を正しく理解することができ
る。
書く:他者が理解できるように記述できる。正しい
文章を書くことができる。
聞き:他者の意見を聞き,内容を理解することがで
きる。
話す:会話の目的・目標を理解し,会話を成立させ
ることができる。
C-3
15
読む:文章等の内容を正しく理解することができ
る。
書く:他者が理解できるように記述できる。正しい
文章を書くことができる。
聞き:他者の意見を聞き,内容を理解することがで
きる。
話す:会話の目的・目標を理解し,会話を成立させ
ることができる。
C-3
15
自学自習時間として,日常の授業のための予習と
復習の時間,授業で習得した知識の応用による
問題解決能力向上のためのレポート・演習の考察
の時間,および定期試験の準備のための勉強時
間を総合したものとする。
C-3
100
F.
基礎的能力
関連科目
英語,機械システム工学科全科目
専門的能力
分野横断的能力
70
10
20
100
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
熱エネルギー工学Ⅰ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11047
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
立田 節雄
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(10%) D-1(50%) D-2(40%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
科
助
書
教
考
必修科目
1.伝熱の基本形態
2.熱伝導
2.1 熱伝導の基本法則
2.2 平板の熱伝導
2.3 円筒の熱伝導
2.4 球殻の熱伝導
名 使用しない
材 プリント
書 エネルギー管理士試験講座 熱分野Ⅱ 熱と流体の流れの基礎
A.
教育目標
熱伝導、熱伝達、熱放射などの伝熱の基本概念を理解し、工業上重要である各種の伝熱機器を設計するうえで必要な基礎
的知識を習得する。
概要
伝熱の基本的形態である熱伝導、熱伝導、熱放射の各現象について、そのメカニズム、数式的取扱い、関連する実際問題
への応用の仕方を学習する。
時間
到達目標
2
熱伝導、熱伝達、熱放射などの伝熱の基本
形態について理解できる。
12
(前期中間試験)
2
3.熱伝達
3.1 熱伝達の基本法則
3.2 熱通過
8
4.熱放射
4.1 熱放射の基本法則
4.2 実在物質の熱放射
6
B.
C.
学習上の留意点
自ら多くの演習に取り組み、伝熱工学と産業、自然、環境などとの関係についても考えるように努める。伝熱工学は応用的
な内容を含むものであり、自学自習により、講義内容を越えて知識を習得することが期待される。
D.
学習到達目標と評価方法
◆自学自習
・課題によるレポート作成
・定期試験の準備
・予習復習
1. 熱伝導の基本法則を理解し、伝熱機器の設計等に応用できる。
2. 熱伝達の基本法則を理解し、伝熱機器の設計等に応用できる。
3. 熱放射の基本法則を理解し、伝熱機器の設計等に応用できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
熱伝導の基本法則を十分に理解し、
熱伝導の基本法則を理解し、伝
熱伝導の基本法則を理解できな
(A-2, D-1, D-2)
伝熱機器の設計等に応用できる。
熱機器の設計等に応用できる。
い。
到達目標項目 2
熱伝達の基本法則を十分に理解し、
熱伝達の基本法則を理解し、伝
熱伝達の基本法則を理解できな
(A-2, D-1, D-2)
伝熱機器の設計等に応用できる。
熱機器の設計等に応用できる。
い。
到達目標項目 3
熱放射の基本法則を十分に理解し、
熱放射の基本法則を理解し、伝
熱放射の基本法則を理解できな
(A-2, D-1, D-2)
伝熱機器の設計等に応用できる。
熱機器の設計等に応用できる。
い。
ルーブリック評価
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
D-1
D-2
F.
15
課題についてのレポート作成、日常の授業の
予習復習時間、定期試験の準備のための学
習時間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
関連科目
熱力学Ⅰ、熱力学Ⅱ、流体力学Ⅰ、流体力学Ⅱ、流体工学Ⅰ、流体工学Ⅱ、熱エネルギー工学Ⅱ
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
90
10
100
90
10
100
基礎的能力
専門的能力
D-1
D-2
D-1
D-2
ニュートンの冷却法則および熱伝達率を説明
できる。
自然対流と強制対流、温度境界層と速度境
界層、局所熱伝達率と平均熱伝達率を説明
できる。
対流を伴う平板および積層平板の定常熱伝
達について、熱流束、熱通過率を計算でき
る。
黒体、プランクの法則、ステファン・ボルツマ
ンの法則、ウィーンの変位則を説明できる。
黒体の全放射能を計算できる。
単色ふく射率および全ふく射率を説明でき
る。
実在物体の全放射能を計算できる。
達成度評価(%)
評価方法
A-2
D-1
D-2
(前期末試験)
学習到達目標
到達目標
フーリエの法則および熱伝導率を説明でき
る。
平板、積層平板、円筒、積層円筒、球殻の定
常熱伝導について、熱流束、熱伝導抵抗、温
度分布を計算できる。
教育
プログラム
分野横断能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
熱エネルギー工学Ⅱ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11048
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
立田 節雄
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
4
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(10%) D-1(50%) D-2(40%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
必修科目
1.熱機関
2.分類
3.構造と作動原理
科 書 名 使用しない
助 教 材 プリント
考
書 内燃機関 第 2 版(田坂英紀,森北出版)
4.火花点火機関の付属装置
A.
教育目標
往復ピストン式内燃機関(レシプロエンジン)を設計・製作・運転するさいに必要な知識を習得するとともに,低公害車の動力
システムについて基礎的な事柄を理解する。
B. 概要
(1) 往復ピストン式内燃機関の分類・構造・作動原理,付属装置の構成要素,排気に含まれる有害物質の生成機構と低減方
法,燃料の燃焼過程について学習する。
(2) クリーンディーゼル車,電気自動車,ハイブリッド車,燃料電池車などの動力システムについて学習する。
C.
D.
(後期中間試験)
到達目標
1
内燃機関と外燃機関の違い,およびそれぞ
れの種類を説明できる。
D-1
点火方式,1 サイクルに要する行程数,冷却
方式,シリンダーの数と配置,燃料による分
類を理解できる。
D-1
4 サイクル火花点火機関,2 サイクル火花点
火機関,4 サイクル圧縮点火機関について,
機関本体の構造と作動原理を説明できる。
D-1
吸気装置の構成要素を説明できる。
点火装置の構成要素を説明できる。
D-1
排気装置の構成要素を理解できる。
有害燃焼生成物の生成と抑制方法を説明で
きる。
D-1
D-1
3
6
4
4
1. レシプロエンジンの構造と作動原理を理解できる。
2. 燃焼過程と有害燃焼生成物について理解できる。
3. 低公害車の動力システム,普及の状況と課題を理解できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
レシプロエンジンの構造と作動原理
レシプロエンジンの構造と作動原
レシプロエンジンの構造と作動原理
(A-2, D-1, D-2)
を十分に理解できる。
理を理解できる。
を理解できない。
到達目標項目 2
燃焼過程と有害燃焼生成物につい
燃焼過程と有害燃焼生成物につ
燃焼過程と有害燃焼生成物につい
(A-2, D-1, D-2)
て十分に理解できる。
いて理解できる。
て理解できない。
到達目標項目 3
低公害車の動力システム,普及の状
低公害車の動力システム,普及
低公害車の動力システム,普及の
(A-2, D-1, D-2)
況と課題を十分に理解できる。
の状況と課題を理解できる。
状況と課題を理解できない。
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
D-2
D-2
火花点火機関および圧縮点火機関における
燃料の燃焼過程を説明できる。
6.低公害車の動力システム
6
クリーンディーゼル車,電気自動車,ハイブリ
ッド車および燃料電池車について,動力シス
テムの構成,特徴および課題などを説明でき
る。
D-1
日常の授業ノートの整理と復習時間,演習や
課題の考察,定期試験の準備のための学習
時間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
F.
15
関連科目
熱力学Ⅰ・Ⅱ,流体力学Ⅰ・Ⅱ,流体工学Ⅰ・Ⅱ,熱エネルギー工学Ⅰ
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
90
10
100
90
10
100
基礎的能力
専門的能力
D-2
4
達成度評価(%)
総合評価割合
D-2
5.燃焼過程
◆自学自習
・予習復習
・課題によるレポート作成
・定期試験の準備
学習到達目標
評価方法
D-2
D-2
A-2
D-2
(学年末試験)
学習到達目標と評価方法
ルーブリック評価
プログラム
2
学習上の留意点
新聞などで報道されるエンジン・自動車関係の情報に興味を持つこと。
到達目標
教育
時間
分野横断能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
流体工学Ⅰ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
宇野 直嗣
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(60%) D-1(20%) D-2(20%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
科目コード
M11049
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
必修科目
E.
授業計画
授業内容
科 書 名 基本を学ぶ 流体力学 (藤田勝久 著,森北出版株式会社)
助 教 材 プリント(演習)
考
書 流体力学 (杉山・遠藤・新井 共著,森北出版株式会社)
A.
教育目標
理想流れと粘性流れを対比させながら,粘性流体の運動の数学的取り扱いを学び,粘性流体の運動の支配方程式を理解
する。
時間
到達目標
1.ポテンシャル流れの重ね合わせ
5
・簡単なポテンシャル流れの重ね合わ
せにより,複雑なポテンシャル流れを
扱うことができる。
2.粘性流体流れの基礎
(1)粘性流れに作用する力とその条件
(2)レイノルズ数と流れとの関係
(3)円柱まわりの粘性流れ
(4)円管内の粘性流れ
9
・粘性流れに作用する力とその条件に
ついて説明することができる。
・レイノルズ数と流れとの関係につい
て説明することができる。
・円柱まわりの粘性流れの性質につい
て説明し,各種諸量を求めることがで
きる。
・円管内の粘性流れの性質について
説明し,各種諸量を求めることができ
る。
B.
概要
流体力学Ⅰ,Ⅱで学習した流れの知識を踏まえ,粘性流れで扱われるレイノルズ数を学び,円柱まわりや円管内の粘性流
れを取り上げ,流体の粘性が流れに及ぼす影響を学習する。次に,粘性と圧縮性を考慮した流れの運動方程式であるナビエ・
ストークス方程式の各項の詳細について学び,扱う流れに応じてナビエ・ストークス方程式を変形し,数学的に解くことを学習
する。
C.
学習上の留意点
流体力学Ⅰ,Ⅱはもちろん,物理学や力学基礎で学習した流れの知識を踏まえ,圧力や粘性力が材料力学で学んだ垂直
応力やせん断応力と関係あることを十分理解し,流れの現象を言葉で説明できるよう心掛けることが重要である。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
2
3.粘性流れの基礎方程式
(1)連続の式
(2)ナビエ・ストークス方程式
(3)基礎方程式の簡略化と厳密解
14
◆自学自習
2. ポテンシャル流れの重ね合わせについて説明でき,その諸量を計算ができる。
3. 流れにおける流体の粘性の影響について説明でき,その諸量を計算ができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(A-2, D-1, D-2)
到達目標項目 2
(A-2, D-1, D-2)
到達目標項目 3
(A-2, D-1, D-2)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
流体の性質について説明でき, 流 体 の 性 質 に つ い て 説 明 で 流体の性質について説明でき
流体の物性値を導出できる。
き,流体の物性値を使い分け ず,流体の物性値を使い分けた
た計算ができる。
計算ができない。
ポテンシャル流れの重ね合わせ
について説明でき,その諸量を
計算ができるとともに,関係式の
導出もできる。
流れにおける流体の粘性の影響
について説明でき,その諸量の
計算ができ,関係式の導出もで
きる。
A-2
D-1
D-2
ポテンシャル流れの重ね合わ ポテンシャル流れの重ね合わせ
せについて説明でき,その諸 について説明できず,その諸量
量を計算ができる。
を計算ができない。
15
日常の授業ノートの整理と復習時間,
演習や課題の考察,定期試験の準備
のための学習時間を総合したものとす
る。
F.
試験
小テスト
流れにおける流体の粘性の影 流れにおける流体の粘性の影
響について説明でき,その諸 響について説明できず,その諸
量の計算ができる。
量の計算ができない。
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
80
20
基礎的能力
64
16
専門的能力
16
分野横断的能力
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
100
80
16
4
A-2
D-1
D-2
関連科目
工学実験(流量の測定,流れの中の円柱に作用する抗力測定,円管内の粘性流れ),流体力学Ⅰ・Ⅱ,流体工学Ⅱ,機械
設計演習Ⅱ,応用数学Ⅰ・Ⅱ,応用物理Ⅰ・Ⅱ
達成度評価(%)
評価方法
自己点検
(前期末試験)
1. 流体の性質について説明でき,流体の物性値を使い分けた計算ができる。
到達目標
(前期中間試験)
教育
プログラム
A-2
D-1
D-2
4
旭川高専 2015
流体工学Ⅱ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
石向 桂一
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(60%) D-1(20%) D-2(20%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
科目コード
M11050
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
必修科目
E.
授業内容
科 書 名 使用しない
助 教 材 プリント(演習)
考
書 流体機械工学 (今木清康 著,コロナ社)
流体機械 (大橋秀雄 著,森北出版株式会社)
A.
教育目標
運動量の式,角運動量の式といった基本的な公式の習得と,ターボ機械の基礎的な事柄の習得を目的とする。また,流体
機械の設計および使用において,技術者として身に付けておくべき留意点についても述べる。
B.
概要
運動量保存の法則がニュートンの第 2 法則を流体に応用したものであることを理解することが授業の主な目的である。この
目的を達成するために羽根車内の流れや羽根車が流体に作用する力について学習し,他のターボ機械について運動量保存
則が連続の式やベルヌーイの式とともに流体の流れに関する問題を解く際の基本法則であることの理解を深める。さらにター
ボ機械の特有の現象であるキャビテーションや水撃現象についても学習する。
学習到達目標
到達目標
授業の概要と評価方法の説明
5
運動量の式を用いて,流体の運動により作用す
る力の計算方法を習得することができる。
運動量の式および角運動量の式を用いて,流
体の運動により作用するトルクの計算方法を習
得することができる。
A-2
D-1
A-2
D-1
運動量の式や角運動量の式を用いてターボ機
械の羽根車内の流れを説明することができる。
回転を伴う場合のエネルギー保存則(ベルヌー
イの式)を説明することができる。
A-2
D-1
A-2
D-1
ターボ機械の損失と効率についての知識を習
得することができる。
相似法則によりターボ機械に関する諸量の計
算方法を習得することができる。
A-2
D-1
A-2
D-1
2
2
流体機械で見られる諸現象に関する知識を習
得することができる。
流体機械の設計や使用において,現象を予測
し,事故や問題発生の回避方法を考えることが
できる。
A-2
D-1
D-2
15
課題についてのレポート作成,日常の授業の予
習復習時間,定期試験の準備のための学習時
間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
1.2 角運動量の式
4
2 ターボ機械
2.1 羽根車内の流れ
2
2
2
2.4 相似法則
8
(学年末試験)
◆ 自学自習

課題によるレポート作成

定期試験の準備

予習復習
3. 流体機械で見られる諸現象について理解し,事故や問題発生の回避方法を考えることができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
運動量および角運動量の式を理解
運動量および角運動量の式を説
運動量および角運動量の式を説明
(A-2, D-1, D-2)
し,流体の運動により作用する力お
明でき,流体の運動により作用す
できず,流体の運動により作用する
よびトルクを計算できる。
る力を計算できる。
力を計算できない。
到達目標項目 2
ターボ機械の羽根車内の流れを理
ターボ機械の羽根車内の流れを
ターボ機械の羽根車内の流れを説
(A-2, D-1, D-2)
解し,相似法則によりターボ機械に
説明でき,ターボ機械の損失と効
明できず,ターボ機械の損失と効率
関する諸量を計算できる。
率を計算できる。
を計算できない。
到達目標項目 3
流体機械で見られる諸現象について
キャビテーションおよび水撃現象
キャビテーションおよび水撃現象に
(A-2, D-1, D-2)
理解し,事故や問題発生の回避方法
について説明できる。
ついて説明できない。
ルーブリック評価
F.
関連科目
工学実験(流量の測定,流れの中の円柱に作用する抗力測定,円管内の粘性流れ),流体力学 I・II,流体工学 I,機械設計
演習 II,応用数学 I・II,応用物理 I・II
を考えることができる。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
40
5
45
専門的能力
20
5
25
分野横断的能力
20
10
30
自己点検
2
2.3 損失と効率
3 流体機械の諸現象
3.1 キャビテーションおよび水撃現象
3.2 その他の諸現象
2. ターボ機械の羽根車内の流れを理解し,ターボ機械に関する諸量の計算ができる。
到達目標項目 1
教育
プログラム
1
学習到達目標と評価方法
1. 運動量および角運動量の式を用い,流体の運動により作用する力およびトルクの計算ができる。
到達目標
1 流体機械の基本概念と力学的基礎
1.1 運動量の式
(後期中間試験)
学習上の留意点
流れの力学的概念をしっかりと習得し,ターボ機械の作動原理を理解することが重要である。また,ターボ機械で見られる
諸現象を認識し,その設計および使用において留意すべき点や事故などを回避する方法を身に付けることも重要である。
時間
ガイダンス
2.2 エネルギー伝達の基礎式
C.
D.
授業計画
旭川高専 2015
機械力学Ⅱ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
河野 義樹
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
3
教育プログラム科目区分
204基礎工学科目④力学系
教育プログラムの学習・教育到達目標 D-1(50%) D-2(50%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
科目コード
M11051
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
必修科目
E.
授業計画
授業内容
1.減衰系の1自由度振動
(1)減衰系の自由振動と強制振動
(2)力伝達率
(3)いろいろな強制振動
科 書 名 演習で学ぶ機械力学(小寺・矢野共著、森北出版)
助 教 材 プリント(演習問題、資料等)
考
書 特に指定しない
教育目標
低学年で学習した内容をより深く理解するとともに、知識を広め、力学分野の基礎力と応用力を高め、それを用いて機械に
生じる振動現象を理解することを目標とする。
到達目標
13
減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運
動を説明できる。
調和外力による減衰系の強制振動を運動方程
式で表し、系の運動を説明できる。
調和変位による減衰系の強制振動を運動方程
式で表し、系の運動を説明できる。
振動する機械が土台等にどのような力を及ぼす
かを理解し、説明できる。また、振動する土台等
が機械に及ぼす影響を理解し、説明できる。
D-1
D-2
A.
B.
概要
機械を力学モデルによって表現し、機械に生じる振動を記述する運動方程式を導き、その解の特徴を調べることで、機械に
生じる振動現象の基本を理解する。同時に、様々な振動問題への応用力も身に付けるため、これらを多くの演習と具体的な応
用例に関連させながら学習する。
C.
学習上の留意点
力学の基礎法則の意味を何度も確認しながら演習問題を解き、微積分、ベクトル、行列等の有用性を理解する。自ら積極
的に調べ、思考する事の重要性を在学中の経験を通して学ぶ。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
2. 1 自由度振動系の振動が、土台等に及ぼす影響について説明できる。
2
2.多自由度系の振動
(1)2 自由度系の振動
(2)2 自由度以上の振動系の振動
15
2自由度系の振動を理解し説明できる。
多自由度の振動の基本を理解し、簡単な例を説
明できる。
1自由度と多自由度振動の違いを説明できる。
D-1
D-2
15
自学自習時間は、授業の予習と復習、課題とし
て与えられたレポート等の作成、疑問に思った
事柄の調査にかかる時間を総合したものとす
る。
D-1
D-2
(学年末試験)
◆自学自習
・予習・復習
・提出を義務づけられた課題
・自ら課した課題
関連科目
物理 I・II、応用物理 I、力学基礎、材料力学 I・II・III
3. 多自由度系の振動の基本を理解し、1 自由度と多自由度振動の違いを説明できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
1 自由度減衰系の自由振動および強
1 自由度減衰系の自由振動およ
1 自由度減衰系の自由振動および
(D-1, D-2)
制振動の運動方程式を導き、系の運
び強制振動の運動方程式を導
強制振動の運動方程式を導けず、
動を十分に説明できる。
き、系の運動を説明できる。
系の運動を説明できない。
到達目標項目 2
力伝達率の意味を理解し、1 自由度
力伝達率の意味を理解し、1 自由
力伝達率の意味を理解しておらず、
(D-1, D-2)
系の振動が土台等に及ぼす影響に
度系の振動が土台等に及ぼす影
1 自由度系の振動が土台等に及ぼ
ついて十分に説明できる。
響について説明できる。
す影響を説明できない。
到達目標項目 3
2 自由度以上の振動系の運動方程
2 自由度以上の振動系の運動方
2 自由度以上の振動系の運動方程
(D-1, D-2)
式を立てることができる。また、その
程式を立てることができる。また、
式を立てられず、その運動の基本
式を用いて運動を解析でき、1 自由
その運動の基本がわかり、1 自由
がわからない。1 自由度との違いが
度振動との違いの十分な説明でき
度振動との違いを説明できる。
わからない。
ルーブリック評価
る。
達成度評価(%)
評価方法
指標と評価割合
試験
総合評価割合
80
基礎的能力
20
専門的能力
60
分野横断的能力
小テスト
レポート
20
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
100
20
10
70
10
10
プログラム
(後期中間試験)
F.
1. 1 自由度減衰系の自由振動と強制振動について説明できる。
教育
時間
旭川高専 2015
自己点検
CAD/CAE
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
宇野 直嗣・千葉 良一・河野 義樹
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
2
3
教育プログラム科目区分
302専門工学科目②工学実験系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-1(20%),D-1(30%),D-2(40%),E-2(10%)
JABEE基準
cd
JABEE関連
教
補
参
学習到達目標
科目コード
M11052
1. 解析の内容と CAE ソフトウェアの操作方法を理解し、正確に作業を行うことができる。
2. 得られた CAE 解析結果を分析・解釈し、CAE 解析結果の妥当性を確認することができる。
必修科目
到達目標
3. 目的に対応した結果が得られ、それを基にして体裁が整った適切なレポートを作成し、期限内に提出するこ
とができる。
4. グループのメンバー間で討議しながら、与えられた課題に取り組むことができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 3
目的に対応した満足できる結果が得
目的に対応した結果が得られ、そ
目的に対応した結果が得られず、そ
(A-1, D-1, D-2)
られ、それらを明記した、体裁が整っ
れを基にして体裁が整った適切な
れを基にして体裁が整った適切なレ
た適切なレポートを作成し、期限内
レポートを作成し、期限内に提出
ポートを作成できないため、期限内
に提出することができる。
することができる。
に提出することができない。
到達目標項目 4
先にたって行動の模範を示しつつ、
グループのメンバー間で討議しな
主体性および協調性がなく、グルー
(E-2)
グループのメンバーと協調し、討議し
がら、与えられた課題に取り組む
プのメンバーで討議しながら課題に
ながら課題に取り組むことができる。
ことができる。
取り組むことができない。
ルーブリック評価
科 書 名 使用しない
助 教 材 各分野に応じて選択し使用する
考
書 各分野に応じて選択し使用する
達成度評価(%)
A.
教育目標
CAE ソフトウェアの操作方法の習得のみが目的ではなく、機械工学における分野ごとの主要な現象を取り上げ、それらの実
験結果や理論結果と、CAE 解析結果との比較から、CAE 解析結果の妥当性を分析する能力と CAE を活用する能力の習得を
目的とする。
B.
概要
CAE に関する基本知識を習得した後に、3 グループに分かれ、座学で学ぶ機械工学の主要分野における典型的な事例、す
なわち、流体力学分野の「円柱に働く抗力と抗力低減」、材料力学分野の「真直はりのたわみと有孔板の応力集中」、機械力
学の「モード(固有値)解析による音叉の設計」を取り上げ、それらの現象を CAE ソフトウェアによりそれぞれ再現し、得られた
CAE 解析結果の妥当性を分析する能力の習得を目指す。
次に、習得した CAE 解析結果の分析能力を活用し、各分野における応用事例について CAE 解析による現象の数値予測を
行い、CAE 解析の活用を目指す。
なお、CAE ソフトウェアには、3D-CAD ソフトウェアである SolidWorks のシミュレーション機能を用いる。
学習上の留意点
上記 A のとおり、CAE ソフトウェアの操作方法に留まらず、機械工学における主要科目である流体力学(工学)、材料力学、
機械力学の座学や実験で習得した知識を活用した総合的な科目であることを意識することが重要である。
本科目では、試験を行わず、提出する課題やレポート等により評価を行うため、それらの提出期限を厳守することはもちろ
ん、実験結果や理論結果と、CAE 解析結果との比較や CAE 解析結果の妥当性の分析を積極的・自主的に行い、課題やレポ
ート等の作成に備え、気づいた点をノートなどに逐次記すことを心がけること。
なお、前期中間試験を行わないため、授業時間数確保のために臨時に授業を行う場合がある。
評価方法
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. 解析の内容と CAE ソフトウェアの操作方法を理解し、正確に作業を行うことができる。
2. 得られた CAE 解析結果を分析・解釈し、CAE 解析結果の妥当性を確認することができる。
到達目標
3. 目的に対応した結果が得られ、それを基にして体裁が整った適切なレポートを作成し、期限内に提出するこ
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
16
10
26
専門的能力
64
10
74
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
E.
授業計画
授業項目
時間
到達目標
1.ガイダンス
1
2.CAE 概論
3
・授業の概要・進め方・注意点およびレポート
の作成方法等が理解できる。
・CAE の概要が理解できる。
C.
D.
試験
指標と評価割合
3.CAE 実習
(1) 円柱に働く抗力と抗力低減(流体力学
分野)
(2) 真直はりのたわみと有孔板の応力集
中(材料力学分野)
(3) モード(固有値)解析による音叉の設
計(機械力学分野)
(4) ゼミナール
8
8
教育
プログラム
A-1
D-1
D-2
E-2
自己点検
・実験結果や理論と、CAE 解析結果を比較検
討し、CAE 解析結果の妥当性を確認するこ
とができる。
・CAE 解析により、機械工学における諸現象
の数値予測を行うことができる。
8
2
とができる。
4. グループのメンバー間で討議しながら、与えられた課題に取り組むことができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
解析の内容と CAE ソフトウェアの操
解析の内容と CAE ソフトウェアの
解析の内容と CAE ソフトウェアの操
(A-1, D-1, D-2)
作方法を十分に理解し、正確に素早
操作方法を理解し、正確に作業を
作方法を理解しておらず、正確に作
く作業を行うことができる。
行うことができる。
業を行うことができない。
到達目標項目 2
得られた CAE 解析結果を深く分析・
得られた CAE 解析結果を分析・
得られた CAE 解析結果を分析・解
(A-1, D-1, D-2)
解釈することができ、CAE 解析結果
解釈し、CAE 解析結果の妥当性
釈できず、CAE 解析結果の妥当性
の妥当性を詳細に確認することがで
を確認することができる。
を確認することができない。
ルーブリック評価
きる。
(前期末試験)
◆ 自学自習
60
与えられた課題について授業時間を含め自
主的な学習と計画性が求められる。自学自
習時間として最低 60 時間以上を要する。
F.
A-1
D-1
D-2
E-2
関連科目
CAD/CAMⅠ・Ⅱ、材料力学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、熱力学Ⅰ・Ⅱ、流体力学Ⅰ・Ⅱ、機械力学Ⅰ・Ⅱ、機械設計演習Ⅰ・Ⅱ、機械システ
ム工学実験Ⅰ・Ⅱ、流体工学Ⅰ・Ⅱ、熱エネルギ工学Ⅰ・Ⅱ、計算力学
旭川高専 2015
制御工学Ⅰ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11053
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
後藤 孝行
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(20%) D-1(60%) D-2(20%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
必修科目
科 書 名 やさしい機械制御(金子敏夫 著,日刊工業新聞社)
助 教 材 プリント(補助資料,演習問題),OHP
考
書 自動制御(田中,他 3 名共著,森北出版株式会社)など制御工学に関する本
A.
教育目標
各種機器を制御するためには機械工学や電気工学等の知識の融合が必要であることを認識し,制御技術の基礎であるフィ
ードバック制御の概念および理論を理解し,各種機器およびシステムを制御できる基礎知識を身につけることを目標とする。
B.
概要
制御システムの解析に用いられるラプラス変換とラプラス逆変換および伝達関数の算出方法,ブロック線図について学ぶ。
学習上の留意点
電気工学の知識を中心とする制御工学をできるだけ機械工学向けの例題を用いながらフィードバック制御系の解析方法お
よび結果の表示方法について学習することから,関連科目と連携するように学習に取り組んでもらいたい。
時間
1.機械制御とは
1)フィードバック制御とは
2)自動制御とその種類
6
2.制御系解析手法
1)ラプラス変換と逆変換
2)伝達関数
8
教育
プログラム
フィードバック制御の概要,自動制御の種類 A-2
を示すことができる。
D-1
D-2
到達目標
制御系の解析に用いられるラプラス変換と逆 A-2
変換および伝達関数を求めることができる。 D-1
V-A-8
D-2
(前期中間試験)
2
3.基本要素の伝達関数
1)比例要素
2)微分要素
3)積分要素
4)一次遅れ要素
5)二次遅れ要素
6)むだ時間要素
6
基本的な制御要素の伝達関数を求めること A-2
ができる。V-A-8
D-1
D-2
4.ブロック線図の等価変換
8
ブロック線図の等価変換により伝達関数を求 A-2
めることができる。V-A-8
D-1
D-2
15
自学自習時間は,授業のための予習・復習 A-2
時間,理解を深めるための演習・課題解法の D-1
時間,試験準備のための学習時間を総合し D-2
たものである。
C.
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
(前期末試験)
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
1. 自動制御の定義と種類が説明できる。
到達目標
F.
2. ラプラス変換・逆変換を求めることができる。
3. 基本要素の伝達関数を求めることができる。
関連科目
物理Ⅱ,数学ⅡB・ⅢA,電気工学,応用物理Ⅰ・Ⅱ,応用数学Ⅰ・Ⅲ,機械力学Ⅰ・Ⅱ
4. ブロック線図が説明でき,等価変換ができる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目
自動制御の定義と種類,および実例
自動制御の定義と種類が説明で
自動制御の定義と種類が説明でき
(A-2, D-1, D-2)
を説明できる。
きる。
ない。
到達目標項目 2
様々な関数のラプラス変換・逆変換
基本的な関数のラプラス変換・逆
基本的な関数のラプラス変換・逆変
(A-2, D-1, D-2)
を求めることができる。
変換を求めることができる。
換を求めることができない。
到達目標項目 3
様々な要素の伝達関数を求めること
基本要素の伝達関数を求めるこ
基本要素の伝達関数を求めること
(A-2, D-1, D-2)
ができる。
とができる。
ができる。
到達目標項目 4
ブロック線図が説明でき,等価変換
ブロック線図が説明でき,等価変
ブロック線図が説明できず,等価変
(A-2, D-1, D-2)
について導き出せる。
換ができる。
換ができない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
総合評価割合
80
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
課題
発表
実技
フォリオ
その他
合計
20
100
20
5
25
60
10
70
5
5
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
制御工学Ⅱ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11054
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
後藤 孝行
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(20%) D-1(60%) D-2(20%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
必修科目
科 書 名 やさしい機械制御(金子敏夫 著,日刊工業新聞社)
助 教 材 プリント(補助資料,演習問題),OHP
考
書 自動制御(田中,他 3 名共著,森北出版株式会社)など制御工学に関する本
A.
教育目標
各種機器を制御するためには機械工学や電気工学等の知識の融合が必要であることを認識し,制御技術の基礎であるフィ
ードバック制御の概念および理論を理解し,各種機器およびシステムを制御できる基礎知識を身につけることを目標とする。
B.
概要
基本的な制御系モデルにおける過渡応答,周波数応答法および定常応答の解析方法について,制御システムの安定性評
価法について学ぶ。
C.
学習上の留意点
電気工学の知識を中心とする制御工学をできるだけ機械工学向けの例題を用いながらフィードバック制御系の解析方法お
よび結果の表示方法について学習することから,関連科目と連携するように学習に取り組んでもらいたい。
D.
学習到達目標
1. 過渡応答について説明でき,それらを計算できる。
到達目標
2. 周波数応答法について説明でき,それらを計算できる。
4. 安定性評価法について説明でき,それらを計算できる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
過渡応答について正しく説明で
き,それらを導き出せる。
周波数応答法について正しく説
明でき,それらを導き出せる。
定常応答について正しく説明で
き,それらを導き出せる。
安定性評価法について正しく説
明でき,それらを導き出せる。
過渡応答について説明でき,
それらを計算できる。
周波数応答法について説明で
き,それらを計算できる。
定常応答について説明でき,
それらを計算できる。
安定性評価法について説明で
き,それらを計算できる。
過渡応答について説明できず,
それらを計算できない。
周波数応答法について説明でき
ず,それらを計算できない。
定常応答について説明できず,
それらを計算できない。
安定性評価法について説明でき
ず,それらを計算できない。
(A-2, D-1, D-2)
到達目標項目 2
(A-2, D-1, D-2)
到達目標項目 3
(A-2, D-1, D-2)
到達目標項目 4
(A-2, D-1, D-2)
6
(後期中間試験)
2
3.定常特性と評価
6
定常応答を理解し,基本要素における定常 A-2
応答を求めることができる。V-A-8
D-1
D-2
4.フィードバック制御系の安定性評価
1)安定限界
2)ナイキスト法
3)ラウス法
4)フルビッツ法
8
制御系の安定・不安定について理解し,各種 A-2
解析法を用いて制御系の安定・不安定を判 D-1
D-2
別することができる。V-A-8
15
自学自習時間は,授業のための予習・復習 A-2
時間,理解を深めるための演習・課題解法の D-1
時間,試験準備のための学習時間を総合し D-2
たものである。
8
周波数応答を理解し,基本要素における周 A-2
波数応答を求めることができる。V-A-8
D-1
D-2
(学年末試験)
F.
3. 定常応答について説明でき,それらを計算できる。
教育
プログラム
過渡応答を理解し,基本要素における各過 A-2
渡応答を求めることができる。V-A-8
D-1
D-2
到達目標
1.過渡応答
1)ステップ応答
2)インディシャル応答
3)インパルス応答
4)ランプ応答
2.周波数応答
1)周波数応答の定義
2)周波数応答の表し方
3)基本要素における周波数応答
4)過渡応答と周波数応答の関係
5)フィードバック制御系の周波数応答
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
学習到達目標と評価方法
時間
関連科目
物理Ⅱ,数学ⅡB・ⅢA,電気工学,応用物理Ⅰ・Ⅱ,応用数学Ⅱ・Ⅲ,機械力学Ⅰ・Ⅱ
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
課題
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
20
5
25
専門的能力
60
10
70
5
5
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
システム工学
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11055
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
横井 直倫
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
2
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(50%)D-1(25%)D-2(25%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
必修科目
科 書 名 新版 システム工学通論(中村嘉平,浜岡尊,山田新一 著,朝倉書店)
助 教 材 プリント(資料, 図表など)
考
書 システム工学(須賀雅夫 著, コロナ社)
A.
教育目標
機械の知能化を実現するメカトロニクスにおいて,管理・制御技術としてのシステム工学の手法を理解し,最適なメカトロニク
ス・システムを計画・開発・運用するために必要な知識と技術を身に付けることを目標とする。
B.
概要
メカトロニクスとは,メカニズムとエレクトロニクスが融合された技術であり,様々な要素技術をシステムとして管理・制御する
学問にシステム工学がある。システム工学では,基本概念と種々の技法概略を理解し,システム計画技法の代表例である予
測技法,構造化技法,評価技法,管理技法,システムの最適化技法である線形計画法と割当て法について学ぶ。
さらに,システム制御の根幹となるフィードフォワード制御,フィードバック制御を理解し,種々のシステムをモデルにより視覚
的に表現する手法を学ぶ。応用例としては,各分野で多用されているファジィ理論,遺伝的アルゴリズム,ニューラルネットワ
ークを具体的技術と関連付けて学び,理解を深める。
C.
学習上の留意点
システム工学は,技術社会の発展に伴ってその内容が日々進歩する学問である。常に最新の社会現象に結びつけて授業
内容を理解するよう心がけていただきたい。
また,システム工学の内容の一部は技術者倫理に深く関連するため,技術者がシステム設計に対して負うべき責任を常に
念頭におきつつ,各種システム設計技法の修得に努めていただきたい。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
1. システム制御の概念を説明でき,制御系を数学的に表現できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
システム制御の概念を正しく説明で
システム制御の概念を説明でき,
システム制御の概念を説明できず,
(A-2, D-1, D-2)
き,制御系を導き出せる。
制御系を数学的に表現できる。
制御系を数学的に表現できない。
到達目標項目 2
制御系の特性を正しく解析でき,そ
制御系の特性を解析でき,それを
制御系の特性を解析できず,それを
(A-2, D-1, D-2)
れを正しく評価できる。
評価できる。
評価できない。
2
2.システムズアプローチ
(1)システム思考とシステム工学
(2)システム分析
(3)システム開発
3
種々のシステム技法について説明できる。
費用の概念について説明でき,一対比較法やク
リーの方法に基づいた代替案評価を行える。
コーヌコピアモデルについて説明できる。
自動制御の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
3.システム計画技法
(1)予測技法と構造化技法
(2)評価技法
(3)管理技法
5
デルファイ法や KJ 法などを理解できる。
マトリックス技法, 関連樹木法を説明できる。
PERT,CPM に基づいたシステム管理について説
明できる。
自動制御の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
4.最適化技法
(1)システムの最適化
(2)線形計画法
(3)割当て法
(4)動的計画法
4
順序づけに基づき工期の最短化を図れる。
線形計画法に基づき生産計画を最適化できる。
割当て法に基づきシステムを最適化できる。
在庫管理の計算ができる。
自動制御の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
(後期中間試験)
2
5.システム制御
(1)システム制御の概念
(2)制御システムの特性
5
フィードバック制御の概念と構成要素を説明でき
る。
伝達関数を説明できる。
制御系の周波数特性について説明できる。
安定判別法を用いて制御系の安定・不安定を判
別できる。
A-2
D-1
D-2
6.システムモデルと知的情報処理
(1)システムモデル
(2)知的情報処理
9
数学モデルについて理解し,図的モデル(信号モ
デル,フローモデル, フローダイヤグラム)により
システム内の信号,情報, 物の流れを明確化で
きる。
ブロック線図を用いて制御系を表現できる。
ファジィ理論,遺伝的アルゴリズム,ニューラルネ
ットワークについて説明できる。
情報の意味と情報を適切に収集・処理・発信する
ための基礎的な知識を理解し活用できる。
A-2
D-1
D-2
60
自学自習時間として,日常の授業のための予習と
復習の時間,授業で習得した知識の応用による問
題解決能力向上のためのレポート・演習の考察の
時間,および定期試験の準備のための勉強時間
を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
(学年末試験)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
教育プロ
グラム
システムとは何かを簡潔に説明でき, またそれを
A-2
様々な見方から分類することができる。
D-1
システム総合化のプロセスを説明できる。
D-2
自動制御の定義と種類を説明できる。
到達目標
1.システム工学の概要
(1)システムとシステム概念
(2)システム特性の分析と総合
2. 制御系の特性を解析でき,それを評価できる。
到達目標項目 1
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
10
10
100
基礎的能力
20
3
2
25
専門的能力
60
7
3
70
5
5
分野横断的能力
時間
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
◆自学自習
・予習と復習
・レポート
・演習
・定期試験の準備
F.
関連科目
機械要素Ⅰ・Ⅱ,メカトロニクスⅠ・Ⅱ・Ⅲ,センシング工学Ⅰ・Ⅱ
旭川高専 2015
自己点検
機械システム工学実験Ⅱ
科目名
本校の教育目標
2
機械システム工学科の教育目標
A.
積極性・協調性
合計
30
20
30
20
100
30
10
10
10
20
分野横断的能力
評価項目
書 名
概要
クラスを小グループに分割し,各グループが各実験担当教員の指導のもとで実験を行う。実験レポートは,指導教員の説明
をよく理解し,自ら調査・工夫したものを作成するよう努力し,1週間以内に提出する。
C.
学習上の留意点
実験中の観察や実験データの収集/解析,実験ノート,レポート作成を積極的・自主的に行い,実験することの意義を十分
理解するよう意識して取り組むこと。
学習・教育目標
技術・知識習得度
A-3
分析能力
D-2
達成度
E-1
積極性・協調性
E-2
50
指
E.
3. 目的に対応した結果が得られ,それを基にして体裁が整った適切なレポートを作成し,期限内に提出するこ
とができる。
4. 実験メンバー間で協調し,討議しながら実験を進めることができる。
実験によって得られた結果を正しく分析し、正しく解釈できたか。 デー
体裁等が整い、適切な内容のレポートになっているか。期限内にレポ
自ら積極的に実験に参加したか。実験メンバー間で協調し、討議等を
ガイダンス
(1) 円管内の粘性流れの特性
時間
到達目標
4
実験の概要・進め方・注意点およびレポート
の作成方法等が理解できる。
8
(2) 組み込みマイコン基礎実験
4
(3) 基礎電子工学実験 II
4
(4) 弾性力と粘性抵抗力の働く振動実験
(5) ひずみゲージによる力の測定
(6) ディーゼル機関の性能と排気
4
4
8
到達目標項目 1
実験内容と実験機器の原理・操作方
実験内容と実験機器の原理・操
実験内容と実験機器の原理・操作
(A-3, D-2, E-1)
法を十分に理解し,正確に素早く実
作方法を理解し,正しく実験を行う
方法を理解しておらず,正しく実験
験を行うことができる。
ことができる。
を行うことができない。
到達目標項目 2
得られたデータが深く分析・解釈さ
得られたデータを分析・解釈し,結
得られたデータを分析・解釈でき
(7) 材料強度試験
8
(A-3, D-2, E-1)
れ,正しい結論を導き出すことができ
論を導き出すことができる。
ず,結論を導けない。
(8) シーケンス制御実験Ⅱ
8
(9) ゼミナール
8
目的に対応した結果が得られ,そ
目的に対応した結果が得られず,
(A-3, D-2, E-1)
れ,それらが明確に記述された,体
れを基にして体裁が整った適切な
体裁が整った適切なレポートを作成
裁が整った適切なレポートを期限内
レポートを作成し,期限内に提出
できないため,それを期限内に提出
に提出することができる。
することができる。
することができない。
到達目標項目 4
先にたって行動の模範を示しつつ,
実験メンバー間で協調し,討議し
主体性および協調性がなく,実験メ
(E-2)
実験メンバーと協調し,討議しながら
ながら実験を進めることができ
ンバーで討議しながら実験を進めら
実験を進めることができる。
る。
れない。
取組
行いながら実験を進めることができたか。
未到達レベルの目安
目的に対応した満足した結果が得ら
レポート
ートを提出できたか。
標準的な到達レベルの目安
る。
レポート
タ処理・解析をきちんと行うことができたか。
理想的な到達レベルの目安
到達目標項目 3
レポート
の原理・操作方法等を理解し、十分に使いこなすことができたか。
授業内容
2. 得られたデータを分析・解釈し,結論を導き出すことができる。
評価対象
授業計画
学習到達目標
1. 実験内容と実験機器の原理・操作方法を十分に理解し,正しく実験を行うことができる。
針
実験内容を十分に理解し、正しく実験を行うことができたか。実験機器
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
学習到達目標と評価方法
ルーブリック評価
50
20
deghi
教育目標
機械工学の基礎に関わる実験を,講義内容に従って適確に実施する能力を身に付けることを目標とする。
実験を通して工学技術に対する理解をより一層深めるとともに,各種実験装置の取り扱いに習熟することを目標とする。
到達目標
達成度
総合評価割合
B.
D.
分析力
指標と評価割合
機械システム工学実験 II
(機械システム工学科全教員・技術専門職員 共著)
助 教 材 各実験テーマに応じて選択し使用する
考
書 各実験テーマに応じて選択し使用する
科
技術・知識達成度
専門的能力
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-3(30%) D-2(20%) E-1(30%) E-2(20%)
JABEE基準
達成度評価(%)
評価方法
基礎的能力
3
302専門工学科目②工学実験系
教育プログラム科目区分
JABEE関連
補
参
科目コード
M11056
必修科目
5 学年 機械システム工学科
2 単位 前期
120 時間 実験 60 + 自学自習 30
後藤 孝行・宇野 直嗣・立田 節雄・千葉 良一・松岡 俊佑・技術職員
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
教
JABEE科目
◆ 自学自習
・ 実験テキストの予習
・ 実験結果の考察
・ レポート作成
F.
30
ものづくりの基礎および機械工学の理論を
体験的に理解できる。
各実験を通して学習した内容を説明でき
る。
自学自習時間は,実験テキストの予習,実験
結果の考察のための学習,レポート作成の
時間を総合したものとする。
関連科目
機械システム工学科 全科目
旭川高専 2015
教育
プログラム
A-3
D-2
E-1
E-2
A-3
D-2
E-1
E-2
自己点検
卒業研究
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
8 単位 通年
240 時間
機械システム工学科全教員
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
4
5
教育プログラム科目区分
303専門工学科目③課題解決系
教育プログラムの学習・教育到達目標 C-1(20%) D-3(40%) E-1(15%) E-2(5%) E-3(20%)
JABEE基準
defghi
JABEE関連
教
補
参
学習到達目標
科目コード
M11057
1. (発表能力)得られた研究成果を、正しく、効果的にプレゼンテーションできる。
2. (企画・実行力)研究目標に到達するための手法の立案およびその案の実行ができる。また、期限内に論文
必修科目
等を完成し、提出できる。
3. (計画性)計画的に研究を遂行できる。
到達目標
科 書 名 各研究テーマに応じて選択し使用する
助 教 材 各研究テーマに応じて選択し使用する
考
書 各研究テーマに応じて選択し使用する
4. (達成度)研究目標を達成し、それを体裁の整った論文としてまとめることができる。また、研究活動を通じて
工学的知識を習得できる。
5. (協調性)共同研究者や研究メンバーと協力して研究を進めることができる。
6. (創意工夫)内容・方法を自ら考えて研究することができる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 4
優れた研究成果を上げ、それを体裁
研究目標を達成し、それを体裁の
研究目標を達成できず、それを体裁
(E-1)
の整った論文としてまとめることがで
整った論文としてまとめることがで
の整った論文としてまとめることが
きる。また、研究活動を通じて、関連
きる。また、研究活動を通じて工
できない。また、研究活動を通じて
分野の広範な工学的知識を習得で
学的知識を習得できる。
工学的知識を習得できない。
きる。
A.
教育目標
研究の進め方を学ぶと共に、学術論文の読解力、研究報告書の作成能力、およびプレゼンテーション能力を養うことを目標
とする。
B.
概要
各指導教員のもとで指定された専門的な研究課題に取り組み、研究計画の立案、実験装置の設計・製作、実験、解析、数
値計算、調査等、研究遂行に必要な能力を養う科目である。
到達目標項目 5
積極的に共同研究者や研究メンバ
共同研究者や研究メンバーと協
共同研究者や研究メンバーと協力
(E-2)
ーと連携を取り、協力して研究を進
力して研究を進めることができる。
して研究を進めることができない。
めることができる。
到達目標項目 6
独創的な内容・手法を考案し、研究
内容・方法を自ら考えて研究する
内容・方法を自ら考えて研究するこ
(E-3)
することができる。
ことができる。
とができない。
達成度評価(%)
評価方法
発表能力
企画・実行力
計画性
達成度
協調性
創意工夫
20
30
10
10
10
20
専門的能力
5
10
分野横断的能力
15
20
その他
合計
指標と評価割合
C.
学習上の留意点
研究課題と、授業、実験、実習等で身に付けてきた基礎的な知識・技術との関連性を確認しながら、主体的に問題点を発見
し、それを解決する。そのためには、研究に対する積極的な取り組みが必要となる。年度の途中で研究の進展状況を報告する
機会を設け、これを確認する。最終的に得られた研究成果は、卒業研究論文や卒業研究発表会用の前刷りとしてまとめ、そ
の内容を卒業研究発表審査会で発表する。
D.
総合評価割合
100
基礎的能力
15
10
10
10
20
85
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. (発表能力)得られた研究成果を、正しく、効果的にプレゼンテーションできる。
2. (企画・実行力)研究目標に到達するための手法の立案およびその案の実行ができる。また、期限内に論文
等を完成し、提出できる。
到達目標
3. (計画性)計画的に研究を遂行できる。
4. (達成度)研究目標を達成し、それを体裁の整った論文としてまとめることができる。また、研究活動を通じて
工学的知識を習得できる。
評価項目
学習・教育到達目標
発表能力
C-1
企画・実行力
D-3
計画性
D-3
達成度
E-1
協調性
E-2
創意工夫
E-3
5. (協調性)共同研究者や研究メンバーと協力して研究を進めることができる。
6. (創意工夫)内容・方法を自ら考えて研究することができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
効果的なスライドを用いて発表し、関
効 果 的 な ス ライ ド を 用 い て 発 表
スライドを用いた発表により、論文
(C-1)
係者に論文の内容を十分に理解さ
し、関係者に論文の内容を概ね理
の内容を関係者に理解させることが
せることができる。質疑があれば、そ
解させることができる。質疑があ
できない。質疑があっても、それに
の意図を理解して、正確で端的に回
れば、正確に応答できる。
答えられない
ルーブリック評価
答できる。
到達目標項目 2
研究目標に到達するための効率的
研究目標に到達するための手法
研究目標に到達するための手法の
(D-3)
な手法を立案し、その手法が要求を
の立案およびその案の実行がで
立案ができない。期限内に論文等
解決するものであるかを評価して、そ
きる。また、期限内に論文等を完
を完成できず、提出できない。
の案の実行ができる。また、期限内
成し、提出できる。
に論文等を完成し、提出できる。
到達目標項目 3
効率的な研究計画を立案し、それに
研究計画を立案し、それに基づい
研究計画が立案できず、時間配分
(D-3)
基づいて研究を遂行できる。
て研究を遂行できる。
を考慮して研究ができない。
指
針
論文の内容を正確に表していたか。発表会におけるスライド・
発表状況・質疑応答等は適切であったか。
どのように研究を進めたら目標に到達できるかを考えて実行し
たか。デザイン能力は育成されたか。
自ら積極的に行ったか。自ら段取りをつけ、時間配分を考えな
がら研究を行ったか。
研究成果の達成度、論文の内容および体裁等は良好であった
か。関連分野の工学知識を習得し、自主的、継続的に見に付
けることができたか。
研究メンバー間で協調・討議等を行いながら進められたか。共
同実験者と協力し合いながら行なうことができたか。
自らが考えて進めた研究内容・方法があったか。
評価対象
発表
取組
取組
論文等
取組
取組
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
E.
授業計画
授業内容
時間
到達目標
240
学生は全教員が提示したテーマ一覧の中
から各自のテーマを決定し、各教員の指導
のもと、各テーマに応じた理論の学習、実
験装置製作、実験、プログラム開発および
数値解析等を行うことができる。
1.ガイダンスおよびテーマの選択
2.研究(2013 年度テーマ一覧)
・自転車フレームの 3 次元有限要素解析
・衝撃荷重を受ける片持はりの応力解析
・CAE 教材用渦巻きポンプ装置の改良
・らせん水車装置シール部の改良と発電の
試み
・クッキー加工装置の開発
・脳波測定器を用いた自動操作の研究
・持ち運びクレーン機構の開発
・射出成型機用金型の製作
・垂直軸小型風力発電機の変速機構の開
発
・双結晶モデルに生じる不均一変形の粒界
傾斜依存性
・寸法依存性と境界拘束によって生じる不
均一変形の双結晶塑性解析
・バイモーダル構造を有する Cu 材の結晶塑
性解析
・海氷結晶表層におけるブライン量推定の
ためのボロノイダイナミクスシミュレーショ
ン
・非接触三次元形状計測システムの開発
・投てき競技支援ロボットの開発
・機械機構教材の開発
・移動式融雪機の融雪性能と排気特性
・スターリングエンジンの高性能化
・異なる強ひずみ加工法によって作製され
た微細結晶アルミパイプの特性比較
・アルミ薄板の深絞り性向上に及ぼす
ECAR 加工の効果
・板紙の弾塑性挙動に関する異方性の評
価
・レーザーと圧延によるアルミ薄板の接合
・近赤外バイオスペックルを利用したストレ
ス状態の評価に関する研究
・レーザーを利用した粒子径計測における
位相変動誤差に関するシミュレーション研
究
F.
中間発表の準備および中間発表ができ
る。
所定の様式に従って作成した卒業研究論
文および前刷りを期限までに提出できる。
プレゼンテーションソフトウェアを使用して、
論文にまとめた内容を発表できる。
関連科目
機械システム工学科 全科目
旭川高専 2015
教育
プログラム
C-1
D-3
E-1
E-2
E-3
自己点検
計算力学
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
石井 悟
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
3
教育プログラム科目区分
204基礎工学科目④力学系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-1(40%) D-1(30%) D-2(30%)
JABEE基準
cd
JABEE関連
教
補
参
E.
科目コード
M11058
授業項目
選択科目
科 書 名 特に使用しない
助 教 材 特に使用しない
考
書 計算力学入門〔計算工学研究会編、森北〕、材料力学の基礎〔柴田他、培風館〕
A.
教育目標
計算力学とは、従来の理論的研究や実験的研究では、その本質の理解が不十分だった力学現象を計算機の力を借りて解
明する学問分野である。ここでは、これらの解法の中心である差分法と有限要素法について学ぶ。
B.
概要
前半では差分法を用いた微分方程式の解法をプログラミングを通して学ぶ。また、後半には有限要素法の全体的な手順を
説明し、簡単な例題を解くことによって、これらの理解を深める。
6
2.差分法による微分方程式の解法
(1)常微分方程式の境界値問題
(2)偏微分方程式の境界値問題
8
到達目標
代表的な微分方程式と偏微分方程式の
境界値問題が解け、これらの計算プログ
ラムを作成できる。
A-1
D-1
D-2
2
14
数値解法としての有限要素法の位置づ
けが説明できる。また、1 次元・2 次元の
有限要素法の概要が説明できるととも
に、簡単な例題を解くことができる
A-1
D-1
D-2
60
自学自習の時間として、日常の授業のた
めの予習復習時間、理解を深めるための
演習課題の時間および定期試験準備の
ための学習時間を総合して 60 時間とす
る。
A-1
D-1
D-2
(後期末試験)
◆ 自学自習
・ 予習復習
・ 演習時間
・ 定期試験の準備
関連科目
応用数学Ⅰ~Ⅳ、プログラミング基礎、プログラミング応用Ⅰ・Ⅱ、材料力学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
1. 工学分野の問題を数値的に扱う手法を説明でき、それらを計算できる。
2. 差分法や有限要素法を説明でき、それらを使用した問題の計算ができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
工学分野の問題を数値的に扱う手
工学分野の問題を数値的に扱う
工学分野の問題を数値的に扱う手
(A-1, D-1, D-2)
法を説明でき、それらを導き出すこと
手法を説明でき、それらを計算す
法を説明でき、それらを計算するこ
ができる。
ることができる。
とができない。
到達目標項目 2
差分法や有限要素法を説明でき、そ
差分法や有限要素法を説明で
差分法や有限要素法を説明でき、
(A-1, D-1, D-2)
れらを導き出すことができる。
き、それらを使用した問題の計算
それらを使用した問題の計算ができ
ができる。
ない。
ルーブリック評価
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
80
15
95
5
5
専門的能力
分野横断的能力
容
3.有限要素法
(1)有限要素法とは
(2)簡単な骨組構造のマトリクス法
(3)連続体の有限要素法
(4)有限要素法の応用
F.
学習到達目標
教育プログ
ラム
自然現象のモデル化、離散化解析法に
A-1
ついて説明できる。
D-1
D-2
内
(後期中間試験)
学習上の留意点
差分法では応用数学で学んだ微分方程式の解法、また計算機を用いた演習ではプログラミング言語の知識も必要となる。
さらに、有限要素法では必要最低限の弾性学の基礎式を理解する必要がある。
学習到達目標と評価方法
時間
1.計算力学とは
(1)自然現象のモデル化
(2)離散化解析法
C.
D.
授業計画
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
塑性加工学
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
千葉 良一
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
1
教育プログラム科目区分
203基礎工学科目③材料・バイオ系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(60%) D-1(20%) D-2(20%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教
補
参
科目コード
M11059
E.
選択科目
授業計画
授業内容
科 書 名 なし
助 教 材 プリント,DVD
考
書 塑性学と塑性加工(葉山益次郎著,オーム社)
基礎塑性加工学(第2版)(川並高雄ほか,森北出版)
A.
教育目標
身の回りの製品の多く,例えば,自動車・航空機・電子機器は,塑性加工もしくは機械加工により製造されている。これら加
工プロセスの基礎理論を知っておくこととその理論を実際に適用する考え方を身につけることは重要である。本講義では,理
論面では,塑性加工に焦点を当てて概説し,将来,塑性加工に関連する研究,技術に従事するときに必要となるであろう知識
を身につけることを目標とする。
時間
1.塑性加工とは(総論)
2
2.塑性力学の基礎
(1)応力とひずみ
(2)応力とひずみ曲線の数式表示
2
(3)金属の降伏条件
2
(4)応力状態と応力成分
2
(5)静水応力と偏差応力,主応力
2
(後期中間試験)
2
3.塑性加工
(1)押出し加工
2
4
概要
前半に,塑性加工を理解するための基礎となる塑性力学を学んだのち,後半において押出し,引抜き,圧延といった塑性加
工の各論を学ぶ。講義では,私たちの身近にある製品を取り上げ,それらがどのように造られているのか説明を加えながら進
める。また,専門書籍には記載されていない重要事項や記載されていても説明不足の事項について重点的に講義する。
(2)引抜き加工
2
(3)鍛造加工
2
C.
B.
学習上の留意点
単に授業に出席するだけではなく,講義中に疑問を持ったらすぐに質問をするようにして欲しい。細かい事例を覚えるよりも,
塑性加工が製品完成までに占める役割について学ぶよう心掛けること。
D.
学習到達目標
1. 塑性加工法の種類を説明できる。
2. 塑性力学に基づいて,被加工材料に生じる応力とひずみを計算できる。
3. 鍛造,押出し,圧延,引抜き,プレス加工などの特徴を説明できる。
ルーブリック評価
2
(5)圧延加工
2
(6)せん断加工
2
(7)板成形
2
F.
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
塑性加工法の種類を正しく説明でき
塑性加工法の種類を説明できる。
塑性加工法の種類を説明できな
(A-2, D-1, D-2)
る。
到達目標項目 2
塑性力学に基づいて被加工材に生じ
塑性力学に基づき被加工材に生
塑性力学に基づいて被加工材に生
(A-2, D-1, D-2)
る応力とひずみを正しく計算できる。
じる応力とひずみを計算できる。
じる応力とひずみを計算できない。
到達目標項目 3
鍛造,押出し,圧延,引抜き,プレス
鍛造,押出し,圧延,引抜き,プレ
鍛造,押出し,圧延,引抜き,プレス
(A-2, D-1, D-2)
加工などの特徴を正しく説明できる。
ス加工などの特徴を説明できる。
加工などの特徴を説明できない。
各種塑性加工法と塑性力学を関連づけて考 A-2
えることができる。
D-1
D-2
(学年末試験)
◆自学自習
・予習復習
・課題演習
・試験の準備
学習到達目標と評価方法
到達目標
(4)曲げ加工
教育
プログラム
塑性とは何か,塑性加工の目的について理 A-2
解できる。
D-1
公称応力と真応力,公称ひずみと真ひずみ D-2
の違いについて理解できる。
応力とひずみを関係付ける構成式について
理解できる。さらに変形抵抗に影響を及ぼす
因子について理解できる。
材料が塑性変形するための条件について理
解できる。
平面応力,一軸応力,静的釣り合いについて
理解できる。
応力の不変量,塑性仕事について理解でき
る。
到達目標
60
自学自習時間として,日常の授業のための A-2
予習復習時間,理解を深めるための演習課 D-1
題の考察時間,および試験準備のための勉 D-2
強時間を総合したものとする。
関連科目
機械材料学,材料力学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
い。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
40
60
100
基礎的能力
15
15
30
専門的能力
25
40
65
5
5
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
オプトエレクトロニクス
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
M11060
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
5 学年 機械システム工学科
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
横井 直倫
本校の教育目標
機械システム工学科の教育目標
3
2
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-2(40%) D-1(30%) D-2(30%)
JABEE基準
d
JABEE関連
教 科 書 名
補 助 教 材
参 考 書
選択科目
光エレクトロニクス (岡田 龍雄 編著, オーム社)
プリント (資料, 図表など)
光エレクトロニクス入門 (西原 浩, 裏 升吾 共著, コロナ社)
A.
教育目標
光学の基礎である光波の性質, 光導波, 光制御などを学び, さらにそれらを応用した光検出素子, 光メモリ, 光入出力装置
などについての理解を深めるための学問であり,光が有する諸特性を機械計測や機械加工など広範囲の分野に最大限に活
用できる能力を身に付けることを目標とする。
概要
まず, オプトエレクトロニクスを支えるレーザーの基本特性を学び, レーザーとエレクトロニクスの関わり合いについて理解す
る。次に, 光波の基本的性質である屈折, 反射, 偏光などについて学び, これらに基づき光導波, 光制御について理解する。
さらに, 光の諸特性を利用した光検出素子, 光メモリ, 光入出力装置について, それらの構造や応用分野について理解する。
その上で, レーザーによる種々の加工技術やセンシング技術についての知識を深める。
時間
1. オプトエレクトロニクスとは
(1)エレクトロニクスと光
(2)レーザー光の特徴
2
2. 光波の基本的性質
(1) 平面波と偏光
(2) 屈折と反射
(3) 回折現象と干渉現象
(4) 結像作用
(5) コヒーレンスと光のパワー
6
光が電磁波としての波動性を有することを理解
でき, 偏光とは何かを説明できる。
光波の基本特性である屈折と反射を理解でき,
回折現象と干渉現象を説明できる。
レンズによる結像について理解できる。
光の干渉性を表すコヒーレンスについて理解で
き, 光のパワーを計算できる。
測定の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
3. 光ビームの伝搬と制御
(1) ガウスビーム
(2) 平面導波路
(3) 光ファイバ
(4) 光共振器
5
ガウスビームの伝搬, 広がり, 集光などについて
説明できる。
平面導波路による光の伝搬を理解できる。
光ファイバの構造と基本特性を理解できる。
光共振器によるレーザー発振を説明できる。
測定の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
(後期中間試験)
4. 光の検出と光量の計測
(1) 光量の計測と単位
(2) 外部光電効果型素子
(3) 内部光電効果型素子
(4) 画像撮像装置
2
6
光検出器の種類, 感度を説明でき, 光量の検出
に使われる単位系を理解できる。
光電管, 光電子増倍管の構造を説明できる。
フォトダイオードの構造と特性を理解できる。
CCD センサや半導体位置検出素子の構造と基
本特性を理解できる。
測定の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
5. 光メモリ
(1) 光による記録と読み出し
(2) 光メモリ材料,
(3) 記録容量
6. 光入出力装置
3
光ディスクの動作原理を説明できる。
光ディスクを形成する材料を説明できる。
記録容量の改善法について理解できる。
測定の定義と種類を説明できる。
ディジタルカメラ, バーコードリーダー, 電子ディ
スプレイなどの光を利用したデータの入出力装
置について, それらの構造と基本特性を理解で
きる。
測定の定義と種類を説明できる。
A-2
D-1
D-2
7. レーザーのエネルギー応用
2
8. レーザーのセンシングへの応用
2
レーザープロセッシング, レーザーアブレーション
などの加工技術を理解し説明できる。
測定の定義と種類を説明できる。
レーザー分光計測, レーザレーダ, 光ファイバセ
ンサの仕組みを理解し説明できる。
長さ, 角度, 形状の計測方法と計測機器を説明
できる。
A-2
D-1
D-2
A-2
D-1
D-2
自学自習時間として,日常の授業のための予習
と復習の時間,授業で習得した知識の応用によ
る問題解決能力向上のためのレポート・演習の
考察の時間,および定期試験の準備のための勉
強時間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
B.
C.
学習上の留意点
光が, 普段の生活でもなじみの深い CD, DVD などの光メモリや液晶ディスプレイ, ディジタルカメラなどにおいてどのように
使用され役割を果たしているのかを常にイメージしながら学習を進め, オプトエレクトロニクスについての興味・関心を深めても
らいたい。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. 光の屈折,反射,偏光等を説明でき,それらを評価できる。
到達目標
2
2. 計測の理論を説明でき,測定誤差を評価することができる。
3. 長さ,角度,形状の測定方法を説明でき,それらを計測できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
光の屈折,反射, 偏光等を正しく説
光の屈折,反射, 偏光等を説明で
光の屈折,反射, 偏光等を説明でき
(A-2, D-1, D-2)
明でき,それらを導き出せる。
き,それらを評価できる。
ず,それらを評価できない。
到達目標項目 2
計測の理論を正しく説明でき,測定
計測の理論を説明でき,測定誤
計測の理論を説明できず,測定誤
(A-2, D-1, D-2)
誤差を導き出せる。
差を評価することができる。
差を評価することができない。
到達目標項目 3
長さ,角度,形状の測定方法を正しく
長さ,角度,形状の測定方法を説
長さ,角度,形状の測定方法を説明
(A-2, D-1, D-2)
説明でき,それらを導き出せる。
明でき,それらを計測できる。
できず,それらを計測できない。
ルーブリック評価
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
80
10
10
100
80
10
5
95
5
5
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
教育プロ
グラム
エレクトロニクスと光が相互にどのように関わり
A-2
あっているのかを理解でき, オプトエレクトロニク
D-1
スを支えるレーザー光の基本特性を説明できる。
D-2
測定の定義と種類を説明できる。
到達目標
(学年末試験)
◆自学自習
・予習と復習
・レポート
・演習
・定期試験の準備
F.
60
関連科目
応用物理Ⅰ・Ⅱ, メカトロニクスⅠ, センシング工学Ⅰ・Ⅱ
旭川高専 2015
A-2
D-1
D-2
自己点検
文学/文学A
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11037
授業計画
授業内容
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
倉持 しのぶ
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
教育プログラム科目区分
JABEE関連
教育プログラムの学習・教育到達目標
JABEE基準
教
補
参
A.
B.
選択科目
1
・学習の取り組み方や意義・評価法等がわかる。
古事記についての基礎知識
3
古事記を学ぶ上で必要な歴史的知識や古事記の
研究史の概要を理解できる。
・創世神話や国生み、天孫降臨の神話を読み、古
事記上巻の主要な内容を理解できる。・
上巻
・神世七代
・イザナキとイザナミ
・アマテラスとスサノヲ
・スサノヲの大蛇退治
・オホクニヌシ
・天孫降臨と国譲り
・海幸と山幸
教育目標
古典文学を読むことを通じて日本文化の基礎的な知識を身につけ、読解力・鑑賞力を養う。
概要
現存最古の史書である「古事記」について学ぶ。「古事記」に描かれた神話や歴史を読み、その背景にある古代日本人の
世界観や宗教観を知ることで、現代に通じる日本文化の特色について考えること目指す。また、漢字を用いて和文を記すた
めに行われた工夫や、登場する人物の描かれ方、「古事記」に多く含まれる歌謡の果たした役割などを考察することで、「古
事記」の世界にいろいろな角度から迫る。
C.
学習上の留意点
講義ではただ話を聴いてノートを取るだけでなく、自ら積極的に考えて内容と向き合うように心がけてほしい。
D.
学習到達目標と評価方法
到達目標
ガイダンス
1
104一般基礎科目人文系
B-1(10%) B-2(20%) C-1(70%)
adf
科 書 名 『新版古事記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)
助 教 材 プリント等
考
書 『カラー版新国語便覧』(第一学習社)、古語辞典
10
(前期中間試験)
2
中巻
・神武東征
・サホビコとサホビメ
・ヤマトタケル
下巻
・仁徳天皇とイハノヒメ大后
・軽太子と軽大嬢
・雄略天皇
6
神武天皇の東征、垂仁記の反逆譚、景行記の倭
建命の西征・東征などを読み、様々な人物を主人
公とした物語の内容を理解できる。
8
仁徳天皇、雄略天皇をめぐる様々な逸話や、允恭
記の軽太子の物語などを読み、物語において歌謡
の果たす役割について理解できる。
15
講義の予習・復習、レポートの作成、定期試験の
準備のための学習時間を総合したものとする。
◆自学自習
1. 文学的な文章を多角的に鑑賞することができる。
2. 日本文化への理解を深めるとことができる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
文学的な文章を多角的に鑑賞するこ
文学的な文章を鑑賞することがで
文学的な文章を鑑賞することができ
(B-1, B-2, C-1)
とができる。
きる。
ない。
到達目標項目 2
日本文化への理解を十分に深めるこ
日本文化への理解を深めること
日本文化への理解を深めることが
(B-1, B-2, C-1)
とができる。
ができる。
できない。
F.
関連科目
国語 言語表現
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
70
30
100
基礎的能力
50
20
70
20
10
30
専門的能力
分野横断的能力
教育
プログラム
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
(前期末試験)
学習到達目標
到達目標
時間
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
B-1
B-2
C-1
自己点検
哲学
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
石本 裕之
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
104一般基礎科目人文系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(10%) B-2(20%) C-1(70%)
JABEE基準
adf
JABEE関連
達成度評価(%)
科目コード
G11038
選択科目
評価方法
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
合計
80
20
100
基礎的能力
60
10
70
20
10
30
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
E.
授業計画
授業内容
教育目標
さまざまな思想家の考えを学びながら、人間や社会の在り方について考える能力を高める。
時間
到達目標
2
・講義意義や評価法が理解できる。
・課題や授業への取り組み方がわかる。
・哲学への関心を持つことができる。
・哲学を学ぶこと、自ら思考することの意義が
理解できる。
・『荘子』の孔子受難説話8条を指摘すること
ができる。
・受難回想説話4条の特徴が理解できる。
・受難現場説話4条の特徴が理解できる。
・『荘子』の孔子に対する二つの視点を理解す
ることができる。
・『荘子』内篇の特徴を、外篇・雑篇との違いか
ら、大まかに理解することができる。
・『荘子』内篇の孔子説話 11 条を指摘すること
ができる。
・『荘子』の中で孔子が批判されるときの様子
を理解することができる。
・資料配付・説明
・哲学への誘い
B.
概要
人間とは、また自然や社会とはどのようなものであるか。そしてどのようなものであるべきか。これらを古来問い続けてきた
人類の営みが哲学である。
私たちは今、科学技術が高度に発達した豊かな時代に生き、「真の豊かさ」とは何かということを問い返している。政治や経
済、環境や教育など多岐にわたり、社会は尚、というよりますます多くの課題を抱えつつある。その社会の一員である私たちに
は、自ら課題をとらえ、自ら考え、対処してゆくための柔軟な思考能力を養い高めることがますます重要になっている。思考の
主体性を高め、将来にわたり自分に役立つ学びとなるよう期待する。
東洋哲学を主素材とし、視聴覚教材を活用する。導入期などで、西洋哲学や現代の「思想」への誘いも差し加える。
C.
学習上の留意点
「A 科目の教育目標」を達成するための留意点を一言でいえば、「学びて思わざれば則ち罔(くら)し。思いて学ばざれば則
ち殆(あやう)し」(論語)である。
科目内容はむろん「国語」との関連が深いが、授業展開は趣をことにするであろう。
概要にもう少し具体性を持たせて述べよう。
周王朝の権威が衰えた春秋末から戦国にかけての時代は、いわゆる諸子百家によって自由闊達な論争が展開された中国
思想史の黄金時代である。本講義ではその中の儒家(孔子・孟子及び荀子)、道家(老子・荘子)、墨家(墨子)、法家(韓非子)
の思想を概観するとともに、荘子については儒家思想との関係から見つめてみる。
もう少し大きなことも付け加えておこう。
我が国を含め、東洋の社会あるいは国々が今日の形をとるに至るまでの間、さまざまな面で少なからぬ影響をおよぼしてき
た諸思想を学ぶことの意義は小さくはない。のみならず、これからも欧米へ世界へと、我が国から諸情報を発してゆく時にわれ
われがとるべき基本的な立ち構えの一つとして、これら諸思想に通じておくことは大いに価値あることと言えよう。
「補助教材」「プリント」の主なものに、以下を予定している。
・養老猛司『バカの壁』(新潮新書)第四章「万物流転、情報不変」(p.52~86:全 19 節)
・藤原正彦『祖国とは国語』(新潮文庫)冒頭章・同題「国語教育絶対論」(p.12~45)と、同章内の他 10 編
Ⅰ 『荘子』の孔子受難説話
6
A・教材「中国の思想」
B・①諸子 -ア) 諸子概観
・ 諸子 -イ) 墨子・韓非子
Ⅱ-1 『荘子』内篇の孔子 (ⅰ)
6
B・②孔子 -ア
・ 孔子 -イ
・③孟子 -ア
(中間試験)
B ・③孟子 -イ
・④老子 -ア
Ⅱ-3 『荘子』内篇の孔子 (ⅲ)
4
8
B ・④老子 -イ
・⑤荘子 -ア
・ 荘子 -イ
2
・『荘子』内篇の孔子説話 11 条を読み進める
ことができる。
・『荘子』の中で、孔子が道家的な思想の説明
者として描かれるときの様子を理解すること
ができる。
・『荘子』内篇の孔子説話 11 条の全体像を理
解することができる。
・『荘子』の中で孔子が、孔子本来の在り方で
賞揚されるときの様子とその意義を理解する
ことができる。
・『荘子』の孔子に対する視点の諸相を理解す
ることができる。
・孔子の生涯をおおまかにとらえ、その思想の
意義を理解することができる。
学習到達目標
(学年末試験)
◆自学自習
1. 諸子百家、なかんずく「荘子」思想への理解を深めるとことができる。
2. 哲学的に観察すること、文章化することの意義を理解することができる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
『荘子』中の孔子説話を的確に理解
『荘子』中の孔子説話を理解する
『荘子』中の孔子説話を理解するこ
(B-1, B-2, C-1)
することができる。
ことができる。
とできない。
到達目標項目 2
日本文化への理解を十分に深めるこ
日本文化への理解を深めること
日本文化への理解を深めることが
(B-1, B-2, C-1)
とができる。
ができる。
できない。
F.
教育プロ
グラム
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
2
Ⅱ-2 『荘子』内篇の孔子 (ⅱ)
(A・教材「論語」
)
(C・「孔子傳」
)
学習到達目標と評価方法
到達目標
その他
総合評価割合
ガイダンス
D.
小テスト
専門的能力
教 科 書 名 『「荘子」の中の孔子』(響文社)
補 助 教 材 視聴覚教材、プリント。
参
考
書
A.
試験
15
・課題によるレポート
・定期試験・小テストの準備
関連科目
国語 社会 歴史 言語表現
旭川高専 2015
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
自己点検
心理学
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
川俣 甲子夫(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
4
4
教育プログラム科目区分
104一般基礎科目人文系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(100%)
JABEE基準
a
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11039
選択科目
E.
授業計画
授業内容
時間
心理学へのオリエンテーション
2
わたしの心を分析してみる
(自己分析)
2
臨床の心理学
2
感覚と知覚
2
A. 教育目標
① 私たちの日常生活をより深く理解するための知識と観点を身につける
② 一人ひとりが自身の心の働きや動きを体験に基づいて理解する
知覚(閾値の測定体験)
2
認知(思い込み)
2
B.
血液型性格診断の不思議
2
動機付け(お坊さんと俗人の差)
2
記憶のメカニズム
2
パターン認識の実験
(パンデモニアム?)
2
他人と意見が違うとき?
2
自分の判断が周りの人と違うと
き?
2
他者の行動の原因・失敗と成功
2
JABEE関連
教
補
参
科
助
書
教
考
名 使用せず
材 プリント、視聴覚教材
書 現代心理学の基礎と応用 岩本ほか(培風館)
概要
心理学は「こころ」の科学です。私たちが「こころ」を持っていることは、皆さんも納得していると思います。しかし、心理学の歴
史をみると、心理学者自身が「こころはあるのかないのか曖昧すぎる! こんな曖昧なものを科学するのは止めよう」と考えた
時期があります。今でも、「こころって何ですか?」と尋ねられると『ムムム・・』と答えに詰まるかもしれません。
いったいどうやって心を測定したり、研究したりすることができるのでしょうか? 具体的には、「あなたの性格は生まれつき
のものなのか、血液型で判るのか」、「私のこころの奥には、知らない自分が潜んでいるのだろうか」、「網膜に映された逆さま
の景色はなぜ逆さまに見えないのだろうか」、「朝目覚めたときに、自分が昨日の自分と同じだと感じられなくなったら」といった、
いろいろな問題を考えてみようと思います。こういった問題を皆さんとともに議論し、理解を深めていきましょう。
この授業を通して、私たち自身をより深く理解するための知識と観点を身につけるとともに、受講生の皆さん一人ひとりの心
の働きや動きに気づくきっかけとなれば幸いです。
C. 学習上の留意点
・講義終了後に毎回リアクション・ペーパーの提出を求めます。毎回の視聴覚資料に関するものと、当日の授業内容に関する
ものです。 リアクション・ペーパーは評価の対象です。提出されたリアクション・ペーパーは返却します。
・自学自習の課題として、レポートの提出を求めます。授業内で実施した調査や実験に関する報告と、考察を提出します。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
2. 自分の心の働きや動きについて理解することができる
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
様々な知識や観点を身につけ日常
ある程度の知識や観点を身につ
日常の人間の営みについて理解す
(B-1)
の人間の営みについて深く理解する
け、日常の人間の営みについて
るための知識や観点が身について
ことができる
理解することができる
いない
自分の心の働きや動きについて十分
自分の心の働きや動きについて
自分の心の働きや動きについての
に理解できる
理解できる
理解が不十分
(B-1)
2
2
私たちが持っている心理学のイメージや、心理学に
期待するものを、心理学の観点から理解できる
自分自身を対象に、心理学的なテストを実施して考
察を試み、心理学的方法の概略を理解できる
人間の性格を取り上げて、臨床心理学について考
察し、性格理論について理解できる
見たり聴いたり、触ったりすることの心理学的側面
を理解できる
触覚の鋭さを測定し、閾値の概念を理解し、さらに
心理学的測定法を体験することができる
生活する上で体験する間違い(誤解)を、文章記憶
を材料に実験し、スキーマについて理解できる
スキーマや思考のパターン化について、血液型に
よる性格判断を取り上げ、具体的に理解できる
日常の行動を支える動機付けについて、様々な分
類や機能があることを理解できる
人間の知覚・学習・認知(認識や思考)における記
憶の役割を理解できる
パターン認識のモデルを実験的シミュレーションで
体験できる
個人の考え方や意見は、他人と同じではありませ
ん。意見の変化を引き起こす条件を理解できる
集団で行動する時に起きる、意見の食い違いや手
抜き行為を、社会心理学の観点から理解できる
出来事の原因を考えたり、他人の行動の原因を推
測することについて帰属理論によって理解できる
講義で扱った学習内容を質問形式にまとめたり、試
験形式で回答することで、整理することができる
講義内容に沿った心理学的な説明を、筆記試験形
式を通して確認できる
◆自学自習
・レポート等の課題
・定期試験・小テストの準備
15
自学自習時間は、理解を深めるためのレポート課
題、および試験準備のための勉強時間を総合した
もの。
F. 関連科目
現代社会 日本史 世界史 文学 哲学
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
教 育
プログラム
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
B-1
(前期末試験)
1. 日常の人間の営みについて深く理解するための知識や観点を身につけることができる
ルーブリック評価
到達目標項目 2
様々な問題に関連して心理学の説
明を考える(1)
様々な問題に関連して心理学的説
明を考える(2)
到達目標
合計
総合評価割合
40
30
30
100
基礎的能力
40
30
30
100
専門的能力
分野横断的能力
旭川高専 2015
B-1
自己点検
史学/史学B
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11040
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
平野 友彦
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
3
教育プログラム科目区分
104一般基礎科目人文系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(70%) B-2(30%)
JABEE基準
a
JABEE関連
教
補
科
助
参
書
教
考
選択科目
名 使用せず
材 図版、プリント
新北海道史、新旭川市史、『アイヌ民族の歴史と文化』(山川出版社)、『アイヌ
書 民族の歴史』(榎森進、草風館)、『アイヌ民族と日本人』(菊地勇夫、朝日新聞社)
『アイヌの歴史-海と宝のノマド』(瀬川拓郎、講談社)
教育目標
アイヌ民族の歴史は対外交流の歴史でもある。その文化の国際性は本州以南の文化のそれと匹敵する。そこで本講義は
アイヌ民族の歴史と文化を紹介し、アイヌ民族を育んだ北海道の歴史風土の特質について理解することを目的とする。
時間
到達目標
1.アイヌ民族問題の現状
2
2.北海道先住民族の歴史
(1)アイヌ文化の特徴
(2)先住民族の歴史
4
日本における先住民族問題、アイヌ文化振興法
成立の経過について知ることが
できる。
アイヌ文化成立までの歴史的推移を、北海道住
民の周辺地域との交流を中心に概観することが
できる。
3.古代国家と蝦夷
4
4.中世日本と蝦夷・蝦夷島
4
(前期中間試験)
2
5.松前藩の成立とアイヌ社会
B-1
B-1
B-1
6
幕府外交体制の一環に組み込まれた松前藩の
役割と、それによるアイヌ社会への影響について
知ることができる。
B-1
B-2
6.蝦夷地政策の推移とアイヌ社会
6
B-1
B-2
7.旭川とアイヌ民族問題
2
北方問題をめぐる幕府・松前藩の蝦夷地対応の
あり方と、それがアイヌ社会に与えた影響を知る
ことができる。
旭川村成立以降の行政とアイヌ民族との関わり
について知ることができる。
自学自習時間は、理解を深めるためのレポート課
題、および試験準備のための勉強時間を総合し
たもの。
B-1
B-2
B.
学習上の留意点
北海道史についての概説書を一冊でも読んでおくことが望ましい。特にテキストは用いないので講義をきちんと聴き、ノート
をしっかり取ること。試験は、中間・期末の2度行い、ノートやプリントから出題する。レポート課題はよく調べ、参考図書を明記
して提出すること。
ラム
当該期における「蝦夷」用語の意味と古代国家の
蝦夷政策について理解することができる。
蝦夷島と周辺地域との住民による交易状況と、そ
れが蝦夷島住民に与えた影響を理解することが
できる。
A.
概要
プリント、図録等を使い、アイヌ民族形成の経過と本州文化との関わり、アイヌ文化の特徴、アイヌ民族問題の現状などにつ
いて分かり易く説明する。
教育プログ
B-1
B-1
C.
D.
学習到達目標と評価方法
(前期末試験)
◆自学自習
・レポート等の課題
・定期試験・小テストの準備
15
学習到達目標
F.
1. アイヌ文化の歴史、特質について理解できる
到達目標
2. 北海道地域社会の成り立ちについて理解できる
関連科目
現代社会、日本史、地理
3. 北海道を取り巻く国際環境の一端を理解できる
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
アイヌ文化の歴史、特質について、
アイヌ社会の歴史、特質に関する
アイヌ文化の歴史、特質についての
正しく理解することができる
事柄を知ることができる
理解が不十分である
北海道地域社会の成り立ちについ
北海道地域史の成り立ちに関す
北海道地域史の成り立ちについて
て、正しく理解することができる
る事柄を知ることができる
の理解が不十分である
北 海道 を 取り 巻く 国 際環 境 に つ い
北海道を取り巻く国際環境に関す
北海道を取り巻く国際環境について
て、正しく理解することができる
る事柄について知ることができる
の理解が不十分である
(B-1)
到達目標項目 2
(B-1)
到達目標項目 3
(B-1, B-2)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
90
10
100
基礎的能力
90
10
100
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
法学/法学Ⅰ/法学Ⅱ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
谷口 牧子
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
2
教育プログラム科目区分
105一般基礎科目社会系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(30%) B-2(50%) B-3(20%)
JABEE基準
ab
JABEE関連
教
補
参
科
助
書
教
考
名
材
書
E.
科目コード
G11041
授業内容
選択科目
オリエンテーション
Ⅰ法とは何か
Ⅱ憲法概説
Ⅲ刑法概説
Ⅳ行政法概説
教育目標
日常生活を営む上で必要な、法的な基礎知識を習得する。
B.
概要
まず、法律の基礎的な考え方を学び、そのうえで、法体系の概要の基礎を理解できるようにする。
エンジニアに必要不可欠な国際関係法や科学技術関係法の基礎理論にも言及する。
Ⅴ私法関係(財産関係)概説
Ⅵ私法関係(家族関係)概説
Ⅶ労働法関係概説
Ⅷ国際関係法概説
Ⅸ科学技術関係法概説
自学自習
・予習・復習
・課題によるレポート
・定期試験・小テストの準備
学習上の留意点
人類社会は、常に利害が対立する法律問題ばかりである。利害関係を調整するために法規範が存在する。新聞等を読む
習慣を身につけることが望ましい。
F.
学習到達目標と評価方法
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(B-1, B-2, B-3)
到達目標項目 2
(B-1, B-2, B-3)
到達目標項目 3
(B-1, B-2, B-3)
指標と評価割合
到達目標
1
4
2
4
4
社会生活を営むうえで法制度が必要
不可欠であることを理解できる。
憲法の基本的な考え方を理解できる。
刑法の概要を理解できる。
行政法の基礎を理解できる。
B-1
B-2
B-3
4
4
2
3
2
契約を中心とした財産法関係について
理解できる。
家族法概要を理解できる。
労働者の権利について理解できる。
国際関係法の基礎を理解できる。
科学技術関係法の概要を理解でき
る。
B-1
B-2
B-3
15
授業の復習や予習、資料調査や試験
等に向けての準備学習を行うものとす
る。
B-1
B-2
B-3
(学年末試験)
C.
D.
教育
プログラム
時間
(後期中間試験)
法の世界へ 第 6 版(有斐閣)
必要に応じて印刷物を配布する。
講義の中で、適宜紹介する。
A.
授業計画
関連科目
社会、地理、歴史、経済学、政治学、史学、文学、哲学、心理学、日本文化論、知的財産権論
学習到達目標
1.民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。
2.現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解でき
る。
3.技術者を目指す者として各国・各地域での活動において、各国・各地域の文化、慣習などを尊重し、それぞれの
国や地域に適用される関係法令などを守ることができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
民主政治の基本的原理、日本国憲 民主政治の基本的原理、日本国憲 民主政治の基本的原理、日本国憲
法の成り立ちやその特性について 法の成り立ちやその特性について 法の成り立ちやその特性について
十分に理解できる。
理解できる。
理解できない。
現代社会の政治的・経済的諸課題 現代社会の政治的・経済的諸課 現代社会の政治的・経済的諸課題
および公正な社会の実現に向けた 題、および公正な社会の実現に向 および公正な社会の実現に向けた
現在までの取り組みについて十分 けた現在までの取り組みについて 現在までの取り組みについて理解
できない。
理解できる。
に理解できる。
.技術者を目指す者として各国・各地 .技術者を目指す者として各国・各 .技術者を目指す者として各国・各地
域での活動において、各国・各地域 地域での活動において、各国・各 域での活動において、各国・各地域
の文化、慣習などを尊重し、それぞ 地域の文化、慣習などを尊重し、そ の文化、慣習などを尊重し、それぞ
れの国や地域に適用される関係法 れぞれの国や地域に適用される関 れの国や地域に適用される関係法
令などを十分に守ることができる。
係法令などを守ることができる。
令などを守ることができない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
その他
合計
発表
実技
フォリオ
総合評価割合
90
10
100
基礎的能力
90
10
100
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
政治学
科目名
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
谷口 牧子
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
教育プログラム科目区分
JABEE関連
教育プログラムの学習・教育到達目標
JABEE基準
教
補
参
科
助
書
教
考
JABEE科目
E.
科目コード
G11042
選択科目
3
105一般基礎科目社会系
B-1(20%) B-2(60%) B-3(20%)
abd
授業計画
授業内容
時間
1. オリエンテーション
政治学とは何か
2. 東アジア・東南アジアにおける欧米列強
による帝国主義の展開
2
3.冷戦時代の東アジア・東南アジア情勢
名 特に使用しない
材 図版、プリント、地図、新聞等。
書 適宜紹介する。
8
5
(前期中間試験)
A.
教育目標
経済を中心としたグローバル化の進展により、現在、もっとも大きく変容している東アジアおよび東南アジアの政治的状況を
理解できることを目標とする。
到達目標
グローバル化が進展する国際社会
において、政治学を学ぶ意義を理解
できる。
不平等条約下の東アジア・東南アジ
ア諸国の状況を理解できる。
教育
プログラム
B-1
B-2
B-3
実施せず
4.冷戦終結後の東アジア・東南アジア
8
5.現代東アジア・東南アジアの諸課題
7
冷戦終結以降の東アジア・東南アジ
ア諸国の状況を理解できる。
現代東アジアおよび東南アジアが抱
える政治的諸問題を理解できる。
B-1
B-2
B-3
授業の復習や予習、資料調査や試
験等に向けての準備学習を行うもの
とする。
B-1
B-2
B-3
B.
概要
欧米列強による帝国主義の展開により、大半の国々が植民地化あるいは半植民地化した東アジアよび東南アジアの近現
代史を概観したうえで、東アジアおよび東南アジア諸国における現代の政治状況を概観する。
(前期末試験)
C.
学習上の留意点
日本は、現在、資源・食料ともに、その多くを東アジア・東南アジアに依存している。将来、エンジニアとして、アジア諸国勤務
になる可能性も決して否定できない。受講学生は、新聞や書籍を読む等、自らアジアに関する知識を深める必要がある。
D.
◆自学自習
・予習復習
・定期試験の準備
15
学習到達目標と評価方法
F.
学習到達目標
1民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。
到達目標
2資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。
関連科目
現代社会、日本史、世界史、地理、数学、法学、経済学、史学、哲学、文学、心理学、国語、英語、日本文化論
自然科学概論、知的財産権論
3現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
民主政治の基本的原理、日本国憲法
民主政治の基本的原理、日本国憲
民主政治の基本的原理、日本国憲
(B-1, B-2, B-3)
の成り立ちやその特性について十分に
法の成り立ちやその特性について
法の成り立ちやその特性について
理解できる。
理解できる。
理解できない。
到達目標項目 2
資本主義経済の特質や財政・金融な
資本主義経済の特質や財政・金融
資本主義経済の特質や財政・金融
(B-1, B-2, B-3)
どの機能、経済面での政府の役割に
などの機能、経済面での政府の役
などの機能、経済面での政府の役
ついて十分に理解できる。
割について理解できる。
割について理解できない。
到達目標項目 3
現代社会の政治的・経済的諸課題、お
現代社会の政治的・経済的諸課
現代社会の政治的・経済的諸課
(B-1, B-2, B-3)
よび公正な社会の実現に向けた現在
題、および公正な社会の実現に向
題、および公正な社会の実現に向
までの取り組みについて十分に理解で
けた現在までの取り組みについて
けた現在までの取り組みについて
きる。
理解できる。
理解できない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
90
10
100
基礎的能力
90
10
100
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
自己点検
英語特講A/英語特講Ⅰ
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
Wong Sook Pin(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育到達目標 C-2(50%) C-3(50%)
JABEE基準
f
JABEE関連
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11043
選択科目
E.
授業内容
教 科 書 名 None
補 助 教 材 Handouts
参
考
書 A bilingual dictionary (English-Japanese and Japanese-English) or an
equivalent electronic dictionary
A.
教育目標
To have confidence when communicating in English.
B.
到達目標
1. Expressing oneself
 Ice-breakers
 Introduction
 Classroom phrases
2. Common phrases I
 Listening drill (1)
 Expressing one’s opinions
 How do you spend your day?
2
To be able to introduce one self and interact
with the teacher and friends using some
simple classroom phrases
2
3. Common phrases II
 Listening drill (2)
 Advice, invite and encourage
 What do you do for fun?
2
4. Preparation for role play
 Listening drill (3)
 Draft and practice role play
2
5. Presentation I (10%)
 Role play in class (graded)
2
6. Traveling
 Listening drill (4)
 How was your vacation?
2
7. Culture and places
 Listening drill (5)
 Food and culture
 Ordering at a restaurant
2
8. Sightseeing
 Hotel reservation
 Travel problems
9. Preparation for role play
 Draft and practice role play
2
10. Presentation II (20%)
 Role play in class (graded)
2
11. Health issues
 A healthy lifestyle
 Common health problems
12. At the Doctor’s office
 A doctor’s appointment
 The benefits of exercise (1)
2
To be able to use some common daily
expressions to agree or disagree, and
practice telling one’s daily routine.
Listening: to be able to get used to
natural conversational flow and speed
To be able to use some common daily
expressions to advice, invite and
encourage and practice telling one’s
hobbies and interests
Listening: to be able to get used to
natural conversational flow and speed
To be able to apply some common daily
expressions to agree and disagree,
advice, invite and encourage in a
role-play
Listening: to be able to get used to
natural conversational flow and speed
Students are able to present a role-play
with a natural flow without looking at
the draft
To be able to use some basic travel
phrases when traveling abroad
Listening:
To
acquire
better
understanding of a native conversation
To be exposed to different culinary
cultures, and able to order food when
traveling abroad
Listening:
To
acquire
better
understanding of a native conversation
To be able to make a simple hotel
reservation and address different travel
problems
To be able to use some simple
sight-seeing questions and phrases
when visiting a new place
To be able to present fluently a role-play
on sight-seeing without looking at the
draft
To be able to name some coommon
health problems and symptoms
学習上の留意点
Students are expected to be punctual and participate in pair or group work during class. If
students have to be absent, it is crucial to check with the lecturer or classmates to catch up with the
missed course work before the next class. There will be not makeup for exams or presentations.
D.
時間
概要
The class will focus on speaking, and class activities will be conducted in pairs or small groups.
The students are required to participate in role play projects and class discussions, helping students to
share and express their ideas more effectively.
C.
授業計画
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. To gain a positive attitude toward communication through English language
到達目標
2. To gain basic and practical communication skills in understanding and explaining everyday
events with a fair level of adequacy, fluency, and promptness
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(C-2, C-3)
到達目標項目 2
(C-2, C-3)
理想的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
A positive attitude toward
Some
communication through English is
attitude toward communication
degree
of
positive
A
communication through English
positive
attitude
toward
sufficiently gained
through English is gained
is not gained
Being able to show basic and
Being able to show some basic
Being unable to show any basic
practical communication skills
and practical communication
and practical communication
in understanding and explaining
skills in understanding and
skills in understanding and
everyday events with a fair level
explaining everyday events
explaining everyday events
of adequacy, fluency, and
with a limited level of
promptness
adequacy, fluency, and
promptness
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
指標と評価割合
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
60
10
30
100
基礎的能力
50
10
20
80
10
20
専門的能力
分野横断的能力
10
2
2
To be able to describe one’s common
sickness at a doctor’s office. To be able
to discuss the benefits of exercise in
simple terms
教育
プログラム
C-2
C-3
C-2
C-3
自己点検
授業内容
時間
到達目標
13. Dealing with stress (1)
 The benefits of exercise (2)
2
14. Dealing with stress (2)
 Mental health
15. Review
2
To be able to discuss the benefits of
exercise in simple terms and how one
deals with stress
To be able to learn about the importance
of stress-relief and a healthy mind.
To be clear about the final exam,
reviewing topics about traveling and
health issues
2
教育
プログラム
(前期末試験)Final exam (60%)
◆ 自学自習
15
C-2
C-3
・Preparation and review
・Preparation for the presentations
F.
関連科目
英語特講 B/Ⅱ
旭川高専 2015
自己点検
英語特講B/英語特講Ⅱ
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
Wong Sook Pin(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育到達目標 C-2(50%) C-3(50%)
JABEE基準
f
JABEE関連
教
補
参
A.
JABEE科目
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11044
選択科目
E.
授業内容
科 書 名 None
助 教 材 Handouts
考
書 A bilingual dictionary (English-Japanese and Japanese-English) or an equivalent
electronic dictionary
教育目標
To have confidence when communicating in English
B.
概要
The class will focus on speaking, and class activities will be conducted in pairs or small groups.
The students are required to participate in role play projects and class discussions, helping students to
share and express their ideas more effectively.
C.
学習上の留意点
Students are expected to be punctual and participate in pair or group work during class. If
students have to be absent, it is crucial to check with the lecturer or classmates to catch up with the
missed course work before the next class. There will be not makeup for exams or presentations.
D.
授業計画
学習到達目標と評価方法
時間
1. Expressing oneself
 Ice-breakers
 Classroom phrases
2
2. Common phrases I
 Talking about school, teachers
and grades
2
To be able to use some common daily
expressions to agree or disagree along
with some simple description about one’s
student life
3. Common phrases II
 TOEIC listening drills
 Encourage and advice
2
4. Preparation for role play
 TOEIC listening drills
 Pair assignment, draft and
practice for role play
2
5. Role play presentation
 Presentation (20% of final grae)
2
6. Traveling
 TOEIC listening drills
 Names of countries/ capitals
 Hotel reservation / travel
problems
2
To be able to use some common daily
expressions to advice and encourage
when a friend is in trouble
Listening: to be able to get used to
natural conversational flow and speed
To be able to apply some common daily
expressions to agree, disagree, advice,
invite and encourage in a role play
situation
Listening: to be able to get used to
natural conversational flow and speed
Students are able to present a role-play
with a natural flow without looking at
the draft
To be able to say the names of some
countries and their capitals, make a
hotel reservation and address some
travel problems
到達目標
2.
To gain basic and practical communication skills in understanding and explaining everyday
events with a fair level of adequacy, fluency, and promptness
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(C-2, C-3)
到達目標項目 2
(C-2, C-3)
理想的な到達レベルの目安
理想的な到達レベルの目安
理想的な到達レベルの目安
A positive attitude toward
Some degree of positive
A positive attitude toward
communication through English is
attitude toward communication
communication through English
sufficiently gained.
through English is gained.
is not gained.
7. Sightseeing –
Ordering at a restaurant
Preparing for the midterm exam
Being able to show basic and
Being able to show some basic
Being unable to show any basic
2
practical communication skills
and practical communication
and practical communication
in understanding and explaining
skills in understanding and
skills in understanding and
everyday events with a fair level
explaining everyday events
explaining everyday events
of adequacy, fluency, and
with a limited level of
promptness
adequacy, fluency, and
promptness
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
指標と評価割合
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
60
10
30
100
基礎的能力
50
10
20
80
5
15
5
5
専門的能力
汎用的技能
態度・志向性(人間力)
10
( 中 間 試 験 ) Midterm exam (20% of
final grade)
8. Public speaking I
 TOEIC listening drills
 Speaking in front of an audience
To be able to introduce one self and interact
with the teacher and friends using some
教育
プログラム
C-2
C-3
simple classroom phrases
学習到達目標
1. To gain a positive attitude toward communication through English language
到達目標
To be able to order food at a fast-food
chain and a restaurant when traveling
abroad
To be clear about the midterm exam
2
2
To be able to discuss and practice how to
be an effective presenter
9. Public speakingII
 TOEIC listening drills
 Planning and drafting speeches
2
To be able to discuss and practice how to
be an effective presenter
10. Speech/presentation
 Presentation (10% of final grade)
2
To be able to deliver a speech or make a
presentation in class.
C-2
C-3
自己点検
授業内容
時間
到達目標
11. Global warming(1)
 Watch An Inconvenient Truth
 Discussion
2
To be able to discuss about the causes
and the dire consequences of global
warming.
12. Global warming(2)
 TOEIC listening drills
 Watch An Inconvenient Truth
 Discussion
2
To be able to discuss about the causes
and the dire consequences of global
warming.
13. Renewable energy
 TOEIC listening drills
 Discussion
2
To be able to discuss the benefits of
renewable energy and an ecological and
green life-style.
14. Sustainable living
 TOEIC listening drills
 Discussion
1
To be able to discuss the importance and
benefits of sustainable living.
15. Review
 Prepare for final exam
1
To be clear about the final exam.
教育
プログラム
C-2
C-3
(学年末試験)Final exam (40% of final grade)
◆ 自学自習
15
C-2
C-3
・Preparation and review
・Preparation for the presentations
F.
関連科目
英語特講 A/Ⅰ
旭川高専 2015
自己点検
第Ⅱ外国語A/第二外国語Ⅰ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11045
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
権 順姫(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育到達目標 C-2(50%) C-3(50%)
JABEE基準
f
JABEE関連
教
補
参
選択科目
第1課~第7課(文字編)
文字と発音、単語の表記
第8・9課(文字編)
特定綴の発音の変化
科 書 名 しっかり韓国語 (村上祥子、室屋正史)
助 教 材 適宜プリント
考
書 特になし
A.
教育目標
隣国である韓国を理解し、また交流の助けとなるよう、韓国語についての知識を養う。ハングル文字が読め、簡単な会話が
できるようになることを目指す。
B.
概要
授業の前半はテキストに基づいて、文字の習得を中心に講義し、日本語との比較によって理解を助ける。後半は演習方式
で実際にハングル文字を書き、発音や日常会話の練習を行う。適宜ドリルプリントを用いる。
時間
10
3
到達目標
ハングルの文字と発音を知る。
自分の名前が書けるようになる。
綴られる子音と母音により変化する発音を覚え
る。
日本語の発音の特徴とハングルの表記を理解す
る。
第 10 課(文字編)日本語のハングル表記
1
(前期中間試験)
1
第 11・12・13 課(基本文編)
事項紹介、数詞、語尾、終止形
7
韓国語の基本文型、助詞を覚える。
第 14・15・16・17 課 体言の否定、曜日
8
曜日や時刻、予定が言える。
◆自学自習
・復習(文字に熟達する)
・定期試験の準備(単語熟語の復習)
F.
15
新しい文字と言葉を学習するので復習が必須
関連科目
学習上の留意点
積極的に参加すること。声を出して練習することは語学学習上非常に効果的なので、大きい声で発音すること。また特に復
習を勧めるが、その際も自分の声を確認するつもりで音読するのが効果的である。
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
1.
ハングル文字が読め、簡単な会話ができるようになる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
ハングル文字が読め、簡単な会話が
ハングル文字が読め、簡単な会
ハングル文字が読め、簡単な会話
できるようになる。
話がほぼできるようになる。
ができるようにならない。
(C-2, C-3)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
60
20
10
10
100
基礎的能力
50
20
10
10
90
専門的能力
分野横断的能力
10
C-2
C-3
C-2
C-3
C-2
C-3
C-2
C-3
C-2
C-3
(前期末試験)
C.
D.
教育
プログラム
10
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
C-2
C-3
自己点検
第Ⅱ外国語B/第二外国語Ⅱ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11046
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
権 順姫(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育到達目標 C-2(50%) C-3(50%)
JABEE基準
f
JABEE関連
教
補
参
選択科目
入門知識(文字編)
文字と発音 単語表記
発音の変化(文字編)
連音化、激音化、鼻音化
第 1 課自己紹介
国、職業
(後期中間試験)
第2課
位置・動作・家族
第3課
数字、買い物、時間
科 書 名 プリント配布
助 教 材 適宜プリント
考
書 特になし
A.
教育目標
隣国である韓国を理解し、また交流の助けとなるよう、韓国語についての知識を養う。ハングル文字が読め、簡単な会話が
できるようになることを目指す。
B.
概要
授業の前半は、文字の習得を中心に講義し、後半は場面を設定し、テーマを中心とした内容で、書き取り、読み取り、聞き取
りをバランスよく習得する。
C.
D.
時間
到達目標
ハングルの文字と発音を知り、自分の名前が書け
る。
実際の発音は文字通りでない場合もあることを知
り、その変化を理解する。
自己紹介の様々な場面を想定し、必要な語彙や、
言い方や聞き取りに慣れる。
C-2
7
教室、家、部屋、町のどこに何があるのか表現
し、聞き取る。
C-2
8
漢数と固有数の使い分けを覚える。
15
新しい文字を学習するので復習が必須。
6
4
4
◆自学自習
・復習(文字に熟達する)
・定期試験の準備(絵復習)
F.
関連科目
学習到達目標
ハングル文字が読め、簡単な会話ができるようになる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
ハングル文字が読め、簡単な会話が
ハングル文字が読め、簡単な会
ハングル文字が読め、簡単な会話
できるようになる。
話がほぼできるようになる。
ができるようにならない。
(C-2, C-3)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
60
20
10
10
100
基礎的能力
50
20
10
10
90
専門的能力
分野横断的能力
10
C-2
C-3
C-2
C-3
C-3
C-2
C-3
(学年末試験)
学習到達目標と評価方法
1.
C-3
1
学習上の留意点
テキストを使用しないため、特に書き取りが大変重要である。声を確認するつもりで音読するのが効果的である。
到達目標
教育
プログラム
10
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
C-2
C-3
自己点検
数学特講
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11047
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
長岡 耕一・降旗 康彦
本校の教育目標
一般理数科の教育目標
3
2
教育プログラム科目区分
101一般基礎科目数学系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-1(100%)
JABEE基準
c
JABEE関連
選択科目
1.微分積分
(後期中間試験)
教 科 書 名 オリジナルテキスト
補 助 教 材 プリント等
参
考
書
A.
教育目標
4年生の前期までに学んだ数学(微分積分・線形代数など)や応用数学についての講義・演習を通じて、工学において重要
である数学を再確認することを第一の目標とする。また、これまでは授業時間の関係で省略されてきている項目のうち、重要
である項目について積極的に学び、新しい知識を得ることを目標とする。
B.
概要
前半は、4 年生の前期までに学んだ数学・応用数学に関する復習を行う。その際に大学編入学試験問題の紹介・演習も行
う。
後半は、まず、近年理科系で必要とされる数学の分野として「整数に関する性質」を扱う。これは高校においても扱われてい
るので、基礎的な事柄を紹介する。次に「線形代数」の分野では重要であるが、応用数学の時間には扱われなかった項目(教
科書によっては「発展」「研究」として紹介されている)を扱う。
時
間
2
4
2
2
4
到達目標
1.双曲線関数の性質と応用
2.微分方程式(完全微分形、変数変換、定数変化法)
3.広義積分とガンマ関数
4.重積分の変数変換(ヤコビアン)
5.級数の収束と e の定義、オイラーの公式
2
2.代数
3.線形代数
2
8
4.演習
4
・整数の性質(ユークリッドの互除法など)
・行列(三角化、スペクトル分解など)
・ベクトル空間(部分空間、基底など)
・線形写像(像と核など)
・演習
A-1
自学自習時間として、日常の授業のための予習復習時
間、理解を深めるための演習課題の考察・レポート作成
の時間および定期試験の準備のための勉強時間を総
合したものとする。
A-1
(学年末試験)
◆自学自習
15
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
F.
関連科目
3年までの数学全て、応用数学Ⅰ、Ⅱ
C.
学習上の留意点
卒業後に進学を予定している学生に対する授業であるため、数学に関して一定レベル以上の力を持っていることが前提とな
る。したがって、4年生前期までの数学を理解していることが望まれる。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
1. 微分・積分に関わる応用について理解する。
到達目標
2. 線形代数に関わる応用について理解する。
3. 整数に関わる応用について理解する。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(A-1)
到達目標項目 2
(A-1)
到達目標項目 3
(A-1)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
微分・積分についての応用問題を解
微分・積分についての簡単な応用
微分・積分についての簡単な応用
くことができる。
問題を解くことができる。
問題を解くことができない。
線形代数についての応用問題を解く
線形代数についての簡単な応用
線形代数についての簡単な応用問
ことができる。
問題を解くことができる。
題を解くことができない。
整数についての応用問題を解くこと
整数についての簡単な応用問題
整数についての簡単な応用問題を
ができる。
を解くことができる。
解くことができない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
80
20
100
80
20
100
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
教育
プログラム
A-1
旭川高専 2015
自己点検
物理特講
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
岡島 吉俊
本校の教育目標
一般理数科の教育目標
3
2
教育プログラム科目区分
102一般基礎科目自然科学系
教育プログラムの学習・教育到達目標 A-1(100%)
JABEE基準
c
JABEE関連
教
補
参
A.
JABEE科目
合計点数が 60 点以上で単位修得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11048
選択科目
E.
授業内容
ガイダンス
科 書 名 高田健次郎著 「わかりやすい量子力学入門」 丸善出版
助 教 材
考
書 物理Ⅱ(東京書籍),物理学基礎(第4版)(学術図書出版社)
教育目標
これまでに学んできた物理や化学を元にして,ミクロの世界を支配する物理法則である量子力学の基礎を学ぶ。
B.
概要
量子力学によって初めて正確に理解される現象が,工学においても数多く利用されている。ミクロの世界を支配する量子力
学の重要性は,今後もますます高くなっていく。従って,技術者も量子力学の基礎を理解しておく必要がある。
この授業では,量子力学が組み立てられるまでの経緯や量子力学の基本的な考え方を学び,将来,より詳細に量子力学を
学ぶための基礎を身に付ける。
C.
学習上の留意点
数学を用いた計算によって定量的な答えを得ることも重要であるが,むしろ,量子力学における考え方をできるだけ正確に
理解することに重点を置く。従って,授業では言葉による説明が多くなる。量子力学を”知りたい”,”理解したい”という意欲を
持って授業に臨み,試行錯誤して”考える”ことが重要である。物理Ⅰ,物理Ⅱ,応用物理Ⅰ,応用物理Ⅱや,各学科の専門
科目の中で学んだ物理学に関係する基礎的知識を前提とするが,それらの復習も簡単に扱う。成績評価には「定期試験」や
「課題」などの他に「授業ノート」を加えるので留意すること。
D.
授業計画
時間
4
・ミクロの世界につながる様々な観測事実を
理解できる。
・ミクロの世界では物質も電気も不連続であ
ることが理解できる。
(2)原子の構造
1.放射線の種類とその正体
2.原子の中の電子
3.原子模型と原子核
5
・原子による放射線の散乱から,原子内の電
子数や原子の内部構造が分かることが理解
できる。
(3)光の粒子の発見
1.分子運動と比熱
5
・物体の熱容量と比熱について理解してい
る。
・気体や固体の比熱を定量的に扱い,古典論
ではうまく説明できない問題点について理解
できる。
1
(3)光の粒子の発見
2.空洞放射とエネルギー量子
4
・空洞放射を定量的に扱うと,エネルギー量
子の存在が明らかになることを説明できる。
・ミクロの世界ではエネルギーも不連続であ
ることが理解できる。
(4)電子と波
1.ボーアの量子論
2.電子の波動性
5
(5)量子力学入門
1.粒子性と波動性の二重性
2.波動力学
5
・クーロンの法則を用いて,電子と原子核の
間にはたらく静電気力を求めることができ
る。
・等速円運動をする電子の速度,角速度,加
速度,向心力に関する計算ができる。
・力学的エネルギー保存則について理解し,
様々な物理量の計算に利用できる。
・量子条件を仮説として付け加えることによ
り,水素原子内の電子の安定性が理解でき
ることを説明できる。
・電子の波動性について説明できる。
・量子力学の基本原理について説明できる。
・量子力学における波動関数と物理量につい
て説明できる。
学習到達目標
2. 身の回りの現象に対し,量子力学を用いて考えることができる。
3. 量子力学に関する代表的な現象について,数式を用いて表現することができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
量子力学が組み立てられた経緯に
量子力学が組み立てられた経緯
量子力学が組み立てられた経緯に
ついて詳しく説明することができる。
について考えることができる。
ついて考えることができない。
身の回りの現象に対し,量子力学を
身の回りの現象に対し,量子力学
身の回りの現象に対し,量子力学を
用いて深く考えることができる。
を用いて考えることができる。
用いて考えることができない。
到達目標項目 3
量子力学に関する代表的な現象に
量子力学に関する代表的な現象
量子力学に関する代表的な現象に
(A-1)
ついて,数式を用いて表現し, 解く
について,数式を用いて表現する
ついて,数式を用いて表現すること
ことができる。
ことができる。
ができない。
到達目標項目 1
(A-1)
到達目標項目 2
(A-1)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
70
15
15
100
基礎的能力
50
15
10
75
専門的能力
20
分野横断的能力
20
5
A-1
A-1
(前期中間試験)
1. 量子力学が組み立てられた経緯について理解を深めることができる。
ルーブリック評価
教育プロ
グラム
1
(1)マクロの世界とミクロの世界
1.物質と原子,分子
2.電気と電子
学習到達目標と評価方法
到達目標
到達目標
A-1
(前期末試験)
◆自学自習
・予習復習のための課題
・小テスト・定期試験の準備
F.
15
自学自習時間として,授業の予習復習のた
めに課された課題の時間と,小テスト・定期
試験の準備のための勉強時間を総合して 15
時間。
関連科目
物理Ⅰ,物理Ⅱ,応用物理Ⅰ,応用物理Ⅱ,応用物理実験,化学Ⅰ,化学Ⅱ,数学
5
旭川高専 2015
A-1
自己点検
一般教養特別講義A
科目名
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
片山 晴夫(非常勤講師)
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
教育プログラム科目区分
JABEE関連
教育プログラムの学習・教育到達目標
JABEE基準
教
補
参
JABEE科目
E.
科目コード
G11049-1
選択科目
1
104一般基礎科目人文系
B-1(90%) B-2(10%)
a
授業計画
授業内容
時間
到達目標
1.「文学のことば」とはどのようなもので
あるかを、具体的に理解する
2.近代小説を読む
(1)国木田独歩「春の鳥」
(2)谷崎純一郎「刺青」
(3)有島武郎「カインの末裔」
2
「文学のことば」と日常の言語活動の中で使
われていることばとの差異を知る
「教育目標」に示した項目に即して、それぞれ
の作品本文を読み解いていく
(前期中間試験)
(4)芥川龍之介「蜃気楼」
(5)梶井基次郎「檸檬」
(6)太宰治「魚服記」
(7)志賀直哉「灰色の月」
科 書 名 プリント[小説本文]を配布する
助 教 材 特にありません
考
書 平岡敏夫『〈夕暮れ〉の文学史』(おうふう 2004) 沼野光義『世界文学から 世界
文学へ』(作品社 2012)他
4
4
4
1
5
2
4
4
「教育目標」に示した項目に即して、それぞれ
の作品本文を読み解いていく
15
自学自習時間は、講義の予習・復習、自らテ
キストを読み込む課題演習、および試験準備
のための学習時間を総合したものとする。
(前期末試験)
A.
教育目標
1 小説本文を読み解きながら、日本の近代文学の内実を知るとともに、「文学のことば」への理解と関心を深める。
2 時代や社会の様相を確かめながら、人物表象(登場人物)の心理や言動を読み解く。
3 文学作品を読むことはどのような行為であるかを習得しつつ、意欲的に楽しんで読書する態度を養う。
◆自学自習
・予習・復習
・課題演習
・定期試験の準備
B.
概要
日本近代文学の骨格を成している小説作品を読み解き、日本の近代小説の成立過程と多様性を習得する。この授業
では、以下の7作品を教材とする。
国木田独歩「春の鳥」 谷崎純一郎「刺青」 有島武郎「カインの末裔」 芥川龍之介「蜃気楼」
梶井基次郎「檸檬」 太宰治「魚服記」 志賀直哉「灰色の月」
F.
C.
学習上の留意点
1 この授業の中で、「小説とはどのような文学であるか」、「文学のことばの特徴はなにか」を「発見」してほしい。
2 講義はただ聴いてそれをノートするだけでなく、扱われた素材に自ら関心を持ち、学習した項目を有機的に繋げて理解
できるよう心がけることが期待される。考えることとは様々な知識を必要に応じて頭の中で組み合わせ、それを活用で
きる能力のことである。評価は筆記試験によって、受講生が講義の中でどれだけ思考したかを測定するような出題を予
定している。
D.
学習到達目標と評価方法
関連科目
国語、日本史、文学
学習到達目標
到達目標
1. 文学的な文章を多角的に鑑賞することができる。
2. 日本文化への理解を深めることができる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
文学的な文章を多角的に鑑賞するこ
文学的な文章を鑑賞することがで
文学的な文章を鑑賞することができ
とができる。
きる。
ない。
日本文化への理解を十分に深めるこ
日本文化への理解を深めること
日本文化への理解を深めることが
とができる。
ができる。
できない。
(B-1, B-2)
到達目標項目 2
(B-1, B-2)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
教育
プログラム
B-1
B-2
合計
総合評価割合
50
50
100
基礎的能力
50
50
100
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
旭川高専 2015
B-1
B-2
自己点検
一般教養特別講義A(外国文学)
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
G11049-2
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
本荘忠大・非常勤講師
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
104一般基礎科目人文系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(40%) B-2(30%) C-3(30%)
JABEE基準
a
JABEE関連
教
補
参
選択科目
時間
イントロダクション
2
Chapter 1.
Louisa May Alcott
3
Little Women
科 書 名 Let's Learn English from American Literature (南雲堂)
助 教 材 必要に応じてプリントを配布する。
考
書 『フォレスト 総合英語』(桐原書店)を随時参照することを勧める。
教育目標
19 世紀から 20 世紀初頭にかけての時期を代表するアメリカ作家による作品を鑑賞する。その際に重要な語彙,熟語,文法
を正確に理解しながら英文を深く読み込む訓練を行うことにより,英語力も養成する。と同時に作家の経歴や作品の背景を成
すアメリカ文化についての理解を深める。
Chapter 2.
Sherwood Anderson
“Paper Pills”
3
Chapter 3.
Henry James
3
A.
The Daisy Miller
B.
概要
作品の背景となる作家の経歴や歴史的背景を踏まえながら,テクストに収録された作品の一部を丁寧に読む。その際に,
物語全体の内容やそれぞれの作品にどのような分析や評価が行われてきたかについても注目する。また各章に用意された
Exercises を解くことにより,内容の詳細な部分について理解を深める。
Chapter 4.
Charlotte Perkins Gilman
“The Yellow Wallpaper”
3
(後期中間試験)
Chapter 5. 6.
O. Henry
“After Twenty Years” (I) (II)
1
6
Chapter 7.
Kate Chopin
4
C.
学習上の留意点
テクストに掲載されている英文は,難解な文も含まれているが,あらかじめ読んでおき,Exercises にもできる限り挑戦して
みること。また未知語については英英辞書を引いて意味を調べることを薦める。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
1. 毎分 100 語程度の速度で平易な物語文などを読み,その概要を把握できる。
2. 毎分 120 語程度の速度で物語文や説明文などを読み,その概要を把握できる。
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
毎分 100 語程度の速度で平易な物
毎分 100 語程度の速度で平易な
毎分 100 語程度の速度で平易な物
(B-1, B-2, C-3)
語文などを読み,その概要を把握で
物語文などを読み,その概要をほ
語文などを読み,その概要を把握で
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
The Awakening
きる。
ぼ把握できる。
きない。
到達目標項目 2
毎分 120 語程度の速度で物語文や
毎分 120 語程度の速度で物語文
毎分 120 語程度の速度で物語文や
(B-1, B-2, C-3)
説明文などを読み,その概要を把握
や説明文などを読み,その概要を
説明文などを読み,その概要を把
できる。
ほぼ把握できる。
握できない。
Chapter 8. 9.
F. Scott Fitzgerald
The Great Gatsby (I), (II)
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
5
課題
積極性
指標と評価割合
成果品
ポート
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
65
30
5
100
基礎的能力
65
30
5
100
専門的能力
分野横断的能力
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
(前期末試験)
◆自学自習
・予習復習(語彙を覚えるなど)
・小テスト・定期試験の準備
・e-Learning 学習
F.
15
教育プロ
グラム
アメリカ文学とアメリカ文学研究の概要につ
B-1
いて理解することができる。
B-2
C-3
ルイザ・メイ・オールコットの経歴と『若草物
B-1
語』の粗筋を踏まえた上で,母親に送るクリス
B-2
マスプレゼントを巡って子どもたちが意見を出
C-3
し合う場面を読み,南北戦争を背景として描
き出されるアメリカの家庭像や家庭生活につ
いて考えることができる。
シャーウッド・アンダーソンの経歴と「紙玉」の
B-1
粗筋を踏まえた上で,リーフィー医師と少女
B-2
C-3
が出会った後の場面を読み,見た目だけでは
分からない人間の本質について考えることが
できる。
ヘンリー・ジェイムズの経歴と『デイジー・ミラ
B-1
ー』の粗筋を踏まえた上で,ウィンターボーン
B-2
がデイジーと出会い,彼女に興味を持つ場面
C-3
を読み,当時のヨーロッパとアメリカの文化的
な差異について考えることができる。
シャーロット・パーキンズ・ギルマンの経歴と
B-1
「黄色い壁紙」の粗筋を踏まえた上で,女性
B-2
が療養のために部屋に閉じ込められた後,壁
C-3
紙の模様の中にはい回っている女性の姿を
発見する場面を読み,女性に対して歴史的に
付与されてきた意味について考えることがで
きる。
到達目標
オー・ヘンリーの経歴について踏まえた上で,
ボブとジミーふたりの男性を描くこの短編全
体を精読することにより,物語のテーマにつ
いて深く考えることができる。
ケイト・ショパンの経歴と『目覚め』の粗筋を踏
まえた上で,エドナの自立への気持ちが強ま
る場面を読み,当時の女性が抱いていた不
満や苦悩について考えることができる。
F. スコット・フィッツジェラルドの経歴と『グレ
ート・ギャッツビー』の粗筋を踏まえた上で,ニ
ックがイーストエッグにあるトムとデイジーの
家を訪れた時の場面とギャッツビーがデイジ
ーを自宅でのパーティーに招いた場面を読
み,ギャッツビーが追い求めた夢について考
えることができる。
B-1
B-2
C-3
日常の授業のための予習・復習,内容理解
のためのリーディング,小テスト,定期試験の
準備に当てる勉強時間を自学自習時間とし
て総計 30 時間とする。
B-1
B-2
C-3
関連科目
旭川高専 2015
B-1
B-2
C-3
B-1
B-2
C-3
自己点検
一般教養特別講義B/哲学(西洋哲学)
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 後期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
信木 晴雄(非常勤講師)
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
4
4
教育プログラム科目区分
104一般基礎科目人文系
教育プログラムの学習・教育到達目標 B-1(10%) B-2(20%) C-1(70%)
JABEE基準
adf
JABEE関連
教
補
合計点数が 60 点以上で単位習得となる。その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの
学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
科目コード
G11050
選択科目
E.
授業内容
科
助
参
授業内容
書 名 使用しない
教 材 プリント
『ソクラテス以前の哲学者たち』(カーク、レイヴン、スコフィールド著、京都大学学術
出版会)『西洋哲学史』(原佑、井上忠、杖下隆英、坂部恵著、東京大学出版会)
『科学思想のあゆみ』(シンガー著、岩波書店)『科学の歴史』上・下(メイスン著、岩
考
書 波書店)『宇宙論全史』(ローゼン、モッツ著、平凡社)『科学革命の構造』(クーン
著、みすず書房)『科学革命の歴史構造』上・下(佐々木力著、岩波書店)『閉じた世
界から無限宇宙へ』(コイレ著、みすず書房)『天球回転論』(コペルニクス著、みす
ず書房)『宇宙論への招待』(佐藤文隆著、岩波書店)
教育目標
近代科学の方法論の基盤には人間論と密接につながる宇宙論が見出され、それは西洋のヒューマニズムによって伝えられ
てきた。そこでこのような知識とはどのようにして得られるのかという問題について西洋哲学の流れに即して統一的に理解する
ことを目標とする。
時間
到達目標
オリエンテーション
(1)ヨーロッパ哲学の 2 大源流として
の前期ソクラテスの哲学者たち
(2)合理主義と神秘主義の長所と短所
プラトンの哲学
(1)イデア論
(2)対話篇『テイマイオス』の宇宙生
成論と人間
アリストテレスの形而上学
2
自然哲学の歴史と数論の哲学的な関係を考察
することができる
2
2元論における人間の魂の位置づけを明らかに
することができる
2
プロティノスの神秘主義
2
(1)自然における生成の説明を明らかにすること
ができる
(2)哲学的な 4 原因論を宇宙生成論によって考察
することができる
(1)善のイデアとしての一者から流出する自然界
の位置と人間の魂の関係を明らかにすること
ができる
(2)グノーシス主義・エピクロス派・ストア派との関
係を考察することができる
(1)人間の魂の三位一体構造と神学との結び付
きをキリスト教の救済論によって理解すること
ができる
(2)自然の光としての理性を超自然の光である恩
寵によって明らかにすることができる
(1)トマス・アクイナスの形而上学(自然神学)にお
ける人間と神の問題を理解することができる
(2)普遍論争を通じたスコラ哲学の近代科学への
準備を考察することができる
(1)クザーヌスによる神の展開としての人間論を
理解することができる
(2)コペルニクス、ケプラー、ガリレオの宇宙論の
神学的、科学的な二重構造の意味を考察する
ことができる
A.
概要
知識や論理のもとになる思考そのものは、人間が信じていることがらにまでさかのぼる。そこで、哲学における「人間とは何
か?」という基本的な問いを積み重ねながら、宇宙や自然の中に位置づけられる人間論や人生観について古典古代・中世・近
代を通じてなされてきた哲学者たちによる真理への問いを概観する。
アウグスティヌスの三位一体論
2
スコラ哲学
2
人間中心説による近代のはじまり
2
(中間試験)
2
近世社会における人間理性のとらえかた
2
デカルトにおける明晰な精神
2
イギリス経験論における真理
2
カントとドイツ観念論の哲学
2
ヘーゲルと近世の終わり
2
マルクス主義の哲学
2
B.
C.
学習上の留意点
授業を受けるにあたって、まず 15 回皆勤するように健康管理などによく気をつけるようにしてください。次に予習と復習を教
科書通読によって必ず実行してください。授業は毎回プリントにそくして講義形式で行いますが、つねに「なぜなのか?」という疑
問をみずからで打ち出せるように、主体的に学びの姿勢を保ち続けてください。
D.
学習到達目標と評価方法
学習到達目標
到達目標
1. 社会の中における人間の在り方について理解することできる。
2. 自主的に学び考える力を身につけることができる。
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
社会の中における人間の在り方につ
社会の中における人間の在り方
社会の中における人間の在り方に
(B-1, B-2, C-1)
いて十分に理解することができる。
について理解することができる。
ついて理解することが不十分。
到達目標項目 2
自主的に学び考えることが十分にで
自 主的に学 び考 える ことがで き
自主的に学び考えることが不十分。
(B-1, B-2, C-1)
きる。
る。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
90
10
100
基礎的能力
90
10
100
専門的能力
分野横断的能力
(1)ベーコンの学問論を理解することができる
(2)ホッブスの国家論の意味を考察することがで
きる
(1)自然の意味を理解することができる
(2)精神としての人間の意味を考察することがで
きる
(1)ロックの人間論と市民社会を理解できる
(2)ヒュームにおける人間論と懐疑主義を考察す
ることができる
(1)批判哲学における認識論を理解ができる
(2)フィヒテとシェリングにおける自我論のちがい
を考察することができる
(1)歴史哲学を理解することができる
(2)世界精神の意味を考察することができる
(1)人間解放論としてのマルクス主義を理解するこ
とができる
教 育
自己点検
プログラム
B-1
B-2
C-1
B-1
B-2
C-1
(2)実存主義における人間論の意味を考察するこ
とができる
授業内容
時間
到達目標
2
(1)生の哲学における人間論を理解することがで
きる
(2)現象学における存在論と方法論の意味を考察
することができる
20 世紀の哲学
教 育
自己点検
プログラム
(前期末試験)
◆自学自習
・レポート等の課題
・定期試験・小テストの準備
F.
15
自学自習時間は、理解を深めるためのレポート
課題、および試験準備のための勉強時間を総合
したもの
関連科目
現代社会 世界史 物理Ⅰ・Ⅱ 応用物理Ⅰ・Ⅱ
旭川高専 2015
B-1
B-2
C-1
一般教養特別講義C(科学技術フロンティア概論)
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位 前期
45 時間 講義+教室内自学自習 30 + 自学自習 15
後藤 孝行・長岡技大教員・民間企業担当者
本校の教育目標
の教育目標
3
教育プログラム科目区分
205基礎工学科目⑤社会技術系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(30%) B-3(40%) D-1(30%)
JABEE基準
bcd
JABEE関連
教 科 書
補 助 教
参
考
E.
科目コード
G11054
選択科目
名
材
書
A.
教育目標
長岡技術科学大学との協働により,多様化しクローバル化する社会の目指すべき将来を展望し,現代社会・産業を技術に
よって変革していくために「戦略的な技術展開ができる人材」を育成することを目的に,本授業を通じて「複眼的柔軟な発想力」
及び「戦略的な技術展開力」を養うことを目標とする。
B.
授業計画
※以下の講義項目・内容等を予定しているが,変更になることがある。
授業内容
時間
到達目標
序論(ADC 説明),グローバル対応,科学
戦略,要素技術の戦略
論理的思考法,求められるグローバル人
材等
国際的ビジネス展開のための視点
1
長岡技大教員による講演により授業内容が
理解できる。
企業講師による講演により授業内容が理解
できる。
企業講師による講演やワークショップにより授
業内容が理解できる。
長岡技大教員による講演により最新の研究
について理解できる。
旭川高専教員による講演により最新の研究
について理解できる。
自学自習時間は,授業のための予習・復習時
間,理解を深めるための演習・課題のための
レポート作成時間等を総合したものである。
2
3
最新の研究について
4
最新の研究について
5
◆自学自習
・予習復習
・課題によるレポート
15
F.
関連科目
概要
講師を旭川高専教員の他,長岡技大及び企業が担当し,研究分野や企業における最新科学技術等について講義を行う。
C.
学習上の留意点
本講義は長岡技大のアドバンストコース(ADC)stage1の協働科目Ⅰとして位置付けられているため,長岡技大への進学予
定者を優先する主な受講者とするが,それに限定しない。
長岡技大及び企業が講師を担当することなどから,一部集中講義形式で開催日時を変更して実施することがある。
講義では,ビデオ教材や GI-net(遠隔講義)等を利用することがある。 演習及びレポートにより評価する。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 技術展開に求められるグローバル人材について理解できる。
到達目標
2. 戦略的な技術展開について理解できる。
3. 専門領域関連の先端技術科学について理解できる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
技術展開に求められるグローバル人
技術展開に求められるグローバ
技術展開に求められるグローバル
材について正確に理解できる。
ル人材についてほぼ正確に理解
人材について理解できない。
できる。
到達目標項目 2
到達目標項目 3
戦略的な技術展開について正確に
戦略的な技術展開についてほぼ
戦略的な技術展開について理解で
理解できる。
正確に理解できる。
きない。
専門領域関連の先端技術科学につ
専門領域関連の先端技術科学に
専門領域関連の先端技術科学につ
いて正確に理解できる。
ついてほぼ正確に理解できる。
いて理解できない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
100
100
基礎的能力
20
20
専門的能力
70
70
分野横断的能力
10
10
旭川高専 2015
教育
プログラム
A-1
B-3
D-1
A-1
B-3
D-1
自己点検
一般教養特別講義D
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
4・5 学年 全学科
1 単位
時間
本校の教育目標
一般人文科の教育目標
1
1
教育プログラム科目区分
104一般基礎科目人文系
教育プログラムの学習・教育目標 B-1(10%) C-1(90%)
JABEE基準
adf
JABEE関連
教 科 書
補 助 教
参
考
科目コード
G11055
選択科目
名
材
書
A. 教育目標
文章を書くにあたっての基礎的な知識を知り、文字を用いて表現する上で必要な次の漢字能力を身に付けるため,常用漢
字全てを活用できることを目指す。
・漢字の意味を理解し、文章の中で適切に漢字を運用する能力を身に付ける。
・日常生活のどのような場面でも通用する総合的な漢字能力を身に付ける。
B. 概要
日本漢字能力検定において一定の成績を修めた者に対し,申請に基づいて単位の認定を行う。この単位は,卒業要件単位
として教務委員会の審議に基づき校長が認定する。
C. 学習上の留意点
申請の時期,などの詳細は,旭川工業高等専門学校特別学修単位認定規則による。
D. 評価方法
技能審査の成果に係る学修により単位修得を認定された科目の評価は「80 点」とする。
E.
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
論理的な文章を客観的に理解し、現代日本語の知識を適切に活用して表現し、論理的かつ効果的に双方向的コ
ミュニケーションをとるために必要な漢字能力(日本漢字能力検定 2 級以上)を取得することができる。
理想的な到達レベルの目安
到達目標項目
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
日本漢字能力検定 2 級以上を取
日本漢字能力検定 2 級以上を取得
得することができる。
することができない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
旭川高専 2015
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
80
80
全 学年 全学科
1 単位
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
E.
科目コード
G11056
海外研修
科目名
授業計画
講義の明細
授業内容
選択科目
履修願の提出
履修を希望する場合は,「海外研修Ⅰ履修願」を担当教員
に提出すること。
事前指導①
基礎的な英会話を学び,外国人
とのコミュニケ-ションに備える。
海外渡航に係わる手続きをす
る。
海外に渡航し,異文化コミュニケ
ーションを図る。
海外での体験や学習を報告書に
まとめる。
報告書にまとめたものを,報告
会において発表する。
海外で研修するための基礎的な英会話や,当地の文化等
を事前に学び,研修の意義や役割について理解できる。
パスポートや航空券手配などに係わる手続きを事前にして
おくこと。海外旅行保険に必ず加入すること。
心身の健康状態に十分に気を付けた上で,旭川高専生と
して誇りある研修をすることができる。
研修の内容や,学習したことを他者に伝えるための報告書
を適切に書くことができる。
報告書の内容を,適切に他者に発表することができる。
教務主事,引率教員
1 一般人文科の教育目標
本校の教育目標
1
事前指導②
JABEE対象外
海外研修
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
事後指導①
事後指導②
A.
到達目標
活動開始前
教育目標
日本の文化・歴史とは異なる国や地域に赴き,国際的に活躍できる技術者としての基礎的知見を得る。
総講義時間数
B.
概要
国際的に活躍できる技術者の育成を目指し,実際に外国に行き,異なる文化を持つ人々と積極的にコミュニケーションを図
るための態度や能力の基礎を養う。現地ではESLコースの受講やExcursion を通して知識や見聞を広め,短期間での実践的
コミュニケーション能力の向上を図る。
F.
関連科目
全科目
C.
学習上の留意点
この科目は,実際に海外において異文化コミュニケーションを体験することを目的としている。基礎的な英会話を初めとする
事前研修,実際に海外の教育機関等において体験する英語コミュニケーション実習,帰国後に体験し,勉強したことを取りまと
めて発表する報告会等の実施ノルマがあり,単なる海外体験とは異なる学習機会として臨むこと。
日常接することのない異文化に触れる,母国語の日本語と異なる英語を常時用いるとなど,我が国に暮らしていては体験で
きないことを学べる絶好の機会である。見るもの聞くもの,全てを吸収しようという意気込みを持ち,貴重な経験とすること。
英語(外国語)科目,言語表現を始めとする人文系科目,我が国の文化・歴史を学ぶ社会系科目も関連科目となることを留
意すること。
D.
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
1.
2.
3.
ルーブリック評価
到達目標項目 1
海外でコミュニケーション能力を向上させようとすることができる。
外国人とのコミュニケーションを図ることができる。
異なる文化を学ぶことができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
意欲的積極的に海外でコミュニケー
海外でコミュニケーション能力を向
海外でのコミュニケーション能力を
ション能力を向上させようとすること
上させようとすることができる。
向上させようとすることができない。
外国人と的確にコミュニケーションを
外国人とコミュニケーションを図る
外国人とコミュニケーションを図るこ
図ることができる。
ことができる。
とができない。
異なる文化を学び,意欲的に尊重す
異なる文化を学び,我が国の文
異なる文化を学ぼうとしない。
ることができる。
化と比較することができる。
ができる。
到達目標項目 2
到達目標項目 3
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
その他
発表
実技
フォリオ
(準備)
総合評価割合
50
40
基礎的能力
10
10
40
30
10
合計
100
20
専門的能力
分野横断的能力
10
80
旭川高専 2015
自己点検
30 時間以上
特別研修
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
本校の教育目標
全 学年 全学科
1 単位
科目コード
G11057
D.
学習到達目標
学習到達目標
選択科目
学外で実施される様々な教育的研修により,自らのキャリアを考え,自己を研鑽することができる。 ※詳細な到
到達目標
達目標は研修ごとに単位取得申請書(別紙様式1)に明記される。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
研修事前準備を十分に行い,研修の
自身が何を学びたいのかを理解
目的を理解しないまま研修に参加
目的を良く理解した上で研修に参加
して研修に参加できる。適切な報
し,自身の将来との関連についても
し,研修で学んだことを自身の将来
告書の提出と参加報告を行う事
考えることができない。
にどのように役立てていけるかにつ
ができる。
ルーブリック評価
各担任,各教務委員
到達目標項目
2
JABEE対象外
いても考察することができる。
達成度評価(%)
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
A.
教育目標
学外で実施される旭川高専専攻科の教育目標に関連する様々な研修に参加し,技術者を目指す学生としての自己研鑽を
図る。
概要
旭川高専の教育目標と関連する目的をもった学外で実施される様々な研修に参加し,自己研鑽をつむ。また,研修に参加
するだけではなく,そのための事前資料作成や報告書の提出および口頭による研修参加報告も目標に含まれる。
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
特別研修の評価方法について:
関連する教育目標に応じて研修ごとに評価項目が設定され,総合成績が60 点以上で合格とする。ただし,研
基礎的能力
修参加報告書の提出と口頭による研修参加報告は必ず評価に含まれ,それらは複数教員により評価される必
専門的能力
要がある。詳細については単位取得申請書に記載される。
分野横断的能力
報告書は任意書式とする。
B.
C.
学習上の留意点
研修参加による単位認定については,当該研修が本校の教育目標に照らして適切であり教育的効果が認められることが条
件であり,特別研修に該当するか否かについては,研修指導教員等から提出された申請書に基づき教務委員会の審議より決
定される。
研修中及び報告会等の実施時間を合算して15 時間以上ある場合には1 単位を認定する。ただし,1 回の研修で30 時間
以上に到達しても,同一学年で認定する単位数の上限は1 単位である。また,同一学年で15時間以上の研修に2 回以上参
加しても,単位申請できるのはいずれか1 単位相当の研修だけとする。上記における実施時間の合算は連続した2 学年分と
し,例えば1 学年と3 学年の合算はできない。なお,一つの研修では合算を含めて一度しか単位申請ができないので,例えば
20 時間の研修に参加した場合に,15 時間分について単位認定を申請して,残りの5 時間分を前後の学年の合算時間に申
請することはできない。
単位認定を申請する際には,研修実施機関が発行した研修修了証明書または成績証明書等,あるいは本校別紙様式2 に
よる研修の参加証明書を提出すること。
※研修時間には研修実時間の他に日誌や週報の作成時間,参加報告書の作成と参加報告会も時間に含むので,分けて記
載する。また,実施機関の成績評価を特別研修の成績評価に用いる場合は成績証明書を添付すること。事前の資料準備に
ついては委員会が認めた場合に時間に含めることができる。
E.
授業計画
講 義 の 明 細(特別研修実施と単位取得に係る手続きの流れ)
授業内容
具体的な行動達成目標
研修開始前
事前研修報告書(様式は別途定める)の提
出
研修の内容,研修期間中の自己目標について事前研修報告書
を提出する。あらかじめその研修で何を学ぼうとするのか,良く
考えておくこと。
研修活動開始に係る手続き
1)単位取得申請書の提出
1)「特別研修単位取得申請書(別紙様式1)」を事前に研修の実
質担当教員から学生課教務係に提出する。提出された申請書
については,研修内容,本校教育目標との関連,評価方法等が
本校の単位として適切かどうかを教務委員会で審議する。
2)研修に参加する場合において,国内外の旅行をともなう,また
は,研修中に怪我をする可能性がある作業等を行う場合には,
個別に傷害保険等に加入しておくことが望ましい。
1)心身の健康状態に十分に気を付けた上で,高専生として誇り
ある活動を常に心がけ,行動や言動に責任を持ち,礼節を守っ
て研修に参加する。また,研修中に事故があった場合,不測の
事態に遭遇した場合には,速やかに学校へ連絡すること。 研
修期間中は報告日誌を毎日書くこと。
2)研修終了(修了)後,当該研修の参加証明書または成績証明
書等を学生課教務係に提出すること。また,参加証明書は,実
施機関が発行した証明書のコピーまたは本校別紙様式2 を用
いること。
研修参加報告書および研修ごとに定めた評価方法に応じた必
要な文書等を提出し,研修参加の報告を行うとともに複数教員
による評価を受けること。
2)傷害保険契約締結
特別研修の実施
1)特別研修
研修期間中は報告日誌(様式は別途定め
る)を毎日書くこと
2)参加証明書等の提出
研修参加終了後
総学習時間
F.
関連科目
全科目
旭川高専 2015
自己点検
15 時間以上
全 学年 全学科
1 単位
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
E.
科目コード
G11058
地域社会活動
科目名
講義の明細(地域社会活動単位取得に係る手続きの流れ)
授業内容
選択科目
各担任,当該窓口担当教員
4 一般人文科の教育目標
本校の教育目標
3,4
JABEE対象外
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
授業計画
名
材
書
1)履修を希望する場合は,「地域社会活動履修願」を担当教員に提出すること。
2)地域社会活動への参加や関係文献による学習等により,地域社会活動の果
たす役割や意義について事前に十分に理解しておくこと。
活動開始に係る手続き
1)活動届の提出
1)指定書式の「地域社会活動届」を事前に担当教員に提出すること。
【対象となる地域社会活動】
①学生委員会またはその他本校教員が計画して実施する地域社会活動
②地方公共団体等の公的機関が主催する地域社会活動
③その他参加希望があった活動のうち学生委員会が承認した地域社会活動
2)災害復興のための活動等の危険を伴う活動に従事する場合は,必ず地域社
会活動保険に加入すること。また,それ以外の活動についても同様に,地域
社会活動保険に加入しておくことが望ましい。
2)災害保険契約締結
地域社会活動の実施
1)活動の実施
教育目標
地域社会活動を通じて実社会の生きた知識や知恵を学ぶことで,実践的研究開発型技術者を目指す糧とする。
B.
概要
地域社会活動を通じて,実社会の生きた知識を身に付け,地域社会に貢献することの意義を理解することを目的とし,実働
による地域社会貢献を到達レベルとする。
2)活動証明書の作成
C.
活動終了後
1)活動証明書の提出
2)活動報告書の提出
学習上の留意点
地域社会活動にあたっては,地域社会活動の役割や意義を十分に理解した上で,高専生として誇りある活動を常に心がけ,
その行動や言動に責任を持ち,礼節を守ること。また,活動にあたっては,安全面及び心身の健康状態に十分に注意して臨
むこと。
所定の「地域社会活動報告書」および「地域社会活動証明書」またはそれに替わる書類で30 時間以上の活動を行ったこと
を確認することにより,達成を評価する。
地域社会活動により「態度・志向性(人間力)」の主体性,責任感,チームワーク,倫理観を評価するものとする。なお,前年
度において対象となる地域社会活動に参加した学生については,その活動時間(30時間に満たない時間)を本年度の活動時
間に合算した累計活動時間として確認を受けることができることとする。
D.
具体的な行動達成目標
活動開始前
1)履修願の提出
2)事前の学習活動
1)心身の健康状態に十分に気を付けた上で,高専生として誇りある活動を常に
心がけ,行動や言動に責任を持ち,礼節を守って活動を行うこと。また,活動
中に事故があった場合等,不測の事態に際しては速やかに学校へ連絡する
こと。
2)所定の「活動証明書」に活動した日時及び活動内容を記入し,受入機関の担
当者に内容の確認及び証明を依頼すること。
1,2)活動終了後速やかに,所定の「活動報告書」を作成し,上記の「活動証明
書」と一緒に担当教員に提出すること。
地域社会活動総時間数
F.
関連科目
全科目
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目
地域貢献活動の役割や意義を十分理解した上で,高専生として誇りをもって活動ができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
地域社会活動の役割や意義を十分
地域社会活動の役割や意義を十
地域社会活動の役割や意義を十分
に理解し,その行動や言動に責任を
分に理解している。
に理解していない。
持ち,礼節を守ることができる。
達成度評価(%)
評価方法
指標と評価割合
総合評価割合
試験
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
その他
発表
実技
フォリオ
(研修報
合計
告書)
100
100
100
100
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
自己点検
旭川高専 2015
30 時間以上