コンタクトレンズのインターネット販売市場動向

2013年6月3日(月)
Press Release
ジーエフケー ・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社
問い合わせ先:広報グループ
(TEL:03-5350-4632)
コンタクトレンズのインターネット販売市場動向
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(東京:中野区)は、コンタクトレンズのインターネット販売
(以下ネット販売)のトラッキングデータサービスを開始し、同市場の販売動向を発表した。
【概要】
・2012年、コンタクトレンズのネット販売市場規模は前年比24 .4%増の444億円。
・コンタクトレンズ小売市場におけるネット販売の金額構成比は17.7%へ上昇。
・レンズタイプ別では、乱視用、ビューティーレンズが拡大※1。
【市場全体に占めるネット販売の金額構成比は17.7%】
2012年のコンタクトレンズのネット販売市場は444億円
と、前年から24.4%のプラス成長となった(図1)。同市場
の販売伸長により、2012年のコンタクトレンズ小売全体
市場としても金額前年比3%増を記録した。チャネル別
金額構成比を見ると、ネット販売が占める割合は前年か
ら3%ポイント拡大し、17.7%となった。
眼科医療機関において発行される処方箋やCL指示
書を提示することなく購入できるネットショップの増加に伴
い、利便性と価格優位性を備えているネット販売チャネ
ルが拡大傾向にある。
図1. コンタクトレンズ市場規模 (億円)
店頭販売
インターネット販売
3,000
2,500
2,000
357
444
2,075
2,060
2011年
2012年
1,500
1,000
500
0
【レンズタイプ別ではビューティーレンズ、乱視用が拡大】
ネット販売市場における2012年のレンズタイプ別金額
構成比をみると、近視用が前年から4%ポイント縮小し
74%となる一方、ビューティーレンズは前年の12%から
13%へ、乱視用は9%から12%へ拡大した(図2)。店
頭市場では、近視用が77%、ビューティーレンズが8%、
乱視用レンズが12%となっており、ネット販売におけるビュ
ーティーレンズの構成比の高さが際立った。
ビューティーレンズ、乱視用レンズは、近視用レンズと比
べ、販売金額が高めに設定されおり、価格に敏感なコン
タクトレンズユーザーがネットショップでの購入に流れている
と考えられる。さらに、ビューティーレンズは化粧品感覚で
装用されることが多く、豊富な品ぞろえを誇るネット販売
が支持を集めてると見られる。
図2. ネット販売 レンズタイプ別 金額構成比
近視用
乱視用
100%
80%
1
12
9
遠近両用
ビューティー
1
13
12
60%
40%
78
74
2011年
2012年
20%
0%
※1
ビューティーレンズ:カラーコンタクトレンズとサークルレンズ(レンズ
の淵にラインがあり、目を強調させる効果がある)の総称
※本リリースに関するお問い合わせ先
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