指定地外/船陸/船舶間交通許

NACCS業務講習会資料
【指定地外/船陸/船舶間交通許可申請】
輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社
平成25年10月更新
〓目次〓
指定地外/船陸/船舶間交通許可申請
指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務について
指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務の処理の流れ
指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
指定地外/船陸/船舶間交通許可
(注意)指定地外/船陸/船舶間交通許可通知の宛先
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務について
○指定地外交通許可申請
税関長の指定する場所以外の場所を経由して外国往来船または外国往来機へ交通
する場合には、税関長への申請・許可が必要となります。(関税法第24条第1項)
※「交通」:人が外国往来船、外国往来機または沿海通航船との間で行き来すること。
○船陸交通許可申請
外国往来船または外国往来機への交通が貨物(その授受につき関税法の規定により
承認又は許可を受けた貨物及び郵便物は除く。)の授受を目的とする場合には、交通
について税関長への申請・許可が必要であり、かつ、その許可書で指定された場所を
経由しなければなりません。(関税法第24条第2項)
※「貨物の授受を目的とする交通」:船舶等(乗組員も含む)との間で、金銭の受け渡しを目的とする交通をいう。
※「関税法の規定により承認又は許可を受けた貨物」:船用品・機用品の積込承認貨物、保税運送貨物、内国貨物運送承認貨物、
輸出入許可済貨物等
○船舶間交通許可申請
外国往来船と沿海通航船(内航船)との間の交通であり、税関長への申請・許可が
必要となります。(関税法第24条第4項)
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務の処理の流れ
申請業務処理イメージ
当初申請の場合
指定地外/船陸/
船舶間交通許可申請
(APA)業務
指定地外/船陸/船舶間
交通許可申請控情報
変更申請は、税関が審査
終了を行うまでの間、登録
可能です。
変更申請の場合
指定地外/船陸/船舶
間交通許可申請呼出し
(APB)業務
指定地外/船陸/
船舶間交通許可申請
(APA)業務
指定地外/船陸/船舶間交
通許可申請変更控情報
許可通知
情報
申請者
審査終了
許可通知書情報は、あらかじめ送信
先としてシステムに設定された端末に
送信されます。※EXC型電文(後述)
申請した端末とは限りません。
税関
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
業務画面への入力【共通部】
申請者の利用形態
に合わせ、「航空」
「海上」のいずれか
を選択
APA業務を行う者の情報を入力します。
入力がない場合は利用者IDから補完します。
交通許可が必要な者の情報を入力します。
複数人の場合は「交通者」タブを利用します。
交通申請に係る目的や期間、経路などを入力
します。
「申請種別」欄は、次のコードを入力します。
1:指定地外交通
2:船陸交通
3:船舶間交通
乗船(搭乗)する船舶(航空機)の船(機)名等の
情報を入力します。
10隻(機)まで入力可能です。
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
業務画面への入力【交通手段(車両)】
交通手段を次のコードを
入力します。
1:車輌
交通手段に関する情報を入力します。
次の項目は必須入力となります。
「車両番号」欄・「メーカー」欄・「車種」欄・「車名又は船舶名
称」欄・「車体塗色又は船舶係留場所」欄
車種を次のコードを入力します。
1:セダン(含オープン)
2:ステーションワゴン
3:ミニバン(含バン、1BOX)
4:クーペ(含オープン)
5:ハッチバック
6:SUV(含RV、クロカン)
7:軽自動車
8:トラック
9:バス
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
業務画面への入力【交通手段(車両)】
車両番号(車検場)
車両番号(区分)
な
川崎333
車両番号(車種)
07-94
車両番号
車両番号
車名又は船舶名称
(1)
川崎
333
な
0794
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
業務画面への入力【交通手段(船舶)】
交通手段を次のコードを
入力します。
2:船舶
交通手段に関する情報を入力します。
交通手段が船舶の場合は、次の項目は必須入力となります。
「車名又は船舶名称」欄・「車体塗色又は船舶係留場所」欄
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
業務画面への入力【交通手段(その他)】
交通手段を次のコードを
入力します。
3:その他
交通手段に車輌及び船舶以外を使用する場合に、
その交通手段を入力します。
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請業務
業務画面への入力【交通者】
交通許可を必要とする者に関する情報を入力します。
20名まで入力可能です。 20名を超える申請の場合は、
複数回申請して下さい。
性別を次のコードで入力します。
M:男性
F:女性
U:不明
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指定地外/船陸/船舶間交通許可申請照会業務
指定地外/船陸/船舶間交通許可申請照会(IAP)業務の入力画面を展開し、交通
許可申請番号を入力することにより、申請内容を確認することができます。
P:許可済
U:未許可
D:税関による取消済
X:申請者による取消済
N:変更済
※各項目の出力内容については、APA業務の入力事項をご参照ください。
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(注意)指定地外/船陸/船舶間交通許可通知の宛先
指定地外/船陸/船舶間交通許可通知は「EXC型電文」といい、申請した端末に通知が
返信されるとは限りませんので、あらかじめ宛先を確認してください。
※初めは、論理端末名の「一番若い番号」に設定されています。
◎EXC型電文(非同期電文)とは
第三者の入力(税関許可等)を契機に利用者様宛てに出力される電文であり、例えば、以下のようなものが挙げられます。
・ 輸出入通関された際に通関蔵置場に出力される許可貨物情報
・ 見本持出や他所蔵置の許可情報
・ 納付書情報
・ ECR(輸出貨物情報登録)を行った際に搬入先に出力される貨物情報
・ 汎用申請や交通許可申請の通知
・承認通知情報
変更対象の利用者コード
※ログオンしている利用者コード
と一致する必要があります。
通常は「999999」
※数字の「9」を6個
◎EXC型電文の宛先の設定について
宛先の設定のパターンは、 「①利用者コード宛て」「②論理端末名宛て」の2通りの設定があります。
いずれも一長一短のため、どちらを選択すべきか社内で検討して下さい。
変更後の設定を入力し
送信
◎EXC型電文の宛先の変更方法
(1)UOC11(EXC型宛先管理登録呼出し)業務により、現在の設定を呼び出します。
(2)上記(1)で返って来たUOC(EXC型宛先管理登録)業務にて変更の設定を行います。
※宛先に設定されている端末を、別の論理端末名に変更する場合も、同じ流れで行います。
UOCは平日9時~17時の間
のみ実施可能です。
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