無登録格付に関する説明書

2016.06
お客様各位
無登録格付に関する説明書
格付会社に対しては、市場の公正性・透明性の確保の観点から、金融商品取引法に
基づく信用格付業者の登録制が導入されております。
これに伴い、金融商品取引業者等は、無登録格付業者が付与した格付を利用して勧誘
を行う場合には、金融商品取引法により、無登録格付である旨及び登録の意義等を
お客様に告げなければならないこととされております。
つきましては、格付会社(ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク、S&Pグローバ
ル・レーティング、フィッチ・レーティングス)の「無登録格付に関する説明書」を下記の通り
お知らせ致します。
記
〈無登録格付に関する説明書(ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク)
〉
登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整備義務、③格付対
象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公衆縦覧等の情報開示義務等の規制を
受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受けることとなりますが、無登録格付業者は、これらの規制・
監督を受けておりません。
格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称 : ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号 : ムーディーズ・ジャパン株式会社(金融庁長官
(格付)第2号)
信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページ
(ムーディーズ日本語ホームページ
(https://www.moodys.com/pages/default_ja.aspx)
の「信用格付事業」をクリックした後に表示されるページ)にある「無登録業者の格付の利用」欄の「無登録格付説明関連」に掲載されて
おります。
信用格付の前提、意義及び限界について
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(以下、
「ムーディーズ」という。)の信用格付は、事業体、与信契約、債務又は債務類似証
券の将来の相対的信用リスクについての、現時点の意見です。ムーディーズは、信用リスクを、事業体が契約上・財務上の義務を期日に履
行できないリスク及びデフォルト事由が発生した場合に見込まれるあらゆる種類の財産的損失と定義しています。信用格付は、流動性リ
スク、市場リスク、価格変動性及びその他のリスクについて言及するものではありません。また、信用格付は、投資又は財務に関する助言
を構成するものではなく、特定の証券の購入、売却、又は保有を推奨するものではありません。ムーディーズは、いかなる形式又は方法に
よっても、これらの格付若しくはその他の意見又は情報の正確性、適時性、完全性、商品性及び特定の目的への適合性について、明示
的、黙示的を問わず、いかなる保証も行っていません。
ムーディーズは、信用格付に関する信用評価を、発行体から取得した情報、公表情報を基礎として行っております。ムーディーズは、こ
れらの情報が十分な品質を有し、またその情報源がムーディーズにとって信頼できると考えられるものであることを確保するため、全て
の必要な措置を講じています。しかし、ムーディーズは監査を行う者ではなく、格付の過程で受領した情報の正確性及び有効性につい
て常に独自の検証を行うことはできません。
この情報は、平成28年5月13日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を当社が保証するもの
ではありません。詳しくは上記ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページをご覧ください。
〈無登録格付に関する説明書(S&Pグローバル・レーティング)
〉
登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整備義務、③格付対
象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公衆縦覧等の情報開示義務等の規制を
受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受けることとなりますが、無登録格付業者は、これらの規制・
監督を受けておりません。
格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称 : S&Pグローバル・レーティング
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号 : スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)
第5号)
信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社のホームページ(http://www.standardandpoors.co.jp)の「ライブラリ・規制
関連」の「無登録格付け情報」
(http://www.standardandpoors.co.jp/unregistered)に掲載されております。
信用格付の前提、意義及び限界について
S&Pグローバル・レーティングの信用格付は、発行体または特定の債務の将来の信用力に関する現時点における意見であり、発行体
または特定の債務が債務不履行に陥る確率を示した指標ではなく、信用力を保証するものでもありません。また、信用格付は、証券の
購入、売却または保有を推奨するものでなく、
債務の市場流動性や流通市場での価格を示すものでもありません。
信用格付は、業績や外部環境の変化、裏付け資産のパフォーマンスやカウンターパーティの信用力変化など、さまざまな要因により変
動する可能性があります。
S&Pグローバル・レーティングは、信頼しうると判断した情報源から提供された情報を利用して格付分析を行っており、格付意見に達
することができるだけの十分な品質および量の情報が備わっていると考えられる場合にのみ信用格付を付与します。しかしながら、
S&Pグローバル・レーティングは、発行体やその他の第三者から提供された情報について、監査・デュー・デリジュエンスまたは独自の検
証を行っておらず、また、格付付与に利用した情報や、かかる情報の利用により得られた結果の正確性、完全性、適時性を保証するもの
ではありません。さらに、信用格付によっては、利用可能なヒストリカルデータが限定的であることに起因する潜在的なリスクが存在する
場合もあることに留意する必要があります。
この情報は、平成28年5月13日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を当社が保証するもの
ではありません。詳しくは上記スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社のホームページをご覧ください。
〈無登録格付に関する説明書(フィッチ・レーティングス)〉
登録の意義について
登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整備義務、③格付対
象の証券を保有している場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公衆縦覧等の情報開示義務等の規制を
受けるとともに、報告徴求・立入検査、業務改善命令等の金融庁の監督を受けることとなりますが、無登録格付業者は、これらの規制・
監督を受けておりません。
格付会社グループの呼称等について
格付会社グループの呼称:フィッチ・レーティングス(以下「フィッチ」
と称します。)
グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号:フィッチ・レーティングス・ジャパン株式会社
(金融庁長官(格付)第7号)
信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について
フィッチ・レーティングス・ジャパン株式会社のホームページ(https://www.fitchratings.co.jp/web/)の「規制関連」セクションにある
「格付方針等の概要」に掲載されております。
信用格付の前提、意義及び限界について
フィッチの格付は、所定の格付基準・手法に基づく意見です。格付はそれ自体が事実を表すものではなく、正確又は不正確であると
表現し得ません。信用格付は、信用リスク以外のリスクを直接の対象とはせず、格付対象証券の市場価格の妥当性又は市場流動性につ
いて意見を述べるものではありません。格付はリスクの相対的評価であるため、同一カテゴリーの格付が付与されたとしても、リスクの
微妙な差異は必ずしも十分に反映されない場合もあります。信用格付はデフォルトする蓋然性の相対的序列に関する意見であり、特定
のデフォルト確率を予測する指標ではありません。
フィッチは、格付の付与・維持において、発行体等信頼に足ると判断する情報源から入手する事実情報に依拠しており、所定の格付方
法に則り、かかる情報に関する調査及び当該証券について又は当該法域において利用できる場合は独立した情報源による検証を、合
理的な範囲で行いますが、格付に関して依拠する全情報又はその使用結果に対する正確性、完全性、適時性が保証されるものではあり
ません。ある情報が虚偽又は不当表示を含むことが判明した場合、当該情報に関連した格付は適切でない場合があります。また、格付
は、現時点の事実の検証にもかかわらず、格付付与又は据置時に予想されない将来の事象や状況に影響されることがあります。
信用格付の前提、意義及び限界の詳細にわたる説明については、フィッチの日本語ウェブサイト上の
「格付及びその他の形態の意見に
関する定義」をご参照ください。
この情報は、平成28年5月13日に信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を当社が保証するもの
ではありません。詳しくは上記フィッチのホームページをご覧ください。
以上
3044N
000_1_0200305892508.doc
9/8/2016 2:53:00 PM印刷
2016年9月
発行登録目論見書
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
(Royal Bank of Canada)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2021年10月12日満期 豪ドル建社債
- 売 出 人 -
SMBC日興証券株式会社
000_2_0904106792809.doc
9/9/2016 3:29:00 PM印刷
1.この発行登録目論見書が対象とする社債4,000億円の売出しに関する発行登
録については、発行者は金融商品取引法第23条の3第1項の規定により、発
行登録書を平成26年10月22日に関東財務局長に提出し、平成26年10月30日に
その効力が生じています。
2.この発行登録目論見書に記載された内容については、今後訂正されることが
あります。また、参照すべき旨記載された参照情報が新たに差し替わること
があります。
3.この発行登録目論見書に記載されたロイヤル・バンク・オブ・カナダ 2021
年10月12日満期 豪ドル建社債(以下「本社債」といいます。)を売り付ける
場合には、発行登録追補目論見書を交付いたします。
4.本社債の元利金は豪ドルで支払われますので、日本円/豪ドル間の外国為替
相場の変動により影響を受けることがあります。
5.本社債に投資しようとする投資家は、本社債への投資を判断するにあたっ
て、必要に応じ、ご自身の法務、税務、会計等の専門家の助言を受けるべき
であり、本社債の投資に伴うリスクを理解し、かかるリスクに耐えられる方
のみが本社債に対する投資を行うべきです。
<本社債についてのリスク要因>
本社債への投資には一定のリスクが伴う。各投資家は、本社債へ投資することが適切か否かを判断する
にあたり、下記に記載されるリスク要因を理解し検討すべきである。ただし、下記は本社債に関するすべ
てのリスク要因を完全に網羅することを意図したものではない。
また、下記やその他のリスク要因が本社債の取引価値に及ぼす影響により、他のリスク要因が本社債の
取引価値に及ぼす影響の一部または全部が相殺されることがある。
本社債の購入を検討している投資家は、個々の状況を鑑みて、下記のことに留意し、本社債への投資判
断を下すべきである。
① 為替レートの変動
日本円/豪ドル間の為替レートの変動は、豪ドルにより支払われる本社債の利息および元金の日本円相
当額に影響を及ぼす。日本円/豪ドル間の為替レートの変動によっては、日本円により本社債に投資を行
った者が、本社債に対する日本円による投資額を全額回収することができない場合がある。
一般的に、本社債の日本円建での価値は、場合に応じて、豪ドルが日本円に対し強くなる場合には上昇
し、逆の場合には下落することが予想される。
② 金利
本社債については、豪ドルによる一連の固定利息の支払が行われる。したがって、償還前の本社債の価
値は、豪ドルの金利の変動の影響を受ける。
一般的に、本社債の価値は、豪ドルの金利が低下する場合には上昇し、逆の場合には下落することが予
想される。
③ 当行の信用状況
当行の財務状況が悪化し、信用状況が損なわれた場合、本社債の利息または償還金の支払がその支払期
日に遅延する可能性や、または支払われない可能性がある。こうした本社債の利息または償還に関する確
実性は、当行の信用力に依拠する。よって、償還前において当行の信用状況が低下した場合、本社債の価
値は低下することが予想される。
一般的に、社債あるいは当行について付される信用格付は、当行の債務支払能力を示す。ただし、当該
信用格付は、当行の債務支払能力に関するすべての潜在的リスクを反映していない可能性がある。また、
かかる格付は格付機関により、いつでも変更または取下げられる可能性がある。
④ 流動性および市場性
本社債についてその流動性や市場性は保証されるものではなく、償還前の売却が困難になった場合、そ
のことが売却価格に悪影響を及ぼすおそれがある。
⑤ 税金
将来において、本社債についての課税上の取扱いが変更される可能性がある。
【表紙】
【提出書類】
発行登録書(訂正を含む。)
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成26年10月22日
平成27年3月27日
平成27年5月1日
平成27年6月22日
平成27年7月10日
平成27年8月11日
平成27年10月9日
平成27年10月15日
平成28年2月24日
平成28年2月25日
平成28年3月25日
平成28年7月15日
平成28年9月12日
平成28年9月14日
【会社名】
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
(Royal Bank of Canada)
【代表者の役職氏名】
エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、トレジャラー
(Executive Vice-President and Treasurer)
ジェームズ・サーレム
(James Salem)
【本店の所在の場所】
H3C 3A9 カナダ ケベック州モントリオール
プレイス・ヴィル・マリー1
(1 Place Ville Marie, Montreal, Quebec, Canada H3C 3A9)
【代理人の氏名又は名称】
弁護士
【代理人の住所又は所在地】
東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂Kタワー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
【電話番号】
03-6888-1000
【事務連絡者氏名】
弁護士
弁護士
弁護士
【連絡場所】
東京都港区元赤坂一丁目2番7号 赤坂Kタワー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
【電話番号】
03-6894-4027
【発行登録の対象とした売出
有価証券の種類】
社債
小 林
発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
訂正発行登録書提出
穣
白 川 もえぎ
中 村 貴 子
趙
継 佳
【発行登録書の内容】
【縦覧に供する場所】
提出日
平成 26 年 10 月 22 日
効力発生日
平成 26 年 10 月 30 日
有効期限
平成 28 年 10 月 29 日
発行登録番号
発行予定額又は発行残高
の上限
発行可能額
26-外 37
該当事項なし。
発行予定額 4,000億円
375,897,565,810円
更新日時:2016/09/13 11:23:00
ファイル名:003_m4_0530306792509.doc
目
印刷日時:16/09/13 14:58
次
頁
第一部 【証券情報】………………………………………………………………………………………… 1
<ロイヤル・バンク・オブ・カナダ 2021年10月12日満期 豪ドル建社債に関する情報> ………… 1
第1 【募集要項】………………………………………………………………………………………… 1
第2 【売出要項】………………………………………………………………………………………… 1
1 【売出有価証券】………………………………………………………………………………… 1
2 【売出しの条件】………………………………………………………………………………… 2
<本社債以外の社債に関する情報> ………………………………………………………………
13
第1 【募集要項】………………………………………………………………………………………… 13
第2 【売出要項】………………………………………………………………………………………… 13
1 【売出有価証券】………………………………………………………………………………… 13
2 【売出しの条件】………………………………………………………………………………… 13
第二部 【参照情報】………………………………………………………………………………………… 14
第1 【参照書類】………………………………………………………………………………………… 14
第2 【参照書類の補完情報】…………………………………………………………………………… 15
第3 【参照書類を縦覧に供している場所】…………………………………………………………… 15
第三部 【保証会社等の情報】……………………………………………………………………………… 15
「参照方式」の利用適格要件を満たしていることを示す書面 ………………………………………… 16
事業内容の概要および主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………… 18
第一部 【証券情報】
<ロイヤル・バンク・オブ・カナダ 2021年10月12日満期 豪ドル建社債に関する情報>
第1 【募集要項】
該当事項なし。
第2 【売出要項】
以下に記載するもの以外については、有価証券を売出しにより取得させるに当たり、その都度「訂正発行
登録書」または「発行登録追補書類」に記載する。
1 【売出有価証券】
【売出社債(短期社債を除く。)】
銘柄
売出券面額の総額
又は売出振替社債
の総額
売出価額の総額
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2021年10月12日満期 豪ドル建社
債
(別段の記載がある場合を除き、
以下「本社債」という。)(注1)
(未定)豪ドル
(注2)
(未定)豪ドル
(注2)
記名・無記名の別
無記名式
(注1)
売出しに係る社債の所有者の
住所及び氏名又は名称
SMBC日興証券株式会社
東京都千代田区丸の内三丁目3番1号
(以下「売出人」という。)
各社債の金額
利率
利払日
償還期限
1,000豪ドル
年率(未定)%
(年率1.20%から3.20%
までを仮条件とする。)
(注2)
毎年4月12日
および10月12日
2021年10月12日(注3)
本社債は、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(以下「当行」という。)により、社債の発行に関する当行の
2015年10月30日付のプログラム(その後の修正または追補を含む。以下「本プログラム」という。)に基づき、
2016年10月11日(以下「発行日」という。下記「2 売出しの条件 摘要(1)」参照。)に発行される。本社債
は、売出人と同一グループ会社である英国SMBC日興キャピタル・マーケット会社によりユーロ市場におい
て引受けられる。本社債が金融商品取引所に上場される予定はない。
(注2)
上記の売出券面額の総額および売出価額の総額は、ユーロ市場で発行される本社債の額面総額と同額である。
本社債の券面総額、利率および未定の発行条件は、上記仮条件に基づく本社債の需要状況を勘案した上で2016
年9月下旬に決定される予定である。上記の仮条件は、市場の状況により変更されることがある。なお、最終
的な利率は仮条件の範囲に収まらない可能性がある。
(注3) 償還期限(以下「償還日」という。)前の償還については、後記「2.償還および買入れ (b)税制変更による
期限前償還」および「5.債務不履行事由」を参照のこと。
― 1 ―
摘
要
本社債につき、当行の依頼により、金融商品取引法第66条の27に基づく登録を受けた信用格付業者(以下「信
用格付業者」という。)から提供され、または閲覧に供される信用格付(予定を含む。)はない。
なお、本書日付現在の当行の長期優先債格付は、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(以下
「ムーディーズ」という。)につきAa3およびスタンダード&プアーズ・フィナンシャル・サービシズ・エ
ル・エル・シー(以下「S&P」という。)につきAA-であるが、これらの格付は当行により発行される社債に適
用されるものではない。
ムーディーズおよびS&Pは、信用格付事業を行っているが、本書日付現在、信用格付業者として登録されてい
ない。無登録格付業者は、金融庁の監督および信用格付業者が受ける情報開示義務等の規制を受けておらず、
金融商品取引業等に関する内閣府令第313条第3項第3号に掲げる事項に係る情報の公表も義務付けられてい
ない。
ムーディーズおよびS&Pについては、それぞれのグループ内に信用格付業者として、ムーディーズ・ジャパン
株式会社(登録番号:金融庁長官(格付)第2号)およびスタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン
株式会社(登録番号:金融庁長官(格付)第5号)が登録されており、各信用格付の前提、意義および限界は、
インターネット上で公表されているムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページ(ムーディーズ日本語
ホームページ(https://www.moodys.com/pages/default_ja.aspx)の「信用格付事業」のページ)にある「無
登録業者の格付の利用」欄の「無登録格付説明関連」に掲載されている「信用格付の前提、意義及び限界」お
よびスタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社のホームページ
(http://www.standardandpoors.com/ja_JP/web/guest/home)の「ライブラリ・規制関連」の「無登録格付け
情報」(http://www.standardandpoors.com/ja_JP/web/guest/regulatory/unregistered)に掲載されている
「格付けの前提・意義・限界」において、それぞれ公表されている。
2 【売出しの条件】
売出価格
額面金額の
100%
申込期間
2016年9月26日から
同年10月11日まで
(摘要(1))
申込単位
額面金額
1,000豪ドル
申込証拠金
申込受付場所
受渡期日
な し
売出人の日本における
本店、各支店および各
営業部店ならびに下記
摘 要 (3) 記 載 の 金 融 商
品仲介業者または金融
機関の営業所または事
務所(なお、下記摘要
(2)参照)
2016年10月12日
(摘要(1))
売出しの委託を受けた者の住所、氏名又は名称
売出しの委託契約の内容
該当事項なし
該当事項なし
摘
要
(1)
一定の事情により当行が本書の記載を訂正すべきこととした場合には、申込期間、受渡期日および発行日のいず
(2)
本社債の各申込人は、売出人の本支店において各申込人の名義で外国証券取引口座を開設しなければならない。
れかまたはすべてを概ね1週間程度の範囲で繰下げることがある。
各申込人が売出人との間で行う本社債の取引に関しては、売出人から交付される外国証券取引口座約款に基づき、
当該外国証券取引口座を通じて処理される。同約款の規定に従い、申込人に対する本社債の券面の交付は行われ
ない。
(3)
売出人は、日本国金融商品取引法(その後の改正を含む。)第33条の2に基づく登録を受けた金融機関および同
法第66条に基づく登録を受けた金融商品仲介業者に、本社債の売出しの取扱業務の一部を行うことを委託してい
る場合がある。
(4)
本社債は、1933年合衆国証券法(その後の改正を含み、以下「合衆国証券法」という。)に基づき登録されてお
らず、今後登録される予定もない。合衆国証券法の登録義務を免除された一定の取引による場合を除き、合衆国
内において、または米国人(U.S. Person)に対し、米国人の計算で、もしくは米国人のために、本社債の募集ま
― 2 ―
たは販売を行ってはならない。本(4)において使用された用語は、合衆国証券法に基づくレギュレーションSによ
り定義された意味を有する。
(5)
本社債は、合衆国税法の適用を受ける。合衆国の税務規則により認められた一定の取引による場合を除き、合衆
国もしくはその領土内において、または合衆国人(United States Person)に対して本社債の募集、売出しまた
は交付を行ってはならない。本(5)において使用された用語は、1986年合衆国内国歳入法(以下「合衆国内国歳入
法」という。)およびそれに基づく規則において定義された意味を有する。
社債の概要
1. 利
(a)
息
各本社債の利息は、その未償還額面金額に対して「1
く。)
売出有価証券
売出社債(短期社債を除
利率」に記載の利率(以下「適用利率」という。)で、2016年10月11日(以下「利息起算
日」という。)(当日を含む。)からこれを付し、毎年4月12日および10月12日(以下それぞれ「利
払日」という。)に、利息起算日または前利払日(当日を含む。)から当該利払日(当日を含まな
い。)までの期間について後払いされる。各利払日に後払いで支払われる利息は、初回の利払日であ
る2017年4月12日には額面金額1,000豪ドル(以下「計算基準額」という。)の各本社債につき(未
定)豪ドル、その後の各利払日には計算基準額の各本社債につき(未定)豪ドル(以下「固定利息
額」という。)である。
利払日が営業日(以下に定義する。)でない日に該当する場合、当該利払日は直後の営業日とする。
ただし、かかる翌営業日が翌暦月となる場合には、当該利払日は直前の営業日とする。なお、いかな
る場合にも当該利払日に支払われるべき利息の額について調整は行われない。
「営業日」とは、ロンドン、ニューヨーク、シドニーおよびトロントにおいて商業銀行および外国
為替市場が一般業務(外国為替および外貨預金の取引業務を含む。)および支払決済を行っている日
(土曜日および日曜日を除く。)をいう。
計算基準額は利息の支払額の計算に使用される。利払日以外の日に終了する期間について利息を計
算する必要がある場合、当該期間に関する本社債の利息は、計算基準額に適用利率を乗じた金額に、
下記記載の算式のとおり、当該期間(以下「計算期間」という。)の日数を乗じて360で除した金額と
する。
[360 × (Y2 – Y1 )] + [30 × (M2 –
M1)] + (D2 – D1)
360
「Y1」とは、計算期間の最初の日があたる年の数字をいう。
「Y2」とは、計算期間の最後の日の直後の日があたる年の数字をいう。
「M1」とは、計算期間の最初の日があたる暦月の数字をいう。
「M2」とは、計算期間の最後の日の直後の日があたる暦月の数字をいう。
「D1」とは、計算期間の最初の暦日の数字をいう。ただし、かかる数字が31の場合は、D1は30とす
る。
「D2」とは、計算期間の最後の日の直後の日があたる暦日の数字をいう。ただし、かかる数字が31
であり、D1が29より大きい数字である場合は、D2は30とする。
― 3 ―
ただし、かかる計算に使用されるおよびかかる計算によって算出されるすべての豪ドル額は、1豪
セント未満を四捨五入するものとする。
(b)
本社債は、その償還の日以降は利息を付さない。ただし、正当な呈示または引渡し(もし必要あれ
ば)がなされたにもかかわらず、満期償還額(下記「2.償還および買入れ (a)満期償還」に定義す
る。)の満額による支払が不当に留保もしくは拒絶された場合または支払の不履行があった場合はこ
の限りでない。この場合には、当該本社債について正当な呈示もしくは引渡し(もし必要あれば)が
行われた後に当該支払がなされた日、または発行兼支払代理人(下記「11.その他 (5)発行および支
払代理契約」に定義する。)が、発行兼支払代理人に対して支払われるべき金額を受領した旨を、本
社債の所持人(以下「本社債権者」という。)に対して、下記「8.通知」に従い通知した日から7
日後(当該本社債権者へのその後の支払の不履行があった場合を除く。)の日のうちいずれか早い方
の日まで、不当に留保もしくは拒絶されたまたは支払の不履行があった元金につき、(判決の前後を
問わず)継続して適用利率による利息が付されるものとする。
2. 償還および買入れ
(a) 満 期 償 還
事前に償還または買入消却されていない場合、本社債は、償還日に各本社債につき1,000豪ドル(以
下「満期償還額」という。)で償還される。
償還日が営業日でない日に該当する場合、償還日は直後の営業日とする。ただし、かかる翌営業日が
翌暦月となる場合には、償還日は直前の営業日とする。
(b) 税制変更による期限前償還
本社債は、以下の場合においては、当行の選択により、下記「8.通知」に従い、本社債権者に対す
る30日以上60日以内の通知(かかる通知は取消不可能とする。)を行うことにより、その全部(一部は
不可)を各本社債につき1,000豪ドル(以下「期限前償還額」という。)にて、償還される日(当日を
含まない。)までに発生した利息(もしあれば)とともに償還することができる。
(ⅰ) 本社債の発行日以後に効力を生ずる、カナダもしくはカナダの州もしくは准州、もしくは課税の権
限を有するそれらの域内の当局もしくは機関の法律もしくは規則の変更の結果、またはかかる法律も
しくは規則の解釈もしくは施行の変更の結果、当行が下記「7.課税上の取扱い (1)グロスアップ条
項」に規定する追加額の支払義務を負うこととなり、かつ、
(ⅱ) 当行が利用しうる合理的手段を講じてもなお、かかる支払義務を免れることができず、かつ、
(ⅲ) かかる状況が一般的になっている旨およびかかる状況に至った事実関係を記載した当行の2名の上
級役員によって署名された証明書ならびにかかる状況が一般的である旨の定評のある独立の法律顧問
からの意見書を発行兼支払代理人に交付することにより当該状況が証明される場合。
ただし、かかる償還の通知は、本社債に関する支払について当行が追加額の支払義務を負うこととな
る最初の日に先立つ90日目の日より前にこれを行ってはならない。
― 4 ―
(c) 買 入 れ
当行またはその子会社は、公開市場その他において、いかなる価格においても、本社債を随時買入れ
ることができる。ただし、本社債に付された支払期日未到来の利札(以下「利札」という。)全部とと
もに買入れる場合に限る。買入れが入札によって行われる場合には、本社債権者全員が平等にかかる入
札に参加することができるようにしなければならない。
(d) 消
却
「2.償還および買入れ」に従い償還されたすべての支払期日未到来の本社債および利札は、直ちに
消却されるものとし、これを再発行または転売することはできない。上記「(c)買入れ」に従い買入れ
られたすべての支払期日未到来の本社債および利札は消却、再発行または転売することができる。
3. 支
払
(a) 支 払 方 法
本社債に関する支払(元金、利息その他を問わない。)は、豪ドル建で、(ⅰ)小切手により、また
は(ⅱ)(支払受領者の選択により)支払受領者が指定する豪ドル建口座への振込みによって行われる
ものとする。支払が振込みによって行われる場合は、かかる支払は合衆国外の支払受領者が開設した口
座への振込みによってのみ行われる。いかなる場合にも、合衆国内の住所宛に送付された小切手によっ
て、本社債に関して支払われるべき金額の支払は行われない。
支払は、下記「7.課税上の取扱い」の規定の適用を妨げることなく、いかなる場合も、(ⅰ)適用
ある財政その他の法令および(ⅱ)FATCA源泉徴収税規則(下記「7.課税上の取扱い (1)グロスアッ
プ条項」に定義する。)に従い要求される源泉徴収または控除に従う。
本社債権者または利札の所持人(以下「利札の所持人」という。)は、かかる支払に関していかなる
手数料または費用の請求も受けることはない。
(b) 本社債および利札の呈示
本社債に関して支払われるべき金額(利息を除く。)の支払は、本社債の呈示(一部支払の場合を除
く。)および引渡しと引換えに、下記「11.その他 (7)支払代理人」に記載された支払代理人の合衆国
外の所定の事務所(以下それぞれ「支払代理人」および「所定の事務所」という。)において行われる
ものとする。
本社債の仮大券または恒久大券(それぞれ下記「11.その他 (6)社債券の様式」に定義する。)に係
る利息の支払は、当該仮大券または恒久大券の呈示と引換えに、合衆国外にある支払代理人の所定の事
務所において(仮大券の場合は、仮大券上必要な適正な証明を条件として)なされるものとする。
確定社債券(以下「確定社債券」という。)に係る利息の支払は、当該利札の引渡しと引換えに、ま
たは(利払日以外の日に支払われるべき利息の場合は)当該確定社債券の呈示と引換えになされるもの
とし、合衆国外にある支払代理人の所定の事務所においてなされるものとする。
各本社債の確定社債券の満期償還には、支払期日未到来の利札すべてを付した本社債の呈示および引
渡しを要するものとし、支払期日未到来の利札で欠缺したものがあるときは、欠缺利札の金額(一部支
払の場合は、実際に支払われた償還額(以下に定義する。)が支払われるべき償還額の総額に占める割
― 5 ―
合に応じた当該欠缺利札の金額)が、この規定がなければ満期償還時に支払われるべき金額から差引か
れるものとし、そのように控除された金額は、かかる償還額の支払に適用される関連日(下記「7.課
税上の取扱い (1)グロスアップ条項」に定義する。)から2年間いつでも、支払代理人の所定の事務所
において、当該利札の引渡しと引換えに支払われるものとする。
「償還額」とは、文脈に応じて、満期償還額または期限前償還額をいう。
(c) 支払日
本社債に関する金銭の支払がなされるべき期日が、支払日(以下に定義する。)に該当しない場合に
は、本社債権者は、翌支払日まで支払を受ける権利を有さず、その後に本社債の要項に従った支払の不
履行が発生し、上記「1.利息 (b)」に規定されるとおり利息が継続して発生する場合を除いて、かか
る支払の延期につき追加利息またはその他の支払は行われない。
「支払日」とは、(A)(本社債が確定社債券により表章されている場合に限り)当該社債券または
(場合により)利札の呈示場所ならびに (B) ロンドン、ニューヨーク、シドニーおよびトロントにお
いて、商業銀行が一般業務(外国為替および外貨預金取引を含む。)を行っている日(土曜日または日
曜日を除く。)をいう。
4. 本社債の地位
本社債は、適法、有効かつ拘束力のある直接、無条件、非劣後かつ無担保の当行の債務を構成し、その
相互の間において優劣なく同順位であり、法により規定された場合を除き、当行のその他すべての現在お
よび将来における非劣後かつ無担保の債務(預金債務を含む。)と少なくとも同順位である。
5. 債務不履行事由
以下に掲げる事由(以下それぞれを「債務不履行事由」という。)は、本社債に関する期限の利益喪失
事由となる。
(ⅰ)
当行が、本社債につき未償還額面金額の支払をその支払期日に行わなかったか、または本社債の
利息の支払をその支払期日から30日以内に行わなかった場合。
(ⅱ)
当行が支払不能となりもしくは破産した場合、当行の清算人、管財人もしくは管財人兼管理人も
しくは同等の権能を有するその他の者が任命された場合、または金融機関監督局長が当行の資産も
しくは当行を管理することとなった場合。
本社債に関し、いずれかの債務不履行事由が発生した場合、本社債権者は、発行兼支払代理人の所定の
事務所に宛てた書面による当行に対する通知により、当該本社債およびこれに対する経過利息が直ちに支
払われるべき旨を宣言することができる。この場合、当該本社債は、呈示、請求、要求またはその他いか
なる種類の通知(本社債中の別段の規定にかかわらず、当行はこれらのすべてを明示的に放棄する。)を
も要することなく、当該本社債に対する経過利息(もしあれば)とともに、直ちに期限前償還額をもって
支払われるものとする。ただし、かかる通知の前に本社債に関するすべての債務不履行事由が治癒された
場合は、この限りでない。
― 6 ―
6. 社債権者集会および変更
発行および支払代理契約(下記「11.その他 (5)発行および支払代理契約」に定義する。)には、本社
債権者の利益に影響を及ぼす一切の事項(特別決議(以下に定義する。)による(本社債に適用される限
度における)本社債の要項の変更を含むが、これらに限定されない。)を審議するための本社債権者集会
の招集に関する規定が含まれている。本社債権者により決議された特別決議は、いずれかの集会に出席し
ていたか否かまたは当該決議に投票したか否かを問わず、すべての本社債権者および本社債に関する利札
の所持人に対して拘束力を有する。ただし、各本社債権者の同意および賛成票が得られない場合、特別決
議によっても以下の行為を行うことはできない。
(ⅰ) 本社債の償還日もしくは本社債が償還される日、または本社債に関する利払日を変更すること。
(ⅱ) 本社債の未償還額面金額を減額するまたは取消すこと。
(ⅲ) 本社債に関する適用利率または固定利息額を引き下げること。
(ⅳ) 償還額の計算の方法または基準を変更すること。
(ⅴ) 本社債の通貨、支払通貨または本社債の計算基準額を変更すること。
(ⅵ)
本社債権者の集会において必要とされる定足数または特別決議の決議要件に関する条項を修正す
ること。
(ⅶ)
上記 (ⅰ) ないし (ⅵ) の事項を修正または削除すること。ただし、特別定足数(発行および支
払代理契約に規定される。)が出席している本社債権者の集会で(もしくはその延会で)可決され
た場合にはこの限りでない。
発行および支払代理契約は、本社債権者集会において決議された特別決議に加えて、以下の方法が特別
決議として有効である旨を規定する。
(ⅰ)
その時点で未償還の本社債の額面金額の4分の3以上の本社債権者を代理する署名がなされた書
面決議(当該書面決議が、一つの文書に記載されているか、または共通の様式で一名以上の本社債
権者を代理する署名を含む複数の文書に記載されているかを問わない。)、または
(ⅱ)
その時点で未償還の本社債の額面金額の4分の3以上の本社債権者による、もしくはかかる本社
債権者を代理する、関連する決済機関を通じた電磁的方法による同意
当行は、発行兼支払代理人の同意により、本社債権者の同意を得ることなく、(ⅰ) 本社債権者の利益
を著しく害することのない本社債の要項の修正または (ⅱ) 明白なもしくは証明された誤りもしくは形式
的、軽微もしくは技術的な性質を有する誤りを訂正し、もしくは本社債の要項に含まれる欠陥のある条項
につき訂正、治癒もしくは補足するための本社債の要項の修正を行うことができる。この場合を除き、本
社債の要項の変更には本社債権者によって承認された特別決議による許可を要する。
「特別決議」とは、発行および支払代理契約の規定に従い適正に招集されかつ開催された本社債権者集
会において、行使された議決権の4分の3以上の賛成をもって可決された決議をいう。
7. 課税上の取扱い
(1) グロスアップ条項
当行によるまたは当行のための本社債または利札に関するすべての支払(元金であるか、利息である
かまたはその他の支払であるかを問わない。)は、カナダ、カナダの州もしくは准州もしくはそれらの
下部行政主体、もしくは課税の権限を有するカナダもしくはその域内の当局もしくは機関によってもし
― 7 ―
くはこれらのために、課されまたは徴収されるいかなる現在もしくは将来の公租公課も源泉徴収または
控除されることなく支払われるものとする。ただし、かかる公租公課の源泉徴収または控除が法律上ま
たはかかる法律の解釈もしくは施行上必要な場合は、この限りでない。この場合には、当行は、かかる
源泉徴収または控除後に本社債権者または利札の所持人が受領した実額が、かかる源泉徴収または控除
がなければ本社債または(場合により)利札につき受領したであろう金額、利息またはその他の金額と
等しくなるために必要な追加額を支払うものとする。ただし、本社債または利札に関して以下に掲げる
いずれかの支払が行われた場合には、追加額の支払は行われないものとする。
(ⅰ)
カナダまたは本社債を発行する支店の所在国と本社債または利札の所持以外の関係を有している
という理由で、当該本社債または利札に関する公租公課の支払義務を負っている所持人またはこれ
らの代理人である第三者への支払の場合。
(ⅱ)
所持人が、当行と(カナダ所得税法上の意味における)独立当事者間取引をしていない者である
との理由で、公租公課の源泉徴収または控除が要求される所持人またはこれらの代理人である第三
者への支払の場合。
(ⅲ)
当行の特定株主(カナダ所得税法第18条第5項に定義される。)に該当する本社債権者もしくは
これを代理する第三者に対する支払の場合、または当行の特定株主に該当する者との間で独立当事
者間取引を行っていない本社債権者もしくはこれを代理する第三者への支払の場合。
(ⅳ)
かかる源泉徴収または控除が、個人に対する支払に対して課され、かつ、貯蓄所得の課税に関す
るヨーロッパ連合指令2003/48/EC、またはかかる指令を施行し、かかる指令に準拠し、もしくはか
かる指令を遵守するために導入された法律に従ってなされることが要求される場合。
(ⅴ)
本社債または利札を欧州連合の加盟国内の他の支払代理人に対して呈示すればかかる源泉徴収ま
たは控除を回避することができたであろう当該本社債または利札の所持人により(またはこれらの
者のために)呈示された場合。
(ⅵ)
関連日(以下に定義する。)の後30日を過ぎて本社債が支払呈示された場合。ただし、かかる30
日の期間の最終日に当該本社債が支払呈示されていれば、当該本社債の所持人が、当該追加額を受
領する権利を有していたであろう場合。
(ⅶ)
合衆国内国歳入法第1471条から第1474条の規定、かかる規定に関する現在もしくは将来の規則も
しくは公式解釈、合衆国内国歳入法第1471条b項に基づき締結される協定、または合衆国内国歳入法
のかかる規定の実施に関連して締結される政府間協定に基づき採択される財務もしくは規制に関す
る法律、規則もしくは慣習(現在有効であるものかまたはその時々で公布され改正されるものであ
るかを問わない。)(以下「FATCA源泉徴収税規則」という。)に基づき賦課または徴収される源泉
徴収税または控除のための支払の場合。
「関連日」とは、すべての本社債または利札に関して、それらの支払に関する最初の支払期日、また
は当該支払期日までに発行兼支払代理人が支払金額の全額を受領しなかった場合は、当該金額の全額が
受領されて本社債権者に対する支払に供され、下記「8.通知」に従いその旨が所持人に対して適正に
通知された日をいう。
― 8 ―
(2) 日本国の租税
本社債に投資しようとする申込人は、各申込人の状況に応じて、本社債に投資することによるリス
クや本社債に投資することが適当か否かについて各自の財務・税務顧問に相談する必要がある。
(ⅰ)本社債は、特定口座において取り扱うことができる。
(ⅱ)日本国の居住者が支払を受ける本社債の利息は、それが国内における支払の取扱者を通じて支払わ
れる場合には、日本国の租税に関する現行法令(以下「日本国の税法」という。)上、所得税、復
興特別所得税および住民税の合計である源泉所得税が課される。さらに、日本国の居住者は、申告
不要制度または申告分離課税を選択することができ、申告分離課税を選択した場合、所得税、復興
特別所得税および住民税を合計した税率が適用される。日本国の内国法人が支払を受ける本社債の
利息は、それが国内における支払の取扱者を通じて支払われる場合には、日本国の税法上、所得税
および復興特別所得税の合計である源泉所得税が課される。当該利息は当該法人の課税所得に含め
られ、日本国の所得に関する租税の課税対象となる。ただし、当該法人は当該源泉所得税額を、一
定の制限の下で、日本国の所得に関する租税から控除することができる。
(ⅲ)本社債の譲渡または償還による損益のうち、日本国の居住者に帰属する譲渡益または償還差益は、
所得税、復興特別所得税および住民税を合計した税率による申告分離課税の対象となる。ただし、
特定口座のうち当該口座内で生じる所得に対する源泉徴収を日本国の居住者が選択したもの(源泉
徴収選択口座)における本社債の譲渡または償還による所得は、確定申告を不要とすることができ、
その場合の源泉徴収税率は、申告分離課税における税率と同じである。また、内国法人に帰属する
譲渡損益または償還差損益は当該法人のその事業年度の日本国の租税の課税対象となる所得の金額
を構成する。
(ⅳ)日本国の居住者は、本社債の利息、譲渡損益および償還差損益について、一定の条件で、他の債券
や上場株式等の譲渡所得、利子所得および配当所得と損益通算および繰越控除を行うことができる。
(ⅴ)外国法人の発行する債券から生ずる利息および償還差益は、日本国に源泉のある所得として取り扱
われない。したがって、本社債に係る利息および償還差益で、日本国に恒久的施設を持たない日本
国の非居住者および外国法人に帰属するものは、通常日本国の所得に関する租税は課されない。同
様に、本社債の譲渡により生ずる所得で、日本国に恒久的施設を持たない日本国の非居住者および
外国法人に帰属するものは、日本国の所得に関する租税は課されない。
8. 通
知
本社債権者に対する通知は、ロンドンにおいて一般に刊行されている主要な日刊新聞(フィナンシャ
ル・タイムズが予定されている。)に掲載されたとき、または(仮大券もしくは恒久大券により表章され
る本社債の場合は)関連のある金融商品取引所その他の機関の規則により許容されている場合には、ユー
ロクリアおよびクリアストリーム・ルクセンブルク(それぞれ下記「11.その他 (6)社債券の様式」に定
義する。)ならびに/またはその他の該当する決済機関に対して(それらの機関がそれらの帳簿に実質的
な本社債権者として記載されている者に連絡するために)交付されたときに、有効になされたものとみな
される。かかる通知は、最初の掲載日(複数の新聞への掲載が必要な場合には、必要なすべての新聞に掲
載された最初の日)または場合によりユーロクリアおよびクリアストリーム・ルクセンブルクならびにそ
の他の該当する決済機関に対する当該交付の日から第4番目に到来する平日に有効になされたものとみな
― 9 ―
される。利札の所持人は、本項に従い本社債権者に対してなされたすべての通知の内容について、あらゆ
る目的のために、これを了知したものとみなされる。
9. 消 滅 時 効
適用ある法律上の制限に従い、当行の本社債の元利金の支払義務は、その支払に関する関連日から2年
以内に本社債または(場合により)利札が支払のために呈示されない場合には、消滅する。
10. 準拠法
発行および支払代理契約、本社債ならびに本社債に関する利札は、オンタリオ州法および適用あるカナ
ダの連邦法に準拠し、これに従って解釈されるものとする。
11. そ の 他
(1) 代り券の発行
本社債券または利札が紛失、盗失、毀損、汚損または滅失した場合には、適用ある一切の法律に従い、
請求者が当該代替に関して生じた費用を支払ったときに、当行および代替代理人(以下に定義する。)
が要求する証拠、担保および補償その他に関する条件の下で、発行兼支払代理人または支払代理人(以
下「代替代理人」という。)の所定の事務所において代り券を発行することができる。毀損または汚損
した本社債券および利札は、代り券が交付される前に引渡されなければならない。
(2) 追 加 発 行
当行は、本社債権者または利札の所持人の同意を得ることなく、本社債とともにひとつのシリーズを
構成するように、本社債とすべての点(または初回の利払および/もしくは券種以外のすべての点)に
おいて同一の要項を有する証書、社債またはディベンチャーを随時成立させ、または発行することがで
きる。
(3) 権利放棄および救済
本社債権者による本社債の要項における権利の不行使および権利行使の遅滞は、当該権利の放棄とみ
なされず、また1回の権利行使または部分的な権利行使により、当該権利のその他の行使もしくは将来
における行使または他の権利の行使が妨げられることはないものとする。本社債の要項における権利は、
法令に定められた他の全ての権利に付加して認められるものである。いかなる場合においても、通知や
要求がなされたことにより、同一もしくは類似のまたはその他の状況で、かかる通知または要求なくし
て他の行動を取る権利を放棄したとはみなされない。
(4) 帰属すべき支店
カナダ銀行法の目的において、カナダ、オンタリオ州トロント、ベイ・ストリート200に位置する当行
のトロント本支店が、本社債によって証される、カナダ銀行法における預金債務が帰属する支店(以下
「帰属支店」という。)となる。帰属支店にかかわらず、本社債は当行の債務である。
本社債は、帰属支店において先に支払呈示がなされなくとも支払われる。
― 10 ―
(5) 発行および支払代理契約
本社債は、当行、発行兼主支払代理人および主証書代理人および新株引受代理人(以下「発行兼支払
代理人」といい、かかる表現はかかる地位におけるザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
ン支店の承継人を含むものとする。)としてのザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
ロンド
ロンドン支
店ならびに登録機関としてのザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(ルクセンブルク)エス・エイ
との間の、2015年6月8日付修正再規定発行および支払代理契約(追加で修正、補完または代替された
場合にはそれらを含み、以下「発行および支払代理契約」という。)に基づいて発行される。「支払代
理人」という表現は、発行兼支払代理人ならびに本プログラムまたは本社債のいずれかに関して、発行
および支払代理契約に従って任命される追加の支払代理人を含むものとする。
(6) 社債券の様式
本社債は、利札が付されていない仮大券(以下「仮大券」という。)の形で当初発行され、仮大券は
本社債の当初の発行日以前にユーロクリア・システムのオペレーターとしてのユーロクリア・バンク・
エス・アー/エヌ・ヴェー(以下「ユーロクリア」という。)およびクリアストリーム・バンキング・
エス・アー(以下「クリアストリーム・ルクセンブルク」という。)の共通の預託機関に預託される。
本社債は仮大券によって表章されるものの、交換日(以下に定義する。)以前に支払われるべき本社
債に関する元本、利息(もしあれば)およびその他の金額の支払は、合衆国財務省規則が定めるところ
により、本社債の実質的所有者が米国連邦所得税の対象となる米国人または米国人への転売のために購
入した者でない旨の証明書がユーロクリアおよび/またはクリアストリーム・ルクセンブルクより受領
され、ユーロクリアおよび/またはクリアストリーム・ルクセンブルクが(受領した証明書に基づい
て)同様の証明書を発行兼支払代理人に付与した場合に限り、仮大券の呈示および提出と引換えに行わ
れる。
仮大券が発行されてから40日が経過した日(以下「交換日」という。)以降、かかる仮大券上の持分
は、上記の実質的所有者の非米国人証明書の提出と引換えに、仮大券に記載される方法での請求があっ
た場合、利札が付されていない恒久大券(以下「恒久大券」という。)上の持分と(所持人の費用負担
なくして)交換可能となる。仮大券の所持人は、正当な証明を行なったにも関わらず、仮大券の恒久大
券の持分または確定社債券との交換が不当に留保または拒絶された場合を除き、交換日以降、支払期日
を迎えた元本、利息またはその他の金額の支払を受ける権利を有しない。
恒久大券に関する元本、利息(もしあれば)またはその他の金額の支払は、ユーロクリアおよび/ま
たはクリアストリーム・ルクセンブルクを通じて、証明書の提出を条件とせず、恒久大券の呈示または
(場合により)提出と引換えに行われる。
恒久大券は、次のいずれかの場合に限り、その全部(一部は不可)が本社債の確定社債券(該当する
場合は利札を付したもの。)と(所持人の費用負担なくして)交換される。
(a) 本社債のいずれかについて、債務不履行事由が生じた場合。
(b)
ユーロクリア、クリアストリーム・ルクセンブルクまたはその他の関連する決済機関が、(公的
な休日による場合を除き)14日間継続して営業を停止し、または廃業する旨を宣言しもしくは実際
に廃業し、かつ当行がかかる事由の発生から90日以内に適切な承継者を指定することができない場
合。
― 11 ―
本社債が、ユーロクリアおよび/またはクリアストリーム・ルクセンブルクの代わりに保有される大
券により表章される限りにおいて、当該時点においてユーロクリアもしくはクリアストリーム・ルクセ
ンブルクの名簿に特定の額面金額の当該本社債の所持人として登録されている者(ユーロクリアもしく
はクリアストリーム・ルクセンブルクを除く。)(この場合、いずれかの者の口座に貸記されている本
社債の額面金額に関してユーロクリアもしくはクリアストリーム・ルクセンブルクが発行した証明書ま
たはその他の書類は、明白なまたは立証された誤りがある場合を除き、すべての点において最終的で拘
束力を有する。)は、当行、発行兼支払代理人およびその他の支払代理人によりすべての点(本社債の
元利金の支払に関する事項を除く。かかる事項については、大券の条項に従い、関連する仮大券および
/または恒久大券の所持人が、当行、発行兼支払代理人および支払代理人により当該額面金額の当該本
社債の所持人として取扱われるものとし、「本社債の所持人」およびこれに関連する用語はこれに従っ
て解釈される。)において当該額面金額の本社債の所持人として取扱われる。大券により表章される本
社債は、ユーロクリアまたはクリアストリーム・ルクセンブルクまたはその他の決済機関の現行の規則
および手続に従ってのみ、これを譲渡することができる。
(7) 支払代理人
本社債に関する当初の支払代理人およびその当初の所定の事務所は、以下のとおりである。
支払代理人:
ザ・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン
ロンドン支店
(The Bank of New York Mellon, London Branch)
英国ロンドン E14 5AL ワン・カナダ・スクエア
(One Canada Square, London E14 5AL, United Kingdom)
当行は、支払代理人(発行兼支払代理人を含む。)の指名の変更または終了および追加の支払代理人
またはその他の支払代理人の指名を随時行う権利を有する。ただし、以下の者を常置することを条件と
する。
(ⅰ) 発行兼支払代理人
(ⅱ) 確定社債券が発行され、かかる確定社債券が残存する間、ヨーロッパ大陸の都市に所定の事務所
を有する支払代理人(発行兼支払代理人でもよい。)および
(ⅲ) 貯蓄所得の課税に関するヨーロッパ連合指令2003/48/EC、またはかかる指令を施行し、かかる指
令に準拠し、もしくはかかる指令を遵守するために導入された法律に従って源泉徴収または控除
されることを義務付けられることのないヨーロッパ連合加盟国の支払代理人
支払代理人は、それぞれの所定の事務所を同一の都市内の他の所定の事務所に随時変更する権利を有
する。支払代理人またはその所定の事務所の一切の変更に関する本社債権者への通知は、当行により、
上記「8.通知」に従ってすみやかに行われる。
支払代理人は、当行の代理人としてのみ行為し、発行および支払代理契約またはそれぞれの支払代理
人の指名に関して締結されたその他の契約に定める場合を除き、本社債権者または利札の所持人に対し
て義務を負わず、本社債権者または利札の所持人と代理または信託関係を持たない。各支払代理人は、
発行および支払代理契約または支払代理人の指名に関して締結されたかもしくは当該契約に付随するそ
の他の契約によって明示的に課された義務または債務の履行についてのみ責任を負う。
― 12 ―
(8) 通 貨 補 償
本社債に関して当行により支払われるべき一切の金額(損害を含む。)の計算および支払は、本社債
の表示通貨(以下「約定通貨」という。)のみによって行われる。本社債権者または利札の所持人に対
して当行から支払われるべき旨が明示された一切の金額に関し、本社債権者または利札の所持人が当行
から約定通貨以外の通貨によって受領または回収した金額は、(いずれかの法域の裁判所の判決もしく
は命令またはその執行の結果であるか否かを問わず)当該本社債権者または利札の所持人が当該受領ま
たは回収の日(当該受領または回収の日に購入することが実務上不可能な場合には、かかる購入が実務
上可能となった最初の日)において当該受領または回収した金額をもって購入することができた約定通
貨額の限度でのみ当行の義務の履行となる。そのように購入した金額が、当該本社債権者および利札の
所持人に対して支払われるべき旨が明示された約定通貨額を下回る場合には、当行は当該本社債権者ま
たは利札の所持人に対して当該本社債権者または利札の所持人が蒙った一切の損失を補償するものとす
る。当行は、いかなる場合も、各本社債権者または利札の所持人に対してかかる購入のために要した合
理的な範囲の費用を補償するものとする。これらの補償は、当行の他の債務から独立した別個の債務で
あり、別個独立の請求原因となり、本社債権者または利札の所持人が支払を猶予したか否かを問わず適
用され、あらゆる判決、命令、請求または本社債もしくは判決もしくは命令に関する支払金額が確定し
ていることについての証明にかかわらず完全に有効に存続する。上記の一切の損失は、当該本社債権者
または利札の所持人が蒙った損失であるとみなされ、当行により実際の損失に関する証明を要求される
ことはない。
<本社債以外の社債に関する情報>
第1 【募集要項】
該当事項なし。
第2 【売出要項】
以下に記載するもの以外については、有価証券を売出しにより取得させるに当たり、その都度「訂正発行
登録書」又は「発行登録追補書類」に記載します。
1 【売出有価証券】
【売出社債(短期社債を除く。)】
未定。
2 【売出しの条件】
未定。
― 13 ―
第二部 【参照情報】
第1 【参照書類】
会社の概況及び事業の概況等法第5条第1項第2号に掲げる事項については、以下に掲げる書類を参照す
ること。
1【有価証券報告書及びその添付書類】
事業年度(2015年度)(自 平成26年11月1日 至 平成27年10月31日)
平成28年2月25日関東財務局長に提出
2【四半期報告書又は半期報告書】
事業年度(2016年度中)(自 平成27年11月1日 至 平成28年4月30日)
平成28年7月15日関東財務局長に提出
3【臨時報告書】
1の有価証券報告書提出後、本訂正発行登録書提出日(平成28年3月25日)までに、金融商品取引法
第24条の5第4項および企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第1号の規定に基づき、臨
時報告書を平成28年3月25日に関東財務局長に提出
4【外国会社報告書及びその補足書類】
該当事項なし。
5【外国会社四半期報告書及びその補足書類並びに外国会社半期報告書及びその補足書類】
該当事項なし。
6【外国会社臨時報告書】
該当事項なし。
7【訂正報告書】
上記1の有価証券報告書につき、有価証券報告書の訂正報告書を平成28年9月12日に関東財務局長に
提出
上記2の半期報告書につき、半期報告書の訂正報告書を平成28年9月12日に関東財務局長に提出
― 14 ―
第2 【参照書類の補完情報】
上記に掲げた参照書類としての有価証券報告書および半期報告書(それぞれの訂正報告書を含む。以下
「有価証券報告書等」という。)の「事業等のリスク」に記載された事項について、有価証券報告書等の提
出日以後、本訂正発行登録書提出日(平成 28 年9月 14 日)までの間において重大な変更はなく、新たに記
載する重大な事項も存在しない。
また、有価証券報告書等には将来に関する事項が記載されているが、本訂正発行登録書提出日現在、当該
事項に係る当行の判断に重大な変更はない。
第3【参照書類を縦覧に供している場所】
該当事項なし。
第三部【保証会社等の情報】
該当事項なし。
― 15 ―
「参照方式」の利用適格要件を満たしていることを示す書面
会
社
名
代表者の役職氏名
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、トレジャラー
ジェームズ・サーレム
ヴァイス・プレジデント、コーポレート・トレジャリー
デビッド・M・パワー
1
当社は1年間継続して有価証券報告書を提出している。
2 当社は、本邦において発行登録書の提出日(平成 26 年 10 月 22 日)以前5年間にその募集
又は売出しに係る有価証券届出書又は発行登録追補書類を提出することにより発行し、又
は交付された社債券の券面総額又は振替社債の総額が 100 億円以上である。
(参考)
(平成 24 年5月 11 日(受渡期日)の売出)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2015 年5月 11 日満期期限前償還条項
日経平均株価連動
ノックイン条項付
円建社債
売出券面総額又は売出振替社債の総額
1,700,000,000 円
(平成 24 年7月 27 日(受渡期日)の売出)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2015 年7月 27 日満期期限前償還条項
ボーナスクーポン条項付
ノックイン条項付
日経平均株価連動
売出券面総額又は売出振替社債の総額
円建社債
1,950,000,000 円
(平成 24 年7月 27 日(受渡期日)の売出)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2015 年7月 27 日満期早期償還条項付
ノックイン型日経平均株価連動 円建社債(愛称:パワーリターン日経平均 1207)
売出券面総額又は売出振替社債の総額
― 16 ―
2,000,000,000 円
(平成 24 年8月 24 日(受渡期日)の売出)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2015 年8月 24 日満期
早期償還条項付
ノックイン型日経平均株価連動 円建社債(愛称:パワーリターン日経平均 1208)
売出券面総額又は売出振替社債の総額
3,355,000,000 円
(平成 24 年8月 24 日(受渡期日)の売出)
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
2015 年8月 24 日満期期限前償還条項
ノックイン条項
ボーナスクーポン条項付
売出券面総額又は売出振替社債の総額
合計額
日経平均株価連動
円建社債
2,040,000,000 円
11,045,000,000 円
― 17 ―
事業内容の概要および主要な経営指標等の推移
1. 事業の内容
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(以下「当行」という。)は、カナダ最大の銀行であり、時価総額
においては世界最大手の一行である。当グループは、北米屈指の多角的金融サービス会社であり、個人
向けおよび企業向け銀行サービス、資産管理サービス、保険サービス、投資家サービスならびに資本市
場商品およびサービスを、世界規模で提供している。従業員は、常勤およびパートタイムを合わせて
80,000人超であり、カナダ、米国および世界36ヶ国のオフィスで、16百万超の個人、民間および公共部
門ならびに法人顧客のために働いている。
当グループの5つのセグメントおよびコーポレート・サポートの概要は以下のとおりである。
パーソナル&コマーシャル・バンキングは、個人向け・企業向け銀行業務、ならびに自動車ローンお
よびリテール投資業務(オンライン・ディスカウント・ブローカー・チャネルを含む。)からなり、カ
ナディアン・バンキングおよびカリブ海地域&米国バンキングの2つの事業を通じて業務を行っている。
カナダ、カリブ海地域および米国における13.5百万人超の個人、法人顧客および機関投資家にサービス
を提供している。カナダにおいては、多数の支店、現金自動預払機(ATM)、オンライン、モバイルおよ
びテレホン・バンキングのネットワークを通じて、また多くの独自の販売員を通じて、多種多様な金融
商品およびサービスを提供している。カリブ海地域においては、目標市場の個人および法人顧客ならび
に公的機関に対して、幅広い金融商品およびサービスを提供している。米国においては、オンライン・
チャネルを通じて米国内のカナダ人顧客のクロス・ボーダー・バンキング・ニーズに対応している。
ウェルス・マネジメントは、カナディアン・ウェルス・マネジメント、USウェルス・マネジメント(シ
ティ・ナショナルを含む。
)
、インターナショナル・ウェルス・マネジメント、およびグローバル・アセ
ット・マネジメント(GAM)からなる。ウェルス・マネジメントは、世界の目標市場における個人およ
び機関顧客にサービスを提供している。ウェルス・マネジメントは、主としてカナダ、米国、英国、チ
ャンネル諸島およびアジアを中心とした主要な金融センターに所在する当グループのオフィスから、富
裕層(HNW)および超富裕層(UHNW)の顧客に対し、包括的な投資、信託、銀行、信用およびその他の
資産管理・運用サービスを提供している。また、当グループの資産管理・運用グループであるグローバ
ル・アセット・マネジメント(ブルーベイ・アセット・マネジメント(ブルーベイ)を含む。)は、投
資運用サービスにおいては世界トップの地位を確立し、機関投資家に対して直接、また個人顧客に対し
ては当グループの販売ルートおよび第三者販売業者を通じて、投資戦略および資金ソリューションの提
供を行っている。2015年11月2日、当グループはシティ・ナショナル・コーポレーション(シティ・ナ
ショナル)の買収を完了し、これにより当グループの既存の米国における事業および商品提供が強化・
補完される。
インシュアランスは、カナダおよび世界における業務からなり、生命、医療、住宅、自動車、旅行、
貯蓄、団体および再保険に係る商品およびソリューションを幅広く提供するカナディアン・インシュア
ランスおよびインターナショナル・インシュアランスの2つの事業ラインにより営業を行っている。カ
ナダにおいては、リテール保険店舗、現場の販売員、相談センターおよびオンラインを含む現場の販売
力により構成される当グループ独自の販売窓口、ならびに独立の保険アドバイザーおよび親和的な取引
先との関係を通じて、商品およびサービスを提供している。カナダ以外では、世界の再保険市場におい
て業務を行い、生命、損害および年金再保険商品を提供している。
インベスター&トレジャリー・サービスは、世界の金融機関およびその他の機関投資家に対して、資
産管理・運用およびトレジャリー・サービス、証券保管、支払い、ならびにトランザクション・バンキ
ングを提供する専門サービス・プロバイダーである。証券保管、投資顧問、資金調達その他のサービス
を提供することで、顧客の資産を保護し、流動性を最大化し、複数の法域にわたるリスクを管理してい
― 18 ―
る。また、RBCの短期的な資金調達および流動性管理も行っている。当グループは、北米、ヨーロッパ
およびアジア太平洋にオフィスのネットワークを有するグローバル・カストディアンである。世界最大
級のグローバル・カストディアンと競合しながらも、当グループは資産管理・運用に主眼を置いた専門
サービス・プロバイダーであり続け、トランザクション・バンキング業務は主としてカナダの大手銀行
と競合している。
キャピタル・マーケッツは、世界の公開会社および未公開会社、機関投資家、政府および中央銀行に
対して、当グループの2大事業ライン、コーポレート&インベストメント・バンキングおよびグローバ
ル・マーケッツを通じて、幅広い資本市場商品およびサービスを提供している。レガシー・ポートフォ
リオは、アザーに分類されている。
北米においては、企業向けおよび投資銀行業務、エクイティおよびデット・オリジネーションならび
に販売、ならびにストラクチャリングおよびトレーディング等、あらゆる商品およびサービスを提供し
ている。カナダにおいては、主としてカナダの銀行と競合しており、世界的投資銀行としては第1位で、
すべての資本市場事業ラインにおいて戦略的プレゼンスを有する市場リーダーである。米国においては、
業種全体および投資銀行商品のすべてをカバーしており、米国および世界の大手投資銀行ならびに地域
の中小企業と競合している。北米以外では、英国およびヨーロッパならびにその他の国々の主要な地域
において有意なプレゼンスを有しており、エネルギー、鉱業およびインフラ等の主要な専門分野におい
て様々なサービスを提供するとともに、ヨーロッパの工業、消費者および医療の分野にも進出した。英
国およびヨーロッパにおいては、主要な専門分野において、世界および地域の投資銀行と競合している。
その他の国々においては、オーストラリア、アジアおよびカリブ海地域における債券販売、為替取引、
ならびに企業向けおよび投資銀行業務からなる主要な商品において、世界および地域の投資銀行と競合
している。
コーポレート・サポートは、顧客に商品およびサービスを効率的に提供するために必要となる技術的
および業務的基盤を提供するテクノロジー&オペレーションズ・グループならびに財務、人事、リスク
管理、内部監査およびその他の機能を含むファンクションズ・グループによって構成されている。
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
インベスター&トレジ
キャピタル・
パーソナル&コマーシ
ウェルス・マネジメント
インシュアランス
ャリー・サービス
マーケッツ
ャル・バンキング
・カナディアン・バ ・カナディアン・ウェル ・カナディアン・
・コーポレート&
ンキング
ス・マネジメント
インシュアラン
インベストメン
・カリブ海地域&米 ・USウェルス・マネジメ
ス
ト・バンキング
国バンキング
ント(シティ・ナショ ・インターナショ
・グローバル・マ
ナルを含む。)
ナル・インシュ
ーケッツ
・インターナショナル・
アランス
・アザー
ウェルス・マネジメン
ト
・グローバル・アセット・
マネジメント
コーポレート・サポート
・テクノロジー&オペレーションズ・グループ
・ファンクションズ・グループ
競合
当グループが2015年10月31日現在、競合している主要な市場は以下のとおりである。
当グループの競合にはカナダの他のスケジュールⅠ銀行も含まれており、当グループは、新規の事業
分野において拡大しているため、当グループの競合相手の幅も拡大し、従来金融機関、投資顧問会社、
― 19 ―
ブローカー、投資ディーラー、個人ブローカー、投資信託会社、世界のプライベート・バンク、資産管
理・運用会社、証券代行業者、保険会社、インターネット銀行ならびに専門金融サービス業者によって
提供されていた商品およびサービスを提供する他のカナダの銀行、信託銀行、外国銀行、自動車ローン
会社、信用組合、ならびに庶民金庫および企業が含まれるようになった。主要な競合要因には、提供さ
れた金融商品およびサービスの幅および特性、価格、販売ならびにサービスの質が含まれる。
パーソナル&コマーシャル・バンキング
カナダ国内では、当グループは、その他のスケジュールⅠ銀行、独立信託銀行、外国銀行、信用組合、
庶民金庫および自動車ローン会社と競合している。この競争環境の中、当グループはリテール向けおよ
び企業向けのあらゆる主要な金融商品カテゴリーにおいてトップクラス(第1位または第2位)の市場
シェアを誇り、カナダ中に最大の支店ネットワーク、最多のATMおよび最大のモバイル販売ネットワー
クを有している。カリブ海地域においては、リテールおよび法人ならびに公的機関を顧客とする銀行、
信託会社および投資運用会社と競合している。英国領カリブ海地域においては、17の国と地域に79の支
店を有し、第2位の資産シェアを維持している。米国内においては、主に米国内で業務を行う他のカナ
ダの金融機関と競争している。
ウェルス・マネジメント
当グループは、国内の銀行および信託会社、投資顧問会社、銀行系フルサービス・ブローカーおよび
専門ブローカー、ミューチュアル・ファンド会社ならびに世界のプライベート・バンクと競合している。
カナダにおいては、今後も銀行系の資産管理・運用会社が主要プレーヤーとなる。
米国における営業環境は細分化され、きわめて競争が激しい。米国には約4,000人のブローカーディ
ーラーが登録しており、独立、地域およびグローバルのプレーヤーで構成される。以前に発表されたと
おり、当グループはシティ・ナショナルの買収を2015年11月2日に完了し、2016年度第1四半期からUS
ウェルス・マネジメントおよびシティ・ナショナルを1つの事業分野に統合した。
インターナショナル・ウェルス・マネジメント事業の競争相手は、世界の資産管理・運用会社、旧来
のオフショア・プライベート・バンク、国内の資産管理・運用会社および米国の投資主導型の個人顧客
業務である。2014年度第4四半期に、当グループは、当グループの国際業務を、保守的なリスク特性に
合った持続可能で利益性の高い事業にするための再編プログラムを発表した。
当グループのグローバル・アセット・マネジメント事業は、カナダにおいては、銀行、保険会社、資
産管理・運用会社および専門会社と競合している。カナダの資金運用業界は大規模で成熟しているが、
依然として比較的細分化された状態である。米国の資産管理・運用業務は、主として機関投資家に対し
て投資運用ソリューションおよびサービスを提供しており、独立系の資産管理・運用会社ならびに国内
および国際銀行ならびに保険会社の資産管理・運用部門と競合している。国際的には、当グループのア
セット・マネジメント業務は、国際銀行の資産管理・運用部門ならびに当グループが業務を行う地域に
おける国内、地域および専門資産管理・運用会社と競合している。
インシュアランス
カナダにおいて当グループのカナディアン・インシュアランス業務は、200社超の保険会社と競合し
ている。これらの企業の大部分は生命および医療または損害保険のいずれかを専門とする。当グループ
― 20 ―
のカナディアン・インシュアランス業務は、身体障害保険商品においては市場首位であり、生命および
旅行保険商品においては重要な地位を確保しており、住宅、自動車保険および富裕層市場におけるプレ
ゼンスも高まっている。
当グループのインターナショナル・インシュアランス業務は、主として再保険業務である。世界の再
保険市場は、少数の大手が独占しており、特に米国、英国およびユーロ圏におけるプレゼンスが顕著で
ある。再保険業界は競争が激しいが、参入障壁は依然として高い。
インベスター&トレジャリー・サービス
世界最大級のグローバル・カストディアンと競合しながらも、当グループは資産管理・運用に主眼を
置いた専門サービス・プロバイダーであり続け、トランザクション・バンキング業務は主としてカナダ
の大手銀行と競合している。
キャピタル・マーケッツ
カナダにおいては、キャピタル・マーケッツ業務は、主としてカナダの銀行と競合しており、世界的
投資銀行としては第1位で、すべての資本市場事業ラインにおいて戦略的プレゼンスを有する市場リー
ダーである。米国においては、業種全体および投資銀行商品のすべてをカバーしており、米国および世
界の大手投資銀行ならびに地域の中小企業と競合している。北米以外では、英国およびヨーロッパなら
びにその他の国々の主要な地域において有意なプレゼンスを有しており、エネルギー、鉱業およびイン
フラ等の主要な専門分野において様々な機能を提供するとともに、ヨーロッパの工業、消費者および医
療の分野に進出した。英国およびヨーロッパにおいては、主要な専門分野において、世界および地域の
投資銀行と競合している。その他の国々においては、オーストラリア、アジアおよびカリブ海地域にお
ける債券販売、為替取引、ならびに企業向けおよび投資銀行からなる主要な商品において、世界および
地域の投資銀行と競合している。
― 21 ―
2. 主要な経営指標等の推移
以下の表は、表示された期間および日付現在のRBCの主要な経営指標の推移を示すものである。
(10月31日に終了した日現在または
当該日に終了した年度)
(単位:百万カナダドル(1株当た
りの項目の値、数および%表示の
値数を除く。))
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
(1)
22,729
22,019
21,148
20,769
20,813
支払利息(1)
7,958
7,903
7,899
8,330
9,456
受取利息純額(1)
14,771
14,116
13,249
12,439
11,357
利息以外の収益(1)
20,550
19,992
17,433
16,708
16,281
収益合計(1)
35,321
34,108
30,682
29,147
27,638
継続事業からの税引前純利益
12,623
11,710
10,447
9,586
8,980
-
-
-
10,026
9,004
8,342
7,507
6,444
1,074,208
940,550
859,745
823,954
793,833
62,146
52,690
47,665
43,160
39,702
1,442,935
1,442,553
1,443,735
1,442,167
1,430,722
$ 6.75
$ 6.03
$ 5.53
$ 4.99
$ 4.62
$ 6.75
$ 6.03
$ 5.53
$ 4.96
$ 4.25
$ 3.08
$ 2.84
$ 2.53
$ 2.28
$ 2.08
18.6%
19.0%
19.7%
19.7%
20.3%
4.1%
3.8%
4.0%
4.5%
3.9%
普通株主資本利益率(3),(4)
18.6%
19.0%
19.7%
19.6%
18.7%
Tier1資本(6)
50,541
42,202
37,196
36,807
35,713
総資本(6)
58,004
50,020
44,716
42,347
41,021
Tier1自己資本比率(6),(7)
12.2%
11.4%
11.7%
13.1%
13.3%
総資本比率(6),(7)
14.0%
13.4%
14.0%
15.1%
15.3%
従業員数
(常勤従業員)
72,839
73,498
74,247
74,377
68,480
受取利息
非継続事業からの純損失
当期純利益
総資産(2)
株主に帰属する持分(2)
平均発行済普通株式数-基本的
(単位:千株)
継続事業からの1株当たり利益-基
本的(単位:カナダドル)
1株当たり利益
(単位:カナダドル)
1株当たり配当
(単位:カナダドル)
継続事業における普通株主資本利益
率(3),(4)
配当利回り(5)
― 22 ―
(51)
(526)
(1) 金額は、別段の記載がない限り、継続事業における金額を表わす。
(2) 外貨建て資産および債務は、カナダドルに換算される。
(3) 平均額は、当期の1日の平均残高を概算するための方式を用いて計算されている。これには、普通株主資本利
益率、リスク資本利益率、平均普通株主資本および平均リスク資本が含まれる。
(4) これらの数値は、一般に公正妥当と認められる会計原則(GAAP)に基づく標準的な意味を持たず、その他の金
融機関が開示する類似の基準と比較できない場合がある。
(5) 1株当たりの配当を該当期間中の株価の最高値および最安値の平均で除したものとして定義されている。
(6) 資本および自己資本比率は、バーゼルⅢの枠組みに基づき金融機関監督庁(OSFI)の自己資本充実度(CAR)
を使用して計算されている。上記に表示される自己資本比率は「オールイン」ベースを用いて計算されている。
(7) 国際的金融機関との比較可能性を高めるため、2015年10月31日現在、当グループのTier1比率および総自己資
本比率の暫定値は、それぞれ、12.2%および13.9%である。暫定値とは、本年度において段階的に導入される
規制調整および段階的に廃止される不適格な資本商品にしたがって計算された数値を示す。
― 23 ―
以下の表は、表示された期間および日付現在のRBCの主要な経営指標の推移を示すものである。
(単位:百万カナダドル(1
株当たりの項目の値およ
び%表示の値数を除く。))
当該日付または
当該日に終了した6ヶ月間
2016年
2015年
2014年
4月30日
4月30日
4月30日
受取利息
12,057
11,259
10,870
支払利息
3,836
4,071
3,961
受取利息純額
8,221
7,188
6,909
利息以外の収益
10,664
11,286
9,827
収益合計
18,885
18,474
16,736
税引前利益
6,351
6,551
5,669
純利益
5,020
4,958
4,293
1,150,357
1,032,172
895,896
67,538
56,431
50,183
1,486,871
1,442,339
1,442,769
資産合計(1)
(1)
株主に帰属する持分
平均発行済普通株式数
-基本的(単位:千株)
基本的1株当たり利益
(単位:カナダドル)
1株当たり配当
(単位:カナダドル)
配当利回り(2)
$
3.26
$
3.34
$
2.86
$
1.60
$
1.52
$
1.38
4.5%
3.9%
3.9%
15.8%
19.3%
18.6%
Tier1自己資本(5)
51,807
45,989
39,725
総資本(5)
61,312
53,932
46,237
普通株式等Tier1資本(CET
1)比率(5)(6)
10.3%
10.0%
9.7%
Tier1自己資本比率(5)(6)
11.9%
11.6%
11.4%
14.0%
13.5%
13.2%
普通株主資本利益率(3)(4)
(5)(6)
総自己資本比率
従業員数
76,300
73,136
74,063
(常勤従業員)
(1) 外貨建て資産および債務は、カナダドルに換算される。
(2) 普通株式の1株当たり配当を、当該期間の最高株価および最低株価の平均値で除した額として定義される。
(3) 平均額は、当期の1日の平均残高を概算するための方式を用いて計算されている。これには、普通株主資本利
益率(ROE)および平均普通株主資本が含まれる。詳細については、2016年7月15日に提出した当グループの
2016年4月30日に終了した期間に関する半期報告書の「第一部 第3 7 財政状態、経営成績及びキャッシ
ュ・フローの状況の分析」の「主要な業績および非GAAPによる測定」の項を参照のこと。
(4) これらの数値は、一般に公正妥当と認められる会計原則(GAAP)に基づく標準的な意味を持たず、その他の金
融機関が開示する類似の基準と比較できない場合がある。詳細については、2016年7月15日に提出した当グル
ープの2016年4月30日に終了した期間に関する半期報告書の「第一部 第3 7 財政状態、経営成績及びキ
ャッシュ・フローの状況の分析」の「主要な業績および非GAAPによる測定」の項を参照のこと。
(5) 資本および自己資本比率は、バーゼルⅢの枠組みに基づき金融機関監督庁(OSFI)の自己資本充実度を使用し
て計算されている。
(6) 国際的金融機関との比較可能性を高めるため、2016年4月30日現在、当グループの普通株式等Tier1(CET1)
比率、Tier1比率および総自己資本比率の暫定値は、それぞれ、11.6%、12.1%および14.2%である。暫定値
とは、本年度において段階的に導入される規制調整および段階的に廃止される不適格な資本商品にしたがって
計算された数値を示す。
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